【有名人の予想に乗ろう!】ヴィクトリアマイル 爆問・田中さん、霜降り明星ほか多数!競馬大好き芸能人・著名人がファイナルジャッジ!2019年5月12日(日) 09:40
【斬って捨てる!】ヴィクトリアマイル 最内&大外の連対ゼロ!国内で苦戦続きの馬も見込み薄!2019年5月12日(日) 09:20
【血統アナリシス】ヴィクトリアマイル 本領発揮を予感させる阪神牝馬Sの覇者!1枠のディープインパクト産駒もチャンス十分!2019年5月11日(土) 16:00
日曜日に行われるヴィクトリアマイルの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。
①アマルフィコースト
父のダイワメジャーは多数の東京芝マイルG1馬を輩出。祖母は仏G1 1000ギニーを制しているように牝系の質も高い。父×ハイシャパラルの配合は、さきの桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤと同じ。父×サドラーズウェルズ系という点は、2016年のNHKマイルC優勝馬メジャーエンブレムと共通する。持ち味を最大限に発揮できる我慢比べになれば、上位争いに絡んできても不思議はない。
②レッドオルガ
父ディープインパクトの産駒はヴィクトリアマイルで毎年のように上位進出。半兄にはレッドアリオン、クラレント、リディルといったマイルレンジの活躍馬が並ぶ。さらに、全姉レッドアヴァンセは昨年の当レースで3着、半弟レッドヴェイロンも昨年のNHKマイルCで3着と好走している。高い東京芝マイル適性を持つと同時に、活力もある旬のファミリーと言えよう。持ち味を最大限に発揮できる持続力勝負になれば、チャンスは十分にある。
③クロコスミア
母はオープン特別の菜の花賞を制し、紫苑Sでも2着と気を吐いたスピードタイプ。スタミナ型サンデーサイレンス系×スピード型牝馬の組み合わせは、近年のヴィクトリアマイルで攻勢を強めつつある配合のひとつだ。母系に力の要る馬場を得意とする血脈が並ぶため、スピード決着になると分が悪い一方、コースを問わず走れるタイプだけに怖さはある。上がりが極端に速くならないと読むのであれば、ヒモに組み込む手もアリだろう。
④ノームコア
半妹のクロノジェネシスは、牝馬クラシック戦線で好成績。祖母の全姉フサイチエアデール、その仔のフサイチリシャールとビーチサンバはマイルG1で好パフォーマンスを示している。一方で、ハービンジャー産駒の当該コース成績(上級条件)が芳しくない点は気がかり。また、父×クロフネという馬力が強調された配合ゆえに、軽い馬場で高速時計を求められると確度はグンと落ちる。母系のポテンシャルを評価したうえでの、押さえ扱いが妥当ではないか。
⑤メイショウオワラ
父は優れたスピード持続力を武器に日本ダービーを制したディープブリランテ。母はダートを主戦場としたスピードタイプで、その父はチャンピンマイラーのタイキシャトル。血統と本馬自身の成績が示すとおり、パワー寄りのマイラータイプと判断できる。ゆえに、軽い芝でハイレベルの加速力を求められると厳しい印象。その点を踏まえると、東京芝のG1で変わり身を望めるかどうかについては疑問符がつく。今回は見送りが正解ではないか。
⑥ラッキーライラック
父はクラシック三冠を含むG1 6勝のオルフェーヴル。米G1勝ち馬の母、一族にミッキーアイルやアエロリットなどを擁する牝系についても上質と言えよう。スピードの持続力と機動力に優れており、長くいい脚を使える馬が幅を利かせやすい東京芝コースは合うはず。父から気難しさを受け継いでいる点は厄介だが、展開に左右されない自在性は大きな強み。要注目の1頭だ。
⑦ミッキーチャーム
父のディープインパクトは、当レースにおける重要サイアーのひとつ。英チャンピオンスプリンターのアバーナントを祖母に持ち、母父のダンシリ(ダンチヒ系)は、欧州にて種牡馬、BMSの双方で成功を収めている。スピードとスタミナのバランスが良く、底力も優れた血統構成と言えよう。デインヒルを母方に擁する父産駒には、ミッキーアイルやサトノアレス、ダノンプレミアムなど、マイルのG1ホースが後を絶たない。状態ひとつで、本領発揮のシーンもありえる。
⑧デンコウアンジュ
サドラーズウェルズ系×ニジンスキー系という、スタミナ型ノーザンダンサー系同士の組み合わせ。それゆえ、本質は中距離がベター。2017年の当レースで2着に健闘したのは、祖母の父サンデーサイレンス、3代母の父パーソロンの持つスピードと底力があってこそのものだろう。とはいえ、軽い芝でのスピード勝負では分が悪い。上位に食い込むには、血の特長を最も活かせる上がりを要する競馬、あるいは適度に時計を要する決着が望ましい。
⑨プリモシーン
父はヴィクトリアマイルで、毎年のように上位入線馬を送り出しているディープインパクト。母は豪G1を4勝した女傑で、近親には香港マイルの勝ち馬など、多数の活躍馬が並ぶ。スピードとパワーだけでなく、底力をも兼ね備えた上質の牝系だ。ディープインパクト×ダンチヒ系の配合に加え、ノーザンダンサーの多重クロスを内包している点は、2012年の2着馬ドナウブルーを想起させる。血統構成はここに入っても見劣りしない。
⑩ミエノサクシード
父のステイゴールドは、2017年の勝ち馬アドマイヤリードを輩出。母父のエーピーインディはBMSとして、2010年の2着馬ヒカリアマランサスと、2015年の2着馬ケイアイエレガントを送り出している。近い親族に活躍馬がいないため、活力面の後押しこそ見込めないものの、血統構成自体は決して悪くない。意外性に富んだ組み合わせゆえに、思わぬパフォーマンスを示す可能性もある。完全無視は禁物の1頭だ。
⑪アエロリット
クロフネ産駒は本馬を含めて、東京芝マイルG1を3勝。ダイヤモンドビコー、ミッキーアイル、ラッキーライラックなどの活躍馬が並ぶ近親をみるに、母系の活力と底力についても不足はない。ただし、スピードとパワーが強調された血統構成ゆえに、瞬発力勝負は不向き。勝ち切るには、高速馬場や道悪といった極端な馬場の出現、あるいは自身から動いて押し切るかたちに持ち込むことが不可欠となる。
⑫ワントゥワン
ディープインパクト×ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースにおける活躍配合のひとつ。母のワンカラットは重賞4勝の実績馬、叔母には2016年の桜花賞馬ジュエラーがいるように、牝系についても一本筋が通っている。ただ、大敗直後の相手強化で巻き返すケースが少ない父産駒の特徴を踏まえると、G2最下位→G1の臨戦過程は心配材料。加えて、加齢に伴う衰えも気になるところ。それなりの走りを見せたとしても、馬券圏内に届くイメージまでは湧いてこない。
⑬サトノワルキューレ
父にディープインパクトを持つ点は悪くないのだが、母父はミスプロを経由しないネイティヴダンサー系(レイズアネイティヴ系)で、やや本流とはズレる印象。サンデーサイレンス系×ネイティヴダンサー系配合馬のリスグラシューが勝ちみに遅いように、本馬も似たような傾向にある。また、母系をみるに中~長距離指向が強い血統構成であることは間違いなく、府中のマイルG1では後手を踏む可能性が高い。よほど展開に恵まれないと、上位進出は厳しいのではないか。
⑭レッツゴードンキ
父のキングカメハメハは、ロードカナロアを筆頭格に、東京芝のマイルG1で多数の活躍馬を輩出。一方、ダートのスピードタイプである母マルトクの血が影響しているせいか、加齢に伴い短距離指向が強くなっている点は気がかり。持ち味である身体能力の高さや、3代内に固められた欧州血脈由来のしぶとさを活かすことができれば、面白い存在だが……。いずれにせよ、この舞台で上位争いに加わるには、展開や馬場など何らかの恩恵がほしい。
⑮カンタービレ
ディープインパクト×ガリレオという、日本と英・愛のチャンピオンサイアー同士の配合馬。欧州型の血で固められた母系をみるに、スピードの持続力とスタミナに優れた中距離馬と言えよう。その点を鑑みると、府中のマイルで全体、上がりともに高速タイムを要求されると、力を発揮できない可能性もある。首位争いに加わるには、ソフトな馬場の出現、もしくは適度に上がりを要する展開が好ましい。
⑯ソウルスターリング
父はG1 10勝のフランケル、母はG1 6勝のスタセリタという超良血馬。コテコテの欧州配合でありながら、日本の競馬で実績を残しているのは、父の有する類まれなスピード持続力と適応力の賜物だろう。ただし、一昨年の秋以降、馬券に絡んだのはクイーンS3着の1度だけ。崩れたリズムを取り戻せない現状では狙いづらい。馬場や展開に恵まれた際の、掲示板争いまでが精一杯ではないだろうか。
⑰サウンドキアラ
父は当レースと好相性のディープインパクト。母はフィリーズレビューの勝ち馬、3代母に米殿堂入りを果たした”鉄の女”レディーズシークレットを擁する牝系についても上質と言えよう。反面、近い親族を確認すると、地方ダートに良績が集中しており、ここに入ると活力不足の感。遠縁にビリーヴなどの活躍馬がいるものの、マイルG1で即通用するだけの根拠に乏しい。今回はスキルアップの場。堅実さを活かして掲示板争いに入ってくれば、上出来ではないか。
⑱フロンテアクイーン
父はスタミナ血統、対照的に母はスピード&仕上がり早タイプと、双方の弱みを補完した配合が大きな特長。その一方で、抜けた要素に欠け、ひと押し足りないレースが続いていた。だが、年を重ねると同時に体型も進化し、父系譲りの馬力を徐々に発揮。中山牝馬Sでは待望の重賞制覇を果たした。地味な血統構成から注目度は低いものの、その成長力は侮れないものがある。浮上する場面があっても驚けない。
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【ズバリ!調教診断】ヴィクトリアマイル 一昨年の2歳女王が好気配!機動力が持ち味のステイゴールド産駒に一発を期待!2019年5月11日(土) 13:30
日曜日に行われるヴィクトリアマイルの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①アマルフィコースト
栗東CWで行われた1週前追いではビシッと攻めて、及第点の時計をマーク。栗東坂路で実施した最終追いでは、終い重点の内容ながら、ラスト1F11秒9の好ラップで締めくくった。坂路でビシバシ追われた前回の中間時と比べて時計は地味だが、鋭い脚さばきをみるにデキ落ちはなさそう。輸送をクリアできれば、侮れない1頭になるかもしれない。
②レッドオルガ
栗東坂路で行われた1週前追いでは、マズマズのタイムを記録。同じく坂路で実施した最終追いでは、キレイな後傾ラップをマークした。重心が高いうえに、脚さばきも硬めに映るが、東京新聞杯が同じような気配だったし、姉弟も似たところがあるので、ファミリー独特の走りなのかもしれない。反応自体は悪くなく、まっすぐ前を向いて最後まで駆け登っている点は評価できる。及第点の仕上がりと判断したい。
③クロコスミア
この中間は栗東坂路で丹念な乗り込み。1週前追いでは、自己ベストに迫る4Fタイムをマーク。そのうえ、1週前、今週と2週続けて後傾ラップを刻んでおり、状態面の憂いはなさそう。以前と違い、調教を重ねてもピリピリした面を見せず、落ち着いて走れている点は好感が持てる。テンションを維持できるようなら、一発あっても不思議はない。
④ノームコア
帰厩後は南Wと坂路を交えて調整。好時計を連発し、併せ馬では後れをとっていないように調子は良さそう。ただ、いつもにまして掛かる気配が出ている点は気がかり。この中間は坂路を含め、4F追いオンリー。毎度のように施していた5F追いを消化しておらず、想像以上に調整が難しくなっている可能性もある。そのあたりを鑑みると、軸にとるには少々不安。連下候補に留めておいたほうがいいかもしれない。
⑤メイショウオワラ
中1週後の中2週、しかも東上を控えていることもあってか、1週前は軽めの調整。最終追いは栗東CWで長めから併せ馬を行ったものの、折り合い重点のセーブした内容。動き自体は悪くないが、攻め過程を検証する限り、激変を求めるのは酷かもしれない。ましてや、G1となればなおのこと。今回は様子見が賢明ではないか。
⑥ラッキーライラック
2週前に栗東CWで前半から意欲的に攻め、6F80秒近辺、5F50秒台半ばのタイムを計時。1週前のCW追いでは終い重点ながら、ラスト1F11秒台半ばの好ラップをマークした。坂路で実施した最終追いでは、4F自己ベストの50秒7を記録。頭の位置はやや高めだが、併走馬をパスする際の加速とパワフルな脚さばきは目を見張るものがある。好気配。
⑦ミッキーチャーム
この中間、ハードな稽古は施していないが、高くなりがちなテンション面や、前回の中間時も控えめな内容だったことを踏まえると、さしたる問題ではなさそう。5日に栗東CWで実質的な本追い切りを行い、ラスト1F11秒台を楽々とマーク。8日の坂路追いでもキッチリと後傾ラップを記録しており、デキはいい意味で変わりない。あとは、実戦でリラックスして走れるかどうか。その1点に尽きる。
⑧デンコウアンジュ
最終追いは栗東CWで実施。5F過ぎあたりからピッチを上げ、ゴール前で気合を入れられると機敏に反応。5F67秒近辺、ラスト1F11秒台の好タイムを記録した。道中、少しモタつくような素振りを見せたものの、その後の走りは至ってスムーズ。前進気勢も程よく、疲れやデキ落ちの心配はなさそう。好調キープとみていい。
⑨プリモシーン
南Wで実施した1週前追いは折り合い重点の内容ながら、素軽い身のこなしで上々の加速を披露。5日に坂路でラスト1F12秒2をマーク、南Wの最終追いでは4F52秒ソコソコ、ラスト1F12秒台前半の好ラップを余力残しで記録した。鞍上の合図に対する反応も良く、雰囲気は上等の部類。攻めの良さを活かすことができれば、怖い1頭になりそうだ。
⑩ミエノサクシード
1週前に栗東CWでビッシリと追われ、6F79秒台、4F50秒近辺、ラスト1F11秒台の好タイムをマーク。同じくCWで実施した最終追いは馬なりでサッと流す程度だったが、半マイルあたりからジワジワと脚を伸ばし、ラストまでテンポのいい走りを見せた。手足の運びが軽く、集中力も十分。力を出せるデキとみる。
⑪アエロリット
重馬場の南Wで実施した1週前追いは、併走馬にアオられ気味だったものの、4F50秒台前半、ラスト1F12秒台半ばの好タイムを記録。今週の坂路追いでは、終いをセーブしながら、4F51秒2の好タイムでまとめてきた。走りのバランスが良く、気合乗りも悪くない。休み明けとすれば、いい仕上がり具合ではないか。
⑫ワントゥワン
1週前の坂路追いではハードに攻め、パートナーのヒーズインラブに先着を果たしたものの、手応えは完全に劣勢。尻ステッキを連発して、ようやくパスする始末だった。ポリトラックで実施した最終追いも、追い出してからの反応が悪く、併走遅れを喫してしまうピリッとしない内容。本調子を取り戻すには、もう少し時間が必要かもしれない。
⑬サトノワルキューレ
1週前に栗東CWで実施した3頭併せでは、カンタービレに手応えで見劣るも、この馬なりの伸び脚を披露。5日にもCWで併せ馬を消化し、今週の坂路追いでは終い重点ながら、ラスト1F12秒2をマーク。中間の調整は順調に進んでいるようだ。ただ、加速に時間を要する点は相変わらず。良化基調にあるのは間違いないが、マイルの流れに対応できるか否かは微妙な感じ。ズブズブの展開になれば、といったところか。
⑭レッツゴードンキ
栗東坂路で実施した1週前追いでは、ジョッキー騎乗でビシッと攻め、タフなコンディションを苦にすることなく、4F50秒4、ラスト2F24秒3-12秒3の好タイムを記録。8日の坂路追いでは、タメをしっかりと利かせて、キレのある伸び脚を見せた。その走りは年齢的な衰えをまったく感じさせない。力を発揮できる状態とみる。
⑮カンタービレ
1週前に栗東CWで実施した3頭併せでは、真ん中から手応え良く抜け出し最先着。栗東坂路で行われた最終追いは、輸送を考慮して軽めのメニューだったが、ラスト2Fを24秒2-12秒1の好ラップでまとめた。少しヨレるシーンがあったものの、許容範囲の類。リズミカルな脚取りで登坂するさまは見映えがする。前回以上の気配と判断したい。
⑯ソウルスターリング
間断なく時計を出し、攻め量は十分すぎるほど。その効果もあってか、南芝コースで行われた本追い切りでは、4F49秒台前半、ラスト1F11秒台半ばの好ラップを馬なりで記録した。ただし、1週前の坂路追いではガツンと掛かっていたように、制御が難しいのは相変わらず。単走では我慢できても、他馬がいる場合はどうか。期待よりも不安のほうが大きい。
⑰サウンドキアラ
コンスタントに使われているうえに、中2週と間隔が詰まることもあってか、1週前は速い時計を出さず、軽めの調整に終始。最終追いは栗東坂路で4F51秒8、ラスト2F24秒2-12秒3のタイムを刻んだものの、フォームが小さく、あまり迫力は感じられなかった。上り目に乏しく、一気に相手強化のG1では手が出ない。
⑱フロンテアクイーン
1週前に南Wで実施した3頭併せでは、タフなコンディションを問題にせず、及第点の時計をマーク&2頭に先着。同じく南Wで行われた最終追いでは、内めを回ったとはいえ、5F64秒近辺、4F50秒割れ、ラスト1F12秒台前半の好ラップを急くところなくマークした。集中力に満ちた走りをみるに、充実一途の感がある。いいデキで臨めるのではないか。
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