2023年11月12日(日) 15:00
伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月12日号】特選重賞データ分析編(384)~2023年マイルチャンピオンシップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!
<次週の特選重賞>
G1 マイルチャンピオンシップ 2023年11月19日(日) 京都芝1600m外
<ピックアップデータ>
【生産者別成績(2015年以降)】
○Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム [7-7-8-56](3着内率28.2%)
×Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム以外 [1-1-0-59](3着内率3.3%)
近年はいわゆる“社台グループ”の馬が優勢。生産者がNorthern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファームでなかった馬はほとんど上位に食い込めていません。今年もこの条件に引っ掛かっている馬は思い切って評価を下げるべきでしょう。
主な「○」該当馬→ジャスティンカフェ・セリフォス・ダノンザキッド
主な「×」該当馬→エルトンバローズ・ソウルラッシュ・バスラットレオン
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「前走の着順が5着以内」だった馬は2015年以降[8-8-8-63](3着内率27.6%)
主な該当馬→エルトンバローズ・セリフォス・ソウルラッシュ
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【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月01日号】特選重賞データ分析編(378)~2023年毎日王冠
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
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<次週の特選重賞>
G2 毎日王冠 2023年10月08日(日) 東京芝1800m
<ピックアップデータ>
【出走数別成績(2019年以降)】
○14戦以内 [4-2-4-11](3着内率47.6%)
×15戦以上 [0-2-0-21](3着内率8.7%)
キャリアが浅い馬に注目したい一戦。ただし、出走数が15戦以上、かつ前走のコースが東京、かつ前走の着順が2着以内だった馬は2019年以降[0-2-0-0](3着内率100.0%)でした。ジャスティンカフェらのように、夏場のレースを使わずこの東京開催に照準を合わせてきた実績馬であれば、キャリア15戦以上であっても不安視する必要はありません。
主な「○」該当馬→アドマイヤハダル・エエヤン・エルトンバローズ
主な「×」該当馬→ウインカーネリアン・ジャスティンカフェ・ノースザワールド
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「“東京の、3勝クラス以上のレース”において1着となった経験がある」馬は2019年以降[4-4-4-10](3着内率54.5%)
主な該当馬→ウインカーネリアン・ジャスティンカフェ
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【TAROの競馬研究室】昨年から一転してノーザンファーム2歳勢がロケットスタート/七夕賞展望
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先週の東西重賞はともに内枠有利の流れ。CBC賞は逃げたジャスパークローネが勝利、ラジオNIKKEI賞は道中好位のインを追走したエルトンバローズが抜け出した。
最終的な本命はCBC賞が◎サンキューユウガ、ラジオNIKKEI賞は◎コレペティトール。サンキューユウガは最高の立ち回りで2着を確保したが、今回に関しては馬場状態や枠順などすべての条件が向いたことは覚えておきたい。次走以降、今回以上の競馬をするのはなかなか難しいかもしれない。一方のコレペティトールはスタートで少し立ち遅れたことが響いた。もっとも、こちらも内枠を上手く生かせてはいたので、今回以上となると少々厳しいかもしれない。
負けた組の中ではやはりラジオNIKKEI賞で3着だったレーベンスティールのラストの脚が目についた。もともと小回り向きのタイプではないので流れに乗れず差し遅れたのは仕方ないところ。騎乗についてはいろいろ言われそうな内容ではあったが、そもそも上手く乗ることが難しいシチュエーションでもあった。福島芝1800mの開幕週はストレートに能力が発揮される舞台ではない。
~ノーザンファーム産の2歳勢がロケットスタート
さて、少しだけ2歳戦の話題を。先月から始まった2歳戦線もはや1ヶ月あまりが過ぎたが、最初の開催ではノーザンファーム勢が大活躍。やや低調だった昨年から一転、素晴らしいスタートを切った。
最初の開催で2歳戦は合計29レース行われたが、そのうち13レースでノーザンファーム生産馬が勝利。複勝率も60%を超えており、近年の中でも屈指の好スタートといっていい。参考までに昨年の最初の開催との比較を見てみたい。
・2歳戦最初の開催におけるノーザンF勢の成績
2022年 (8-7-5-26)複勝率 43.5% 複勝回収値 66円
2023年 (13-6-8-17)複勝率 61.4% 複勝回収値 127円
ご覧の通り、明らかに今年の方が良い。近年の中では2018年の2歳世代はノーザンファーム勢が絶好調で、サートゥルナーリア、グランアレグリア、アドマイヤマーズ、ダノンファンタジー、ケイデンスコールなど、最初の開催にデビューした組がその後大活躍。
今年も素質を感じさせる馬が多く勝ち上がっており、特にボンドガール、アマンテビアンコ、ダノンエアズロックあたりは先々も大いに期待できそうだ。世代によってかなり明確に好不調が分かれる傾向があるので、今年の2歳勢は好調…かもしれない、くらいはアタマに入れておくと今後2歳戦の馬券を買う上でもヒントになるかもしれない。
それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。
【次走狙い馬】イルクオーレ 7/1(土)函館11R 4番人気4着
トップスタートから2番手追走も、大外枠で位置を収められなかった。それでも直線はしぶとく粘って見せ場を作っており、現級でも上位の能力は見せた。順調なら次走は札幌前半開催に使えそう。逃げでも番手でも安定した立ち回りが可能なので、あとは馬場や展開、枠次第で圏内好走が叶うだろう。
~今週末の注目馬~
今週は七夕賞から。
・レッドランメルト(田辺裕信騎手)
注目はレッドランメルト&田辺裕信騎手。
もともと3連勝で重賞に挑戦し、小倉大賞典では1番人気の支持を集めた実力馬。直近3戦は戦績だけ見れば重賞の壁に阻まれたように見えるが、枠や馬場が向かなかった面も大きかった。田辺騎手との初コンビでリラックスして運べれば一発が怖い。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。 |
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【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年06月25日号】特選重賞データ分析編(364)~2023年ラジオNIKKEI賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
⇒https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321
<次週の特選重賞>
G3 ラジオNIKKEI賞 2023年07月02日(日) 福島芝1800m
<ピックアップデータ>
【前走のレースが青葉賞・皐月賞・プリンシパルステークス以外だった馬の、前走との間隔別成績(2019年以降)】
○中7週以内 [3-2-1-21](3着内率22.2%)
×中8週以上 [0-0-1-13](3着内率7.1%)
前走のレースが青葉賞・皐月賞・プリンシパルステークスだった馬は2019年以降[1-2-2-11](3着内率31.3%)。日本ダービーのトライアル競走から直行してきた馬は、2018年以前を含めても堅実でした。一方、青葉賞・皐月賞・プリンシパルステークス以外のレースを経由してきたにもかかわらず3着以内となった馬の大半は、前走との間隔が中7週以内。休養明けの馬は扱いに注意するべきでしょう。
主な「○」該当馬→エルトンバローズ・オメガリッチマン・バルサムノート
主な「×」該当馬→アグラシアド・シーウィザード
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「前走の距離が1800m超」だった馬は2019年以降[3-4-3-22](3着内率31.3%)
主な該当馬→オメガリッチマン・グラニット
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