ドナウブルー(競走馬)

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ドナウブルー
写真一覧
抹消  鹿毛 2008年2月9日生
調教師石坂正(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績23戦[5-3-3-12]
総賞金26,319万円
収得賞金6,125万円
英字表記Donau Blue
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ドナブリーニ
血統 ][ 産駒 ]
Bertolini
Cal Norma's Lady
兄弟 ジェンティルドンナドナアトラエンテ
市場価格
前走 2014/01/25 京都牝馬ステークス G3
次走予定

ドナウブルーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
14/01/25 京都 11 京都牝馬S G3 芝1600 16233.212** 牝6 56.0 福永祐一石坂正 444
(+4)
1.33.1 0.133.6④④ウリウリ
13/11/17 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1851027.0105** 牝5 55.0 W.ビュイ石坂正 440
(+8)
1.33.0 0.633.8⑮⑯トーセンラー
13/10/14 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 138138.152** 牝5 54.0 I.メンデ石坂正 432
(-6)
1.48.9 0.132.8ホエールキャプチャ
13/08/11 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 186123.524** 牝5 54.0 内田博幸石坂正 438
(-4)
1.32.7 0.234.3④④レッドスパーダ
13/07/21 中京 11 中京記念 G3 芝1600 16364.124** 牝5 56.0 内田博幸石坂正 442
(+12)
1.33.9 0.435.2フラガラッハ
13/05/12 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 183614.475** 牝5 55.0 C.ウィリ石坂正 430
(0)
1.32.7 0.334.1⑤④ヴィルシーナ
13/03/31 中山 11 ダービー卿T G3 芝1600 16237.1310** 牝5 56.0 福永祐一石坂正 430
(-2)
1.33.1 0.535.5トウケイヘイロー
13/02/03 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 16594.0110** 牝5 54.0 内田博幸石坂正 432
(-2)
1.33.9 1.034.1⑤⑤クラレント
12/11/18 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1881711.153** 牝4 55.0 C.スミヨ石坂正 434
(+2)
1.33.0 0.134.1⑧⑧サダムパテック
12/10/13 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 176112.813** 牝4 54.0 内田博幸石坂正 432
(-6)
1.45.7 0.233.4④⑤⑤マイネイサベル
12/08/12 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 187142.811** 牝4 54.0 内田博幸石坂正 438
(+2)
1.31.5 -0.032.6エーシンリターンズ
12/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1861229.11410** 牝4 56.0 川田将雅石坂正 436
(+4)
1.32.1 0.835.2④⑤ストロングリターン
12/05/13 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1881614.072** 牝4 55.0 C.ウィリ石坂正 432
(+12)
1.32.5 0.134.1ホエールキャプチャ
12/03/11 中山 11 中山牝馬S G3 芝1800 167147.7411** 牝4 54.0 C.デムー石坂正 420
(-16)
1.51.7 1.137.1⑥⑤⑥⑦レディアルバローザ
12/01/29 京都 11 京都牝馬S G3 芝1600 16234.421** 牝4 52.0 C.デムー石坂正 436
(+8)
1.33.8 -0.234.6ショウリュウムーン
11/11/19 京都 12 3歳以上1000万下 芝1800 11111.811** 牝3 53.0 M.デムー石坂正 428
(-4)
1.49.5 -0.534.5エスカナール
11/10/15 京都 10 堀川特別 1000万下 芝1800 16365.733** 牝3 53.0 浜中俊石坂正 432
(-4)
1.46.2 0.234.5⑤⑤ビッグスマイル
11/09/18 阪神 11 ローズS G2 芝1800 1481410.655** 牝3 54.0 浜中俊石坂正 436
(+20)
1.48.5 0.433.6⑫⑪ホエールキャプチャ
11/04/09 阪神 12 NZT G2 芝1600 184716.666** 牝3 54.0 秋山真一石坂正 416
(-4)
1.34.8 0.333.3⑬⑬エイシンオスマン
11/03/21 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 166123.414** 牝3 54.0 U.リスポ石坂正 420
(-2)
1.22.6 0.335.4⑯⑮フレンチカクタス

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ドナウブルーの関連ニュース

12月14日(木)の美浦トレセンでは、2歳馬10頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

グットロゼ(母ポークチョップ、牝、蛯名利)

スマートビトラス(母スマートムービー、牝、鹿戸雄)=半兄スマートアペックス東京ジャンプS・JGⅢ勝ち

ドナウワルツ(母ドナウブルー、牝、手塚貴)=母は京都牝馬SなどGⅢ勝ち、おばジェンティルドンナは2012年の牝馬3冠、国内GⅠ6勝、ドバイシーマC・GⅠ勝ち

ファーストメイト(母ドリームエンプレス、牡、金成貴)

エアベルヘザーの2021(牝、大竹正)

オートキュイジーヌの2021(牡、金成貴)

トウカイクルークの2021(セン、田島俊)

ノヴィアの2021(牝、金成貴)

ビッザーロの2021(牝、奥村武

フレンチフレイバーの2021(牝、小笠倫)

【ダイヤモンドS&京都牝馬S&小倉大賞典】ダート頂上決戦の前に行われる3重賞の注目点 2022年2月16日(水) 11:08

★現役最多の3勝をマーク ゴーストに騎乗予定の北村宏司騎手/ダイヤモンド

 北村宏司騎手は、2009年にモンテクリスエス、2014年、2015年にフェイムゲームダイヤモンドSを制しており、同レースで現役最多の3勝をマークしている。同騎手は、今年のダイヤモンドSではゴースト(セン6歳、栗東・橋口慎介厩舎)に騎乗する予定だが、7年ぶり4度目のダイヤモンドS制覇を遂げることができるかどうか。Vなら、北村宏司騎手は2018年関屋記念プリモシーン)以来のJRA重賞制覇となる。

 なお、ゴーストは父ハーツクライ、母ガヴィオラという血統だが、ハーツクライ産駒は今年のJRA重賞で早くも4勝を挙げており、2月6日の東京新聞杯イルーシヴパンサー)、きさらぎ賞マテンロウレオ)、13日の共同通信杯ダノンベルーガ)と目下2週連続でJRA重賞を制している。

★母子制覇、姉妹制覇に挑む2頭に注目 ドナウデルタアクアミラビリス/京都牝馬S

 京都牝馬Sに登録しているドナウデルタ(6歳、栗東・高野友和厩舎)は、父ロードカナロア、母ドナウブルーという血統で、2012年に京都牝馬Sを制した母ドナウブルーに続く同レース母子制覇がかかる。また、アクアミラビリス(6歳、栗東・吉村圭司厩舎)は父ヴィクトワールピサ、母アクアリングという血統で、2016年に京都牝馬Sを制した姉クイーンズリングに続く同レース姉妹制覇がかかる。2頭はいずれも昨年のターコイズS以来の出走で、同レースではドナウデルタが11着、アクアミラビリスが16着に敗れているが、フタ桁着順からの巻き返しを見せることができるかどうか。ちなみに、京都牝馬Sでは姉妹制覇は一度もないが、「母ハギノトップレディ(1980年)=子ダイイチルビー(1991年)」が母子制覇を果たしている(※当時のレース名は京都牝馬特別)。なお、ドナウデルタには松山弘平騎手、アクアミラビリスには藤岡佑介騎手が騎乗する予定。

★1・2回小倉の騎手成績で首位の横山和生騎手 同開催のメインレースで4勝の浜中俊騎手にも注目/小倉大賞典

 1月15日から2月27日までの7週の日程で開催されている1・ 2回小倉競馬も残すところ2週となったが、2月16日現在の騎手成績を見ると、1位は10勝を挙げている横山和生騎手で、2位の藤岡康太騎手に2勝の差をつけている。20日には重賞の小倉大賞典が実施されるが、勝利を挙げるのはどのジョッキーだろうか。なお、横山和生騎手は小倉で4戦4勝という成績を挙げるアリーヴォ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、藤岡康太騎手はランブリングアレー(牝6歳、栗東・友道康夫厩舎)とのコンビで小倉大賞典に参戦する予定となっている。

 また、浜中俊騎手は1・2回小倉競馬で5勝を挙げ、同開催の騎手成績では6位となっているが、5勝のうち4勝をメインレースで挙げている。浜中騎手は逆瀬川S(3勝クラス)を勝ってオープン入りしたスーパーフェザー(セン7歳、栗東・渡辺薫彦厩合)とのコンビで小倉大賞典に参戦する予定だが、1・2回小倉競馬唯一の重賞となる同レースでも勝利を挙げることができるかどうか。

ダイヤモンドSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★京都牝馬Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★小倉大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★【ダイヤモンドS】レース展望★【京都牝馬S】レース展望★【小倉大賞典】レース展望

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【血統アナリシス】ヴィクトリアマイル2021 高速決着に強いデインヒル、タフな馬場ではSadler's Wellsに所縁のある血統が活躍 2021年5月15日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はヴィクトリアマイル・血統予想をお届けします!


一昨年にノームコアが記録した勝ちタイムは1分30秒5。これは当時の芝1600mにおける日本レコードでもあり、ヴィクトリアマイルに限れば従来のレースレコードを1秒0も更新するタイムだった。なお、ノームコアはデインヒルの直系となるが、以前のレースレコードホルダーであるストレイトガールも2代母の父にデインヒルの血を引いている。ノームコアストレイトガールの2頭はリピーターとしても活躍しており、高速決着を見込めそうなときはデインヒルの血脈に注目してみる価値はありそうだ。

一方、道悪などで時計の遅い決着になるとSadler's Wellsに所縁のある血統を強調しやすくなり、勝ち馬であれば2018年ジュールポレールは母の父エリシオがFairy King(=全弟)の直仔、2017年アドマイヤリードは母の父がNumerous(=従弟)。また、良馬場時の最遅タイム勝利記録を持つ2008年エイジアンウインズも2代母サクラフブキがSadler's Wellsの従妹にあたる。

レシステンシアは、父ダイワメジャー×母マラコスタムブラダ(母の父Lizard Island)。本馬は父ダイワメジャーの産駒らしいスピードとしぶとさが持ち味で、2019年阪神ジュベナイルフィリーズでは阪神芝1600mの2歳コースレコード(当時)を更新し、2走前の阪急杯でも阪神芝1400mのコースレコードとなるタイムで勝利している。また、母の父Lizard Islandがデインヒルの直系、さらにその母AddがSadler’s Wellsの従妹にあたる血統構成を強調しやすい。ほか、2代母の父PoligloteがSadler’s Wellsの直仔でもあるので、タフな馬場になってもこなせる下地はありそうだ。

マジックキャッスルは、父ディープインパクト×母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)。母ソーマジックは3連単700万馬券の大波乱となった2008年桜花賞の3着馬となるが、本馬も母の父シンボリクリスエスらしく、タフな馬場や厳しい展開になってこそ真価を発揮する傾向が見受けられる。また、2017年7番人気3着、2018年8番人気1着と人気薄ながら2年連続で好走したジュールポレールとは母系にFairy Kingの血を引く点で共通し、2012年2着ドナウブルーも遠縁にあたるディープインパクト産駒であることは評価すべきだろう。

テルツェットは、父ディープインパクト×母ラッドルチェンド(母の父Danehill Dancer)。母の父にDanehill Dancerの血を引くパターンはレシステンシアと同じ。なお、父ディープインパクト×母の父Danzig系という血統構成からは、2012年2着ドナウブルー、2019年2着プリモシーンが出ている。本馬は3代母MonevassiaがKingmamboの全妹にあたる名牝系で、リアルスティールラヴズオンリーユーの姪にあたる血統背景からも、G1で格負けするようなタイプではないだろう。

【血統予想からの注目馬】
レシステンシア ①マジックキャッスル ⑨テルツェット

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【血統アナリシス】福島牝馬ステークス2021 他の追随を許さぬディープインパクト、母の父Sadler’s Wells系も存在感を放つ 2021年4月23日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は福島牝馬ステークス2021・血統予想をお届けします!


今年は福島県沖地震の影響により、福島牝馬Sは新潟芝1800mにて代替開催される。2011年にも本競走は当該コースで代替開催されており、当時はマンハッタンカフェ産駒の9番人気フミノイマージンが勝ち、2着にはゼンノロブロイ産駒の5番人気コスモネモシン、3着にはキングカメハメハ産駒の3番人気ソウルフルヴォイスが入線する小波乱の決着となっていた。

新潟芝1800mにおける直近3年以内の種牡馬成績を参考にしてみたところ、牝馬はディープインパクトが最多となる12勝を挙げており、次点で4勝のオルフェーヴル、3勝でハーツクライとハービンジャーが名を連ねている。ほか、母の父ではSadler’s Wells系が「3-3-3-5」勝率21.4%・複勝率64.3%と存在感を放つ。

ドナアトラエンテは、父ディープインパクト×母ドナブリーニ(母の父Bertolini)。ドナウブルージェンティルドンナの全妹で、ロジャーバローズのいとこにあたる血統。全姉ドナウブルーは新潟芝1600mで行われた12年関屋記念をレコード勝ちした実績を持つが、本馬も新潟競馬場では「1-1-0-0」と底を見せておらず、19年両津湾特別では上がり3F32秒7の瞬発力を披露している。本質的には綺麗な良馬場でこそ真価を発揮するタイプで、左回りに良績が集まる近親の成績からも改めて期待したい。

シゲルピンクダイヤは、父ダイワメジャー×母ムーンライトベイ(母の父High Chaparral)。シゲルピンクルビーの半姉にあたる血統で、母の父はコース成績で好相性を示すSadler’s Wells系のHigh Chaparral。本馬はダイワメジャー産駒らしからぬ母系由来と思える瞬発力を武器にしているため、タフな馬場では持ち味を出せずに大敗を喫することも珍しくない。2走前の中日新聞杯がクビ差2着の惜敗であったように、やはり上がりの競馬になってこそのタイプなのだろう。

ムジカは、父エピファネイア×母ローズアダージョ(母の父ディープインパクト)。延べ10頭と出走数が少ないなかでエピファネイア牝駒は2勝を挙げているが、元より新潟芝1800mはRoberto系種牡馬の産駒が特別戦で大駆けするコースでもある。本馬においては母ローズアダージョの血統構成も興味深く、父ディープインパクト、母の父Sadler’s Wellsともに注目に値する血統と言えるだろう。また、左回りでは20年ローズSで14人気ながら2着と激走していた戦績が際立つ。


【血統予想からの注目馬】
ドナアトラエンテ ⑧シゲルピンクダイヤ ②ムジカ

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【血統アナリシス】ローズS ファミリーの活躍を後押しに巻き返しを期すクロフネ産駒!オークス以来のハーツクライ産駒に上位争いを期待! 2019年9月14日() 16:00

日曜日に行われるローズSの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。


メイショウショウブ
祖母を基点とする親族に重賞級はいないが、3代母から広がる一族には、アドマイヤムーンなど多数の活躍馬が名を連ねる。それゆえ、牝系の活力と底力については、マイナスにとらえる必要はない。ローズSにおけるダイワメジャー産駒の成績が芳しくない点は不安材料も、パワーマイラータイプの粘り込みがしばしば見られるレースだけに、捨てがたい面があるのも確か。余裕があれば、ヒモに組み込む手もアリだろう。

ベストクィーン
スクリーンヒーロー×トウカイテイオーの組み合わせ。持久力に優れ、未勝利勝ちが示すとおり、出走馬の多くが苦にするような条件下でもパフォーマンスが落ちないのが大きな特長。その一方で、速い上がりを求められると今ひとつ。高速タイムが頻出している、阪神芝コースへのコース替わりがプラスに作用するとは思えない。馬場や展開など何らかの恩恵がないと、上位進出は厳しいのではないか。

ビックピクチャー
G1 3勝のストレイトガールを半姉に擁する血統馬。父がフジキセキからディープインパクトに替わり、姉よりも距離適性は長め。総合力の面で底上げされている。ディープインパクト産駒はローズSと好相性。タイキシャトル×デインヒルという母の配合から、今の阪神のスピード馬場もマッチする。構成的にマイナス材料は少なく、1勝クラスを勝ち上がったばかりとはいえ油断は禁物。流れに乗りきれば、思わぬ伏兵と化す可能性もある。

ダノンファンタジー
父であるディープインパクトの産駒は当舞台で好成績。母父にグレイソヴリン系種牡馬を持つ馬の相性も悪くない。母はアルゼンチンの中距離G1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並び、各要素をバランス良く兼ね備えた優良牝系と判断できる。サンデーサイレンス系×南米牝系の配合馬は勢いを無くすと、一気に下降線をたどる傾向が強いものの、格落ちのG2なら話は別。アッサリあっても何ら不思議はない。

モアナアネラ
名牝ジェンティルドンナキングカメハメハを配合。否が応でも期待が高まる配合だ。ただ、祖母ドナブリーニの産駒を振り返ると、ドナウブルージェンティルドンナ以外はパッとしない現状。繁殖入りしたドナウブルーからも重賞級は出ていない。そのあたりを鑑みると、信頼を寄せるには心もとない印象。適性上位の馬が集うトライアル競争となれば、なおさらだ。今回の結果がどうのこうのではなく、長い目でみるべき馬だろう。

シャドウディーヴァ
父のハーツクライは、2014年の勝ち馬ヌーヴォレコルトなど当レースで複数の好走馬を輩出。北米のマイル重賞で活躍したスピードタイプを母に持ち、母父のダンシリは欧州にて種牡馬・BMSの双方で成功を収めている。速力と持久力のバランスが良く、日本の高速馬場に適した血統構成といえよう。中・長距離型サンデーサイレンス系×欧州ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースの活躍配合のひとつ。状態さえまともなら、上位争いに絡めるだけの下地は整っている。

アルティマリガーレ
祖母にエアトゥーレ、名牝スキーゴーグルを4代母に擁する一本筋が通った牝系。母のアルティマトゥーレも重賞戦線で活躍し、なおかつ繁殖牝馬としても着実に実績を重ねつつある。母と兄姉の良績は1600m未満に集中しているが、本馬は父ハービンジャーの影響が強く、1800mあたりまでならこなせそう。持続力優位の構成のため、上がりが極端に速くなった場合の不安は残るものの、秘めた底力は一級品。無印にはできない1頭だ。

ウィクトーリア
母は秋華賞馬で、半兄に札幌2歳S勝ち馬ブライトエンブレム、一族にはナリタセンチュリーや仏G1ロワイヤルオーク賞の勝ち馬がいる。差し切ったフローラSは父、500万下の逃げ切り勝ちは母譲りの機動力というように、両親の良さが巧くミックスしている印象。ただ、持続力とスタミナに長けているぶん、極端に時計が速くなると辛い面がある。勝ち切るには、スピードの持続力が優位に働く流れが不可欠といえよう。

ラシェーラ
ルーラーシップ×アグネスタキオンの配合馬。同配合からは、サンリヴァルなどコンスタントに重賞入着馬が出ている。注目度こそ低いが、ニックスと判断しても差しつかえない組み合わせだ。叔父、叔母には重賞戦線で活躍した面々が名を連ねており、本格化すれば大きいところを狙えるだけの資質は備えている。ただ、前走の糸魚川特別は前半5ハロンを57秒2の超ハイラップで通過。最後はバッタリ止まったように、若さが目立つ現状。今回は様子見が賢明ではないか。

シゲルピンクダイヤ
母は未出走ながら、母の父と祖母の父はともに英ダービー馬。一族には愛ダービー馬がいるように、牝系の質は高い。サンデーサイレンス系×サドラーズウェルズ系配合馬のローズSにおけるパフォーマンスも上々だ。当該コースの重賞でダイワメジャー産駒の成績が振るわない点は気がかりだが、追ってバテない持久力は牝馬とすれば上等の部類。オークス惨敗のダメージが癒えていれば、チャンスはおおいにある。

ビーチサンバ
父は芝とダートの双方でG1を制したクロフネ。母のフサイチエアデールは重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄のフサイチリシャールは2歳王者という良血馬。本馬も全兄同様、スピードとパワーを兼備したマイラータイプだろう。それゆえ、東京芝2400m→阪神芝1800mのコース替わりは歓迎のクチ。ノームコアクロノジェネシスなど、近い親族が活躍している点も心強い。前走の大敗を引きずることがなければ、巻き返す可能性は十分にある。

スイープセレリタス
母は宝塚記念などG1で3勝を挙げたスイープトウショウ。母同様にムラがあるうえ、春先は詰めの甘さも目についたが、ここ2戦はキッチリと勝利。良血開花の兆しを見せ始めた。父と母の現役時の成績を鑑みると、本格化はもう少し先かもしれない反面、一戦ごとに上昇をたどっているのは事実。秋を迎えて一段上のステージに昇ってくる可能性もある。軽んじて扱えない存在だ。



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ドナウブルーが引退、繁殖牝馬に 2014年1月29日(水) 17:07

 ジェンティルドンナの全姉で、GIIIを2勝したドナウブルー(栗東・石坂正厩舎、牝6歳、父ディープインパクト、母ドナブリーニ)が1月29日付でJRAの競走馬登録を抹消。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖牝馬となる予定。

 ドナウブルーの通算成績は23戦5勝。獲得賞金は2億6319万7000円(付加賞含む)。重賞勝ち鞍は2012年の京都牝馬S・GIII、関屋記念・GIII。

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ドナウブルーの関連コラム

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 今週のメインはマイルチャンピオンシップ
 その名の通り、マイル戦のチャンピオンを決めるレースなのですが、一口に”マイラー”と言っても、その中身は大きく2つに分けられると私は考えています。それは即ち、”短距離寄りのマイラー”と”中距離寄りのマイラー”。
 どちらも1600mという距離をこなすことに変わりはないのですが、1200mや1400mでもスピード負けしない前向きさを持つのが前者で、ある程度溜めが利いて1800mや2000mでもしっかりした脚を使えるのが後者と言えるでしょうか。
 このうち、マイルCSというレースでより力を発揮できるのはどちらのタイプの馬なのか……近年の結果を振り返りつつ、有力馬に触れていこうと思います。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807




 昨年……15年の1~3着馬は、モーリスフィエロイスラボニータ
 一昨年……14年は、ダノンシャークフィエログランデッツァ
 13年は、トーセンラーダイワマッジョーレダノンシャーク
 更に遡って12年は、サダムパテックグランプリボスドナウブルー

 当レースの好走馬だけあって、どの馬もマイルのイメージが非常に強い馬達です。
 が、モーリスイスラボニータサダムパテックは2000mのG1でも好走出来る適性の持ち主でしたし、トーセンラーに至っては3200mですらこなしていた馬。ダノンシャークフィエロドナウブルーは1400mだと追走に苦労して脚がイマイチ溜まらない内容が目立っていますし、グランデッツァダイワマッジョーレも本来は1800m前後がベストだった馬。血統的には短距離寄りのサクラバクシンオー産駒・グランプリボスですら、マイル~1800mの方が高いパフォーマンスを示しています。
 同じ距離の重賞は多々あれど、やはりここはG1。スピードだけでは押し切れず、最後の最後まで脚を伸ばすことのできるスタミナや底力が重要ということなのでしょう。

 この点を踏まえると、最も勝利に近い位置にいそうなのがサトノアラジン。昨秋のマイル路線転向以来、コンスタントにG1級のパフォーマンスを発揮しており、戴冠も時間の問題であるように感じる馬です。
 2度の重賞勝ちはいずれも1400mでのものですが、全姉にエリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスがいるという血統面や、3歳時に菊花賞でも見せ場を作ったという点からも、”中距離寄りのマイラー”というイメージをかなり強く感じます。
 本馬の武器はやはり迫力ある末脚と言えますが、全姉ラキシス同様、本馬の末脚は大きなストライドで徐々に加速していくもの。仕掛けてから瞬時にギアチェンジするタイプではない分、直線でゴチャついたり、追い出しが遅れてしまったりするとその威力は半減します。
 2走前の安田記念が正にそんな感じの負け方でしたが、前走のスワンSは大外から一気に突き抜けての快勝。多少の距離ロスはあっても、スムーズに脚を伸ばし続けられる形になった方が持ち味が生きる印象があります。あまり内過ぎない枠を引いて勝負所で外を回すことができれば、勝ち負けに加わってくる可能性はかなり高いのではないでしょうか。

 昨年の当レースでこのサトノアラジンに先着しているのがイスラボニータ

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2015年5月13日(水) 20:30 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第318話ヴィクトリアM(謎解き編)
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第318話 「ヴィクトリアM」


10年 33.8-23.7-34.9 =1.32.4 ▼4▼3△7 平坦戦
11年 33.5-22.4-36.0 =1.31.9 △3△4△4 消耗戦
12年 34.4-23.8-34.2 =1.32.4 ▼3▼3△3 平坦戦
13年 34.6-23.6-34.2 =1.32.4 ▼5▼2△4 瞬発戦
14年 34.7-23.3-34.3 =1.32.3 ▼4▼2△5 平坦戦

エイジアンウインズが勝利した08年辺りはスローの瞬発戦が多かったヴィクトリアMですが近年は流れが速くなってきました。
(流石に安田記念の激流とまでは行きませんけど)
ちなみに過去5年の平均ラップはこうなっています。
34.20-23.36-34.72 =1.32.28 ▼3▼1△5
安田記念の平均ラップは
34.06-23.08-35.52 =1.32.66 ▼2△3△7
となっています。
安田記念の方が走破時計が遅くなっているのは昨年の不良馬場開催が原因です。
昨年のラップを除くと
33.80-22.86-34.98 =1.31.62 ▼2△3△5
となります。
この数字を比べると安田記念ほどではないがソコソコ流れは速いというのが分かると思います。
とはいえ11年以外の年はラストの直線で連続加速が発生した流れになっています。
これは中盤で多少緩んでいる証です。
ある程度の速い流れにも対応出来る底力と瞬発力が問われるレースと言えるでしょう。

では過去5年の連対馬の重賞成績を見てみましょう(主な勝利重賞実績)

ブエナビスタ    【瞬5平3消0】桜花賞オークス京都記念
アパパネ      【瞬6平1消0】牝馬3冠
ホエールキャプチャ 【瞬6平1消0】クイーンCローズS
ヴィルシーナ    【瞬5平3消0】クイーンC、3歳牝馬クラシック全て2着
ヴィルシーナ    【瞬6平3消0】上記+ヴィクトリア
2着馬
ヒカルアマランサス 【瞬4平1消0】京都牝馬S
ブエナビスタ    【瞬8平5消0】上記+ヴィクトリアM、秋天
ドナウブルー    【瞬2平3消0】京都牝馬S
ホエールキャプチャ 【瞬6平2消0】上記+ヴィクトリア
メイショウマンボ  【瞬5平2消0】フィリーズR、オークス秋華賞、エリ女

全馬にマイル以上の重賞勝利実績がありました。
しかもその多くはGⅠレースです。
GⅢのみという馬はその年の京都牝馬Sの勝ち馬2頭のみとなっています。
12年2着のドナウブルー以外は瞬発戦>平坦戦という実績馬でやはり瞬発力は重要かなと思われます。
そしてある程度の底力を問われるので中距離重賞での実績はあった方がベターです。

データ的には
・4~5歳馬有利 5-5-4-62
・前走牝馬限定以外のGⅠ~Ⅱ出走馬有利 3-2-1-7
の2つが大きな偏りがあります。
阪神牝馬S中山牝馬S福島牝馬SヴィクトリアMのトライアルレース的な位置付けではありますが問われるレース質が異なるのでどちらかといえば前走負けて本番巻き返しというケースの方が目立ちます。

以上のことから今年の有力馬は
ショウナンパンドラディアデラマドレヌーヴォレコルト
の3頭になるでしょう。
あと私的にはレッドリヴェールメイショウマンボの復活はあるのか?
ですかね。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
メイショウマンボショウナンパンドラヌーヴォレコルト
復活を期待して。
でも厳しいかなぁ。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2014年1月28日(火) 18:00 【ウマニティ】
先週の回顧~シムーンプロがG2・AJCCを◎サクラアルディートの予想で的中!
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先週は、25(土)に京都競馬場でG3京都牝馬ステークスが、26(日)に中京競馬場でG2東海ステークスと、中山競馬場でG2アメリカジョッキークラブカップがそれぞれ行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
G3京都牝馬ステークスは、好スタートを決めたローブティサージュが逃げて1馬身ほどのリードで直線へ。好位から1番人気に推されたドナウブルーが伸びてきますが、中団からインを突いたウリウリがさらに鋭い伸び脚で一気に先頭へ。上がり32秒9の末脚で伸びたウリウリが、そのまま3/4馬身振り切ってV。重賞初制覇を飾っています。2着ドナウブルーから1馬身1/2差の3着にはノーブルジュエリーが入っています。
26(日)に行われたG2東海ステークスは、サトノプリンシパルが逃げる展開。前半1000mを60秒4の淀みない流れでレースを引っ張って直線へ。4,5番手で4コーナーを回った1番人気ニホンピロアワーズが手応えそのままに並び掛けていき残り200mで先頭に立ちます。ぐんぐんと突き放すニホンピロアワーズに対し、後続からはグランドシチーが脚を伸ばして単独2番手に上がり追い上げを見せますが及ばず。2馬身差の完勝でニホンピロアワーズが重賞6勝目を飾っています。2着グランドシチーから2馬身1/2差の3着にはマイネルバイカが入っています。
公認プロ予想家の中では、スガダイプロ河内一秀プロサラマッポプロら計6名が的中しています。
一方のG2アメリカジョッキークラブカップは、サトノシュレンがハナを奪って前半1000mを61秒1のゆったりとしたペースで通過。直線を向いて馬群ひと塊の中から、3分どころを通ってヴェルデグリーンがジワジワと伸びて直線半ばで先頭に立つと、その内からは1番人気レッドレイヴンサクラアルディートフェイムゲームの1枠2頭が応戦。これに最後外からフラガラッハも加わっての攻防となりますが、頭一つ抜け出した2番人気ヴェルデグリーンがV。昨秋の同舞台G2・オールカマーに続く重賞2勝目を挙げています。クビ差2着はサクラアルディート。さらにそこからクビ差の3着にはフェイムゲームが入っています。
公認プロ予想家の中では、はははふほほほプロレイトバスタープロシムーンプロが的中しています。

その他では、山崎エリカプロきいいろプロ☆まんでがんプロが活躍を見せています。


☆☆☆注目プロ → シムーンプロ
26(日)のアメリカジョッキークラブカップでは、本命◎サクラアルディートの単・複2点勝負で見事的中!土日トータルでも回収率110%を達成しています!

☆☆☆注目プロ → 山崎エリカプロ
26(日)の京都11Rで、本命◎ウイングザムーン から△テイエムタイホーの馬連82.2倍を1500円分的中!12万3300円払戻しのスマッシュヒットをマークしています。週末トータルでは、回収率176%をマークしています。

☆☆☆注目プロ → きいいろプロ
25(土)の京都5Rで単勝&馬連を的中。合わせて14万8000円払戻しのスマッシュヒットを記録しています。

☆☆☆注目プロ → ☆まんでがんプロ
26(日)の中山12Rで3連単を◎△○的中。500円分の購入で10万6550円の払戻しをマークしています!

他には、河内一秀プロ(111%)が週末トータル回収率100%オーバーの活躍を見せています。


※全レースの結果速報はこちら


今週も、競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。

「ユータ」

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2014年1月23日(木) 19:30
濃霧注意報~京都牝馬S(2014年)展望~
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先週辺りから、「なんか体がダルいな~……」と思いつつ日々の生活を送っていたのですが、
今週に入ってからはその違和感がMAX状態に。
変なモノを食べたわけでもないのに気分は悪いわ、お腹は痛いわ、布団に包まっていても寒気がするわで、
今流行りのノロウイルスではないかとビクビクしていましたが、そこまで酷くなることはなく、結局は普通の風邪。
ここの所不規則な生活が続いていた上に、週末の予想もびっくりするくらい当たらないこともあって、
疲れとストレスが溜まっていたのでしょう。
前述のノロウイルス然り、これから猛威を振るうであろうインフルエンザ然り、
何かと体調を崩す要素が出てくる時期です。皆様も体調には十分お気を付け下さいね。

しかし……肉体的な疲れの方は睡眠や食事等、生活リズムを整えることで解消出来ますが、
精神的なストレスの方は何かきっかけが無いとなかなか解消出来ないもの。
普段は美味しいものをいっぱい食べたり、雑誌や小説などの本を読みまくるのが私のストレス対策なのですが、
風邪の影響でそのどちらもがダルい状態とあっては、他に取れる方法はただ一つ。
そう、競馬予想です(完全に諸刃の剣)。
先々週は祝日・月曜重賞のフェアリーS、先週は日曜重賞の日経新春杯について綴ってきましたが、
今週は早々に勢いに乗るためにも土曜重賞に注目。京都牝馬Sについて触れてみます。



昨年の勝ち馬ハナズゴールに代表されるように、末脚のしっかりした馬が強い印象のある当レース。
近5年のうち、実に4年が差し・追い込みと言える位置取りからの差し切り決着となっています。
唯一の例外と言える一昨年のドナウブルーも、ディープインパクト産駒らしい瞬発力を持った馬。
先行して粘り込むタイプの馬よりは、ある程度溜めて伸びて来られるタイプの方が狙い易そうです。

また、ダートのイメージの強いパワー型の血統を持つ馬もよく馬券に絡んでいます。
前述したハナズゴールの母父は地方競馬で多くの活躍馬を出したシャンハイ。
彼女の2着だったエーシンメンフィスも、父がメダグリアドーロ、母父がパインブラフというダート寄りの血統馬。
3着のベストクルーズもまた、父がクロフネという血統馬でした。
先週の日経新春杯展望内でもちょいちょい触れている通り、今の京都芝は春や秋よりもパワーを要す状態。
今年もまた、ダート血統の持つパワーがいいスパイスとなる可能性は高いと思います。

これらの点を踏まえつつ、有力馬に視点を移していくと、戦績で目立つのはやはりドナウブルー
一昨年の覇者であり、舞台適性は既に証明済みです。
昨年は未勝利に終わってしまいましたが、ヴィクトリアマイルとマイルCSの両G1レースで差のない5着。
牝馬同士だけでなく牡馬の骨っぽいところと当たっても大崩れはしておらず、ある程度の力は保っています。
本当に良かった頃に比べると終いの脚がジリっぽいのは気になるところですが、牝馬同士のG3なら上位評価は仕方なし。
クラブの規定でこのレースがラストランとなりますが、有終の美を飾ることが出来るでしょうか。

末脚の破壊力ならばゴールデンナンバーも互角以上。
1600~2000mを主に使われている馬ですが、その中でも一番よく切れているのがマイル戦。
逆に、前走の愛知杯のようなタフな2000m戦では持ち味を生かせていません。
ダイワメジャー産駒の上級牝馬は、エピセアロームをはじめとして短距離寄りの適性を示す馬が多いだけに、
本馬の本質も中距離寄りではなく、短距離寄りのマイラーなのではというイメージを抱いています。
前走からの舞台変わりは大きなプラスに映りますし、本馬自身京都外回りコースでは2戦2勝。
あとはその極端な脚質がハマりさえすれば、突き抜けるだけの力は十分に持っているはずです。

血統だけ見て、いかにもダートっぽさを感じるのはスマーティジョーンズ産駒のノーブルジュエリー
条件馬時代が長く、重賞挑戦は3歳時のアーリントンC以来となりますが、
戦績を見ても分かる通り、本馬が走ってきたのは殆どが牡馬との混合戦。
特に1000万や準OPともなるとかなり強力なメンバーが集まってきますが、本馬はそこでも安定して走れています。
重賞実績は無くとも、こうした混合戦の経験は牝馬限定戦では大きな武器となりますし、伏兵としては非常に面白そうな馬。
折り合いさえすればマイルでも渋い走りを見せますし、鞍上がノリに乗っているルメール騎手だというのも不気味。

前走のターコイズSで久々に馬券に絡んだミッドサマーフェアも面白い1頭。
着順だけ見ると分かりにくいですが、昨秋の走りを見るに一時期のスランプは脱している印象があります。
タニノギムレット、母父キングマンボという血統はぱっと見完全に芝寄りに映りますが、
本馬の母母ストームソングはアメリカのダートG1勝ち馬。しっかりパワーは秘めています。
ハイレベルの走りを見せた3歳時の君子蘭賞の走りからも、パワーを要す芝、長い直線という条件は合っているでしょう。
似た条件だったエリザベス女王杯では11着に敗れましたが、勝ち馬との差は僅か0.6秒。
スタミナが問われる2200mから、スピードが生かせるマイルに舞台が変わればもっとやれていいはず。

近5年全てで当レースを制しているのは、若い世代である4歳馬。
今年はウリウリローブティサージュプリンセスジャックノボリディアーナの4頭が特に注目を集めそうです。
いずれも父か母父にダートっぽさを感じる血を持っており、血統的な適性は問題なさそうですが、
揃いも揃って近走のレースレベルが"あくまでそこそこ"に過ぎないのが悩ましいところ。
ローブティサージュプリンセスジャックノボリディアーナは上がりの時計が掛かった方が良さそうなタイプですし、
過去の好走馬に一番イメージが近いのはウリウリということになるでしょうか。調教の動きもこの馬が一番良く映りますね。



先週の結果を見ていると、流石の京都芝も少しずつ差しが届くようになってきたかな?という印象。
かと言って内の先行馬が壊滅するような感じでもなく……非常に見極めの難しい馬場状態と言えます。
冬季の土曜日ということでヒントとなる芝レースの数は非常に少ないですが、
何とかメインまでにはある程度の傾向を掴んでおきたいところですね。

そして、私自身の体調の方も土曜日までには何とか上向かせておきたいもの。
土日の結果が風邪完治に繋がる特効薬となってくれれば、尚良いのですが。

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2013年8月13日(火) 18:00 【ウマニティ】
先週の回顧~夢月プロ62万!kmプロ58万!2本のホームラン的中を記録!!
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先週は、11(日)に新潟競馬場でG3関屋記念が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
G3関屋記念のスタートは、最内枠を利してレッドスパーダが出を窺うところに、外からナンシーシャインが並び掛け代わってハナに立つ展開。ナンシーシャインレッドスパーダの隊列に収まると、直後の3番手にはドナウブルーら。スタートで後手を踏んだ1番人気ジャスタウェイは最後方からの追走となって流れていきます。
直線を迎えたところで先頭のナンシーシャインが故障発生し脱落。レッドスパーダが単独先頭となって直線半ばを通過します。中団から内ラチ沿いを突いてレオアクティブ、その外からドナウブルー、馬場の中ほどからワイズリー、さらに大外に持ち出してジャスタウェイといったところが懸命にレッドスパーダを追って残り100m。しかしこれら後続4頭は2着争いまで。早め先頭から快走を続けたレッドスパーダが、2着に1馬身1/4差を付けて先頭でゴール。約3年半ぶりの重賞2勝目を挙げました。
際どい2着争いを制したのは、大外強襲のジャスタウェイ。ハナ差の3着には、ドナウブルーとの叩き合いを制したレオアクティブが入っています。
公認プロ予想家の中では、河内一秀プロ仲谷光太郎プロ3連複プリンセスプロ他計5名が的中をマークしています。

その他では夢月プロkmプロMK.YOSHIプロdream1002プロ☆まんでがんプロが活躍を見せています。


☆☆☆注目プロ → 夢月プロ
10(土)新潟8Rで本命◎カラダエーピー(単勝62.9倍)の単勝を1万円分的中!62万9000円払戻しのホームランを記録。土日トータルでは、回収率142%・収支30万7000円プラスをマークしています。

☆☆☆注目プロ → kmプロ
11(日)小倉8Rで本命◎エーシンルミナスから3連単1着固定(1163.1倍)500円分を的中!58万1550円のホームランを記録。先週のトータル成績は、回収率137%・収支15万8550円プラスをマークしています。

☆☆☆注目プロ → MK.YOSHIプロ
11(日)の新潟5Rで3連単15万7630円馬券的中のスマッシュヒットを記録!

☆☆☆注目プロ → dream1002プロ
11(日)の小倉12Rで3連単200円分の的中をマーク。14万8020円を払戻しています!

☆☆☆注目プロ → ☆まんでがんプロ
11(日)函館2Rで馬連2000円分を的中し、11万5000円払戻しのスマッシュヒットをマーク!

他には、ろいすプロ(142%)、河内一秀プロ(113%)、仲谷光太郎プロ(105%)が土日回収率100%オーバーの活躍を見せてくれました。


※全レースの結果速報はこちら


今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。

「ユータ」

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2013年8月7日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第247話関屋記念(謎解き編)~
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第247話 「関屋記念

先週はコラムをお休みしてしまって申し訳ありません。
多忙な状況となっていましておそらく来週と再来週のコラムも書けない可能性が高いです。
もし時間が取れればUPしようとは思っています。
よろしくお願いします。


08年 36.0-23.9-32.9 =1.32.8 ▼6▼10△19 瞬発戦
09年 34.6-24.4-33.7 =1.32.7 ▼8▼ 6△10 瞬発戦 稍重
10年 36.2-23.5-33.2 =1.32.9 ▼9▼ 3△20 瞬発戦
11年 34.5-23.3-34.8 =1.32.6 △2▼ 9△12 瞬発戦
12年 35.0-23.7-32.8 =1.31.5 ▼6▼ 7△ 9 瞬発戦

過去5年は全て瞬発戦となっていて11年以外は連続加速が生じています。
やはり11年のラップだけ若干他とはズレていて基本的には「スローの上がり勝負」というのが展開的にはスタンダードになっています。
上がり勝負と言いながら上がり1位の馬の成績は2-1-0-3とまずまずの数字に見えますが残りの3勝は上がり4位以下の先行馬というのもポイント。
レースの上がりが33秒前後なので昨年の様にスローペースにも関わらず上がり32.8秒でレコード決着というレース展開になってしまうと後方の馬は上がり32秒台を叩き出しても掲示板が精一杯となってしまいます。
結局は展開に左右されやすいレースということなのですが「瞬発力」「高速馬場(=スピード)」はどちらにしても問われるファクターでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
マルカシェンク   【瞬3平3消0】
スマイルジャック  【瞬4平2消0】
レッツゴーキリシマ 【瞬5平1消1】
レインボーペガサス 【瞬3平3消0】
ドナウブルー    【瞬2平3消0】
2着馬
リザーブカード   【瞬4平4消1】
ヒカルオオゾラ   【瞬5平1消2】
セイクリッドバレー 【瞬4平2消0】
エアラフォン    【瞬5平2消1】
エーシンリターンズ 【瞬8平0消0】

瞬発力はポイントなのですが新潟の直線は長すぎるので末脚の持続力も同時に必要となります。
そういう意味で平坦戦実績も重要になってきます。

このレースは外枠有利という傾向がありますが昨年の結果を見ると決め付けるのはどうかなという印象です。
勝利したドナウブルーは外枠だったのですがスタート直後に先行して内に入れてレースをしました。
1~3着は全て内を通った馬ばかりという結果でこれはスローの上がり勝負というのが大きかったと思われます。
ラスト1Fが11.3秒だったのでこれは前が止まらない馬場といってもいいでしょう。
外枠有利ではありますが展開と馬場次第ということです。
(08~11年は新潟開催最終日、12年は(連続開催の)開幕週2日目、今年は6日目開催という状況からすれば外枠有利ではない気がしてますが…)

高速決着でスピードが問われるので基本的には若い馬の方が有利となります。
過去5年で4~5歳馬が圧倒していて6歳馬が勝利したのはやはり傾向がズレている11年のみ。

私のイチオシはドナウブルー
この馬の連覇とみます。
4歳馬であるジャスタウェイレオアクティブは差し馬で届かない可能性も十分考えられレッドスパーダは7歳馬とやや不安。
減点材料の一番少ないのはドナウブルーかなと思います。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ドナウブルーレッドスパーダレオアクティブ


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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ドナウブルーの口コミ


口コミ一覧
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 ジャパンカップで有終の美を飾り、現役最強馬アーモンドアイがターフを去り、有馬記念でも牝馬がワンツーフィニッシュを決めた昨年の中央G1。

今年のG1戦線は、アーモンドアイに代わるヒロイン(たち?)が現れ、牡馬を凌ぐ成績を残せるのでしょうか。

上半期の牝馬(限定)頂上決戦から、今年のG1戦線の有力馬となり得る最強牝馬候補を見つけるべく、ヴィクトリアM優勝馬を予想したいと思います。


 さて、それでは最初に昨年を振り返り、ヴィクトリアMの予想を組み立てるキーワードについて考えていきましょう。予想の土台となるデータの観点を何にするか、その選択によって買い目が変わります。上半期の牝馬(限定)頂上決戦レースを考えるためのキーワードは、昨年の牝馬優勢のG1流れから、今年の中央競馬G1の傾向を予想するために必要不可欠で最も重要なデータになるかもしれません。

そのことを、踏まえて分析・検討し、慎重に本命の軸馬を吟味したいと思います。


 では、昨年の中央芝G1にかかわるデータ(数字)を振り返ってみます。
【G1優勝馬の牝馬と牡馬の比率】
  G1実施期間  牝:牡
① 上半期   4:1
② 下半期   5:0
③ 年間通算  9:1  G1ウイナーとなった牡馬は「フィエールマン(引退)」だけでしたね。


【G1優勝馬とレースの牝馬出走状況】
G1レース    優勝馬        牝:牡 出走牝馬(牝/全体)→2021年のレース結果
高松宮記念   モズスーパーフレア  1:0 (8/18)       →ダノンスマッシュ0:1 (7/18)
大阪杯     ラッキーライラック  2:0 (2/12)        →レイパパレ   1:1 (2/13)
天皇賞(春)   フィエールマン    2:1 (1/14)        →ワールドプレミア1:2 (3/17)
安田記念    グランアレグリア   3:1 (3/14)
宝塚記念    クロノジェネシス   4:1 (2/18)

ここまでが上半期(経過順に数値を積み上げています)

スプリンターズSグランアレグリア   1:0 (7/16)
天皇賞(秋)   アーモンドアイ    2:0 (3/12)
マイルCS   グランアレグリア   3:0 (5/17)
ジャパンカップ アーモンドアイ    4:0 (3/13)
有馬記念    クロノジェネシス   5:0 (5/16)
ここまでが下半期

年間で通算すると      9:1

このように、昨年はJRA芝平地の牡・牝馬混合G1において「9頭:1頭」の比率で、牝馬が牡馬を圧倒したことを改めて思い知らされます。これに牝馬限定G1の2レースを加えると牝馬の古馬G1ウイナーが11頭誕生し、驚異的な数字を叩き出していたことになります。

 なお、ダートG1はもちろん世代限定の2歳G1や3歳G1、及び牝馬G1はカウントしていません。

 昨年を上回る牝馬の活躍が今年あるとすれば、もはや牝馬が全勝するパーフェクトしかないので、それは無理な話ですが、今年すでに実施されたG1レースにおいても3戦して、レイパパレが大阪杯で1勝を挙げており、その他の2戦についても、高松宮記念でレシステンシアが2着、天皇賞(春)でカレンブーケドールが3着に入るなど、早くも牡馬・牝馬混合G1で牝馬が昨年と引けを取らない活躍をする様相を呈しています。

牝馬のG1勝利数が牡馬を圧倒する可能性があるか否か、ヴィクトリアMを機に探っておきたいと思います。


 まず、過去10年間のヴィクトリアMの上位入賞馬と牡馬・牝馬混合G1の関連を探りながらデータを分析したいと思います。


【ヴィクトリアM過去10年間の成績】
2020年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気

   牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)    →前走の成績 →出走経験数→次走G1の成績
1着アーモンドアイ4/15(26.7%) 牝馬3冠 ジャパンC他6勝 有馬記念1着 ⑫当該レース 安田記念2着
2着サウンドキアラ6/18(33.3%) 阪神牝他2勝 京都金杯1着  阪神牝馬1着 ⑲当該レース 高松記念6着
3着ノームコア  7/12(58.3%) ヴィクM他2勝 富士S1着  高松記念15着 ⑬当該レース 安田記念4着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-0-1-2 アーモンドアイ、ノームコア
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-1-0-8 サウンドキアラ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-4
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-1


2019年 1着 5人気 →2着 4人気 →3着 11人気

1着ノームコア  6/8(75.0%) 紫苑S1着         中山牝S7着 ⑨当該レース 香港マイル4着
2着プリモシーン 5/9(55.6%) フェアリー1着 関屋記念1着 ダビ-CT2着 ⑩当該レース マイルCS11着
3着クロコスミア 18/28(64.3%) 府中牝①エリ女②② 香港ヴァ⑩ 阪神牝5着 ㉙当該レース エリ女2着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   0-1-1-7 プリモシーンNHKマイル⑤、関屋記念①クロコスミア
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-0-7 ノームコア500万下1着
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-1
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2018年 1着 8人気 →2着 1人気 →3着 7人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ジュールポレール 8/13(61.5%) ヴィクM③      阪神牝5着 ⑭当該レース マイルCS6着
2着リスグラシュー  9/12(75.0%) 阪神牝3着 東京新聞① 阪神牝3着 ⑬当該レース 安田記念8着
3着レッドアヴァンセ 11/17(64.7%) 阪神牝2着       阪神牝2着 ⑱当該レース マイルCS7着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   0-0-0-5※4着アエロリット、※6着レッゴードンキ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-1-1-10ジュールポレール、リスグラシュー、レッドアヴァンセ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2017年 1着 6人気 →2着 11人気 →3着 7人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着アドマイヤリード 11/13(84.6%)阪神牝2着 東京新聞⑫ 阪神牝4着 ⑬当該レース エリ女14着
2着デンコウアンジュ 10/12(83.3%)エリ女⑫        福島牝4着 ⑬当該レース エリ女13着
3着ジュールポレール 5/9(55.6%) 阪神牝3着       阪神牝3着 ⑩当該レース エリ女16着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    0-0-0-6
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-1-7 アドマイヤリード、ジュールポレール
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-0 デンコウアンジュ
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-1


2016年 1着 7人気 →2着 1人気 →3着 2人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ストレイトガール 8/30(26.7%) ヴィク1勝 スプリンター① 阪神牝⑨ ㉑当該レース 引退
2着ミッキークイン  7/9(77.8%)  秋華賞1着 ジャパンC8着 阪神牝② ⑩当該レース エリ女3着
3着ショウナンパンドラ7/11(63.6%) 秋華賞1着 大阪杯9着  大阪杯9着 ⑫当該レース 宝塚記念3着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-1-7ストレイトガール、ミッキークイン、ショウナンパンドラ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-0-0-7
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-1
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2015年 1着 5人気 →2着 12人気 →3着 18人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) ヴィクト3着 スプリンター② 高松記念⑬ ⑯当該レース スプリンター②
2着ケイアイエレガント7/25(28.0%)京都牝1着  中山金杯13着 京都牝1着 ㉖当該レース 安田記念5着
3着ミナレット    7/32(21.9%)福島牝11着         福島牝11着 ㉝当該レース 当該出走なし

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    1-0-0-7ストレイトガール
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-1-1-8ケイアイエレガント、ミナレット
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2014年 1着 11人気 →2着 3人気 →3着 6人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ヴィルシーナ  9/17(52.9%)ヴィクト1着 ジャパンC⑦ 阪神牝⑪ ⑱当該レース 宝塚記念3着
2着メイショウマンボ8/11(72.7%) エリ女1着 大阪杯7着 大阪杯7着 ⑫当該レース 宝塚記念11着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) 当該出走なし 高松記念③ 高松記念③ ㉑当該レース スプリンターズ2着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-1-4ヴィルシーナ、メイショウマンボ、ストレイトガール
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)      0-0-0-9
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-2
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2013年 1着 1人気 →2着 12人気 →3着 5人気

  牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ヴィルシーナ    6/10(60.0%) エリ女2着 大阪杯6着 大阪杯6着 ⑪当該レース 安田記念8着
2着ホエールキャプチャ16/18(88.9%) ヴィクト1着 宝塚記念14着 阪神牝⑭ ⑰当該レース エリ女6着
3着マイネイサベル   10/13(76.9%) エリ女7着 関屋記念4着 福島牝2着 ⑭当該レース 安田記念4着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-0-11ヴィルシーナ、ホエールキャプチャ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-0-1-4マイネイサベル
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2012年 1着 4人気 →2着 7人気 →3着 3人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ホエールキャプチャ11/12(91.7%) エリ女4着 当該出走なし 中山牝5着 ⑫当該レース 宝塚記念14着
2着ドナウブルー    8/10(80.0%) 京都牝1着 NZT6着   中山牝11着 ⑪当該レース 安田記念10着
3着マルセリーナ    6/10(60.0%) 秋華賞7着 マイルCS6着 阪神牝2着 ⑪当該レース 安田記念6着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    0-1-1-3ドナウブルー、マルセリーナ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-0-12ホエールキャプチャ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2011年 1着 2人気 →2着 1人気 →3着 3人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞) →前走の成績 →出走経験数 →次走G1成績
1着アパパネ      8/11(72.7%) エリ女3着 マイラーズ④ マイラーズ④ ⑫当該レース 安田記念10着
2着ブエナビスタ    7/12(58.3%) エリ女3着 ドバイシーマ2着     ⑬当該レース 宝塚記念2着
3着レディアルバローザ12/16(75.0%) 中山牝1着 当該出走なし 中山牝1着 ⑰当該レース エリ女17着


 以上10年間データをまとめてみると、

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   6-6-5-57 
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     4-3-5-79
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3


 ヴィクトリアM出走後(1~3着馬)の直近G1の成績
安田記念(9/30頭)
1着アーモンドアイ  →安田記念2着
3着ノームコア    →安田記念4着
2着リスグラシュー  →安田記念8着
2着ケイアイエレガント→安田記念5着
1着ヴィルシーナ   →安田記念8着
3着マイネイサベル  →安田記念4着
2着ドナウブルー   →安田記念10着
3着マルセリーナ   →安田記念6着
1着アパパネ     →安田記念10着

宝塚記念(5/30頭)
3着ショウナンパンドラ→宝塚記念3着
1着ヴィルシーナ   →宝塚記念3着
2着メイショウマンボ →宝塚記念11着
1着ホエールキャプチャ→宝塚記念14着
2着ブエナビスタ   →宝塚記念2着

マイルCS(3/30頭)
2着プリモシーン   →マイルCS11着
1着ジュールポレール →マイルCS6着
3着レッドアヴァンセ →マイルCS7着

香港マイル(1/30頭)
1着ノームコア    →香港マイル4着

高松宮記念(1/30頭)
2着サウンドキアラ  →高松記念6着

スプリンターズS(2/30頭)
3着ストレイトガール →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール →スプリンターズ2着

エリザベス女王杯(7/30頭)
3着クロコスミア   →エリ女2着
1着アドマイヤリード →エリ女14着
2着デンコウアンジュ →エリ女13着
3着ジュールポレール →エリ女16着
2着ミッキークイン  →エリ女3着
2着ホエールキャプチャ→エリ女6着
3着レディアルバローザ→エリ女17着

その他(2/30頭)
1着ストレイトガール →引退
3着ミナレット    →当該出走なし


10年間のデータを調べて意外に思われるのは、『ヴィクトリアM』に出走した牝馬で、その後に出走した直近のG1で1着になった事例が皆無だということです。

 牡・牝混合のG1のみならず、牝馬G1を含めても最高着順が2着止まりなのです。直近2戦目で1着になった事例はありますが、2歳マイルG1馬で三冠牝馬になった『アパパネ』でさえ、ヴィクトリアM1着になった直後の安田記念では6着に敗退しています。

 アパパネの2着になった『ブエナビスタ』も、直後の宝塚記念で2着に、また前年のヴィクトリアMでも1着後の宝塚記念で2着になり、歴史的名牝でさえ直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋1着。
翌年も直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンC1着となり、2戦目、3戦目では最高のパフォーマンスを発揮できるものの、このレース出走馬の1戦目に限っては惜敗・善戦・惨敗・下降・引退となるのが『ヴィクトリアM』という牝馬G1なのです。

 ヴィクトリアMで複勝圏内に入着した馬で、次走牡・牝混合G1でも複勝圏に入ったのは30頭中、下記の3頭(延べ4頭)だけです。いずれも名牝中の名牝ばかりで、惜敗です。

着順 馬 名     牝馬限定率   次走G1成績
1着アーモンドアイ 4/15(26.7%)  →安田記念2着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) →スプリンターズ2着
2着ブエナビスタ   7/12(58.3%) →宝塚記念2着

 次走が牝馬G1を加えても、わずか1頭で、やはり1着には届いていません。

3着クロコスミア  18/28(64.3%) →エリ女2着

 牡・牝混合G1にとって前走ヴィクトリアM出走は鬼門ともいうべきレースに思えてなりません。

また、牝馬G1ではありますが牡馬と対決した経験が新馬・未出走までしかない場合の成績が芳しくありません。ましてや、牝馬限定戦しか経験していない場合、事例は少ないですが複勝圏内が皆無です。

牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 ※11番人気のデンコウアンジュ3着 10/12(83.3%)
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3

 さて、これまでのデータの分析から、たとえヴィクトリアMで1着になれるという信頼を持てる本命馬であったとしても、その後の牡・牝混合G1でも勝ち負けになる成績を収め続けられると認められるのは、歴史的名牝と肩を並べられるだけの高い能力の持ち主ということになります。


ですから今年、牝馬のG1勝利数が牡馬を圧倒する可能性があるか否かは、ヴィクトリアMで歴史的牝馬と認められるだけの素質馬が優勝して、次走をどのG1に選択するかが分かるまで持ち越すことになります。


 では、今年の出走馬の中から、10年間のデータを踏まえて予想をしたいと思います。

 最初に出走馬の牡馬との対戦経験について「牝馬限定率」、牝馬同士の対戦能力の比較について出走までの「牝馬重賞」の経験について最高グレードのレース成績、「牡・牝混合」の経験について最高グレードのレース成績を表示してみます。

【出走馬】
牝馬限定率  牝馬重賞     (混合重賞)  → 前走の成績  →出走経験数
1.マジックキャッスル 10/10(100%)オークスG1 5着 該当出走なし   阪神牝G3 1着 ⑪当該レース
2.シゲルピンクダイヤ13/16(81.3%) 秋華賞G13着  中日新聞G3 2着 福島牝 G37着 ⑰当該レース
3.クリスティ     5/12(41.7%) 阪神JFG1 8着  該当出走なし   六甲S(L)1着 ⑬当該レース
4.イベリス      5/19(26.3%) 京都牝G3 1着  阪神CG2 6着  阪神牝G2 6着 ⑳当該レース
5.デゼル       5/7(71.4%)オークスG1 11着  該当出走なし   阪神牝G2 1着  ⑧当該レース
6.グランアレグリア  1/11( 9.1%) 桜花賞G1 1着  安田記念G13勝 大阪杯 G1 5着 ⑫当該レース
7.マルターズディオサ 8/11(72.7%) 秋華賞G1 7着 阪神CG2 2着  高松記念G1 8着 ⑫当該レース
8.ランブリングアレー 10/15(66.7%) 愛知杯G3 2着 小倉記念G3 6着 中山牝G3 1着 ⑯当該レース
9.テルツェット    1/ 6(16.7%) 該当出走なし  ダービーCT1着 ダービーCT1着 ⑫当該レース
10.レッドベルディス  5/13(38.5%) 紫苑SG3 4着 該当出走なし   飛鳥S3勝ク1着 ⑭当該レース
11.ダノンファンタジー 11/15(73.3%)ヴィクトG15着 阪神C G2 1着  高松記念G112着 ⑯当該レース
12.サウンドキアラ   7/23(30.4%)ヴィクトG12着 高松記念G16着 高松記念G16着 ㉔当該レース
13.プールヴィル    9/18(50.0%) 桜花賞G1 6着 NHKマイルG1 12着 阪神牝G3 4着 ⑫当該レース
14.ディアンドル    3/16(18.8%) 愛知杯G3 10着 スプリンターG1 13着 福島牝G3 1着 ⑰当該レース
15.アフラシール    7/18(38.9%) 京都牝G3 13着 京成杯AHG3 12着 福島牝 G3 8着 ⑲当該レース
16.リアアメリア    9/10(90.0%) オークスG14着 該当出走なし    阪神牝G2 9着 ⑪当該レース
17.スマイルカナ    6/13(46.2%) 桜花賞G1 1着 京成杯AH G3 2着 ダービーCT14着 ⑭当該レース
18.レシステンシア   5/9(55.6%) 桜花賞G1 2着 マイルCS G1 8着 高松記念G1 2着 ⑩当該レース

【除外馬】
エーポス        4/6(66.7%) 桜花賞G1 9着 該当出走なし    阪神牝G3 5着 ⑦当該レース
シャドウディーヴァ  12/20(60.0%) 秋華賞G14着 東京新聞G3 2着  中山牝G3 5着 ⑫当該レース


 この中から有力馬を選択する観点は

1.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の経験があることが最低条件
2.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の1着馬は穴馬の可能性あり
3.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の経験があれば、牝馬G3以上で掲示板外(6・7着)でも連下穴候補
4.牝馬混合G2・G1の経験があり、牝馬G3以上で掲示板外(6・7着)でも連下候補
5.牝馬混合G2・G1の経験があり、牡・牝混合か牝馬限定に限らず重賞ウイナーで初参戦なら有力候補
6.牝馬混合G2・G1の経験がある重賞ウイナーでも、過去1年間の成績が下降気味のリピーターは割引


牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   6-6-5-57 
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     4-3-5-79 サウンドキアラ(昨年2着のリピーター)
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3



今年の出走馬で印を打てそうな馬は、下記の通り13頭になるわけですが・・・ (-_- )?

注1.マジックキャッスルオークス5着で前走が阪神牝G2 1着ですが10戦全て牝馬限定では危険?
×2.シゲルピンクダイヤ秋華賞3着で中日新聞G3 2着 福島牝 G37着
×3.クリスティ    阪神JF8着で、牡・牝混合重賞の経験はないものの六甲S(L)1着で初挑戦なら
△4.イベリス     牡・牝混合戦73.7% 京都牝S1着で、阪神CG2 6着。前走が阪神牝S6着
△5.デゼル      オークス11着、阪神牝 1着で資格十分ではあるが、牡・牝混合重賞経験無しは?
◎6.グランアレグリア 牝馬限定は桜花賞の1戦1着だけ。安田記念からG13連勝。大阪杯5着でも主軸
△7.マルターズディオサ秋華賞7着で牝馬重賞2勝。マイル戦3-2-0-0。直近が阪神C2着・高松記念8着なら
×8.ランブリングアレー牡・牝混合が小倉記念6着。牝馬重賞は、愛知杯2着→前走の中山牝1着の上昇ムード
▲9.テルツェット   牡・牝混合4戦4勝で前走ダービーCT1着までマイル戦4戦全勝中。無敗の上がり馬
10.レッドベルディス 紫苑S4着で牡・牝混合重賞の経験なし。飛鳥S3勝クラス1着から参戦で格下では?
11.ダノンファンタジー昨年5着のリピータ-。阪神C1着後、今年3戦目。前走高松記念12着で昨年以上?
△12.サウンドキアラ  昨年2着のリピータ-。その後は成績が伸び悩み。前走高松記念6着で危険な有力馬?
13.プールヴィル   桜花賞6着 NHKマイル12着 阪神牝G2 4着 マイルは7戦全敗であと一歩。
×14.ディアンドル   2・3歳時は短距離5勝2着2回でG1出走も惨敗。5歳で福島牝S1着と上昇ムード
15.アフラシール   京都牝S 13着と福島牝S8着ではG1で力不足。
16.リアアメリア  オークス4着はあるものの、4歳の今年3戦目で阪神牝S9着など不振。距離適性も?
△17.スマイルカナ  桜花賞3着 京成杯AH2着などマイル戦5-1-1-1と適性はありそう。前走は休み明けで
○18.レシステンシア 阪神JF1着、桜花賞2着などマイルCS8着以外は複勝率100% 高松記念2着


 
◎グランアレグリアが1番人気になることは、ほぼ間違いなく、レース実績では頭2つくらい抜けていると思います。ただし、何が何でも1着を狙ってメイチに仕上げてくるほどのレースとは思っていないでしょう。70~80%程度の仕上げでも勝てると考えたくなりますが、『牝馬限定』といってもG1はG1。

昨年アーモンドアイがどの程度の仕上げでこのレースに臨んで1着になったか定かではありませんが、次走の安田記念ではグランアレグリアの2着に敗退するほどのダメージを受けていたとも考えられるので、グランアレグリアもヴィクトリアMで勝つにはそれ相応の力を発揮して勝ちに行かなければなりません。

 そして、もしヴィクトリアMで1着になり、安田記念で2連覇を達成すれば、ヴィクトリアM出走馬のジンクスを破ることで、アーモンドアイ越えの歴史的名牝になります。

 まあ、「獲らぬ狸の皮算用」ではありませんが、三冠牝馬でG19勝を挙げたアーモンドアイと肩を並べるだけの能力を発揮できるかどうかが評価(予想)の基準になるでしょう。

 ほぼメイチに仕上げさえすれば十中八九勝てるでしょうが、安田記念で敗れるリスクが増します。もし、アーモンドアイと同様に安田記念で2着以下になれば『歴史は繰り返される』。昨年アーモンドアイを敗ったグランアレグリアが立場を変えて、敗れる側になるということです。


 牝馬限定レースに出走100%の『1.マジックキャッスル』については、過去10年間のデータから、複勝圏内に入った実績がないので、重い印を打ちにくいと感じます。データにとらわれ過ぎてはいけませんが、まったく軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 シマ山@副業webラ 2021年1月8日(金) 04:41
【ウマニティ限定日記】シンザン記念の悪夢
閲覧 462ビュー コメント 0 ナイス 15

いつも日記を読んでくださり、ありがとうございます!!


今週はシンザン記念がありますね!

シンザン記念、私には苦~い思い出が・・・。

今回は、当時の思い出を書いてみたいと思います!!


私は2011年度のシンザン記念で大負けしました。

このレース、オルフェーヴルが3番人気で2着だったんですよね!

2011年のシンザン記念、1番人気はどの馬だったのか?

ジェンティルドンナのお姉さん、ドナウブルーです。

単勝2.2倍で、私は当時としてはかなりの金額を単複につぎ込みました。

結果は・・・5着。

レース後、ラジオでは「やはり、シンザン記念は牝馬が勝てないレースですね・・・」と解説者がコメント。

私は精神的にも結構なダメージを受けました。

そして1年後・・・妹のジェンティルドンナがシンザン記念に出走します。

ジェンティルドンナは2番人気でしたが、私は「牝馬がシンザン記念を勝つのは難しい」という言葉を思い出し、さらに「ドナウブルーと血統が同じ」という点がひっかかり、1番人気のトウケイヘイローを本命視。

ドナウブルーほどではありませんが、トウケイヘイローの単複馬券にも、かなりの金額をつぎ込みました。

結果は・・・ジェンティルドンナが勝ち、トウケイヘイローは4着。

またもやの悔しい結果に私の金銭感覚は崩壊をはじめました。

そして・・・この後、本当の悲劇が起こってしまったのです。


続編はブログ限定記事でお楽しみください!!
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私が運営しているワードプレスブログ『嶋山@webライター』、ウマニティ競馬ブログランキングで総合1位を獲得しました!!

ありがとうございます!!
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これからもどうぞ、よろしくお願いします!!

[もっと見る]

 やすの競馬総合病院 2017年8月3日(木) 20:56
POG2017-2018の馬を物色するpart.5の巻
閲覧 332ビュー コメント 0 ナイス 1

先週の金曜日に、突発的にPOG馬に指名したつもりのメジェールスーが実はPOG大会開催してるnetkeiba.comにもJRA-VANにも登録してなかったということで、
6頭から5頭に逆戻りですが、ミスしたものは仕方ないということで、めげずにPOG馬を探していきましょう。

2歳馬に関しての知識は本当に少ないので、ただただPOG初心者が知識もないまま指名馬を探ってるだけという、読んでも何も得しない非常に薄っぺらい内容ですが許してくださいね。

と、最初に毎回恒例の言い訳のような謝罪を済ませたので、早速やっていきましょう。


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牡馬 イシュトヴァーン(父ルーラーシップ 母ドナウブルー 石坂厩舎)
父のルーラーシップはエアグルーヴの子供という良血馬。
母のドナウブルーはジェンティルドンナの全姉という良血馬。
ルーラーシップは香港でGI勝ちありますけど、2頭ともに能力の高さは十分に見せながらも日本国内ではGI勝ちにあと少し足りなかったんですよね~。
個人的に、2頭ともかなり好きな馬だったんで、この2頭から生まれた息子が国内GIを勝って両親に国内GIのタイトルをプレゼントしてくれたらいいな~。
500kgを超える大型馬ということもあって、じっくりと育成中らしいのでデビューはまだ先っぽいけど楽しみです。

牡馬 ジンゴイスト(父ハーツクライ 母ラヴズオンリーミー 矢作厩舎)
半兄にドバイターフを勝ったリアルスティールなどがいる良血馬。
半兄のリアルスティールはディープインパクト産駒で距離適性はマイル~中距離って感じでしたが、ハーツクライ産駒になって距離適性の面で中・長距離って感じになったりするのかな~?
器用さのいる中山の皐月賞よりは、直線長くて瞬発力が活かせて距離も2400mのダービーの方が向いてる気はするけどどうかな?
ボーンシストという関節周辺の発育不良の病気を患ってしまい、デビューも遅れそうですし、POG的にはかなり厳しそうな馬ではありますが、デビューに向けて調教再開できて調教後の馬体にも問題なかったというのは朗報ですし、こういう困難に見舞われたけどデビューに向けて頑張る馬は応援したくなります。

牡馬 グランソード(父ハーツクライ 母ドリームオブジェニー 高野厩舎)
牝馬ながら今年の皐月賞で1番人気に支持されたファンディーナ(父ディープインパクト)の半弟。
半兄のナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)も皐月賞に出走。
兄・姉が違う種牡馬で皐月賞に出てるんで母もかなり優秀なのかな~。ぜひ、この馬も皐月賞などクラシック戦線に出れるといいですね~。
父がハーツクライなんで皐月賞よりはダービー向きっぽい気はしますけど、デビューが楽しみです。
疲れが出たので1度休ませて、最近また調教再開したそうなのでデビューは秋ぐらいになるのかな。

牝馬 エアデジャヴーの2015(父ルーラーシップ 母エアデジャヴー ??厩舎)
半姉に秋華賞を勝ったエアメサイア(エアスピネルの母としても有名)がいる良血馬。
エアデジャヴーの最後の仔ということもあるんで頑張ってほしいです。
両親ともに2000mのGI勝ってるんで、中距離で活躍しそうな雰囲気あるけど、どんな活躍してくれるか楽しみです。
調べたところ、あまり情報が見つけられなかったんですが順調に育成されてるのかな?気になります。

牝馬 ポンデザール(父ハーツクライ 母ジョコンダII 堀厩舎)
香港ヴァーズ、宝塚記念でGI2勝のサトノクラウンの半妹ですけど、サトノクラウンに似てパワー型でタフな競馬に強い馬なのか、
ハーツクライ産駒ってことで切れ味が鋭い馬なのかどっちになるのかな~?
血統や半兄から想像するとスタミナそこそこありそうなんで、クラシックだと桜花賞よりオークス向きかもですが、どんな活躍してくれるかな~。
関係者のコメントによると、「ストライドが大きくて切れ味もありそう。じっくり成長を促せば結果出ると思う」と評価されてるみたいなんで、秋以降のデビューが楽しみですね。


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☆今回のまとめ☆
イシュトヴァーンは、父も母も好きだったし、ルーラーシップ産駒からクラシック勝つような大物出てきてほしいという願望も込めて指名しましょう!!!

POG2017-2018の指名決定馬
・シーリア(毎年の固定枠)
・ダイワメモリー(毎年の固定枠)
・シーイズドーター(2歳戦からバリバリ活躍してほしい馬枠)
・タニノフランケル(なんでも選べる自由枠)
・イシュトヴァーン(クラシック制覇を期待する牡馬枠)
・?????(クラシック制覇を期待する牡馬枠)
・イルーシヴグレイス(クラシック制覇を期待する牝馬枠)
・?????(クラシック制覇を期待する牝馬枠)
・?????(新種牡馬のロマン枠)
・?????(なんでも選べる自由枠)

これで6頭決まって残りは4頭ですね~。
まあ、ボチボチ行きましょう。


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☆おまけ☆
皐月賞2着のペルシアンナイトは秋はマイル路線に向かうそうです。

まあ、菊花賞だと明らかに距離長そうやし、マイルがベストっぽい雰囲気もあるんで得意な距離で活躍してほしいです。

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コメント一覧
2:
  ワクワク   フォロワー:1人 2012年10月12日(金) 08:16:39
トリプル1達成馬
1:
  超チワワの一撃大穴馬   フォロワー:8人 2012年8月14日(火) 01:23:17
新潟1600m最強血統サンデー系×ダンチヒ系

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2014年1月25日京都牝馬ステークス G32着
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2014年1月25日 京都牝馬ステークス G3 2着
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