ベストクルーズ（競走馬）

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写真一覧
抹消　牝　芦毛　2007年2月13日生
調教師松田博資(栗東)
馬主飯田 正剛
生産者千代田牧場
生産地新ひだか町
戦績35戦[3-4-10-18]
総賞金12,859万円
収得賞金1,400万円
英字表記Best Cruise
血統 父クロフネ
[ 血統 ][ 産駒 ]		 父French Deputy
母Blue Avenue
母マサコチャン
[ 血統 ][ 産駒 ]		 父サンデーサイレンス
母チヨダマサコ
兄弟 マーチャンテイマー 、サトノロマネ
市場価格
前走 2014/01/06 新春ステークス
次走予定

ベストクルーズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日 競
馬
場		 R 競走名 コース 馬
場		 頭
数		 枠
番		 馬
番		 オ
ッ
ズ		 人
気		 着
順
Ｕ
指数		 性
齢		 負担
重量
(kg)		 騎手調教師ブ
リ
ン
カ
｜		 馬体重
(kg)		 タ
イ
ム		 着
差
(秒)		 上
3F		 通過順 1(2)着馬
14/01/06 京都 10 新春Ｓ 1600万下 芝1600 良 152345.21114** 牝7 55.0 川田将雅松田博資 444
(-2)		1.34.4 1.634.8⑩⑩フィエロ
13/12/15 阪神 10 元町Ｓ 1600万下 芝1800 良 126840.599** 牝6 55.0 北村友一松田博資 446
(+2)		1.48.9 0.834.8⑥⑥ゼロス
13/11/16 京都 11 修学院Ｓ 1600万下 芝2000 良 134520.978** 牝6 54.0 川田将雅松田博資 444
(+2)		2.01.3 0.434.5④④⑥⑥コアレスドラード
13/10/26 京都 10 八坂Ｓ 1600万下 芝1800 稍 102225.963** 牝6 55.0 川田将雅松田博資 442
(+2)		1.51.0 0.434.1⑤⑤アルキメデス
13/10/14 京都 11 清水Ｓ 1600万下 芝1600 良 163655.1108** 牝6 54.0 菱田裕二松田博資 440
(0)		1.33.6 0.833.6⑨⑧ウインプリメーラ
13/02/10 京都 10 飛鳥Ｓ 1600万下 芝1800 良 1181110.2610** 牝6 55.0 川田将雅松田博資 440
(0)		1.48.8 0.935.2③③ミルドリーム
13/01/19 京都 11 京都牝馬Ｓ G3 芝1600 良 1461040.8103** 牝6 53.0 川田将雅松田博資 440
(-2)		1.34.7 0.434.6⑨⑦ハナズゴール
13/01/05 京都 10 新春Ｓ 1600万下 芝1400 良 162330.493** 牝6 55.0 川田将雅松田博資 442
(+2)		1.21.8 0.234.2⑩⑩カイシュウコロンボ
12/12/16 阪神 10 元町Ｓ 1600万下 芝1600 良 111120.079** 牝5 55.0 川田将雅松田博資 440
(+4)		1.35.8 0.734.6⑤⑦ムクドク
12/06/17 阪神 11 マーメイドＳ G3 芝2000 良 1461050.0136** 牝5 52.0 北村友一松田博資 436
(+2)		2.00.9 1.036.6⑤⑥⑪⑨グルヴェイグ
12/06/03 阪神 11 ストークＳ 1600万下 芝1600 良 9223.924** 牝5 55.0 川須栄彦松田博資 434
(-2)		1.34.2 0.533.5③③スマートシルエット
12/05/13 京都 9 パールＳ 1600万下 芝1800 良 135711.264** 牝5 55.0 安藤勝己松田博資 436
(-6)		1.46.5 0.133.7①①シースナイプ
12/04/08 阪神 9 山陽特別 1000万下 芝1600 良 17244.321** 牝5 55.0 川田将雅松田博資 442
(+2)		1.35.2 -0.234.3⑨⑨タイキエイワン
12/03/11 阪神 9 須磨特別 1000万下 芝1800 良 13118.843** 牝5 55.5 川田将雅松田博資 440
(-6)		1.49.6 0.235.3⑧⑨アドマイヤタイシ
11/09/11 札幌 11 ＵＨＢ賞 1000万下 芝1500 良 7772.513** 牝4 55.0 宮崎北斗松田博資 446
(+2)		1.30.9 0.435.2②②②レッドエレンシア
11/08/27 札幌 12 札幌スポニチ 1000万下 芝1500 良 9111.912** 牝4 55.0 横山典弘松田博資 444
(0)		1.29.3 0.134.5⑧⑧⑦アキノカウンター
11/08/13 札幌 12 大倉山特別 1000万下 芝1800 良 11794.537** 牝4 55.0 岩田康誠松田博資 444
(+10)		1.47.5 1.135.6③③③③レインボーダリア
11/07/17 京都 10 聖護院特別 1000万下 芝1800 良 9887.035** 牝4 55.0 小牧太松田博資 434
(-2)		1.47.8 0.933.7⑧⑧シースナイプ
11/06/18 阪神 10 三宮特別 1000万下 芝1800 良 9225.023** 牝4 55.0 小牧太松田博資 436
(+4)		1.47.6 0.633.8④③ミッキードリーム
11/05/21 京都 10 パールＳ 1600万下 芝1800 良 113311.562** 牝4 55.0 小牧太松田博資 432
(0)		1.45.0 0.033.7⑨⑨アスカトップレディ

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ベストクルーズの関連ニュース

【ヴィクトリアＭ】マルセ、花マル追い

2012年5月10日(木) 05:05

　ヴィクトリアマイルの追い切りが９日、東西のトレセンで行われ、栗東では昨年の桜花賞馬マルセリーナが併走馬を軽く一蹴し、抜群の伸び脚を見せた。休み明けのサンスポ杯阪神牝馬Ｓ（２着）をひと叩きされた上積みは十分だ。サンスポ杯３着のフミノイマージンも馬なりでキレのある動きを披露。美浦では明け４歳の実力馬ホエールキャプチャが坂路を軽快に駆け抜けた。

　昨年の桜花賞馬から復権の香りが漂う。マルセリーナが、抜群の動きで充実ぶりをアピール。見守った松田博調教師は、満足げにうなずいた。

　「ここまで変わりなく、順調にきてるな。毛づやもよく、馬体に関しては申し分ない」

　最終追い切りは、ＣＷコースでベストクルーズ（牝５、１６００万下）を追走する形でスタート。４コーナー手前で内から馬体を併せて手応えよく直線に向く。ラスト１ハロンで一気に加速するとベストを置き去りに。次に前を行く僚馬２頭の併せ馬を標的にして、ゴール前では抜け出していたザグレース（牝３未勝利）もかわす。６ハロン８１秒５、ラスト１ハロン１２秒６でベストクルーズを５馬身ぶっちぎり、さらに“変則”併走追いでも先着するという圧巻のパフォーマンスを見せた。

　昨年の桜花賞を制して以来、未勝利。指揮官は「心身ともに幼かったんやろうな」と敗因を分析する。だが、今年に入って“大人”に変身。「放牧から帰ってきてスマートになった。以前は頭が高かったフォームもよくなった。落ち着きもでてきている」と目を細める。１２キロ減で臨んだ前走の阪神牝馬Ｓは、直線で外にヨレながらも、鋭く伸びてクビ差の２着。負けたとはいえ、復活の手応えをつかんだ。

　手綱を取る予定だった岩田康騎手が騎乗停止となったため、今回は田辺騎手と初コンビを組む。「これまでいろいろなジョッキーが乗っているから」と陣営は意に介しておらず、今回は５戦３勝のマイル戦だけに期待がふくらむ　松田博調教師も「うまく流れに乗ることが一番やな。もう１年以上も勝っていないし、何とかな」と力をこめた。

　雌伏のときを経て、マルセリーナが女王の輝きを取り戻してみせる。　（川端亮平）
【ＵＨＢ賞】実績断然ベストクルーズ2011年9月11日(日) 12:02

　《本紙の狙い》ベストクルーズは２歳時にＧＩ阪神ＪＦ３着があり、春にはパールＳ２着など準オープンで好戦していた実力の持ち主だ。札幌の芝１５００メートルは２戦１勝２着１回と適性が高く、持ち前の切れ味を発揮する。少頭数で単騎逃げに持ち込めそうなユメノキラメキが相手。

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【サロマ湖特別】ベストクルーズがクビ差Ｖ2010年9月26日(日) 05:03

　２５日の札幌１１Ｒ・サロマ湖特別（３歳上１０００万下、ハンデ、芝１５００メートル）は、４番人気ベストクルーズ（栗・松田博、牝３、父クロフネ）が直線で外から豪快に伸び、アドマイヤテンバをクビ差かわして２勝目（１１戦）を挙げた。１分２８秒９（良）。「馬の力を信じて乗った。道中はいい位置でスムーズに運べたし、追い出してからもしっかり。さすがはＧＩ３着馬（０９阪神ＪＦ）ですね」と宮崎騎手。１番人気レトは果敢に逃げたが直線で失速して７着。

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【フローラＳ】ブルーミング経験値が違う 2010年4月25日(日) 05:07

　《本紙の狙い》ブルーミングアレーを本命に推す。昨秋の新馬戦を楽勝後、赤松賞はアパパネ（阪神ＪＦ、桜花賞）、続くエリカ賞はエイシンフラッシュ（京成杯Ｖ、皐月賞３着）に惜敗。相手が悪すぎた。その後の調子は下降線で、クイーンＣ５着後はオークスに目標を切り替えて立て直した。放牧でリフレッシュした後、再び調子を上げてきた。いい脚を長く使えるので東京向き。２０００メートルのエリカ賞でＥフラッシュとクビ差の接戦を演じたように距離適性もある。重賞勝ちを果たし、オークスへ駒を進める。サンテミリオンが相手の筆頭。フラワーＣはスタートで後手を踏んだのが痛かった。スムーズならば、巻き返せる。経験豊富なベストクルーズが▲。

★最新ナマ情報

　クイーンＣ５着の（１４）ブルーミングアレーは、まだ薄暗い午前５時に坂路１本の調整。４ハロン６２秒６、終い１ハロン１４秒６と少し脚を伸ばした。余力十分でゆったりしたフォームからは好調さがうかがえる。「ここまで順調に来てます。中間は、これまでで一番と言えるくらい攻めた。それを乗り切ったのだから大したものだよ」と小島茂調教師は満面の笑みだ。

　枠順は府中２０００メートルでは不利な外目の〔７〕枠（１４）番。トレーナーは「オークスではさらに頭数が多く、相手のレベルも上。そこで戦うためには、ここで泣き言なんて言っていられない。負けられない一戦です」と自らに気合を入れていた。

　フラワーＣ３着の（１５）サンテミリオンは、午前７時３０分に坂路を一本駆け上がった。黒鹿毛の馬体がピカピカに輝き、仕上がりは良さそうだ。「いつも通り坂路をサラッと。雰囲気はすごくいいね」と古賀慎調教師は安堵の表情を浮かべた。〔８〕枠（１５）番と外枠に入ったが、「枠云々を言っているような馬ではないんです」と能力を信頼。馬場に関しても、「週中は雨が降ったけど、開幕週で芝の状態も良く、クッションが利いてちょうどいいよ」と気にしていない。１番人気に応えてのオークス出走を望んでいる。

　松田博厩舎の２騎（３）ベストクルーズと（１３）アマファソンは、午後４時５分に東京競馬場に到着。疲れも見られず、調子は良さそうだ。阪神ＪＦ３着の実績があるベストクルーズは、追い切りでは動かないタイプ。直前もＣＷで一杯に追われて終い１ハロン１３秒２と時計を要した。それでも「実戦では走り過ぎるくらいだから心配ない。使いつつ良くなっているし、中間も順調。前向きな気性が東京コースでどう出るか」と松田博調教師。君子蘭賞で鮮やかな追い込みＶを決めたアマファソンについては「前走はいい脚を使ってくれた。追い切りでもタメた分だけ弾けたし、直線の長い東京なら楽しみ」と権利獲りに期待大。

　（９）ディミータは午前６時に坂路を一本駆け上がってレースに備えた。「休み明けを叩いて、かなり良くなった。気合乗りもいいよ」と臼井調教助手は好感触を伝えた。以前はレースで内にささる場面もあったが、休養を経て解消。「早めに休ませて正解だった」と笑みを浮かべる。「急いで前に行く馬でもないし、内と外を見ながら行けるからちょうどいい枠。何とか３着以内に入って優先出走権を取りたい」とオークス出走に望みをつないでいる。

　大外枠の（１６）オルレアンノオトメは、午前６時に角馬場で体をほぐしてから坂路を軽く１本。「１度使うと体が硬くなるんだけど、ゆったり調整できたおかげで、全く心配ない。カイ食いも良くて、減った馬体も戻したよ」と森調教厩務員のトーンは高い。ただ、枠順に話が及ぶと「こればっかりは仕方ない」と苦笑い。それでも「距離はこれくらいの方がいいし、スタートもポンと出る。相手は強いが、うまく前に行ければチャンスはあるよ」と一発を狙っている。

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【フローラＳ】豪脚爆発！魅惑アマファソン 2010年4月23日(金) 05:07

　サンスポ賞フローラＳは、過去１０年で１番人気が４連対とアテにならず、５番人気以下が９連対と波乱傾向だ。注目は２頭出しで挑む栗東・松田博資厩舎のアマファソン。阪神ＪＦ３着など実績はベストクルーズが上だが、トレーナーは「東京の２０００メートルは合う」と上位争いを期待する。２頭出しは人気薄狙いが定説。５００万を勝ち上がった素質馬で好配当をゲットだ！

　２頭出しは人気薄を狙うのが定説だ。先週の中山ＧＪは断然人気メルシーエイタイムが落馬し、勝ったのは同じ武宏厩舎の８番人気メルシーモンサン。皐月賞は藤原英厩舎の８番人気ネオヴァンドームではなく、１１番人気のエイシンフラッシュが３着になり、３連単３万馬券を演出した。

　今週のフローラＳに２頭出しの松田博厩舎で狙うのはアマファソンだ。阪神ＪＦ３着の実績馬ベストクルーズの陰に隠れた存在だが、前走の君子蘭賞を最後方から差した末脚が東京の長い直線で生きる。

　「どっちが人気になるんやろな？　ベストクルーズか？　実績的にはそうなるんやろなあ」

　トレーナーにも明確な判断はつかない。アマファソンは２戦目の未勝利戦を牡馬相手に快勝。その時の３着馬は、後にすみれＳを勝つレッドスパークル。その後はリルダヴァルやオウケンサクラといった強敵を相手にもまれ、経験を積んできた。「使いながら良くなってきた。暖かくなってきたのもいい」と成長を感じている。

　「追い切った後も元気だし、東京の２０００メートルという舞台も合っている」

　トレーナーは長い直線をアマファソンが追い上げる姿を想像して笑みを浮かべた。開幕週の絶好馬場で前残りのケースを指摘されても、「それはやってみないと分からん。逃げ馬がみんな残るわけじゃないし、展開次第やろ」と意に介さない。

　ベストクルーズにも期待は大きく、調教師は２頭ともオークスの権利（３着以内）を狙っている。ただ、「オークスの２４００メートルはアマファソンの方が向いてるかもな」と、本番の適性まで考えている。

　今回は伏兵扱いかもしれないアマファソン。だが、その豪脚が東京の直線で爆発すれば、オークスでは一躍有力馬の仲間入りを果たすだろう。

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【阪神ＪＦ】アパパネ、３連勝で２歳女王！2009年12月13日(日) 15:50

　１３日、阪神競馬場で２歳女王決定戦「第６１回阪神ジュべナイルフィリーズ」（ＧＩ、芝１６００メートル）が行われ、蛯名正義騎手騎乗で２番人気のアパパネ（牝２歳、美浦・国枝栄厩舎）が直線で内から抜け出し１分３４秒９（良）で快勝。３連勝で２歳女王の座に就いた。

　人気のシンメイフジが出遅れる波乱のスタート。人気のもう一頭、アパパネは中団で折り合いに専念する形でレースを進めた。ジュエルオブナイル、パリスドールなどが先手を取り、勝負どころの４コーナーから一気に前の流れが激しくなった。

　直線、ジュエルオブナイルが先頭で逃げるが、内側から間を縫ってアパパネが一気に突き抜ける。アニメイトバイオ、ベストクルーズが外から追い込んだが、１／２という着差以上に強い内容で、アパパネが１着でゴールした。

　アパパネは、父キングカメハメハ、母ソルティビッド、母の父ソルトレイクという血統で、ＪＲＡ通算４戦３勝。重賞は初勝利。鞍上の蛯名騎手、管理する国枝調教師ともにこのレース初勝利。

　２着は内田博幸騎手騎乗で５番人気のアニメイトバオ（牝２歳、美浦・光二厩舎）、３着は安藤勝己騎手騎乗ので６番人気のベストクルーズ（牝２歳、栗東・松田博資厩舎）。新潟２歳Ｓの覇者で１番人気に支持されたシンメイフジ（牝２歳、栗東・安田隆行厩舎）は５着に終わった。

　払戻金は単勝が４６０円、枠連は（３）－（８）で１０００円。馬連は（６）－（１８）で２０５０円、馬単は（１８）－（６）で３７１０円。３連複は（６）－（１５）－（１８）で５９８０円、３連単は（１８）－（６）－（１５）で２万７６７０円。ワイドは（６）－（１８）が７８０円、（１５）－（１８）が８７０円、（６）－（１５）が１１４０円。

　（除外、出走取消などで返還がある場合もございます。各レースの成績、及び配当金は、念のため必ずＪＲＡ発表のものでご確認下さい）

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ベストクルーズの関連コラム

『競馬』という名の推理小説　～第72話秋華賞（解決編）～

2010年10月17日(日) 23:55

本命ドリパス

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12.0-10.8-12.0-11.9-11.8-12.8-12.5-11.6-11.2-11.8=1.58.4
（34.8-49.0-34.6）　▼9▼4△6　瞬発戦

アパパネの牝馬3冠なるか？が注目された今年の秋華賞でした。

予想通り逃げたのはアグネスワルツ。
ハナ争いをする馬もいないのでテンの3Ｆは34.8秒と平均ペース。
しかし、2コーナーから向正面にかけてペースを緩めることはせず3コーナーの上り坂までは一貫した流れを刻みました。
その地点は前半1000ｍの地点になるのですがここまでが58.5秒。
2番手追走のベストクルーズまで約10馬身離しての大逃げでしたが58.5秒という数字は実は見た目ほどハイペースではありません。
06年は58.4秒、08年は58.6秒、となっているので秋華賞というレース質から見れば例年通りと言ってもいいでしょう。
となると問題なのは2番手以降の馬達。
逃げるアグネスワルツを誰も追いかけていないにも関わらず実際は超の付くようなハイペースではありません。
つまり昨年のエリザベス女王杯の様なレースになっても不思議はないということです。

しかし、3コーナーの坂に差し掛かると異変（？）が起きます。
軽快に逃げていたアグネスワルツの脚が鈍り始めます。
おそらくはワルツ騎乗の柴田Ｊはこのままでは最後まで持たないので一旦脚を溜めたのだと思います。
（個人的な感想としてはアグネスワルツはあのまま行き切ってしまった方が面白かったのではないかと思います）
2番手以降の馬達も徐々にスパート開始していたこともあってあっという間に隊列が縮まって4コーナーを回る時はほぼ一団となりました。

こうなってしまうと問われる適性は瞬発力。
枠の内外、通ったコースはさほど関係ありません。
中盤がスローだった07年以外の年はレースの上がりが35秒台が定番ですが今年は34.6秒。
8着までの馬全てが上がり34秒台で走破しています。
結局瞬発力上位の馬がそのまま上位を独占というレース内容でした。
レース全体を通してみるとペースを握ったのは実質2番手のベストクルーズで例年よりもスローの瞬発戦だったと言ってもいいと思われます。

勝利したアパパネは3冠達成でお見事の一言。
今年の秋華賞の流れはエリザベス女王杯でも通用する内容なのでそこでも活躍は期待出来るでしょう。
課題は「世代間レベル」、これ次第でしょう。
古馬最上位クラスのブエナビスタとレッドディザイアはエリザベス女王杯には参戦してこないでしょうからメイショウベルーガやプロヴィナージュとの力関係がどうか。

ちょっと問題なのは3番人気で最下位だったオークス馬のサンテミリオン。
出遅れたとしてもこのシンガリ負けは次走叩いて前進と強気にはなれないのではないでしょうか。


（補足）
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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コメント一覧
3:
  hironish   フォロワー：3人 2010年1月4日(月) 22:42:01
12/13は４角で１、２着馬に置かれ加減になったのがこの結果につながったか？！この馬も伸びては来てるが・・・
2:
  hironish   フォロワー：3人 2009年12月30日(水) 17:27:45
11/8は勝ち馬に出し抜けを食らった感じ。この馬のほうが内容は良い。
1:
  hironish   フォロワー：3人 2009年12月10日(木) 11:57:26
9/12は完全に勝ちの内容。相手が悪すぎただけ。

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2014年1月6日新春ステークス14着
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2013年10月26日 八坂ステークス 3着
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