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先週辺りから、「なんか体がダルいな~……」と思いつつ日々の生活を送っていたのですが、
今週に入ってからはその違和感がMAX状態に。
変なモノを食べたわけでもないのに気分は悪いわ、お腹は痛いわ、布団に包まっていても寒気がするわで、
今流行りのノロウイルスではないかとビクビクしていましたが、そこまで酷くなることはなく、結局は普通の風邪。
ここの所不規則な生活が続いていた上に、週末の予想もびっくりするくらい当たらないこともあって、
疲れとストレスが溜まっていたのでしょう。
前述のノロウイルス然り、これから猛威を振るうであろうインフルエンザ然り、
何かと体調を崩す要素が出てくる時期です。皆様も体調には十分お気を付け下さいね。
しかし……肉体的な疲れの方は睡眠や食事等、生活リズムを整えることで解消出来ますが、
精神的なストレスの方は何かきっかけが無いとなかなか解消出来ないもの。
普段は美味しいものをいっぱい食べたり、雑誌や小説などの本を読みまくるのが私のストレス対策なのですが、
風邪の影響でそのどちらもがダルい状態とあっては、他に取れる方法はただ一つ。
そう、競馬予想です(完全に諸刃の剣)。
先々週は祝日・月曜重賞のフェアリーS、先週は日曜重賞の日経新春杯について綴ってきましたが、
今週は早々に勢いに乗るためにも土曜重賞に注目。京都牝馬Sについて触れてみます。
◇
昨年の勝ち馬ハナズゴールに代表されるように、末脚のしっかりした馬が強い印象のある当レース。
近5年のうち、実に4年が差し・追い込みと言える位置取りからの差し切り決着となっています。
唯一の例外と言える一昨年のドナウブルーも、ディープインパクト産駒らしい瞬発力を持った馬。
先行して粘り込むタイプの馬よりは、ある程度溜めて伸びて来られるタイプの方が狙い易そうです。
また、ダートのイメージの強いパワー型の血統を持つ馬もよく馬券に絡んでいます。
前述したハナズゴールの母父は地方競馬で多くの活躍馬を出したシャンハイ。
彼女の2着だったエーシンメンフィスも、父がメダグリアドーロ、母父がパインブラフというダート寄りの血統馬。
3着のベストクルーズもまた、父がクロフネという血統馬でした。
先週の日経新春杯展望内でもちょいちょい触れている通り、今の京都芝は春や秋よりもパワーを要す状態。
今年もまた、ダート血統の持つパワーがいいスパイスとなる可能性は高いと思います。
これらの点を踏まえつつ、有力馬に視点を移していくと、戦績で目立つのはやはりドナウブルー。
一昨年の覇者であり、舞台適性は既に証明済みです。
昨年は未勝利に終わってしまいましたが、ヴィクトリアマイルとマイルCSの両G1レースで差のない5着。
牝馬同士だけでなく牡馬の骨っぽいところと当たっても大崩れはしておらず、ある程度の力は保っています。
本当に良かった頃に比べると終いの脚がジリっぽいのは気になるところですが、牝馬同士のG3なら上位評価は仕方なし。
クラブの規定でこのレースがラストランとなりますが、有終の美を飾ることが出来るでしょうか。
末脚の破壊力ならばゴールデンナンバーも互角以上。
1600~2000mを主に使われている馬ですが、その中でも一番よく切れているのがマイル戦。
逆に、前走の愛知杯のようなタフな2000m戦では持ち味を生かせていません。
ダイワメジャー産駒の上級牝馬は、エピセアロームをはじめとして短距離寄りの適性を示す馬が多いだけに、
本馬の本質も中距離寄りではなく、短距離寄りのマイラーなのではというイメージを抱いています。
前走からの舞台変わりは大きなプラスに映りますし、本馬自身京都外回りコースでは2戦2勝。
あとはその極端な脚質がハマりさえすれば、突き抜けるだけの力は十分に持っているはずです。
血統だけ見て、いかにもダートっぽさを感じるのはスマーティジョーンズ産駒のノーブルジュエリー。
条件馬時代が長く、重賞挑戦は3歳時のアーリントンC以来となりますが、
戦績を見ても分かる通り、本馬が走ってきたのは殆どが牡馬との混合戦。
特に1000万や準OPともなるとかなり強力なメンバーが集まってきますが、本馬はそこでも安定して走れています。
重賞実績は無くとも、こうした混合戦の経験は牝馬限定戦では大きな武器となりますし、伏兵としては非常に面白そうな馬。
折り合いさえすればマイルでも渋い走りを見せますし、鞍上がノリに乗っているルメール騎手だというのも不気味。
前走のターコイズSで久々に馬券に絡んだミッドサマーフェアも面白い1頭。
着順だけ見ると分かりにくいですが、昨秋の走りを見るに一時期のスランプは脱している印象があります。
父タニノギムレット、母父キングマンボという血統はぱっと見完全に芝寄りに映りますが、
本馬の母母ストームソングはアメリカのダートG1勝ち馬。しっかりパワーは秘めています。
ハイレベルの走りを見せた3歳時の君子蘭賞の走りからも、パワーを要す芝、長い直線という条件は合っているでしょう。
似た条件だったエリザベス女王杯では11着に敗れましたが、勝ち馬との差は僅か0.6秒。
スタミナが問われる2200mから、スピードが生かせるマイルに舞台が変わればもっとやれていいはず。
近5年全てで当レースを制しているのは、若い世代である4歳馬。
今年はウリウリ、ローブティサージュ、プリンセスジャック、ノボリディアーナの4頭が特に注目を集めそうです。
いずれも父か母父にダートっぽさを感じる血を持っており、血統的な適性は問題なさそうですが、
揃いも揃って近走のレースレベルが"あくまでそこそこ"に過ぎないのが悩ましいところ。
ローブティサージュ、プリンセスジャック、ノボリディアーナは上がりの時計が掛かった方が良さそうなタイプですし、
過去の好走馬に一番イメージが近いのはウリウリということになるでしょうか。調教の動きもこの馬が一番良く映りますね。
◇
先週の結果を見ていると、流石の京都芝も少しずつ差しが届くようになってきたかな?という印象。
かと言って内の先行馬が壊滅するような感じでもなく……非常に見極めの難しい馬場状態と言えます。
冬季の土曜日ということでヒントとなる芝レースの数は非常に少ないですが、
何とかメインまでにはある程度の傾向を掴んでおきたいところですね。
そして、私自身の体調の方も土曜日までには何とか上向かせておきたいもの。
土日の結果が風邪完治に繋がる特効薬となってくれれば、尚良いのですが。
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