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まずは先週の回顧から。大阪杯ですが、本命ジャックドールが武豊騎手らしい絶妙ペースの逃げ切りで、見ごたえありました。急かさずにハナきれた時点で、勝ったな、と思ったのですが、スターズオンアース(1番人気)に最後思った以上につめられましたが、凌いでくれてよかったです。ダノンザキッドも3列目には入れてたので、三連単、三連複、馬連、馬単、単勝と全部当たって、額はもっと厚めに買ってたところもあったのですが、まあ満足できる結果でした。今年は三列目を手広く作戦とっていますが、桜花賞は、絞ろうかと思っています。
それから、2月以降もっとも力を入れているWIN5の話へ。4つめのテーオーシリウス斎藤新騎手の大逃げ(というか後続がマヌケ)で10番人気で勝ってしまい、ダメでした。G1の裏は昔から、騎手レベルが下がるので逃げ切り決まりやすいとは言われていますが、それにしても5馬身も離された後続はダメ騎乗でしたね。除外一頭いたので、買わなかった次点の馬だったのですが、まあタラレバ言っても仕方ないので来週頑張ります。
次にこのレースの話へ。感覚ちょっと古いのかもしれませんが、桜花賞は、牝馬のめざしている頂点決定戦だと思います。ある程度完成の早さ・健康さとスピードと底力問われる条件で、繁殖上がっても、活躍する仔を出す選別のためのレースで、桜花賞馬なのに、仔がさっぱり、とかってあんまり無いと思います。もちろん、桜花賞馬には、その時代のいい種牡馬を選んでつけるのもあるとは思いますが、阪神マイルは、直線延びてからは、更にごまかしきかないコースなので、相当馬場が悪くなったりしない限りは意味不明な荒れ方はしにくいと思います。スタミナ型でオークス直行とかも少数派で居ますが、デビュー当初からオークスや秋華賞狙いというのは、ほぼ居ないと思います。それくらい三冠の中でも特別な位置づけだと思っています。人間でも女の子は父親によく似るように、父がパッとしない種牡馬なのに桜花賞馬とかっていうのは、ほぼ無く、父の格比べ的な要素が強いと思います。毎年だいたい堅い決着となるのですが、とにかく、当てたいレースです。今年も正直5頭くらいのレースかなあと思っています。
それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 リバティアイランド:新馬勝ち、アルテミスS1番人気2着、阪神JFは1番人気にこたえて、安全策で外回して圧勝した、この世代牝馬の横綱(アンカツさんの番付も)。
休み明けがむしろ良い中内田厩舎だけに、ぶっつけも苦にならず。あとは他の馬の急成長があるかどうかか。川田騎手も相当期待しているようで、早くから年末の香港を断ってこの馬の阪神JF楽しみにしていたように、人気になるが強い。調教の動きも良い。ドゥラメンテ産駒は今春も大活躍では。
2番人気想定 ライトクオンタム:新馬勝ちからシンザン記念も連勝したディープインパクト産駒。ディープの仔もラスト世代でたったの6頭とのことで最後の大物か。でも身体が小さい(笑)武幸厩舎で兄が乗ってのG1制覇を見てみたい。調教の動きは鋭く、小さいディープインパクト産駒はこれまで桜花賞で結果出せなかったが、一発あってもおかしくない能力秘めているのでは。
3番人気想定 ハーパー:3戦2勝のハーツクライ産駒で前走クイーンCを勝っての参戦。セレクトセールで1億弱の評価だった高額馬で距離長いところ強い友道厩舎だけにオークスはかなり向きそう。ルメール騎手騎乗でもあり、ここも結構やれるのでは。調教の動きもかなり良い。
4番人気想定 ラヴェル:キタサンブラック×ダイワメジャー牝馬で新馬とアルテミスS連勝して臨んだ阪神JFは4番人気11着と惨敗。矢作厩舎らしく本番に合わせてきて、調教の動き良いが、3戦とも全て出遅れており、良くなるのは秋か。ヒモで。
5番人気想定 ドゥアイズ:(1-3-1-0)と2着多いタイプだがコスモス賞、札幌2歳S、クイーンC2着とそれなりに強い相手にも食い下がるタイプで、父ルーラーシップらしく惜敗タイプそうで、ヒモには最適。調教の動きも良い。
6番人気想定 コナコースト:父キタサンブラックで、母母アンブロワーズのノーザンF良血馬だが、毎度体重減らしており、チューリップ賞2着したが、本当に良くなるのは秋以降か。ただ調教は結構みっちりやれてて、動きも鋭くヒモには入れた方が良さそう。
7番人気想定 ペリファーニア:エフフォーリアの半妹で、母の方は古くはヒシアマゾンなどの血統で父モーリスらしく、じんわり強くなってきそう。新馬勝ち、チューリップ賞3着とキャリア浅く、2戦とも出遅れているが、ポンと出れれば能力あり好走可能か。前走輸送を経験しており調教もすごく軽めなわけでもなく動き良い。
8番人気想定 シンリョクカ:種牡馬として正直もうちょっとやれるんじゃないかと思っていたサトノダイヤモンド産駒だが、新馬勝ちの後にいきなり阪神JFで12番人気ながら2着してみせた。桜花賞ぶっつけなのは微妙だが、母系がダノンシャークなどタフな感じで、ポテンシャルはありそうで、のびしろ期待してのヒモには良いのでは。除外されたら皐月賞使うとの報道も出ていただけに、余分に穴人気してしまいそうでもある。除外されずに使えることになったが、調教やや抑え気味だった感じはあり。
9番人気想定 モズメイメイ:スピードあるが大物出さない感じのリアルインパクト産駒らしく4戦3勝とスピード見せて、チューリップ賞も逃げ勝ったが本番では無いタイプか。栗東坂路でもいい時計出ているが、この先はもっと短いところを使ってくるのでは。
10番人気以下想定
キタウイング:中森明菜の北ウイングという名曲知らない世代多いかもしれませんが、暇だったらyoutubeで聴いてみてください。先日数十年ぶりに聴きましたが、時代超越して、いい曲でした。イタリアから買い戻したダノンバラード産駒で、岡田総裁がSSに負けないと導入したアイルハヴアナザーが母父という配合で、未勝利と新潟2歳S勝ちだけでなく、フェアリーSも勝ち、よく頑張っているが、チューリップ賞7着というのが現在の位置づけでは。調教の動き悪くないが小さい馬で、ここでの一発は無いのでは。
シングザットソング:新馬勝ちの後の2戦は足踏みしたが、前走フィリーズレビューをしっかり勝っての参戦。白老Fのまだそれほど結果出ていないが高い繁殖牝馬を買ってきての産駒(父はドゥラメンテ)だけに、ここから活躍していくのかもしれない。高野厩舎らしく、だんだんと力つけていくタイプそうで、ヒモ穴には良さそう。調教の動きもよい。
コンクシェル:新馬勝ち後は3戦パッとしなかったが、前走アネモネSを15番人気ながら追い込んで2着した。ただ追い込みきく特殊馬場だったので、ここにはつながらなさそう。
ドゥーラ:昨夏は未勝利勝ち、札幌2歳S勝ちと活躍したが、阪神JF6着、チューリップ賞では1番人気15着と、尻すぼみな結果で、2歳夏に札幌2歳S勝てるのはスタミナの裏付けはあるので、今後長い距離での復活がだいぶ先にあるかどうかか。
ジューンオレンジ:6戦中4戦で出遅れするジャスタウェイ産駒で、前走フィリーズレビューを11番人気ながら追い込んで3着したが、出遅れて好走できるほど甘くない舞台だけに・・。
トーセンローリエ:未勝利、春菜賞、アネモネSと3連勝してきた。ただ相手がいかにも弱く、3連勝ほどのインパクトは無い感じ。デビュー前から配合的にスピード不足でないかと言われていたサトノクラウン産駒の出世頭だろうが、ここでは厳しそう。
エミュー:前走のフラワーCは、いつも通り出遅れたが追い込んで勝った。デムーロ騎手の道悪上手とハービンジャー産駒のスタミナ生きたのかもしれないが、桜花賞は出遅れる馬はほとんど用無しで、厳しい。
ムーンプローブ:昨秋は未勝利勝ち、白菊賞勝ちと良かったが阪神JF17着と惨敗。フィリーズレビューで2着と持ち直してきた。わりとのんびり育成の追分Fだし、モーリス産駒だけに、のびしろまだあるか。調教の動きも良く、ヒモ穴で。
ユリーシャ:逃げたら強いグレーターロンドン産駒で、今後もローカル重賞とかで楽しみだが、ここでは出番なさそう。ちなみに地味種牡馬グレーターロンドンは亀谷さんも絶賛しているが、私もウマニティPOGでグレーターロンドン産駒を全て指名してみました。安い割にはいい産駒だしますが活躍は、もう少し繁殖牝馬の質上がってからか。千代田牧場は結構いい繁殖あてがっていますが。
ブトンドール:新馬、函館2歳Sを連勝したビッグアーサー産駒。阪神JFで10着と惨敗したように、スプリンターなのだろう。
<まとめ>
有力:リバティアイランド、ライトクオンタム、ハーパー
ヒモに:ドゥアイズ、コナコースト、ペリフォーニア
穴で:シングザットソング、モリアーナ、ムーンプローブ |
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