ミッキーアイル(競走馬)

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ミッキーアイル
ミッキーアイル
写真一覧
抹消  鹿毛 2011年3月12日生
調教師音無秀孝(栗東)
馬主野田 みづき
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績20戦[8-4-1-7]
総賞金52,948万円
収得賞金17,525万円
英字表記Mikki Isle
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
スターアイル
血統 ][ 産駒 ]
Rock of Gibraltar
Isle de France
兄弟 タイセイスターリースターリーステージ
市場価格7,980万円(2012セレクトセール)
前走 2016/12/24 阪神カップ G2
次走予定

ミッキーアイルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/12/24 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 16482.116** 牡5 57.0 浜中俊音無秀孝 488
(+4)
1.22.2 0.335.7シュウジ
16/11/20 京都 11 マイルCS G1 芝1600 188165.931** 牡5 57.0 浜中俊音無秀孝 484
(-2)
1.33.1 -0.035.6イスラボニータ
16/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 168158.222** 牡5 57.0 松山弘平音無秀孝 486
(-4)
1.07.6 0.034.2レッドファルクス
16/03/27 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18363.922** 牡5 57.0 松山弘平音無秀孝 490
(+2)
1.06.8 0.133.8ビッグアーサー
16/02/28 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 187133.811** 牡5 57.0 松山弘平音無秀孝 488
(+8)
1.19.9 -0.134.7オメガヴェンデッタ
15/12/13 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 13--------7** 牡4 57.0 浜中俊音無秀孝 480
(--)
1.09.6 0.9----ペニアフォビア
15/10/04 中山 11 スプリンター G1 芝1200 167136.544** 牡4 57.0 浜中俊音無秀孝 478
(-2)
1.08.3 0.233.8ストレイトガール
15/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 17358.1415** 牡4 58.0 浜中俊音無秀孝 480
(-6)
1.33.0 1.035.1⑤⑦モーリス
15/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 188165.233** 牡4 57.0 浜中俊音無秀孝 486
(+4)
1.08.6 0.134.2④④エアロヴェロシティ
15/03/01 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 16357.942** 牡4 58.0 浜中俊音無秀孝 482
(+4)
1.23.8 0.036.5ダイワマッジョーレ
14/12/27 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 18363.717** 牡3 56.0 浜中俊音無秀孝 478
(0)
1.21.1 0.435.5リアルインパクト
14/11/23 京都 11 マイルCS G1 芝1600 178154.4113** 牡3 56.0 浜中俊音無秀孝 478
(+4)
1.32.8 1.336.1ダノンシャーク
14/11/01 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 137112.511** 牡3 57.0 浜中俊音無秀孝 474
(+2)
1.20.3 -0.133.9サンライズメジャー
14/06/08 東京 11 安田記念 G1 芝1600 17487.4216** 牡3 54.0 浜中俊音無秀孝 472
(-6)
1.38.8 2.039.7ジャスタウェイ
14/05/11 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 185101.911** 牡3 57.0 浜中俊音無秀孝 478
(+8)
1.33.2 -0.034.8タガノブルグ
14/03/01 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 108101.411** 牡3 57.0 浜中俊音無秀孝 470
(-6)
1.34.0 -0.635.2タガノグランパ
14/01/12 京都 11 シンザン記念 G3 芝1600 138121.611** 牡3 56.0 浜中俊音無秀孝 476
(-2)
1.33.8 -0.134.1ウインフルブルーム
13/12/14 中山 9 ひいらぎ賞 500万下 芝1600 15221.311** 牡2 55.0 R.ムーア音無秀孝 478
(+2)
1.34.2 -0.634.7ピークトラム
13/11/02 京都 2 2歳未勝利 芝1600 14331.211** 牡2 55.0 浜中俊音無秀孝 476
(-2)
1.32.3 -0.834.6エアカミュゼ
13/09/07 阪神 5 2歳新馬 芝1600 138123.522** 牡2 54.0 浜中俊音無秀孝 478
(--)
1.37.6 0.134.7アトム

ミッキーアイルの関連ニュース

2019年ダノンファンタジー(父ディープインパクト)、2020年マルターズディオサ(父キズナ)、2021年メイケイエール(父ミッキーアイル)と2019~21年はディープインパクトの直系が3連覇を果たした。その後も、2022年は13番人気のピンハイ(父ミッキーアイル)が2着に激走し、2023年は7番人気のモズメイメイ(父リアルインパクト)が勝利をつかんでいる。同系統の初出走となった2011年以降、2017年と2024年を除けば少なからず1頭以上が3着以内に好走していることは念頭に置くべきだろう。

ほか、2021年は父系と母系の両方でDanzigの血脈を持つメイケイエールとエリザベスタワーの2頭が同着勝利。2022年1着ナミュール、2023年1着モズメイメイも然り、近年はデインヒルを筆頭にDanzigの重要度が増している印象を受ける。

ノクナレアは、父ミッキーアイル×母ララア(母の父Tapit)。これまでに出走した同産駒は、21年5着シャーレイポピー、21年1着メイケイエール、22年2着ピンハイと全頭が掲示板内に入線し、出走機会では連続連対が続いている。父はディープインパクト直仔かつ母の父がDanzig直系のロックオブジブラルタルとなるため、血統傾向からも動向を注視したい種牡馬といえるだろう。本馬は半姉2頭が重賞勝ち馬とポテンシャルも申し分ない。

ビップデイジーは、父サトノダイヤモンド×母ローズベリル(母の父キングカメハメハ)。同産駒は初出走となるものの、前述したミッキーアイルの種牡馬実績を鑑みれば、「父ディープインパクト×母の父Danzig系」という父の血統構成には惹かれるものがある。また、本馬は母系でもDanzigの血を引くため、父系と母系の双方で同血脈を持つ配合も興味深い。近親に重賞勝ち馬がズラリと並ぶ一族であり、阪神JFで2着の実績も本物だろう。


【血統予想からの注目馬】
ノクナレア ⑨ビップデイジー


【フェブラリーSの注目点】史上3頭目の連覇目指すペプチドナイル GⅠ昇格以降初の7歳以上馬のVなるか 2025年2月18日(火) 18:45

★昨年は3連単払戻金150万円超の波乱 今年は地方馬3頭含む23頭が登録

2月23日の東京では、今年最初のJRA・GⅠ、フェブラリーSが実施される。今年のフェブラリーSには、連覇を狙うペプチドナイル(牡7歳、栗東・武英智厩舎)に加え、アンモシエラ(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)、タガノビューティー(牡8歳、栗東・西園正都厩舎)、デルマソトガケ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)、メイショウハリオ(牡8歳、栗東・岡田稲男厩舎)のGⅠ級勝ち馬のほか、芝のGⅠ勝ち馬ドゥラエレーデ(牡5歳、栗東・池添学厩舎)、地方競馬所属馬3頭を含む23頭が登録した。昨年のフェブラリーSでは、1番人気オメガギネスが14着に敗れ、11番人気ペプチドナイルが勝つ波乱の決着となり、3連単払戻金はレース史上最高の153万500円となったが、今年はどのような結果になるだろうか。

★史上3頭目の連覇に挑戦 1年ぶりの勝利を目指すペプチドナイル

ペプチドナイル(牡7歳、栗東・武英智厩舎)が、2014・15年のコパノリッキー、2021・22年のカフェファラオに続く史上3頭目の連覇を目指す。ペプチドナイルは、GⅠ初挑戦となった昨年のフェブラリーSでは、好位追走から直線半ばで抜け出してビッグタイトルを手にした。その後未勝利ながらも、かしわ記念3着、南部杯2着、チャンピオンズC5着とGⅠ級で堅実な走りを見せているが、1年ぶりの勝利を挙げることができるだろうか。同馬には昨年に続き藤岡佑介騎手が騎乗する予定となっている。

チャンピオンズC15着からの巻き返しなるか 昨年の2着馬ガイアフォース

昨年の2着馬ガイアフォース(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、前走のチャンピオンズCで16頭立ての15着に敗れており、昨年好走したレースで巻き返しを狙う。チャンピオンズCが中京で実施されるようになった2014年以降、同レースで二桁着順に終わった馬がフェブラリーSで好走するケースはたびたび見られ、2015年は前年のチャンピオンズCで二桁着順に敗れた馬が1~3着を占めているが、ガイアフォースは大敗から巻き返してGⅠ初制覇を遂げることができるだろうか。なお、同馬に騎乗予定の長岡禎仁騎手にもGⅠ初制覇がかかる。

日本テレビ盃ウシュバテソーロを撃破 ウィリアムバローズは岩田望来騎手との新コンビで参戦

ウィリアムバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎)は、昨年秋の日本テレビ盃で2023年のドバイワールドC覇者ウシュバテソーロを破って逃げ切り勝ちを収めた。今年はプロキオンSを逃げ切ったサンデーファンデー(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)、昨年の平安Sを逃げ切ったミトノオー(牡5歳、美浦,牧光二厩舎)も出走を予定しており、レース序盤の先行争いに注目が集まるが、ウィリアムバローズはどのような戦法で挑むだろうか。なお、同馬には初コンビとなる岩田望来騎手が騎乗予定。

ちなみに、ウィリアムバローズの父ミッキーアイルは2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSミトノオーの父ロゴタイプは2016年の安田記念を逃げ切っており、逃げ切り勝ちでJRA・GⅠを制した馬の産駒。ミッキーアイル産駒、ロゴタイプ産駒にはどちらもJRA・GⅠ初制覇がかかるが、ウィリアムバローズミトノオーは父に初のビッグタイトルを贈ることができるだろうか。なお、ミトノオーには2016年の安田記念ロゴタイプに騎乗した田辺裕信騎手が騎乗予定となっている。

★GⅠ昇格以降初の7歳以上馬のVなるか 今年はGⅠ級勝ち馬3頭を含む5頭が登録

連覇を狙うペプチドナイル(牡7歳、栗東・武英智厩舎)、昨年の4着馬で、2走前のJBCスプリントでGⅠ級初制覇を遂げたタガノビューティー(牡8歳、栗東・西園正都厩舎)、GⅠ級3勝馬で、JBCクラシック2着以来の出走となるメイショウハリオ(牡8歳、栗東・岡田稲男厩舎)と3頭のGⅠ級勝ち馬の他、ウィリアムバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎)、地方・高知所属のヘリオス(セン9歳、工藤真司厩舎)と計5頭の7歳以上馬が登録している。フェブラリーSがGⅠに昇格した1997年以降、7歳以上馬の勝利はないが、初勝利を挙げることができるだろうか。

★GⅠ昇格以降初Vを目指す牝馬は2頭が出走予定 アンモシエラ&アーテルアストレア

フェブラリーSがGⅠに昇格した1997年以降、牝馬の優勝は一度もなく、2000年のゴールドティアラの2着が最高成績となっている。今年のフェブラリーSには、アンモシエラ(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)、アーテルアストレア(牝6歳、栗東・橋口慎介厩舎)の2頭の牝馬が出走予定だが、GⅠ昇格以降初勝利を挙げることができるだろうか。アンモシエラには吉田豊騎手、アーテルアストレアには横山典弘騎手が騎乗する予定。なお、横山典弘騎手はフェブラリーS当日の2月23日に57歳の誕生日を迎える。

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【小倉5R・3歳新馬】ミッキーアイル産駒のムイが、ゴール前4頭による攻防をクビ差制す 2025年1月26日() 12:28

26日の小倉5R・3歳新馬(芝1200m)は、今村聖奈騎手騎乗の4番人気ムイが勝利。
手応えよく進出し4番手あたりで迎えた直線で、最後は粘り込みを図ったクロスレジーナらとの4頭横一線の攻防に持ち込まれるなかから僅かに抜け出し、初陣を飾った。

勝ちタイムは1分09秒0(良)。
2着に2番人気クロスレジーナ、3着は7番人気タマカヅラ
1番人気のデボラは4着に終わった。

勝ったムイは、父ミッキーアイル、母スウィートラヴァー、母父ルーラーシップという血統の3歳牝馬。栗東・笹田和秀厩舎の管理馬で、生産者は坂東牧場。馬主は平山靖氏。

■払戻金
単勝 :15   750円(4番人気)
複勝 :15   240円(4番人気)
    5   200円(2番人気)
    18   470円(7番人気)
枠連 :3-7  1,210円(4番人気)
馬連 :5-15  1,950円(5番人気)
ワイド:5-15  810円(5番人気)
    15-18  2,900円(33番人気)
    5-18  1,740円(18番人気)
馬単 :15-5  4,940円(12番人気)
3連複:5-15-18 13,820円(38番人気)
3連単:15-5-18 65,660円(170番人気)

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【マイルCS2024】逃げ馬の作る展開から推理 実力勝負の京都マイルなら、新王者誕生に期待 2024年11月16日() 17:00

マイルCSは京都芝1600mで施行のG1。

4年ぶり京都開催だった昨年は、ナミュールの鮮やかな差し切りが決まった。ナミュ―ルは今年の安田記念でも2着を確保し、マイル界の勢力図はなかなか変わらない。

ただ、今回はジュンブロッサムブレイディヴェーグなどが加わり、楽しみなメンバー構成になった。連覇か、新王者誕生か。データは阪神施行の3年を除く、過去7回年分を使用したい。

逃げた馬の成績は[1-0-0-6]。唯一逃げ切りを決めたのは、2016年3番人気1着ミッキーアイル

ミッキーアイルは、2年前のNHKマイルCを逃げ切っていた。マイルCSでは8枠16番だったが、3コーナーまで長いため、やはりハナを狙い、それほど無理をせずに行けた。

半マイル46秒1と理想的な流れをつくり、3コーナーの丘の頂上から徐々にラップを上げる。後半4ハロンは11.4-11.7-11.6-12.3。最後は苦しくなりながら右鞭で外によれ、他馬が危ないシーンもあった。ミッキーアイルの流れは平均ラップに近い。

▼平均ラップ
12.3-10.8-11.3-12.0-11.6-11.5-11.3-11.7

京都芝1600mは2コーナーのポケットからスタートすると、3コーナーまで712m。3ハロン目までほぼ平坦、4ハロン目が上りで、そこから下って直線は平坦、ゴールまで長く脚を使う。久々の京都だった昨年はどうか。

▼2023年
12.5-10.5-11.3-12.2-11.7-11.6-11.5-11.2

序盤の直線はそれなりに速く、3コーナーの丘の上りで減速。そこからの再加速は平均ラップと同じでも、ラスト11.5-11.2だった。後方で脚を溜めていたとはいえ、ナミュールは強い。

昨年は、上記のラップで完全な差し決着だった。Cコース2日目ながら、連続開催15日目で、馬場は内が悪かったものの前の組で踏ん張る馬がいておかしくない状況で行われていた。今年は、昨年に比べておそらく馬場がいいはず。

逃げ馬を探すと、バルサムノートしか見当たらない。前走の富士Sはハナを切り、14番人気5着と頑張っていた。半マイルは46秒1で、距離延長でかかっていた。

気性的にハナがベストだろうし、2枠3番を引き、メンバー的にも行くかと思う。マイルだと器用にペースを落とせる気はせず、楽にいっても前後フラットな実力勝負をみたい。

ジュンブロッサム。3勝クラスの突破が、今回と同じ京都マイルだった。半マイル45秒6を前の組と離れた5番手、直線は外から伸び上がり33秒1。次の関屋記念は1番人気3着だったが、前残り馬場で逃げ切りの決まるスローを、4角16番手から上がり32秒5で猛追とむしろ強い内容。

前走の富士Sは、ソウルラッシュセリフォスを相手に、8枠16番から中団後方につけ、余裕をもって差し切った。この2頭に完勝したのはなかなか大きい。新王者誕生に期待して、馬券は◎の単勝。

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【スワンS2024】逃げ馬の作る展開から推理 短距離戦なのになぜか差しが決まる一戦の狙いは…… 2024年10月25日(金) 17:00


スワンSは京都芝1400mで施行される別定G2。3年前、一昨年は阪神開催で、昨年から本来の京都へ戻ってきた。

例年スプリンターズSからここへ参戦する馬、ここを始動戦にマイルCSへ向かう馬がいて、混沌とした組み合わせが多い気がする。今年も抜けた感じの馬はおらず、なかなか難しい。阪神開催を除く、過去10年のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[2-0-1-5]。馬券に絡んだ馬の内訳は、2014年1番人気1着ミッキーアイル、2016年6番人気3着エイシンスパルタン、2020年11番人気1着カツジ

前半3ハロンを見ると、ミッキーアイルは35秒1でこれなら残る。エイシンスパルタンは34秒4と緩くない。この2年に関して、2頭以外の3着以内馬4頭は、初角7番手以下と控えていた。

スワンSと言えばカツジで、単勝オッズ143.7倍で大波乱を起こした。前半3ハロン35秒5は最も遅く、初角5番手以内の決着。極端な先行決着はこの年しかない。対象期間中の脚質別成績はこうなる。

▼脚質別成績
逃げ 25.0% 25.0% 37.5%
先行  3.4%  10.3% 17.2%
中団  6,1%  16.3% 20.4%
後方  4.9%  7.3% 14.6%
※左から勝率・連対率・複勝率

こう見ると、逃げ馬健闘に映るが、逃げられるのは1頭だから母数が少ない。その点も加味すると、逃げ[2-0-1-5]・先行[1-2-2-24]・中団[3-5-2-39]・後方[2-1-3-35]と差し馬がよく来ている。

上がり1位の馬は4勝を挙げ、複勝率も87.5%と高い。1400m戦と考えれば、差しが決まりすぎという気もする。

京都芝1400mは内回りと外回りがあり、スワンSで使用するのは外回り。外回りは内回りより、最後の直線が76m長い。その分差しやすいとは言える。

また、スタートして3コーナーまで512mと長く、先行争いで速くなるこの区間に、小高い丘に向かっての上りが含まれる。前が苦しくなりやすいのと、差しが決まりやすいのは表裏一体。

▼平均ラップ(過去8回・京都)
12.2-10.9-11.5-11.4-11.4-11.3-11.8

カツジの前半3ハロンは12.6-11.2-11.7だから、無理したくない上りで比較的楽だった。

昨年逃げたのはトウシンマカオで、私はこの馬が好きだから買っていたが、まさかの押してハナで、前半3ハロンは11.9-10.8-11.4。結果9着に沈んだ。買わないと来るし、向こうは私を嫌いらしい。熱発明けで買うほうが悪いのか……。

今年の逃げ馬を見ると、セルバーグウインカーネリアンがいて、上がり馬クランフォードも前に位置を取りたいクチ。

セルバーグは前走の京成杯AHを控えて4着だった。脚質転換なのか、外枠だから無理をしなかったのかわからない。ウインカーネリアンクランフォードも控えてもよく、セルバーグも主張しないなら、カツジパターンがあるかもしれない。

とはいえ、頭数も揃っているし、それなりにポジション争いが起こると考えたい。

差しに向くなら◎スズハローム。2勝クラス突破は、今回と同じ京都外回り芝1400m。前半3ハロン34秒1の流れを控え、4角12番手から上がり最速33秒2の脚で差し切った。同じように走ってほしい。

近2走は重賞を走り、京王杯SCは緩い流れを中団から3着、CBC賞も前有利の高速馬場を中団から2着。流れが向けば重賞初制覇も見えてくる。馬券は◎の単勝。

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【スプリンターズS2024】逃げ馬の作る展開から推理 ビクターザウィナー VS ピューロマジック! ハイペースで差し狙い 2024年9月28日() 17:00


スプリンターズSは中山芝1200mで施行されるG1。

春秋スプリントG1のひとつ、道悪ご恒例の春の高松宮記念に対し、こちらは秋の中山だからスプリント色が強い。今年も順当に馬場が速く、引っ張る馬もいるため、スプリンターズSらしいレースになりそう。

近3回の国内スプリントG1は、ナムラクレアが馬券に絡み、能力上位という競馬をしている。路線の中心にいたこの馬を基準に、新顔のサトノレーヴや香港馬をどう位置付けるかもポイントだろうか。

新潟開催を除く過去10年、逃げた馬の成績は[0-2-1-6]。馬券に絡んだ馬3頭は、2016年2番人気2着ミッキーアイル、2017年7番人気3着ワンスインナムーン、2019年3番人気2着モズスーパーフレア

前半3ハロンを照らし合わせると、ミッキーアイルの年が33秒4、ワンスインナムーンの年が最も遅く33秒9。G1に出るような逃げ・先行馬にとって、流れはかなり楽だ。モズスーパーフレアの年は32秒8で力を見せている。

中山芝1200mのスタートは向こう正面の入り口付近にあり、ここがコースの最頂部、約4.5mの傾斜を一気に下るため、テンからスピードに乗りやすい。

と、考えるのが妥当なはずが、案外ペースが上がらない。対象期間中、前半3ハロン33秒台の年は6回あり、前有利・後ろ不利の展開が多い。そのためか、脚質別成績も前にふれている。

▼脚質別成績
逃げ 0.0% 22.2% 33.3%
先行 9.1% 21.2% 27.3%
中団 9.4% 15.1% 20.8%
差し 2.1%  2.1%  8.3%
※左から勝率・連対率・複勝率

上がり最速馬の複勝率30.0%、同2位38.5%と、速い脚を使った馬も苦戦している。基本前有利の傾向だが、前半3ハロン32秒台の3回に絞ると、はっきり差し優勢に傾く。

2019年 
1着 タワーオブロンドン 初角11番手
2着 モズスーパーフレア 初角1番手
3着 ダノンスマッシュ 初角7番手

2020年
1着 グランアレグリア 初角15番手
2着 ダノンスマッシュ 初角4番手
3着 アウィルアウェイ 初角16番手

2022年
1着 ジャンダルム 初角3番手
2着 ウインマーベル 初角8番手
3着 ナランフレグ 初角13番手

差しが決まり、前の組は強い馬しか残れない。先行勢ではジャンダルムだけ人気薄だったが、近2走ワケアリの大敗で、不当に人気を落としすぎていたきらいがある。

その点をふまえ、今年の逃げ馬に注目するとピューロマジックビクターザウィナーがいる。最もテンが速いと言って過言でない、日本馬と香港馬がぶつかる構図。これで速くならないと少し味気ないG1になる。

ピューロマジックは近8戦連続ハナ、2走前の北九州記念を前半3ハロン32秒3で逃げている。小倉もスタートから下りというコース。参考までに、3度北九州記念に出走したモズスーパーフレアは、すべてハナで前半3ハロンの最速は32秒4だった。

一方のビクターザウィナーは今年の高松宮記念でハナを切っている。その1ハロンこそ12秒5だったが、とにかくゲートセンスが良い。レース映像を見ると開いてすぐ、何馬身か前にいるような、異質な反応の速さがある。

そんな2頭が競り合えば、なかなか前の馬に苦しいペースになりそう。差しに回る馬を狙いたい。

ムゲン。香港から参戦する2頭のうちの1頭。逃げのビクターザウィナーに対し、こちらは追い込み脚質。展開がハマりそうなのがいい。ビクターザウィナーは、高松宮記念はゆったり行き過ぎた感じもあり、ピューロマジックが引いても飛ばしてきそうな気もする。

また、高松宮記念3着後のビクターザウィナーに2連続で先着しており、対戦比較だけ見ればなかなかおいしいオッズに映る。その比較からも通用の目はありそう。馬券は◎の単複。

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 先週末で3回東京・3回阪神・1回札幌が終了し、今週末からは1回福島・3回小倉・1回函館がスタート。現2歳世代にとっては初めてのJRA重賞となる7月17日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)を皮切りに、今後は2歳オープンのレースも少しずつ増えてきます。まだ序盤も序盤ですが、既に手応えを感じているプレイヤーもいらっしゃるでしょうし、そうでない方はそろそろ巻き返しに向けた作戦を練っておきたいところです。

 今回は、仮想オーナー枠に余裕がある皆様の参考にしていただくべく、デビュー間近と思われる未出走馬のうち、有力と思しき馬をピックアップしてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「6月30日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターで6月1日から6月30日までの期間中に坂路調教を行った未登録の2歳馬」を抽出。その中から、注目すべきファクターごとに該当馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 最初に、2021年06月05日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

ウラヤ(牡 父New Approach/母Wadi 野中賢二厩舎) ※72位
ソネットフレーズ(牝 父エピファネイア/母ボージェスト 手塚貴久厩舎) ※26位
パラレルヴィジョン(牡 父キズナ/母アールブリュット 国枝栄厩舎) ※7位
インプレス(牡 父キズナ/母ベアトリス2 佐々木晶三厩舎) ※81位
ラスール(牝 父キタサンブラック/母サマーハ 藤沢和雄厩舎) ※56位
●メトセラ(牡 父キタサンブラック/母ドナブリーニ 矢作芳人厩舎) ※41位
エリカヴィータ(牝 父キングカメハメハ/母マルシアーノ 国枝栄厩舎) ※30位
ヴァラダムドラー(牝 父ジャスタウェイ/母バラダセール 松下武士厩舎) ※47位
コリエンテス(牡 父ディープインパクト/母イスパニダ 堀宣行厩舎) ※1位
フォーグッド(牡 父ディープインパクト/母ウィキッドリーパーフェクト 国枝栄厩舎) ※31位
チェルノボーグ(牡 父ディープインパクト/母コンテスティッド 藤原英昭厩舎) ※46位
フィアレスデザイア(牡 父ディープインパクト/母ヒルダズパッション 藤沢和雄厩舎) ※37位
ダノンマイソウル(牡 父ディープインパクト/母フォエヴァーダーリング 矢作芳人厩舎) ※70位
アカデミー(牝 父ドゥラメンテ/母イサベル 吉岡辰弥厩舎) ※42位
レイフル(牝 父ドゥラメンテ/母シェルズレイ 木村哲也厩舎) ※96位
ソクラテス(牡 父ドゥラメンテ/母ブルーダイアモンド 音無秀孝厩舎) ※18位
スパイダーバローズ(牡 父ハーツクライ/母マラコスタムブラダ 中内田充正厩舎) ※13位
フィデル(牡 父ハーツクライ/母ラッキートゥビーミー 友道康夫厩舎) ※21位
ヴァンガーズハート(牡 父ハービンジャー/母ケイティーズハート 鹿戸雄一厩舎) ※57位
フォアランナー(牡 父ハービンジャー/母ジュモー 西村真幸厩舎) ※91位
サンドレス(牝 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 手塚貴久厩舎) ※54位
グランディア(牡 父ハービンジャー/母ディアデラノビア 中内田充正厩舎) ※50位
リューベック(牡 父ハービンジャー/母ライツェント 須貝尚介厩舎) ※44位
ブラックボイス(牡 父ブラックタイド/母ソングライティング 宮田敬介厩舎) ※35位
スリーパーダ(牝 父ミッキーアイル/母シンハリーズ 斉藤崇史厩舎) ※73位
アンジーニョ(牝 父ミッキーアイル/母ポルケテスエーニョ 高橋義忠厩舎) ※93位
ブレスク(牡 父ルーラーシップ/母パララサルー 国枝栄厩舎) ※43位
ライラスター(牡 父ロードカナロア/母ハープスター 木村哲也厩舎) ※79位

 2021年06月05日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で1位だったコリエンテス(イスパニダの2019)は、所属するシルクホースクラブのホームページによると、7月10日の福島05R(2歳新馬・芝1800m)を当面の目標としている模様。今後も各ワールドで活発な入札が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したディープインパクト産駒は下記の通り。

コリエンテス(牡 父ディープインパクト/母イスパニダ 堀宣行厩舎) ※1位
フォーグッド(牡 父ディープインパクト/母ウィキッドリーパーフェクト 国枝栄厩舎) ※31位
●ルヴェルディ(牡 父ディープインパクト/母エクセレンス2 木村哲也厩舎)
ロードレゼル(牡 父ディープインパクト/母エンジェルフェイス 中内田充正厩舎)
アスクオンディープ(牡 父ディープインパクト/母カラズマッチポイント 藤原英昭厩舎)
●ウィズグレイス(牝 父ディープインパクト/母カラライナ 国枝栄厩舎)
●サトノゼノビア(牝 父ディープインパクト/母クイーンカトリーン 国枝栄厩舎)
レッドランメルト(牡 父ディープインパクト/母クイーンズアドヴァイス 国枝栄厩舎)
フォーブス(牝 父ディープインパクト/母ゴーイントゥザウィンドウ 藤原英昭厩舎)
ダノンブリザード(牡 父ディープインパクト/母コンクエストハーラネイト 池江泰寿厩舎)
チェルノボーグ(牡 父ディープインパクト/母コンテスティッド 藤原英昭厩舎) ※46位
ジュエルラビシア(牝 父ディープインパクト/母サファリミス 藤沢和雄厩舎)
●グランスラムアスク(牝 父ディープインパクト/母ジェニサ 矢作芳人厩舎)
ディープグラビティ(牡 父ディープインパクト/母スターシップトラッフルズ 菊沢隆徳厩舎)
マジカルキュート(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 音無秀孝厩舎)
ティズグロリアス(牝 父ディープインパクト/母ティズトレメンダス 木村哲也厩舎)
ルージュスティリア(牝 父ディープインパクト/母ドライヴンスノー 藤原英昭厩舎)
パーソナルハイ(牝 父ディープインパクト/母パーソナルダイアリー 矢作芳人厩舎)
ジャスティンパレス(牡 父ディープインパクト/母パレスルーマー 杉山晴紀厩舎)
フィアレスデザイア(牡 父ディープインパクト/母ヒルダズパッション 藤沢和雄厩舎) ※37位
ウェストファリア(牝 父ディープインパクト/母フィオドラ 手塚貴久厩舎)
ダノンマイソウル(牡 父ディープインパクト/母フォエヴァーダーリング 矢作芳人厩舎) ※70位
レッドラディエンス(牡 父ディープインパクト/母ペルフォルマーダ 藤沢和雄厩舎)

 現2歳のディープインパクト産駒は現時点で6頭がJRAの新馬を使ったものの、勝ち上がったのは今のところコマンドライン(コンドコマンドの2019)のみ。“出遅れ”が気になっている方は多いかもしれません。さすがにそのうち巻き返してくると思いますけど、巻き返しのタイミング次第では入札の人気に影響してくる可能性もありそう。今後も動向を見守っていきたいところです。
 ちなみに、今シーズンの私は「ディープインパクト産駒を一頭も指名しない」という作戦で臨んでいます。活躍馬が出ないと見ているわけではなく、どう考えても例年より人気になりそうだからという理由で回避を選択したわけですが、果たしてどうなるでしょうか。

 比較的成績の良い厩舎に所属している馬はこちら。

ポイズンアロウ(牡 父Arrogate/母Crosswinds 藤沢和雄厩舎)
ソネットフレーズ(牝 父エピファネイア/母ボージェスト 手塚貴久厩舎) ※26位
サトノドルチェ(牡 父オルフェーヴル/母ラッドルチェンド 池江泰寿厩舎)
ラスール(牝 父キタサンブラック/母サマーハ 藤沢和雄厩舎) ※56位
リチュアル(牡 父キングカメハメハ/母メイデイローズ 藤沢和雄厩舎)
ソーブラック(牝 父キンシャサノキセキ/母ピーチブローフィズ 手塚貴久厩舎)
ウェルカムニュース(牡 父サトノアラジン/母レジェンドトレイル 池江泰寿厩舎)
ロードレゼル(牡 父ディープインパクト/母エンジェルフェイス 中内田充正厩舎)
ダノンブリザード(牡 父ディープインパクト/母コンクエストハーラネイト 池江泰寿厩舎)
ジュエルラビシア(牝 父ディープインパクト/母サファリミス 藤沢和雄厩舎)
フィアレスデザイア(牡 父ディープインパクト/母ヒルダズパッション 藤沢和雄厩舎) ※37位
ウェストファリア(牝 父ディープインパクト/母フィオドラ 手塚貴久厩舎)
レッドラディエンス(牡 父ディープインパクト/母ペルフォルマーダ 藤沢和雄厩舎)
オールユアーズ(牝 父ドゥラメンテ/母アイムユアーズ 手塚貴久厩舎)
ポルテーニャ(牝 父ドゥラメンテ/母サンタエヴィータ 西村真幸厩舎)
●マリトッツォ(牝 父ドゥラメンテ/母ポリリズム 友道康夫厩舎)
ヴァランシエンヌ(牝 父ドレフォン/母メリーウィドウ 西村真幸厩舎)
ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎)
ファイナルアンサー(牝 父ハーツクライ/母ファイナルディシジョン 手塚貴久厩舎)
スパイダーバローズ(牡 父ハーツクライ/母マラコスタムブラダ 中内田充正厩舎) ※13位
フィデル(牡 父ハーツクライ/母ラッキートゥビーミー 友道康夫厩舎) ※21位
フォアランナー(牡 父ハービンジャー/母ジュモー 西村真幸厩舎) ※91位
サンドレス(牝 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 手塚貴久厩舎) ※54位
グランディア(牡 父ハービンジャー/母ディアデラノビア 中内田充正厩舎) ※50位
ナンヨーアゼリア(牝 父ハービンジャー/母パンデリング 手塚貴久厩舎)
コンフリクト(牡 父ビッグアーサー/母カルナヴァレ 西村真幸厩舎)
ラフシー(牡 父ブラックタイド/母ティップトップ 手塚貴久厩舎)
リンクスルーファス(牝 父ヘニーヒューズ/母ランニングボブキャッツ 手塚貴久厩舎)
ロマンドブリエ(牡 父モーリス/母レーヌドブリエ 池江泰寿厩舎)
ヴィルティス(牝 父ラブリーデイ/母リアリティー 友道康夫厩舎)
アドマイヤジェイ(牡 父ロードカナロア/母ライラプス 友道康夫厩舎)

 第1回の「POG的データ分析」では、友道康夫調教師や中内田充正調教師を特に強調しました。まだまだ面白そうな馬がデビューを控えておりますので、ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2020年12月13日() 08:15 覆面ドクター・英
阪神JF・2020
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チャンピオンズCは、断然人気のクリソベリルが太くて(馬体重発表を受けて、年末に向けてお釣り残しかとも当初思ったのですが、状態が良くなかったようです)大凡走したため、1着クリソベリル、2着チュウワウィザード、3着手広くという作戦は不発の結果に。

WIN5も絞り過ぎたので3つまででしたが、2レース目ナルハヤ、3レース目アストラエンブレムは狙っていた馬たちで、チャンピオンズCのチュウワウィザードも2番手評価だっただけに...。いつも通りの額を投じていたら、獲るのが可能だった2800万馬券でした。まあこれも競馬。


<全頭診断>
ソダシ:母母がシラユキヒメの白毛馬であり、父は最近すっかり地味になってしまったクロフネで、母父キングカメハメハという、オーナーの金子さんの趣味ともいえる配合。正直、初戦を見た時はダート向きなのかと思われたが、2戦目の札幌2歳Sも勝ってしまい、アルテミスS(本命◎)も勝って3連勝とここまで負けなし。鞍上の吉田隼騎手が、(前走でも)「瞬発力勝負にしたくなかった」とコメントしているように、そこに弱点あるのかもしれないが、分かっているだけに早めのロングスパートなど対策を練ってくるのではないか。母系の白毛馬軍団は最近すごいことになっており、昔の芦毛ブームじゃないが、白毛ブームが来ている感すら漂わせる。

サトノレイナス:昨年の弥生賞馬サトノフラッグの下という良血馬で、今回当初二強みたいに言われていたりもしていたが、正直現段階ではソダシよりだいぶ力が落ちると思っている。テンハッピーローズを物差しとして、サフラン賞でサトノレイナスと0.2秒差、アルテミスSでソダシと0.4秒差。これを、それほど差がないと結論付けるのは少々乱暴で、サフラン賞でのテンハッピーローズは出遅れてのもの。よって、タイム差以上にソダシとの差は現段階ではあるとみている。サトノレイナスは初戦も2戦目も出遅れており、それで勝ち切ったのはすごいが、多頭数のG1で出遅れ癖は致命的。良血だけに上昇度はすごいのかもしれないが、(先週、カフェファラオが人気先行ということに触れたが)まだ人気先行では。

メイケイエール:母母母がシラユキヒメで、母母父がクロフネだけに1番人気ソダシにハービンジャーやミッキーアイルディープインパクト×デインヒル系)を重ねたような配合。スタミナ寄りの白毛馬血統だけに、血統的にはこの距離もプラスだろうし、種牡馬としてのミッキーアイルも思った以上にスピード能力を伝え、繁殖牝馬レベルがそう高くない中で好結果を出してきている。前走も掛かり通しでも勝ち切ったように、能力は高い。あとは、もう少し落ち着いて走れかどうかだろう。

インフィナイトブラックスピネルやモーヴサファイヤの下で、新馬勝ちの後にサウジアラビアRCで2着と好走。ただ、3馬身差の完敗だったように、モーリス産駒だけに晩成傾向で良くなるのはもう少し先なのではないだろうか。

オパールムーン:新馬勝ちの後のファンタジーSでも2着と好走。兄5勝、姉3勝と優秀な母(ブライアンズタイム、リアルシャダイ、ノーザンテースト)と、オールドファンにはたまらない血統背景でもあり、やれて良い。

ジェラルディーナモーリス×ジェンティルドンナという良血馬だが、3戦目の未勝利戦でのハナ差勝ち上がりだったように、まだまだ人気先行な感あり。妙味なし。

ヨカヨカ:九州産馬だけに弱い相手に3連勝を達成したが、前走のファンタジーSで5着とまさに馬脚を現した感じ。マイル実績もなく、消して妙味のタイプでは。

ポールネイロン:POGで指名した馬だけあり頑張って欲しい馬。操縦性に心配な面を覗かせる2連勝ではあるが、能力は高そうで、激走があってもおかしくない。

ルクシオン:前走は福島2歳Sで豪快に追い込み勝ちを見せたが、正直オープンというにはかなりレベルが低く、要らないのでは。

ユーバーレーベン:新馬勝ち後の札幌2歳Sで2着と、ゴールドシップ産駒の得意な条件で頑張った。その後、アルテミスSで4番人気9着と今ひとつで、ここでの激走は難しいのではないだろうか。

シゲルピンクルビーモーリス産駒でシゲルピンクダイヤの下だが、新馬勝ちでいきなりここというのは厳しい。

リンゴアメ:新馬、函館2歳Sと連勝したが、秋になって京王杯2歳Sで4番人気12着とがっかりな結果。そもそも、10番人気で勝ってしまった函館2歳Sは巧くいきすぎたのでは。

エイシンヒテン:デビュー3戦までは今ひとつだったが、その後の2戦は父エイシンヒカリ同様に逃げての連勝と、やはり逃げてこその馬。思ったより人気はないようだが、穴で楽しみな一頭。

サルビア:新馬勝ち直後に1勝クラスでも5馬身をつけての連勝。3戦目のファンタジーSでは10着惨敗に終わったが、2戦目が強かったようにここでも楽しみ。

アオイゴールド:1800mの新馬勝ちに見るとおり、スタミナ寄りでスピードと瞬発力を問われるここ向きではない。

ウインアグライア:新馬、コスモス賞と連勝をはたすも、アルテミスSで6着。早い時期にさっさと稼ぐタイプでは。

ナムラメーテル:新馬勝ち後の1勝クラスでは10着最下位。やめた感があり、着順ほど弱くないのだろうが、激走期待は難しいか。

フラリオナ:前走はききょうSで鋭く伸びて2着にきたが、ここにきて調教の動きがさらに良化している。穴として激走を期待したい。


<まとめ>
最有力:ソダシ

ヒモに:メイケイエールサトノレイナスオパールムーンポールネイロン

穴で:エイシンヒテンフラリオナ

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2017年11月17日(金) 10:00 km
【kmのG1データブレイカー 2nd season】~2017マイルチャンピオンシップ~
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みなさん、こんにちは。ウマニティ公認プロ予想家のkmです。
今週は、真冬のマイル王を決める『マイルチャンピオンシップ』を分析します。


■2017秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=9354


このコラムでは、決め撃ち穴馬ハンターのkmが、『過去5年で勝利馬を出していないデータから今年破られそうな項目』を「データブレイカー」と称し、ウマニティ会員の方だけに独自の見解を交えてお伝えします! 
データ競馬全盛期の今だからこそ、“逆張り”は威力を発揮します。データ派の意表を突く、過去の傾向を覆す可能性の高いポイントにズバッと斬り込んでいきますので、ぜひご活用ください。


G1データブレイカー 2nd season
マイルチャンピオンシップ


2016年マイルチャンピオンシップ
1着 ミッキーアイル
主なデータブレイク項目
→前走初角1-2番手【0.0.0.18】
→ノーザンファーム生産馬【0.1.1.19】
→サンデーサイレンス系×Danzig系【0.2.1.4】
浜中俊騎手【0.0.0.4】

昨年は、7項目中4項目に該当したミッキーアイルが見事にマイルチャンピオンシップを制覇しました。先週のエリザベス女王杯でも2項目該当のモズカッチャンが優勝しました。この勢いに乗って、今週も優勝馬を探す旅に出ましょう!


・前走スワンS【0.4.0.17】

サングレーザー
ダノンメジャー
ムーンクレスト

モーリスが去った後のマイル路線は、未だに王者不在です。似たような状態だったスプリント路線がロードカナロア引退後の混沌とした状態を引きずっているように、今年のマイルチャンピオンシップは大荒れ必至と考えていいでしょう。
それならば、1400で開眼したサングレーザーが大仕事をやってのけてくれるでしょう!

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2017年1月15日() 17:18 横井顕
【徹底攻略25】アイビスSDを勝利しよう
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全GⅠ・全重賞の制覇は、このゲームの目標のひとつです。その際、わりと難関となるのがGⅢのアイビスサマーダッシュではないでしょうか。

とくに強敵が出てくるわけではないのですが、1000mという距離が特殊なのか、レースの後半でついて行けなくなることが多いように思います。

ジャパンCや有馬記念などよりも、じつは難しいレースかもしれません。

今回はこのレースの攻略をします。





どんな能力タイプが有効か

短距離レースということで、スピードが重要なのは確かでしょう。スピードCの馬だと予想印の左端が無印になって、レースではあきらかに他馬についていけなくなりますから、最低でもB以上は必要だと思います。

逆に、スタミナはあまりないほうが良さそうです。スピードが高くてもスタミナが豊富だと、仕掛けるタイミングが遅くなるような感じがあります。

このあたりは、父の距離適性も影響しているのかもしれません。中・長距離型の種牡馬の仔と短距離型の種牡馬の仔とでは、同じスピードBでも走り方が違うように見えます。



実際に行なった配合は……

そこで、短距離型の種牡馬をつないだ配合を行なってみました。牧場にいたナカヤマフェスタ産駒の牝馬に、以下の種牡馬を順に付けて代重ねしました。

★3 ハーランズホリデー 距離適性1200~1800m
★3 アドマイヤマックス 距離適性1200~1800m
★3 ミッキーアイル   距離適性1200~1800m

★4以上ならサクラバクシンオーやスニッツェルなど、もっと短距離型の種牡馬がいますが、ここでは手軽に使える★3の種牡馬を用いています。



ハーランズホリデーの時点で生まれた仔(↓)。


最初はスピードCの馬です。



アドマイヤマックスの時点で生まれた仔(↓)。


スピードBの馬が生まれました。けっこう強い牝馬でした。この馬でアイビスサマーダッシュに挑みましたが、わずかに及ばず2着に敗れています。



そしてミッキーアイルの時点で生まれた仔(↓)。


母と能力的には同等です。この馬でアイビスサマーダッシュに再挑戦!



そしてレース制覇へ

レースでは4番人気の評価を受け、序盤から先頭をキープ。仕掛けどころでも万全のスパートを見せ、そのまま粘り切って勝ってくれました。

能力的には十分そうに見えますが、なかなかしんどい勝利でした。





なお、アイビスサマーダッシュでは、本賞金が3000万円を超えると2000万円ごとに斤量が1kg増えます。あまり活躍していないうちに出走したほうが有利です。

またこの馬のように、4歳夏を迎えて本賞金が半分に減ったところで出るのも有効です。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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2016年12月24日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第235回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~阪神カップ
閲覧 1,428ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさんこんにちは!

本日は阪神11R「阪神カップG2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、ミッキーアイル1頭。
第2グループ(黄)は、イスラボニータエイシンスパルタンロサギガンティアの3頭。
第3グループ(薄黄)は、フィエロダンスディレクターとなっていて、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表をご覧いただくと上位間では総合ポイント首位のミッキーアイルイスラボニータ間に1.4の小さい溝があるぐらいで全体を通して大きな差は生まれていません。かなりの混戦レースと言ってよさそうです。

私の本命は◎ミッキーアイルとしたいと思います。ベストは1200~1400mながら前走マイルG1を制したようにとにかく今は馬が充実しています。ベスト距離に出走してくるここは逆らえないというのが正直なところです。他に先行する馬もシュウジエイシンスパルタンくらいですし、展開も向きそうです。

対抗には○ロサギガンティア、ここ3戦は距離不適でベストの1400m戻り、これは素直に買いたいです。サンカルロリアルインパクトなどリピーターが目立つレース、求められる適性ももちろん兼ね備えています。以下、▲グランシルク、△サンライズメジャーエイシンスパルタンと印を打ちます。

【3連複フォーメーション】
8

1,3,4,16

1,3,4,5,6,11,12,15,16

計21点

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2016年12月23日(金) 17:57 横井顕
【徹底攻略14】見事な配合の実践~ナカヤマフェスタで2代配合
閲覧 29,122ビュー コメント 0 ナイス 2



今回は「見事な配合」を試してみます。

以前に完璧な配合を紹介しましたが、見事な配合と完璧な配合は根っこの部分は同じです。見事な配合を成立させたとき、種牡馬によって完璧な配合になるものと見事な配合にだけなるものとに自動的に分かれます。

たとえばステイゴールドで見事な配合を作ると、必ず完璧な配合になります。一方、キングカメハメハで見事な配合を作ると、どうやっても完璧な配合にはなりません。種牡馬によってどちらになるか、あらかじめ決まっているわけです。

見事な配合でも十分に行けるようであれば、配合の幅が広がりますね。



ということで、試したのは以下の配合です。

ナカヤマフェスタ × (ミッキーアイル × シーサファイア)

2代でできて、種牡馬はどちらも★3で実績B、繁殖牝馬は「良」のスタミナ型。前回の完璧な配合とほぼ同じような条件の配合です。

最終的に成立する配合理論は、見事な配合+速力クロス2本+底力クロス2本。今回は多重クロスでさらに能力強化を図っています。

■血統表




3頭の繁殖牝馬を作って生産

まずミッキーアイル×シーサファイアで繁殖牝馬を作ります。この時点では速力クロス1本と底力クロス2本が成立します。



生まれた牝馬は3頭。すべて繁殖入りさせて次の代へ進みます。能力の選り好みはしません。



そしてナカヤマフェスタを付けて見事な配合の完成。





3頭の繁殖牝馬ごとに分けて産駒の能力をまとめてみました。繁殖牝馬のカッコ内の能力は、左から順にスピード、スタミナ、根性、気性、体質の解析評価です。


※コメント
タイトル:将来はいくつかのタイトルも狙えるでしょうね
GⅠ   :将来はGⅠも狙えるでしょう
重賞  :将来は重賞も狙えると思いますよ
良い馬 :良い馬に育ってくれそうですね



スピードD・スタミナD~Eの母だとこんなものか……という感じではありますが、繁殖牝馬ごとに産駒にだいぶ差があるのが目を引きますね。

繁殖牝馬Bの仔だけ、際立って能力が高い。スピードもスタミナも、他の繁殖牝馬の仔に比べて一段上です。繁殖牝馬B自身はスピード・スタミナともにD評価ですが、Dの中でもとくに高い部類だったのではないかと思われます。

繁殖牝馬の能力が産駒に大きな影響を与えるのは間違いなさそうです。

やはり、繁殖牝馬の能力を高めたうえで、完璧な配合や見事や配合などを組み合わせる……というのが理想になるのかと思います。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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ミッキーアイルの口コミ


口コミ一覧

POG指名馬紹介③

 藤沢雄二 2025年6月14日() 10:52

閲覧 102ビュー コメント 4 ナイス 14

2週目を迎えて、我が陣営は土曜日の新馬戦に2頭が出走します。

まずは土曜日の函館芝1000mでムーンリットアイルがデビュー。
この馬の指名理由は、ズバリ「ドラマ性」です。

半兄のモントライゼが小倉2歳Sで覇権を争ったのがメイケイエールで、そのメイケイエールの父がミッキーアイル。
モントライゼは父がダイワメジャーでしたけど、父にミッキーアイルを迎えたことから配合時のイメージは小倉2歳Sだったと思われます。
言わば「兄の敵」と手を組んで、兄と同じ勝負服で小倉2歳Sを…というのが当初に組んだシナリオなんだと思います。
ちなみにこの馬の半姉でモントライゼの全妹になるソリッドグロウも小倉2歳Sに挑戦しています。
そしてミッキーアイルは過去のPOG指名馬でもあるので、個人的には毎年何か1頭は指名しておきたいという気持ちもありました。

ただ誤算なのは、日程変更で夏の小倉開催が縮小されただけでなく中京と開催順が入れ替わったことで
イメージしていたであろう小倉2歳Sがなくなっちゃったことです。

それもあってか函館デビューなのでしょうけど、開幕の芝1000mでデビューというのは実はあまり芳しくない。
いや函館開催でも札幌開催でも芝1000mの新馬戦なり未勝利戦が他に組まれていればいいのですけど、芝1000mという条件はここしかないんですよ。
裏を返すと「1000mじゃないといけない理由が何かある」ことになります。

北海道シリーズの初日の新馬戦はここ10年以上芝1000mなので、
ザッと成績を見たところ、やはり1勝するのも苦労する馬が多いですね。
将来的に2勝クラスまで辿り着けば出世したうちに入るような感じなので、
出馬投票まで見て指名可能であるのなら、本来ならあまりオススメできない。
なんか1回表からスリーバントスクイズのサインを出しているみたいでw

ただポジる要素を見つけていくと
過去10年で北海道シリーズで唯一初日に使ってきたキャロットの馬がカイカヨソウで
札幌1000mではあるけど、新馬勝ちから函館2歳S2着でマーガレットS3着とかソコソコの活躍はしていること。
また前述の半姉ソリッドグロウは函館で新馬戦を勝っています。
あと函館スプリントSが土曜日に移ってきたことで
「ただの裏開催の新馬」から「重賞の前座」ということで若干の格上げ感はある。

まあ何よりもイメージ通りの早期デビューができることはいいんじゃないかと思います。

血統的なことを言えばディープインパクト系の種牡馬を迎えたことで
highcrear5×4の牝馬クロスが発生しているのが特筆材料でしょうか。
個人的なイメージでは牝馬クロスのある馬って牡馬だとイマイチな印象があります。
牝馬の方が上振れするようなイメージはあります。

また母の姉の孫に全欧2歳、3歳の牝馬チャンピオンに輝いたInspiralがいます。
なので「当たったら大きい」までありそうなのは楽しみです。

とりあえず出遅れたらアウトなので、まずは五分のスタートが切れることを願います。
4番枠は決して悪くないですね。
欲を言えばもう少し外がよかったですけどね。
人気を集めているカイショーが1番枠ですけど、この1番枠は諸刃の剣になる可能性があるので
その点ではチャンスはあるかと思います。


返す刀で東京6Rにはサンアントワーヌがスタンバイ。
なんとなくドレフォン産駒の動向を追っていたところ、早々にゲート試験に合格しているこの馬の存在をキャッチ。
3月26日に美浦のウッドで4Fながら
54.9-38.9-24.8-11.9 という時計を出していてリストアップ。

放牧後の時計はそこまで特筆するようなものはないですけど
エフフォーリアの弟、妹をしっかり走らせているように手の内に入れた血統では堅実な鹿戸厩舎で
半兄が2勝しているのはプラス材料かと。
そして新馬戦の鞍上がレーンということで、今日に関してはこれがプラスに働きそうな感じです。

ただこのレース、東京の新馬戦にしてはかなり地味な組み合わせで、それもダート色の強そうな血統の馬が多い。
今日は大丈夫だとは思いますけど、首尾良く勝ったところで先々は半信半疑ではあるだろうし
そもそもここを勝たないと先行きそのものが不安にもなりかねません。

母系からは距離はそれなりに大丈夫そうなので、なんとか1800mぐらいまでは保ってもらえれば…ぐらいには思っていますけど、とにもかくにも中身の伴ったレースを希望します。

まだ言及していない13頭については来週中には何回かに分けて一応の紹介は済ませておきたいと考えております。

 92@成仏 2025年3月30日() 02:00
3/30(日) 中京11R 高松宮記念 最終予想
閲覧 271ビュー コメント 0 ナイス 2

遂に芝の春のG1レース開幕となりました。
明日は春のスプリンターレース、高松宮記念です。

例年は雨やら馬場荒れによって重適性のある馬探しでしたが、今年は気温は低いものも馬場は良〜稍重開催になりそうです。
ただ、今年は中京競馬場で1月から開催している為、内は傷んでいて、先週辺りから外差しが決まっており、Bコース替わりと云えども枠はフラットな気がしてます。

さて良〜稍重開催だろうと冒頭に記載しましたが、1分7秒切るようなスピード決着にはならず、1分7秒後半から1分8秒前半くらいの決着と踏んで予想します。
それなりにパワーを必要とするレースになりそう。

まず、当レースはリピーター指向が強い為、好走実績ある馬は要注意です。
次に種牡馬、当舞台で好走があるビッグアーサーやミッキーアイル、ロードカナロア等の父は要注意。
馬場荒れると大概、紛れで紐荒れしてますが、ココは皆、共通点があり、中京コース1200mで勝鞍がある、重賞で連対がある馬が穴をあけてます。3連系を買うならチェックが必要。

というわけで、最終予想です。

◎⑩サトノレーヴ
父ロードカナロア、母父にサクラバクシンオー。これは2023年の覇者ファストフォースの配合類似。1200mでは驚異の6-1-0-1という成績。当レース2人気の方が信頼度は高い点、短距離馬特有の500kg超える大型馬である点、香港スプリントに引続きマジックマン騎乗という点、クレア同様に良でも重でも馬場に左右されないことを踏まえ本命に。国内G1は昨年秋のスプリンターズステークスで負けてますが、明らかな太め残り、今回は前走の香港スプリント出走時くらいの体重で出てきそう。
まぁ、初の中京と初の左回りが気になるとこですが…。

○①マッドクール
昨年の覇者。中京適性が高く、昨年と同じ枠で今回は最内番(昨年は1枠2番)
先行力があって前走の阪神カップは1400mでもナムラクレア相手に0.1秒差の2着と地力を見せつけ、昨年みたいな展開にはなりにくいだろうけど、持続力がいる展開なら上位も。内が傷んでいる分、連覇は厳しいだろうけど前残り考えるとこの馬が筆頭。

▲⑭ナムラクレア
父ミッキーアイル、どの様な展開でも馬場が荒れようと常に馬券に絡んでいて軸で考えるならこの馬が妥当だと思います。今回も結局2〜3着っぽいんだよなぁと予感が…。
クレアさん、誕生日に悲願のG1制覇なるか!?

☆⑥ルガル
秋のスプリント王。ドゥラメンテ産駒と当レースの相性悪い上にスタートに難があるので軸にしづらいが、母型にストームキャットの血があり当レースの血統相性はある。
昨年はレース中のアクシデント(骨折)していたのでNC。能力的には上位だけどもスピード決着じゃない展開だとちょっと分が悪いかも

△⑫トウシンマカオ
父ビッグアーサーで宮記念勝鞍。
良開催なら押さえておきたい1頭。ただ陣営は左回りより右回りの方が良いというコメントをスプリンターズステークスの時に言っている。まぁ中京開催のセントウルステークス1着なので…。また今のTB的に差しが効く展開なら外一気があっても。

△⑤オフトレイル
追込馬なので進路があるかどうかだが、前走初の1200で負けるも上がり32秒8は上がり2位の脚。魅力ありあり。
直線長い中京で差しが効く今なら紐に入れておきたい。
ナランフレグみたいな走りを希望w


馬券の買い目

3連複フォーメーション
⑩-①⑥-①⑤⑥⑫⑭

3連単1着2着流し(マルチ)
⑩→①→⑥⑭


マーチステークス…
◎⑥、○⑬、▲⑦、△①⑨⑮

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 ペットに握りっ屁!ペ 2024年9月5日(木) 03:20
面白救急隊員
閲覧 76ビュー コメント 0 ナイス 1

先週末にコンビニの駐車場で、友達と競馬の予想をしていたら、コンビニ内で人が倒れたとの事で、救急車が来て、病人を介助しながら、受け入れ先を探していたらしいのですが、「急性大腸炎又は」の後に続いた言葉がインパクトバッチリ!
「急性大腸炎又はちょうへいこく(たぶん腸閉塞の間違いだと思う)と思われます」だって。
慌てる気持ちも分かるけどねぇ。

高校生の時、代々医者という家系に生まれた友達が同じ言葉をしかも、真顔で「ちょうへいこくはマジで怖いんだぞ。命取られるんだぞ」
それに対して「あぁ、確かに密室でやられたら、死ぬかもな」と答えてやりました。

競馬の話から脱線しまくっちゃいましたね。

芝1200mで狙いたいのは、速い馬場ならスピードとパワー自慢の大型馬。
全体時計の掛かる馬場なら逆にスタミナを消耗しにくい、小さめの馬。
展開次第なので、頭数や点数を絞って、両面から買う手もアリかな。

短距離という事だけで考えるなら、非サンデー系で狙うのもアリかも。
単純に考えると、短距離種牡馬✖️サンデー系だと、短距離➕中距離の配合で中距離をこなすマイラーというイメージしかわかない。
あと、短距離はやはりストライド走法よりもピッチ走法の方が走り易い。
サンデー系が入ると、ストライド走法のイメージしかわかないんだよね。
強いて、サンデー系というなら、サンデー自体が本来は、アメリカ型のスピードとパワーの持ち主でそれに、欧米ダンチヒ(ウォーフロント・デインヒル・グリーンデザート等)・ヌレイエフ・ノーザンテースト・エリシオといったパワー型のノーザンダンサー系を足した馬がサンデー系から伸びを奪う形の配合になるから、面白いかも。
ちなみに、代表としては、ダイワメジャー系になるのかな。

あとは、[ディープインパクト➕スピード型牝馬]の種牡馬と短距離て活躍した牝馬を配合すると、母のスピードに父の母のスピードが合わさり、スピードに特化した産駒が出やすい。
たたし、どういう訳か牝馬にやたらと出る傾向がある。
種牡馬代表例としては、軽い馬場でのスピードならキズナ。
時計の掛かる馬場なら、デインヒル系のロックオブジブラルタルが付いたミッキーアイルの牝馬。

キズナもミッキーアイルも牡馬は芝馬だと切れ負けする馬が多く出る。
ダート馬は、キックバックを恐れない走る事に前向きなパワフルな馬が出やすい。
牡馬は、芝もダートも先行馬狙い。

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