アパパネ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2007年4月20日生
調教師国枝栄(美浦)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績19戦[7-1-3-8]
総賞金55,859万円
収得賞金11,450万円
英字表記Apapane
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
ソルティビッド
血統 ][ 産駒 ]
Salt Lake
Piper Piper
兄弟 シュガーヒルウラレナ
市場価格
前走 2012/06/03 安田記念 G1
次走予定

アパパネの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 185109.3416** 牝5 56.0 蛯名正義国枝栄 496
(-2)
1.32.6 1.335.3⑧⑩ストロングリターン
12/05/13 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18474.015** 牝5 55.0 蛯名正義国枝栄 498
(-6)
1.32.8 0.433.8⑧⑨ホエールキャプチャ
12/04/07 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1400 178166.437** 牝5 56.0 岩田康誠国枝栄 504
(+8)
1.22.3 0.434.8⑩⑩クィーンズバーン
11/12/11 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------13** 牝4 55.5 蛯名正義国枝栄 496
(--)
1.35.4 1.5----ABLE ONE
11/11/13 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 182410.043** 牝4 56.0 蛯名正義国枝栄 496
(-6)
2.11.8 0.234.7④④スノーフェアリー
11/10/16 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 16242.3114** 牝4 57.0 蛯名正義国枝栄 502
(+4)
1.47.8 1.034.9⑦⑧⑧イタリアンレッド
11/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18482.216** 牝4 56.0 蛯名正義国枝栄 498
(+8)
1.32.2 0.234.5⑧⑥リアルインパクト
11/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 178164.121** 牝4 55.0 蛯名正義国枝栄 490
(0)
1.31.9 -0.034.3⑨⑪ブエナビスタ
11/04/17 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 188187.144** 牝4 56.0 蛯名正義国枝栄 490
(-4)
1.32.8 0.533.2⑧⑨シルポート
10/11/14 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 18352.713** 牝3 54.0 蛯名正義国枝栄 494
(+4)
2.13.5 1.035.1④⑤⑥⑥スノーフェアリー
10/10/17 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 187152.311** 牝3 55.0 蛯名正義国枝栄 490
(-4)
1.58.4 -0.134.1⑪⑫⑧⑧アニメイトバイオ
10/09/19 阪神 10 ローズS G2 芝1800 12552.114** 牝3 54.0 蛯名正義国枝栄 494
(+24)
1.46.0 0.234.1④④アニメイトバイオ
10/05/23 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 188173.811** 牝3 55.0 蛯名正義国枝栄 470
(-10)
2.29.9 -0.035.2⑨⑬⑬⑪サンテミリオン
10/04/11 阪神 10 桜花賞 G1 芝1600 18592.811** 牝3 55.0 蛯名正義国枝栄 480
(+2)
1.33.3 -0.134.1⑤④オウケンサクラ
10/03/06 阪神 11 チューリップ G3 芝1600 168162.212** 牝3 54.0 蛯名正義国枝栄 478
(+6)
1.36.2 0.135.0ショウリュウムーン
09/12/13 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 188184.621** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄 472
(+4)
1.34.9 -0.134.3⑩⑩アニメイトバイオ
09/11/15 東京 9 赤松賞 500万下 芝1600 168166.031** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄 468
(-8)
1.34.5 -0.433.6⑧⑧ブルーミングアレー
09/10/31 東京 3 2歳未勝利 芝1600 14465.131** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄 476
(+24)
1.35.9 -0.334.3ローグランド
09/07/05 福島 5 2歳新馬 芝1800 16486.033** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄 452
(--)
1.51.5 0.837.5⑤⑤⑥ロードシップ

アパパネの関連ニュース

1月14日の中山11Rで行われた第64回京成杯(3歳オープン、GⅢ、芝2000メートル、別定、14頭立て=ロジルーラーが出走取消、1着賞金=4100万円)は、横山典弘騎手の5番人気ダノンデサイル(牡、栗東・安田翔伍厩舎)が直線で鋭い末脚を繰り出し重賞初制覇を飾った。タイムは2分0秒5(良)。

3冠牝馬アパパネの子バードウォッチャー(3番人気)は、中団イン追走で脚をためるも、直線でなかなかエンジンがかからず7着だった。

◆クリストフ・ルメール騎手「プラス体重でいくらか重さを感じたし、まだ緩さがあって成長途上の馬。素質はあるので、これから良くなってくると思います」

【直撃取材!プロ予想家最速予想】京成杯2024「霧」「金子京介」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2024年1月11日(木) 11:00


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第49回は京成杯について金子京介プロ・プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。


金子京介ー関東主場全レースのパドックに立つ孤高の“馬見家”


―予想のポイントからお願いします。

年またぎの開催に加え、気温も低く日照も少ない芝の生育が遅い時期ですから、金杯週で時計が出ていても、同じような馬場状態を望めない印象です。とはいえ、2000mを好時計で走ってきた馬は、けっこう期待できるかなと。

―時計面のお話が出ましたが、見るべきポイントしては持ち時計になりますか。

どちらといえば、上がりを重視しますね。時計やペースとの兼ね合いで水準以上の上がりを出せているか。

―スローしか経験のない馬も多いですが、このあたりで買える・買えないの見極め方はありますか。

馬体的には、胴回りが厚く寸胴に見える馬が走る傾向にあります。反対に、ひ弱で線が細く馬体の薄い馬は、速い上がりで好走していても、格上げ挑戦で期待できないという判断になります。2020年に断然人気で2着のスカイグルーヴのように、馬体の小さなピッチ走法の馬、一瞬のキレを活かすようなタイプはつらいですよね。馬場の悪い時期なので。

―今回その「走る傾向」に該当するのは、どの馬でしょうか。

まず、アーバンシックはよかったですね。500キロを超える馬ですが、前走は最後尾から上がり33秒台を使えていますから。あとは、バードウォッチャーも嫌う必要はないかなという印象でしたね。単純に馬体もよかったです。ほかだと、葉牡丹賞の2、3着馬ですね。

マイネルフランツレイデラルースですね。

特にマイネルフランツは、まだ成長の余地があるなと思いますし、お腹がぽってりしていて、鈍足っぽい感じに映るのに上がり勝負に対応したというか、直線で明らかに加速が効いて、他馬を交わして入線したのは褒められる材料です。

レイデラルースはどうでしょうか。

すごくいい馬体に見えるんですが、まだレースで出し切れていないですね。前走も「これは勝つでしょ」というレース運びで切れ負けする形だったので。中身に問題を抱えているのか、「もう少しやれるんだけどなあ」といった印象です。

―前走京都2歳S4着のダノンデサイルはどうですか。

この馬もけっこうよかったですよね。前走はまあまあいい馬体をしていて驚きました。0秒1差の額面どおり評価していいんじゃないですかね。もう一度、パドックを確認しますね。

※京都2歳Sのパドックを見始めます。

まあ、まだ緩い馬ですよね。だから大事に乗っているのか、今回も前回のように後ろから行くかもしれません。後ろの脚を前に引き上げる動作に一拍入ってしまっていますよね。

―ああ、ほんとですね。これはわかりやすい。ええと、つまりどういうことでしょうか。

後ろ脚の股関節の腱ができていないんですよ。これができてくるともう少し素早く戻せるようになります。

―この「できていない」部分というのは、レースにどう影響するんですか。

他馬に比べて引き上げる動作に間があるので、瞬間的に加速を要求されるようなレースだときついですし、コーナーから立ち上がるときに、すっと加速できる馬とダノンデサイルのように反応が遅れてしまう馬に分かれてしまいますね。

―なるほど。これは後々良くなるんですか。

順調にいけば良くなりますよ。

―次に周回してくるのが勝ち馬のシンエンペラーですけど、この馬と比較するとよりわかりやすいですね。こちらは後ろ脚が無駄なく出てきます。

飛節の角度を見ても、ダノンデサイルも真っすぐなほうですけど、シンエンペラーはさらに真っすぐですよね。この「真っすぐ後ろ脚を伸ばす」という動作は、2歳の1勝クラスだと、ほとんどできないんですよね。

―そうか、なるほど。次の馬も真っすぐではないですね。

ただ、真っすぐであることが大事なわけじゃないんですよ。〝2歳のこの時期に〟真っすぐであることがアドバンテージになるだけで。

―それについてもう少し詳しくお願いします。

飛節の形がおかしかったり、脚が曲がっている馬というのは、ちゃんとした筋肉がついて、四肢の関節を存分に動かせるようになるまで時間がかかるわけです。レース数をこなし、鍛錬を重ねることで、それが少しずつ素早く動かせるようになっていく。それに対して、飛節の形がハマっている馬は、2歳時から着地や蹴り出しをスムーズに行えるので、有利になるという話ですね。

―はあ、面白いですね。逆に言うと、シンエンペラーは成長力に乏しいですか。

まあ、話の流れからいくとそうなりますよね。頭打ちがくるんじゃないかという。それはホープフルSを見たとき少し感じましたね。

―ありがとうございます。話を戻して、馬券的にはどうですかね。人気になりそうなアーバンシックバードウォッチャーあたりが凡走する可能性は低いでしょうか。

う~ん。まあ、正直「大したことないだろう」という馬が8割くらいなので、そこは素直に表現していこうかなと。あとは、多頭数だと馬場との兼ね合いで、外枠が有利になったりするので、そのあたりでしょうね。


取材後記:そのほか有力馬だと、ハヤテノフクノスケはまずますで、ジュンゴールドも微妙とのこと。あとは、パドックを見るとなかなか面白いです。


ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ


戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜くプロ。今年の京成杯はどう映っているのでしょう?

―今年は頭数が揃いそうですが、どのような印象でしょうか。

評価に困る馬が多いなという感じですね。

―想定オッズも割れていますね。

「粒ぞろい」という評価も見ますけど、どの馬も危ないような気もします。

―その筆頭となるとどの馬でしょうか。

アーバンシックですね。

―前走は東京の百日草特別を差し切り勝ちでした。

ただ、走り方が不器用で、小回りの中山ではどうかという。いかにも「素質だけで勝っているなあ」と。新馬戦前も武史騎手が「追い切りからコントロールが利かなかった」と話していましたし、1番人気になるならちょっと嫌いたいですね。

―昨年勝ったソールオリエンスも荒削りでしたが、それとはまた違う感じでしょうか。

ソールオリエンスよりはるかに荒削りだと思うんですよね。

―それはなかなかです(笑)。次に人気しそうなのは、バードウォッチャーですかね。1戦1勝ですが、どう見ていますか。

アパパネの子ですよね。超良血で血統だけでも人気しそうです。アパパネの子どもって、共通して新馬戦を走らないんですよ。

秋華賞馬のアカイトリノムスメも凡走でしたね。この馬は勝ちました。

ただ、U指数は低いんですよね。まあ、スローだから上がりようがないんですけど。後方からラップを上げて勝っているので、兄妹のなかでは走るほうだとは思いますよ。

―毎年、超スローの新馬戦を勝ち、浅いキャリアのなか重賞で人気になる馬が出てきますけど、買う・買わないのジャッジはどのあたりでされていますか。

ラップタイムと同じレースを走った馬のその後ですかね。

―ラップはまずまずとして、同組のその後は、うーん、微妙ですかね……(笑)。

走っていない馬も多いですが、微妙ですね。例えば、ホープフルSでひどい不利を受けたミスタージーティーっていますよね。

―矢作先生が坂井騎手に怒っていた馬ですね。

そうです。その馬は高い評価をしていたんですけど、それは新馬戦で2着に下したハヤテノフクノスケが、次走すごい強い競馬をしたのも理由のひとつなんです。

―これはわかりやすいですね。

バードウォッチャーに関しては、徐々に良くなっていく血統背景と、徐々に馬を作っていく国枝先生の手法が噛み合えば、一気に上がってくるもしれませんね。一戦見たいというのが正直なところです。

アーバンシックバードウォッチャーは、嫌う手も一考という感じですね。お話にあったハヤテノフクノスケもここに出てきますが、こちらはどうですか。

前走は強かったですよね。早めに動き、じわじわっと伸びて、最後までラップは落ちてないですから。決め手がものすごくある感じはしませんが。

―決め手比べの新馬戦は落としていますからね。

淡々としたペースになったとき、どこまでやれるかというイメージですね。あとは、ちょっと調教がもうひとつなのは気になるところです。

―状態を維持できているかも鍵になりますね。出走馬のなかで、レース内容から「これは」という馬はいますか。

インパクトだと、ジュンゴールドの新馬戦なんですよね。

―前有利の流れを差し切ったレースですね。

この馬はギアチェンジが異様に速いですし、ピッチも速く、ビュッと加速する感じなので、中山は合うと思うんですよ。ただ、見た目のインパクトのわりに、U指数は低めで、そのあたりは悩ましいです。ほかだと、ダノンデサイルですか。

―前走は京都2歳S4着でした。重賞で善戦しているのはこの馬だけですね。

内容的にも、直線で狙っていたところが開かず、外に切り替える形でした。それがなければ、差し切っていたかもしれません。

―勝ち馬とは0秒1差。その勝ち馬が次走のG1で2着したことを思えば期待感はありますね。

流れは向きましたけど、あれだけ走れるならという感じはしますよ。スタートはちょっと不安ですけど。

―前走もスタートはひと息でしたね。何かストロングポイントはありますか。

新馬戦も出遅れながら最後は伸びているように、競争意欲は高いと思うんですよ。「エピファネイアの子どもらしいな」と。今回も最後は伸びてきそうですよね。

―スタートを決めてほしいですね。穴っぽい馬で狙えそうな馬はいるでしょうか。

1頭気になっているのは、ドゥレイクパセージですね。

―前走は「あれ?」という感じでしたが、巻き返せるでしょうか。

新馬戦のパフォーマンスが良いだけに残念でしたが、二、三番手の馬にプレッシャーをかけられていましたからね。ドゥラメンテの子が変わるときって、調教が一気に良くなるんですよ。この馬も昨秋と比べて、今回の時計の出方が明らかに違うので、一変を期待できるかもしれません。

―これは楽しみですね。最後にここまで取り上げた以外に注目馬がいればお願いします。

ロジルーラーですかね。葉牡丹賞は2着以下混戦でしたけど、この馬だけ窮屈な競馬だったので。


取材後記:人気サイドが危ないとなれば、ドゥレイクパセージロジルーラーから買う手もアリでしょうかね。すごい配当になりそうです。


以上、プロ予想家2名の京成杯の見解と注目馬を紹介しました。人気馬の評価はやや異なりましたね。お二方ともに高評価はダノンデサイルでしょうか。最終結論が楽しみです。


(文・垣本大樹)


⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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【京成杯】アパパネの息子バードウォッチャーは調教駆けするパートナーに食い下がりラスト12秒1 2024年1月11日(木) 04:52

11月の東京芝1800メートル戦でデビュー勝ちした3冠牝馬アパパネの息子バードウォッチャーは、美浦Wコースで直線気合をつけられ、6ハロン82秒3─12秒1をマーク。外サトノエピック(未勝利)に半馬身遅れはしたが、稽古駆けする相手に最後まで食らいついた。国枝調教師は「もともと調教で目立つ馬ではないし、この馬としては十分に動けている。初戦の頃よりもちろん動きは良くなっている」と合格点。「前回は実戦にいっていい走りをしたし、センスのある馬。中山コースも気にならない」と無傷の重賞Vを期待する。

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【京成杯】名牝アパパネの産駒バードウォッチャーが上昇気配 国枝師「はつらつとした感じ」 2024年1月10日(水) 04:53

GⅠ5勝の名牝アパパネを母にもつバードウォッチャー。東京芝9ハロンの新馬戦を3ハロン33秒5の末脚で突き抜け、さっそく良血ぶりを発揮した。「初戦の前はモタモタするところがあったけど、使ったことで今ははつらつとした感じ。(中山2000メートルで)大味な競馬をしても本番につながらない。相手に合わせた走りをしてくれたら」と国枝調教師はクラシックを見据える。

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【POG調査隊】超良血バードウォッチャーは京成杯へ順調 鈴木助手「逸材だと思っています」 2024年1月3日(水) 04:54

バードウォッチャーは母が2010年の3冠牝馬アパパネで、半姉アカイトリノムスメ(父ディープインパクト)は21年秋華賞馬という良血だ。昨年11月11日の東京新馬戦(芝1800メートル)を上がり3ハロン33秒5で快勝し、来週の京成杯(14日、中山、GⅢ、芝2000メートル)で連勝を目指す。

「1度使って体がブリッとして張りが良くなってきたし、順調に調整できている。アパパネの子供で期待度は高い。クラシック戦線に乗れる逸材だと思っています」と鈴木助手は期待を寄せる。

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3冠牝馬アパパネの子バードウォッチャーは京成杯で無傷連勝期す 2023年11月19日() 17:19

11日の東京新馬戦(芝1800メートル)を快勝したバードウォッチャー(美・国枝、牡2、父ブラックタイド)は、年明けの京成杯(1月14日、中山、GⅢ、芝2000メートル)を視野に入れていることが19日、分かった。「暮れ(の2歳GⅠ)はないかな。距離を延ばしていきたいし、2000メートルの京成杯あたりで。使った後も特に問題ないです」と国枝栄調教師。母アパパネは牝馬3冠などGⅠ5勝、半姉に秋華賞アカイトリノムスメがいる良血で、無傷連勝での重賞制覇となるか注目だ。

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アパパネの関連コラム

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チャンピオンズカップは、無敗のクリソベリルが馬群を割って抜け出し、見事に古馬を一蹴した。”ポイントは展開”と先週の当コラムで書いたが、インティが内枠を引いたことによりスンナリ隊列が決まりスローペース。結果として力のある好位勢が順当に上位を占めた。

ダート競馬は基本的に先行有利。実際、ダートのチャンピオンと言われる馬の大半は先行馬で、だからこそ今回のように一線級が集い、かつペースが落ち着けば波乱の可能性は低くなる。

もっとも、この結果が東京大賞典にまで結びつくかは微妙なところ。勝ったクリソベリルは早々に回避が発表されたが、2着以下の馬たちの着順も次走で入れ替わる可能性は十分にある。その中でも4着チュウワウィザード、6着オメガパフュームの巻き返しには大いに注目したい。ともに今回は脚を余した印象が強く、大井のダート2000mの方が力を発揮できるだろう。


~2歳G1のポイントは人気=実力とならないこと

さて、今週末は阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF)。ココから年末まで、有馬記念を除く3つのJRA・G1はすべて2歳戦となるので、今回は2歳戦のポイントも含めて展望していきたい。

2歳G1というとキャリアの浅い馬たちの争いになるため、馬券的には敬遠されがちだ。よくわからないから…という理由で買わないという選択も確かにアリだが、少々それではもったいないと考えている。

というのも、キャリアが浅いからこそ、能力=人気とはならないケースが多々あるためだ。本来なら力のある馬でも何らかの事情により人気にならないことも多く、もしその馬の能力を見抜くことができれば、本来なら強い馬を人気薄で買えるという古馬戦ではなかなか見られないシチュエーションが訪れる。

例えばもう10年前になるが3冠牝馬のアパパネ阪神JFを制しているが、人気は2番目だった。では、当時の1番人気馬は? と問われて、即答できるファンはなかなかいないだろう。答えは、シンメイフジ。その後の成績を見れば明らかにアパパネの方が能力上位だったが、新潟2歳Sの派手なパフォーマンスが評価され、ファンの期待が大きかったのはシンメイフジの方だった。

こんな話を書くと、今年の上位人気勢はあまりアテにならないのかと思われそうだが、今週に関していえば無敗のリアアメリアウーマンズハートを筆頭に粒揃いの好メンバーが揃った印象が強く、波乱の可能性は低いように思う。そもそも、当レースは出走メンバーのレベルが高ければ波乱度は下がる。過去5年で見ても、6番人気以下で馬券に絡んだのは2015年のウインファビュラスただ一頭。近年は牝馬のレベルが上がっている上に外回りコースでの一戦だけに、伏兵馬が突如として走るケースは多くない。

ただ、リアアメリアウーマンズハートはほぼ互角。新馬戦の勝ちっぷりでいえばむしろウーマンズハートの方が上と言える内容で、リアアメリアの方が引き離して1番人気になるとすれば、この2頭の優劣は少なくとも人気ほどの差はないので、妙味はウーマンズハートということになる。

基本的には穴を探すレースではないとはいえ、人気薄の中で注目馬を挙げるならばロータスランドには可能性を感じる。初戦の内容からもレースセンスが高く、前走は1400mで敗れたがマイル向きの印象が強い。上手く先行できれば、一発があるかもしれない。

いずれにしても素質馬が多い今年の2歳牝馬戦線。今回のメンバーに加えて、出走して来なかったが素質的には互角以上のアヌラーダプラ、さらには1戦1勝のスカイグルーヴあたりが順調に成長して来春を迎えれば、クラシック戦線が楽しみになる。クラシックを見据える意味でも注目したい一戦だ。

阪神JFの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2017年4月6日(木) 17:31 岡村信将
【ラップギア岡村信将のスペシャルG1展望】~2017桜花賞~
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阪神ジュベナイルフィリーズからチューリップ賞、桜花賞と、すべて“阪神芝1600m”のコースで施行される、謎の牝馬クラシック路線。同コース施行であるがゆえに、それら3つのレースが密接な関係を持っていることは言うまでもないのだが、平均を出してみると、それぞれのレースが持つ特徴が少しずつ違うことも分かってくる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞と桜花賞、過去10年勝ち馬のタイムをざっと比較してみよう。勝ち馬の前半1000mタイムと、ラスト600mのタイムを一覧にしてみた。ちなみにこれは“レース先頭馬の通過タイム”ではなく、“勝ち馬の通過タイム”である。

■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年
2006年 58.9-34.2 ウオッカ      桜花賞2着
2007年 58.6-35.2 トールポピー    桜花賞8着
2008年 60.4-34.8 ブエナビスタ    桜花賞1着
2009年 60.6-34.3 アパパネ      桜花賞1着
2010年 61.8-33.9 レーヴディソール  桜花賞不出走
2011年 60.8-34.1 ジョワドヴィーヴル 桜花賞6着
2012年 58.3-35.9 ローブティサージュ 桜花賞5着
2013年 59.8-34.1 レッドリヴェール  桜花賞2着
2014年 60.4-34.0 ショウナンアデラ  桜花賞不出走
2015年 58.7-35.8 メジャーエンブレム 桜花賞4着
2016年 59.2-34.8 ソウルスターリング 

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.2-33.5 ウオッカ      桜花賞2着
2008年 61.3-34.5 エアパスカル    桜花賞9着
2009年 61.8-34.7 ブエナビスタ    桜花賞1着
2010年 61.4-34.7 ショウリュウムーン 桜花賞4着
2011年 60.9-33.6 レーヴディソール  桜花賞不出走
2012年 61.5-34.0 ハナズゴール    桜花賞不出走
2013年 60.2-34.7 クロフネサプライズ 桜花賞4着
2014年 60.6-33.7 ハープスター    桜花賞1着
2015年 61.8-35.9 ココロノアイ    桜花賞10着
2016年 59.8-33.0 シンハライト    桜花賞2着
2017年 59.4-33.8 ソウルスターリング 

■桜花賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.1-33.6 ダイワスカーレット 
2008年 59.9-34.5 レジネッタ     
2009年 60.7-33.3 ブエナビスタ    
2010年 59.2-34.1 アパパネ      
2011年 59.6-34.3 マルセリーナ    
2012年 60.3-34.3 ジェンティルドンナ 
2013年 59.5-35.5 アユサン      
2014年 60.4-32.9 ハープスター    
2015年 62.5-33.5 レッツゴードンキ  
2016年 60.4-33.0 ジュエラー     

実際のところ、この一覧を見ただけではピンと来ないと思われるのだが、それぞれの平均を出してみると、少しずつ傾向が出始める。


■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 59秒8   ラスト600m34.6

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 61秒0   ラスト600m34.2

桜花賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 60秒3   ラスト600m33.9


要するに、阪神ジュベナイルフィリーズはハイペースから上がりの掛かるレースであり、チューリップ賞はスローペースから上がりの早いレース。これは“多頭数G1”と“少頭数トライアル”というレースの性質がそのまま出ているのだと思われる。

そして問題の桜花賞は、とにかく上がりが速いのが特徴。チューリップ賞より遥かに速いペースから、それでいてチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求されるレース。「チューリップ賞の時計が速い年は桜花賞と連動する」と言われる理由は、ここではないかと思われる。


そう、桜花賞を勝つためには、それなりの時計的な裏付けが必要なのだ。具体的なラインとしては・・・

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2016年5月13日(金) 11:45 みんなの競馬コラム
【ヴィクトリアマイル】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレの金沢ユウダイです。
先週のNHKマイルカップでは、フレンチデピュティとノーザンテーストの血に注目し、1着~3着馬全てがどちらかの血を持っていました。また、12番人気3着のレインボーラインに至ってはどちらの血も持っていました。

今週先週と同じくマイル戦のヴィクトリアマイル
古馬牝馬戦線は中距離偏重の番組編成ということもあり、マイル戦でもペースは上がらず(昨年も2番手以下は緩い流れだった)、圧倒的な先行、内枠有利なレースが続いています。

過去5年の結果を簡単に並べてみると・・・

【2015年】
1着 ストレイトガール 5番手から差し切り(3枠5番)
2着 ケイアイエレガント 2番手から粘り込み
3着 ミナレット 逃げ粘り

【2014年】
1着 ヴィルシーナ 逃げ切り
2着 メイショウマンボ 内差し(2枠4番)
3着 ストレイトガール 内差し(1枠1番)

【2013年】
1着 ヴィルシーナ 2番手抜け出し
2着 ホエールキャプチャ 外差し(4枠8番)
3着 マイネイサベル 内差し(1枠1番)

【2012年】
1着 ホエールキャプチャ 3番手イン抜け出し(6枠12番)
2着 ドナウブルー 2番手抜け出し
3着 マルセリーナ 内差し(1枠1番)

【2011年】
1着 アパパネ 外差し (8枠16番)
2着 ブエナビスタ 外差し (7枠13番)
3着 レディアルバローザ 3番手抜け出し(2枠4番)

外目の枠から差しが決まったのは2011年のアパパネブエナビスタの時くらいで、それ以外の好相馬は2012年1着ホエールキャプチャを除けば(といっても横山典騎手がインの3番手を確保していた)、先行馬or内枠のみ。この時期の東京開催ですから当然といえば当然かもしれませんが、ヴィクトリアマイルは「先行・差しなら内枠有利」が特に顕著です。

このことを頭に入れながら、各馬について考察していきたいと思います。

人気を分け合うであろうディープ産駒、ミッキークイーンショウナンパンドラの比較でいえば、ショウナンパンドラの方に分があるのではないかと考えます。
ステイゴールドらでお馴染のゴールデンサッシュの牝系で、この距離は明らかに短いですが、ミッキークイーンより前目の位置を取れるという点が1つ。
そしてもう1 つは、この牝系は少し非力なところがある馬が多いのですが、昨年のオールカマーから馬体が明らかに変わり、「パワーが1番の武器」と思わせるほどになりました。非力さ、斬れが武器の血統ながら、真逆の「パワー」という要素が出て、血統から想像できる範囲を超えているというのは大物に共通することです。前走の大阪杯も、ペースと外目を追走していたことを考えれば相当のパフォーマンス。今の日本競馬は非常に粒が揃っていますが、一昔前なら名牝と言って良いほどの能力を持っていると思います。
ミッキークイーンもパンドラ同様にマイラーではないですから、マイル戦でパンドラが好走する流れであれば好走は可能です。だからこそ、パンドラが名牝と言って良いほどの能力を持っていると思っている中で、位置取りがパンドラより後ろになるわけですから、パンドラに先着することはないと考えています。

人気が予想されるもう1頭のディープ産駒スマートレイアーは、Lyphardのクロス。Lyphardのクロスを持っていたり、Lyphardが発現している馬は「粘り」が持ち味という馬になりやすいですから、ハーツクライ然り、スマートロビン然り、先週のパッションダンス然り「前受け」してこそ良さが活きます(スマートロビンパッションダンスはどちらもLyphardクロスのディープ産駒)。だから、米子Sで先行して勝利し、ここ2戦逃げて重賞を連勝したのは当然といえます。脚質からも無視はできません。

注目してみたいのはシャルールウインプリメーラ
シャルールは母が斬れを伝えるフランス血脈ですが、母のNever Bendと父の持つBuckpasserを通じてLa Troienneのクロス、そして母系にTom Foolも入るので「器用さのある中距離馬」といったとこころ。器用さがあるということは、瞬時に加速できるということとも似ていますから、緩い流れのマイル戦は好走しやすい条件といえます。
ウインプリメーラは苦手な重馬場で好走した京都牝馬Sでの走りが地力強化を感じさせました。ステイゴールド産駒でも軽い馬場と直線の長いコースが合うタイプ、期待できます。
器用さがあるタイプという意味では、レッツゴードンキカフェブリリアントも似ているといえるでしょう。外枠が残念ですが、レッツゴードンキ桜花賞同様にスローで逃げることができれば加速力(=トップスピードに乗る速さ)を活かして好走は可能でしょう。カフェブリリアントも巧く内のポケットに入ることができれば面白い1頭だと思います。

他の人気馬では、京都牝馬Sを制したクイーンズリングは、母がRiverman4×3、パワーを伴った斬れで、ローズSなどの先行力をみても1600-1800がベストで舞台も合いそうで有力です。
ダービー卿CTを制したマジックタイムは、段々と前受けできるようになった点など、ハーツクライ産駒らしい成長曲線を描いてきました。ハーツクライ×ブライアンズタイム×Sadler’s Wellsという字面以上に距離適性が短めに出たのは、スタミナと相似的なパワーの要素が発現されているからで、だからこそレッツゴードンキカフェブリリアントのようにパワーに因る加速力があり、条件戦で驚異的な上がりを使えたと考えられます。枠順と鞍上(ボウマン騎手)を考えると無視できません。

一方ルージュバックは、中距離馬は中距離馬でも、斬れるタイプの中距離馬ではありませんし、トップスピードに乗るのに時間がかかるタイプで内を突いたりできません。緩い流れが想定される今回のメンバーでは厳しそうです。

【まとめ】
ミッキークイーンはやはり位置取りの不安があるから、超一流の中距離馬ショウナンパンドラか、舞台はパンドラよりも合っているクイーンズリングの争いとみる。しかし外差しがなかなか効かないというレースの特徴を考えれば、シャルールウインプリメーラが面白いのではないか。同じ内枠でいえばLyphardのクロスらしく先行して良さが出たスマートレイアーウリウリのディープ産駒2頭も無視できないし、レッツゴードンキカフェブリリアントも乗り方次第では上位に食い込むチャンスがある。



【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年10月14日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第328話秋華賞(謎解き編)
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第329話 「秋華賞


10年 34.8-49.8-34.6 =1.58.4 ▼9▼4△6 瞬発戦
11年 34.6-47.8-35.8 =1.58.2 △2▼4△3 平坦戦
12年 36.5-48.7-35.2 =2.00.4 ▼1△2△9 平坦戦
13年 34.4-48.7-35.5 =1.58.6 ▼1±0△1 平坦戦
14年 34.5-47.2-35.3 =1.57.0 △2△1±0 消耗戦

近年は道中が速い流れになるかスローからの超ロングスパート戦というようなレース展開が多く瞬発戦となったのは過去5年で1度しかない。
瞬発力勝負になりやすい春の桜花賞オークスとはレース質が異なります。
とはいえアパパネジェンティルドンナメイショウマンボなどはオークス秋華賞どちらも勝利しているのでレース適性>馬の格というほどではないのかもしれません。
実際数字で表してみると桜花賞3着以内の馬のオークスでの成績は
3-2-2-9 勝率18.8% 連対率31.3% 複勝率43.8%
となっていてオークス3着以内の馬の秋華賞での成績は
3-2-1-8 勝率21.4% 連対率35.7% 複勝率42.9%
となっています。
桜花賞オークスとオークス&秋華賞の直結度は同じぐらいなんですよね。
ちなみに桜花賞3着以内の馬の秋華賞生成は
2-2-1-5 勝率20.0% 連対率40.0% 複勝率50.0%
となっていてこちらの直結度も高くなっています。

今年の桜花賞3着以内は
レッツゴードンキクルミナル秋華賞不出走)、コンテッサトゥーレ秋華賞不出走)
オークス3着以内は
ミッキークイーンルージュバック秋華賞不出走)、クルミナル秋華賞不出走)
となっていて登録があるのはレッツゴードンキミッキークイーンの2頭のみです。
確率論だけで言ってしまえばどちらか1頭は秋華賞で馬券になるはず。

敗因は必ずしも1つとは限らないので負けた馬の共通点を探すより好走した馬の共通点を探した方がベターです。
桜花賞秋華賞オークス秋華賞で両レース好走した馬は
前者はアパパネホエールキャプチャヴィルシーナジェンティルドンナヌーヴォレコルト
後者はアパパネホエールキャプチャヴィルシーナジェンティルドンナメイショウマンボヌーヴォレコルト
となっています。
お分かりでしょうか?
メイショウマンボ以外の5頭には桜花賞オークスどちらも3着以内だった馬となっています。
つまり桜花賞のみのレッツゴードンキオークスのみのミッキークイーンはそれほど信頼度は高くなくどちらか1頭は馬券になると決め付けるのは危険かもしれません>もう却下か(笑)

では桜花賞オークスで3着以内の実績がないが秋華賞で3着に入って馬を見てみましょう。

アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】ローズS1着
アプリコットフィズ 【瞬2平2消0】クイーンS1着
アヴェンチュラ   【瞬2平2消0】クイーンS1着
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】ローズS3着
アロマティコ    【瞬2平2消0】前走1600万下3着
スマートレイアー  【瞬3平0消0】前走1000万下1着
リラコサージュ   【瞬1平2消0】前走ローズS18着、スイートピーS1着
ショウナンパンドラ 【瞬6平0消0】紫苑S1着(新潟開催)
タガノエトワール  【瞬1平1消0】ローズS2着

瞬発戦&平坦戦に実績があって前走クイーンSローズSで3着以内という馬が多く好走しています。
ラップギア的にも全くあてはまらないのがスマートレイアーショウナンパンドラの2頭ですが秋華賞では2番人気と3番人気になっていました。
本番で上位人気の馬は軽視禁物ということでしょうか。

ということで今年の秋華賞でオススメなのは

タッチングスピーチ 【瞬1平2消0】ローズS1着
トーセンビクトリー 【瞬3平1消0】ローズS3着

タッチングスピーチと行きたいところですが前走4角15番手というスピードに乗れないのが若干不安あり。
過去5年で前走4角10番手以下の馬の成績は
0-0-0-14 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
でかなりの不振傾向にあります。
これはミッキークイーンにもあてはまるポイントです。
ということで

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
トーセンビクトリーレッツゴードンキタッチングスピーチ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年4月8日(水) 19:30 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第314話桜花賞(謎解き編)
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第314話 「桜花賞


10年 35.6-23.3-34.4 =1.33.3 ▼3± 0△11 平坦戦
11年 34.6-23.9-35.4 =1.33.9 ▼5△ 7△ 1 瞬発戦
12年 34.9-24.4-35.3 =1.34.6 ▼1▼11△12 瞬発戦
13年 34.8-24.1-36.1 =1.35.0 ▼1▼ 4△12 平坦戦
14年 33.8-23.2-35.3 =1.33.3 ▼3△ 6▼ 7 瞬発戦

過去5年では上りよりもテンの3Fが遅かった後傾ラップになったのは10年のみ。
後は上りが35秒以上掛かったタフなレースになっています。
なので11年以降の桜花賞は4角10番手以下の差し馬が断然といったレースばかり
(11年、13年、14年は3着まで独占しています)
11年以降で4角5番手以内で馬券になったのはGⅠ2勝、宝塚記念3着のヴィルシーナのみとなっています。
とにかく後方からナタ斬れする馬が好走しやすい舞台ではあります。
その一方でアパパネが勝って逃げたオウケンサクラが2着に粘った10年の様な展開&馬場も存在するので前半の流れというのがまずポイントになるでしょう。
過去5年で逃げた馬は10年のオウケンサクラが3番人気でしたが以降の4頭は全て二桁人気の馬でした。
今年はどの馬が逃げるのか?

では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
アパパネ      【瞬4平0消0】▼ 6▼6△ 8 ▼ 5▼ 7△13 ▼14▼ 4▼ 1
マルセリーナ    【瞬2平0消0】▼ 6▼3△ 7 ▼14△ 2△ 2
ジェンティルドンナ 【瞬2平1消0】△ 3▼2△ 2 ▼10▼ 6△ 8 ▼ 2▼ 9△ 5
アユサン      【瞬2平0消0】▼ 7±0△ 1 ▼ 8▼13△ 3
ハープスター    【瞬3平1消0】▼ 6▼1△ 6 ▼ 4▼ 1△ 6 ▼13▼ 6△15
2着馬
オウケンサクラ   【瞬3平0消0】▼ 6▼4▼ 4 ▼ 2▼ 6△ 5 ▼ 7△ 4▼ 9
ホエールキャプチャ 【瞬4平1消0】▼11▼5△11 ▼10▼ 5△ 4 ▼ 4▼ 4△ 5
ヴィルシーナ    【瞬3平0消0】▼15▼5△ 4 ▼ 4▼ 5△ 8 ▼11▼ 6△ 5
レッドオーヴァル  【瞬2平1消0】△ 5▼9△ 8 △ 4▼ 2△ 5 ▼ 5▼ 9± 0
レッドリヴェール  【瞬1平2消0】▼ 4▼1△ 6 △ 2△ 3▼ 3 ▼12▼13△ 7

瞬発戦実績というのは特に重要(10/10頭)
長い直線ということで連続加速実績も必要でしょう(10/10頭)
爆発力ということで▼10以上の大きな加速実績はあった方がベター(8/10頭)
(なかった2頭はオウケンサクラレッドオーヴァルの2頭ですが▼9までの実績はありました)
今年の登録馬では
アースライズキャットコインクルミナルココロノアイテンダリーヴォイストーセンラークルージュバック
の7頭が上記の条件をクリアしています。

近年、桜花賞といえばディープ産駒。
ディープ産駒の成績は4-2-0-4(勝率40.0% 連対率60.0%)というハイアベレージです。
上記の7頭の中でディープ産駒は
クルミナルテンダリーヴォイス
の2頭のみとなっています。
但し、クルミナルは前走11着大敗でした。
前走5着以下だった馬の成績は0-1-1-31(勝率0.0% 連対率3.0%、複勝率6.1%)となっていて掲示板にも乗っていない状況からの巻き返しは困難と言えます。
一方、テンダリーヴォイスは前走アネモネS1着ですが、そのアネモネS組は過去5年で0-0-0-11とあまり良いステップレースとは言えません。

という様に今年の桜花賞はディープ産駒ではなくマンカフェ産駒、ステゴ産駒が主役となっているというのが例年と異なります。
そこをどう判断するかでしょう。
昨秋の阪神JFの様に「外回りGⅠはディープ買っておけばOK」となるのか否か。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ルージュバックココロノアイクルミナル
前走きさらぎ賞が圧巻で「桜花賞はこの馬で仕方なしかな」と思ったので初志貫徹で。
きさらぎ賞の2着3着馬が次走散々だったので若干不安はありますが…)
問題は枠順で過去5年では3枠より内枠は1頭も馬券になっていません。
内枠引いてしまったら再考の余地あり。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2014年10月15日(水) 23:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第293話秋華賞(謎解き編)
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第293話 「秋華賞


09年 34.0-49.0-35.2 =1.58.2 ▼2▼4±0 平坦戦
10年 34.8-49.8-34.6 =1.58.4 ▼9▼4△6 瞬発戦
11年 34.6-47.8-35.8 =1.58.2 △2▼4△3 平坦戦
12年 36.5-48.7-35.2 =2.00.4 ▼1△2△9 平坦戦
13年 34.4-48.7-35.5 =1.58.6 ▼1±0△1 平坦戦

過去5年ではアパパネの勝利した10年は瞬発戦でしたが以外の年は平坦戦となっています。
春のクラシック戦線+ローズSはほぼ外回りの瞬発コースでしたが内回りの平坦コースに替わる秋華賞はどうなるのか?
興味はその1点です。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
レッドディザイア  【瞬4平0消1】
アパパネ      【瞬5平1消1】
アヴェンチュラ   【瞬2平2消0】
ジェンティルドンナ 【瞬4平2消0】
メイショウマンボ  【瞬4平1消0】
2着馬
ブエナビスタ    【瞬5平1消0】※2番手入線→3着に降着
アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】
ヴィルシーナ    【瞬5平1消0】
スマートレイアー  【瞬3平0消0】

過去5年では5頭中4頭は春のクラシックで連対経験があった馬が優勝しています。
残りの1頭は春のクラシック不出走&夏の古馬重賞クイーンS勝利したアヴェンチュラ
コース替わりにはなりますが春のGⅠでの実績馬はやはり格が違うという傾向になっています。
また、レッドディザイア以外の馬には平坦戦実績があったのもポイントかもしれません。
2着なら昇り馬も食い込む余地ありという傾向になっています。
08年には大荒れとなったレースですが最近では1~3番人気の成績が
5-3-3-4 勝率33.3% 連対率53.3% 複勝率73.3%
となっていて比較的固いレースと言えます。
4番人気以下で馬券になった馬を見てみると

アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】
アロマティコ    【瞬2平2消0】
リラコサージュ   【瞬1平2消0】

となっているのでコース適性【瞬4平6消0】に近い馬をピックアップすべきかなと思われます。
2頭はローズS3着以内の実績馬、1頭はOPクラス勝利経験馬、1頭は前走1600万下クラス3着馬となっています。
どれも芝1800以上のレースでした。
これぐらいの実績が一つの目安でしょう。

今年の登録馬ではおそらくヌーヴォレコルトが1番人気、レッドリヴェールが2番人気は固いでしょう。
3番人気はレーヴデトワールか?
ヌーヴォレコルトは最有力候補ではありますが【瞬5平0消0】と瞬発戦実績がないのは若干の不安材料。
レッドリヴェールローズSではよもやの惨敗でしたが【瞬2平2消0】なので過去の傾向からすると巻き返しは可能かも。
穴馬候補は
タガノエトワールバウンスシャッセブランネージュマイネグレヴィル
辺りかなと思われます。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
レッドリヴェールヌーヴォレコルトブランネージュ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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アパパネの口コミ


口コミ一覧
閲覧 114ビュー コメント 0 ナイス 3

8月のカレンダー、

オジュウチョウサンでした。ゼッケンは、写っていなくて、

青い帽子だけ分かります。青いということは、4枠ですね。

オジュウチョウサンは、ステイゴールド産駒で、昨日のヘリオスは、
オルフェーヴル産駒。オルフェーヴルは、ステイゴールド産駒です。
この4枠のステイゴールドの一致、ヤバイと思いましたね。

馬券から、外れるとまでは、考えませんでしたが、

見事に外れました。

私は、レディバグを本命にしました。理由は、9月のカレンダーが、アパパネだからです。

アパパネは、キングカメハメハ産駒、レディバグの父は、ホッコータルマエで、

キングカメハメハ産駒だからです。アパパネは、7枠15番の写真です。

レディバグは、7枠だったのでビンゴだと思いました。

結果は?皆さんご存知の通りです。

 藤沢雄二 2023年6月9日(金) 06:08
ウマニティPOGの指名馬ラインナップ③
閲覧 403ビュー コメント 2 ナイス 16

ウマニティPOGの指名馬ラインナップの3回目です。

⑦アパパネの2021(牡・美浦/国枝)
父:ブラックタイド
母の父:キングカメハメハ
馬名:(バードウォッチャー)
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:3億2000万PP


アパパネの仔は2番仔のジナンボー以降はずっとPOGで指名しています。

アパパネの現役当時、POGでリストアップまではしたんです。
ただ母のソルティビッドがスプリンターだったので、距離はマイルがギリギリだろうと思っていたのです。

当時は新馬戦が福島開催で開幕していたのですが、デビューが福島の1800mと聞いて、イメージと違うと思ってPOG指名を止めたんですよね。
そうしたら牝馬三冠でしょ。
ホントに逃した魚は大きくて、それで仔はできるだけ追いかけようと思っていたのが一つ。

それとこれは極めて個人的な話になるのですが、2009年の12月に他界した父が最後に当てた馬券というのがアパパネが勝った阪神JFでした。
それでアパパネの縁というのを大事にしたいと思って、ほぼ毎年の指名に至るという次第です。

さてアパパネの2021ですが、全姉のアスパルディーコは蛯名厩舎開業の御祝儀相場感でPOGでも人気を集めました。
しかしながら、そこは新人調教師の難しさか思うような結果は期間内には得られませんでした。
レース選択自体は悪くなかったとは思っていますが、鞍上を田辺で固定したのはどうだったのかという気はします。

そのせいかアパパネの2021はPOG的にはそんなに注目を集めているようには思えません。
国枝厩舎の予定とクレジットは入っているものの、情報はほとんど出回っていないので、ドラフト上位の枠を割くような存在ではないですね。

ただ、牡馬ではあるものの母を管理した国枝厩舎に戻ること。
ブラックタイド産駒は、まあキタサンブラックは別格としても、牡馬の方が活躍馬が多いこと。
アパパネの仔で新馬勝ちを決めたのはジナンボーとラインベックの牡馬勢。

人気落ちは必至なところに、ポジティブに考えられる要素もまあまあある。
ドラフトであればリストの中~下位に忍ばせておくのも一つの手ではありました。

しかしながらウマニティPOGは入札制です。
筆頭オーナーに拘りさえしなければ手頃な価格で落札することは可能でしょう。
ところが筆頭オーナーに拘る立場の自分にとっては、億単位のPPで落札している人の存在が非常に目障りでした。
人気落ちにもかかわらず安くなる要素がないのであれば「旨味」の点では物足りません。
状況的にはおそらくスルーした方が正解でしょう。
G2ワールドなので、そんなにムキになって生態系を荒らすのもどうかという思いもありました。
その一方で、そんな小手先のテクニックを理由に回避していいのか?とも自問自答しました。

考えること小一時間。
出した結論は強行突破でしたw

ぶっちゃけた話、3億2000万PPは高い。
こんなに出すべき額ではないですよ。
それは分かっています。

だけど入札制なので、ブラフと真っ向勝負の使い分けは必要なんです。
そこで「なんぴとたりとも………」のブランドイメージを持たせたいわけですよ。
藤沢(Fujisawa)なので「F」だけにw

ホント、アパパネのせいですよ。
G2ワールドの1回目の入札で唯一の10億越えに舵を切ったのは。
アパパネでこんなに突っ張らなかったら、ドバイマジェスティもアウェイクももう少しマイルドな入札額になっていたハズですから。


⑧オーサムウインドの2021(牡・栗東/須貝)
父:リオンディーズ
母の父:ディープインパクト
馬名:(ブエナオンダ)
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:2800万PP


金子真人HD×須貝調教師のタッグは
・5歳
ソダシ
・4歳
リューベック
・3歳
フリームファクシ
ユティタム

と目下3世代連続でPOG期間内にオープン特別勝ち以上の成果を出している優良ライン。
「それならば全部指名すればいいじゃん」という声が聞こえたのかどうかは定かではありませんが
この2歳世代はPOG本に記載があるだけで4頭もいますw

こうなると指名枠の兼ね合いから全部というわけにはいきません。
でもスルーという選択肢は得策ではない。
じゃあ、どの馬を選ぶ?という話です。

そこで浮上してきたのがこのオーサムウインドの2021。
リオンディーズ産駒で母が5歳時の初仔ながらセレクトセールで1億円の値がついたのは、それだけの器なんじゃないかと睨みました。
その4頭の須貝勢の中でも、秋デビューを予定しているからか情報の露出が薄い分、ドラフト人気も落ちる感があっただけに逆に狙い頃かと。

須貝厩舎の活躍馬というのは早期デビュー組が多いのですが、3歳世代からはフリームファクシとショウナンバシットが秋デビューからクラシックに駒を進めたので傾向も変わりつつあるのかもしれません。

G2ワールドでの落札額の2800万PPは妥当な数字だったようです。


⑨ライトファンタジアの2021(牡・栗東/松下)
父:レイデオロ
母の父:ゼンノロブロイ
馬名:スノーライトニング
生産:ノーザンF
馬主:吉田勝己
落札額:1200万PP


新馬戦がスタートして注目を集めるのは新種牡馬の産駒というのはあると思います。

生産者的には
「早く1つ勝ってホッとしたい」というのはあるでしょうけど、開幕直後の時期は、毎年7月10日前後に開催されるセレクトセールのプロモーションにもなるので、特に社台SSの種牡馬には大事な時期です。
現に今シーズンも6月3日の新馬戦でブリックスアンドモルタル産駒のテラメリタが快勝しましたけど、そういう狙い筋はありますよね。

で、そんな方向性からレイデオロ産駒をチェックしていたところ、早期デビュー情報を見たのがこの馬。
社台オーナーズ(吉田勝己氏名義)で阪神のマイルを視野とあれば、そういうことなんじゃない?という次第です。
その3週目のマイル戦はノーザンの一口クラブからの血統馬の参戦予定もあるので、忖度はなさそうですがw
逆に馬券的にはいい狙い目になりそうな雰囲気です。

レイデオロ×母の父ゼンノロブロイなので藤沢和雄イズム満載というのが魅力的に感じました。
血統的な話をすると、近親にアドマイヤモナークやハギノリアルキングの名前があるのでゆくゆくは長いところが向きそうなイメージですが、遠縁には現3歳でダートで活躍中のオマツリオトコがいるので早い時期からでも動けそうな感じです。

なおG2ワールドでは今のところ単独指名です。


④に続きます。

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 藤沢雄二 2022年6月17日(金) 10:10
ウマニティPOG今シーズンのラインナップ①
閲覧 304ビュー コメント 0 ナイス 12

ウマニティPOGは3回目の入札が終わって、それぞれのカテゴリーに在籍する皆様の陣容もだいぶ固まってきたのではないかと思います。
自分は3回目の入札はスルーして、まだ1枠を残している状態ですが、現状の19頭を紹介していきます。

その前にまず今シーズンの大まかな方針としてですが
テーマは「競馬は3番のお客様」
・主力はノーザンファーム勢
・1月生まれは基本的にスルー
・ハーツクライ産駒とエピファネイア産駒をスルー

大ざっぱに言うとこんな感じですかね。

これは前回も書きましたが、ポタジェの大阪杯勝ちを見て主力は金子真人HDの馬でまとめようというのがコンセプトです。
例年、金子さんの馬はあまり事前に情報が出てこないせいか、POG的には意外と人気がないんですよね。
たとえば「丸ごとPOG」などのインタビューで露出のある里見さんの馬と比べても、って感じですね。
ところが新シーズンは軒並み始動が早くて入厩情報がソコソコ出てきたのと、該当馬が過去に自分がPOG指名した馬の下だったり(POG指名していた)ラブリーデイ産駒だったりということで、そういうコンセプトになったというのはあります。

ノーザン勢が主力になるというのは、まず金子さんの馬を主力に据えようとしたらそうなるというのが一点。
そうでなくても、ノーザンを含めた社台グループを無視していては勝負にならない風潮はありますし、そもそもの話で、個人的に好きな牝系がノーザンファーム産の馬に多いという理由もあります。
あとは色んなPOGに首を突っ込んでいて、結構、限定ルールの大会が多くてそれらの大会で社台グループ以外の生産牧場の馬の指名を振り分けているような状況です。

次に「1月生まれスルー」の件ですが、データ的には1月生まれの勝ち上がり率が高いようなんですが、個人的なイメージとして、頓挫があった時のリカバリー力に乏しいというのがあって、別に裏を取ったワケではないのですが、体感としてポンポンと勝てなかった時に2月以降に生まれた馬と比べて状況が悪化する様が酷い印象が強いのです。
また、この1月生まれ勢にセレクトセールの高額落札馬やクラブの馬で前評判の高い馬が結構いる=POG人気が高いという観点から、1月生まれをスルーすることでウマニティPOG的には入札額を抑えられるのではないかという発想もありました。

ハーツクライ産駒とエピファネイア産駒をスルーというのは、まずは金子さんの馬に寄せていったら両馬の産駒がいなかったというのはありますw
ただハーツクライに言えば、ディープインパクトが体調不良で種付けを休むことになってその代替需要が高まったという話に違和感があって

①ディープインパクトの代打がさらに年上の種牡馬になるの?
②それなりに人気の高いハーツクライに余勢ってあるの?
③ディープインパクトがダメならその後継種牡馬に目を向けるのが配合的な筋なんじゃないの?

上記のような疑問があったので、コンセプトを組む以前にあまりハーツクライ産駒をチョイスするのに乗り気ではありませんでした。
あとはエピファネイア産駒共々、ウマニティPOGでは元値が高くなりそうというのが推測されたので、リスト作成の時点で、よほどこれは…と思える馬以外は見ないことにしましたw

こんなことを書くと
「アンタ、ポイントを持っているんだから元値の高い馬のマネーゲームに参加しなさいよ」
って、特にG1ワールドの参加者には思われるかもしれませんが、こっちの言い分としてはメリハリも大事なので。
これは前回も書きましたけど、ウマニティPOG的にはポイントで殴り勝つ、それ以外のPOGでも抽選に勝ってスムーズな指名ができたとしても必ずしもそれが正着ではないのがPOGというゲームですから。

それでは今シーズンの指名馬を紹介していきます。


・アパパネの2020(牝/美浦・蛯名正義)
父:ブラックタイド
母の父:キングカメハメハ
馬名:アスパルディーコ
馬主:金子真人HD
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年3月24日
ウマニティPOG落札額:25億PP


・ムードインディゴの2020(牝/美浦・国枝栄)
父:モーリス
母の父:ダンスインザダーク
馬名:アップトゥミー
馬主:金子真人HD
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年4月18日
ウマニティPOG落札額:12億PP


まずは10億超えのPPを突っ込んだ金子勢の2頭。
自分がG1ワールドの入札で10億を超えるPPを投じるかどうかの判断材料で
「入札者にスペシャルワールドから降級していた人がいるかどうか」を見ます。

ザックリと言って、スペシャルワールドから降級してきた人でなおかつポイントをぶん回しそうだと感じた場合の1頭に投じる目安を10億PPに設定しています。
総予算200億PP規模なら単純に10億PP×20頭でそうなるでしょ。
もちろん上げ下げはあるでしょうけど、アバウトでこの辺と読んでいます。

これね、一応、根拠はあって過去にスペシャルワールドでサートゥルナーリア争奪戦の落札額が11億PPだったということに基づいております。
詳細は省きますけど、この入札に参加していた人の考えたボーダーが10億PPだったんですよ。
なのでスペシャルワールド経験者が10億PP突っ込むという発想になるのです。

話を元に戻すと
アスパルディーコの指名の最大の理由は「牝馬」だから。
アパパネの繁殖成績はこれまでの4頭の仔がいずれも4勝を挙げているように優秀ですし、自分は2番仔のジナンボーから毎回指名していますけど、一番跳ねたのがその4頭の中で唯一の牝馬であるアカイトリノムスメだったわけで、まあブラックタイド産駒はキタサンブラックに代表されるように牡馬優勢ではありますけど、アパパネの仔が牝馬に出たなら素軽いでしょ?という発想です。

まあね、もしブラックタイド×アパパネの仔が牡馬だったら蛯名厩舎にいっていないと思うんですよ。
兄たちを見るに、ディープインパクト産駒でも牡馬だと重めに出たのだから、ブラックタイド産駒だったら尚更でしょう。
自分も牡馬だったら指名していない可能性もありますもの。
指名根拠はそんなところですね。

ウマニティPOGで25億PPまで突っ張ったのは上記の理由に加えて、単純に入札人数が多かったからというのはありますね。

続いてはアップトゥーミー。
この馬に関して言うと、母のムードインディゴをPOGで指名していました。
これまでムードインディゴの仔はノガロだけしか指名していなかったのですが、一応は縁のある血統ということで。

ムードインディゴの仔としては初めての関東入厩になりますが、牝馬に出て国枝厩舎ならむしろ強い材料になるかと。
先週、ゲート試験に合格した後も調教を続けているようなので、新潟の開幕週辺りを使うのかな?と想像しています。個人的にはあまり福島は使ってほしくないな。


続いては6月デビュー報が出たので、有無を言わずにポイントで殴りにいった2頭を。

・カヴェルナの2020(牡/栗東・友道康夫)
父:リアルスティール
母の父:キングカメハメハ
馬名:ガルヴァナイズ
馬主:佐々木主浩
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年3月24日
ウマニティPOG落札額:5億PP

・ウリウリの2020(牝/栗東・藤原英昭)
父:ラブリーデイ
母の父:ディープインパクト
馬名:トゥーテイルズ
馬主:金子真人HD
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年3月1日
ウマニティPOG落札額:5億PP


ガルヴァナイズはエアグルーヴの牝系であることが最大の指名理由ですが、友道厩舎の一番槍で阪神マイルでのデビューですからこれは狙うだけの強い材料ですね。

個人的には、とあるPOGのドラフト3巡目の指名で唯一抽選勝ちした馬でもあるので、そういう意味でもキーになる存在だと感じております。

エアグルーヴ牝系のことで言えば、宮田厩舎で人気を集めていたポルトフィーノの仔とアドマイヤセプターの仔は「1月生まれ」に該当したので評価を下げました。
先週の中京でデビューしたセレスティアリティは西村厩舎というのが引っ掛かって評価を下げました。
この辺の馬と比べた時に、友道厩舎の牡馬で馬主さんが大魔神というのは心強いものはありますね。


中京の開幕週でデビューしたトゥーテイルズは6着でした。
着順は良くないですが勝ち馬から0.7秒差であればそんなに悲観する結果でもないでしょう。
鞍上も道中で内に入れる意思が全くなかったので「競馬を教える」ことを優先させたことは理解します。
でも馬券を売っている以上はせめて3着は欲しかったですし、最低限、掲示板は確保してほしかったですね。

次走で福永が乗ってくるようなら問答無用で頭勝負ですね。
初戦6着なら福永に乗り替わったところで単勝1倍台ってことはないと思うんですよね。普通に3倍ぐらいあるとは思いたいし、その時にせめて諭吉さんぐらいは投じたいw
とりあえず申し送り事項としては「欲張って3連単買うなよ」とは強く言い聞かせておきたいですwww

それではPart2に続きます。

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コメント一覧
4:
退会ユーザー 2011年5月31日(火) 18:45:53
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
3:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月4日(月) 22:37:04
12/13は中段外から内をついた鞍上のファインプレーが光る。
2:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月1日(金) 02:36:14
11/15は道中立ち上がる不利受けるも直線外に出してからの伸びは鋭く。レコード勝ち。

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