キングカメハメハ(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
キングカメハメハ
キングカメハメハ
写真一覧
抹消  鹿毛 2001年3月20日生
調教師松田国英(栗東)
馬主金子 真人
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績 8戦[7-0-1-0]
総賞金42,973万円
収得賞金9,325万円
英字表記King Kamehameha
血統 Kingmambo
血統 ][ 産駒 ]
Mr. Prospector
Miesque
マンファス
血統 ][ 産駒 ]
Last Tycoon
Pilot Bird
兄弟 レースパイロットジャングルバード
市場価格8,190万円(2001セレクトセール)
前走 2004/09/26 神戸新聞杯 G2
次走予定

キングカメハメハの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
04/09/26 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 8771.511** 牡3 56.0 安藤勝己松田国英 502
(+8)
1.59.0 -0.233.7⑥⑥⑥⑤ケイアイガード
04/05/30 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 186122.611** 牡3 57.0 安藤勝己松田国英 494
(-2)
2.23.3 -0.235.4⑥⑧⑦ハーツクライ
04/05/09 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 187133.611** 牡3 57.0 安藤勝己松田国英 496
(+2)
1.32.5 -0.834.0⑨⑨コスモサンビーム
04/03/27 阪神 11 毎日杯 G3 芝2000 8882.721** 牡3 57.0 福永祐一松田国英 494
(0)
2.01.2 -0.434.5シェルゲーム
04/02/29 阪神 9 すみれS OP 芝2200 7771.711** 牡3 56.0 安藤勝己松田国英 494
(0)
2.16.4 -0.434.2ストラタジェム
04/01/18 中山 11 京成杯 G3 芝2000 10442.313** 牡3 56.0 D.バルジ松田国英 494
(-4)
2.00.0 0.836.7⑧⑥フォーカルポイント
03/12/13 阪神 9 エリカ賞 500万下 芝2000 12552.211** 牡2 55.0 武豊松田国英 498
(-6)
2.02.6 -0.134.6⑤⑤⑤④グレートベースン
03/11/16 京都 5 2歳新馬 芝1800 128122.611** 牡2 55.0 安藤勝己松田国英 504
(--)
1.50.5 -0.135.2⑥⑥ユニバーサル

キングカメハメハの関連ニュース

2024年度のJRA賞授与式に先だって、JRA顕彰授与式が行われ、昨年6月に顕彰馬に選出されたコントレイルキングカメハメハの関係者が出席した。

コントレイルは20年のクラシック3冠などGⅠ4勝。選定候補初年度だった23年は規定の得票率(75%)まで1票及ばなかったが、昨年は有効投票数176票中152票(得票率86・4%)を集めて文句なしの選出となった。

管理した矢作芳人調教師は「彼なら当然という思いもありつつ、非常に光栄に思います。(コントレイルとの日々は)疲れた日々でした。特に3冠が懸かった菊花賞はレースが終わるまで何も喉が通らなくて、世界中どんなレースに行ってもあれ以上のプレッシャーはないな、と思っています」と振り返った。初年度産駒は早ければ今年の初夏にデビューする。「本当にワクワク感しかないですし、たくさんのコントレイル産駒が入厩してくる予定なので、コントレイル(産駒)が走らなかったら矢作厩舎も潰れるな、と思っています。何とかコントレイル(産駒)から再び3冠馬を、と思っております」と期待を寄せた。

19年にこの世を去ったキングカメハメハは04年の日本ダービーNHKマイルCを制し、種牡馬として数多くのGⅠ馬を送り出した。同馬で自身初の日本ダービー制覇を達成した安藤勝己騎手は「乗りやすい馬で不安がなくて、(日本ダービーは)思ったほど緊張しなかったですね。どっしり落ち着いていて、競馬に行って本当に扱いやすい馬でしたね」とうなずいた。

管理した松田国英・元調教師は「GⅠを勝つ馬は馬の方が強いというか引っ掛かるとか、押さえが利かないとかあるんですけど、キングカメハメハは非常にお利口な馬で、騎乗者に対して、扱う者に対して服従の姿勢を崩さなかった」となつかしんだ。産駒の活躍については「競りの名簿の中にブラックタイプで出てくる。種馬としても、母の父としてもクロフネキングカメハメハはよく出てくる。ブラックタイプに載ることが調教師の夢だったのでうれしいです」と笑みを浮かべた。

【AJCC2025】血統アナリシス ロングスパート勝負で活きるトニービンやMill Reefの持久力 2025年1月25日() 12:00

中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持久力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。

ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは、同一族の直系として好走している。

アラタは、父キングカメハメハ×母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。同産駒は延べ12頭が出走して、12年1着ルーラーシップ、22年3着&24年2着ボッケリーニが馬券圏内に好走。なお、その2頭は母系にトニービンとノーザンテーストの血脈を持つことで共通していた。本馬はノーザンテーストの血こそ引かないものの、母の父を介してトニービンを保持。また、ハーツクライの血脈は、昨年の勝ち馬を出した勢いからも注目に値する。

マテンロウレオは、父ハーツクライ×母サラトガヴィーナス(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は延べ7頭の出走ながら、13年3着アドマイヤラクティ、14年3着フェイムゲーム、24年1着チャックネイトと好走例が多く、17年ワンアンドオンリー、20年サトノクロニクルの2頭も掲示板を確保する5着で入線していた。なお、本馬は「母の父Roberto系」となる配合のため、昨年の勝ち馬チャックネイトの血統構成を引き合いに出しやすい。

ビザンチンドリームは、父エピファネイア×母ジャポニカーラ(母の父ジャングルポケット)。同産駒には21年の勝ち馬アリストテレスがおり、昨年もモリアーナが3着とアタマ差の4着に健闘。なお、直近5年で「父または母の父がRoberto系」となる馬が3勝していることからも、父系の血筋は評価しやすい印象を受ける。ほか、14年1着ヴェルデグリーンを想起させるスペシャルウィークジャングルポケットを併せ持つ配合も興味深い。


【血統予想からの注目馬】
アラタ ⑪マテンロウレオ ⑩ビザンチンドリーム


[もっと見る]

【小倉牝馬S2025】血統アナリシス 冬場の気候やタフな馬場を苦にしない欧州血脈に優位性あり 2025年1月24日(金) 12:00

代替開催の影響で、2010~2011年、2020年、2024年の4年は愛知杯が冬の小倉芝2000mで行われたが、種牡馬としてマンハッタンカフェが2勝、メイショウサムソンミッキーロケットが1勝を挙げるほか、アグネスタキオンが【0.2.1.1】と好相性を示していた。なお、直系以外では2010年3着ヒカルアマランサス、2020年1着デンコウアンジュ、2024年1着ミッキーゴージャスの3頭に共通するCaerleonの血脈も注目に値する。

また、同時期に施行されていた愛知杯に倣えば、勝ち馬の多くがSadler's Wells=Fairy King全兄弟、それらの叔父にあたるNureyevの血脈を持つことも特徴といえるだろう。総じて欧州の主要血脈を評価しやすいことからも、冬場の気候や底力を問われるタフな馬場を苦にしないタイプが優位といえそうだ。

シンティレーションは、父ロードカナロア×母ファシネートダイア(母の父アグネスタキオン)。小倉芝2000mで施行された昨年の愛知杯では、1着ミッキーゴージャス、2着タガノパッションキングカメハメハの直系で1・2着。本馬もまずは同系統であることを評価したい。また、「父キングカメハメハ系×母の父アグネスタキオン」の組み合わせは、20年4着フェアリーポルカを引き合いに出しやすく、この母の父の血脈からも要注目だろう。

アリスヴェリテは、父キズナ×母ルミエールヴェリテ(母の父Cozzene)。同じ母の父となる馬には、10年が1番人気で2着、11年が9番人気で2着、と小倉開催の愛知杯でリピート好走したブロードストリートが挙げられる。本馬自身、小倉競馬場は5戦して、芝1800mで【1.0.1.0】、芝2000mで【1.2.0.0】と馬券圏外に敗れていない相性のいい舞台。現役時にフランスでも好成績を残した父の底力は、タフな冬の小倉でも活きてきそうだ。

コスタボニータは、父イスラボニータ×母レディイン(母の父Kendor)。本馬は昨年の愛知杯の3着馬で、父系でCozzeneの血脈を持つ配合にも意識を向けやすい。また、レディインを牝祖とする一族は、小倉芝2000mで最多タイとなる3勝を記録しており、その成績も【3.0.2.4】勝率33.3%・複勝率55.6%と申し分ない。本馬は昨年の福島牝馬Sの勝ち馬となるが、同牝系はイフェイオンミニトランザットと近年の重賞で侮れない勢いがある。


【血統予想からの注目馬】
シンティレーション ⑰アリスヴェリテ ⑯コスタボニータ


[もっと見る]

【日経新春杯2025】血統アナリシス 近年はキングカメハメハ系、ディープインパクト系、ステイゴールド系の三つ巴 2025年1月18日() 12:00

近年の勝ち馬を種牡馬の大まかな系統でみると、キングカメハメハ系、ディープインパクト系、ステイゴールド系の3系統にほぼ集約される。とくにキングカメハメハは、種牡馬として2011~2012年、2016~2017年と2連覇を2回達成した実績を持つ。ディープインパクトは、3頭の直仔が勝利するほか、後継ディープブリランテも2020年の勝ち馬モズベッロを出した。2001年の勝ち馬でもあるステイゴールドは、2018年パフォーマプロミスの勝利によって父仔制覇を飾り、直系の孫世代も2021年ショウリュウイクゾ、2023年ヴェルトライゼンデの2頭が勝ち馬として名を連ねている。

ほか、アドマイヤベガアドマイヤドンの兄弟は、前者が2006年アドマイヤフジ、後者が2015年アドマイヤデウスと勝ち馬を出したことで、種牡馬としてそろって功績を残すことになった。

マイネルエンペラーは、父ゴールドシップ×母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)。同産駒は日経新春杯に初出走となるものの、ゴールドシップと「父×母の父」の配合が共通するドリームジャーニーオルフェーヴルが種牡馬として活躍し、とりわけ中京開催時に存在感を示している。本馬自身、中京競馬場は【1.1.1.0】と馬券圏外に敗れていない舞台であり、重賞実績豊富な兄姉の成績を鑑みても、このクラスを賑わす存在になっていい。

タッチウッドは、父ドゥラメンテ×母アメージングムーン(母の父アドマイヤムーン)。父は好相性を示すキングカメハメハの直仔で、11年の勝ち馬ルーラーシップの甥にあたる血筋。一方、本馬は母の父がフォーティナイナー系種牡馬であることも興味深く、23年に10番人気の人気薄ながら2着に好走したキングオブドラゴンは母の父が同系統であるほか、父系でサンデーサイレンスとトニービンを併せ持つ配合からも引き合いに出しやすい。

ショウナンラプンタは、父キズナ×母フリアアステカ(母の父Zensational)。これまでに同産駒は4頭が出走して、22年3着ヤシャマル、24年2着サヴォーナと2頭が馬券に絡んでいるが、前者は9番人気、後者は4番人気と決して下馬評は高くなかった。なお、後者は菊花賞上位入線から挑む臨戦過程が本馬と似る。キズナディープインパクトの後継としても注目の存在で、今中京開催でも勝利数、回収率ともに申し分ない成績を残している。


【血統予想からの注目馬】
マイネルエンペラー ⑮タッチウッド ⑭ショウナンラプンタ


[もっと見る]

【シンザン記念2025】レーティングとモノサシで考える レーティング、全モノサシで他を圧倒!アルテヴェローチェ 2025年1月10日(金) 18:00

来週月曜、中京競馬場のメイン競走はG3シンザン記念。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

110 アルテヴェローチェ
108 タイセイカレントマイネルチケット
103 アーリントンロウ
102 ジーティーマン
98 メイショウツヨキ
91 ウォーターガーベラ

(以下格付なし)

シンザン記念の例年の勝ち馬レーティングは105~110。近5年3着以内馬で100を切っていた馬はおらず、格付けされた馬では上位5頭にチャンスがありそうだが、比較は全馬対象に行ってみた。

第2のモノサシは「血統要素」。これはフェアリーステークスでも用いたが、3歳戦では血統的な“流行り”を調べるのが定石で、開催競馬場よりむしろ「最近の流行り」が重要。近5年の3着以内馬の血統を調べてみた。

父および母の父、全30頭で最も数が多かったのはモーリスディープインパクトの2頭(3回)。ただモーリスの3回はすべて「父」で、直近この血統がシンザン記念と好相性なのは明らかだ。次いで多いのはダイワメジャーキングカメハメハ(2回)だが、これもキングカメハメハについては2回とも「母の父」。

出走メンバーの血統を調べたところ、いずれかが入っているのは以下の通りだった。

アルテヴェローチェ(父モーリス、母の父ディープインパクト) オンザムーブ(父モーリス) ジーティーマン(父モーリス、母の父ディープインパクト) タイセイカレント(父モーリス

アルテヴェローチェジーティーマンの2頭はこのレースを勝つべく生まれたような血統で、2頭には大きな加点をしたい。また、父がモーリスオンザムーブタイセイカレントにも注意を払いたい。

第3のモノサシは「本番までの出走数」。こちらもまたフェアリーステークスに用いたが、やはり3歳戦はどの馬もレース経験が浅いので一戦一戦の重みが違う。シンザン記念の近5年3着以内馬15頭の、当日までのレース消化数を調べたところ、結果は以下の通りだった。

5戦…1頭 4戦…6頭 3戦…1頭 2戦…5頭 1戦…2頭

また5頭に重賞出走経験があり、そのうち3頭は3着以内だった。

出走メンバーで「1戦」のみ消化はカラヴァジェスティリラエンブレムの2頭。2頭を減点対象としておきたい。

第4のモノサシは「芝1600mの持ち時計」。シンザン記念が中京競馬場で開催された近3年の勝ち時計を調べると、1.33.7、1.34.1、1.33.3と京都開催に比べて速い。中京開催の場合、ある程度の時計の裏付けも必要と考えた。出走メンバーの芝1600mの持ち時計は以下の通りだ。

1位…アルテヴェローチェ(1.33.0) 2位…タイセイカレント(1.33.1) 3位…マイネルチケット(1.33.2) 4位…オンザムーブ(1.33.7) 5位…レーヴブリリアント(1.33.8) 6位…メイショウツヨキ(1.34.1)

近年3回行われた中京開催で最も遅かった勝ち時計1.34.1で切ったが、ここも他のモノサシ上位の馬が名を連ねる。6頭にプラス評価を与えておきたい。

諸々の比較から、本命◎は文句無しでアルテヴェローチェ。○はタイセイカレント。▲はオンザムーブで、押さえに△ジーティーマンを指名しておきたい。馬券は◎から折り返しなしの馬単、馬連、ワイドで合計9点。

【モノサシ比較による注目馬】
アルテヴェローチェ ○タイセイカレント ▲オンザムーブ △ジーティーマン

モノサシの正誤判定は1/13(月)だ。

[もっと見る]

【フェアリーS2025】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~特選重賞データ分析編 2025年1月6日(月) 16:30

<次週の特選重賞>

G3 フェアリーステークス 2025年01月12日(日) 中山芝1600m外




<ピックアップデータ>

【血統別成績(2021年以降)】
○父か母の父がキングカメハメハ系種牡馬 [1-3-2-11](3着内率35.3%)
×父も母の父もキングカメハメハ系以外の種牡馬 [3-1-2-39](3着内率13.3%)

父か母の父にキングカメハメハ系種牡馬を持つ馬は比較的堅実。なお、父も母の父もキングカメハメハ系種牡馬でなかったにもかかわらず3着以内となった6頭のうち5頭は、前走の着順が1着、かつ前走の2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上でした。直近のレースを完勝している馬でない限り、父も母の父もキングカメハメハ系種牡馬でない馬は疑ってかかるべきだと思います。

主な「○」該当馬→シホリーンレイユール
主な「×」該当馬→ジャルディニエニシノラヴァンダホウオウガイアミーントゥビー


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が2戦以内」の馬は2021年以降[3-2-4-25](3着内率26.5%)
主な該当馬→ニシノラヴァンダホウオウガイアレイユール

○「前走の4コーナー通過順が7番手以内」だった馬は2021年以降[4-4-3-32](3着内率25.6%)
主な該当馬→シホリーンニシノラヴァンダホウオウガイアレイユール

【向かい風データ】

×「出走数が3戦以上、かつ“JRAの、オープンクラスのレース”において2着以内となった経験がない」馬は2021年以降[0-1-0-23](3着内率4.2%)
主な該当馬→シホリーンジャルディニエミーントゥビー

×「前走の4コーナー通過順が8番手以下」だった馬は2021年以降[0-0-1-18](3着内率5.3%)
主な該当馬→ジャルディニエミーントゥビー


<注目馬チェック>

シホリーン
追い風データの「前走の4コーナー通過順が7番手以内」に該当している一方で、向かい風データの「出走数が3戦以上、かつ“JRAの、オープンクラスのレース”において2着以内となった経験がない」にも該当。重賞やオープン特別で連対を果たしたことがあるくらいの実績馬でない限り、キャリア3戦以上の馬は強調できません。前走が悪くない内容だったとはいえ、扱いに注意した方が良いのではないでしょうか。

ジャルディニエ
向かい風データの「出走数が3戦以上、かつ“JRAの、オープンクラスのレース”において2着以内となった経験がない」「前走の4コーナー通過順が8番手以下」に該当。先行力が低い馬は期待を裏切りがちです。実績上位ではあるものの、今回は評価を下げるべきだと思います。

ホウオウガイア
追い風データの「出走数が2戦以内」「前走の4コーナー通過順が7番手以内」に該当。ただし、ピックアップデータの項で挙げた条件はクリアしていません。コース替わりはプラスに働くと思うのですが、基本的に過信禁物と見るべきでしょう。


※「該当馬」「注目馬」は前週時点の情報に基づいて選出しており、特別登録や出馬投票を行わない可能性があります。

次回、【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】メイン「1点」分析編は1/8公開予定です。

[もっと見る]

⇒もっと見る

キングカメハメハの関連コラム

閲覧 1,513ビュー コメント 0 ナイス 5



週末の注目レースを伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析するウマニティ会員専用コラム。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、中日新聞杯・リゲルステークス・師走ステークス・カペラステークス阪神ジュベナイルフィリーズの5レースです。


⇒当該週の1重賞に絞って考察! 『特選重賞データ分析編』はコチラ


▼2023年12月09日(土) 中京11R 中日新聞杯
【調教師の所属別成績(2020年以降)】
●美浦 [0-0-0-15](3着内率0.0%)
●栗東 [3-3-3-30](3着内率23.1%)
→近年は関東馬が不振。また、前走の着順が11着以下だった馬も2020年以降[0-0-0-11](3着内率0.0%)と上位に食い込めていません。


▼2023年12月09日(土) 阪神11R リゲルステークス
【血統別成績(2019年以降)】
●父か母の父がキングカメハメハ系種牡馬 [2-1-2-5](3着内率50.0%)
●父も母の父もキングカメハメハ系以外の種牡馬 [2-3-2-37](3着内率15.9%)
→父か母の父にキングカメハメハ系種牡馬を持つ馬は堅実。一方、父も母の父もキングカメハメハ系以外の種牡馬、かつ“JRAの、重賞のレース”において“着順が2着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験のない馬は2019年以降[1-0-1-26](3着内率7.1%)と苦戦していました。


▼2023年12月10日(日) 中山10R 師走ステークス
【前走の着順が4着以下だった馬の、“東京ダ・中山ダの、12~2月の、オープンクラスのレース”において5着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
●あり [3-1-1-8](3着内率38.5%)
●なし [0-0-0-40](3着内率0.0%)
→この時期が合っていそうな馬に注目したい一戦。前走の着順が4着以下だったにもかかわらず3着以内となったのは、冬場、かつ関東圏のレースに十分な実績のある馬だけです。


▼2023年12月10日(日) 中山11R カペラステークス

続きは、ウマニティ会員登録(無料会員)でご覧頂けます。
※限定公開期間終了後は、非会員の方もご覧頂けます。
続きを読む
登録済みの方はこちらからログイン

2023年1月29日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年01月29日号】特選重賞データ分析編(343)~2023年東京新聞杯
閲覧 2,099ビュー コメント 0 ナイス 4



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 東京新聞杯 2023年02月05日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2017年以降)】
○父がヘイルトゥリーズン系種牡馬 [5-6-3-35](3着内率28.6%)
○父がキングカメハメハ系種牡馬 [1-0-3-14](3着内率22.2%)
×父がキングカメハメハ系・ヘイルトゥリーズン系以外の種牡馬 [0-0-0-21](3着内率0.0%)

 血統に注目したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭は、いずれも父にキングカメハメハ系種牡馬かヘイルトゥリーズン系種牡馬を持つ馬でした。主要な父系に属する種牡馬の産駒を重視するべきでしょう。

主な「○」該当馬→シュリファルコニアマテンロウオリオン
主な「×」該当馬→ナミュールピースワンパラディプレサージュリフト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走のコースが国内、かつ前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2017年以降[5-4-3-22](3着内率35.3%)
主な該当馬→ピースワンパラディプレサージュリフト

[もっと見る]

2022年9月7日(水) 19:23 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第7回ワールド上位者考察
閲覧 2,202ビュー コメント 0 ナイス 5

先週末をもって3回新潟・4回小倉・2回札幌が終了し、今週末からは4回中山・5回中京がスタート。今年もいよいよ秋季競馬のシーズンに突入しました。
 POG戦線もひとまず最初の区切りを迎え、新たなフェイズに入ります。既に7月16日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をブトンドール(プリンセスロックの2020)が、8月28日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をキタウイング(キタノリツメイの2020)が、9月3日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をドゥーラ(イシスの2020)が、9月4日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をロンドンプラン(パッションローズの2020)が制し、同世代のライバルを一歩リード。ただ、今後は1勝クラス以上のレースが増えてきますし、ランキングの動きも活発になってくるはずです。
 今回は、9月4日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されているうえ、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。目標とすべきプレイヤーの指名戦略を参考に、今後へ向けた対策をイメージしてみてください。

 なお、2021年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月4日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】ブトンドール(プリンセスロックの2020) 3800万円
【1位】ロンドンプラン(パッションローズの2020) 3800万円
【3位】キタウイング(キタノリツメイの2020) 3730万円
【3位】ドゥーラ(イシスの2020) 3730万円
【5位】ドゥアイズ(ローズマンブリッジの2020) 2540万円
【6位】ミシシッピテソーロ(ハピネスフォーユーの2020) 2300万円
【6位】モリアーナ(ガルデルスリールの2020) 2300万円
【8位】サツマノオンナ(スペシャルビビーの2020) 2100万円
【9位】ミカッテヨンデイイ(ボルティモアの2020) 1910万円
【10位】クリダーム(ブーケトウショウの2020) 1900万円
【10位】バレリーナ(マニヤラの2020) 1900万円
【12位】ウインオーディン(ピエナビーナスの2020) 1790万円
【13位】コスモイグローク(クールベットの2020) 1600万円
【13位】ジョリダム(マイダイナマイトの2020) 1600万円
【15位】ジョウショーホープ(スターフォーユーの2020) 1570万円
【16位】ミスヨコハマ(ミスエリカの2020) 1510万円
【17位】オマツリオトコ(マツリバヤシの2020) 1480万円
【17位】シーウィザード(メリーウェザーの2020) 1480万円
【17位】シルフィードレーヴ(キモンクイーンの2020) 1480万円
【17位】ダイヤモンドハンズ(メチャコルタの2020) 1480万円

 ちなみに、複数の産駒がランクインしている種牡馬はエピファネイアカレンブラックヒルダノンバラードだけで、いずれも該当馬は2頭ずつ。しかも、2021年JRAリーディングサイアーランキング2位のロードカナロア、同4位のキズナは、まだ現2歳世代の産駒がオープンクラスのレースで上位に食い込めていません。キングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあり、今後も2歳リーディングサイアー争いは混戦となりそうです。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、1億1835万円を獲得したバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。函館2歳ステークスで2着となったクリダーム(ブーケトウショウの2020)など、既に6頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていました。アイスグリーン(グリューネワルトの2020)、ウメムスビ(ヴィオレッタの2020)、ナイトキャッスル(サダムグランジュテの2020)もオープンクラスのレースで賞金を獲得していますし、おそらく入札の段階で夏場に稼いでくれそうな馬を狙っていらっしゃったのではないでしょうか。
 ご存じの通り、バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは「ウマニティPOG 2021」で総合ランキング1位となったディフェンディングチャンピオン。早期デビュー組だけでなく、来春のクラシック戦線で活躍を期待できそうな良血馬も獲得していますから、しばらくは首位争いを引っ張っていくことになるのではないかと思います。今後の入札で追加指名する予定の方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんのラインナップをチェックしてみてください。

 G1ワールドは1億3207万円を獲得しているsabo34さんがトップ。総合ランキングも1位です。既にキタウイング(キタノリツメイの2020)とロンドンプラン(パッションローズの2020)で重賞を2勝していますが、sabo34さんがこの2頭を獲得したのは初勝利を挙げた後でした。デビュー後のレースぶりを確認してから入札に参加することも可能である点は、「ウマニティPOG」の醍醐味とも言える重要な要素。sabo34さんはまだ仮想オーナー馬数に空きがあるようなので、引き続き入札の動向をマークしておいた方が良いかもしれません。

 G2ワールドは1億0229万円を獲得しているマホッさんがトップ。重賞ウイナーこそいないものの、フミサウンド(アブソルートリーの2020)が8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)で2着に、イコサン(メイショウトモシビの2020)が8月21日のクローバー賞(2歳オープン・札幌芝1500m)で2着に健闘しています。ちなみに、総出資PPは1億4340万PPで、他のランキング上位プレイヤーに比べるとかなり少なめ。注目度の低い素質馬を的確に獲得している、素晴らしい相馬眼の持ち主です。

 G3ワールドは1億2978万円を獲得しているキング王🎯🐴さんがトップ。こちらはドゥーラ(イシスの2020)を勝ち上がった翌週の入札で獲得されていました。追加指名組を含めると既に14頭が初勝利をマークしていますし、今後も順調に獲得ポイントを伸ばしていくのではないでしょうか。

 オープンワールドは7408万円を獲得しているゴン千馬さんがトップ。ただし、トップ10プレイヤーの獲得ポイント差が1000万円にも満たない混戦模様です。前述の通り、現2歳世代からキングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあってか、もともと今シーズンはスタート前から難解な雰囲気が漂っていました。このオープンワールドは今のところ象徴的な展開になっていますし、まだほとんどのプレイヤーに総合優勝のチャンスが残っているのではないかと思います。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

[もっと見る]

2021年6月30日(水) 15:54 【ウマニティ】
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第6回デビュー前の有力馬~
閲覧 6,053ビュー コメント 0 ナイス 4

 先週末で3回東京・3回阪神・1回札幌が終了し、今週末からは1回福島・3回小倉・1回函館がスタート。現2歳世代にとっては初めてのJRA重賞となる7月17日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)を皮切りに、今後は2歳オープンのレースも少しずつ増えてきます。まだ序盤も序盤ですが、既に手応えを感じているプレイヤーもいらっしゃるでしょうし、そうでない方はそろそろ巻き返しに向けた作戦を練っておきたいところです。

 今回は、仮想オーナー枠に余裕がある皆様の参考にしていただくべく、デビュー間近と思われる未出走馬のうち、有力と思しき馬をピックアップしてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「6月30日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターで6月1日から6月30日までの期間中に坂路調教を行った未登録の2歳馬」を抽出。その中から、注目すべきファクターごとに該当馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 最初に、2021年06月05日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

ウラヤ(牡 父New Approach/母Wadi 野中賢二厩舎) ※72位
ソネットフレーズ(牝 父エピファネイア/母ボージェスト 手塚貴久厩舎) ※26位
パラレルヴィジョン(牡 父キズナ/母アールブリュット 国枝栄厩舎) ※7位
インプレス(牡 父キズナ/母ベアトリス2 佐々木晶三厩舎) ※81位
ラスール(牝 父キタサンブラック/母サマーハ 藤沢和雄厩舎) ※56位
●メトセラ(牡 父キタサンブラック/母ドナブリーニ 矢作芳人厩舎) ※41位
エリカヴィータ(牝 父キングカメハメハ/母マルシアーノ 国枝栄厩舎) ※30位
ヴァラダムドラー(牝 父ジャスタウェイ/母バラダセール 松下武士厩舎) ※47位
コリエンテス(牡 父ディープインパクト/母イスパニダ 堀宣行厩舎) ※1位
フォーグッド(牡 父ディープインパクト/母ウィキッドリーパーフェクト 国枝栄厩舎) ※31位
チェルノボーグ(牡 父ディープインパクト/母コンテスティッド 藤原英昭厩舎) ※46位
フィアレスデザイア(牡 父ディープインパクト/母ヒルダズパッション 藤沢和雄厩舎) ※37位
ダノンマイソウル(牡 父ディープインパクト/母フォエヴァーダーリング 矢作芳人厩舎) ※70位
アカデミー(牝 父ドゥラメンテ/母イサベル 吉岡辰弥厩舎) ※42位
レイフル(牝 父ドゥラメンテ/母シェルズレイ 木村哲也厩舎) ※96位
ソクラテス(牡 父ドゥラメンテ/母ブルーダイアモンド 音無秀孝厩舎) ※18位
スパイダーバローズ(牡 父ハーツクライ/母マラコスタムブラダ 中内田充正厩舎) ※13位
フィデル(牡 父ハーツクライ/母ラッキートゥビーミー 友道康夫厩舎) ※21位
ヴァンガーズハート(牡 父ハービンジャー/母ケイティーズハート 鹿戸雄一厩舎) ※57位
フォアランナー(牡 父ハービンジャー/母ジュモー 西村真幸厩舎) ※91位
サンドレス(牝 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 手塚貴久厩舎) ※54位
グランディア(牡 父ハービンジャー/母ディアデラノビア 中内田充正厩舎) ※50位
リューベック(牡 父ハービンジャー/母ライツェント 須貝尚介厩舎) ※44位
ブラックボイス(牡 父ブラックタイド/母ソングライティング 宮田敬介厩舎) ※35位
スリーパーダ(牝 父ミッキーアイル/母シンハリーズ 斉藤崇史厩舎) ※73位
アンジーニョ(牝 父ミッキーアイル/母ポルケテスエーニョ 高橋義忠厩舎) ※93位
ブレスク(牡 父ルーラーシップ/母パララサルー 国枝栄厩舎) ※43位
ライラスター(牡 父ロードカナロア/母ハープスター 木村哲也厩舎) ※79位

 2021年06月05日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で1位だったコリエンテス(イスパニダの2019)は、所属するシルクホースクラブのホームページによると、7月10日の福島05R(2歳新馬・芝1800m)を当面の目標としている模様。今後も各ワールドで活発な入札が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したディープインパクト産駒は下記の通り。

コリエンテス(牡 父ディープインパクト/母イスパニダ 堀宣行厩舎) ※1位
フォーグッド(牡 父ディープインパクト/母ウィキッドリーパーフェクト 国枝栄厩舎) ※31位
●ルヴェルディ(牡 父ディープインパクト/母エクセレンス2 木村哲也厩舎)
ロードレゼル(牡 父ディープインパクト/母エンジェルフェイス 中内田充正厩舎)
アスクオンディープ(牡 父ディープインパクト/母カラズマッチポイント 藤原英昭厩舎)
●ウィズグレイス(牝 父ディープインパクト/母カラライナ 国枝栄厩舎)
●サトノゼノビア(牝 父ディープインパクト/母クイーンカトリーン 国枝栄厩舎)
レッドランメルト(牡 父ディープインパクト/母クイーンズアドヴァイス 国枝栄厩舎)
フォーブス(牝 父ディープインパクト/母ゴーイントゥザウィンドウ 藤原英昭厩舎)
ダノンブリザード(牡 父ディープインパクト/母コンクエストハーラネイト 池江泰寿厩舎)
チェルノボーグ(牡 父ディープインパクト/母コンテスティッド 藤原英昭厩舎) ※46位
ジュエルラビシア(牝 父ディープインパクト/母サファリミス 藤沢和雄厩舎)
●グランスラムアスク(牝 父ディープインパクト/母ジェニサ 矢作芳人厩舎)
ディープグラビティ(牡 父ディープインパクト/母スターシップトラッフルズ 菊沢隆徳厩舎)
マジカルキュート(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 音無秀孝厩舎)
ティズグロリアス(牝 父ディープインパクト/母ティズトレメンダス 木村哲也厩舎)
ルージュスティリア(牝 父ディープインパクト/母ドライヴンスノー 藤原英昭厩舎)
パーソナルハイ(牝 父ディープインパクト/母パーソナルダイアリー 矢作芳人厩舎)
ジャスティンパレス(牡 父ディープインパクト/母パレスルーマー 杉山晴紀厩舎)
フィアレスデザイア(牡 父ディープインパクト/母ヒルダズパッション 藤沢和雄厩舎) ※37位
ウェストファリア(牝 父ディープインパクト/母フィオドラ 手塚貴久厩舎)
ダノンマイソウル(牡 父ディープインパクト/母フォエヴァーダーリング 矢作芳人厩舎) ※70位
レッドラディエンス(牡 父ディープインパクト/母ペルフォルマーダ 藤沢和雄厩舎)

 現2歳のディープインパクト産駒は現時点で6頭がJRAの新馬を使ったものの、勝ち上がったのは今のところコマンドライン(コンドコマンドの2019)のみ。“出遅れ”が気になっている方は多いかもしれません。さすがにそのうち巻き返してくると思いますけど、巻き返しのタイミング次第では入札の人気に影響してくる可能性もありそう。今後も動向を見守っていきたいところです。
 ちなみに、今シーズンの私は「ディープインパクト産駒を一頭も指名しない」という作戦で臨んでいます。活躍馬が出ないと見ているわけではなく、どう考えても例年より人気になりそうだからという理由で回避を選択したわけですが、果たしてどうなるでしょうか。

 比較的成績の良い厩舎に所属している馬はこちら。

ポイズンアロウ(牡 父Arrogate/母Crosswinds 藤沢和雄厩舎)
ソネットフレーズ(牝 父エピファネイア/母ボージェスト 手塚貴久厩舎) ※26位
サトノドルチェ(牡 父オルフェーヴル/母ラッドルチェンド 池江泰寿厩舎)
ラスール(牝 父キタサンブラック/母サマーハ 藤沢和雄厩舎) ※56位
リチュアル(牡 父キングカメハメハ/母メイデイローズ 藤沢和雄厩舎)
ソーブラック(牝 父キンシャサノキセキ/母ピーチブローフィズ 手塚貴久厩舎)
ウェルカムニュース(牡 父サトノアラジン/母レジェンドトレイル 池江泰寿厩舎)
ロードレゼル(牡 父ディープインパクト/母エンジェルフェイス 中内田充正厩舎)
ダノンブリザード(牡 父ディープインパクト/母コンクエストハーラネイト 池江泰寿厩舎)
ジュエルラビシア(牝 父ディープインパクト/母サファリミス 藤沢和雄厩舎)
フィアレスデザイア(牡 父ディープインパクト/母ヒルダズパッション 藤沢和雄厩舎) ※37位
ウェストファリア(牝 父ディープインパクト/母フィオドラ 手塚貴久厩舎)
レッドラディエンス(牡 父ディープインパクト/母ペルフォルマーダ 藤沢和雄厩舎)
オールユアーズ(牝 父ドゥラメンテ/母アイムユアーズ 手塚貴久厩舎)
ポルテーニャ(牝 父ドゥラメンテ/母サンタエヴィータ 西村真幸厩舎)
●マリトッツォ(牝 父ドゥラメンテ/母ポリリズム 友道康夫厩舎)
ヴァランシエンヌ(牝 父ドレフォン/母メリーウィドウ 西村真幸厩舎)
ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎)
ファイナルアンサー(牝 父ハーツクライ/母ファイナルディシジョン 手塚貴久厩舎)
スパイダーバローズ(牡 父ハーツクライ/母マラコスタムブラダ 中内田充正厩舎) ※13位
フィデル(牡 父ハーツクライ/母ラッキートゥビーミー 友道康夫厩舎) ※21位
フォアランナー(牡 父ハービンジャー/母ジュモー 西村真幸厩舎) ※91位
サンドレス(牝 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 手塚貴久厩舎) ※54位
グランディア(牡 父ハービンジャー/母ディアデラノビア 中内田充正厩舎) ※50位
ナンヨーアゼリア(牝 父ハービンジャー/母パンデリング 手塚貴久厩舎)
コンフリクト(牡 父ビッグアーサー/母カルナヴァレ 西村真幸厩舎)
ラフシー(牡 父ブラックタイド/母ティップトップ 手塚貴久厩舎)
リンクスルーファス(牝 父ヘニーヒューズ/母ランニングボブキャッツ 手塚貴久厩舎)
ロマンドブリエ(牡 父モーリス/母レーヌドブリエ 池江泰寿厩舎)
ヴィルティス(牝 父ラブリーデイ/母リアリティー 友道康夫厩舎)
アドマイヤジェイ(牡 父ロードカナロア/母ライラプス 友道康夫厩舎)

 第1回の「POG的データ分析」では、友道康夫調教師や中内田充正調教師を特に強調しました。まだまだ面白そうな馬がデビューを控えておりますので、ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

[もっと見る]

2021年5月26日(水) 11:57 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第1回 POG的データ分析~
閲覧 5,503ビュー コメント 0 ナイス 7

 丸一年間に渡って開催されてきた「ウマニティPOG 2020」もいよいよラストウィーク。日本ダービー当日の5月31日をもって各ワールドのチャンピオンが確定します。来週公開予定の「伊吹雅也のPOG分析室」第2回では、最終結果を詳しくお伝えする予定です。

 来週からは通算9シーズン目の「ウマニティPOG 2021」がスタート。第1回の入札に向け、指名候補選びも最終段階に入っているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名馬の選択や絞り込みに活用できる各種データを紹介したいと思います。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週まで(変則的な開催スケジュールとなった2021年も2回中山・1回阪神閉幕週まで)のレースのみ」としました。

 まずは種牡馬別成績をご覧ください。



 トップはやはりディープインパクト。勝ち馬率、1頭あたり賞金とも現4~6歳世代の数字よりはやや下がっているのですが、それでも2番手グループ以下に大きな差をつけています。
 ただ、皆さんもご存知の通り、ディープインパクトは現2歳世代が実質的なラストクロップ。来シーズンからはもう“ディープインパクト固め”ができなくなるので、今のうちに2番手グループ以下の勢力図をより強く意識しておくべきかもしれません。
 ディープインパクトと同様に現2歳世代がラストクロップとなるキングカメハメハを除くと、集計期間中の出走頭数が60頭以上、かつ1頭あたり賞金が五百万円台だったのはキズナダイワメジャーハーツクライモーリスの4種牡馬。なお、比較的若い世代のキズナモーリスは、それぞれ勝ち馬率がキングカメハメハダイワメジャーハーツクライの数字をわずかに上回っていました。ディープインパクトキングカメハメハを種付けされていた繁殖牝馬が回ってくれば、今後は勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字がさらに上向くんじゃないでしょうか。

 続いてご覧いただくのは、生産者別成績です。



 毎年のことながら、このカテゴリはノーザンファームが断然のトップ。賞金合計は105億円超で、他のトップブリーダーとは桁がふたつ違います。選択肢が豊富なうえ、勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字もこれだけ飛び抜けているのですから、限られた時間を使って効率的に指名候補を選ぶなら「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨むべきかもしれません。
 なお、集計期間中の出走頭数が60頭以上だった生産者のうち、他に勝ち馬率が40%を超えていたのはレイクヴィラファームだけでした。ご存知の方も多いと思いますが、このレイクヴィラファームはノーザンファームと技術提携を行っているブリーダーです。グローリーヴェイズなど、近年は重賞で活躍する生産馬も増えてきましたし、ノーザンファームと同等に評価しても良いでしょう。
 あとはノースヒルズも見逃せない存在。コントレイルが1頭あたり賞金を引き上げたとはいえ、もともと勝ち馬率は優秀でしたから、引き続きマークしておくべきだと思います。
 一方、やや心配なのは社台ファーム。ノーザンファームとの差が開いてしまったのは仕方ないにしても、今回の集計では1頭あたり賞金が同じ“社台グループ”の追分ファームや社台C白老ファームよりも下の水準まで落ち込んでしまいました。魅力的な生産馬はたくさんいるのですが、扱いに注意すべきかもしれません。

 最後に、調教師別成績をご覧いただきましょう。



 集計期間中の出走頭数が60頭以上だった調教師に限定すると、勝ち馬率、1頭あたり賞金ともに友道康夫調教師がトップ。コンスタントに活躍馬を輩出していますし、今年も素直に信頼して良さそうです。
 あとは中内田充正調教師、藤沢和雄調教師あたりも同等の存在と見て良さそう。ただし、藤沢和雄調教師は来年2月いっぱいで定年となりますから、これまでと同じように頼ることはできません。
 来シーズン以降にも目を向けるならば、池添学調教師・斉藤崇史調教師・西村真幸調教師といった、比較的若い世代のトップトレーナーをチェックしておくべきだと思います。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

[もっと見る]

2020年12月25日(金) 11:00 覆面ドクター・英
ホープフルS・2020
閲覧 1,603ビュー コメント 0 ナイス 5

今週は有馬記念前日の土曜にもG1があるという楽しい週末です。
やはり最後は有馬記念というのが競馬ファンには良い日程だと思います。当然、有馬記念の後のレースも、29日(火)東京大賞典も買いますけどね(笑)

ホープフルSというレースは、まだ数戦しか使ってない馬同士の状況なので、持ち時計等より、スケール・将来性重視で馬券を買っていいと思います。


<全頭診断>
1番人気想定 ダノンザキッド:新馬戦で3馬身差で勝ったワンダフルタウンが、京都2歳Sを制したようにハイレベルな新馬勝ち。そして、5ヶ月空いた前走東スポ杯2歳Sを24kg増で勝利と、ここまで2戦2勝のジャスタウェイ産駒。前走も結構イレこみ気味だっただけに、マイルくらいがベストか。距離が延びるのも中山になるのも、実はあまり良くない可能性はありそう。ただ現時点での完成度は高い。

2番人気想定 オーソクレースエリザベス女王杯宝塚記念を勝ったマリアライトの仔で、エピファネイア産駒だけにスタミナは豊富そう。ただ2戦ともに出遅れており、中山だと挽回しにくかったりする。母母クリソプレーズだけに、ダートでも見てみたい馬。

3番人気想定 ヨーホーレイク:母母クロカミからは活躍馬多数である、金子さん所有のディープインパクト産駒。ただ2連勝とはいえ、相手が弱く、やや晩成傾向な感じもあり。ここでは、思い切って消したほうが良いと思っている馬。

4番人気想定 ランドオブリバティ:3頭のディープインパクト産駒の中では、もっとも楽しみのある一頭で、三浦騎手悲願のG1制覇という点においても恐らく本人かなり楽しみにしている馬ではないだろうか。前走の芙蓉Sは、相手がそう強くないとはいえ3馬身半差の楽勝で、疲れは残らず、そこから約3ヶ月空いて調整もしやすかったはず。半姉のオープンで活躍中のリバティハイツ(父キングカメハメハ)よりも器が大きく、ディープ産駒だけにクラシック路線でも上位を狙えるはず。一発あるとしたらこの馬では。

5番人気想定 タイトルホルダー:東スポ杯2歳Sでは、ここで人気のダノンザキッドに競り負けたが、0.2秒差と少差。母がサドラー系で、半姉も小柄なステイヤーのメロディーレーンだけに、距離が延びてこそのタイプ。

6番人気想定 シュヴァリエローズ:3戦2勝のディープインパクト産駒で、負けた新潟2歳SはM.デムーロ騎手と全く合わず、出遅れ、道中もケンカしっぱなしでノーカウント。それなりに上位に来れるだけの存在。

7番人気想定 アドマイヤザーゲ:2戦2勝だが友道厩舎らしく、ゆったり育成という感じで現段階での完成度は高くない。ロジユニヴァースの下になるが、菊花賞あたりに向けてゆっくり上昇していくのではないだろうか。

8番人気想定 マカオンドール:(ここから下の馬たちは、正直今回は厳しそうな連中でアッサリめに......)既に5戦を使っているが、ゴールドシップ産駒だけに使いながらが良いのかもしれない。ただ1勝クラスでも3着だったように、ジリジリしか伸びない。

9番人気想定 アオイショー:母がシンボリクリスエス×ダンスインザダークという重い配合だけに、ロードカナロア産駒ながら2000mの新馬戦を使い勝利。好内容だったが、さすがに2戦目がここというのは厳しい。

10番人気以下想定
ヴィゴーレ:次第に先行できるようになってきているが、1勝クラスで3着だったように、世代トップレベルのここでは厳しい。

バニシングポイント:藤沢厩舎のマル外、タピット産駒で芝2000mの新馬戦で逃げて7馬身差の大楽勝、2戦目は若さを見せて物見をしたり手前を何度も替えたりと落ち着きなく惨敗。3戦目は血統的に向くであろうダートで1番人気に推されるも12着惨敗と、気難しさを見せた。少頭数のレース狙いや、去勢などが必要か。

テンカハルルージュバックの下という良血馬(父キングカメハメハ)だが、葉牡丹賞で11着に負けての参戦だけに、ここは厳しそう。

モリデンアロー:ホッカイドウ競馬から6戦4勝でやってきたが、ダート短距離が得意なエスポワールシチー産駒だけに出番はないか。

ホールシバン:パイロ産駒らしくダートで3回走って2勝。初芝がここというのは厳しい。

セイハロートゥユー:近親にマンハッタンカフェらがいる良血なのだが、4戦目でようやく未勝利勝っての中1週だけに期待薄。


<まとめ>
有力:ランドオブリバティダノンザキッド

ヒモに:オーソクレースタイトルホルダーシュヴァリエローズ

穴で;あまり候補おらず

[もっと見る]

⇒もっと見る

キングカメハメハの口コミ


口コミ一覧

キングカメハメハMの狙い目

 ヒゲなべ 2024年10月26日() 08:03

閲覧 128ビュー コメント 0 ナイス 5

キングカメハメハ関連(^^)

1シャイニングフジ(ドゥラメンテ⋯キンカメ)

2マイネルニコラス(キングカメハメハ)

6ラズベリームース(ルーラーシップ⋯キンカメ)

7リッケンバッカー(ロードカナロア⋯キンカメ)

 ヒゲなべ 2024年7月2日(火) 10:04
プロキオンステークスの狙い目(^^)
閲覧 168ビュー コメント 1 ナイス 5

キングカメハメハ産駒とキズナ産駒の戦い(^^)

キングカメハメハ産駒
GMグロリアムンディ(^^)
SMスレイマン(^^)
THテンカハル(^^)

キズナ産駒
RPレガーメペスカ(^^)
HPハピ(^^)
BRバスラットレオン(^^)

最終的に何頭残るか分かりませんが?
楽しみですね♪

[もっと見る]

 92@成仏 2024年5月16日(木) 22:36
5/19(日) 東京11R 優駿牝馬(オークス) 最終予想
閲覧 518ビュー コメント 0 ナイス 3

ヴィクトリアマイルは想定外のペースで、単勝200倍の馬が1着という大波乱なレースでした。さすがに調教V観ても買えないと思い、ノーマークにしてましたが…。いやぁ競馬は何が起こるか分からないのが面白いとこです。桜花賞好走馬が不在の年のヴィクトリアマイルは、やっぱり大波乱でしたね(笑)

さて、週末は3歳クラシックの第2戦目オークスの開催。

今年は1勝クラスの馬やOPやリステッドで未勝利でも出走してくるという世紀末な展開。
ただ先週の様な大穴馬の紛れも…と予想するかもしれませんが、未知の2400mを好走するにはやはり、それなりの実績や血統が大事だと個人的には思ってます。

☆オークスで最も相性の良い血統

父サンデーサイレンス系×母父キングカメハメハ系。
※逆でもOK
特にキングカメハメハ系の血を持つ馬は近年好走中。

ヌレイエフやサドラーズウェルズといった欧州型ノーザンダンサー系の血の内包馬


☆上がり最速馬を狙う

①前走、前々走、つまり2走以内のOPレース以上で上がり最速をマークした馬。
②桜花賞なら上がり3位以内で1着。
③東京or京都の1600m〜、1勝クラス以上のレースで上がり最速33で1着。
④2走内に0.3秒差以上の勝利かキャリア内での上がり最速で1着。

☆馬格は小さくなく大きくなく460kg〜476kgまで


★最終予想

◎4枠7番 ステレンボッシュ(戸崎騎手/前走:桜花賞1着)

血統表を見て貰ったら一目瞭然ですが、東京2400m、中距離路線で活躍したシーザリオやルーラシップ、エアグルーヴといった親達の血を受け継いでいるからこそ。
上がりタイムでも上記の条件にも該当していて、王道ローテである桜花賞の1着馬であるこの馬を軸にするのがしっくりくる。

◯6枠12番 チェルヴィニア(ルメール騎手/前走:桜花賞13着)

元々素質は高い馬で前走着差1.2秒の大敗しているが久々のレースに大外枠で終始外々回る結果なので負けても仕方無し。
ルメール人気しそうなのであまり妙味なさそうですが、父ハービンジャーに母父キングカメハメハ。ハービンジャー産駒のオークス出走馬は人気以上に好走する。母系は違いますが、昨年出走のナミュールも父ハービンジャー。桜花賞大敗してオークス3着。府中に舞台が変わる点、鞍上がルメールなので。

▲7枠14番 ライトバック(坂井騎手/前走:桜花賞3着)

桜花賞での上がり最速1位馬。ダービーで本命を打つ予定のジャスティンミラノと同じ種牡馬キズナに同じ母父Exceed And Excelという血統。一瞬のキレる脚は素晴らしいモノを持ってるが、この馬はまだまだ精神面が幼く折り合い不安があるので、返し馬まではチェック必要。オークスは正面スタンド前がスタート地点なので。あとは血統表からみてもスピード寄り血統なので後ろから差し届くか不安あり。
ぶっちゃけ、キズナ産駒の牝馬は…マイラーで活躍してる馬ばかりなので、距離延長は正直微妙な気がしてますが、好きな馬なので、迷わず買うんですが(笑)


穴紐ならこの馬を狙う。

①ミアネーロ
父キンカメ系、母父がスプリント寄りのダート馬プルピットなのでちょっと距離長いかもですが、府中コースの相性良い血統

⑤コガネノソラ
ステレンボッシュとこの馬だけ1着3回。血統がまさにユーバーレーベン。
近親にウインマリリン。

⑧ホーエリート
昨年3着のドゥーラとほぼ同じ血統背景。今年の激走ならこの馬
フラワーカップは、勝ったミアネーロより外におり、外から届かずの2着だったが、着差ほぼ無しのこの馬を評価したい。

⑩アドマイヤベル
全キャリア1800m〜以上で実績。半姉にアドマイヤリード。

⑰タガノエルピーダ
ちょっとローテがチグハグですが、能力は高いと思う。
母父キンカメで血統的にはパワータイプなのでスピード勝負だと不利。ただ、前目で渋とく粘れそう。



スウィープの新馬戦デビューが1200m、スプリント路線でデビューした意図とライトバックと後ろから競馬するだろうこの馬にとって、桜花賞の着順でも4着だったことから消し。血統的には、2400は父スワーヴリチャードで母父ディープスカイなんで持つとは思う。
この馬もライトと一緒で気性に難アリ。


クイーンズは桜花賞3人気の割には物足らなかった。馬格500kg超えも引っ掛る。飛びが大きい分、東京コースへ変わるのはプラスだと思うが、ライトバックよりも更にスピード特化の血統背景。
今回は他に買いたい馬いるので消し。


馬券は、チェルがこんなに人気するとは思わず、旨味が無くなったので、本命の⑦ステレンボッシュから

①ミアネーロ、⑤コガネノソラ、⑧ホーエリート、⑩アドマイヤベル、⑰タガノエルピーダの穴馬に馬連5点のみで勝負。

3連複も買うなら⑦軸の上の別路線組穴馬+◯▲へ流すかな。

[もっと見る]

⇒もっと見る

キングカメハメハの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
コメントはありません。

キングカメハメハの写真

キングカメハメハ
キングカメハメハ

キングカメハメハの厩舎情報 VIP

厩舎情報はありません。

キングカメハメハの取材メモ VIP

取材メモはありません。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。