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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牡3 | 57.0 | 津村明秀 | 美 千葉直人 | 472(+2) | 1.59.9 | 49.4 | 11 | 35.4 | ⑩⑩⑪⑥ | |||
2 | 7 | 12 | 牡3 | 57.0 | 丹内祐次 | 栗 藤野健太 | 470(-2) | 2.00.0 | クビ | 17.3 | 7 | 36.0 | ⑧⑧⑦② | ||
3 | 3 | 3 | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 栗 杉山佳明 | 468(+4) | 2.00.0 | 1/2 | 29.6 | 9 | 34.9 | ⑭⑭⑭⑫ | ||
4 | 6 | 9 | 牡3 | 57.0 | C.ルメー | 美 田中博康 | 448(+4) | 2.00.1 | 1/2 | 3.1 | 1 | 36.5 | ③③③① | ||
5 | 8 | 14 | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 栗 友道康夫 | 476(+4) | 2.00.4 | 1 3/4 | 3.7 | 2 | 36.2 | ⑧⑨⑨⑩ | ||
6 | 7 | 11 | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 松永幹夫 | 504(+12) | 2.00.6 | 1 | 14.2 | 5 | 35.8 | ⑫⑫⑫⑫ | ||
7 | 6 | 10 | 牡3 | 57.0 | 佐々木大 | 美 蛯名正義 | 482(+18) | 2.00.6 | アタマ | 132.5 | 14 | 36.3 | ⑩⑩⑨⑥ | ||
8 | 4 | 6 | 牡3 | 57.0 | R.キング | 栗 斉藤崇史 | 458(-2) | 2.00.7 | 3/4 | 19.9 | 8 | 37.0 | ⑤⑤④② | ||
9 | 8 | 13 | 牡3 | 57.0 | 菅原明良 | 美 久保田貴 | 478(+6) | 2.00.8 | アタマ | 67.6 | 12 | 35.9 | ⑬⑬⑫⑫ | ||
10 | 5 | 8 | 牡3 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 杉山晴紀 | 534(+14) | 2.01.9 | 7 | 5.3 | 3 | 37.9 | ⑦⑦⑦⑥ | ||
11 | 5 | 7 | 牡3 | 57.0 | 秋山稔樹 | 栗 北出成人 | 502(+4) | 2.02.3 | 2 1/2 | 77.8 | 13 | 38.5 | ⑤⑤④⑩ | ||
12 | 3 | 4 | 牡3 | 57.0 | 斎藤新 | 栗 高野友和 | 500(+14) | 2.02.7 | 2 1/2 | 38.1 | 10 | 38.9 | ③③④⑥ | ||
13 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 栗 小栗実 | 486(+16) | 2.03.0 | 1 1/2 | 15.0 | 6 | 39.9 | ②②①② | ||
14 | 4 | 5 | 牡3 | 57.0 | 杉原誠人 | 美 国枝栄 | 482(+12) | 2.03.0 | ハナ | 8.6 | 4 | 39.9 | ①①②② |
ラップタイム | 12.6 - 10.5 - 11.9 - 11.5 - 11.8 - 12.1 - 12.7 - 12.8 - 11.8 - 12.2 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.1 - 35.0 - 46.5 - 58.3 |
後半 | 61.6 - 49.5 - 36.8 - 24.0 - 12.2 |
■払戻金
単勝 | 2 | 4,940円 | 11番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 960円 | 10番人気 |
12 | 490円 | 6番人気 | |
3 | 980円 | 11番人気 | |
枠連 | 2-7 | 10,230円 | 27番人気 |
馬連 | 2-12 | 35,970円 | 64番人気 |
ワイド | 2-12 | 7,430円 | 62番人気 |
---|---|---|---|
2-3 | 9,500円 | 69番人気 | |
3-12 | 5,490円 | 51番人気 | |
馬単 | 2-12 | 77,110円 | 128番人気 |
3連複 | 2-3-12 | 209,730円 | 275番人気 |
3連単 | 2-12-3 | 1,727,970円 | 1,670番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中山競馬場の芝コースは、Cコース開催の2週目。この中間はまとまった降雨がなく、雨量計で観測された降水はゼロ。土曜日も好天に恵まれ、終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日朝におけるJRA測定のクッション値は10.7。相変わらず高い数値を維持している。
芝平地競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、5、3、3、1番手。最後の直線でコースの3~4分あたりを選択した待機組の勢いが増しつつある一方で、まだまだ内めを通る先行勢もじゅうぶんに踏ん張りがきいている。前後の差が少ない馬場状態とみていいだろう。
枠順に関しては、真ん中より内が優勢。1~3着馬12頭中10頭が4枠より内という、いささか極端な偏りが出ている。外がまったくダメというわけではないが、5枠より外から馬券(3着以内)に絡んだ馬は、いずれも3~4角を3番手以内で通過していた。外めの枠を引いた差し・追い込み型には厳しい状況となっているようだ。
日曜日の天気は午後から下り坂(19日7時の時点)。ただ、予報通りなら開催中は降っても、にわか雨ないしは少量で済みそうな見通し。まとまった雨が降らないのであれば、傾向の急変までは考えづらい。もし降雨がなく馬場の乾燥がより進めば、内寄り主導のバイアスに拍車がかかる可能性すらある。
それゆえ、勝負どころからの進路取りはともかく、道中は距離ロスをなるべく抑えて立ち回る馬が優位という想定がベター。枠順ベースでチョイスするなら、前日の傾向にならって、真ん中より内(1~4枠あたり)。真ん中より外の枠にスポットをあてるとすれば、ある程度の位置から競馬ができそうな馬となろう。
また、現在の中山芝の高いクッション値も見逃せないところ。ゆえに1800m以上の芝、かつクッション値(レース当日朝の測定値)10.0超のレースにおいて勝利歴がある馬は、人気の有無にかかわらずチェックしておきたい。
今回の京成杯の出走馬で、要点(1800m以上の芝、かつ高いクッション値での勝利歴)をクリアしているのは、①タイセイリコルド、⑥センツブラッド、⑭パーティハーン。前者2頭は4枠より内、残る1頭も中団より前の位置をスッと取れるタイプで、先述した想定にマッチする。よって当欄では、これら3頭を狙いどころとして推奨したい。
◆インターポーザー・高野師「状態はいい。初めての長距離輸送も問題ないと思う」
◆ガルダイア・国枝師「無理に抑えずに、場合によってはハナへ行ってもいい。距離延長は問題ない」
◆ゲルチュタール・杉山晴師「いい意味で気持ちに余裕がある。条件は問題ない」
◆コスモストーム・北出師「無理せずにあの時計ですからね。体調はいいと思います」
◆シマサンブラック・蛯名正師「まだ非力な面は残っているが、順調に乗り込めている」
◆タイセイリコルド・小栗師「自在性がある馬なので、中山はいいと思う」
◆ドラゴンブースト・藤野師「パワーがあるので、中山の急坂もこなせると思う」
◆ニシノエージェント・千葉師「2000メートルにも対応してくれるはず」
◆パッションリッチ・久保田師「先週しっかりとやったので今週はサラッと。展開が向けば」
◆パーティハーン・友道師「タメて伸びるタイプではないので、コーナー4つの条件は合っている」
◆マテンロウムーブ・松永幹師「在厩調整で具合はいいですが、口向きの難しさがあります」
◆ミニトランザット・杉山佳師「乗りやすいタイプなので、コーナー4つの舞台も問題ない」
2015年以降(過去10年)の1~2着馬20頭の通算出走数を確認すると、1戦から4戦までの範囲となっている。まずは、キャリア4戦以内の馬を優先したいところだ。
(減点対象馬)
⑦コスモストーム
2015年以降の1~2着馬20頭の前走を競馬場別で分けると、東京、中山、京都、阪神の4場に絞られる。これ以外のステップで臨んだ馬は、いずれも2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
④インターポーザー ⑪マテンロウムーブ
2015年以降の1~2着馬20頭のうち、14頭が前走2着以内からの臨戦馬。前走3着以下から連対(2着以内)をはたした6頭は、いずれも前走がOPクラスのレースだった。条件クラス以下のレースで3着以下に敗れていた馬は、疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑤ガルダイア ⑬パッションリッチ
前走の単勝人気については、重賞なら11番人気以内、重賞以外の特別であれば9番人気以内、平場の場合は3番人気以内がひとつの目安。2015年以降、この条件を満たしていなかった馬は、もれなく2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
③ミニトランザット ⑦コスモストーム ⑬パッションリッチ
2015年以降の1~2着馬20頭は、いずれも芝1800~2000mのレースで勝利を収めたことがあった。この条件に合致しない馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
③ミニトランザット ⑦コスモストーム ⑫ドラゴンブースト
2015年以降の2着以内馬20頭は、そのいずれもが前年の10月以降に1戦以上を消化していた。前走が前年の9月以前となる馬は、上位候補として強調しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
⑩シマサンブラック
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時にU指数二桁順位が激走することもあるが、心配には及ばない。低指数馬が活躍していても、超人気薄の激走は見られないレースだからだ。事実、直近5年の3着以内馬15頭中14頭は一桁人気となっている。2024年は取り上げた注目馬4頭が、1~4着を独占。3連単は8万馬券だった。今年もその再現を期待したい。
まずは、U指数的に頭ひとつ抜け出す格好になっている、上位2頭をピックアップする。1位⑦コスモストーム(88.2)はダートを中心に使われてきたが、前走で初めての芝のG1朝日杯フューチュリティSに挑戦し、8着に粘り込んだ。芝2戦目の上昇度とメンバーレベルが楽になるG3ということを加味すれば、前進必至を考えるのが正解だろう。2位⑧ゲルチュタール(88.0)は前走、今回と同じ中山芝2000mの葉牡丹賞で好タイムのハナ差2着に好走。舞台適性の高さを示した。同様のパフォーマンスを発揮できれば、重賞でもひけはとらない。馬券は、3位以下に2.2以上の指数差を付けたこの2頭が中心だ。
以下、押さえ候補として、アエロリットの下という良血馬の4位⑤ガルダイア(85.3)と、こちらも世界的良血の高額馬の5位⑭パーティハーン(84.8)の名前を挙げておく。
近年、存在感を示しているのがハービンジャーで、2015年ベルーフの勝利によってJRA重賞初制覇を飾ると、翌2016年にもプロフェットが勝ち、種牡馬としての2連覇を達成。その後も2019年ヒンドゥタイムズが7番人気3着、2022年ロジハービンが5番人気2着とコンスタントに好走馬を送り出している。なお、ハービンジャーの父系祖父にあたるデインヒル自体が好相性を示しており、2005年2着シックスセンス(母の父デインヒル)、2018年1着ジェネラーレウーノ(母の父ロックオブジブラルタル)、2021年1着グラティアス(母の父Lizard Island)、2024年2着アーバンシック(母の父ハービンジャー)などが同血脈内包馬として勝ち負けを演じてきた。
ほか、2022年にオニャンコポンが勝ったことで、2010年エイシンフラッシュとの父仔制覇を達成。エイシンフラッシュはドイツに所縁ある血統馬となるが、2015年3着クルーガー、2016年2着ケルフロイデ、2019年1着ラストドラフトなどの好走例からもドイツ血統を評価しやすい傾向が見受けられる。
ニシノエージェントは、父イスラボニータ×母ビクトリアスマイル(母の父ノヴェリスト)。注目は母の父に配されたノヴェリストの血脈で、同馬はドイツを代表するMonsunの直仔。また、母の同い年の従兄には19年京成杯を勝ったラストドラフトがおり、同馬はノヴェリスト産駒としても本競走でJRA重賞初制覇を飾った所縁がある。一方、皐月賞馬である父の血脈も興味深く、23年には同産駒のオメガリッチマンが9番人気で2着に好走していた。
センツブラッドは、父ルーラーシップ×母サマーセント(母の父ハービンジャー)。ハービンジャーは種牡馬として【2.1.1.7】と存在感を示すが、昨年は母の父としても初出走を果たし、アーバンシックが末脚を駆使して2着となった。まだルーラーシップの産駒は好走例がないものの、19年2着ランフォザローゼス、20年2着スカイグルーヴと同種牡馬の近親が活躍。本馬はテンハッピーローズが出るなど、近年の一族の勢いからも注目だろう。
シマサンブラックは、父キタサンブラック×母ローズカリーナ(母の父ハービンジャー)。これまでに同産駒は5頭が出走し、23年ソールオリエンスが勝利をつかんでいる。また、本馬も上記センツブラッドと同様に母の父の血脈を評価しやすく、今後のトレンドとなり得るのか動向を注視したい存在だ。本馬は薔薇一族と称されるローザネイの系統でもあり、同牝系のポテンシャルを考えれば、重賞戦線でも勝ち負けになって不思議ない魅力がある。
3歳牡馬が関東圏で出走できる年明け最初の世代限定重賞。現行の中山芝2000mで開催されるようになった1999年以降の勝ち馬では、第45回(2005年)のアドマイヤジャパンがその後に皐月賞3着、菊花賞2着とクラシック戦線を賑わせるほか、第47回(2007年)のサンツェッペリンが皐月賞を15番人気の人気薄で2着に好走して波乱を演出。第50回(2010年)のエイシンフラッシュは、のちに東京優駿(日本ダービー)と天皇賞(秋)の2つG1タイトルを獲得するに至った。そして、第63回(2023年)の勝ち馬ソールオリエンスは、歴代の勝ち馬たちが抱いた皐月賞制覇の宿願を果たしている。また、同年の東京優駿(日本ダービー)馬に輝いた、第64回(2024年)の優勝馬ダノンデサイルの名前も忘れてはならないところだろう。