重賞2勝ケイアイエレガントが繁殖入り2015年12月26日(土) 05:01
19日のターコイズSを左前脚の蹄(ひづめ)の不安で回避したケイアイエレガント(美・尾形充、牝6、父キングカメハメハ、母ポストパレード)がこのまま引退し、繁殖入りすることが25日、分かった。26日にも競走馬登録を抹消される見込みで、生まれ故郷である北海道新ひだか町の松田牧場で繁殖入りする。
通算33戦7勝で、重賞は2014年福島牝馬S、15年京都牝馬Sの2勝。獲得賞金は2億1013万5000円(付加賞含む)で、マイルCS16着が最後のレースとなった。尾形充師は「重賞を2つも勝ってくれたし、GIでも見せ場を作ってくれた。繁殖の準備は早い方がいい。区切りとしては今がちょうどいいかなと思う。どんな馬が生まれるか楽しみ」と語った。
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◆GI初Vにらむ〔1〕ヴァンセンヌ
栗東CWコースを1周した。「のびのびと走っていい感じ。落ち着きもあります」と松永幹調教師。最内の〔1〕枠(1)番について「周りに速い馬がいるし、壁は作りやすいですね」と歓迎。「この馬の力さえだせれば」とGI初Vをにらむ。
◆渋滞も…大丈夫〔2〕ケイアイエレガント
午後2時48分に到着。東名道の渋滞の影響で通常より3時間ほど余計にかかったが、テンションが上がった様子はなかった。「イライラしたりしていませんし、着いてからもカイバをしっかり食べています。前に来たとき(1月の京都牝馬S1着)より落ち着いていますね」と小原厩務員。
◆スタートがカギ〔3〕レッツゴードンキ
今年の桜花賞馬は栗東坂路を4ハロン66秒2で登坂した。「(あとから坂路入りした)サトノアラジンにかわされたときにハミをかんだけど、いつもの感じです」と寺田助手。「パワーがついているし、(新馬戦以来の騎乗の)戸崎騎手も驚くんじゃないかな。この枠(〔2〕枠(3)番)なので、いいスタートを切りたい。(〔1〕枠(2)番の)ケイアイエレガントの後ろで折り合えれば最高だね」と目を輝かせた。
◆陣営自信のデキ〔4〕ダイワマッジョーレ
栗東の角馬場から坂路に移って4ハロン66秒1。甲斐助手は「いい追い切りができたし、状態はすごくいい。ここまでイメージ通りにきて、うまくいきすぎたくらい」と話し、「あとはレースまでできるだけテンションを上げないようにもっていきたい」と自信を持って送り出す。
◆輸送の影響なし〔5〕イスラボニータ
同じ皐月賞馬で1歳上のロゴタイプとともに金曜に京都競馬場入り。土曜朝はダートコースを2周した。関西圏への輸送は初めてだが、問題はなさそうだ。「連休の渋滞を考慮して金曜輸送にしました。着いてからも落ち着いていますし、カイバもよく食べています。疲れもなく元気いっぱいで、いい感触。何の不安もなく順調にきていますよ」と佐藤助手。
◆悠然!!イレ込みなし〔16〕モーリス
春のマイル王は僚馬リアルインパクトとともに午後3時21分に到着。予定より遅い到着だったが、イライラした様子もなく、悠然と馬房へ入っていった。「渋滞で3時間ほど遅れましたが、落ち着いていますし、イレ込むこともありませんでした。(久々でも)調教をしっかり積んでいるので心配はしていません」と宗像助手。
◆ハナ差の雪辱へ〔10〕フィエロ
栗東坂路でラスト1ハロン14秒3(4ハロン63秒5)と軽くしまいを伸ばした。「予定通りやな」と藤原英調教師は納得の表情。「京都は得意。坂の下りでパフォーマンスが上がる(一昨年のマイルCS覇者)トーセンラーと似たところがあるよ。この1年で体質も強くなったし、トモ(後肢)もだいぶしっかりしてきた」。昨年のハナ差2着のウップンを晴らすつもりだ。
◆平田師「好位で」〔11〕カレンブラックヒル
栗東坂路を4ハロン65秒0で駆け上がった。「持っていかれるくらいで、いいね」と平田調教師は笑み。「内に行きたいのが2頭いるので、それを制してハナはないが、へたに下げることもない。スッといいところを取れるんじゃないかな」と青写真を描く。
◆陣営「いい感じ」〔12〕レッドリヴェール
栗東で運動をして最終調整を済ませた。北村助手は「予定通りに来ているし、いい感じ。馬体重も前走と同じくらいになりそう。状態はいいので楽しみです」と笑みを浮かべた。
◆淀は「相性抜群」〔14〕トーセンスターダム
栗東坂路を4ハロン63秒9で軽快に駆け上がった。「変わらずいい状態をキープしている」と兼武助手。「初めてのマイルでしかもGIだけど、京都は抜群の相性。コーナー2つの方が集中力が続くと思うし、試してみたかった距離。能力的にはGIでもやれていい」と色気を持つ。
◆陣営連覇に期待〔15〕ダノンシャーク
栗東坂路で4ハロン64秒8。高野助手は「レースに合わせて調子を上げてきた。折り合いはまったく心配していないし、見た目もまたがってもガシッとしていて、馬は若いですね。あとはジョッキー(岩田騎手)に任せます」と連覇へ期待を込めた。
◆環境に慣れ順調 〔17〕ロゴタイプ
イスラボニータとともに金曜に京都競馬場に到着。土曜朝はダートコースを2周した。「去年も来ていますし、環境とかに驚いている様子はありません。(秋に)2回使って状態は良くなっています。前走を使った後も順調で、強い負荷をかけられました」と三樹助手。
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【マイルCS】ケイアイエレガント距離短縮歓迎2015年11月18日(水) 11:42
吉田豊騎手を背に美浦Wコースで単走。終始馬なりでリラックスムードで駆け抜けた。春はヴィクトリアM頭差2着→安田記念0秒5差5着とマイルGIで健闘。京都でもGIII京都牝馬S勝ちがあり、侮れない。
●吉田豊騎手「結構仕上がっているので馬なりで追ったが、感じは良かった。前走は逃げると思った馬が出遅れて、少し予定が狂った。メンバーは強いけど、距離短縮はプラス」
(夕刊フジ) |
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重賞2勝馬ケイアイエレガント、年内で繁殖入りへ2015年6月12日(金) 05:03
重賞2勝でヴィクトリアマイル2着、安田記念5着と春のGI戦線で活躍したケイアイエレガント(美・尾形充、牝6)は、年内いっぱいで引退して繁殖入りすることになった。
夏場は休養し、秋は府中牝馬S(10月17日、東京、GII、芝1800メートル)とエリザベス女王杯(11月15日、京都、GI、芝2200メートル)を予定している。尾形充調教師は「秋の2戦で繁殖にあげる予定。GIを勝ってファン投票で選ばれれば、引っ掛かる馬でもないので、有馬記念(12月27日、中山、GI、芝2500メートル)ということも考えようか」と話していた。 |
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