ダイワマッジョーレ(競走馬)

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ダイワマッジョーレ
写真一覧
抹消  鹿毛 2009年1月17日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主大城 敬三
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績33戦[6-6-2-19]
総賞金29,932万円
収得賞金9,025万円
英字表記Daiwa Maggiore
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
ファンジカ
血統 ][ 産駒 ]
Law Society
Florie
兄弟 ハイアーゲームファイトクラブ
市場価格
前走 2016/04/03 ダービー卿チャレンジ G3
次走予定

ダイワマッジョーレの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/04/03 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 1623176.31511** 牡7 57.0 丸田恭介矢作芳人 436
(-6)
1.33.6 0.834.3⑪⑩⑫マジックタイム
16/02/28 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 181142.41114** 牡7 56.0 高倉稜矢作芳人 442
(0)
1.20.9 1.034.5⑮⑰ミッキーアイル
16/01/05 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 1761137.91416** 牡7 57.5 松若風馬矢作芳人 442
(+4)
1.34.6 1.634.5⑭⑯ウインプリメーラ
15/12/26 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 171224.6108** 牡6 57.0 A.アッゼ矢作芳人 438
(-4)
1.22.0 0.634.3⑯⑯ロサギガンティア
15/11/22 京都 11 マイルCS G1 芝1600 182465.71117** 牡6 57.0 武豊矢作芳人 442
(-2)
1.34.0 1.234.4⑥⑦モーリス
15/10/31 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 1571318.895** 牡6 56.0 蛯名正義矢作芳人 444
(+6)
1.20.5 0.333.8⑧⑨アルビアーノ
15/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 172323.3816** 牡6 58.0 M.デムー矢作芳人 438
(0)
1.33.0 1.034.4⑭⑭モーリス
15/05/16 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 187133.6110** 牡6 56.0 M.デムー矢作芳人 438
(-2)
1.21.9 0.333.3⑮⑪サクラゴスペル
15/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187135.126** 牡6 57.0 M.デムー矢作芳人 440
(-6)
1.09.4 0.933.8⑱⑱エアロヴェロシティ
15/03/01 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 167136.621** 牡6 56.0 M.デムー矢作芳人 446
(+4)
1.23.8 -0.036.1⑩⑪ミッキーアイル
14/12/27 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 182311.253** 牡5 57.0 C.デムー矢作芳人 442
(0)
1.20.7 0.034.6⑥⑦リアルインパクト
14/12/13 阪神 11 チャレンジC G3 芝1800 126744.275** 牡5 57.5 W.ビュイ矢作芳人 442
(-2)
1.46.2 0.335.0⑨⑨トーセンスターダム
14/11/23 京都 11 マイルCS G1 芝1600 173663.2159** 牡5 57.0 蛯名正義矢作芳人 444
(+10)
1.32.3 0.835.4ダノンシャーク
14/10/12 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 153418.3914** 牡5 56.0 蛯名正義矢作芳人 434
(-12)
1.45.8 0.633.7⑨⑩⑩エアソミュール
14/07/27 中京 11 中京記念 G3 芝1600 165107.6411** 牡5 57.5 蛯名正義矢作芳人 446
(+6)
1.38.2 1.137.4⑪⑪⑩サダムパテック
14/03/02 中山 11 中山記念 G2 芝1800 1571217.798** 牡5 57.0 蛯名正義矢作芳人 440
(0)
1.50.8 1.037.3⑤⑥⑧⑦ジャスタウェイ
13/12/23 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 18232.917** 牡4 57.0 蛯名正義矢作芳人 440
(0)
1.21.9 0.534.8⑦⑦リアルインパクト
13/11/17 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18247.532** 牡4 57.0 蛯名正義矢作芳人 440
(0)
1.32.6 0.234.1トーセンラー
13/10/26 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 13699.142** 牡4 57.0 蛯名正義矢作芳人 440
(+4)
1.21.1 0.333.8④⑥コパノリチャード
13/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881718.769** 牡4 58.0 蛯名正義矢作芳人 436
(0)
1.32.2 0.733.6⑭⑭ロードカナロア

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ダイワマッジョーレの関連ニュース

 2013年のGII・京王杯スプリングカップなどを制したダイワマッジョーレ(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ダイワメジャー、母ファンジカ)は、4月6日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は地方競馬に移籍する予定。

 ダイワマッジョーレはJRA通算33戦6勝。獲得賞金は2億9932万7000円(付加賞含む)。重賞は前記京王杯スプリングCのほか、GIII・阪急杯の2勝。半兄にダービー3着でGII・青葉賞など重賞2勝のハイアーゲームがいる。

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【阪急杯】ダイワマッジョーレ鋭伸12秒32016年2月24日(水) 11:26

 昨年の覇者ダイワマッジョーレは栗東坂路で併せ馬。鞍上から気合が入ったラスト1Fで12秒3と脚を伸ばし、リッパーザウィンと並ぶようにフィニッシュした。

 「先週も良かったし仕上がりは悪くない。衰えた感じはないし、馬格があるほうではないので56キロはいい。ひどい馬場で去年は勝ったけど、道悪が合っているとは思わない。(連覇は)枠順、展開次第かな」と矢作調教師。(夕刊フジ

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【マイルCS】ダイワマッジョーレ復調気配2015年11月18日(水) 11:41

 阪急杯を勝ったあとは不振だったダイワマッジョーレが、秋初戦のスワンSで0秒3差5着まで追い上げた。復活モードに入り、一昨年2着の再現があるか。

 武豊騎手を背に、栗東坂路でインテグラードと併せた。テンから14秒0-13秒0-12秒2とスムーズに加速し、ラスト1Fも脚勢は衰えず上々の切れ。楽に追い比べを制して、2馬身先着した。

 「けさの馬場コンディションでこの時計(4F51秒8)は速い。動きも申し分ないし、体調は良さそうだね。年齢も感じさせないよ。条件さえ噛み合えば十分に首位争いできると思う。荒れた馬場になってくれるほうがいいね」と、JRA・GI70勝目を狙うユタカも好感触だった。(夕刊フジ

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【京王杯SC】ダイワマッジョーレ力強く12秒2 2015年5月14日(木) 05:06

 ダイワマッジョーレは栗東坂路で併せ馬。序盤をセーブし、全体時計は4ハロン54秒3と控えめだったが、ラスト1ハロンは12秒2と力強い伸びを見せ、アースライズ(3歳OP)にクビ差先着した。

 「折り合い重視でやりました。体調に大きな波がなく、ずっといい感じです」と安藤助手。前走の高松宮記念は6着だったが、上がり3ハロン33秒8はメンバー最速。M・デムーロ騎手は「6ハロンは短かった。今回は距離が延びる。直線の長い東京もいい」と反撃を誓った。

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【京王杯SC】ダイワマッジョーレ、2年前Vの再現2015年5月13日(水) 05:04

 ダイワマッジョーレは2年前の覇者。前走の高松宮記念は出遅れて道中最後方ながら、メンバー最速の末脚を発揮して6着に盛り返した。

 「スタートはもともと遅いけど、悪い方に出てしまいました。やっとエンジンがかかったところがゴールでしたね。勝っているレースですし、安田記念へ向けていい競馬をしてほしい」と安藤助手は期待を込めた。

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【東西現場記者走る】展開歓迎マッジョーレ 2015年3月28日() 05:05

 高松宮記念を担当している大阪サンスポの川端亮平記者(32)は枠順が決まった5日目、阪急杯で復活Vを飾ったダイワマッジョーレに注目した。先行争いが激化必至のメンバー構成で、展開面は差し馬に向く。初めての1200メートル戦でも、自慢の末脚がサク裂するか。

 枠順が決まる27日朝、中京競馬場から栗東トレセンに引き返して取材。午前9時に発表されると、各陣営は悲喜こもごもの反応を見せた後、一様に思案顔になった。枠の並びが決まり、より明確に作戦を立てる時間帯に突入したというわけだ。

 展開の鍵を握るのは、国内外の逃げ馬3騎の出方。香港スプリントで逃げ切りVを決めたエアロヴェロシティは控える構えだが、日本の快速馬ハクサンムーンアンバルブライベンは、どちらもハナを譲る気はない。先行激化は必至で、序盤から流れは速くなりそう。展開の利は差し馬にある。待機勢で最も気になるダイワマッジョーレが、金曜日のターゲットだ。〔7〕枠(13)番に決まった直後、安藤助手はホッとした表情で口を開いた。

 「よかった。今の中京は内側の馬場がボコボコになっているからね。外過ぎるのも嫌だから、ちょうどいいところだね」

 初めての1200メートル戦となるが、マッジョーレなりにスプリント仕様に変化している。安藤助手は「ミルコ(デムーロ騎手)が今週の追い切りで『少し掛かった』と話していた。馬がそれだけ行く気になっている。1200メートルにも対応してくれるんじゃないかな」と説明。前走の復活Vで、一気に充実期に突入したようだ。

 ただ、まだ気になる馬がいる。28日は中京競馬場でポイントになりそうな馬場状態をチェックして、結論を導き出す。 (川端亮平)

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ダイワマッジョーレの関連コラム

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 今週のメインはマイルチャンピオンシップ
 その名の通り、マイル戦のチャンピオンを決めるレースなのですが、一口に”マイラー”と言っても、その中身は大きく2つに分けられると私は考えています。それは即ち、”短距離寄りのマイラー”と”中距離寄りのマイラー”。
 どちらも1600mという距離をこなすことに変わりはないのですが、1200mや1400mでもスピード負けしない前向きさを持つのが前者で、ある程度溜めが利いて1800mや2000mでもしっかりした脚を使えるのが後者と言えるでしょうか。
 このうち、マイルCSというレースでより力を発揮できるのはどちらのタイプの馬なのか……近年の結果を振り返りつつ、有力馬に触れていこうと思います。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807




 昨年……15年の1~3着馬は、モーリスフィエロイスラボニータ
 一昨年……14年は、ダノンシャークフィエログランデッツァ
 13年は、トーセンラーダイワマッジョーレダノンシャーク
 更に遡って12年は、サダムパテックグランプリボスドナウブルー

 当レースの好走馬だけあって、どの馬もマイルのイメージが非常に強い馬達です。
 が、モーリスイスラボニータサダムパテックは2000mのG1でも好走出来る適性の持ち主でしたし、トーセンラーに至っては3200mですらこなしていた馬。ダノンシャークフィエロドナウブルーは1400mだと追走に苦労して脚がイマイチ溜まらない内容が目立っていますし、グランデッツァダイワマッジョーレも本来は1800m前後がベストだった馬。血統的には短距離寄りのサクラバクシンオー産駒・グランプリボスですら、マイル~1800mの方が高いパフォーマンスを示しています。
 同じ距離の重賞は多々あれど、やはりここはG1。スピードだけでは押し切れず、最後の最後まで脚を伸ばすことのできるスタミナや底力が重要ということなのでしょう。

 この点を踏まえると、最も勝利に近い位置にいそうなのがサトノアラジン。昨秋のマイル路線転向以来、コンスタントにG1級のパフォーマンスを発揮しており、戴冠も時間の問題であるように感じる馬です。
 2度の重賞勝ちはいずれも1400mでのものですが、全姉にエリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスがいるという血統面や、3歳時に菊花賞でも見せ場を作ったという点からも、”中距離寄りのマイラー”というイメージをかなり強く感じます。
 本馬の武器はやはり迫力ある末脚と言えますが、全姉ラキシス同様、本馬の末脚は大きなストライドで徐々に加速していくもの。仕掛けてから瞬時にギアチェンジするタイプではない分、直線でゴチャついたり、追い出しが遅れてしまったりするとその威力は半減します。
 2走前の安田記念が正にそんな感じの負け方でしたが、前走のスワンSは大外から一気に突き抜けての快勝。多少の距離ロスはあっても、スムーズに脚を伸ばし続けられる形になった方が持ち味が生きる印象があります。あまり内過ぎない枠を引いて勝負所で外を回すことができれば、勝ち負けに加わってくる可能性はかなり高いのではないでしょうか。

 昨年の当レースでこのサトノアラジンに先着しているのがイスラボニータ

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2015年11月18日(水) 22:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第332話マイルCS(謎解き編)
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第332話 「マイルCS


10年 33.7-23.0-35.1 =1.31.8 ▼3△8△3 平坦戦
11年 34.4-24.2-35.3 =1.33.9 ▼1▼2△3 平坦戦 稍重
12年 35.0-23.2-34.7 =1.32.9 ±0△2△4 消耗戦 稍重
13年 35.1-23.2-34.1 =1.32.4 ▼3△2△1 平坦戦
14年 33.7-23.0-34.8 =1.31.5 △1▼2△7 平坦戦

過去5年では平坦戦4回、消耗戦1回。
3コーナーの下り坂の存在もあって中盤で緩むことがほとんどないので平坦戦になりやすいレース傾向です。
但し、詳細に見てみると前傾ラップの年もあれば後傾ラップの年もあったりしますし、天候などで馬場コンディションも違ってくるので走破時計もかなり差があります。
11年と14年では2.4秒も違いますから。
パッと見て思うのは走破時計が31秒台になると短距離路線の馬が勝利していて32秒以上になると中距離路線の馬が勝利しているということです。
走破時計は結構ポイントになるかもしれません。
今年は今のところ晴れ予報で良馬場で開催されるのではないかと思われます。
今週からCコースに替わって確率的には昨年の様なレースが高くなる気がしますがどうかな?
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
エーシンフォワード 【瞬2平3消3】
エイシンアポロン  【瞬4平3消0】
サダムパテック   【瞬4平2消0】
トーセンラー    【瞬5平1消1】
ダノンシャーク   【瞬11平3消0】
2着馬
ダノンヨーヨー   【瞬6平3消0】
フィフスペトル   【瞬4平2消2】
グランプリボス   【瞬3平4消0】
ダイワマッジョーレ 【瞬6平4消0】
フィエロ      【瞬5平2消0】

平坦戦になりやすいレースですが平坦戦に特化した馬ではなくやはり瞬発戦と平坦戦両方に実績があってしかも瞬発戦>平坦戦という実績馬が多く連対しています。
まぁマイル~中距離路線では王道タイプという感じです。
エーシンフォワードはこの中では若干異質ですね。

走破時計の速い遅いに関わらずこのレースは基本的には差し馬有利の傾向があります。
逃げた馬は過去5年で1頭も馬券にならず先行馬も1-2-1-14(勝率5.6%、複勝率22.2%)という成績でした。
それほど悪くない数字では?とも思えますが馬券になった4頭は
11年 1着エイシンアポロン、2着フィフスペトル
13年 2着ダイワマッジョーレ
14年 3着グランデッツァ
で11年に関しては稍重で内に有利な馬場バイアスが発生していたレースでいわゆる「内枠先行」の2頭のワンツー。
13年はこのレースにしては珍しくテン35.1秒はスローで展開的に前有利な流れでした。
14年のグランデッツァは速い流れでも我慢出来た3着で中距離馬のスタミナのおかげかなと思われます。中距離馬でも速い流れに先行可能なスピードを持ち合わせていたというのが大きな要因ですが最後はマイラーの斬れに屈した3着でしょう。
という感じの4頭で運も味方に付けないと先行した馬は厳しいかもしれません。
(実際どんな展開になろうとも勝った馬には多かれ少なかれ運は必要だとは思います)

今年の場合、天候も良く前走大敗のレッツゴードンキがいるので(>多分強気に行くしかないと思われ)
昨年の様な展開の可能性が高いと予想します。
そうなると今年の人気しそうな馬では中距離路線のイスラボニータは危険かなと思われます。
(但し、この馬フジキセキ産駒なので実はマイラーでしたと言われても不思議ないのが難しいところ)
安田記念馬のモーリスは時計が速くても問題ないでしょうが流石に安田記念以来では割り引きは必要でしょう。
サトノアラジンはそもそも重賞未勝利ですから格が若干劣るのでは?2着3着ならと思いますが勝ち切るにはもう一つ何かないと厳しい気がします。
となると昨年2着のフィエロが最も信頼出来るか。
しかし京都コース1-4-2-0と複勝率100%だが勝利数は1つで実は阪神の方がベターで京都なら2着3着狙いが正解かもとも思えます。

ここはヴァンセンヌの逆転に期待。
折り合いに難のある馬なので前走の様な大敗があるのは仕方なし。
マイルに戻ってハイペース後方待機の春の形でレース出来ればここは勝ち負け出来るはず。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ヴァンセンヌフィエロサトノアラジン
ディープのワンツースリーで。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年10月31日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第133回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~毎日放送賞スワンステークス GII
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みなさんこんにちは!

本日は京都11R「毎日放送賞スワンステークス GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、ダイワマッジョーレから1.0ポイント差(約1馬身差)内のフィエロまで2頭。
第2グループ(黄)は、コパノリチャードから1.0ポイント差(約1馬身差)内のベルルミエールサンライズメジャーオメガヴェンデッタアルビアーノまで5頭。
第3グループ(薄黄)は、ローブティサージュから同差内のティーハーフテイエムタイホーサトノルパンリトルゲルダまで5頭で、以下は第4G(灰)となっています。

さてこのように色分けされた分布を見ると、上位には第1G→第2G間、第2G→第3G間にそれぞれ1.0ポイント以上の開きが見られる配置となっています。

ということで、何はさておき第1Gの2頭の判断ですが、今回は世間評価的にも最有力視の○フィエロ含め、◎ダイワマッジョーレの2頭ともに信頼したいと思います。
ダイワマッジョーレは斤量56キロで関西圏の1400mという点に好感。ダイワメジャー産駒のコース適性や矢作厩舎のレース実績なども追い風と見ています。
フィエロは当然力上位の存在ですが、ここを叩いてG1制覇という青写真がある中での仕上げという点と勝ち切れていないという事実だけが気掛かり。
ダイワマッジョーレを上に取ったのは、人気妙味が見込めることもそうですが、調教を見てもこの仕上げという点に逆転を期待できるのではと見ているためです。
あとは▲ベルルミエール、☆オメガヴェンデッタの4歳馬2頭と、△サンライズメジャーアルビアーノティーハーフフミノムーンあたりに注目。穴では、この舞台好相性の西浦厩舎2頭(△ティーハーフフミノムーン)に期待しています。

今回の私の馬券は、◎ダイワマッジョーレの単・複勝負となる予定ですが、当コラムでは◎から3複フォーメーションで勝負としたいと思っています。


【3複フォーメーション】
◎=○▲☆△(4,15)=たくさん
13=4,5,9,14,15=1,2,4,5,7,8,9,10,11,14,15(40点)



去年は堅かったですが、今年は大波乱もあるんじゃないでしょうかね~。('-'。)(。'-')。ワクワク

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2015年6月9日(火) 20:00 【ウマニティ】
先週の回顧~(6/6~6/7)勢い止まらない!英プロが安田記念で178万の特大ホームラン!
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先週は、第65回G1安田記念が7(日)に東京競馬場で行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
    
G1安田記念モーリスが3.7倍の1番人気、続いて2番人気がフィエロで4.3倍、3番人気ヴァンセンヌが6.6倍、4番人気ミッキーアイル8.1倍、5番人気ダノンシャーク8.2倍とここまでが10倍を切る形で上位人気を形成しました。
 
注目のスタートはダイワマッジョーレサトノギャラントがやや立ち遅れ、ミッキーアイルが好スタートを決めますが、中から押して先手を奪ったリアルインパクトが先頭に立ちます。2番手にケイアイエレガント、続いてレッドアリオンミッキーアイルモーリスと先行集団を形成。少し間があいて中団からはサンライズメジャーフィエロクラレントブレイズアトレイルメイショウマンボダノンシャークカレンブラックヒルヴァンセンヌと追走。後方からはエキストラエンドダイワマッジョーレと続いてそこから3馬身ほど間があいた最後方にサクラゴスペルの態勢。前半600m通過は34秒3とやや遅めに流れて直線コースへ差し掛かります。
 
リアルインパクトケイアイエレガントの2頭が抜け出す形で先頭争い、直後3番手からは持ったままの手応えでモーリス、その外から馬体を併すようにクラレントが差を詰めてきます。残り200mを通過、ここで先頭を行くケイアイエレガントを捉えたモーリスが先頭に立つと一気に離してそのまま2馬身ほどにリードを広げます。後続からは内で懸命に粘るケイアイエレガント、中からフィエロ、外のクラレントの3頭が脚を伸ばしますが、伸びきれません。残り100mを通過、ここでやや詰まりながら外に出されたヴァンセンヌが一気の脚で追い込んで前を行くモーリスに迫ります。ゴール前では2頭が叩き合う接戦となりましたが、僅かにモーリスヴァンセンヌの追撃を凌ぎ切ってV。勝ちタイムは1分32秒0(良)。クビ差の2着にヴァンセンヌ、そこから1馬身1/4差の3着にクラレントが入っています。
 
公認プロ予想家では覆面ドクター・英プロろいすプロスガダイプロ岡村信将プロサウスプロきいいろプロ栗山求プロ馬っしぐらプロ凄馬勝子プロが的中しています。
 
☆☆☆注目プロ →覆面ドクター・英プロ
先週に続き、再び特大ホームランを放った覆面ドクター・英プロ。7(日)東京11R安田記念GIで人気薄のクラレントに対して『東京マイルが一番向いている馬でずっと斤量重かったり究極の瞬発力勝負になったり成績冴えないがここで大きく巻き返し期待できる』と評価し、◎△△の印で3連単を1400円的中!178万1400円の高額払い戻しとなりました!この他にも東京4Rで94万8040円、6(土)東京1Rでも51万2420円払い戻しと高額払い戻しを連発!週末トータルでは回収率698%、収支プラス287万5060円をマークしています!
 
☆☆☆注目プロ →☆まんでがんプロ
6(土)東京4Rで『スクーリングをして臨むサナシオン』とコメントし、◎×▲の印で3連単3578倍を400円的中!143万1480円を払い戻しました!阪神10Rでは『祐一の競馬は優等生。叩いて順当ヘミングウェイ。競馬が綺麗なら紐も順当』と見解を示し、3連単2点の丁半馬券で17万8500円を払い戻しました!週末トータル回収率378%、収支プラス133万5190円と好成績を収めました。
 
☆☆☆注目プロ →ろいすプロ
7(日)東京11R安田記念GIで『昨年の安田記念は馬場もこたえたと思われるが、見た目ほど悪くない競馬。左回りで直線が長くて1400m~1800mという条件では、ここに入ってもそん色ない力を持っている。』と◎クラレントから3連複406.9倍をゲット!東京5Rでも3連複499.8倍を仕留めました。週末トータル回収率188%、収支プラス8万8870円を記録しています。
 
☆☆☆注目プロ →サラマッポプロ
6(土)阪神12Rで○▲△の印で3連単324.7倍、3連複35.1倍、馬単74.5倍、馬連32.7倍をそれぞれ的中させ、10万6720円の払い戻し!週末トータル回収率222%、収支プラス6万4730円をマークしています。
 
※全レースの結果速報はこちら


今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。


「TCK007」

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2015年6月7日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第105回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~安田記念GI
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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「安田記念GI」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)はダノンシャークフィエロ
第2グループ(黄)はダイワマッジョーレミッキーアイルモーリスリアルインパクト
第3グループ(薄黄)はサクラゴスペルブレイズアトレイルの計8頭となり、以下は第4G(灰)となっています。

世間的にも混戦とされている安田記念ですが、凄馬出馬表を見ても第3グループまでで14頭もいるという超がつく大混戦となっています。

GIでここまで差がついていないというのは非常に珍しいです。とはいえポイントとなるのは第2グループのリアルインパクト~第3グループ・サクラゴスペル間には1.5の溝が出来ている点。この溝を生かして馬券を構築していきます。

本命は◎フィエロにします。第1グループで力上位という点はもちろんですが、不良馬場で昨年は力を出していないです。○対抗にはリアルインパクト、ここ2戦はオーストラリアですが、レース内容を見てもかなり馬が充実しています。内有利な馬場状態も味方になりそうです。以下は▲ダノンシャーク、△ミッキーアイル、△モーリス、☆ダイワマッジョーレと印をうちます。

【3連複フォーメーション】
10

2,3,5,6,9

1,2,3,5,7,6,9,12,16,17

計35点

大混戦ですので手広く流してみます。超大穴としてクラレントに密かに期待です(^^)/

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2015年6月3日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第321話安田記念(謎解き編
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第321話 「安田記念


10年 33.6-22.7-35.4 =1.31.7 ▼1△4△ 7 平坦戦
11年 33.9-23.1-35.0 =1.32.0 ▼4△4△ 6 平坦戦
12年 33.8-22.5-35.0 =1.31.3 ▼1△5△ 1 平坦戦
13年 33.9-23.1-34.5 =1.31.5 ▼2▼2△ 4 平坦戦
14年 35.1-24.0-37.7 =1.36.8 ▼2△3△17 平坦戦

昨年は例年よりも5秒も遅い走破時計で不良馬場でもコンディションはかなり悪い部類に入る馬場だったと思われます。
一言でいえばタフなレースでした。
ラスト1Fも△17でほとんどの馬の脚が上がっていてその中で勝ったのはジャスタウェイ、2着はグランプリボス
「お前らとは経験値が違うんじゃー」といった感じでGⅠ2勝馬&海外レース経験馬の2頭のワンツーでした。
苦しい経験や辛い経験は体が覚えているもの、最後の踏ん張りはその差だったのではないかと個人的には思います。

ということで昨年はレアケース扱いで行こうかと思います。
昨年をレアケース扱いにすると昨年のコラムがそのまま使えるということになります
こちら

簡単にまとめると
・距離延長組は前走上り2位以内が好走ゾーン
・距離短縮組は前走2着以内が好走ゾーン
・同距離組は流れがスローのケースが多く不振傾向
となっています。

今年の登録メンバーでは
距離延長組では
サクラゴスペルダイワマッジョーレミッキーアイルヴァンセンヌ
の4頭が該当します。
この中では京王杯SC2着のヴァンセンヌは有力候補。
初の1400m戦で2着は逆にスピードレースにも対応可能ということを示せたので得意の1600m戦ならという感じ。
京王杯SC1着のサクラゴスペルは逆に1600m以上の距離は500万下クラスの1勝のみで延長には不安あり。
ミッキーアイルは逃げ一辺倒のレースから徐々に位置取りを下げて上りを使うレースが出来るようになってきた。東京マイルGⅠはNHKマイルCで勝利経験もある舞台。
穴候補のダイワマッジョーレは13年マイルCS2着の実績馬。
近2走大敗してるがどちらとも上りは2位以内をマークしていて距離延長で一気に持ってこれるのはこういう馬だろう。
デムーロJが騎乗予定なので穴馬が穴にならない可能性もあるが…。

距離短縮組は今年は該当馬なし。

同距離組の今年の有力馬は
フィエロモーリスリアルインパクトレッドアリオン
辺りでしょう。
特に1番人気も予想されるモーリスは注目。
前走のダービー卿CTが圧巻。
△3△1▼8の瞬発戦でGⅢといえどゴール前に急坂がある中山でラスト1F▼8の加速は滅多にお目にかかれないラップです。
舞台が東京に替わってどうか?ですが前走のパフォーマンスさえ出来れば十分勝ち負け。
先週ダービーで1着3着だった堀厩舎が2週連続でGⅠ制覇となるのかも注目。
その堀厩舎2頭出しのもう1頭は11年安田記念を制したリアルインパクト
豪州GⅠを1着2着と好走を続けて今回挑むが古馬になってからは1600m未満の距離でしか勝利経験がないのは若干気になるところ。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
モーリスダイワマッジョーレヴァンセンヌ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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ダイワマッジョーレの口コミ


口コミ一覧
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【きょうは何の日?】 2013年5月11日 【京王杯スプリングカップ】 【ダイワマッジョーレ】

今回の続きは【軸うまおやじ】
【ウマニティ】 競馬ブログ・ランキングTOP50
【 https://jikujikuumauma.blog.jp/ 】
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競馬【YouTube】作りましたのでよろしくお願いします。
【https://www.youtube.com/channel/UC-6TOK-P1AEykkw1ij0fSvA】
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~軸うまおやじからのお願い~

馬券の購入は20歳になってからです。20歳未満の方は競馬法第28条により勝馬投票券の購入および譲り受けることはできませんのでご注意ください。
(JRAホームページより一部引用)
はじめまして、こんにちは。『軸うまおやじ』です。

2013年5月11日 【京王杯スプリングカップ】 【ダイワマッジョーレ】が勝利した日です。
大きな雨粒の中、芝の状態もあまり良くなく馬場ともに不安だらけでのレースでした。
18頭フルゲートの外枠15番。
出だしこそスムーズな展開でしたがかなり雨が降る中のレースで不安で見ていました。
道中でもまだ馬郡の中、第4コーナーを回っても後続の方。
400M切ってもまだ動かず馬郡の中、200M切った辺りで急にダッシュがかかり、ゴール直前でようやく前を捉えて1着でゴール!

雨で不安の中、ハラハラドキドキの1番人気の【ダイワマッジョーレ】よくがんばりました。
【ダイワマッジョーレ】、競馬ファンとして感動をありがとう。
以上、『軸うまおやじ』の『今日は何の日?』でした。
ご覧いただきありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いします。  

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今回の続きは【軸うまおやじ】
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次回もどうぞよろしくお願いします。     

【軸うまおやじ】
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 ビター ティー 2022年4月1日(金) 19:51
あの『モーリス』も、このレースから始まった。多様な路線か...
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 今週の土曜メイン重賞は「ダービー卿CT」。そのグレードはG3・・・その位置づけから、どんな狙いを持って参戦(チャレンジ)してくるのかを推測し、予想の鍵を探りたいと思います!

 上半期の古馬G3への出走は、馬齢によって目指すところが違いますが、ある意味、G1やG2以上に時としてハッキリしている場合があると思われます。


 3歳クラシックで勝ち負けを争った世代のトップクラスの馬たちは、休養を挟んで4歳となって戦線に復帰するのがG2やG1からになります。

 ですから、このレース(ダービー卿CT)に出走してくる4歳馬は『古馬重賞初制覇』が大命題になっているはずです。特に、この時期(3月下旬)は今年上半期の最終目標となるべきレースとの間隔も近いし、もちろんこのレースが勝利可能な目標としている陣営もいるでしょうから、一定のレベル以上に仕上げてくる馬がほとんどだと思いますので、どの馬の本気度が高くて、どの馬が本気モードではないかにあれこれ悩む必要がないのでは、と捉えています。

 5歳以上の古馬たちにとっても同様のことがあるとみられるので、それぞれの馬の能力・実力がハッキリする『ガチンコ勝負』が展開されてきたとみられます。

 ですから、各馬齢に応じた『ダービー卿CT』出走の狙いを踏まえつつ、前走の成績から1着馬となる可能性を見つけていきたいと思います。


 まずは、『ダービー卿CT』における馬齢毎の狙い(あくまでも予想をするための前提として)に当てはめて出走馬を分類してみます。


 (1)4歳馬   重賞初制覇
グラティアス   京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、
         白富士S3着→東風S(L)5着→
タイムトゥへヴン 京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、セントライト記念14着、
         富士S3着、キャピタルS8着、ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→
リフレイム    京王杯2歳S5着、クイーンC13着、フラワーC10着、2勝クラス1着→3勝クラス1着→

 (2)5歳馬   重賞初制覇またはGⅡ・GⅠに通用の可能性の確認
インターミッション アネモネS(L)1着、桜花賞14着、オークス18着、信越S(L)1着→オーロC15着→
ギルデッドミラー  アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、ターコイズS3着→京都牝馬S6着→
ダーリントンホール 札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
マイルCS着7着→洛陽S(L)2着→
ノルカソルカ    3勝クラス1着→小倉大賞典6着→
ワーケア      ホープフルS3着、弥生賞2着、ダービー8着、七夕賞15着→東風S(L)8着→

 (3)6歳馬   重賞通用の能力が維持できているかの確認、または、引退前の重賞制覇
インテンスライト  3勝クラス2着→3勝クラス1着→
カイザーミノル   マイラーズC3着、京王杯SC3着、天皇賞秋14着→京都金杯3着→
カテドラル     アーリントンC2着、NHKマイルC3着、キャピタルS9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
          安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、マイルCS9着→東京新聞杯8着→
ザダル       セントライト記念3着、エプソムC1着、富士S 7着→京都金杯1着→
トーラスジェミニ  3勝クラス4着→3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着、
           小倉大賞典14着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
           七夕賞1着、中山記念16着→黒船賞8着→
フォルクメン    ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
ミッキーブリランテ シンザン記念3着、ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着→

 (4)7歳以上馬 下半期以降も競走馬生活の継続が可能かの確認、または、引退前の重賞制覇
サトノフェイバー  きさらぎ賞G1着、京都金杯14着→大阪城S(L)6着→
ボンセルヴィーソ  デイリー杯2歳S2着、ファルコンS2着、NZT3着、NHKマイルC3着、
            淀短距離S(L)5着→東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着、京成杯AH3着、
            京都金杯7着   →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
            ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→


 年齢ごとに4つのグループにまとめてみましたが、過去10年のデータから馬齢別の狙いが適切かどうかを次に検証してみたいと思います。

 『ダービー卿CT』の歴代の1着馬の成績を示すことによって出走時の狙いが明らかになると考え、データを分析してみます。

【1着馬の前走までの成績・次走の成績】
2021年1着 テルツェット  4歳 3勝クラス1着   ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                 QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退
2019年1着 フィアーノロマーノ5歳3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
2018年1着 ヒーズインラブ 5歳 3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
2017年1着 ロジチャリス   5歳 東風S 3着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
2016年1着 マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
クイーンC2着
2015年1着 モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                  NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着、
2013年1着 トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着 ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
2012年1着 ガルボ      5歳 阪急杯 5着   ダービー卿CT1着→安田記念5着
                  シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                  東京新聞杯1着


 『ダービー卿CT』で1着になった10頭中7頭が重賞初制覇という予想以上に出走馬の狙いが鮮明になったように思います。

 しかも、4歳馬は『古馬重賞初制覇』が大命題ではないか、と書きましたが、7頭すべてが2・3歳の重賞では勝ち切れていません。最高着順は2着までです。ですから、生涯初重賞制覇が『ダービー卿CT』だったということになります。

 7頭の重賞初勝利組を更に細かく見てみると、

 4歳馬 
テルツェット   4歳 3勝クラス1着  ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
            1勝クラスから4連勝で重賞初勝利 前走:節分S1600m
モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
            2勝クラスから3連勝で重賞初勝利 (G14連勝→2着2回→G14連勝)
            スプリングS4着
トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
            朝日杯FS4着、シンザン記念4着

 5歳馬
フィアーノロマーノ5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
            ファイナルS
ヒーズインラブ  5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
            武庫川S1600m
ロジチャリス   5歳 東風S(OP)3着 ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
            ラジオNIKK4着
マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
            クイーンC2着

 4歳馬3頭については、前走が全て3勝クラス1着です。2・3歳重賞では4着となり、重賞でも通用する能力を示していた実力馬か、前走の3勝クラスまで連勝していて調子・実力共に上向きの『上がり馬』だったことが分かります。

 5歳馬については、1600mの距離適正があった(4戦3勝で掲示板を外していない。マイル戦4-2-3-4)か、3歳重賞で2着・4着と能力の高さを見せていた馬たちでした。


 では、重賞初制覇でなかった3頭は、どんな馬たちだったのでしょうか。まず、2頭の5歳馬について


2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                           NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着
2012年1着 ガルボ      5歳 阪急杯 5着    ダービー卿CT1着→安田記念5着
                  シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                  東京新聞杯1着

 5歳馬の2頭については、3歳重賞でも古馬重賞でも勝利を挙げると共に、重賞2・3着などコンスタントに勝ち負けを争える力を持っている2勝以上の勝馬という共通点があります。前走も『阪急杯』からとまったく同じで、最終目標となる『安田記念』でも有力(両馬とも5番人気)とみられる実力を持っていました。

 おそらく、『安田記念』出走に向けて体調を上げていく過程で『ダービー卿CT』に出走したところ、能力の一端を示しただけで勝つことができたのではないかと思います。2着馬との着差が『0.0秒』で辛勝だったことも共通しており、2頭の能力からみて、仕上がり途上で出走し、実力差によって勝利したと考えて間違いないと思います。

 ちなみに、この2頭に着差『0.0秒』でそれぞれ惜敗したカオスモスは4歳で、オセアニアボスは7歳で重賞初制覇を逃したことになります。


 最後の1頭は、8歳での勝利でした。

2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                 QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退

 クルーガーは、4歳時にG2マイラーズCで重賞初勝利を挙げて1年間の長期休養。その後、G3で2・3着はあったものの目を見張るような戦績を挙げられなかったのですが、1着馬との着差は全レース1.0秒以内で、底力の片鱗を見せていました。

 7歳で海外G1に初挑戦して2戦目に2着になり、依然として実力に大きな衰えのないことを示していました。8歳になり、2戦目で『ダービー卿CT』に初出走し、4年ぶりに重賞2勝目を挙げて安田記念14着を最後に引退しました。

 勝ち味に遅い馬が、4年後の引退間近になっての勝利は、ほとんど重賞初制覇と同じではないでしょうか。

 そして、カレンブラックヒルやガルボの時と同じように、クルーガーに敗れた2着馬のボンセルヴィーソも勝てば重賞初制覇になったかもしれないのです。これは奇跡的偶然の一致と言うしかありません。


 結論として、『ダービー卿CT』における馬齢別の狙いが適切であったとの思いを強く感じつつ、本命候補を取捨するためのキーワードを『重賞初制覇』で予想したいと考えます。


 予想をする上で、もう一つ確かめておきたいことがあります。それは『リピーター』の成績です。

 実は、先程話題に出したボンセルヴィーソが今年も出走することになっており、合わせて3頭がリピーターとして名を連ねます。

ボンセルヴィーソ8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT?着→
ボンセルヴィーソ7歳 京都金杯7着    →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
ボンセルヴィーソ6歳 淀短距離S(L)5着 →東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着

カテドラル   6歳 マイルCS 9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT?着→
カテドラル   5歳 キャピタルS(L)9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着→安田記念12着

トーラスジェミニ6歳 中山記念 16着  →黒船賞 8着 →ダービー卿CT?着→
トーラスジェミニ5歳 小倉大賞典14着  →東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
トーラスジェミニ4歳 3勝クラス4着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着


 昨年の2着馬、3着馬が今年も揃って参戦してきます。さらに、6着馬も参戦しますので、『ダービー卿CT』におけるリピーターの成績を確かめておく必要があります。

【過去10年間のリピーターの成績 今年の出走馬以外】
キャンベルジュニア6歳 スワンS 10着 →阪神C 11着 →ダービー卿CT2着→京王杯SC2着
キャンベルジュニア5歳 3勝クラス2着 →3勝クラス1着→ダービー卿CT2着→京王杯SC11着
キャンベルジュニア4歳 3勝クラス2着 →3勝クラス1着→ダービー卿CT8着→3勝クラス3着

ロジチャリス   6歳 キャピタルS15着 →東風S 8着 →ダービー卿CT12着→函館記念12着
ロジチャリス   5歳 札幌記念15着  →東風S 3着 →ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着

インパルスヒーロー6歳 リゲルS 12着 →東風S(L) 1着 →ダービー卿CT10着→谷川岳SOP12着
インパルスヒーロー5歳 ポルックスS14着→東風S(L) 3着 →ダービー卿CT 3着→谷川岳SOP4着
インパルスヒーロー4歳 富士S 9着  →キャピタルS16着→ダービー卿CT 6着→京王杯SC12着
                     ファルコンS1着、NHKマイルC2着

カオスモス    5歳 ファイナルS13着→シルクロードS13着→ダービー卿CT 9着→谷川岳SOP11着
カオスモス    4歳 洛陽SOP3着 →東風S(L) 4着  →ダービー卿CT2着→マイラーズC6着

ダイワマッジョーレ6歳 京都金杯16着  →阪急杯 14着   →ダービー卿CT11着 引退
ダイワマッジョーレ4歳 中山金杯5着  →東京新聞杯2着  →ダービー卿CT2着→京王杯SC1着

ダイワファルコン 7歳 福島記念1着  →中山記念 12着  →ダービー卿CT12着→七夕賞9着
ダイワファルコン66歳 有馬記念10着  →中山記念 2着  →ダービー卿CT3着→鳴尾記念10着
ダイワファルコン 5歳 中山金杯2着  →中山記念 9着  →ダービー卿CT5着→エプソムC9着

ガルボ      6歳 東京新聞杯8着 →フェブラリーS11着→ダービー卿CT5着→京王杯SC3着
ガルボ      5歳 東京新聞杯1着 →阪急杯 5着   →ダービー卿CT1着→安田記念5着

 以上のように、リピーターの成績の評価は難しいところがありますが、前年より明らかに出走レースのレベルや着順が上がっていれば『ダービー卿CT』における着順も上がっているように感じられます。

 着順を落としている頭数や頻度数の方が若干多い印象ですが、『リピーター』だからといって切り捨てず、公平な目で能力が発揮できるかどうかを判断する必要がありそうです。

 では、今年出走するリピーターの3頭を本命候補の中に入れるかどうかその順位付けをしてみます。

【リピーター組の本命候補】

第1位 ボンセルヴィーソ
 8歳でも勝てば正真正銘の重賞初制覇。2・3歳時には重賞で5戦連続馬券に絡んだこともある素質馬で善戦マン。4歳・5歳では条件クラスで低迷し、雌伏の時を過ごす。
5歳の年末に渡月橋Sを勝って条件クラスを卒業し、6歳春からG3に照準を定めたのか、6歳・7歳ではG3で3着・2着・3着・3着と全て馬券に絡むなど、立て直しを図って結果が出るようになると、7歳上半期はG2マイラーズCに挑戦して12着と大敗を喫する。7歳下半期にもG2富士Sに再挑戦したが15着と再び惨敗に終わる。
今年は8歳となり、昨年の3着と同じ臨戦過程で出走するが、前走は昨年を上回る東風S(L) 1着なら、一昨年の2着をも超える重賞ウイナーになって引退の花道を飾れるかもしれない。仕上がり具合によって重賞もG3なら・・・
芝1600m成績 1-3-7-11 複勝率50.0%
2021年 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT?着
2020年 7歳 京都金杯7着    →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
2019年 6歳 淀短距離S(L)5着 →東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着

第2位 カテドラル
 昨年の『ダービー卿CT』2着馬であり、その後、G3中京記念2着、G3京成杯OHで1着となり既に重賞初制覇を飾っている。
 3歳時にG3で2着、G1で3着と能力は高いが、G3でも大敗を喫するなど浮き沈みも激しい。4歳時には5戦してOP勝ちはあるものの、重賞ではG2とG1への出走だったこともあって掲示板に載ることもなかった。
 5歳になってG3を2戦連続で2着となり、その2戦目が昨年の『ダービー卿CT』2着だった。もし、1着になっていれば重賞初制覇であったが、待望の重賞制覇は下半期のG3京成杯OHだった。
 6歳でリピーターとして出走することになったが、前走の東京新聞杯の成績が落ちたことが懸念され1枚評価を下げざるを得ない。
芝1600m成績 1-3-1-9 複勝率35.7%
2021年 6歳 マイルCS 9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT?着→
2020年 5歳 キャピタルS(L)9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着→安田記念12着

第3位 トーラスジェミニ
4歳春まで重賞実績もなく、2歳と3歳に1回ずつG3に出走しただけで、4歳の初重賞が『ダービー卿CT』の11着という目立たない存在。
しかし、直後のエプソムCで3着になって能力開花したかに見えた。ところが、その後1年以上も重賞では鳴かず飛ばず。G2・G1にも出走し、少々背伸びし過ぎたところもあったからとはいえ、リピーターとして出走した『ダービー卿CT』でも6着。
 その次走はG1安田記念だったので5着でも善戦の部類で、その直後にG3七夕賞で重賞初制覇を達成。どうやら、夏場ならG3で力を発揮できるタイプのようで、『ダービー卿CT』はそのための足がかりに出走させているのかもしれない。
 今年で3回目となる『ダービー卿CT』であるが、前走がダートになり着順からも大きな望みを持てないのが実情。
芝1600m成績 3-0-0-10 複勝率23.1%
2021年 6歳 中山記念 16着  →黒船賞 8着 →ダービー卿CT?着→
2020年 5歳 小倉大賞典14着  →東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
2019年 4歳 3勝クラス4着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着


 『ダービー卿CT』の予想をするためのキーワードは、やはり10年間で7勝の『重賞初制覇』と設定して、その可能性がある出走馬について検討してみます。

 今年の重賞未勝利馬は10頭です。その内、前走3勝クラス1着は3頭です。

リフレイム    4歳 2勝クラス1着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT
インテンスライト 6歳 3勝クラス2着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT
ボンセルヴィーソ 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT

 この3頭の中に『重賞初制覇』の本命候補にできる馬がいるかを吟味する必要があります。


 次に、前走が重賞で上位に入賞している次の2頭が『重賞初制覇』の可能性があるのではないかと思います。

カイザーミノル  6歳 天皇賞秋14着     →京都金杯3着 →ダービー卿CT
             マイラーズC3着、京王杯SC3着、
ミッキーブリランテ6歳 ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着  →ダービー卿CT
             シンザン記念3着、

 この他に、重賞勝ちは難しいけれど、連下・複勝圏に入る可能性が残っていると思う、2・3歳重賞で複数回上位入賞経験のある次の2頭を穴候補に加えます。

タイムトゥへヴン 4歳 ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→ダービー卿CT
            京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、
            セントライト記念14着、富士S3着、キャピタルS8着、
ギルデッドミラー 5歳 ターコイズS3着 →京都牝馬S6着→ダービー卿CT
            アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、


 最後に、重賞1着の経験がある中で『ダービー卿CT』を契機に古馬重賞戦線で活躍が期待できそうな出走馬をピックアップしてみると次の4頭が残ります。

グラティアス   4歳 白富士S3着   →東風S(L)5着→ダービー卿CT
            京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、
ダーリントンホール5歳 マイルCS着7着 →洛陽S(L)2着→ダービー卿CT
            札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
ザダル      6歳 富士S 7着   →京都金杯1着→ダービー卿CT
            セントライト記念3着、エプソムC1着、
カテドラル    6歳 マイルCS9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT
            キャピタルS9着 →東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
            アーリントンC2着、NHKマイルC3着、安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、

 この4頭では、歴代1着馬のモーリスやカレンブラックヒル、クルーガーには実績で及びませんが、連下候補として吟味しておくことが必要と考えています。


 
 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。

 1.フォルクメン   6歳 ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
×2.インテンスライト 6歳 3勝クラス 2着  →3勝クラス1着→
×3.タイムトゥへヴン 4歳 ニューイヤーS 7着→東風S(L)11着→
○4.ボンセルヴィーソ 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→
△5.ギルデッドミラー 5歳 ターコイズS3着  →京都牝馬S6着→
◎6.リフレイム    4歳 2勝クラス1着   →3勝クラス1着→
△7.ザダル      6歳 富士S 7着    →京都金杯 1着→
×8.グラティアス   4着 白富士S3着    →東風S(L)5着→
 9.サトノフェイバー 7歳 京都金杯14着    →大阪城S(L)6着→
△10.ダーリントンホール5歳 マイルCS7着    →洛陽S(L)2着→
△11.カイザーミノル  6歳 天皇賞秋14着    →京都金杯 3着→
 12.トーラスジェミニ 6歳 中山記念16着    →黒船賞 8着 →
▲13.ミッキーブリランテ6歳 ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯 2着 →
 14.インターミッション5歳 信越S(L) 1着   →オーロC 15着→
△15.カテドラル    6歳 マイルCS 9着   →東京新聞杯 8着→
 16.ノルカソルカ   5歳 3勝クラス1着    →小倉大賞典6着→



 データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。





データ編


【ダービー卿CT 過去10年の成績】

年      馬  名   馬齢  前走       重賞経験              
2021年1着 テルツェット   4歳 3勝クラス1着   ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
    2着 カテドラル   5歳 東京新聞杯2着   ダービー卿TC2着    →安田記念12着
                  中京記念2着、京成杯OH1着
アーリントンC2着、NHKマイルC3着、東京新聞杯2着

    3着 ボンセルヴィーソ7歳 東風S(L) 2着   デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、 ファルコンS2着
                  NZT3着、NHKマイルC3着、京都金杯3着、
                  ダービー卿CT2着、京成杯AH3着

2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退
    2着 ボンセルヴィーソ6歳 東風S(L) 12着   デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、  ファルコンS2着
                  NZT3着、NHKマイルC3着、京都金杯3着、
    3着 レイエンダ   5歳 東京新聞杯8着   セントライト2着、エプソムC1着、富士S2着

2019年1着 フィアーノロマーノ5歳3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
    2着 プリモシーン  4歳 ターコイズS8着  フェアリーS1着、関屋記念1着、
    3着 マイスタイル  5歳 小倉大賞典10着   弥生賞2着、福島記念2着、京都金杯2着

2018年 1着 ヒーズインラブ 5歳 3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
    2着 キャンベルジュニア6歳 阪神C 11着    ダービー卿CT2着→京王杯SC 2着
    3着 ストーミーシー 5歳 東京新聞杯10着   ダービー卿CT3着→京王杯SC 7着
                            NZT2着、

2017年1着 ロジチャリス   5歳 東風S 3着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
    2着 キャンベルジュニア5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT2着→京王杯SC 11着
    3着 グランシルク   5歳 ニューイヤー(L) 2着 ダービー卿T3着→京王杯SC 3着
                  NZT2着

2016年1着 マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
クイーンC2着
    2着 ロゴタイプ    6歳 中山記念2着   ダービー卿CT2着→安田記念1着
    3着 サトノアラジン  5歳 香港C 11着   ダービー卿CT3着→京王杯SC1着

2015年1着 モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
    2着 クラリティシチー 4歳 東風S(L) 1着  ダービー卿CT2着→京王杯SC16着
                           東スポ2歳S3着、スプリングS3着、ラジオNIKKEI2着
    3着 インパルスヒーロー5歳 東風S(L) 3着  ダービー卿CT3着→谷川岳SOP4着

2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                            NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着、
    2着 カオスモス    4歳 東風S(L) 4着  ダービー卿CT2着→マイラーズC6着
                           京王杯2歳S3着、アーリントンC2着
    3着 インプロヴァイズ 4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT3着→京王杯SC6着
                           東スポ2歳S3着

2013年1着 トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着 ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
    2着 ダイワマッジョーレ4歳 東京新聞杯2着 ダービー卿CT2着 →京王杯SC1着
                          金鯱賞 2着、東京新聞杯2着
    3着 ダイワファルコン 6歳 中山記念 2着 ダービー卿CT3着→鳴尾記念10着
                          弥生賞3着、中山金杯2着、金鯱賞 2着、

2012年1着 ガルボ     5歳 阪急杯 5着   ダービー卿CT1着→安田記念5着
                          シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                          東京新聞杯1着
    2着 オセアニアボス 7歳 阪急杯 4着   ダービー卿CT2着→京王杯SC13着
                          スワンS3着
    3着 ネオサクセス  5歳 中山記念5着   ダービー卿CT3着→マイラーズC12着



【ダービー卿CT 出走馬】

 (1)4歳馬   重賞初制覇
グラティアス   京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、白富士S3着→東風S(L)5着→
タイムトゥへヴン 京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、セントライト記念14着、
         富士S3着、キャピタルS8着、ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→
リフレイム    京王杯2歳S5着、クイーンC13着、フラワーC10着、2勝クラス1着→3勝クラス1着→

 (2)5歳馬   重賞初制覇またはGⅡ・GⅠに通用の可能性の確認
インターミッション アネモネS(L)1着、桜花賞14着、オークス18着、信越S(L)1着→オーロC15着→
ギルデッドミラー  アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、ターコイズS3着→京都牝馬S6着→
ダーリントンホール 札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
マイルCS着7着→洛陽S(L)2着→
ノルカソルカ    3勝クラス1着→小倉大賞典6着→
ワーケア      ホープフルS3着、弥生賞2着、ダービー8着、七夕賞15着→東風S(L)8着→

 (3)6歳馬   重賞通用の能力が維持できているかの確認、または、引退前の重賞制覇
インテンスライト  3勝クラス2着→3勝クラス1着→
カイザーミノル   マイラーズC3着、京王杯SC3着、天皇賞秋14着→京都金杯3着→
カテドラル     アーリントンC2着、NHKマイルC3着、キャピタルS9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
          安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、マイルCS9着→東京新聞杯8着→
ザダル       セントライト記念3着、エプソムC1着、富士S 7着→京都金杯1着→
トーラスジェミニ  3勝クラス4着→3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着、
  小倉大賞典14着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
  七夕賞1着、中山記念16着→黒船賞8着→
フォルクメン    ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
ミッキーブリランテ シンザン記念3着、ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着→

 (4)7歳以上馬 下半期以降も競走馬生活の継続が可能かの確認、または、引退前の重賞制覇
サトノフェイバー  きさらぎ賞G1着、京都金杯14着→大阪城S(L)6着→
ボンセルヴィーソ  デイリー杯2歳S2着、ファルコンS2着、NZT3着、NHKマイルC3着、
淀短距離S(L)5着→東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着、京成杯AH3着、
京都金杯7着   →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→

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 山崎エリカ 2020年5月16日() 08:27
本日の見所(京王杯SC)
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2020年 京王杯スプリングC
_____________

京王杯スプリングCは、安田記念の前哨戦。また、春開催では高松宮記念以降、唯一の芝1400m以下で行われる古馬の重賞となるだけに、高松宮記念組が出走してくることが多く、スプリント路線馬とマイル路線馬、さらに上がり馬が激突します。

過去10年で1番人気が6回と、1番人気に支持されることが多いのは、前走の高松宮記念で上位の馬。しかし、それらがことごとく凡走することで、このレースは波乱の連続となっています。

2010年のエーシンフォワードは高松宮記念・3着→4着、2012年のサンカルロは高松宮記念・2着→9着、2013年のサンカルロは高松宮記念・2着→10着、2014年のコパノリチャードは高松宮記念・1着→7着、2015年のダイワマッジョーレは高松宮記念・6着→10着、2018年のダンスディレクターは高松宮記念・4着→15着。つまり、前走でG1を大目標にした馬は、その後に楽をさせることもあり、苦しいということなのでしょう。

前走で高松宮記念に出走していた馬が通用するパターンは、2014年のレッドスパーダー・1着(高松宮記念・17着)、2015年のサクラゴスペル・1着((高松宮記念・9着)、2017年のレッドファルクス・1着(高松宮記・3着)、2019年のロジクライ・3着(高松宮記念・8着)と、何かしらの理由で、高松宮記念で能力を出し切れなかった馬ばかりです。

一方、ダービー卿CT、東京新聞杯、マイラーズCなど、マイル路線組の活躍も目立ちます。また、それらは1番人気に応えて優勝した2013年のダイワマッジョーレや昨年のタワーオブロンドンなどのような、いわゆる近走着順(指数)の良い上がり馬ばかり。大敗から巻き返したケースは、2012年のサダムパティックのみです。

サダムパティックはもともと皐月賞・2着を始め、クラシックでも上位の馬でしたが、立て直されての巻き返しVでした。前走・東京新聞杯組は休養明けになるので大敗からでも巻き返せますが、前走・ダービー卿CTやマイラーズCなど、レースを順調に使われている馬は勢いが必要。このことを踏まえて馬券を組み立てると、的中に近づけるでしょう。


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3:
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  超チワワの一撃大穴馬   フォロワー:9人 2012年8月15日(水) 14:39:26
7/1足余す、上がり最速
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1着 ダイワマッジョーレ(吉田稔騎手)
「3コーナーで弾かれた時はどうかと思いましたが、返し馬の時から走ってくれそうな感触でした。直線もよく伸びています」

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