先週の回顧~(3/24~3/25)夢月プロが回収率152%、収支37万8,890円の大幅プラスをマーク!
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高松宮記念・2018
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層の薄いスプリント路線ではあるが、裏を返せば馬券的には楽しみなレース。現段階での週間天気予報からするとそう道悪競馬にはならず、昨年は道悪巧者ぶりをセイウンコウセイが見せつけたが、その後はいまひとつな成績が続いたように連覇という感じでもない。また、レッドファルクスは距離や展開や鞍上など色々あったとはいえ、少々物足りない内容となっていて、スプリント王の座を防衛できるかというと微妙。その意味で、チャンスのありそうな馬が結構多い印象だ。
それでは恒例の全馬診断へ。
1番人気想定 レッドファルクス:現在のスプリント界のチャンピオンだが、この2走は距離や展開もあるが以前よりは凄味が無くなってきた感もある。当然好走可能だが、盤石な王者という位置付けではない。
2番人気想定 レッツゴードンキ:フェブラリーSからの参戦という珍しいローテとなるが、前走久々のダートでも一瞬突き抜けるかという末脚を見せた。終いは疲れてしまったが、この距離ならまだまだやれそうだ。様々な条件で高齢までしぶとく頑張れるのは、母父マーベラスサンデーの影響か。
3番人気想定 ファインニードル:シルクロードSは強い勝ち方だったが、もっとも向くであろう京都1200mでの話で、左回り経験は一度だけ。その中京でも準オープンで2番人気10着と惨敗しており、人気になりそうなだけに人気馬の中では最も危険なタイプか。
4番人気想定 セイウンコウセイ:昨年は道悪のこのレースを制したが、その後はさっぱりで、前走久々に2着と好走したのは楽逃げによるもの。勝ち馬ファインニードルにつけられた2馬身差は58kgを背負っていたとはいえ物足りない。
5番人気想定 ダイアナヘイロー:調教師の引退に合わせて目一杯仕上げて、ライバル達の下手乗りに助けられた前走だが、ここでは通用しないのでは。
6番人気想定 ダンスディレクター:とうとう大きなところを獲れないまま8歳になってしまったが、力はそう衰えていない。1400mがベストな感じもあるが、前走はスプリント戦で珍しい先行策で好走しており末脚が鈍ってきた今に合った戦術に切り替えてきた(?)。層の薄いこの路線なら悲願のG1制覇もあるかも。
7番人気想定 レーヌミノル:昨春は勢いのままに桜花賞制覇したが、それ以降は着順は悪いが昨秋のマイルCSで4着、前哨戦のオーシャンSでも0.1秒差6着などマイル以下ならやれそうな感じにはなってきている。まだまだ強くなる時期で、通用してもおかしくない。
8番人気以降想定
ナックビーナス:オープンでもG3までなら好走を続けているが、大物食いというタイプではなく要らないのでは。
シャイニングレイ:体調がどうかが最も気になる馬。たった8戦のキャリアでオープン3勝(G2ホープフルSで2000mも勝ち、今回と同舞台のCBC賞(G3)勝ちも含む)と能力高いのは確か。ただ、昨年末の阪神Cでは引っ掛かってシンガリ負けと、いろいろと扱いが悩ましい馬。
ソルヴェイグ:2016年のスプリンターズSで3着したり、それ以外にも重賞で3連対するなど活躍しているが、この2戦は人気で惨敗しているように体調がいまひとつの印象。追い切りをみてヒモ穴に入れるかどうか程度か。
ブリザード:昨秋のスプリンターズSで5着と好走したが、父はソヴィエトスター、母デインヒル系×ヌレイエフ系で香港やオーストラリアの短距離馬に多いタイプ。「セン馬で500kgを超える大型馬でノーザンダンサーの血が濃い馬」ということから、中山より中京でパフォーマンス落としそう。
キングハート:前哨戦としてもっとも数の多いオーシャンSを大混戦の中で勝っての参戦となるが、あれ以上は無いのでは。
ビップライブリー:オープンに上がってからも重賞で掲示板には乗る(4着、2着、5着、5着)が壁を突き破れずにいるが、ダイワメジャー×フローラルグリーン(ノーザンF生産)と、流れの厳しいG1でも激走があって不思議ない能力を秘めていそう。穴馬として楽しみ。
スノードラゴン:10歳で現役続けているのも立派だし、9歳の年末にはG3カペラSで2着するなど元気だが、道悪にでもならないと厳しいか。
ネロ:一旦成績は萎んだが、栗東坂路では相変わらず50秒を切る脚力見せており、ダート初挑戦だったJBCスプリントではあわや勝つかという適性見せた。ここでは厳しそうだが、鞍上は是非3月一杯で騎手免許がなくなる中野省騎手に乗って欲しい。道悪は得意。
リエノテソーロ:デビューから芝とダートで4連勝したがNHKマイルC2着以降はパッとしない状況。1400mの方がいいタイプで、一線級のスプリンターは倒せないだろう。
ジューヌエコール:デイリー杯2歳Sと桜花賞は距離が長くて凡走したが、その後の函館SSを50kgという斤量も良かったのか制した。ただそれ以降はスランプ気味の状態が続き、調教の動きも冴えず、良くなるのはまだ先か。
セカンドテーブル:京王杯2歳S勝ち馬で古馬になってからは芝1200mでオープンとG3では長く活躍しているが、G1でどうのという感じではない。
ノボバカラ:ダートG3ふたつと交流重賞の勝ち馬で、昨夏は芝1200mを2戦使ってみたりもしたが、やはりダートでこその馬で、使ってこないのでは。
モーニン:ダートG1馬だがここ2戦は芝を使ってきている。大きくは負けていないのだが1400mでも最後方からに近い競馬となり、1200mのG1では、ついていけないのでは。ダートに戻すべき馬。
フミノムーン:シルクロードSでは15番人気3着で、アドマイヤムーン産駒のワンツースリーを完成させる父親孝行をみせるも、得意の京都でのG3で3着2回が上限で、あまり大駆けを期待できるタイプでない。
ラインミーティア:既に40戦消化の丈夫な馬。昨夏のアイビスサマーダッシュで得意の直千で重賞制覇し、その勢いでコーナーのある阪神1200mでも2着と頑張ったが、以降二桁着順が続いているようにさすがにお疲れでは。
ラインスピリット:7歳となっても衰えは小さく、淀短距離Sは58kgを背負って勝ったのは立派だが、重賞実績がなくここでは厳しい印象。
<まとめ>
有力~レッドファルクス、レッツゴードンキ、ダンスディレクター
ヒモで~レーヌミノル、シャイニングレイ、ソルヴェイグ、ビップライブリー
危険な人気馬~ファインニードル、セイウンコウセイ、ダイアナヘイロー
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先週の回顧~(6/17~6/18)kmプロが週間収支プラス100万オーバー!!
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先週は18(日)に函館競馬場でG3函館スプリントステークスが、東京競馬場でG3ユニコーンステークスが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
G3函館スプリントステークスはシュウジが先頭で直線コースへ。逃げるシュウジに直後の外にぴったりとセイウンコウセイ、2頭が他を離して激しい叩き合い!残り200mを通過、ここで抜群の手応えで上がってきたジューヌエコールがGoサイン!前2頭並ぶ間もなく交わして先頭に立つと最後は流す大楽勝!初の1200m戦で一気の変わり身を見せました!2馬身半差の2着にキングハート、そこからクビ差の3着にエポワスが入っています。
公認プロ予想家では伊吹雅也プロほか7名が的中させています。
G3ユニコーンステークスはシゲルコングが先頭で直線コースへ。シゲルコングのリードは3馬身、後続は横に並んで各馬追い込み態勢。残り300mを通過、ここでシゲルコングを捉えたタガノカトレアが先頭、後続は差なく、リエノテソーロ、サンライズソア、ハルクンノテソーロと4頭が並んでの叩き合い!残り200m、ここで後方に位置していたサンライズノヴァがエンジン全開!大外から一気の脚で前4頭を捉えるとゴールまで力強く伸びきって4馬身差の圧勝!完璧な内容で重賞初制覇を飾りました!2着にハルクンノテソーロ、そこから2馬身の3着にサンライズソアが入っています。
公認プロ予想家では伊吹雅也プロほか5名が的中しています。
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☆☆☆注目プロ →kmプロ
18(日)阪神5Rで◎コスモインザハートを頭固定、△ラテュロス、△サナコを2、3着に置いた3連単2点勝負!151.7倍を5000円仕留め、75万8500円を払い戻しました!函館2Rでも単勝19.4倍の◎ラガーユミリンを頭固定にした3連単1372.6倍を500円仕留め、68万6300円の高額払い戻しを達成しました!週末トータル回収率344%、収支プラス102万8800円の好成績を収めています。
☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
18(日)函館11Rで『臨戦過程を素直に評価したい一戦。前走の条件が“JRAのGⅠかGⅡ”だった馬は安定している』と狙った◎キングハートが2着に好走!相手も○評価としたジューヌエコールを指名し、3連複131.2倍を800円的中!10万4960円を払い戻しました!週末トータル回収率252%、収支プラス12万1640円を払い戻しました!
☆☆☆注目プロ →山崎エリカプロ
17(土)東京12Rで『能力値が一番高い降級馬ポッドクヒオが本命。骨折休養後の2戦は13着、15着と凡退していますが、ウォーミングアップのようなレースぶり。前走では先行争いに加わるスピードは見せられているので、今回での変わり身に期待しました。』と狙った◎ポッドクヒオの複勝6.3倍を5000円、馬連34.3倍を1500円的中させ、8万2950円を払い戻しました!週末トータル回収率138%をマークしています。
☆☆☆注目プロ →きいいろプロ
17(土)函館8Rで馬連74.4倍を500円、3連複654.4.倍を500円的中させ、36万4400円を払い戻し!翌日の函館5Rでは○◎の決め打ち馬券!単勝6.6倍、馬連30.9倍を大本線的中させ、14万3400円を払い戻しました!週末トータル回収率129%、収支プラス21万4900円をマークしています。
この他にも岡村信将プロ、シムーンプロ、イータン育成プロ、サラマッポプロ、KOMプロが回収率100%超の活躍を見せています。
※全レースの結果速報はこちら!
今週も、競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。 |
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『凄馬出馬表&馬券検討』6/18の結果(函館スプリントステークス)
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6月18日(日)に行われました函館11Rの「函館スプリントステークス G3」です。
レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。
1着:総合ポイント【11位】△ジューヌエコール(7.2倍)
2着:総合ポイント【7位】キングハート(10.1倍)
3着:総合ポイント【3位】▲エポワス(22.4倍)
第4グループ・総合ポイント11位のジューヌエコールが1着、第4グループ・総合ポイント7位のキングハートが2着、第2グループ・総合ポイント3位のエポワスが3着という結果でした。
期待した◎イッテツは5着......。終いもう一度盛り返す伸びを見せただけに、スタート直後に前の3頭はいいとしても、勝ち馬ジューヌエコールらにも交わされて位置取りが下がり過ぎてしまったのは痛恨でした。それにしても、◎といい、わざわざ人気で消したキングハート(2着)といい、すさまじくチグハグな結果となってしまいました(;_;)。ちなみに、3歳馬2頭だったらどっちに気があったかというと......もうこれ以上はやめておきます。『もちろんレコード勝ちがあって、人気の無いほうの3歳馬です』なんて書けませんからね(苦笑)。
【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
5=4,11,12=2,4,6,7,8,9,10,11,12,13(24点)払い戻し0円 |
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伊吹雅也のPOG分析室 (2017) ~第2回 2016年度上位入賞者レビュー~
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ダービーデイの5月28日をもって「ウマニティPOG 2016」が終了し、最終成績が確定しました。POGというゲームの性質上、ラストウィークに対する思い入れは人それぞれだったと思いますが、皆さんはいかがでしたでしょうか。
昨年に引き続き、今年もまずは各ワールドを制した“チャンピオン”たちの指名を振り返ってみたいと思います。後日改めて公開される優勝者コメント合わせて、今後の参考にしていただければ幸いです。
最高位クラスであるスペシャルワールドを制したのは藤沢雄二さん。ソウルスターリングを指名したサラマッポさん、レイデオロを指名したスガダイさんらがラスト2週で大きくポイントを伸ばしたものの、そのまま押し切りました。
藤沢雄二さんは5月7日のNHKマイルカップ(3歳GⅠ・東京芝1600m)で優勝を果たしたアエロリットを6月10日の第2回入札で確保。他に入札したプレイヤーはなく、募集価格(=入札に必要な最低価格)と同額で獲得に成功しています。翌週にデビューを控えていたとはいえ、注目度は決して高くない馬でしたから、お見事と言うほかありません。さらに、藤沢雄二さんは指名した20頭のうち14頭が勝ち上がりを果たしたうえ、12頭が1000万円以上の賞金を獲得。全体的な層の厚さが最大の勝因と言えるんじゃないでしょうか。スペシャルワールドは一般的なPOGと同じ“1頭オーナー制”であり、良血馬や評判馬、デビュー戦の内容が良かった馬だけでラインナップを組むのは至難の業。そういった状況まで加味すると、非常に価値の高い勝利です。
惜しかったのはスペシャルワールド2位のよ~じさん。5月28日の日本ダービー(3歳GⅠ・東京芝2400m)で指名馬のスワーヴリチャードが優勝を果たせば藤沢雄二さんを逆転する計算だったものの、残念ながら2着どまりでした。よ~じさんはブレスジャーニーやマイネルバールマンといった、血統的にあまり目立たない活躍馬を指名していた点もポイント。ちなみに、3位に食い込んだサウスさんもレーヌミノルやジューヌエコールといった渋い血統の活躍馬を募集価格と同額で確保しています。スペシャルワールドは“1頭オーナー制”なので、こうした馬も的確に指名していかないとなかなか上位争いに食い込めないんですよね。真似をするのはなかなか難しいと思いますが、他ワールドに参加している皆さんはスペシャルワールドの入札結果を今後の参考にすることも可能。馬券やプライベートPOGにも役立つでしょうから、ぜひ参考にしてみてください。
1頭あたりの仮想オーナー枠が最大11枠あるG1ワールドは、レイデオロを指名したWorld Towerさん、コバノすとーんさん、え~ちゃん。さんの3名による争いとなり、12億7345万円を獲得したWorld Towerさんが優勝を果たしました。ちなみに、World Towerさんは全ワールド共通の総合ランキングでもトップに君臨しています。
World Towerさんはレイデオロ、ソウルスターリング、アルアイン、アエロリットとGⅠウイナーを計4頭指名していたうえ、スワーヴリチャード、モンドキャンノ、ダンビュライトといったGⅠ好走馬も確保。考え得るほぼ最高の布陣を集めたと言って良さそうです。また、World Towerさんはこの7頭をすべて勝ち上がった後に指名している点も特徴的。実際のレースで見せた走りをしっかり分析しつつ、計画的に入札を行ったのでしょう。仮想オーナー枠が順次開放されていくウマニティPOGのルールを活かした、お見事な立ち回りだったと思います。
G2ワールドはソウルスターリングとレイデオロを指名していた九州の田舎者さんが優勝。G3ワールドはSPEC-ALZAさんが、オープンワールドは0df8f68ce7さんが、それぞれレイデオロの日本ダービー制覇によって逆転勝利を果たしました。ちなみに、どのワールドもベスト10入りのボーダーラインは6~7億円と言ったところ。今年もこのあたりを目標に手駒を揃えていきたいところですね。まぁ、仮に20頭を指名したとしても1頭あたり三千万円以上の賞金が必要で、そうそう簡単にクリアできるハードルではありませんが……。
これらのワールドからもうひとりピックアップしておきたいのが、オープンワールドで3位に食い込んだ岡村信将さん。そう、ウマニティ公認プロとしてご活躍されているあの方です。ご自身の希望もあって昨シーズンはオープンワールドへの参戦となったのですが、三千人以上もいるプレイヤーの中でしっかりと上位に食い込んだあたり、さすがは公認プロといったところ。ちなみに、オークスの終了時点では堂々の単独トップでした。
先日開催された「第2回 ウマニティ飲み会」の際にお話を伺ったところ、20頭の指名馬はすべてデビュー後の入札で獲得したとのこと。岡村さんと言えば予想理論「ラップギア」が有名で、「デビュー戦を見れば後の活躍度がわかる」とも以前から仰っていたのですが、持論の正しさを証明する素晴らしい健闘ぶりと言えるでしょう。今シーズンはどんな戦い方を見せてくれるのか、とても楽しみです。
今週から「ウマニティPOG 2017」の入札がスタートし、週末には早くも今シーズン最初の2歳新馬が施行されます。「どの馬を指名するか」だけでなく、「どんな作戦で臨むか」も大きなポイントとなるのがウマニティPOGの醍醐味。前チャンピオンたちの指名を参考に、まずは皆さんも一年間の戦略を立ててみてください。
※次回の更新は6/6(火)を予定しています
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全 2016秋~2017』(ガイドワークス)など。2016年12月02日には監修を務める人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2017-2018』(ガイドワークス)を、2017年04月12日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2017-2018』(ガイドワークス)をリリース。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG 2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。 |
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