田口啄麻
マカロニスタンダーズ
とぅっけ
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ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエリザベス女王杯・馬場の有利不利、教えます! をお届けします! 5回阪神第1週ならびに土曜日の阪神芝のレース結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。 この中間の降雨はゼロ。土曜日も天候に恵まれ、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。先週同様、時計の出やすい状況であることに変わりはなく、9R・岸和田S(3勝クラス・芝内回り2000m)の勝ち時計は1分58秒4の高水準だった。 さらにメインのデイリー杯2歳S(G2・芝外回り1600m)は、1分32秒4の2歳コースレコードで決着。従来の記録を0秒3更新している。9月の野芝開催を休んだこともあって、芝、路盤ともに状態は良く、かなり走りやすいコンディションになっているようだ。 土曜日の結果を字面だけで見ると、中団より前に位置した馬がやや有利の状況。だが、終始外々を回らされた馬や、速い時計に対応できずに後方追走を余儀なくされた馬を除けば、全体的に枠順の内外および脚質の有利不利は少なかったようにも思えた。 日曜日開催中の降水確率は0%。となれば、脚質については土曜日の傾向を踏襲する可能性が高く、展開や立ち回り次第で差し馬も間に合うとみてよさそう。枠順についても同様で、広いスタンスで構えたほうがいいだろう。 血統面については、5回阪神開催における芝内回りの中距離戦3クラ(すべて2000m)の結果を検証すると、ディープインパクトとキングカメハメハの系統産駒が好調。この2系統で連対馬全6頭を占めるという、いささか極端な偏りが出ている。重要視すべき血脈であることに疑う余地はない。 ただ、今回の出走馬と照らし合わせてみると該当馬が多い印象。ゆえに、コースならびに距離の適性を重視して、阪神芝内回りの中距離重賞または芝2200mの重賞で好走経験(3着以内)のある馬に的を絞りたい。 今回の出走メンバーで、要点を満たしているのは、⑧センテリュオ、⑪ラヴズオンリーユー。よって当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。 【馬場予想からの注目馬】 センテリュオ ラヴズオンリーユー