ドルチェモア(競走馬)

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ドルチェモア
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写真一覧
抹消  鹿毛 2020年2月21日生
調教師高橋一哉(栗東)
馬主株式会社 スリーエイチレーシング
生産者下河辺牧場
生産地日高町
戦績15戦[3-0-0-12]
総賞金11,154万円
収得賞金5,500万円
英字表記Dolce More
血統 ルーラーシップ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
エアグルーヴ
アユサン
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
バイザキャット
兄弟 アップストリームエンギダルマ
市場価格
前走 2024/11/09 東京中日S杯武蔵野S G3
次走予定

ドルチェモアの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/11/09 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 1546226.81515** 牡4 57.0 三浦皇成高橋一哉B 474
(+2)
1.46.1 10.147.2エンペラーワケア
24/10/06 東京 10 グリーンCC (L) ダ1600 1612120.51415** 牡4 60.0 西村淳也高橋一哉 472
(+2)
1.37.8 3.639.6④⑤ショウナンライシン
24/09/08 中山 11 京成杯AH G3 芝1600 16714231.31616** 牡4 55.0 北村友一高橋一哉 470
(-4)
1.33.6 2.836.1アスコリピチェーノ
24/03/30 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 16816127.51613** 牡4 56.0 内田博幸上原佑紀 474
(-4)
1.34.3 1.434.3⑭⑬⑬パラレルヴィジョン
24/02/04 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 1623190.51613** 牡4 57.0 石橋脩上原佑紀 478
(+4)
1.33.5 1.433.6⑯⑯サクラトゥジュール
24/01/06 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 18816125.91618** 牡4 56.0 団野大成上原佑紀B 474
(-2)
1.35.7 1.939.0コレペティトール
23/12/09 中京 11 中日新聞杯 G3 芝2000 172334.71217** 牡3 57.0 団野大成上原佑紀 476
(-2)
2.00.3 1.535.5⑥⑥⑧⑧ヤマニンサルバム
23/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16612149.81612** 牡3 56.0 西村淳也須貝尚介 478
(+4)
1.09.0 1.034.8⑩⑩ママコチャ
23/09/10 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 153427.2913** 牡3 55.0 池添謙一須貝尚介 474
(0)
1.08.3 1.133.6⑩⑩テイエムスパーダ
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1848166.91718** 牡3 54.0 坂井瑠星須貝尚介 474
(-2)
1.34.3 2.936.1⑥⑧ソングライン
23/05/07 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 187137.6412** 牡3 57.0 三浦皇成須貝尚介 476
(-6)
1.34.9 1.135.9⑤⑦シャンパンカラー
23/04/08 中山 11 NZT G2 芝1600 16481.717** 牡3 56.0 横山和生須貝尚介 482
(+8)
1.34.3 0.636.6エエヤン
22/12/18 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 17123.111** 牡2 55.0 坂井瑠星須貝尚介 474
(+2)
1.33.9 -0.135.8ダノンタッチダウン
22/10/08 東京 11 サウジRC G3 芝1600 9776.821** 牡2 55.0 横山和生須貝尚介 472
(-8)
1.33.4 -0.233.4グラニット
22/08/20 札幌 5 2歳新馬 芝1500 12563.911** 牡2 54.0 横山和生須貝尚介 480
(--)
1.32.2 -0.535.6ランフリーバンクス

ドルチェモアの関連ニュース

★過去10年で無敗馬が7回優勝 今年は2戦2勝馬4頭、1戦1勝馬1頭が登録

朝日杯フューチュリティSでは、過去10年で無敗馬が7勝を挙げており、2021年ドウデュース、22年ドルチェモア、23年ジャンタルマンタルと目下3年連続で2戦2勝の馬が優勝している。今年はアルテヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)、トータルクラリティ(牡、栗東・池添学厩舎)、ニタモノドウシ(牡、美浦・高木登厩舎)、パンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎)の2戦2勝馬4頭と、12月2日現在で抽選対象となっている1戦1勝のランスオブカオス(牡、栗東・奥村豊厩舎)が登録しているが、今年も無敗馬が勝利を挙げるだろうか。なお、今年実施されたJRA2歳重賞では11レース中9レースで無敗馬が勝利を挙げている(※12月2日現在)。

★新馬→サウジアラビアRCを連勝 武豊騎手とのコンビで臨むアルテヴェローチェ

アルテヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)は、新馬戦→サウジアラビアロイヤルCを連勝して朝日杯FSに出走予定。サウジアラビアRCの勝ち馬はこれまでに5頭が出走し、3勝2着1回3着1回とすべて3着以内に入っているが、アルテヴェローチェはデビューからの連勝を伸ばすことができるだろうか。なお、同馬には新馬戦で騎乗した武豊騎手が2戦ぶりに騎乗予定となっている。

アルテヴェローチェを管理する須貝尚介調教師は今年のJRA2歳戦で、札幌2歳SサウジアラビアRCの重賞2勝を含む12勝を挙げており、斉藤崇史調教師と並び今年のJRA2歳戦最多勝調教師となっている(※12月2日現在)。須貝調教師は2022年にドルチェモアでこのレースを制しているが、2勝目を挙げることができるだろうか。

★新種牡馬のタワーオブロンドン産駒 新馬→京王杯2歳Sを連勝したパンジャタワー

新馬戦→京王杯2歳Sを連勝したパンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎)は、新種牡馬タワーオブロンドンの産駒。タワーオブロンドンは、2017年の朝日杯FSに出走して3着に入っているが、パンジャタワーは父が敗れた朝日杯FSを制すことができるだろうか。同馬には引き続き松山弘平騎手が騎乗予定となっている。なお、新種牡馬の産駒が朝日杯FSを勝てば、05年フサイチリシャール(父クロフネ)以来19年ぶりとなる。

★4年ぶりのJRA・GⅠ制覇を目指す北村友一騎手 新潟2歳Sの覇者トータルクラリティに騎乗予定

新馬戦→新潟2歳Sと芝1600メートル戦を連勝したトータルクラリティ(牡、栗東・池添学厩舎)には、引き続き北村友一騎手が騎乗予定となっている。同騎手は今年、自身初の3週連続JRA重賞制覇を遂げるなどJRA重賞で6勝を挙げているが、クロノジェネシスとのコンビで宝塚記念有馬記念を制した2020年以来4年ぶりのJRA・GⅠ制覇を遂げることができるだろうか。なお、トータルクラリティクロノジェネシスと同じバゴの産駒で、同産駒にはクロノジェネシスが制した21年宝塚記念以来のJRA・GⅠ制覇がかかっている。

★新馬→クローバー賞を連勝して参戦 ディーマジェスティ産駒のニタモノドウシ

新馬戦→クローバー賞を連勝したニタモノドウシ(牡、美浦・高木登厩舎)は、2016年の皐月賞ディーマジェスティの産駒。ディーマジェスティ産駒は現2歳が4世代目だが、まだJRA重賞勝ち馬は出ていない。ニタモノドウシはR・ムーア騎手との新コンビで朝日杯FSに出走予定だが、GⅠを制して父の名を高めることができるだろうか。Vなら、同馬を管理する高木登調教師は16年チャンピオンズCサウンドトゥルー)以来8年ぶりのJRA・GⅠ制覇となり、ムーア騎手はJRA・GⅠ通算10勝目となる。なお、福島デビュー馬が朝日杯FSを勝てば、04年マイネルレコルト以来20年ぶり4頭目となる。




朝日杯FS勝ちドルチェモアが大井へ クイーンC勝ちハーパーは繁殖入り 2024年11月14日(木) 14:07

2022年のGI朝日杯FS、GⅢサウジアラビアRCを勝ったドルチェモア(栗・高橋一、牡4)が14日付で競走馬登録を抹消した。今後は大井競馬に移籍する予定。通算15戦3勝で獲得賞金は1億1154万円。9日の武蔵野S15着が最後のレースとなった。

23年のGⅢクイーンCを勝ったハーパー(栗・友道、牝4)も14日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道・安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。通算12戦2勝で獲得賞金は1億9641万2000円。10日のエリザベス女王杯17着がラストランとなった。

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【デイリー杯2歳S2024ほか】回収率予報ニュース! 2024/11/9(土)版 2024年11月9日() 09:00

≪2024/11/9(土) 買ってはいけない デイリー杯2歳S武蔵野Sほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は回収率予報官プロ提供予想内「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022~23年実績:1,800件中/1着62件/払戻86,900円/回収率48%)

■福島11R ダート1700m 3歳上3勝クラス 15:20 奥羽ステークス
 ⑥ 60% 144.1倍(15) カシノブレンド
 ⑨ 50% 43.4倍(13) グラストンベリー
 ⑩ 50% 41.7倍(12) エスティメート
 ⑬ 60% 29.6倍(11) レッドラマンシュ

■東京11R ダート1600m 3歳上オープン 15:35 G3 武蔵野S
 ⑤ 60% 35.7倍(9) メイショウテンスイ
 ⑥ 50% 102.6倍(14) ドルチェモア
 ⑮ 50% 36.8倍(10) イーグルノワール

■京都11R 芝1600m 2歳オープン 15:45 G2 デイリー杯2歳S
 ② 50% 16.8倍(6) エイヨーアメジスト

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022~23年実績:1,383件中/1着210件/払戻76,850円/回収率56%)

東京02R ⑦ 60% 2.3倍(1) スペードギニー
福島03R ⑤ 60% 5.4倍(2) テーオーシュターデ
福島06R ⑩ 60% 4.2倍(1) グランテレーズ
東京07R ⑧ 60% 5.5倍(2) ミスヨシゼン
東京08R ⑪ 60% 3.3倍(2) ウィンドフォール


≪2024/11/9(土) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォワードアゲン/単勝払戻13,420円)

東京11R ⑧ 90% 106.8倍(15) サヴァ


※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。

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【武蔵野S2024】ROBOTIPの勝率予測 競走馬能力重視予測はマイル戦でもエンペラーワケアを信頼 2024年11月8日(金) 17:00

こんにちは!ROBOTIP開発プロジェクトメンバーの曹操です。

今回の担当は武蔵野S G3です。
曹操ROBOTIPの基本設定は「競走馬」の能力指数を100%とし、適性は「距離適性」と「周回方向適性」のみを配合、補正は「斤量」「調教評価」「厩舎評価」の補正をONにします。

これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。

曹操ROBOTIPが弾き出した武蔵野S全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)
エンペラーワケア  26.99%
ペイシャエス    14.71%
キタノヴィジョン  12.58%

タマモロック    6.25%
サンライズホーク  6.07%
ビヨンドザファザー 5.97%
ペリエール     5.46%
サヴァ       4.62%
メイショウテンスイ 4.44%
ゼットリアン    4.26%
エルゲルージ    4.00%
ショウナンライシン 3.38%
カズペトシーン   0.85%
イーグルノワール  0.41%
ドルチェモア    0.01%

ダートのマイル戦出走は初となりますが、人気が予想されるエンペラーワケアが1頭抜けた首位となりました。平均勝率(15頭立ての場合は6.66%)を上回る馬のみを馬券対象にするので、上位3頭がその対象です。

上位4頭の勝率の差を鑑みて隊列にすると以下の通りです。
 ⑩ >> ⑨ > ③

馬券は⑩エンペラーワケアから対象馬への馬連と3連複、合計10,000円で勝負します。

馬連(ながし)
⑩-③⑨ 各4,000円
3連複
③-⑨-⑩ 2,000円

合計10,000円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
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【武蔵野S2024】逃げ馬の作る展開から推理 東京ダートマイル巧者勢揃いでも、単騎逃げを想定してあの馬から 2024年11月8日(金) 17:00

武蔵野Sは東京ダート1600mで施行のG3。

ユニコーンS(東京)に好走歴をもつペリエールペイシャエスサヴァに加え、タマモロックも舞台巧者で、そこにエニフSを完勝のエンペラーワケアもいる。

このメンバーのなかでいい勝ち方をした馬は、同じコースのG1、来年のフェブラリーSでも期待をもてそう。過去10年のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[1-0-1-8]。馬券に絡んだ2頭は、2016年8番人気1着タガノトネール、2022年7番人気3着バスラットレオン

タガノトネールの年は重馬場、勝ち時計1分33秒8は芝並の時計で、2着のゴールドドリームを振り切ったのはすごいが、ちょっと特殊な条件だった。

バスラットレオンの年は、半マイル48秒0は最も緩い流れ。勝ったギルデッドミラーは上がり最速34秒8と素晴らしい脚を使っている。

東京ダートマイルは、2コーナーのポケットからスタートすると、3コーナーまで640mとかなり長く、はじめの2ハロンは下りになるうえ、武蔵野Sは毎年頭数が揃うので、それほど楽なペースにはならない。

そのうえホームストレッチも長いとなれば、控えた馬のアベレージが高くなる。反対にそのなかで粘った先行勢がいたら、今後注目かもしれない。

▼脚質別成績
逃げ 10.0%  10.0% 20.0%
先行 2.9%  14.3% 25.7%
中団 6.1%  12.1% 13.6%
後方 8.5%  12.8% 21.3%
※数字は左から勝率・連対率・複勝率

中団[4-4-1-57]、後方[4-2-4-4]で、3着以内30頭中19頭を占める。上がり最速馬は[6-1-3-2]で複勝率83.3%。末脚自慢を狙うのがベターと言えそう。

少し気になるのは、逃げ馬がメイショウテンスイくらいしかいないこと。前走は佐賀の交流重賞で大敗したが、2走前のジュライSを逃げ切っている。7戦ぶりの1700mで、32戦ぶりに吉田豊騎手とタッグを組み、33戦ぶりに勝利を挙げた。

1400mを中心に使われ、逃げたり逃げられなかったりで、距離延長でスムーズにハナを叩けた。今回のメンバーでは能力的に厳しい気もするが、単騎逃げでペースを落とす率はある。もしかすると、ドルチェモアが絡んでくるかもしれないが……。

対象期間中、前半4ハロンが最も遅い2022年は1着4角7番手、2着3角3番手、3着4角1番手。次に遅い2017年は、唯一の前半4ハロン47秒台で、4角3番手以内の馬が馬券内を独占し、3連単178万馬券の大波乱が起こった。

4角2桁位置の馬が馬券に絡んでいないのはこの2年しかなく、いくら末脚優位の東京ダートマイルとはいえ、多頭数のスローで馬群が伸びれば後ろすぎて届かない。その可能性をふまえると、有力馬のなかでも前に位置を取りつつ、脚を使える馬が良さそう。

ペリエール。新馬、オキザリス賞を連勝した勢いを思えば、近2走オアシスS2着、グリーンチャンネルC3着は頭打ちの気もするが、どちらも苦しい外枠だった。昨年の武蔵野Sは最内枠から1番人気9着で、これは案外な負け方だった。ただ、砂被りがダメな感じはなく、ユニコーンS勝ちは内枠。石川騎手なら積極的に運びそうだし、今回3枠4番ならもう一度期待してみたい。馬券は◎の単複。

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【武蔵野S2024】過去10年の重賞データ分析 5項目チェックを全てクリアしたのは、エンペラーワケア含む3頭 2024年11月8日(金) 12:00

【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、3歳から8歳まで幅広い。ただし、6~8歳の2着連対圏入りは、東京ダート1600mの重賞で2着以内の連対歴を持つ馬、もしくは東京ダート1600mのOP特別において勝利経験がある馬に限られる。意識しておきたい傾向だ。

(減点対象馬)
キタノヴィジョン ⑤メイショウテンスイ

【所属】
2014年以降、栗東所属馬の【9.9.10.88】に対し、美浦所属馬は【1.1.0.40】と苦戦。しかも、後者で2着以内に入った2頭は、ともに前走1着馬。前走2着以下敗退の関東馬は、疑ってかかったほうがいいかもしれない。

(減点対象馬)
キタノヴィジョン ④ペリエール ⑫タマモロック

【前走クラス】
2014年以降の1~2着馬延べ20頭はいずれも、前走でOPクラスのレース(地方交流重賞を含む)に出走していた。条件クラスからの参戦馬は、2着連対圏に届きそうで届かない状況が続いている。

(減点対象馬)
カズペトシーン

【前走着順】
前走の着順に関しては、JRA重賞なら9着以内、地方交流重賞は6着以内、非重賞であれば3着以内が理想。2014年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
ゼットリアン ⑤メイショウテンスイ ⑥ドルチェモア ⑦エルゲルージ ⑧サヴァ

【前走人気】
前走の単勝人気については、JRA重賞であれば6番人気以内、JRA重賞以外の場合は5番人気以内がひとつの目安。2014年以降、この条件を満たしていなかった馬は、2着連対圏に達していない。

(減点対象馬)
ビヨンドザファザー ②ゼットリアン ③キタノヴィジョン ⑥ドルチェモア ⑪ショウナンライシン ⑮イーグルノワール


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑨ペイシャエス、⑩エンペラーワケア、⑭サンライズホークの3頭。

最上位には、⑩エンペラーワケアを挙げたい。2014年以降、前走がダート1400mのOP特別、かつタイム差0秒1以上の1着、かつ上がり3Fタイム最速をマークしていた馬は【2.1.1.1】という、優秀な成績を収めている。有力視したい1頭だ。

過去10年【5.2.0.9】の前走地方交流重賞3着以内馬に該当する、⑭サンライズホークも注目に値する存在。以下、⑨ペイシャエスが続く。

<注目馬>
エンペラーワケア ⑭サンライズホーク ⑨ペイシャエス

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ドルチェモアの関連コラム

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 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年5月24日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第1回 POG的データ分析~
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 1年間に渡って争われてきた前シーズン「ウマニティPOG 2022」もいよいよラストウィークに突入。今週末5月28日のダービーデイ終了とともに各ワールドのチャンピオンが確定します。例年と同じく「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で最終結果の解説を行う予定です。

 来週からは通算11シーズン目となる「ウマニティPOG 2023」がスタート。既に「カラーパドック」「プロの指名馬リスト」などの公開が始まっていますし、皆さんの指名候補選びも佳境を迎えているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名候補の絞り込みに役立ちそうなデータをご紹介します。いわゆる「POG本」や2歳新馬の想定と見比べるだけでもさまざまな発見があると思いますので、ぜひご活用ください。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週までのレース」のみ、調教師別成績の集計区分は各馬のJRA初出走時における調教師としました。

 まずは種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。


 現2歳世代に直仔がいないディープインパクトらを除く、集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった種牡馬に限ると、1頭あたり賞金のトップはデクラレーションオブウォー。現3歳世代の種付けシーズンから国内供用になったばかりですが、タマモブラックタイが2023年のファルコンステークスを勝ったほか、トップナイフが2022年のホープフルステークスで2着に、サトノヴィレが2023年のクロッカスステークスで2着に食い込むなど、上々の滑り出しを見せています。勝ち馬率はやや低かったものの、引き続きマークしておいた方が良いかもしれません。
 勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、キズナキタサンブラックハーツクライ・ヘニーヒューズあたりも高く評価して良さそう。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がたくさんいた数年前に比べると、狙うべき種牡馬を絞り込みにくくなった印象です。
 気掛かりなのはロードカナロア。昨年も同様の指摘をした通り、POG期間の序盤~中盤における成績は低迷気味でした。2022年のJRAリーディングサイアーランキング(賞金順)でも2位をキープしていて、今後もそれなりに注目が集まると思いますから、扱いに注意するべきでしょう。

 続いて、生産者別成績(表B)をご覧いただこうと思います。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった生産者に限ると、1頭あたり賞金のトップはノーザンファーム。勝ち馬率も頭ひとつ抜けた存在です。私が毎年言っているように、指名候補選びは「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨んだ方が良いのかもしれません。
 2番手グループを形成しているブリーダーのうち、出走頭数が比較的多いのは下河辺牧場・ノースヒルズあたり。下河辺牧場生産馬のドルチェモアが2022年の朝日杯フューチュリティステークスを、ノースヒルズ生産馬のエミューが2023年のフラワーカップを制すなど、現3歳世代の該当馬もまずまず健闘していました。余裕があればこちらもマークしておきましょう。

 最後にご覧いただくのは、調教師別成績(表C)です。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった調教師に限ると、1頭あたり賞金のトップは須貝尚介調教師。勝ち馬率の高さを加味すると、木村哲也調教師・友道康夫調教師・中内田充正調教師あたりも同等以上に高く評価して良いのではないかと思います。
 余談ながら、集計対象レースにおける勝利数がもっとも多かったのは矢作芳人調教師(52勝)。勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字はやや地味ですが、これは出走頭数が極端に多いからなので、評価を下げる必要はありません。
 種牡馬での絞り込みが以前より難しくなっている分、新たな勢力図が固まるまでは、これまで以上に調教師を重視した方が良いのかも。池添学調教師・斉藤崇史調教師・武幸四郎調教師・西村真幸調教師といった若手有望株も含め、管理予定馬の動向を注視しておきましょう。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年5月4日(木) 08:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『新プロの注目馬大公開SP!』 NHKマイルC2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



5月7日(日)東京11R 第28回NHKマイルC(3歳G1・芝1600m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ニュージーランドT出走馬>(中3週)

エエヤン(1着、482kg(-10kg))<D><優先出走馬>
前走大きく馬体が減っていてこの中間も軽めの調整が続き、上積みがある感じの調整過程ではない。

ウンブライル(2着、472kg(-6kg))<B><優先出走馬>
この中間も追い切りでは好時計が出ていて1週前追い切りでも3頭併せの外を手応え良く伸びていた。引き続き出来は良さそう。

シャンパンカラー(3着、504kg(+2kg))<C><優先出走馬>
休み明け2戦目で1週前追い切りでは好時計が出ているが、走りが硬く伸び脚平凡で、発汗も目立っていた。

モリアーナ(4着、468kg(-6kg))<A>
阪神JF以外滞在の札幌と関東圏でのレースでは大崩れのない馬。この中間1週前追い切りでも抑えたまま楽に先着していて出来良好に見える。

ミシシッピテソーロ(5着、412kg(-6kg))<C>
速い時計は出ているが、もともと小柄な馬が使われるごと馬体重が減ってきている現状。前走時、この中間と強めに追われていない。馬体を維持するのが精一杯といったところだろう。

ドルチェモア(7着、482kg(+8kg))<C>
前走のパドックでは、馬体は増えていたが緩い感じもなく毛艶も良く見せ、出来自体はそれほど悪くはなかった印象。ただ、1週前追い切りの動きを見ると引っ張たままの併走相手にあっさり遅れていて、どこかスッキリしない感じあり。




<前走:アーリントンC出走馬>(中2週)

オオバンブルマイ(1着、426kg(-2kg))<C><優先出走馬>
休み明けの前走時は、乗り込み量も多く好時計も出ていて叩き台というよりはしっかり仕上げてきている感じだった。小柄な馬で坂路での動きを見ても非力な印象、パドックでも硬さありと、まだまだ馬体がしっかりしていない。それで好走しているので、今回は余力が残っているか心配。

セッション(2着、510kg(-2kg))<A><優先出走馬>
前走でも◎にした馬だが、大きな馬で使われつつ良くなっているところで、この中間も先週金曜日に速い時計をマークし、さらに上積み期待の様相。

ショーモン(3着、504kg(-8kg))<C><優先出走馬>
これまで1週前は長めから速い時計を出していた馬だが、この中間は間隔も詰まっているので軽めの調整。関東への輸送もあり調整に余裕があまりない。

トーホウガレオン(4着、506kg(+6kg))<C>【抽選対象馬1/3】
休み明けの前走時CW、坂路と好時計が出ていて、大きな馬でも太めを感じさせないパドックで仕上がりは良かった。ただこの中間、1週前が軽めの調整で今度は関東への輸送もあるので疲れが抜け切れていないようだと厳しい。

ナヴォーナ(7着、488kg(+12kg))<B>【抽選対象馬1/3】
休み明けの前走時は、馬体も増えていてパドックではまだ余裕がある馬体だった。間隔が詰まるこの中間だが、先週金曜日には坂路で追われて終い好時計マークと、叩き2戦目での上積みが窺える。

ユリーシャ(11着、448kg(+2kg))<C>
休み明けの前走は、追い切りでは好時計が出ていて出来は良さそうに感じていたが、パドックでは毛艶が冴えず覇気もなかった。この中間も軽めの調整で、あの前走時の出来だと変わり身に期待するのはどうか。




<前走:ファルコンS出走馬>(中6週)

タマモブラックタイ(1着、524kg(+2kg))<C>
短距離戦を使われている時は坂路で調整されていた馬だが、前走からの距離延長でこの中間はCWでの調整に。1週前追い切りでは好時計が出ているが、重さを感じる走りで動きは今ひとつ。

カルロヴェローチェ(2着、498kg(-10kg))<C>
2週前、1週前と3頭併せで連続遅れ。大きな馬で重め残りがあるのか速い時計を出さない日曜にも坂路で速い時計を出してきていて、どこまで絞れてきているかも含め最終追い切りでの動きに要注目。




<前走:その他のレース出走馬>

シングザットソング桜花賞:7着、432kg(-4kg)中3週)<D>
好走時は坂路で終い好時計の出る馬だが、この中間は平凡な時計。小柄な馬で使い詰めもあり、お釣りはそれほどなさそう。

ダノンタッチダウン皐月賞:18着、540kg(+4kg)中2週)<B>
これまでは1週前にコースで長めから強めに追われていたが、今回は中2週での出走で1週前は坂路で強めに追われて好時計。かなり大きな馬で、休み明けを一度叩かれての上積みが窺える。

オールパルフェ(スプリングS:7着、488kg(+4kg)中6週)<A>
休み明け2戦目で乗り込み量も豊富。2週前、1週前と強めに追われ好時計が出ており、動きを見てもバネのある走りで上積みあり。

クルゼイロドスル(ジュニアC:1着、474kg(+6kg)4ヶ月)<C>
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りでは終い離されそうになりながらもしぶとく食い下がり、勝負根性を見せた。ただ休み明けの影響かモタモタしたところがあり、一度使われてからのほうが良さそう。

フロムダスク(サウジダービー:9着(前走海外)中9週)<C>
もともと坂路で速い時計の出る馬だが、今回の1週前追い切りでは終い甘くなって伸び脚も平凡という内容。

サトノヴィレ(フローラルウォークS:5着、496kg(-4kg)中6週)<D>【抽選対象馬1/3】
今回も中6週で、中間の乗り込み量は豊富も平凡な時計が多く上積みは薄い。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、セッションオールパルフェモリアーナの3頭をあげておきます。



◇今回は、NHKマイルC編でした。
今週も、NHKマイルC過去5年の連対馬について、追い切り内容を調べてみました。
最終追い切り「馬なり」だった馬が6頭、「強め」の馬が4頭となっているのですが、「強め」だった4頭の内3頭は直線だけ強めという内容で本当に目一杯に追われていた馬は1頭のみでした。「馬なり」勢は6頭中4頭が1週前に強めに追われていて、2頭が馬なりと全体的にみて追い切り内容に偏りは感じられませんでした。
桜花賞皐月賞と違ってNHKマイルCはステップレースが中3週、中2週と間隔が詰まっているため、中間の状態よりも直前の内容を重視したほうが良いのかもしれませんが、間隔を空けて使ってくる馬に関しては1週前に強めに追われて直前は馬なりという馬が多く、間隔が詰まっている馬は1週前はまだ回復待ちで最終追いで調整という馬が多くなっている傾向は認められます。逆に言うと、間隔が詰まっていても1週前に強めに追われて直前馬なりで調整できている馬は、かなり上積みが期待できると判断しても良いのかもしれません。







そして、今回のコラムでは今年プロデビューした新人プロ(中央、地方)の方々に、1週前の段階でのNHKマイルCの注目馬、見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。


~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~
※出走表が確定していないのでイメージしにくいのですがNHKマイルCの注目馬を挙げてみます。
 
セッション:着内も着外も好内容続きで期待大
オールパルフェ:前走売れ過ぎに感じたが今回は手が出しやすい。マイルに戻るのもよさそう
トーホウガレオンアーリントンC上位3頭とあまり差がなさそうだが明らかに売れない気がする

ダノンタッチダウン皐月賞であれだけ崩れた馬がマイルに戻るという理由である程度売れるとすると手が出にくい


~~~【Curry1996プロ】~~~
【アピールポイント】
予想は自分なりに展開、調教、厩舎コメントなどを総合的にオーソドックスに予想を立ています。自分でも理由は分からないのですが昔から芝の短距離レースが良く当たる傾向にあります。

【NHKマイルCの注目馬】
ドルチェモア:前走は少し負け過ぎの気もしますが、休養明け、騎手乗り替りから見限るのは早計かと思います。
ダノンタッチダウン:1600m朝日杯FS2着の実力馬で皐月賞2000mは現時点では長く、距離短縮で再考と考えています。


~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~
<NHKマイルCの見解>
メンバー見渡すと大混戦で、何があっても驚けないと思っています。
(記憶違いがあったら申し訳ないのですが、)マイネルホウオウケイアイノーテックジョーカプチーノカレンブラックヒル......と、G1未勝利の騎手(柴田大知J、藤岡兄弟J、秋山Jなど)も来た一筋縄ではいかないレースでもあります。
その中で注目しているのは、モリアーナ
マイルの適性があるように思え、新馬戦(府中1600m)では上がり33.0で1着。
その後2走前クイーンC(府中1600m)で3着も一番強い競馬をしていました。
次走NZT4着で人気が下がるなら絶好の狙い目に。鞍上もG1なら信頼おけるノリさんに強化。後は私が重視するのは馬場なので、当日までこちらでいくかはまだ不透明なところを残しつつ......という感じです。現段階では、人気が何故か上がってこないようなので(それも見越して)注目馬とさせてもらいます。

<新人プロとしての抱負>
昨今都合の良い言葉で指数など理由づけに使われますが、指数などあてにしません。
指数が高い=人気馬ゆえ、馬場や天候、枠、騎手、アドバンテージなど、アナログ的な要素を重視して予想しております。100%とは言いませんが、大半は実際に馬券購入していますから自分が破産するような丁か半かホームランか三振か、累計赤字数千万みたいな予想はしていません(そもそもプロとして恥ずかしくてできません)。死に物狂いでやっているへんこな親父です。皆さん、よろしくお願い致します。


~~~【パンチ定食プロ】~~~
<NHKマイルCの注目馬>
カルロヴェローチェ:前走直線で相当な不利があったにもかかわらず、勝ち馬とハナ差で勝ちに等しい内容だったと思います。前が開いた瞬間の加速力と勝負根性は魅力的です。東京の広い直線はプラス。前々走は1600mで勝利しており、距離延長もプラス。
クルゼイロドスル:前走のジュニアCは逃げて強い勝ち方で、馬体の成長も見られた。デビュー2戦目は差しで勝利していて、どんな競馬にも対応できそう。直線で内によれていたので、東京左回りのほうがよさそうなのとマイルで鞍上M.デムーロ騎手なら、期待大。


~~~【雅夢。プロ】~~~
NHKマイルカップの私の注目馬です。
ダノンタッチダウン:今年の出走メンバーを見渡してもどの馬にも勝つチャンスがあるように思える難解な一戦。その中から私の注目馬は馬券圏内率の一番高いと思えるダノンタッチダウンです。前走の皐月賞では大差の最下位入着となりましたが、もとよりこの馬には2000mの距離は長いと考えていましたし、久しぶりのレースの影響か返し馬の段階で結構入れ込んでいました。レースでもあれだけ前々で進めては結果も頷けます。結果的に終いも流すだけの競馬となり馬の疲労もないとのことですし、今回はしっかりと中団で脚を溜めて長い直線を一気に駆け抜けてくれるでしょう。昨年の同レースの勝ち馬ダノンスコーピオンの師弟コンビ、川田騎手と安田隆行厩舎での連覇を楽しみにしています。
ウンブライル
シングザットソング


~~~【automnenoceプロ】~~~
NHKマイルCはPOGで選んでいて期待している馬がいるのでそこからいこうと思っています。
カルロヴェローチェ
この馬の新馬戦は例年ハイレベルの宝塚記念デー。2017年からこの日の「阪神新馬戦」はPOG期間中重賞で馬券になっている馬が出ています。
2017年
ダノンプレミアム1着→サウジRC1着(G3)報知杯弥生賞1着(G2)朝日杯FS1着(G1)
2018年
ブレイキングドーン1着→報知弥生賞3着(G2)
アドマイヤジャスタ2着→ホープフルS2着(G1)
2019年
レッドベルジュール1着→デイリー2S1着(G2)
2020年
ダノンザキッド1着→東スポ2歳S1着(G3)ディープ記念1着(G2)ホープフル1着(G1)、ワンダフルタウン2着→京都2歳S1着(G3)青葉賞1着(G2)
2021年
レッドベルアーム1着→シンザン記念3着(G3)
キラーアビリティ5着→ホープフル1着(G1)
2022年
カルロヴェローチェ1着→ファルコンS2着(G3)
ドゥラエレーデ5着→UAダービー2着(G2)ホープフルS1着(G1)
デルマソトガケ6着→サウジダービー3着(G3)UAダービー1着(G2)全日本2歳優駿(Jpn1)1着

前置きが長くなりましたが、カルロヴェローチェの新馬組は近年最多となる重賞好走馬3頭輩出(5/4現在)の一戦です。2着馬チャンスザローゼスも重賞こそ勝ち切れていませんが、次走の未勝利戦、アイビーSと連勝中。3着馬ゴッドファーザーは、次走の未勝利戦で2着馬と10馬身差での圧勝。4,8,10着馬も未勝利を勝ち抜けており、12頭中8頭が未勝利以上を突破しているハイレベル組です。
その中でも期待値が一番高いカルロヴェローチェですが、2走目の野路菊Sは負け方からみてもソエの影響があったと思うので度外視で、白梅賞では初の逃げで逃げ切り勝ち、前走のファルコンSはハナ差2着も距離延長なら勝っていたとみている内容。現時点、追い切りからは不安な感じもしていますが、ハイレベル新馬勝ち馬の距離延長ローテに期待したいと思っています。


~~~【皿屋敷プロ】~~~
中央G1は記念参加レベルですが、どうぞよろしくお願いします!私の本命はカルロヴェローチェモリアーナです。特に根拠はありませんが、見たい組み合わせなので。笑

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2023年4月30日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年04月30日号】特選重賞データ分析編(356)~2023年NHKマイルカップ
閲覧 1,849ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 NHKマイルカップ 2023年05月07日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2020年以降)】
○父がサンデーサイレンス系種牡馬 [1-3-1-16](3着内率23.8%)
○父がノーザンダンサー系種牡馬 [1-0-2-4](3着内率42.9%)
×父がサンデーサイレンス系・ノーザンダンサー系以外の種牡馬 [1-0-0-25](3着内率3.8%)

 血統が明暗を分けそう。2020年以降の3着以内馬9頭中8頭は、父にサンデーサイレンス系種牡馬かノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬でした。ミスタープロスペクター系種牡馬などの産駒は、上位に食い込む可能性が低いと見ておくべきかもしれません。

主な「○」該当馬→オールパルフェタマモブラックタイ
主な「×」該当馬→ウンブライルシングザットソングダノンタッチダウンドルチェモア


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.3秒以内」だった馬は2020年以降[3-2-2-22](3着内率24.1%)
主な該当馬→ウンブライルタマモブラックタイ

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2022年12月23日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】2022ヤングジョッキーズシリーズで豪快な追いっぷりが目立った騎手/有馬記念展望
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朝日杯FSは引き続きイン有利の馬場で行われ、2番枠を生かしたドルチェモアが直線粘り込み。追いすがるダノンタッチダウンをクビ差退けた。枠順に恵まれた面もあるが、立ち回りの上手さが光った一戦でもあった。

競馬では、「恵まれるのも才能」。母アユサンはさほど器用な馬ではなく、10年前の阪神JFでは人気の一角を占めるも凡走、直前で乗り替わりとなった桜花賞を制した。本馬は母と比べるとかなり器用なタイプ。牡馬のためクラシック向きではないかもしれないが、立ち回りが生きる舞台では今後も持ち味を生かせそうだ。

勝った坂井瑠星騎手は秋華賞に続きG1・2勝目。大舞台での勝利騎手インタビューにも良い意味で目新しさがなくなって来た。もともとデビュー当時から「乗れる若手」のイメージだったから、大舞台での活躍にも特別な驚きはないし、まだまだ通過点だろう。

若手騎手といえば、先日行われたヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンドも多くの見どころがあった。その中で、金曜の名古屋10Rで豪快な追いっぷりが目立つ騎手がいた。

「きっと地方の騎手なんだろうな…」

と思って馬柱を確認すると、馬名はリアルモンスター、そして騎乗しているのはなんとJRA所属のジョッキーだった。

川端海翼騎手。今年JRAでデビューしまだ1勝しかしていないのだが、その実績に似つかわしくない追いっぷりが妙に気になった。その後、週末のJRAでは土曜のヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京第2戦でワンダースティングに騎乗し3着。さらに翌日曜日には同じダート1400mでワンダーアマルフィに騎乗し、豪快に追い込んで11番人気で3着。

まだ人気馬に騎乗する機会は多くないが、本人曰く、

「手足の長さが強みで、(現状はまだまだながら)体を大きく使って馬を動かせる」

とのことなので、今後少し注目してみたい。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はいよいよグランプリ・有馬記念。注目馬はコチラ。

タイトルホルダー横山和生騎手)

今回の注目はタイトルホルダー

昨年の有馬記念は結果的に大外枠で脚を使わされたことが、最後の粘りに影響した。それでも5着と大きく崩れてはおらず、その後、日経賞天皇賞(春)宝塚記念に至るまでの快進撃は説明不要だろう。凱旋門賞では残念ながら全く見せ場なく敗れてしまったが、日本の馬場なら巻き返し濃厚。極端な外枠さえ避けられれば有力。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月15日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 朝日杯FS2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月18日(日)阪神11R 第74回朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・芝1600m)

【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:デイリー杯2歳S出走馬>(中4週)

オールパルフェ(1着、482kg(+4kg))<B>
今回も関西への輸送を控えるが、1週前追い切りでは好時計で先着と仕上がりは良い。ただ、走りに硬さがあり、もう少し柔らかみが欲しい印象も。

ダノンタッチダウン(2着、538kg(+6kg))<B>
叩き3戦目。1週前追い切りでは、併走馬が走り過ぎたこともあるが、内にモタれたり反応が鈍くまだしっくりこない。かなり大きな馬でエンジンが掛かれば力強く伸びるが。




<前走:京王杯2歳S出走馬>(中5週)

オオバンブルマイ(1着、422kg(+8kg))<B>
この中間も、坂路・CWで好時計が出ていて出来は良さそう。ただ、小柄な馬で追い切り内容からスピードに勝ったところがあり、1ハロンの距離延長はプラスにはならない。

フロムダスク(2着、496kg(-8kg))<C>
速い時計を出す厩舎でもあり、この中間も坂路で好時計を連発。ただ、1週前追い切りでは走りやすそうな馬場にもかかわらず、終いはやや脚が上がり気味だった。

ミシェラドラータ(12着、470kg(-6kg))<E>
使い詰めで、ここ2戦馬体減りを続けていて追い切りも軽めと、出来キープも厳しそう。




<前走:サウジアラビアRC出走馬>(中9週)

ドルチェモア(1着、472kg(-8kg))<A>
先行力がある馬だが、前走のように番手でもマイペースでレースができ素質はかなり高い。ローテーションに余裕があり、この中間も乗り込み豊富、好時計マークと、前走からさらに上積みが期待できそう。

グラニット(2着、444kg(-4kg))<C>
前走大逃げで2着好走をはたすも、今回は先行馬も多くマイペースで行けるかがカギに。出来に関しては、乗り込み量の割に1週前ぐらいしか好時計がなく、万全という感じではない。




<前走:その他のレース出走馬>

ウメムスビ(カンナS:1着、448kg(+10kg)3ヶ月)<D>
乗り込み豊富も時計平凡で、併せ馬での遅れも気になる。

コーパスクリスティ(秋明菊賞:1着、454kg(+14kg)中3週)<D>
前走時のパドックでは馬体に余裕があり、この中間も目立つ時計は見られない。2連勝中ではあるが、まだ馬ができていない感じ。

ドンデンガエシ(アスター賞:1着、466kg(±0kg)3ヶ月半)<D>
この中間は、乗り込み豊富も1週前追い切りで併走相手の外2頭に手応えで見劣り、伸び脚にも力強さが感じられず。

バグラダス(1勝クラス:1着、472kg(+4kg)中3週)<B>
輸送があるので1週前に長めから好時計を出していて、走りにも力強さあり。

エンファサイズ(新馬:1着、446kg、中4週)<D>
前走新馬勝ちだが目立つ時計は出ていなかった。この中間も1週前に速い時計は出ているが、追われてからの反応がまだ鈍い。

レイベリング(新馬:1着、464kg、中2週)<C>
新馬勝ち後、中2週での出走。1週前は、全身を使った走りではあったが、重心が高くどこか空回りしている印象の内容だった。

ニシノベストワン(未勝利:1着、460kg(-2kg)中1週)<D>
前走勝ち上がりも馬体が減ってパドックではトモが寂しく、そこから中1週での競馬はプラス材料がない。

スズカダブル(萩S:5着、494kg(-2kg)中6週)<C>
前走時は物足りない調教内容だったが、この中間は2週前、1週前と好時計が出ていて前走からの変り身あり。ただ1週前追い切りを見るに、首が硬く時計ほどの走りには映らないところも。

ティニア(1勝クラス:2着、480kg(+4kg)中3週)<B>
使われるごと馬は良くなっていて、この中間も3頭併せで先着と上積みが期待できそう。

キョウエイブリッサ(1勝クラス:3着、464kg(+2kg)中3週)<C>
この中間は追い切りの時計は平凡だが、坂路でしぶとい伸び脚を披露し、悪くない動きだった。

シンリョクカロードラディウスの2頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ドルチェモアオールパルフェティニアの3頭をあげておきます。



◇今回は、朝日杯FS編でした。
朝日杯FSが阪神で行われるようになった過去8回の連対馬について、調教内容を見てみると最終追い切りを馬なりで追い切られていた馬が11頭。強め、一杯など追われていた馬は5頭となっていました。このレースも、他のレースと同様に最終追い切りを馬なりで調整する馬の好走が多くなっていて、それはローテーションに余裕がある馬がしっかり仕上げて出走し、結果を残しているということでもあるように思います。ただ、そこは牡馬がメインのレース、最終追い切りを栗東坂路で終い強く追ってくる馬も好走していて、その点において阪神JFとは少し違いがみられるようです。
あと調教内容とは別に、このコースで気になる点が枠順。外回りコースに変わって、有利不利が少なくなったとはいえ、外枠勢の出遅れが多いように感じています。8頭立ての8番枠なら話は別ですが、G1レースのようにフルゲートになることの多い8枠では外枠は不利と考えて予想を組み立てたほうが良いでしょう。実際に、8枠の勝率、連対率、複勝率は高くなく、内枠が有利というよりは8枠が不利ということを頭に入れておいたほうが良さそうです。
さて、来週は早くも有馬記念です。このコラムも特別版を予定していますので楽しみにしていて下さい。

※朝日杯FS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ドルチェモアの口コミ


口コミ一覧
閲覧 131ビュー コメント 1 ナイス 9

武蔵野ステークスで帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

 1番ビヨンドザファザー(北村友一騎手)JOJIステーブル

 2番ゼットリアン(大野拓弥騎手)吉澤ステーブルWEST

 6番ドルチェモア(三浦皇成騎手)JOJIステーブル

 8番サヴァ(岩田康誠騎手)チャンピオンヒルズ

 9番ペイシャエス(横山和生騎手)ブルーステーブル

10番エンペラーワケア(川田将雅騎手)チャンピオンヒルズ

11番ショウナンライシン(柴田善臣騎手)KSトレセン

12番タマモロック(R.ムーア騎手)オークヒルF

13番カズペトシーン(西村敦也騎手)ノーザンFしがらき

14番サンライズホーク(M.デムーロ騎手)チャンピオンヒルズ

15番イーグルノワール(菅原明良騎手)社台ファーム鈴鹿

以上になります。

 競馬が大好き(複勝男 2024年11月7日(木) 19:47
武蔵野ステークス 2
閲覧 65ビュー コメント 0 ナイス 2

11月9日 土曜日 東京競馬場 左回り

武蔵野ステークス

ダート1600M GⅢ 3歳以上

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

エンペラーワケア 27ポイント
(力はあるし安定感もあるコースも問題はない。あとは距離延長だけ。強気に乗る川田騎手なので押し切れるかどうかになるかな。)

ペイシャエス 12ポイント
(エルムステークス勝利でまた強くはなっているが今回は東京のマイルになるのでまぁコース実績はあるがこの距離が久しぶりなので。57Kgで出れるのももっと力を出せそうなので。)

タマモロック 8.5ポイント
(この条件4走連続なので相手強化ですがコース相性で勝負したいし、ムーア騎手なので鞍上にも期待したいところ。馬場も問わない強みもあるので。)

ペリエ―ル 5ポイント
(この条件は強いんですが勝ち切れてないので上積みあれば期待できるが、去年9着より臨戦態勢は良さそうなので、去年1番人気なので評価は高い馬なのであっさり勝利もあるかも。)

ショウナンライシン 3ポイント△6こ 着差 - 0.1
(グリーンチャンネルC勝利したので今回重賞でどういう競馬が出来るか?まだ4歳で上がり馬と思うし力をつけてきた新星なので前走は追い込んだが先行も出来る馬なので。)

ビヨンドザファザー 3ポイント△6こ 着差 0.8
(今年のアハルテケSを勝っているので追い込みで展開が向けばというところ。道悪で差し切っているから馬場も問わないような。ここ2戦は4回コーナーで今回ワンターンで変わり身あるかも。)

カズペトシーン 2ポイント
(連勝中で昇級初戦が重賞なので厳しい感じはする。輸送もあるしワンターンの競馬になるので最近より条件が変わるのもどうかなぁ。)

サンライズホーク 0ポイント△5こ
(ずっと成績が良くなかったが前走で3着に来て復調してきているかも。先行か逃げの競馬が出来ればマイルはちょっと長いかもしれないが、自分のパターンなればしぶといので。)

イーグルノワール 0ポイント△4こ 着差 0.7
(3歳になってから馬券に絡んでないしちょっともどかしい成績。距離がダメとも思わないし3歳なので斉唱している段階なら変わり身あっても不思議ではないんで。)

キタノヴィジョン 0ポイント△4こ 着差 0.9
(南部杯は勝ち馬が強かったがそんなに負けてないので反動がなければ十分チャンスはありそう。今回も差す競馬をするのでコース的には合いそう。)

メイショウテンスイ 0ポイント△3こ
(今年1700MのOP勝利しているので距離適性が1400Mから伸びているなら前走の負けは忙しかったかな今回マイルなので新味が見れるかも穴馬かなと。)

ゼットリアン 0ポイント△2こ
(グリーンチャンネルC4着でこの距離の適性はあるかもしれないが0.9秒差なので、相手強化もしているし楽ではなさそうですね。)

エルゲルージ 0ポイント△1こ 着差 0.7
(マイルは3勝クラスいらいでまだ見限れない距離と思うので上手く道中折り合って進めればいい勝負できるかも。他仇かなり相手は強い感じはするかな。)

サヴァ 0ポイント△1こ 着差 1.8
(前走は調整不足みたいで、今回は状態もいいし順調に調整しているので変わり身は期待したい。距離も問題ないと思うしまぁ相手は揃っているんですが、この馬もことっしOP勝利しているので。)

ドルチェモア 0ポイント
(まぁダートでは前走負けすぎなので・・・まぁしんどそうですが。)

現時点予想

◎ キタノヴィジョン
○ ビヨンドザファザー
▲ エンペラーワケア
△ タマモロック
△ ショウナンライシン
穴 サヴァ
穴 メイショウテンスイ

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 競馬が大好き(複勝男 2024年11月5日(火) 23:40
武蔵野ステークス 1
閲覧 47ビュー コメント 0 ナイス 1

11月9日 土曜日 東京競馬場 左回り

武蔵野ステークス

ダート1600M GⅢ 3歳以上

過去10年馬券内父系

ノーザンダンサー系    3-3-1 登録馬 4頭
サンデーサイレンス系   3-2-3     1頭
ミスタープロスペクター系 2-3-6    10頭
ナスルーラ系       2-1-0     3頭
ヘイルトゥリーズン系   0-1-0     0頭 計18頭 フルゲート16頭

過去10年別頭数
9回 16頭 1回 14頭

過去10年人気別馬券内
6回 2番人気
4回 2、6、8番人気
3回 7番人気
2回 3、5、11番人気
1回 9、13、15番人気

過去10年最高オッズ

単勝 3660円 複勝 2600円 枠連 3890円 馬連 21070円 馬単 45590円
ワイド 24840円 3連複 422390円 3連単 2353630円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

○ JRAまたは海外重賞で連対以上かJRAのOP勝利か地方交流JPN1で連対以上の3つのいずれか該当。
○ 中2~6週(9/21~10/20)
○ 前走 南部杯 5連対5馬券内 グリーンチャンネルCが4連対7馬券内
○ 6歳まで 7歳以上は0ではないが割引
○ 1番人気が3連対4馬券内 2番人気が5連対の6馬券内で合わせたらまずまずだがやや厳しい。
○ 馬単が4回万馬券で8回40倍以上で波乱多い。

実績

G1連対
    イーグルノワール(2歳) ペイシャエス

重賞勝ち
    エンペラーワケア サンライズホーク ペリエ―ル 

重賞2着
    クロジシジョー サヴァ ビヨンドザファザー メイショウテンスイ

OPリステッド勝利
    キタノヴィジョン コスタノヴァ ショウナンライシン 

OPリステッド2着
    アーバンイェーガー タマモロック 

昇級初戦
    カズペトシーン 

OPリステッド3着
    ゼットリアン 

ダート2戦目
    ドルチェモア

OPリステッド4着
    エルゲルージ



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コメント一覧
1:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2022年8月20日() 12:07:38
母桜花賞馬アユサン下河辺牧場

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2024年11月9日東京中日S杯武蔵野S G315着
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2024年3月30日 ダービー卿チャレンジ G3 13着
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