スワーヴリチャード(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2014年3月10日生
調教師庄野靖志(栗東)
馬主株式会社 NICKS
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績19戦[6-3-4-6]
総賞金89,132万円
収得賞金24,450万円
英字表記Suave Richard
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ピラミマ
血統 ][ 産駒 ]
Unbridled's Song
Career Collection
兄弟 ナンヨーカノンバンドワゴン
前走 2019/12/22 有馬記念 G1
次走予定

スワーヴリチャードの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 161217.5512** 牡5 57.0 O.マーフ庄野靖志 526
(+10)
2.33.6 3.138.3⑥⑥⑥⑦リスグラシュー
19/11/24 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 15355.131** 牡5 57.0 O.マーフ庄野靖志 516
(+2)
2.25.9 -0.136.5⑦⑦⑥⑤カレンブーケドール
19/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 162419.157** 牡5 58.0 横山典弘庄野靖志 514
(-10)
1.57.1 0.934.3⑦⑨⑨アーモンドアイ
19/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 128118.863** 牡5 58.0 M.デムー庄野靖志 524
(--)
2.11.6 0.835.7④④リスグラシュー
19/03/30 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 8--------3** 牡5 57.0 J.モレイ庄野靖志 --0000 ------オールドペルシアン
19/02/24 中山 11 中山記念 G2 芝1800 118105.644** 牡5 58.0 M.デムー庄野靖志 524
(+14)
1.45.7 0.233.8⑥⑥⑤④ウインブライト
18/11/25 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 147116.523** 牡4 57.0 M.デムー庄野靖志 510
(0)
2.21.5 0.934.7⑤⑤④④アーモンドアイ
18/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 13452.5110** 牡4 58.0 M.デムー庄野靖志 510
(+4)
1.58.3 1.534.1⑪⑩⑪レイデオロ
18/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 16112.813** 牡4 58.0 M.デムー庄野靖志 506
(-10)
1.31.4 0.133.9⑤⑤モズアスコット
18/04/01 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 168153.511** 牡4 57.0 M.デムー庄野靖志 516
(-4)
1.58.2 -0.134.1⑮⑮ペルシアンナイト
18/03/11 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 9891.611** 牡4 57.0 M.デムー庄野靖志 520
(+10)
2.01.6 -0.133.8サトノノブレス
17/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 167144.524** 牡3 55.0 M.デムー庄野靖志 510
(+8)
2.33.8 0.234.5⑩⑫⑩⑧キタサンブラック
17/11/05 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 16242.011** 牡3 56.0 M.デムー庄野靖志 502
(+10)
2.30.0 -0.435.0⑥⑥⑦⑦ソールインパクト
17/05/28 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18245.932** 牡3 57.0 四位洋文庄野靖志 492
(-12)
2.27.0 0.133.5⑦⑦⑦⑤レイデオロ
17/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18127.026** 牡3 57.0 四位洋文庄野靖志 504
(+4)
1.58.2 0.434.3⑥⑨⑪⑩アルアイン
17/02/12 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 11113.121** 牡3 56.0 四位洋文庄野靖志 500
(+2)
1.47.5 -0.434.2④⑥⑥エトルディーニュ
16/11/19 東京 11 東スポ2歳S G3 芝1800 10898.142** 牡2 55.0 四位洋文庄野靖志 498
(-6)
1.48.3 0.033.6⑩⑨⑨ブレスジャーニー
16/10/02 阪神 2 2歳未勝利 芝2000 10771.111** 牡2 55.0 四位洋文庄野靖志 504
(-2)
2.04.0 -0.235.4ピスカデーラ
16/09/11 阪神 5 2歳新馬 芝2000 9891.712** 牡2 54.0 四位洋文庄野靖志 506
(--)
2.03.2 0.033.9⑦⑦⑦⑦メリオラ

スワーヴリチャードの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はジャパンカップ2021・血統予想をお届けします!


東京優駿日本ダービー)の勝ち馬4頭が会することでも話題となっている今年のジャパンカップ。いずれもディープインパクト産駒となるが、同種牡馬は「3-4-2-20」という成績を残しており、12・13年にはジェンティルドンナが史上初となる2連覇を達成してみせた。なお、種牡馬としての3勝はサンデーサイレンスと並ぶ最多勝タイ記録でもある。

また、ジャパンカップはトニービンの血を引く古豪も気を吐いており、ハーツクライ産駒が17年シュヴァルグラン、19年スワーヴリチャードと別馬で2勝。ジャングルポケット産駒も11年3着ジャガーメイル(14番人気)、13年3着トーセンジョーダン(11番人気)が二桁人気で健闘している。ほか、08年スクリーンヒーロー(父グラスワンダー)、09年ウオッカ(父タニノギムレット)、14年エピファネイア(父シンボリクリスエス)といったRobertoの直系も底力を発揮してきたように、大一番でこそ強さを見せる血脈にも気を配りたい。

コントレイルは、父ディープインパクト×母ロードクロサイト(母の父Unbridled's Song)。昨年は史上初となる無敗で父子三冠の偉業を達成し、ジャパンカップでも2着と好走。今年は2戦して道悪、半年ぶりの実戦とベストパフォーマンスを発揮できないなかでも善戦しているだけに、引退レースで渾身の仕上げとあれば上位争い必至だろう。なお、同じ母の父となるスワーヴリチャードは18年3着、19年1着とリピーターとして活躍している。

サンレイポケットは、父ジャングルポケット×母アドマイヤパンチ(母の父ワイルドラッシュ)。父は3歳時に東京優駿日本ダービー)、ジャパンカップと東京芝2400mのG1を2勝。種牡馬としてはジャパンカップで勝ち馬こそ出せていないものの、先述のとおりジャガーメイルトーセンジョーダンが二桁人気で3着以内に好走して存在感を示している。本馬は05年4着リンカーンや09年4着コンデュイットが出たファミリーでもあり、再度の大駆けがあっても驚けない。

オーソリティは、父オルフェーヴル×母ロザリンド(母の父シンボリクリスエス)。東京はいずれも芝2400m以上の重賞に出走して「3-1-0-0」、2着となった21年ダイヤモンドSにおいても勝ち馬との着差はクビ差で、当該競馬場での長距離戦は最も得意とするところ。また、本馬は14年ジャパンカップで後続に4馬身差をつける完勝劇を披露したエピファネイアの甥でもあるので、伯父同様に飛躍の4歳秋となっても何ら不思議ない魅力を感じさせる。


【血統予想からの注目馬】
コントレイル ⑫サンレイポケット ⑦オーソリティ

【ZBAT!ピックアップデータ】秋華賞 2021年10月15日(金) 05:00

 3歳牝馬3冠の最終戦、秋華賞の出走馬が14日、確定した。さまざまな角度から勝ち馬を探る「ZBAT!ピックアップデータ」は、今年は例年の京都ではなく阪神で開催されることに着目。阪神芝2000メートルのオープン特別や重賞で好成績を残すミルコ・デムーロ騎手(42)=栗東・フリー=が騎乗するオークスユーバーレーベン(美浦・手塚貴久厩舎)に期待した。なお、枠順は15日に確定する。

 京都競馬場の改修工事により、26回目にして初めて阪神で行われる秋華賞。同じ芝・内回りの2000メートルでも、直線の急坂の有無などコースレイアウトは異なる。京都→阪神がプラスになる馬・人はいないのか…。探ってみたところ、舞台替わりを追い風にできるジョッキーが見つかった。ユーバーレーベンで挑むミルコ・デムーロ騎手だ。

 2016年以降のオープン特別、重賞における阪神芝2000メートル、京都芝2000メートルの騎手成績をそれぞれ調べると、別表の通りM・デムーロ騎手は阪神で最多の8勝をマークし、勝率も・444の高数値。その内訳もGI大阪杯2勝(スワーヴリチャードラッキーライラック)を含む重賞5勝の優秀さだ。一方の京都が【0・2・1・10】なのだから、阪神替わりは猛烈なプッシュ材料になる。

 もちろん、ユーバーレーベンにとっても、未経験の京都より走ったことがある阪神の方がいいに決まっている。昨年のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(芝1600メートル)では直線の長い外回りではあるが、上がり最速の末脚を繰り出して、勝ったソダシを0秒1差まで追い詰める3着に食い込んだ。急坂に対する適性は十分で、当時より距離が延びれば逆転できることも、東京の芝2400メートルでGI制覇を飾ったオークスで示している。

 M・デムーロ騎手もオークス馬の能力を信頼。「何回か乗っていたので、いい瞬発力があると思っていたし、それが出せるとオークスでは信じていました。阪神でも走ったことがあるし、コースも合いそう。あとはスムーズに運ぶことが大事ですね。ソダシだけじゃなく、みんながライバル。何とかいい結果を出したい」と意気込む。

 父のゴールドシップも阪神がめっぽう得意で、13&14年宝塚記念を連覇するなど重賞6勝と活躍した。“阪神の鬼”だった父の血と、この舞台で絶大な信頼度を誇る鞍上の後押しを得て、ユーバーレーベンが史上5頭目となるオークス秋華賞の2冠制覇を飾る可能性は十分だ。



★…M・デムーロ騎手は現在7つあるJRAの3歳限定GIのうち、皐月賞(4勝)、ダービー(2勝)、菊花賞(1勝)、桜花賞(1勝)、オークス(2勝)、NHKマイルC(2勝)の6つを勝っている。秋華賞を勝てば、武豊騎手、福永騎手、ルメール騎手に続く4人目の完全制覇だ。



★…今年の阪神芝2000メートルと、従来の京都芝2000メートルの大きな違いは坂の位置。京都は向こう正面で坂を上って3コーナーで下り、直線はほぼ平坦だが、阪神ではスタート直後とゴール前で2度急坂を駆け上がる。よりスタミナとパワーが求められ、同舞台で行われるGI大阪杯の優勝馬もキタサンブラックスワーヴリチャードラッキーライラックなど2200メートル以上でも活躍できる馬が多い。2400メートルのオークスを勝ったユーバーレーベンのスタミナが生きるコースだろう。



★14日のユーバー…茨城・美浦トレセンの厩舎地区で運動を消化した。矢嶋助手は「(13日に)追い切った後も変わりなく順調です。オークスからぶっつけにはなったけど、さすがGI馬。レースが近いことが分かっているのかも」と大一番が近づくにつれて、デキの上昇を感じている。

秋華賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【血統アナリシス】大阪杯2021 スピードの持続力に長けたSeattle Slewの血脈を保持する馬が3連覇中 2021年3月29日(月) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は大阪杯2021・血統予想をお届けします!


昨年はオルフェーヴル産駒の2番人気ラッキーライラックが勝利。同馬で注目すべきは2代母の父Seattle Slewの血脈で、18年スワーヴリチャード(2代母の父General Meeting)、19年アルアイン(母の父Essence of Dubai)に続くかたちで母系に同血脈を持つ馬が3連覇を果たしている。なお、昨年は該当馬が2頭しかおらず、もう1頭のカデナも12頭立ての11番人気ながら4着と健闘していた。

総じて勝ち馬はスピードの持続力に長けている馬が多く、先述したSeattle Slewを筆頭に好走馬の多くがBold Ruler血脈を抱えていることにも頷ける部分がある。スパッと切れる脚はないけれども、淡々と同じペースを刻み続けられる、いかにもアメリカンなタイプが狙い目と言えるだろう。

グランアレグリアは、父ディープインパクト×母タピッツフライ(母の父Tapit)。母の父TapitがSeattle Slewの直系となり、父ディープインパクト系×母の父Pulpit系という血統構成は19年の勝ち馬アルアインと同じ。母タピッツフライは5歳時に重賞初制覇&G1で2勝を挙げる躍進を遂げていたが、本馬も前走マイルチャンピオンシップの走りを鑑みるとA.P. Indy系特有の緩慢さが無くなっており、若駒の頃に抱えていた弱点が影を潜めたように思える。本格化と見て間違いないだろう。

コントレイルは、父ディープインパクト×母ロードクロサイト(母の父Unbridled's Song)。母の父Unbridled's Songは18年の勝ち馬スワーヴリチャードを出しており、母系にStorm CatやRelaunchを引くディープインパクト産駒という点では昨年の3着馬ダノンキングリーを彷彿とさせる。なお、本馬は2代母の父Tiznow経由でSeattle Slewの血脈を持つ。血統構成からは適性外と思える長丁場でも大崩れしないポテンシャルが素晴らしく、本質的には高速決着を得意とする中距離タイプだろう。

カデナは、父ディープインパクト×母フレンチリヴィエラ(母の父フレンチデピュティ)。冒頭で述べた通り、本馬は昨年の大阪杯で11番人気4着と大駆けしていたが、血統背景を考慮すれば決してフロックとは言い切れないはず。特別登録したメンバーのなかでは数少ないSeattle Slewの血脈を保持する馬なので、今年もヒモ穴として一考する価値は大いにありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
グランアレグリア コントレイル カデナ

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【注目この新馬】ルナベイル 2020年12月25日(金) 04:50

 GI2勝馬スワーヴリチャードの全妹ルナベイルが、日曜(27日)の中山5R新馬戦(芝2000メートル)でデビューする。調教でも馬なりで年長馬に先着するなど、動きは上々。V発進へ陣営の期待は高い。

 ◇

 ルナベイルは2018年大阪杯、19年ジャパンCとGI2勝を挙げたスワーヴリチャードの全妹。23日には美浦Wコース4ハロン58秒0-13秒4で年長の僚馬2頭に馬なりで半馬身先着した。「大きな馬なので、早くにゲートを受かったけどゆっくりやってきた。動きはいいし、うちにいるお姉さん(ルナシオン)も初戦から走ったからね」と藤沢和調教師はV発進を期待している。

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【ジャパンC】アーモンドアイGI9勝目「常に夢ふくらむ馬」 2020年11月30日(月) 05:00

 有終9冠だ。ジャパンCが29日、東京競馬場で15頭によって争われ、1番人気のアーモンドアイが直線で抜け出して快勝。ラストランで芝GI9勝目をマークし、国枝栄調教師(65)=美=は安堵の表情を浮かべた。世紀の一戦として注目を集めた3歳3冠馬2頭は、コントレイルが2着、デアリングタクトが3着。これで今秋のGIはここまで1番人気馬が史上最多タイの7連勝となった。

 万感のラストランだ。デビューから2年以上管理してきた国枝調教師は、ルメール騎手の夫人、バーバラさんが手作りしたアーモンドアイ・マスクを着用して最後のレースを見守った。

 「天皇賞のときとは手応えが違った。エネルギーをためて反応できていたし、“これなら”と思ったよ」

 万歳で人馬を出迎えると、愛馬の鼻面をなでて激走をねぎらい、鞍上とがっちりと抱擁をかわした。

 「無事に走ってくれて結果も良かったし、レース後も問題ない。われわれがいろいろと心配することがあっても全てアーモンドは乗り越えてしまう。本当にホッとしました」

 日本の競馬史にきらびやかに輝く女傑と過ごした3年余り。「アーモンドアイは常に夢がふくらむような馬。毎回わくわくさせてくれたね。何回かがっかりもしたけど(苦笑)。自分としては充実した日々を過ごすことができました」と振り返る。

 積み重ねた9つのGIタイトルで「一番うれしかった」と語るのは昨年のドバイターフだ。初めての海外への輸送で20キロ近く馬体重を減らし、トレーナー自身も慣れない環境で体調を崩した。

 それでも女王は強かった。外ラチを目いっぱい手でたたいた指揮官の激励に応え、堂々と抜け出してきた。「勝った騎手への馬上インタビューであったり、外国の競馬は雰囲気が違うよね。おかげで、いろいろと経験できたよ」。若き日にドバイ奨学生として欧州へ渡った国枝師の夢が実現した瞬間だった。

 史上最多の芝GI9勝馬は、来春から繁殖牝馬として次のステージに進む。

 「競馬はブラッドスポーツ。無事に子供を産んでくれて、その子をやらせてもらえるなら、そんなうれしいことはない」

 順調にいけば初子がデビューするのは2024年。国枝師は69歳を迎え、調教師としての集大成となるはずだ。アーモンドアイとの物語はハッピーエンドではなく、第2章が始まったばかりなのかもしれない。 (漆山貴禎)

 ■アーモンドアイ 父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンス。鹿毛の牝5歳。美浦・国枝栄厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。戦績15戦11勝(うち海外1戦1勝)。獲得賞金19億1526万3900円(うち海外3億9570万900円)。重賞は2018年GIIIシンザン記念、GI桜花賞、GIオークス、GI秋華賞、GIジャパンC、19年ドバイGIドバイターフ、GI天皇賞・秋、20年GIヴィクトリアマイル、GI天皇賞・秋に次いで10勝目。ジャパンC国枝栄調教師が2018年アーモンドアイに次いで2勝目。クリストフ・ルメール騎手は2009年ウオッカ、18年アーモンドアイに次いで3勝目。馬名は「美人とされる顔の目の形」。

 ★来春の花婿候補はエピファネイア…生産者のノーザンファーム・吉田勝己代表も有終Vに大喜び。「下見所で落ち着いていたし、体も抜群。レース前から勝てると思ったよ。5歳まで走れるのは本当に大したものだし、これだけの馬は2度と現れないかもしれない」と最大限の賛辞を送り、「初年度の種付けはエピファネイアを考えています」と来春の花婿候補を明かした。現役時、菊花賞(2013年)とジャパンC(14年)を制している父と合わせ、もし実現すれば“GI11冠ベビー”が誕生することとなる。

 ★今秋GIは1番人気7連勝…今秋のJRA・GIは、スプリンターズSから1番人気馬が7連勝。これはグレード制が導入された1984年以降、85年の菊花賞から86年桜花賞までに並ぶ最多タイとなった。

 ★2000年以降最高272億円…ジャパンCの売り上げ金は272億7433万4600円で、昨年比147・5%と増加。3冠馬3頭が激突する空前の一戦に大幅アップで、2000年以降でも最高額となった。入場者は4604人(うち有料入場人員3942人)だった。

 ★国枝栄調教師…JRA重賞は天皇賞・秋以来で今年4勝目、通算54勝目。JRA・GIは今年3勝目、通算19勝目。

 ★C・ルメール騎手…JRA重賞は本馬の天皇賞・秋から5週連続で今年17勝目、通算107勝目。なお、トップは1998年に武豊騎手が記録した6週連続。JRA・GIは通算35勝目。

 ★ロードカナロア産駒…2018年以来、通算2勝目。JRA重賞は天皇賞・秋以来で今年12勝目、通算34勝目。JRA・GIは今年3勝目、通算11勝目。

 ★馬主(有)シルクレーシング(シルク・有限会社シルク名義も含む)…18年以来、通算2勝目。JRA重賞はアルゼンチン共和国杯オーソリティ)以来で今年14勝目、通算69勝目。JRA・GIは天皇賞・秋以来で今年4勝目、通算16勝目。

 ★生産者ノーザンファーム…17年(シュヴァルグラン)、18年、19年(スワーヴリチャード)に続く4連覇で、通算12勝目。JRA重賞は前日の京都2歳Sワンダフルタウン)に続く今年50勝目、通算654勝目。なお、JRA重賞年間50勝は、生産牧場のJRA重賞レース年間勝利の3位タイ。JRA・GIは天皇賞・秋から実施機会4連勝で今年10勝目、通算154勝目(他にJ・GI3勝)。

 ★日本馬の勝利…日本馬は06年(ディープインパクト)から15連勝中。

 ★関東馬の勝利…18年以来で、今年を含む通算成績では関東馬6勝、関西馬20勝、外国馬14勝。

 ★3冠馬同士の対決…これまで4回実現したが、3頭が同一レースに出走するのは初めてのこと。また、3冠馬同士の対決で年上の馬が先着するのは初めてのこと。

 ★牝馬の勝利…18年以来で、通算10勝目。また、今年の牡牝混合GIにおける牝馬の勝利は8勝目で、グレード制導入以降で年間最多。

 ★5歳馬…19年(スワーヴリチャード)に続く勝利で、通算12勝目。

 ★馬番(2)… 11年(ブエナビスタ)以来の勝利で、3勝目。勝利数が最も多いのは(14)番の6勝。

 ★払戻金… 複勝(2)、(6)ともに110円(従来は110円)、枠連〔2〕〔4〕350円(460円)、馬連(2)(6)330円(590円)、ワイド(2)(6)170円(230円)、馬単(2)(6)610円(700円)、3連複(2)(5)(6)300円(960円)、3連単(2)(6)(5)1340円(2690円)は本レースの最低払戻金額。

ジャパンCの着順&払戻金はこちら

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【アルゼンチン】オーソリティ復権確信! 2020年11月5日(木) 05:00

 アルゼンチン共和国杯の追い切りが4日、東西トレセンで行われ、美浦ではオーソリティがWコースでラスト1ハロン11秒9と鋭い伸び脚を見せた。青葉賞V後に骨折が判明し、約6カ月ぶりの復帰戦となるが態勢は万全。2017年スワーヴリチャード以来の3歳馬Vを狙う。栗東ではサンレイポケットが坂路で好タイムをマークして調教評価最高の『S』となった。

 ◇

 挫折を味わった3歳馬が、初の年長馬との対戦に牙を研いでいる。青葉賞を勝ちながら、左前肢の骨折でダービーを断念したオーソリティが、復帰戦に向けて豪快な動きをみせた。

 馬場開場の午前7時。明るい日差しはあるが、まだ気温が上がり切らない中でWコースに登場した。先行するエクセランフィーユ(3勝クラス)を追走してスタート。序盤は多少気難しい面を出していたが、直線で内に入るとエンジン全開に。鞍上のムチにこたえて5ハロン68秒5-11秒9の好反応をみせ、1馬身先着した。

 「先週、ルメール騎手に乗ってもらって、コントロールの難しさを出したけど、今週は引っかかることを怖がらないで、しっかり(追い)出していこうと。これがいいか悪いか分からないけど、やる気がないとは思えないですね」

 久々の実戦に向けて、気持ちが高ぶる面を修正しながらも、攻めの姿勢をみせた木村調教師。期待馬だけに要求も厳しくなるが、その思いに馬も動きでこたえている。

 重賞ではスタート直後に挟まれる不利があったホープフルSで5着、道悪で早めに脚を使わざるをえなくなった弥生賞で3着と、歯がゆい結果が続いた。だが青葉賞では直線で前が開かず、思い切って外に進路を切り替えて差し切る、力の違いを見せる内容だった。

 「青葉賞は言い訳の利かないコースで、アグレッシブに立ち回って勝ち切ってくれました。まだ若い馬で、キャリアのある先輩たちにまじって厳しいレースを経験させてもらう。今後につながってくれれば」

 トレーナーはさらなるレベルアップを期待。伸び盛りのオルフェーヴル産駒が、2017年スワーヴリチャード以来の3歳馬Vを果たす可能性は十分にありそうだ。(柴田章利)

アルゼンチン共和国杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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スワーヴリチャードの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月22日(日) 中山11R 第64回 有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:19頭】(フルゲート:16頭)


【ファン投票上位馬】

アーモンドアイ<B>(中7週)
これまでのアーモンドアイなら熱発があった時点で大事を取って放牧に出して来年に備えるというイメージがあったが、今回は何か様子が違う。熱発と言っても普段どれぐらいの体温の差があるのかは関係者にしか分からないが1日休んですぐに乗り出している時点で大したことではないと言える。それよりも有馬記念にファン投票1位で出走させることができる喜びが国枝調教師からのコメントに表れているので、最初から香港Cではなく有馬記念を使いたかったのかもしれない。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。力強い走りで好時計で先着。気になるところはやや重心が高めな感じに見えた点。

リスグラシュー<C>(中7週)
海外遠征帰りということで宝塚記念の前と同じような状況。調教内容もその時とほぼ同じ内容で、動きに関しては抜群に良い感じには見えない。ただ引退レースということで、ビッシリ仕上げてきてはいる感じあり。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。一杯に追われて好時計で先着も、終いで体が起き気味で宝塚記念の1週前のように前に伸びる感じがなかった。

キセキ<C>(中10週)
海外遠征後のレースとなるが1ヶ月前の早い時期から時計を出し始めていて、乗り込み量はかなり多く勢いはある。昨年のジャパンカップ時のような調教の動きになってくれば理想的だが。
<2週前追い切り>
CW単走。首が上がり気味で終いの伸び脚が甘く、力強さがない。
<1週前追い切り>
CW単走。勢いよく直線に向いてくるが、ここでも重心が上がってしまうため前に伸びきれず。

サートゥルナーリア<AA>(中7週)
本馬も早い段階から有馬記念出走を表明して1ヶ月前からトレセンで調整されてきた馬。2週前の段階でかなり良い動きで、1週前にはこの秋初めての併せ馬。スミヨン騎手騎乗で折り合いもつき、1週前段階でほぼ仕上がっている感じに映り、状態だけならこれまでで一番。
<2週前追い切り>
CW単走。フラフラしたところはあるが、走りに勢いがあり力強い伸び脚。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。スミヨン騎手騎乗で折り合いもついて、終い持ったまま楽に突き放す。

フィエールマン<D>(中10週)
凱旋門賞帰りのレース。もともと間隔を空けて使ってきている馬で1週前は強めに追われるが、今回はこの馬としては控えめな内容になっている。まだ疲れが少し残っているのかもしれない。
<2週前追い切り>
南W3頭併せの中。押さえたまま直線に向くと楽に先着。海外帰りを感じさせない動き。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。今週も折り合い重視の控えめな追い切りで、併走相手の手応えと比べると物足りない走り。

ワールドプレミア<D>(中8週)
菊花賞時の調教ではかなり良い動きに見えたが、この中間は早めに乗り込んでいる割に2週前、1週前と動きはモタモタ。正直、物足りない動きだったし、うるさいところのある馬で関東への長距離輸送も初めてで、克服しなくてはならないところが多いとの印象。
<2週前追い切り>
CW併せの外。追われて最後何とか先着。動きに力強さはない。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。ジョッキー騎乗で直線追われるも伸び脚イマイチで伸びきれず。

スワーヴリチャード<AA>(中3週)
この中間も坂路での調整。ジャパンカップから中3週となるが坂路での動きを見ると前走時よりも良いくらいで、叩き3戦目でさらに上積みがありそう。
<2週前追い切り>
坂路単走。レース後からそれほど間もないので軽めの調整も、気分よく軽快な走り。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。まだ多少右にモタれる面を見せるが楽に併走相手を置き去りにして、動きは前走時以上。ジョッキーとの呼吸、折り合い面も抜群に良い。

レイデオロ<E>(中3週)
映像なし。前走後短期放牧に出て期限ギリギリにトレセンへ戻ってきた。これまでゆったりとした間隔で使われてきた馬で、1週前に速い時計を出せていない時点で状態が良いとは思えない。

アルアイン<B>(中4週)
この秋は2戦とも追い切りの動きが物足りなかったが、この中間1週前追い切りでは終いしっかりと伸びており、ここ2戦よりは動きが良かった。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。終いしっかり伸びて先着。

シュヴァルグラン<D>(中3週)
昨年は◎にしたくらい1週前追い切りの動きが良かった馬。今年は、併走相手が違うので単純比較はできないとはいえ、走りに迫力がなく物足りない。
<2週前追い切り>
坂路単走。軽めの調整も力強さがない。
<1週前追い切り>
CW併せの内。有馬記念に出走するエタリオウと併せて突き放される。


【以下、賞金上位馬】

アエロリット<A>(中7週)
この秋2戦とも競馬場で馬を見たが、パドックではかなり良く見せて状態も良かったと思う。今回、中7週と間隔に余裕もあり、調教の動きからも好調子そのままといった感じ。
<2週前追い切り>
南W単走。控えめな内容も動きに力強さあり。
<1週前追い切り>
南W単走。折り合いもついてリラックスした走り。力強さもあって好調キープ。

クロコスミア<D>(中5週)
この馬も早めに参戦表明した馬だが、坂路で乗り込まれている割に時計は物足りない。
<1週前追い切り>
坂路単走。勢いよく駆け上がってきた割に終いは息切れした感じ。

スティッフェリオ<C>(中7週)
この中間も坂路での調整。時計的にはいつもとそれほど変わらないが、ガラッと良くなってきたという印象もない。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。素軽い動きも力強さに欠ける走りでもうひと伸びほしい。

ヴェロックス<C>(中8週)
この中間は2週前、1週前と強めに追われて乗り込み量は豊富。走りを見ると首が高く、全身を使った走りではない点が気になる。
<2週前追い切り>
CW単走。ゆったりした走りも、首が上がるシーンを見せていてやや物足りない走り。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。直線で追われると一気に突き放すが、首を使わない走りでやや硬さあり。

エタリオウ<B>(中3週)
この中間も疲れなしといった感触で、1週前追い切りの動きがかなり良く、変わり身がありそう。
<1週前追い切り>
CW併せの外。手応えに余裕があり前走時からの変り身が感じられる動き。


【以下、除外対象】

スカーレットカラー<D>(中5週)
映像なし。CWでは時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いの時計が掛かっており、ちょっと物足りない。

クレッシェンドラヴ<B>(中5週)
乗り込み豊富。2週前に強め、1週前に馬なりで先着と順調な調整内容。
<1週前追い切り>
南W併せの内。ゆったりとした走りで力強さがあり、前走のようなセカセカした感じがないのは良い。

ヴァイスブリッツ<B>(3ヶ月)
休み明けも坂路、南Wでかなり良い時計が出ていて仕上りは良さそう。
<1週前追い切り>
南W併せの外。楽な手応えで余裕の先着。時計も優秀で自己条件なら好勝負。



◇今回は有馬記念編でした。
JRAのCMに『夢の第11レース』という作品があります。



https://weekendmemories.jp/last1haron.html

過去の名馬たちが同じレースに出走していたら、どんなレースになっていたのだろうかという内容。
これを見て、思わず私は『アーモンドアイVSエネイブル』を思い描いてしまいました。走っている時代が違えば当然、対決することはなく想像するしかありませんが、同じ時代に走っているのに対決が実現しないというのは競馬ファンにとっては悲しいこと。結果が分からないからこそ夢が膨らむという見方もできますが、今考えられる最高の対決も来年ならまだ可能なので、ぜひヨーロッパと日本で観てみたいものです。この2頭が同じレースで走るようなことがあれば、世界中が注目する夢の対決となるでしょう。
そして、いよいよ今週末となった有馬記念。ご存知、ファン投票によって出走馬の順番が決まるレースです。投票用紙には『あなたが第64回有馬記念に出走させたいと思うJRA所属の現役競走馬(3歳以上)を1~10頭まで選んで投票して下さい』と書かれています。近年は2週前に行われる香港国際競走に向かう馬も多く、ファン投票上位馬(1位から10位のうち8頭が出走予定)がこれだけ揃うのは珍しいのではないかと思います。
日本の競馬は競馬ファンの馬券の売り上げで成り立っています。香港カップに出走する予定で有馬記念は回避予定だったアーモンドアイに10万9885票というたくさんの人たちが投票して1位獲得するほど、日本の競馬ファンはこの馬に有馬記念で走ってほしいと願っていたのです。
理由はどうであれ、アーモンドアイが出走することになって今年の有馬記念は多くの競馬ファンにとっての『夢の第11レース』となりそうです。そのアーモンドアイが期待に応えるのか、それとも他の馬が跳ね返すのか、いずれにせよどの馬が勝っても今年12.22の中山第11レースは記憶に残るレースとなりそうです。皆さんも競馬場、ウインズ、テレビなどいろんな場所で有馬記念を楽しんでください。

それでは次回ホープフルS編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2019年12月18日(水) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2019
閲覧 3,853ビュー コメント 0 ナイス 16

まずは先週の回顧から。久々の帯封ゲットに、ウマニティ予想では4895%と大爆発で、このコラムで「有力とした2頭」のワンツー+「穴で一番手グランレイ」が3着で、3連単9万馬券、3連複3.8万の高配当となりました。的中のポイントとしては、3強(オッズ的には1強扱いでしたが)の一角だった10着レッドベルジュールが、「いかにもマイルは忙しく、前走デイリー杯2歳Sで内を突く競馬で上手く行き過ぎていたので事実上は2強」、ハミを替えて未勝利戦ながら4馬身差の楽勝をしてきたグランレイが、「血統的にもルーラーシップ×ファルブラヴ×フジキセキとスケール負けしない配合であることから3着ならありか」、というあたりだったでしょうか(ちなみに、接戦で4着だった初芝の9番人気タガノビューティーも「兄弟は芝でも走る」ということで、当コラム穴での2番手推奨馬)。香港みたいに4連単がもしあったらすごかったなあ、とも思うのですが、まあ欲張り過ぎない方がいいですよね(実馬券では欲をかいて、本命◎タイセイビジョンからの馬券の資金配分をより高めて買っていた、なんてのはナイショということで(笑))

では、話を有馬記念に移して。今年は香港を回避したアーモンドアイの出走が一番のポイントでしょう。寄稿させてもらった「競馬の天才」特集記事の執筆時点ではアーモンドアイは香港遠征予定だったのですが、出走してくるということで俄然、当然有力。この馬の取捨が馬券的中の焦点となりそうです。深読みすると、体調だけでなく香港の政情不安定(香港競馬は時折中止もありました)も、他の海外馬同様に回避の一因になっていたという可能性はあるんじゃないでしょうか(繁殖にまわってからは、産駒が出来の善し悪しに関わらず毎年1億円くらいにはなりそうですし)。余談ですが、香港のほうは"覆面禁止法”があるので今のキャラは良くないのかもしれません。当たると随分饒舌だなあ、と言われそうなので、本題に。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:この馬にとっての中山2500mは、デビュー以来、安田記念ほどではないがあまり向かない条件だと思う。思うが、正直体調に関しては回避時点からあまり問題ないんじゃないかと思っているし、前走を見ても「最も強い馬に、最内を通ってください」という忖度競馬で、敢えて厳しくマークしてくる騎手というのもいないだろう(外から蓋程度ならまだしも、前をカットしたりぶつけたりしてしまうと人気度合いからしばらくネット上で叩かれそう)し......。

2番人気想定 リスグラシュー:私自身とは非常に相性の悪い馬で、これで引退してくれると思うと正直ほっと胸をなでおろしている(笑) 若いうちは、末脚にはいいものあるが、不器用でやや人気先行くらいに思っていたのだが、ハーツクライ産駒らしい成長力で本当に強くなってしまい、牡馬相手でも国内でも海外でもG1を勝つ馬となってしまった。春のグランプリ馬であり普通は本命視される立場でもあるのだろうが、歴史的名牝レベルとなってしまった今は、海外帰りでそう厳しく仕上げる必要もないのでは?とみたい(「恥ずかしくない」程度のそこそこ好走でOKではないだろうか。さすがに、タイキシャトルのように、春より結局20kg増えちゃいましたというデブデブで出てはこないだろうが)。

3番人気想定 サートゥルナーリア:ホープフルSと皐月賞のG1・2勝の中山巧者の可能性も高い一頭だが、ダービーで4着、秋の天皇賞ではアーモンドアイを負かしに行って6着と敗れ、そんなに強くないのかなあと評価を下げつつある。確かに牡馬はそう強くない世代で、成長力の問題か気性の問題か、緊張が途切れると極端に走らなくなる傾向のこの一族のせいか。

4番人気想定 ワールドプレミア:故障もあり大成しなかったワールドエースの下だけあり、能力は確かだが気性的に幼く、活躍は来年かなあと思っていた馬だが菊花賞武豊騎手の神騎乗で勝ってしまった。ただ中山だとあれは難しく、やはり本格的な活躍は来年と思われる。うまく立ち回って、そこそこ上位進出も可能かといった位置づけ。

5番人気想定 フィエールマン凱旋門賞は12着と惨敗したが、正直全然向かない条件なのによく連れていくなあ、と思って見ていた(母がフランス馬とかの問題でなく、父ディープインパクトらしい高速馬場の申し子のような馬で、凱旋門賞と適性が真逆)。その前は差しにくいコースの札幌記念と、2戦ともに使い分けの影響もあるのか適性外条件での敗戦で評価を落としており、正直秋の天皇賞とJCを使うのが良かったと思っている1頭。勝ってしまった春の天皇賞よりは、中山2500mのここはこの馬にとってはまだ乗りやすいか。海外遠征使れというのもさほど無さそうで、凱旋門賞惨敗で萎んだとかいろいろ聞こえてくるが、先述の通りあれは完全ノーカウントでいいのでは。AJCCを今年初戦で使ったのもいくら使い分けとはいえ、毎度差しにくい不向きな正直センスの無いレース選択なのだが、最後に有馬記念で頑張って「(あそこで経験してたことや、不運な使われ方や諸々あったけど)良かったね~」という一年になるのでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:やんちゃさが無くなり正直もう終わったかと思っていたが、JCでは得意の左回りだけあって久々の勝利。ただ中山はここまで悲惨な成績(避けて通ってきたが3回とも馬券外)で、前走JCの影響でそこそこ人気を背負いそうなここは要らないか(ただ、またマーフィー騎手が乗ってくると、右回りだろうが急坂だろうか直線が短かろうが乗りこなしてしまうのかも)。

7番人気想定 キセキ:勢いのあった昨年でもこのレースで2番人気で5着だった。菊花賞を勝ってしまったが、本質的にステイヤーではなく中距離のスピードレースくらいのほうがいいタイプなのだろう。前に行けるだけにそこそこやれそうでもあるが、調教を見ると海外遠征の疲れもあるかといった具合。週末の雨予報は、昔から「雨のキングマンボ」という格言(?)があるように父父父キングマンボがプラスに働くかもだが。

8番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着で、ライバルの抜けた菊花賞で1番人気3着と、人気を裏切り株を下げた。ただ当コラムでも3冠のうちで最も向かないと人気ほど評価していなかった距離が長すぎる菊花賞敗戦はノーカウントで良いし、ここは巻き返す絶好の舞台だろう(年明け初戦に選びそうな2200mのAJCCなどは更にピッタリな印象だが)。

9番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは非常に強かったが、今年は1番人気3回と2番人気1回ながら、6着、5着、4着、11着とボロボロの結果。気持ちが切れてしまっていそうで、正直この秋の2戦は余分で、価値を下げてしまった感じ。キングカメハメハの後継で母系もディープインパクトの母とも近く、種牡馬入りしたらサンデー牝馬にもたくさんつけられるしまた快進撃が続いていくだろう。

10番人気以下想定
アエロリットリスグラシュー同様、これまた私自身とは非常に相性の悪い馬で(牡馬混合戦での強豪牝馬の扱いがやはり昔と違って互角に近くなってきていて、難しい時代になった)、終わったかと思わせつつしぶとく東京なら走り続ける。ダートで厳しいペースで逃げて好成績おさめたテイエムジンソクの近親だけに、厳しいペースで粘るのは得意なのだろう。ただ、中山のこの距離はちょっと違うのでは。

エタリオウ:「最強の1勝馬」などと言われていたが、シルバーコレクターと呼ばれていた父ステイゴールドからみるとスケール感がかなり小さい(ステイゴールド自身が負けていた当時は非常に強敵の多い時代で、サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダースペシャルウィークテイエムオペラオーアグネスデジタルジャングルポケットなど、かなりの一流馬ばかり)。馬体重の増減が激しかったり、深いブリンカーに替えてみたりと、気力・体力ともに安定せずで、ここも期待薄。

シュヴァルグラン:引退を延ばして現役続行してきたが、なぜか向くであろうオーストラリアの長距離レースを使わず、ドバイやイギリスに行ったり、もうスピード的に厳しいJCを今年は使ってみたり(香港の2400mならまだやれたはず)と、チグハグ続きの一年だった。昨年3着だったこのレースも、今年はボウマン騎手でもないし厳しいのでは。

クロコスミア:3年連続今年もエリザベス女王杯2着と、6歳秋でもまだまだ元気なところをアピールしたが、前走は絶妙ペース逃げでの藤岡佑騎手のかなりの好騎乗でのものであり、再度神騎乗というのは難しいだろう。

アルアイン:中山の中距離は得意だが常に善戦するタイプが崩れだすと脆い。この2戦が14着と16着というように気持ちが途切れた中で、いつもよりかなり長い2500mは、距離通り長く感じるのでは。

スカーレットカラー:府中牝馬S勝ちで期待したエリザベス女王杯は7着と快進撃は止まった。手ごたえの割に全然伸びなかったようでマイル前後が良さそう。初の2500mは適性が高くなさそう。

スティッフェリオオールカマー勝ちもあり、中山適性自体は高そうだが、アエロリットキセキのいるここは楽逃げ不可で、好走は難しそう。

クレッシェンドラヴ福島記念勝ちのあるステイゴールド産駒で、これまで福島での好走が多く、似た感じのある中山競馬場の適性自体はありそうなのだが、G3をやっと勝っただけに実力的にまだ足りないか。

ヴァイスブリッツ:1勝クラス辛勝直後で、実力が足りない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイフィエールマン

ヒモに:ヴェロックスキセキワールドプレミア

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2019年11月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】チャンピオンズカップ展望/前哨戦はハイペースの差し競馬・展開がポイントに
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ジャパンカップはマーフィー騎手が騎乗したスワーヴリチャードが、昨年の大阪杯以来となるG1・2勝目。直線は進路取りに迷うところもあったが、最後は最内を突いて力強く伸びて来た。初来日の際にも好騎乗を連発していた同騎手だが、これで日本のG1初勝利となった。ぬかるんだ馬場でもしっかり走らせる技術も光った。

2着には最内枠の3歳牝馬カレンブーケドール、3着に2番枠ワグネリアン。津村騎手も完璧に乗っているが、今回は勝ち馬の力が上だったということだろう。土曜日の雨で荒れた馬場状態だったものの日曜日はインの方が有利で、ジャパンカップも内で溜めた馬たちが上位を占めた。

スワーヴリチャードはどうやらこのあと有馬記念に向かう公算が高い模様。2年前、キタサンブラックの引退レースとなった同レースでは4着に敗れているが、今回はどこまでやれるか。有力馬が軒並み有馬記念への出走を表明しており、また一枚、メンバーに厚みが加わったことになる。今から3週間後の本番が楽しみになってきた。

もっとも今年のジャパンカップは外国馬ゼロが非常に大きな話題となったが、国内馬のメンバーのレベルも高くはなかった。そのことは有馬記念の予想をする際も忘れないでおきたい。


チャンピオンズカップのポイントは展開

さて、今週末は秋のダートチャンピオン決定戦・チャンピオンズカップ。昨年の覇者ルヴァンスレーヴこそいないものの、一昨年の覇者ゴールドドリーム、今年のフェブラリーSの覇者インティ、さらに4歳オメガパフュームに無敗の3歳馬クリソベリルなど、今年も豪華メンバーが揃った。

そんな中で、今年のポイントは展開だろう。もともと展開に左右されやすいレースで、3年前は先行勢がやり合う形となりサウンドトゥルーが4コーナー13番手からの差し切り勝ち。一方で2年前はコパノリッキーがスンナリ逃げて9番人気ながら3着に粘り、2着に2番手から運んだテイエムジンソクがそのまま粘り込んだ。

今年は前哨戦となるみやこSと武蔵野Sがいずれも厳しい流れで差し馬の台頭が見られた。だが、みやこSでハイペースを演出したスマハマリアンヴェリテは今回出走をしていない。さらに武蔵野Sで逃げて流れを作ったドリームキラリも、今回の顔ぶれの中に名前はない。

前走、厳しい展開に巻き込まれた上に不利もあり惨敗を喫したインティが、今回は武豊騎手に手綱が戻る。陣営はフェブラリーS同様の積極策を示唆するが、これを追い掛ける組がいるのか、いないのかもポイントになりそう。2枠4番という絶好枠を引けたので、インティが内枠からスンナリ行く流れになれば、先行有利&イン有利の決着になる可能性がある。他方、インティに絡む馬がいて隊列が忙しくなれば、差し馬の台頭が見られそうだ。

現時点での本命候補はチュウワウィザード。流れがポイントと書いたが、ハイペース、スローペースいずれの流れにも対応できそうなのがチュウワウィザード。デビュー以来13戦して、連対をしなかったのはわずかに2度だけ、その2度も3着と、つまり一度も馬券圏内を外していないのが本馬。とにかく自在に流れに乗れるので、今回も大崩れなく走る可能性が高い。あとは週末の馬場状態と陣営のコメントなどから展開を読んで、前を取るか、後ろを取るかを考えたい一戦だ。

チャンピオンズカップの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年11月29日(金) 12:00 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(11/23~11/24)蒼馬久一郎プロがJC◎▲○的中! 夢月プロは京阪杯○◎▲! 伊吹雅也プロは日曜パーフェクトで大幅プラスを達成!
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23(土)に行われたG3京都2歳S、24(日)に行われたG1ジャパンC、G3京阪杯ほか、様々なスマッシュヒットが記録された先週。
好成績を収めた注目プロ予想家や、その的中の数々をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →蒼馬久一郎プロ
24(日)G1ジャパンCを◎スワーヴリチャードカレンブーケドールワグネリアンの予想でパーフェクト的中、3連単2点勝負的中を含め単勝・馬連・3連複・3連単総獲りを記録しました。週末トータルでは、回収率103%を達成しています。
 
☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
23(土)G3京都2歳Sで3連複的中を披露すると、24(日)は京都11RオータムリーフSG1ジャパンCG3京阪杯と3戦3勝! 土日2日間トータル回収率226%をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
24(日)G1ジャパンCを◎スワーヴリチャードで的中すると、続くG3京阪杯では、○ライトオンキューアイラブテーラーカラクレナイの印3頭のみという予想を披露し5万6460円の払戻しを達成しました。
 
☆☆☆注目プロ →いっくんプロ
23(土)京都1R2歳未勝利京都7R3歳以上1勝クラス、24(日)東京9Rシャングリラ賞的中などの活躍を披露。トータル回収率は116%をマークし、2週連続週末プラスを達成しています。
 
☆☆☆注目プロ →岡村信将プロ
23(土)東京1R2歳未勝利東京7R3歳以上1勝クラス東京12R3歳以上2勝クラス、24(日)京都8R3歳以上2勝クラスG3京阪杯といった的中を披露した先週。トータル回収率は116%をマークし、2週連続週末プラスを達成しています。
 
 
 
この他にも【U指数】3連単プリンスプロ(319%)、【U指数】馬単マスタープロ(197%)、おかべプロ(183%←2週連続週末プラス)、dream1002プロ(169%)、金子京介プロ(146%)、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(146%)、ゼット1号プロ(139%)、【U指数】3連複プリンセスプロ(117%)、くりーくプロ(116%)、山崎エリカプロ(116%)、マカロニスタンダーズプロ(104%)、馬っしぐらプロ(103%←2週連続週末プラス)、エース1号プロ(103%)が、週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
 
※全レースの結果情報はこちら


今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。

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2019年11月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本人騎手が合うインディチャンプ/ジャパンカップ展望
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マイルチャンピオンシップは池添騎手が騎乗したインディチャンプが勝利。絶好の5番枠から上手く脚を溜め、直線でダノンプレミアムが抜け出しを図った時点でもまだ追い出しを待つ余裕があった。見た目通りの完勝で、春秋マイルG1連覇を成し遂げた。

ダノンプレミアムはこれでG1連続2着。2歳時に無敗で朝日杯FSを制して以降G1タイトルと縁がないが、川田騎手とともに築いた先行抜け出しスタイルは安定感がある。来年こそ、もっとも適性がありそうな大阪杯を使ってほしい。同じことはダノンキングリーにも言える。来年こそは国内G1でベスト舞台と思える天皇賞(秋)でその姿を見たい。

それにしても、テン乗りでいきなり結果を出した池添騎手は見事だった。インディチャンプは燃えやすい気性で、油断すると掛かって行ってしまうような危うさがあるが、前任の福永騎手同様に見事に脚を溜めて持ち味を生かした。外国人騎手全盛の時代ではあるが、インディチャンプに関しては日本人騎手の当たりの柔らかさが合う印象だ。

騎手の能力は絶対的なものではなく、馬との相性次第。そんなことを考えさせられる結果でもあった。また、数多くいる騎手の中から池添騎手を選択した、陣営の勝利でもあった。予定通りなら、次走は香港マイルへとレーン騎手とのコンビで向かうというが果たしてどのような結果が待っているのか。正直なところ、いかに名手でも当たりがキツいタイプのレーン騎手と手が合うとはあまり思えないのだが…。


~手薄なメンバーで伏兵の出番がありそうなジャパンカップ

さて、今週末はいよいよジャパンカップ。世界各国の強豪が東京2400mを舞台に激突…と言いたいところだが、残念なことに史上初めて日本馬のみで行われることになった。

海外勢の不参戦は残念ではあるが、馬場が速すぎること、何より日本馬が強すぎることが最大要因だろう。日本馬が強くなればなるほど海外勢の参戦が減ってしまうのは残念ではあるが仕方ない。今年は今年のジャパンカップを楽しみたい。

もっとも、その日本勢もやや手薄な印象。天皇賞(秋)を圧勝したアーモンドアイは香港へ向かうことになり、サートゥルナーリア有馬記念へ、その他の組も今年は有馬記念を使う馬が多く、ジャパンカップは”豪華なアルゼンチン共和国杯”のような状況だ。

その中で注目が集まるのは実績組だろうか。昨年のダービー馬ワグネリアンを筆頭に、昨年のジャパンカップ3着馬スワーヴリチャード、G1・2勝のレイデオロ天皇賞(秋)では最後に追い込みの脚が目立ったユーキャンスマイルあたりが人気を集めそうだ。

ただ、どの馬も例年のジャパンカップであれば中穴人気程度の戦績でもあり、正直なところ信頼度は低い。紛れの少ない舞台ではあるが、過去の実績で押し出された人気馬を買うくらいならば、新興勢力に目を向けてみたい。

現時点で期待したい穴馬は2頭。

まずはエタリオウ。未だに最強の1勝馬のままではあるが、今年に入ってからも重賞で安定した走りを見せており、横山典騎手も今回で3走目。前走は完全に脚を余すような内容だったが、もともと相手なりに走れるタイプでもあり、G1の舞台での巻き返しに期待したい。もともとジャパンカップ天皇賞(春)菊花賞など、京都の長距離G1実績馬が強いレースでもある。過去にはトーセンジョーダンジャガーメイルサウンズオブアースエピファネイア他、数多くの伏兵馬が好走しており、その点でもエタリオウの巻き返しが怖い。

もう一頭はルックトゥワイス。こちらは春の目黒記念で待望の重賞初制覇。条件戦でくすぶっていた期間が長かった分、既に6歳ながら今が充実期の印象だ。アルゼンチン共和国杯では明らかに脚を余したが、結果的にはダメージの少ない前哨戦だったとプラスに捉えたい。また、目黒記念をレーン騎手騎乗で制しているように外国人騎手と手が合うタイプで、今回久々に来日するデットーリ騎手に乗り替わるのは大きなプラスだろう。

ジャパンカップの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年11月21日(木) 12:00 覆面ドクター・英
ジャパンカップ・2019
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ジャパンカップというレースは、私が競馬を始めた30年近く前は、「世界の強豪に日本代表が挑むが、敗れる」という挑戦者の立場の大レースでした。外国馬も前評判とは違って、それほどの成績でなくても日本競馬への適性があったら激走してしまったりと、世界との差を感じさせられる時代でした。それが、年々日本馬が強くなり、また高速馬場だと勝負にならないと、とうとう今年は外国馬ゼロの年となってしまいました。現在の最強馬アーモンドアイもおらず、正直、日本馬同士でも最高峰の戦いという感じはしないメンバー構成ですが、近年ほぼ消しで良かった外国馬が来ない分、相対的に日本馬の枠が増えたことで馬券的には面白いとも言えます。友道厩舎の5頭出しも、このくらいの距離を目指した馬づくりをしてきていることの結果とのことですが、すごいですよね。


<全頭診断>
1番人気想定 ワグネリアン天皇賞(秋)では流れが向かずに5着だったが後方にいた時点でノーチャンスなレースだった。友道師は、距離が延びるのは良いとコメントしているし、実力上位なのは確かだが、正直400m延びるのは私自身は、そう歓迎ではないと思っている。ダービー馬で神戸新聞杯も勝ってこの距離で実績を残してはいるが、掛かり気味だったりもよくあり、前走後方となったから単純に距離が延びれば差し切れるかといえばそうでもないのがこのJCだから。JCは前に行って末脚を伸ばすタイプが好走するレースであり、同距離・同コースでも後方待機の瞬発力自慢で十分勝負になるダービーとは違ったレースと考えたほうが良い。

2番人気想定 ユーキャンスマイル:昨秋の菊花賞で3着したのもありステイヤー路線を歩みダイヤモンドS勝ち、春の天皇賞5着とそれなりの結果を出した。夏以降は中距離路線を使ってきて、新潟記念勝ち、天皇賞(秋)でも後方から鋭く差してきて4着と、同期のダービー馬のワグネリアンにも、とうとう先着した。スタミナ面と上昇度を加味すると、今回のJCはこちらが優勢では。

3番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは堅実な馬だったが、ドバイ遠征で負けてからは宝塚記念5着、オールカマー4着とすっかりしぼんでしまった。2年前のJCで2着したように適性のある舞台なのだろうが、闘争心を取り戻せるかどうか。能力があるのは今更言うまでもないが……。

4番人気想定 スワーヴリチャード:昨年のJC3着でもあり、得意の左回りで巻き返したいところだろうが、やんちゃさが無くなったとともに終いの頑張りも無くなった。ただマーフィー騎手だと先週のペルシアンナイト同様に衰えてきていても頑張らせる騎乗をしてくるかも。坂路調整に変えてみたりと陣営は工夫しているが、そう簡単には巻き返せないのではという気持ちのほうが強いが。

5番人気想定 カレンブーケドールオークスで2着したようにこの舞台は向く可能性があるし、53kgという斤量も有利。近年は牝馬がやたらと走るレースでもある。ただ古馬や牡馬を押しのけて勝つまでの感じの馬ではないのでは。

6番人気想定 ムイトオブリガード:今回より100m長いアルゼンチン共和国杯の得意な馬で、同レースでは昨年2着、今年は1着と好走を続けている。昔はアルゼンチン共和国杯はG2とは名ばかりの三流ステイヤーのハンデ戦であったが、近年は出世レースとなっていて、似た舞台のここもそこそこやれていいかも。

7番人気想定 シュヴァルグラン:一昨年のJC勝ち馬(本命を打って馬券をとらせてもらった恩義のある馬)で昨年も4着と頑張った。ステイヤー寄りの馬で、前走より距離延びるのは良いのだろうがさすがに年齢的な衰えあり。

8番人気想定 エタリオウ:3月の日経賞2着までは、たくさんの2着を積み重ねてきたが、それ以降は人気より走れない状況で天皇賞(春)4着、宝塚記念9着、京都大賞典5着と得意の2着が遠ざかっている状況。そもそもそう強くないと私自身は初めから思っている馬。横山典騎手が前走後に深いブリンカーに戻したほうがいいと指摘しているように、心身バラバラの状況という印象。

9番人気想定  ルックトゥワイス:今年は目黒記念勝ち、前走アルゼンチン共和国杯でも4着と東京のこのくらいの距離は合う。実績は落ちるが激走可能なレベルにはいる一頭だろう。最近は若い馬が好走するレースだが、デットーリ騎手が乗れば、6歳秋でも最後にひと花というシーンも。(それにしても、デットーリ騎手元気ですよね。30年近く前のJCでも乗っていたし、途中にコカイン所持問題とか、飛行機墜落しても生存したり、色々あった中でまだ世界のトップに君臨してますから)

10番人気以下想定
マカヒキ:一昨年のJCでは4着とそこそこ走れていた馬。この2戦は二桁着順となっているように衰えたダービー馬となってしまっていて、ディープインパクト産駒は不調続きからの巻き返し激走がほとんど無い。

ダンビュライト:今年は京都記念1着、前走の京都大賞典2着と京都だと坂の下りで勢いつけての惰性で走るのが得意なよう。東京では、内へ内へ切れ込んだ事もあり、いい走りは期待薄。

ジナンボー新潟記念で2着して、ようやく重賞でもやれるところを示したディープインパクト×アパパネという良血馬。ただ、距離はやはり2000mのほうが良いのでは。

タイセイトレイル:夏の札幌のあまり向かない洋芝で3着続きだったが、前走は適性舞台となったアルゼンチン共和国杯2着と好走した。ここも適性条件だが、ちょっと荷が重いか。

ダイワキャグニー:リステッド競走を勝っての参戦だが、新潟記念で惨敗しているように、この相手は厳しい。

ウインテンダネス:1年半前の目黒記念勝ち以降はさっぱりで、ここも荷が重い。


<まとめ>
有力:ユーキャンスマイルワグネリアン

ヒモに:ムイトオブリガードカレンブーケドール

穴で:ルックトゥワイス

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スワーヴリチャードの口コミ


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データ分析
クラシックディスタンスのチャンピオンホース決定戦
1着賞金3億円をかけて東京競馬場の芝2400メートルで争われるチャンピオンレース。昨年は2018年の牝馬三冠馬アーモンドアイ、2020年のクラシック三冠馬コントレイル、同年の牝馬三冠馬デアリングタクトと、3頭の三冠馬が激突するという歴史に残るレースになった。今年の勝負の行方やいかに。過去10年のデータを中心に傾向を探ってみた。

天皇賞(秋)5番人気以内の馬に安定感
過去10年の優勝馬の前走の内訳は、天皇賞(秋)、秋華賞、京都大賞典の3つだけ。勝率が高いのは秋華賞組で、もし出走があるようなら要注意だ。前走がアルゼンチン共和国杯だった馬の成績は芳しくなく、オールカマーからの転戦馬もいまひとつ。また、最も好走馬の多い天皇賞(秋)組を絞り込む際には当時の単勝人気をチェックしたい。天皇賞(秋)で5番人気以内に支持されていた馬は〔6・0・6・13〕という成績で、3着内率が48.0%とかなり高くなっている。〔表1〕

〔表1〕 前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
天皇賞(秋) 6-3-8-38 10.9% 16.4% 30.9%
秋華賞 2-1-1-2 33.3% 50.0% 66.7%
京都大賞典 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7%
凱旋門賞 0-2-0-6 0% 25.0% 25.0%
菊花賞 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
アルゼンチン共和国杯 0-0-1-18 0% 0% 5.3%
オールカマー 0-0-0-5 0% 0% 0%
その他のレース 0-2-0-46 0% 4.2% 4.2%
枠番がかなり重要
日本ダービーで内枠に入った馬の活躍が近年注目されているが、同じコースで行われるジャパンカップも内枠優勢の傾向が出ている。過去10年で1枠の3着内率が52.9%に達している点は特筆すべきであろう。内枠同士の決着も多く、2020年は枠連2-4、2019年は同1-3、2017年は同1-1で決着している。〔表2〕
〔表2〕 枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 4-3-2-8 23.5% 41.2% 52.9%
2枠 2-0-2-15 10.5% 10.5% 21.1%
3枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
4枠 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
5枠 0-2-0-18 0% 10.0% 10.0%
6枠 0-1-0-19 0% 5.0% 5.0%
7枠 1-0-3-18 4.5% 4.5% 18.2%
8枠 1-2-1-22 3.8% 11.5% 15.4%
同年に4勝以上挙げている馬が有力
過去10年のジャパンカップでは、同年にJRAで4勝以上を挙げていた馬の成績が良く、3着内率は83.3%を記録している。もしも同年に4勝以上挙げている馬が出走するようなら信頼したい。なお、同年にJRAで0勝の馬も好走例が多く、その中でも同年のJRAのGⅠで2着、3着に惜敗した経験のあった馬は、〔4・1・1・9〕(3着内率40.0%)と侮れない数字になっている。〔表3〕

〔表3〕 同年のJRAでの勝利数別成績(過去10年)
勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
4勝以上 2-1-2-1 33.3% 50.0% 83.3%
3勝 0-2-1-11 0% 14.3% 21.4%
2勝 2-2-3-18 8.0% 16.0% 28.0%
1勝 1-2-1-32 2.8% 8.3% 11.1%
0勝 5-3-3-42 9.4% 15.1% 20.8%
注記: 同年にJRA不出走の馬を除く
同年のGⅠ勝ち馬に注目
ジャパンカップはチャンピオンレース。やはり同年のJRAのGⅠを優勝していた馬の活躍が目立つ。2016年にキタサンブラック、2018年と2020年にアーモンドアイが優勝するなど、2015年以降は該当馬の出走がなかった2019年除いて、同年にGⅠを勝っていた馬が毎年3着以内に入っている。〔表4〕

〔表4〕 同年のGⅠ優勝馬の出走頭数と成績(過去6年)
年度 出走頭数 成績(3着以内のみ)
2015年 3頭 ラブリーデイ3着
2016年 2頭 キタサンブラック1着
2017年 4頭 レイデオロ2着、キタサンブラック3着
2018年 2頭 アーモンドアイ1着、スワーヴリチャード3着
2019年 出走なし -
2020年 3頭 アーモンドアイ1着、コントレイル2着、デアリングタクト3着
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3歳GⅠで好走経験がある5歳以下の馬に勝機
1990年以降に6歳以上でジャパンカップを優勝した馬は1頭だけ。データ的には5歳以下の馬が優勝する確率が高いと考えていいだろう。また、近年のジャパンカップでは3歳時から活躍した馬の優勝が目立っており、過去10年の優勝馬には3歳GⅠを制した経験のある馬が延べ8頭いる。年齢が5歳以下、かつ3歳GⅠで優勝実績のある馬から絞り込んでみたい。〔表5〕

(姫園 淀仁)

〔表5〕 優勝馬の年齢と主な3歳GⅠ実績
年度 優勝馬 年齢 主な3歳GⅠ実績
2011年 ブエナビスタ 5歳 桜花賞1着、オークス1着
2012年 ジェンティルドンナ 3歳 牝馬三冠
2013年 ジェンティルドンナ 4歳 牝馬三冠
2014年 エピファネイア 4歳 菊花賞1着
2015年 ショウナンパンドラ 4歳 秋華賞1着
2016年 キタサンブラック 4歳 菊花賞1着
2017年 シュヴァルグラン 5歳 不出走
2018年 アーモンドアイ 3歳 牝馬三冠
2019年 スワーヴリチャード 5歳 日本ダービー2着
2020年 アーモンドアイ 5歳 牝馬三冠

2番コントレイル
4番シャフリヤール
13番モズベッロ

上位候補3頭だが

★今年は、この男から買う
武豊騎手
◎⑱ジャパン
相手
〇③ブルーム
▲⑥グランドグローリー

の3連単BOX予算2400円を配当割で=100万円獲り

追加で
③⇔⑱馬単折り返し5400円で10万円獲り
馬連⑱→②④⑦⑨⑭⑬⑱7点を追加しました。

楽しみましょう!!!!

 ビター ティー 2021年5月28日(金) 20:30
2年連続で無敗の2冠馬が誕生するか? オークスではジンク...
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 先週のオークスは、過去10年のデータが示していた2つのジンクスを覆し、ユーバーレーベンが一冠を奪取しました。

【ジンクス その1】
阪神JF出走 → 桜花賞不出走 0-0-0-9 ※このパターンはまったく通用しない。

 このパターンで出走した2頭の内、阪神JF2着で桜花賞に出走しなかったユーバーレーベンが1着になりました。

【ジンクス その2】
フローラSから出走した馬は2着止まり。フローラS1~3着馬のオークス成績 0-5-2-23

 これまでフローラSの上位入賞馬は、オークスで2着5回、3着2回。この他にフローラS5着のビッシュがオークス3着になっただけでした。ユーバーレーベンはフローラSの3着で出走し、ついにこの路線から初優勝を飾りました。

 この流れから、牡馬のトライアルレース青葉賞経由で出走する馬の快挙を期待できるかもしれません。そこで、キーワードの1つめは『青葉賞』とします。


 とりあえず、青葉賞の上位入賞馬のダービーの成績について関連を見てみます。

【青葉賞とダービーの成績】
過去10年の複勝圏内の30頭でダービーに出走したのは19頭。不出走は11頭です。

不出走馬の内訳は
 青葉賞1着 2頭  2着 0頭  3着 9頭

出走馬の成績 0-2-2-16
2011年ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着→⑦ダービー2着
2012年フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着 500万下1着 弥生賞6着→青葉賞1着→⑥ダービー2着
2017年アドミラブル   新馬戦⑨ 未勝利① アザレア賞1着          青葉賞1着→⑤ダービー3着
2013年アポロソニック  新馬戦⑦ 未勝利① 京成杯13着    山吹賞1着→青葉賞2着→⑦ダービー3着

 上記のように牝馬のトライアルレース(フローラS)に比べ、かなり悲観的な実績しかありません。ダービーに通用するとすれば、青葉賞の前走でも1着になっているか、2歳G1・3歳G2で善戦してきた実績が必要で、青葉賞から出走してくる馬にとって、ダービーはかなり『狭き門』になっているようです。

【今年の青葉賞のレースレベル】
 過去10年に比べて今年の青葉賞のレベルはどうだったのでしょう。

① レースタイム

 過去10年と比べて6番目のタイムです。上がりは34秒台後半で下から3番目です。タイム的にも上がりのペースも平凡で、例年並み以下で見るべきところがありません。しかも、『U指数93.2』は過去最低の評価です。


2分23秒0(34.6) 2020年 晴れ(良) U指数94.7
2分23秒6(35.2) 2017年 晴れ(良) U指数101.6→ダービー3着 アドミラブル
2分24秒2(35.8) 2016年 晴れ(良) U指数97.6
2分24秒4(34.4) 2018年 晴れ(良) U指数97.8
2分25秒0(34.2) 2019年 小雨(稍重)U指数95.4
2分25秒2(34.8) 2021年 小雨(良) U指数93.2←今年のレースタイムとU指数
2分25秒7(34.9) 2012年 晴れ(良) U指数99.1→ダービー2着 フェノーメノ
2分26秒2(34.7) 2013年 晴れ(良) U指数95.6→ダービー3着 アポロソニック
2分26秒5(34.8) 2014年 晴れ(良) U指数94.5
2分26秒9(34.3) 2015年 晴れ(良) U指数93.5
2分28秒8(34.4) 2011年 晴れ(良) U指数94.2→ダービー2着 ウインバリアシオン

② 全出走馬の新馬戦レベル

 全頭数に対する新馬戦1着馬の頭数の割合が27.9%で、過去10年の平均35.5%を下回り、出走馬の質のベースが低かったことが認められます。

新馬戦 1着 5頭(27.9%) 2着 4頭(22.2%) 3着以下 9頭(50.0%) 不出走0頭 総数18頭
新馬戦 1着 60頭(35.5%) 2着 33頭(19.5%) 3着以下 76頭(45.0%) 不出走3頭 総数169頭

③仕上がりの早さ・成長の高さの目安1(デビュー2戦目)

 新馬戦勝ちの次の2戦目にどんなグレードのレースを選択し、その成績の如何によって厩舎の期待の大きさや能力の一端が垣間見られると思います。

過去10年と比べると今年は、1着馬と3着馬が新馬戦2着だったため、2戦目は未勝利勝ちと未勝利3着で、2戦目のレベルは低いと言わざるを得なく、青葉賞2着馬だけが重賞で掲示板(サウジアラビアRC5着)をようやく確保していたという状態です。

 これは、2016年と2015年の上位3頭すべてが未勝利戦だった2回(年)に次ぐ低レベルの成績です。レース全体(出走馬全体)のレベルは決して大きな期待を持てるレベルではありませんが、未勝利勝ちで2頭がダービーで3着になっています。

今回、青葉賞からは1着になったワンダフルタウンが出走してきますが、2歳時に重賞(京都2歳S)と青葉賞を2連勝で臨んでくる以上、3着以上の可能性は残っていると思われます。


④ 仕上がりの早さ・成長の高さの目安2(ホープフルS出走馬の参戦)

 この項目は、唯1頭青葉賞から参戦してくるワンダフルタウンがホープフルSに出走していませんので、割愛します。

 とはいいながら、ホープフルSに出走経験があってダービーに出走してくる皐月賞2着・5着・15着の3頭と比較してみると、2歳の時点で、これら3頭のホープフルSのレースタイムよりも1秒2から1秒7も速いタイムで、ワンダフルタウンが芝2000m重賞のタイトルを獲得しているのは事実です。

 さらに付け加えるなら、皐月賞で無敗の1冠馬になったエフフォーリアが2歳時に共同通信杯1着で記録したタイムを、未勝利戦ではありますが、1秒1も速い1分46秒5の2歳レコードでワンダフルタウンは勝ち上がっています。

これら2つの事実を踏まえ、青葉賞のレースレベルに対する評価の判断を加えて、ダービーの予想する必要があると思います。


 さて、トライアルレースについての分析は、そろそろ終わりにして、ダービーのデータを分析していきたいと思います。

【過去10年間のダービーについて】

1.『ダービー』過去10年間の成績

2020年 1着 1人気 →2着 2人気 →3着 10人気
着順 馬 名     新馬成績 2走目成績  ホープフルS出走 皐月賞出走 前走成績 レース経験数     
1着コントレイル    新馬戦① 東スポ2歳① ホープフルS1着→皐月賞1着→(直行) →⑤当該レース
2着サリオス      新馬戦① サウジRC① 朝日杯FS1着 →皐月賞2着→(直行) →⑤当該レース
3着ヴェルトライゼンデ 新馬戦① 萩S(L)①  ホープフルS2着→皐月賞8着→(直行) →⑥当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 3頭  3着以下5頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-0-8 サリオス
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-0-4

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 1-0-1-2 コントレイル、ヴェルトライゼンデ
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-1


2019年 1着 12人気 →2着 3人気 →3着 2人気
1着ロジャーバローズ 新馬戦① 紫菊賞② ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯2着→⑥当該レース
2着ダノンキングリー 新馬戦① ひいらぎ賞① ホープフルS不出走→皐月賞3着→(直行)→⑤当該レース
3着ヴェロックス   新馬戦① 野路菊S②  ホープフルS不出走→皐月賞2着→(直行)→⑦当該レース

新馬戦 1着 8頭  2着 6頭  3着以下3頭 不出走1頭

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-1-6 ダノンキングリー、ヴェロックス
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 1-0-0-6 ロジャーバローズ

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-3
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


2018年 1着 5人気 →2着 4人気 →3着 16人気
1着ワグネリアン    新馬戦① 野路菊S① ホープフルS不出走→皐月賞7着→(直行)→⑥当該レース
2着エポカドーロ    新馬戦③ 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑥当該レース
3着コズミックフォース 新馬戦③ 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→プリンシパル1着→⑥当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 2頭  3着以下6頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-1-0-5 ワグネリアン、エポカドーロ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-6 コズミックフォース

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-3
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-1


2017年 1着 2人気 →2着 3人気 →3着 1人気
1着レイデオロ     新馬戦① 葉牡丹① ホープフル1着→皐月賞5着→(直行)→⑤当該レース
2着スワーヴリチャード 新馬戦② 未勝利① ホープフル不出走→皐月賞6着→(直行)→⑥当該レース
3着アドミラブル    新馬戦⑨ 未勝利①アザレア1着ホープフルS不出走→皐月賞不出走 青葉賞1着→⑤当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 2頭  3着以下6頭 不出走1頭

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-0-9 スワーヴリチャード
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-6 アドミラブル

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 1-0-0-0 レイデオロ
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


2016年 1着 3人気 →2着 2人気 →3着 1人気
1着マカヒキ      新馬戦① 若駒S① ホープフルS不出走→皐月賞2着→(直行)→⑤当該レース
2着サトノダイヤモンド 新馬戦① 500万下①ホープフルS不出走→皐月賞3着→(直行)→⑤当該レース
3着ディーマジェスティ 新馬戦② 未勝利②① ホープフルS取消→皐月賞1着→(直行)→⑦当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 6頭  3着以下2頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-1-1-5 マカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-0-9

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-0
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-1


2015年 1着 1人気 →2着 5人気 →3着 3人気
1着ドゥラメンテ  新馬戦② 未勝利① ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑥当該レース
2着サトノラーゼン 新馬戦③ 未勝利②②③①ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑩当該レース
3着サトノクラウン 新馬戦① 東スポ①   ホープフルS不出走→皐月賞6着→(直行)→⑤当該レース

新馬戦 1着 7頭  2着 3頭  3着以下8頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-0-1-6 ドゥラメンテ、サトノクラウン
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-1-0-6 サトノラーゼン

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-1
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-2


2014年 1着 3人気 →2着 1人気 →3着 12人気
1着ワンアンドオンリー 新馬戦⑫ 未勝利②① ホープフルS不出走→皐月賞4着→(直行)→⑨当該レース
2着イスラボニータ   新馬戦① 新潟2歳② ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑦当該レース
3着マイネルフロスト  新馬戦① コスモス① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞6着→⑧当該レース

新馬戦 1着 6頭  2着 3頭  3着以下8頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-1-0-5 ワンアンドオンリー、イスラボニータ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-8 マイネルフロスト

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-1
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0
     ※取消ウインフルブルーム


2013年 1着 1人気 →2着 3人気 →3着 8人気
1着キズナ     新馬戦① 500万下① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑦当該レース
2着エピファネイア 新馬戦① 京都2歳S① ホープフルS不出走→皐月賞2着→(直行)→⑥当該レース
3着アポロソニック 新馬戦⑦ 未勝利① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→山吹賞1着→青葉賞2着→⑦当該レース

新馬戦 1着 13頭  2着 2頭  3着以下3頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-0-7 エピファネイア
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 1-0-1-7 キズナ、アポロソニック

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-1
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


2012年 1着 3人気 →2着 5人気 →3着 7人気

1着ディープブリランテ 新馬戦① 東スポ2歳① ホープフルS不出走→皐月賞3着→(直行)→⑥当該レース
2着フェノーメノ    新馬戦① ホープフルS⑦→皐月賞不出走→青葉賞1着→⑥当該レース
3着トーセンホマレボシ 新馬戦② 未勝利②① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑦当該レース

新馬戦 1着 12頭  2着 2頭  3着以下4頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-0-0-8 ディープブリランテ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-7 トーセンホマレボシ

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-0
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-1-0-0 フェノーメノ


2011年 1着 1人気 →2着 10人気 →3着 8人気
1着オルフェーヴル   新馬戦① 芙蓉S② ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑦当該レース
2着ウインバリアシオン 新馬戦① 野路菊① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着→⑦当該レース
3着ベルシャザール   新馬戦① 萩S①  ホープフルS1着 →皐月賞11着→⑦当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 6頭  3着以下2頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-0-0-7 オルフェーヴル
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-1-0-6 ウインバリアシオン

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-1-2 ベルシャザール
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


10年間の成績データをまとめると

【新馬戦とダービーの成績について】
新馬戦 1着95頭   2着35頭   3着以下47頭 不出走2頭 出走総数179頭 (取消1頭)
8-7-5-75  1-1-2-31  1-2-3-41  
勝率  8.4%(8/95)  2.9%(1/35) 2.1%(1/47)
連対率 15.8%(15/95)  5.7%(2/35)  6.4%(3/47)
複勝率 21.1%(20/95)  11.4%(4/35) 12.8%(6/47)


 2つ目のキーワードは『新馬戦1着馬』。

3歳世代の最強を決めるレースだけあって、出走馬は早くからその能力を発揮しています。その一端が新馬戦勝ちの出走の割合が高いことから窺われます。

 10年間でダービーに出走したのは、出走を取り消したウインフルブルームを除く179頭。このうち、新馬戦勝ちしていたのは全出走馬の53.1%(95頭)を占めています。

 この中から10年間で8頭(回)がダービー馬の称号を手に入れています。今年出走を予定している馬の新馬戦成績と比較してみると

過去10年    新馬1着 95頭(53.1%)  2着 35頭(19.6%)  3着以下 47頭(23.6%) 
今年(最終登録時) 新馬1着 14頭(77.8%)  2着 2頭(11.1%)  3着以下 2頭(11.1%)

今年は最終登録時点で、新馬1着が過去最多の14頭が出走を予定していました。その内の1頭、ダノンザキッドが骨折で回避してしまいましたが、これまでの最多出走と同じで13頭が出走します。

13頭が新馬戦1着だった2013年は、新馬1着だったキズナが優勝しています。ちなみに、この年は『1着 1人気 →2着 3人気 →3着 8人気 』と比較的平穏な結果で、3着は青葉賞2着のアポロソニックでした。


 では、新馬戦1着馬の多寡によってダービーの結果にどのような傾向があるか、まとめてみます。

1. 新馬勝ちの3頭でダービー1~3着を独占した3回は   新馬1着の参戦数は10頭・8頭・10頭
2. 新馬戦1着馬がダービー8勝で、2着以下になった2回は 新馬1着の参戦数は6頭・7頭
3. 新馬1着の参戦が多い年には『青葉賞』が絡む傾向?   多い年は青葉賞から参戦馬の複勝圏入りが目立つ。

   2013年 新馬戦1着13頭 3着アポロソニック    ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞2着
   2012年 新馬戦1着12頭 2着フェノーメノ    ホープフルS7着 →皐月賞不出走→青葉賞1着
   2011年 新馬戦1着10頭 2着ウインバリアシオン ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着
   2020年 新馬戦1着10頭 ( 青葉賞経由の上位入賞無し )
   2018年 新馬戦1着10頭 ( 青葉賞経由の上位入賞無し ) 
   2016年 新馬戦1着10頭 ( 青葉賞経由の上位入賞無し ) 

※青葉賞からダービーに出走した馬の過去10年間の成績は 0-2-2-16 。同じトライアルレースのフローラSよりもG1では不振です。僅か4回しか青葉賞絡みの複勝圏内入りがないにもかかわらず、その内3回が新馬戦1着馬の参戦数が多い順に、1番目から3番目の年に、青葉賞を経由した馬が複勝入りを達成しているのです。

今年は、新馬戦1着馬が最多数タイの出走になりますので、これまで述べてきた傾向から、ダービーの複勝圏内に新馬戦1着の馬が2頭以上入ってくる可能性と、青葉賞経由の馬が複勝圏内に入ってくる可能性が高いと思われます。

 牝馬クラシックでは、あれほど勝てなかったフローラSからの出走馬がオークス馬に輝きました。牡馬クラシックも、これにシンクロして、青葉賞から出走するワンダフルタウンに栄冠のチャンスが回ってきそうな予感がします。

 ただし、新馬戦1着の参戦が1番少なかった年にも、わずか1回だけではありますが、青葉賞から複勝圏内に入っていることは、例外?としてお伝えしておきます。

   2014年 新馬戦1着 6頭 3着マイネルフロスト  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞6着


 新馬戦1着馬の出走頭数とダービーの成績の傾向をまとめると、新馬戦1着馬の10年間平均出走頭数は9.5頭です。この平均に近い頭数では、1着から3着まで『新馬戦1着馬』が独占する可能性が高まります。(過去に3回あり)

 新馬戦1着馬の出走頭数が多くなると、3頭で独占することはなくなりますが、新馬戦1着馬がダービー馬になる可能性が高まります。

 逆に、新馬戦1着馬の出走頭数が平均を下回ると、新馬戦1着以外の馬がダービー馬の栄冠に輝く可能性が高まっています。データ(実績)がその傾向を示していることを意識して予想することも必要です。


 とは言いながら、今年の新馬戦1着馬は出走馬の76.4%(13頭)と大多数を占めているので、その中から有力馬を選択するための視点を明確にしたいものです。


 そこで、先週のオークスと同様に、2歳時の中距離G1と3歳G1の出走の有無によるダービーの成績をパターン別に分析して、有力馬選択のベースにしたいと考えます。

 3つ目のキーワードは『ホープフルS・皐月賞の出走の有無』

【ホープフルS・皐月賞の出走有無別成績】     
ホープフルS出走馬 2-1-2- 18  
勝率  8.7%(2/23頭)  20.0% (2/10年)
連対率 13.0%(3/23頭)  30.0% (3/10年) 
複勝率 21.7%( 5/23頭)  40.0% (4/10年) 

ホープフルS不出走 8-9-8-131
勝率  5.1%(8/156頭)  80.0% (8/10年)
連対率 11.9%(17/156頭) 100.0% (10/10年) 
複勝率 16.0%(25/156頭) 100.0% (10/10年) 

 ホープフルSはこの10年間でレースの格がOP(1年)→G2(5年)→G1(4年)と、目まぐるしく変化しています。しかし、距離適性を優先して意識的にダービーを目指していることに変わりはないので、敢えて区分することなく10年間を一体的に見ています。

 ホープフルS出走馬と不出走馬の出走数の割合は、10年間で 23:156 と、出走馬の方が12.8%で圧倒的に少ないので不出走馬の8勝に対して、2勝と分が悪いような印象を持ちます。

 しかし、それぞれの出走数に対する勝率で比較すると、ホープフルS出走馬8.7%に対して不出走馬5.1%となり、ホープフルS出走馬の方が優秀です。

 同様に、連対率と複勝率でも、ホープフルS出走馬の方が確実に上回っていることは間違いありません。

 ホープフルS経由からの出走は平均2.3頭で、2-1-2- 18 の成績を挙げていることは能力が高いことの成せる業と言えるのではないでしょうか。

 これまでは、ホープフルS出走馬がダービーの複勝圏内に1頭ずつしか入らなかったのですが、昨年は過去最高の5頭が参戦して1着と3着になり、複勝圏内に初めて複数頭が入ったことを覚えておきたいと思います。


 では、次に皐月賞出走の有無によるダービーの成績はどうなっているか見ていきます。


皐月賞 出走馬 8-7-5-79   
勝率  8.1%(8/99頭) 80.0% (8/10年)
連対率 15.2%(15/99頭)100.0% (10/10年) 
複勝率 20.2%(20/99頭)100.0% (10/10年) 

皐月賞 不出走 2-3-5-70
勝率  2.5%(2/80頭) 20.0% (2/10年)
連対率 6.3%(5/80頭) 50.0% (5/10年) 
複勝率 12.5%(10/80頭) 80.0% (8/10年)

皐月賞出走馬と不出走馬の出走数の割合は、10年間で 99:80 と、僅かに出走馬の方が多いだけですが、8勝するなど不出走馬を圧倒しています。やはり、3歳クラシックの第1弾に出走するだけあって、その能力は相当高いものであることを示しています。

 ところが、皐月賞出走馬だけでダ-ビーの上位を独占したのは、わずか2回(年)だけなのです。さすがに皐月賞の出走馬が全く複勝圏内に入らなかった年はありませんが、1頭のみの年も2回ありました。


 ホープフルSと皐月賞を個別に比較すると上記のような結果になっています。


 ホープフルS出走馬と皐月賞の出走を関連付けた4つのパターンに順位付けをすると

【ダービー上位入賞の着度数による順位】
1位 ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走 6-7-3-66
2位 ホープフルS不出走 → 皐月賞不出走 2-2-5-65 
3位 ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走 2-0-2-13
4位 ホープフルS 出走 → 皐月賞不出走 0-1-0-5

 これを、各パターンの出走頭数に対する勝率で順位付けし直すと

【パターン別勝率による順位】
1位 ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走 勝率11.8%(2/17頭) 連対率11.8%(2/17頭) 複勝率23.5%(4/17頭)
2位 ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走 勝率 7.3%(6/82頭) 連対率15.9%(13/82頭) 複勝率19.5%(16/82頭)
3位 ホープフルS不出走 → 皐月賞不出走 勝率 2.7%(2/74頭) 連対率 5.4%(4/74頭) 複勝率12.2%(9/74頭)
4位 ホープフルS 出走 → 皐月賞不出走 勝率 0.0%(0/ 6頭) 連対率16.7%(1/6頭) 複勝率16.7%(1/6頭)

 皐月賞に出走した馬の中で、ホープフルSにも出走した馬を中心に予想をしたいと思います。

 予想するに当たって、次の9点を再度確認しておきたいです。

① 新馬戦1着の出走数が過去最多13頭タイ(最終登録時は14頭)
② 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、新馬戦1着馬が1着になる確率が高くなる。
③ 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、青葉賞経由の馬が複勝圏に入る確率が高くなる。
④ 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、新馬戦1着馬だけで1着から3着まで独占する確率は低くなる。
⑤ 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、皐月賞経由馬だけで1着から3着まで独占する確率は低くなる。
⑥ 着度数1位のパターンは、『ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走』で、6勝2着7回3着3回。
⑦ パターン別の勝率1位は、『ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走』で、勝率11.8%(2/17頭)
⑧ パターン別の連対率1位は『ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走』で、連対率15.9%(13/82頭)
⑨ パターン別の複勝率1位は『ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走』で、複勝率23.5%(4/17頭)


 以上を踏まえて印を打てそうな馬は※印の10頭になるわけですが・・・ (-_- )?

※1.エフフォーリア   新馬① 百日草①  ホープフルS不出走→皐月賞1着→( 直行 )→⑤当該レース
 2.ヴィクティファルス 新馬① 共同通信② ホープフルS不出走→皐月賞9着→( 直行 )→⑤当該レース
 3.タイムトゥへヴン  新馬④ 未勝利④① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル6着→⑧当該レース
※4.レッドジェネシス  新馬③ 未勝利③④①ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑧当該レース
※5.ディープモンスター 新馬① エリカ賞② ホープフルS不出走→皐月賞7着 →( 直行 )→⑥当該レース
※6.バジオウ      新馬② 未勝利③① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→プリンシパル1着→⑦当該レース
※7.グラティアス    新馬① 京成杯①  ホープフルS不出走→皐月賞6着→( 直行 )→④当該レース
※8.ヨーホーレイク   新馬① 紫菊賞①  ホープフルS3着 →皐月賞5着 →( 直行 )→⑥当該レース
 9.ラーゴム      新馬① アイビー② ホープフルS不出走→皐月賞13着 →( 直行 )→⑥当該レース
?10.シャフリヤール   新馬① 共同通信③ ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯1着→④当該レース
※11.ステラヴェローチェ 新馬① サウジRC①ホープフルS不出走→皐月賞3着→( 直行 )→⑥当該レース
※12.ワンダフルタウン  新馬② 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着 →⑥当該レース
 13.グレートマジシャン 新馬① セントポーリア① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯2着→④当該レース
※14.タイトルホルダー  新馬① 東スポ2歳② ホープフルS4着→皐月賞2着→( 直行 )→⑥当該レース
 15.アドマイヤハダル  新馬① アイビー④ ホープフルS不出走→皐月賞4着→( 直行 )→⑥当該レース
※16.サトノレイナス   新馬① サフラン① 阪神JF2着    →桜花賞2着→( 直行 )→⑤当該レース
 17.バスラットレオン  新馬① 札幌2歳S③ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル中止→⑨当該レース

 除外ダノンザキッド   新馬① 東スポ2歳① ホープフルS1着→皐月賞15着→( 直行 )→⑥当該レース

 
今年の出走馬で印を打てそうな馬は、※印の10頭になるわけですが・・・ (-_- )?



 やはり、青葉賞経由の『12.ワンダフルタウン』は、過去10年間のデータからは着度数では第2位の「 ホープフルS不出走 → 皐月賞不出走 2-2-5-65」パターンですが、牝馬のフローラSと同様に、そろそろ『青葉賞からはダービー2着止まり』のジンクスが破れるような気がして、ある程度重い印を打ちたいと思っています。

 特に『12.ワンダフルタウン』は、2歳未勝利ではありますが、芝1800mを2歳レコード勝ちしています。

 このタイムをダービー出走馬で上回っているのは、毎日杯で1着になった『10.シャフリヤール』の1分43秒9と同タイム2着になった『13.グレートマジシャン』の2頭だけです。

 こちらもレコード勝ちですが、3歳レコードであることと、ワンダフルタウンは出走時期が8カ月も早い7月に叩き出していたという事実です。

 本命視されている推定1番人気の『1.エフフォーリア』も芝1800mの共同通信杯で1着になっていますが、そのタイムは1分47秒6で、その6ヵ月半前に1秒1も速いタイムで勝っているのは並の馬では不可能です。

 また、芝2000mの新潟2歳Sでも、ホープフルSのレースタイムより1秒2速いタイムで勝っていることも冒頭で述べたとおりです。

 これは、同レースで3着になった『8.ヨーホーレイク』より1秒5、4着になった『14.タイトルホルダー』とは1秒7も速いタイムで『12.ワンダフルタウン』が勝ち上がったということです。

 この時2着だった『9.ラーゴム』には、0.1秒差の3/4馬身先着しています。ラーゴムが次走で、きさらぎ賞1着になっていますので、この勝利も価値が高いと思っています。

 ワンダフルタウンは2歳の夏競馬から力を示していますが、青葉賞でも重賞2連勝でダービーに臨みますので、決して早熟ではありません。現時点でも成長をし続けていると思いますので、データ分析で述べてきたことにこだわって、『12.ワンダフルタウン』に重い印を打ちたいと思います。



○1.エフフォーリア   新馬① 百日草①  ホープフルS不出走→皐月賞1着→( 直行 )→⑤当該レース
 2.ヴィクティファルス 新馬① 共同通信② ホープフルS不出走→皐月賞9着→( 直行 )→⑤当該レース
 3.タイムトゥへヴン  新馬④ 未勝利④① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル6着→⑧当該レース
△4.レッドジェネシス  新馬③ 未勝利③④①ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑧当該レース
△5.ディープモンスター 新馬① エリカ賞② ホープフルS不出走→皐月賞7着 →( 直行 )→⑥当該レース
×6.バジオウ      新馬② 未勝利③① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→プリンシパル1着→⑦当該レース
×7.グラティアス    新馬① 京成杯①  ホープフルS不出走→皐月賞6着→( 直行 )→④当該レース
△8.ヨーホーレイク   新馬① 紫菊賞①  ホープフルS3着 →皐月賞5着 →( 直行 )→⑥当該レース
注9.ラーゴム      新馬① アイビー② ホープフルS不出走→皐月賞13着 →( 直行 )→⑥当該レース
?10.シャフリヤール   新馬① 共同通信③ ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯1着→④当該レース
△11.ステラヴェローチェ 新馬① サウジRC①ホープフルS不出走→皐月賞3着→( 直行 )→⑥当該レース
◎12.ワンダフルタウン  新馬② 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着 →⑥当該レース
 13.グレートマジシャン 新馬① セントポーリア① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯2着→④当該レース
△14.タイトルホルダー  新馬① 東スポ2歳② ホープフルS4着→皐月賞2着→( 直行 )→⑥当該レース
 15.アドマイヤハダル  新馬① アイビー④ ホープフルS不出走→皐月賞4着→( 直行 )→⑥当該レース
▲16.サトノレイナス   新馬① サフラン① 阪神JF2着    →桜花賞2着→( 直行 )→⑤当該レース
 17.バスラットレオン  新馬① 札幌2歳S③ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル中止→⑨当該レース


 2年連続ダービーで無敗の2冠馬の誕生を期待する気持ちもありますが、牝馬と同様に以下に示すジンクスを破って『12.ワンダフルタウン』には金的を射止めて欲しいと願います。

ジンクス1 新馬戦1着馬の出走数が多い年は、新馬戦1着馬がダービーでも1着になる。
※ワンダフルタウンは新馬戦2着

ジンクス2 青葉賞から参戦する馬は2着止まり。

データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 トーホーアマ 2021年3月29日(月) 21:22
大阪杯G1 
閲覧 370ビュー コメント 0 ナイス 9

G1になり今年で5年目。早いですなあ。
歴史は浅いですが見返してみると、キタサンブラックが5人気時代、G2時代ノショウナンパンドラ真面目に大好きな馬だったなとか、アンビシャスはラジニケ1着でいずれg1取れる馬だとおもってたが、最後は気性が悪くなってしまいオーストラリア行って全く聞かなくなってしまった。


見返してみてもやっぱり2016年4歳世代(現9歳)2018年の4歳世代(現7歳世代)は中身濃いメンバー多かった印象。

穴馬出番ないレース。とかくと大荒れするのかな。

でも、例年見たら
20
ラッキーライラック
クロノジェネシス
キングりー

19
アルアイン
キセキ
ワグネリアン

18
スワーヴリチャード
ペルシアんナイト
アルアイン

17
キタサンブラック
ステファノス
やまかつエース

皆、ローカル除く主要競馬4場で重賞タイトルホルダ

今年は
カデナ
キセキ
グランアレグリア
コントレイル
サリオス
ペルシアんナイト
レイパパレ
ワグネリアン

1着だけに注目するなら
ラッキーライラック
アルアイン
スワーヴリチャード
キタサンブラック

ある時期にタイトル、G1取れた馬が勝てる馬のレース。

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2018年6月3日() 16:00:46
直線で前を捕まえるのに手こずっていた時のミルコの追い方に僅かに焦りが見えた。
本来、大阪杯は春天に向かうステップなのでここを使わないのが普通なのに、わざわざ使ってくる意味として「宝塚記念までの脚慣らし」もあると思って軽視したが、さすがに1番人気に推されるミルコだと馬券は外さないので「流石!」と思った。
これで宝塚記念でも有力視されるのは必至だろう。

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