アパパネ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2007年4月20日生
調教師国枝栄(美浦)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績19戦[7-1-3-8]
総賞金55,859万円
収得賞金11,450万円
英字表記Apapane
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
ソルティビッド
血統 ][ 産駒 ]
Salt Lake
Piper Piper
兄弟 シュガーヒルウラレナ
前走 2012/06/03 安田記念 G1
次走予定

アパパネの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 185109.3416** 牝5 56.0 蛯名正義国枝栄496(-2)1.32.6 1.335.3⑧⑩ストロングリターン
12/05/13 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18474.015** 牝5 55.0 蛯名正義国枝栄498(-6)1.32.8 0.433.8⑧⑨ホエールキャプチャ
12/04/07 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1400 178166.437** 牝5 56.0 岩田康誠国枝栄504(+8)1.22.3 0.434.8⑩⑩クィーンズバーン
11/12/11 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------13** 牝4 55.5 蛯名正義国枝栄496(--)1.35.4 1.5----ABLE ONE
11/11/13 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 182410.043** 牝4 56.0 蛯名正義国枝栄496(-6)2.11.8 0.234.7④④スノーフェアリー
11/10/16 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 16242.3114** 牝4 57.0 蛯名正義国枝栄502(+4)1.47.8 1.034.9⑦⑧⑧イタリアンレッド
11/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18482.216** 牝4 56.0 蛯名正義国枝栄498(+8)1.32.2 0.234.5⑧⑥リアルインパクト
11/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 178164.121** 牝4 55.0 蛯名正義国枝栄490(0)1.31.9 -0.034.3⑨⑪ブエナビスタ
11/04/17 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 188187.144** 牝4 56.0 蛯名正義国枝栄490(-4)1.32.8 0.533.2⑧⑨シルポート
10/11/14 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 18352.713** 牝3 54.0 蛯名正義国枝栄494(+4)2.13.5 1.035.1④⑤⑥⑥スノーフェアリー
10/10/17 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 187152.311** 牝3 55.0 蛯名正義国枝栄490(-4)1.58.4 -0.134.1⑪⑫⑧⑧アニメイトバイオ
10/09/19 阪神 10 ローズS G2 芝1800 12552.114** 牝3 54.0 蛯名正義国枝栄494(+24)1.46.0 0.234.1④④アニメイトバイオ
10/05/23 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 188173.811** 牝3 55.0 蛯名正義国枝栄470(-10)2.29.9 -0.035.2⑨⑬⑬⑪サンテミリオン
10/04/11 阪神 10 桜花賞 G1 芝1600 18592.811** 牝3 55.0 蛯名正義国枝栄480(+2)1.33.3 -0.134.1⑤④オウケンサクラ
10/03/06 阪神 11 チューリップ G3 芝1600 168162.212** 牝3 54.0 蛯名正義国枝栄478(+6)1.36.2 0.135.0ショウリュウムーン
09/12/13 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 188184.621** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄472(+4)1.34.9 -0.134.3⑩⑩アニメイトバイオ
09/11/15 東京 9 赤松賞 500万下 芝1600 168166.031** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄468(-8)1.34.5 -0.433.6⑧⑧ブルーミングアレー
09/10/31 東京 3 2歳未勝利 芝1600 14465.131** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄476(+24)1.35.9 -0.334.3ローグランド
09/07/05 福島 5 2歳新馬 芝1800 16486.033** 牝2 54.0 蛯名正義国枝栄452(--)1.51.5 0.837.5⑤⑤⑥ロードシップ

アパパネの関連ニュース

 東京の5週連続GI開催の第2弾は上半期の古馬女王決定戦のヴィクトリアマイル。今年は現役最強馬アーモンドアイ(牝5歳)が断然の主役だ。ドバイターフ連覇を目指してUAEへ渡航したが、コロナ禍で中止。その影響、芝GI歴代最多タイ7勝目への手応えなどを、管理する国枝栄調教師(65)=美浦=に聞いた。(取材・構成=板津雄志)

 ◇

 --連覇がかかったドバイターフは結局中止

 「状態はいいと聞いていたし、楽しみにしていたが、想定した中で最悪のケースになった」

 --往復輸送だけに終わった馬への影響は

 「レースを走っていないし、特にダメージはなかった。(輸入)検疫や着地検査中も、問題なく調整できていたから」

 --帰国初戦の候補に6月7日の安田記念も挙がっていた

 「それだけ回復が早かったということ。帰厩時の体つきや雰囲気も問題なかった」

 --6日の1週前追い切りは三浦騎手が乗ってWコースで5ハロン65秒1。3頭併せの内で最先着

 「移動制限のルールでルメールが美浦には来られないから、ルメールと(三浦)皇成の間で話をつけていたみたい。競馬が近いことを知らせる意味で、ジョッキーに乗ってもらってスイッチを入れたかった。動きも良かったね。体重も追い切り後で490キロ。480キロくらいで出走できそう」

 --5歳になっての成長は

 「父ロードカナロアも、母フサイチパンドラも古馬になって走った。アーモンドも、もっとと思ってしまうのは欲目かな。まだ計り知れない力がある、というわくわく感がある」

 --このレースは2011年にアパパネでV

 「あのときはブエナビスタがいたし、相手は1頭と決めていた。4コーナーで『来るなら来い』と動き、男馬のように力で押し切った。正義(蛯名騎手)の気迫勝ち。会心のレースだった」

 --当時とレース前の心境は違うか

 「アーモンドはそれぞれの勝ち方が想像の上を行く。出走するときは常に負けられない気持ち。いつも負けるイメージがない馬だから」

 --世界も注目

 「昨年のドバイ後には、ライアン(ムーア騎手)が『もしヨーク(英国の競馬場)で使うなら乗せてくれ』と言ってきたし、(海外の主催者も含め)オファーが多い馬。今の情勢で海外挑戦は難しいし、日本で注目に値するパフォーマンスをしてもらいたい」

 --有馬記念9着以来となる名誉挽回の一戦

 「有馬のときも状態は良かったけどね。東京のマイルは能力をストレートに発揮しやすい舞台。昨年の安田記念(スタート後の大きな不利があり3着)みたいなこともあるのが競馬の怖さでもあるけど、今度は大丈夫だろう」

 --勝てばGI7勝目

 「数字的に目指すところはそこになるし、7勝の壁を破りたい気持ちももちろんある」

 --外出を自粛しているファンも復帰を待っている

 「シンボリルドルフディープインパクトオルフェーヴルなどと同じで、いわゆる千両役者。アーモンドアイらしい走りを見せることで、少しでも元気を届けたい」

国枝栄(くにえだ・さかえ) 1955(昭和30)年4月14日生まれ、65歳。岐阜県出身。78年に美浦・山崎彰義厩舎で調教助手となり、89年に調教師免許を取得し、90年に開業。10日現在、JRA通算904勝で、現役では1493勝の藤沢和雄調教師に次ぐ2位。重賞はアパパネでの2010年牝馬3冠などGI16勝を含む51勝。

★2011年VTR…2011年のヴィクトリアマイルは女王対決で盛り上がった。前年にヴィクトリアマイルと天皇賞・秋を制して年度代表馬に選出されたブエナビスタと、1歳下で史上3頭目の3冠牝馬に輝いたアパパネが初対戦。ブエナビスタはドバイワールドCで8着と初めて大敗した直後だったが、単勝オッズは1.5倍の断然人気に支持され、アパパネは4.1倍の2番人気だった。レースは中団の後ろを進むアパパネの直後にブエナビスタがつけ、序盤から互いを意識し合う展開。4コーナーで先に仕掛けていったアパパネがブエナの猛追をクビ差でしのぎ、GI5勝目を飾った。タイム1分31秒9は当時のレースレコード。2頭の対決はこれが最初で最後となったが、歴史に残る名勝負だった。

★…芝GI最多勝は7勝で6頭がいる。アーモンドアイは2018年桜花賞オークス秋華賞ジャパンC、19年ドバイターフ、天皇賞・秋と6勝し、今回勝てば7頭目の快挙となる。シンボリルドルフが大記録を達成したのが1985年。その後は超える馬は出てきていないが、アーモンドアイにはその可能性が十分ありそうだ。ちなみに、地方の交流GIを含めるとコパノリッキーの11勝が日本最多となっている。

◇芝GI7勝馬◇シンボリルドルフ=1984年皐月賞、ダービー、菊花賞有馬記念85年天皇賞・春、ジャパンC、有馬記念テイエムオペラオー=1999年皐月賞、2000年天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンC有馬記念、01年天皇賞・春ディープインパクト=2005年皐月賞、ダービー、菊花賞、06年天皇賞・春、宝塚記念ジャパンC、有馬記念ウオッカ=2006年阪神JF、07年ダービー、08年安田記念、天皇賞・秋、09年ヴィクトリアマイル安田記念、ジャパンCジェンティルドンナ=2012年桜花賞オークス秋華賞ジャパンC、13年ジャパンC、14年ドバイシーマクラシック、有馬記念キタサンブラック=2015年菊花賞、16年天皇賞・春、ジャパンC、17年大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋、有馬記念

ヴィクトリアマイルの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

【桜花賞】レースの注目点 2020年4月7日(火) 16:06

★80代目の“桜の女王”に輝く馬は? 今年はレシステンシアなど23頭が登録



 今年の桜花賞は、1939年の創設以来80回目を迎える。これまでの桜花賞を10回単位で見ていくと、第40回(1980年)にはハギノトップレディの最少キャリアV、第50回(1990年)にはアグネスフローラの無敗V、第70回(2010年)には“牝馬三冠馬”となるアパパネの勝利など、記憶に残る印象的なレースが見られる。今年の桜花賞には、昨年の“2歳女王”レシステンシア(栗東・松下武士厩舎)など重賞ウイナー8頭を含む23頭の登録があるが、80代目の“桜の女王”に輝くのはどの馬だろうか。なお、桜花賞の10回単位の成績を見ると、1番人気馬は4勝、2着1回(勝率.571、連対率.714)で、第10回(1950年)、第50回(1990年)、第70回(2010年)にはフタ桁人気馬が3着に入っている。



★今年初戦のチューリップ賞は3着 巻き返し狙う“2歳女王”レシステンシア



 昨年の“2歳女王”レシステンシア(栗東・松下武士厩舎)が、2つ目のGIタイトル獲得を目指す。同馬は2歳時に新馬→ファンタジーS→阪神JFと3戦3勝の成績を残し、JRA賞最優秀2歳牝馬に輝いた。レシステンシアは今年初戦となったチューリップ賞で3着に敗れ、初黒星を喫したが、桜花賞で“2歳女王”の実力を発揮することができるかどうか。Vなら、最優秀2歳牝馬の桜花賞制覇は2010年アパパネ以来10年ぶり10頭目となる。なお、過去10年の桜花賞1~3着馬の前走を見ると、チューリップ賞組が6勝、2着6回、3着6回と他の組を圧倒している。



武豊騎手はレシステンシアとのコンビで参戦予定 最年長クラシック優勝記録の更新なるか



 レシステンシア(栗東・松下武士厩舎)には、歴代最多の桜花賞5勝を挙げている武豊騎手が騎乗する予定。武騎手が同馬に騎乗するのは新馬戦1着以来、4戦ぶりとなる。武騎手は、今年の桜花賞に騎乗すると騎乗回数は歴代最多の28回目となるが、そのうち乗り替わりとなる馬での参戦は6回目。1994年にはオグリローマン、1998年にはテン乗りのファレノプシスを“桜の女王”の座に導いているが、レシステンシアとのコンビでも勝利を挙げることができるかどうか。なお、同騎手の桜花賞当日の年齢は51歳0力月29日で、Vなら、安藤勝己元騎手が2011年の桜花賞で記録したクラシック競走での最年長優勝記録(51歳0カ月14日)を更新する。



★5戦3勝、2着2回で連対率100%をマーク チューリップ賞を制したマルターズディオサ



 マルターズディオサ(美浦・手塚貴久厩舎)は、昨年の阪神JFで2着に入り、今年初戦のチューリップ賞で重賞初制覇を果たすなど通算5戦3勝、2着2回で連対率100%をマークしている。キャリア5戦以上の連対率100%馬は、グレード制が導入された1984年以降の桜花賞で3勝、2着1回の成績を残しており、1989年シャダイカグラ、1992年ニシノフラワー、2006年キストゥヘヴンが優勝しているが、デビュー以来安定した戦績を誇るマルターズディオサは、桜花賞を制すことができるかどうか。なお、同馬にはクラシック初制覇を目指す田辺裕信騎手が騎乗する予定。



 また、マルターズディオサは、昨年産駒がデビューした新種牡馬キズナの産駒。グレード制が導入された1984年以降の桜花賞では、ベガ(トニービン産駒)、プリモディーネ(アフリート産駒)、マルセリーナディープインパクト産駒)、ジュエラーヴィクトワールピサ産駒)、アーモンドアイロードカナロア産駒)と5頭の新種牡馬産駒が優勝しているが、マルターズディオサは父キズナに初のビッグタイトルを贈ることができるかどうか(※キズナ産駒は、同馬の他にフィオリキアリ(栗東・清水久詞厩舎)が登録している)。



桜花賞3連覇狙うC.ルメール騎手 シンザン記念Vのサンクテュエールに騎乗予定



 C.ルメール騎手には、史上初の桜花賞3連覇がかかる。同騎手は2018年にアーモンドアイ、昨年はグランアレグリア桜花賞を制しており、2017年のオークスから牝馬限定戦のクラシック競走(桜花賞オークス)で騎乗機会4連勝中。ルメール騎手は、今年の桜花賞ではシンザン記念勝ち馬サンクテュエール(美浦・藤沢和雄厩舎)に騎乗する予定だが、今年も桜花賞を制すことができるかどうか。



 また、サンクテュエールを管理する藤沢和雄調教師は、昨年のグランアレグリアに続く桜花賞連覇がかかる。これまでに桜花賞を連覇した調教師は尾形藤吉元調教師(1953・54年)一人だけで、今年、藤沢調教師が桜花賞を勝てば66年ぶり2人目の同レース連覇となる。



★昨年は年明け初戦のグランアレグリアがV リアアメリア阪神JF以来、中125日で参戦



 リアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)は、昨年12月8日の阪神JF以来、中125日での参戦となる。同馬は新馬→アルテミスSを連勝し、阪神JFでは1番人気に支持されたが、6着に敗れ初黒星を喫した。昨年の桜花賞では、前年の朝日杯FS3着以来、中111日で出走したグランアレグリアが勝ち、前走との間隔がもっとも長い桜花賞馬となったが、リアアメリアは今年初戦の桜花賞でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。なお、リアアメリアには引き続き川田将雅騎手が騎乗する予定。



桜花賞5勝のディープインパクト産駒 重賞勝ち馬4頭など6頭が出走予定



 ディープインパクト産駒は、2011~14年の桜花賞で4連勝、昨年はグランアレグリアが優勝し、同レースの歴代最多勝種牡馬となっている。今年は、シンザン記念勝ち馬サンクテュエール(美浦・藤沢和雄厩舎)、フェアリーS勝ち馬のスマイルカナ(美浦・高橋祥泰厩舎)、クイーンC勝ち馬ミヤマザクラ(栗東・藤原英昭厩舎)、アルテミスS勝ち馬リアアメリア(栗束・中内田充正厩舎)と4頭の重賞ウイナーを含む6頭のディープ産駒が登録しているが、今年も桜花賞を制することができるかどうか。また、スマイルカナミヤマザクラの毛色は芦毛で、1994年オグリローマン以来、26年ぶり2頭目の“芦毛の桜花賞馬”が誕生するか注目される。



★3戦目での桜花賞Vなら40年ぶりの快挙 新馬→エルフィンS連勝のデアリングタクト



 2戦2勝のデアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)が無敗での桜花賞制覇を目指す。同馬は新種牡馬エピファネイアの産駒で、新馬→エルフィンSを連勝。グレード制が導入された1984年以降、エルフィンSの勝ち馬からは6頭が桜花賞を制しているが、デアリングタクトも“桜の女王”の座を射止めることができるかどうか。2歳戦が実施されるようになった1946年以降、デビュー3戦目での桜花賞制覇は1948年ハマカゼ、1980年ハギノトップレディが成し遂げており、デアリングタクトが勝てば、2頭と並ぶ桜花賞最少キャリア優勝記録となる。なお、同馬に騎乗予定の松山弘平騎手は、4月6日現在、JRAリーディング4位の35勝を挙げており、今年のJRA重賞で4勝をマークしている。



★重賞戦線で堅実な走りを見せる1勝馬 クラヴァシュドール&マジックキャッスル



 クラヴァシュドール(栗東・中内田充正厩舎)は4戦1勝という成績だが、サウジアラビアRC2着、阪神JF3着、チューリップ賞2着と重賞レースで毎回上位に入っている。また、マジックキャッスル(美浦・国枝栄厩舎)も4戦1勝という成績だが、ここまで連対率100%を誇り、ファンタジーS、クイーンCで2着に入っている。1勝馬は過去10年の桜花賞で3勝を挙げているが、重賞戦線で堅実な走りを見せているクラヴァシュドールマジックキャッスルは待望の2勝目をクラシックの舞台で挙げることができるかどうか。



 また、マジックキャッスルに騎乗予定の浜中俊騎手には、桜花賞初制覇がかかる。浜中騎手はオークス、ダービー、菊花賞では優勝経験があり、桜花賞を勝てば、クラシック完全制覇へ残すは皐月賞のみとなるが、“テン乗り”となるマジックキャッスル桜花賞馬に導くことができるかどうか。ちなみに、マジックキャッスルの母ソーマジックは2008年の桜花賞で3着に入っている。



★岩田親子がJRA・GIで2度目の対決 岩田望来騎手が勝てば、桜花賞最年少V



 今年の桜花賞には、岩田康誠・望来騎手親子が揃って参戦する予定。父の岩田康誠騎手がフィリーズレビュー勝ち馬エーポス(栗東・北出成人厩舎)、子の岩田望来騎手はケープコッド(美浦・高柳瑞樹厩舎)に騎乗する予定となっている。岩田親子のJRA・GIでの対決は昨年の阪神JFに続く2度目で、前回は岩田望来騎手(10着)が岩田康誠騎手(15着)に先着しているが、2度目の対決はどちらが先着するだろうか。



 また、岩田望来騎手のレース当日の年齢は19歳10カ月13日で、保田隆芳元騎手の持つ桜花賞最年少優勝記録(20歳0カ月21日)の更新がかかる。グレード制が導入された1984年以降、10代でJRA・GIを制した騎手は武豊騎手、岸滋彦元騎手、江田照男騎手の3人だが、岩田望来騎手は初のクラシック競走でどのような騎乗を見せるだろうか。



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【大阪杯&ダービー卿CT】レースの注目点 2020年4月2日(木) 15:48

★昨年の大阪杯では1番人気6着 有馬記念以来のGI制覇狙うブラストワンピース



 ブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)は、昨年の大阪杯で1番人気に支持されたが、6着に敗れている。同馬は今年初戦となったアメリカJCC・GIIを制し、再び大阪杯に駒を進めてきたが、昨年のリべンジを果たすことができるかどうか。Vなら、2018年有馬記念以来のGI2勝目となる。

 なお、ブラストワンピースに騎乗の川田将雅騎手は、GIに昇格した2017年以降、大阪杯で2017年2着、2018年3着、2019年2着と3年連続で3着以内に入っている。



★久々の勝利目指す2頭のダービー馬マカヒキワグネリアンが参戦



 2016年のダービー馬マカヒキ(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)、2018年のダービー馬ワグネリアン(牡5歳、栗東.友道康夫厩舎)は、今回が4度目の対決となる。2頭はともに金子真人ホールディングス(株)が所有するダービー馬で、昨年の大阪杯ではワグネリアンが3着、マカヒキが4着だったが、今回はどちらが先着するだろうか。マカヒキは、2016年のニエル賞・GII以降、ワグネリアンは2018年の神戸新聞杯・GII以降連敗が続いており、マカヒキは約3年半ぶり、ワグネリアンは約1年半ぶりの勝利がかかる。GI昇格以前の大阪杯では、トウカイテイオーネオユニヴァースメイショウサムソンオルフェーヴルキズナといったダービー馬が勝利を挙げてきたが、マカヒキワグネリアン大阪杯で久々のGIタイトルを手にすることができるかどうか。

 なお、マカヒキワグネリアンを管理する友道調教師は、2013年から7年連続でJRA・GI制覇を遂げており、今年も勝利を挙げれば、グレード制を導入した1984年以降では角居勝彦調教師(2004~2011年)と並びトップとなる8年連続JRA・GI制覇となる。



★金子真人HD(株)所有馬が3頭出走 大阪杯を勝てばJRA・GI完全制覇まであと「4」



 今年の大阪杯には、マカヒキ(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)、ワグネリアン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)のダービー馬2頭を筆頭に、ジナンボー(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)と計3頭の金子真人ホールディングス(株)所有馬が出走する。同馬主はJRA・GIで通算27勝を挙げているが(※馬主名「金子真人」氏含む)、大阪杯はGI昇格以前も含めて未勝利で、同レース初制覇を遂げることができるか注目だ。なお、大阪杯を勝てば、同馬主は現在実施されているJRA・GIの完全制覇まで残り4レース(高松宮記念マイルCS朝日杯FSホープフルS)となる。

 また、マカヒキワグネリアンジナンボーの父ディープインパクトマカヒキの母ウィキウィキ、ワグネリアンの母ミスアンコール、ジナンボーの母アパパネはすべて金子真人ホールディングス(株)の所有馬(※馬主名「金子真人」氏含む)。父、母、子すべてが同馬主の所有馬によるJRA・GI勝利はこれまでに9回を数えるが、大阪杯で10勝目を挙げることができるかどうか。



★牡牝混合戦では3戦3勝 京都記念を制したクロノジェネシス



 昨年の秋華賞クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)は、前走の京都記念では2着カレンブーケドールに2馬身半差をつける快勝で今年初戦を白星で飾った。同馬は昨年の“牝馬三冠レース”では桜花賞3着、オークス3着、秋華賞1着と安定した成績を収めたが、牡馬のGI馬も出走する大阪杯で2つ目のGIタイトルを手にすることができるかどうか。Vなら、牝馬の大阪杯制覇はGI昇格以降では初めて、昇格以前を含めると2015年ラキシス以来、5年ぶり8頭目となる。なお、クロノジェネシスは牡牝混合戦で3戦3勝という成績を挙げている。

 また、クロノジェネシスに騎乗の北村友一騎手は、アルアインで制した昨年に続く大阪杯連覇がかかる。同騎手は、昨年の大阪杯で自身初のJRA・GI制覇を飾ると、その後、秋華賞阪神JFも制し年問JRA・GI3勝、JRA重賞7勝を挙げる飛躍の一年となった。北村友一騎手は、4月2日現在、今年のJRA勝利数が6勝と昨年の同時期より勝利数が減っているが、大阪杯を制して、昨年の勢いを取り戻すことができるかどうか。



★父子二代の大阪杯制覇なるか オルフェーヴル産駒のラッキーライラック



 ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)は、今年の大阪杯登録馬で唯一のGI2勝馬。同馬は2歳時に阪神JF・GIを制し、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。3歳初戦のチューリップ賞・GII1着以降は勝利から遠ざかったが、昨年のエリザベス女王杯・GIで久々のGI制覇を遂げると、その後は香港ヴァーズ・GI2着、中山記念・GII2着と牡馬相手の重賞で好走を続けている。ラッキーライラックの父は2013年の大阪杯優勝馬オルフェーヴルだが、父子二代で大阪杯を制すことができるかどうか。なお、ラッキーライラックにはM.デムーロ騎手が騎乗する。



中山記念でGI馬5頭を撃破 初のGI制覇を目指すダノンキングリー



 ダノンキングリー(牡4歳、美浦・萩原清厩舎)は、昨年の皐月賞3着、ダービー2着となったが、いずれも勝馬と同タイムで走破しており、クラシック制覇まであと一歩のところに迫った。同馬は、今年初戦となった中山記念・GIIでは、ラッキーライラックソウルスターリングインディチャンプなど5頭のGI馬を破り、重賞3勝目をマークしている。グレード制を導入した1984年以降の大阪杯では、前年のダービーで2着となった4歳馬が7頭出走して1勝、2着3回、3着2回と好成績を挙げており、GI昇格後の2018年にはスワーヴリチャードが勝ち、GI初制覇を果たしている。さて、ダノンキングリー大阪杯で初のGIタイトルを手にすることができるかどうか。Vなら、同馬の生産牧場・三嶋牧場はJRA・GI初制覇となる。



★GI昇格後3年連続連対の“金鯱賞組”サトノソルタスロードマイウェイが出走



 大阪杯がGIに昇格した2017年以降、前走で金鯱賞・GIIに出走した馬が3年連続で連対している。金鯱賞は2017年に大阪杯の前哨戦として3月に移設され、2018年はスワーヴリチャード金鯱賞大阪杯を連勝、昨年は金鯱賞5着のアルアイン大阪杯を制している。今年の大阪杯には、金鯱賞で2着に入ったサトノソルタス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)、10着の口ードマイウェイ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が出走するが、今年も“金鯱賞組”は好成績を挙げることができるかどうか。

 ロードマイウェイには、GI昇格初年度の2017年大阪杯を制した武豊騎手が騎乗する。同騎手はGI昇格以前も含めると大阪杯で通算7勝を挙げているが、3年ぶりに同レースを制すことができるかどうか。



★GI昇格後初の大阪杯制覇なるか 関東勢はブラストワンピースなど4頭が出走



 GIに昇格した2017年以降の大阪杯では、3年連続で関西馬が上位を独占しており、関東馬の最高成績は2018年ミッキースワローの5着。今年の大阪杯には、GI馬のブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)を筆頭に、サトノソルタス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)、ジナンボー(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)、ダノンキングリー(牡4歳、美浦・萩原清厩舎)と計4頭の関東馬が登録しているが、GI昇格後初の大阪杯制覇を果たすことができるかどうか。なお、関東馬が大阪杯を勝てば、1999年サイレントハンター(大久保洋吉厩舎)以来、21年ぶりとなる。

 また、ジナンボーの母はGI5勝を挙げたアパパネで、母子GI制覇がかる。母のアパパネは阪神で2009年阪神JF、2010年桜花賞のGI2勝を挙げたが、産駒のジナンボーも阪神でGI制覇を遂げることができるかどうか。なお、同馬には藤岡佑介騎手が騎乗する。



★中・長距離重賞で他世代をリードする4歳馬・クロノジェネシスなど4頭が出走



 今年実施された中・長距離(芝1800m以上)の古馬重賞の結果を見ると、3月31日現在、4歳馬が12レース中5勝を挙げ、他の世代をリードしている。今年の大阪杯には、京都記念・GIIを制したクロノジェネシス(牝、栗東・斉藤崇史厩舎)、中山記念・GIIを制したダノンキングリー(牡、美浦・萩原清厩舎)など4頭の4歳馬が登録しているが、実力を示すことができるかどうか。



小倉大賞典でJRA重賞初制覇 3度目のJRA・GI挑戦となる鮫島克駿騎手



 デビュー6年目の鮫島克駿騎手が、大阪杯でJRA・GI初制覇を目指す。2015年デビューの同騎手は、1年目から39勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を受賞。3月31日現在、JRA通算3028戦179勝という成績を挙げている。また、同騎手は2月23日の小倉大賞典・GIIIをカデナとのコンビで制し、2015年にデビューした騎手では初のJRA重賞制覇を果たした。鮫島騎手は、小倉大賞典に続きカデナ(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎)とのコンビで大阪杯に参戦するが、重賞初制覇に続き、GI初制覇を成し遂げることができるかどうか。なお、鮫島騎手のJRA・GI挑戦は昨年の阪神JF(7着)以来、3度目。ちなみに、カデナは芝2000m重賞で2017年京都2歳S・GIII、2018年弥生賞・GIIの2勝を挙げている。



★昨年のダービー卿CTでは2着 マイル重賞で3勝を挙げるプリモシーン



 今年のダービー卿CT・GIIIには、牝馬は東京新聞杯・GIIIに続く重賞連勝を狙うプリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)1頭だけだ。同馬の通算成績は14戦4勝で、4勝すべてを芝1600m戦で挙げており、フェアリーS・GIII、関屋記念・GIII、東京新聞杯と重賞3勝をマークしている。プリモシーンは昨年のダービー卿CTでは勝馬からクビ差の2着という惜敗だったが、前年の雪辱を果たし、4つ目の重賞タイトルを手にすることができるかどうか。同馬には前走に続きM.デムーロ騎手が騎乗する。



★初制覇目指す横山武史騎手 東風Sを制したストーミーシーに騎乗



 ダービー卿CT・GIIIでストーミーシー(牡7歳、美浦・斎藤誠厩舎)に騎乗する横山武史騎手には、重賞初制覇がかる。2017年デビューの同騎手は、ここまで順調に勝星を伸ばしており、デビュー1年目は13勝、2年目は35勝、3年目は54勝を挙げ、今年は15勝をマークしている(※3月31日現在)、また、横山武史騎手がコンビを組むストーミーシーは通算44戦5勝という成績で、前走は東風S(L)を制している。横山武史騎手はJRA重賞16回目の騎乗、ストーミーシーはJRA重賞17回目の出走となるが、人馬ともに初の重賞タイトルを手にすることができるかどうか。

 なお、ダービー卿CTには、横山武史騎手の父・横山典弘騎手も前年の3着馬マイスタイル(牡6歳、栗東・昆貢厩舎)とのコンビで参戦。「横山典弘=武史親子」のJRA重賞での対決は3月28日の日経賞(父・横山典弘騎手1着、子・横山武史騎手8着)以来2週連続通算3回目となるが、今回はどちらに軍配があがるだろうか。

大阪杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載★ダービー卿CTの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【GI血ェック】ジャパンC 2019年11月19日(火) 05:03

 スピード、スタミナ、底力の総合力が問われる府中の2400メートルだが、昨年は2分20秒6のスーパーレコードが飛び出したように、近年の高速化に対応できる機動力と速さが最も重要な要素となる。

 ジナンボーは、父がディープインパクトで、母が名牝アパパネ。祖母のソルティビッドは快速を武器に1200メートル以下で活躍したが、そこに万能型のキングカメハメハを配合したことで、1600~2400メートルでGIを5勝したアパパネが誕生した。本馬は1800~2000メートルで全4勝を挙げているが、血統背景から2400メートルまでは十分に守備範囲。先行力としぶとさを備えており、高速馬場への対応力にも優れている。

 同じく父ディープインパクト×母の父キングカメハメハワグネリアンも、祖母のブロードアピールが短距離で活躍した点から、似通った配合。スピードが求められる東京の2400メートルは申し分ない。

 

ジャパンC血統評価

Cウインテンダネス

Bエタリオウ

Aカレンブーケドール

Sジナンボー

Aシュヴァルグラン

Aスワーヴリチャード

Bタイセイトレイル

Bダイワキャグニー

Bダンビュライト

Aマカヒキ

Bムイトオブリガード

Aユーキャンスマイル

Bルックトゥワイス

Aレイデオロ

Aワグネリアン



ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【東西現場記者走る】フロンテアクイーン、激走ムード 2019年11月8日(金) 05:06

 1週間密着のGI連載企画『東西現場記者走る』でエリザベス女王杯を担当する大阪サンスポの渡部陽之助記者(40)は連載4日目、美浦トレセンに移動してフロンテアクイーンに注目した。6歳を迎えた今年に重賞を初制覇と、衰え知らず。GI未勝利馬が5連勝中というエ女王杯のトレンドに合致するのは、この馬かもしれない…。

 エリザベス女王杯は、3歳以上となった1996年以降の23回で、1番人気はわずか4勝と苦戦。2014年からはGI未勝利馬が5連勝している。出走馬のうち3頭いるGIウイナーをここまで取り上げてきたが、レースのトレンドからは実績的に見劣る伏兵にもチャンスはありそうだ。

 ただ、いくら伏兵でも前走が条件戦だと、馬券に絡んだのは12年ピクシープリンセス3着、13年ラキシス2着の2頭だけ。そこで注目したのはGI6度目の挑戦で初Vを狙うフロンテアクイーンだ。今年の中山牝馬Sで重賞を初制覇し、6歳になっても衰えを感じない。重賞で2着6回と地力は確か。昨年(7着)と同様、府中牝馬Sを使っての参戦で、その前走は昨年の3着より走破時計、着順(2着)を上げた。一発の可能性を感じて、連載4日目は美浦トレセンに移動。国枝調教師を厩舎で直撃した。

 「前走はちゃんと走ってくれたし、順調に来ていますよ」と第一声。昨年は7着とはいえ3着と0秒1差。「中身のあるいい競馬はできていた。直線で前が壁になるところがあったからね。スムーズな競馬ができれば。力はあるからね」と反撃ムードを漂わせた。

 管理馬アーモンドアイアパパネで牝馬3冠を達成した国枝師。阪神JFヴィクトリアMもアパパネで制しており、残るエリザベス女王杯を勝てば、史上初となる牝馬限定GI完全制覇の偉業を達成する。

 「そうなの? スノーフェアリーにやられた(アパパネは10年、11年ともに3着)からね」と自然体の笑顔。“牝馬の国枝師”に、管理する上での極意を聞くと「牝馬は繊細だからね。無理をしないように、いつも少し余裕残しでやっています」と話してくれた。

 前走後はコース主体の調整で、6日にWコースの3頭併せで中に1馬身先着し、外とは併入。5ハロン66秒3-12秒5と抜群の動きだった。追い切り翌日は厩舎周りで運動し、元気いっぱい。国枝流仕上げの極意ともいえる、余裕が漂っていた。

 「馬群に入れた方が良さそうだし、他にくっついて立ち回ってほしい。京都2200メートルは競馬がしやすいと思うし、距離は全然問題ないよ」

 GIでは、12番人気で天皇賞・春を制したマイネルキッツや17番人気でNHKマイルCを勝ったピンクカメオを送り出したトレーナー。“一発”の気配を感じずにはいられない。 (渡部陽之助)



エリザベス女王杯の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【血統アナリシス】秋華賞 紫苑S勝ちの余勢を駆って戴冠を狙うルーラーシップ産駒!ローズSを制したディープインパクト産駒も主役候補の1頭! 2019年10月12日() 15:00

日曜日に行われる秋華賞の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。


ダノンファンタジー
父であるディープインパクトの産駒は秋華賞で好成績。母のライフフォーセールはアルゼンチンの中距離ダートG1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並び、各要素をバランス良く兼ね備えた優良牝系と判断できる。少なくとも額面上のプロフィールでヒケをとることはない。気性面の問題から距離延長を不安視する声も多く見られるが、内回りの芝2000mかつ世代限定の牝馬戦なら、こなしてしまう可能性は十分にある。主役候補の1頭であることは間違いない。

メイショウショウブ【出走取消】
祖母を基点とする親族に重賞級はいないが、3代母から広がる一族にはアドマイヤムーンなど活躍馬の名が多数見られる。それゆえ、牝系の活力面についてはマイナスにとらえる必要はない。ただ、ヘイロー3×5のクロスならびに、父ダイワメジャーの影響によるものなのか、短距離指向が強いタイプに仕上がっている印象。距離延長+根幹G1の舞台で前回以上のパフォーマンスを示せるかどうかについては疑問符が付く。流れや馬場コンディションなど、何らかの恩恵があった際の掲示板争いまでが精一杯ではないか。

ブランノワール
阪神JF勝ちのローブティサージュを半姉に持ち、母のプチノワールは、安田記念を制したアサクサデンエンと父が同じで母同士が全姉妹という血統馬。母方にマキャベリアンとグローリアスソングを共有することで、ヘイローのクロスを実現しているあたりは、ヴィルシーナヴィブロスを彷彿させるものがある。加えて、父のロードカナロアアーモンドアイを輩出。構成面に文句のつけどころはない。本質的にマイラータイプかもしれないが、その一方で相応のポテンシャルを秘めているのも事実。ノーマークにはできない存在だ。

トゥーフラッシー
父のブラックタイドディープインパクトの全兄。近親には、2005年3着のニシノナースコール、2008年の優勝馬ブラックエンブレムがいる。それなりの舞台適性を備えているとみていいだろう。ただし、本馬は芝未勝利のうえ、7月の福島で牝馬限定の1勝クラスを卒業したあと、2勝クラスを4戦消化しながら複勝圏内に届かない現状。G1のここではいかにも分が悪い。今回はひとつでも上の着順を目指し、次戦以降の糧になれば……、といったところか。

クロノジェネシス
近親にフサイチエアデール、その仔としてフサイチリシャールがいる筋が通った一族の出自。半姉には今年のヴィクトリアマイルを制したノームコアがいるように、ファミリーの近況が活気づいている点は好感が持てる。バゴ×クロフネの配合自体は地味に映るが、父産駒の当該コース成績は悪くなく、母父にヴァイスリージェント系種牡馬を配する馬としては、ショウナンパンドラアパパネ秋華賞馬に輝いている。イメージほど血統面で劣るところはない。オークス以来の実戦とはいえ、軽んじて扱えない1頭だ。

ローズテソーロ
開幕週の京都芝2000mでは2レースが行われ、どちらも本馬と同じ父ハーツクライの系統が勝利。その点はいいのだが、19世紀末から続く在来牝系の出自とあって、本質的には野芝のコースがベター。それゆえ、オール野芝の中山芝2000m→野芝の比率が下がる京都芝2000mの臨戦過程で加点材料を見い出すのは難しい。京都芝であれば、もう少し荒れたほうがフィットするのではなかろうか。祖母オグリローマン、近親オグリキャップという、中高年の競馬ファンにはたまらない血統背景ではあるが、条件面の上積みに乏しく、好走へのハードルは高そうだ。

ビーチサンバ
父は芝、ダートの双方でG1を制したクロフネ。母は重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄のフサイチリシャールは2歳王者という血統馬。ノームコアや当レースに出走予定のクロノジェネシスなど、近い親族がG1で好成績を挙げている点も好感が持てる。一方で、スピード&パワー型のマイラーであることは間違いなく、1ハロンの距離延長は微妙な線。クロフネ産駒の当該コース成績も良いとは言えず、今回のコース替わりがプラスに転じる可能性は低い。展開や馬場に恵まれた場合の連下候補、という評価が妥当ではないか。

カレンブーケドール
父のディープインパクトは4頭の秋華賞馬を輩出。母はチリの年度代表馬に選出された名牝で、その父スキャットダディは米三冠馬ジャスティファイなどを送り出している。父×南米牝系配合馬という点は、サトノダイヤモンドマカヒキと同じ。父×ストームキャット系は、多数のG1馬が出現しているニックス配合だ。キレキレの脚を使えるわけではないが、立ち回りがうまく最後までしぶとく脚を伸ばすタイプ。ゆえに京都内回りの2000mは悪くないはず。前回の敗戦で見限るのは早計だろう。

シャドウディーヴァ
父のハーツクライは、秋華賞にて3頭の2着馬を輩出。北米で活躍したスピードタイプを母に持ち、母父のダンシリは欧州にて種牡馬・BMSの双方で成功を収めているうえ、ハービンジャーの父でもある。速力と持久力のバランスが良く、日本の高速馬場に適した血統構成といえよう。加えて、中・長距離型サンデーサイレンス系×欧州ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースの活躍配合のひとつ。上位争いを演じてもおかしくない下地はある。この馬の場合、とにもかくにもリラックスして走れるかどうかが、好凡走のカギを握る。当日の気配には十分な注意を払いたい。

シェーングランツ
2017年のオークスソウルスターリングの半妹。母のスタセリタはG1 6勝の名牝、母父であるモンズーンは優れた底力を伝えて成功を収めた万能型。その母系にディープインパクトを重ねているのだから、潜在しているポテンシャルだけでいえば、G1でもトップクラスに位置する。ただ、ドイツ牝系の母方の血が強く反映されているせいか、反応に時間を要するのが難点。速い上がりを求められると後れをとりやすい。良さを引き出すには、前が苦しくなる消耗戦、あるいは自身から動くといった思い切った策が不可欠となる。

フェアリーポルカ
母は未勝利ながら、祖母は名繁殖牝馬のフェアリードール。一族にトゥザヴィクトリーほか、数多くの優駿が並ぶ上質の牝系だ。父のルーラーシップ日本ダービー馬×オークス馬の配合、近親のリオンリオンはさきの青葉賞セントライト記念を制している。3歳限定のハイグレード競争にマッチした適性を備えるだけでなく、ファミリーの近況が活気付いている点は心強い。反面、突出した要素に欠けるのも事実で、一線級相手だと詰めの甘さが目立つ現状。持ち味を活かすためには、上がりを適度に要する競馬になるか、自身から早めに動いて我慢比べに持ち込みたい。

レッドアネモス
伯父は天皇賞(秋)2着など中距離路線で活躍したアグネスアーク、近親には重賞3勝のビハインドザマスクヴィクトリアマイルを制したコイウタの名が見られる。スピードの持続力に優れていると同時に種牡馬の持ち味が活きる牝系だ。父は現3歳世代が好調のヴィクトワールピサ。世代限定のG1ならば、通用してもおかしくないバックボーンは整っている。ただし、ラジオNIKKEI賞惨敗後の休み明け。その状況に加えてG1挑戦となる今回、厳しい戦いは避けられそうにない。狙うなら次戦以降だろう。

サトノダムゼル
ケンタッキーダービードバイワールドカップを制したアニマルキングダムを半兄に擁する世界的良血馬。日本の高速馬場に高い適性を示す、ディープインパクト×ドイツ牝系の配合に加え、祖母の父ダンシングブレーヴは種牡馬として2001年の勝ち馬テイエムオーシャン、BMSとしても2004年の優勝馬スイープトウショウを送り出している。キャリアが浅く未知な面は多いものの、十分なポテンシャルを秘めている血統構成といえよう。母方から受け継いだ馬力とスピードの持続力を活かせる競馬になれば、上位争いに加わってきてもおかしくはない。

シゲルピンクダイヤ
母は未出走ながら、母父と祖母の父は英ダービー馬。一族には愛ダービー馬がいるように、牝系の質は高い。サンデーサイレンス系×欧州牝系配合馬の当レースにおけるパフォーマンスも上々だ。ダイワメジャー産駒の芝2000mにおける重賞成績が振るわない点は気がかりも、追ってバテない持久力は牝馬とすれば上等の類。桜花賞では内を突いてヒルむことなく脚を伸ばして2着。それゆえ多頭数も気にならない。母方の長所と父方由来のしぶとさを活かせるレース質になれば、勝ち切るまではともかく複勝圏内ならチャンスはある。

コントラチェック
2014年のオークスで3着に入ったバウンスシャッセ、昨年の京王杯SCを制したムーンクエイクの半妹にあたる血統馬。ディープインパクト×欧州牝系の当レースにおける相性も良く、京都芝2000mへのコース替わりは問題ないだろう。ただ、きょうだいを含む近い親族をみると、G1では善戦止まりの馬が大勢を占めている。その勝負弱さを父が有する高いレース適性でどこまでカバーできるか。また、オークスから直行した点をどうとるかも難題のひとつ。判断するに悩ましい1頭である。

パッシングスルー
クラスが上がると頭打ちの兄妹、重賞タイトルに一歩手前という近親の顔ぶれをみると、ここでは足りないように思える。だが、ルーラーシップ×クロフネの配合は、昨春のクラシック戦線を賑わせたリリーノーブルと同じ。そのあたりを踏まえると、牝馬限定のG1であれば、上位争いも可能という構図が成り立つ。ルーラーシップ産駒らしい長く良い脚を使うタイプで、後半の持続力勝負になりやすい秋華賞のレース質は歓迎のクチ。キングマンボ系×ヴァイスリージェント系×ボールドルーラー系の組み合わせは、2010年の勝ち馬アパパネを想起させる。大駆けがあっても驚けない。

エスポワール
半兄のアドミラブル日本ダービーで3着。叔父にリンカーンヴィクトリーがおり、近親にはフサイチコンコルドアンライバルドなどの名が並ぶ繁栄ファミリーの出身。シンボリクリスエス×トニービン×サドラーズウェルズという、やや重めの母の配合から瞬発力に欠けるきらいはあるが、潜在しているパワーと持続力はかなりのもの。水準以上の持久力を求められる、当レースの傾向にマッチした構成と判断できる。一方で、気がかりなのは自身が挙げた3勝すべて10頭立ての少頭数だったこと。性能の高さは認めても、多頭数の内回りG1で重い印を打つには躊躇してしまう。

シングフォーユー
父はハーツクライの後継種牡馬ジャスタウェイ。母のシングライクバード、祖母のシングライクトークは重賞で勝ち名乗りをあげることはできなかったものの、半姉のシングウィズジョイフローラSを制し、エリザベス女王杯でも2着と奮戦した。血統背景的にG1でも善戦できる素地はあるが、牝馬限定の1勝クラスをやっとの思いで卒業した身。スイートピーSで僅差の2着があるとはいえ、ここに入ると貫目が足りない。父母どちらの系統も成長力を見込める血筋ゆえに、今後の本格化に期待するべきだろう。



ウマニティ重賞攻略チーム

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アパパネの関連コラム

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チャンピオンズカップは、無敗のクリソベリルが馬群を割って抜け出し、見事に古馬を一蹴した。”ポイントは展開”と先週の当コラムで書いたが、インティが内枠を引いたことによりスンナリ隊列が決まりスローペース。結果として力のある好位勢が順当に上位を占めた。

ダート競馬は基本的に先行有利。実際、ダートのチャンピオンと言われる馬の大半は先行馬で、だからこそ今回のように一線級が集い、かつペースが落ち着けば波乱の可能性は低くなる。

もっとも、この結果が東京大賞典にまで結びつくかは微妙なところ。勝ったクリソベリルは早々に回避が発表されたが、2着以下の馬たちの着順も次走で入れ替わる可能性は十分にある。その中でも4着チュウワウィザード、6着オメガパフュームの巻き返しには大いに注目したい。ともに今回は脚を余した印象が強く、大井のダート2000mの方が力を発揮できるだろう。


~2歳G1のポイントは人気=実力とならないこと

さて、今週末は阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF)。ココから年末まで、有馬記念を除く3つのJRA・G1はすべて2歳戦となるので、今回は2歳戦のポイントも含めて展望していきたい。

2歳G1というとキャリアの浅い馬たちの争いになるため、馬券的には敬遠されがちだ。よくわからないから…という理由で買わないという選択も確かにアリだが、少々それではもったいないと考えている。

というのも、キャリアが浅いからこそ、能力=人気とはならないケースが多々あるためだ。本来なら力のある馬でも何らかの事情により人気にならないことも多く、もしその馬の能力を見抜くことができれば、本来なら強い馬を人気薄で買えるという古馬戦ではなかなか見られないシチュエーションが訪れる。

例えばもう10年前になるが3冠牝馬のアパパネ阪神JFを制しているが、人気は2番目だった。では、当時の1番人気馬は? と問われて、即答できるファンはなかなかいないだろう。答えは、シンメイフジ。その後の成績を見れば明らかにアパパネの方が能力上位だったが、新潟2歳Sの派手なパフォーマンスが評価され、ファンの期待が大きかったのはシンメイフジの方だった。

こんな話を書くと、今年の上位人気勢はあまりアテにならないのかと思われそうだが、今週に関していえば無敗のリアアメリアウーマンズハートを筆頭に粒揃いの好メンバーが揃った印象が強く、波乱の可能性は低いように思う。そもそも、当レースは出走メンバーのレベルが高ければ波乱度は下がる。過去5年で見ても、6番人気以下で馬券に絡んだのは2015年のウインファビュラスただ一頭。近年は牝馬のレベルが上がっている上に外回りコースでの一戦だけに、伏兵馬が突如として走るケースは多くない。

ただ、リアアメリアウーマンズハートはほぼ互角。新馬戦の勝ちっぷりでいえばむしろウーマンズハートの方が上と言える内容で、リアアメリアの方が引き離して1番人気になるとすれば、この2頭の優劣は少なくとも人気ほどの差はないので、妙味はウーマンズハートということになる。

基本的には穴を探すレースではないとはいえ、人気薄の中で注目馬を挙げるならばロータスランドには可能性を感じる。初戦の内容からもレースセンスが高く、前走は1400mで敗れたがマイル向きの印象が強い。上手く先行できれば、一発があるかもしれない。

いずれにしても素質馬が多い今年の2歳牝馬戦線。今回のメンバーに加えて、出走して来なかったが素質的には互角以上のアヌラーダプラ、さらには1戦1勝のスカイグルーヴあたりが順調に成長して来春を迎えれば、クラシック戦線が楽しみになる。クラシックを見据える意味でも注目したい一戦だ。

阪神JFの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2017年4月6日(木) 17:31 岡村信将
【ラップギア岡村信将のスペシャルG1展望】~2017桜花賞~
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阪神ジュベナイルフィリーズからチューリップ賞、桜花賞と、すべて“阪神芝1600m”のコースで施行される、謎の牝馬クラシック路線。同コース施行であるがゆえに、それら3つのレースが密接な関係を持っていることは言うまでもないのだが、平均を出してみると、それぞれのレースが持つ特徴が少しずつ違うことも分かってくる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞と桜花賞、過去10年勝ち馬のタイムをざっと比較してみよう。勝ち馬の前半1000mタイムと、ラスト600mのタイムを一覧にしてみた。ちなみにこれは“レース先頭馬の通過タイム”ではなく、“勝ち馬の通過タイム”である。

■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年
2006年 58.9-34.2 ウオッカ      桜花賞2着
2007年 58.6-35.2 トールポピー    桜花賞8着
2008年 60.4-34.8 ブエナビスタ    桜花賞1着
2009年 60.6-34.3 アパパネ      桜花賞1着
2010年 61.8-33.9 レーヴディソール  桜花賞不出走
2011年 60.8-34.1 ジョワドヴィーヴル 桜花賞6着
2012年 58.3-35.9 ローブティサージュ 桜花賞5着
2013年 59.8-34.1 レッドリヴェール  桜花賞2着
2014年 60.4-34.0 ショウナンアデラ  桜花賞不出走
2015年 58.7-35.8 メジャーエンブレム 桜花賞4着
2016年 59.2-34.8 ソウルスターリング 

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.2-33.5 ウオッカ      桜花賞2着
2008年 61.3-34.5 エアパスカル    桜花賞9着
2009年 61.8-34.7 ブエナビスタ    桜花賞1着
2010年 61.4-34.7 ショウリュウムーン 桜花賞4着
2011年 60.9-33.6 レーヴディソール  桜花賞不出走
2012年 61.5-34.0 ハナズゴール    桜花賞不出走
2013年 60.2-34.7 クロフネサプライズ 桜花賞4着
2014年 60.6-33.7 ハープスター    桜花賞1着
2015年 61.8-35.9 ココロノアイ    桜花賞10着
2016年 59.8-33.0 シンハライト    桜花賞2着
2017年 59.4-33.8 ソウルスターリング 

■桜花賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.1-33.6 ダイワスカーレット 
2008年 59.9-34.5 レジネッタ     
2009年 60.7-33.3 ブエナビスタ    
2010年 59.2-34.1 アパパネ      
2011年 59.6-34.3 マルセリーナ    
2012年 60.3-34.3 ジェンティルドンナ 
2013年 59.5-35.5 アユサン      
2014年 60.4-32.9 ハープスター    
2015年 62.5-33.5 レッツゴードンキ  
2016年 60.4-33.0 ジュエラー     

実際のところ、この一覧を見ただけではピンと来ないと思われるのだが、それぞれの平均を出してみると、少しずつ傾向が出始める。


■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 59秒8   ラスト600m34.6

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 61秒0   ラスト600m34.2

桜花賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 60秒3   ラスト600m33.9


要するに、阪神ジュベナイルフィリーズはハイペースから上がりの掛かるレースであり、チューリップ賞はスローペースから上がりの早いレース。これは“多頭数G1”と“少頭数トライアル”というレースの性質がそのまま出ているのだと思われる。

そして問題の桜花賞は、とにかく上がりが速いのが特徴。チューリップ賞より遥かに速いペースから、それでいてチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求されるレース。「チューリップ賞の時計が速い年は桜花賞と連動する」と言われる理由は、ここではないかと思われる。


そう、桜花賞を勝つためには、それなりの時計的な裏付けが必要なのだ。具体的なラインとしては・・・

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2016年5月13日(金) 11:45 みんなの競馬コラム
【ヴィクトリアマイル】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレの金沢ユウダイです。
先週のNHKマイルカップでは、フレンチデピュティとノーザンテーストの血に注目し、1着~3着馬全てがどちらかの血を持っていました。また、12番人気3着のレインボーラインに至ってはどちらの血も持っていました。

今週先週と同じくマイル戦のヴィクトリアマイル
古馬牝馬戦線は中距離偏重の番組編成ということもあり、マイル戦でもペースは上がらず(昨年も2番手以下は緩い流れだった)、圧倒的な先行、内枠有利なレースが続いています。

過去5年の結果を簡単に並べてみると・・・

【2015年】
1着 ストレイトガール 5番手から差し切り(3枠5番)
2着 ケイアイエレガント 2番手から粘り込み
3着 ミナレット 逃げ粘り

【2014年】
1着 ヴィルシーナ 逃げ切り
2着 メイショウマンボ 内差し(2枠4番)
3着 ストレイトガール 内差し(1枠1番)

【2013年】
1着 ヴィルシーナ 2番手抜け出し
2着 ホエールキャプチャ 外差し(4枠8番)
3着 マイネイサベル 内差し(1枠1番)

【2012年】
1着 ホエールキャプチャ 3番手イン抜け出し(6枠12番)
2着 ドナウブルー 2番手抜け出し
3着 マルセリーナ 内差し(1枠1番)

【2011年】
1着 アパパネ 外差し (8枠16番)
2着 ブエナビスタ 外差し (7枠13番)
3着 レディアルバローザ 3番手抜け出し(2枠4番)

外目の枠から差しが決まったのは2011年のアパパネブエナビスタの時くらいで、それ以外の好相馬は2012年1着ホエールキャプチャを除けば(といっても横山典騎手がインの3番手を確保していた)、先行馬or内枠のみ。この時期の東京開催ですから当然といえば当然かもしれませんが、ヴィクトリアマイルは「先行・差しなら内枠有利」が特に顕著です。

このことを頭に入れながら、各馬について考察していきたいと思います。

人気を分け合うであろうディープ産駒、ミッキークイーンショウナンパンドラの比較でいえば、ショウナンパンドラの方に分があるのではないかと考えます。
ステイゴールドらでお馴染のゴールデンサッシュの牝系で、この距離は明らかに短いですが、ミッキークイーンより前目の位置を取れるという点が1つ。
そしてもう1 つは、この牝系は少し非力なところがある馬が多いのですが、昨年のオールカマーから馬体が明らかに変わり、「パワーが1番の武器」と思わせるほどになりました。非力さ、斬れが武器の血統ながら、真逆の「パワー」という要素が出て、血統から想像できる範囲を超えているというのは大物に共通することです。前走の大阪杯も、ペースと外目を追走していたことを考えれば相当のパフォーマンス。今の日本競馬は非常に粒が揃っていますが、一昔前なら名牝と言って良いほどの能力を持っていると思います。
ミッキークイーンもパンドラ同様にマイラーではないですから、マイル戦でパンドラが好走する流れであれば好走は可能です。だからこそ、パンドラが名牝と言って良いほどの能力を持っていると思っている中で、位置取りがパンドラより後ろになるわけですから、パンドラに先着することはないと考えています。

人気が予想されるもう1頭のディープ産駒スマートレイアーは、Lyphardのクロス。Lyphardのクロスを持っていたり、Lyphardが発現している馬は「粘り」が持ち味という馬になりやすいですから、ハーツクライ然り、スマートロビン然り、先週のパッションダンス然り「前受け」してこそ良さが活きます(スマートロビンパッションダンスはどちらもLyphardクロスのディープ産駒)。だから、米子Sで先行して勝利し、ここ2戦逃げて重賞を連勝したのは当然といえます。脚質からも無視はできません。

注目してみたいのはシャルールウインプリメーラ
シャルールは母が斬れを伝えるフランス血脈ですが、母のNever Bendと父の持つBuckpasserを通じてLa Troienneのクロス、そして母系にTom Foolも入るので「器用さのある中距離馬」といったとこころ。器用さがあるということは、瞬時に加速できるということとも似ていますから、緩い流れのマイル戦は好走しやすい条件といえます。
ウインプリメーラは苦手な重馬場で好走した京都牝馬Sでの走りが地力強化を感じさせました。ステイゴールド産駒でも軽い馬場と直線の長いコースが合うタイプ、期待できます。
器用さがあるタイプという意味では、レッツゴードンキカフェブリリアントも似ているといえるでしょう。外枠が残念ですが、レッツゴードンキ桜花賞同様にスローで逃げることができれば加速力(=トップスピードに乗る速さ)を活かして好走は可能でしょう。カフェブリリアントも巧く内のポケットに入ることができれば面白い1頭だと思います。

他の人気馬では、京都牝馬Sを制したクイーンズリングは、母がRiverman4×3、パワーを伴った斬れで、ローズSなどの先行力をみても1600-1800がベストで舞台も合いそうで有力です。
ダービー卿CTを制したマジックタイムは、段々と前受けできるようになった点など、ハーツクライ産駒らしい成長曲線を描いてきました。ハーツクライ×ブライアンズタイム×Sadler’s Wellsという字面以上に距離適性が短めに出たのは、スタミナと相似的なパワーの要素が発現されているからで、だからこそレッツゴードンキカフェブリリアントのようにパワーに因る加速力があり、条件戦で驚異的な上がりを使えたと考えられます。枠順と鞍上(ボウマン騎手)を考えると無視できません。

一方ルージュバックは、中距離馬は中距離馬でも、斬れるタイプの中距離馬ではありませんし、トップスピードに乗るのに時間がかかるタイプで内を突いたりできません。緩い流れが想定される今回のメンバーでは厳しそうです。

【まとめ】
ミッキークイーンはやはり位置取りの不安があるから、超一流の中距離馬ショウナンパンドラか、舞台はパンドラよりも合っているクイーンズリングの争いとみる。しかし外差しがなかなか効かないというレースの特徴を考えれば、シャルールウインプリメーラが面白いのではないか。同じ内枠でいえばLyphardのクロスらしく先行して良さが出たスマートレイアーウリウリのディープ産駒2頭も無視できないし、レッツゴードンキカフェブリリアントも乗り方次第では上位に食い込むチャンスがある。



【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年10月14日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第328話秋華賞(謎解き編)
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第329話 「秋華賞


10年 34.8-49.8-34.6 =1.58.4 ▼9▼4△6 瞬発戦
11年 34.6-47.8-35.8 =1.58.2 △2▼4△3 平坦戦
12年 36.5-48.7-35.2 =2.00.4 ▼1△2△9 平坦戦
13年 34.4-48.7-35.5 =1.58.6 ▼1±0△1 平坦戦
14年 34.5-47.2-35.3 =1.57.0 △2△1±0 消耗戦

近年は道中が速い流れになるかスローからの超ロングスパート戦というようなレース展開が多く瞬発戦となったのは過去5年で1度しかない。
瞬発力勝負になりやすい春の桜花賞オークスとはレース質が異なります。
とはいえアパパネジェンティルドンナメイショウマンボなどはオークス秋華賞どちらも勝利しているのでレース適性>馬の格というほどではないのかもしれません。
実際数字で表してみると桜花賞3着以内の馬のオークスでの成績は
3-2-2-9 勝率18.8% 連対率31.3% 複勝率43.8%
となっていてオークス3着以内の馬の秋華賞での成績は
3-2-1-8 勝率21.4% 連対率35.7% 複勝率42.9%
となっています。
桜花賞オークスとオークス&秋華賞の直結度は同じぐらいなんですよね。
ちなみに桜花賞3着以内の馬の秋華賞生成は
2-2-1-5 勝率20.0% 連対率40.0% 複勝率50.0%
となっていてこちらの直結度も高くなっています。

今年の桜花賞3着以内は
レッツゴードンキクルミナル秋華賞不出走)、コンテッサトゥーレ秋華賞不出走)
オークス3着以内は
ミッキークイーンルージュバック秋華賞不出走)、クルミナル秋華賞不出走)
となっていて登録があるのはレッツゴードンキミッキークイーンの2頭のみです。
確率論だけで言ってしまえばどちらか1頭は秋華賞で馬券になるはず。

敗因は必ずしも1つとは限らないので負けた馬の共通点を探すより好走した馬の共通点を探した方がベターです。
桜花賞秋華賞オークス秋華賞で両レース好走した馬は
前者はアパパネホエールキャプチャヴィルシーナジェンティルドンナヌーヴォレコルト
後者はアパパネホエールキャプチャヴィルシーナジェンティルドンナメイショウマンボヌーヴォレコルト
となっています。
お分かりでしょうか?
メイショウマンボ以外の5頭には桜花賞オークスどちらも3着以内だった馬となっています。
つまり桜花賞のみのレッツゴードンキオークスのみのミッキークイーンはそれほど信頼度は高くなくどちらか1頭は馬券になると決め付けるのは危険かもしれません>もう却下か(笑)

では桜花賞オークスで3着以内の実績がないが秋華賞で3着に入って馬を見てみましょう。

アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】ローズS1着
アプリコットフィズ 【瞬2平2消0】クイーンS1着
アヴェンチュラ   【瞬2平2消0】クイーンS1着
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】ローズS3着
アロマティコ    【瞬2平2消0】前走1600万下3着
スマートレイアー  【瞬3平0消0】前走1000万下1着
リラコサージュ   【瞬1平2消0】前走ローズS18着、スイートピーS1着
ショウナンパンドラ 【瞬6平0消0】紫苑S1着(新潟開催)
タガノエトワール  【瞬1平1消0】ローズS2着

瞬発戦&平坦戦に実績があって前走クイーンSローズSで3着以内という馬が多く好走しています。
ラップギア的にも全くあてはまらないのがスマートレイアーショウナンパンドラの2頭ですが秋華賞では2番人気と3番人気になっていました。
本番で上位人気の馬は軽視禁物ということでしょうか。

ということで今年の秋華賞でオススメなのは

タッチングスピーチ 【瞬1平2消0】ローズS1着
トーセンビクトリー 【瞬3平1消0】ローズS3着

タッチングスピーチと行きたいところですが前走4角15番手というスピードに乗れないのが若干不安あり。
過去5年で前走4角10番手以下の馬の成績は
0-0-0-14 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
でかなりの不振傾向にあります。
これはミッキークイーンにもあてはまるポイントです。
ということで

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
トーセンビクトリーレッツゴードンキタッチングスピーチ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年4月8日(水) 19:30 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第314話桜花賞(謎解き編)
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第314話 「桜花賞


10年 35.6-23.3-34.4 =1.33.3 ▼3± 0△11 平坦戦
11年 34.6-23.9-35.4 =1.33.9 ▼5△ 7△ 1 瞬発戦
12年 34.9-24.4-35.3 =1.34.6 ▼1▼11△12 瞬発戦
13年 34.8-24.1-36.1 =1.35.0 ▼1▼ 4△12 平坦戦
14年 33.8-23.2-35.3 =1.33.3 ▼3△ 6▼ 7 瞬発戦

過去5年では上りよりもテンの3Fが遅かった後傾ラップになったのは10年のみ。
後は上りが35秒以上掛かったタフなレースになっています。
なので11年以降の桜花賞は4角10番手以下の差し馬が断然といったレースばかり
(11年、13年、14年は3着まで独占しています)
11年以降で4角5番手以内で馬券になったのはGⅠ2勝、宝塚記念3着のヴィルシーナのみとなっています。
とにかく後方からナタ斬れする馬が好走しやすい舞台ではあります。
その一方でアパパネが勝って逃げたオウケンサクラが2着に粘った10年の様な展開&馬場も存在するので前半の流れというのがまずポイントになるでしょう。
過去5年で逃げた馬は10年のオウケンサクラが3番人気でしたが以降の4頭は全て二桁人気の馬でした。
今年はどの馬が逃げるのか?

では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
アパパネ      【瞬4平0消0】▼ 6▼6△ 8 ▼ 5▼ 7△13 ▼14▼ 4▼ 1
マルセリーナ    【瞬2平0消0】▼ 6▼3△ 7 ▼14△ 2△ 2
ジェンティルドンナ 【瞬2平1消0】△ 3▼2△ 2 ▼10▼ 6△ 8 ▼ 2▼ 9△ 5
アユサン      【瞬2平0消0】▼ 7±0△ 1 ▼ 8▼13△ 3
ハープスター    【瞬3平1消0】▼ 6▼1△ 6 ▼ 4▼ 1△ 6 ▼13▼ 6△15
2着馬
オウケンサクラ   【瞬3平0消0】▼ 6▼4▼ 4 ▼ 2▼ 6△ 5 ▼ 7△ 4▼ 9
ホエールキャプチャ 【瞬4平1消0】▼11▼5△11 ▼10▼ 5△ 4 ▼ 4▼ 4△ 5
ヴィルシーナ    【瞬3平0消0】▼15▼5△ 4 ▼ 4▼ 5△ 8 ▼11▼ 6△ 5
レッドオーヴァル  【瞬2平1消0】△ 5▼9△ 8 △ 4▼ 2△ 5 ▼ 5▼ 9± 0
レッドリヴェール  【瞬1平2消0】▼ 4▼1△ 6 △ 2△ 3▼ 3 ▼12▼13△ 7

瞬発戦実績というのは特に重要(10/10頭)
長い直線ということで連続加速実績も必要でしょう(10/10頭)
爆発力ということで▼10以上の大きな加速実績はあった方がベター(8/10頭)
(なかった2頭はオウケンサクラレッドオーヴァルの2頭ですが▼9までの実績はありました)
今年の登録馬では
アースライズキャットコインクルミナルココロノアイテンダリーヴォイストーセンラークルージュバック
の7頭が上記の条件をクリアしています。

近年、桜花賞といえばディープ産駒。
ディープ産駒の成績は4-2-0-4(勝率40.0% 連対率60.0%)というハイアベレージです。
上記の7頭の中でディープ産駒は
クルミナルテンダリーヴォイス
の2頭のみとなっています。
但し、クルミナルは前走11着大敗でした。
前走5着以下だった馬の成績は0-1-1-31(勝率0.0% 連対率3.0%、複勝率6.1%)となっていて掲示板にも乗っていない状況からの巻き返しは困難と言えます。
一方、テンダリーヴォイスは前走アネモネS1着ですが、そのアネモネS組は過去5年で0-0-0-11とあまり良いステップレースとは言えません。

という様に今年の桜花賞はディープ産駒ではなくマンカフェ産駒、ステゴ産駒が主役となっているというのが例年と異なります。
そこをどう判断するかでしょう。
昨秋の阪神JFの様に「外回りGⅠはディープ買っておけばOK」となるのか否か。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ルージュバックココロノアイクルミナル
前走きさらぎ賞が圧巻で「桜花賞はこの馬で仕方なしかな」と思ったので初志貫徹で。
きさらぎ賞の2着3着馬が次走散々だったので若干不安はありますが…)
問題は枠順で過去5年では3枠より内枠は1頭も馬券になっていません。
内枠引いてしまったら再考の余地あり。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2014年10月15日(水) 23:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第293話秋華賞(謎解き編)
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第293話 「秋華賞


09年 34.0-49.0-35.2 =1.58.2 ▼2▼4±0 平坦戦
10年 34.8-49.8-34.6 =1.58.4 ▼9▼4△6 瞬発戦
11年 34.6-47.8-35.8 =1.58.2 △2▼4△3 平坦戦
12年 36.5-48.7-35.2 =2.00.4 ▼1△2△9 平坦戦
13年 34.4-48.7-35.5 =1.58.6 ▼1±0△1 平坦戦

過去5年ではアパパネの勝利した10年は瞬発戦でしたが以外の年は平坦戦となっています。
春のクラシック戦線+ローズSはほぼ外回りの瞬発コースでしたが内回りの平坦コースに替わる秋華賞はどうなるのか?
興味はその1点です。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
レッドディザイア  【瞬4平0消1】
アパパネ      【瞬5平1消1】
アヴェンチュラ   【瞬2平2消0】
ジェンティルドンナ 【瞬4平2消0】
メイショウマンボ  【瞬4平1消0】
2着馬
ブエナビスタ    【瞬5平1消0】※2番手入線→3着に降着
アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】
ヴィルシーナ    【瞬5平1消0】
スマートレイアー  【瞬3平0消0】

過去5年では5頭中4頭は春のクラシックで連対経験があった馬が優勝しています。
残りの1頭は春のクラシック不出走&夏の古馬重賞クイーンS勝利したアヴェンチュラ
コース替わりにはなりますが春のGⅠでの実績馬はやはり格が違うという傾向になっています。
また、レッドディザイア以外の馬には平坦戦実績があったのもポイントかもしれません。
2着なら昇り馬も食い込む余地ありという傾向になっています。
08年には大荒れとなったレースですが最近では1~3番人気の成績が
5-3-3-4 勝率33.3% 連対率53.3% 複勝率73.3%
となっていて比較的固いレースと言えます。
4番人気以下で馬券になった馬を見てみると

アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】
アロマティコ    【瞬2平2消0】
リラコサージュ   【瞬1平2消0】

となっているのでコース適性【瞬4平6消0】に近い馬をピックアップすべきかなと思われます。
2頭はローズS3着以内の実績馬、1頭はOPクラス勝利経験馬、1頭は前走1600万下クラス3着馬となっています。
どれも芝1800以上のレースでした。
これぐらいの実績が一つの目安でしょう。

今年の登録馬ではおそらくヌーヴォレコルトが1番人気、レッドリヴェールが2番人気は固いでしょう。
3番人気はレーヴデトワールか?
ヌーヴォレコルトは最有力候補ではありますが【瞬5平0消0】と瞬発戦実績がないのは若干の不安材料。
レッドリヴェールローズSではよもやの惨敗でしたが【瞬2平2消0】なので過去の傾向からすると巻き返しは可能かも。
穴馬候補は
タガノエトワールバウンスシャッセブランネージュマイネグレヴィル
辺りかなと思われます。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
レッドリヴェールヌーヴォレコルトブランネージュ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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アパパネの口コミ


口コミ一覧
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ウマニティPOGの今シーズンの指名馬を紹介していきます。

今シーズンの目標は先のエントリーにも書いたように
「1シーズンでのスペシャルワールド復帰」
というのを掲げております。

じゃあ具体的にはというと
・20頭全て筆頭オーナーで揃える
・20頭で年間30勝以上
この2点を念頭に置いたラインナップにしました。

過去にスペシャルワールドでの優勝経験があるので、もしかしたら「G1ワールドで優勝してスペシャル復帰」というのを期待している方がいるかもしれませんが、そんな簡単なものじゃないです。下手すると、万が一、浦和レッズがもう一度J2を戦うことになった時に優勝する方が簡単かもしれませんw
POGはどんな大会でも優勝を目標に置いてそれを達成するのは難しいですよ。

さてポイントのあるなしにかかわらず、POG本の巻頭を賑わすような馬だけで銀河系軍団を作ろうと考えるのは基本的には愚の骨頂なわけで。
端的に言えば、今年の皐月賞とダービー、そして桜花賞とオークスで巻頭に写真のあった馬が何頭出走しましたか?って話でもあって。
なので戦略のカギを握るのはドラフト中~下位指名馬をどれだけ手堅くまとめられるかになってくるかと思っています。
昨シーズンは故障などでこの部分がうまくいかなかったのがあるのですが、スペシャルワールドを意識するならこのゾーンをどうまとめるかを考えるのがポイントになると思います。

ただそうは言っても、やはり「ズルしてでも獲りたい」レベルの大駒候補を完全スルーというわけにもいきませんから、枠が20頭あってなおかつポイントの心配がないレベルにあるのなら4~5頭くらいは確保してもいいのかな、というところです。

今回はそんな大駒枠の4頭を紹介します。


①アイムユアーズの2018(牡/美浦・堀宣行)
父:ドゥラメンテ
母の父:ファルブラヴ
競走馬名:スワーヴエルメ
生産牧場:ノーザンF
馬主:NICKS

もし「POGのオススメは?」と聞かれたら、同じ堀厩舎のブエナベントゥーラって答えていたかと思います。
というのも東京開幕週の1600mもしくは2週目の1800mを使ってくるサンデーレーシングの馬は激アツだから。
メジャーエンブレム・ステルヴィオ・グランアレグリアとルメールを配して新馬勝ちをしたサンデーレーシングの馬は重賞級だったわけで。
だから、昨シーズンは2週目に個人馬主のワーケアを使って、POGで大人気だったサンデーレーシングのプルトガングが4週目だったことにずっと違和感を覚えていたのですが、今シーズンは核になる存在がいるから普通はこれが初手になるところです。
結果として2着に負けてしまいましたけど、アプローチの仕方はブエナベントゥーラをチョイスするのが正解だとは思っています。

じゃあなんでスワーヴエルメがドラ1なの?って聞かれたら
それはもう「生粋のエアグルーヴ党だから」としか答えようがない。

エアグルーヴ牝系の評判馬は何頭かいますけど、それらを差し置いてスワーヴエルメを指名するのはダイナカール4×4の牝馬クロスがあるからに他ならない。
自分がエアグルーヴに惚れたのは、「伊藤雄二厩舎のトニービン牝馬」というのは確かではあるのだけど、1983年のオークスを勝ったダイナカールとの母子制覇が懸かったドラマに魅了されていた点が非常に大きいのです。

最近は「神7」とか「神回」とかの言葉のおかげで、神という言葉の重みが全然感じられないのですけど、ダイナカールありきのエアグルーヴですから、このダイナカールの牝馬クロスはそれこそ“神”ですよというわけで、自分にとっては別格なんですね。

ましてやブエナベントゥーラはビワハイジの孫になるわけで。
個人的にはビワハイジ牝系とエアグルーヴ牝系はキャプレット家とモンタギュー家ぐらいの関係にあると思っているのでw
余計に負けられない気持ちが強く働いている部分はあります。

だからもう理屈じゃない部分はあるかと思っています。
G1ワールドの入札で25億POGポイントを投じた心理も、若い人には『神』の方が通じると思いますが、オッサンには「なんぴとたりとも俺の前を走らせない」の方が通じるかと思いますw

バックボーンに確固たるものがあることに加えて、3回東京開催でデビューの可能性があるとなれば入札が高騰するのは火を見るより明らかなわけで。

入札者のメンバー次第では手頃な額に収めようかとは思っていましたけど、マネーゲームをやってくる人が入札してきた以上は迎え撃たざるを得ないわけで、ダイナカールのクロスを高めるためにも突き抜けた入札額にした次第です。

さしあたり6月27日の東京1800mを使うみたいなので、まずはいいコンディションでレースを迎えられることを願うばかりです。


②アパパネの2018(牝/美浦・国枝栄)
父:ディープインパクト
母の父:キングカメハメハ
競走馬名:アカイトリノムスメ
生産牧場:ノーザンF
馬主:金子真人HD

牝馬三冠のアパパネの第4仔で、初めて牝馬に出たのがこのアカイトリノムスメ。
なんだかんだで全兄は3頭とも勝ち上がっているので繁殖牝馬としてのアパパネは悪くないですし、母と同じ国枝厩舎というのも牝馬が得意な調教師だけに好印象。
牝馬に出たせいか兄達ほど気性面の危うさの心配も少ないみたいだというのもポジティブに考えられます。
上が期待ほどの結果を残すことができていませんけど、POG期間内の産駒成績は徐々に上向いてますから、そこをどう考えるかは費用対効果の印象の問題になるかと思います。
個人的には、2007-2008シーズンから参加しているドラフト制のPOGでジナンボーとラインベックを指名している縁もあるので評価は高めにしています。

4月16日にゲート試験には合格しており、現状は成長待ちというところでしょうか。デビューに向けての具体的な話はまだ出ていないようですが、夏に使うのであれば新潟開催の1600mを希望します。


③ヴィアンローズの2018(牡/栗東・清水久詞)
父:ディープインパクト
母の父:Sevres Rose
競走馬名:シュヴァリエローズ
生産牧場:ノーザンF
馬主:キャロットクラブ

今シーズンのディープインパクト産駒を調べていたところで目に留まったのがこの馬。
母のヴィアンローズにとって全姉のローズノーブル以来のディープインパクト産駒になるのですが、実に9年ぶりにディープインパクトを種付けしたという点に興味が湧きました。
ディープインパクトを付ける繁殖牝馬って、コンスタントに全兄弟のいる馬が多いですけど9年も間隔が空いたという例は記憶にない。
ディープインパクトに限らず、2年続けて同じ種牡馬を付けていると「上のデキが良かったから下も」と考えられるのですけど、9年ぶりともなると「どうして?」と考えたくなるわけで。
そこで行き着いた答えはローズノーブルのポテンシャルの高さを再確認したからではないのかと。

次に気になったのが、このディープインパクト産駒が清水久詞厩舎への預託という点。
この世代のキャロットのディープインパクト産駒の預託厩舎を見比べた時に、中内田・藤原英・藤沢和・木村・池添学とほぼ毎年ディープインパクト産駒がいるような厩舎の中に「この厩舎にディープインパクト産駒が入るんだ」という印象があったので。
で、中内田厩舎のガルフォートと同じく8000万円で募集されていたわけで。
普通に考えたら同じ価格のディープインパクト産駒だったら中内田厩舎の方に出資したいと思うんじゃないの?

その辺の疑問を抱いて清水久詞厩舎に入る理由を考えてみたところ、メールドグラースの論功行賞じゃないかと思いついた。それならば馬質が上がることの辻褄が合う。
そして改めて厩舎成績をみると、今年は現在リーディング5位と躍進していて前述の厩舎と比べても見劣りはしない。
そこにPOG的なブランドイメージを考えたらこのギャップを突くのは美味しいのではないかと考えてのチョイスです。

近況は5月21日にゲート試験に合格してそのまま時計を出しているので、まだデビュー予定は発表されていないけど、近いうちに使いそうと判断して指名に踏み切りました。

9年ぶりのディープインパクトということは母馬も繁殖牝馬としてキャリアを重ねているわけで、母が16歳時の出産と高齢の域にになりつつあるのは気になるところではありますが、今シーズンのPOGでも人気を集めているヨーホーレイクも母が16歳時の産駒になるので、そこまで神経質にならなくてもいいのかもしれません。


④ブルーメンブラットの2018(牡/美浦・国枝栄)
父:モーリス
母の父:アドマイヤベガ
競走馬名:ブルメンダール
生産牧場:ノーザンF
馬主:キャロットクラブ

国枝厩舎×キャロット×牡馬の組み合わせは、4歳世代でディキシーナイトが、3歳世代でサクセッションがそれぞれ『3歳春にリステッド勝ち+スプリングS3着』と結果を残しています。
両馬ともマイル路線での活躍でもあり、そこで浮上してきたのが両親がマイルCSの勝ち馬というブルメンタール。半姉のブルーメンクローネをPOGで指名していたこともあって期待してみようという気になりました。

そのブルーメンクローネを含めて兄姉はデビューが遅れる傾向にありましたが、ブルメンタールは6月5日にゲート試験に合格しており順調に来ているのが強調材料。ヤンチャな部分もあるようですけど、その辺は元気がいいと前向きに考えます。


スペシャルワールドを考えると、ノーザンF系のクラブの牡馬は人気が高いので何頭も揃えるのは現実的ではないかもしれませんが、今回はG1ワールドなので気兼ねなくリストアップしていきました。
上記4頭の内のどれかが重賞に手が届くようなら、それなりに欲張った価値もあるかと思いますがどうなることやら。

 元【穴党専者】愛飢男 2020年4月18日() 20:00
アパパネの息子気になる……( ˙灬˙ ก)💭
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皐月賞→単穴◢◣( ・෴・)y-゚゚゚

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 藤沢雄二 2019年12月28日() 06:44
リベンジの時は来た!~POG第31節~ ※ホープフルS展望特別版
閲覧 148ビュー コメント 0 ナイス 14

2歳戦の最終週は1頭のみの出走ですが、大一番のホープフルSにラインベックが出走します。
というわけで、ホープフルSの展望をどこかの放送局のようにガッツリとラインベック贔屓でお届けいたしますw

早くも訪れたコントレイルとの再戦に脳内BGMには橋本真也の入場曲の『爆勝宣言』をオススメいたします。
SEさん、よろしく!

【出走】
・12月28日 中山11R ホープフルS
☆ラインベック(岩田康誠騎手)

既に発表された枠順は大外の13番枠ですが、むしろ外を引いて良かったのではないでしょうか。
母のアパパネもピンク帽のイメージは強いですからね。

それにしてもですよ。
正直なところコントレイルは強いですよ。やはりそこは一目置きます。
でもね、東京スポーツ杯2歳Sのあの圧勝劇を目の当たりにしているどころか、ラインベック陣営は体感しているわけでしょ。
あのレース後のインタビューで矢作調教師は、興奮気味だったらしいですけど、「ホープフルSに向かいます」って即決しているんですよ。

だから普通ならあんなに決定的な差をつけられていたら避けて通ると思うんですよね。
でも友道調教師は、タレント揃いの厩舎の手駒の中から、再度ラインベックをコントレイルにぶつけてきたんですよ。
率直に、正気の沙汰じゃないですねw

なんぼホープフルSがGⅠだからといっても、ダービーと比べたら“避けて通れるレース”じゃないですか。
そりゃ、京成杯や若駒Sには同厩舎同馬主の馬の参戦予定があるにしても、京都2歳Sを勝ったマイラプソディを使って頂上決戦を選択できたのだから、何もラインベックを使う必要があったわけでもない。

それに東京スポーツ杯2歳Sの前には「この次は弥生賞かな」みたいなプランでもあったわけだし。
なのでホープフルS参戦は「上方修正」と受け取れるわけですよ。

【ラインベック】
助 手 ◇ 栗東 坂良 1 回-53.7-39.1-25.1-12.6 馬ナリ余力
助 手 ■ 栗東 P良 82.8-67.6-52.6-38.6-11.8 [9] 馬ナリ余力
12. 6 栗東 プール 4周
助 手 12. 8 栗東 坂良 1 回-62.5-44.6-28.3-13.6 馬ナリ余力
助 手 12.10 栗東 坂良 1 回-61.0-44.0-28.0-13.6 馬ナリ余力
助 手 12.11 栗東 CW良 97.9-82.0-66.6-52.3-38.6-12.1 [8] 叩き一杯
ワールドプレミア(古オープン)一杯の外1.1秒先行0.2秒遅れ
12.12 栗東 プール 3周
12.13 栗東 プール 2周
助 手 12.15 栗東 坂良 1 回-58.5-42.3-26.7-12.9 馬ナリ余力
12.17 栗東 プール 2周
岩田康 12.18 栗東 CW良 81.8-66.2-51.0-37.2-11.8 [5] 一杯追伸る
エカテリンブルク(二1勝)末強めの内0.8秒追走アタマ遅れ
12.19 栗東 プール 3周
助 手 12.22 栗東 坂良 1 回-57.3-40.6-25.2-12.2 馬ナリ余力
岩田康 12.25 栗東 CW良 97.4-81.7-66.7-52.2-38.2-12.4 [5] 末強め追う
アドマイヤベネラ(新馬)末強めの外1.0秒先行0.2秒先着

で、ラインベックの今回の調整過程は上記の通り。
3週連続でCWでの併せ馬を行ったのですが、2週前と1週前が遅れているので見た目に不安はあるかと思います。
でも問題なしと個人的には思っています。

というのも、東京スポーツ杯2歳Sの時はポリトラックで追い切っていましたけど、これね、特に足下が悪いとかじゃなくて、気性面を考慮してのものなんですよ。
全兄のジナンボーのレースぶりを見たら納得はいくかと思うのですけど、やはりアパパネの仔は気性面で危ういところがあるそうで。変にスイッチが入ると暴発しかねない、と。
それで東京スポーツ杯2歳Sの時はCWでガッツリ調教してスイッチが入るとよろしくない、という理由でポリトラックを使っていた次第。
そして今回はCWでガッツリ調教ができているわけですよ。
確かに併せ馬では遅れた。でも調教動画を見ると重心の低いフォームで集中して走っているから、気性面での成長が見込めるというか、その辺の心配が解消されていると言っていいんじゃないのかと。
2週前の遅れは相手が菊花賞馬にして、先週の有馬記念で3着のワールドプレミアですから、それは相手が悪いですよ。その時点ではワールドプレミアの方が有馬記念1週前でビシッとやっているのだから。なのでここの遅れをとやかく言うのは筋違いですね。
1週前の遅れも追走遅れだから、これは調教相手が動いただけなんじゃないかと。まあここの遅れで物足りなさを感じるのは仕方ないでしょうけど。

とにもかくにも、今回はCWで調教をやれている点が最大のポジティブ評価です。
それに尽きます。


さて今回のホープフルSには2戦2勝馬が4頭出走してきているのですが、この4頭全てが2勝目がオープンクラスなんですね。
今週のあるコラムで須田鷹雄氏が指摘していたのだけど
「新馬戦が一発勝負になった2003年以降、芝の新馬戦を勝ち次走の2歳戦のオープン特別or重賞を勝った馬は165頭いるが、それらの馬が3走目で重複したケースは29レースで該当馬のワンツー決着は2例しかない」
というのよ。
それが2012年の京王杯2歳S(1着エーシントップ、2着ラブリーデイ)と2013年の阪神JF(1着レッドリヴェール、2着ハープスター)なのだと。

どうやらこの29レースは「該当馬が2頭のみ」のケースで、馬券圏内全てに収まったのは5レースだけなのだとか。

そして該当馬が3頭集まったのは3例しかないそうで。
・2015年東京スポーツ杯2歳S(ブロディガルサン2着、マイネルラフレシア3着、ロスカボス8着)
・2016年朝日杯FS(ミスエルテ4着、レッドアンシェル8着、アメリカズカップ9着)
・2018年京王杯2歳S(ファンタジスト1着、アウィルアウェイ2着、アスターペガサス5着)
という結果になっている。

ちなみに今回のホープフルSように該当馬4頭のケースは今までになく、史上初になる。

どう考えても確実に1頭は馬券圏外になるわけで。
そして該当馬2~3頭の確率論的にも、今回2戦2勝馬の4頭ボックスを買うのは理に適っていない。
ましてやその4頭が1~4番人気までを占めているのだから配当的にも美味しくはない。

そう考えると一角崩しは3戦2勝のどっちかじゃないの?というのは極めて自然な流れと言える。
お好みに応じて最内枠か大外枠のどちらかをお選びくださいってことですね。


この秋のGⅠ戦線は、特に12月はキャロット勢が猛威をふるったわけですが、そのキャロット勢からは出走なし。
次いで勢いがあるのはシルク勢ですけど、オーソリティはオルフェーヴル産駒だけに危なっかしいところがあるのは考えておきたい。
それならサンデーレーシングの巻き返しでヴェルトライゼンデの方が怖いか。

ノーザンFの生産馬でワーケアの評価が高い理由が今一つわからないのよね。というのもこの馬主さんは重賞未勝利なのよね。初重賞がGⅠ?どうもピンと来ない。

ならば、だったら金子さんでしょ!
というのも推しポイントかな。

この夏にディープインパクトとキングカメハメハが相次いで他界したわけですけど、それを考えるとこの秋は金子さんが鳴りを潜めていた印象はあるので、年の最後に「THE・金子ブランド」のラインベックが締めくくるというシナリオ、十分にあると思うけどな。

まあ買ってくださいとは言いませんよ。
重ね重ねですけど、そこはお好みに応じてなので。
ただ朝6時30分の時点でラインベックの単勝が6番人気で30.2倍。5番人気のブラックホールが11.5倍で7番人気のナリノモンターニュが58.3倍だから、まあ6番人気というのは動かないでしょうね。
いいオッズだとは思うけどな~(ボソッ)

【調教】

【アドマイヤヴェラ】
助 手 ◇ 栗東 坂良 1 回-53.8-38.9-24.9-12.3 強めに追う
助 手 12.25 栗東 坂良 1 回-53.3-38.4-24.7-12.5 一杯に追う
ツインシップ(二未勝)一杯を0.1秒追走0.4秒先着

【スタインウェイ】
助 手 ■ 美南 W良 83.4-68.2-54.9-41.3-13.3 [7] 馬ナリ余力
助 手 12.22 美南 坂良 1 回-62.6-45.7-29.7-14.7 馬ナリ余力
助 手 12.25 美南 坂良 1 回-57.5-41.8-27.4-13.3 馬ナリ余力

【ルドヴィコ】
スミヨ ■ 栗東 坂稍 1 回-54.4-39.4-25.4-12.7 馬ナリ余力
助 手 12.22 栗東 坂良 1 回-60.6-44.6-29.7-15.1 馬ナリ余力
助 手 12.25 栗東 坂良 1 回-56.8-41.6-27.2-13.5 馬ナリ余力
ヴァルムチェーナ(二未勝)馬ナリに0.1秒先行同入

【スピッツェンバーグ】
 黛  ■ 美南 W良 67.2-52.9-39.0-13.1 [6] 一杯に追う
助 手 12.15 美南 坂良 1 回-54.6-40.2-26.1-13.1 馬ナリ余力
12.17 美浦 プール
助 手 12.18 美南 W稍 70.2-54.1-39.7-13.4 [6] 馬ナリ余力
クサヒバリ(二未勝)一杯の外0.4秒先行3F付0.2秒先着
12.19 美浦 プール
助 手 12.22 美南 坂良 1 回-55.4-40.2-26.0-13.0 末強め追う
助 手 12.24 美南 坂良 1 回-57.3-42.5-28.5-14.4 馬ナリ余力
助 手 12.25 美南 W良 83.4-66.9-52.8-39.7-13.2 [7] 一杯に追う
エヌワイパフューム(古1勝)馬ナリの外1.3秒先行同入

【ディヴィニティ】
助 手 ◇ 美南 坂良 2 回-53.1-38.2-25.4-13.0 馬ナリ余力
12.11 美浦 プール
12.13 美浦 プール
助 手 12.15 美南 坂良 2 回-61.2-44.9-29.8-15.0 馬ナリ余力
助 手 12.19 美南 坂稍 2 回-57.0-42.2-28.1-14.2 馬ナリ余力
助 手 12.25 美南 坂良 2 回-53.5-38.7-25.7-12.7 馬ナリ余力
アビーム(古2勝)馬ナリに0.3秒先行同入


【在厩】
△ディヴィニティ(11月23日の未勝利戦は2着)
☆アドマイヤヴェラ(12月14日の新馬戦は2着)
△スタインウェイ(11月9日の未勝利戦は5着)
△グラマラスマリー(12月22日の未勝利戦は13着)
△スピッツェンバーグ(10月15日の新馬戦は7着)
△ルドヴィコ(11月3日の新馬戦は8着)

【放牧】
△ジュビリーヘッド(12月22日の千両賞は3着)
△フランジヴェント(11月17日の未勝利戦を快勝)
△クラシックココア(10月5日の新馬戦を快勝)
☆サイクロトロン(12月1日の未勝利戦を勝利)
△ナオミラフィネ(12月1日の未勝利は2着)
△オルテール(12月22日の未勝利戦は7着)
△ビップリバプール(9月28日の未勝利戦は11着)
△ステージアクトレス(9月16日の未勝利戦は6着)
△テルヌーラ(11月17日の新馬戦は5着)
☆イグニタス(11月17日の未勝利戦は13着)

【故障者リスト】
△カーフライターク(12月8日の1勝クラスは8着→骨折が判明)

【抹消】
△エバービクトリアス(屈腱炎の為)

在厩の未勝利勢は全て年明けに回りました。
最終週に使えそうな時計を出している馬はいましたけど、厩舎事情もあるのでしょうね。
POG的には年内10勝の到達はなくなりましたけど、各厩舎のスタートダッシュに貢献すると同時に、年末年始で疲弊するであろう財布を助けてくれるような勝ち星を年明けに期待しておりますw

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コメント一覧
4:
     フォロワー:0人 2011年5月31日(火) 18:45:53
安田記念もがんばれ
3:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月4日(月) 22:37:04
12/13は中段外から内をついた鞍上のファインプレーが光る。
2:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月1日(金) 02:36:14
11/15は道中立ち上がる不利受けるも直線外に出してからの伸びは鋭く。レコード勝ち。

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2012年6月3日安田記念 G116着
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2012年6月3日 安田記念 G1 16着
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