ポタジェ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡7 鹿毛 2017年2月4日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績21戦[6-4-2-9]
総賞金36,282万円
収得賞金14,600万円
英字表記Potager
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ジンジャーパンチ
血統 ][ 産駒 ]
Awesome Again
Nappelon
兄弟 ルージュバックテンカハル
市場価格2億520万円(2018セレクトセール)
前走 2023/04/02 大阪杯 G1
次走予定

ポタジェの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/04/02 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 1651048.51210** 牡6 58.0 坂井瑠星友道康夫 472
(-6)
1.58.1 0.735.5⑤⑤⑤⑤ジャックドール
23/03/12 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 127924.676** 牡6 59.0 岩田望来友道康夫 478
(+6)
2.00.4 0.634.7⑧⑧⑥⑥プログノーシス
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16612136.91212** 牡5 57.0 吉田隼人友道康夫 472
(+4)
2.34.5 2.137.3⑧⑦⑧⑨イクイノックス
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 153434.6813** 牡5 58.0 吉田隼人友道康夫 468
(+2)
1.58.4 0.933.4⑫⑪⑪イクイノックス
22/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 106612.976** 牡5 58.0 吉田隼人友道康夫 466
(+2)
1.44.6 0.534.5サリオス
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1881822.9811** 牡5 58.0 吉田隼人友道康夫 464
(-4)
2.11.5 1.836.9⑫⑫⑪⑪タイトルホルダー
22/04/03 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 164858.781** 牡5 57.0 吉田隼人友道康夫 468
(+2)
1.58.4 -0.135.3⑤⑤⑤④レイパパレ
22/03/13 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 13458.744** 牡5 56.0 吉田隼人友道康夫 466
(-8)
1.58.0 0.834.2⑪⑫⑫⑫ジャックドール
22/01/23 中山 11 AJCC G2 芝2200 14463.625** 牡5 56.0 川田将雅友道康夫 474
(0)
2.13.1 0.435.4⑥⑦⑩⑧キングオブコージ
21/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 162423.356** 牡4 58.0 川田将雅友道康夫 474
(+2)
1.58.7 0.834.1エフフォーリア
21/10/10 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 13458.743** 牡4 56.0 吉田隼人友道康夫 472
(+8)
1.45.0 0.234.0④④④シュネルマイスター
21/05/09 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 146103.512** 牡4 56.0 西村淳也友道康夫 464
(0)
1.59.3 0.036.9⑦⑦サンレイポケット
21/03/14 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 1081019.863** 牡4 56.0 北村友一友道康夫 464
(0)
2.01.9 0.136.4ギベオン
21/01/30 東京 11 白富士S (L) 芝2000 13562.011** 牡4 55.0 川田将雅友道康夫 464
(+6)
1.59.0 -0.134.0⑤⑧⑧サンレイポケット
20/11/14 阪神 9 岸和田S 3勝クラス 芝2000 9331.311** 牡3 55.0 川田将雅友道康夫 458
(+4)
1.58.4 -0.035.1④④④④ダノンマジェスティ
20/08/15 小倉 10 西部日刊スポ 2勝クラス 芝2000 10771.911** 牡3 54.0 川田将雅友道康夫 454
(+2)
1.57.8 -0.235.1⑤④ブルーミングスカイ
20/07/04 阪神 9 生田特別 1勝クラス 芝2000 10661.411** 牡3 54.0 川田将雅友道康夫 452
(0)
2.03.2 -0.237.1ペプチドオーキッド
20/06/07 阪神 8 3歳以上1勝クラス 芝2000 9661.412** 牡3 54.0 武豊友道康夫 452
(+4)
2.00.6 0.334.4⑥⑥⑤アルサトワ
20/05/09 東京 11 プリンシパル (L) 芝2000 11225.432** 牡3 56.0 武豊友道康夫 448
(-2)
1.59.8 0.033.3⑤⑤⑤ビターエンダー
19/11/10 京都 9 黄菊賞 1勝クラス 芝2000 10783.012** 牡2 55.0 C.スミヨ友道康夫 450
(0)
2.02.1 0.034.5⑥⑥④④シンプルゲーム

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ポタジェの関連ニュース


中学数学でつまずく人が多い単元に「関数」がある。2つの変数XとYがあり、Xの値が一つ決まるとYの値が必ず一つ決まる場合、「YはXの関数である」という例のアレだ(笑)。難しく感じる人は読み飛ばして頂いてもOK。これは無論、主題ではない(笑)。

数学にしろ英語にしろ国語にしろ、世の中に出てから使うことなどほとんど無い勉強を何故、日本国憲法は「(教育を受けさせる)義務」と明文化しているのか。その疑問は宇宙の外側に何があるのか理解するのと同じくらい不可解だが(笑)、実際「関数」は日常生活の中で当たり前に使われていたりする。

生徒に関数の話をする際よく使う「ブラックボックス」の話。箱の入口(X)にある数字を入れるともう一方の出口(Y)から別の数字が一つ出てくる。この箱の中でどの様な操作がなされているか? という質問だ。

たとえば入口(X)に“1”をいれると出口(Y)に“130”が出てくるとする。入口が“2”なら出口が“260”、“3”なら“390”だった場合、ブラックボックスの中で行われる操作は「かける130」。Y=X×130が成り立ち、この場合YはXの関数(比例)だ。ちなみにこの式が使われるのは“自動販売機”。1本なら130円、2本なら260円というあんばいだ。中学時代難しく感じた「関数」もこんな風に考えれば簡単で、日常生活で使われる例も説明されると何となく“必要?”と思えてくるから不思議だ(笑)。

外国の学問は中国の書物しか読まなかった時代、関数は中国から日本に入り、当時は「関数」ではなく「函数」(=箱の中の数)と書いたらしい。「関数」よりも「函数」のほうが理解し易かったのでは? と思うのは私だけだろうか。

さて、箱の中で数字が変わるのは関数だが「入って変わる」のは数字だけではない。競馬の世界には「厩舎」があり、素質や血統に関係なく“同じ厩舎”に入ることで馬が変わるケースは存在し、特に強い馬が集まる厩舎に所属する若駒は、稽古で強い馬と走るため、実戦で思わぬ力を発揮する。今週土曜、阪神競馬場のメイン競走として行われる毎日杯の予想に寄せ、今日は「函」金言を紹介するとしよう。

曰く「3歳戦は血統よりも函(厩舎)を見よ」。

受験生指導をしていると教室の“空気”が生徒に伝播し、受験結果を左右することがある。たとえば皆で切磋琢磨し高め合う教室では毎年“不思議な合格”が生まれるが、競馬の世界で、強い厩舎の馬が実力では敵わないはずのライバルを負かすのも同じことだろう。

サトノシュトラーセは友道厩舎。先輩には有馬記念ドウデュースユーキャンスマイルポタジェなどがいて厩舎レベルは超一流。強い馬に稽古を付けてもらう馬は自然と強くなる。戦いの世界の自然の摂理だ。

「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」がある一方で「腐っても鯛」がある。都合よく使い分ければ世の中何でも説明できるのは戴けないが、今週末は「腐っても鯛」に軍配を上げたい気分の私だったりする(笑)。

【血統アナリシス】金鯱賞2024 グラスワンダーを中心にRobertoが躍動、ディープインパクトの連対記録にも要注目 2024年3月9日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は金鯱賞2024・血統予想をお届けします!


2022年はジャックドールが中京芝2000mのコースレコードを更新する逃げ切り勝ち。同馬の父系は、モーリススクリーンヒーローグラスワンダーと遡るが、2016&2017年には母の父にグラスワンダーの血を引くヤマカツエースが変則2連覇を達成している。なお、2021年に最低人気で勝利したギベオンを筆頭に、2015年1着ミトラ、2021年2着デアリングタクト、2022年3着アカイイトなど、Kris S.の血を引く馬も存在感を放つため、総じてRoberto系種牡馬の血脈には気を配る必要がありそうだ。

ほか、ディープインパクトの直系も毎年上位を賑わせており、2018年2着サトノノブレスから2023年1着プログノーシスまで6年連続で直仔が連対。2022年にはキズナ産駒のアカイイトが3着に好走しているため、今後は後継種牡馬の産駒にも同等の評価が必要だろう。

プログノーシスは、父ディープインパクト×母ヴェルダ(母の父Observatory)。昨年の勝ち馬なので今年は2連覇のかかった一戦となるが、同産駒の連対が6年連続で続いていることからも軽く扱えないところがある。また、母の父を介してRobertoの血脈を持つことも強調しやすく、過去に同産駒として好走したダノンプレミアムギベオンレイパパレなども引き合いに出しやすい。芝2000m実績も豊富であり、ここでは胸を貸す立場となる。

ノッキングポイントは、父モーリス×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは22年の勝ち馬ジャックドールが出ており、前述のとおりグラスワンダーの血脈自体を評価しやすい傾向にある。なお、「グラスワンダー系×キングカメハメハ系」の組み合わせは、16&17年に2連覇したヤマカツエースの父と母の父を入れ替えたような配合ともいえるだろう。23年新潟記念を勝った実績からも左回りの2000mは条件として申し分ない。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すディープインパクトの直仔で、母の父がDeputy Minister系種牡馬となる配合は、21年1着ギベオン&3着ポタジェ、22年2着レイパパレと共通。本馬は屈腱炎の影響で約2年2か月ぶりの出走となると常識的には狙いづらいが、血統構成には惹かれるものがあり、クラシックを賑わせた資質を考えれば一発があっても驚けないだろう。


【血統予想からの注目馬】
プログノーシス ⑨ノッキングポイント ⑥ヨーホーレイク

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【4歳以上次走報】べラジオオペラは京都記念で始動 2024年1月10日(水) 20:48

チャレンジCを制したべラジオオペラ(栗・上村、牡4)は、京都記念(2月11日、京都、GⅡ、芝2200メートル)で始動する。

★万葉Sを勝ったメイショウブレゲ(栗・本田、牡5)は、阪神大賞典(3月17日、阪神、GⅡ、芝3000メートル)へ挑む。

大阪杯10着ポタジェ(栗・友道、牡7)は、モリス騎手との新コンビで京都記念で復帰する。

★すばるSでリステッド初勝利を決めたテーオーステルス(栗・奥村豊、牡5)は、コーラルS(3月9日、阪神、L、ダ1400メートル)へ。僚馬でチャレンジC12着テーオーシリウス(牡6)は、小倉大賞典(2月18日、小倉、GⅢ、芝1800メートル)へ向かう。

★京都金杯5着フリームファクシ(栗・須貝、牡4)は、洛陽S(2月10日、京都、L、芝1600メートル)へ。同12着サヴァ(栗・上村、牡6)も同レースに向かう。

★門松Sを勝ったモズリッキー(栗・上村、牡5)はコーラルSへ。

カペラSを制したテイエムトッキュウ(栗・木原、牡6)は、北村友騎手で東京スプリント(4月10日、大井、JpnⅢ、ダ1200メートル)へ。僚馬でオークランドサラブレッドRT1着メイショウミツヤス(牡6)は、令月S(2月4日、京都、OP、ダ1200メートル)で復帰する。

★ベテルギウスS2着ハピ(栗・大久保、牡5)は、アルデバランS(2月3日、京都、OP、ダ1900メートル)へ。

★無傷の4連勝で晩秋Sを勝ったオーサムリザルト(栗・池江、牝4)は、クイーン賞(2月7日、船橋、JpnⅢ、ダ1800メートル)に登録する。除外ならアルデバランSへ。僚馬で阪神C4着グレイイングリーン(牡6)は、阪急杯(2月25日、阪神、GⅢ、芝1400メートル)へ向かう。

★カーバンクルS5着サンライズオネスト(栗・河内、牡7)は、シルクロードS(28日、京都、GⅢ、芝1200メートル)へ。同15着ロンドンプラン(栗・宮本、牡4)は、北九州短距離S(2月11日、小倉、OP、芝1200メートル)で巻き返しを図る。

★迎春Sを勝ったアドマイヤハレー(美・宮田、牡6)は、状態次第でAJCC(21日、中山、GⅡ、芝2200メートル)か日経賞(3月23日、中山、GⅡ、芝2500メートル)を視野。

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【シンザン記念】レース展望 2023年12月29日(金) 15:55

3歳馬による第58回シンザン記念(GⅢ、芝1600メートル)が1月8日、京都競馬場で行われる。過去の勝ち馬にアーモンドアイなど後のGⅠ馬が名をつらねる出世レースを制するのは、どの馬か。

ナイトスラッガー(栗東・小栗実厩舎、牡)はCBC賞を勝ったトーホウアマポーラの子。新馬勝ちこそならなかったが、2走目で速い上がりをマークして楽々と抜け出し、3馬身半差で快勝した。520キロ台の大型だけに、3走目でさらに上積みがありそう。デビューから一貫してマイルを使われているのも魅力だ。

シトラール(美浦・萩原清厩舎、牡)は大阪杯を勝ったポタジェの半弟。3戦目での勝ち上がりだが、うち2戦でメンバー最速の上がり3ハロンをマークと瞬発力に秀でている。初めての右回りを克服できれば、上位争いできそうな好素材だ。

ノーブルロジャー(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡)は、2番手から楽に抜け出す理想的なレース運びで新馬勝ち。センスを感じさせる内容で完勝した。朝日杯FSを勝ったジャンタルマンタルと同じパリスマリス産駒。こちらも非凡なスピードを秘めていそうだ。

エコロブルーム(美浦・加藤征弘厩舎、牡)はきさらぎ賞を勝ったラーゴムの半弟。父がオルフェーヴルからダイワメジャーに変わったことで、スピードのあるマイラータイプに出たようだ。前走で上がり3ハロン33秒2をマークしたように、能力はかなり高い。

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【3歳以上次走報】サトノグランツは引き続き川田将雅騎手で日経新春杯に向かう 2023年12月14日(木) 14:09

★栗東・友道厩舎勢の動向は以下の通り。菊花賞10着サトノグランツ(牡3)は、引き続き川田騎手で日経新春杯(1月14日、京都、GⅡ、芝2400メートル)に向かう。大阪杯10着ポタジェ(牡6)は、京都記念(2月11日、京都、GⅡ、芝2200メートル)へ。昨年の日経新春杯1着から休養しているヨーホーレイク(牡5)は、金鯱賞(3月10日、中京、GⅡ、芝2000メートル)での復帰を目標にする。富士S10着ジャスティンスカイ(牡4)は、洛陽S(2月10日、京都、L、芝1600メートル)。チャレンジC10着アドマイヤビルゴ(牡6)と福島記念11着ダンテスヴュー(牡4)は、小倉日経OP(2月4日、小倉、OP、芝2000メートル)か小倉大賞典(2月18日、小倉、GⅢ、芝1800メートル)に参戦する。

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【ブラジルC】テンカハルが後方から豪快に追い込み快勝 2023年10月22日() 16:05

10月22日の東京11R・ブラジルカップ(3歳以上オープン、リステッド、ダート2100メートル、ハンデ、16頭立て)は、津村明秀騎手の2番人気テンカハル(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が道中後方待機策から直線で豪快に追い込み快勝。前走の日本テレビ盃でドバイワールドCを制したウシュバテソーロの2着に善戦した実力を存分に発揮し、初リステッド勝ちを果たした。タイムは2分9秒9(良)。

勝ち馬に続く形で追い込んだダノンラスター(1番人気)は1馬身1/4差の2着、さらに1馬身1/4差の3着には早め先頭から粘り込んだロードヴァレンチ(10番人気)が入った。

テンカハルは、父キングカメハメハ、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againという血統。半兄・半姉に22年大阪杯を制したポタジェ、重賞4勝を挙げたルージュバックなどがいる。

津村明秀騎手(1着 テンカハル)「うまく行きましたね。1コーナーまではあまり進まなかったですが、ダノンラスターの後ろにつけられて、ちょうどいいところで流れに乗れました。3、4コーナーの隊列を見て、内をさばいたのが大きかったですね。いい馬ですよ」

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ポタジェの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



4月2日(日) 阪神11R 第67回大阪杯(4歳以上G1・芝2000m)



【登録頭数:18頭】(フルゲート:16頭)


<前走:中山記念出走馬>(中4週)

ヒシイグアス(1着、504kg(+14kg))<B><優先出走馬>
休み明けの前走時は+14キロもキビキビした動きで出来は良かった。叩き2戦目のこの中間も追い切りの時計は良い。ただ、併せ馬での遅れがありスッキリしない面もあり。

ラーグルフ(2着、504kg(+4kg))<A>
この中間、1週前追い切りでは前走時の最終追い切りと同様に助手が鐙を長くして騎乗。走りすぎて爪に負担がかからないようにしているのかもしれないが、手応えは内のナランフレグよりも良く前走の好状態と気合乗りを維持できている感あり。

モズベッロ(10着、488kg(±0kg))<E>
長期休養明けを一度使われての叩き2戦目となるが、この中間、坂路での時計は大きく変わらず。走りを見てもフォームのバランスが悪く、良い時の状態にはまだまだ遠い。

ダノンザキッド(11着、524kg(+3kg))<A>
前走時の追い切りでは、速い時計こそ出ていたものの馬体が伸びきった走りで力強さがなかった。この中間、1週前追い切りではしっかりと収縮ができていて、追い出されてからの爆発力があり、走りにも力強さがでて前走時からの変わり身がありそう。




<前走:金鯱賞出走馬>(中2週)

プログノーシス(1着、474kg(-4kg))<-><優先出走馬> ※出走回避

アラタ(3着、464kg(-20kg))<D><除外対象馬>
近走重賞で差のない競馬が続いているが、この中間は中2週での出走となり近走のように1週前に強めに追うことができていない。状態回復を優先といったところか。

ポタジェ(6着、478kg(+6kg))<C>
昨年の勝ち馬で、今年は休み明けの前走を使われての叩き2戦目。この中間は、プールを併用して1週前には長めから強めに追われている。叩き2戦目での上積みは期待できそう。

マリアエレーナ(8着、424kg(±0kg))<A>
前走のパドックではテンションが高く、レースでも馬群に包まれて直線も進路を探している間にゴール板を迎える形。何もできないままで終わってしまった。中2週で使ってくる小柄な牝馬が、1週前の土曜日に坂路で終い強めに追われていることからも、前走での疲労がほとんどなかったと考えて良さそう。逆に言えば、今回万全の状態でレースに臨むことができるとの期待感あり。

ワンダフルタウン(10着、474kg(-8kg))<C>
使われつつ状態は良くなっている印象。前走時のパドックでもスッキリ見せていたが、レースは直線でブレーキをかける場面もあって結果がついてきていない。この中間も、1週前追い切りでは先行して先着と状態は良さそう。スッと反応できない馬なので、スムーズにレースの流れに乗れることが第一条件となる。




<前走:その他のレース出走馬>

スターズオンアース秋華賞:3着、472kg(+8kg) 5ヶ月半)<B>
前に行けない馬で、直線の短い内回りだと一瞬の切れる脚しか使えず、外は回せないので騎乗予定のルメール騎手でもなかなか乗り難しい印象はぬぐえず。秋華賞からの休み明けで迎える今回、坂路、南Wで好時計が出ており、動きも迫力満点。状態面での不安は感じられないが。

ジェラルディーナ有馬記念:3着、470kg(±0kg) 3ヶ月半)<B>
休み明けでこの中間は3週連続CWで好時計。エリザベス女王杯時のような抜群の動きではないが、仕上がりは悪くなさそう。

ヴェルトライゼンデ日経新春杯:1着、500kg(+6kg) 中10週)<B>
この中間も坂路で乗り込まれ、追われるごと時計を詰めていて状態は良さそう。1週前追い切りでは、併走遅れも併走相手が走りすぎた感じで、この馬自身も重心の低い走りを披露し好仕上りに見せていた。

ジャックドール(香港C:7着、501kg(-7kg) 3ヵ月半)<B>
昨年は使い詰めで疲れがあった感じだったが、今年は休み明けでこの中間ビシビシと追われ、きれいな走りではないものの坂路、CWで好時計をマーク。休み明け3戦3勝の実績もあり、今年は状態良く臨める見通し。

ノースブリッジ(AJCC:1着、496kg(+4kg) 中9週)<A>
前走から間隔が空いているが、乗り込み豊富。水、日と速い時計を出していて、1週前を見ても一杯に追われて力強い動きと出来良好。

ヒンドゥタイムズ小倉大賞典:1着、468kg(-4kg) 中5週)<B>
休み明け2戦目。1週前追い切りでは3頭併せで先着。時計も優秀で前走以上の出来。

マテンロウレオ京都記念:2着、476kg(-2kg) 中6週)<D>
これまで1週前の日曜に坂路で速い時計が出ていたが、この中間は時計平凡。1週前の動きも内にササり気味で動きも物足りない。

キラーアビリティ京都記念:5着、474kg(+4kg) 中6週)<C>
乗り込み豊富も、1週前追い切りでは勢いよく直線に向いた後、脚が上がり終い甘くなってしまった。

ノースザワールド(スピカ賞:1着、478kg(-4kg) 中1週)<B>
連闘後の中1週での出走で軽めの調整。どこまで回復しているかになるが、速い時計の出る馬なので最終追い切りの内容注意。




                                                                                                                             
※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、マリアエレーナラーグルフダノンザキッドノースブリッジの4頭をあげておきます。



◇今回は、大阪杯編でした。
6年前にG1レースに昇格した大阪杯。ステップレースとして使ってくる馬の連対が多かったG2時代とは違って、G1昇格後の連対馬12頭の内9頭が前哨戦を使われてきていて、ここを目標に使われてくる馬が多くなったことは明らか。さらに近6年の勝ち馬を調教内容から掘り下げてみると、休み明けで勝利したキタサンブラックレイパパレは1週前、最終追い切りと強めに追われていたのに対し、前哨戦を使われて勝利した4頭の内3頭は1週前、最終追い切りと2週連続で馬なりでの調整、といった違いが見受けられます。これらを参考に、前哨戦を使われてきた馬に関しては前走後馬なりで調整されている馬、休み明けで使ってくる馬に関しては休養明けでの実績+追い切りで強めに追われている馬、を狙ってみることをおススメします。

大阪杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。




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2023年3月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年03月26日号】特選重賞データ分析編(351)~2023年大阪杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 大阪杯 2023年04月02日(日) 阪神芝2000m内


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2017年以降)】
○5歳以下 [6-5-6-42](3着内率28.8%)
×6歳以上 [0-1-0-25](3着内率3.8%)

 馬齢に注目したい一戦。G1として施行されるようになった2017年以降の3着以内馬18頭中17頭は、馬齢が5歳以下でした。6歳以上の高齢馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジェラルディーナダノンザキッドノースブリッジ
主な「×」該当馬→ヒシイグアスヒンドゥタイムズポタジェ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が2着以内」だった馬は2017年以降[4-2-6-23](3着内率34.3%)
主な該当馬→ノースブリッジヒシイグアスヒンドゥタイムズ

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2022年12月21日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック有馬記念2022+17名のプロ予想家の有馬記念見解
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月25日(日) 中山11R 第67回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:16頭)


<前走:凱旋門賞出走馬>(3ヶ月)

タイトルホルダー(11着、※宝塚記念出走時476kg)<B>
乗り込み量は豊富で、南Wを長めから好時計もマークしてきているこの中間だが、もともと速い時計が出る馬でいつも通り。とはいえ、1週前までに強めにビシッと追われていない点は気になる。

ディープボンド(18着、※宝塚記念出走時502kg)<B>
今年も昨年同様、凱旋門賞からの出走となるが、3週連続強めに追われ時計も優秀。ただ1週前追い切り映像を見ると、昨年のほうが気合い乗りが良かった。当時と比べると、今年は動きに重さがある。




<前走:菊花賞出走馬>(中8週)

ボルドグフーシュ(2着、496kg(±0kg))<A>
菊花賞から中8週でこの中間も乗り込み豊富。頭が高い走りで、見た目にはズブそうな走りに見せるがエンジンがかかると力強いこの馬。この中間、1週前追い切りではここ2戦同様にCWでの併せ馬を敢行してきている。ただ今回は伸び脚が柔らかく首が前に出る感じの走りに変わっており、前2走よりも断然良い。

ジャスティンパレス(3着、452kg(±0kg))<B>
菊花賞から中8週で余裕のあるローテーションも、乗り込み本数は少なめ。それでも1週前追い切りでは長く良い脚を使って上々の伸びを披露している。




<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中7週)

イクイノックス(1着、488kg(+4kg))<A>
この中間も坂路・南Wで乗り込まれ、1週前はルメール騎手が騎乗して併せ馬を行った。やや重さの残る動きだったが、その辺りは日曜日に坂路で一杯に追われているのでカバーできているハズ。

ポタジェ(13着、468kg(+2kg))<C>
前走から間隔も空いて乗り込み量も豊富。1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が良かったが、併走した格下馬に差し返されてしまった。良化してきているものの、まだまだ戻り切れていない感じ。




<前走:エリザベス女王杯出走馬>(中5週)

ジェラルディーナ(1着、470kg(+6kg))<B>
4戦連続馬体重が増えていて、走りに力強さが感じられるようになっている。1週前追い切りでは終い前に首が伸び、好状態キープを伝える内容だった。

アカイイト(4着、524kg(-4kg))<B>
この中間は、2週前、1週前と強めに追われており、状態が良い証拠だろう。ただ、1週前追い切りでは終い甘くなるところがあり、最終追い切りでどこまで変われるか。

イズジョーノキセキ(10着、470kg(+4kg))<B>
前走時も追い切りの動きは良かったが、この中間も2週前の坂路、1週前のCWと時計優秀。

ウインマイティー(16着、494kg(+8kg))<C>
この中間もDPコースで乗り込まれ時計は優秀だったが、このくらいの時計は前走時も出ていた。




<前走:ジャパンカップ出走馬>(中3週)

ヴェラアズール(1着、518kg(±0kg))<B>
1週前追い切りでは引き続き好時計をアピールしてきたが、前走時に見せた押さえきれないといった感じの手応えまではない。

ボッケリーニ(17着、458kg(-14kg))<B>
ここ2戦は1週前追い切りで遅れていたが、今回は一杯に追われて先着。1週間内容の良化は感じ取れたので、あとは前走大幅減の馬体がこれ以上減らなければ。




<前走:その他のレース出走馬>

ブレークアップアルゼンチン共和国杯:1着、500kg(+2kg)中6週)<B>
前走時は坂路での調整に変えていたが、この中間は本来の南Wでの調教に戻してきた。1週前追い切りでは、重心の低い走りを披露していて状態は良好に映る。

ラストドラフトアルゼンチン共和国杯:5着、468kg(±0kg)中6週)<A>
前走時も追い切りの動きがかなり良かったが、この中間も1週前追い切りで手応え良く大外を回って好時計をマークしてきた。上積みが期待出来そう。

エフフォーリア宝塚記念:6着、520kg(-2kg)6ヵ月)<C>
大きな馬の休み明けで、この中間は水、日以外も時計を出してきていることからも、まだ絞り切れていないところがあるのだろう。1週前追い切りは、終い先着も終始手応えに余裕がなく、残りの時間でどこまで変われるかとの印象はぬぐえず。

アリストテレス京都大賞典:11着、478kg(-10kg)中10週)<E>
京都大賞典から中10週あるが乗り込み量は多くない。2週前、1週前と終いの時計が甘く、変わり身は感じられず。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ボルドグフーシュイクイノックスラストドラフトの3頭をあげておきます。


◇今回は、有馬記念編でした。
有馬記念過去10年における、連対馬の調教内容について調べてみると、最終追い切りを強め、一杯で追われていた馬は15頭、馬なりでの調整だった馬が5頭。1週前追い切りでは、強め、一杯が10頭、馬なりでの調整は10頭という結果となっており、これまでこのコラムで紹介してきた他のレースと比べると明らか傾向が違うことが分かります。
特に勝ち馬の最終追い切りに関しては、強めに追ってきている馬が過去10年で8勝しているという状況で、これまで紹介してきたレースとは真逆の結果となっている点には驚きです。
有馬記念は寒い時期に行われるレースなので、馬体を絞り難いということがありそうですし、前走が秋の第一目標で、そこからもう1度仕上げ直しての有馬記念という馬が多いこともあると思います。メンバーも強くなり中途半端な仕上げでは勝ち負けできないため、勝負仕上げで臨んでくる陣営が多く、それらが実際に好走しているのではないでしょうか。
ちなみに、過去10年で前走海外レース出走から臨み有馬記念で連対した馬は、2013年1着のオルフェーヴル凱旋門賞)、2019年1着のリスグラシューコックスプレート)、昨年2着のディープボンド凱旋門賞)の3頭ですが、いずれも1週前、最終追い切りと強めに追われていました。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


そして、今回のコラムでは『有馬記念特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家17名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ジェラルディーナ
エリザベス女王杯は、外枠有利な日になり外枠に入ってその恩恵を受けて勝っただけだと思っていた。ところが2着だったウインマリリンが香港で勝ったことにより、どう評価していいかわからなくなってしまった。
そう言った意味でどこまでやれるか、注目している馬です。(◎は全く別の馬に打つ予定)

~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

イクイノックス
天皇賞は難しい競馬になったが、勝ち切ったところに成長がうかがえた。消耗度と順調度など加味しても、今回は中心視。


~~~~~【Umavishプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

馬券圏内に飛び込んでくれる穴馬を探すコンセプトで……。
近年の混合レースは斤量有利な牝馬、今年は特に好調な3歳世代に注目です。
3歳馬からジャスティンパレス。春のクラシックは輸送続きで馬体維持に苦労していた印象ですが、夏を越して精神面で成長してきたようで、秋2戦は好内容の走り。非根幹距離の重賞勝ちもあり、有馬記念ディープインパクト産駒は母系ノーザンダンサー系が大方を占めており、期待しています。

もう一頭、3歳馬からボルドグフーシュ菊花賞は、もう一完歩で勝利かという内容。比較的相性が良いロベルト系。追い込み脚質はどうかですが、そこはラスト有馬の福永騎手がエスコートしてくれるかと。

牝馬では人気を落としているアカイイトを。昨年は勝ったエリ女がピークのようでしたが、今年は前走から調子が上って来ているとの陣営コメント。こちらも非根幹距離は走るキズナ産駒でロベルト持ち。捲る競馬を期待してます。

有馬記念はリピーターレースでもあるので、ディープボンドも気になります。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ジャスティンパレス
菊花賞は勝負どころで詰まってブレーキの不利が痛かった。神戸新聞杯以降の内容が良く、マーカンド騎手への乗り替わりも魅力的。

ポタジェ
上がりかかったほうがよさそうで、天皇賞(秋)は適性外か? 人気がないのであれば抑えておきたい。

ディープボンド
去年の2着馬。渋い脚を使うので川田騎手は相当合いそう。宝塚記念は高速馬場で合わなかったが、大崩れしなかった。


~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

有馬記念の注目馬>
タイトルホルダーディープボンド

現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、タイトルホルダーエフフォーリアディープボンドが高評価となった。中でもディープボンドは、天皇賞、宝塚記念タイトルホルダーに敗れていることから、過小評価になりやすいと想定される。
1番人気になると目されるイクイノックスは、回収率の予測では低評価。馬の能力で言えばトップかもしれないが、過剰評価になると予測する。
以上から、確実性ならタイトルホルダー、回収率がもっとも期待できるのはディープボンドとなった。(最終的な回収率予測は、ファクターが出揃うレース前日深夜となります。)


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

注目馬は、イクイノックスです(人気になるでしょうが)。
秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも◎打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうこの馬(←古い感覚なのかもしれませんが(笑))。 天皇賞(秋)は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので……。
キタサンブラック産駒だけに、ブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離の面で気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も問題なかったように忙しい距離のほうがむしろ良くないのではないのではないでしょうか。
母父キングヘイローというのも(現役時代は、福永騎手が若い頃御せなくてずいぶん叩かれたりもありましたね(引退は寂しいですが、いい調教師になると思います))、世界的名血だけあり母父でいい成績を残しています。能力を伝え、母母父トニービンでこの距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬ではあるものの、4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

<山口吉野式スピード指数(近5走)>
101 タイトルホルダー(芝22)
97 エフフォーリア(芝25)
96 イクイノックス(芝20)
95 ヴェラアズール(芝24)、ディープボンド(芝22・芝25)
94 ジャスティンパレス(芝30)
93 ポタジェ(芝20)
92 ジェラルディーナ(芝22)、ボッケリーニ(芝24)
91 ボルドグフーシュ(芝30)
90 ラストドラフト(芝25)
89 アリストテレス(芝24)、ウインマイティー(芝20)
88 アカイイト(芝16・芝20)、イズジョーノキセキ(芝18)
85 ブレークアップ(芝25)

<前走回顧コメント>
アカイイト エリザベス女王杯 4着
1馬身出遅れ。殿から外に出してそれなりに伸びた。距離延長が良かったし、不器用なので内荒れ馬場の外枠という状況もマッチした。距離短縮ローテで時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

アリストテレス 京都大賞典 11着
押してやや掛かって好位。4角で被されて馬群を突いて伸びず。久々で完調ではなかった。揉まれ弱く掛かりやすいので注文が多い馬。時計が速過ぎない馬場の少頭数でハイペースが理想。

イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
スローペース後ろ寄り外から鋭く伸びた。2番手以降は緩い流れになったので距離短縮ローテの2000mにも対応できたし、馬場を考慮するとかなり遅い時計の決着になったのも良かった。大トビで広いコースが合うが、距離は2400mのほうが良さそう。

イズジョーノキセキ エリザベス女王杯 10着
スタンド前で狭くなって後退の不利。後ろ寄り馬群から伸びず。荒れた内を通る。良馬場のほうが良さそう。

ウインマイティー エリザベス女王杯 16着
ハイペース先行外で失速。荒れた内を通る。直線右にモタレ気味。距離短縮ローテで速い流れを追走する形になったのが響いた。

エフフォーリア 宝塚記念 6着
1馬身出遅れ。押して中団インから3角で馬群に入れて伸びきれず。直線右にモタレ気味。向こう正面でヒシイグアスの後ろにいたので、そのまま内を通ればもっとやれた。距離延長ローテは良かったが、もっと緩い流れやタフ馬場のほうが合う。ブリンカーの効果はあまりなさそうだし、少し衰えもありそう。

ジェラルディーナ エリザベス女王杯 1着
後ろ寄り外からよく伸びた。内荒れ馬場になったのが良かったし、大外枠でも壁を作って折り合えた。忙しい状況が合わない馬なので、距離短縮ローテや小回りの多頭数でごちゃつく形になるとマイナス。

ジャスティンパレス 菊花賞 3着
ハイペース中団馬群。4角で前が下がってきて後退の不利があったがよく伸びた。外枠でも馬群に入れて折り合えたし、スタミナ面で3000mをこなせたのは収穫。スタートや折り合いに進境を見せて安定感が増している。

タイトルホルダー 宝塚記念 1着(前々走)
押してハイペース単独2番手でロスなく運んでよく伸びた。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。直線が長いコースで上がりが速い状況になると良くないが、自分で競馬を作れるので崩れにくい。

ディープボンド 宝塚記念 4着(前々走)
押してハイペース先行で踏ん張る。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。スタミナ勝負や急坂が合う。もっとタフ馬場が理想。上がりが速い状況になるとマイナス。

ブレークアップ アルゼンチン共和国杯 1着
前と離れたスローペースインの3番手でロスなく運び、直線前の馬を避けるロスがあったが伸びた。不利を受けた馬が多く、展開も向いたので過信禁物。

ボッケリーニ ジャパンカップ 17着
好位4頭分外でかなりロスがあり失速。外枠が響いた。もっとタフ馬場や内枠のほうが合う。

ボルドグフーシュ 菊花賞 2着
1馬身出遅れ。ハイペース後方から馬群を徐々に進出し、4角で強引に外に出してロスがありながらもよく伸びた。出遅れやすく前に行けないので、少頭数や直線が長いコースのほうが安全だが、長距離やハイペースが良かった。距離短縮ローテで緩い流れになるとマイナス。

ポタジェ 天皇賞(秋) 13着
スローペース後ろ寄りインから馬群を突いてあまり伸びず。東京で上がりが速い状況は合わない。もっとタフ馬場で上がりが掛かる状況向き。

ラストドラフト アルゼンチン共和国杯 5着
スローペース後ろ寄りインから4角で外に出し、直線寄られる不利があったが伸びた。叩いて良化し、距離延長も良かったが展開不向き。

ヴェラアズール ジャパンカップ 1着
1馬身出遅れ。中団馬群で直線仕掛けが遅れたがよく伸びた。内枠が良かったし、壁を作って折り合えたのは収穫。スタートが課題。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~

中山2500mで求められる適性を考えるとタイトルホルダーが一番勝利に近いように感じますが、この馬とジェラルディーナは激走の反動がどうか?
イクイノックスは外せないが脚質、人気を考えると積極的にはなれない。
注目馬はブレークアップ
人気なく妙味十分、血統面でもサンプルが少ないようだが、中山2500mは125%の圏内率のようだし、何より本格化を感じる走りを見せている。一角崩しがあっても驚けないと思われる。鞍上も戸崎騎手なら期待出来る。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ボルドグフーシュ
菊花賞で勝ち負けに持ち込めば、有馬記念で波乱を演出するのはこの馬だとの思いもあり▲単穴指定しましたが、引退を控える福永騎手への乗り替わり、勝ち負けしたことで注目度が急上昇しオッズ妙味が想定外に低くなりそう。不安要素を含めて再検討の結果、有馬記念では押さえ程度もしくは消しで、勝負は春の盾まで持ち越しとしたい。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

タイトルホルダー
馬券圏内という観点から、まず外せない1頭ではないでしょうか。
実績はもちろん、脚質も崩れにくい先行策を得意とする馬。距離も他の馬にマイナスこそあれど、この馬にとってはプラスに働きそう。激走後の疲れや騎手の信頼性に疑問を持たれていますが、現役屈指の馬とみてます。当然内目の枠を引きたいところ。


~~~~~【ユーマキングオープロ(地方競馬プロ)】~~~~~

非根幹距離で相対的に指数を上げている馬に注目してみました。

イズジョーノキセキ
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ボッケリーニ
ボルドグフーシュ
ポタジェ  以上の6頭です。

枠順が決まって、この中から買えそうな馬がいれば軸にする予定です。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ディープボンド
昨年の有馬記念は、内をロスなく立ち回って直線もスムーズに抜け出す完璧な競馬ではあったが、差してきた4着以内の馬はどれもハイレベルだったし、素直に強かったと言える内容。
今回は有力馬に東京向きの馬が多く、昨年の覇者エフフォーリアも今のところ状態面は怪しい。前評判は今年も人気がなさそうなので注目しておきたい。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

イクイノックス
一歩抜けている 連ははずさないだろう。
☆面白いのはジャスティンパレス
Mデムーロ騎手は、スタートが抑え気味で2戦続けて惨敗したが、鮫島克騎手の積極的競馬で復活。マーカント騎手に乗り替わり、一発の可能性あり。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

上位人気馬がそれぞれの秋GⅠに照準を合わせて結果を残してきた中で、春の不振からここ一本に照準を合わせてきたエフフォーリアで大勝負します。
サラブレッドにとって、どこに調子を合わせるか? は昨今の競馬では重要。天皇賞、JC、凱旋門と一度調子をピークに仕上げた人気馬より余力満点。また、同一コース同一距離の勝利経験がある馬のアドバンテージは非常に大きく、昨年の有馬記念タイトルホルダー以下を破った中山2500mなら負けないとみています。
但し、その昔のマヤノトップガンの+16kgなどのような大幅馬体増なら小勝負とします。相手は当日発送直前まで吟味します。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

ブレークアップ
貴重なブランドフォード系の父ノヴェリストは今のところ種牡馬失敗だが、このブレークアップに頑張ってもらって評価を上げてほしい! 先行力と器用さを兼ね備えた馬なので舞台はあっていると思う。連勝の勢いのままにここでも健闘を。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

はじめに12月19日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。枠順確定前、最終追い切り前です。
有馬記念を予想するポイントとしては、ローテーション的に余力がどれだけ残っているか、3歳世代をどう評価するかの2点は重要だと考えております。
昔のようなトライアルから秋の天皇賞→JC→有馬記念のような馬は皆無になりましたが、海外挑戦する馬が増えたぶんローテーションは多彩になっています。
春の実績組のタイトルホルダーディープボンドはともに凱旋門賞から直行、意外と馬券になっているローテーションです。
最終追い切りを見てからになりますが、特に展開が有利に働きそうなタイトルホルダーは有力馬の一角の評価を与えたいです。

3歳勢、菊花賞からもしくは秋の天皇賞から直行の3歳馬はローテーションにも余裕があります。
そして、特に3歳勢はあと1週間経てば4歳になる有馬記念で古馬に対して2キロ貰い、これは大きなアドバンテージです。
昨年の覇者エフフォーリアと同じダービー2着→秋の天皇賞1着のイクイノックスは現時点での本命候補です。
ジャスティンパレスボルドグフーシュも伏兵として外せないと見ます。

他ではようやくG1制覇をし勢いに乗るジェラルディーナ、母と比較するのは酷だが母ジェンティルドンナがこの有馬記念を制しているのもポイントとして挙げておきます。
あとは、長期休養明けのエフフォーリアとJCを制したヴェラアズール
エフフォーリアに関しては春の競馬は見どころなしに終わりましたが、一気の復活はどうか? ヴェラアズールはムーア騎手からの乗り替わりと中山コース、そして中3週の競馬。この2頭は最終追い切りまで見てみたいです。

もちろん他の馬も最終追い切り、枠順まで確認して最終予想となりますが、
最大注目 イクイノックス
要注目 タイトルホルダー(強気に乗れば)
伏兵注目 ボルドグフーシュ(一発強襲)、ジェラルディーナ(イン突き出来る枠で)

現時点ではイクイノックスと心中する気でいます(笑)
券種は考えますが、単勝・複勝・馬連の軸・三連単マルチの軸、三連複の軸かな?
※現時点ですw


~~~~~【プロ】~~~~~

能力、展開面からタイトルホルダー優位と見る声が多いのは明らか。とはいえ、それだけでは面白味に欠けるので、ここではそれ以外の注目馬を挙げています。

ディープボンド
年初の時点では昨年よりも能力が一枚落ちているように思われたが、適性外と思えた高速決着の宝塚記念での好走を逆に評価したい。
馬場傾向や距離に関しては今回のほうが明らかに向いているし、追い切りの動きもいい意味で昨年と大きく変わらない印象。
相当に追わせるタイプなので、川田騎手との相性も良さそうに映る。

エフフォーリア
一度躓くと上向きづらい血統で、今年の戦績で手を出すのは勇気が要るのは確かだが、昨年と今年のパフォーマンス差があまりにも大きいだけに、単純に能力落ちで片付けて良いのか半信半疑なのが正直なところ。
少なくとも調教におけるフォームは春の時点よりも良くなっているように映るし、状態上向きにも関わらず人気下降となるなら、美味しい存在と見ることも出来るかもしれない。

ボルドグフーシュ
今年の菊花賞はかなりのハイレベル決着と見ており、同3着のジャスティンパレスも注目はしているが、1週前追い切りの時点での印象はこちらが上。
脚質やレースの運び方から中山に向くイメージは薄いものの、上向き出すと止まらず、且つ年末の中山の馬場に合いそうな父系でもあるため、どのようなレースを見せるのか楽しみな存在。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※

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2022年10月26日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2022  
閲覧 3,185ビュー コメント 0 ナイス 6



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月30日(日)東京11R 第166回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬>(5ヶ月)

イクイノックス(2着、484kg(-8kg))<B>
前走のダービー時以外は間隔をジックリとって使われてきた馬で、今回も5ヶ月ぶりで実戦を迎える。調教内容はこれまでから大きく変化していないが、1週前の動きを見ると多少重い感じに見えた。2週前の坂路では終い強めに追われていたが、そのあたりが関係しているのかもしれない。

ダノンベルーガ(4着、494kg(-10kg))<C>
こちらもダービー以来の休み明けとなり乗り込み量は豊富。ただ、2週前、1週前と2週連続強めに追われ、日曜日も坂路で時計になるところをやっている。1週前も併走馬相手にモタモタして何とか先着できたという動きだったので、この馬もまだ素軽さに欠ける印象。

ジオグリフ(7着、492kg(-4kg))<A>
ダービー以来の休み明けでも、乗り込み豊富で南Wと坂路で好時計。1週前追い切りでは、乗り慣れていない北村宏騎手が騎乗しての追い切りでかなり持ってかれる感じになっていたが、手応えは抜群。伸び脚もしっかりしていて出来はかなり良さそう。直前はテンションを上げないような控えめな追い切りができれば理想的。




<前走:札幌記念出走馬>(中9週)

ジャックドール(1着、516kg(+8kg))<C>
札幌記念からの休み明け。ただ大きな馬の割に乗り込み量はそれほど多くはない。1週前追い切りでは好時計で先着するも、まだ重さを残しているように映った。

パンサラッサ(2着、470kg(-6kg))<C>
これまでも1週前には強めに追うことが多かった馬で、この中間も1週前は併せ馬で強めに追われている。速い時計は出ているが、やや首が上がり気味で終いの伸びが甘い動きだった。

ユーバーレーベン(11着、498kg(前々走海外))<B>
この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでは遅れはしたものの動きは上々。前走時の最終追い切り時のような、ササり気味になるところもなくスムーズな走りで前走時からの上積みがありそう。




<前走:小倉記念出走馬>(中10週)

マリアエレーナ(1着、424kg(-2kg))<A>
この中間も追い切りでは好時計を連発。1週前追い切りでは素軽さが窺え、仕上がり良好。東京は初めてだが、左回りの2000m以上のレースでは4戦2勝ですべて3着以内と向く条件。

カデナ(7着、478kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場だった1週前追い切りだが、終い脚が上がり気味で物足りない動き。




<前走:その他のレース>

シャフリヤールプリンスオブウェールズS:4着、前走海外)4ヶ月半)<B>
前走が海外で休み明けでの出走とあって乗り込み量は豊富。追い切りには3週連続福永騎手が騎乗(レースはCデムーロ騎手が騎乗予定)しての調整となっていて、追われるごと時計を詰めている。終いの伸びも良く仕上りは良さそう。

ノースブリッジ毎日王冠:5着、494kg(+2kg)中2週)<B>
休み明けを使われての叩き2戦目。前走時のパドックでは、太め感はなかったがテンションが高めだった。この中間、1週前は軽めの調整で力みもなく、動きは素軽かった。日曜にも長めから速い時計を出していて、調子落ちは感じられない。

ポタジェ毎日王冠:6着、466kg(+2kg)中2週)<D>
休み明けの前走時、パドックでは+2kgの数字以上に緩さがある印象を受けた。この中間も軽めの調整で強めに追われていないので、大きな変わり身はなさそう。

カラテ新潟記念:1着、532kg(-8kg)中7週)<C>
坂路中心で追い切られることが多い馬だが、この中間は2週前、1週前とCWでの併せ馬。1週前映像からは、力強さは伝わってきたが首が高く追われてからの反応が鈍く伸び脚も物足りなかった。かなり大きな馬なので、まだ太めが残っている様子。

バビットオールカマー:4着、474kg(+14kg)中4週)<C>
休み明けの前走時は、追い切りでは良い動きだったが、さすがに馬体に余裕を感じるパドック。この中間も乗り込まれているが、1週前追い切りではまだ重さを残す走りだった。

アブレイズ(府中牝馬S:5着、498kg(+8kg)中1週)<B>
坂路で速い時計が出る馬で、前走時も追い切りで好時計をマークし、レースでも一瞬見せ場という内容だった。今回は中1週となるため、速い時計は出していないが使ってくるからには出来落ちはなさそう。

レッドガラン京都大賞典:9着、514kg(+4kg)中2週)<C>
坂路で好時計が出るタイプで、前走時も坂路で好タイムをマークしていた。ただ、大きな馬でパドックでは硬さが感じられた。中2週のこの中間は、先週金曜日に坂路で追われ終い好時計を計時していて、出来自体は悪くない印象を受ける。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジオグリフマリアエレーナシャフリヤールの3頭をあげておきます。


◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
天皇賞(秋)連対馬の最終追い切り内容を分析してみると、過去10年の連対馬20頭のうち13頭がWコースで追い切られています。ちなみに、1週前追い切りに関しても14頭がWコースでの追い切り。1週前、最終追い切りともに坂路で追い切られていた馬は、5頭(関東1、関西4)となっていました。これを過去5年までに絞ってみると、連対馬10頭のうち8頭がWコースでの追い切りで、1週前に関しても9頭がWコースでの追い切りとその比率は上がります。やはり、天皇賞(秋)に関しても、「Wコース追い」が近年優勢との傾向が出ているようです。
特に関東馬は、坂路調教で連対した馬はスピルバーグのみでそれも8年前。関東馬で坂路仕上げというパターンは、軽視していいと考えています。一方で、関西馬は、坂路オンリー調整での連対例こそ同様に少なくなってきていますが、輸送を控えることから1週前にCWで強めに追い、最終追い切りは坂路で息を整える内容というパターンも十分考えられます。そうした背景から、関東馬ほど軽視する必要はないでしょう。
先週の菊花賞、今週の天皇賞(秋)と、連対馬の調教内容について綴ってきていますが、その他のレースに関しても近年はWコースで追い切られた馬のほうが、頭数も多く成績も良いように感じます。そのあたりは、外厩で調整する馬が多くなってきていることも影響しているのではないかと考えています。
私が競馬の予想で調教内容を重視するようになったきっかけは、フジキセキサイレンススズカのようにデビュー前から栗東坂路を破格の時計で駆け上がってくる馬に影響を受けたからであり、近年坂路調教馬たちの元気が感じられないというのはどこか寂しいものです。ただそれも時代の流れ。仕方ないことといえばそうなのかもしれませんし、その時代その時代で取り残されないように予想をしていかなくてはなりませんね。


※天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月23日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月23日号】特選重賞データ分析編(329)~2022年天皇賞(秋)
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2022年10月30日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【馬番別成績(2017年以降)】
○1~10番 [5-5-5-34](3着内率30.6%)
×11~18番 [0-0-0-25](3着内率0.0%)

 枠順が明暗を分ける可能性もありそう。2017年以降の3着以内馬15頭は、いずれも馬番が1~10番でした。外枠有利な展開にはなりづらいコースですし、11番から外に入ってしまった馬は過信禁物と見ておいた方が良いかもしれません。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつG1のレース”において“着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.1秒以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-5-5-27](3着内率35.7%)
主な該当馬→イクイノックスジオグリフシャフリヤールポタジェ

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2022年10月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】G1を超えるG2も今は昔/秋華賞展望
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3日間開催では東西で毎日王冠京都大賞典のG2が行われた。

この2レースはかつて「G1を超えるG2」と言われて盛り上がったこともあったものだが、近年はやや存在感が希薄になっている。それは直行ローテの馬が増えたためで、一流馬は天皇賞(秋)が使い始めの一戦、そこからジャパンカップ有馬記念、あるいは香港へ、というのが主流になっている。

もちろん直行が増えた理由はひとつではない。仕上げ技術の向上により以前のようにトライアルを使うことが一般的でなくなったのもあるし、G1の賞金が高額になり、そこで勝ち負けできる馬はG2に出走するメリットがあまりなくなった…ということもあるだろう。

参考までに、例えばテイエムオペラオーが走っていた2000年と比較すると、秋G1の賞金は以下のように変化している。

天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念の賞金推移(2000年→2022年)

天皇賞(秋)  1億3200万円 →2億円
ジャパンカップ 2億5000万円 →4億円
有馬記念    1億8000万円 →4億円

ご覧の通り軒並み賞金は上がっており、とりわけ有馬記念などは倍以上になっている。その間、G2の賞金はほとんど変わっていないのだから、当然有力馬はこれまで以上にG1重視のローテを組む方が合理的だ。

…いきなりお金の話を始めてどうしたのかと思われるかもしれないが、そういう視点で先週のG2を見直すと、やはり「G1を超えるG2」というような認識を改めなくてはならないように思う。

サリオスが勝った毎日王冠は確かに豪華メンバーではあったが、それでは秋G1で即通用するかというと実は相手関係からも怪しい面がある、それは京都大賞典上位組に関しても同様だ。

参考までに過去5年の両レースの勝ち馬を並べてみる。

毎日王冠過去の過去5年の勝ち馬

2017年 リアルスティール 
2018年 アエロリット
2019年 ダノンキングリー
2020年 サリオス
2021年 シュネルマイスター

京都大賞典の過去5年の勝ち馬

2017年 スマートレイアー 
2018年 サトノダイヤモンド
2019年 ドレッドノータス
2020年 グローリーヴェイズ
2021年 マカヒキ

上記の馬たちがその後の秋G1でどうだったのかというと…実は国内G1で馬券圏内に好走したのは昨年のシュネルマイスター(マイルCS2着)のみ。むしろ負けた組の中からシュヴァルグランインディチャンプキセキなど、秋G1での好走馬が出ている。

つまり、これらのレースで好走しているようでは、秋G1に余力を残せないか、あるいは毎日王冠の場合1800mに適性を見せすぎている。むしろ、何らかの理由で負けているくらいの馬の方が、まだ今後巻き返しの期待をできるということになる。

今年は毎日王冠から、3着のダノンザキッド、6着のポタジェ京都大賞典からはボッケリーニあたりを巻き返し候補として覚えておきたい。いずれにしても、かつてほどレベルの高いレースではなくなっており、だからこそジャスティンカフェヴェラアズールのような上がり馬を狙う…というのが両レースのトレンドなのかもしれない。この傾向は来年まで覚えておきたい。

秋華賞展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は3歳牝馬の3冠レース最終戦、秋華賞が行われる。注目馬はコチラ。

アートハウス川田将雅騎手)

前哨戦のローズSは好位から抜け出し完勝。春のオークスは不発に終わっただけに改めてのG1挑戦となるが、今回のポイントはなんといっても、

「阪神芝2000mの川田」

は買い。川田騎手は阪神芝2000mの鬼で、2020年以降を見ても、川田騎手×阪神芝2000mは複勝率7割超、ほとんどが人気馬騎乗ながら複勝回収値も100円超。
アートハウスはスタートを決めて器用に立ち回れるので、人馬ともに期待大。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ポタジェの口コミ


口コミ一覧
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★大阪杯 ※17年からG1(~16年はG2)

近10年のデータから

★★A……ZI値3位以内が連対7/10年、毎年3位以内
⇒○1位11スターズオンアース、2位6ヴェルトライゼンデ、3位9ジャックドール

B……3着以内馬は、前2走のaG1で3着以内14/30、bG2で3着以内10/30
cG3で3着以内2/30、dG2以上で3人気以内2/30、
残り2頭は14年トウカイパラダイス(13年0.4差4着、中日新聞杯3)
と21年モズベッロ(20年宝塚記念3着)
⇒○★★a6、11番、13ダノンザキッド、14ヒシイグアス
  b4,7,8番
  c2,12,15番
  ★d9番

C……近6年、4才(2/2/5/19)5才(4/3/1/23)6才(0/1/0/15)※2着17年
ステファノスは秋天2,香港G1で2着、 7才以上全滅
⇒○★4才:7マテンロウレオ、8ラーグルフ、11番、12キラーアビリティ
  ★★5才:1ジェラルディーナ、2マリアエレーナ、4ノースブリッジ、
5ワンダフルタウン、9、13番、16ノースザワールド

★D……近6年、牡馬セン馬(4/4/6/62)○牝馬(2/2/0/5)
⇒○1,2,11番

★★※E……前年に行われた芝2000メートル以上のG1で3着以内あり(4/6/4/15)
なし(2/0/2/52)
⇒○1番、6番、10ポタジェ、11、13、14番、

★★※F……阪神芝コースの複勝率、a75%以上(6/5/3/19)b75%未満(0/1/2/36)
未出走(0/0/1/12)
⇒○a7,10,11,13番

G……近6年の勝ち馬は、4か5才の関西馬、前走4人気以内で5着以内、
阪神芝複勝率75%以上(5/6は100%)
⇒○なし

※H……×10番人気以下(0-0-0-43)
⇒13番

★ ×単勝オッズ100倍以上(0-0-0-39)
⇒×3,5,15,16番

★ △関東馬(0-0-1-30)※3着馬は20年ダノンキングリーはダービー2着、皐月3着
⇒△11番(桜オークス1)、14番(宝塚2,香港G1で2着)
 ×4番、8番、

※ ×前走10着以下(0-0-0-20)
⇒×3,5,13番

※ ×前走1.0秒以上負け(0-0-0-23)
⇒×3,9,13番

★ ×前走G3・OP特別・条件戦で2番人気以下且つ当日7番人気以下(0-0-0-22)
⇒×15,16番

※I……当日7番人気以内の該当馬を除く前走から距離延長(0-0-0-23)
⇒×3,8,13,15,16番

※J……・当日6番人気以内、または前走1着馬、以上の該当馬を除く間隔4週以上(0-0-0-40)
⇒×3,4,7,8,12,13番

★K……前走6番人気以下は【0.0.0.19】
⇒×3,5,7,8,10番

★★※M……○継続騎乗【5.4.4.30】乗り替わり【1.2.2.37】※5頭は4人気以下
⇒○4,5,7,9,11,14番

N……勝ち馬の条件:a関西馬10/10,b4,5才馬10/10、c父サンデー系10/10
d4角5番手以内、あるいは3~4角で捲って勝ちあり10/10、e阪神芝勝ちあり
9/10、
⇒○a1,2,5,7,12,13,16番
  ★b1,2,4,5,7,8,9,11,12,13,16番
  c3,6,10,12,13,14,16番
  ★d1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,12,13,14,15,
16番
  ★e1,5,7,9,10,11,13、14,15番

昨年の大阪杯も逃げて粘り切れず、未だG1では3着以内も無い9番が押し出されて
1人気と危険な匂い
ルメール騎乗で二冠馬だけに2人気に推されている11番も牡馬相手には好走の
実績が無い、勿論初めて背負う56Kでも

JC3着で前走も59K背負って日経新春杯を上がり1位で強い勝ち方をした
3人気6番も6才馬だけに軸にまでは信頼出来無い
それは宝塚2着から中山記念を連続上がり1位で勝って昨年4着より着順を
上げそうな14番も好走例ない7才だけに同様

不利とされる最内に入った1番だが、56Kで勝ったエリ女に続いて
有馬でも出遅れながら3着と好走してここも有力で、5才馬だけに軸候補

2番はまだ牡馬混合のG1では実績無く56Kでは辛い

穴で狙ってみたいのはマイルCSに次いで香港Cで連続2着した13番が
前走の惨敗で人気を落としているならチャンス
22年も休み明けの中山記念を7着、今年も同様に11着だが得意の阪神に
戻れば巻き返せる
後は横典が手の内に入れて当該コース2戦2勝と適性高い7番が不気味で押さえ


馬連1→6,9,11,13,14各三百円
13→6,9,11、14各二百円合計9点
三連複1=(6,9,11,13,14)BOX各二百円10点
1=(6,9,11,13,14)ー7絡みのみ各百円5点、
(1,13)=(6,9,11,14)各百円6点合計21点
三連単1→(6,9,11,13,14)2,3着BOXー7、各百円25点
複勝勝負は、難解で絞れずお勧め出来無いが、敢えて買うなら1番へ少々
≫≫9-11-13
35.5-47.5-58.9-46.8-35.3=1.57.4 平均ペース
9番が逃げ切り、先行した13,7番が直線迫るも後方から
中団押し上げて直線鋭く差して11番が2着
結局上位は4,5才勢、14番は好位伸びず
1番は2番に前に入られ内から差すも伸びきれず
早い時計の決着で先行の利と切れる末脚、スピードタイプのマイラーに有利になった
データ的には、項目A,BのZI値とG1実績、近走実績、それとやはり年齢か
1枠はやっぱり鬼門なのか
9,11,13,7番には阪神勝ちがあり、2番は2着有り
一方6番は初コースだっただけにコース実績が問われた

 金環闇蝕 2023年4月2日() 14:48
大阪杯出馬表 大阪盃排位表
閲覧 190ビュー コメント 0 ナイス 1

①ジェラルディーナ 吉典娜
②マリアエレーナ 妙歌
③モズベッロ 魔族紳士
④ノースブリッジ 北橋
⑤ワンダフルタウン 錦城妙事
⑥ヴェルトライゼンデ 寰宇旅者
⑦マテンロウレオ 摩天威獅
⑧ラーグルフ 名劍
⑨ジャックドール 金積驥
⑩ポタジェ 菜圃向榮
⑪スターズオンアース 星映天下
⑫キラーアビリティ 絶技
⑬ダノンザキッド 野田小子
⑭ヒシイグアス 滂薄無比
⑮ヒンドゥタイムズ 金榜冠軍
⑯ノースザワールド 北世界

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 軸うまおやじ 2023年4月2日() 14:24
かあちゃ~ん!今回の大阪杯はかなり難しか~! 
閲覧 131ビュー コメント 0 ナイス 4

【軸うまおやじ】かあちゃ~ん!今回の大阪杯はかなり難しか~!

スターズオンアースも初めての先輩オスと対決でいきなりの1番人気!信用にかける!

ジャックドールも香港明けで結果がない!去年も人気だけで5着

まだ他の馬の方が結果が出ている!

その他~話すと長くなるばい

#大阪杯 #大阪杯予想

こういうレースの傾向では!

16頭中12番人気のポタジェまでが射程圏内なのでかなりの馬券も予想できる!

以上の事を踏まえて大変申し訳ないが、

棄権!大阪杯はパスするば~い!

おやじは適当な予想はしないのがポリシーばい!

ひょっとすると大きい馬券もでるかも~?

#大阪杯 #大阪杯予想

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ポタジェの掲示板

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コメント一覧
4:
  HELPRO   フォロワー:2人 2021年10月31日() 19:13:48
流石に一線級には通用しなかったが川田騎乗ではこれも仕方ない。日本人鞍上は所詮は縁故で全てが決まるのだから。この傾向を打破しない限り真のジョッキーは育ちはしない。競馬学校も所詮はエセ鞍上とチャンスを与えられない下手鞍上の共闘。やはり武豊も作られた鞍上と言う良い証拠。(道理で外人から笑われる訳だ!)
3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月15日() 09:13:33
関係、良血、前走楽勝
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月7日() 00:00:05
使って良化の友道厩舎。上積み。

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2023年4月2日大阪杯 G110着
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2023年4月2日 大阪杯 G1 10着
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