ラッキーライラック(競走馬)

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ラッキーライラック
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写真一覧
抹消  栗毛 2015年4月3日生
調教師松永幹夫(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績19戦[7-4-3-5]
総賞金73,746万円
収得賞金32,730万円
英字表記Lucky Lilac
血統 オルフェーヴル
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
オリエンタルアート
ライラックスアンドレース
血統 ][ 産駒 ]
Flower Alley
Refinement
兄弟 ラルクライル
前走 2020/12/27 有馬記念 G1
次走予定

ラッキーライラックの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/12/27 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16478.144** 牝5 55.0 福永祐一松永幹夫 522
(0)
2.35.5 0.536.5⑨⑨⑦⑤クロノジェネシス
20/11/15 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 188183.311** 牝5 56.0 C.ルメー松永幹夫 522
(-2)
2.10.3 -0.133.9⑫⑫⑪サラキア
20/08/23 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 12561.913** 牝5 55.0 M.デムー松永幹夫 524
(0)
1.59.8 0.435.5ノームコア
20/06/28 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 186114.936** 牝5 56.0 M.デムー松永幹夫 524
(+4)
2.16.0 2.538.8⑤⑤⑤クロノジェネシス
20/04/05 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 12554.121** 牝5 55.0 M.デムー松永幹夫 520
(+2)
1.58.4 -0.033.9クロノジェネシス
20/03/01 中山 11 中山記念 G2 芝1800 9773.022** 牝5 55.0 M.デムー松永幹夫 518
(+11)
1.46.6 0.334.2④④④ダノンキングリー
19/12/08 香港 4 香港ヴァーズ G1 芝2400 14--------2** 牝4 55.5 C.スミヨ松永幹夫 507
(--)
2.25.3 0.6----グローリーヴェイズ
19/11/10 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 18125.431** 牝4 56.0 C.スミヨ松永幹夫 518
(-4)
2.14.1 -0.232.8⑦⑧⑧⑧クロコスミア
19/10/14 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 168153.923** 牝4 54.0 石橋脩松永幹夫 522
(+16)
1.44.8 0.334.3⑥④スカーレットカラー
19/05/12 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18364.314** 牝4 55.0 石橋脩松永幹夫 506
(-4)
1.30.6 0.133.5⑤⑤ノームコア
19/04/06 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 14341.518** 牝4 54.0 石橋脩松永幹夫 510
(-2)
1.33.8 0.233.2⑨⑦ミッキーチャーム
19/02/24 中山 11 中山記念 G2 芝1800 11338.662** 牝4 53.0 石橋脩松永幹夫 512
(+2)
1.45.5 0.034.9ウインブライト
18/10/14 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 18477.329** 牝3 55.0 北村友一松永幹夫 510
(+18)
1.59.3 0.834.8⑥⑥⑦⑥アーモンドアイ
18/05/20 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18124.123** 牝3 55.0 石橋脩松永幹夫 492
(+4)
2.24.4 0.633.9④⑤④⑤アーモンドアイ
18/04/08 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18111.812** 牝3 55.0 石橋脩松永幹夫 488
(-6)
1.33.4 0.334.5アーモンドアイ
18/03/03 阪神 11 チューリップ G2 芝1600 10551.811** 牝3 54.0 石橋脩松永幹夫 494
(+10)
1.33.4 -0.333.3マウレア
17/12/10 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 186114.121** 牝2 54.0 石橋脩松永幹夫 484
(-2)
1.34.3 -0.133.7⑧⑧リリーノーブル
17/10/28 東京 11 アルテミスS G3 芝1600 157134.421** 牝2 54.0 石橋脩松永幹夫 486
(+6)
1.34.9 -0.134.7サヤカチャン
17/08/20 新潟 5 2歳新馬 芝1600 18484.321** 牝2 54.0 石橋脩松永幹夫 480
(--)
1.36.4 -0.233.1⑤④ラヴァクール

ラッキーライラックの関連ニュース

 昨年の有馬記念(4着)を最後に現役を引退したGI4勝馬ラッキーライラック(栗・松永幹、牝6)が4日、栗東トレセンを退厩した。競走馬登録もこの日に抹消され、今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となる。通算19戦7勝で重賞6勝。獲得賞金は7億9920万8700円(うち海外6174万1700円)。

 松永幹調教師は「今は感謝しかありません。無事に牧場に送れるのは幸せです。最後まで本当によく頑張ってくれました。いい子を出してほしいですね」とホッとした表情で見送った。



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【有馬記念】クロノ史上最多票に応えた!春秋GP制覇! 2020年12月28日(月) 05:00

 牝馬活躍の年を象徴する結末だ。今年の中央競馬を締めくくる有馬記念が27日、中山競馬場で16頭によって争われ、ファン投票1位で1番人気のクロノジェネシスが、宝塚記念に続くグランプリ連勝を飾った。鞍上の北村友一騎手はこのレース初参戦でV。クビ差の2着に引退レースだった11番人気のサラキアが入り、史上初の牝馬ワンツーとなった。3着は2番人気フィエールマン。2着馬と同じくラストランのラッキーライラックは4着だった。

 史上最多21万4742票の期待に、堂々と応えてみせた。ファン投票1位、本番も1番人気のクロノジェネシスが、初の中山コースを攻略。宝塚記念との同一年グランプリ連覇を達成した。牝馬では昨年のリスグラシューに次ぐ2頭目の快挙。会心のレースに、有馬初参戦の北村友騎手が左手の拳を小さく握った。

 「位置取りなどは深く考えず、馬のリズムを重視して競馬したつもり。いつものクロノらしく、いつもの自分らしく競馬ができた。20万人以上のファンの期待を背負っていましたし、勝ててよかった」

 デビューから13戦、全てでコンビを組んできた人馬の絆が、その手綱さばきから伝わってきた。ゲート内で少し頭を上下させたパートナーを、ポンポンポンと軽くお尻をたたいて落ち着かせる。課題のスタートを五分に切り、序盤は“密”な馬群の後ろで、ソーシャルディスタンスを保ちつつ中団で折り合った。

 向こう正面の残り1000メートルから、馬群の外に持ち出して進出。4コーナーを抜群の手応えで回り、先に抜け出したフィエールマンを残り50メートルでかわすと「外から何かが来ているのは感じた。でも差されるとは全く思わなかった」とゴール前、サラキアの急襲もクビ差封じた。

 この日のクロノはプラス10キロで、迫力満点の体つき。馬体重の2桁増は4度あり、GI3勝を含めて全勝だ。進化を続ける管理馬に、斉藤崇調教師は「雰囲気はすごく良かった。体の成長よりも精神的な成長が大きいですね。装鞍所、パドックとおとなしく、そこがスムーズだったのが大きい」と目を細める。続けて「来年はもっと大きいレースに行きたい。いろんな夢を見させてもらえれば」。オーナーサイドからは、今後の大目標として、秋の凱旋門賞などのレースも候補に挙がっている。夢は広がるばかりだ。

 アーモンドアイがターフを去り、来年、クロノジェネシスは日本競馬をリードする立場となる。無論、北村友騎手もそれは承知している。

 「未対戦の3冠馬2頭がいますが、負けたくないし、そこに譲らないよう、引っ張っていくような存在でいてほしい」

 コロナ禍に振り回された2020年。最後も大歓声こそなかったが、激戦を制した主役に3516人の入場者からは惜しみない拍手が送られた。明るい未来が待っている。クロノジェネシス北村友一が新たな歴史をつくっていく。 (板津雄志)



 ■クロノジェネシス… 父バゴ、母クロノロジスト、母の父クロフネ。芦毛の牝4歳。栗東・斉藤崇史厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績13戦7勝。獲得賞金8億7342万円。重賞は2019年GIIIクイーンC、GI秋華賞、20年GII京都記念、GI宝塚記念に次いで5勝目。有馬記念斉藤崇史調教師、北村友一騎手ともに初勝利。馬名は「母名より+創世記」。



★27日中山11R「有馬記念」の着順&払戻金はこちら



 ○…牝馬のV 今年の牡牝混合GIにおける牝馬の勝利は9勝目。これは1984年のグレード制導入後で最多。

 ○…ファン投票1位馬の勝利 通算16勝目で、ファン投票1位の牝馬が優勝したのは初めて。

 ○…斉藤崇史調教師 初出走で初勝利。38歳3カ月29日での優勝は、グレード制導入降、09年の池江泰寿調教師の40歳11カ月15日を抜いて最年少記録。JRA・GIは今年3勝目、通算4勝目。

 ○…バゴ産駒 初出走で初勝利。JRA・GIは今年2勝目、通算4勝目。

 ○…馬主・有限会社サンデーレーシング 14年ジェンティルドンナ以来6年ぶりで、通算5勝目。これは馬主として単独で歴代最多勝。JRA・GIは今年9勝目、通算57勝目(他にJ・GI2勝)。年間9勝はグレード制導入以降で最多。



 ◆GIの売り上げ、入場者 有馬記念の売り上げ金は464億2589万4400円で、昨年比99・0%と微減。入場者は3516人(うち有料入場人員は2451人)。

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【有馬記念】ラッキーライラック、引退レースは距離影響で4着 2020年12月28日(月) 04:57

 ラストランの4番人気ラッキーライラックは、4着。中団をリズム良く追走し、いい手応えで直線に向いたが、もう一段ギアが上がらなかった。

 最初で最後のコンビとなった福永騎手は「ゲートは出たなりで脚をため、勝ち馬を見ながら運びましたが、直線では思ったほど切れませんでした。距離の壁があったのかもしれません」と敗因分析。松永幹調教師は「勝てず残念ですが、よく頑張ってくれました。無事に上がってきてくれてよかったです」とGI4勝した厩舎の“看板娘”の健闘をたたえた。

 今後は一旦、栗東に戻ってから北海道安平町のノーザンファームで繁殖入りする。

★27日中山11R「有馬記念」の着順&払戻金はこちら

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【有馬記念】サラキアが断トツの上がりで2着 松山「すごいメンバーに力を見せてくれた」 2020年12月27日() 19:03

 12月27日の中山11Rで行われた第65回有馬記念(3歳以上オープン、GI、芝2500メートル、定量、16頭立て、1着賞金=3億円)は、北村友一騎手騎乗の1番人気クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が直線で先に抜け出したフィエールマンを交わすと、サラキアの追撃を振り切ってゴール。昨年のリスグラシューに続く牝馬2頭目の同一年春秋グランプリ制覇を果たした。タイムは2分35秒0(良)。



 ラッキーライラックと同じくラストランとなったサラキアは、クロノジェネシスを見るように後方で脚をためると、直線で断トツのメンバー上がり35秒4の末脚を繰り出し、大外から追い上げるもクビ差届かず、大金星まであと一歩の2着だった。



 ◆松山弘平騎手「勝ち馬を見ながら脚をためて運びました。2周目でペースが上がりましたけど、ポジションを上げると甘くなるイメージがあったので我慢しました。すごいメンバー相手に頑張って力を見せてくれました。あとは結果だけ。2着というのはとても悔しいです」



★【有馬記念】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【有馬記念】ラッキーライラック4着で現役生活にピリオド 福永「距離の壁があったのかも」 2020年12月27日() 19:02

 12月27日の中山11Rで行われた第65回有馬記念(3歳以上オープン、GI、芝2500メートル、定量、16頭立て、1着賞金=3億円)は、北村友一騎手騎乗の1番人気クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が直線で先に抜け出したフィエールマンを交わすと、サラキアの追撃を振り切ってゴール。昨年のリスグラシューに続く牝馬2頭目の同一年春秋グランプリ制覇を果たした。タイムは2分35秒0(良)。



 ラストランとなったラッキーライラックは、4着で現役生活にピリオドを打った。スタート良く、出たなりの位置で折り合いに専念。ペースが上がったところでもしっかりとついていき、手応えよく直線を迎えるもじりじりとしか伸びず、距離の壁に泣かされたような格好になってしまった。



 ◆福永祐一騎手「ゲートを出たなりの位置で、勝ち馬を見ながら運びました。手応え良く直線に向きましたが、思ったほど切れませんでした。距離の壁があったのかもしれません。ラストランでよく頑張ってくれました」



★【有馬記念】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【馬場の有利不利、教えます!】有馬記念2020 先行・差し互角!路盤緩めの上がりを要するコンディション! 2020年12月27日() 09:15

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は有馬記念・馬場の有利不利、教えます! をお届けします!


土曜日の中山芝のレース結果、近年の有馬記念の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。

この中間の降雨はゼロ。土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。結果を振り返ると、ペースや力関係を抜きにしても、好位から前めに位置した馬の粘り強さが目を引いた。一方で、中団あたりに控えていた差し馬もそれなりに脚を伸ばしている。

事実、土曜日施行の平地芝競走5鞍では、上がり3ハロンタイム最速(タイを含む)の馬が、3勝を含む4連対と活躍している。基本的に前有利ではあるが、展開次第で待機勢も十分間に合うコンディションとみていいだろう。

枠順については、内~中枠がやや有利の情勢。ただし、今開催は序盤から上がりを要する傾向が強く、中~外枠が優位の状況が続いている。3~4コーナーならびに正面直線の内寄りの傷みが進んでいることを思えば、土曜日の結果をそのまま鵜呑みにするのは危険のように思える。

実際、土曜日のレースを確認すると、内と外に馬群が割れる間隙を突いて、馬場の真ん中を通った馬の上位入線が増えつつある。加えて、未明から日曜日の早朝にかけては、みぞれ(雪まじりの雨)が時折チラつく、あいにくの空模様だ。

日曜日開催中の天気は良さそうだが、緩んだ路盤の完全回復は望めそうになく、レースが重なるにつれ、内寄り部分の劣化が進む可能性は否定できない。枠順で言えば、真ん中(3~6枠)あたりが幅を利かせやすい馬場に移行していくのではないだろうか。

血統面については、近年の有馬記念の好走馬をみると、父サンデーサイレンス系が優勢。とはいえ、非サンデーサイレンス系が不振というわけではなく、展開や馬場次第の印象。さしてこだわる必要はないものと考えられる。

それよりも重視すべきは、個々における非根幹距離競走の適性(好走経験)の有無だろう。そのなかでも、2200・2500mの高格式レース(G1・G2)で優勝経験のある馬に的を絞りたい。

今年の出走馬で、先述した要点(3~6枠、2200・2500mのG1・G2で優勝歴)を満たしているのは、⑦ラッキーライラック、⑨クロノジェネシス、⑫オーソリティ。従って当欄では、この3頭を注目株として推奨する。


【馬場予想からの注目馬】
ラッキーライラック クロノジェネシス オーソリティ

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ラッキーライラックの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月27日(日) 中山11R 第65回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)


<ファン投票上位馬>

クロノジェネシス(B)中7週
秋初戦の天皇賞(秋)では、パドックでうるさい面を見せていてそのあたりは気になったが、仕上がり自体は良さそうだった。間隔が詰まるよりは空いたほうが良いところのある馬。秋2戦目となるが、中7週と間隔も十分で、2週前、1週前と長めから追い切られていて今回も仕上りは良さそう。1週前の動きにも手応えに余裕が感じられた。ただ、欲を言えば、宝塚記念前の直線に向くまでの勢いと終いの伸びが見られれば、といった感じ。

ラッキーライラック(C)中5週
前からそうだが、追い切りでは硬い走りをする馬でなかなか良い感じがしない。この中間も、追われてからの硬さがみられ、直線に向く時の手応えも前走時のほうが良かったように見えた。

フィエールマン(B)中7週
中7週だが、この馬としてはこれまでで最も間隔が詰まっての出走。1週前追い切りは、珍しく単走なのかと思ったが、映像を見ると併走馬が直線でついてこれず独走する形で併せ馬にならなかっただけ。舌を出しながら走ってはいたが、1週前にビッシリとできているので出来は悪くない。

キセキ(A)中3週
前走時は、しっかりと乗り込まれていて天皇賞(秋)当時よりかなり良くなっていた。それでも、パドックでは力強さはあったもののまだお腹のあたりに少し余裕が感じられ、まだ絞れそうな印象も。この中間は、中3週となり1週前追い切りではCWを単走で追われている。この馬の良い時の、首が前に出て前脚が真っ直ぐ前に伸びる走りと、気合いが乗っている様子が見受けられた。前走からさらに良くなった感じ。出遅れの不安はある馬だが、角居調教師最後の有馬記念となる今回、ビッシリと仕上げてくるハズでその点でも不気味。

ワールドプレミア(C)中3週
前走が長期休養明けも、馬体はマイナス体重と予想以上に仕上げてきていた印象だった。ただ、坂路中心の追い切りでCW中心の友道厩舎の馬とすれば、少し無理したところもあったのかもしれない。今回は反動が出るか、上積みがあるか気になるところだが、1週前追い切りをCWで行っている点からは、これまでの調教内容に戻ったと良いほうに考えて良さそう。あとは、(パドックでテンションが高くなる馬なので)最終追い切りは強く追いたくはないがそれで仕上がるのか、という部分が難しいところ。

ブラストワンピース(D)中7週
この中間も、追い切りの時計は特に悪くない。ただ、若い頃に見せた前脚が高く上がって力強く書き込むグラスワンダーのような走りができていない。1週前追い切りの動きを見ても、先着してはいるものの併走相手のほうが手応えは良く、前脚が上がっていないので迫力なく映った。あとは、今年好成績の横山武騎手がどう乗るかに希望を託すしかなさそう。

ユーキャンスマイル(B)中3週
秋2戦は相性の良い左回りで結果が出ていない。パドックでもここ2戦は良い時のような張りがない感じにも見えた。ただこの中間は、日、水、日とCWでの併せ馬を3本。1週前追い切りでは力強い動きを披露し、叩き3戦目で状態は良くなってきているように感じる。

カレンブーケドール(B)中3週
前走時は調教の時計や動きが物足りなかったものの、レースでは3着争いに加わり、しぶとさを見せて大崩れのないところを見せてくれた。この中間は、中3週と間隔は詰まるが1週前追い切りでは坂路で良い動きを披露し、前走時よりも良くなっている印象を受けた。

ラヴズオンリーユー(B)中5週
エリザベス女王杯では◎にした馬。前走後はジャパンカップ、香港と候補はあったが、結局ここまで待っての出走となり、乗り込み量も豊富。前走までは坂井瑠騎手が調教で跨ることが多かったが、この中間は調教助手が騎乗して調整されており、何かを修正してきているのかもしれない。動きも良く、前走から引き続きの好状態で出走できそう。


<以下、賞金上位馬>

サラキア(B)中5週
同期のアーモンドアイラッキーライラックとは少し力量差のあった馬だが、今秋は調子が良いようで、エリザベス女王杯ではラッキーライラックと差のない競馬と、勢いを感じる。今回はさらに相手が強くなるが、引き続き調子良好の感。好走も期待できそう。

オーソリティ(C)中6週
骨折明けの前走を勝利して2連勝。この中間も2週前、1週前と併せ馬で先着しているが、動きを見ると右回りの追い切りだと終いの伸びが物足りない印象を受ける。左回りのほうが向いているのかもしれない。

ペルシアンナイト(D)中4週
2000mでは皐月賞大阪杯札幌記念と2着の実績はあるが、勝ち鞍は1800mまで。このぐらいの距離が今は良いというよりは、得意の距離では歯が立たなくなってこちらの距離に回ってきたというような感も受ける。ただ、そう簡単に勝ち負けできるというほど、こちらはこちらでレベルは低くないし、特に強調するほどのこの中間でもない。

バビット(C)中8週
菊花賞時は、距離を意識したのか1週前追いをCWに変えてきていた。今回は、中8週と間隔を十分にとってのこれまで通りの調整。坂路で乗り込まれ、1週前も坂路でというメニューに戻している。ただ、動きを見ると、時計ほど伸びている感じはなく、この相手でこの走りだと物足りない感じがする。

モズベッロ(D)6ヶ月
3着に好走した宝塚記念からの休み明け。坂路で乗り込まれているものの時計は平凡で、併せ馬でも遅れが続きと、状態は戻っていない印象。

オセアグレイト(B)中2週
追い切りでは速い時計の出るタイプではないが、動きに柔らかさがあって良い走りをする馬。この中間も、間隔は詰っているが1週前の金曜日に追い切られて前走時並みの時計をマーク。調子は維持できていそう。

クレッシェンドラヴ(D)中3週
前走は相手も強かったが、あまり使われてこなかった左回りも響いた印象。調教での時計も物足りなかった。この中間も大きく変わった感じはなく、ここも相手が強いので厳しそう。


このコラムからの推奨馬は、キセキフィエールマンクロノジェネシスユーキャンスマイルの4頭をあげておきます。



◇今回は有馬記念編でした。
毎年、年末のコラムや、笠松で開催しているウマニティ杯くりーく賞などで「来年も無事に競馬が開催されることを願い」という言葉を使ってきていましたが、今年ほどこの言葉が重く感じた年はなかったのではないでしょうか。何よりも1年間、毎週途切れることなく競馬が開催されたことに感謝したいと思います。緊急事態宣言があり、様々な競技が開催できなくなっていた中でも、競馬がスポーツと娯楽を提供し、税収も確保してきたことは、非常に大きな意味があったと思っています。ずっと思っていることですが、今年改めて、30数年前に数あるエンタメの中から競馬をチョイスした自分の目も間違っていなかったと、そんな風にも感じています。
そんな中で行われる今年の有馬記念ですが、ジャパンカップに出走した3冠馬3頭の出走がないことこそ少し残念ですが、楽しみなメンバー構成で行われます。年末のお祭りでもある有馬記念は、ぜひともたくさんの人たちに馬券を買って楽しんでもらい、少しでも売上が伸び、コロナ禍のなか頑張ってくれている人たちのために税金を使ってもらえればと思ったりもしています。
今年は短期免許の外国人ジョッキーも不在で、日本のジョッキーにとってもアピールするチャンスでもあります。馬も人も、来年に向けて素晴らしいレースをしてほしいと期待しています。そして、こういう状況下、ある意味“ひとつの奇跡”として繰り広げられる2020年の有馬記念を、この目に焼きつけたいと思っています。
まだまだ先の見えない世の中が続いていくことと思いますが、まずは健康に気をつけて医療現場に負担をかけないようにして、それぞれができることをできる範囲で行っていきましょう!

それでは次回、第5回ウマニティ杯くりーく賞編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2020年12月25日(金) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2020
閲覧 2,627ビュー コメント 0 ナイス 10

先週の朝日杯FSは、グレナディアガーズがフランケル産駒らしく高い潜在能力を見せて、川田騎手が内から巧く差してきて勝利。コラムでも書いたように「大駆けのある馬」とは思っていましたが、頭での馬券は狙えず。もうちょっと強気に行ければなあと思っています。

今年は、この後、入れ替え戦にまわることになりそうですが、最後までやれることをやって結果を残したいと思っています。約6年に渡るプロからずり落ちても、いちウマニティ会員として、競馬好き飲み会参加などを目標に頑張っていきます。個人的には、ホッカイドウ競馬(道営競馬)の小論文を突破して委員となり、地方から中央競馬発展のために尽力したいというのがこの先の夢です。

最終回なので、プロになった時の話を少ししようと思います。プロテストでは、当時失格者が出ての繰り上がり補欠合格でした。3連単でホームランをかっ飛ばすいっくんプロも北海道出身で同期でもあり、リスペクトしている予想家の一人です。北海道から飛行機で銀座まで行って、面接を受けてのデビューでしたが、補欠合格だったぶん、数ヶ月遅れでした(笑)プロ活動期間は調子のいい時も悪い時も含めて楽しかったですよ。是非、この先、やる気のあふれている人はプロを目指して頑張って欲しいです。ネット上でも当たれば神、外れれば詐欺師、と言われる立場ですが、最近はすっかり興味を失われて良いコメントも悪いコメントも無くなりました(笑)まだ地方プロと香港プロは残っているので、そこでも頑張りつつ、再度勝ち上がってこれるよう実力アップを図りたいと思っています(最近、ロジックを変えて大きいのがまた当たるようになってきたので、正直、入れ替え戦でのヒリヒリするような勝負が楽しみでなりません)。

自身の活動としては、北海道に移住してくれる人が増えてくれたらいいなあ、というのが根底にありましたので、テレワークの時代になり、是非そのような流れになっていけばと願っています。食べ物は美味しいし、家賃は高くないし、「密」とは正反対の「疎」の世界だけに、コロナ禍の状態では、「あり」だと思います。これまで、ご愛読いただきありがとうございました。入れ替え戦で勝ち残れたら、その時はまたフェブラリーSでお会いしましょう!


<全頭診断>
クロノジェネシス:強い牝馬の時代を象徴するような形で宝塚記念を圧勝。今年は、牡馬と一緒でも安定して上位に来ており、スタミナも豊富で当然有力。

フィエールマン菊花賞馬で天皇賞(春)を連覇しており、ステイヤーと思われがちだが、前走の天皇賞(秋)でも高く評価したように、中距離適性も十分あって鋭い末脚も使える馬。母がフランスの良血繁殖牝馬であるディープインパクト産駒だけに、ここを勝って、ディープインパクトの正当な後継種牡馬として世界に向けた種牡馬になってほしい。ノーザンFとして、年に1頭しか産めない牝馬より、勝ってこの馬の種牡馬としての価値を高めたいという願望が、ルメール騎手配備に現れているのでは。

ラッキーライラック桜花賞で1番人気ながらアーモンドアイに負け、ショックだったのか(笑)そこからやや低迷期間続いた。そして、スミヨン騎手の騎乗でスイッチが入った(?)か、オルフェーヴル譲りの成長力(?)か、いずれにせよ古馬になって活躍を続けるようになって、いよいよここが引退レースとなる。フィエールマンにルメール騎手をとられてしまったが、福永騎手を用意してもらった。ただ、先週の朝日杯FSでレッドベルオーブが口を割って暴走したように、ソフトタイプの福永騎手が合わないという可能性はありそう。

カレンブーケドール:コンビで活躍してきた津村騎手が下ろされて、大一番に強い池添騎手へのスイッチとなった。ちょっと気の毒だが、津村騎手はG1実績が少ないだけに仕方ないのだろう。JCでも思ったより後ろから差してきたように、3強に食らいついており、ここでも好勝負可能。ディープインパクト×2歳、3歳チリ女王という配合で、瞬発力はそうでもないが底力あり。

ワールドプレミアワールドエースヴェルトライゼンデの下で、昨年の菊花賞馬。11ヶ月ぶりの前走JCでも調教の動きがよく、間に合ったと思い印を打ったが、0.8秒差の6着。三強の壁は厚かったが、使った反動が出ずに良化がみられるここは、好走可能。

オーソリティ:母母シーザリオだけありスタミナ十分で、青葉賞勝ちの後は骨折で半年開いた前走アルゼンチン共和国杯を勝った。近年はアルゼンチン共和国杯からここにつながったりもするのだが、正直今年は......。低レベルなレースだった印象で、ここではまだ厳しいのでは。

キセキ:前走は浜中騎手が抑えるのを諦めたような超ハイペースな大逃げだったが、好レースとなった影の功労者なのかも。ただ、さすがに大暴走後のここは狙いにくい。

ブラストワンピース:一昨年の有馬記念馬なのだが、今年はうまくかみ合わないレースが続き低迷。不器用な巨漢馬だが、若手のホープの横山武騎手がどんな騎乗みせるかは楽しみ。馬券的には買わない予定ではあるのが。

ラヴズオンリーユー:前走あたりは結構ハード調教を積んでいたので、そろそろ状態下降かなともみていたのだが引き続き動きは良い。ただ中山自体初めてで、前走の阪神でも坂で鈍っていた。あまり向く舞台ではないとの印象。前走で凡騎乗のデムーロ騎手も、ちょっとピークを過ぎた感が強くなってきた。

バビット菊花賞では3番人気10着と凡走したが、このコラムでもふれたように、割と予測しやすかった凡走では。ローカル中距離重賞で逃げてしぶとく稼ぐサイレントハンターみたいなタイプ(といっても例えが古すぎるか)で、G1でどうこういう馬でないのでは。

サラキア:府中牝馬S勝ち直後に、とうとうG1エリザベス女王杯でも2着と5歳秋にして今がピークなのかもしれない。ただ中山2500m向きではない印象。

ユーキャンスマイル:春は阪神大賞典勝ちもあり天皇賞(春)もそこそこだった。ただ秋になり1番人気でアルゼンチン共和国杯で4着、JC12着とパッとしない状況。年齢的にまだやれていい5歳の暮れだが、狙いにくい。

ペルシアンナイト:母がゴールドアリュールの全妹で、ハービンジャー産駒だけに、マイル寄りでの活躍から最近は中距離シフトしてきているのかもしれない。ただ、ズブくなってきたからこの距離で、という相手関係ではなく厳しい。

クレッシェンドラヴ:福島が得意な馬で昨年の福島記念、今年の七夕賞勝ちがあるだけに、似た要素のある中山金杯あたりが良いのでは。

モズベッロ宝塚記念では12番人気ながら3着と好走し、このレースと同舞台の日経賞ミッキースワローの2着。激走の下地はありそうで、少額穴で狙うにはいい馬ではないだろうか。

オセアグレイト:今年はダイヤモンドS3着、ステイヤーズS勝ちと数少ない3000m超のレースで好走するステイヤー。中山2500m自体はいい条件なのだろうが、相手関係が厳しい。


<まとめ>
有力:フィエールマンクロノジェネシスラッキーライラック

ヒモに:ワールドプレミアカレンブーケドール

穴で:モズベッロ

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2020年12月20日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2020年12月20日号】特選重賞データ分析編(233)~2020年有馬記念~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 有馬記念(グランプリ) 2020年12月27日(日) 中山芝2500m内


<ピックアップデータ>

【前走の騎手別成績(2015年以降)】
○今回と同じ騎手 [5-4-3-36](3着内率25.0%)
×今回と異なる騎手 [0-1-2-29](3着内率9.4%)

 過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、前走と同じジョッキーが騎乗していた馬。いわゆる“乗り替わり”で臨んだ馬は苦戦していました。計画的な参戦で乗り慣れているジョッキーの確保に成功した馬を高く評価すべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定(キセキクロノジェネシスらが該当する見込み)
主な「×」該当馬→未定(オーソリティカレンブーケドールフィエールマンラッキーライラックらが該当する見込み)


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつJRA、かつG1のレース”において1着となった経験がある」馬は2015年以降[3-4-5-16](3着内率42.9%)
主な該当馬→クロノジェネシスフィエールマンラッキーライラック

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2020年11月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ジャパンカップ展望/意外とスンナリ決まらない最近の3強対決
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先週は豪華メンバーのマイルチャンピオンシップが行われた。

当日の阪神芝は前日以上にインが有利。レシステンシアが内枠からスンナリ単騎の逃げを打ったことで、レース全体も先行イン有利の決着となった。

その中で絶好位につけて抜け出して来たのは人気のグランアレグリア。道中の折り合いを心配したが結果的には全く問題なく、直線少し前が詰まるシーンもあったが、体勢を立て直してからの脚の鋭さには目を見張るものがあった。まさに完勝。不安要素もあるとみて最終的な評価は3番手に下げたが、終わってみればとんだ見立て違いだった。

レースの明暗を分けたのは展開だ。当コラムで、「恐らくレシステンシアの逃げはそれほどハイペースにはならず流れは落ち着く可能性が高い」と書いた通り、落ち着いた流れになったことで、外を回った馬はほぼノーチャンスだった。

レシステンシアの北村友騎手に「もっと飛ばして欲しかった」という意見も見られたが、そもそもレシステンシアはこれまで実質的なハイペースで逃げたことはない。阪神JFは確かにそれなりの流れだったが、隊列はスンナリ、前走で1400mを使われていたことで、馬なりでもそれなりのスピードを発揮しただけのことだ。

北村友騎手は馬の気持ちを重視する「馬なり系」のジョッキー。強引に飛ばすような逃げはまずしないので、その特徴通りだった。騎手の特徴を知っておけば、無茶な期待をすることはない。逆に騎手の特徴を知らないままだと、何でもっと違う乗り方をしないんだと、不満ばかりが溜まっていく。納得いかない騎乗があったら、文句を言う前にその騎手について調べた方が良い。

(騎手の動き・特徴については『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』を読めばわかるようになります)

…と偉そうに語ってしまったが、私の本命は◎サリオスだったので、何も言えないのが悔しい。

~意外とスンナリ決まらない”3強”のG1レース

さて、今週末はこの秋屈指の、いや、21世紀屈指の好カードジャパンカップが行われる。

2年前の3冠牝馬にして8冠馬のアーモンドアイに、3歳牡馬牝馬の無敗の3冠馬コントレイルデアリングタクトの激突。この対決は海外遠征があまりできないコロナ禍がもたらした面もあり、今後も恐らく観ることのないドリームマッチとなりそうだ。

こういったレースは得てして馬券的には面白くないケースもあるが、今年はなかなか伏兵陣も充実している。昨年の香港ヴァーズを制し、前哨戦の京都大賞典をステップに臨むグローリーヴェイズ、2年前の2着馬で近走は復調気配を感じる古豪のキセキ、昨年の2着馬でオールカマー2着からココに臨むカレンブーケドールなどなど、通常ならば人気の一角を占めそうな有力どころが参戦。サートゥルナーリアの故障回避は残念だが、それでも十分豪華なメンバーと言えるだろう。

ちなみに、3強対決は今年のG1でも複数回見られるが、3頭での決着はほとんど見られない。3強の定義をどうするかが難しいところだが、仮に、

1、1番人気馬が2倍以上
2、2~3番人気が5倍程度までで拮抗
3、4番人気が10倍超程度と上位3頭から離れている

以上を3強を定義すると、条件にほぼ収まる今年のG1レースは以下の4度あった。

皐月賞

2.7倍 コントレイル →1着
3.6倍 サトノフラッグ →5着
3.8倍 サリオス →2着
(4番人気ヴェルトライゼンデは13.0倍)

天皇賞(春)

2.0倍 フィエールマン →1着
5.0倍 ユーキャンスマイル →4着
5.3倍 キセキ →6着
(4番人気ミッキースワローは11.9倍)

宝塚記念

2.4倍 サートゥルナーリア →4着
4.1倍 クロノジェネシス →1着
4.9倍 ラッキーライラック →6着
(4番人気ブラストワンピースは9.9倍)

スプリンターズS

2.2倍 グランアレグリア →1着
3.9倍 モズスーパーフレア →10着
5.1倍 ダノンスマッシュ →2着
(4番人気レッドアンシェルは13.3倍)

結果はご覧の通り、3強での決着は皆無だ。

さらに遡っても、3強っぽいオッズはしばしば発生しているが、驚くほどその3頭で決まることはない。それらしい決着でいうと2017年の朝日杯だろうか。

2.3倍 ダノンプレミアム →1着
3.9倍 タワーオブロンドン →3着
5.3倍 ステルヴィオ →2着
(4番人気ダノンスマッシュは8.7倍)

オールドファンなら、マヤノトップガンが差し切り、以下サクラローレルマーベラスサンデーで決まった1997年の天皇賞(春)などが3強対決&3強決着として思い浮かぶかもしれないが、近年は意外なほど一筋縄では収まっていない。

もし人気の3冠馬3頭で決まったらごめんなさいだが、馬券的には3頭のうち2頭くらいが馬券に絡み、1頭は別の組が入る…というような買い方が面白いのではないか。

例えば軸馬Aから、3強の残りBCを2列目に、3列目にはあえてBCを入れずに買うというような組み方は効率も良く、期待値も大きいように思う。

ジャパンカップの有力馬&穴馬

というわけで、最後は3強のなかで最も有力と考える馬と、3強以外の伏兵候補を1頭挙げておきたい。

コントレイル

菊花賞は外が有利な馬場状態の中での内枠。スピード豊富なこの馬には、馬場も枠も厳しい条件だった。それでもアリストテレスに詰め寄られながらも退けたのは地力の高さゆえ。東京芝2400mに替わるのは間違いなくプラスで、レースセンスも高く不発リスクの少ないタイプ。3強の中でも最有力とみる。

ユーキャンスマイル

かなり人気は落ちそうだが侮れないのがユーキャンスマイル。前走のアルゼンチン共和国杯は馬場の悪い内を通らされたことと久々が敗因で、悲観するものではなかった。昨年は内が伸びるレースだったジャパンカップだが、その中で外からよく伸びていたし、左回りの長丁場はベスト。今年は昨年よりも外が伸びる馬場になる可能性が高く、岩田騎手の決め打ち的な騎乗がハマれば怖い存在になりそうだ。

※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年11月21日() 09:15 覆面ドクター・英
マイルCS・2020
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前回のエリザベス女王杯は、コラムでの見立て自体は大体良かったと思うのですが、やはり最後は騎手の差が出ましたね。
ラッキーライラックは大外枠の分、少し厳しいかと思っていたのですが、さすがルメール騎手だけあって、早め先頭の隙の無い競馬でした。札幌記念での不甲斐ない負け方は騎手がイマイチだったんでしょう(笑)。
対して本命を打ったラヴズオンリーユーラッキーライラックを奪われた形で奮起するかと思われたM.デムーロ騎手ですが、余分に外々まわって最後たれるという何の工夫も無い残念騎乗でした。
2着に差してきたサラキアは、こちらもコラムでも高い評価を与えていた一頭ですが、北村友騎手(14日12Rでの斜行により今後騎乗停止へ)が鋭く末脚生かす競馬。
ハイペースの失敗逃げのノームコアは、横山典騎手らしいといえば、らしいんでしょうね。行きたがるのをそのまま行かせてハイペース逃げで馬券圏外どころかビリから数えた方が早い惨敗と、高く評価してる人にとっては頭に来る騎乗だったかもしれません。ただ、やはり距離が長かったことと関西輸送もダメだったのではないかとみています。
そんなこんなで、騎手という部分にどうしてもフォーカスしてしまう一戦。個人的には、3連単マルチでちょっとだけ拾えたのですが、あれで210倍は意外でした。今秋は1番人気がきっちりと結果を出すG1続きで、素直さも大事といったところでしょうか。1着3着逆で帯封......、うーん、ルメール騎手がどの馬に乗るか、という時代なんでしょうね。

今年は阪神開催という特殊情勢のマイルCSですが、そこはあまり過剰に意識しないほうが良いのではというのが見立て。そこそこ荒れるレースでも、今年の流れだと1番人気馬がやはり強いのかも。


<全頭診断>
1番人気想定 グランアレグリア:昨年は桜花賞、今年は高松宮記念2着、安田記念とスプリンターズS勝ちと、ディープインパクト×タピット(アメリカでも最高値レベル続く種牡馬)牝馬というだけあり高い能力を示している。前走のスプリンターズSは後方から能力が違うと言わんばかりの突き抜けを見せた。本質的には1400mで世界最強レベルなのだろうが、今の阪神なら、早めに抜け出して、残り1Fは流して勝っちゃうかも。

2番人気想定 サリオス:朝日杯FS勝ち、皐月賞2着、ダービー2着した後、秋は毎日王冠を勝利。コントレイルとの対決となる菊花賞は、距離適性も考え避けたのか、その後はここに矛先を向けてきた。ハーツクライ×ニジンスキー系牝馬だけに正直、菊花賞に出て欲しかったなあとは思うのだが、まあ使い分けとかもある時代だけに仕方ないのだろう。半姉のサラキアエリザベス女王杯で好走したように、この時期が合う血統とも思われる。ただ、トップ以外はそうレベルが高くないと言われている3歳世代だけに、そのあたりがどうか。

3番人気想定 インディチャンプ:昨年の安田記念とマイルCSの春秋制覇をして、今年も安田記念で3着。調教の動きも鋭く、衰え感じず、ここも当然好勝負必至。

4番人気想定 レシステンシア桜花賞2着、NHKマイルC2着と活躍しているが、再三指摘のトップ以外は弱いこの世代だけに微妙。正直マイルでも長いのでは。

5番人気想定 アドマイヤマーズ:1番人気になるであろうグランアレグリアが連対を外した2回をいずれも勝利している、天敵とも言える存在。休み明けのスワンSでも3着に来ての参戦で、川田騎手もあり人気になりそうだが、個人的には非常に相性の悪い馬であまり買いたくない。

6番人気想定 ラウダシオン:春はNHKマイルCを勝ち、秋になって古馬相手にも富士Sで2着とマイル路線での実力上位を示した。ラチを頼らないとフラフラする面などもあるので、武豊騎手に戻ることは外を回すM.デムーロ騎手よりプラスなのでは。

7番人気想定 サウンドキアラ:今年前半は京都金杯、京都牝馬S、阪神牝馬Sと重賞3連勝の後にヴィクトリアマイルでも2着と好走した。ただ秋になりスワンSでは1番人気で10着と惨敗していて、好調期間の終わった牝馬は買いにくい。

8番人気想定 ヴァンドギャルド:春はマイラーズCで3着の後に安田記念に挑んだが10着と惨敗。秋になり富士S勝ちの後に、ここで再度G1挑戦となる。昨秋は3連勝しており、この時期がいい馬なのでは。ここでも楽しみ。

9番人気想定 ペルシアンナイト:夏の札幌記念では久々に2着と馬券に絡んだし、その時にはラッキーライラックに先着したのだが、富士Sで4着だったように全盛期の力はない。

10番人気以下想定
スカーレットカラー:前走得意の東京で、陣営がかなり色気をもってがっちり仕上げていた後だけに、調教の動きは良い。ただ、右回りのG1だけに要らないのではないか。

カツジ:前走のスワンSは岩田康騎手による、追い込み馬のびっくり逃げで11番人気での勝利と嵌った形。ここは再現はないだろう。

アウィルアウェイ:実績は1400mまでで前走のスプリンターズSでは10番人気ながら3着と鋭く追い込んできたのだが、初のマイルがG1というのは普通に考えると厳しく、差し難い今の阪神の馬場も向いていない。

タイセイビジョン:早い時期から活躍してきて、昨年は函館2歳S2着、京王杯2歳S勝ち、朝日杯FS2着、アーリントンC勝ち。とここまでは良かったのだが、NHKマイルC4着、秋になっても富士S5着と段々とトップグループから離れつつあり、成長力がいまひとつの可能性(これだけ稼げばもちろん立派ではありますが)。

ケイアイノーテック:2年半前のNHKマイルC勝ち以降は低迷が続き、今年は掲示板の下のほうには来ているのだが、この相手だとやはり厳しいだろう。

ブラックムーン:京都金杯勝ちから2年10ヶ月馬券にならない状態が続いており、要らない。

メイケイダイハード:7月の中京記念ではびっくりの18番人気Vだったが、その後2戦ともに2桁着順ときているようにここでの一発は期待薄。

ベステンダンク:オープン特別で長くコツコツと稼ぐ馬主孝行馬だが、G1でどうこういう馬ではない。


<まとめ>
有力:グランアレグリアサリオスインディチャンプ

穴で:ヴァンドギャルド

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2020年11月20日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】運よく人気薄が引っ掛かるのも必然/マイルCSの穴馬候補
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先週はエリザベス女王杯が行われ、1番人気のラッキーライラックが、直線力強く抜け出し連覇を達成。大外枠を不安視されたが、それを払拭する見事な勝利だった。このまま順調に行けば次走は有馬記念に出走する可能性もある。そうなると、今週同じく有馬記念に参戦を表明したクロノジェネシス、そしてフィエールマンなどとの激突が実現することになる。今から年末の大一番を楽しみに待ちたい。

馬券とは別に、様々な議論を呼んだのがノームコア=横山典騎手のアッと驚く逃げだろう。控える競馬で結果を出してきた同馬のいわば”奇襲”に賛否両論…というよりは圧倒的に”否”の意見が多かったように思う。2番人気で16着という結果を目の前にすれば、何か言いたくなるのも仕方ない。

もっとも、過去のレースを綿密に振り返ると、今回の逃げは決して特別なことをしたわけではない。基本的にこれまで通り、スタートからギアを入れずにフワッと出して行くレースをしただけだ。ただ今回はさらに距離が延びた上に、他馬がまったく行く気を見せなかったので、結果的に「1番手」に収まってしまった。これはある意味横山典騎手の得意パターンでもあり、あそこから気分良く逃げてそのまま…ということも多々あった。ただ誤算は恐らく1コーナーだろう。もう少しフワッと入れれば良かったが、そこで掛かってエキサイトしてしまった。こうなるともう手が付けられない。直線早々にガス欠したのは、前半の折り合いが上手く行かなかったことに尽きる。

それでも、個人的には同騎手らしい勇気ある素晴らしいチャレンジだったと思う。

武蔵野Sは毎年荒れるドル箱レース

さて、そんな先週だったが個人的な見せ場はまたしても土曜日、武蔵野Sだった。本命にしたのは◎エアスピネルエルムSは条件が合わなかったが、その一戦で人気が一気に落ちていた。

加えて武蔵野Sは難解なレース。昨年も波乱になったように、ダート競馬の中では差しが届きやすく、通常のダート戦で求められる先行力や立ち回りとは異なる能力を問われる。難解なレースは敬遠するのではなく、むしろ難解なレースは高配当を仕留めるチャンス。今年も波乱があるとみて手広く攻めた。

「競馬は思い通りに行かない。思い通りに行かないことを認めて、その前提で予想をする」

ということである。結果としてかなり高めのソリストサンダーが突っ込んできてくれて、3連複は3万馬券、3連単は20万馬券。



運よく人気薄が引っ掛かったように見えるかもしれないが、そうではなく、運よく人気薄が引っ掛かるレースを選んで勝負している、ということである。本コラムでも再三書いているが、改めてレース選択の重要性、波乱度の高いレースを狙うことの大事さを感じた。武蔵野Sは基本的に波乱の構造なので、来年も忘れないでおきたい。

マイルチャンピオンシップ展望

さて、今週末はマイルチャンピオンシップが開催される。来週はジャパンカップが控えているが、負けず劣らずの豪華メンバー。マイルG1ホース8頭が顔を揃えた。

人気は安田記念の覇者グランアレグリア毎日王冠からの参戦となりコントレイル以外に負けたことがないサリオス、そして昨年の春秋マイル王インディチャンプの3頭だろうか。

いろいろ考えて行くとやはりこの3頭は強そうだが、果たして3頭で決まる確率はどれくらいだろうか。割に合うオッズになれば良いが、今回は上位人気勢のあとに控えている伏兵勢もそれなりに強力なので、やはりひと捻りは加えてみたいところ。

恐らくレシステンシアの逃げはそれほどハイペースにはならず流れは落ち着く可能性が高い。というのも、北村友騎手は無茶をするタイプではない。できるだけ馬なりで入って、そのリズムを守るのが同騎手の流儀だ。スタートが速く加速力もあるレシステンシアだが、そこからは出たなり。他の馬が絡んでくれば譲る可能性もあるし、絡んで来なければ淡々と流れる。

今は馬場が速いので字面は速くても隊列はやや前が有利、差し一手だと厳しいだろう。

というわけで、上記3頭以外で狙いたいのはアドマイヤマーズ

スワンSは厳しい内枠だったが、それでも最後までじわじわ伸びて一定の力は見せた。もともと叩き良化型で1F延長も歓迎、阪神に替わるのもプラスだろう。川田騎手ならそれなりに位置を取ってくれる可能性は高く、前を見ながら絶好位につけられそうだ。一角を崩すチャンスがある。

※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ラッキーライラックの口コミ


口コミ一覧
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 昨年のJRA芝平地牡・牝馬混合GⅠの優勝は、『9頭:1頭』の比率で牝馬が牡馬を圧倒しました。今年はそれほどの勢いが見られませんが『夏は牝馬』の格言もあり、上半期総決算『宝塚記念』をこの観点から予想してみたいと思います。
(世代限定の2歳GⅠや3歳GⅠ、及び牝馬G1はカウントしていません。)


それでは、まず昨年のGⅠの結果を振り返ってみましょう。

①上半期   4:1
②下半期   5:0
③年間通算  9:1

  高松宮記念   モズスーパーフレア  1:0 (8/18)
  大阪杯     ラッキーライラック  2:0 (2/12)
  天皇賞(春)   フィエールマン    2:1 (1/14)
  安田記念    グランアレグリア   3:1 (3/14)
  宝塚記念    クロノジェネシス   4:1 (2/18)

ここまでが上半期(経過順に勝利数を積み上げています)

  スプリングS  グランアレグリア   1:0 (7/16)
  天皇賞(秋)   アーモンドアイ    2:0 (3/12)
  マイルCS   グランアレグリア   3:0 (5/17)
  ジャパンC   アーモンドアイ    4:0 (3/13)
  有馬記念    クロノジェネシス   5:0 (5/18)

ここまでが下半期

この数値を年間で通算すると        9:1

次に、今年上半期のこれまでの結果を示して昨年と比較してみます。

①上半期   1:3

  高松宮記念   ダノンスマッシュ ※0:1 (7/18)← →モズスーパーフレア  1:0 (8/18)
  大阪杯     レイパパレ     1:1 (2/13)← →ラッキーライラック  2:0 (2/12)
  天皇賞(春)   ワールドプレミア ※1:2 (2/17)← →フィエールマン    2:1 (1/14)
  安田記念    ダノンキングリー ※1:3 (1/14)← →グランアレグリア   3:1 (3/14)
  宝塚記念    (   ?   ) ?:? (5/13)← →クロノジェネシス   4:1 (2/18)

 安田記念終了時点で優勝馬の比率は、今年と昨年では正反対の1:3(昨年3:1)です。牝馬がかなり引き放された感があるように思われますが、※印のレースに関しては牝馬もそれほど差のない2着または3着に健闘しているので、展開のアヤで昨年並みの牝馬の活躍した年になっていたかもしれません。

【今年上半期のGⅠで上位入賞した牝馬】
  高松宮記念 2着レシステンシア   クビ差 ※
  天皇賞(春) 3着カレンブーケドール 0.5秒 ※
  安田記念  2着グランアレグリア  アタマ差※

 出走馬に対する牝馬の出走率は、今年が19.4%(12/62)。昨年は21.2%(14/66)と、ほぼ同じ割合で牝馬が出走しているものの出走率が若干下がっていることと牝馬の勝率の低下に関係があるのでしょうか。

 もし関係があったとしても、今回の『宝塚記念』では13頭中5頭も牝馬が出走し、牝馬出走率は38.5%。量(出走数)でも質(G1馬3頭)でも牝馬が巻き返し必至ではないかと思われます。

 昨年、牝馬が9勝を挙げた内、複数のレースで勝利したのがアーモンドアイ2勝、グランアレグリアが3勝、クロノジェネシスも2勝です。

 アーモンドアイは引退しましたが、既にGⅠ馬となったレイパパレがその穴を埋めるだけの期待を持たせる存在になりつつあると思います。ですから、年間では牝馬の巻き返しが可能と考え、『宝塚記念』がそのきっかけになり得るかを検証しながら予想を進めたいと思います。


 過去10年間の上位入賞馬の傾向をまとめてみます。(詳しくは日記の末尾に掲載している資料でご確認ください。)

【過去10年間】

前年有馬記念出走馬   4-6-3-28
前年JC出走馬     1-4-5-25
その他前年GⅠ出走馬  5-3-2-41
前年GⅠ不出走馬    1-1-2-33

年明けレース 0~1R 0-0-0-5 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-0-0-4
年明けレース 2~3R 8-6-6-59 →有馬・JC出走 4-4-5-30  不出走 4-2-1-29
年明けレース 4R以上 2-4-4-50 →有馬・JC出走 0-2-1-12  不出走 2-2-3-38


 宝塚記念が今年の2戦目~3戦目の馬が8勝で、今年4戦目以上が2勝。今年の初レースだった馬や今年1戦を挟んだだけで出走してきた馬は、複勝圏内に1頭も入っていないことが分かります。

 8勝を挙げている『2~3戦目組』の丁度半分が、前年の有馬記念やJCに出走するか、今年の国内GⅠまたは海外のGⅠに出走している格の高いのが『グランプリGI宝塚記念』です。

 8勝を挙げている『2~3戦目組』の残り半分が、前年の有馬記念にもJCにも出走していませんが、前年のGⅠに出走しています。

 不思議なことに、4勝を挙げている『前年の有馬記念・JCに出走組』で、両レースへの出走馬は2着以下に敗れています。唯1頭、ゴールドシップだけがリーピーターとして前年の有馬記念・JC2レースに出走し、連覇を果たしています。

 もちろん、ゴールドシップも宝塚記念で初優勝した時は、有馬記念にしか出走していません。そして偶然にも宝塚記念の前走は天皇賞春で7着になっています。

 クロノジェネシスも連覇を狙っていますが、昨年は『前年の有馬記念・JCの不出走組』で、今年はJCに出走して1着になっていることと、前走が海外遠征であることが懸念材料です。

 昨年のクロノジェネシスは前走大阪杯2着で年明け3戦目での出走、今年の前走はドバイシーマクラシック2着で年明け2戦目で宝塚記念に出走します。昨年末から前走までのレース後の負荷、疲労の蓄積による影響が昨年より大きく、レース結果に響くのではないかという思いが懸念されるのです。 

 今年の出走は13頭中『前年の有馬記念・JCの不出走組』が9頭と大多数です。その内6頭が昨年のGⅠにも出走していないので、この6頭の中で今年G1に出走し1着になったレイパパレが本命サイドになります。

残りの5頭は穴馬として印を打てるのか選択する対象となります。いわゆる『上がり馬』として複勝候補に残せるのは宝塚記念の前走として相性の良い『鳴尾記念組(1勝・2着2回・3着1回)』からユニコーンライオンを選ぶことになります。

 ユニコーンライオンは、宝塚記念で2勝を挙げている『今年4戦目以上組』の1頭で、この組からカデナ、アリストテレス、モズベッロと合わせて4頭が連下候補になります。

 『今年2~3戦目組』からは、対抗候補としてカレンブーケドールとキセキの2頭を選びます。

 以上を総合的に判断して最終的に予想を


△1.ユニコーンライオン 鳴尾記念1着  4戦目 不出走 不出走  不出走
◎2.レイパパレ     大阪杯1着   2戦目 不出走 不出走  不出走
 3.メロディーレーン  ジューンS10着 6戦目 不出走 不出走  不出走
 4.ワイプティアーズ  鳴尾記念5着  3戦目 不出走 不出走  不出走
 5.アドマイヤアルバム 目黒記念3着  5戦目 不出走 不出走  宝塚記念14着
 6.シロニイ      天皇賞春16着  5戦目 不出走 不出走  不出走
○7.クロノジェネシス  ドバイシ2着  2戦目 1着  不出走  天皇賞秋3着、宝塚記念1着、大阪杯2着
×8.カデナ       安田記念6着  5戦目 不出走 不出走  天皇賞秋8着、宝塚記念12着、大阪杯4着
×9.アリストテレス   天皇賞春4着  4戦目 不出走 不出走  菊花賞GⅠ2着
▲10.カレンブーケドール 天皇賞春3着  3戦目 5着  4着   
△11.モズベッロ     大阪杯2着   4戦目 15着  不出走  宝塚記念3着、天皇賞春7着
 12.ミスマンマミーア  目黒記念12着  5戦目 不出走 不出走  不出走
△13.キセキ       QE2世C4着  3戦目 12着  8着   天皇賞秋5着、宝塚記念2着


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。


宝塚記念過去10年間の上位入賞馬とレース分析のために拾い出した各年のデータは、資料として最後に示しました。このデータを根拠に予想を立てました。興味のある方は参考にご覧ください。



2020年
   馬名       前走   今年R数 前年有馬 前年JC その他前年GⅠ

1着クロノジェネシス 大阪杯2着  3戦目 不出走 不出走  エリ女5着、秋華賞1着、オークス3着、桜花賞3着
2着キセキ      天皇賞春5着 3戦目 12着  8着   天皇賞秋5着
3着モズベッロ    天皇賞春7着 4戦目 不出走 不出走  不出走

前年有馬記念出走馬   0-1-0-2
前年JC出走馬     0-1-0-2
その他前年GⅠ出走馬  1-0-0-8
前年GⅠ不出走馬    0-0-1-4

年明けレース 0~1R 0-0-0-1 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-1
年明けレース 2~3R 1-1-0-7 →有馬・JC出走 0-1-0-3  不出走 1-0-0-4
年明けレース 4R以上 0-0-1-7 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-0-1-6

2019年

1着リスグラシュー  QE2世C3着 3戦目 不出走 不出走  香港ヴァ2着、エリ女1着、ヴィクトリアM2着
2着キセキ      大阪杯2着  2戦目 5着  2着   天皇賞秋3着
3着スワーヴリチャードドバイシ3着 3戦目 不出走 3着   天皇賞秋10着、安田記念3着、大阪杯1着

前年有馬記念出走馬   0-1-0-3
前年JC出走馬     0-1-1-1
その他前年GⅠ出走馬  1-0-0-3
前年GⅠ不出走馬    0-0-0-2

年明けレース 0~1R 0-0-0-1 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-1
年明けレース 2~3R 1-1-1-6 →有馬・JC出走 0-1-1-3  不出走 1-0-0-3
年明けレース 4R以上 0-0-0-2 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-0-0-1

2018年
 
1着ミッキーロケット 天皇賞春5着 4戦目 不出走 不出走  天皇賞秋12着、宝塚記念6着、大阪杯7着
2着ワーザー     香港ライオン⑥4戦目 不出走 不出走  香港ゴールド2着、香港スチュワ3着、香港C2着
3着ノーブルマーズ  目黒記念2着 6戦目 不出走 不出走  不出走

前年有馬記念出走馬   0-0-0-1
前年JC出走馬     0-0-0-1
その他前年GⅠ出走馬  1-1-0-7
前年GⅠ不出走馬    0-0-1-5

年明けレース 0~1R 0-0-0-0 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-0
年明けレース 2~3R 0-0-0-11 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-0-0-10
年明けレース 4R以上 1-1-1-2 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 1-1-1-2

2017年

1着サトノクラウン  大阪杯6着  3戦目 不出走 不出走  香港ヴァース1着、天皇賞秋14着、宝塚記念6着
2着ゴールドアクター 天皇賞春7着 3戦目 3着  4着   天皇賞春12着
3着ミッキークイーン ヴィクトM7着3戦目 5着  不出走  エリ女3着、ヴィクトリアM2着

前年有馬記念出走馬   0-0-1-3
前年JC出走馬     0-0-0-4
その他前年GⅠ出走馬  1-1-0-1
前年GⅠ不出走馬    0-0-0-3

年明けレース 0~1R 0-0-0-0 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-0
年明けレース 2~3R 1-1-1-4 →有馬・JC出走 0-0-1-4  不出走 1-1-0-0
年明けレース 4R以上 0-0-0-4 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-4

2016年
  
1着マリアライト   目黒記念2着 3戦目 4着  不出走  エリ女1着
2着ドゥラメンテ   ドバイシー2着3戦目 不出走 不出走  ダービー1着、皐月賞1着
3着キタサンブラック 天皇賞春1着 3戦目 2着  1着   宝塚記念3着、天皇賞春1着

前年有馬記念出走馬   1-0-1-4
前年JC出走馬     0-0-1-5
その他前年GⅠ出走馬  0-1-0-6
前年GⅠ不出走馬    0-0-0-3

年明けレース 0~1R 0-0-0-0 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-0
年明けレース 2~3R 1-1-1-10 →有馬・JC出走 1-0-1-5  不出走 0-1-0-5
年明けレース 4R以上 0-0-0-4 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-4


2015年

1着ラブリーデイ   鳴尾記念1着 6戦目 不出走 不出走  不出走
2着デニムアンドルビー天皇賞春10着 3戦目 9着  11着   天皇賞秋7着、宝塚記念5着ヴィクトリアM7着
3着ショウナンパンドラヴィクトM2着 3戦目 不出走 不出走  エリ女6着、秋華賞1着

前年有馬記念出走馬   0-1-0-4
前年JC出走馬     0-1-0-1
その他前年GⅠ出走馬  0-0-1-5
前年GⅠ不出走馬    1-0-0-4

年明けレース 0~1R 0-0-0-1 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-1
年明けレース 2~3R 0-1-1-7 →有馬・JC出走 0-1-0-3  不出走 0-0-1-4
年明けレース 4R以上 1-0-0-5 →有馬・JC出走 0-0-0-2  不出走 1-0-0-3


2014年
  
1着ゴールドシップ  天皇賞春7着 3戦目 3着  15着   宝塚記念1着、天皇賞春5着
2着カレンミロティック鳴尾記念4着 4戦目 6着  不出走  不出走
3着ヴィルシーナ   ヴィクトM1着4戦目 不出走 7着   エリ女10着、安田記念8着、ヴィクトリアM1着

前年有馬記念出走馬   1-1-0-3
前年JC出走馬     1-0-1-5
その他前年GⅠ出走馬  0-0-0-2
前年GⅠ不出走馬    0-0-0-0

年明けレース 0~1R 0-0-0-0 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-0
年明けレース 2~3R 1-0-0-7 →有馬・JC出走 1-0-0-6  不出走 0-0-0-1
年明けレース 4R以上 0-1-1-2 →有馬・JC出走 0-1-1-1  不出走 0-0-0-1


2013年
  
1着ゴールドシップ  天皇賞春7着 3戦目 1着  不出走  菊花賞1着、ダービー5着、皐月賞1着
2着ダノンバラード  鳴尾記念3着 5戦目 不出走 不出走  不出走
3着ジェンティルドンナドバイシ2着 2戦目 不出走 1着   秋華賞1着、オークス1着、桜花賞1着

前年有馬記念出走馬   1-0-0-1
前年JC出走馬     0-0-1-1
その他前年GⅠ出走馬  0-0-0-1
前年GⅠ不出走馬    0-1-0-4

年明けレース 0~1R 0-0-0-0 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-0
年明けレース 2~3R 1-0-1-2 →有馬・JC出走 1-0-1-1  不出走 0-0-0-1
年明けレース 4R以上 0-1-0-5 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-1-0-4


2012年
  
1着オルフェーヴル  天皇賞春11着 3戦目 1着  不出走  菊花賞1着、ダービー1着、皐月賞1着
2着ルーラーシップ  QE2世C1着  4戦目 4着  不出走  宝塚記念5着、ドバイシーマ6着
3着ショウナンマイティ鳴尾記念2着 4戦目 不出走 不出走  菊花賞8着

前年有馬記念出走馬   1-1-0-3
前年JC出走馬     0-0-0-3
その他前年GⅠ出走馬  0-0-1-4
前年GⅠ不出走馬    0-0-0-5

年明けレース 0~1R 0-0-0-0 →有馬・JC出走 0-0-0-0  不出走 0-0-0-0
年明けレース 2~3R 1-0-0-3 →有馬・JC出走 1-0-0-2  不出走 0-0-0-1
年明けレース 4R以上 0-1-1-10 →有馬・JC出走 0-1-0-2  不出走 0-0-1-8


2011年
 
1着アーネストリー  金鯱賞3着  2戦目 不出走 不出走  天皇賞秋3着、宝塚記念3着
2着ブエナビスタ   ヴィクM2着 3戦目 2着  2着   天皇賞秋4着、宝塚記念2着、ヴィクトリアM2着
3着エイシンフラッシュ天皇賞春2着 3戦目 7着  8着  ダービー1着、皐月賞3着

前年有馬記念出走馬   0-1-1-4
前年JC出走馬     0-1-1-2
その他前年GⅠ出走馬  1-0-0-4
前年GⅠ不出走馬    0-0-0-3

年明けレース 0~1R 0-0-0-2 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-0-0-1
年明けレース 2~3R 1-1-1-2 →有馬・JC出走 0-1-1-2  不出走 1-0-0-0
年明けレース 4R以上 0-0-0-9 →有馬・JC出走 0-0-0-4  不出走 0-0-0-5


【過去10年間】

前年有馬記念出走馬   4-6-3-28
前年JC出走馬     1-4-5-25
その他前年GⅠ出走馬  5-3-2-41
前年GⅠ不出走馬    1-1-2-33

年明けレース 0~1R 0-0-0-5 →有馬・JC出走 0-0-0-1  不出走 0-0-0-4
年明けレース 2~3R 8-6-6-59 →有馬・JC出走 4-4-5-30  不出走 4-2-1-29
年明けレース 4R以上 2-4-4-50 →有馬・JC出走 0-2-1-12  不出走 2-2-3-38

 ビター ティー 2021年4月9日(金) 20:52
今年の桜花賞は、奇跡が起きるか? 想定外の結末になるのか?
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 今週は牝馬クラシック第1弾「桜花賞」が行われます。
昨年は無敗三冠牝馬が誕生し、また先週は、影(鹿毛)の無敗牝馬が6連勝でG1を制するなど、何かと牝馬が話題になりました。
昨年の『桜花賞』発送時には、まだ『三冠』が意識されることはなかっただろうと思います。しかし、デアリングタクトやレイパパレの活躍もあり、無敗のソダシが出走するということで、2年連続で『三冠牝馬(無敗三冠牝馬)』が誕生するか、に関心が向けられている今年のクラシック第1戦『桜花賞』です。

そこで、今回はソダシとデアリングタクト、レイパパレの徹底比較を行ってから、次に『阪神JF』との関係に焦点を当てながら出走馬に関する10年間のデータを分析して予想を進めたいと思います。

【ソダシとデアリングタクト、レイパパレの比較】
① 新馬戦の成績
ソダシ      函館1800m 1分50秒4(35.3) 先行 着差0.4 2着馬ギャランドウォリ 2歳新馬2歳4カ月
デアリングタクト 京都1600m 1分37秒7(34.8) 先行 着差0.3 2着馬ノーセキュリティ 2歳新馬2歳7カ月
レイパパレ    京都1600m 1分37秒5(35.6) 先行 着差0.3 2着馬ホワイトロッジ  3歳新馬2歳11カ月

② 新馬戦のレース展開(ラップタイム)
ソダシ      37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ    35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


③ 阪神JFの成績
ソダシ      1着     1分33秒1(34.2)  好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 不出走
レイパパレ    不出走

④ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)
ソダシ      阪神 G1  1分33秒1(34.2) 好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 京都 OP(L) 1分33秒6(34.0) 後方 着差0.7 2着馬ライティア
レイパパレ    阪神1勝クラス 1分33秒9(34.6) 後方 着差0.2 2着馬オーマイダーリン

⑤ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)レースの展開(ラップタイム)
ソダシ G1   34.9 → 34.4  -0.5秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ11.63秒(34.91)
    新馬戦  37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 34.7 → 35.1  +0.4秒(前傾ラップ)  1600m平均ラップ11.70秒(35.10)
    新馬戦  36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ1勝  35.1 → 35.1  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ11.73秒(35.21)
    新馬戦  35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


①~⑤の視点で比較してみましたが、ソダシはデアリングタクトとレイパパレに遜色がないように思います。

レースの格の違いがあって単純に比較できませんが、デアリングタクトはOPでの持ちタイムであり、レイパパレは1勝クラスでのもの、ソダシはG1ということもあり、むしろソダシの方が1600mでの持ちタイムが上回っているなど優れているように感じられます。また、3頭の中で唯一の2歳牝馬チャンピオンのタイトルを手に入れているのも事実です。

しかし、『阪神JF』が『桜花賞』で勝つための必要条件になっているわけでないことも、然りです。そもそも、2歳牝馬のタイトルを狙う馬たちはどんなタイプなのかを押さえておくことも大切なのかもしれません。

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 4戦目で『阪神JF』勝ちを収めたソダシはどのタイプなのでしょう。過去10年間のデータからソダシのタイプとその勝敗の行方を推測しながら予想したいと思います。


【過去10年間の上位入賞(1~3着)馬と『阪神JF』との関係について】

2020年
1着 デアリングタクト  新馬戦① 阪神JF不出走 エルフィンS 1着→ 当該レース ※桜花賞は3戦目
2着 レシステンシア   新馬戦① 阪神JF 1着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 スマイルカナ    新馬戦① 阪神JF不出走 チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は6戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 レシステンシア
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-2
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-1 スマイルカナ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 デアリングタクト
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 リアアメリア⑥→⑩

2019年
1着 グランアレグリア  新馬戦① 阪神JFなし 朝日FS   3着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シゲルピンクダイヤ 新馬戦③ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 クロノジェネシス  新馬戦① 阪神JF2着 クイーンC  1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1 
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 クロノジェネシス
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 シゲルピンクダイヤ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 グランアレグリア
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0



2018年
1着 アーモンドアイ   新馬戦② 阪神JFなし シンザン記念 1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 ラッキーライラック 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 リリーノーブル   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 ラッキーライラック
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 リリーノーブル
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-11 アーモンドアイ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2017年
1着 レーヌミノル    新馬戦① 阪神JF3着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 リスグラシュー   新馬戦② 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
3着 ソウルスターリング 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-1-0 ソウルスターリング
  〃  2着 →    〃    0-1-0-0 リスグラシュー
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(1-0-0-0)レーヌミノル
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-3
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-8
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2016年
1着 ジュエラー     新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シンハライト    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 アットザシーサイド 新馬戦① 阪神JF5着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは5戦目
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アットザシーサイド
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-2 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-1-0-2 ジュエラー、シンハライト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-6
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2015年
1着 レッゴードンキ  新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 クルミナル    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞11着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 コンテッサトゥーレ新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞6着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 レッツゴードンキ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-1-1 クルミナル、コンテッサトゥーレ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-9
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2014年
1着 ハープスター   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドリヴェール 新馬戦① 阪神JF1着 3連勝で直行   → 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 ヌーヴォレコルト 新馬戦④ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 ハープスター
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-2 ヌーヴォレコルト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-1 レッドリヴェール①→②、モズハツコイ⑧→⑭


2013年
1着 アユサン     新馬戦① 阪神JF7着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドオーヴァル 新馬戦② 阪神JFなし チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 プリンセスジャック新馬戦① 阪神JF6着 チューリップ賞8着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-1
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-0 アユサン、プリンセスジャック ※(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 レッドオーヴァル
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2012年
1着 ジェンティルドンナ 新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞4着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ヴィルシーナ    新馬戦① 阪神JFなし クイーンC  1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 アイムユアーズ   新馬戦③ 阪神JF2着 Fレビュー  1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アイムユアーズ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-4)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-0-0-0 ジェンティルドンナ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-1-0-6 ヴィルシーナ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2011年
1着 マルセリーナ    新馬戦① 阪神JFなし エルフィンS1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ホエールキャプチャ 新馬戦② 阪神JF2着 クイーンC 1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
3着 トレンドハンター  新馬戦② 阪神JFなし フラワーC 1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-1-0-0)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-1-10
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 マルモセーラ⑫→⑰

 以上、10年間の『桜花賞』について、『阪神JF』と関連付けながらデータをまとめてみると



阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-2-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃  2着 →    〃    2-1-2-1 ※チューリップ賞以外(0-1-1-1)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-4 ※チューリップ賞以外(1-0-0-4)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-3 ※チューリップ賞以外(0-0-1-7)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-9)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-14)
  〃 不出走 → チューリップ賞 2-4-3-13
  〃 不出走 →    〃 以外 4-1-1-84
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-3

【阪神JFから桜花賞に直行した馬の成績】
2020年 リアアメリア   6着→桜花賞10着 4戦目
2014年 レッドリヴェール 1着→桜花賞2着 4戦目
2014年 モズハツコイ   8着→桜花賞14着 8戦目
2011年 マルモセーラ   12着→桜花賞17着 5戦目

 【阪神JF経験の有無と前走別の成績】
パターン1 阪神JFからチューリップ賞
      3-3-4-14 1着レッツゴードンキ、ハープスター、アユサン
             2着レシステンシア、ラッキーライラック、リスグラシュー
             3着リリーノーブル、ソウルスターリング、プリンセスジャック、アイムユアーズ
パターン2 阪神JFからチューリップ賞以外のレース
      1-1-2-36 1着レーヌミノル、
             2着ホエールキャプチャ
             3着クロノジェネシス、アットザシーサイド
パターン3 阪神JFから桜花賞に直行
      0-1-0-3 1着(該当馬なし)
             2着レッドリヴェール
             3着(該当馬なし)
パターン4 阪神JF経験なしでチューリップ賞経由
      2-4-3-13 1着ジュエラー、ジェンティルドンナ
             2着シゲルピンクダイヤ、シンハライト、クルミナル、レッドオーヴァル
             3着スマイルカナ、コンテッサトゥーレ、ヌーヴォレコルト
パターン5 阪神JF経験なしでチューリップ賞以外のレース
      4-1-1-84 1着デアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイ、マルセリーナ
             2着ヴィルシーナ
             3着マルセリーナ

過去10年間のデータの範囲で分析すると、桜花賞で優勝する可能性が高くなる必要条件がいくつか見えてきます。

【阪神JFを経験したなら桜花賞に直行よりも、1戦使った方がベター】
①阪神JF後に1戦以上使った場合 4-4-6-50 勝率 6.3% 連対率12.5% 複勝率21.9%
②阪神JFから桜花賞直行の場合   0-1-0-3 勝率 0.0% 連対率25.0% 複勝率25.0%

直行した方が確率は高いように思われますが、前走をチューリップ賞に限れば、
③阪神JFからチューリップ賞経由   3-3-4-14 勝率12.5% 連対率25.0% 複勝率41.7% 

チューリップ賞以外のレースを使った場合は2戦以上の馬も含まれるので、確率が極端に低くなります。
④阪神JFから他のレースを経由   1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%

【阪神JFに出走していない場合もチューリップ賞を経由した方がベター】
⑤阪神JF以外からチューリップ賞経由2-4-3-13 勝率 9.1% 連対率28.6% 複勝率42.9%

チューリップ賞を経由した場合の③と⑤を合わせた確率でみると10年間で5勝となり、チューリップ賞を経由した出走馬を吟味することがキーポイントになると考えます

⑥チューリップ賞を経由した場合③+⑤5-7-7-27 勝率10.9% 連対率26.1% 複勝率41.3%

チューリップ賞経由の成績について視点を変えて(10年間の着順別の頭数で)みると
  1着 5頭(50%)   2着 7頭(70%)   3着 7頭(70%)


【阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合】
出走したレース数から潜在能力の大きさを推測し、有力馬を見分けることが2番目のキーポイントになると考えます。

⑦チューリップ賞を経由しない場合  5-3-3-120 勝率 3.9% 連対率 6.1% 複勝率 8.4%

勝利数の5を除き、かなり低い確率に感じられます。これを阪神JFの出走の有無で分けてみると
(1)阪神JFに出走経験あり     1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%
(2)阪神JFに出走経験なし     4-1-1-84 勝率 4.4% 連対率 5.6% 複勝率 6.7%
  
 これだけをみると、阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合は複勝率が1番低く感じます。ところが、勝利した4頭を挙げてみると

2020年 デアリングタクト ※桜花賞は3戦目
2019年 グランアレグリア ※桜花賞は4戦目
2018年 アーモンドアイ  ※桜花賞は4戦目
2011年 マルセリーナ   ※桜花賞は5戦目

 桜花賞までに出走したレース数が3戦または4戦と少ない馬に歴史的名牝が並んでいます。5戦目で優勝したマルセリーナはむしろ例外で、阪神JFとチューリップ賞のどちらにも出走していない、桜花賞が3戦目から4戦目の未来の歴史的名牝を見つけられれば・・・と思います。

 さて、これまでの分析からソダシの本命度を推測すると、4連勝で、桜花賞が5戦目になるということで、この観点から推測すると「歴史的名牝」になれるか微妙なレース経験数という見立てになります。

 『阪神JF』までに3戦していることも少々懸念されます。前述した阪神JF出走馬のタイプでは

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 「タイプその1」か「タイプその2」に当てはまるのではないかと思います。無敗であることから「タイプその4」の可能性も捨てきれないのですが、『阪神JF』から桜花賞に直行というのも、過去10年間のデータから複勝率25%で、2014年のレッドリヴェールが阪神JF1着から2着したのが最上位で、この記録を上回ることが果たしてできるのか。ちなみに、レッドリヴェールは3戦目での挑戦でした。

 次いで、2017年のソウルスターリングが4戦無敗で参戦し、3着でした。この時はチューリップ賞1着からの出走でした。5戦目というのはソダシと同じですね。

ソウルスターリング 新馬戦① アイビーS OP1着→阪神JF1着→チューリップ賞1着 4戦無敗で3着

 もし、ソダシが1着になれば『阪神JS』と『桜花賞』の両G1を制することになります。過去10年間で、この2つのレースを勝ち抜いた例はありませんでした。そこで、2010年~2000年まで遡ってみると

2010年アパパネ     新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞2着→桜花賞1着 3-1-1-0
2009年ブエナビスタ   新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 3-0-1-0
※2007年ウォッカ     新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞2着 4-1-0-0
2001年テイエムオーシャン新馬戦① 阪神3牝S1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 4-0-1-0

 以上3頭の例が見つかりました。この3頭に遜色のないウォッカも参考として示しました。この期間(10年間)の該当馬も歴史的名牝ばかりです。いずれもチューリップ賞を経由している点はソダシと異なります。

 また、2つのG1を制した無敗牝馬は1頭もいませんでした。ただし、ブエナビスタ以外はソダシと同じく桜花賞を5戦目で勝利して牝馬クラシックの一冠目を手に入れています。

 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。無敗馬の能力が高いことは分かっていますが、阪神JFからの直行には懸念があります。

 阪神JFからチューリップ賞を経由して参戦してくる馬で、おそらく1.2番人気になるであろうソダシとサトノレイナスに先着する可能性のある馬を本命候補にしたいと考えて予想を組み立てます。

 1.ストライプ
△2.ファインルージュ
 3.ブルーバード
○4.ソダシ
△5.アカイトリノムスメ
 6.ストゥーティ
 7.ククナ
◎8.メイケイエール
 9.エンスージアズム
△10.アールドヴィーヴル
 11.ジネストラ
×12.ヨカヨカ
△13.エリザベスタワー
 14.ミニーアイル
×15.シゲルピンクルビー
×16.ソングライン
 17.ホウオウイクセル
▲18.サトノレイナス


 ソダシが1着になるということは、以下のハードルを全て越えたことになります。
(1)白馬初のクラシック制覇
(2)史上初の阪神JFから直行で桜花賞制覇
(3)無敗のまま阪神JFと桜花賞の両G1レース制覇
(4)2年連続無敗で桜花賞馬の誕生(三冠牝馬誕生の可能性も)

 これだけ高い複数のハードルをクリアするのは至難の業。まさに奇跡が起きなければ達成できないと考えて印を打ってみました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 トーホーアマ 2021年3月29日(月) 21:22
大阪杯G1 
閲覧 309ビュー コメント 0 ナイス 9

G1になり今年で5年目。早いですなあ。
歴史は浅いですが見返してみると、キタサンブラックが5人気時代、G2時代ノショウナンパンドラ真面目に大好きな馬だったなとか、アンビシャスはラジニケ1着でいずれg1取れる馬だとおもってたが、最後は気性が悪くなってしまいオーストラリア行って全く聞かなくなってしまった。


見返してみてもやっぱり2016年4歳世代(現9歳)2018年の4歳世代(現7歳世代)は中身濃いメンバー多かった印象。

穴馬出番ないレース。とかくと大荒れするのかな。

でも、例年見たら
20
ラッキーライラック
クロノジェネシス
キングりー

19
アルアイン
キセキ
ワグネリアン

18
スワーヴリチャード
ペルシアんナイト
アルアイン

17
キタサンブラック
ステファノス
やまかつエース

皆、ローカル除く主要競馬4場で重賞タイトルホルダ

今年は
カデナ
キセキ
グランアレグリア
コントレイル
サリオス
ペルシアんナイト
レイパパレ
ワグネリアン

1着だけに注目するなら
ラッキーライラック
アルアイン
スワーヴリチャード
キタサンブラック

ある時期にタイトル、G1取れた馬が勝てる馬のレース。

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コメント一覧
14:
  fc0703d559   フォロワー:4人 2020年11月12日(木) 02:31:25
キムユウ、今回相手関係では馬券内有力、
スガダ、内々を回ると器用、
13:
  fc0703d559   フォロワー:4人 2020年11月12日(木) 02:21:19
瀧、内ラチ走れれば有力、外だと割引、
12:
  fc0703d559   フォロワー:4人 2020年11月11日(水) 01:32:21
関係、デムーロラストチャンス

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