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コーナーを6度も回る長距離戦なので、いかに道中のロスを抑えられるかがポイントになります。終始外々を回る馬は内を回る馬より必然的に長い距離を走ってしまうため、先週のマイラーズCの見解同様、やはり内枠が有利となってしまいますね(マイラーズCはかなり流れたので、結果的に外枠がそこまで不利になりませんでしたが……)。
過去の天皇賞(春)を見ても、馬券になった馬はやはり努めて道中ロスなく乗られていました。おそらく最後のコーナーしか見ていない人は、「外を回ってるじゃん」と思ってしまうかもしれませんが、大事なのは最後のコーナーではなく道中の運びです。メンバーを見ると、明確に力が抜けている馬はおらず、人気がない馬でも多少チャンスはありそうなので、一発を狙う馬たちはできれば内枠が欲しいですね。あと、特殊なレースでもあるので、京都実績は見ておいて損はないはずです。
では、上位人気になるであろう馬たちを見ていきたいと思います。
まずは去年の菊花賞馬のドゥレッツァ。
その菊花賞は強かったですよね。最初のコーナーで、ちょっと持っていかれながら外を回って進出してしまった時は、「もう勝ちはないな」と思って見ていました。ところが、直線では堂々と抜け出して勝ってしまうわけですからね。あの条件では力が違ったとしか言いようのないレースでした。道中も流れが緩んだとはいえ、最初のロスはかなり厳しかったはずですし、向正面に入ってから先頭を譲るなど、レース内容もかなり難しいものがあり、あれでは普通勝てませんよ。前走の金鯱賞では菊花賞のインパクトもあって1倍台の人気になりましたが、プログノーシスがうまく乗られたこと、ドゥレッツァには距離が短い可能性があること、の“ダブルパンチ”であの着差になったと思っています。それに前走は前哨戦みたいなものなので、そこまで仕上げていなかったはずです。今回が本番なので、一気に上昇してくると思いますし、“弱い4歳世代”などとよく目にしますが、ベラジオオペラも大阪杯を勝ったことですし、それに続きたいところですよね。
2頭目はテーオーロイヤル。
長距離では安定して走りますが、不安点が3つあります。1つ目は、前走の阪神大賞典はうまく立ち回ってもらえたので、今回外枠に入って外々を回った時にどうなるか。2つ目に、私は長距離を連戦すると見えない疲れが溜まると思っているので、3走連続3000m以上を走ったあと、果たして本来の力を発揮できるのか。そして3つ目に、これはそこまで影響しないとは思いますが、京都は初めてというところ。以上の3つをクリアできれば、大崩れは考えにくいと思っています。菱田Jも初G1獲りに向けて気合いが入る1戦でしょう。
3頭目はブローザホーン。
前走の阪神大賞典は1番人気で3着でしたが、比較的うまく乗られての3着なので、私としては今回そこまで買いたい存在ではありません。長距離実績はありますが、前走の内容を考えても、もしかしたら前走や今回ほど延びるのはよくないかもしれません。成績からも、みなさんご存じのとおり時計がかかるほうがいい馬で、当日道悪なんかになった場合には少し売れそうですが、私はそれでも印上位にすることはないかと思います。内枠に入ったとしても点数の関係からそれは変えたくないですね(^_^;)。
最後にサリエラ。
前走のダイヤモンドSは後ろからだと厳しい馬場だったので、前に付けたルメールJの騎乗はさすがで、うまく乗られましたが2着に負けてしまいました。それでも勝ったテーオーロイヤルとは差がない競馬をし、次走テーオーロイヤルが阪神大賞典も勝ったことから、価値ある2着ではないでしょうか。今回は京都の3200mとなりますが、前走で距離はこなしているのでそこは問題ありません。そしてこの馬は長く脚を使う馬でもあるので、京都の舞台はプラスになると思っています。そのことから2走前のエリザベス女王杯でも期待したのですが、結果でもお分かりのとおり内枠有利でしたからね。それなのに勝ち馬とは0.3秒差。同じような結果も考えられるので、外枠に入った時はどうかですが、内枠に入れば期待できる1頭になります。
上位人気が予想される馬を書いてきましたが、枠関係なくできれば買いたくないのはブローザホーンになりますかね。ドゥレッツァは外枠に入ったとしても、行き脚があるのでスッと好位どころか逃げもあるかもしれないですし、なんだか面白いレースになりそうです。
以上、レース見解でした。長距離戦に加え、絶対的な馬もおらず、いつも以上に枠順が重要になりそうですね。穴馬に指名されるのはどの馬でしょうか。
※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。
■注目馬①シルヴァーソニック
前走の阪神大賞典では外目の枠というのもあって、終始外々を回ることになってしまいました。あれでは最後の直線に入ってから厳しいものがあるので、鞍上も無理と思って何もしないで終わりました。去年の天皇賞(春)では3着ですし、前走はあくまで叩き台と考えれば十分巻き返しは可能な馬と考えています。あとは鞍上がM.デムーロJということなので、長い距離で飽きなければいいなと思っています(笑)。
■注目馬②ハピ
前走の大阪-ハンブルクCでは初の芝のレースでしたが、直線で詰まってしまっただけで、あの場面がスムーズなら勝っていてもおかしくないレースでした。終始ロスなく乗っていた分あの脚があったので、今回メンバー強化に加え外枠に入って外々を回ればまったくもって出番はないと思いますが、前走と同じように内枠に入ってロスなく乗られたときは「もしかしたら」という1頭になります。内枠が引ければ買い目には入れておきたいですね。
以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はシルヴァーソニックとハピ2頭の推奨でした。シルヴァーソニックもですが、ハピが来ると配当がより大きく跳ねそうですね。ぜひ、内枠を引いてほしいものです。それでは、また来週お会いましょう。
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