ストレイトガール(競走馬)

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ストレイトガール
ストレイトガール
写真一覧
抹消  鹿毛 2009年3月12日生
調教師藤原英昭(栗東)
馬主廣崎利洋HD 株式会社
生産者岡本牧場
生産地浦河町
戦績31戦[11-4-3-13]
総賞金54,542万円
収得賞金23,000万円
英字表記Straight Girl
血統 フジキセキ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ミルレーサー
ネヴァーピリオド
血統 ][ 産駒 ]
タイキシャトル
フューチャハッピー
兄弟 アスクジョーダンアスクエピソード
市場価格
前走 2016/05/15 ヴィクトリアマイル G1
次走予定

ストレイトガールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1871317.771** 牝7 55.0 戸崎圭太藤原英昭 466
(+2)
1.31.5 -0.433.4⑪⑩ミッキークイーン
16/04/09 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 138135.939** 牝7 56.0 戸崎圭太藤原英昭 464
(-6)
1.33.9 0.834.8スマートレイアー
15/12/13 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 13--------9** 牝6 55.5 戸崎圭太藤原英昭 470
(--)
1.09.7 1.0----ペニアフォビア
15/10/04 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16124.411** 牝6 55.0 戸崎圭太藤原英昭 462
(0)
1.08.1 -0.133.1⑧⑨サクラゴスペル
15/09/13 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 166124.434** 牝6 55.0 戸崎圭太藤原英昭 462
(+2)
1.07.8 0.033.2⑧⑧アクティブミノル
15/05/17 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 183514.151** 牝6 55.0 戸崎圭太藤原英昭 460
(0)
1.31.9 -0.033.0⑤⑤ケイアイエレガント
15/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 188185.1113** 牝6 55.0 岩田康誠藤原英昭 460
(+3)
1.09.7 1.234.7⑫⑫エアロヴェロシティ
14/12/14 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 14--------3** 牝5 55.5 岩田康誠藤原英昭 457
(--)
1.08.7 0.2----AEROVELOCITY
14/10/05 新潟 11 スプリンタS G1 芝1200 18593.622** 牝5 55.0 岩田康誠藤原英昭 466
(+10)
1.08.9 0.134.2⑨⑩スノードラゴン
14/06/22 函館 11 函館SS G3 芝1200 14221.6111** 牝5 56.0 岩田康誠藤原英昭 456
(0)
1.09.1 0.634.9ガルボ
14/05/18 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 181113.763** 牝5 55.0 岩田康誠藤原英昭 456
(+2)
1.32.4 0.133.2⑨⑪ヴィルシーナ
14/03/30 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18592.613** 牝5 55.0 岩田康誠藤原英昭 454
(+2)
1.12.9 0.737.0⑦⑧コパノリチャード
14/02/02 京都 11 シルクロード G3 芝1200 16125.221** 牝5 55.0 岩田康誠藤原英昭 452
(+6)
1.07.4 -0.433.0レディオブオペラ
13/12/08 中京 11 尾張S OP 芝1200 187152.911** 牝4 55.0 吉田隼人藤原英昭 446
(-2)
1.08.6 -0.233.5⑥⑥モグモグパクパク
13/08/25 函館 11 キーンランド G3 芝1200 166113.712** 牝4 54.0 田中勝春藤原英昭 448
(+4)
1.11.7 0.036.0⑩⑧フォーエバーマーク
13/08/11 函館 11 UHB賞 OP 芝1200 12113.121** 牝4 54.0 吉田隼人藤原英昭 444
(-2)
1.10.4 -0.034.7⑥⑥ファインチョイス
13/07/20 函館 11 函館日刊S杯 1600万下 芝1200 156104.521** 牝4 55.0 岩田康誠藤原英昭 446
(0)
1.08.1 -0.334.5⑤⑤アットウィル
13/07/13 函館 11 函館スポニチ 1000万下 芝1200 9111.711** 牝4 55.0 岩田康誠藤原英昭 446
(0)
1.09.3 -0.134.2ユールフェスト
13/06/23 函館 9 3歳以上500万下 芝1200 168162.011** 牝4 55.0 田中勝春藤原英昭 446
(-14)
1.08.4 -0.434.5モエレフルール
13/06/16 函館 8 3歳以上500万下 芝1200 168162.212** 牝4 55.0 岩田康誠藤原英昭 460
(+22)
1.08.1 0.034.2ユールフェスト

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ストレイトガールの関連ニュース

まだまだ暑い日が続くが、今週から秋競馬がスタート。中京の日曜メインは産経賞セントウルSだ。今春のヴィクトリアマイルで14番人気の低評価を覆してGⅠ初制覇を飾ったテンハッピーローズ(牝6)が始動。この後は米GⅠ・BCマイル(11月2日、デルマー、芝1600メートル)に遠征予定。なぜここから始動なのか? 管理する高柳大輔調教師(47)=栗=を直撃した。(聞き手・北池良輔)

──前走のヴィクトリアマイルでGⅠ初制覇

「本当にうれしかったですね。あの馬の力を最大限に引き出してくれた津村騎手には、本当に感謝しています」

──6歳にしてつかんだ頂点だった

「メンバーがそろっていたから、人気はないだろうなと思っていました(14番人気)。だから、むしろ気楽に挑めましたね。でも、この馬は調教で本当にいい動きをしますし、着順は悪くても、いい内容の競馬をずっとしていましたから。常にどこかでいい成績を出してあげたいなと思っていました。大舞台で花開いてくれたのは、うれしかったですね」

──米国遠征を控えて秋初戦に産経賞セントウルSを選んだのは

「大目標であるBCマイルの前に一度、使っておきたいと思い、逆算して候補を絞りました。理想は左回りのマイルだったのですが、ちょうどいいレースがなくて。左回りで流れは速い方がいいということで、ここから始動することになりました」

──1200メートルは新馬戦V以来

「GⅠを勝っていますが、1200メートルは挑戦という形になります。流れが速くなるのでBCに向けて、いい予行演習になると思います。ただ、前哨戦とはいえ、使うだけではなくチャンスはあると思っていますよ」

──夏の休養期間で何か変化はあったか

「特に大きな変化はありません。年齢も年齢なので、変わりないですね。むしろ、変わりないことが、いいことだと思います」

──ここまでの調整過程は

「1週前の段階では太め感があって、動きも重たいように思いました。気持ち的には前走のような仕上げまで持っていきたいです」

──改めてこの馬のセールスポイントは

「若いころから、最後の脚は本当にいいものがありました。それが年齢を重ねても鈍っていない。持ち味が発揮できるかできないかは、流れが鍵を握っています」

──5月にはテーオーパスワードケンタッキーダービーに挑み5着。世界に目を向けている

「開業当初から世界に向かって競馬をしたいという気持ちはありました。ただ、そういう挑戦ができる馬は、まず国内で成績を残さないといけませんからね。そんな馬が厩舎にいることに、改めて感謝したいです」

──最後に今回に向けた意気込みを

「久々の1200メートルですけど、前走と同じような流れになれば、チャンスはあると思っています。しっかり調整していけば、いい成績を残せると思っています」

■高柳 大輔(たかやなぎ・だいすけ)1977(昭和52)年6月7日生まれ、47歳。北海道出身。2003年にJRA競馬学校厩務員課程に入学。同10月に栗東・大久保龍志厩舎で厩務員となり、同11月から調教助手。05年から同・安田隆行厩舎に所属。17年に調教師免許を取得し、18年に栗東で開業。同年4月8日の阪神3R(アドバンスマルス)で初勝利。21年アンタレスS(テーオーケインズ)で重賞初勝利。同年チャンピオンズC(同)でGⅠ初制覇。2日現在、JRA通算1662戦148勝(うち重賞はGⅠ2勝を含む6勝)。

★ブリーダーズカップ(BC)マイルとは

BCは米国で年に一度開催される競馬の祭典。さまざまなカテゴリーのGⅠを一度に実施する。世界各地のGⅠがチャレンジ競走に指定されていて、ヴィクトリアマイルは3歳以上牝馬限定のフィリー&メアターフのチャレンジ競走だが、距離が芝2200メートルのため、適性を考慮してマイル(芝1600メートル)に挑戦することになった。過去に日本馬は3頭が出走し、昨年のソングラインの5着が最高成績。

★2年ぶり中京開催

秋競馬の開幕重賞として、阪神競馬場で行われている産経賞セントウルS。今年は阪神や京都競馬場の改修工事の影響で、2年ぶりに中京競馬場で行われる。ヴィクトリアマイル(VM)からの直行組では、2021年にVM6着レシステンシアが優勝。VM勝ち馬では15年ストレイトガールが4着だった。ストレイトガールはここをステップに、同年のスプリンターズSを制覇。テンハッピーローズも米国遠征に弾みをつける。

【ヴィクトリアMの注目点】春の古馬牝馬女王決定戦! JRA4500勝まであと「2」の武豊騎手はナミュールでウオッカ以来の勝利狙う 2024年5月7日(火) 17:05

★今年は史上最少頭数で実施 GI馬2頭を含む15頭が登録

今年のヴィクトリアマイルには、2022年の秋華賞勝ち馬スタニングローズ(5歳、栗東・高野友和厩舎)、昨年のマイルCS勝ち馬ナミュール(5歳、栗東・高野友和厩舎)と2頭のGI馬を含む15頭が登録している。ヴィクトリアマイルは今年で19回目を迎えるが、これまでに出走頭数が最も少なかったのは20年、23年の16頭で、今回はレース史上最も少ない頭数で実施されることになるが、どのような結果になるだろうか。なお、スタニングローズとナミュールはこれまでに4回対戦しており、対戦成績は2勝2敗となっている。また、過去10年のヴィクトリアマイルは、1番人気馬が2勝、2着2回(勝率.200、連対率.400)という成績だが、アーモンドアイが制した20年以降、GI馬が4連勝している。

武豊騎手との新コンビで参戦予定 ナミュールはドバイターフ2着以来の出走

ナミュール(5歳、栗東・高野友和厩舎)は昨年の秋以降、富士S1着、マイルCS1着、香港マイル3着、ドバイターフ2着と国内外の牡牝混合戦で好走を続けており、牝馬限定戦への出走は昨年のヴィクトリアマイル(7着)以来1年ぶりとなる。今回、ナミュールはテン乗りとなる武豊騎手とのコンビで出走する予定だが、昨年のマイルCSに続くGI2勝目を挙げることができるだろうか。Vなら、武豊騎手は2009年ウオッカ以来15年ぶり2回目のヴィクトリアマイル制覇となる。なお、ヴィクトリアマイルでは、前走で牡牝混合戦に出走していた馬が20年アーモンドアイから4年連続で勝っており、前走で海外のレースに出走していた馬は3勝、2着2回(勝率.300、連対率.500)という成績を挙げている。

★最多勝の(有)サンデーレーシング 今年はスタニングローズ、ウンブライルを登録

馬主の(有)サンデーレーシングは、2010年ブエナビスタ、21年グランアレグリア、23年ソングラインで歴代最多のヴィクトリアマイル3勝を挙げている。昨年に続く連覇がかかる(有)サンデーレーシングの所有馬は、22年の秋華賞スタニングローズ(5歳、栗東・高野友和厩舎)、阪神牝馬S2着のウンブライル(4歳、美浦・木村哲也厩舎)の2頭が登録しているが今年もヴィクトリアマイルを制すことができるだろうか。

ウンブライルは通算8戦2勝という成績だが、2勝はいずれも芝1400メートル戦で挙げたもので、芝1600メートルでは重賞で3度の2着があるものの6戦0勝という成績だ。芝1600メートル戦末勝利の馬がヴィクトリアマイルを勝てば、15年ストレイトガール以来9年ぶりとなるが、ウンブライルは芝1600メートル戦初勝利をGIで挙げることができるだろうか。

★池添謙一騎手&川田将雅騎手 牝馬限定JRA・GI完全制覇なるか

池添謙一騎手と川田将雅騎手は、ヴィクトリアマイルを勝てば、現在JRAで実施されている牝馬限定GI6レースの完全制覇となる。同記録はこれまでに武豊騎手、蛯名正義元騎手、C・ルメール騎手の3人が達成しているが、池添騎手、川田騎手はヴィクトリアマイル初勝利を挙げて牝馬限定JRA・GI完全制覇を遂げることができるだろうか。なお、池添騎手はテン乗りとなるハーパー(4歳、栗東・友道康夫厩舎)、川田騎手はウンブライル(4歳、美浦・木村哲也廐舎)に騎乗する予定となっている。

★歴代最多タイの3勝をマーク C・ルメール騎手&戸崎圭太騎手

C・ルメール騎手と戸崎圭太騎手は、歴代最多タイのヴィクトリアマイル3勝を挙げている。今年のヴィクトリアマイルでは、ルメール騎手がフィアスプライド(6歳、美浦・国枝栄厩舎)、戸崎騎手はライラック(5歳、美浦・相沢郁厩舎)に騎乗する予定だが、同レース4勝目を挙げることができるだろうか。なお、戸崎騎手は、昨年のヴィクトリアマイルソングラインに騎乗して制しており、ストレイトガールとのコンビで連覇した2015・16年以来自身2度目のヴィクトリアマイル連覇がかかる。

フィアスプライドは今年初戦の中山牝馬Sで1番人気に支持されたものの9着に敗れ、ライラックは今年初戦の阪神牝馬Sで11頭立ての10着に敗れている。過去10年のヴィクトリアマイル勝ち馬のうち、14年ヴィルシーナ、15・16年ストレイトガール、19年ノームコア、20年アーモンドアイ、23年ソングラインは前走7着以下から巻き返して勝利を挙げているが、フィアスプライドライラックは今年2戦目のヴィクトリアマイルで巻き返すことができるだろうか。

★4勝を挙げるディープインパクト産駒 歴代単独最多のJRA・GI72勝目なるか

種牡馬ディープインパクトの産駒は、フジキセキ産駒と並ぶ歴代最多タイのヴィクトリアマイル4勝を挙げている。ディープインパクト産駒は、今年のヴィクトリアマイルフィアスプライド(6歳、美浦・国枝栄厩舎)が登録しているが、単独トップのヴィクトリアマイル5勝目を挙げることができるだろうか。なお、ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス産駒と並ぶ歴代最多タイのJRA・GI71勝を挙げており、フィアスプライドヴィクトリアマイルを勝てば、歴代単独最多のJRA・GI72勝目となる。

また、フィアスプライドを管理する国枝栄調教師は、グレード制が導入された1984年以降の牝馬限定JRA・GIで松田博資元調教師と並ぶ最多タイの12勝を挙げており、ヴィクトリアマイルは2011年アパパネ、20年アーモンドアイで2勝を挙げている。

★16年ぶりの勝利がかかる社台ファーム生産馬 マスクトディーヴァテンハッピーローズが出走予定

今年のヴィクトリアマイルには、阪神牝馬Sを制したマスクトディーヴァ(4歳、栗東・辻野泰之厩舎)、同6着のテンハッピーローズ(6歳、栗東・高柳大輔厩舎)と2頭の社台ファーム生産馬が登録している。ヴィクトリアマイルが創設された2006年以降、社台ファーム生産馬は毎年出走しているが、06~08年に3連覇して以降は勝利から遠ざかっている。ヴィクトリアマイル勝ち馬の前走を見ると、阪神牝馬S組は最多の5勝を挙げているが、今年の社台ファーム生産馬は勝利を挙げることができるだろうか。なお、マスクトディーヴァが勝てば、同馬を管理する辻野泰之調教師はJRA・GI初制覇となる。

武藤善則調教師はモリアーナを登録 開業22年目でJRA・GI初制覇なるか

阪神牝馬S3着のモリアーナ(4歳)を管理する武藤善則調教師(美浦)には、JRA・GI初制覇がかかる。同調教師は2003年の開業以来16回JRA・GIに挑戦して14年オークスの4着が最高成績となっているが、開業22年目で初のビッグタイトルを獲得することができるだろうか。

また、モリアーナに騎乗予定の横山典弘騎手は、レース当日の年齢が「56歳2力月20日」で、武豊騎手が持つJRA・GI最年長優勝記録「54歳9力月10日」の更新がかかる。同騎手は今年の中山記念で自身の持つJRA重賞最年長優勝記録を「56歳3日」に更新しているが、JRA・GIの最年長優勝記録も更新することができるだろうか。

★逃げた時の成績は3戦3勝 コンクシェル&岩田望来騎手の戦法は?

コンクシェル(4歳、栗東・清水久詞厩舎)は通算16戦5勝という成績だが、逃げた時の成績は3戦3勝で、前走の中山牝馬Sでは逃げ切りで重賞初制覇を遂げている。コンクシェルには、ヴィクトリアマイル初騎乗となる岩田望来騎手が前走に続いて騎乗する予定だが、今回はどのような戦法で臨むだろうか。なお、今年で19回目を迎えるヴィクトリアマイルにおいて、逃げ切り勝ちをおさめた馬は2014年ヴィルシーナだけだ。

コンクシェルは5月7日現在、JRA種牡馬成績で首位に立つキズナの産駒だ。昨年のヴィクトリアマイルは同産駒のソングラインが勝っており、コンクシェルが勝てば、キズナ産駒によるヴィクトリアマイル連覇となる。

★今年のJRA古馬牝馬重賞は関西馬が全勝 連勝ストップ狙う関東勢は7頭が出走予定

2006年に創設されたヴィクトリアマイルは今年で19回目を迎えるが、過去18回の年齢別勝利数は、4歳馬が9勝、5歳馬が7勝、6歳馬、7歳馬が各1勝で、6歳以上馬の勝利は15・16年に6歳・7歳で連覇したストレイトガールだけとなっている。今年のヴィクトリアマイルには4歳馬が7頭、5歳馬が6頭、6歳馬が2頭の計15頭が登録しているが、勝利を挙げるのはどの馬だろうか。なお、今年実施されたJRA古馬牝馬重賞5レースの結果を見ると、すべて関西馬が勝っており、4歳馬が4勝、5歳馬が1勝を挙げている。

今年のヴィクトリアマイルには関東馬が7頭、関西馬が8頭登録している。関東馬はウンブライル(4歳、美浦・木村哲也厩舎)、キタウイング(4歳、美浦・小島茂之厩舎)、フィアスプライド(6歳、美浦・国枝栄厩舎)、フィールシンパシー(5歳、美浦・小島茂之厩舎)、モリアーナ(4歳、美浦・武藤善則厩舎)、ライラック(5歳、美浦・相沢郁厩舎)、ルージュリナージュ(5歳、美浦・宗像義忠厩舎)が出走する予定で、いずれもGI初制覇がかかるが、JRA古馬牝馬重賞での関西馬の連勝を止めることができるだろうか。

★人馬ともにGI初挑戦! フィールシンパシー&横山琉人騎手

福島牝馬S2着のフィールシンパシー(5歳、美浦・小島茂之厩舎)は、ヴィクトリアマイルがGI初挑戦となる。同馬はヴィクトリアマイルの舞台となる東京・芝1600メートル戦で2戦1勝、2着1回と好成績を残している。フィールシンパシーに騎乗予定の横山琉人騎手も今回がGI初騎乗となるが、人馬ともに初めてとなるGIでどのような走りを見せるだろうか。なお、横山琉人騎手のレース当日の年齢は「21歳4力月5日」で、2007年に松岡正海騎手が記録したヴィクトリアマイル最年少優勝記録(22歳9力月26日)の更新がかかる。

フィールシンパシーを管理する小島茂之調教師には、2008年秋華賞ブラックエンブレム)、2009年エリザベス女王杯クィーンスプマンテ)に続くJRA・GI3勝目がかかる。同調教師は重賞2勝馬キタウイング(4歳)も登録しているが、久々のビッグタイトル獲得となるだろうか。ちなみに、小島茂之調教師はJRA・GI初制覇となった2008年秋華賞でも2頭出しで臨んでおり、今回は同レース以来2回目のJRA・ GIでの2頭出しとなる見込みだ。

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21、22日函館競馬場でストレイトガールの娘など8頭の2歳馬がゲート合格 2023年6月22日(木) 12:47

6月21日(水)、22日(木)の函館競馬場では、2歳馬8頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

▷6月21日(水)

ドレープサンライズ(母フォローハート、牝、河内洋

リケアヴィオレ(母ダルトヴィラ、牡、蛯名利)

▷6月22日(木)

タヌキダンス(母タケショウメーカー、牡、木原一)

クレオールの2021(牡、杉山佳)

スウィートアンドフローレスの2021(牝、小林真)

スズカシャンティーの2021(牝、飯田祐)

ストレイトガールの2021(牝、藤原英)=母はヴィクトリアマイル(2015&16年)、スプリンターズS・GⅠ3勝

レッドエレンシアの2021(牝、青木孝)

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【ヴィクトリア】ソングライン復活のV 安田記念から秋はBC遠征へ! 2023年5月15日(月) 05:44

4番人気のソングラインが直線で内から脚を伸ばし、連覇を狙った3番人気のソダシをアタマ差とらえてV。昨年の安田記念以来となるGⅠ・2勝目を挙げた。戸崎圭太騎手(42)=美浦・田島俊明厩舎=は、このレース最多タイの3勝目。今後は連覇が懸かる安田記念(6月4日、東京、GⅠ、芝1600メートル)を視野に入れる。1番人気のスターズオンアースは直線で伸びあぐねて3着に終わった。



レース前に突如降り出したスコールが、青鹿毛の馬体をより一層輝かせた。ソングラインが昨年の安田記念以来となるGⅠ・2勝目をゲット。2015、16年にストレイトガールで連覇して以来、史上最多タイのヴィクトリアマイル3勝目を挙げた戸崎騎手は、満面の笑みを浮かべながら馬の首筋をポンポンとたたいてねぎらった。

「人気馬を見る形で行けましたし、最後はしっかり反応して伸びてくれました。海外から帰ってきてしっかり結果を出す。素晴らしい馬だなと思います」

道中は中団のインを追走。内めの荒れた馬場を苦にすることなく抜群の手応えで直線へ向くと、スターズオンアースが外に進路を取ったため、前がぽっかりとあいた。「あまり内は…と思っていましたけど、バランス良く走れていたので、馬を信じて内へ行きました」。これが勝利への道だった。上がり3ハロン33秒2の強烈な末脚を発揮。粘るソダシをアタマ差でとらえ、昨年5着のリベンジを果たした。

勝利の裏には陣営の大きなチャレンジがあった。安田記念を勝利して以降、産経賞セントウルS5着、1351ターフスプリント10着と惨敗。林徹調教師は「何とか巻き返さなければ」と、これまでで一番の調教量を課した。新コンビの戸崎騎手には、3週連続での追い切り騎乗を依頼。極限まで負荷をかけ、馬を鍛え抜いた。「これが結果につながるように、と祈るような気持ちでした。喜びというか、安堵(あんど)というか…。勝てて本当によかったです」と東大卒の気鋭トレーナーは感無量の面持ちだ。

マイル女王の輝きを取り戻し、次に見据えるのは08、09年ウオッカ以来の安田記念連覇。そして、昨年は喉の腫れによって断念したブリーダーズカップマイル(11月4日、アメリカ=サンタアニタパーク、GⅠ、芝1600メートル)を目指す。今年こそは世界の頂へ。華麗なる復活を遂げた淑女が、新たな時代に足跡をつけに行く。(綿越亮介)

ソングライン 父キズナ、母ルミナスパレード、母の父シンボリクリスエス。青鹿毛の牝5歳。美浦・林徹厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績14戦6勝(うち海外2戦1勝)。獲得賞金5億8105万5300円(うち海外1億352万9300円)。重賞は2021年GⅡ富士S、22年サウジアラビアGⅢ・1351ターフスプリント、GI安田記念に次いで4勝目。ヴィクトリアマイル林徹調教師が初勝利。戸崎圭太騎手は2015、16年のストレイトガールに次いで3勝目。馬名は「オーストラリアに伝わる道の名。祖先の足跡」。

ヴィクトリアMアラカルト】

戸崎圭太騎手 このレース3勝目はクリストフ・ルメール騎手と並び騎手の最多勝。JRA・GⅠは2021年秋華賞アカイトリノムスメ)以来で、通算10勝目。JRA重賞はダービー卿チャレンジT(インダストリア)以来で今年4勝目、通算68勝目。JRA・GⅠをテン乗りで勝利したのは15年の当レース(ストレイトガール)以来で、通算4回目。

林徹調教師 JRA・GⅠは22年安田記念以来で、通算2勝目。重賞も22年安田記念以来で、通算6勝目。これで5年連続のJRA重賞勝利となった。

キズナ産駒 延べ8頭の出走で初勝利。これまでの最高は22年(ファインルージュ)の2着。JRA・GⅠは22年安田記念以来で、通算3勝目。重賞は福島牝馬Sステラリア)以来で今年2勝目、通算20勝目。

★馬主(有)サンデーレーシング 21年(グランアレグリア)以来で、通算3勝目。これは馬主の単独最多勝。JRA・GⅠは桜花賞リバティアイランド)以来で今年2勝目、通算69勝目。重賞はマイラーズCシュネルマイスター)以来で今年5勝目、通算227勝目。

★生産者ノーザンファーム 19年(ノームコア)から5年連続で、通算10勝目。JRA・GⅠは天皇賞・春ジャスティンパレス)以来で今年3勝目、通算188勝目(他にJ・GⅠ3勝)。重賞は前日の京王杯スプリングCレッドモンレーヴ)に続く今年18勝目、通算779勝目。

★関東馬の勝利 21年以来。通算成績は関東馬8勝、関西馬10勝。

★馬番⑥の勝利 21年以来で、単独最多の通算4回目。

★前年の安田記念優勝馬の勝利 09年(ウオッカ)、21年以来で、通算3回目。

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【重賞データ分析】ヴィクトリアマイル2023 トップ評価ナミュール 次点ソダシに、ほか3頭が減点無しで続く構図 2023年5月13日() 12:00


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【前走距離】
主要ステップレースの阪神牝馬Sが1600m施行となった、2016年以降(過去7年)の1~2着馬の前走使用距離を検証すると、いずれも1600m以上。まずは、マイル以上からの臨戦馬を重視したいところだ。

(減点対象馬)
ロータスランド ⑥ソングライン ⑧ララクリスティーヌ ⑫ナムラクレア

【キャリア】
2016年以降の2着以内馬14頭中13頭がキャリア17戦以内。例外は2016年の優勝馬ストレイトガールのみ(キャリア30戦)。同馬はヴィクトリアマイルで2014年3着→2015年1着のリピーター。過去の当レースで3着以内の好走経験がない、キャリア18戦以上の馬は強調しづらい印象を受ける。

(減点対象馬)
ロータスランド ⑦イズジョーノキセキ ⑨クリノプレミアム

【前走成績】
2016年以降の1~2着全馬が前走1ケタ着順だった。なお、前走がG1以外で2着以下、かつ1位入線馬とのタイム差が0秒5以上だった馬の好走(3着以内)は、先述したリピーターホースのストレイトガール(2016年1着)だけ。気に留めておきたい傾向だ。

(減点対象馬)
ソングライン ⑦イズジョーノキセキ ⑬ディヴィーナ ⑮ルージュスティリア

【近走成績】
2016年以降、過去のヴィクトリアマイルで3着以内の好走経験があった馬を除くと、近2走とも5着以下に敗れていた馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。舞台実績に乏しく、勢いも欠く馬は「あって3着まで」の扱いが無難だろう。

(減点対象馬)
アンドヴァラナウト ⑤スタニングローズ ⑥ソングライン ⑬ディヴィーナ

【東京芝出走歴】
2016年以降の2着以内馬14頭のうち13頭に東京芝コースの出走歴があった。例外の1頭は左回りの重賞連対(2着以内)経験馬。相応の戦歴がないうえに、ヴィクトリアマイルが東京芝初出走という馬は疑ってかかりたい。

(減点対象馬)
サブライムアンセム

【重賞実績】
2016年以降の1~2着馬14頭中12頭が芝1600m以上の重賞ウイナー。残りの2頭には、芝マイルのG1で5着以内に入った経験があった。芝1600m以上の重賞未勝利、かつ芝マイルG1において善戦・好走歴がない馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ララクリスティーヌ ⑩サブライムアンセム ⑬ディヴィーナ ⑮ルージュスティリア


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、②スターズオンアース、③サウンドビバーチェ、⑪ナミュール、⑭ステラリア、⑯ソダシの5頭。

連軸候補のトップには、⑪ナミュールを挙げたい。2016年以降、前走東京組は【1.1.0.1】の好成績。また、前年の秋華賞連対(2着以内)馬は【0.3.1.2】と比較的堅実に駆けている。要注目の1頭だ。

過去7年【1.0.1.1】の前年度優勝馬に該当する、⑯ソダシを2番手評価。以下、②スターズオンアース、③サウンドビバーチェ、⑭ステラリアらが続く。

<注目馬>
ナミュール ⑯ソダシ ②スターズオンアース ③サウンドビバーチェ ⑭ステラリア

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【ヴィクトリアMの注目点】ソダシがD・レーン騎手と新コンビ結成!史上3頭目の連覇なるか? 2023年5月10日(水) 14:02

★史上3頭目のヴィクトリアマイル連覇なるか レーン騎手との新コンビで挑むソダシ

ソダシ(5歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、2013、14年のヴィルシーナ、15、16年のストレイトガールに続く史上3頭目のヴィクトリアマイル連覇を狙う。ソダシは昨年のヴィクトリアマイル優勝後は札幌記念5着、府中牝馬S2着、マイルCS3着という成績だったが、今年初戦となるヴィクトリアマイルで1年ぶりの勝利を挙げることができるか。ソダシにはデビュー以来すべてのレースで吉田隼人騎手が騎乗してきたが、今回はダミアン・レーン騎手との新コンビでの出走を予定している。なお、父クロフネ、母ブチコという血統のソダシがヴィクトリアマイルを勝てば、種牡馬クロフネの産駒は歴代最長タイの19年連続JRA重賞制覇となる。

★ソダシ、メイケイエールが2年1カ月ぶりに対戦 池添謙一騎手は牝馬限定JRA・GⅠ完全制覇に挑戦

ソダシ(5歳、栗東・須貝尚介厩舎)とメイケイエール(5歳、栗東・武英智厩舎)は、どちらも現役最多タイとなるJRA重賞6勝を挙げている。両馬は2歳時の阪神JF、3歳時の桜花賞で対戦しており、どちらもソダシが勝利を挙げたが、約2年1カ月ぶりの対戦となるヴィクトリアマイルではどちらに軍配があがるだろうか。なお、牝馬がJRA重賞で7勝を挙げれば史上12頭目となる。

メイケイエールは今年初戦の高松宮記念で12着に敗れており、巻き返しを狙う。メイケイエールに騎乗予定の池添謙一騎手は、ヴィクトリアマイルを勝てば武豊騎手、蛯名正義元騎手、クリストフ・ルメール騎手に続く4人目の牝馬限定JRA・GⅠ完全制覇となるが、メイケイエールをJRA・GⅠ初制覇に導くことができるだろうか。

★今年初戦の大阪杯はハナ差の2着 昨年の牝馬2冠馬スターズオンアース

昨年の桜花賞オークスを制したスターズオンアース(4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、ヴィクトリアマイルでGⅠ3勝目を狙う。スターズオンアースは初勝利を挙げたデビュー2戦目以降は牝馬限定戦に出走を続けてきたが、今年初戦となった前走の大阪杯で約1年半ぶりに牡牝混合戦に出走し、勝ったジャックドールからハナ差の2着に入った。スターズオンアースには、歴代最多のヴィクトリアマイル3勝を挙げているクリストフ・ルメール騎手が騎乗する予定だが、三つ目のGⅠタイトルを手にすることができるか。勝てば、所有する(有)社台レースホースは、ヴィクトリアマイルが創設された2006年(ダンスインザムード以来、17年ぶり2回目の制覇となる(※社台RHの所有馬はステラリア(5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)も登録)。

★東京芝1600メートル戦で2度目のGⅠ制覇なるか 戸崎圭太騎手との新コンビで挑むソングライン

ソングライン(5歳、美浦・林徹厩舎)は、東京・芝1600メートル戦で5戦3勝、2着1回という成績を挙げており、昨年の安田記念ではGⅠ初制覇を遂げている。ソングラインは昨年のこのレースでは5着に敗れたが、2年連続参戦となる今年は勝利を挙げるととができるか。なお、ソングラインは2月にサウジアラビアで実施された1351ターフスプリント10着以来の出走となる。

今回、ソングラインはテン乗りとなる戸崎圭太騎手とのコンビで出走を予定している。戸崎騎手はJRA・GⅠ9勝を挙げているが(※5月8日現在)、テン乗りの馬で3勝を挙げており、2015年のヴィクトリアマイルではテン乗りのストレイトガールを勝利に導いている。

★今年初戦の東京新聞杯はアタマ差の2着 GⅠ初制覇を狙うナミュール

ナミュール(4歳、栗東・高野友和厩舎)は、東京では3戦1勝、2着1回、3着1回とすべて3着以内に入っており、前走の東京新聞杯では勝ったウインカーネリアンからアタマ差の2着だった。ナミュールはこれまでGⅠに5回出走して、昨年の秋華賞2着が最高成績だが、悲願のGⅠ初制覇を遂げるととができるだろうか。

ナミュールを管理する高野調教師は、昨年の秋華賞スタニングローズ(4歳)もヴィクトリアマイルに登録している。ナミュールスタニングローズの2頭はこれまでに3回対戦しており、対戦成績はスタニングローズの2勝1敗だが、4回目の対戦はどちらが先着するのだろうか。なお、ナミュールには横山武史騎手、スタニングローズには坂井瑠星騎手が騎乗を予定している。

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ストレイトガールの関連コラム

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ヴィクトリアマイル】2012年以降の傾向

過去傾向から、U指数的"買い"データをお届するU指数分析コラム。

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<ポイント①>
・毎年のように荒れているが、指数上位馬が人気薄というケースが多く、U指数攻略がフィットするレース。指数1~5位の単勝回収率198.6%、複勝回収率119.0%。
(指数上位人気薄の好走例)
2013年 指数3位 マイネイサベル 5番人気3着
2014年 指数5位 ヴィルシーナ 11番人気1着
2014年 指数1位 ストレイトガール 6番人気3着
2015年 指数2位 ストレイトガール 5番人気1着
2015年 指数5位 ケイアイエレガント 12番人気2着
2016年 指数4位 ストレイトガール 7番人気1着
2018年 指数5位 ジュールポレール 8番人気1着

<ポイント②>
・低指数馬の台頭が多いためバッサリ切るのは危険だが、指数95.5未満の馬が2頭以上絡んだ年はない。低指数馬同士の2連勝馬券、低指数馬を2頭以上含む組み合わせの3連勝の馬券購入は控えるべき。

<ポイント③>
・指数順にバランスよく馬券に絡むのがこのレースの特徴。指数1~2位+指数3~5位+指数6位以下という組み合わせの3連複フォーメーションを購入した際の回収率は4734.9%。18番人気で3着に激走した2015年のミナレットが数字を引き上げていることは明白だが、この年を除いても回収率は121.6%と優秀。


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2019年5月6日(月) 10:30 【ウマニティ】
【U指数的分析】ヴィクトリアマイル2019
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ヴィクトリアマイル】2012年以降の傾向

過去傾向から、U指数的"買い"データをお届するU指数分析コラム。

○U指数についてもっと詳しく知りたい!という方はこちらをどうぞ


<ポイント①>
毎年のように荒れているが、指数上位馬が人気薄というケースが多く、U指数攻略がフィットするレース。指数1~5位の単勝回収率227.1%、複勝回収率128.9%。

(指数上位人気薄の好走例)
2013年 指数3位 マイネイサベル 5番人気3着
2014年 指数5位 ヴィルシーナ 11番人気1着
2014年 指数1位 ストレイトガール 6番人気3着
2015年 指数2位 ストレイトガール 5番人気1着
2015年 指数5位 ケイアイエレガント 12番人気2着
2016年 指数4位 ストレイトガール 7番人気1着
2018年 指数5位 ジュールポレール 8番人気1着

<ポイント②>
低指数馬の台頭が多いためバッサリ切るのは危険だが、指数95.5未満の馬が2頭以上絡んだ年はない。低指数馬同士の2連勝馬券、低指数馬を2頭以上含む組み合わせの3連勝の馬券購入は控えるべき。

<ポイント③>
指数順にバランスよく馬券に絡むのがこのレースの特徴。指数1~2位+指数3~5位+指数6位以下という組み合わせの3連複フォーメーションを購入した際の回収率は5418.8%。18番人気で3着に激走した2015年のミナレットが数字を引き上げていることは明白だが、この年を除いても回収率は142.1%と優秀。


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2018年5月7日(月) 10:30 【ウマニティ】
【U指数的分析】ヴィクトリアマイル
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ヴィクトリアマイル】2012年以降の傾向

過去傾向から、U指数的"買い"データをお届するU指数分析コラム。

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<ポイント①>
毎年のように荒れるレースだが、指数上位馬が人気薄というケースが多く、U指数攻略がフィットするレース。指数1~5位の単勝回収率200.3%、複勝回収率131.3%。

(指数上位人気薄の好走例)
2013年 指数3位 マイネイサベル 5番人気3着
2014年 指数5位 ヴィルシーナ 11番人気1着
2014年 指数1位 ストレイトガール 6番人気3着
2015年 指数2位 ストレイトガール 5番人気1着
2015年 指数5位 ケイアイエレガント 12番人気2着
2016年 指数4位 ストレイトガール 7番人気1着

<ポイント②>
低指数馬の台頭が多いためバッサリ切るのは危険だが、指数95.5未満の馬が2頭以上絡んだ年はない。低指数馬同士の2連勝馬券、低指数馬を2頭以上含む組み合わせの3連勝馬券の購入は控えたほうがいい。

<ポイント③>
指数順にバランスよく馬券に絡むのがこのレースの特徴。指数1~2位+指数3~5位+指数6位以下という組み合わせの3連複フォーメーションを購入した際の回収率は6314.4%。18番人気で3着に激走した2015年のミナレットが数字を引き上げていることは明白だが、この年を除いても回収率は147.9%と優秀。


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2017年5月9日(火) 18:00 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.25・G1ヴィクトリアマイル2017編~
閲覧 5,153ビュー コメント 0 ナイス 5



前回の~NHKマイルC編~では、「本来の先行策ならさらにやれる。桜花賞よりメンバー弱化で勝機十分。」(サラマッポプロ)や、「府中なら前走以上にやれる。今回は牡馬も一緒に走るが桜花賞より相手は楽になっている。上手くかみ合えば勝つチャンスは十分にある。」(スガダイプロ)とのアエロリット評をご紹介。また、人気で沈んだアウトライアーズへの「激戦続きで状態をキープできるのか半信半疑。」(加藤拓プロ)、「厩舎成績が芳しくない。マイルに矛先を向けた判断は間違いとみている。」(kmプロ)といった注目見解を掲載。貴重な情報が詰まった当コラムを、是非予想の参考に、人気馬の取捨検討などにお役立てください。それでは、今週も馬券的中へのヒントを探しにプロ予想家に迫って参りたいと思います。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125


本日のターゲットは、5/14(日)G1ヴィクトリアマイル
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓のオリジナルメンバーに加え、新たにkmを加えた6人の中から5人に登場してもらい、アノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て5/8(月)時点のものです。

●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近10年中9年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
加藤拓プロ・・・血統予想。血統的データを中心に、前回よりも今回の馬場に適性が向く馬を狙う予想スタイル。


●各馬へのコメント
ミッキークイーン
 河内一秀 秋華賞以降は勝ちきれないレースが続いていたけど、一昨年のジャパンカップや昨年の有馬記念では牡馬の一線級相手に善戦するなど安定的に能力の高さを見せていたね。そして前走の阪神牝馬Sで一年半ぶりの勝利を上げたわけだけど、指数的にも自己最高指数を更新していてさらに上昇中といった感じだね。
 加藤拓 血統的にも、ディープインパクト産駒は東京1600mを得意にしていますし、人気馬が確実に走っています。昨年も2着でリピーターレースの特徴には合ってくるのですが、その昨年は差し・追い込み馬が上位を占めた例外的なレース。例年は淡々と流れる展開が多く、先行馬、内枠馬がすっと抜け出し、スピードをキープしたまま走り切ってしまうことが多いG1です。そういう形になると、1着を取りこぼす可能性もありそうです。――去年がはたして好走なのか、取りこぼしなのか......。先週までの前が止まらない馬場も気になります。
 くりーく 今年は阪神牝馬Sを勝っての参戦ですが、その阪神牝馬Sは時計のかかる馬場で他の馬の切れる脚が鈍ったため差し切れた感じです。本質的には2000mぐらいが良い馬だと思いますので、パンパンの良馬場マイルだと実力で上位にはこれてもマイル適性の高い馬には敵わないと思っています。追い切りに関しては、いつも通り1週前にCWで併せて一杯に追われて先着。動きに関しては、追われてから首が上がり気味な走りから前へ出るような走りに変わっていて、状態はかなり良いです。状態面でも、上位にくるだけの出来で臨めると思います。
 スガダイ まあこの馬が中心だろうな。牝馬同士なら崩れる事はまず考えにくい。ただ、一本被りの人気になるだろうけど、頭鉄板とまでは言い切れないという印象。昨年のこのレースでは勝ったストレイトガールが強すぎたってのもあるけど0.4秒差の2着。そのストレイトガールの後ろを通ってロスなく運べていたから、その意味で着差以上の完敗だった。やっぱり、決してマイルがベストの馬ではないといったところなんじゃないかな。軸としては信頼していいと思うけど、1着固定はオススメできないかな。
 サラマッポ バランスの良い走法で、総合力が必要な東京コース向き。昨年も2着しているように今年も好走が期待できますね。道悪でも問題なく、馬券圏内は堅そうな印象です。

ジュールポレール
 加藤拓 この馬もミッキークイーンと同じようにディープ産駒で、配合的にはマイル戦線で期待ですね(半兄サダムパテック)。先行馬でスピードに乗って流れ込みを図れそうなところも悪くないです。ただ、キャリアも浅く、輸送も馬体重も心配。穴を開けるにしても、このレースのパターン的には隠れた実績馬か、もっと小回りのスピード競馬が得意そうな馬の方が期待値は高いですね。
 くりーく この馬は脚の回転が速くいかにもスピードタイプといった走りですね。昨年、一昨年の勝ち馬ストレイトガールと似たタイプの馬なので、前走のような馬場よりは時計の速い良馬場でスピードを生かしたいクチでしょう。1週前追い切りでもスピードのある走りで好成績の勢いは衰えていない感じです。直前の追い切りは毎回一杯に追ってくるので、そこでテンションを上げ過ぎてしまうと今回は関東への輸送があり当日イレ込んでしまうかもしれません。そのあたりはパドックを見て判断したほうが良いと思います。イレ込んでいなければ十分勝ち負けできる馬だと思いますよ。
 スガダイ 前走はちょっと驚いた。道悪は苦手なイメージがあったんだけど・・・

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2017年5月8日(月) 16:00 【ウマニティ】
【U指数的分析】ヴィクトリアマイル
閲覧 7,681ビュー コメント 0 ナイス 10

ヴィクトリアマイル

過去5年間の傾向から、U指数的"買い"データをお届するU指数分析コラム。

今週の対象レースはヴィクトリアマイルです。では早速参りましょう!

○U指数についてもっと詳しく知りたい!という方はこちらをどうぞ

<ポイント①>
・毎年のように荒れるレースだが、指数上位馬が人気薄というケースが多く、U指数攻略がフィットするレース。
(指数上位人気薄の好走例)
13年 指数3位 マイネイサベル 5人気3着
14年 指数5位 ヴィルシーナ 11人気1着
14年 指数1位 ストレイトガール 6人気3着
15年 指数2位 ストレイトガール 5人気1着
15年 指数5位 ケイアイエレガント 12人気2着
16年 指数4位 ストレイトガール 7人気1着
→指数1~5位の単勝回収率240.4%、複勝回収率157.6%

<ポイント②>
・低指数馬の台頭が多いためバッサリ切るのは危険だが、指数96.5未満の馬が2頭以上絡んだ年はない。低指数馬同士の2連勝馬券、低指数馬を2頭以上含む組み合わせの3連勝馬券の購入は控えたほうがいい。

<ポイント③>
・指数順にバランスよく馬券に絡むのがこのレースの特徴。指数1~2位+指数3~5位+指数6位以下という組み合わせの3連複フォーメーションを購入した際の回収率は7480.0%。最低18番人気で3着に激走した15年のミナレットが数字を引き上げていることは明白だが、この年を除いても回収率は182.1%と優秀。


ヴィクトリアマイルの予想U指数はこちら⇒(ヴィクトリアマイル重賞特集ページ)で無料会員向けに出走馬全頭のU指数を無料公開中!
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次回更新はオークスとなります。

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U指数に関する、『シミュレート結果』『予想U指数と結果U指数』『馬齢・クラス別考察』などの詳細情報はこちらのページでご紹介しています⇒『U指数について』ページ
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2016年11月20日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第226回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~マイルチャンピオンシップ G1
閲覧 1,777ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさんこんにちは!

本日は京都11R「マイルチャンピオンシップ G1」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、サトノアラジン1頭。
第2グループ(黄)は、フィエロから1.0ポイント差(約1馬身差)イスラボニータまでの3頭。
第3グループ(薄黄)は、ダノンシャークから1.0ポイント差(約1馬身差)内のスノードラゴンまでの4頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

上位勢には第1G→第2G間に2.2ポイントの開きがあり、以下は一転して1.0ポイント以上の開きがどこにも生じない配置となっています。

そんな中今回の私の◎はフィエロとしました。舞台適性は今さらここで言うまでもなくメンバー中トップクラス。前走の凡走と、加齢による衰えが囁かれている、というところがやはり今回のポイントでしょう。ですが、そこはヴィクトリアマイルで7歳牝馬ストレイトガールの生涯最高と言っていいパフォーマンスを引き出した藤原厩舎。きっちり仕上げてくるでしょうし、ましてやその陣営が“今回がG1ラストチャンス”と明言していることからも、その本気度は相当ではないでしょうか。ストレイトガールを引き合いに出しましたが、この馬自身も春は前哨戦敗退→本番好走という実績がありますし、東京以上に相性の良い京都替わりでモーリス不在とくれば、少しでも妙味が生まれそうな今回中心に狙ってみたいと思っています。軸向きという点で、極端な脚質の△サトノアラジンよりも上にとって本命視します。
○はディサイファ。当コラムでは◎ヒストリカルにお世話になった前走の毎日王冠で内を突いて5着敗退。この当時の外差し馬場で、インを突いて詰まって負けた組という意味では、ステファノス(次走天皇賞(秋)3着)とも被ります。先行馬に楽な流れだったとはいえ、初芝マイル戦で臨んだ今年の安田記念で0.3秒差6着でしたから、マイル自体全くの適性外とは考えなくて良さそうです。◎フィエロもそうですが、マイルCSに好相性のリボーの血を持っている点も、前日の雨で少しでも高速化が避けられる点はプラス。
▲は昨年3着のイスラボニータ。絶好調期と遜色ないデキに映りますし、昨年より鞍上強化ということで、昨年以上を期待します。
☆はミッキーアイル。古馬マイルG1での戦績は大惨敗ばかりですが、いずれも言い訳のきく敗戦だったと思っていますし、マイルCSは苦戦傾向の3歳時挑戦でのもの。今年は、楽逃げの可能性すらあるメンバー構成ですから外せない1頭ではないでしょうか。ただ、1200mでも掛かる馬なので、常に敵は自分自身というタイプ。中心視はし辛いことから、4番手評価としました。
今回の私の馬券は、◎から○▲☆への3複で勝負としたいと思います。


【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
7=1,8,16=1,2,5,8,9,15,16,17(18点)

【馬連ながし】
◎=○▲☆
7=1,8,16(3点)

計21点

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ストレイトガールの口コミ


口コミ一覧
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★高松宮記念 過去10年のデータから

A……ZI値3位以内が連対8/10年、3着以内9/10年
⇒○1位7レシステンシア、2位17メイケイエールと18グレナディアガーズ

B……3着以内馬は、前走G3以上3着以内19/30頭、3人気以内7/30頭
前々走G1(G3以上)勝ち1/30、残り3頭の内、2頭はリピーター、1頭は
芝複勝率59%
⇒○1サリオス、2ナランフレグ、3シャインガーネット、6サンライズオネスト、
7番、8ジャンダルム、9ロータスランド、13トゥラヴェスーラ、
14ダイアトニック、17番、18番
▲5レイハリア、15ファストフォース、
△12エイティーンガール、

C……日本馬の7才以上(0/0/0/48)
⇒×4,8,10,13,14,16番

D……芝千四以下OP以上のレースで、4角4番手以内で勝ち経験あり
(9/5/6/65)なし(1/5/4/84)
⇒○4ライトオンキュー、5番、7番、8ジャンダルム、9番、10キルロード、
13番、14番、15番、17番、

E……近5年、3着以内馬の種牡馬、ミスプロ系(4/3/2/24)ノーザンダンサー系
(1/0/0/13)サンデー系(0/2/2/29)以外(0/0/1/9)
⇒○5番、10番、14番、15番、16番、

F……勝ち馬は、出走機会無しの17年セイウンコウセイを除く9頭は、前年9月
以降における芝千四以下のG1、G2で3着以内あり
⇒◎7番、11番、13番、14番、18番

G……前走1人気(4/6/3/17)2人気(2/1/2/17)5人気以下(0/3/1/87)※3着以内
の4頭は前走5着以内
⇒○14番
 ▲5,7,8,17番
 △3,6,9,13,
 ×4,10,11,12,16番

H……前走シルクロードS組と阪急杯組は、a前走1人気(3/3/2/6)aかつb当日
3人気以内(3/3/1/1)、c前走2~5人気(4/2/3/27)d6人気以下(0/0/0/26)
⇒▲a14番、
 ◎abなし
 ○c2番、8番、17番
 ×d3,6,10,11,12,13番

I……前走逃げ馬(2/4/1/15)
⇒○1サリオス

J……関西馬(8/6/6/104)関東馬(1/4/4/44)2桁人気で3着以内の3/4頭が関東馬
⇒▲1,2,3,5,10番

K……馬体重459K以下(0/0/1/23)3着は14年ストレイトガールで9戦連続連対
でシルクロードS勝ちで当日1人気だった
⇒×5番、12番

L……前走オーシャンS組で勝ち馬は(0/0/0/8)2桁人気で3着以内馬の3/4頭が同組
⇒×8番
 ▲2,10,15,16番

M……7,8枠は良馬場の5回(0/1/1/27)稍重~不良の5回(2/3/1/24)1枠
良(0/0/1/9)稍重~(0/0/0/10)
⇒○重馬場で7,8枠優位
 ×1番

N……牝馬(2/4/3/47)牡馬セン馬(8/6/7/102)、牝馬で前走6着以下(0/0/0/21)
⇒×5,12番

O……勝ち馬データa近3走以内重賞連対、b非ディープ産駒、c重賞1人気経験有り
d年明け2走目、d470K以上、e4角4番手以内で重賞勝ち、f関西騎手か外人
g非ノーザンファーム生産馬
⇒a2,3,4,5,7,8,9,12,13,14,17,18番
b4,5,8,9,10,11,12,14,15,16,18番
c1,7,8,11,14,17,18番
d1,2,3,4,6,7,8,9,10,11,13,14,15,16,17番
e1,5,7,8,9,14,15,17,18番
f5,6,8,9,12,13,14,15,16,17,18番
g2,4,5,6,8,9,10,11,12,13,14,15,16番

P……関西馬で関東所属騎手騎乗(0/0/0/21)
⇒×4,7,11番

Q……間隔10週以上で当日3番人気以下(0/0/0/13)
⇒×1,4,5,7,18番

R……当日5人気以内か前走逃げ、以外の4才馬(0/0/0/22)
⇒×5番

S……休み明け3走目(0/0/1/26)3着は14年1人気3着ストレイトガール
⇒×8,14番

T……稍重~不良の5回の3着以内馬の距離実績、千二未出走も多く、千四勝ちあり
11/15頭(14年スノードラゴンはダート千四勝ち有り、15年エアロヴェロシティ
は2着有り)
⇒○3,4,6,7,8,9,10,11,14,16,17,18番

U……道悪の5回の人気、2-1-3,9-2-4,5-2-1,4-6-3,3-8-1=1人気未勝利で
1連対のみ、3人気以内は連対も相手が9,5,4,8人気と穴目


3人気以内の7,17,18番は、7番は外枠だった昨年と異なり中枠内目に入り
18番は道悪実績が無く、17番が一歩出てはいるが絶対視は出来無い
逆転まで有り得るのは9番、15番だが、15番はすんなりハナを切れたらという
条件付き
5番は休み前大敗も休んで復活の追い切りで、好発切れば逃げる手も
1枠に入ってしまった2番は、ロス無く立ち回れるが馬場に脚を取られなければ
はまるかもで押さえまで

昨年のような堅い決着は無いと見て、3人気同士は外し、中から外目の9,15番
へと5番を絡める組み立てで

馬連(5,9,15)→(7,17,18)各三百円9点
三連複(7,17,18)1頭軸=(5,9,15)ー2、各百円31点
三連単(7,9,17,18)→(5,7,9,15,17,18)
→(2,5,7,9,15,17,18)フォーメーション各百円
3人気以内ワンツー無しで70点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り
≫≫2-9-10
33.4-44.4-55.9-45.9-34.9=1.08.3
昨年よりテン3Fが0.7も千通過が1.3も早いと流石に逃げた7番は辛い
果たしてハナを切る必要があったのか疑問
テンが早い分、17番も前目付けられず、15番も5番も行けず
ラチ沿いもそれほど悪くなっておらず、インでじっとしていた2番が上がり2位で
直線割って追い込む
9番は差し負け、10番が3番手から粘ったのは驚き
7番は+18Kが太く、逆に18番は-8kで減りすぎていたのか
7才が3,4着で全く困ってしまう

 ビター ティー 2021年6月5日() 08:30
グランアレグリアは、アーモンドアイやアパパネを超えた歴史...
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 アーモンドアイから『現役最強牝馬』のバトンを引き継いだ(?)今シーズンのグランアレグリアに注目が集まる安田記念。

 前走のヴィクトリアMでは、ぶっちぎりの強さを見せつけ、予想に違わぬ圧倒的強さで牝馬G1のタイトルをつけ加え、G1通算5勝で安田記念を迎えます。

 ヴィクトリアMでの圧勝は、昨年のアーモンドアイの完勝を彷彿とさせるものでした。改めてアーモンドアイとグランアレグリアのヴィクトリアMでのレースぶりを比較してみます。

2020年アーモンドアイ 1分30秒6(上がり32秒9) 着差0.7秒(4馬身) 位置取り4,4
2021年グランアレグリア1分31秒0(上がり32秒6) 着差0.7秒(4馬身) 位置取り9,10

 どちらも鞍上はルメール。2着馬との着差はまったく同じ0.7秒差(4馬身差)で、他馬を圧倒しての楽勝。

 では、2頭が勝ったそれぞれのレースの流れは、どんなものだったのかというと、

レースラップ
2020年 前半3F 34秒2  後半4F45秒0 3F33秒9 後傾ラップ -0.3秒
2021年 前半3F 34秒3  後半4F45秒0 3F33秒4  後傾ラップ -0.9秒

アーモンドアイが勝った2020年のヴィクトリアMの方が、前半から流れが速く、淀みなく流れたレースになり、-0.3秒の後傾ラップの高速決着をアーモンドアイは1.0秒も速い末脚で差し切っての完勝でした。

 一方、2021年は、スタートからの前半3Fが前年とほぼ同じ34秒3で流れたものの、中間で一旦緩み(+0.7秒)、その分-0.9秒の後傾ラップのレースとなり、脚を溜められたグランアレグリアがレースの上がり3Fのレースラップを0.8秒上回る剛脚で抜け出したレース展開になったとみられます。

 レース後のダメージはどちらが大きいのか推測すると、おそらくアーモンドアイの方が負荷がかかったのではないかと思われます。

 ですから、中2週で迎えた昨年の安田記念では、グランアレグリアに2馬身1/2の完敗に終わったのかもしれません。いくら牝馬相手のG1とはいえ、それなりに仕上げなければ勝利できるだけの仕上がりに持って行けないはずです。

 ヴィクトリアMからわずか中2週では、レースでの疲労次第では安田記念で最高のパフォーマンスを発揮できなかったことが考えられます。

 もちろん、距離適正の如何によってアーモンドアイはグランアレグリアに敗れたかもしれないと思うのですが、決してベストの状態で安田記念を迎える臨戦過程とは言えないはずです。

 今年は、グランアレグリアが反対の立場で、アーモンドアイと同じヴィクトリアM1着から安田記念に出走してきます。果たしてその結果は・・・

 ヴィクトリアM出走前の日記にも書きましたが、このレースに出走した馬の次走G1レースは、決して期待が持てるような成績を挙げられないことを過去10年のデータが示しているのです。

 そのことを確認していただくため、過去の日記の内容を一部示しておきます。

【今年も牝馬が席巻するか? 中央芝G1戦線を上半期牝馬頂上決戦『ヴィクトリアM』の予想から考える!?】から(一部抜粋)

『10年間のデータを調べて意外に思われるのは、『ヴィクトリアM』に出走した牝馬で、その後に出走した直近のG1で1着になった事例が皆無だということです。

 牡・牝混合のG1のみならず、牝馬G1を含めても最高着順が2着止まりなのです。直近2戦目で1着になった事例はありますが、2歳マイルG1馬で三冠牝馬になった『アパパネ』でさえ、ヴィクトリアM1着になった直後の安田記念では6着に敗退しています。

 アパパネの2着になった『ブエナビスタ』も、直後の宝塚記念で2着に、また前年のヴィクトリアMでも1着後の宝塚記念で2着になり、歴史的名牝でさえ直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋1着。
翌年も直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンC1着となり、2戦目、3戦目では最高のパフォーマンスを発揮できるものの、このレース出走馬の1戦目に限っては惜敗・善戦・惨敗・下降・引退となるのが『ヴィクトリアM』という牝馬G1なのです。

 ヴィクトリアMで複勝圏内に入着した馬で、次走牡・牝混合G1でも複勝圏に入ったのは30頭中、下記の3頭(延べ4頭)だけです。いずれも名牝中の名牝ばかりで、惜敗です。
着順 馬 名     牝馬限定率   次走G1成績
1着アーモンドアイ 4/15(26.7%)  →安田記念2着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) →スプリンターズ2着
2着ブエナビスタ   7/12(58.3%) →宝塚記念2着

 次走が牝馬G1を加えても、わずか1頭で、やはり1着には届いていません。

3着クロコスミア  18/28(64.3%) →エリ女2着

 牡・牝混合G1にとって前走ヴィクトリアM出走は鬼門ともいうべきレースに思えてなりません。

      (  中 略  )

◎グランアレグリアが1番人気になることは、ほぼ間違いなく、レース実績では頭2つくらい抜けていると思います。ただし、何が何でも1着を狙ってメイチに仕上げてくるほどのレースとは思っていないでしょう。70~80%程度の仕上げでも勝てると考えたくなりますが、『牝馬限定』といってもG1はG1。

昨年アーモンドアイがどの程度の仕上げでこのレース(ヴィクトリアM)に臨んで1着になったか定かではありませんが、次走の安田記念ではグランアレグリアの2着に敗退するほどのダメージを受けていたとも考えられるので、グランアレグリアもヴィクトリアMで勝つにはそれ相応の力を発揮して勝ちに行かなければなりません。

 そして、もしヴィクトリアMで1着になり、安田記念で2連覇を達成すれば、ヴィクトリアM出走馬のジンクスを破ることで、アーモンドアイ越えの歴史的名牝になります。

 まあ、「獲らぬ狸の皮算用」ではありませんが、三冠牝馬でG19勝を挙げたアーモンドアイと肩を並べるだけの能力を発揮できるかどうかが評価(予想)の基準になるでしょう。

 ほぼメイチに仕上げさえすれば(ヴィクトリアMは)十中八九勝てるでしょうが、安田記念で敗れるリスクが増します。もし、アーモンドアイと同様に安田記念で2着以下になれば『歴史は繰り返される』。昨年アーモンドアイを敗ったグランアレグリアが立場を変えて、敗れる側になるということです。』


 以上が以前の日記で書かせていただいた私見ですが、要するに過去10年間のデータから読み取れるのは、

ヴィクトリアMで優秀な成績を挙げた好調で勢いのある馬でも、また、すでにG1タイトルを手に入れた実績十分で『名牝』の領域に入っている馬であっても『安田記念』を含めた次走のG1レースで1着に届いていないという厳然とした事実があります。

 これは、『安田記念』に出走するグランアレグリアにとっても無視できない厳しい現実を突きつけられたことになります。

 改めて、過去10年のヴィクトリアM上位入賞馬の次走(直近)G1成績を見て、グランアレグリアに対する評価の1視点にしたいと考えます。


【 ヴィクトリアM出走後(1~3着馬)の直近G1の成績 】
安田記念(9/30頭)
1着アーモンドアイ  →安田記念2着
3着ノームコア    →安田記念4着
2着リスグラシュー  →安田記念8着
2着ケイアイエレガント→安田記念5着
1着ヴィルシーナ   →安田記念8着
3着マイネイサベル  →安田記念4着
2着ドナウブルー   →安田記念10着
3着マルセリーナ   →安田記念6着
1着アパパネ     →安田記念10着

宝塚記念(5/30頭)
3着ショウナンパンドラ→宝塚記念3着
1着ヴィルシーナ   →宝塚記念3着
2着メイショウマンボ →宝塚記念11着
1着ホエールキャプチャ→宝塚記念14着
2着ブエナビスタ   →宝塚記念2着

マイルCS(3/30頭)
2着プリモシーン   →マイルCS11着
1着ジュールポレール →マイルCS6着
3着レッドアヴァンセ →マイルCS7着

香港マイル(1/30頭)
1着ノームコア    →香港マイル4着

高松宮記念(1/30頭)
2着サウンドキアラ  →高松記念6着

スプリンターズS(2/30頭)
3着ストレイトガール →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール →スプリンターズ2着

エリザベス女王杯(7/30頭)
3着クロコスミア   →エリ女2着
1着アドマイヤリード →エリ女14着
2着デンコウアンジュ →エリ女13着
3着ジュールポレール →エリ女16着
2着ミッキークイン  →エリ女3着
2着ホエールキャプチャ→エリ女6着
3着レディアルバローザ→エリ女17着

その他(2/30頭)
1着ストレイトガール →引退
3着ミナレット    →当該出走なし


 以上のデータだけを見ると、やはり、グランアレグリアにとって逆風が吹いていると言わざるを得ないのですが、『ヴィクトリアMと安田記念の関連』の視点はここまでにして、次に『安田記念』に関する直接的なデータから分析したいと思います。

 ここでは、『安田記念』のキーワードを「リピーター」の視点で見ていきます。グランアレグリアも2連覇がかかっていますから、『リピーター』の成績がどんな傾向にあるかが気になります。

 ところで、過去10年間だけでは『ヴィクトリアMと安田記念の関連』で述べたとおり、グランアレグリアにマイナスとなるデータしか示せそうにないと思われますので、もう少し遡ってみたいと思います。

 まず、過去10年でとそれ以前に区分して、1度でも複勝圏(3着まで)に入った馬についてリピータ-として成績がどう変化したのか調べてみます。

【過去10年 2020年~2011年】
・延べ26頭(実数17頭)  安田記念に2回以上出走した上位入賞馬
・1度しか出走しなかった(リピーターでなかった)上位入賞馬は4頭だけ
・リピーターとして複勝圏内に2回以上入った馬は8頭

2020年 2着アーモンドアイ ←ヴィクトリアM1着
2019年 3着アーモンドアイ ←ドバイターフ1着

2020年 3着インディチャンプ←マイラーズC1着
2019年 1着インディチャンプ←マイラーズC4着

2019年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM5着
2018年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM4着

2017年 2着ロゴタイプ   ←中山記念3着
2016年 1着ロゴタイプ   ←ダービー卿T2着

2016年 2着モーリス    ←香港Cマイル1着
2015年 1着モーリス    ←ダービー卿T1着

2014年 2着グランプリボス ←マイルCS9着
2013年 10着グランプリボス ←マイラーズC1着
2012年 2着グランプリボス ←京王杯SC7着

2014年 3着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ5着
2013年 2着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ2着

2012年 1着ストロングリターン←京王杯SC4着
2011年 2着ストロングリターン←京王杯SC1着

【2010年~2000年】
・延べ20頭(実数19頭) 安田記念に2回以上出走した上位入賞馬
・1度しか出走しなかった(リピーターでなかった)上位入賞馬は10頭
・リピーターとして複勝圏内に2回以上入った馬は、1頭だけ
2009年 1着ウオッカ     ←ヴィクトリアM1着
2008年 1着ウオッカ     ←ヴィクトリアM2着

 過去10年間では、ヴィクトリアMから参戦するグランアレグリアにとって連覇に黄色信号が灯るようなデータばかりでしたが、ウオッカの実績がグランアレグリア連覇の可能性に期待を持たせてくれそうです。

 安田記念の最も特異なところは、リピーターが多く、毎年複数のリピーターが出走することです。特に最近の10年間で目立つのは、前年に上位入賞した馬がリピーターとして再度上位入賞するケースが多くなってきていることです。以下に示したとおり、10年で7頭が該当しています。

2020年 2着アーモンドアイ ←ヴィクトリアM1着
2019年 3着アーモンドアイ ←ドバイターフ1着

2020年 3着インディチャンプ←マイラーズC1着
2019年 1着インディチャンプ←マイラーズC4着

2019年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM5着
2018年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM4着

2017年 2着ロゴタイプ   ←中山記念3着
2016年 1着ロゴタイプ   ←ダービー卿T2着

2016年 2着モーリス    ←香港Cマイル1着
2015年 1着モーリス    ←ダービー卿T1着

2014年 3着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ5着
2013年 2着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ2着

2012年 1着ストロングリターン←京王杯SC4着
2011年 2着ストロングリターン←京王杯SC1着

 これら7頭以外にリピーターとして上位入賞した馬が5頭もいます。

2017年 1着サトノアラジン ←京王杯SC9着
2016年 4着サトノアラジン ←京王杯SC1着

2016年 3着フィエロ    ←マイラーズC4着
2015年 4着フィエロ    ←マイラーズC3着
2014年 8着フィエロ    ←マイラーズC2着

2015年 3着クラレント   ←マイラーズC10着
2014年 10着クラレント   ←京王杯SC2着

2014年 2着グランプリボス⑩←マイルCS9着
2013年 10着グランプリボス ←マイラーズC1着
2012年 2着グランプリボス ←京王杯SC7着

2012年 3着コスモセンサー⑯←マイラーズC3着
2011年 16着コスモセンサー ←京王杯SC4着

(参考)
2011年 3着スマイルジャック ←マイラーズC6着
2010年 3着スマイルジャック ←マイラーズC5着
2009年 9着スマイルジャック ←京王杯SC7着


 最後に挙げたスマイルジャックは、過去10年間で複勝圏内に入った延べ30頭に対するリピーターが占める割合を示すため、参考として付け加えました。

リピーター:初参戦=21:9

 このようにリピーターの出走が多く、それだけにリピーターが上位に入賞することが多くなるのも当然ですが、2009年のウオッカの連覇まで遡らなければリピーターとして1着になった馬がいないということを忘れてはならないと思います。

 つまり、過去10年リピーターとして出走する馬の上位入賞率は70%と非常に高いのですが、2着か3着がほとんどで、リピーターとして1着になったのは、2017年のサトノアラジン(2016年 4着)と2012年のストロングリターン(2011年 2着)の2頭だけで、1着候補にするのは難しいということです。

 言い換えれば、1着候補は(出走時点で)初参戦の馬から選択するのが望ましいかもしれません。


 今年リピーターとして出走するのは次の5頭です。

2021年 ?着グランアレグリア←ヴィクトリアM1着
2020年 1着グランアレグリア←高松宮記念2着

2021年 ?着インディチャンプ←高松宮記念3着
2020年 3着インディチャンプ←マイラーズC1着
2019年 1着インディチャンプ←マイラーズC4着

2021年 ?着ケーアイノーテック←京都金杯15着
2020年 5着ケーアイノーテック←京王杯SC6着
2019年 7着ケーアイノーテック←マイラーズC6着

2021年 ?着ダノンキングリー←天皇賞(秋)12着
2020年 7着ダノンキングリー←大阪杯3着

2021年 ?着ダノンプレミアム←香港カップ4着
2020年 13着ダノンプレミアム←クイーンES3着
2019年 16着ダノンプレミアム←マイラーズC1着

 リピーターの中から2~3頭に印を打ち、その馬たちに勝つ可能性がある馬には重い印を打ちたいと思います。


※1.サリオス     ←大阪杯5着    (初参戦)
 2.ギベオン     ←マイラーズC7着 (初参戦)
※3.ダイワギャグニー ←マイラーズC4着 (初参戦)
 4.カラテ      ←東京新聞杯1着  (初参戦)
※5.グランアレグリア ←ヴィクトリアM1着(2020年1着)
※6.ダノンプレミアム ←香港カップ4着  (2020年13着、2019年16着)
※7.ラウダシオン   ←京王杯SC1着   (初参戦)
※8.インディチャンプ ←高松宮記念3着  (2020年3着、2019年1着)
 9.トーラスジェミニ ←ダービー卿T6着 (初参戦)
 10.カデナ      ←大阪杯6着     (初参戦)
※11.ダノンキングリー ←天皇賞(秋)12着  (2020年7着)
※12.ケーデンスコール ←マイラーズC4着 (初参戦)
※13.シュネルマイスター←NHKマイルC1着   (初参戦)
※14.カテドラル    ←ダービー卿T2着 (初参戦)

 データを踏まえて印を打てそうな馬は※印の10頭になるわけですが・・・ (-_- )?

やはり、中2週で参戦するデアリングタクトには全幅の信頼は・・・ということで


◎1.サリオス     ←大阪杯5着    (初参戦)
 2.ギベオン     ←マイラーズC7着 (初参戦)
×3.ダイワギャグニー ←マイラーズC4着 (初参戦)
 4.カラテ      ←東京新聞杯1着  (初参戦)
○5.グランアレグリア ←ヴィクトリアM1着(2020年1着)
△6.ダノンプレミアム ←香港カップ4着  (2020年13着、2019年16着)
△7.ラウダシオン   ←京王杯SC1着   (初参戦)
△8.インディチャンプ ←高松宮記念3着  (2020年3着、2019年1着)
 9.トーラスジェミニ ←ダービー卿T6着 (初参戦)
 10.カデナ      ←大阪杯6着    (初参戦)
×11.ダノンキングリー ←天皇賞(秋)12着  (2020年7着)
△12.ケーデンスコール ←マイラーズC4着 (初参戦)
▲13.シュネルマイスター←NHKマイルC1着   (初参戦)
×14.カテドラル    ←ダービー卿T2着 (初参戦)




データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 ビター ティー 2021年5月14日(金) 20:41
今年も牝馬が席巻するか? 中央芝G1戦線を上半期牝馬頂上...
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 ジャパンカップで有終の美を飾り、現役最強馬アーモンドアイがターフを去り、有馬記念でも牝馬がワンツーフィニッシュを決めた昨年の中央G1。

今年のG1戦線は、アーモンドアイに代わるヒロイン(たち?)が現れ、牡馬を凌ぐ成績を残せるのでしょうか。

上半期の牝馬(限定)頂上決戦から、今年のG1戦線の有力馬となり得る最強牝馬候補を見つけるべく、ヴィクトリアM優勝馬を予想したいと思います。


 さて、それでは最初に昨年を振り返り、ヴィクトリアMの予想を組み立てるキーワードについて考えていきましょう。予想の土台となるデータの観点を何にするか、その選択によって買い目が変わります。上半期の牝馬(限定)頂上決戦レースを考えるためのキーワードは、昨年の牝馬優勢のG1流れから、今年の中央競馬G1の傾向を予想するために必要不可欠で最も重要なデータになるかもしれません。

そのことを、踏まえて分析・検討し、慎重に本命の軸馬を吟味したいと思います。


 では、昨年の中央芝G1にかかわるデータ(数字)を振り返ってみます。
【G1優勝馬の牝馬と牡馬の比率】
  G1実施期間  牝:牡
① 上半期   4:1
② 下半期   5:0
③ 年間通算  9:1  G1ウイナーとなった牡馬は「フィエールマン(引退)」だけでしたね。


【G1優勝馬とレースの牝馬出走状況】
G1レース    優勝馬        牝:牡 出走牝馬(牝/全体)→2021年のレース結果
高松宮記念   モズスーパーフレア  1:0 (8/18)       →ダノンスマッシュ0:1 (7/18)
大阪杯     ラッキーライラック  2:0 (2/12)        →レイパパレ   1:1 (2/13)
天皇賞(春)   フィエールマン    2:1 (1/14)        →ワールドプレミア1:2 (3/17)
安田記念    グランアレグリア   3:1 (3/14)
宝塚記念    クロノジェネシス   4:1 (2/18)

ここまでが上半期(経過順に数値を積み上げています)

スプリンターズSグランアレグリア   1:0 (7/16)
天皇賞(秋)   アーモンドアイ    2:0 (3/12)
マイルCS   グランアレグリア   3:0 (5/17)
ジャパンカップ アーモンドアイ    4:0 (3/13)
有馬記念    クロノジェネシス   5:0 (5/16)
ここまでが下半期

年間で通算すると      9:1

このように、昨年はJRA芝平地の牡・牝馬混合G1において「9頭:1頭」の比率で、牝馬が牡馬を圧倒したことを改めて思い知らされます。これに牝馬限定G1の2レースを加えると牝馬の古馬G1ウイナーが11頭誕生し、驚異的な数字を叩き出していたことになります。

 なお、ダートG1はもちろん世代限定の2歳G1や3歳G1、及び牝馬G1はカウントしていません。

 昨年を上回る牝馬の活躍が今年あるとすれば、もはや牝馬が全勝するパーフェクトしかないので、それは無理な話ですが、今年すでに実施されたG1レースにおいても3戦して、レイパパレが大阪杯で1勝を挙げており、その他の2戦についても、高松宮記念でレシステンシアが2着、天皇賞(春)でカレンブーケドールが3着に入るなど、早くも牡馬・牝馬混合G1で牝馬が昨年と引けを取らない活躍をする様相を呈しています。

牝馬のG1勝利数が牡馬を圧倒する可能性があるか否か、ヴィクトリアMを機に探っておきたいと思います。


 まず、過去10年間のヴィクトリアMの上位入賞馬と牡馬・牝馬混合G1の関連を探りながらデータを分析したいと思います。


【ヴィクトリアM過去10年間の成績】
2020年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気

   牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)    →前走の成績 →出走経験数→次走G1の成績
1着アーモンドアイ4/15(26.7%) 牝馬3冠 ジャパンC他6勝 有馬記念1着 ⑫当該レース 安田記念2着
2着サウンドキアラ6/18(33.3%) 阪神牝他2勝 京都金杯1着  阪神牝馬1着 ⑲当該レース 高松記念6着
3着ノームコア  7/12(58.3%) ヴィクM他2勝 富士S1着  高松記念15着 ⑬当該レース 安田記念4着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-0-1-2 アーモンドアイ、ノームコア
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-1-0-8 サウンドキアラ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-4
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-1


2019年 1着 5人気 →2着 4人気 →3着 11人気

1着ノームコア  6/8(75.0%) 紫苑S1着         中山牝S7着 ⑨当該レース 香港マイル4着
2着プリモシーン 5/9(55.6%) フェアリー1着 関屋記念1着 ダビ-CT2着 ⑩当該レース マイルCS11着
3着クロコスミア 18/28(64.3%) 府中牝①エリ女②② 香港ヴァ⑩ 阪神牝5着 ㉙当該レース エリ女2着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   0-1-1-7 プリモシーンNHKマイル⑤、関屋記念①クロコスミア
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-0-7 ノームコア500万下1着
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-1
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2018年 1着 8人気 →2着 1人気 →3着 7人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ジュールポレール 8/13(61.5%) ヴィクM③      阪神牝5着 ⑭当該レース マイルCS6着
2着リスグラシュー  9/12(75.0%) 阪神牝3着 東京新聞① 阪神牝3着 ⑬当該レース 安田記念8着
3着レッドアヴァンセ 11/17(64.7%) 阪神牝2着       阪神牝2着 ⑱当該レース マイルCS7着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   0-0-0-5※4着アエロリット、※6着レッゴードンキ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-1-1-10ジュールポレール、リスグラシュー、レッドアヴァンセ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2017年 1着 6人気 →2着 11人気 →3着 7人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着アドマイヤリード 11/13(84.6%)阪神牝2着 東京新聞⑫ 阪神牝4着 ⑬当該レース エリ女14着
2着デンコウアンジュ 10/12(83.3%)エリ女⑫        福島牝4着 ⑬当該レース エリ女13着
3着ジュールポレール 5/9(55.6%) 阪神牝3着       阪神牝3着 ⑩当該レース エリ女16着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    0-0-0-6
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-1-7 アドマイヤリード、ジュールポレール
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-0 デンコウアンジュ
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-1


2016年 1着 7人気 →2着 1人気 →3着 2人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ストレイトガール 8/30(26.7%) ヴィク1勝 スプリンター① 阪神牝⑨ ㉑当該レース 引退
2着ミッキークイン  7/9(77.8%)  秋華賞1着 ジャパンC8着 阪神牝② ⑩当該レース エリ女3着
3着ショウナンパンドラ7/11(63.6%) 秋華賞1着 大阪杯9着  大阪杯9着 ⑫当該レース 宝塚記念3着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-1-7ストレイトガール、ミッキークイン、ショウナンパンドラ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-0-0-7
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-1
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2015年 1着 5人気 →2着 12人気 →3着 18人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) ヴィクト3着 スプリンター② 高松記念⑬ ⑯当該レース スプリンター②
2着ケイアイエレガント7/25(28.0%)京都牝1着  中山金杯13着 京都牝1着 ㉖当該レース 安田記念5着
3着ミナレット    7/32(21.9%)福島牝11着         福島牝11着 ㉝当該レース 当該出走なし

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    1-0-0-7ストレイトガール
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-1-1-8ケイアイエレガント、ミナレット
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2014年 1着 11人気 →2着 3人気 →3着 6人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ヴィルシーナ  9/17(52.9%)ヴィクト1着 ジャパンC⑦ 阪神牝⑪ ⑱当該レース 宝塚記念3着
2着メイショウマンボ8/11(72.7%) エリ女1着 大阪杯7着 大阪杯7着 ⑫当該レース 宝塚記念11着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) 当該出走なし 高松記念③ 高松記念③ ㉑当該レース スプリンターズ2着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-1-4ヴィルシーナ、メイショウマンボ、ストレイトガール
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)      0-0-0-9
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-2
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2013年 1着 1人気 →2着 12人気 →3着 5人気

  牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ヴィルシーナ    6/10(60.0%) エリ女2着 大阪杯6着 大阪杯6着 ⑪当該レース 安田記念8着
2着ホエールキャプチャ16/18(88.9%) ヴィクト1着 宝塚記念14着 阪神牝⑭ ⑰当該レース エリ女6着
3着マイネイサベル   10/13(76.9%) エリ女7着 関屋記念4着 福島牝2着 ⑭当該レース 安田記念4着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-0-11ヴィルシーナ、ホエールキャプチャ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-0-1-4マイネイサベル
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2012年 1着 4人気 →2着 7人気 →3着 3人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ホエールキャプチャ11/12(91.7%) エリ女4着 当該出走なし 中山牝5着 ⑫当該レース 宝塚記念14着
2着ドナウブルー    8/10(80.0%) 京都牝1着 NZT6着   中山牝11着 ⑪当該レース 安田記念10着
3着マルセリーナ    6/10(60.0%) 秋華賞7着 マイルCS6着 阪神牝2着 ⑪当該レース 安田記念6着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    0-1-1-3ドナウブルー、マルセリーナ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-0-12ホエールキャプチャ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2011年 1着 2人気 →2着 1人気 →3着 3人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞) →前走の成績 →出走経験数 →次走G1成績
1着アパパネ      8/11(72.7%) エリ女3着 マイラーズ④ マイラーズ④ ⑫当該レース 安田記念10着
2着ブエナビスタ    7/12(58.3%) エリ女3着 ドバイシーマ2着     ⑬当該レース 宝塚記念2着
3着レディアルバローザ12/16(75.0%) 中山牝1着 当該出走なし 中山牝1着 ⑰当該レース エリ女17着


 以上10年間データをまとめてみると、

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   6-6-5-57 
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     4-3-5-79
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3


 ヴィクトリアM出走後(1~3着馬)の直近G1の成績
安田記念(9/30頭)
1着アーモンドアイ  →安田記念2着
3着ノームコア    →安田記念4着
2着リスグラシュー  →安田記念8着
2着ケイアイエレガント→安田記念5着
1着ヴィルシーナ   →安田記念8着
3着マイネイサベル  →安田記念4着
2着ドナウブルー   →安田記念10着
3着マルセリーナ   →安田記念6着
1着アパパネ     →安田記念10着

宝塚記念(5/30頭)
3着ショウナンパンドラ→宝塚記念3着
1着ヴィルシーナ   →宝塚記念3着
2着メイショウマンボ →宝塚記念11着
1着ホエールキャプチャ→宝塚記念14着
2着ブエナビスタ   →宝塚記念2着

マイルCS(3/30頭)
2着プリモシーン   →マイルCS11着
1着ジュールポレール →マイルCS6着
3着レッドアヴァンセ →マイルCS7着

香港マイル(1/30頭)
1着ノームコア    →香港マイル4着

高松宮記念(1/30頭)
2着サウンドキアラ  →高松記念6着

スプリンターズS(2/30頭)
3着ストレイトガール →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール →スプリンターズ2着

エリザベス女王杯(7/30頭)
3着クロコスミア   →エリ女2着
1着アドマイヤリード →エリ女14着
2着デンコウアンジュ →エリ女13着
3着ジュールポレール →エリ女16着
2着ミッキークイン  →エリ女3着
2着ホエールキャプチャ→エリ女6着
3着レディアルバローザ→エリ女17着

その他(2/30頭)
1着ストレイトガール →引退
3着ミナレット    →当該出走なし


10年間のデータを調べて意外に思われるのは、『ヴィクトリアM』に出走した牝馬で、その後に出走した直近のG1で1着になった事例が皆無だということです。

 牡・牝混合のG1のみならず、牝馬G1を含めても最高着順が2着止まりなのです。直近2戦目で1着になった事例はありますが、2歳マイルG1馬で三冠牝馬になった『アパパネ』でさえ、ヴィクトリアM1着になった直後の安田記念では6着に敗退しています。

 アパパネの2着になった『ブエナビスタ』も、直後の宝塚記念で2着に、また前年のヴィクトリアMでも1着後の宝塚記念で2着になり、歴史的名牝でさえ直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋1着。
翌年も直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンC1着となり、2戦目、3戦目では最高のパフォーマンスを発揮できるものの、このレース出走馬の1戦目に限っては惜敗・善戦・惨敗・下降・引退となるのが『ヴィクトリアM』という牝馬G1なのです。

 ヴィクトリアMで複勝圏内に入着した馬で、次走牡・牝混合G1でも複勝圏に入ったのは30頭中、下記の3頭(延べ4頭)だけです。いずれも名牝中の名牝ばかりで、惜敗です。

着順 馬 名     牝馬限定率   次走G1成績
1着アーモンドアイ 4/15(26.7%)  →安田記念2着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) →スプリンターズ2着
2着ブエナビスタ   7/12(58.3%) →宝塚記念2着

 次走が牝馬G1を加えても、わずか1頭で、やはり1着には届いていません。

3着クロコスミア  18/28(64.3%) →エリ女2着

 牡・牝混合G1にとって前走ヴィクトリアM出走は鬼門ともいうべきレースに思えてなりません。

また、牝馬G1ではありますが牡馬と対決した経験が新馬・未出走までしかない場合の成績が芳しくありません。ましてや、牝馬限定戦しか経験していない場合、事例は少ないですが複勝圏内が皆無です。

牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 ※11番人気のデンコウアンジュ3着 10/12(83.3%)
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3

 さて、これまでのデータの分析から、たとえヴィクトリアMで1着になれるという信頼を持てる本命馬であったとしても、その後の牡・牝混合G1でも勝ち負けになる成績を収め続けられると認められるのは、歴史的名牝と肩を並べられるだけの高い能力の持ち主ということになります。


ですから今年、牝馬のG1勝利数が牡馬を圧倒する可能性があるか否かは、ヴィクトリアMで歴史的牝馬と認められるだけの素質馬が優勝して、次走をどのG1に選択するかが分かるまで持ち越すことになります。


 では、今年の出走馬の中から、10年間のデータを踏まえて予想をしたいと思います。

 最初に出走馬の牡馬との対戦経験について「牝馬限定率」、牝馬同士の対戦能力の比較について出走までの「牝馬重賞」の経験について最高グレードのレース成績、「牡・牝混合」の経験について最高グレードのレース成績を表示してみます。

【出走馬】
牝馬限定率  牝馬重賞     (混合重賞)  → 前走の成績  →出走経験数
1.マジックキャッスル 10/10(100%)オークスG1 5着 該当出走なし   阪神牝G3 1着 ⑪当該レース
2.シゲルピンクダイヤ13/16(81.3%) 秋華賞G13着  中日新聞G3 2着 福島牝 G37着 ⑰当該レース
3.クリスティ     5/12(41.7%) 阪神JFG1 8着  該当出走なし   六甲S(L)1着 ⑬当該レース
4.イベリス      5/19(26.3%) 京都牝G3 1着  阪神CG2 6着  阪神牝G2 6着 ⑳当該レース
5.デゼル       5/7(71.4%)オークスG1 11着  該当出走なし   阪神牝G2 1着  ⑧当該レース
6.グランアレグリア  1/11( 9.1%) 桜花賞G1 1着  安田記念G13勝 大阪杯 G1 5着 ⑫当該レース
7.マルターズディオサ 8/11(72.7%) 秋華賞G1 7着 阪神CG2 2着  高松記念G1 8着 ⑫当該レース
8.ランブリングアレー 10/15(66.7%) 愛知杯G3 2着 小倉記念G3 6着 中山牝G3 1着 ⑯当該レース
9.テルツェット    1/ 6(16.7%) 該当出走なし  ダービーCT1着 ダービーCT1着 ⑫当該レース
10.レッドベルディス  5/13(38.5%) 紫苑SG3 4着 該当出走なし   飛鳥S3勝ク1着 ⑭当該レース
11.ダノンファンタジー 11/15(73.3%)ヴィクトG15着 阪神C G2 1着  高松記念G112着 ⑯当該レース
12.サウンドキアラ   7/23(30.4%)ヴィクトG12着 高松記念G16着 高松記念G16着 ㉔当該レース
13.プールヴィル    9/18(50.0%) 桜花賞G1 6着 NHKマイルG1 12着 阪神牝G3 4着 ⑫当該レース
14.ディアンドル    3/16(18.8%) 愛知杯G3 10着 スプリンターG1 13着 福島牝G3 1着 ⑰当該レース
15.アフラシール    7/18(38.9%) 京都牝G3 13着 京成杯AHG3 12着 福島牝 G3 8着 ⑲当該レース
16.リアアメリア    9/10(90.0%) オークスG14着 該当出走なし    阪神牝G2 9着 ⑪当該レース
17.スマイルカナ    6/13(46.2%) 桜花賞G1 1着 京成杯AH G3 2着 ダービーCT14着 ⑭当該レース
18.レシステンシア   5/9(55.6%) 桜花賞G1 2着 マイルCS G1 8着 高松記念G1 2着 ⑩当該レース

【除外馬】
エーポス        4/6(66.7%) 桜花賞G1 9着 該当出走なし    阪神牝G3 5着 ⑦当該レース
シャドウディーヴァ  12/20(60.0%) 秋華賞G14着 東京新聞G3 2着  中山牝G3 5着 ⑫当該レース


 この中から有力馬を選択する観点は

1.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の経験があることが最低条件
2.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の1着馬は穴馬の可能性あり
3.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の経験があれば、牝馬G3以上で掲示板外(6・7着)でも連下穴候補
4.牝馬混合G2・G1の経験があり、牝馬G3以上で掲示板外(6・7着)でも連下候補
5.牝馬混合G2・G1の経験があり、牡・牝混合か牝馬限定に限らず重賞ウイナーで初参戦なら有力候補
6.牝馬混合G2・G1の経験がある重賞ウイナーでも、過去1年間の成績が下降気味のリピーターは割引


牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   6-6-5-57 
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     4-3-5-79 サウンドキアラ(昨年2着のリピーター)
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3



今年の出走馬で印を打てそうな馬は、下記の通り13頭になるわけですが・・・ (-_- )?

注1.マジックキャッスルオークス5着で前走が阪神牝G2 1着ですが10戦全て牝馬限定では危険?
×2.シゲルピンクダイヤ秋華賞3着で中日新聞G3 2着 福島牝 G37着
×3.クリスティ    阪神JF8着で、牡・牝混合重賞の経験はないものの六甲S(L)1着で初挑戦なら
△4.イベリス     牡・牝混合戦73.7% 京都牝S1着で、阪神CG2 6着。前走が阪神牝S6着
△5.デゼル      オークス11着、阪神牝 1着で資格十分ではあるが、牡・牝混合重賞経験無しは?
◎6.グランアレグリア 牝馬限定は桜花賞の1戦1着だけ。安田記念からG13連勝。大阪杯5着でも主軸
△7.マルターズディオサ秋華賞7着で牝馬重賞2勝。マイル戦3-2-0-0。直近が阪神C2着・高松記念8着なら
×8.ランブリングアレー牡・牝混合が小倉記念6着。牝馬重賞は、愛知杯2着→前走の中山牝1着の上昇ムード
▲9.テルツェット   牡・牝混合4戦4勝で前走ダービーCT1着までマイル戦4戦全勝中。無敗の上がり馬
10.レッドベルディス 紫苑S4着で牡・牝混合重賞の経験なし。飛鳥S3勝クラス1着から参戦で格下では?
11.ダノンファンタジー昨年5着のリピータ-。阪神C1着後、今年3戦目。前走高松記念12着で昨年以上?
△12.サウンドキアラ  昨年2着のリピータ-。その後は成績が伸び悩み。前走高松記念6着で危険な有力馬?
13.プールヴィル   桜花賞6着 NHKマイル12着 阪神牝G2 4着 マイルは7戦全敗であと一歩。
×14.ディアンドル   2・3歳時は短距離5勝2着2回でG1出走も惨敗。5歳で福島牝S1着と上昇ムード
15.アフラシール   京都牝S 13着と福島牝S8着ではG1で力不足。
16.リアアメリア  オークス4着はあるものの、4歳の今年3戦目で阪神牝S9着など不振。距離適性も?
△17.スマイルカナ  桜花賞3着 京成杯AH2着などマイル戦5-1-1-1と適性はありそう。前走は休み明けで
○18.レシステンシア 阪神JF1着、桜花賞2着などマイルCS8着以外は複勝率100% 高松記念2着


 
◎グランアレグリアが1番人気になることは、ほぼ間違いなく、レース実績では頭2つくらい抜けていると思います。ただし、何が何でも1着を狙ってメイチに仕上げてくるほどのレースとは思っていないでしょう。70~80%程度の仕上げでも勝てると考えたくなりますが、『牝馬限定』といってもG1はG1。

昨年アーモンドアイがどの程度の仕上げでこのレースに臨んで1着になったか定かではありませんが、次走の安田記念ではグランアレグリアの2着に敗退するほどのダメージを受けていたとも考えられるので、グランアレグリアもヴィクトリアMで勝つにはそれ相応の力を発揮して勝ちに行かなければなりません。

 そして、もしヴィクトリアMで1着になり、安田記念で2連覇を達成すれば、ヴィクトリアM出走馬のジンクスを破ることで、アーモンドアイ越えの歴史的名牝になります。

 まあ、「獲らぬ狸の皮算用」ではありませんが、三冠牝馬でG19勝を挙げたアーモンドアイと肩を並べるだけの能力を発揮できるかどうかが評価(予想)の基準になるでしょう。

 ほぼメイチに仕上げさえすれば十中八九勝てるでしょうが、安田記念で敗れるリスクが増します。もし、アーモンドアイと同様に安田記念で2着以下になれば『歴史は繰り返される』。昨年アーモンドアイを敗ったグランアレグリアが立場を変えて、敗れる側になるということです。


 牝馬限定レースに出走100%の『1.マジックキャッスル』については、過去10年間のデータから、複勝圏内に入った実績がないので、重い印を打ちにくいと感じます。データにとらわれ過ぎてはいけませんが、まったく軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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コメント一覧
2:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2011年11月9日(水) 22:01:01
10/2すずらん賞
4着 ストレイトガール(宮崎騎手)
「外枠でしたし、馬場のいいところを走れたのが今日は良かったのではないでしょうか。ただ、その分どうしてもロスがありますし、その分が出たと思います。きれいな馬場で内枠を引ければ、もっといい競馬が出来るはずです」


1:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2011年11月9日(水) 01:52:06
8/27未勝利
1着 ストレイトガール(宮崎騎手)
「前走は初めてのレースで力んでいましたが、今日はゲートからリラックスしていました。その分、最後までしっかりしていたのだと思います。まだまだ良くなりますよ」

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