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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 6 | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 476(+10) | 2.01.1 | 1.1 | 1 | 33.6 | ⑥⑦⑦③ | |||
2 | 4 | 7 | 牝3 | 55.0 | 岩田望来 | 栗 辻野泰之 | 444(0) | 2.01.2 | 1 | 13.0 | 3 | 33.5 | ⑫⑬⑩⑫ | ||
3 | 1 | 2 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | 栗 友道康夫 | 482(+14) | 2.01.6 | 2 1/2 | 12.9 | 2 | 34.3 | ③⑤④⑤ | ||
4 | 3 | 5 | 牝3 | 55.0 | 斎藤新 | 栗 高橋康之 | 478(+20) | 2.01.6 | ハナ | 26.5 | 5 | 34.1 | ⑧⑨⑦⑦ | ||
5 | 4 | 8 | 牝3 | 55.0 | 横山典弘 | 美 武藤善則 | 478(+4) | 2.01.7 | クビ | 29.0 | 7 | 33.9 | ⑭⑨⑬⑬ | ||
6 | 2 | 3 | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 | 栗 吉岡辰弥 | 442(0) | 2.01.8 | 1/2 | 107.3 | 11 | 34.2 | ⑧⑦⑦⑨ | ||
7 | 8 | 18 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | 美 和田正一 | 426(0) | 2.01.8 | クビ | 201.8 | 15 | 33.8 | ⑱⑱⑮⑬ | ||
8 | 2 | 4 | 牝3 | 55.0 | 鮫島克駿 | 栗 清水久詞 | 468(+10) | 2.02.1 | 1 1/2 | 18.6 | 4 | 35.0 | ①①①① | ||
9 | 7 | 15 | 牝3 | 55.0 | 横山武史 | 美 木村哲也 | 500(+10) | 2.02.1 | アタマ | 27.9 | 6 | 34.0 | ⑭⑯⑮⑰ | ||
10 | 6 | 12 | 牝3 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 庄野靖志 | 458(+2) | 2.02.1 | クビ | 76.6 | 10 | 34.4 | ⑧⑨⑩⑨ | ||
11 | 7 | 13 | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 456(-4) | 2.02.2 | クビ | 57.8 | 8 | 35.0 | ③③③③ | ||
12 | 6 | 11 | 牝3 | 55.0 | 江田照男 | 美 小島茂之 | 434(+8) | 2.02.2 | クビ | 216.2 | 17 | 34.1 | ⑰⑯⑱⑰ | ||
13 | 5 | 9 | 牝3 | 55.0 | 石川裕紀 | 美 畠山吉宏 | 438(0) | 2.02.4 | 3/4 | 290.2 | 18 | 35.3 | ②②②② | ||
14 | 8 | 16 | 牝3 | 55.0 | 藤岡康太 | 栗 武幸四郎 | 472(-12) | 2.02.4 | クビ | 118.3 | 12 | 34.7 | ⑧⑨⑩⑨ | ||
15 | 5 | 10 | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 | 美 大竹正博 | 500(0) | 2.02.4 | クビ | 69.6 | 9 | 34.4 | ⑭⑬⑮⑬ | ||
16 | 1 | 1 | 牝3 | 55.0 | 酒井学 | 栗 藤岡健一 | 420(+2) | 2.02.6 | 1 1/4 | 215.7 | 16 | 35.3 | ③③④⑤ | ||
17 | 8 | 17 | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 栗 杉山晴紀 | 458(+2) | 2.02.8 | 1 1/4 | 156.0 | 14 | 35.5 | ⑥⑤④⑦ | ||
18 | 7 | 14 | 牝3 | 55.0 | 幸英明 | 栗 清水久詞 | 470(0) | B | 2.03.0 | 1 | 139.6 | 13 | 35.0 | ⑫⑬⑬⑬ |
ラップタイム | 12.2 - 11.1 - 13.1 - 13.0 - 12.5 - 12.9 - 12.3 - 11.6 - 11.0 - 11.4 |
---|---|
前半 | 12.2 - 23.3 - 36.4 - 49.4 - 61.9 |
後半 | 59.2 - 46.3 - 34.0 - 22.4 - 11.4 |
■払戻金
単勝 | 6 | 110円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 6 | 100円 | 1番人気 |
7 | 230円 | 4番人気 | |
2 | 170円 | 2番人気 | |
枠連 | 3-4 | 390円 | 1番人気 |
馬連 | 6-7 | 560円 | 2番人気 |
ワイド | 6-7 | 310円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
2-6 | 240円 | 1番人気 | |
2-7 | 1,090円 | 10番人気 | |
馬単 | 6-7 | 700円 | 2番人気 |
3連複 | 2-6-7 | 1,210円 | 1番人気 |
3連単 | 6-7-2 | 3,240円 | 5番人気 |
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土曜日の京都芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
火曜日から金曜日の間に観測された降水量はゼロ。週末の雨予報を考慮して、中間の散水作業は控えめ。土曜日の開催中に強めの雨が降る時間帯があったものの、用意周到のうえにリニューアルしてからそれほど開催を経ていない水捌けの良い馬場とあって、芝コースは終日良発表のままだった。
芝コースを見渡すと、前週の道悪開催の影響もあってか、向こう正面および内・外回りの3~4角の内柵沿いに若干の傷みが出てきている。しかしながら、その他の箇所は至って良好。馬群も内寄りを避けている様子はなく、概ね走りやすいコンディションだったようだ。
土曜日施行の芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は4、2、1、1、10、1番手。4角先頭馬が【3.1.0.2】と頑張っているように、内柵沿いを通る逃げ・先行勢がまだ十分残せる状況。その一方、最後の直線で3分どころ近くに進路を取る馬の伸びも増しつつある。
実際、土曜日の1~3着18頭全馬が、上がり3Fタイム4位以内でフィニッシュ。上がり3Fタイム1~2位の馬は【4.5.3.2】の好成績を収めている。リニューアルされてからの京都芝コースは、以前にもまして上がりの要求度が高くなっていることを念頭に置いておきたい。
枠順に関しては、内寄りの枠がやや劣勢。3着以内馬18頭中12頭を5枠より外の馬が占めている。1~2枠から複勝圏入りした2頭はともに単勝2番人気馬。単純に能力で好走したと考えるべき。内が踏ん張れる馬場状態の一方、ある程度の上がりを求められるためか、馬混みで窮屈な競馬を強いられた馬は苦戦を余儀なくされている。
こうした傾向は京都芝2000mではより顕著。リニューアルしてから14戦を消化(10月14日終了時点)しているが、馬場レベルに関係なく1~2枠から複勝圏を確保した馬は6頭に過ぎず、いずれも単勝3番人気以内の馬だった。もっともコースレイアウト的に外過ぎても良くなく、8枠は未勝利となっている。気に留めておきたいデータといえよう。
これまで述べた傾向から、京都芝2000mで行われる秋華賞は、内過ぎず外過ぎない枠の速い上がりを出せそうな馬を狙え、といいたいところだが、日曜日開催中の予報は不安定(15日7時の時点)。前日からの降雨も気がかりだ。降水量はもちろん、天気の移ろい次第では馬場傾向が二転三転する可能性もある。
ただ、冒頭で触れた通り、水捌けが良い馬場であるのは事実。今春に新装オープンしたばかりで、暗渠の土溜まりもそれほど悪いレベルではないだろうから、なおさらだ。たとえ午後以降に雨が降り続いたとしても、メチャクチャな酷いコンディションにはならないように思える。
いずれにせよ、秋華賞が超高速決着になる可能性は低く、それなりに上がりもかかりそう。となれば、前日の状況をそのままイメージするわけにはいかない。枠順は京都芝2000mのトレンドにならって、内過ぎず外過ぎない3~7枠あたりが理想だろうが、脚質については固執せず広いスタンスで構えるべきだろう。
それよりも重視したいのは、上がりを要する競馬の適応力だ。たたでさえ、前傾ラップになりがちな秋華賞。最後までバテずに脚を伸ばす持続力のみならず、今回は含水高めの馬場を耐えうるスタミナも必要となりそうなだけに、一定の底力を求められる争いになることは濃厚。とすれば、最低でも重賞における好走歴が欲しいところではある。
線引きは難しいが、ここは渋い馬場の重賞での良績を持つ馬に注目。JRAのグレードレースにおいて、馬場が稍重・重・不良(JRAの発表基準)、かつ着順が3着以内となった経験がある馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで要点(3~7枠+過去実績)をクリアしているのは、⑧モリアーナ、⑫ドゥアイズ、⑮ヒップホップソウル。よって当欄では、これら3頭の上位食い込みに期待したい。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×単勝マイスター「夢月」が秋華賞を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神)夢月(単勝マイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第37回は秋華賞についてジャンヌプロ・夢月プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【ジャンヌ】ーラップ適性で人気薄の好走パターン、人気馬の凡走パターンを見破る!
出走各馬の得意なラップ、不得意なラップを照らし合わせ、期待値の高い馬を狙い撃ち!独自のラップ理論を武器に驚きの穴馬を推奨するジャンヌプロに秋華賞の予想についてお聞きしました。
―リバティアイランド1強の構図と見る方が多いのかと思います。どうでしょうかね。
う~ん、基本的に1本被りする馬って嫌うんですよね。ただねえ、ちょっと無理じゃないですか。
―下手に穴を狙うなら、頭固定で相手を絞るような形がいいですかね。
馬券的にはやりたくないレベルですよ。
―(笑)。
来ないとしたらアクシデントレベルでしょう。こういうケースは1枠ないものと思って、ワイドを買ったりしますけどね。
―少しだけ不安要素を探ると、内回りに替わるのは問題ないですか。
問題ないでしょうね。前提として、京都が新しくなってから初の秋華賞なので、僕みたいにラップで予想する人間はやりづらいんですよ。ただ、見ていると、3コーナーからのロングスパートで、どちらかと言えば持続力を求められるレースが増えているなと。そのあたりから推測するしかないわけですね。
―それはリバティアイランドにとってどう作用しますか。
はい。話を戻すと、桜花賞がかなり強かったですよね。
―強かったです。驚きでした。
だから、オークスは走らないと思ってたんですよ。つまり、瞬発力特化型だと考えたわけですね。牝馬三冠は基本的に瞬発力が最も大事で、オークスが持続力寄り、秋華賞はその中間にあるとすれば、強いのは承知でうっかりがあるならオークスだろうと。ところが、オークスがさらに強かったんですよ。
―(笑)。
ということはですよ、桜花賞は適性が低いのにあのパフォーマンスだったという見立てをしたわけです。だから、京都コースのほうがより向いているはずです。
―おお。
もう少しいうと、アルテミスSで不利があったとはいえ、負けましたよね。あれも、リバティアイランドクラスなら、勝っていておかしくないんですよ。
―ああ、なるほど。あれはもう瞬発力の競馬ですもんね。
今回は下手な乗り方はしないでしょうから。
―となると、相手探しになりますかね。トライアルから、まずローズS組で評価している馬をお願いします。
マスクトディーヴァでしょう。前走は重い印を打っていたのですが、過少評価だったと思いますね。それ以前も普通に強い競馬をしていますから。
―毎回、外を回す競馬ですよね。
面白くないですけど、一騎打ちじゃないかと思っていて。
―リバティと2強ですか。
いや、リバティが抜けていますけど、ありきたりな表現ですが、リバティが横綱で、マスクが関脇。そのほかの馬は前頭みたいな。
―なるほど。紫苑S組はどうですかね。こちらで評価できる馬は。
まず、ローズSのほうがレベルは高いと思うんですよ。紫苑Sだと、反対に嫌いたい馬なら、モリアーナとシランケド。これは誰が見てもそうだと思いますが、展開が向いただけとの疑問はつきますよね。
―では、前に行って2着のヒップホップソウルがいいですか。
そうなりますね。
―トライアル組なら西のマスクトディーヴァ、東のヒップホップソウル。春のG1組はどうでしょうか。オークス2着のハーパーは妥当に力上位ですかね。
ふつうに強いと思いますよ。ただ、そうなるとリバティにマスクトディーヴァ、ハーパー……、予想する意味があまりないですよね。積極的には買いたくないですねえ。距離短縮も決してプラスではないでしょうし。
―危険な人気馬という感じではなく、絞って買うなら遠慮したいくらいですね。オークス3着、夏にクイーンSを勝ったドゥーラはどうですか。
ドゥーラは消そうと思っていたんですよ。オークスは展開が向いて、クイーンSでは本命を打ちましたけど、なんで本命を打ったのかちょっと覚えてない。
―たまにあるやつですね(笑)。
この馬、オークスで15番人気3着でしょう。この時、買っていた人は買っていいと思うんですよ。ただ、人気になってから後追いで買うのはどうよ、みたいな。穴なら一考なんですけど。
―上位勢はひととおりお聞きして、穴っぽい馬はちょっと厳しいですかね。
一応、キミノナハマリアは紫苑Sでいいレースをしていたと思いますが、出れるのかどうか?
―おそらく除外かと。
想定オッズくらいつくなら、買っても面白いと思うんですけどね。
―こちらは抽選対象ですが、コンクシェルはどうですかね。逃げたときまだ底を見せておらず、3走前の中京マイルの走りが印象的でハナに行けば面白いかなと。
たしかに面白いかもしれませんね。ただ、今回はみんなリバティアイランドを諦めると思うんですよ。勝ちに行くとしたら、ルメール騎手のハーパーくらいでしょう。だから、リバティを意識して踏み遅れることがないと。となると、残る率は低くなるかなと。
―最後にコナコーストついて一言お願いします。
コナコーストは距離じゃないですか。オークスも、不利はありましたが、もう少し伸びて良かったと思います。
取材後記:論理的でわかりやすく、馬券的な見通しが立ちますね。如何に絞るかとの戦いになりそうです。
【夢月】ー高精度の数値化が生み出す至高のデジタル予想
出走各馬の的確な能力比較と希少なデータで回収率を向上させる夢月プロに秋華賞についてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
三冠達成がかかるレースですから、やはり相当な人気を集めるリバティアイランドの評価をしっかりすることですね。この評価によって券種も大分変わると思うので、当たり前のことではありますが、まずはリバティアイランドをどうするかだと思います。
―大方、そのリバティアイランド1強の構図なのかと思います。仮にこの馬のウィークポイントや不安点を挙げるとしたら、どのあたりになるでしょうか。
トップスピードに乗るのが遅いところでしょうか。直線の短い京都内回りは決して得意ではないと思います。それでも勝ち負け出来るほどの地力の高さがありますけど、今までで一番走りにくいコースではありますよね。
―望み薄とはいえ他馬に逆転の目があるなら、そのあたりですかね。
そうですね。直線の短い京都内回りで、追い出しが遅れて馬群を捌けず脚を余すケースですね。
―そのケースで、台頭を期待できる馬はどの馬になりますか。
こうなると前に行けそうな有力馬は皆怖いです。差しが決まる展開なら地力が高いマスクトディーヴァでしょうか。
―展開もポイントになりそうですね。マスクトディーヴァはローズSをレコード勝ちからの参戦です。前走の内容は素直に評価できるでしょうか。
圧勝と言っていい走りでまだ余力まであったので、この馬はローズSの中だと別次元ですね。
―もう一方のトライアル紫苑Sは、春にG1を走った馬のワンツーとなりました。モリアーナとヒップホップソウル、レース内容も踏まえ、どちらを評価するべきでしょうか。
ヒップホップソウルは、唯一前で粘っていますから、展開的に評価できますよね。楽な競馬ではなかったですし、しぶとさが目立ちました。先行力を活かせそうな枠を引ければ、妙味的にもいいと思います。
―秋華賞でマスクトディーヴァか、ヒップホップソウル、どちらを狙うべきでしょうか。
強かったのはマスクトディーヴァで間違いないと思いますが、マスクトディーヴァは今回京都内回りとの戦いになると思うので。これは難しいです……。
―軸はやはり、リバティアイランドになりますかね。
そうですね。オークスでは促した時の手応えが凄すぎました。圧勝だったのにもかかわらずまだ余力があったので非常に強い内容だったと思います。調教からはさらに成長が窺えますし、これは人気が被っても仕方がないですね。距離短縮に京都内回りでもたつく可能性もありますが、不安要素が重なってようやく負けるかなってレベルで軸としては信頼して良さそうです。
―調教も凄い走りでしたね。反対に人気サイドで危険に感じる馬がいればお願いします。
ハーパーです。長く脚を使うタイプなのでコース適性は噛み合っていないと思いますね。早めに仕掛けることになりそうで、難しい競馬になると思いますから人気するなら控えたいです。
―おお。この馬を馬券の対象から外せるのは大きいです。たしかにキレるイメージはないですね。穴馬っぽいところで期待できる馬はいるでしょうか。
ドゥアイズです。オークスはスタートでもう厳しすぎたので、展開が向かないのであれば大敗でも仕方ないですね。桜花賞では進路を探しながら全力で追えない走りで掲示板に入った地力の高さがあり、まだ見限れないと思います。近走は持ち味を活かせていない走りなので、もう少し前の位置で運ぶことに拘れば巻き返しがあるのではないでしょうか。
―ちょっとかわいそうな競馬が続いていますよね。かなりおいしいオッズになりそうですし、期待したいです。最後に挙げていただいた馬以外に注目馬がいればお願いします。
コナコーストです。オークスはスタートで挟まれた時点で厳しい競馬でした。本来は前に行ける先行力があり、舞台も合っていると思うので流れが向けば面白いと思います。
取材後記:リバティアイランドは別次元として、マスクトディーヴァの評価も高そうです。ハーパーの評価が低い点にも注目ですね。
以上、プロ予想家2名の秋華賞への見解と注目馬を紹介しました。リバティアイランドから買うなら、相手に上位人気をすべて買いたくないはずで、その取捨選択の一助になればと思います。
(文・垣本大樹)
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日曜日に行われる秋華賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①フェステスバント【B】
栗東CW併走(12日)。直線に入ってから鞍上がなかば強引に手前を替えさせた。それで一旦ブレーキがかかったが、追われるとピッチのきいたキビキビとした走りに。ラストも鞍上のゲキに応えるべく、懸命に脚を伸ばしていた。派手さはないが、生真面目に前へ進もうとする姿は好感が持てる。この馬なりに良い仕上がり具合ではないか。
②ハーパー【B】
栗東CW単走(11日)。四肢の可動域こそ狭く映るが、もともとそういう馬。不安視する必要はない。無駄な動きが少なく、手前替えもスムーズ。前後のバランスもいい。もう少し反応が鋭くなればいうことなしだが、全体的に見ればキビキビと走れている印象。実戦に向けての下地は整ったように思える。
③マラキナイア【B】
栗東坂路併走(12日)。8日に実質の最終追いを施しており、今回は軽めの内容。姿勢の高い走りだが、それはいつもと同じ。直線序盤は僚馬の後ろで我慢させ、中盤あたりから並走。ラストで合図が送られるとジワッと脚を伸ばし、体勢有利の形でゴールした。地味ではあるが、もともと稽古映えしない馬。それを思えば順調な仕上がりといえる。
④コナコースト【B】
栗東坂路単走(11日)。テンションが高く、コーナーでは逆手前。案外な内容に終わるかと思いきや、その後は回転のいい脚さばきでキビキビと登坂。口向きの悪さを見せつつも、最後まで真っすぐ走れていた点も好感が持てる。ほぼ自身のパフォーマンスは示している印象。順調と捉えてもいいのではないか。
⑤ドゥーラ【B】
栗東坂路単走(11日)。コーナーで意思疎通を欠くところでもあったのか、直線序盤はこぢんまりとした走り。手前も替わらないまま。だが、脚元の回転が上がるにつれ、弾むようなフットワークに。ラストの反応も良かった。体調面の不安はなさそうなので、あとは本番でジョッキーが気分を損ねず運べるか否か。それが焦点となる。
⑥リバティアイランド【A】
栗東CW併走(11日)。格下とはいえ目一杯に追われる相手を問題にせず、力を温存した状態で大きく先着。集中力が高く、フットワークのバランスも抜群。パスする際の加速もスムーズだった。春先は粗い面が目につくこともあったが、それが随分と解消されて隙が少なくなった印象を持つ。好ムード。
⑦マスクトディーヴァ【B】
栗東坂路単走(11日)。後肢が少し流れる場面もあったが許容範囲の部類。耳を時折フワフワさせていたが、これは癖のようなもの。過度に気にする必要はない。控えめの調整ながら、リラックスして走れているし、フットワークの弾力性も高い。軽い促しにもきちんと反応していた。デキ落ちという印象はなく、良い意味での平行線だろう。
⑧モリアーナ【B】
美浦南W単走(11日)。逆手前になるなど、不器用なコーナリング。その反面、直線では体を上手に使って伸びのある走り。脚どりもしっかりしている。ただ、京都への輸送を控えた立場とすれば、気合乗りが過ぎるような気も。フィジカル面に問題はなさそうなので、あとは実戦を迎えるまでのテンション次第。当日の気配を注視したい1頭である。
⑨ミシシッピテソーロ【C】
美浦南W併走(11日)。ラスト重点の調整。きちんとハミを取って集中力は十分。前肢のさばきも素軽い。その一方、全体的に走りがこぢんまりとしており、後肢の送りもひと息。もう少し蹴りに力強さが欲しい印象を受ける。相手強化のG1へ臨むにあたり、何か物足りなさを覚える内容だった。
⑩グランベルナデット【B】
美浦南W併走(11日)。深く鋭い踏み込みで進む姿は実にパワフル。手前変換が上手く、体の使い方もいい。鞍上の促しに対する反応もスムーズだった。稽古の良さが実戦につながらないケースがしばしばあるだけに、過度の評価はしづらいものの、もっとやれても不思議ない攻め気配ではある。
⑪キタウイング【C】
栗東坂路併走(12日)。直線序盤で行きたがる面を見せるも、フォームは崩れておらず、手前替えも上手。首の使い方も悪くない。その一方、後肢の力感が薄く、鞍上の合図に対する反応もひと息。体勢五分に近い形でゴールを迎えたものの、相手は2歳新馬。稽古も実戦もムラのあるタイプとはいえ、調教観点的に強調はしづらい。
⑫ドゥアイズ【B】
栗東CW単走(11日)。鞍上と息を合わせて、折り合いはスムーズ。四肢の可動域はそれほど広くないが、身のこなしに硬さはなく、スナップのきいた脚さばき。オークスの中間時より体幹がしっかりしており、首の使い方も良くなっている。帰厩してから併せ馬を施していない点は気になるが、雰囲気は決して悪くない。及第点の仕上がりだろう。
⑬ラヴェル【B】
栗東坂路単走(11日)。手前替えの際に、フォームを大きく崩した点は割引材料。だが、その後は馬自らハミを取り登坂。フットワークの弾力性が高く、体の使い方も伸びやか。ラストの促しに対する反応も良かった。状態は着実に上向いており、スムーズに運ぶことができれば、反撃のシーンがあってもいい。
⑭コンクシェル【C】
栗東CW併走(11日)。直線に向いてから手前がなかなか決まらず、併走馬の鞍上がまだか?としきりに催促するような仕草。相手の動きが良かったとはいえ、最後は後れをとったうえに手応えも劣勢。1週前にかなり速い時計(映像なし)を出し、今回どんな走りを見せるのか注目していたが……。案外な内容なのは確か。評価は上げづらい。
⑮ヒップホップソウル【A】
美浦南W併走(11日)。2頭を誘導する形から、直線に入ると相手を先に行かせて我慢させる内容。プレサージュリフトが反応鋭く一旦抜け出すも、慌てずタメを作り、鞍上が手綱を軽く譲ったところできちんと反応。最後は体勢五分に持ち込んだ。難しい面が目についた春先に比べると、かなり操作性が良くなった印象。好調だろう。高く評価したい。
⑯ピピオラ【C】
栗東CW併走(12日)。肩の可動域が広く前肢を大きく使った走り。それは評価できるのだが、後肢が甘いせいか勢いがつくまでに時間を要している印象。時折ソラを使っていたのも気になるところ。この馬なりに順調なのかもしれないが、強豪集うG1で勝ち負けに加わるには、もう一段階上の変わり身が必要のように思える。
⑰ソレイユヴィータ【C】
栗東坂路単走(11日)。右手前のまま走っていたが、反応を確かめる程度の調整ゆえ鞍上も気にしていない様子。その点をマイナス視する必要はないだろう。ただ、全体時計を抑えた内容の割に鞍上の手応えには余裕がなく、前回の最終追いと比べてラストの動きにもそれほど余力を感じない。前回よりも相手関係が強化される、G1では厳しいか。
⑱エミュー【C】
美浦坂路単走(12日)。輸送を控えているため、確認程度の内容。道中は落ち着いて走れていたし、四肢のさばきもスムーズだった。ただ、鞍上が促しても手前が替らず、ラストの伸びも今ひとつ。南Wの1週前追いもそうだったが、何かピリッとしない走り。あまり攻め駆けしない馬という点を加味しても、評価しづらい内容だった。
◆エミュー・和田郎師「坂路に入れ始めてから体を使って走るようになった。上積みはある」
◆キタウイング・小島師「前回も状態は悪くなかったし、変わりなくきている」
◆グランベルナデット・大竹師「状態は前回よりも明らかにいい」
◆コナコースト・清水久師「ほどよく(父のキタサン)ブラックに似ています。操縦性がいいですね」
◆コンクシェル・清水久師「今回の舞台は合いそうです。いつも通りの仕上げで変わったことはしていません」
◆ソレイユヴィータ・杉山晴師「坂のある中山から、直線平坦の京都に替わるのは大きなプラスになる」
◆ドゥアイズ・庄野師「今回の京都の方がいいパフォーマンスができそう」
◆ドゥーラ・高橋康師「オークスより、馬体は少し大きくなっています。小回りは前回の札幌で勝っているので」
◆ハーパー・大江助手「秋になって目に見えてパワーアップしています」
◆ヒップホップソウル・木村師「前走は勝てなかったのは残念でしたが、いい立ち回りをしてくれました」
◆ピピオラ・武幸師「馬体は前走より締まってきているし、状態はいい」
◆フェステスバント・藤岡師「北海道で4回も使ってきたけど、疲れは取れました」
◆マスクトディーヴァ・辻野師「筋肉がつくべきところについて、たくましくなった印象です」
◆マラキナイア・吉岡師「最後までいつでも動ける手応えでしたし、すごくいい追い切りができました」
◆ミシシッピテソーロ・畠山師「うまく脚をためて、末脚を生かしたい」
◆モリアーナ・武藤師「紫苑Sは届きそうもないような位置から、馬群を割ってあっぱれなパフォーマンスだった。相手は強いけどチャンスをものにしたい」
◆ラヴェル・福岡助手「夏を越えて、馬体重が減らなくなってきました。折り合いをつけて、いかに能力を出せるか」
◆リバティアイランド・中内田師「オークスでは、2400メートルを上手にこなして強い競馬を見せてくれました。やはり良馬場で走らせてあげたいです」
2013年以降(2021~2022年は阪神で施行)の東西別成績は、美浦【2.4.1.58】、栗東【8.6.9.85】。後者がリードしている。なお、前者の3着以内7頭は、過去の重賞において複数回の複勝圏入りを経験していた点で共通する。関西馬優勢のレースではあるが、重賞で複数回の好走(3着以内)歴を持つ関東馬には、相応の評価をしてしかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑨ミシシッピテソーロ ⑩グランベルナデット ⑱エミュ
前走の着順に関しては、オークスの場合は3着以内、秋華賞トライアルなら5着以内、それ以外であれば1着がひとつの基準。2013年以降(過去10年)、この条件を満たしていなかった馬は、みな3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
④コナコースト ⑩グランベルナデット ⑪キタウイング ⑫ドゥアイズ ⑬ラヴェル ⑭コンクシェル ⑰ソレイユヴィータ ⑱エミュー
前走の単勝人気については、オークスであれば4番人気以内、秋華賞トライアルの場合は6番人気以内、それ以外なら1番人気が一応の目安。2013年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
①フェステスバント ⑦マスクトディーヴァ ⑨ミシシッピテソーロ ⑪キタウイング ⑫ドゥアイズ ⑯ピピオラ
2013年以降の1~3着馬30頭中24頭が中9週以内の臨戦馬。例外の6頭はいずれも、オークスからの直行馬だった。前走からの間隔が中10週以上、かつ前走がオークス以外のレースだった馬は3着以内ゼロと、苦戦の状況が続いている。
(減点対象馬)
⑤ドゥーラ ⑪キタウイング
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ここ2年はU指数10位アカイトリノムスメ(4番人気)、7位スタニングローズ(3番人気)といった指数下位の馬が勝利したが、いずれも人気の一角を占めていたので致し方のないところ。基本的に指数の高い馬が上位着を取ることの多いレースなので、今年も上位勢を中心に馬券を組み立てていきたい。
真っ先に注目したいのは、絶対女王のリバティアイランドを抑えてU指数1位の評価を獲得している⑦マスクトディーヴァ(98.0)。デビュー以来4戦3勝とまだ底を見せておらず、驚異的なタイムを叩き出した前走のローズSの勝ちっぷりは鮮やかだった。もしも下克上が起こるのなら、ヒロインを演じるのはこの馬なのかもしれない。
そしてもちろん、2位⑥リバティアイランド(97.4)も主役級の評価を与える必要がある1頭。これまでの足跡は説明不要。休み明けに実績があり、陣営や川田騎手のトーンも上がってきているので、状態面になんら心配はいらないだろう。まさかの取りこぼしがあったとしても、馬券圏外に敗れるシーンは考えづらい。
以下、奇をてらわず順位通りに、衝撃的な末脚で紫苑Sを制した3位⑧モリアーナ(94.0)、年長馬相手にクイーンSを制した4位⑤ドゥーラ(93.6)に注目する。
種牡馬成績としてはディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在となっており、同産駒は秋華賞最多となる5勝を挙げるほか、産駒初出走となった2011年以降の12年間で連対できなかった年は2011、2017、2022年の3回に限られる。今後は“ディープインパクト系”として、どういった系譜を紡いでいくのか注目だろう。
また、機動力を問われる内回りコースで施行されることを考慮すると、キングカメハメハやクロフネ、Machiavellianなどの血を引くマイラーのスピードが欠かせない。とくにキングカメハメハはNureyevの活力としても申し分なく、阪神芝2000mで施行された2021~2022年を含め、2015年以降はNureyevを保持する馬の連勝が続いている。
リバティアイランドは、父ドゥラメンテ×母ヤンキーローズ(母の父All American)。阪神JF、桜花賞、優駿牝馬と勝ち、世代限定牝馬G1の完全制覇がかかることでも衆目を集める一戦。なお、過去に同偉業を唯一達成したアパパネが、父系祖父キングカメハメハの産駒であることは興味深いところ。また、父系と母系でSex Appealの血脈を持つ配合はアーモンドアイを想起させるものでもあり、血統背景を鑑みても非の打ち所がない印象を受ける。
ラヴェルは、父キタサンブラック×母サンブルエミューズ(母の父ダイワメジャー)。昨年は半姉ナミュールが2着と好走していたが、遡れば3代母キョウエイマーチも97年秋華賞で2着とレースに所縁ある一族。「マイラーのスピード」を求められる観点からは、マイルG1を3勝している母の父の実績も申し分ないだろう。本馬は上記リバティアイランドに重賞で先着した経歴もあり、しぶとく食い下がった優駿牝馬の立ち回りができれば侮れない。
コナコーストは、父キタサンブラック×母コナブリュワーズ(母の父キングカメハメハ)。17年3着モズカッチャン、20年1着デアリングタクト、21年1着アカイトリノムスメは同じ母の父となる好走馬だが、勝利した2頭はトライアルを使わない優駿牝馬からの直行だったので、本馬も同G1からの臨戦であることに気を配りたい。なお、その前走は本来の先行策が取れない消化不良の一戦。桜花賞で2着の実績からも巻き返す余地はあるはず。
編集部(以下、編) リバティアイランドの三冠達成がかかる秋華賞がやってまいりました。
新良(以下、新) 能力が抜けていることは間違いないので、あとは小回りの京都芝2000mを川田将雅騎手がどう乗りこなすかですね。
編 最後方に近いポジションだとまさかの取りこぼしがあるかもしれませんが、オークスのように比較的前のほうでレースを進めれば、順当に決まりそうでしょうか。
新 そう思います。勢いに乗っている未対決組もいますが、リバティアイランドにスムーズな競馬をされたら、さすがに太刀打ちできないかと。
編 でも、競馬に絶対はありませんし、リバティアイランドは川田騎手の継続騎乗なので、当コーナーでは推奨できません。おのずと、逆転候補を指名していただくことになります。
新 そうなりますね。仮に逆転できなくても、リバティアイランドの次に来る馬にしっかり迫りたいです。
編 結論はもう決まっているでしょうか?
新 はい。レーン騎手から鮫島克駿騎手に乗り替わる④コナコーストを狙います。
編 前走がレーン騎手なので、この乗り替わりは既定路線。近年めっきり力をつけてきた鮫島駿騎手の一発に期待するわけですね。
新 もともと鮫島駿騎手が主戦を務めていた馬ですし、コンビ成績はオール2着以内ですから、鞍上弱化にはなりません。むしろ、安心して見ていることができます。
編 リバティアイランドにどこまで迫れるでしょうか?
新 もちろん、簡単に逆転することは難しいです。でも、ノーチャンスではないと思っています。
編 その根拠をお願いします。
新 まず、桜花賞は負けて強しの2着でしたよね。ジョッキーカメラを装着した川田騎手が「負けたかと思った」とつぶやいたほど。世代トップクラスの能力を持っていると評価すべきでしょう。
編 オークスの7着はどのように分析していますか?
新 スタート直後に挟まれる不利があり、後方からの競馬を強いられたのが敗因でしょう。切れる脚のないタイプなので、何もできずにレースが終わってしまったという印象です。
編 レーン騎手をもってしても、仕方がなかったといったところですかね。
新 そうですね。不利がなければもっとやれたと思います。前目で競馬ができれば、巻き返してくる可能性はおおいにあるでしょう。
編 4番枠という絶好枠を引きましたし、あとはスタートは決めるだけと。
新 はい。開幕して間もない京都内回りは、先行策が活きるこの馬にピッタリ合っていると思います。父のキタサンブラックは、京都が初G1の舞台で、最終的に京都芝では4戦4勝でした。そんな血統背景も魅力です。
編 鮫島駿騎手もお手馬が戻ってきて、かなり力が入りますよね。
新 もちろんそうでしょう。先日のスプリンターズSでは、2戦連続好走していたママコチャを川田騎手に奪われる格好になり、しかも勝たれてしまいましたからね。その悔しさをパワーに変えてくれることに期待しています。
編 しかも、今回は最大の強敵に川田騎手が跨っています。
新 当然、気合い十分でしょう(笑)。2着でOKではなく、負かしてやろうという気持ちで挑んでもらいたいです。
編 秋華賞は時にとんでもない波乱が起こるレースですから、ひょっとすると……。
新 その可能性も視野に入れつつ、リバティアイランドが負けたときを想定した組み合わせも、少し買っておくといいかもしれませんね。どんなレースになるのか、本当に楽しみです。
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牝馬三冠の最終戦。これまでに1986年メジロラモーヌ(三冠目はエリザベス女王杯)、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクトの6頭が三冠牝馬に輝いている。第7回(2002年)は、4戦4勝の無敗馬ファインモーションが、持ったままで2着馬を3馬身半ちぎる大楽勝。史上最強牝馬の誕生を予感させた。第25回(2020年)はデアリングタクトが日本競馬史上初となる無敗での牝馬三冠馬となった。一方、気まぐれな3歳牝馬同士の戦いなだけに「荒れるG1」としても名高い。記念すべき第1回(1996年)は、圧倒的な1番人気を背負ったオークス馬・エアグルーヴが馬群に沈み、5カ月の休み明けだったファビラスラフインが勝って馬連万馬券の決着。第13回(2008年)は11番人気ブラックエンブレムが勝利するほか、ダート馬と見られていた16番人気プロヴィナージュが3着に逃げ粘り、3連単1,098万2,020円の大波乱を演出。京都競馬場を静まり返らせた。