キズナ(競走馬)

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キズナ
写真一覧
抹消  青鹿毛 2010年3月5日生
調教師佐々木晶三(栗東)
馬主前田 晋二
生産者株式会社 ノースヒルズ
生産地新冠町
戦績14戦[7-1-2-4]
総賞金47,639万円
収得賞金10,725万円
英字表記Kizuna
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
キャットクイル
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Pacific Princess
兄弟 ファレノプシスヴィクトリアアイ
前走 2015/05/03 天皇賞(春) G1
次走予定

キズナの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/05/03 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 177133.317** 牡5 58.0 武豊佐々木晶504(-2)3.15.2 0.534.9⑰⑮⑫⑩ゴールドシップ
15/04/05 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 14571.412** 牡5 57.0 武豊佐々木晶506(-8)2.03.2 0.336.0⑫⑫⑫⑫ラキシス
15/02/15 京都 11 京都記念 G2 芝2200 11442.323** 牡5 57.0 武豊佐々木晶514(+22)2.11.5 0.033.3⑩⑩⑨⑧ラブリーデイ
14/05/04 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 187141.714** 牡4 58.0 武豊佐々木晶492(-6)3.15.2 0.134.0⑰⑰⑮⑩フェノーメノ
14/04/06 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 8772.421** 牡4 58.0 武豊佐々木晶498(--)2.00.3 -0.233.9⑧⑧⑧⑧トウカイパラダイス
13/10/06 フラ 5 凱旋門賞 G1 芝2400 17--------4** 牡3 56.0 武豊佐々木晶--0000 ------TREVE
13/09/15 フラ 3 ニエル賞 G2 芝2400 10--------1** 牡3 58.0 武豊佐々木晶--2.37.6 ------RULER OF THE WORLD
13/05/26 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18112.911** 牡3 57.0 武豊佐々木晶478(-2)2.24.3 -0.133.5⑯⑮⑭⑭エピファネイア
13/05/04 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 16351.411** 牡3 56.0 武豊佐々木晶480(-2)2.12.3 -0.234.5⑯⑯⑮⑬ペプチドアマゾン
13/03/23 阪神 11 毎日杯 G3 芝1800 13561.511** 牡3 56.0 武豊佐々木晶482(+2)1.46.2 -0.534.3⑪⑩ガイヤースヴェルト
13/03/03 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 12566.435** 牡3 56.0 武豊佐々木晶480(-12)2.01.1 0.134.8⑩⑨⑧⑦カミノタサハラ
12/12/22 阪神 11 ラジNIK杯 G3 芝2000 7662.923** 牡2 55.0 武豊佐々木晶492(+4)2.05.5 0.134.5エピファネイア
12/11/11 京都 9 黄菊賞 500万下 芝1800 10442.011** 牡2 55.0 佐藤哲三佐々木晶488(+6)1.49.8 -0.435.2⑦⑦トーセンパワフル
12/10/07 京都 5 2歳新馬 芝1800 7552.011** 牡2 55.0 佐藤哲三佐々木晶482(--)1.51.6 -0.333.8④④リジェネレーション

キズナの関連ニュース

 今週末はいよいよクラシックレース開幕戦の桜花賞が、阪神競馬場で行われる。注目はトライアルを制した手塚貴久調教師(55)=美浦=の管理馬2頭。栗東トレセンに滞在して調整を続けるチューリップ賞優勝馬マルターズディオサ、アネモネSを制したインターミッションについて胸の内を聞いた。 (取材構成・渡部陽之助)

 --桜花賞に2頭出し。マルターズディオサチューリップ賞を制覇

 「スローペースでしたが、途中からうまく先行集団に取りつけました。有力馬(レシステンシア)を見ながらの競馬で、文句のない内容だったと思います」

 --前走後は栗東に滞在。2日の1週前追い切りはCWコースで6ハロン80秒1-12秒1をマーク

 「思い通りの負荷をかけられて、順調に来ています。(厩舎として調整で)栗東へは何度も来ていますからね。環境の変化にも馬は特に変わりないです。(美浦から関西圏への)輸送を2回しなくていいのがいい、と思います」

 --本番を前に状態は

 「前走は少し馬体に余裕がありましたし、上積みはあると思います」

 --アルタイル(ダート路線のオープン馬)などきょうだいも管理した

 「この馬に関しては(母トップオブドーラ に種牡馬は)キズナをつけましょう、と(藤田在子)オーナーに進言しました。小ぶりでしたが、むっちりしてバランスのいい子が出たと思います。キズナらしい、長く脚を使うタイプですね」

 --長所は

 「レースに行って気持ちの強さが表れて、どんな展開でも必ず上位に来ています。その、崩れない精神力でしょう。これは調教ですぐ身につくものじゃないですから。秘めたポテンシャルも、私が手掛けてきた牝馬の中でもトップクラスだと思います」

 --もう1頭のインターミッションは、中山マイルのアネモネSをV

 「うまく脚をためられた。今回もあのような競馬ができれば、と思います」

 --こちらも2日に栗東のCWコースで6ハロン84秒9-12秒0

 「予定通りの時計で動きは良かった。前走は体は減っていた(10キロ減の400キロ)けど、今はいい感じで増えていて、現時点でも細くは見えないですね」

 --強調できる点は

 「センスがあって正攻法の競馬ができる。スタートがいいし、ガッツもあります。筋が一本通った血統馬(伯父ダノンシャークは2014年マイルCS勝ち)ですし、今回のような混戦だと血の深さが出るかもしれませんね」

 --阪神マイルは4戦目で初挑戦となる

 「中山の渋ったタフな馬場でも走れているし、大丈夫だと思います」

 --桜花賞は13年にアユサンで優勝。意気込みを

 「やはりクラシックの開幕戦ということで盛り上がりますからね。気持ちの高ぶるレースですし、もう一度あの高揚感を味わいたいですね」

桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載



★アユサン

 2012年に美浦・手塚厩舎からデビュー。4戦目のチューリップ賞で3着に入って同じ舞台の桜花賞の優先出走権を獲得すると、美浦に戻らず関西圏の栗東トレセンで調整。本番で見事に優勝した。レース前日に主戦の丸山元気騎手が福島競馬で落馬骨折。代打騎乗となったクリスチャン・デムーロ騎手(ミルコ・デムーロ騎手の弟)にとって日本のGI初勝利となった。

★東の千葉・注目馬、抜群の勝負根性!サンクテュエール

 今年、GIの◎はフェブラリーS1着(2着無印)、高松宮記念3着と悔しい結果が続いていたので、大阪杯の◎●(=二重△)○にはガッツポーズが出た。今週の桜花賞ではサンクテュエールに注目している。

 牡馬が相手だった前走のシンザン記念で直線の追い比べを制してV。抜群の勝負根性を見せた。昨年までの過去10年の同レースに出走した牝馬で3着以内、かつ最先着した馬は2018年のアーモンドアイなど4頭、いずれも桜花賞を制しており、それに続く力は十分にある。チューリップ賞を制したマルターズディオサクイーンC勝ちのミヤマザクラも素質は高い。

★西の山口・注目馬、強烈な末脚生きるデアリングタクト

 前哨戦でスローに落として負けたレシステンシアは、今度は阪神JF同様、速い流れの逃げを打ってくるはず。そうなればデアリングタクトの末脚が生きる。とにかく、スピードに乗ったときの四肢の回転が速く、末脚はGIでも十分通用する。時計のかかる2月の京都・エルフィンSで上がり3ハロン34秒0は、3歳牝馬がなかなか出せないタイムだ。

手塚 貴久(てづか・たかひさ) 1964(昭和39)年9月20日生まれ、55歳。栃木県出身。慶応大卒業後、JRA競馬学校に入学。89年から美浦・相川厩舎などで厩務員、調教助手を経て、98年に調教師免許を取得して99年に美浦で厩舎を開業。JRA通算519勝、重賞はフィエールマンでの2018年菊花賞、19年天皇賞・春などGI5勝を含む24勝(5日現在)。

【毎日杯】サトノインプレッサが武豊背にデビュー3連勝で重賞初V! 2020年3月28日() 15:44

 3月28日の阪神11Rで行われた第67回毎日杯(3歳オープン、GIII、別定、芝・外1800メートル、10頭立て、1着賞金=3800万円)は、武豊騎手騎乗の2番人気サトノインプレッサ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が後方追走でじっくりとレースを進めると直線、満を持して追い上げ、ダノンアレーアルジャンナの間をこじ開けて先頭でゴール。デビューから無傷の3連勝で重賞初制覇。近年、ブラストワンピースアルアインキズナなどのGI馬を輩出している“出世レース”を制し、世代トップクラスの実力を証明した。タイムは1分47秒9(稍重)。



 3/4馬身差の2着にはアルジャンナ(1番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着にダノンアレー(4番人気)が入った。



 毎日杯を勝ったサトノインプレッサは、父ディープインパクト、母サプレザ、母の父Sahmという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)サトミホースカンパニー。通算成績は3戦3勝。重賞は初制覇。毎日杯矢作芳人調教師は初勝利、騎乗した武豊騎手は00年シルヴァコクピット、13年キズナに次いで3勝目。



 ◆武豊騎手(1着 サトノインプレッサ)「責任を果たせてよかったです。ゲートの中で暴れて出遅れましたが、前走も後ろから競馬をしていましたし、前半は折り合い重視で運びました。手応えは抜群で、きょうの馬場を考えても外を回すよりもどこかで馬群を割ろうと思っていました。スペースを見つけるのに時間はかかりましたが、前があいてからは一瞬でしたね。さすがディープ(インパクト)産駒という感じで非常にいい走りをします。(良馬場で)むしろいいかもしれません。これでさらに大きい舞台にいけると思います。素質はかなり秘めていますね。どこまで強くなるか楽しみです」

 ◆矢作芳人調教師(同)「もっと(馬場が)乾いていれば、もっとよかったと思います。ゲートも難しいし、返し馬でもテンションが高かった。今後は馬の様子をみてからオーナーと相談して決めたいと思います」



★【毎日杯】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【毎日杯】レース展望 2020年3月23日(月) 17:34

 阪神の土曜メインは3歳GIIIの毎日杯(28日、芝1800メートル)。皐月賞(4月19日、中山、GI、芝2000メートル)の“最終便”的レースで、古くは1977年にハードバージが、最近では2017年にアルアインがここを勝って3冠初戦も制している。また、10年優勝のダノンシャンティNHKマイルCを勝ち、13年Vのキズナが後にダービーを制したことも見逃せない。3歳春GIを占う一戦だ。

 今年はディープインパクト産駒が上位人気を占めそうだ。その中で中心を担うのはアルジャンナ(栗東・池江泰寿厩舎、牡)だろう。新馬戦V後の東京スポーツ杯2歳S2着。後にホープフルSを勝ったコントレイルに5馬身離されたが、走破タイム1分45秒3は2歳戦としては破格で世代上位の能力があることは確かだ。ただ、今年初戦のきさらぎ賞は時計のかかる荒れ馬場に戸惑ったのか、3着と物足りない走り。この後はダービー(5月31日、東京、GI、芝2400メートル)に向かう予定だけに、重賞初制覇という形で本来の実力を示しておきたいところだ。

 ストーンリッジ(栗東・藤原英昭厩舎、牡)はデビュー2戦目のきさらぎ賞で2着に入り、アルジャンナに先着した。この馬を含めてきょうだい11頭全てがJRAで勝ち上がっている堅実な母系で、全兄カミノタサハラは弥生賞V、同マウントシャスタはこのレースで2012年2着とキャリアが浅い段階でも高いパフォーマンスを見せる一族。鞍上に抜擢された岩田望来騎手にとっても重賞初制覇のチャンスだ。

 サトノインプレッサ(栗東・矢作芳人厩舎、牡)は新馬戦、こぶし賞を連勝中。フランス調教馬の母サプレザは英GIサンチャリオットSを3連覇した実力馬で、マイルチャンピオンシップにも3年連続参戦して3、4、3着に入った活躍馬だ。デビュー2戦とも重馬場だっただけに、良馬場のスピード決着に課題があるが、父ディープのDNAであっさり克服しても不思議ではない。

 ダノンアレー(栗東・安田隆行厩舎、牡)はダートで勝ち上がったが、3戦目から芝に転じて、つばき賞2着、アルメリア賞2着としぶとい先行力を見せた。中1週の後の中2週とタイトなローテーションだが、出走してくれば有力候補の1頭だ。

 ディープ産駒以外ではまず、アーヴィント(栗東・岡田稲男厩舎、牡)が注目される。ダートの新馬戦を勝ったばかりだが、前週初芝の若葉Sで2着に逃げ粘ったキメラヴェリテのようにキズナ産駒はスピード決着、道悪、芝、ダートと様々な状況への対応力があり侮れない。

 他にも、昨年10月の東京新馬戦(芝1800メートル)を勝って以来となるトウケイヘイロー産駒のトウケイタンホイザ(栗東・清水久詞厩舎、牡)はレースセンスの良さが売り。重馬場の弥生賞で10着に終わったメイショウボサツ(栗東・西浦勝一厩舎、牡)は中京未勝利戦(芝2000メートル)を2歳コースレコードで勝っており、良馬場なら見直せる。

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【中山牝馬S&ファルコンS&阪神スプリングJ】レースの注目点 2020年3月11日(水) 16:37

★重賞連勝&姉妹制覇を狙うコントラチェック 荒川調教師はメイショウサムソン産駒2頭を登録/中山牝馬S



 ターコイズSを制したコントラチェック(4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、中山牝馬Sで重賞連勝を狙う。同馬は父ディープインパクト、母リッチダンサーという血統で、姉のバウンスシャッセは2015年の中山牝馬S勝ち馬。中山牝馬Sでは、2017年から3年連続でターコイズS組が連対しているが、コントラチェック中山牝馬Sの姉妹制覇を成し遂げることができるだろうか。Vなら、同馬を管理する藤沢和雄調教師は、歴代最多タイの中山牝馬S3勝目となる。



 また、荒川義之調教師(栗東)は、デンコウアンジュ(7歳)、メイショウグロッケ(6歳)と2頭のメイショウサムソン産駒を登録している。昨年の中山牝馬Sでは、メイショウサムソン産駒のフロンテアクイーンが勝利を挙げたが、荒川調教師が送り出すメイショウサムソン産駒2頭は好成績を挙げることができるだろうか。なお、デンコウアンジュは前走の愛知杯で1着、メイショウグロッケは前走の京都牝馬Sで3着と牝馬限定重賞で好走している。



★1回中京で大活躍の2年目・岩田望来騎手 キズナ産駒のエグレムニに騎乗予定/ファルコンS



 2月29日に開幕した1回中京競馬は3月8日で2週目を終えたが、同開催の騎手成績を見ると、昨年デビューの2年目・岩田望来騎手が11勝を挙げ、2位の西村淳也騎手(4勝)に7勝の差をつけてトップを独走している。岩田望来騎手は、14日のファルコンSではエグレムニ(牡、栗東・加用正厩舎)に騎乗する予定だが、自身初のJRA重賞制覇を決め、開催リーディング獲得へ勢いを増すことができるだろうか。



 また、エグレムニは昨年産駒がデビューした新種牡馬キズナの産駒。先週のチューリップ賞では同産駒のマルターズディオサが勝ち、キズナは初年度産駒から既に3頭のJRA重賞勝ち馬を送り出している。キズナ産駒は、エグレムニの他に、函館2歳S勝ち馬ビアンフェ(牡、栗東・中竹和也厩舎)がファルコンSに登録しているが、今週も重賞を制すことができるだろうか。



★昨年のJ・GI連対馬4頭が勢揃い オジュウチョウサンシングンマイケルは初対決/阪神スプリングJ



 2016・17・18年の最優秀障害馬オジュウチョウサン(牡9歳、美浦・和田正一郎厩舎)、昨年の最優秀障害馬シングンマイケル(セン6歳、美浦・大江原哲厩舎)が阪神スプリングJに登録している。オジュウチョウサンは、昨年春の中山グランドJで障害重賞11勝目を挙げた後は平地競走に出走しており、今回は11力月ぶりの障害レース参戦となる。一方、シングンマイケルは昨年6月の東京ジャンプSで障害重賞初制覇。秋には東京ハイJ中山大障害を勝ち、最優秀障害馬のタイトルを手にした。オジュウチョウサンシングンマイケルは、今回が初対決となるが、新旧の最優秀障害馬対決はどちらに軍配があがるだろうか。なお、オジュウチョウサンには石神深一騎手、シングンマイケルには金子光希騎手が騎乗予定。



 また、阪神スプリングJには、昨年の中山グランドJ2着馬シンキングダンサー(牡7歳、美浦・武市康男厩舎)、中山大障害2着馬ブライトクォーツ(牡6歳、栗東・荒川義之厩舎)も出走を予定しており、前年のJ・GI連対馬4頭すべてが顔を揃えることになりそうだ。果たして、豪華なメンバーが揃った一戦を制すのはどの馬だろうか。



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【ズバリ!調教診断】チューリップ賞2020 2歳女王が及第点以上の仕上がり!手塚厩舎のキズナ産駒も好感触! 2020年3月6日(金) 20:00

土曜日に行われるチューリップ賞の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


クラヴァシュドール
帰栗後は丁寧に調整を重ね、1週前にはCWコースで長めから3頭併せを施し、及第点のタイムをマーク。当週は単走で終い重点ながらも、馬場の外めを折り合い良く軽快に走る姿が目を引いた。鞍上の指示にも従順でメンタル面の充実を感じさせる。仕上がり順調。

メデタシメデタシ
中2週と間隔は詰まるが、栗東坂路の最終追い切りではしっかりとした脚取りで終い1F12秒2を計測。この馬なりに良いコンディションを維持しているように映る。しかし、相手強化の重賞で好走できるレベルにあるかといえば微妙な線。上位進出のハードルは高そうだ。

スマートリアン
栗東坂路で行われた今週の本追い切りではキビキビと駆け上がって、4F53秒7を計時。前走(エルフィンS3着)の最終追いと同等のタイムをマークした。頭の位置が高い点は気になるが、トータルで見ると決して雰囲気は悪くない。状態はいい意味で平行線といえる。

レシステンシア
2月12日に栗東へ帰厩し、それ以降は坂路で調整。1週前追いはぎこちなさの残る動きだったが、4日に行われた最終追いではこの馬らしい力強い走りを披露した。時計も上等の部類で、態勢はキッチリと整った印象。及第点以上の仕上がりとみたい。

チェーンオブラブ
1週前に美浦Wで強めの負荷をかけた併せ馬を消化したあと栗東へ移動。当週の本追い切りはCWで単走ながらも、馬場の外めからシャープな動きを見せた。環境の変化に動じることなく、落ち着きを保っているところは好印象。いい状態でレースを迎えることができそうだ。

ショウリュウハル
今回の最終追い切りは栗東坂路で行った。4F53秒8の一見すると地味な内容だが、攻めでバンバン好タイムを出すタイプではないので気にする必要はない。動き自体には活気があり、調子は良さそう。上位争いが紛れるようなら、浮上の目もあるかもしれない。

ウーマンズハート
栗東坂路で行われた最終追いは4F57秒0と遅いタイムではあったが、実戦を想定して馬の後ろで抑えたものなので心配無用。終い1Fは11秒8で収めており、動きもハツラツとしている。いいイメージで臨むことができそうだ。有力候補の1頭といえよう。

モズアーントモー
4日に栗東坂路で実施した本追い切りでは、4F53秒9を計時。この馬としては水準の時計であり、状態面の不安はなさそう。ただ、1勝クラスで大敗を喫した直後の重賞チャレンジ。勝ち負けに持ち込めるだけの上積みがあるとは言い難い。先々につながるレースができれば、といったところか。

イズジョーノキセキ
1週前、当週と2週続けて栗東CWで長めから併せ馬を敢行。意欲的に攻め馬を消化している点は評価できる。時計的にも悪くなく、一応の態勢は整った印象。持ち味のしぶとさを活かせる展開になれば、勝ち切るまでには至らずとも、圏内に食い込む余地はある。

スマイルカナ
中間は美浦Wで熱心に調整を続け、1週前に5F65秒台の好タイムをマーク。当週は関西への輸送を考慮して息を整える程度の調整にとどめたが、スピード感のある動きを見せた。デキは高いレベルで安定しており、輸送をクリアできれば重賞連勝の可能性も十分に考えられる。

シャンドフルール
中2週とレース間隔は詰まるものの、栗東坂路の最終追い切りでは終い2Fを24秒5-12秒0の加速ラップで収めてきた。この馬なりの状態は保っているが、重賞で勝ち負けに持ち込むとすれば、何かひと工夫ほしいところ。好結果を出すには、鞍上の巧みなエスコートが不可欠となろう。

フルートフルデイズ
栗東坂路で行われた今週の本追い切りでは、馬場の真ん中を軽快な脚取りで駆け上がってきた。4F56秒4と時計は地味ながらも、それを感じさせないものはある。とはいえ、ここに入ると力強さの面で物足りないのも確か。今回は苦戦が予想される。

マルターズディオサ
美浦Wで行われた1週前追いでは、3頭併せの真ん中というストレスのかかるポジションを苦にせず、手応え優勢でフィニッシュ。今週の坂路では相手に合わせる内容ながらも、躍動感に満ちた走りを披露した。活気もほどよく、勝ち負けを意識できる状態とみる。

ピーエムピンコ
今週の本追い切りは美浦Wの外めをスピード感のある走りで回り、5F67秒近辺をマーク。小柄な馬体、なおかつ関西への輸送を控えながら、しっかりと時計を出してきた点は好感度が高い。気配の良さを活かせるようなら、出番があっても不思議はない。



ウマニティ重賞攻略チーム

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【3歳新馬】京都6R キズナ産駒の牝馬アブレイズが差し切り勝ち! 2020年2月2日() 13:09

 2月2日の京都6R・3歳新馬(芝2000メートル)は、藤井勘一郎騎手騎乗の5番人気アブレイズ(牝、栗東・池江泰寿厩舎)が中団から直線で危なげなく抜け出してデビュー勝ちを果たした。タイムは2分05秒8(良)。

 3/4馬身差の2着にはコンフィテーロ(6番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にブルームラッシュ(1番人気)が続いた。

 アブレイズは、父が新種牡馬のキズナ、母エディン、母の父ジャングルポケットという血統。

 ◆藤井勘一郎騎手(1着 アブレイズ)「調教の動きが良くて、レースでは探りながらでしたが、ゲートをスッと出て好位につけられました。直線で内から並ばれる形でも、スパッと反応してくれて、こちらの決め手が上でした。これからですね」

★2日京都6R「3歳新馬」の着順&払戻金はこちら

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キズナの関連コラム

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 札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)、小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)などが施行された8月31日・9月1日の週をもって、JRAの2019年夏季競馬シーズンが終了。8月25日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)などを含めた主要競走の結果を受け、「ウマニティPOG 2019」のランキングにもいよいよ本格的な動きが出てきました。

 まだG1どころかG2も施行されていない時期であり、最終的な結果を左右するような大一番はだいぶ先。しかし、近年は3歳春のクラシック戦線を目指すような馬のデビュー時期が早まっていて、POGにおいても“逆転勝利”が難しくなりつつあるところです。好スタートを決めるに越したことはありませんし、これから出遅れを挽回すべく追加の入札に臨むとしても、好スタートを決めたプレイヤーの指名に学ぶのが得策であるはず。そこで今回は、9月1日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしていきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおける本賞金額(9月1日終了時点)トップ20は下記の通り。

マイネルグリット(マイネショコラーデの2017) 5400万円
ブラックホール(ヴィーヴァブーケの2017) 3880万円
ビアンフェ(ルシュクルの2017) 3880万円
ウーマンズハート(レディオブパーシャの2017) 3800万円
エレナアヴァンティドリームカムカムの2017) 2610万円
ケープコッド(ハーロンベイの2017) 2380万円
ルーチェデラヴィタ(トウカイライフの2017) 2300万円
ラインベックアパパネの2017) 2300万円
オータムレッド(ティッカーコードの2017) 2300万円
イロゴトシ(イロジカケの2017) 2010万円
ペールエール(アピール2の2017) 1900万円
トリプルエース(Triple Pirouetteの2017) 1900万円
タイセイビジョン(ソムニアの2017) 1900万円
サトノゴールド(マイジェンの2017) 1900万円
ゼンノジャスタ(ウインアンジェラスの2017) 1810万円
プリンスリターン(プリンセスプライドの2017) 1480万円
ラウダシオン(アンティフォナの2017) 1480万円
ダーリントンホール(Miss Kentonの2017) 1480万円
ビッククインバイオアニメイトバイオの2017) 1460万円
ヒルノマリブ(パレガルニエの2017) 1340万円
エヴァーガーデン(モエレカトリーナの2017) 1340万円

 馬名だけ見てピンと来た方もいらっしゃると思いますが、入札で人気の中心となっていたディープインパクト産駒は、現在のところラインベックしかランクインしていません。そもそも、複数の産駒がランクインしている種牡馬はキズナビアンフェルーチェデラヴィタ)、ゴールドシップブラックホールサトノゴールド)、ダイワメジャーケープコッドペールエール)の3頭だけ。そのキズナゴールドシップをはじめとする新種牡馬勢が健闘したこともあり、バラエティに富んだ顔ぶれとなっていました。少なくとも、特定の種牡馬を狙うような作戦では獲得ポイントを伸ばしづらい展開と言えるでしょう。

 こういった状況の中、最上位クラスのスペシャルワールドでトップを走っているのはシスター闘将さん。小倉2歳ステークスの優勝馬マイネルグリットをデビュー前に指名していたうえ、他にも2頭の指名馬が勝ち上がりを果たしています。参加者35人の1頭1オーナー制という厳しい環境であることを考えれば上々の滑り出しです。
 しかも、シスター闘将さんの指名馬は「全力でスタートダッシュを決めにきた」というラインナップではありません。まだ20頭のうち8頭しかデビューしていないうえ、マイネルグリットの落札価格はわずか1530万PP。3億0310万PPで落札したアドマイヤチャチャ(ホットチャチャの2017)、3億0030万PPで落札したミスアンコールの2017など、まだまだ大物候補が控えていました。ここからさらに獲得ポイントを伸ばし、そのまま逃げ切り勝ち――という展開も十分にあり得るんじゃないでしょうか。

 G1ワールドはかなりの混戦模様ですが、現在のところ(じ~ じ)さんがわずかな差でトップに立っています。ビアンフェが函館2歳ステークスを、ラインベックが7月20日の中京2歳ステークスを制したほか、サトノゴールドタイセイビジョンラウダシオンもそれぞれ重賞で善戦。このうえデビュー戦を圧勝したリアアメリア(リアアントニアの2017)、良血馬のポタジェ(ジンジャーパンチの2017)、ライティア(シンハリーズの2017)らが控えているという、非常に重厚なラインナップです。最終的には圧勝かもしれませんね。

 G2ワールドはビアンフェマイネルグリットを指名した蘇我馬子さんが頭ひとつ抜けた存在。8月10日のコスモス賞を勝ったルーチェデラヴィタも指名されていました。そのルーチェデラヴィタビアンフェはデビュー前に獲得した馬ですが、勝ち上がった後の入札で獲得した馬も多いので、これから追加指名を考えているプレイヤーはぜひお手本にしてみてください。
 G3ワールドはビアンフェらを指名しているのむのむごっくんさん、ダーリントンホールらを指名しているe1ef4bbbe6さんがトップ争いを展開中。3位以下のプレイヤーも差はわずかで、まだまだ目まぐるしくランキングが動きそうです。
 オープンワールドも僅差の争いとなっていますが、トップ10にランクインしているプレイヤーのうち、マイネルグリットを指名していたのは現在1位のemiさんだけ。ここで差をつけた分が2019年シーズンA賞金王のタイトル獲得に繋がったわけですから、お見事と言うほかありません。

 スペシャルワールド以外は今後も仮想オーナー募集枠が順次開放されていきますので、まだすべての2歳馬を指名可能。トッププレイヤーたちの指名も参考にしながらラインナップを固めていきましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2019年7月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】函館で好騎乗連発!注目のルーキー騎手/クイーンS展望
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先週は東西で重賞が2レース。

中京記念は3頭出走した3歳馬のワンツー決着。勝ったグルーヴィットロードカナロア産駒らしい絶妙な立ち回りで直線抜け出し接戦を制した。まだG1クラスになると足りない気もするが、センスの良さは今後も大きな武器になりそうだ。

一方、人気で敗れたプリモシーンはラストで伸びを欠いたが、人気を背負った分早めに動いた不利もあったように見えた。地力の一端は示した一戦で、文字通り負けて強しということで良さそうだ。当初本命予定だったクリノガウディーは結局3番手にしてしまったが、意外なことに今回が重賞初騎乗だった森裕太朗騎手の冷静な手綱も光った。もともと知名度以上に腕の立つジョッキーだ。

函館2歳Sは、新種牡馬キズナ産駒のビアンフェが最内枠を生かしての逃げ切りで完勝。もっともこちらはやや例年よりも低調なメンバー構成で、馬場や枠順の恩恵を最大限に生かした勝利だった。

キズナ産駒は早くも重賞初制覇となったが、総じて産駒はセンスとスピードがあり、逆に言えば今後の伸びしろが課題になってくる。ディープインパクトキズナに続く父仔3代ダービー制覇の期待が懸かる種牡馬だが、どちらかといえばマイル以下でスピードを生かすタイプが増えそうだ。初勝利、2勝目までは比較的早くても、クラシックの足音を聞く頃には距離の壁に当たるかもしれない。


~好騎乗連発!注目のルーキーとは?

さて、いよいよ夏競馬も後半戦に入るが、新種牡馬の動向とともに気になるのが、今年デビューした新人ジョッキーたちである。今年は前評判も非常に高かったが、実際に乗れる騎手が多い印象だ。

その筆頭格は、既に20勝を挙げている斎藤新騎手だろう。デビュー週にポンポンと2勝を挙げると、以後も順調に勝ち星を重ね、乗り馬の質も日を追うごとに上がっている。最近は人気馬に乗ることも多く、ルーキー騎手ながら穴で狙うよりも人気で買う機会の方が増えてくるかもしれない。いずれにしても、乗れる新人騎手というのは間違いなさそうだ。

ただ、個人的に気になるルーキー騎手は別にいる。その騎手こそ、函館開催では6勝を挙げる活躍を見せ、目下売り出し中の団野大成騎手だ。

団野騎手の騎乗にはこれまでも何度か唸らされている。初勝利を挙げたタガノジーニアスでは好位の馬群に収まり、直線は外から差し切り勝ち。新人らしからぬ、落ち着いた騎乗だった。函館で穴をあけたファンシャンでは、好スタートから上手く位置を取り直線はインの馬群を捌いて10番人気ながら3着と好走した。

そして先週の競馬では、まず土曜5Rの芝2000m戦でモイに騎乗し最後方から脚を伸ばし6番人気ながら2着と好走、返す刀で土曜6Rの芝1200mでは、ホッコーメヴィウスの末脚を生かし外から差し切った。そして極めつけが日曜8Rの芝1800m。ややズブさのあるレッドサイオンに騎乗すると、道中は馬群でじっくり脚を溜め、4角からスパート。ロスなく最終コーナーを回りつつ加速をつけると、直線では粘るルメール騎乗、単勝1.8倍のフォルコメンを差し切ってみせた。ゴール後には思わずガッツポーズが飛び出すほどで、本人にとっても会心の騎乗だったのではないか。

団野騎手の新人らしからぬところは、差し馬での好走の多さだ。普通、新人騎手や若手騎手といえば減量を生かして主に短距離での逃げ先行に活路を見出す。だが、団野騎手の場合はむしろ脚を溜めて差して来るパターンが多い。その証拠に1200m以下での勝ち鞍が少なく、これまで8勝中僅か1勝のみ。これは他のルーキー騎手と比較しても極端に少ない。

斎藤新騎手→20勝中6勝が1200m以下
岩田望来騎手→11勝中6勝が1200m以下
団野大成騎手→8勝中1勝が1200m以下

以上を見ても明らかだろう。

レースぶりを見ていても脚を溜めるのが上手く、バランスが非常に良いように見える。だから馬の伸びが良く、持っている脚を上手く引き出している印象だ。これから開催は札幌へと移るが、今の調子ならば札幌のダート1700mや芝の1800m・2000m・2600mあたりで狙ってみても面白そうだ。幸い斎藤新騎手や岩田望来騎手ほど人気馬に乗る機会も少ないだけに、馬券的な妙味もありそうだ。何より、団野騎手自身も「中距離が得意」と口にしている。飛躍の夏に期待すると同時に当コラム読者の皆様は、いち早く団野騎手で儲けてほしい。


クイーンステークスはスタミナよりもスピードが生きるレース

さて、今週の重賞は2つ。アイビスサマーダッシュは例年外枠有利のレースで、今年もまずは枠順が重要になるだろう。当然外枠が売れるのだが、それでもなお外枠が儲かる状況。単純な予想だと言われようと、誰に何を思われようとも遠慮なく外枠を、単純思考で狙う方が正解に近づく。

開幕週の札幌ではクイーンSが行われる。こちらは開幕週ということでスピードが重要になる一戦。マーメイドS他、2000m以上の重賞での実績はあまりアテにならず、むしろ1800mでの先行好走歴、そしてマイル以下での実績に注目したい。

上位人気想定の中では、中距離を2連勝のサトノガーネット、中長距離での実績が目立ち1800mだと後方からの競馬になるウラヌスチャームより、マイル重賞勝ちの実績があるミッキーチャームや、小回りでの対応力が高いフロンテアクイーンの方が良いということになる。その中でも、安定感抜群で馬群も捌けるフロンテアクイーンは今回も有力とみる。前走は外枠で流れに乗れず、得意条件に戻れば堅実に駆けてくれるのではないだろうか?

いずれにしても、今週は3場とも開幕週。じっくり馬場を見てから週末の勝負に臨みたい。


※重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて一部無料公開しますので、是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年6月28日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】2歳戦の振り返りと夏競馬での狙いどころ/週末の重賞展望
閲覧 1,030ビュー コメント 0 ナイス 3

春のグランプリ宝塚記念は、紅一点リスグラシューの圧勝で幕を閉じた。先週の当コラムにおいて、

「開催後半特有のタフな馬場になりスタミナを問われる展開になれば8枠に入ったスワーヴリチャードリスグラシューといった面々の差しが怖くなる」

と書いた通り、◎スワーヴリチャード、○リスグラシューという最終結論としたが、馬場はタフながらもリスグラシューは想定より前での競馬となった。好スタートを切ったあとの咄嗟の判断はさすがレーン騎手といえるだろう。もっとも、タフな馬場で外がやや有利だったからこそ外枠勢が先行しやすかった面もある。宝塚記念は一見すると先行有利の単純な前残りだが、実際のところは馬場状態の影響を大きく受けており、単純な先行有利というよりは、やや外有利の先行有利という決着だった。そういう観点からみると最内枠から馬場の悪いところを押し上げて逃げ、それでいて2着に粘ったキセキは評価できる。

秋はそれぞれ国内、海外と路線が分かれそうだが、今後に楽しみが広がる一戦だった。


~ほぼ半分のレースを勝利! 勢いを加速するノーザンファーム生産の2歳勢

さて、今週末からは3場ともローカル開催となり、それに伴い2歳戦線も本格化する。2歳新馬戦のスタートから1ヵ月が経ったが、ここまでの傾向をざっくり振り返り今後の傾向と対策を練りたい。

まず目立つのは、もはや見慣れた光景となってしまったがノーザンファーム勢の大攻勢である。先週までのひと開催で27レースの2歳新馬・未勝利戦が行われたが、そのうちなんと13レースでノーザンファーム生産馬が勝利している。好走率も凄まじいものがあり、延べ38頭が出走し13勝、2着4回、3着8回…3着内率はなんと67.6%、つまり3頭出走すれば2頭以上が馬券に絡んでいることになる。

当然人気になることも多いのだが、それでもベタ買いでの回収率は単勝184%、複勝121%という驚異的な成績だ。以上をまとめると、

「今年の2歳戦線においてノーザンファーム生産馬は3回に2回以上馬券に絡み、さらに単複を黙って買い続ければ儲かる」

という恐るべき状況となっているのだ。

さらに恐ろしいのはノーザンファーム生産馬の中でもシルクレーシングの所属馬だ。ここまでなんと6頭出走して6戦全勝、パーフェクトなのだ。当然人気馬が多いのだが、6頭の中には10番人気でダートの新馬戦を制したヴィンカマヨールもいるので、単勝回収率は800%超という恐ろしいことになっている。

もちろんこれは出来過ぎだろうが、日本競馬を席巻するノーザン帝国の勢いは留まることを知らないどころか、さらに加速している…ということは頭に入れておきたい。


~注目の新種牡馬はリアルインパクト

もうひとつ、個人的に気になるのが種牡馬の動向だ。2歳戦の種牡馬成績を見ると、ディープインパクト産駒が3頭出走し3戦全勝とキッチリ結果を出している。ただこれはある意味見慣れた光景で、むしろそれ以外に目立つのが新種牡馬、キズナリアルインパクト産駒たちの活躍である。

キズナ産駒はここまで12頭が出走し2勝、6頭が馬券に絡む活躍を見せている。全体に素軽いスピードのある産駒が多く、仕上がり早で新馬向きの印象を受ける。走りも軽いのでこれから夏のローカル平坦コースでさらなる活躍が見込めるのではないか。2歳新馬&未勝利でのキズナ産駒は要注意だろう。もっともスケールという点では多少小粒な印象もあるので、勝ち上がりは増えても2勝目に関しては苦労する産駒が増えるかもしれない。

一方、同じく2勝ながらもキズナ産駒以上に面白いなと感じさせるのがリアルインパクト産駒だ。これまでラウダシオントライフォーリアルという2頭の勝ち馬を輩出しているが、産駒は総じてセンスが良く、走りに力強さもある。血統的にも、また走りからも距離に限界はあるだろうが、夏の2歳重賞や、秋の京王杯2歳S、ファンタジーSといった特にマイル以下のレースでの活躍が見込めそうだ。恐らくG1というよりはトライアルに強いスピードタイプで、場合によってはダートもこなせそう。研究されると妙味もなくなってくるので、今のうちから是非馬券を仕込んでおきたい。なお、産駒の中で特に狙いをつけるとすれば、やはりノーザンファームや社台ファームの生産馬ということになる。

なお、これからしばらくはローカルでの開催が続く。基本的に溜めて末脚を生かす形が得意なノーザンファーム勢は中京や新潟外回りといった条件で狙い、小回りやダートではマイネルやミルファームといった勢力の巻き返しに期待してみるのも面白いかもしれない。


~馬場を見てから考えたい今週末の重賞

さて、今週末は福島でラジオNIKKEI賞、中京でCBC賞が行われる。正直なところどちらも天候がまだ読めない面もあり、加えて開幕週で馬場状態も不透明だ。したがって現時点で下手なことは書けないが、馬券的に面白そうなのはフルゲートとなったラジオNIKKEI賞だろうか。

人気を集めそうなヒシイグアスは、デムーロ騎乗のハーツクライ産駒で小回りへの適性は微妙な気もするだけに、波乱の期待も高まる一戦だ。基本的には内枠勢、立ち回り型が優勢な一戦だけに、迷ったら内重視の狙いを立ててみたい。現時点では小回り1800mに替わるインテンスライト、福島コースに実績のあるダディーズマインドあたりは、人気がなければ面白そうかなと思うが、頭を悩ます週末になりそうだ。

※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年6月12日(水) 13:26 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第4回新馬戦勝ち馬レビュー~
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今回を含む3週は、「POG分析室」の番外編として、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。まずは6月1日(土)、6月2日(日)、6月8日(土)、6月9日(日)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2019年06月01日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】リアアメリア(U指数79.1)
牝 父ディープインパクト/母リアアントニア 中内田充正厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。母のリアアントニアは現役時代にBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)などを制しています。もともと前評判の高い馬でしたが、デビュー戦後はさらに評価が上がった印象。今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

■2019年06月01日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】カイトレッド(U指数73.0)
牝 父ゴールドヘイロー/母ニシノマドカ 和田雄二厩舎
→2018年の北海道サマーセールで購買されており、価格は378万円。半兄に2018年札幌2歳ステークス2着のナイママがいます。SANSPO.COMによれば、この後は7月21日(日)の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)か8月3日(土)のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を目指す模様。引き続き目が離せません。

■2019年06月02日 阪神05R 芝1400m内
【優勝馬】タイセイビジョン(U指数83.7)
牡 父タートルボウル/母ソムニア 西村真幸厩舎
→2017年のセレクトセールで購買されており、価格は1944万円。半兄に2018年毎日杯4着のノストラダムスがいます。ちなみに、母のソムニアも2009年函館2歳ステークスで3着に健闘した実績馬。U指数の高さだけでなく、血統背景からも注目に値する一頭と言えるでしょう。

■2019年06月02日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】サリオス(U指数75.4)
牡 父ハーツクライ/母サロミナ 堀宣行厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。半姉に2017年エルフィンステークス1着のサロニカ、2018年ローズステークス2着のサラキアがいます。また、母のサロミナは現役時代にドイツオークス(独G1)を制している馬。クラシック戦線でも活躍を期待できそうです。

■2019年06月02日 東京06R 芝1600m
【優勝馬】モーベット(U指数70.9)
牝 父オルフェーヴル/母アイムユアーズ 藤沢和雄厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は3500万円。母のアイムユアーズは現役時代に2012年フィリーズレビューなどを制しています。全体的にやや晩成なオルフェーヴル産駒とはいえ、この母の仔なら完成は早いはず。なお、SANSPO.COMによれば、この後はノーザンファーム天栄に移動する予定とのことでした。

■2019年06月08日 阪神05R 芝1200m内
【優勝馬】トリプルエース(U指数74.6)
牡 父Shamardal/母Triple Pirouette 斉藤崇史厩舎
→外国産馬ですが、母のTriple Pirouette(トリプルピルエット)は日本で現役生活を送った馬。アイルランドに移動してからは2頭目の産駒となります。現3歳の半兄Isosceles(父ルーラーシップ)はアイルランドで勝ち上がりを果たした模様。国内供用時の半兄にもJRAで4勝をマークしたクワドループルなどがいますし、将来が楽しみです。

■2019年06月08日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】グランチェイサー(U指数77.2)
牡 父ダイワメジャー/母キャッスルブラウン 矢野英一厩舎
→母のキャッスルブラウンは現役時代にJRAで3勝をマーク。半兄に2015年クロッカスステークスなどを制したニシノラッシュがいます。POG期間中の勝ち馬率や一頭あたり賞金が高いダイワメジャー産駒ですから、大きな舞台でも活躍を期待して良いんじゃないでしょうか。

■2019年06月09日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】ルーチェデラヴィタ(U指数77.9)
牝 父キズナ/母トウカイライフ 西村真幸厩舎
→2018年のJRAブリーズアップセールで購買されており、価格は1512万円。半姉にJRA1勝のサーチュインがいます。この馬が早々に勝ち上がったことで、新種牡馬のキズナはさらに注目度がアップしそう。今後の入札に影響があるかもしれません。

■2019年06月09日 東京05R 芝1800m
【優勝馬】ワーケア(U指数78.1)
牡 父ハーツクライ/母チェリーコレクト 手塚貴久厩舎
→2017年のセレクトセールで購買されており、価格は12420万円。半姉にJRA4勝の現役馬ダノングレースがいます。母のチェリーコレクトは現役時代にイタリアオークス(伊G2)などを制している馬。もともと注目を集めていた評判馬だけに、今後も入札が集中しそうです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2016年7月8日(金) 16:00 みんなの競馬コラム
【七夕賞】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

先週のラジオNIKKEI賞は、ディープ産駒のゼーヴィントが優勝。鞍上的にもファイナルフォームのリプレイを見ているようでしたが、血統的に気になった点は2つ。

1点目は、パシフィカス(ナリタブライアンビワハヤヒデの母)、キャットクイル(キズナファレノプシスの母)などを送り出すPacific Princess牝系とディープインパクトの組み合わせが、先述のキズナ以外にも、ラストインパクトモンドインテロ、そしてゼーヴィントと違う母から活躍馬が続出するニックスであるということ。
2点目は、ディープインパクトとRoberto血の相性は決して良いとはいえず、ディープインパクト×ブライアンズタイムの重賞ウイナーは昨年まで出ていなかったのですが、今年ディーマジェスティが出現、さらにゼーヴィントまでもが重賞を制しました。ここまで様々なタイプから活躍馬を輩出する種牡馬ディープインパクトは、とんでもないスーパーサイアーです。


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『日本サラブレッド配合史』の著者で血統研究家の笠雄二郎さんの言葉に、「血統と馬体と走りの考察の一致した点で馬を語らなければならない」というものがあります。
たとえば、名繁殖牝馬レーヴドスカーの産駒たちの多くがレーヴディソールレーヴミストラルのようにストライド走法で外回り向きの末脚で走っていますが、ゼンノロブロイを父に持つレーヴデトワールだけは、父からもLa Troienneの血を引くからか肩が立っていて前脚が伸びきらないのでほかの兄弟ほど追ってから味がないーというように「この母は」、「この父は」、「この系統は」と、表面的に語ることも重要なときもありますが、それだけでは気付かない部分があります。だから「一致した点」で語らなければならないし、その方が圧倒的に面白いということなのだろうと解釈しています。

なぜこんなことを書いたのかというと、たとえば七夕賞で「ハーツクライ産駒を買え」ということがいわれているとき、そしてその年の出走馬の中のハーツクライ産駒がメイショウナルトレコンダイトの2頭だった場合、前者は(Bold Reason≒Never Bend3×3のカーネギーを母父に持ち、マルゼンスキーも引くからLa Troienneパワーが強く肩が立っていて前脚が伸びきらないのでコーナリングが巧く、かつこういうパワーが発現している馬は気温が高い夏場の方が硬質な筋肉がほぐれて調子が上がりやすいから)福島向きだけれど、後者は(母がMill Reel3×3で、ダラーンとした斬れ方をするから)福島向きではないだろう、というようなことを言うことが血統・配合予想の面白いところなのだろうと思ったからです。

上記のことに関連して、ぼくは競走馬は、

A:可動域やアクションが大きくて体型骨格のわりに完歩が大きい=いわゆる大跳びの馬
Ex)タッチングスピーチ
B:長手の体格のために他馬と比較してコーナーより直線のほうが加速がスムーズな馬
Ex)ドゥラメンテ
C:肩が立ち気味で、小刻みなピッチを刻む馬=いわゆるピッチ走法
Ex)ラブリーデイ
D:ストライドは伸びないが一歩が大きく、地面を叩きつけるような走法
Ex)グラスワンダー

というような4パターンに大別できると思っていて、ペースによって変わりますが、基本的にはAとBが外回り向き、CとDが内回り向きです。

七夕賞が福島2週目に施行時期が変わってから、ぼくの見立てでAまたはBで馬券圏内に好走したのは昨年のグランデッツァトーセンラーだけ(ニューダイナスティーも若干Bのくらいがある)。今年は特にこの2頭のようにGIで好勝負出来るような馬は見当たりませんし、やはりC、D型を狙わなければなりません。

●もちろん福島適性は高い
過去の七夕賞での好走馬2頭、一昨年の勝ち馬メイショウナルトは先述した通り、前走の鳴尾記念も0.5秒差の8着と悪くない内容でしたし、人気次第では馬券に組み込みたい1頭。昨年2着のステラウインドは、母父スピニングワールドがパワー型のスプリンターで、その母Imperfect CircleはLa Troienne6×7、ここがゼンノロブロイの母父マイニングの母I Pass(La Troienne4×5)と脈絡しますから、硬質な筋肉で前脚が伸びないC型で機動力に富んでいます。2走前のブリリアントSはダート、3走前の大阪城Sは10着ながら0.4秒差、今年も蛯名騎手の好騎乗があれば好走しても何ら驚くことはありませんが、厳しい枠に入ってしまいました。

ジャスタウェイ的成長の可能性を秘める
ディープ産駒×戸崎騎手、先週のゼーヴィントと被るアルバートドックはディープ産駒でも母がHyperionが濃い馬で、瞬発力よりも持続力に富んだ馬。だからある程度の位置から粘り込む競馬が出来れば、さらに持ち味が活きるはずで、同じくHyperion的なスタミナに富んだハーツクライジャスタウェイワンアンドオンリーリトルアマポーラも前で受けれるようになって大成しました。前走エプソムCも18頭中11番手からの競馬、以前よりは前目で競馬が出来るようになってきていますし、厩舎の先輩ジャスタウェイ的な大成をする馬かもしれません。

●福島は合っているが
シャイニープリンスは、キングヘイロー産駒で母系にPrincely Giftが入るが、Alydarの影響かさほどストライドは伸びる走りではない。母母スイートラブはテスコボーイ×ネヴァービートというNasrullah系同士の組み合わせで北九州短距離Sなどを制したスプリンターだったが、Nasrullah的な軟質なスピードは怠慢さ(≒軟質で燃費の良い筋肉)として伝わることが多いし、テスコボーイもネヴァービートも母系は欧血でNasrullah系としてはスタミナも兼備していたタイプだったから、このあたりのスタミナも上手く伝わっているのだろう。レース巧者でPrincely Giftが入るから福島の4角での下り坂からの平坦な直線もプラスだと思いますが、大外枠だとさすがに狙いにくいです。

●軽いスピードで平坦が合う
ダコールは母アジアンミーティアが種牡馬Unbridled’s Songの全妹で、アジアンミーティアは父Unbridledと母Trolley Song(Caro×ナスキロ)の柔らかさを併せ持った馬。とはいえ、軽いスピードが出た走りで平坦コースは合っています。この枠なら・・・あとは斤量との戦い。

●粘着力に富んでいる
初重賞制覇を目指すヤマニンボワラクテは、母ヤマニンカルフールがエリシオ×Danzigで、その奥の3代母父がハイインロー(HyperionとSon-in-Low)血脈だから、粘着力に富み、先述した系統だとDに属するタイプ。2走前の福島民報賞は大外枠を考えれば強い内容で、55キロのここは期待できそう。

新潟記念の方が狙いやすい
2連勝と勢いに乗るルミナスウォリアーは、メイショウサムソン産駒。メイショウサムソンはその父オペラハウスの硬さがなくマイヴィヴィアンの柔らかさで走っていました。その特徴は産駒にも受け継がれているようで、デンコウアンジュフロンテアクイーン、トーセナルニカ、サムソンズプライドレッドソロモンなど活躍馬の多くは芝馬。ルミナスウォリアーもDrone≒Halo≒Boldnesian5×4・5と芝向きの軽いスピードを増幅させた配合をしており、ここまで出世したのも納得がいく。ただ、スラッとした脚長の馬体で、外回り向きにうつるからここは軽視で、新潟記念の方が狙いやすい。

●3歳時以来の福島で期待
クリールカイザーシャイニープリンスと同じキングヘイロー産駒で、母系にPrincely Giftを引くという点も共通です。本馬の母父サッカーボーイや、ステイゴールドに代表されるサッカーボーイはPrincely Giftの柔らかさとノーザンテーストの頑強さのバランスが絶妙に現れていたといいますが、クリールカイザーにも同じようなものを感じます。メトロポリタンSは11か月の休み明け、前走目黒記念はゲート入りの際に後脚を外傷とのことで参考外、4角下りの福島コースは合っていると思いますし、巻き返しに期待できそうです。

●復活の条件は整った
重賞2勝のマーティンボロは、フレールジャックの全妹でディープインパクト×ハルーワソングという世界的な良血馬。ヴィルシーと3/4同血でもあり、今春マカヒキロゴタイプストレイトガールでGIを席巻したHalo3×4(Halo≒Red God3×4・4)らしい加速力もあるので、内回り2000mの内枠という条件は魅力的です。復帰後も悪くない競馬が続いていますし、ここは久しぶりに力を見せてくそうです。

●鞍上魅力で
マジェスティハーツはSeattle Slewが入るからか胴長で、外回り向きの差し馬なのですが、母がパワーの型のスプリンターなので、ハーツクライ産駒らしくない反応の速さがあります。だから内回りでも鳴尾記念2着のように好走することもでき、何といっても今回は鞍上(横山典弘騎手)が魅力、この枠でどういう競馬をしてくるか楽しみです。

●内回りでどんな走りをみせるか
芝に転じて再上昇してきたバーディーイーグルは、ブライアンズタイム産駒でBramalea≒Gold Digger3×4、Graustark=His Majesty3×4、Hasty Road4×5という父母相似配合馬。Graustark=His MajestyのようなRibotのクロスは、最近だとラジオNIKKEI賞のアーバンキッドや、マーメイドSのヒルノマテーラなど内回りで結果を残すことが多いです。ここは外を回すことの多い鞍上が不安ですが、人気次第では馬券に組み込んでも面白いかもしれません。

【まとめ】
・人気どころでは、ダコールヤマニンボワラクテアルバートドックを推したい。
・逆にルミナスウォリアーシャイニープリンスは割り引きたい。
・穴目ではクリールカイザーマーティンボロに特に注目
・余裕があればメイショウナルトマジェスティハーツも加えたい
特にクリールカイザーに期待しています。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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2016年3月30日(水) 21:45 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第345話大阪杯(謎解き編)
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第345話 「大阪杯


11年 35.8-46.7-35.3 =1.57.8 ▼3△5△ 4 平坦戦
12年 39.1-51.1-35.3 =2.05.5 ▼4▼7△10 瞬発戦 稍重
13年 36.7-48.6-33.7 =1.59.0 ▼3▼4△ 6 平坦戦
14年 36.6-47.4-36.3 =2.00.3 ▼2△9± 0 平坦戦
15年 36.6-49.2-37.1 =2.02.9 ▼1▼1△ 7 平坦戦 不良

来年の大阪杯はGⅠに昇格するかもしれないとのこと。
GⅠにするのはいいですが単純にGⅡ→GⅠの変更はどうなんでしょう?
宝塚記念は阪神芝2200mコース、大阪杯も阪神内回りで200mの距離差があるだけです。
どうせなら外回りの1800mコースか2400mコースに変更すれば他のGⅠレースと差別化出来る気がします。
但し、2400mにすると春天に向けてのステップレースである阪神大賞典日経賞のメンバーがスカスカになってしまいそうなので1800mがベストな落しどころかなと思います。
大阪杯安田記念ヴィクトリアM)→宝塚記念のローテが組めるのではないでしょうか。
しかし大阪杯は現状GⅠ馬などが叩きレースで使うケースが多いですが叩きレースがGⅠになってしまうと大阪杯のステップレースが必要になって来てレーシングプログラムをもっと整備しないといけない気がします。
個人的な意見として単純に春天と同じ日に京都芝1800mコースにGⅠを新設すれば綺麗にまとまる気がしますがどうかな?
秋天よりもかなりのメンバーが集まると思います。
但し、春天のメンバーがショボくなるかも…。

さて本題に戻ります。
(稍重ではありますが)テンの3Fが39.1秒という古馬GⅡ戦とは思えないほど超スローだった12年は瞬発戦でしたが以外の年は平坦戦となっています。
中盤があまり緩まないレース展開で流石にGⅠ馬が集うレベルの高い古馬GⅡ戦といえます。
では過去5年のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ヒルノダムール   【瞬3平4消0】
ショウナンマイティ 【瞬4平1消0】
オルフェーヴル   【瞬7平5消0】
キズナ       【瞬2平3消0】
ラキシス      【瞬7平0消0】
2着馬
ダークシャドウ   【瞬4平0消0】
フェデラリスト   【瞬2平2消1】
ショウナンマイティ 【瞬6平1消0】
トウカイパラダイス 【瞬8平3消0】
キズナ       【瞬2平4消0】

平坦戦適性が高く、平坦戦だっGⅠを勝利したヒルノダムールオルフェーヴルキズナがこのレースも勝利しています。
一方、ショウナンマイティラキシスといった平坦戦実績のあまりなかった馬も勝利しています。
但し、この2頭は平坦戦だったレースそのものの出走回数があまりない馬だったのも要因の一つです。
基本的には平坦戦適性が高いGⅠ馬は有力でしょう。
人気馬が好走しやすいレースですが6番人気以下の馬でも出番がない訳ではありません。
過去5年では4頭の馬が馬券になっています。
ショウナンマイティ(1着)近2走、2着→2着
エアソミュール(3着)近2走、3着→3着
ダークシャドウ(2着)近2走、2着→1着
14年2着だったトウカイパラダイス以外の3頭は近2戦連続で好走していた好調馬でした。

今年の登録馬で平坦戦適性の高いGⅠ馬は
イスラボニータラブリーデイ
の2頭です。
イスラボニータは平坦戦だった皐月賞を勝利、ラブリーデイは平坦戦だった秋天を勝利しています。
キタサンブラックショウナンパンドラヌーヴォレコルトのGⅠ馬も平坦戦も対応可能だとは思いますがどちらかといえば瞬発戦の方が実績を残している馬です。
そして近走好調馬は
アンビシャスキタサンブラックショウナンパンドラタッチングスピーチヌーヴォレコルト
の5頭です。
上記に挙げた7頭は人気馬ばかりか…。

ここはタッチングスピーチに期待します。
ラップギアは【瞬1平3消0】でスローの瞬発戦では分が悪いが上りの掛かる平坦戦では確実に差して来るでしょう。
週末雨なら更に前進。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
タッチングスピーチラブリーデイショウナンパンドラ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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キズナの口コミ


口コミ一覧

本日の見所(日経賞など)

 山崎エリカ 2020年3月28日() 09:21

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2020年 毎日杯・日経賞
___________

●毎日杯

かつての毎日杯は、NHKマイルCの前哨戦の意味合いを持ち、2008年のディープスカイ、2010年のダノンシャンティなどが、このレースを制して、NHKマイルCも制しました。しかし、近年は多様化。2013年のキズナや2016年のスマートオーディンのように、ここから京都新聞杯、そして日本ダービーを目指す馬もいれば、2017年のアルアインのように、ここから皐月賞を目指す馬もいます。要は、この先の何かしらのG1を目指すための、賞金加算のレースです。

しかし、1つだけ共通して言えるのは、過去10年の連対馬20頭中18頭がキャリア2~5戦目以内の馬ということ。キャリア5戦以上で優勝したのは、2011年のレッドディヴィスのみ。しかし、同馬にはシンザン記念勝ちの実績がありました。キャリア5戦目以上の馬は大きな上昇は見込めないだけに、それまでに実績がないと厳しいということなのでしょう。

一方、キャリアが1戦で2着と好走したのは昨年のウーリリで、前年11月の京都芝1800mの新馬戦を、好指数「-3」(新馬戦としてはかなり優秀)で勝利していた馬でした。新馬戦で高い素質を見せ、休養中にさらに成長したことで、ここでもいきなり通用したのでしょう。キャリア1戦馬を狙うのであれば、新馬戦で好指数をマークした、いわゆる素質の高いタイプに限定されます。

また、毎日杯が行われる阪神芝外1800mは、Uターンコース。スタートして最初の3コーナーまで約665mもあるために、逃げたい馬が集うと隊列争いが激しくなり、オーバーペースが発生することもあります。しかし、逃げ馬不在や、逃げ馬が1頭の場合はそこまでペースが上がりません。昨年のランスオブプラーナのように、マイペースで逃げ切ることもあります。

ただし、そこまでペースが上がらなくても、最後の約600m~ゴール手前の約200mまでが下り坂のコースだけに、その下りで勢いに乗せて、ラスト1Fの急坂を楽に上がれる差し、追い込み馬のほうが有利でしょう。実際にこのレースでは、キズナやスマートオーディンが追い込みで勝利しており、逃げて3着以内の馬がランスオブプラーナ1頭に対して、追い込みは1着2回、2着2回、3着3回の好成績。逃げと追い込み馬の3着以内を比較すると、断然に追い込み馬のほうが活躍していることから、このレースでは後半型の馬を中心視するのが好ましいでしょう。


●日経賞

日経賞は先週の阪神大賞典同様に天皇賞(春)の前哨戦。2008年のマイネルキッツ、2013-2014年のフェノーメノがここをステップに天皇賞(春)を制しているものの、ここ4年間は本番での3着以内はゼロと、重要性が薄らいでいます。これは3年前より大阪杯がG1に昇格され、ステイヤーは阪神大賞典とステップに、キタサンブラックのような実績馬は大阪杯から始動するケースが増えたからでしょう。

また、日経賞は有馬記念と同じアップダウンの激しい中山芝2500mで行われるため、しばしばスローペースが発生します。しかし、同じスローペースでも下級条件は、シンプルな上がり勝負(末脚比べ)になることが多いのに対して、上級条件は中山の短い直線を考慮して仕掛けのタイミングが早くなる傾向があります。実際にこのレースの過去10年を見ても、上がり勝負となったのは、小頭数9頭立てでゴールドアクターとサウンズオブアースがハナを譲りあった2016年くらいです。

2014年の優勝馬ウインバリアシオンのように、追い込み馬は向こう正面の下り坂である程度勢いに乗せて、3~4コーナーの外から位置を押し上げてくる傾向があり、逃げ、先行馬もそれを意識して早めに動いているケースが多く、結局、持久力も問われてるレースになっています。つまり、長距離適性に疑問がある馬が通用していないことがほとんどということです。

また、2017年のこのレースで前年の有馬記念の3着馬ゴールドアクター(1番人気)や前年の菊花賞の2着馬レインボーライン(2番人気)が馬群に沈み、2018年にも菊花賞馬キセキ(1番人気)や前年の阪神大賞典3着&京都記念2着トーセンバジル(2番人気)が、見事に馬群に沈んだように、今回が始動戦の馬は苦戦しています。休養明けで不足するのは、スタミナですから、このレースがいかに持久力も問われているかの象徴でもあります。

そもそも前哨戦は、実績馬にとっては叩き台のため、人気に応えられないことがままありますが、先週の阪神大賞典のキセキのように、スタミナが問われるレース、長距離戦ほど凡退率がアップする傾向。それだけに今年も休養明けの実績馬エタリオウよりも、今年レースを使われている馬を中心視するのが好ましいでしょう。


★★★★★★★★★★
Twitterもよろしく!
@_yamazaki_erika
★★★★★★★★★★

 ちびざる 2020年3月21日() 06:20
【POG】ルリアンが出走します。
閲覧 49ビュー コメント 0 ナイス 11

今日の阪神6Rの3歳未勝利戦(芝2200M)に

ルリアン

が出走します。

父がキズナ
母がフレンチバレリーナ

です。

前走の新馬戦は2着でした
その新馬戦はマイラプソディが勝った衝撃の新馬戦でした。
直線を向いたときは勝ったかと思いましたが、勝った馬とはモノが違ったと思ったレースでしたね。
その後、骨折が判明し、今回が復帰戦となります。
骨折が判明した時、個人的に、マイラプソディに潰されたと勝手に思っていました。(笑)
が何とか復帰にこぎつけましたね。
骨折休養明け、新馬戦より一ハロン延長と厳しい状況だとは思います。
POG指名唯一のキズナ産駒なので何とか頑張ってほしいですね。


まずは、怪我なく無事にゴールしてほしいですね。

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 ネアルコとハイペリオ 2020年3月20日(金) 16:02
3年連続ディープインパクト産駒で今年は後継種牡馬キズナ産駒...
閲覧 60ビュー コメント 0 ナイス 5

藤井勘一郎ってだけで買えないわい!しかし、藤井勘一郎はインタビューしっかりしてるな、好感は持てます。でもムチ打ちすぎだと思う、私ムチばっか打つよりクビ下げさせる方が大事だと思っているので今後も藤井はやっぱり買えないかな

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2015年5月3日天皇賞(春) G17着
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2015年5月3日 天皇賞(春) G1 7着
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