シャルール(競走馬)

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シャルール
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写真一覧
抹消  栗毛 2012年1月19日生
調教師松永幹夫(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績23戦[4-5-2-12]
総賞金9,430万円
収得賞金2,275万円
英字表記Chaleur
血統 ゼンノロブロイ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ローミンレイチェル
グレイトフィーヴァー
血統 ][ 産駒 ]
Kaldoun
My Great Hope
兄弟 アーデントラブラバード
市場価格
前走 2018/03/10 中山牝馬ステークス G3
次走予定

シャルールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/03/10 中山 11 中山牝馬S G3 芝1800 146956.71213** 牝6 54.0 内田博幸松永幹夫 468
(-2)
1.50.0 1.035.3⑩⑩⑪⑫カワキタエンカ
18/01/13 中京 11 愛知杯 G3 芝2000 1861168.8166** 牝6 54.0 北村友一松永幹夫 470
(-8)
2.00.6 0.535.3エテルナミノル
17/10/29 京都 11 カシオペアS OP 芝1800 1371133.8108** 牝5 54.0 四位洋文松永幹夫 478
(0)
1.55.0 1.639.4⑩⑦アメリカズカップ
17/07/30 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 133335.0913** 牝5 55.0 四位洋文松永幹夫 478
(+10)
1.48.2 2.536.9アエロリット
17/03/12 中山 11 中山牝馬S G3 芝1800 163524.889** 牝5 54.0 横山典弘松永幹夫 468
(0)
1.49.8 0.434.1⑮⑪⑪⑫トーセンビクトリー
17/01/14 中京 11 愛知杯 G3 芝2000 156106.8412** 牝5 55.0 S.フォー松永幹夫 468
(+2)
2.02.4 1.036.1⑬⑬⑬⑪マキシマムドパリ
16/11/13 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1581455.21115** 牝4 56.0 福永祐一松永幹夫 466
(-2)
2.14.6 1.735.2④⑤⑤⑤クイーンズリング
16/10/15 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 138127.0410** 牝4 54.0 横山典弘松永幹夫 468
(+4)
1.47.8 1.235.1クイーンズリング
16/07/31 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 137114.212** 牝4 55.0 横山典弘松永幹夫 464
(+10)
1.47.7 0.034.0マコトブリジャール
16/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 182330.5918** 牝4 55.0 横山典弘松永幹夫 454
(0)
1.34.8 3.337.0ストレイトガール
16/04/23 福島 11 福島牝馬S G3 芝1800 168162.812** 牝4 54.0 横山典弘松永幹夫 454
(+4)
1.47.7 0.234.2⑥⑥⑥⑦マコトブリジャール
16/02/06 東京 10 初音S 1600万下 芝1800 14114.821** 牝4 54.0 横山典弘松永幹夫 450
(+2)
1.45.8 -0.333.6リラヴァティ
16/01/10 京都 9 北大路特別 1000万下 芝1800 166125.121** 牝4 54.0 鮫島克駿松永幹夫 448
(+6)
1.46.5 -0.334.5⑩⑨サンクボヌール
15/12/12 中京 8 3歳以上500万下 芝2000 177142.511** 牝3 52△ 鮫島克駿松永幹夫 442
(-10)
2.01.6 -0.435.1⑧⑧⑧⑩テイエムフタエマル
15/11/14 福島 10 土湯温泉特別 500万下 芝1800 16472.112** 牝3 53.0 川須栄彦松永幹夫 452
(-6)
1.51.7 0.036.6⑥⑥⑦ブルックデイル
15/09/05 札幌 8 3歳以上500万下 芝2000 16352.312** 牝3 52.0 四位洋文松永幹夫 458
(0)
2.03.5 0.036.3④④ペンタトニック
15/08/16 札幌 8 3歳以上500万下 芝1500 14463.912** 牝3 52.0 四位洋文松永幹夫 458
(+18)
1.30.5 0.135.4⑤⑤⑤レオフラッパー
15/05/03 東京 11 スイートピー OP 芝1800 15586.9410** 牝3 54.0 四位洋文松永幹夫 440
(+2)
1.48.0 0.634.2⑬⑬⑬ディープジュエリー
15/04/12 阪神 9 忘れな草賞 OP 芝2000 126821.953** 牝3 54.0 横山典弘松永幹夫 438
(+2)
2.03.8 0.333.8⑫⑫⑫⑫ミッキークイーン
15/02/07 京都 10 エルフィンS OP 芝1600 13577.647** 牝3 54.0 福永祐一松永幹夫 436
(-4)
1.36.5 1.234.6⑧⑧クルミナル

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シャルールの関連ニュース

前週ならびに土曜日午前中のレース結果をもとに、中山牝馬ステークスが行われる中山芝コースの馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。


先週は週中の降雨が影響して、土曜日はやや重めの馬場でレースが行われたが、翌日曜日の午後にはほぼ回復。内の悪いところを通らされた馬や、スローで展開不向きの待機馬を除けば、内外および先行差しにおける有利不利が少ない標準的なコンディションだった。

しかし、今週は木曜から金曜にかけての雨量が多く、先週よりもタフなコンディションになることは間違いない。また、内の禿げた洋芝の下にある野芝部分や、回復しつつある路盤に悪影響を及ぼし、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。その点については十分な配慮が必要となろう。現時点では良好な部分を先んじて選べる「先行~好位差し」に有利な馬場と推察する。

血統面については、1600m以上ではステイゴールドハーツクライなどサンデーサイレンス系の主流血統とキングマンボ系が優勢。なかでも、ダンチヒ系やストームバード系、ヴァイスリージェント系といったパワーとスピードを兼備したノーザンダンサー系を併せ持つ馬の活躍が目立つ。ほかでは、サドラーズウェルズ系やボールドルーラー系、ロベルト系を父か母父に持つ馬の好走例も増えてきており、条件を満たす馬には注意を払いたい。

中山牝馬ステークスが行われる1800mの今開催の傾向を検証すると、父系ではサンデーサイレンス系とロベルト系が好調。とりわけ、有馬記念を自身が勝利、もしくは勝った産駒を輩出している種牡馬との相性が良く、1~2週目に行われた6クラ中、実に5頭の勝ち馬を輩出。今日の5Rでも、オルフェーヴル産駒が5番人気の評価ながら3着に食い込んでいる。中山牝馬ステークスの出走メンバーのうち、該当馬は⑨シャルール、⑪ワンブレスアウェイ、⑫ブラックオニキス、⑭カワキタエンカ。この4頭のうち、必ず1頭は馬券に絡むという前提で馬券を組み立てるのも面白いかもしれない。

【中山牝馬S】マキシマムドパリが1番人気も大混戦模様/13:00時点 2018年3月10日() 13:06

 10日、中山競馬は土曜メインに中山牝馬S(GIII、芝1800メートル)が行われる。ハンデ戦だけに過去10年で1番人気が1勝、2着2回と不振なように、波乱含みのレースだ。



 単勝の1番人気は5.1倍のマキシマムドパリだが、6.0倍のフロンテアクイーン、7.0倍のワンブレスアウェイ、7.0倍のトーセンビクトリー、7.6倍のカワキタエンカ、8.7倍のエテルナミノル、9.1倍のエンジェルフェイスと7頭もの馬が10倍以下に支持されており、人気の上でも大混戦模様となっている。13:00時点での単勝オッズは以下の通り。

枠番-馬番 馬名      単勝オッズ1- 1 エテルナミノル    8.72- 2 トーセンビクトリー  7.03- 3 バンゴール     31.63- 4 マキシマムドパリ   5.14- 5 キンショーユキヒメ 21.24- 6 フロンテアクイーン  6.05- 7 エンジェルフェイス  9.15- 8 ゲッカコウ     18.76- 9 シャルール     40.86-10 レイホーロマンス  15.47-11 ワンブレスアウェイ  7.07-12 ブラックオニキス  58.98-13 オートクレール   71.08-14 カワキタエンカ    7.6

中山牝馬Sの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【中山牝馬ステークス】重賞データ分析2018年3月10日() 10:41


ウマニティの重賞攻略ページに掲載されている「データ分析」の内容をもとに、土曜日の重賞レースのファクターごとの傾向に注目し、好走パターンに合致する馬をピックアップしました。予想の際にお役立てください。


【全般】
4月開催の2011年を除き、2008年以降の勝ち馬はすべて年明け1~2戦目

エテルナミノル
トーセンビクトリー
バンゴール
マキシマムドパリ
キンショーユキヒメ
フロンテアクイーン
ゲッカコウ
シャルール
レイホーロマンス
ワンブレスアウェイ
ブラックオニキス
カワキタエンカ

前走愛知杯組が3勝、2着1回、3着1回の好相性

エテルナミノル
マキシマムドパリ
キンショーユキヒメ
ゲッカコウ
シャルール
レイホーロマンス
ワンブレスアウェイ
ブラックオニキス

53~54キロかつ、前走から斤量の増減が1キロ以内の馬の好走が顕著

バンゴール
キンショーユキヒメ
フロンテアクイーン
エンジェルフェイス
ゲッカコウ
シャルール
ワンブレスアウェイ
ブラックオニキス
オートクレール
カワキタエンカ

【人気】
4~6番人気かつ、前走から中4週以上の5~6歳馬が好成績
※10時30分現在の4~6番人気かつ、条件を満たしている馬

トーセンビクトリー

7番人気以下は、前走G3出走の5歳馬と、前走1600万下クラス出走の距離延長馬が狙い目
※10時30分現在の7番人気以下かつ、条件を満たしている馬

エテルナミノル
キンショーユキヒメ
ゲッカコウ
レイホーロマンス

【脚質】
トータル的には差し馬優勢

マキシマムドパリ
フロンテアクイーン
レイホーロマンス

※近3走の走りを参考に上がり上位馬を想定

穴なら4コーナー先頭馬

エテルナミノル
シャルール
カワキタエンカ

※近3走の走りを参考に先行策をとりそうな馬を想定

【枠順】
2~6枠が狙い目

トーセンビクトリー
バンゴール
マキシマムドパリ
キンショーユキヒメ
フロンテアクイーン
エンジェルフェイス
ゲッカコウ
シャルール
レイホーロマンス

【血統】
父もしくは母父サンデーサイレンス系が優勢(ディープインパクト産駒を除く)

エテルナミノル
トーセンビクトリー
マキシマムドパリ
キンショーユキヒメ
フロンテアクイーン
シャルール
レイホーロマンス
ワンブレスアウェイ
ブラックオニキス
オートクレール


ノーザンダンサーのクロスを持つ馬が活躍

エテルナミノル
トーセンビクトリー
バンゴール
マキシマムドパリ
キンショーユキヒメ
フロンテアクイーン
エンジェルフェイス
レイホーロマンス
ワンブレスアウェイ
ブラックオニキス
オートクレール


【6項目以上該当馬】
キンショーユキヒメ(7項目)
レイホーロマンス(7項目)
エテルナミノル(6項目)
マキシマムドパリ(6項目)
フロンテアクイーン(6項目)
シャルール(6項目)

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【中山牝馬ステークス全頭考察2】追い切り面から見た出走各馬の見解2018年3月10日() 09:09

中山牝馬ステークス出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


エテルナミノル
最終追い切り、1週前と動きは悪くない。一方で、乗り込み量の少ない点が気にかかる。力を要する中山の馬場、トップハンデ(タイ)と不安要素が多いだけに過信は禁物。

トーセンビクトリー
3週連続でCWラスト1F11秒台をマーク。坂路とCWの併用、3頭併せなどを行い、負荷もしっかりかけられている。動きについても1週前まで迫力の面で併走馬に見劣るところもあったが、今週の追い切りでは追走して煽るぐらいの勢い。ひと追いごとに良くなっている。

バンゴール
1週前は南Wで6Fから追われ好時計をマーク。今週は上がり中心の追い切りながらも上々の動きを披露した。ひと追いごとの良化が顕著で、気配だけなら久々をまったく感じさせない。

マキシマムドパリ
栗東坂路で行われた最終追い切りの動きは上々。時計も悪くなく、高いレベルで安定している。長距離輸送さえクリアできれば、といったところか。

キンショーユキヒメ
1週前、今週とCWで6Fから追われて全体、ラストともに好タイムをマーク。気配は確実に上昇している。馬体も良く見えるし好ムード。輸送をこなすようなら、侮れない1頭になるかもしれない。

フロンテアクイーン
今週は南Wで強めの追い切り。併走馬から遅れはしたが、動きそのものは悪くない。気になる点をあげれば、約3カ月ぶりの実戦にもかかわらず、負荷をかけた調教が少ないところ。杞憂に終わるかもしれないが……。

エンジェルフェイス
中2週を考慮されてか、最終追い切りは栗東芝コース単走という内容。とは言え、動きは良く好調キープとみて差し支えない。

ゲッカコウ
1週前に南Wで6Fから追われて機敏な動きを披露。今週も馬なりで素軽い動きを見せた。放牧でひと息入れたことも良かったのか、体調面の不安は少ない。

シャルール
最終追い切りは栗東坂路で行われたが、時計以上にスピード感があり、脚捌きも力強かった。前回の中間気配も良かったが、今回はそれ以上。休養前とは雰囲気が一変している。

レイホーロマンス
最終追い切りは栗東坂路で軽めの調整。ただし、2日にCWで一杯に追われて好時計をマークしている。いい状態をキープしているとみていいだろう。

ワンブレスアウェイ
2週続けて追走同入を果たすなど、この中間は活気があって素軽い動き。気配は悪くなく、前回よりもいい方向であることは確か。

ブラックオニキス
南Wで行われた最終追い切りでは好タイムを計時。負荷もしっかりとかけられている。小柄な馬ゆえに調整の難しい馬。それだけにビッシリと追われている点については好感を持てる。

オートクレール
1週前の追い切りは平凡そのもの。最終追い切りは1週前よりもマシになったが、大きく変わったわけではない。良くも悪くも平行線。

カワキタエンカ
前走後の中間は終始軽めの調整。中3週かつ長距離輸送が控えているとは言え、この内容で今のタフな中山コースを前めで踏ん張ることができるのか、という疑問は少々残る。

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【中山牝馬ステークス全頭考察1】馬場・血統バイアスから見た出走各馬の見解2018年3月10日() 09:08

先週日曜日に公開した「馬場・血統バイアスチェック!」の内容と、先週の中山芝のレース結果をもとに、中山牝馬ステークスの出走馬について、好走パターンに合致するかどうかを1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


エテルナミノル
キングカメハメハ×グレイソヴリン系の配合は当舞台と好相性。前走は外差し有利の馬場&流れを正攻法の競馬で1着。力の要る馬場を得意としており、うまく立ち回ることができれば再度の好走もありえる。

トーセンビクトリー
昨年の勝利馬で舞台適性の高さは折り紙付き。前走は前有利の流れで差し切れず。2走前は勝負どころで不利があったうえに内優勢の展開と敗因はハッキリしている。馬群がバラけやすい今の馬場状態は歓迎。スムーズなら上位争いに加わってくるだろう。

バンゴール
血統背景だけならここでも見劣りしない。しかし、3走前の勝利は軽い馬場での前残り。今回は荒れ馬場の対応など、クリアしなければならない条件が多い。展開に恵まれた場合のヒモ評価までが正解か。

マキシマムドパリ
キングカメハメハ×サンデーサイレンスに加え、グレイソヴリン系を内包。血統面での不足はない。前走は1角で不利を受けて位置取りが悪くなってしまった。本来は好位からジワっと流れに乗ると力を発揮できる馬。スムーズに運べるかどうかが好走のカギを握る。

キンショーユキヒメ
中山芝中距離では安定した走りを見せる父サドラーズウェルズ系。4走前のようにタメが利けば鋭い脚を使えるが、前走のように早仕掛けだと案外のタイプ。じっくり構えて前潰れの展開なら出番はある。

フロンテアクイーン
父サドラーズウェルズ系はプラス。展開や馬場に関係なく好走を続けている点も好感できる。半面、とにかく勝ちきれない馬。なんにせよ他勢の破たん待ちとなる。その点を踏まえると、得手不得手の出やすい今の中山の馬場は合うかもしれない。

エンジェルフェイス
血統面および自身の実績から中山1800mの適性は高い。ただし、ベストは2走前のような内かつ先行優勢の馬場&流れ。前めでいいところを選んで走り、後続がゴチャつくようならチャンスはある。

ゲッカコウ
2走前は今回と同じ舞台で内かつ先行有利の流れで外から2着好走。過去の戦績を見てもわかるように舞台適性はかなり高い。最内枠で苦しんだ前走の経験を糧にできれば、巻き返しがあっても驚けない。

シャルール
スタミナ型サンデーサイレンス系×グレイソヴリン系の配合は好印象。前走は外差し馬場を先行して6着。2走前は内かつ先行有利の流れで差しに回り凡走とリズムに乗り切れないが、うまく流れに乗れるようなら上位進出できる力は持っている。

レイホーロマンス
血統面の目立ったマイナス点はなし。2走前は外有利の馬場、前走は外差し優勢の流れを利して連続好走。充実度は認めるが、今の中山の力を要する馬場をこなせるかどうかが今回のポイント。ガサのない馬だけに不安は募る。

ワンブレスアウェイ
ハーツクライ、母父の系統ともに当舞台と好相性。自身の舞台適性も文句なし。前走は外差し有利の流れを大外枠から先行して6着。勝ち馬からの着差が0秒5なら頑張ったほう。前回より条件は好転するので、うまく脚をタメることができれば面白い。

ブラックオニキス
近3走はすべてイン差しを敢行。足りない競馬が続いている。とにかく、前が開くかどうかで結果が決まる馬。忘れたころの一発には注意を払いたい。

オートクレール
当舞台における母系の成績が低迷している点が気がかり。前走は後手を踏み中団からの競馬で、外差し有利の流れにもかかわらず凡走。スタートを決めたうえで、展開にも恵まれないと苦しいか。

カワキタエンカ
母父は今開催および過去の好走傾向と合致。一方、父の産駒は前走大敗から巻き返すケースが少なく、当レースとの相性も良くない。そのうえ前走は外差し、2走前は内差しに屈している。やや差し優勢の中山では強気になれず、単騎で行けた場合の押さえ評価が妥当な線。

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【中山牝馬S】厩舎の話2018年3月9日(金) 05:02

 ◆エテルナミノル・本田師 「変わりなく順調。1800メートルから2000メートルくらいがいい」

 ◆エンジェルフェイス・藤原英師 「状態は変わりない。自分でペースを作る形がいいね」

 ◆オートクレール・中野栄師 「今までで一番の動きといっていい。道悪ならチャンスも」

 ◆カワキタエンカ・浜田師 「前回は返し馬でテンションが上がった。当日のテンションが鍵」

 ◆キンショーユキヒメ・中村師 「体に余裕はあるけど、輸送もある。中山の相性も悪くない」

 ◆ゲッカコウ・高橋博師 「どっしりしている。1800メートルは一番合う」

 ◆シャルール・松永幹師 「スタートを決めて、スムーズに立ち回れれば」

 ◆トーセンビクトリー・辻野助手 「体調は安定。コース、距離は合うと思います」

 ◆バンゴール・尾関師 「休み明けの方がいい馬。1800メートルに替わるのはいい。天気が鍵」

 ◆ブラックオニキス・加藤和師 「落ち着きが出て雰囲気がいい。力を出せる状態」

 ◆フロンテアクイーン・国枝師 「動きは十分。充実期に入っている」

 ◆マキシマムドパリ・金折助手 「ジョッキーの感触がすごく良かった。中間も順調」

 ◆レイホーロマンス・竹之下助手 「中山コースは問題ないと思う。52キロもいい」

 ◆ワンブレスアウェイ・古賀慎師 「最近では一番の仕上がり。条件も悪くない」

★中山牝馬Sの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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シャルールの関連コラム

閲覧 1,359ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさんこんにちは!

本日は愛知杯 G3の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、マキシマムドパリアンジェリックリーサルウェポンの3頭。
第2グループ(黄)は、サンソヴールクインズミラーグロシャルールの3頭。
第3グループ(薄黄)は、マラムデールプリメラアスールまでの8頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表をご覧いただくと上位間はおろか唯一の大きな溝が最下位のプリメラアスールダイワドレッサー間の2.3だけ、、。稀に見る超大混戦のレースです。

私の本命は◎マキシマムドパリとします。昨年はF・ヴェロン騎手が騎乗、出負けからリズム悪く、チグハグな競馬となりながらも4着。重賞と言えど、実質1600万下なのではないかという今年のメンバー構成なら普通に走れば勝負圏内です。岩田騎手が調教に乗るあたり、勝負気配も漂っています。相手には前2走とは調教内容が一変している◯シャルール、意外と流れ向きそうな▲ヒルノマテーラを上位に取り、以下△クリノラホールクインズミラーグロプリメラアスールカゼルタリーサルウェポンと印を打ちます。


【3連複1頭軸流し】
11

1,3,5,7,10,12,14

計21点

波乱十分に見えるレースですが、意外と堅く収まるのでは?という気がしています。


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2016年11月17日(木) 17:30 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(11/12~11/13)おかべ育成プロが3複1点勝負で57万超払い戻し!
閲覧 1,742ビュー コメント 0 ナイス 5

先週は13(日)に京都競馬場でG1エリザベス女王杯が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1エリザベス女王杯マリアライトが3.1倍で1番人気、2番人気ミッキークイーンが3.6倍、以下クイーンズリング6.1倍、タッチングスピーチ6.2倍、パールコード8.4倍とここまでが10倍を切る形で人気を形成しました。
 
注目のスタートは各馬大きな出遅れもなく、外から気合いをつけてプリメラアスールが先手を奪って第1コーナーへ差し掛かります。2番手にメイショウマンボ、続いてパールコードシングウィズジョイシャルールマキシマムドパリと追走して先行集団を形成。そこから2馬身ほど間があいて中団からはミッキークイーンマリアライトヒルノマテーラクイーンズリングプロレタリアトと追走。後方からはタッチングスピーチシュンドルボンアスカビレンと続いて最後方にデンコウアンジュの態勢。
 
前半の1000m通過は1分1秒8(参考)の緩い流れ。隊列に変わらぬまま、直線コースへ差し掛かります。
 
先頭はプリメラアスールでリードは2馬身、その後ろ、2番手グループは固まってメイショウマンボパールコードシングウィズジョイが追走、人気のミッキークイーンマリアライトは馬場の外めから追い出しにかかります。
 
残り200m、粘るプリメラアスールを交わしてシングウィズジョイが内から抜けて先頭!これを追うのがパールコード、さらに一列後ろからは内クイーンズリング、外ミッキークイーンが差を詰めてきます!マリアライトはやや置かれて勝負圏外に。残り100m、ミッキークイーンにいつもの末脚は見られず、逃げ込みを図るシングウィズジョイ、差を詰めるクイーンズリングの2頭が抜け出してのマッチレース!激しい叩き合いとなりましたが、ゴール前、クイーンズリングシングウィズジョイをクビ差捉えて優勝!悲願の初G1制覇となりました!勝ちタイムは2分12秒9(良)。2着にシングウィズジョイ、そこから1馬身1/4差の3着にミッキークイーンが入っています。
 
公認プロ予想家では西野圭吾育成プロほか3名が的中しています。
 
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☆☆☆注目プロ →おかべ育成プロ
おかべ育成プロの神髄1点予想が今週も炸裂!13(日)京都6Rで○スルターナスターリーウインドエヴォリューションの3連複57.3倍を的中!57万3000円を払い戻しました!この他にも12(土)京都9Rで馬連8.3倍、京都2Rで馬連6.5倍をそれぞれ1点で仕留めました!週末トータル回収率353%、収支プラス55万7900円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
12(土)福島2Rで◎○▲のパーフェクト予想を披露!中でも3着▲デュアルフレイムは79.7倍の大穴で3連複は374倍の高配当!単勝、馬連、ワイド、3連複を総取りし、8万970円を払い戻しました!翌日の13(日)京都3Rでまたも◎○▲のパーフェクト予想で4万5040円を払い戻し!週末トータル回収率118%、収支プラス5万5360円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →はははふほほほプロ
12(土)京都1Rで『芝でも前に着ける脚はある。切れ味不足はダートで補う。外枠から先行できれば粘りこみの期待はある。』と本命に推した単勝31.3倍◎キタノユーリンが1着!単複を仕留め、19万600円を払い戻しました!さらに東京1Rでも単勝50.4倍の◎ヨイマチグサを本命に抜擢し、複勝14.2倍を8000円的中!10万3600円を払い戻しました!週末トータル回収率109%をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →サラマッポプロ
12(土)東京9Rで『前走はチグハグな競馬。スンナリ運べれば勝機。』と狙った◎シゲルコングシゲルベンガルトラの馬連84.2倍を500円的中!4万2100円を払い戻しました!週末トータル回収率119%をマークしています。
 
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2016年11月13日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第224回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~エリザベス女王杯 G1
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みなさんこんにちは!

本日は京都11R「エリザベス女王杯 G1」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、ミッキークイーンから1.0ポイント差(約1馬身差)内のマリアライトまで2頭。
第2グループ(黄)は、クイーンズリング1頭。
第3グループ(薄黄)は、シュンドルボンから1.0ポイント差(約1馬身差)内のアスカビレンマキシマムドパリタッチングスピーチまでの4頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

上位勢には第2G→第3G間に1.9ポイントの開きがあり、第3G→第4Gの境目以下にも比較的溝が多く生じている配置になっています。

そんな中、今回の私の◎はアスカビレンとしました。
人気でこの凄馬出馬表でも上位評価のミッキークイーンマリアライトは、それぞれ休み明け、良馬場での瞬発力勝負に課題を抱えていて、人気では嫌いたい要素有り。展開的にはどちらかと言えばスローからの直線勝負になりそうなメンバー構成で、後者には不向きな流れになりそう。3番手のクイーンズリング本命◎、という選択肢も一瞬よぎったのですが、どうも府中牝馬Sを好位から好走してきたという点に違和感を感じ断念。いずれにせよ、上位3頭ともに人気に見合うほどの信頼は置けないように思えてきましたので、第3Gの中から凄馬出馬表5位評価で前日9番人気のアスカビレンを本命◎に抜擢しました。
極端な成績ではありますが、芝右回りで全5勝の実績。昨年の秋華賞では手応え十分に回ってきて直線でも見せ場を作っていましたので、ここでも楽しみはあるとみています。その秋華賞ではゴール前で失速して7着敗退していることから、距離面に不安もありますが先述の通り今回はスローを想定していますし、昨年の秋華賞はハイペースで消耗度の高い一戦でした。ここにきての成長度で、展開が多少なりともゆったりとした流れになれば、こういうタイプの馬ですから来るときはアタマまで、を期待したいと思います。
以下、○に休み明け大幅馬体増の前走府中牝馬Sで脚余したシュンドルボン、▲に少々人気し過ぎなところには目をつぶってキンカメ産駒のマキシマムドパリ、☆に東京での戦績を削れば堅実なシャルールと印を打ちます。
今回の私の馬券は、◎の単複勝負の予定ですが、当コラムでは◎から○▲☆への3複で勝負としたいと思います。


【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
12=7,10,14=1,2,3,4,6,7,8,9,10,11,14,15(30点)

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2016年10月21日(金) 10:30 みんなの競馬コラム
【菊花賞】血統考察 byうまカレ
閲覧 3,736ビュー コメント 0 ナイス 2

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週はいよいよクラシック最終戦、菊花賞です。
個人的に1番好きなレースです。

●日本らしい競馬の巧さが問われる
近年の、菊花賞と天皇賞(春)という京都の長距離GIの特徴は、「巧く乗った馬が好走する」ということです。長距離なのだから騎手の腕が問われるのは当たり前ですが、特に近年は顕著で、先行した馬・差してくる馬でも道中は内ラチ沿いか、内ラチから2列目を通っていた馬ばかりが好走します。

●外差しが効いたレース
2012年の菊花賞と、2015年の天皇賞(春)はスカイディグニティユウキソルジャーフェイムゲームといった外差しが台頭しましたが、これは無尽蔵のスタミナを誇るゴールドシップが「捲り切った」からであって、基本的にはキタサンブラックリアルスティールリアファルトーホウジャッカルフェノーメノサウンズオブアースゴールドアクタータガノグランパカレンミロティックシュヴァルグランタンタアレグリアラストインパクトネオブラックダイヤタニノエポレットホッコーブレーヴも、みんな先行しているか、先述したような道中の位置取りから巧く直線で馬群を縫ってきたり、外に出してきたりしています。

つまり、そういう競馬ができる騎手、そういう競馬ができる馬が好走しやすいということです。このような点も踏まえて各馬について考察していきたいと思います。


ディーマジェスティ
母母シンコウエルメスは英愛ダービーとキングジョージを制したジェネラスの全妹(つまりマイラーズC勝ちオースミタイクーンの半妹)で、遡ればジャパンカップも来日しオープン特別時代の富士Sを「ワープ」で勝利した「鉄の女」Triptychや凱旋門賞連覇のTreve、フリオーソらと同じMargarethenを牝祖とする牝系。ディーマジェスティの母エルメスティアラの他にエリザベス女王杯3着、ステイヤーズS2着などがあるエルノヴァを産んだ。「スタミナ&パワー」といった牝系で、ディーの馬体がムキムキなのも頷ける。
春との大きな違いは、順調に調整が進んでいることで、陣営が言うように間違いなく生涯最高のデキでパドックに出てくるだろう。特筆すべきはダービーでの、『これほど「パワー」と「スタミナ」に富んでいるタイプが、エイシンフラッシュのダービーのような瞬発力勝負で、マカヒキサトノダイヤモンドに肉薄した』という事実で、あの時点で、競馬ファンがよくする「この世代でどの馬が1番強いのか」という議論で、「総合力ではディーがNo.1」という評価に落ち着いた。また、先述したように器用さが求められる菊花賞において最大のウィークポイントは、ズブさがあることだと思っていたが、セントライト記念を見る限り大丈夫そうだし、今思えばあのスローのダービーで反応し切っていたからそういうことなのだ。
距離延長は全く問題ないし、エイシンフラッシュのダービーに近い上がり勝負だった今年のダービーよりは流れも向くはず。そして、フェノーメノでの春天連覇の他にも、カレンミロティックトーセンラータンタアレグリアサウンズオブアースを京都長丁場のGIで好走させている蛯名騎手というのは心強い(おそらく京都の長距離では横山典弘騎手と並び現役No.1だろう)。

サトノダイヤモンド
配合的な点からサトノダイヤモンドについて簡単に説明すると、Halo≒Sir Ivor3・5×5・4でサザンヘイローを通じるHaloのクロスはマカヒキと同じで、母のNorthern Dancer4×4やLureやLogicalといった血からパワーを取り込み、父の瞬発力の根源であるHalo≒Sir Ivorを継続させた、マカヒキシンハライトのような「父再生産型」の配合系。完歩も大きいが、母のパワーが強いからやや地面に叩きつけるような走法をしている。
Halo≒Sir Ivorを継続しているから完歩は大きくてもドゥラメンテリオンディーズのようなあからさまなストライド走法と比較すれば内回りでもマイナスにならないため皐月賞でも好走できた。その皐月賞きさらぎ賞から直行というローテーションに加え、池江調教師は先行有利な馬場状態だったため、ルメール騎手に「好位の5~7番手くらいの先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」と指示を出したという。向こう正面でルメール騎手が追っつけ、ハイペースに付いていったのは、その「先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」という指示を守っていたから。これを抜きにしても直線での不利がなければ2着マカヒキとの差はさらに縮まっていたであろう強い負け方。ダービーも落鉄と外にヨレたことが響き、ダービー馬になっていてもおかしくなかった。
ただ馬体をみてもだんだんと母のパワーが発現してきているようで、距離延長はプラスとは言えないが、昨年も明らかに距離が長かったリアルスティールが好走しているように、同世代が相手だから極端に外々を走らされたり大きな不利を受けない限りはスタミナ切れで垂れるということはないだろう。それ以上に心配なのは、昨年のリアファルや今年の桜花賞でのメジャーエンブレムのように、大舞台だと後手に回ることが多いルメール騎手で、折り合い懸念があるサトノダイヤモンドならばなおさらその心配をせざるを得ない。

ミッキーロケット
Nureyev4×4、ラストタイクーン≒Caerleon3×3、Mill Reef≒Riverman5×5という相似配合系で、La Troiennneの血も豊富だからパワーも兼備だが、前走をみると、Mill Reefをクロス、ニアリークロスしたキンカメ産駒(ローズキングダムタガノグランパ)のように外回り向きの斬れ味に富んだタイプだろう。前走は、サトノダイヤモンドの池江師がコメントしているように、何度やっても勝つことはなかったと思うが、レッドエルディスト級程度に力を付けたことは示した。ただ、直線平坦の京都替わりは良いものの穴人気は必至だし、距離不安もある。鞍上もこういう末脚に長けたタイプが合うわけでもないからヒモまで。

レッドエルディスト
マイニングとNever bendを通じるLa Troiennneクロスで肩が立ったピッチ走法だが、Darshaanやクリスタルパレスといった仏血が多い「持続斬れ」のタイプ。春より前で競馬ができるようになっており、これは腰がパンとしてきたからだろう。ダービーでも目先の好走にとらわれずに自分の競馬を崩さなかったことがプラスに出ているし、こういう育成の仕方は四位騎手らしい。距離延長はプラスで、まだ筋力が付き切っていないから直線が平坦というのも良さそう。良くも悪くも自分の形は崩さないだろうから勝ち切るイメージは湧かないが、馬券圏内に好走するイメージは強く湧く。

エアスピネル
この牝系らしい小刻みなピッチ走法だから、中距離ならば武器はコーナリングで他馬との差を広げたいクチ。皐月賞は完成度の高さとそのコーナリングの巧さでの4着、見せ場十分の4着だったダービーはスローペースの恩恵があった。しかし、パワーや距離適性というのは時とともに発現してくるものだから、夏を超えてさらに距離適性は縮むだろうし、3000mのこの枠(7枠13番)ではさすがに手が出せない。

カフジプリンス
 レース振りからも分かるようにワンペースな馬で、トニービンやRobertoのスタミナが伝わっているようだ。ただ走法はRobertoや母のBlue Eyed Momo≒Busanda6×5のWar AdmiralとLa Troiennneパワーの影響が強い掻き込んだ走りをしている。距離延長◎且つ最内枠だから買いたくなる気持ちも分かるが、あえて懸念材料を並べてみたい。まずは、走法的に下り坂が下手そうなことだろう。次にハーツクライ産駒はトニービンの影響により後躯で走るから、直線に坂がない京都で後躯のパワーを使えない天皇賞(春)ではカレンミロティックシュヴァルグランフェイムゲームらが勝ち切れていない (もちろん、だから2.3着候補というのもあるのだが)。ハーツクライ産駒でいうことでもう1点挙げると、そもそも菊花賞に出走したのがウインバリアシオンワンアンドオンリーだけで、基本的にハーツのトニービン譲りの成長力というのはシュヴァルグランジャスタウェイアドマイヤラクティも、古馬になってからこそだから、菊で勝負になるには春クラシックで勝負になっているほどの完成度の高さがないと厳しいのではないかとも思っている。ちょっと今回に関しては、分かり易過ぎる狙いだから逆に怖いのだ。

レインボーライン
細かい配合は、下記のブログで記事にしたが、ノーザンテースト≒Vice Regent4×4・5で、母系に名血Alycidonも入るので、「ノーザンテースト増幅」というステイゴールド産駒の絶対的なポイントを押さえている配合。ブログで書いたようにそのほかの部分も素晴らしいから、夏を越えて神戸新聞杯で◎を打ちたいとずっと思ってきた。そんな馬が、早熟性とスピードが求められる3歳春のマイル重賞を制するあたりに大物の相を感じる。前走の札幌記念は明らかに1頭抜けた末脚を使ったし、これはいよいよGI級へと進化した可能性がある。
http://derby6-1.hatenablog.com/entry/2016/10/21/235419

シュペルミエール
 母母がラフォルジュルネアーデントシャルールなどを産んだ優秀なグレイトフィーヴァーで、仏血過多だから、牝馬ならシャルールのようにメリハリのある脚を使うタイプになるが、牡馬だとアーデントのようにダラーとした脚を使うタイプになり易い。また、ステイゴールドは、Princely Gift的な柔らかさも伝えるから、カフジプリンス欄で先述したようにトニービンを内包するハーツクライとは異なり、ゴールドシップフェイムゲームのように京都の長丁場で勝ち切ることができる。鞍上も昨年キタサンブラックで神騎乗をみせた北村宏騎手で枠順も昨年と同じ。面白い1頭。

ウムブルフは、母系に異系(Monsun)が入るから独特の柔らかさを持ち、京成杯皐月賞に出走したが本質的には広いコースでこその馬だ。鞍上も馬群を割ったり、ラチ添いが巧い浜中騎手だしナシではない。

イモータルは、マンハッタンカフェ×Acatenangoという独血を含む馬同士の組み合わせで興味深い配合。調教の動きもいつも良いが、なんといっても気性面がネック。

コスモジャーベもスタミナは十分で、ソングオブウインドとの父子制覇ならば大快挙だが、それには内枠が必要だった。

サトノエトワールは承知の通り速い上りが使えない馬だが、シュペルミエール同様母系が仏血で、こういうタイプはレーヴドリアンレプランシュのように京都外回りは合っているので、カレンミロティック的早仕掛けでアッと言わせ…さすがに厳しいか。

アグネスフォルテはAureole≒Alycidon7×7譲りの気性の難しさがあるから揉まれ弱いが、それは京都新聞杯のような粘りと表裏一体のもの。アグネスタキオンを輩出したイコマエイカン→アグネスレディーのアグネス牝系でそのタキオンを管理した長浜調教師最後の菊。単勝を握りしめたい気持ちだ。

プロディガルサンリアルスティールとは違いディープ×Storm Catらしい柔らかさが残るから距離は持ちそうで、3歳時のサトノアラジン(直線で詰まらなければ面白かった)くらい走れそうな気がしてたが8枠では厳しい。

ジュンヴァルカンはミルコ騎手の先行が怖いが、配合的にHyperionが入るトニービンと同質の斬れ方だから京都よりは直線に坂がある阪神・東京でこそだろう。


【まとめ】
ディーマジェスティサトノダイヤモンド
2列目筆頭・・・レッドエルディスト
穴・・・レインボーラインウムブルフ
爆穴・・・アグネスフォルテ


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年10月15日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第215回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~府中牝馬ステークス G2
閲覧 1,070ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさんこんにちは!

本日は東京11R「府中牝馬ステークス G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、マジックタイムから1.0ポイント差(約1馬身差)内のスマートレイアーまでの2頭。
第2グループ(黄)は 、シュンドルボンから1.0ポイント差(約1馬身差)内のクイーンズリングカフェブリリアントまでの3頭。
第3グループ(薄黄)は、アスカビレンから同差内のハピネスダンサーシャルールの3頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

マジックタイムスマートレイアーの2頭が、3位以下を2ポイントほど引き離す配置に。下位にもところどころ開きが生じていて、少頭数にしては比較的メリハリの効いたメンバー構成であることが窺えます。

そんな中、今回の私の◎はシュンドルボンとします。芝1800ではパーフェクト馬券の戦績や、前走56キロを背負っての内容を評価しました。今回頭数も手ごろでスローな流れになりそうで、この馬には向くのではないかと見ています。1週前追い切りはイマイチに見えましたが、最終追切では好内容に映りましたし十分に仕上がったとみて休み明け初戦から期待しています。東京1800で上りの速いレースを想定しての本命視。また、この辺りに凄馬出馬表上位2頭を逆転できる可能性を秘めているとみています。
○はカフェブリリアント。リピーターレースの側面もある府中牝馬Sということで期待。昨年は55キロを背負って大外枠から、掛かりながら終始外々を回され直線では大外を伸びての3着。正直、リピーター狙いとはいえ、6歳以上馬が大苦戦でもあるレース傾向と照らし合わせると扱いに迷いましたが、人気もそこそこでしょうし狙ってみます。
▲はマジックタイム。こちらはどちらかというと少し上がり掛かってくれたほうが良さそうですが鞍上込みで期待。先週までの差し馬場が続いているようなら当然外せない1頭ではないでしょうか。
☆にシャルール。同条件の初音Sを評価しました。ただこちらもスローになった場合◎と違って少し不安ありとみています。それでも能力は確かだと思っているので、極端な上り勝負にならなければ......。
以下、△にクイーンズリングスマートレイアーハピネスダンサーアスカビレンシングウィズジョイと印を打ちます。
今回の私の馬券は、◎からの馬単と◎○2頭軸からの3複で勝負としたいと思います。


【馬単流し】
◎→印
10→1,2,5,6,7,9,12,13(8点)
【3複流し軸2頭】
◎○=印
5,10=1,2,6,7,9,12,13(7点)

計15点

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2016年10月12日(水) 17:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2016年10月12日号】週末メイン「1点」分析EXTRA編(16)
閲覧 2,132ビュー コメント 0 ナイス 1

週末のメイン競走を、伊吹雅也プロがある一つのデータに注目して分析する人気コーナー。
<<さらにプラス1!>>データも交え今週末のあなたの予想をバックアップする、ウマニティ会員専用コラムを是非ご活用下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


▼2016年10月15日(土) 東京11R 府中牝馬ステークス
【“同年、かつJRA、かつ4コーナー通過順が10番手以内だった重賞かオープン特別”において4着以内となった経験の有無別成績(2011年以降)】
●あり [5-5-5-28](複勝率34.9%)
●なし [0-0-0-33](複勝率0.0%)
→2010年以前を含め、基本的には実績馬が強いレース。また、極端に先行力が低い馬も苦戦していました。特別登録を行った馬のうち、“2016年、かつJRA、かつ4コーナー通過順が10番手以内だった重賞かオープン特別”において4着以内となった経験があるのは、カフェブリリアントクイーンズリングシャルールシュンドルボンスマートレイアーマジックタイムの6頭です。


▼2016年10月16日(日) 京都09R もみじステークス
【血統別成績(2014年以降)】
●父がサンデーサイレンス系種牡馬 [1-2-2-3](複勝率62.5%)
●父がサンデーサイレンス系以外の種牡馬 [1-0-0-10](複勝率9.1%)
→2014年に“復活”したばかりのレースですが、ここ2回の結果を見る限りではサンデーサイレンス系種牡馬の産駒を重視した方が良さそう。なお、父がサンデーサイレンス系種牡馬、かつ出走数が2戦以上だった馬は2014年以降[1-2-2-0](複勝率100.0%)とさらに安定しています。


▼2016年10月16日(日) 新潟11R 信越ステークス
【前走の着順別成績(2012~2013年、2015年)】
●5着以内 [3-1-2-7](複勝率46.2%)
●6着以下 [0-2-1-35](複勝率7.9%)
→開催がなかった2014年を除く2012年以降は、前走好走馬が圧倒的に優勢。波乱の決着が続いているレースではあるものの、大敗からの一変はあまり期待できません。

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1:
  hironish   フォロワー:3人 2014年9月5日(金) 22:03:44
http://umanity.jp/circle/topic_detail.php?kbn=0&id=d7e7f599a6&topicid=2916bdad92

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2018年3月10日中山牝馬ステークス G313着
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