キングカメハメハ(競走馬)

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キングカメハメハ
キングカメハメハ
写真一覧
抹消  鹿毛 2001年3月20日生
調教師松田国英(栗東)
馬主金子 真人
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績 8戦[7-0-1-0]
総賞金42,973万円
収得賞金9,325万円
英字表記King Kamehameha
血統 Kingmambo
血統 ][ 産駒 ]
Mr. Prospector
Miesque
マンファス
血統 ][ 産駒 ]
Last Tycoon
Pilot Bird
兄弟 レースパイロットジャングルバード
前走 2004/09/26 神戸新聞杯 G2
次走予定

キングカメハメハの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
04/09/26 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 8771.511** 牡3 56.0 安藤勝己松田国英502(+8)1.59.0 -0.233.7⑥⑥⑥⑤ケイアイガード
04/05/30 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 186122.611** 牡3 57.0 安藤勝己松田国英494(-2)2.23.3 -0.235.4⑥⑧⑦ハーツクライ
04/05/09 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 187133.611** 牡3 57.0 安藤勝己松田国英496(+2)1.32.5 -0.834.0⑨⑨コスモサンビーム
04/03/27 阪神 11 毎日杯 G3 芝2000 8882.721** 牡3 57.0 福永祐一松田国英494(0)2.01.2 -0.434.5シェルゲーム
04/02/29 阪神 9 すみれS OP 芝2200 7771.711** 牡3 56.0 安藤勝己松田国英494(0)2.16.4 -0.434.2ストラタジェム
04/01/18 中山 11 京成杯 G3 芝2000 10442.313** 牡3 56.0 D.バルジ松田国英494(-4)2.00.0 0.836.7⑧⑥フォーカルポイント
03/12/13 阪神 9 エリカ賞 500万下 芝2000 12552.211** 牡2 55.0 武豊松田国英498(-6)2.02.6 -0.134.6⑤⑤⑤④グレートベースン
03/11/16 京都 5 2歳新馬 芝1800 128122.611** 牡2 55.0 安藤勝己松田国英504(--)1.50.5 -0.135.2⑥⑥ユニバーサル

キングカメハメハの関連ニュース


月曜日に行われる京成杯の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。




カイザースクルーン
ルーラーシップ×ステイゴールドという、当該コースにおける活躍血脈同士の組み合わせ。母のアイスフォーリスオークス3着など、重賞戦線で奮闘。4代母を基点とする一族からは、ワジドやリヴリアなどの活躍馬が出ている。爆発力を秘めた血統構成と言えよう。ただし、瞬発力よりも持続力に優れたタイプであることは間違いなく、ヨーイドンの決め手勝負では分が悪い。血の良さを活かすには、上がりを要する展開、あるいは自身から早めに動いて消耗戦に持ち込むことが不可欠となる。

ヒンドゥタイムズ
近い親族を検証すると、ダートの短距離型が多い印象を受けるが、ディープインパクトとハービンジャーを重ねることで、本馬は芝の中距離仕様に出た様子。ハービンジャー×サンデーサイレンス系×ヌレイエフの配合パターンからは、ペルシアンナイトディアドラブラストワンピースなど、コンスタントに上質の馬が出現している。母および姉の競争成績が低調なため注目度は低いものの、出世するだけの要素を備えているとみていい。軽んじて扱えない1頭と言えよう。

クリスタルバローズ
父のヴィクトワールピサ皐月賞有馬記念を制覇。母父のタイキシャトルスプリンターズS優勝馬というように、母と父の中山適性については不足なし。ビッグレースに強く、底力の面で定評があるニジンスキーのインブリードを有している点も好感度が高い。半面、ヘイローを重んじた血統構成ゆえに、距離適性が少し短めに出ている可能性もある。加えて、札幌以来の実戦となると……。今回は様子見が妥当ではないか。

マードレヴォイス
母父は京成杯で相性が良いキングカメハメハ。父ダイワメジャーの産駒は、さきの朝日杯FSを制するなど、現3歳世代が好調。加えて、4代母ダイナアクトレスを基点とする一族からは多くの活躍馬が出ており、額面上の構成はここに入っても見劣りしない。一方で、近い親族の活躍馬をみると、やや晩成色が濃い印象。また、ホープフルSの内容を踏まえると、中山芝2000mが適しているとは言い難い。今回は見送りが無難だろう。

ランフォザローゼス
祖母のエアグルーヴは、牝馬ながら年度代表馬に選出された女傑。伯父、伯母にはアドマイヤグルーヴをはじめ、数多くの活躍馬が並ぶ国内屈指の名牝系だ。本馬は伯父のルーラーシップと父が同じで母同士が姉妹の4分の3同血馬。ゆえに、長くいい脚を使える中距離タイプと推察される。父のキングカメハメハは当レースにおける好走血脈のひとつ。先週の中山開催で父キングマンボ系が好調だった点も心強い。前走の敗戦を引きずることがなければ、チャンスはおおいにある。

カテドラル
半兄のジェベルムーサエルムS勝ち馬。祖母は仏2400mのG2勝ち馬で、その親族には海外の重賞級が数多く並ぶ。その牝系にハーツクライを重ねることで、持続力とパワーをより強調している。ただし、速い上がりの決め手比べはイマイチで、前回のように後手を踏みやすい。その点を踏まえると、東京芝1800m→中山芝2000mの臨戦過程はプラス材料。持ち味を活かせる体力勝負になれば、上位争いも十分可能だ。

ラストドラフト
母は桜花賞馬のマルセリーナ、祖母も仏マイルG1を制している。加えて、叔父のグランデッツァは重賞3勝かつ芝1800mのレコードホルダーというように、優れた速力をウリとしているファミリーだ。その牝系に”キングジョージ”で大レコードを叩き出したノヴェリストを重ねているのだから、本馬が秘めているスピードの持続力はかなりのもの。長所を最大限に活かせる展開になれば、ここでも差のない競馬ができそうだ。

カフジジュピター
ディープインパクト×アンブライドルズソングの配合馬。一見好配合のように思えるが、京成杯におけるディープインパクト産駒は過去10頭出走して、1勝、3着1回と前評判の割に成績を残していない。また、過去10年の京成杯における、サンデーサイレンス系×ミスプロ系配合で3着入りを果たした馬の最低人気は5番人気。好走は概ね人気サイドで占められている。そのあたりを踏まえると、500万下5着→重賞の臨戦過程で好パフォーマンスを望めるかどうかについては疑問。今回は割引が必要だろう。

シークレットラン
国内屈指の繁栄ファミリーと定評が高い、ダイナカール一族の出。そのダイナカールにサンデーサイレンスとキングカメハメハを重ねているのだから、スキのない血統構成と言えよう。父のダンカークについては未知な部分が多いものの、非サンデーサイレンスかつ非ノーザンダンサー系という点を鑑みると、思わぬパフォーマンスを示す可能性もある。母系譲りの身体能力の高さと、父系の機動力がうまくマッチするようであれば、大仕事をしても不思議はない。要注目の1頭だ。

ナイママ
母に確たる繁殖実績はなく、近い親族にも目立つ活躍馬はなし。その牝系に新種牡馬であるダノンバラードを重ねて生まれた仔が、スルスル出世してしまうのだから、競馬は本当に面白い。前走は大敗を喫したものの、父のダノンバラード共同通信杯9着→皐月賞3着と巻き返したように、本馬もコース替わりで変わり身を示す可能性はある。最も得意とする持久力勝負になれば、上位争いに絡んできてもおかしくはない。

リーガルメイン
祖母は桜花賞などG1で3勝を挙げたファレノプシス。その半弟に日本ダービーを制したキズナがいる。少し堀リ起こすと、ビワハヤヒデナリタブライアンの名もある優秀なファミリーの出自だ。その牝系にハービンジャーを配しているのだから、潜在しているパワーと持久力は半端ではない。持久力勝負となるケースが多い京成杯に適した血統構成と言えよう。ハービンジャー産駒の当レースにおける相性も良く、ハイパフォーマンスを見せても、何ら不思議はない。

ダノンラスター
母はケンタッキーオークス(ダ9F)などを制した名牝で、母の父は短距離G1馬。ディープインパクト×エーピーインディ系の配合、かつパワーとスピードを兼ね備えた牝系の出というところは、2017年の皐月賞アルアインと同じ。そのあたりを踏まえると、東京→中山のコース替わりが好転材料と化す可能性もある。当レースにおけるディープインパクト産駒のパフォーマンスが低い点は気がかりだが、配合的なコース相性の良さを勘案すると見限れない存在だ。



ウマニティ重賞攻略チーム

【血統アナリシス】中山金杯 互角以上の戦いを繰り広げてもおかしくないキングカメハメハ産駒!持続力を問われる競馬になれば好勝負を期待できるステイゴールド産駒! 2019年1月4日(金) 14:00


日刊スポーツ賞中山金杯の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。




タニノフランケル
父はG1 10勝の名馬フランケル、母は日本ダービージャパンカップなどG1で7勝を挙げたウオッカという超良血馬。父が重厚なタイプのぶん、瞬発力には欠けるが、追ってバテない持久力はかなりのもの。サンデーサイレンス非内包馬の当レースにおける成績が芳しくない点は気がかりな半面、母父のロベルト系は好相性。最も得意とするパワー勝負になれば、勝ち切るまでには至らずとも、圏内に食い込む余地はある。

アドマイヤリード
母の半兄はセントレジャー勝ち馬、母父の全兄はジェイドロバリーという、中距離指向の濃い血統背景。加えて、母父の牝系はサドラーズウェルズやヌレイエフなどを輩出した名門・スペシャル系。マイルG1勝ち馬ではあるが、中山芝2000mに必要な持久力を備えているとみていい。父は当レースと好相性のステイゴールド。父の奥手の部分と、スタミナに優れた母系の血脈がうまく噛み合うようであれば、ここでもチャンスはある。

コズミックフォース
近年の当レースで産駒の好走が目立つキングカメハメハを父に持ち、母父は皐月賞馬のネオユニヴァース。その点を鑑みると、相応の舞台適性を備えているものと考えられる。相手強化の壁を突き破ることに苦労した面々が近親に並んでいる点を踏まえると、G1→G3の臨戦過程も好材料。持ち味である機動力を活かすことができれば、浮上の余地は十分にある。

ランガディア
祖母にダイナカール、おばにエアグルーヴを擁する良血馬。母であるマリーシャンタルの高齢が影響しているせいか、出世が遅れているものの、血統背景はここに入っても見劣ることはない。父であるキングカメハメハの産駒が近年の当レースで好パフォーマンスを示している点もプラス材料。父系の相性、ならびに母系の毛並みの良さを踏まえると、互角以上の戦いを繰り広げてもまったくおかしくはない。

サンマルティン
持続質勝負になりやすい当レースの傾向を踏まえると、スピードの持続力に優れたハービンジャーを父に持つことは悪くない。ただ、母は中山芝重賞で勝ち切れず、近い親族をみても中山芝重賞ウイナーはゼロ。ゆえに、東京→中山の臨戦過程がプラスに作用するとは言い難い。加えて、加齢に伴う能力減退を考慮すると、強調材料を見出すのは厳しい印象。劣勢は否めない。

エアアンセム
サンデーサイレンス×ノーザンテーストの肌馬にシンボリクリスエスを掛け合わせることで、各要素のバランスが整った総合力を実現している本馬。半面、突出したファクターに欠けるのも事実で、中央場所の重賞では最後のひと押しが利かない印象。ゆえに、福島→中山の臨戦過程でプラスαを見込めるかどうかについては疑問符が付く。善戦の域を超えるイメージまでは湧いてこない。

マイネルハニー
サンデーサイレンス系×ロベルト系の組み合わせは、近年の当レースにおける活躍配合のひとつ。本馬自身、初の中山芝2000mとなるが、相応の舞台適性を備えているものと考えられる。半面、米国色の濃い父母父と母母父の血脈が強く反映されているせいか、本馬はタメの利かないワンペース型に仕上がっており、目標にされると案外のケースも少なくない。持ち味を活かすには、自ら早めに仕掛けて我慢比べに持ち込むか、あるいは道悪など馬場の恩恵が欲しい。

マウントゴールド
父は持続力と機動力が持ち味のステイゴールド。その父にスピードとパワーを兼ね備えた米国型ナスルーラ系の肌馬を掛け合わせることで、機動力がより強調されている。ゆえに、大箱コースの決め手勝負よりも、小回りあるいは内回りの我慢比べのほうがベター。そのあたりを踏まえると、中山芝2000mの舞台は悪くない。最も得意とする持続力を問われる競馬になれば、ここでも好勝負を期待できる。

ストロングタイタン
父はフォーティナイナー系のリーガルランサム、母父はティズナウという米国色の濃い配合馬。ゆえに、スピードの持続力とパワーに優れている半面、持久力を要求される競馬で好走できるほどのスタミナは備えていない。つまり、時計を要する馬場での我慢比べは不向き。冬の中山コースとなればなおさらだ。血の良さを活かすためには、高速馬場、あるいは馬群がバラける展開など、何らかの助けが欲しい。

ヤングマンパワー
父は当レースと相性の良いスピードとパワーを兼備したノーザンダンサー系。父は全7勝を1200m以下で挙げた典型的なスプリンターだが、中距離指向が強い母系の血脈とうまく融合し、本馬はマイル以上でも対応可能のタイプに仕上がっている。とはいえ、最大の強みであるスピードと機動力の衰えが顕著なうえに、2ハロンの距離延長かつ直線急坂の中山芝2000mとなると、強調材料は無きに等しい。今回は苦しいレースになりそうだ。

ウインブライト
短距離指向の強い母に、全姉は阪神JF2着馬。加えて、近親にハクサンムーンなどがいる短距離色の濃い一族。だが、欧州型の血脈で固められている母系にステイゴールドを掛け合わせた妙から生まれたものなのか、本馬は中距離でも対応可能の仕様になっている。昨年2着の内容が示すように、母方の機動力をフルに活かせる小回りコースはベスト。巻き返しがあっても驚けない。

タイムフライヤー
サンデーサイレンス系×ロベルト系は当レースにおける好走配合のひとつ。トニービンの影響が濃いハーツクライに、ブライアンズタイムのパワーとスタミナを掛け合わせているのだから、秘めている持久力はかなりのものだ。半面、血の重厚さによるものなのか、速い上がりの決め手比べでは後塵を拝すケースが多くなる。勝ち負けに加わるには、時計を要する馬場、もしくは上がりを要する展開が不可欠と言えよう。

ナスノセイカン
父のハーツクライは、当レースで好パフォーマンスを見せている持続力型のサンデーサイレンス系。その父に、母父がスタミナに長けたホワイトマズルとなれば、少なくともタフなコースに対する不安はない。持続力に優れたタイプが幅を利かせやすい当レース向きの血統構成と言えよう。とはいえ、年齢的にピークアウトの感は否めず、相手強化の重賞で激変を期待するのは厳しい印象。上がりを要する展開になった際の、掲示板争いまでが精一杯ではないだろうか。

ブラックバゴ
父であるバゴの産駒は当該コースと好相性。母父のステイゴールドも父として及第点の成績を残している。そもそも本馬自身、中山芝2000mの重賞で幾度も上位争いを演じているのだから、高い舞台適性を備えていることは間違いない。ただし、欧州型の血が濃く反映されているため、速い上がりの決め手比べでは最後の詰めがどうしても甘くなってしまう。特長を活かすには、上がりを要する競馬、あるいは自身から早めに動く積極策が必須となる。

ステイフーリッシュ
ステイゴールド×キングカメハメハという、当レースの好走血脈同士の配合に加え、祖母の父であるシルヴァーホークも当舞台と好相性のロベルト系。このレースにマッチした血統構成と言えよう。叔父にブラックホーク、叔母にはピンクカメオの名が見られるように、秘めたスピード能力もかなりのもの。血の良さを最も活かせる体力勝負になれば、前回以上のパフォーマンスを示してもおかしくない。軽くは扱えない1頭と言えよう。

マイネルサージュ
父のハービンジャーは産駒として、中山芝2000mの重賞勝ち馬を4頭輩出。母父であるサンデーサイレンスも、BMSとして当該コースの重賞で多数の上位入線馬を送り出している。一方で、本馬の中山芝2000mにおける成績が芳しくない点は気がかり。加えて、近い親族に重賞級はおらず、中央場所の根幹重賞では活力の面でパンチが足りない。今回は厳しい戦いを強いられるのではないか。



ウマニティ重賞攻略チーム

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【血統アナリシス】ホープフルS 名牝シーザリオの仔にマイナス要素は皆無!ヴィトワールピサ×アグネス牝系配合のアノ馬はいかにも当レース向き! 2018年12月27日(木) 15:46


ホープフルSの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。




ニシノデイジー
アグネスタキオンを母父に持ち、祖母のニシノミライはセイウンスカイ×ニシノフラワーの配合馬。母方に中山のG1ウイナーが並んでいる点が大きな特徴だ。父のハービンジャーも産駒として、中山芝2000mの重賞勝ち馬を4頭輩出。23日の有馬記念では、ブラストワンピースが古馬を撃破している。ゆえに、血統構成上の中山適性については文句のつけようがない。近い親族にコレといった実績馬がいない点は気がかりだが、本馬自身すでに重賞を2勝。2歳G1なら底力の不足はないものとみる。ここでも好戦可能と判断したい。

ブレイキングドーン
さかのぼると、アグネスレディーを5代母、4代母にアグネスフローラを擁する名門牝系の出自。その牝系に、トニービン、エルコンドルパサー、ホワイトマズル、ヴィクトワールピサを重ねているのだから、本馬が秘めているパワーとスタミナは半端ではない。加えて、ヘイローとミスプロのインブリードを有しているので、ある程度のスピード決着にも対応できる。父のヴィクトワールピサと、3代母の半弟アグネスタキオンは、報知杯弥生賞皐月賞(ともに中山芝2000m)を連勝。2001年以降、2頭以外に両レースを制した馬はディープインパクトしかいない。いかにも当レース向きの血統背景だ。

キングリスティア
伯母はエリザベス女王杯の勝ち馬エリモシック、近親にはリディルクラレントレッドアリオンサトノルパンの兄弟をはじめ、エリモハリアーエリモダンディーなど、重賞ウイナーが数多く並ぶ。種牡馬の持ち味が活きる牝系と言えよう。父は芝・ダートでトップレベルの活躍を見せたベルシャザール。ゆえに、本馬はパワーと持続力を兼ね備えた中距離タイプと思われ、力を要する中山芝コースはマッチする印象だ。ただし、父の現役時の成績ならびにファミリーの顔ぶれをみるに、2歳G1で勝ち負けするイメージは湧いてこない。もう少し長い目で見るべき馬だろう。

ヒルノダカール
母系をみると、メジロマックイーンカツラギエース、ダンシングキャップの名があり、4代母の全姉は阪神3歳Sで牡馬を一蹴したキシュウローレル。オールドファンには、たまらない血統構成と言えよう。クラシカル要素が強いため、速い上がりを求められると苦しいが、母のタイムフェアレディはフラワーカップを制し、半兄のウインガナドルラジオNIKKEI賞で2着入線を果たしている。ゆえに、力を要する小回りコースであれば、まだまだ活躍を期待できる血脈だ。父のヴィクトワールピサ皐月賞有馬記念を制した中山巧者。連下ならチャンスはある。

サートゥルナーリア
エピファネイアリオンディーズを兄に持つ良血馬。父のロードカナロアアーモンドアイステルヴィオを輩出。両馬は母方にスペシャル牝系を有するノーザンダンサー系種牡馬を抱えている点で共通する。本馬の母シーザリオスペシャルウィーク×サドラーズウェルズ(祖母スペシャル)の配合馬。よって、構成面にケチのつけどころはない。母の配合の字面だけをとらえると、やや鈍重な印象も受けるが、その重さをヘイルトゥリーズンやターントゥのクロスで解消。バランス絶妙の総合力を創出している。少なくとも血統面におけるマイナス材料は見当たらない。

ハクサンタイヨウ
父のブラックタイドキタサンブラックを輩出。母父のシンボリクリスエスは2002~2003年の有馬記念優勝馬というように、父と母父の中山適性については文句なし。大レースに強く、底力の面で定評が高いアルザオの3×4のクロスを内包している点も好感が持てる。半面、パワーと持続力が強調されている血統構成ゆえに、決め手を求められる競馬はイマイチ。きょうだいと近い親族の顔ぶれもインパクトに欠ける。加えて、近走の成績が冴えない現状では……。今回は見送りが無難だろう。

ミッキーブラック
母は亜G1勝ち馬。3代母は亜2歳牝馬チャンピオンで、近親には南米の重賞ウイナーが複数並ぶ。各要素をバランスよく兼ね備えた上質の牝系と言えよう。加えて、サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系配合馬の活躍顕著な中山芝2000mの傾向を鑑みると、高い適性を持ち合わせていることは間違いない。半面、サンデーサイレンス系×南米牝系の配合馬は1度崩れると、立て直しが容易ではないのも事実。本馬は2歳かつ前走4着なので、情状酌量の余地はあるにしても、G1で激変するかどうかについては疑問符が付く。資質ならびに芙蓉Sを評価してのヒモ扱いが正解ではないか。

アドマイヤジャスタ
父はジャスタウェイ、母父はエリシオという組み合わせ。トニービンとリファールの血を引く父に、フェアリーキング系×ボールドルーラー系というスピード型の肌馬を掛け合わせることで、パワーと持続力を強調している。ゆえに、京都→中山のコース替わりがプラスに作用しても不思議はない。一方で、近い親族のG1級をみると、豪コーフィールドC勝ち馬である半兄アドマイヤラクティが目立つ程度。中距離G1では活力の面でパンチが足りない。過去3戦オール連対と底をみせていない点を、そのまま評価しての連下扱いが妥当とみる。

ジャストアジゴロ
父は”キングジョージ”でスーパーレコードを叩き出すなど、「独国近年屈指の傑作」と言われたノヴェリスト。その父にサンデーサイレンスの肌馬を組み合わせることにより、上質のキレと速力を実現している。一方で、近い親族をみると、皐月賞2着のタイガーカフェ皐月賞3着のフサイチジャンクの名があるものの、近年は勢いを欠いている印象。ここに入ると活力的に物足りなさを感じてしまう。今回は厳しい戦いになるのではないか。

マードレヴォイス
母父はホープフルSで相性が良いキングカメハメハ。父ダイワメジャーの産駒は、16日の朝日杯FSと19日の全日本2歳優駿を制するなど、現2歳世代が好調。加えて、4代母ダイナアクトレスを基点とする一族からは多くの活躍馬が出ており、額面上の構成はここに入っても見劣りしない。一方で、近い親族の活躍馬をみると、伯父のマルカラスカルをはじめ、やや晩成色が濃い印象。また、相手強化で巻き返すケースが少ない父の産駒の特徴を踏まえると、500万下6着→G1の臨戦過程がプラスになるとは言い難い。劣勢は否めないだろう。

ヴァンドギャルド
父のディープインパクトは、中山芝2000mの重賞で多数の好走馬を輩出。母父であるサドラーズウェルズ系の相性も悪くない。その点を踏まえると、相応の適性を持ち合わせているものと考えられる。一方、母を含めた近い親族にG1馬がいないのは気がかり。そのぶん、最後のひと押しが利かない可能性もある。勝ち負け争いに加わるには、上がりを適度に要する競馬になるか、自身から早めに動いて持続質勝負に持ち込むなど、欧州血脈由来のしぶとさを活かせる展開がほしい。

タニノドラマ
ロベルト系×キングカメハメハという、当レースの好走血脈同士の組み合わせ。4代母ファンシミンを基点とする一族からは数多くの活躍馬が出ている。一見、魅力度の高い血統背景にも思えるが、3代母までさかのぼらないと重賞級の存在はゼロ。ここに入ると活力の面で物足りない印象を受ける。父であるタニノギムレットについても、中山コースがプラスに作用するとは言い難い。抜きんでたファクターを欠く感は否めず、馬券圏内には届かないのではないか。

コスモカレンドゥラ
父はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで大レコードを樹立したノヴェリスト。伯父に2歳王者のフジキセキを持ち、一族からも多くの重賞級が出ている。やや勢いに欠ける牝系ではあるものの、半姉のハットラブがオープンに昇格するなど、上級クラスでの活躍が目につくようになってきている点は好材料だ。ノヴェリスト産駒はマイル以下の上がりを要する競馬で好走例が多いが、アイビーSでラスト3F33秒1をマークした本馬には当てはまらないかもしれない。初年度産駒の傾向からは予測しづらいパフォーマンスを示す可能性もある。警戒を怠れない1頭と言えよう。



ウマニティ重賞攻略チーム

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【血統アナリシス】有馬記念 コレといった欠点が見当たらないファン投票1位馬!晩成型の血脈を後押しに上位進出を狙うステイゴールド産駒! 2018年12月22日() 16:17

日曜日に行われる有馬記念の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。


オジュウチョウサン
今世紀に入ってからの有馬記念における優勝馬を振り返ると、父サンデーサイレンス系と父ロベルト系で占められている。本馬はその両父系の配合馬だ。父のステイゴールドは3頭の勝ち馬を送り出し、母父のシンボリクリスエスは2002、2003年の優勝馬。構成だけならここに入ってもトップクラスと言えよう。ただ、平地での2戦をみるにスピードよりも持久力に長けたタイプであるのは事実。時計勝負では分が悪い。上位争いに加わるには、スタミナを要求される展開、あるいは馬場の出現が不可欠になる。

クリンチャー
父であるディープスカイの産駒は、パワーあるいはスタミナに長けたタイプが多く、主にダートで活躍。その父にスタミナ&パワー特化型のブライアンズタイム(ロベルト系)の肌馬を組み合わせているのだから、持久力を必要とする競馬では滅法強い。半面、高速馬場や速い上がりの決め手勝負になるとモロいタイプ。持ち味を活かすためには、時計や上がりを適度に要する競馬になるか、あるいはロングスパートを仕掛けることが肝要となろう。

モズカッチャン
父のハービンジャーは持続力と持久力が持ち味。その父にキングカメハメハ×ストームバード系という、パワーとスピードを兼ね備えた肌馬を組み合わせて、ハイレベルのスピード持続力を実現している。そのあたりを鑑みると、中山芝2500mのような形態はマッチするかもしれない。一方で、当レースにおける父ノーザンダンサー系の成績が芳しくない点は気がかり。ましてや、牡馬混合のG1。底力を問われる競馬になると足りない可能性が高く、積極的には手を出しづらい。

マカヒキ
父は当レースとの相性が良いとは言えないディープインパクト。兄姉はマイル以下を主戦場とするタイプが多く、その点を鑑みると距離延長&中山芝2500mは不安材料と言える。一方で、本馬の内回り+小回りのレースにおける最低着順は大阪杯の4着。瞬発力の秀でた父に、スピード型の牝系を掛け合わせたバランスの妙からきているものなのか、思わぬところで良績を残している。母方から受け継いだ機動力がこの舞台と巧くマッチするようであれば、浮上あっても不思議はない。

パフォーマプロミス
父であるステイゴールドの産駒は有馬記念で過去4勝。母父のタニノギムレットグランプリ血統として名高いロベルト系というように、父と母父のレース適性については文句なし。伯母にオークス馬のシルクプリマドンナ、一族に天皇賞(秋)を制したヘヴンリーロマンスを擁する牝系に関しても上質と言える。条件戦とはいえ昨年の同時期に中山芝2500mを制しており、コース適性の不足はない。晩成型の血筋を加味すると侮れない1頭になりそうだ。

サトノダイヤモンド
ディープインパクト古・牡馬の有馬記念における成績がイマイチの半面、持続力を持ち味とするダンチヒ系を母父に持つ馬の相性は決して悪くない。近親には南米のG1馬が複数並び、母は南米の中距離G1で活躍した名牝。各要素のバランスがとれた牝系をみるに、この舞台が不向きと判断するのは早計だ。そもそも本馬自身、2016年に当レースを制しているのだから、高いレース適性を備えているのは明白。近走の内容を勘案すると、勝ち切るまでには至らないかもしれないが、紛れた場合の2~3着ならばチャンスはある。

サウンズオブアース
当レースで毎年のように上位入線馬を送り出しているサンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の配合馬。もとより本馬自身、2015年の2着馬なのだから高い舞台適性を持ち合わせていることは間違いない。とはいえ、年齢的にピークアウトの感は否めず、ハイパフォーマンスを期待するのは酷だろう。最も得意とする上がりを要する展開になった際の、掲示板争いまでが精一杯ではないだろうか。

ブラストワンピース
ハービンジャー×キングカメハメハという、高い身体能力を持つ馬同士の組み合わせ。ただし、現状は父と母父から受け継いだ持久力を末脚に凝縮したかのような仕様になっており、これまでと同じスタイルでは道中で置かれる可能性が高い。また、スタミナ寄りの血脈で固められているため、高速決着になった場合の危うさもある。持ち味を活かすためには、一定以上の持久力を求められる競馬になるか、あるいは自身から早めに動いて我慢比べに持ち込むことが必須と言えよう。

リッジマン
父はどちらかと言えば短距離色の強いスウェプトオーヴァーボード。だが、ダート16Fの勝ち鞍があるダマスカス4×3のクロスと、中距離専科だった母の血が利いているのか、本馬は長距離でも対応可能のタイプに仕上がっている。一方で、キングマンボを経由しない父ミスプロ系の当レースにおける成績が奮わない点は心配材料。きょうだいと近い親族の顔ぶれもインパクトを欠き、G1では底力ならびに活力の面で見劣る感は否めない。ここは静観が賢明だろう。

ミッキースワロー
父のトーセンホマレボシディープインパクトの直仔でありながら、瞬発力ではなくスピードの持続力を武器に活躍した珍しいタイプ。その父にジャングルポケット(グレイソヴリン系)×リファール系という持続力特化型の肌馬を掛け合わせているのだから、本馬が備えている持続力はかなりのもの。ゆえに、決め手を問われる東京芝2400mから、中山芝2500mへの舞台替わりは歓迎のクチ。長所を最大限に活かせる持久力勝負になれば、面白い存在だ。

ミッキーロケット
父は身体能力の高さが身上のキングカメハメハ。母父のピヴォタルはブルードメアサイアーとして、欧州中心に中距離以上のG1で多数の活躍馬を送り出している。パワーとスタミナに優れた配合と言えよう。加えて、祖母はツィンクルブライド、近親にはペールギュントの名が見られるように、ある程度のスピード決着にも対応できる。血の良さを最も活かせる体力勝負になれば、宝塚記念の再現があっても驚けない。軽くは扱えない1頭だ。

レイデオロ
叔父は帝王賞馬ゴルトブリッツ、祖母の半弟はディープインパクトという良血馬。キングカメハメハ×ロベルト系という重めの配合ではあるが、その重さをミスプロの3×4のクロスで解消。バランス絶妙の総合力を実現している。有馬記念における父キングマンボ系のパフォーマンスが低い点は気になるが、本馬はロベルト系の特長が強く出ているので心配無用。同じようなシチュエーションだったオールカマーを、アッサリ勝ち上がっているので、さしたる問題ではないとみる。コレといった欠点は見当たらず、有力候補の1頭であることは間違いない。

スマートレイアー
リファールのクロスや欧州型で固められた母方の血脈が強く反映されているのが大きな特徴。ゆえに、一定以上の持久力を求められる中山芝2500mに対応可能の適性を備えていると判断できる。半面、リズムが乱れると、一気に崩れてしまうタイプだけに、京都外回り→中山内回りの臨戦過程がプラスに作用するとは言い難い。加えて、加齢に伴う能力減退を考慮すると、強調材料を見出すのは厳しい印象。劣勢は否めない。

キセキ
キングカメハメハ×エアグルーヴに、ディープインパクト直仔の肌馬を掛け合わせた良血馬。近親にはG1戦線で活躍した馬が多数いるので、活力と底力についての足らずはない。ただ、持続力型×スピード型牝馬の配合をみるに、長くいい脚を使える馬が幅を利かせやすい大箱コースがベスト。ゆえに、東京→中山の臨戦過程では信頼度が落ちる。父であるルーラーシップの産駒が当該コースで好成績を残している点、ならびに近走の内容をそのまま評価しての連下扱いまでが正解ではないか。

シュヴァルグラン
有馬記念はハイレベルのスピード持続力を要求される舞台。ゆえに、持続力に長けたトニービンを内包しているハーツクライを父に持つ点は好材料。持続力と機動力が持ち味の母父マキャベリアンの血脈も悪くない。年明け7歳となる年齢的な面から、相応の決め手を求められる根幹距離のG1では分が悪いが、適性上位の馬が幅を利かせやすい非根幹距離なら話は別。近2走以上のパフォーマンスを示す可能性は十分にある。警戒を怠れない1頭と言えよう。

サクラアンプルール
キングカメハメハ×サンデーサイレンスという、芝の主流血統同士の組み合わせ。スピードの持続力に長け、パワーと器用さをも兼ね備えた好配合だ。半面、母母父のノーザンテーストや、ノーザンダンサーの多重クロスが濃く反映されているせいか、速い上がりを求められる競馬は今ひとつ。その点、東京→中山のステップは悪くないのだが、年齢的なものを考慮すると、2.5Fの距離延長かつG1で激変があるかどうかについては疑問符がつく。複勝圏内には届かないだろう。



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【有馬記念】データ大作戦(4)血統 2018年12月21日(金) 05:06

 いよいよ折り返し地点を過ぎた“消去法大作戦”。4日目は血統を吟味する。サンデーサイレンス系の活躍が目立つレースだけに、それ以外の種牡馬や、母系を精査した。果たして脱落したのは…。前日までに脱落した馬の説明は割愛する。

〔1〕父の舞台適性(最大5点減)

 過去10年で4頭の勝ち馬を出しているステイゴールド産駒が、2頭(オジュウチョウサンパフォーマプロミス)ともすでに脱落しているのは残念だが、サンデーサイレンス(SS)系種牡馬が活躍しているのは事実。過去10年でSS系以外の種牡馬で勝ったのはゴールドアクターの父スクリーンヒーローだけだ。

 SS系のディープインパクトハーツクライは自身も有馬記念勝ち馬だが、産駒はディープが2勝に対して、ハーツは12頭が出走して2着が1度だけ。ディープ産駒のサトノダイヤモンドマカヒキは減点なし。ハーツ産駒のシュヴァルグランは1点減点。SSの孫にあたるディープスカイは、その父アグネスタキオン産駒のダイワスカーレットが2008年にVならば、クリンチャーは減点対象にならない。

 SS系以外は有馬記念に限らず、過去10年の中山芝2500メートル戦すべてを対象にすると、ルーラーシップ産駒とハービンジャー産駒は出走頭数が少ないが勝率は25%と16・7%で悪くない。キセキブラストワンピースモズカッチャンは減点なし。

 キングカメハメハ産駒は有馬記念に18頭が出走して2着が最高。中山芝2500メートル戦全体でも勝率6・2%と苦戦の傾向だ。ミッキーロケットレイデオロは3点減点。

〔2〕父の底力(最大5点減)

 生き残り組の父はすべてGI勝ち馬。その点で減点対象になる馬はいない。産駒に底力を伝えているかという点では、ディープスカイは産駒にJRA・GI馬がおらず、クリンチャーが3点減点。ルーラーシップ産駒のGI勝ちはキセキ菊花賞しかいない。問題はないが、他の種牡馬が複数のGI馬を出しているので、1点の減点とする。

〔3〕母系の血統構成(最大3点減)

 競走馬は父と同様に母系の質も重要になる。母系にどんな種牡馬が配合されてきたかをチェックする。

 ブラストワンピースの母ツルマルワンピースはキングカメハメハ×フジキセキで、ややスピード色が濃い血統構成。本質的には2000メートルがベストとみて2点減点。

〔4〕母系の質(最大7点減)

 《減点なし》レイデオロは、祖母がいきなり1000万下でデビューして5連勝したレディブロンド。その弟にディープインパクトがいる優秀な母系。シュヴァルグランは姉にヴィルシーナと妹ヴィブロスとGI馬がいる。キセキも祖母が桜花賞2着で、近親にはオークスダイワエルシエーロ。3頭とも血統的に文句のつけようがない。

 《1点減》サトノダイヤモンドの母系は南米の血統。活躍馬は多数出ているが、レベルには多少の疑問が残る。

 《2点減》マカヒキの全姉ウリウリCBC賞の勝ち馬で、距離に限界がありそう。ミッキーロケットは近親に仏2000ギニー馬がいるが、その他に目立った活躍馬はいない。

 《3点減》ブラストワンピースの近親で活躍したのは日経賞勝ち、天皇賞・春2着のアルナスラインぐらい。やや活力には欠ける。モズカッチャンはコンスタントに走る馬を出す母系だが、GI馬は近親のゴールドティアラ(南部杯)だけ。ややダート向きの印象。

 《5点減》クリンチャーの近親でオープンまで出世したのはワキノブレイブフロンタルアタックだけ。どちらも重賞を勝てなかったように、大舞台では割引が必要となる。

◆4日目の結論

 レイデオロは3点の減点があったが、96点でトップ独走の状況は変わらず。逃げ切り態勢に入ってきた。2位は88点のキセキシュヴァルグランが87点の僅差で続く。

 4日目の脱落は2頭。父も母系も大舞台で活力に欠けるクリンチャーと、距離を含めて母系に疑問が残るブラストワンピースが圏外に去った。

有馬記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【馬場の有利不利、教えます!】朝日杯FS 枠順はフラット!堅く行くならディープorキンカメ、穴ならノーザンダンサー! 2018年12月16日() 11:33

5回阪神ならびに土曜日の阪神芝のレース結果、近年の朝日杯FSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。

火曜日から水曜日にかけて降雨があったものの、先週の中間と比べると雨量は少なめ。その後は好天に恵まれたこともあり、土曜日の芝コースは終日良馬場発表で競馬が行われた。急激な冷え込みもあってか、この中間は散水作業こそ実施していないが、月曜日に芝を刈っているように、芝の状態は良好。全体的に走りやすいコンディションだったと言えよう。

土曜日の結果を振り返ると、内回りこそ中~内枠有利の趣きだったが、外回りについては枠順のおける内外の偏りが見られなかった。とはいえ、内を通った先行勢の粘り込みや、内を突いた差し馬の伸び脚が目立っていた点は同様。走破時計も平均レベルで、良好な馬場状態であることは疑いようがない。

ただし、当欄で幾度か述べたように、前日の傾向が翌日に一変することも少なくないのが阪神オーバーシード芝コースの特徴。今秋に入ってからのAコース使用が10週目ともなればなおさらだ。従って、レースが重なるにつれ、内ラチ沿いの劣化が進んでいることをシッカリと頭に入れておくべき。内回りはともかく、外回りは内絶対有利と決めつけないほうがベター。ゆえに、枠順に関してはフラットとみるべきであろう。

血統面については、5回阪神の芝1600mの結果を検証すると、父キングマンボ系ならびにディープインパクト(関連の深い種牡馬を含む)産駒が好調。クロフネを中心とするノーザンダンサー系種牡馬やロベルト系種牡馬の好走も多い。開催前半は持続力型がやや有利の情勢だったが、阪神JFから土曜日の2鞍にかけてディープインパクト産駒が3連勝するなど、キレのあるタイプが幅を利かせるようになっている。そのあたりには注意が必要だ。

また、阪神開催に移行した2014年以降の朝日杯FSを振り返ると、ディープインパクト産駒が3勝。ディープインパクト産駒の出走がなかった2015年はキングカメハメハ産駒がワンツーフィニッシュを果たしている。ほかでは、パワー型のノーザンダンサー系を父あるいは母父に持つ馬が毎年のように上位進出。好配当を演出するケースもあるので、該当馬に対するケアは怠れない。

5回阪神の芝1600mならびに近年の当レースの傾向を合わせて考えると、キングカメハメハ(直仔種牡馬を含む)とディープインパクト(関連の深い種牡馬を含む)の産駒、ならびにノーザンダンサー系種牡馬を父あるいは母父に持つ馬が優位とみるべき。なかでも、前走で崩れていない(複勝圏確保)馬を重視したい。ただし、2014年以降は距離延長組のパフォーマンスが下降気味。その点も配慮したほうがいいだろう。

今年の出走メンバーで条件を満たしているのは、②グランアレグリア、⑦ソルトイブキ、⑪ケイデンスコール、⑮エメラルファイトの4頭。前走未勝利組の好走がゼロという、直近10年のトレンドを考慮すると、②グランアレグリア、⑪ケイデンスコール、⑮エメラルファイトが浮上する。よって、当欄ではこの3頭を注目株として推奨したい。



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キングカメハメハの関連コラム

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 早いもので通算6シーズン目となる「ウマニティPOG 2018」の開幕からおよそ1か月が経過しました。先週までにJRAのレースでデビューした2歳馬は396頭。そのうち39頭が既に勝ち上がりを果たしています。7月22日には函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する見込み。シーズン最初の山場と言っていいでしょう。

 ただ、私が繰り返し強調している通り、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはまだまだ先。しかも、スペシャルワールドを除く各ワールドはこれから仮想オーナー募集枠が順次開放されていくため、入札に勝てばまだどの馬も獲得が可能です。いまからエントリーする方でも優勝を狙えるようなルールになっていますので、ご興味を持った方はぜひ入札に参加してみてください。

 今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月2日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで6月1日から7月2日までの期間中に坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介します。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは第1回入札前の時点における「注目POG馬ランキング(2018/06/01 18:00更新)」で100位以内に入っていた馬から。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2018/06/01 18:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

●ワールドウォッチ(牡 父Iffraaj/母Baldovina 厩舎未登録) ※100位
ダノンジャスティス(牡 父Kingman/母マンビア 中内田充正厩舎) ※46位
ラズライトノヴァ(牡 父オルフェーヴル/母アナスタシアブルー 藤原英昭厩舎) ※37位
テンペスタージ(牡 父オルフェーヴル/母ディラローシェ 戸田博文厩舎) ※95位
シェドゥーヴル(牡 父オルフェーヴル/母ヒルダズパッション 木村哲也厩舎) ※25位
アルママ(牡 父オルフェーヴル/母ホエールキャプチャ 畠山吉宏厩舎) ※73位
ブラヴァス(牡 父キングカメハメハ/母ヴィルシーナ 友道康夫厩舎) ※3位
クラージュゲリエ(牡 父キングカメハメハ/母ジュモー 池江泰寿厩舎) ※76位
クリソベリル(牡 父ゴールドアリュール/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※78位
レッドエンヴィー(牡 父ジャスタウェイ/母スタイルリスティック 須貝尚介厩舎) ※23位
ゲンティアナ(牝 父ディープインパクト/母アゼリ 松永幹夫厩舎) ※38位
●サトノソロモン(牡 父ディープインパクト/母イルーシヴウェーヴ 厩舎未登録) ※9位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
シェーングランツ(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※14位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
サトノジェネシス(牡 父ディープインパクト/母マルペンサ 堀宣行厩舎) ※6位
コントラチェック(牝 父ディープインパクト/母リッチダンサー 藤沢和雄厩舎) ※63位
セントレオナード(牡 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 堀宣行厩舎) ※79位
アメリカンウェイク(牝 父ハーツクライ/母アナアメリカーナ 斉藤崇史厩舎) ※34位
カテドラル(牡 父ハーツクライ/母アビラ 池添学厩舎) ※49位
グロリアーナ(牝 父ハーツクライ/母ベネンシアドール 木村哲也厩舎) ※82位
バイキングクラップ(牡 父ハーツクライ/母マジックストーム 堀宣行厩舎) ※22位
キタサンバルカン(牡 父ルーラーシップ/母ウィズザフロウ 奥村武厩舎) ※91位
ウラノメトリア(牡 父ルーラーシップ/母ミクロコスモス 矢作芳人厩舎) ※29位
バニュルス(牡 父ロードカナロア/母ピーチブローフィズ 藤原英昭厩舎) ※89位

 例年もこの時期にほぼ同様のルールで一覧を作成していますが、昨年はジェネラーレウーノワグネリアンが、一昨年はソウルスターリングダンビュライトがいました。秋にデビューするのが“王道”と言われた時代は完全に過ぎ去り、この時期からの始動がクラシック戦線を目指す馬の“セオリー”になった印象すらあります。
 なお、報道によると、注目POG馬ランキング3位のブラヴァスヴィルシーナの2016)は7月8日に中京芝2000mの2歳新馬で、同11位のプランドラー(プラウドスペルの2016)は7月22日に中京芝2000mの2歳新馬でデビュー予定とのこと。どちらも面白いレースになるんじゃないでしょうか。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介していきます。
 やはり気になるのはディープインパクト産駒。該当馬は下記の通りでした。

ゲンティアナ(牝 父ディープインパクト/母アゼリ 松永幹夫厩舎) ※38位
ベルヴォワ(牝 父ディープインパクト/母アルーリングボイス 矢作芳人厩舎) ※198位
●サトノソロモン(牡 父ディープインパクト/母イルーシヴウェーヴ 厩舎未登録) ※9位
トーセンカンビーナ(牡 父ディープインパクト/母カンビーナ 角居勝彦厩舎) ※158位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
メッシーナ(牝 父ディープインパクト/母シユーマ 萩原清厩舎) ※124位
シェーングランツ(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※14位
マジックリアリズム(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 尾関知人厩舎) ※250位
ビックピクチャー(牝 父ディープインパクト/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※110位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ダノンキングリー(牡 父ディープインパクト/母マイグッドネス 萩原清厩舎) ※164位
サトノジェネシス(牡 父ディープインパクト/母マルペンサ 堀宣行厩舎) ※6位
ボスジラ(牡 父ディープインパクト/母ミスパスカリ 国枝栄厩舎) ※187位
サトノエルドール(牡 父ディープインパクト/母ミゼリコルデ 国枝栄厩舎) ※331位
ディープサドラーズ(牡 父ディープインパクト/母メイキアシー 藤原英昭厩舎) ※165位
●メイショウテンゲン(牡 父ディープインパクト/母メイショウベルーガ 厩舎未登録) ※653位
アイトマコト(牝 父ディープインパクト/母ラヴェリータ 池江泰寿厩舎) ※163位
コントラチェック(牝 父ディープインパクト/母リッチダンサー 藤沢和雄厩舎) ※63位
セントレオナード(牡 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 堀宣行厩舎) ※79位

 該当馬の大半はいわゆる“POG本”などでも大きく取り上げられていましたが、注目POG馬ランキングがそれほど高くない馬もいますから、ひと通りチェックしておきたいところです。

 ノーザンファームの生産馬は93頭もいたので、その中から注目POG馬ランキングが101~500位だった馬をピックアップしてみました。穴っぽい種牡馬の産駒を含め、こちらもそれぞれ期待できるのではないかと思います。

ウィクトーリア(牝 父ヴィクトワールピサ/母ブラックエンブレム 小島茂之厩舎) ※204位
シャルマント(牝 父エンパイアメーカー/母ライツェント 鹿戸雄一厩舎) ※300位
アスカリ(牡 父キングカメハメハ/母フィロンルージュ 西園正都厩舎) ※112位
スコッチリール(牝 父ジャスタウェイ/母ストラスペイ 林徹厩舎) ※387位
●ヴェロックス(牡 父ジャスタウェイ/母セルキス 厩舎未登録) ※229位
ディキシーナイト(牡 父ダイワメジャー/母カメリアローズ 国枝栄厩舎) ※249位
ミトロジー(牡 父ダイワメジャー/母リードストーリー 尾関知人厩舎) ※378位
メッシーナ(牝 父ディープインパクト/母シユーマ 萩原清厩舎) ※124位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ボスジラ(牡 父ディープインパクト/母ミスパスカリ 国枝栄厩舎) ※187位
バンクショット(牡 父トーセンジョーダン/母バプティスタ 池添学厩舎) ※283位
アルテヴェルト(牡 父ハーツクライ/母アルテリテ 庄野靖志厩舎) ※253位
コパカティ(牝 父ハービンジャー/母アロマティコ 佐々木晶三厩舎) ※196位
マジストラル(牡 父ハービンジャー/母アンブロワーズ 高野友和厩舎) ※203位
ピサノメタルシティ(牡 父ハービンジャー/母グレイトフルデッド 武幸四郎厩舎) ※431位
ストームリッパー(牡 父ハービンジャー/母スピードリッパー 鹿戸雄一厩舎) ※404位
フィリアプーラ(牝 父ハービンジャー/母プリンセスカメリア 菊沢隆徳厩舎) ※266位
チェサピークベイ(牡 父ハービンジャー/母フロールデセレッソ 戸田博文厩舎) ※364位
ウレキサイト(牡 父ブラックタイド/母ラフィントレイル 松永幹夫厩舎) ※462位
イベリスリーフ(牝 父ヘニーヒューズ/母クローバーリーフ 中舘英二厩舎) ※273位
ドラウプニル(牡 父ルーラーシップ/母ヴェルザンディ 斉藤崇史厩舎) ※262位
ディアンドル(牝 父ルーラーシップ/母グリューネワルト 奥村豊厩舎) ※252位
スイートウィスパー(牝 父ルーラーシップ/母ケアレスウィスパー 萩原清厩舎) ※340位
ゲインスプレマシー(牡 父ルーラーシップ/母スカーレットレディ 高柳瑞樹厩舎) ※214位
レッドシルヴァーナ(牝 父ロードカナロア/母シルバーフォックス 松田国英厩舎) ※146位
ニューポート(牡 父ロードカナロア/母ハッピーパレード 石坂正厩舎) ※356位
エスタジ(牝 父ロードカナロア/母マリーシャンタル 木村哲也厩舎) ※115位
セイクリッドキング(牡 父ロードカナロア/母モアザンセイクリッド 加藤征弘厩舎) ※457位
ヴィアロマーナ(牡 父ロードカナロア/母ローマンエンプレス 久保田貴士厩舎) ※237位
ローザジルベルト(牡 父ワークフォース/母ローズバド 橋口慎介厩舎) ※230位

 調教師別成績の上位組を見ると、下記の馬たちが入厩済みです。

池江泰寿調教師>
クラージュゲリエ(牡 父キングカメハメハ/母ジュモー 池江泰寿厩舎) ※76位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
アイトマコト(牝 父ディープインパクト/母ラヴェリータ 池江泰寿厩舎) ※163位

中内田充正調教師>
デュアラブル(牝 父Curlin/母ハリケーンフラッグ 中内田充正厩舎) ※209位
ダノンジャスティス(牡 父Kingman/母マンビア 中内田充正厩舎) ※46位
ピンクブロッサム(牝 父ハービンジャー/母ルナレガーロ 中内田充正厩舎) ※846位
メイショウハート(牡 父メイショウボーラー/母デビルインマインド 中内田充正厩舎)

角居勝彦調教師>
トーセンカンビーナ(牡 父ディープインパクト/母カンビーナ 角居勝彦厩舎) ※158位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
エルモンストロ(牡 父ルーラーシップ/母ミンティエアー 角居勝彦厩舎)

音無秀孝調教師>
クリソベリル(牡 父ゴールドアリュール/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※78位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ジョニーズララバイ(牡 父マンハッタンカフェ/母メジロアリス 音無秀孝厩舎) ※241位

浅見秀一調教師>
ブラボーフェスタ(牡 父ナカヤマフェスタ/母スギノエスペランザ 浅見秀一厩舎)

藤原英昭調教師>
ラピタ(牡 父エイシンフラッシュ/母パイタ 藤原英昭厩舎) ※200位
ラズライトノヴァ(牡 父オルフェーヴル/母アナスタシアブルー 藤原英昭厩舎) ※37位
ロードアブソルート(牡 父キングカメハメハ/母パーフェクトトリビュート 藤原英昭厩舎)
ビックピクチャー(牝 父ディープインパクト/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※110位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
ディープサドラーズ(牡 父ディープインパクト/母メイキアシー 藤原英昭厩舎) ※165位
バニュルス(牡 父ロードカナロア/母ピーチブローフィズ 藤原英昭厩舎) ※89位
エイカイキャロル(牝 父ロードカナロア/母ラフェクレール 藤原英昭厩舎)

 当然ながらこのあたりも将来のスター候補ですし、意外と注目されていない馬もいるので、ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全 2017秋~2018』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG 2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2017年7月3日(月) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2017) ~第4回 未出走の有力馬をピックアップ~
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 本題へ入る前に、前シーズン「ウマニティPOG 2016」で生まれたウマニティPOG史上初の快挙を紹介したいと思います。達成したのは現在スペシャルワールドに所属しているえ~ちゃん。さん。5月28日の日本ダービー(3歳GⅠ・東京芝2400m)を仮想オーナー馬のレイデオロが制したことにより、「全GⅠ制覇」のレイを獲得した最初のユーザーとなりました。え~ちゃん。さんの仮想オーナー馬はこれまでに阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークスホープフルステークス桜花賞NHKマイルカップオークス日本ダービーで各1勝、皐月賞で2勝をマーク。サービス開始からわずか4シーズンのスピード達成です。

 各プレイヤーがこれまでに勝ったJRAの重賞は「POGスタンプ」の欄で確認できますから、この機会にぜひ皆さんもチェックしてみてください。ちなみに、私が獲得した達成スタンプは現在のところGⅢ×5、GⅡ×1、GⅠ×2の計8個。「ウマニティPOG 2014」のスペシャルワールドで優勝、GⅠも計4勝(NHKマイルカップオークスを各2勝)と我ながら決して悪くない成績だと思うのですが、この「POGスタンプ」に関してはほとんど埋められていません。そもそも、この「POGスタンプ」を知った時点では「ずいぶんとまた気の長い表彰システムだなぁ」「10年目くらいまでには達成者が現れるんだろうか」みたいなことを思っていましたからね(笑)。空前にしておそらく絶後の記録達成、本当におめでとうございます。

 5シーズン目となる「ウマニティPOG 2017」は開幕から一か月が経過。既にJRAだけでも389頭の2歳馬がデビューを果たし、各ワールドのランキングにも少しずつ動きが出てきました。7月23日には函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する予定です。

 既に仮想オーナー枠を使い切り、あとは見守るだけという方もいるはずですが、参加しているプレイヤーの大半は今後の入札がポイントと考えているはず。実際、仮想オーナー募集枠の開放スケジュールに合わせて有力馬を指名することができれば、将来的に優勝争いへ食い込むことも十分可能だと思います。そこで今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月3日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む。ただし7月3日時点で抹消済み、もしくは不在厩とされている馬を除く)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介しましょう。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「注目POG馬ランキング(2017/07/03 00:00更新)」で100位以内に入っていた該当馬から。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2017/07/03 00:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

イッツパーフェクト(牡/父Frankel×母パーフェクトトリビュート) ※75位
シグナライズ(牝/父Frankel×母ワイルドココ) ※72位
プリュス(牝/父ヴィクトワールピサ×母サラフィナ) ※47位
ローザフェリーチェ(牝/父エンパイアメーカー×母ローズバド) ※82位
レイエンダ(牡/父キングカメハメハ×母ラドラーダ) ※5位
ジェネラーレウーノ(牡/父スクリーンヒーロー×母シャンハイロック) ※36位
スヴァルナ(牡/父ステイゴールド×母ブルーミングアレー) ※79位
ゴールドフラッグ(牡/父ステイゴールド×母ポイントフラッグ) ※55位
グランデウィーク(牡/父スペシャルウィーク×母プロフェシーライツ) ※85位
ダノンポピー(牝/父ダイワメジャー×母マネーキャントバイミーラヴ) ※44位
ガールズバンド(牝/父ディープインパクト×母エレクトラレーン) ※76位
フォックスクリーク(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※69位
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位
スターリーステージ(牝/父ディープインパクト×母スターアイル) ※1位
グレートウォリアー(牡/父ディープインパクト×母プラウドスペル) ※4位
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
アドマイヤデジタル(牡/父ノヴェリスト×母フサイチエアデール) ※63位
パスティス(牡/父ハーツクライ×母ハヤランダ) ※49位
グラマラスライフ(牝/父ハーツクライ×母プリティカリーナ) ※40位
フラットレー(牡/父ハーツクライ×母リッチダンサー) ※3位
カレンシリエージョ(牝/父ハービンジャー×母ベルアリュール2) ※86位
ヴァルディノート(牡/父ヨハネスブルグ×母シシリアンブリーズ) ※80位
イダエンペラー(牡/父ルーラーシップ×母アドマイヤセラヴィ) ※74位
トゥザフロンティア(牡/父ロードカナロア×母トゥザヴィクトリー) ※9位

 余談ながら、昨シーズンはほぼ同様のルールで作成したこの一覧にソウルスターリングダンビュライトがいました。夏の2歳ステークスを目指すような馬だけでなく、来春のクラシック戦線から逆算してこの時期を選んだ馬もたくさんいるのでしょう。
 今シーズンは「注目POG馬ランキング」1位のスターリーステージ(スターアイルの2015)が該当。まだ具体的な出走予定は発表されていないようですが、早ければ夏季競馬のうちにデビューを果たすかもしれませんね。グレートウォリアー(プラウドスペルの2015)、レイエンダ(ラドラーダの2015)といった“超”のつく良血馬も入厩済みです。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介していきます。
 種牡馬別成績でダントツの存在だったディープインパクトの産駒は下記の通りでした。

イルーシヴグレイス(牝/父ディープインパクト×母イルーシヴウェーヴ)
マイスターシャーレ(牡/父ディープインパクト×母ウィステリアアーチ)
ガールズバンド(牝/父ディープインパクト×母エレクトラレーン) ※76位
ウォルビスベイ(牡/父ディープインパクト×母オヴァンボクイーン)
プラーナ(牝/父ディープインパクト×母オウケンサクラ
ロードマドリード(牡/父ディープインパクト×母キャサリンオブアラゴン)
フォックスクリーク(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※69位
ダークナイトムーン(牡/父ディープインパクト×母サマーナイトシティ)
アンチェイン(牡/父ディープインパクト×母サムワントゥラブ)
グラウベン(牡/父ディープインパクト×母サンドリオン)
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位
スターリーステージ(牝/父ディープインパクト×母スターアイル) ※1位
カーボナード(牡/父ディープインパクト×母ディアマンティナ)
ノーブルカリナン(牝/父ディープインパクト×母ノーブルジュエリー
グレートウォリアー(牡/父ディープインパクト×母プラウドスペル) ※4位
ミッキーマインド(牡/父ディープインパクト×母マイグッドネス)
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
エストスペリオル(牡/父ディープインパクト×母メイキアシー)
グローリーヴェイズ(牡/父ディープインパクト×母メジロツボネ)
レッドランディーニ(牝/父ディープインパクト×母レッドメデューサ)
オールフォーラヴ(牝/父ディープインパクト×母レディアルバローザ

 前出のスターリーステージグレートウォリアーに加え、ヘンリーバローズ(シルヴァースカヤの2015)も人気を集めていた一頭。現在開催中の3回中京でデビュー予定との報道もあり、今後はますます注目度がアップするでしょう。しかしその一方、いわゆる“POG本”などでそれほど大きく取り上げられていないディープインパクト産駒も多数いるので、このあたりから後の活躍馬がポンと出てくるかもしれません。

 生産者別成績で突出ぶりが目立ったノーザンファームの生産馬は67頭います。こちらも人気の盲点になっている馬がいそうですから、主要な種牡馬の産駒を中心にチェックしてみてください。

プリズマティコ(牝/父Medaglia d'Oro×母テルアケリー)
ディアブライド(牝/父ヴィクトワールピサ×母アルウェン)
アーデルワイゼ(牝/父エイシンフラッシュ×母アーデルハイト)
ムーランナヴァン(牝/父エイシンフラッシュ×母シュペトレーゼ)
サミットプッシュ(牡/父エイシンフラッシュ×母ブロードピーク)
カラレイア(牝/父エンパイアメーカー×母ベッラレイア
ローザフェリーチェ(牝/父エンパイアメーカー×母ローズバド) ※82位
アドマイヤツルギ(牡/父オルフェーヴル×母リュシオル)
ネイビーアッシュ(牝/父キングカメハメハ×母ダイヤモンドディーバ)
レイエンダ(牡/父キングカメハメハ×母ラドラーダ) ※5位
タムロリバティ(牝/父キンシャサノキセキ×母タイキポーラ
スズカクイーン(牝/父クロフネ×母エカルラート)
ベストヴォヤージュ(牝/父クロフネ×母シーズンズベスト)
イダペガサス(牡/父ゴールドアリュール×母カロンセギュール)
グーテンターク(牡/父ゴールドアリュール×母ジンジャーミスト)
メリッサーニ(牝/父ゴールドアリュール×母ダイワオンディーヌ)
サンドクイーン(牝/父ゴールドアリュール×母フィエラメンテ)
タイセイビスタ(牡/父シンボリクリスエス×母マハービスタ)
ディロス(牡/父ステイゴールド×母ラトーナ)
エバージャスティス(牡/父スマートファルコン×母カリズマティックゴールド)
レディバード(牝/父スマートファルコン×母シーズインポッシブル)
ヘッドストリーム(牡/父ダイワメジャー×母アシュレイリバー)
ガゼボ(牡/父ダイワメジャー×母アマルフィターナ)
メジャーレート(牡/父ダイワメジャー×母スルーレート)
ダノンポピー(牝/父ダイワメジャー×母マネーキャントバイミーラヴ) ※44位
パストゥレイユ(牝/父ダノンシャンティ×母カドリーユ)
イルーシヴグレイス(牝/父ディープインパクト×母イルーシヴウェーヴ)
フォックスクリーク(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※69位
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位
スターリーステージ(牝/父ディープインパクト×母スターアイル) ※1位
グレートウォリアー(牡/父ディープインパクト×母プラウドスペル) ※4位
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
レッドランディーニ(牝/父ディープインパクト×母レッドメデューサ)
ハイヒール(牝/父トーセンホマレボシ×母ドリームスケイプ)
アイスフェアリー(牝/父ノヴェリスト×母アイスドール
アドマイヤデジタル(牡/父ノヴェリスト×母フサイチエアデール) ※63位
ギルトエッジ(牡/父ノヴェリスト×母ランズエッジ)
ミッキーアトアニ(牡/父ハーツクライ×母アトアニ)
パスティス(牡/父ハーツクライ×母ハヤランダ) ※49位
ハーツイグニション(牝/父ハーツクライ×母ビリーヴミー)
グラマラスライフ(牝/父ハーツクライ×母プリティカリーナ) ※40位
ローブレガリア(牝/父ハーツクライ×母ベルベットローブ)
フラットレー(牡/父ハーツクライ×母リッチダンサー) ※3位
アドマイヤテンプウ(牝/父ハービンジャー×母アステリオン)
ヴェロニカグレース(牝/父ハービンジャー×母エンジェルフォール)
オークヒルロッジ(牡/父ハービンジャー×母オークヒルパーク)
ノームコア(牝/父ハービンジャー×母クロノロジスト)
トーセンアルタイル(牡/父ハービンジャー×母ケアレスウィスパー)
アングレーム(牝/父ハービンジャー×母シャラントレディ)
ノストラダムス(牡/父ハービンジャー×母ソムニア)
カレンシリエージョ(牝/父ハービンジャー×母ベルアリュール2) ※86位
スールマカロン(牝/父ハービンジャー×母マカロンドナンシー)
レンブランサ(牝/父ヘニーヒューズ×母パシオンルージュ)
ドロップゴール(牡/父ヨハネスブルグ×母グローリアスデイズ)
ヴァルディノート(牡/父ヨハネスブルグ×母シシリアンブリーズ) ※80位
イダエンペラー(牡/父ルーラーシップ×母アドマイヤセラヴィ) ※74位
パイオニアバイオ(牝/父ルーラーシップ×母アニメイトバイオ
ミッキーパパイア(牝/父ルーラーシップ×母スターシンフォニー)
ハッピーオーキッド(牝/父ルーラーシップ×母ハッピーラン)
テトラドラクマ(牝/父ルーラーシップ×母リビングプルーフ)
ジャンティエス(牝/父ローエングリン×母アウトオブザウィム)
アンフィトリテ(牝/父ロードカナロア×母アドマイヤフッキー)
ヴェルスパー(牝/父ロードカナロア×母ヴェルザンディ)
トゥザフロンティア(牡/父ロードカナロア×母トゥザヴィクトリー) ※9位
ミッキーワイルド(牡/父ロードカナロア×母ワイルドラズベリー)
ワークジュニア(牡/父ワークフォース×母グランプリソフィ)
エンペラーズベスト(牡/父ワークフォース×母チャイナドール)

 調教師別成績の上位組では下記の馬たちが既に入厩していました。

藤沢和雄調教師>
タワーオブロンドン(牡/父Raven's Pass×母スノーパイン)
レイエンダ(牡/父キングカメハメハ×母ラドラーダ) ※5位
フラットレー(牡/父ハーツクライ×母リッチダンサー) ※3位
レッドオールデン(牡/父ルーラーシップ×母リーチフォーザムーン)

池江泰寿調教師>
スヴァルナ(牡/父ステイゴールド×母ブルーミングアレー) ※79位
トゥザフロンティア(牡/父ロードカナロア×母トゥザヴィクトリー) ※9位

堀宣行調教師>
エストスペリオル(牡/父ディープインパクト×母メイキアシー)

友道康夫調教師>
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
アドマイヤデジタル(牡/父ノヴェリスト×母フサイチエアデール) ※63位
アップファーレン(牝/父ハードスパン×母アブソリューション)
クアトレフォイル(牡/父ルーラーシップ×母シャムローグ)

角居勝彦調教師>
ロードマドリード(牡/父ディープインパクト×母キャサリンオブアラゴン)
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位

矢作芳人調教師>
該当馬なし

 個人的にもっとも面白いと考えているのはこのカテゴリーに属する馬たち。アップファーレン(アブソリューションの2015)など注目度の低い馬もいますが、トップ厩舎の貴重な馬房を確保しているわけですから、一定以上の素質を秘めている可能性が高いと考えていいはずです。

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2017年5月31日(水) 12:00 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.28・G1安田記念2017編~
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前回の~日本ダービー編~では、3番人気2着のスワーヴリチャードに対する「皐月賞より着順を上げる可能性はかなり高い」(スガダイプロ)、「コース適性が高く、ベストパフォーマンス必至」(サラマッポプロ)といった見立てや、1番人気で3着に敗れたアドミラブルに対する「前走のように出遅れて大外を回すような競馬になるとどうか」(スガダイプロ)、「能力上位は判っていても、後ろから競馬をするのであれば脚質的に取りこぼす可能性がある。“鉄板”ではない。」(kmプロ)との声をご紹介。人気馬の取捨検討の参考となる貴重なプロ見解が詰まった当コラムを、是非予想にお役立てください。それでは、今週も馬券的中へのヒントを探しにプロ予想家に迫って参りたいと思います。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125


本日のターゲットは、6/4(日)G1安田記念
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓のオリジナルメンバーに加え、新たにkmを加えた6人の中から5人に登場してもらい、アノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て5/29(月)時点のものです。

●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近10年中9年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
加藤拓プロ・・・血統予想。血統的データを中心に、前回よりも今回の馬場に適性が向く馬を狙う予想スタイル。
kmプロ・・・情報収集を重視した独特の思考フィルターで近3走の内容分析を中心に予想を展開する。穴馬を狙い撃ちするスタイルで、ウマニティ公認プロ予想家中300万超払戻し本数歴代トップの記録を保持している。


●各馬へのコメント
エアスピネル
 河内一秀 クラシック路線では、健闘を続けてはいたものの勝ち負けに加わるには一歩足りなかったね。指数的にも2歳時の自己最高を更新できない状況が続いていたわけだけど、古馬マイル路線に固定して以降は再び上昇を見せているよ。勝利こそ京都金杯のみだけど、3戦共に勝ち負けに加わり自己最高指数も更新しているね。今回、真価が問われる一戦となりそうだね。
 km この馬は東京だと直線で伸びを欠きますね。微妙に坂が影響しているのでしょう。そのウィークポイントも含めて、安田記念のレース質(底力が問われる)からしても、私は軽視可能だとみていますが......。
 サラマッポ 昨年は中長距離を走っていましたが、馬体観点からは胴詰まりの体型で明らかにマイラーです。ここ2戦はマイル戦らしからぬスローペースが敗因でしょう。タフさを要求されるペースになれば、最有力といっていい存在です。前さばきの硬さや筋肉質の馬体から、相当なパワータイプだと私個人としては思っています。道悪になれば、さらに期待できますね。
 加藤拓 血統面から言うと、このレースでは人気以上に好走する馬も多いキングカメハメハ産駒ですが、それらの馬は母父がダートや短距離系のスピードタイプの馬でした。しかし、この馬は母父もサンデーサイレンスでいかにも王道なクラシック血統で、その辺りがどうでしょうか。基本的にこのレースはハイペースの持久力勝負になる傾向があり、父ディープインパクトキングカメハメハのような切れ味のあるクラシック血統より、もっと地味な種牡馬のほうが好勝負していますしね(去年の勝ち馬ロゴタイプローエングリン産駒)。そういう意味では、この条件で血統的な上積みはない、という印象ですね。
 スガダイ 今年はマイルばかりを3回走って1、3、2着。毎回1番人気に推されているから物足りなく感じるかもしれないけど、毎回きちっと仕上げられているわけじゃないから。少々手緩い仕上げでも崩れずに走れているのは、能力とマイル適性の高さを証明していると俺は思うな。当然、今回は目標としてきたレースだろうから、メイチの仕上げでくるだろうし、少なくとも1週前の追い切りは抜群だった。あとは最終追い切りに注目したいと思っているよ。

イスラボニータ
 サラマッポ 伸びやかな走法で広々とした東京コース向きです。ただ、前走は勝ったものの詰めの甘さがある馬という印象は完全に払しょくできておらず、G1では勝ち切るイメージが持てないですね。上位人気必至で、積極的には買いたくないところなのですが......。
 加藤拓 去年はマイル戦のラップに戸惑ったのか、馬券にはなりませんでしたが、元々、この馬の母父にあるように、スピード血統のナスルーラ系の馬は好相性で、血統的には◎です。歳を取ると適性距離がだんだん短くなっていく傾向のフジキセキ産駒ですし、特に産駒が得意な内枠を引くと面白いのではないでしょうか。
 km この馬はルメール騎手に替わってから、長所である・・・

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2016年9月6日(火) 11:22 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2016) ~第6回各ワールド上位者まとめ&注目馬ランキング上位馬の近況
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 8月28日に新潟2歳ステークス(2歳GⅢ・新潟芝1600m外)、9月3日に札幌2歳ステークス(2歳GⅢ・札幌芝1800m)、9月4日に小倉2歳ステークス(2歳GⅢ・小倉芝1200m)と3開催日連続で2歳重賞が施行され、「ウマニティPOG 2016」の獲得賞金ランキングにも動きが出てきました。夏季競馬が終了したキリの良いタイミングですし、ここで各ワールドの戦況をまとめておきましょう。

 1頭あたりの仮想オーナー数が1枠しかないスペシャルワールドは、7月24日の函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)を勝ったレヴァンテライオンを指名しているmizumizuさんがトップ。2位はヴゼットジョリーを指名しているたけぼう54さん、3位はレーヌミノルを指名しているサウスさん、4位はトラストを指名しているddb1c93afaさんと、重賞ウイナーを落札した4人がそのまま上位グループを形成しています。もっとも、複数の指名馬が重賞を勝ったプレイヤーはまだいないということでもあり、混線模様と言って良さそう。次週以降も目まぐるしく順位が入れ替わりそうです。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大11頭のGIワールドは、ソールさんが9660万円で1位、DSさんが9584万円で2位。それぞれ重賞ウイナーの4頭こそ指名していませんが、函館2歳ステークス2着のモンドキャンノをデビュー前に落札していました。スペシャルワールドと同じく、こちらも次週以降の結果次第で大きくランキングが動くかもしれません。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大16頭のGIIワールドでトップに立っているのは、俺の名を言ってみろぉさん。すべての指名馬をデビュー前に落札していますが、レーヌミノルをはじめ既に7頭が勝ち上がっています。これらの馬が順調に獲得ポイントを伸ばしてくるようだと、しばらくは首位争いをリードしていけそうですね。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大26頭のGIIIワールドは、キタノかちどきさん(1億1558万円)、サードインパクトさん(1億1430万円)と、1億円以上のポイントを獲得したプレイヤーが2名いらっしゃいました。キタノかちどきさんは8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を勝ったリンクスゼロ、9月4日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)を制したリエノテソーロらをデビュー前に獲得。サードインパクトさんもヴゼットジョリーリエノテソーロに加えて7月23日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1400m)を勝ったディーパワンサらを揃えており、それぞれここまでの戦績はお見事というほかありません。これからデビューする予定の良血馬もラインナップにいますから、今後もお二方を中心とした争いになるでしょう。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大36頭のオープンワールドはシンガリルドルフさんがトップ。前出のリンクスゼロモンドキャンノ、そして九州産馬で既に本賞金が3520万円に達しているカシノマストらを指名されていました。

 もっとも、シーズン全体から見ると「ウマニティPOG 2016」はまだまだ序盤戦。入札や仮想オーナー募集枠の開放は今後も続いていきますから、これから参加するプレイヤーにも上位進出の目は残っています。
 実際、執筆時点(2016年09月05日17:00現在。以下同)の「注目POG馬ランキング」上位40頭を見ても、既にデビューを果たしているのは下記の8頭だけです(末尾は「注目POG馬ランキング」における順位)。

ヴァナヘイム(牡/父キングカメハメハ×母グルヴェイグ) ※3位
フローレスマジック(牝/父ディープインパクト×母マジックストーム) ※4位
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ) ※15位
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス) ※20位
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト) ※26位
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ) ※35位
モンドキャンノ(牡/父キンシャサノキセキ×母レイズアンドコール) ※36位
インヴィクタ(牡/父ハービンジャー×母ラスティングソング) ※38位

 なお、上記の8頭を除いた32頭のうち下記の10頭は、JRA-VANを確認したところ執筆時点で在厩中となっていました。

サトノアーサー(牡/父ディープインパクト×母キングスローズ) ※6位
モクレレ(牡/父ディープインパクト×母アパパネ) ※9位
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン) ※13位
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ) ※17位
ザウォルドルフ(牡/父ディープインパクト×母ウィーミスフランキー) ※19位
クリアザトラック(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※24位
アドミラブル(牡/父ディープインパクト×母スカーレット) ※30位
リナーテ(牝/父ステイゴールド×母マルペンサ) ※32位
ジュンテオドーラ(牝/父ディープインパクト×母アートプリンセス) ※33位
エアウィンザー(牡/父キングカメハメハ×母エアメサイア) ※39位

 今後の調整過程にもよりますが、近日中にデビューする可能性は比較的高いと見ていいんじゃないでしょうか。
 執筆時点で未出走、かつ入厩していない馬は下記の22頭ということになります。

トゥザクラウン(牡/父キングカメハメハ×母トゥザヴィクトリー) ※1位
アルアイン(牡/父ディープインパクト×母ドバイマジェスティ) ※2位
コロナシオン(牝/父キングカメハメハ×母ブエナビスタ) ※5位
ラボーナ(牡/父ルーラーシップ×母ハッピーパス) ※7位
ダブルバインド(牡/父ディープインパクト×母ラッシュラッシーズ) ※8位
ヘリファルテ(牡/父ディープインパクト×母シユーマ) ※10位
グローブシアター(牡/父キングカメハメハ×母シーザリオ) ※11位
ベルダム(牝/父ディープインパクト×母ドナブリーニ) ※12位
サトノヴィクトリー(牡/父ディープインパクト×母ジョコンダ2) ※14位
ミリッサ(牝/父ダイワメジャー×母シンハリーズ) ※16位
●カデナダムール(牝/父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミー) ※18位
●オーロラエンブレム(牝/父ディープインパクト×母ブラックエンブレム) ※21位
ヴィニー(牝/父ディープインパクト×母コケレール) ※22位
オルファン(牝/父ステイゴールド×母オリエンタルアート) ※23位
ハリーレガシー(牡/父ヴィクトワールピサ×母バルドウィナ) ※25位
ヒシマサル(牡/父ルーラーシップ×母シェリール) ※27位
アドマイヤエスパー(牡/父ディープインパクト×母アゼリ) ※28位
ダノンディスタンス(牡/父ルーラーシップ×母アゲヒバリ) ※29位
レッドオルガ(牝/父ディープインパクト×母エリモピクシー) ※31位
バリングラ(牡/父Fastnet Rock×母Sweet Dreams Baby) ※34位
ディヴァインハイツ(牝/父ハーツクライ×母ドバウィハイツ) ※37位
アスティル(牝/父ステイゴールド×母ヒストリックスター) ※40位

 どの馬も現2歳世代を代表する良血馬ですし、デビューが近付いたら多少なりとも話題を集めそう。指名を考えているのであれば、仮想オーナー募集枠の開放に合わせ、早めに入札しておきましょう。


※次回のコラムは10/4(火)頃の予定になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2016年8月30日(火) 11:50 みんなの競馬コラム
【新潟2歳ステークス他】先週の結果などふり返り byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の競馬を見て、考えたことをまとめます。

新潟2歳ステークスは、ローエングリン産駒のヴゼットジョリーが優勝。自信があったレースで個人的に馬券も獲らせていただきました。レース考察コラムの【まとめ】には以下のように書いていました。

・人気どころで推したいのは、キャスパリーグヴゼットジョリー
・人気ほど信頼が置けないのは、モーヴサファイアサンライズソア

勝ったヴゼットジョリーは、新馬から「ただものではない」と注目していた馬。このコラムでも取り上げたほどでした。

===(以下、展望コラムより引用)============================

中京新馬(芝1400m)を制したヴゼットジョリーは、スウェプトとの間でベルルミエールを産んだ名繁殖フレンチビキニの仔で、Halo≒Red God4×3・6、そして母系に入るBlushing Groomの影響か、なかなかしなやかな走りをしますし、ただ者でない気もします。母母フェンジーは非常にハイインロー(HyperionとSon-in-Law)が豊富ですから、アースライズ(激流だったオークス4着、秋華賞5着)のように、厳しいペースになればいつでも好走するようなタイプになりそうです。
=============================================


●持続力が武器
さらにポイントとなるのは、ローエングリンもフレンチビキニも仏血を多く含んでいるということではないかと思うのです。ローエングリンの母カーリングと、ヴゼットジョリーの母母フェンジーによって、薄くですがSicambre、Wild Risk、Djebelの仏血のクロスが出来ます(Court Martialも共通)。これによって、牝馬に良く見られる、仏オークスやヴェルメイユ賞を制したカーリングの「仏血独特の斬れ」を引き出すことにも成功しているのではないでしょうか。薄い相似配合ともいえるかもしれません。父の持つ仏血をクロスしている馬といえば、最近だとジュエラーが代表的です。こんなことを書いてからパドック映像を見ると、あの独特の柔らかさはジュエラーに似ているなぁと思ってしまいますね。
レースに関していえば、馬群からスッと抜け出すHaloらしさも一応はみせているし、「スピードの持続力」というコメントが福永騎手から出たのはフレンチビキニの仔らしいです。持続力が武器の中距離馬だと思っていますので、「アースライズ的激流オークス4着」イメージでいきます。

オーバースペックは、福島での加速が、一般的に「大箱向き」と言われている馬のそれには見えなかったので、まず新潟2歳なら好勝負。本来向かう予定であった札幌2歳でも好勝負だろうと思いますが。京成杯あたりでクルーガーソールインパクト的な好走はないですかね〜。
イブキは、ルーラーシップ産駒らしいストライドで走る馬だからマイルと内枠が嫌でしたが、変態田辺騎手の先行だけが怖いなと思っていたらそういう競馬。これは百日草特別馬筆頭でしょう。
逆にアピールバイオはキンカメにRobertoのラブリーデイ的ピッチ走法なのできんもくせい特別or葉牡丹賞候補筆頭。
キャスパリーグはパドックを見ても、やっぱり「しなやかさ」を感じられず、ディープ×嵐猫でもレジェンドキャットの仔はこれが限界なのかな〜と思いました。
左にかなりモタれながらも12番人気6着と好走したマイネルパラディは、スクリーンヒーロー×Green Desertでも、母ロワージがHabitat経由のSir Gaylord4×3で、らしいストライドで走っています。3/4Northern Dancer、1/4非Northern Dancerという配合系でもありますね。新潟外回りも合っていますし、最も合っているのは京都外回りでしょう。
サンライズソアは外回りで切れるタイプではありませんから、この過剰人気なら嫌いたかったし、これはひいらぎ賞や万両賞、千両賞あたりが狙い目かな〜と。
モーヴサファイアは、Shareef Dancer≒Chief's Crown4×4にデインヒル増幅、素質ならばNo.1、ただこの条件替わりで勝ち切ってしまったら、それこそ化け物だと思いましたが8着なら十分でしょう。牝馬だとやっぱり忘れな草賞に出ることになるのかなぁ。

●スプリンターズSでは?
スプリンターズSの前哨戦であるキーンランドカップは、3歳牝馬ディープインパクト産駒のブランボヌールが優勝。ディープインパクト産駒で、母系に入ると柔らかさを伝える母父サクラバクシンオー、母母アジアンミーティアはUnbridled’s Songの全妹で、これはMr.Prospectorの母Gold DiggerのNasrullahとCount Fleetを増幅した配合だからこちらも柔らかい(ディープ×Unbridled’s Songのダノンプラチナを見れば一目瞭然)。マイル〜中距離の大物を輩出しまくる、お化け種牡馬ディープインパクトが、スプリントGIでも人気馬を送り出している(ミッキーアイルウリウリ)というのもとんでもないことなのですが、ブランボヌールもやっぱりスプリントGIを勝つ力強さ、パワーはない1400型に思えてなりません。

それならばシュウジの方を狙いたいです。
シュウジは、キンシャサノキセキというより、母カストリアのNashua≒Nantallah4×7・5のパワーが強く(この母は父ハーツクライでもツルマルレオンを産んでいますし)、こういったタイプの方が急坂ありの中山1200GIでは狙いやすいですね。ただ、まだ緩さを感じるのでGI奪取は4歳な気がしますが…。

ヴァナヘイム完勝
今週はこの馬に触れないわけにいかないでしょう。新馬戦を持ったままで楽勝した超良血ヴァナヘイムについてです。
書くまでもありませんが、母グルヴェイグディープインパクト×エアグルーヴという日本競馬の至宝ともいえる超良血で、マーメイドSを制覇。その年のエリザベス女王杯を走ることなく引退しました。
キングカメハメハエアグルーヴの相性の良さは、ドゥラメンテルーラーシップが出ていることで証明されています。そして、その根拠は、Hornbeam≒パロクサイドのニアリークロスになるということ。中京記念の展望で、以下のように書いています。

===(以下、展望コラムより引用)============================


東京のGIを勝ちまくったトニービン直仔の斬れは、母父Hornbeam(Nasrullah×Hyperion)の、Nasrullahの広いコース向きの柔らかい体質と、Hyerionの持続力に起因します。トニービンはHyperion5×3・5でもあるので、母系に入ると粘着力を伝え、切れ味が削がれる馬もいます。
しかし、キングカメハメハの母母父Blakeneyの母父がHornbeamなので、トニービン持ちの牝馬と交配すると、Hornbeamのクロスができ、トニービン直仔らしい馬(長い直線で持続性ある末脚が武器な馬)が生まれやすいのです。
その最たる例が、ドゥラメンテルーラーシップであり、彼らの場合はHornbeamのクロスのほかに、エアグルーヴの牝祖パロクサイドもNasrullahとHyperionを持っているというのがポイントでした…というのが望田先生に教わった最初のこと。

=============================================


グルヴェイグは、キングカメハメハエアグルーヴとの間にディープインパクトが入ることで、ラストタイクーン≒Alzao3×4(Northern Dancer、ナスキロ、Tom Fool≒Atticaなどが共通)という、もう一つ斬れ味を引き出す仕掛けができます。ちなみに、「キングカメハメハ×ディープインパクト」の出走はヴァナヘイムで2頭目、しかし「ディープインパクト×キングカメハメハ」は、7頭中5頭が勝ち上がっており、その顔触れもデニムアンドルビーグリュイエールテンダリーヴォイスキロハナ、ヤマノフェアリーなどなかなかのもの。また、エアグルーヴはHornbeam≒パロクサイド3×3でもありますが、トニービン×ノーザンテーストとHyperionが濃いので、ラストタイクーン≒Alzaoという柔らかさを引き出す仕掛けのを下支えするパワーとしても活きてくるでしょう。エアグルーヴディープインパクトキングカメハメハの良いところばかりを引き出した好配合です。
まぁもう走りを見ても1頭だけ別格の美しさ、しなやかさを感じますよね。


【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年8月19日(金) 13:39 みんなの競馬コラム
【札幌記念】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,630ビュー コメント 0 ナイス 6

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

オリンピックが盛り上がっていますね。競馬ファンあるあるだと思いますが、どうしても陸上のトラック種目は競馬と重ね合わせてしまいます。100mでは、毎回ラブリーデイのようなピッチ走法のガトリンがスタートダッシュは決めるのですが、ドゥラメンテのような重厚なストライドで走るボルトが差し切るんですよね。ボルトは、大型なのに体質は柔らかく、それなのに俊敏に動ける名馬と重なります。やっぱりサラブレッドは紛れもなくアスリートなんですよね。

さて今週は、スーパーGII札幌記念
モーリスヌーヴォレコルトという2頭のGI馬が参戦してきました。

モーリスについては、安田記念の際に、以下のように考察しました。
朝日杯3歳S(当時)を制した4代母メジロボサツがBlandford4・4×5で、そこにフィディオン、モガミ、カーネギーと重厚な欧州血脈を配され続けた母メジロフランシスがNorthern Dancer3×4。字面的には重厚な血が重ねられているが、競走馬というのは、スピードがあるからスタミナが活き(=先行できるからスタミナを活かせる)、スタミナがあるからスピードが活きる(スタミナがあるからスピードを持続できる)のであり、名短距離馬には重厚な血が入っていることが多い。
モーリスのマイルでスッと先行できるスピードというのは、スクリーンヒーローの牝祖モデルスポートのTom Fool≒Spring Runの3/4同血クロス(MenowとBull Dogが共通)2×3によるものと考えられる。一言でいうと、モデルスポートのスピードを「日本のMライン(=メジロ)」である母のスタミナで持続させているということだろうか。また、カーネギーの母がTeddy6・6×5・5・6・7・7、モガミの母もTeddy5・6×5・5とTeddyの血量が豊富で、Bull Dog(父Teddy)を遠目に増幅させていることもポイントだろうと考えている(モーリスの母父カーネギーもそうだが、世界で、特に欧州の活躍馬にはBold Reason≒Never Bendのニアリークロスを持っている馬が多く、Teddyの血量というのは様々なところで論じられている)。
スタートして先行できるスピード、直線での加速力、ニホンピロウイナーノースフライトタイキシャトルダイワメジャーを知らない自分にとっては、「マイラーとは何か」ということを教えてくれた紛れのない名馬。負けるとすれば、緩い流れで中距離馬の瞬発力に屈する時ではないか。今回はそういう流れになりそうではあるが・・・。

安田記念はまさに、懸念していた「ヨーイドン」となり、Halo的に瞬間的に加速できるロゴタイプに屈しましたが、2番手から粘り通しての2着死守は地力の成せる業。とはいえ、中距離馬ではなくマイラーであろうとみているので、ここはハイ<スローでしょう。ただ2000mで8枠となるとちょっと危険な臭いもします。

ヌーヴォレコルトの父ハーツクライは、その母アイリッシュダンスがトニービン×Lyphardという重厚なスタミナ型なので、母からスピードやパワーを取り込むことによってアイリッシュダンスのスタミナをレースで活かすことができる産駒が活躍しています。ジャスタウェイこそ例外ですが、ウインバリアシオン(Storm Bird)も、ワンアンドオンリータイキシャトル)も、シュヴァルグラン(Machiavellian)も母父はスプリンターorマイラーです。逆に母父が中長距離馬だと、カレンミロティック(A.P.Indy)やアドマイヤラクティ(エリシオ)、フェイムゲーム(アレミロード)などステイヤーに出ることが多いです。ヌーヴォレコルトも母からスピードとパワーを取り込んだ配合で、同世代や、牝馬相手のオークスエリザベス女王杯などは直線の長いコースでも勝負になりますが、内回りで立ち回りの巧さや粘着力を活かす競馬(=中山記念)がベスト。急坂こそありませんが、札幌2000mもマイナスになるということはないでしょう。

ヤマカツエースキングカメハメハ×グラスワンダーという組み合わせですので、Kingmambo≒Ameriflora2×3(Raise a Native、Graustark=His Majesty、Northern Dancerらが共通)といいう名種牡馬と名繁殖2頭の強力なニアリークロスを持ちます。Kingmamboのパワーを増幅しているので内回りでこそというタイプで、洋芝や道悪はプラス。初めて古馬の一線級との対戦になった京都記念も2着馬と差のない5着、鳴尾記念は開幕週で終始外を回されての6着はむしろ好走の部類、宝塚記念では期待していたのですがさすがにGIの壁に跳ね返された感じです。先述した通り福島記念→中山金杯の重賞連勝はもちろん、京都記念鳴尾記念の内容も素晴らしいですし、GI馬2頭の次点にいるのはこの馬だと考えていますが…。

昨年2着のヒットザターゲットは、配合的にキングカメハメハ産駒でもラブリーデイのように内回りで器用に立ち回るタイプというわけではないのですが、母父タマモクロスやHabitat(ヒットザの母母父ニホンピロウイナーの父父で遺伝力が強い)には、ピッチ走法とはまた違う「加速の速さ」があるようで、昨年の当レース2着や、ヴァンデミエール(母父タマモクロス)の福島巧者っぷりなどは似ているものがあります。ここも良馬場で真ん中よりも内目の枠だったら注意が必要でしょう。8歳になっても衰えを感じさせない走りは、母系に入るノーザンテーストの力であることは言うまでもありません。

エプソムカップでは4着だったロジチャリスは、ダイワメジャー×ロックオブジブラルタルという字面らしく550キロ前後の大型馬ですが、意外としなやかに走ることができ、東京の瞬発力勝負になっても大きくパフォーマンスを落とすことはありません。これは母母のNasrullah4×5や、Blushing Groomの影響と考えられます。ダイワメジャー産駒で母系にBlushing Groomを持ちしなやかな走りをする馬という意味ではメジャーエンブレムと被ります。ただ今回は、距離延長、大崩れはありませんが、ここは掲示板争い程度の好走で、次の1800mかマイル戦が狙い目ではないかと思います。

ネオリアリズムは、函館記念はスローペースで外々を回る競馬、休み明けを考慮しても悪くない内容でした。小倉や北海道で見せる3角〜4角の機動力は、ネオユニヴァース×Meadowlakeという、望田先生が指摘される「父中長距離馬×母父スプリンター」の配合系らしいもので舞台はベスト。まだ気性面の幼さもみせており、重賞の流れでも折り合いを欠いたりするのは脚力の証明でもあります。今回は斤量も2キロ増となりますが、それで人気が落ちるようなら重い印を打ちたくなる潜在能力を感じさせる馬です。ただもう少し内目の枠が欲しかったところ。

唯一の3歳馬レインボーラインは、個人的に2歳時から注目していた馬で、万両賞を制した時にはステイゴールド産駒らしい成長曲線を描いてきた神戸新聞杯で◎を打ってやろうと思っていました(笑)ノーザンテースト≒Vice Regent4×4・5(Northern DancerとVictorianaが共通)、母系に入るAlycidonでノーザンテーストの血を増幅。また、3代母レインボーローズがRoyal Cherger≒Malindi4×3、Prince Rose4×4、母父フレンチデピュティもBold RulerとPrincequilloを持っていて、重厚な斬れを伝えるRoyal Cherger≒Milindi=NasrullahとPrince Rose系を増幅した配合というのもなかなか味があります。馬体重が20キロ程度増えていたら、ステイゴールドのノーザンテースト発動といったところで、本来は大箱向きの馬でしょうが注目しなければならない1頭とみます。

ハギノハイブリッドタニノギムレット×トニービンと字面だけみれば東京で斬れに斬れそうな配合ですが、そうはならないのが血統の面白いところ。これは牝系がパワーがあるレガシーオブストレングスで、Bull Lea、Roman、Hail to Reasonなどでブライアンズタイムのパワーを増幅しているからではないかと思います。昨年の北海道シリーズは函館記念2着→札幌記念0.3秒差7着。その後は何と5戦連続で外回りコースを走っています。休み明けでもこのコース替わり&内枠は警戒したいところ。

近走不振のマイネルフロストは、馬自身が衰えているわけではないと思っています。母がグラスワンダー×Dyajurという配合でDanzig3×3なのですが、Princely Giftの影響か少し大飛びで、特別小回りが合っているわけでもなく、かといって東京の瞬発力勝負でも厳しいですから、3角〜4角が緩い中山外回り(AJCC4着)や、小回りでも前がごちゃついていない形で4角を迎えたい(2015福島民報杯、2016中山金杯)馬なのだと思います。だから今回も悪くはないんですが、少しストライクゾーンから外れている感じがします。

ダービーフィズは近走可哀想なほどに展開や枠順など外的要因が向いていませんが、舞台は合っていて、仮にモーリスとヌーヴォレオルトが直線で3番手以下を離すようなレースをした場合、3着には無欲の持続型の差し馬が突っ込んでくることがありますから、そういったイメージに1番合うのはこの馬です。

レッドソロモンは大箱向きの産駒が多いメイショウサムソン産駒でも、Key Partner牝系のパワーが強く出たピッチ走法なのでコース適性は高そう。ただ、重賞で通用するかというとまだ疑問符が付きます。6枠12番と、枠の恩恵も得られませんでした。

そして一言触れておきたいのがレッドリヴェール。人気のヌーヴォレコルトと同世代、桜花賞ハープスターレッドリヴェールヌーヴォレコルトという入線でした。母父Dixieland BandはNorthern DancerとHyperion×TraceryのAlibhai、Hyperion×SwynfordのHeliopolisでノーザンテーストを強力に増幅する血、だからこそ小柄な体でも道悪を苦にしないパワーがあります。しかしヌーヴォレコルトほど大成できなかったのは、母系に入るSir Gaylordが少し邪魔だったのではないかと思うのです。オルフェーヴルナカヤマフェスタもこういう柔らかい血は持っておらず、柔らかさや非力さを伝えるステイゴールドにとっては不要だったのではないでしょうか。それでもヴィクトリアマイルが刺激となったのか、前走は久しぶりに彼女らしい走りがみれました。ヌーヴォレコルトがこれほど注目を集めているのに…という何とも言えない寂寥感と僅かな期待を抱きながら彼女の走りを見守りたいと思います。

【まとめ】
モーリスはコーナー4つの2000mで8枠だと危険な感じがしなくもない。
ヌーヴォレコルトは札幌2000mがマイナスになることはない。
ロジチャリスは内枠でも距離延長は嫌いたい。
ヤマカツエースはKingmamboのパワーを増幅した配合で舞台は歓迎。
ネオリアリズムは重賞のペースでも掛かるところを見せているので、脚力はこのメンバーでも通用。ただ再度の外目の枠は残念。
ハギノハイブリッドの舞台替わり&内枠は要警戒
ヒットザターゲットも5枠9番なら昨年の再現に警戒
レインボーラインは、コース適性は高くはないが、ステイゴールド産駒の走る配合で、夏を超えての父産駒らしい成長に期待
洋芝内回り2000mが抜群に合うハギノハイブリッドヤマカツエースに期待したくなります。ヌーヴォレコルトからこの2頭かな。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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キングカメハメハの口コミ


口コミ一覧
閲覧 275ビュー コメント 0 ナイス 12

サートゥルナーリア
父ロードカナロア母シーザリオ

シーザリオ産駒はグローブシアターがホープフルステークス3着、エピファネイアが弥生賞4着皐月賞2着、リオンディーズが弥生賞2着皐月賞5着(降着)とみんな勝ちきれないが中山2000で好走している。グローブシアターやリオンディーズの父はキングカメハメハですが、ロードカナロアの父でもあるし問題無いだろう、むしろ個人的にはキングカメハメハよりロードカナロア産駒のが優秀だと思っているので軸にするには一番無難だと思います。まあ多分一番人気だから軸にするなら点数絞るなり穴を狙わないと旨味は無いですが

ヴァンドギャルド
父ディープインパクト

ディープインパクト産駒が一番好走しているが今回唯一のディープインパクト産駒がヴァンドギャルド、Cデムーロは去年の覇者

アドマイヤジャスタ
父ジャスタウェイ

ディープインパクト産駒の次に好走しているのはハーツクライ産駒。今回ハーツクライ産駒は出ませんがジャスタウェイの父はハーツクライなのでハーツクライの孫がアドマイヤジャスタにあたります。ルメールはホープフルステークス3勝、武豊も3勝ですが勝率としてはルメールのが上

ニシノデイジー
父ハービンジャー

先週の有馬記念勝ったブラストワンピースもハービンジャー産駒なので2週連続ハービンジャーがかかっている、それだけ。実績はナンバーワンなので2、3番人気になると思うがハービンジャー産駒で人気馬で勝浦じゃ頭で買う気にはならない

 K-MAX 2018年12月19日(水) 20:18
G1レポート有馬記念 其の壱 出走予定馬分析 
閲覧 253ビュー コメント 0 ナイス 9


2018有馬記念の出走予定馬について、

その適性をつぶさに分析して参りまする。



有馬記念の予想・馬券購入の前に、

参考になさって下さいますれば、

光栄の至りに存じまする。




1番人気予想 レイデオロ 4歳 藤沢和厩舎




この馬がファン投票1位でございましたな。



ちなみに・・・

過去10回有馬記念に、ファン投票1位で

出走した馬の成績は、以下の通りでございまする。

【3・3・1・3】

勝率3割 連対率6割 複勝率7割



藤沢和厩舎は過去に

シンボリクリスエス・ゼンノロブロイと

2年連続でファン投票1位馬を送り込んで

有馬記念連覇という偉業を達成されておられる

「名伯楽」にございまする。



では、レイデオロについて・・・



血統

父   キングカメハメハ(欧州型キンマン系)

母父  シンボリクリスエス(欧州型ロベルト系)

父母父 ラストタイクーン(欧州型ND系)

母母父 シーキングザゴールド(米国型ミスプロ系)



コースガイドにも書きましたが、

キングカメハメハ産駒は前走よりも

頭数が多くなるレースを好みまする。



また、母父シンボリクリスエスは有馬記念の優勝馬。



サンデー系を持たないものの、

ミスプロの3×4インブリードがスピード能力の

底上げに一役買っておるのでございましょう。



ひいばあちゃんのウインドハーヘアは

ご存知ディープインパクトのご母堂さま。



血統面で、不安材料になるような点は

特にございませんが、今回の2500mは、

初距離の上、前走より500mの距離延長。



キンカメ産駒は、中山2500mにおいて、

前走距離+500m以上の延長ローテでは、

パフォーマンスを落とす傾向がございまするが、

母父にシンボリクリスエスを持つキンカメ産駒は、

距離延長を苦にせず、むしろ短縮ローテより

「延長ローテが買い」というタイプが多くおりますな。



なのでまぁ、大丈夫なんやろなぁ(゜-゜)

とも思うのでございますが・・・



母ラドラータは現役時代にマイル3勝。

祖母レディブロンドは1200mで5勝と、

短距離系の牝系と言う事で、やや不安も・・・




中山適性とラップ適性


過去に中山で3勝しており、

適性の高さは疑う余地はございませぬ。



また、スローペースながら、レースの上り3Fが

35秒台だったG2オールカマーも快勝しており、

2歳G2ホープフルは、ミドルペースでの展開で、

上り3Fが36秒台と非常に上りの掛かるレースを

上り最速で快勝と、ラップ適性的にも死角は無し。



人気ではございますが軸馬には

この馬が最適なのかもしれませぬなぁ。。。




2番人気予想 キセキ 4歳 中竹厩舎


前走ジャパンカップでは、アーモンドアイには

完敗でございましたが、この馬自身も過去の

レコードタイムを塗り替える好時計で2着を確保と、

本当に安定感が出て参りました。



当レースは逃げ馬には厳しいレース。

とはいえ、このレベルの馬になれば話は別で、

脚質がどうのという事は杞憂でございましょう。



やはり大きな不安は

「前走の反動」

でございましょうか。



秋3戦目、G1連戦での超高速馬場。

そんな堅い馬場で、これだけ目一杯のレースをすると、

普通は「しばらくは寝込む」ほどの強い反動が出ても

なんら不思議ではございませぬ。



秋4戦目。G1レース3連戦目。長距離輸送。



レース結果よりも、

「どうか無事に」と祈ってしまいますなぁ・・・



血統

父   ルーラーシップ(欧州キンマン系)

母父  ディープインパクト(ディープ系)

父母父 トニービン(欧州グレイソヴリン系)

母母父 欧州ヘロド系



路盤改修工事後の当コースにおける

ルーラーシップ産駒の成績は・・・

【1・1・0・2】

サンプル数が少なく、判断に困りますが、

着外の「2」のうち、ひとつはキセキ自身のもの。



ただ、これは香港遠征明けの初戦で、

全くの参考外でよろしかろうと存じます。



ルーラーシップ産駒

中山芝2000~2500mの実績

【11・10・7・49】

勝率14.3% 複勝率36.4%


これは、悪くないどころか、

素晴らしい成績でございますな。



母の産駒については、キセキが出世頭。



祖母の産駒には、ダイワエルシエーロ(オークス馬)や、

グレーターロンドン等がいる優秀な牝系でございますな。



ただ、中山重賞に良績の有る馬が出ておらぬ点は

若干気がかりな部分でございましょうか。




中山実績とラップ適性


中山には実績がございませぬ。



泥んこ馬場だった菊花賞のレースの上り3Fタイムは40秒。

まずスタミナには何の不安もございませぬ。



が、その菊花賞を例外と致しますれば、

この馬の好走パターンは、レースの上り時計が

34秒台というラップパターン。



レースの上り3Fが36秒台となった、

以下のレースでは敗戦を喫しておりまする。


・阪神2200m OP特別 すみれS 3着

・中山2500m G2日経賞     9着

・阪神2200m G1宝塚記念    8着


この2つのコースの特徴は

「上り時計が掛かりやすいコース」

と言う事でございますな。



臨戦過程・ラップ適性を考えますれば、

今回は厳しい戦いを強いられそうでございます。




3番人気予想 シュヴァルグラン 6歳 友道厩舎



前走のジャパンカップは、時計が速すぎた。

と言う事に尽きるでしょうなぁ。



昨年の当レース3着は、直線で不利を受けて減速。



中山の短い直線での不利は致命的。

しかも坂の上りはじめでの不利・・・

まさに痛恨の一撃にございましたなぁ。



ボウマン殿もリベンジを胸に、

このレースでシュヴァルグランにまたがる。

そのためだけに来日するという熱のこもりよう。



しかし・・・

キタサンブラックが引退して以来、

何か今ひとつ本気で走ってないような・・・



ライバルの引退など、馬にはわかる筈もなく・・・



もし馬が話せるなら・・・

K 「シュヴァルさん、今回はどんな感じですか?」

S 「あの黒いでっかい奴来るん?」

K 「いや、もう引退しはったんで・・・」

S 「まじか!?・・・」

  「あいつ俺にビビッてやめたんや?」

K 「・・・」

S 「なんか、あいつ居らんかったら燃えへんわ~」



あほな話は置いといて・・・



ライバルを見失った喪失感は

きっと馬にもあるのではなかろうか?と。



ハーツクライの遅咲き産駒の6歳と言えば、

まだまだ伸び盛りでも不思議ではなく、

最近の彼にはそんな雰囲気を感じておりまする。



さてそれでは、分析に参りましょう。



血統

父   ハーツクライ(Tサンデー系)

母父  マキャベリアン(欧州ミスプロ系)

父母父 トニービン(欧州グレイソヴリン系)

母母父 ヌレイエフ(欧州ヌレイエフ系)



昨年は不利が無ければ、キタサンブラックとの

勝ち負けに持ち込めていたような脚色でございました。

ボウマン殿がリベンジに燃えるのも良く分かりますなぁ。



ゆえに、血統分析はあまり意味がございませねば、

ここでは思い切って割愛させて頂きまする(*_ _)





中山適性とラップ適性


中山適性は、実績的には有りでございますが、

実のところ、この馬にはいささか窮屈なコース。

というイメージがございますな。



あまり器用なタイプではなく、

東京や京都のような広く直線の長いところが

本領ではございますまいか。



距離的には、3000mがベストの印象で、

小回りコースでは、2500mだと少々短そうな

印象をもって見ておりまする。



ラップ的には、上り時計の掛かるレース派という印象で、

OPクラスでは、この馬自身が「上り3Fタイム33秒台」

をマークしたのはG2アルゼンチン共和国杯の1度きり。



コースの形状に適性は低いものの、

ラップ的なレース適性は非常に高い。

と言うのが拙者の見解にござります。



馬券からは外せますまい。




4番人気予想 モズカッチャン 4歳牝 鮫島厩舎



前走のエリザベス女王杯は、

休み明けの分、最後は止まりましたな。



2走前の札幌記念では、なかなか前があかず、

最後の100mだけで一線級の牡馬相手に

タイム差なしまで詰め寄る3着。



牡馬相手のG1はこれが初めてでございますが、

G2では引けを取らなぬレースぶりで、ここも

展開や位置取りひとつで圏内もアリでございましょう。



血統

父   ハービンジャー(欧州ダンチヒ系)

母父  キングカメハメハ(欧州キンマン系)

父母父 ベーリング(欧州ネイティヴダンサー系)

母母父 ストームブート(米国ストームキャット系)



父ハービンジャーの当コース産駒成績は

2014年の路盤改修工事以降

【2・0・1・9】

勝率16.7% 複勝率25%



距離延長ローテでの出走では

複勝率が29%にアップしておりますな。



元来が延長ローテが得意な種牡馬。

そこに母父キングカメハメハであれば、

血統的な適性は◎とはいかずとも▲

と言ったところでございましょうか。



ただ、サンデー系を持たないのが不安材料。




中山適性とラップ適性


中山に関しては、500万クラスで

1800mを勝っておりますな。

「中山の非根幹距離で勝った」

とも言えますが、ちょっと参考外かも知れませぬ。



ラップ的な適性幅は非常に広く、スローから

ハイペースまで、苦手なパターンの少ないタイプ

でございまする。が・・・



ハイペースではポジションを取りに行けず、

後方から競馬になるようでございますな。



とは申しましても、

このレースでは、ハイペースは考えづらく、

普通にゲートを出れば、中団よりも前から

競馬できるのではななかろうかと存じまする。



主戦のミルコ殿は、12月に入りG1を2勝。

ようやく本来の姿に戻りつつありますれば、

ここも「見せ場以上」に期待したいと思いまする。




5番人気予想 ブラストワンピース 3歳 大竹厩舎



ダービーでは福永殿にブロックされて

進路確保に時間がかかり、不本意な結果(5着)



菊花賞は内枠が仇になり、外に出せずに

追い出しが遅れた上に、スローペースの

上り勝負の展開で、これまた不本意な結果(4着)



何かひとつ歯車がかみ合えば、

クラシックホースになっていても

全然不思議ではない馬だと認識いたしとります。



ゲートの出が良くないタイプではございますが、

毎日杯を勝った時のような「前付け」が出来れば

ここで上位争いを演じても不思議ではない。

という夢を持って見ておる1頭でございまする。



血統

父   ハービンジャー(欧州ダンチヒ系)

母父  キングカメハメハ(欧州キンマン系)

父母父 ベーリング(欧州ネイティヴダンサー系)

母母父 フジキセキ(Pサンデー系)



配合としては、モズカッチャンと同系の配合。

ではございますが、こちらは祖母にフジキセキ産駒の

短距離馬ツルマルグラマーを持っておりますな。



母も短距離馬でございましたので、

この馬の場合、ハービンジャー産駒ではありましても

距離延長よりは、距離短縮でパフォーマンスを上げ、

毎日杯でギベオンを子ども扱いする圧勝でございました。



2014年以降の当レースにおきまして、

ひとつの好走血統とも言えます欧州ダンチヒ系産駒で、

急坂を苦にすることなく、ここでパフォーマンスを

上げてくる可能性は低くないのではと存じまする。




中山適性とラップ適性


中山は初出走になりまする。



小回りの競馬も初めてでございますので、

適性については分かりませぬが・・・



走るフォームは飛びが大きく、

広いコース向きであるやも知れませぬな。



ラップ適性につきましても、

ゆりかもめ賞のミドルペース以外は、

全てスローペースの上り勝負でございますれば、

こちらも分かりかねまする・・・(*_ _)



内枠に入り、ゲートをスッと出ましたれば、

ここでも通用する能力は持ち合わせておりましょう。



中山芝2500mコース攻略ガイド

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 やすの競馬総合病院 2018年12月11日(火) 20:19
朝日杯FSの過去4年の1着馬の傾向の巻
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☆朝日杯FSの過去4年の1着馬4頭の傾向☆
阪神開催になってからの過去4年の傾向です。

過去4年の1着馬
2017年:1着ダノンプレミアム(良)
2016年:1着サトノアレス(良)
2015年:1着リオンディーズ(良)
2014年:1着ダノンプラチナ(稍重)
4頭全てが1600m~2000mで初勝利してるんで、マイル~中距離こなせる馬がよさそう。

過去4年の1着馬4頭の前走と着順
2017年:サウジアラビアRC 1着(稍重)
2016年:ベゴニア賞 1着(良)
2015年:新馬戦 1着(良)
2014年:ベゴニア賞 1着(良)
前走で重賞勝ってる馬もいるんですが、新馬戦(京都2000m)、500万下のベゴニア賞(東京1600m)と新馬戦や500万下のレースに出てた馬も3頭いるんで重賞での実績は全然必要なさそう。
4頭ともに前走で1600m以上のレースを勝ってるんで、レースの格よりも1600m以上の距離で1着だったかどうかが重要なのかも。

過去4年の勝ち時計
2017年:1.33.3(良)
2016年:1.35.4(良)
2015年:1.34.4(良)
2014年:1.35.9(稍重)
良馬場の場合は、1分34秒台前半ぐらいの時計に対応できる方がいいのかな。

過去4年のレースの上がり3F
2017年:34.0(良)
2016年:34.8(良)
2015年:34.4(良)
2014年:36.1(稍重)
良馬場の場合は、レースの上がり3Fも速めなんで瞬発力勝負に対応できた方がよさそう。

過去4年の1着馬4頭の道中の位置取り
2017年:(3→4)(16頭立て・良)
2016年:(13→12)(18頭立て・良)
2015年:(15→15)(16頭立て・良)
2014年:(14→12)(18頭立て・稍重)
楽な流れになりやすい割には、後方から競馬する追い込み馬がよく勝ってますね。

過去4年の1着馬4頭の上がり3F
2017年:33.6(良・メンバー中1位)
2016年:34.1(良・メンバー中2位)
2015年:33.3(良・メンバー中1位)
2014年:35.4(良・メンバー中1位)
4年全てで、メンバー中1位か2位の上がり3Fを出した馬が勝ってますね。

過去4年の1着馬4頭の血統
2017年:父ディープインパクト(良)
2016年:父ディープインパクト(良)
2015年:父キングカメハメハ(良)
2014年:父ディープインパクト(稍重)
4年のうち3年で、ディープインパクト産駒が勝ってるんで素直にディープインパクト産駒を評価しておけばいいのかな。
ディープインパクト産駒以外では、キングカメハメハ産駒が勝ってるんで、芝のGI馬を頻繁に出してる今の日本の主流血統の産駒がよさそう。

過去4年の1着馬4頭の性別
牝馬:0頭
牡馬:4頭
牝馬は出走自体が少ないのもあるし、馬券圏内にきたのも0頭なんで、牡馬がよさそう。

過去4年の1着馬4頭の枠順
2017年:1枠(良)
2016年:8枠(良)
2015年:8枠(良)
2014年:1枠(稍重)
1枠の馬が2勝してますが、8枠の馬も2勝してるんで枠順はあまり関係ないのかな?

過去4年の1着馬4頭の単勝人気
2017年:1番人気(良)
2016年:6番人気(良)
2015年:2番人気(良)
2014年:1番人気(稍重)
基本的には1・2番人気馬を信用した方がよさそう。

朝日杯FSの過去4年の1着馬4頭の傾向のまとめ
実績:4頭全てが初勝利は1600m~2000m。
前走:ベゴニア賞が2頭。サウジアラビアRC・新馬戦が1頭。(4頭全てが前走1600m以上の距離で1着)
時計:1分34秒台前半ぐらいの決着に対応できる方がよさそう。
脚質:後方から競馬した追い込み馬が3勝。
末脚:上がり3Fメンバー中1位の馬が3頭、2位の馬が1頭。
血統:ディープインパクト産駒が3頭。キングカメハメハ産駒が1頭。
性別:牡馬が4頭。牝馬が0頭。
枠順:1・8枠が2頭ずつ。
人気:1番人気馬が2頭。2・6番人気馬が1頭ずつ。
こんなところかな。

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☆おまけ☆
来年に公開される聖闘士星矢の新シリーズで瞬の性別が女性に変更されるそうですね~。

絶対に認めん!ファンの人がけっこういそうですが、今後どうなっていくんでしょうか。

ぼくも子供の頃に聖闘士星矢を見てた世代なので瞬の性別が女性に変更されると聞いて衝撃ですけど、

数ヶ月前に、週刊少年ジャンプの裏表紙の広告で、
サイレンススズカが女性のアニメキャラにされてて武豊と2ショットで写ってる広告を見た時の衝撃の方が数倍大きかったです。

馬が人間になって性別も変わってて、もう原型なんてあったもんじゃなかったですからね(笑)

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