ポタジェ(競走馬)

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ポタジェ
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写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2017年2月4日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績20戦[6-4-2-8]
総賞金36,282万円
収得賞金14,600万円
英字表記Potager
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ジンジャーパンチ
血統 ][ 産駒 ]
Awesome Again
Nappelon
兄弟 ルージュバックケイブルグラム
市場価格2億520万円(2018セレクトセール)
前走 2023/03/12 金鯱賞 G2
次走予定 2023/04/02 大阪杯 G1

ポタジェの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/03/12 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 127924.676** 牡6 59.0 岩田望来友道康夫 478
(+6)
2.00.4 0.634.7⑧⑧⑥⑥プログノーシス
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16612136.91212** 牡5 57.0 吉田隼人友道康夫 472
(+4)
2.34.5 2.137.3⑧⑦⑧⑨イクイノックス
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 153434.6813** 牡5 58.0 吉田隼人友道康夫 468
(+2)
1.58.4 0.933.4⑫⑪⑪イクイノックス
22/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 106612.976** 牡5 58.0 吉田隼人友道康夫 466
(+2)
1.44.6 0.534.5サリオス
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1881822.9811** 牡5 58.0 吉田隼人友道康夫 464
(-4)
2.11.5 1.836.9⑫⑫⑪⑪タイトルホルダー
22/04/03 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 164858.781** 牡5 57.0 吉田隼人友道康夫 468
(+2)
1.58.4 -0.135.3⑤⑤⑤④レイパパレ
22/03/13 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 13458.744** 牡5 56.0 吉田隼人友道康夫 466
(-8)
1.58.0 0.834.2⑪⑫⑫⑫ジャックドール
22/01/23 中山 11 AJCC G2 芝2200 14463.625** 牡5 56.0 川田将雅友道康夫 474
(0)
2.13.1 0.435.4⑥⑦⑩⑧キングオブコージ
21/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 162423.356** 牡4 58.0 川田将雅友道康夫 474
(+2)
1.58.7 0.834.1エフフォーリア
21/10/10 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 13458.743** 牡4 56.0 吉田隼人友道康夫 472
(+8)
1.45.0 0.234.0④④④シュネルマイスター
21/05/09 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 146103.512** 牡4 56.0 西村淳也友道康夫 464
(0)
1.59.3 0.036.9⑦⑦サンレイポケット
21/03/14 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 1081019.863** 牡4 56.0 北村友一友道康夫 464
(0)
2.01.9 0.136.4ギベオン
21/01/30 東京 11 白富士S (L) 芝2000 13562.011** 牡4 55.0 川田将雅友道康夫 464
(+6)
1.59.0 -0.134.0⑤⑧⑧サンレイポケット
20/11/14 阪神 9 岸和田S 3勝クラス 芝2000 9331.311** 牡3 55.0 川田将雅友道康夫 458
(+4)
1.58.4 -0.035.1④④④④ダノンマジェスティ
20/08/15 小倉 10 西部日刊スポ 2勝クラス 芝2000 10771.911** 牡3 54.0 川田将雅友道康夫 454
(+2)
1.57.8 -0.235.1⑤④ブルーミングスカイ
20/07/04 阪神 9 生田特別 1勝クラス 芝2000 10661.411** 牡3 54.0 川田将雅友道康夫 452
(0)
2.03.2 -0.237.1ペプチドオーキッド
20/06/07 阪神 8 3歳以上1勝クラス 芝2000 9661.412** 牡3 54.0 武豊友道康夫 452
(+4)
2.00.6 0.334.4⑥⑥⑤アルサトワ
20/05/09 東京 11 プリンシパル (L) 芝2000 11225.432** 牡3 56.0 武豊友道康夫 448
(-2)
1.59.8 0.033.3⑤⑤⑤ビターエンダー
19/11/10 京都 9 黄菊賞 1勝クラス 芝2000 10783.012** 牡2 55.0 C.スミヨ友道康夫 450
(0)
2.02.1 0.034.5⑥⑥④④シンプルゲーム
19/09/29 中山 5 2歳新馬 芝1800 146101.311** 牡2 54.0 川田将雅友道康夫 450
(--)
1.50.1 -0.234.6⑬⑬⑦⑧ハーレムシャドウ

ポタジェの関連ニュース

【大阪杯】特別登録馬

2023年3月19日() 17:30

ポタジェは大阪杯で連覇を狙う 友道師「内回りでコーナー4つの二千がやはりベスト」 2023年3月15日(水) 13:17

金鯱賞6着ポタジェ(栗・友道、牡6)は、大阪杯(4月2日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)で連覇を狙うことが15日、明らかになった。

友道調教師は「59キロを背負った中でもあの差(勝ち馬と0秒6差)で走れました。一生懸命に走ってくれましたね」と振り返った。金鯱賞から中2週で挑むのは、GⅠ初勝利を挙げた昨年と同じローテーション。「内回りでコーナー4つの2000メートルがやはりベストの舞台。時計がかかってくれればなおいいですね」と見通しを語った。

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【金鯱賞】レースを終えて…関係者談話 2023年3月13日(月) 04:57

◆幸騎手(ハヤヤッコ4着)「前で流れに乗れなかったですね。最後はしっかり走ってくれていたので、ポジションを取れていたら…と思います」

◆団野騎手(ディープモンスター5着)「流れが緩いレースで、いいところから運べました。直線で進路が見つけられず、勝ち馬が外からスッと上がっていったときも内に閉じ込められてしまいました。盛り返しているだけにもったいなかったです。状態は良かっただけに、自分がふがいないです」

◆岩田望騎手(ポタジェ6着)「頑張りました。ベストな騎乗ができたと思います。斤量差で最後に脚があがっていました」

◆浜中騎手(ヤマニンサルバム7着)「内枠が欲しかったです。見た目はスムーズに運べていたかもしれませんが、前に馬を置いていないと脚がたまりませんね」

◆松山騎手(マリアエレーナ8着)「調教から状態の良さを感じていて、スタートもしっかり出てくれました。逃げ馬の後ろを取れずに、ポジションが後ろになってしまいました。ペースもスローで、最後まで窮屈で厳しい状況のまま終わってしまいました」

◆森泰騎手(バイオスパーク9着)「勝ち馬の後ろから運べましたが、切れ負けしました。すごく乗りやすくていい馬です」

◆和田竜騎手(ワンダフルタウン10着)「馬は戻っていたね。狭くなってしまった。スムーズだったら…と。この感じなら走ってくると思います」

◆坂井騎手(グランオフィシエ11着)「リズム良く運べました。4コーナーまでいい手応えで回ってこられました。そんなに差はなかったですね。オープンでもやれるんじゃないかと思います」

◆西村淳騎手(ルビーカサブランカ12着)「外を回りましたね。ヨーイドンの競馬は嫌でした」

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【有名人の予想に乗ろう!】金鯱賞2023 大久保先生、ジャンポケ・斉藤さんほか多数!競馬通の芸能人・著名人が真剣ジャッジ! 2023年3月12日() 05:30


※当欄では金鯱賞について、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎④ディープモンスター
○⑫プログノーシス
▲⑩フェーングロッテン
△①アラタ
△②マリアエレーナ
△⑪ヤマニンサルバム

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎②マリアエレーナ
単勝


【林修】
注目馬
フェーングロッテン

【長岡一也】
◎⑫プログノーシス
○⑪ヤマニンサルバム
▲②マリアエレーナ
△①アラタ
△③ハヤヤッコ
△④ディープモンスター
△⑩フェーングロッテン

【原奈津子】
◎⑪ヤマニンサルバム
○⑩フェーングロッテン
▲①アラタ

【キャプテン渡辺】
注目馬
マリアエレーナ
プログノーシス
馬連
②-⑫
3連複
②-⑥-⑫
3連単フォーメーション
②⑫→②⑫→⑥

【鈴木淑子】
◎⑫プログノーシス

【船山陽司】
◎⑥ルビーカサブランカ

【粗品(霜降り明星)】
◎⑤ワンダフルタウン
3連複1頭軸流し
⑤-②④⑩⑪⑫

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑥ルビーカサブランカ
ワイド流し・3連複1頭軸流し
⑥-①②⑤⑨⑩⑪⑫

【恋さん(シャンプーハット)】
注目馬
マリアエレーナ
フェーングロッテン

【杉本清】
◎⑫プログノーシス

【守永真彩】
◎⑪ヤマニンサルバム
単勝

3連複2頭軸流し
⑪-②-①③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑫

【田中裕二(爆笑問題)】
◎③ハヤヤッコ

【橋本マナミ】
◎②マリアエレーナ

【酒井一圭(純烈)】
◎⑩フェーングロッテン

【旭堂南鷹】
◎④ディープモンスター

【中野雷太】
◎⑩フェーングロッテン

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑫プログノーシス

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑪ヤマニンサルバム

【天童なこ】
◎②マリアエレーナ
○⑩フェーングロッテン
▲⑫プログノーシス
☆⑪ヤマニンサルバム
△①アラタ
△④ディープモンスター
△⑥ルビーカサブランカ
△⑦グランオフィシエ
△⑨ポタジェ



ウマニティ重賞攻略チーム

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】金鯱賞2023 逃げ馬の複勝率83.3%!ユニコーンライオン回避が追い風となる一頭は? 2023年3月11日() 17:00

2017年の大阪杯G1昇格に伴い、12月から3月へ開催時期が移行された金鯱賞

昨年は4着ポタジェ、2着レイパパレが、大阪杯でワンツーを決めた。

3月移行後、逃げ馬の成績は【2-2-1-1】。

昨年はジャックドールが1番人気に応えるレコード勝利、一昨年は10番人気ギベオンが単勝227.3倍での大金星と、好成績を収めている。

逃げ馬の作る展開に注目し、勝ち馬を見極めたい。

中京芝2000mは、スタンド前直線の上り坂からスタートするため、前半は落ち着いたペースになりやすい。

向こう正面の坂を上ったところがコース全体の最頂部にあたり、そこから直線半ばまでは長い下り。

スピードに乗ったままスパイラルカーブの4角を通過するので、馬群の外にいる馬には遠心力による負荷がかかる。

坂を下り終わると、急坂が待ち構えるタフなレイアウト。

過去6年の1000m通過タイムは以下のとおり。

2022年 59秒3
2021年 61秒4
2020年 63秒6
2019年 61秒0
2018年 63秒0
2017年 60秒4

ジャックドールが逃げた昨年を除くと、例年かなりゆったりと流れている。

4角2桁位置から馬券に絡んだのは、2017年スズカデヴィアス1頭のみ。

一方、3着以内の18頭中17頭は4角6番手以内と、前々からの粘り込み、あるいは好位から差し脚を伸ばす形が好走レンジとなっている。

特に冒頭でお伝えした逃げ馬は複勝率83%、3着以内へ走った5頭は⑦⑧⑥⑩①番人気と配当妙味も十分。

開幕週の馬場と追い込みの利きづらいペースを追い風に躍動している。

今年は逃げ候補筆頭だったユニコーンライオンが、オーストラリアへの遠征を決めため、フェーングロッテンの単騎逃げ濃厚。

フェーングロッテンは、1000m通過58秒8のラジオNIKKEI賞を好位から差し切っているように、タフな流れもこなせるタイプ。

ただ、ハナを切った2戦はスローに落として逃げ粘る形。今回も先手を奪い例年の金鯱賞のようなペースで走るとみる。

フェーングロッテン。前走の中山金杯は、前半3ハロン36秒2、5ハロン60秒6のマイペースに持ち込み3着。ペースを考えると、押し切れてよかった。

ただ、ユニコーンライオンが回避し、単騎逃げを狙える組み合わせになったのはプラス。

速い上がりを使えないため、馬群が凝縮するスローからのキレ勝負は分が悪く、どのようなラップを踏むかが鍵になるものの、継続騎乗の鞍上を信頼。

マリアエレーナ。3走前の小倉記念を5馬身差圧勝。次走の天皇賞・秋は不利を受けながらも、3着ダノンベルーガとは0秒5差。

前走の愛知杯でも、苦手な道悪のなか、3着と力を示した。先行力もあり、このメンバーなら能力上位。

ヤマニンサルバム。中京4戦4勝は、すべて好位抜け出しで勝利。相手強化や時計短縮などの課題より、コース相性の良さが魅力に映る。

馬券は◎から〇▲への馬連ワイド。◎〇の2頭軸、相手の①⑥⑨⑩⑫3連複。

(文・垣本大樹)

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【血統アナリシス】金鯱賞2023 グラスワンダーやKris S.の血を引く馬が躍動、ディープインパクト系は人気薄も活躍 2023年3月11日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は金鯱賞2023・血統予想をお届けします!


昨年はモーリス産駒の1番人気ジャックドールが、中京芝2000mのコースレコードを更新する逃げ切り勝ち。同馬はスクリーンヒーローグラスワンダーへと遡る父系となるが、16&17年には母の父にグラスワンダーの血を引くヤマカツエースが変則2連覇を達成していた。なお、21年に最低人気で勝利したギベオンを筆頭に、15年1着ミトラ、21年2着デアリングタクト、22年3着アカイイトなど、Kris S.の血を引く馬も存在感を放つため、総じてRoberto系種牡馬の血脈には気を配る必要がありそうだ。

ほか、ディープインパクトの直系も毎年のように上位を賑わせており、昨年も2着レイパパレ、3着アカイイト、4着ポタジェ、5着ギベオンが該当。同系統は、18年2着サトノノブレス(8番人気)、20年2着サトノソルタス(8番人気)、21年1着ギベオン(10番人気)と人気薄の好走が多いことにも注意したい。

プログノーシスは、父ディープインパクト×母ヴェルダ(母の父Observatory)。同産駒は5年連続で連対中と勢いに乗るが、そのうちダノンプレミアムギベオンレイパパレは母系にRobertoの血脈を持つため、本馬も母の父を介して同血脈を保持することが強みとなりそうだ。あまり揉まれ込む競馬を得意としないだけに大外一気が代名詞となっているが、展開不問で上位に食い込む脚力は非凡。他力本願ながらも爆発力には目を見張るものがある。

ポタジェは、父ディープインパクト×母ジンジャーパンチ(母の父Awesome Again)。金鯱賞には3年連続3度目の出走となるが、21年が6番人気3着、22年が4番人気4着と人気以上の好走が続いている。なお、コース巧者ぶりを示したギベオンとは「父×母の父」の血統構成が似ているため、本馬にもリピーターとしての資質が感じられる。母系が晩成傾向にあることを鑑みれば、まだまだ成長の余地を残していたとしても不思議ではない。

マリアエレーナは、父クロフネ×母テンダリーヴォイス(母の父ディープインパクト)。同産駒は16年パドルウィールが9番人気2着と波乱を演出しているが、そのときの鞍上は今回本馬の手綱を取る松山騎手だった。また、父と母の父を入れ替えた配合からは昨年2着のレイパパレが出ており、クロフネを介してRobertoの血脈を持つことも評価しやすい。中京芝2000mは「1-1-2-0」と堅実で、立ち回りの巧さを活かしやすい枠順も追い風だろう。

【血統予想からの注目馬】
プログノーシス ⑨ポタジェ ②マリアエレーナ

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ポタジェの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月25日(日) 中山11R 第67回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:16頭)


<前走:凱旋門賞出走馬>(3ヶ月)

タイトルホルダー(11着、※宝塚記念出走時476kg)<B>
乗り込み量は豊富で、南Wを長めから好時計もマークしてきているこの中間だが、もともと速い時計が出る馬でいつも通り。とはいえ、1週前までに強めにビシッと追われていない点は気になる。

ディープボンド(18着、※宝塚記念出走時502kg)<B>
今年も昨年同様、凱旋門賞からの出走となるが、3週連続強めに追われ時計も優秀。ただ1週前追い切り映像を見ると、昨年のほうが気合い乗りが良かった。当時と比べると、今年は動きに重さがある。




<前走:菊花賞出走馬>(中8週)

ボルドグフーシュ(2着、496kg(±0kg))<A>
菊花賞から中8週でこの中間も乗り込み豊富。頭が高い走りで、見た目にはズブそうな走りに見せるがエンジンがかかると力強いこの馬。この中間、1週前追い切りではここ2戦同様にCWでの併せ馬を敢行してきている。ただ今回は伸び脚が柔らかく首が前に出る感じの走りに変わっており、前2走よりも断然良い。

ジャスティンパレス(3着、452kg(±0kg))<B>
菊花賞から中8週で余裕のあるローテーションも、乗り込み本数は少なめ。それでも1週前追い切りでは長く良い脚を使って上々の伸びを披露している。




<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中7週)

イクイノックス(1着、488kg(+4kg))<A>
この中間も坂路・南Wで乗り込まれ、1週前はルメール騎手が騎乗して併せ馬を行った。やや重さの残る動きだったが、その辺りは日曜日に坂路で一杯に追われているのでカバーできているハズ。

ポタジェ(13着、468kg(+2kg))<C>
前走から間隔も空いて乗り込み量も豊富。1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が良かったが、併走した格下馬に差し返されてしまった。良化してきているものの、まだまだ戻り切れていない感じ。




<前走:エリザベス女王杯出走馬>(中5週)

ジェラルディーナ(1着、470kg(+6kg))<B>
4戦連続馬体重が増えていて、走りに力強さが感じられるようになっている。1週前追い切りでは終い前に首が伸び、好状態キープを伝える内容だった。

アカイイト(4着、524kg(-4kg))<B>
この中間は、2週前、1週前と強めに追われており、状態が良い証拠だろう。ただ、1週前追い切りでは終い甘くなるところがあり、最終追い切りでどこまで変われるか。

イズジョーノキセキ(10着、470kg(+4kg))<B>
前走時も追い切りの動きは良かったが、この中間も2週前の坂路、1週前のCWと時計優秀。

ウインマイティー(16着、494kg(+8kg))<C>
この中間もDPコースで乗り込まれ時計は優秀だったが、このくらいの時計は前走時も出ていた。




<前走:ジャパンカップ出走馬>(中3週)

ヴェラアズール(1着、518kg(±0kg))<B>
1週前追い切りでは引き続き好時計をアピールしてきたが、前走時に見せた押さえきれないといった感じの手応えまではない。

ボッケリーニ(17着、458kg(-14kg))<B>
ここ2戦は1週前追い切りで遅れていたが、今回は一杯に追われて先着。1週間内容の良化は感じ取れたので、あとは前走大幅減の馬体がこれ以上減らなければ。




<前走:その他のレース出走馬>

ブレークアップアルゼンチン共和国杯:1着、500kg(+2kg)中6週)<B>
前走時は坂路での調整に変えていたが、この中間は本来の南Wでの調教に戻してきた。1週前追い切りでは、重心の低い走りを披露していて状態は良好に映る。

ラストドラフトアルゼンチン共和国杯:5着、468kg(±0kg)中6週)<A>
前走時も追い切りの動きがかなり良かったが、この中間も1週前追い切りで手応え良く大外を回って好時計をマークしてきた。上積みが期待出来そう。

エフフォーリア宝塚記念:6着、520kg(-2kg)6ヵ月)<C>
大きな馬の休み明けで、この中間は水、日以外も時計を出してきていることからも、まだ絞り切れていないところがあるのだろう。1週前追い切りは、終い先着も終始手応えに余裕がなく、残りの時間でどこまで変われるかとの印象はぬぐえず。

アリストテレス京都大賞典:11着、478kg(-10kg)中10週)<E>
京都大賞典から中10週あるが乗り込み量は多くない。2週前、1週前と終いの時計が甘く、変わり身は感じられず。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ボルドグフーシュイクイノックスラストドラフトの3頭をあげておきます。


◇今回は、有馬記念編でした。
有馬記念過去10年における、連対馬の調教内容について調べてみると、最終追い切りを強め、一杯で追われていた馬は15頭、馬なりでの調整だった馬が5頭。1週前追い切りでは、強め、一杯が10頭、馬なりでの調整は10頭という結果となっており、これまでこのコラムで紹介してきた他のレースと比べると明らか傾向が違うことが分かります。
特に勝ち馬の最終追い切りに関しては、強めに追ってきている馬が過去10年で8勝しているという状況で、これまで紹介してきたレースとは真逆の結果となっている点には驚きです。
有馬記念は寒い時期に行われるレースなので、馬体を絞り難いということがありそうですし、前走が秋の第一目標で、そこからもう1度仕上げ直しての有馬記念という馬が多いこともあると思います。メンバーも強くなり中途半端な仕上げでは勝ち負けできないため、勝負仕上げで臨んでくる陣営が多く、それらが実際に好走しているのではないでしょうか。
ちなみに、過去10年で前走海外レース出走から臨み有馬記念で連対した馬は、2013年1着のオルフェーヴル凱旋門賞)、2019年1着のリスグラシューコックスプレート)、昨年2着のディープボンド凱旋門賞)の3頭ですが、いずれも1週前、最終追い切りと強めに追われていました。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


そして、今回のコラムでは『有馬記念特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家17名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ジェラルディーナ
エリザベス女王杯は、外枠有利な日になり外枠に入ってその恩恵を受けて勝っただけだと思っていた。ところが2着だったウインマリリンが香港で勝ったことにより、どう評価していいかわからなくなってしまった。
そう言った意味でどこまでやれるか、注目している馬です。(◎は全く別の馬に打つ予定)

~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

イクイノックス
天皇賞は難しい競馬になったが、勝ち切ったところに成長がうかがえた。消耗度と順調度など加味しても、今回は中心視。


~~~~~【Umavishプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

馬券圏内に飛び込んでくれる穴馬を探すコンセプトで……。
近年の混合レースは斤量有利な牝馬、今年は特に好調な3歳世代に注目です。
3歳馬からジャスティンパレス。春のクラシックは輸送続きで馬体維持に苦労していた印象ですが、夏を越して精神面で成長してきたようで、秋2戦は好内容の走り。非根幹距離の重賞勝ちもあり、有馬記念ディープインパクト産駒は母系ノーザンダンサー系が大方を占めており、期待しています。

もう一頭、3歳馬からボルドグフーシュ菊花賞は、もう一完歩で勝利かという内容。比較的相性が良いロベルト系。追い込み脚質はどうかですが、そこはラスト有馬の福永騎手がエスコートしてくれるかと。

牝馬では人気を落としているアカイイトを。昨年は勝ったエリ女がピークのようでしたが、今年は前走から調子が上って来ているとの陣営コメント。こちらも非根幹距離は走るキズナ産駒でロベルト持ち。捲る競馬を期待してます。

有馬記念はリピーターレースでもあるので、ディープボンドも気になります。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ジャスティンパレス
菊花賞は勝負どころで詰まってブレーキの不利が痛かった。神戸新聞杯以降の内容が良く、マーカンド騎手への乗り替わりも魅力的。

ポタジェ
上がりかかったほうがよさそうで、天皇賞(秋)は適性外か? 人気がないのであれば抑えておきたい。

ディープボンド
去年の2着馬。渋い脚を使うので川田騎手は相当合いそう。宝塚記念は高速馬場で合わなかったが、大崩れしなかった。


~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

有馬記念の注目馬>
タイトルホルダーディープボンド

現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、タイトルホルダーエフフォーリアディープボンドが高評価となった。中でもディープボンドは、天皇賞、宝塚記念タイトルホルダーに敗れていることから、過小評価になりやすいと想定される。
1番人気になると目されるイクイノックスは、回収率の予測では低評価。馬の能力で言えばトップかもしれないが、過剰評価になると予測する。
以上から、確実性ならタイトルホルダー、回収率がもっとも期待できるのはディープボンドとなった。(最終的な回収率予測は、ファクターが出揃うレース前日深夜となります。)


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

注目馬は、イクイノックスです(人気になるでしょうが)。
秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも◎打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうこの馬(←古い感覚なのかもしれませんが(笑))。 天皇賞(秋)は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので……。
キタサンブラック産駒だけに、ブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離の面で気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も問題なかったように忙しい距離のほうがむしろ良くないのではないのではないでしょうか。
母父キングヘイローというのも(現役時代は、福永騎手が若い頃御せなくてずいぶん叩かれたりもありましたね(引退は寂しいですが、いい調教師になると思います))、世界的名血だけあり母父でいい成績を残しています。能力を伝え、母母父トニービンでこの距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬ではあるものの、4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

<山口吉野式スピード指数(近5走)>
101 タイトルホルダー(芝22)
97 エフフォーリア(芝25)
96 イクイノックス(芝20)
95 ヴェラアズール(芝24)、ディープボンド(芝22・芝25)
94 ジャスティンパレス(芝30)
93 ポタジェ(芝20)
92 ジェラルディーナ(芝22)、ボッケリーニ(芝24)
91 ボルドグフーシュ(芝30)
90 ラストドラフト(芝25)
89 アリストテレス(芝24)、ウインマイティー(芝20)
88 アカイイト(芝16・芝20)、イズジョーノキセキ(芝18)
85 ブレークアップ(芝25)

<前走回顧コメント>
アカイイト エリザベス女王杯 4着
1馬身出遅れ。殿から外に出してそれなりに伸びた。距離延長が良かったし、不器用なので内荒れ馬場の外枠という状況もマッチした。距離短縮ローテで時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

アリストテレス 京都大賞典 11着
押してやや掛かって好位。4角で被されて馬群を突いて伸びず。久々で完調ではなかった。揉まれ弱く掛かりやすいので注文が多い馬。時計が速過ぎない馬場の少頭数でハイペースが理想。

イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
スローペース後ろ寄り外から鋭く伸びた。2番手以降は緩い流れになったので距離短縮ローテの2000mにも対応できたし、馬場を考慮するとかなり遅い時計の決着になったのも良かった。大トビで広いコースが合うが、距離は2400mのほうが良さそう。

イズジョーノキセキ エリザベス女王杯 10着
スタンド前で狭くなって後退の不利。後ろ寄り馬群から伸びず。荒れた内を通る。良馬場のほうが良さそう。

ウインマイティー エリザベス女王杯 16着
ハイペース先行外で失速。荒れた内を通る。直線右にモタレ気味。距離短縮ローテで速い流れを追走する形になったのが響いた。

エフフォーリア 宝塚記念 6着
1馬身出遅れ。押して中団インから3角で馬群に入れて伸びきれず。直線右にモタレ気味。向こう正面でヒシイグアスの後ろにいたので、そのまま内を通ればもっとやれた。距離延長ローテは良かったが、もっと緩い流れやタフ馬場のほうが合う。ブリンカーの効果はあまりなさそうだし、少し衰えもありそう。

ジェラルディーナ エリザベス女王杯 1着
後ろ寄り外からよく伸びた。内荒れ馬場になったのが良かったし、大外枠でも壁を作って折り合えた。忙しい状況が合わない馬なので、距離短縮ローテや小回りの多頭数でごちゃつく形になるとマイナス。

ジャスティンパレス 菊花賞 3着
ハイペース中団馬群。4角で前が下がってきて後退の不利があったがよく伸びた。外枠でも馬群に入れて折り合えたし、スタミナ面で3000mをこなせたのは収穫。スタートや折り合いに進境を見せて安定感が増している。

タイトルホルダー 宝塚記念 1着(前々走)
押してハイペース単独2番手でロスなく運んでよく伸びた。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。直線が長いコースで上がりが速い状況になると良くないが、自分で競馬を作れるので崩れにくい。

ディープボンド 宝塚記念 4着(前々走)
押してハイペース先行で踏ん張る。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。スタミナ勝負や急坂が合う。もっとタフ馬場が理想。上がりが速い状況になるとマイナス。

ブレークアップ アルゼンチン共和国杯 1着
前と離れたスローペースインの3番手でロスなく運び、直線前の馬を避けるロスがあったが伸びた。不利を受けた馬が多く、展開も向いたので過信禁物。

ボッケリーニ ジャパンカップ 17着
好位4頭分外でかなりロスがあり失速。外枠が響いた。もっとタフ馬場や内枠のほうが合う。

ボルドグフーシュ 菊花賞 2着
1馬身出遅れ。ハイペース後方から馬群を徐々に進出し、4角で強引に外に出してロスがありながらもよく伸びた。出遅れやすく前に行けないので、少頭数や直線が長いコースのほうが安全だが、長距離やハイペースが良かった。距離短縮ローテで緩い流れになるとマイナス。

ポタジェ 天皇賞(秋) 13着
スローペース後ろ寄りインから馬群を突いてあまり伸びず。東京で上がりが速い状況は合わない。もっとタフ馬場で上がりが掛かる状況向き。

ラストドラフト アルゼンチン共和国杯 5着
スローペース後ろ寄りインから4角で外に出し、直線寄られる不利があったが伸びた。叩いて良化し、距離延長も良かったが展開不向き。

ヴェラアズール ジャパンカップ 1着
1馬身出遅れ。中団馬群で直線仕掛けが遅れたがよく伸びた。内枠が良かったし、壁を作って折り合えたのは収穫。スタートが課題。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~

中山2500mで求められる適性を考えるとタイトルホルダーが一番勝利に近いように感じますが、この馬とジェラルディーナは激走の反動がどうか?
イクイノックスは外せないが脚質、人気を考えると積極的にはなれない。
注目馬はブレークアップ
人気なく妙味十分、血統面でもサンプルが少ないようだが、中山2500mは125%の圏内率のようだし、何より本格化を感じる走りを見せている。一角崩しがあっても驚けないと思われる。鞍上も戸崎騎手なら期待出来る。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ボルドグフーシュ
菊花賞で勝ち負けに持ち込めば、有馬記念で波乱を演出するのはこの馬だとの思いもあり▲単穴指定しましたが、引退を控える福永騎手への乗り替わり、勝ち負けしたことで注目度が急上昇しオッズ妙味が想定外に低くなりそう。不安要素を含めて再検討の結果、有馬記念では押さえ程度もしくは消しで、勝負は春の盾まで持ち越しとしたい。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

タイトルホルダー
馬券圏内という観点から、まず外せない1頭ではないでしょうか。
実績はもちろん、脚質も崩れにくい先行策を得意とする馬。距離も他の馬にマイナスこそあれど、この馬にとってはプラスに働きそう。激走後の疲れや騎手の信頼性に疑問を持たれていますが、現役屈指の馬とみてます。当然内目の枠を引きたいところ。


~~~~~【ユーマキングオープロ(地方競馬プロ)】~~~~~

非根幹距離で相対的に指数を上げている馬に注目してみました。

イズジョーノキセキ
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ボッケリーニ
ボルドグフーシュ
ポタジェ  以上の6頭です。

枠順が決まって、この中から買えそうな馬がいれば軸にする予定です。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ディープボンド
昨年の有馬記念は、内をロスなく立ち回って直線もスムーズに抜け出す完璧な競馬ではあったが、差してきた4着以内の馬はどれもハイレベルだったし、素直に強かったと言える内容。
今回は有力馬に東京向きの馬が多く、昨年の覇者エフフォーリアも今のところ状態面は怪しい。前評判は今年も人気がなさそうなので注目しておきたい。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

イクイノックス
一歩抜けている 連ははずさないだろう。
☆面白いのはジャスティンパレス
Mデムーロ騎手は、スタートが抑え気味で2戦続けて惨敗したが、鮫島克騎手の積極的競馬で復活。マーカント騎手に乗り替わり、一発の可能性あり。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

上位人気馬がそれぞれの秋GⅠに照準を合わせて結果を残してきた中で、春の不振からここ一本に照準を合わせてきたエフフォーリアで大勝負します。
サラブレッドにとって、どこに調子を合わせるか? は昨今の競馬では重要。天皇賞、JC、凱旋門と一度調子をピークに仕上げた人気馬より余力満点。また、同一コース同一距離の勝利経験がある馬のアドバンテージは非常に大きく、昨年の有馬記念タイトルホルダー以下を破った中山2500mなら負けないとみています。
但し、その昔のマヤノトップガンの+16kgなどのような大幅馬体増なら小勝負とします。相手は当日発送直前まで吟味します。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

ブレークアップ
貴重なブランドフォード系の父ノヴェリストは今のところ種牡馬失敗だが、このブレークアップに頑張ってもらって評価を上げてほしい! 先行力と器用さを兼ね備えた馬なので舞台はあっていると思う。連勝の勢いのままにここでも健闘を。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

はじめに12月19日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。枠順確定前、最終追い切り前です。
有馬記念を予想するポイントとしては、ローテーション的に余力がどれだけ残っているか、3歳世代をどう評価するかの2点は重要だと考えております。
昔のようなトライアルから秋の天皇賞→JC→有馬記念のような馬は皆無になりましたが、海外挑戦する馬が増えたぶんローテーションは多彩になっています。
春の実績組のタイトルホルダーディープボンドはともに凱旋門賞から直行、意外と馬券になっているローテーションです。
最終追い切りを見てからになりますが、特に展開が有利に働きそうなタイトルホルダーは有力馬の一角の評価を与えたいです。

3歳勢、菊花賞からもしくは秋の天皇賞から直行の3歳馬はローテーションにも余裕があります。
そして、特に3歳勢はあと1週間経てば4歳になる有馬記念で古馬に対して2キロ貰い、これは大きなアドバンテージです。
昨年の覇者エフフォーリアと同じダービー2着→秋の天皇賞1着のイクイノックスは現時点での本命候補です。
ジャスティンパレスボルドグフーシュも伏兵として外せないと見ます。

他ではようやくG1制覇をし勢いに乗るジェラルディーナ、母と比較するのは酷だが母ジェンティルドンナがこの有馬記念を制しているのもポイントとして挙げておきます。
あとは、長期休養明けのエフフォーリアとJCを制したヴェラアズール
エフフォーリアに関しては春の競馬は見どころなしに終わりましたが、一気の復活はどうか? ヴェラアズールはムーア騎手からの乗り替わりと中山コース、そして中3週の競馬。この2頭は最終追い切りまで見てみたいです。

もちろん他の馬も最終追い切り、枠順まで確認して最終予想となりますが、
最大注目 イクイノックス
要注目 タイトルホルダー(強気に乗れば)
伏兵注目 ボルドグフーシュ(一発強襲)、ジェラルディーナ(イン突き出来る枠で)

現時点ではイクイノックスと心中する気でいます(笑)
券種は考えますが、単勝・複勝・馬連の軸・三連単マルチの軸、三連複の軸かな?
※現時点ですw


~~~~~【プロ】~~~~~

能力、展開面からタイトルホルダー優位と見る声が多いのは明らか。とはいえ、それだけでは面白味に欠けるので、ここではそれ以外の注目馬を挙げています。

ディープボンド
年初の時点では昨年よりも能力が一枚落ちているように思われたが、適性外と思えた高速決着の宝塚記念での好走を逆に評価したい。
馬場傾向や距離に関しては今回のほうが明らかに向いているし、追い切りの動きもいい意味で昨年と大きく変わらない印象。
相当に追わせるタイプなので、川田騎手との相性も良さそうに映る。

エフフォーリア
一度躓くと上向きづらい血統で、今年の戦績で手を出すのは勇気が要るのは確かだが、昨年と今年のパフォーマンス差があまりにも大きいだけに、単純に能力落ちで片付けて良いのか半信半疑なのが正直なところ。
少なくとも調教におけるフォームは春の時点よりも良くなっているように映るし、状態上向きにも関わらず人気下降となるなら、美味しい存在と見ることも出来るかもしれない。

ボルドグフーシュ
今年の菊花賞はかなりのハイレベル決着と見ており、同3着のジャスティンパレスも注目はしているが、1週前追い切りの時点での印象はこちらが上。
脚質やレースの運び方から中山に向くイメージは薄いものの、上向き出すと止まらず、且つ年末の中山の馬場に合いそうな父系でもあるため、どのようなレースを見せるのか楽しみな存在。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※


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2022年10月26日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月30日(日)東京11R 第166回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬>(5ヶ月)

イクイノックス(2着、484kg(-8kg))<B>
前走のダービー時以外は間隔をジックリとって使われてきた馬で、今回も5ヶ月ぶりで実戦を迎える。調教内容はこれまでから大きく変化していないが、1週前の動きを見ると多少重い感じに見えた。2週前の坂路では終い強めに追われていたが、そのあたりが関係しているのかもしれない。

ダノンベルーガ(4着、494kg(-10kg))<C>
こちらもダービー以来の休み明けとなり乗り込み量は豊富。ただ、2週前、1週前と2週連続強めに追われ、日曜日も坂路で時計になるところをやっている。1週前も併走馬相手にモタモタして何とか先着できたという動きだったので、この馬もまだ素軽さに欠ける印象。

ジオグリフ(7着、492kg(-4kg))<A>
ダービー以来の休み明けでも、乗り込み豊富で南Wと坂路で好時計。1週前追い切りでは、乗り慣れていない北村宏騎手が騎乗しての追い切りでかなり持ってかれる感じになっていたが、手応えは抜群。伸び脚もしっかりしていて出来はかなり良さそう。直前はテンションを上げないような控えめな追い切りができれば理想的。




<前走:札幌記念出走馬>(中9週)

ジャックドール(1着、516kg(+8kg))<C>
札幌記念からの休み明け。ただ大きな馬の割に乗り込み量はそれほど多くはない。1週前追い切りでは好時計で先着するも、まだ重さを残しているように映った。

パンサラッサ(2着、470kg(-6kg))<C>
これまでも1週前には強めに追うことが多かった馬で、この中間も1週前は併せ馬で強めに追われている。速い時計は出ているが、やや首が上がり気味で終いの伸びが甘い動きだった。

ユーバーレーベン(11着、498kg(前々走海外))<B>
この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでは遅れはしたものの動きは上々。前走時の最終追い切り時のような、ササり気味になるところもなくスムーズな走りで前走時からの上積みがありそう。




<前走:小倉記念出走馬>(中10週)

マリアエレーナ(1着、424kg(-2kg))<A>
この中間も追い切りでは好時計を連発。1週前追い切りでは素軽さが窺え、仕上がり良好。東京は初めてだが、左回りの2000m以上のレースでは4戦2勝ですべて3着以内と向く条件。

カデナ(7着、478kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場だった1週前追い切りだが、終い脚が上がり気味で物足りない動き。




<前走:その他のレース>

シャフリヤールプリンスオブウェールズS:4着、前走海外)4ヶ月半)<B>
前走が海外で休み明けでの出走とあって乗り込み量は豊富。追い切りには3週連続福永騎手が騎乗(レースはCデムーロ騎手が騎乗予定)しての調整となっていて、追われるごと時計を詰めている。終いの伸びも良く仕上りは良さそう。

ノースブリッジ毎日王冠:5着、494kg(+2kg)中2週)<B>
休み明けを使われての叩き2戦目。前走時のパドックでは、太め感はなかったがテンションが高めだった。この中間、1週前は軽めの調整で力みもなく、動きは素軽かった。日曜にも長めから速い時計を出していて、調子落ちは感じられない。

ポタジェ毎日王冠:6着、466kg(+2kg)中2週)<D>
休み明けの前走時、パドックでは+2kgの数字以上に緩さがある印象を受けた。この中間も軽めの調整で強めに追われていないので、大きな変わり身はなさそう。

カラテ新潟記念:1着、532kg(-8kg)中7週)<C>
坂路中心で追い切られることが多い馬だが、この中間は2週前、1週前とCWでの併せ馬。1週前映像からは、力強さは伝わってきたが首が高く追われてからの反応が鈍く伸び脚も物足りなかった。かなり大きな馬なので、まだ太めが残っている様子。

バビットオールカマー:4着、474kg(+14kg)中4週)<C>
休み明けの前走時は、追い切りでは良い動きだったが、さすがに馬体に余裕を感じるパドック。この中間も乗り込まれているが、1週前追い切りではまだ重さを残す走りだった。

アブレイズ(府中牝馬S:5着、498kg(+8kg)中1週)<B>
坂路で速い時計が出る馬で、前走時も追い切りで好時計をマークし、レースでも一瞬見せ場という内容だった。今回は中1週となるため、速い時計は出していないが使ってくるからには出来落ちはなさそう。

レッドガラン京都大賞典:9着、514kg(+4kg)中2週)<C>
坂路で好時計が出るタイプで、前走時も坂路で好タイムをマークしていた。ただ、大きな馬でパドックでは硬さが感じられた。中2週のこの中間は、先週金曜日に坂路で追われ終い好時計を計時していて、出来自体は悪くない印象を受ける。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジオグリフマリアエレーナシャフリヤールの3頭をあげておきます。


◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
天皇賞(秋)連対馬の最終追い切り内容を分析してみると、過去10年の連対馬20頭のうち13頭がWコースで追い切られています。ちなみに、1週前追い切りに関しても14頭がWコースでの追い切り。1週前、最終追い切りともに坂路で追い切られていた馬は、5頭(関東1、関西4)となっていました。これを過去5年までに絞ってみると、連対馬10頭のうち8頭がWコースでの追い切りで、1週前に関しても9頭がWコースでの追い切りとその比率は上がります。やはり、天皇賞(秋)に関しても、「Wコース追い」が近年優勢との傾向が出ているようです。
特に関東馬は、坂路調教で連対した馬はスピルバーグのみでそれも8年前。関東馬で坂路仕上げというパターンは、軽視していいと考えています。一方で、関西馬は、坂路オンリー調整での連対例こそ同様に少なくなってきていますが、輸送を控えることから1週前にCWで強めに追い、最終追い切りは坂路で息を整える内容というパターンも十分考えられます。そうした背景から、関東馬ほど軽視する必要はないでしょう。
先週の菊花賞、今週の天皇賞(秋)と、連対馬の調教内容について綴ってきていますが、その他のレースに関しても近年はWコースで追い切られた馬のほうが、頭数も多く成績も良いように感じます。そのあたりは、外厩で調整する馬が多くなってきていることも影響しているのではないかと考えています。
私が競馬の予想で調教内容を重視するようになったきっかけは、フジキセキサイレンススズカのようにデビュー前から栗東坂路を破格の時計で駆け上がってくる馬に影響を受けたからであり、近年坂路調教馬たちの元気が感じられないというのはどこか寂しいものです。ただそれも時代の流れ。仕方ないことといえばそうなのかもしれませんし、その時代その時代で取り残されないように予想をしていかなくてはなりませんね。


※天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月23日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月23日号】特選重賞データ分析編(329)~2022年天皇賞(秋)
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2022年10月30日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【馬番別成績(2017年以降)】
○1~10番 [5-5-5-34](3着内率30.6%)
×11~18番 [0-0-0-25](3着内率0.0%)

 枠順が明暗を分ける可能性もありそう。2017年以降の3着以内馬15頭は、いずれも馬番が1~10番でした。外枠有利な展開にはなりづらいコースですし、11番から外に入ってしまった馬は過信禁物と見ておいた方が良いかもしれません。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつG1のレース”において“着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.1秒以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-5-5-27](3着内率35.7%)
主な該当馬→イクイノックスジオグリフシャフリヤールポタジェ

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2022年10月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】G1を超えるG2も今は昔/秋華賞展望
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3日間開催では東西で毎日王冠京都大賞典のG2が行われた。

この2レースはかつて「G1を超えるG2」と言われて盛り上がったこともあったものだが、近年はやや存在感が希薄になっている。それは直行ローテの馬が増えたためで、一流馬は天皇賞(秋)が使い始めの一戦、そこからジャパンカップ有馬記念、あるいは香港へ、というのが主流になっている。

もちろん直行が増えた理由はひとつではない。仕上げ技術の向上により以前のようにトライアルを使うことが一般的でなくなったのもあるし、G1の賞金が高額になり、そこで勝ち負けできる馬はG2に出走するメリットがあまりなくなった…ということもあるだろう。

参考までに、例えばテイエムオペラオーが走っていた2000年と比較すると、秋G1の賞金は以下のように変化している。

天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念の賞金推移(2000年→2022年)

天皇賞(秋)  1億3200万円 →2億円
ジャパンカップ 2億5000万円 →4億円
有馬記念    1億8000万円 →4億円

ご覧の通り軒並み賞金は上がっており、とりわけ有馬記念などは倍以上になっている。その間、G2の賞金はほとんど変わっていないのだから、当然有力馬はこれまで以上にG1重視のローテを組む方が合理的だ。

…いきなりお金の話を始めてどうしたのかと思われるかもしれないが、そういう視点で先週のG2を見直すと、やはり「G1を超えるG2」というような認識を改めなくてはならないように思う。

サリオスが勝った毎日王冠は確かに豪華メンバーではあったが、それでは秋G1で即通用するかというと実は相手関係からも怪しい面がある、それは京都大賞典上位組に関しても同様だ。

参考までに過去5年の両レースの勝ち馬を並べてみる。

毎日王冠過去の過去5年の勝ち馬

2017年 リアルスティール 
2018年 アエロリット
2019年 ダノンキングリー
2020年 サリオス
2021年 シュネルマイスター

京都大賞典の過去5年の勝ち馬

2017年 スマートレイアー 
2018年 サトノダイヤモンド
2019年 ドレッドノータス
2020年 グローリーヴェイズ
2021年 マカヒキ

上記の馬たちがその後の秋G1でどうだったのかというと…実は国内G1で馬券圏内に好走したのは昨年のシュネルマイスター(マイルCS2着)のみ。むしろ負けた組の中からシュヴァルグランインディチャンプキセキなど、秋G1での好走馬が出ている。

つまり、これらのレースで好走しているようでは、秋G1に余力を残せないか、あるいは毎日王冠の場合1800mに適性を見せすぎている。むしろ、何らかの理由で負けているくらいの馬の方が、まだ今後巻き返しの期待をできるということになる。

今年は毎日王冠から、3着のダノンザキッド、6着のポタジェ京都大賞典からはボッケリーニあたりを巻き返し候補として覚えておきたい。いずれにしても、かつてほどレベルの高いレースではなくなっており、だからこそジャスティンカフェヴェラアズールのような上がり馬を狙う…というのが両レースのトレンドなのかもしれない。この傾向は来年まで覚えておきたい。

秋華賞展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は3歳牝馬の3冠レース最終戦、秋華賞が行われる。注目馬はコチラ。

アートハウス川田将雅騎手)

前哨戦のローズSは好位から抜け出し完勝。春のオークスは不発に終わっただけに改めてのG1挑戦となるが、今回のポイントはなんといっても、

「阪神芝2000mの川田」

は買い。川田騎手は阪神芝2000mの鬼で、2020年以降を見ても、川田騎手×阪神芝2000mは複勝率7割超、ほとんどが人気馬騎乗ながら複勝回収値も100円超。
アートハウスはスタートを決めて器用に立ち回れるので、人馬ともに期待大。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月6日(木) 14:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 毎日王冠2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月9日(日) 東京11R 第73回毎日王冠(3歳以上G2・芝1800m)

【登録頭数:10頭】(フルゲート:18頭)


<前走:エプソムC出走馬>(4ヶ月)
ノースブリッジ(1着、492kg(-4kg))<A>
休み明けでも、かなりしっかり乗り込まれていて、3週連続南Wで好時計。1週前追い切りでは、岩田康騎手騎乗で迫力満点の動きをアピールした。

ジャスティンカフェ(4着、490kg(±0kg))<D>
1週前は金曜日に併せ馬で先着するも、この中間は坂路での時計が平凡。前走時のような目立つ時計が少ない印象を受ける。


<前走:宝塚記念出走馬>(3ヶ月半)
ポタジェ(11着、492kg(-4kg))<C>
前走時はお腹のあたりに多少の余裕が感じられた。休み明けで長めからの乗り込み豊富で時計も上々だが、1週前追い切りは終いもうひと伸びほしい動きだった。

キングオブコージ(17着、498kg(-8kg))<C>
休み明けの前走時は、マイナス体重でも緩さがあった。この中間は坂路での調整。休み明けでも時計は優秀で、あとは馬体が締まってくれば。




<前走:その他のレース>
レイパパレヴィクトリアマイル:12着、440kg(+6kg)5ヶ月)<A>
ヴィクトリアマイルからの休み明けだが、この中間は坂路で好時計をマーク。終いの時計が優秀で、好走時の状態に近い。

サリオス安田記念:3着、528kg(-22kg)4ヶ月)<B>
馬体が絞れスッキリした印象だった前走時。この中間は、3週前、2週前、1週前と追われる毎に時計を詰めてきていて、休み明けでも仕上がりは良さそう。

キングストンボーイ(関越S:2着、502kg(±0kg)中9週)<C>
夏に一度使われていて、この中間も南Wで長めから2本の追い切りを消化してきている。ただ、1週前追い切りでは併走相手に手応えで見劣り動きに重さが感じられた。

ダノンザキッド関屋記念:3着、526kg(±0kg)中7週)<C>
この中間も坂路で好時計が出ていて、日曜日の追い切りがCWを長めからという過程。ただかなり大きな馬で、動きを見ても1週前は反応が鈍く太め残りも窺える状況だけに、残り1週でどこまで絞れるかだろう。

レッドベルオーブ(小倉日経OP:1着、482kg(-2kg)中5週)<C>
休み明けを一度使われての叩き2戦目だが、1週前追い切りを見ると首が高めで終いの伸びがイマイチに映った。

ハッピーアワー(朱鷺S:14着、446kg(-2kg)中5週)<E>
この中間は乗り込み量が少なく時計も平凡で、ここを使ってくるような調整内容ではない。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ノースブリッジレイパパレサリオスの3頭をあげておきます。


◇今回は、毎日王冠編でした。
――サイレンススズカグラスワンダーエルコンドルパサーの3強対決。
個人的な戦前の感触としては、逃げるサイレンススズカを、グラスワンダーが捉えることができるのか。ここまで生で馬を見たことのなかったエルコンドルパサーは、少し力が足りないのでは、というのが正直なところだった98年毎日王冠
心情的にはサイレンススズカを応援していて、この後、天皇賞(秋)には出走できない3歳2頭には負けてもらいたくない。そんな気持ちで何週間も前からドキドキとワクワクがとまらなかったことを今でも記憶しています。迎えた当日の東京競馬場は、G1レースかと見紛うほどの超満員となっていました。詰めかけたファンであふれかえるパドックでも、落ち着きのある姿を見せていたサイレンススズカ。やや仕上り不足に映ったグラスワンダー。そして初めて見るエルコンドルパサーはというと、予想に反して私のイメージをガラッと変えてくるほど好印象の佇まいで周回していました。柔らかい動きでかなりの仕上りを伝えるには十分、何度確認してもパドックからは何一つ悪いところがないといった感じで、これまで何千、何万頭と馬を見てきた私でしたが、これほど第一印象の良い馬というのは記憶にありませんでした。
レースは、サイレンススズカの逃げ切りで決着し、ただ1頭サイレンススズカに迫ったエルコンドルパサーが2着。グラスワンダーは、ケガからの復帰初戦でまだ万全ではなかったためか5着に敗退。この日東京競馬場にいたファンの中には、彼らのレースを生で観戦したことがその後大きな財産となり、忘れることのない1日になったという人も多いのではないでしょうか。その後サイレンススズカは残念なことになってしまいましたが、エルコンドルパサーグラスワンダーが大活躍を果たしたのは、皆さんもよくご存知のとおりです。
先週の凱旋門賞での日本馬の敗退を見ると、日本のトップクラスの馬でも欧州に滞在して2400m路線のレースを使い続けていかないと、なかなか勝てる日はこないのではないかと思います。凱旋門賞に挑戦する馬は年々多くなっていますが、エルコンドルパサーディアドラのように長期滞在して挑戦する馬の割合はかなり少ないと思います。今年勝ったアルピニスタは、前走のヨークシャーオークスでは61キロを背負って勝利しています。凱旋門賞を勝つには、タフな馬場をこなす馬体と根性、慣れない環境で挑戦し続けていくことも必要なのではないかと思います。

毎日王冠出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月2日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月02日号】特選重賞データ分析編(326)~2022年毎日王冠
閲覧 2,187ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 毎日王冠 2022年10月09日(日) 東京芝1800m


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRA、かつ1600~2200m、かつG1・G2のレース”において5着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [7-8-5-32](3着内率38.5%)
×なし [2-1-4-51](3着内率12.1%)

 格の高いレースを主戦場としてきた馬が中心。2013年以降の3着以内馬27頭中20頭は、年明け以降にJRA、かつ1600~2200mのG1・G2で5着以内となったことがある馬でした。一応付け加えておくと“同年、かつJRA、かつ1600~2200m、かつG1・G2のレース”において5着以内となった経験がない、かつ出走数が14戦以内の馬は2013年以降[2-0-4-17](3着内率26.1%)で、例年ならばそれなりに高く評価できる水準。ただし、今年はキャリア14戦以内の馬が多いので、強調材料と見做すべきではないかもしれません。

主な「○」該当馬→サリオスポタジェレイパパレ
主な「×」該当馬→キングストンボーイジャスティンカフェレッドベルオーブ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつ東京、かつ1400m超、かつ2勝クラス以上のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2013年以降[9-8-8-34](3着内率42.4%)
主な該当馬→キングストンボーイジャスティンカフェポタジェ

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ポタジェの口コミ


口コミ一覧

金鯱賞はZI値で軸を絞りきる

 ken1 2023年3月12日() 21:17

閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 2

★金鯱賞 ※~16年は12月施行、17年~3月開催

★★A……ZI値3位以内が連対6/6年、
⇒○1位12プログノーシス、2位10フェーングロッテン、3位4ディープモンスター

B……3着以内馬は、前2走でaG1で3着以内5/18,
bG2、3で3着以内3/18,cOP勝ち3/18,d前々走3勝級勝ち2/18,
eOP以上1人気2/18,
残り3頭は、リピーターの18年サトノノブレス(15,16年3着)と
サトノダイヤモンド(皐月3、有馬1)21年ギベオン(中日新聞杯1,NHKマイル2)
※二千重賞3着以内とG1連対
⇒○aなし
★★b1アラタ、2マリアエレーナ、6ルビーカサブランカ、10番
  c4ディープモンスター、
  d11ヤマニンサルバム
 ★e12プログノーシス
  ※9ポタジェ(21年3、大阪杯1)

★※C……近3走以内で勝ち有り(5/4/5/16)なし(1/2/1/39)
⇒○2番、4番、7番、11,12番

★D……年明け以降の出走回数:0回(4/5/3/23)1回(2/0/3/27)2回(0/1/0/5)
⇒○9、12番
 △11番

★★E……前走1人気(2/0/2/4)2人気(1/0/1/8)3人気(1/1/1/2)4人気(0/0/0/6)
5人気(0/1/0/5)6~9人気(2/0/1/19)10人気以下(0/1/0/8)
⇒3人気以内○2,4,10,11,12番

※F……勝ち馬の前走はG1で連対か0.3差以内、あるいは白富士S0.4差以内
⇒○11番

★★★G……前走0.9差以内(6/6/8/29)1.0差以上(1/3/1/35)
⇒○1,2,3,4,7,10,11,12番

H……4歳 (4-2-1-11)22.2% 33.3% 38.9%
   5歳 (1-3-3-16) 4.3% 17.4% 30.4%
   6歳 (1-0-2-15) 5.6% 5.6% 16.7%
   7歳上(0-1-0-13) 0.0% 7.1% 7.1%※2着はリピーター
★⇒4才○10、11番
★5才▲2,4,5,7,12番
★6才 1,6,9番
 7才×3,8番

I……馬体重500K以上(6/2/5/16)500K未満(0/4/1/39)
⇒○前走該当無し
 ▲11番(前々走500K)490k台=3,11番

★J……逃げた馬(2/2/1/1)
⇒近走逃げ○10番、11番
 番手▲2番

今年はG1出走組が9番のみと寂しいメンバー
ならば距離コース適性の高さや好調さ、そして毎年の様に逃げ馬台頭の展開が重要
コース適性で言えば4戦4勝の11ヤマニンサルバムは前走白富士Sでサリエラの0.2差3着
サリエラは愛知杯勝ち馬アートハウスにローズSで0.1差
白富士S2着ドーブネは次走中山記念で宝塚2着のヒシイグアスに0.2差、中山金杯2着
ラーグルフに0.1差とハイレベルのレース

その中山金杯3着が10番で、ここは外枠でも好発からハナを切って行けば粘り込める
展開
愛知杯でアートハウスより1.5k重い56.5kのトップハンデで0.5差3着した
2番が、内から番手マークで行けば55Kなら伸びしろ有り
1番も中山金杯では57kで56Kの10番にクビ差で、ここは同斤57kなら逆転の目
もあり
1人気12番は川田に手戻りで乗れば4戦4勝だが追い込み脚質でどこまで
差し届くか

馬連10→2,11各五百円
三連複(2,10,11)2頭軸=(1,12)ー4,6各三百円13点
1頭軸で各百円15点
三連単(2,10,11)→(2,10,11)→(1,2,4,6,10,11,12)
フォーメーション各百円30点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り、敢えて買うならお勧め出来無いが10番単勝少々
≫≫12-10-1
10番が逃げて直線粘り込むところを鋭い末脚爆発で外から12番が差しきる
1番は好位の内々ロス無く進めてなだれ込む
11番は番手進むも直線伸びず、2番は想定より後ろになって中団で揉まれる
データ的には、メンバーが団子状態で絞りづらかったが、それでも直坂コース古馬OP連対
実績は最低限必須だったかと
となれば11番など切れていたし、牝馬はG1級で無いなら牡馬混合OP以上実績が不可欠
ではあったそれにしても少頭数ならやはり逃げ馬と末切れる馬が優位

 赤萬坊 2023年3月12日() 08:54
金鯱賞 & フィリーズR おおざっぱ予想
閲覧 118ビュー コメント 0 ナイス 3

【金鯱賞】

◎2 マリアエレーナ
◯12 プログノーシス
▲1 アラタ
△4 ディープモンスター
△9 ポタジェ

馬連BOX→1.2.4.9.12
三連複BOX→1.2.4.9.12

堅そうかなぁプログノーシスがなぁ
飛んでくれるとありがたいけどね(´・ω・`)邪推

【フィリーズR】

◎7 ポリーフォリア
◯11 ルーフ
▲10 トラベログ
△1 イティネラートル
△13 ブトンドール

単勝7
馬連BOX→1.7.10.11.13
三連複BOX→1.7.10.11.13

こちらは大乱戦のスマブラなんでもありの様相
そんな中でも比較的安定型の馬を選ぶ辺り
自身の小物ぶりがあらわに( ̄^ ̄)オイ

そう言えば書き忘れてたので追記
昨日の阪神スプリングJ予想はハズレで
府中牝馬Sはかろうじて馬連のみ当たってました
まるっとBOX馬券で命拾い

今週もBOX馬券で何か拾えればいいのだけれど

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 あべゴブリン 2023年3月12日() 04:49
金鯱賞を予想しました!
閲覧 134ビュー コメント 0 ナイス 4

競馬情報を軸に定期的に更新中!

春の活躍を誓う上り馬たちの決戦!GⅠ馬はポタジェのみでほぼ全馬がここで勢いをつけて春のGⅠ戦線に乗り込みたいところです!今回は金鯱賞予想記事です!ぜひ参考にしてみてくださいね!

https://twangy-twangy.work/keiba/kinkoaward-prd.html

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コメント一覧
4:
  HELPRO   フォロワー:1人 2021年10月31日() 19:13:48
流石に一線級には通用しなかったが川田騎乗ではこれも仕方ない。日本人鞍上は所詮は縁故で全てが決まるのだから。この傾向を打破しない限り真のジョッキーは育ちはしない。競馬学校も所詮はエセ鞍上とチャンスを与えられない下手鞍上の共闘。やはり武豊も作られた鞍上と言う良い証拠。(道理で外人から笑われる訳だ!)
3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月15日() 09:13:33
関係、良血、前走楽勝
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月7日() 00:00:05
使って良化の友道厩舎。上積み。

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2023年3月12日金鯱賞 G26着
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2023年3月12日 金鯱賞 G2 6着
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