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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 4 | 牡3 | 56.0 | 横山武史 | 栗 上村洋行 | 500(-4) | 1.48.9 | 3.7 | 2 | 35.7 | ⑦⑦⑦⑤ | |||
2 | 5 | 10 | 牡3 | 56.0 | 横山和生 | 美 奥村武 | 494(-2) | 1.49.1 | 1 1/4 | 5.5 | 3 | 36.9 | ③③②② | ||
3 | 1 | 2 | 牡3 | 56.0 | 津村明秀 | 美 斎藤誠 | 504(-4) | B | 1.49.2 | 3/4 | 21.2 | 8 | 36.1 | ⑧⑦⑦⑧ | |
4 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 嶋田純次 | 美 大和田成 | 456(-4) | 1.49.3 | 1/2 | 62.9 | 13 | 37.6 | ①①①① | ||
5 | 7 | 14 | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 | 美 久保田貴 | 480(+2) | 1.49.6 | 1 3/4 | 17.1 | 6 | 36.3 | ⑩⑩⑨⑤ | ||
6 | 8 | 15 | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭太 | 栗 高野友和 | 486(+6) | 1.49.8 | 1 1/4 | 3.3 | 1 | 36.2 | ⑫⑬⑪⑩ | ||
7 | 6 | 11 | 牡3 | 56.0 | 大野拓弥 | 美 和田雄二 | 488(+4) | 1.49.8 | ハナ | 8.5 | 4 | 37.1 | ④④④④ | ||
8 | 4 | 7 | 牡3 | 56.0 | 北村宏司 | 美 尾関知人 | 472(0) | 1.49.8 | ハナ | 148.4 | 15 | 37.0 | ⑤⑤⑤⑤ | ||
9 | 4 | 8 | 牡3 | 56.0 | 菅原明良 | 美 新開幸一 | 454(-6) | 1.49.8 | クビ | 31.4 | 10 | 37.7 | ②②②② | ||
10 | 5 | 9 | 牡3 | 56.0 | 西村淳也 | 栗 池添学 | 480(-6) | 1.49.8 | ハナ | 10.9 | 5 | 36.4 | ⑧⑨⑩⑩ | ||
10 | 6 | 12 | 牡3 | 56.0 | 柴田善臣 | 美 鹿戸雄一 | 478(+4) | 1.49.8 | ハナ | 58.2 | 12 | 35.7 | ⑯⑯⑯⑭ | ||
12 | 3 | 5 | 牡3 | 56.0 | 吉田豊 | 美 小野次郎 | 490(-8) | 1.50.0 | 3/4 | 112.6 | 14 | 36.1 | ⑭⑭⑬⑫ | ||
13 | 3 | 6 | 牡3 | 56.0 | 石川裕紀 | 栗 新谷功一 | 464(+4) | 1.50.5 | 3 1/2 | 29.2 | 9 | 36.8 | ⑫⑪⑪⑫ | ||
14 | 7 | 13 | 牡3 | 56.0 | 丹内祐次 | 美 尾形和幸 | 462(-8) | 1.51.1 | 3 1/2 | 57.0 | 11 | 37.1 | ⑭⑭⑮⑮ | ||
15 | 8 | 16 | 牡3 | 56.0 | 岩田康誠 | 美 田中博康 | 502(-4) | 1.51.2 | 1/2 | 19.3 | 7 | 38.2 | ⑤⑤⑥⑧ | ||
16 | 2 | 3 | 牡3 | 56.0 | 木幡巧也 | 美 的場均 | 482(-2) | 1.54.5 | 大差 | 367.8 | 16 | 40.7 | ⑩⑪⑬⑯ |
ラップタイム | 12.3 - 11.2 - 11.9 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.6 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.5 - 35.4 - 47.3 - 59.4 |
後半 | 61.6 - 49.5 - 37.2 - 24.8 - 12.6 |
■払戻金
単勝 | 4 | 370円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 4 | 180円 | 2番人気 |
10 | 210円 | 3番人気 | |
2 | 410円 | 7番人気 | |
枠連 | 2-5 | 730円 | 3番人気 |
馬連 | 4-10 | 1,170円 | 2番人気 |
ワイド | 4-10 | 590円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
2-4 | 1,550円 | 17番人気 | |
2-10 | 1,700円 | 19番人気 | |
馬単 | 4-10 | 1,750円 | 3番人気 |
3連複 | 2-4-10 | 5,760円 | 16番人気 |
3連単 | 4-10-2 | 18,150円 | 32番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果、近年のスプリングSの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
月曜日から火曜日にかけて4㎜の降水を記録したあとは、天気に恵まれたものの、土曜日はまとまった雨が降るあいにくの空模様。芝コースは終日含水の多い状態(JRA発表は稍重→重→不良)でレースが行われた。
土曜日施行の芝平地競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は1、1、7、4、11番手。前半こそ内寄りを選択する先行勢が頑張っていたが、降雨に伴う馬場悪化につれ、内を避ける馬が増加。外差しの好走頻度が高くなった。
メインR・フラワーC(3歳牝馬G3・芝1800m)は勝ち時計が1分53秒2、レース全体の上がり3ハロンタイムは37秒7という低速決着。最後の急坂途中で力尽きて、失速する馬が続出していたことからも、相当タフなコンディションだったと推察される。
となれば、引き続き外差し優勢、と言いたいところだが、日曜日は晴れ予報(19日7時の時点)。雨上がりで回復段階の中山芝コースは内から乾燥が進み、勝負どころで内めを立ち回る馬に利が出るケースも少なくない。その点には注意が必要だ。
それゆえ、距離ロスを抑えつつ、比較的状態の良い部分を通る(通りそうな)馬に対する警戒を強めたほうがベター。枠順で選択するなら、外よりも内め(1~3枠あたり)を優先したほうがいいかもしれない。
なお、近年のスプリングSは前走が条件戦より上のクラス、かつ着順が4着以内だった馬の活躍が顕著。過去5年の1~2着全馬がこの条件を満たしていた。絞り込みの際に気に留めておきたい傾向と言えよう。
今回の出走メンバーで要点(1~3枠+前走ステップ)をクリアしているのは、②メタルスピード、④ベラジオオペラ、⑥ジョウショーホープ。従って当欄では、これら3頭を注目株として推奨したい。
ロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×ギアファイブ「安井涼太」がスプリングSを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 安井涼太(ギアファイブ) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第7回はスプリングSについてジャンヌプロ・霧プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【ジャンヌ】ーラップ適性で人気薄の好走パターン、人気馬の凡走パターンを見破る!
対象レース過去10年のラップ傾向と登録馬から、展開とラップを予測。出走各馬の得意なラップ、不得意なラップを照らし合わせ、期待値の高い馬を狙い撃ち!独自のラップ理論を武器に驚きの穴馬を推奨するジャンヌプロにスプリングSの予想についてお聞きしました。
ー競馬に興味をもったきっかけ、そこから予想家に至る経緯を教えてください。
きっかけは学生時代に流行ったダービースタリオンですね。ゲームのなかで強敵だったヒシアマゾンに魅せられて現実の競馬にも熱中しました。そこから競馬熱が少し冷めて、大きなレースだけ参加する時期が15年ほどあったんです。で、友達に誘われて久々に競馬をしたとき、楽しかったんですよね。昔と違ってネットから情報を入手できたり、ネット上で予想してる人がたくさんいたりして。そこで予想って面白いなと思い、ブログで予想をはじめました。稼ごうっていうより、ブログで情報交換するのが楽しかった感じです。
ーウマニティのプロ予想家になったのはスカウトでしょうか。
いえ、予想コロシアムに登録して、オーディション参加後の3年目くらいに受かったのかな。流されるまま、楽しんでたら予想家に辿り着いちゃったみたいな。
ー理想的な流れですね。では、スプリングSに移りたいと思います。どのような点に注目されていますか。
中山とか、ローカル競馬場は、ラップを使う予想家の本領を発揮できる場所で、面白いんですよね。日本のホースマンはダービーを目指すので、基本的に日本のサラブレッドは東京競馬場に適性が高く、東京では強い馬が勝ちやすい。反対に、東京と求められる適性が異なる競馬場だと、強い馬が勝つとは限りません。その点から、中山芝1800mに適性がある馬を見極められるかだと思います。
ーありがとうございます。コースとラップの特徴を教えていただけますか。
コーナーが4つある内回りで直線が短いので、トップスピードに乗って走る馬には不利ですよね。で、スタートして急坂を上り、すぐにコーナーを迎えるので、ペースが上がりにくい。過去10年のスプリングSも、年によってはかなり緩めに流れています。
ー今年は逃げてきた馬が多い印象です。ペースは緩めの想定でしょうか。
いや、今年は速くなるんじゃないかと思っています。
ーそうなると、展開は差し馬に向きますか。
それは逆で、一般的にはスローなら前有利で、タイトなら後ろ有利って言いますよね。ただ、中山に関しては、ペースがタイトになるとどの馬も脚が残っていない状況になるので、単純に後ろ有利にはならないと思います。
ーなるほど。そうした想定のなかで、現状中心視しているのはどの馬でしょう。
アイスグリーンですね。まず、血統がいいですよね。ラップとか言いながら血統も一応見るんですけど(笑)。父モーリス、父の母にメジロフランシス。メジロフランシスの父はサドラーズウェルズ内包のカーネギーなんですね。重厚な血統なので、東京ではなく中山向きです。
ーラップ的にも評価できる馬ですか。
はい。スローから後半に急加速した、瞬発力勝負の新潟2歳Sの5着を逆に評価しています。番手を追走し、後ろ差される形でしたが、キタウイングの勝ちパターンのなか、よく粘ったなと。逃げて4着のバグラダスも、次走自己条件を快勝し、朝日杯FSでも5着に健闘しています。アイスグリーンの勝ち鞍は両方小倉ですし、適性も高いと思います。
ーおいしいオッズで買えそうな馬ですね。危険だと考える人気馬はいるでしょうか。セブンマジシャンは瞬発力タイプで、大箱向きだと思います。中山のホープフルSと京成杯は、速い上がりを使えてますけど案外でした。後ろからになると、短い直線で差し切れるほど、瞬発力とスピードはないと考えているので、嫌って妙味があるんじゃないかなと。
―オッズほど信頼できないと。ラップでお聞きしたかったのですが、ホウオウビスケッツは前走の後半1000mを57秒7で走っています。この馬はどうでしょう。
う~ん。僕はそこまで評価してなくて。入りの3ハロン36秒5と、かなり楽に逃げてますし、2着のサスツルギ以外は先行して粘ってるんですよね。とはいえ、楽勝で勝ってるので人気になるのは頷けます。
ーありがとうございます。最後に先行勢で人気どころのオールパルフェの評価をお願いします。
オールパルフェは強いと思いますよ。G1で6着に入ってるし、まあ騎手は大したことないですけど(笑)。
取材後記:競走馬一頭ごとの個性を見極めるのはなかなか難しく、だからこそ回収率向上に役立つのだと納得しました。実行あるのみです。
【霧】ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ
戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜く霧プロ。今年のスプリングSはどう映っているのでしょう?
ー登録馬をざっと見て、どのような印象をもちましたか。
スプリングSはわりと実力が素直に反映されやすいイメージなんですよね。ただ、今年のメンバーは適性が見えてこない馬も多いですし、逃げた経験しかない馬もいて、ゲートが開いてみないとどんな展開になるか想像がつかない。今年一番難しい重賞だなと(笑)。
ー難しいですよね(笑)。中山内回りの1800mが、プラスに働く馬はいるでしょうか。
う~ん。正直、このコースが大きくプラスになる馬はいなんじゃないですかね。
ー尚更難解です。逃げてきた馬がたくさんいますけど、当然今回逃げるのは1頭になります。初めて控える形でも安心できる馬、安心できない馬の見極め方はあるでしょうか。
前半の行き方っていうのか…例えばオールパルフェなんかは、朝日杯でもそうですけど、自分から行ってるんですよね。前に馬がいると追い抜いちゃうというか。ホウオウビスケッツも同じで、この馬は逃げていても、前に前に行きたがっている感じがあります。
ーとなると組み合わせ的には厳しいですかね。
そうですね。そこにパクスオトマニカや大逃げ経験のあるグラニットもいますし。
ーホウオウビスケッツは前走の後半1000mを57秒7で走っていて、優秀かなと思うんですが、どう評価していますか。
後半は速いですよね。この馬6月生まれで、人間に例えると早生まれの子が4月生まれの子と走っているようなものです。完成はまだ先でしょうけど、現時点でこれだけ走れているのはいいですよね。
ー距離短縮はどう出るとみていますか。
マインドユアビスケッツの産駒なので、短縮はいいと思います。ただ、短縮して控える形になったときは未知数ですね。
ー多数出走する先行勢のなかで、期待できると考えるのはどの馬でしょうか。
パフォーマンスが安定しているのはオールパルフェです。ただ、この馬は気性的に200m延長はどうかなと。スムーズに逃げられるのであれば、パクスオトマニカは勝負になると思うんですけど、この馬は逃げられないと味がなくなっちゃうっていますね。
ーありがとうございます。速い流れを想定していますか。
並びだけみるとそうなんですけど、逃げ先行馬がたくさんいると、みんな控えてスローっていうのはよくありますからねえ。
ーそうですよね。スローで行った行ったのような競馬もありえると。前崩れの展開ならどの馬でしょう。
勝ち切るだけの決め手をもっているとなれば、セブンマジシャンになっちゃうんですよね。ただ、輸送競馬が続いていて、ローテもきついので状態面はどうかなあ…。能力は間違いなく上位だと思います。
ーこの馬の取捨も難しいですね。妙味も含め、現状狙って面白いと考えている馬を教えてください。
トーセンアウローラ。この馬デビュー戦でセブンマジシャンと走っていて、0秒4差の2着なんですけど、4コーナーの手応えだけ見ると、この馬の方が楽そうなんですよね。最後は馬と馬の間に入って窮屈そうな感じで抜けてきましたし、それほどセブンマジシャンと能力に差のない可能性があります。2戦目は引っかかったので仕方ないですし、馬体を増やして移動した小倉で強い競馬をしていますしね。
ーこの馬が来たら大きいですね。血統的にはどうでしょうか。
お父さんのマクマホンを遡ると、弥生賞を勝ったタスティエーラと同じ父系になるんですよね。母父も皐月賞馬のネオユニヴァースってなると、中山っぽいので、血統的にもいいですね。
ーなるほど。血統的に魅力のある馬はほかにいますか。
シルトホルンあたりは面白いかなと。中山っていうと、未だにロベルト系のイメージが強くって(笑)。父系母系ともにロベルト系をもっていって、中山の坂に合っているのかなと。
ー前走控えたのは吉と出そうですか。
出ると思うんですよね。逃げてたときより、レースレベルは高いです。それにこの馬、東京だと、ヘンな走り方なんですよね。首を曲げながら走っていて、騎手が追いにくそうなんですよ。右回りの方がスムーズに見えます。距離も1800mならギリ大丈夫かなあと。
ーこちらも人気薄ですね。現状、中心視しているのはどの馬でしょうか。
ここはもう穴狙いで、今挙げたトーセンアウローラか、シルトホルンから入る可能性があります。もう一頭挙げるならアイスグリーンとか。
取材後記:いやあ、とんでもない配当になりそうですね。人気薄から名前が挙がるのは霧プロならではです。
以上、プロ予想家2名のスプリングSへの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに、現状人気薄を中心視しているようで、レースが楽しみです。
(文・垣本大樹)
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◆アイスグリーン・池添師「瞬発力勝負は分が悪い。コーナー4つのほうが合っていそう」
◆アヴェッリーノ・的場師「前走後に疲れが出た。徐々に上向いてはきたけど…」
◆ウィステリアリヴァ・小野師「本格化は夏を越してからかもしれないが能力はある」
◆オールパルフェ・大野騎手「動きはいいし、去年よりテンションが落ち着いている」
◆グラニット・大和田師「放牧を挟んで好仕上がり。自分のリズムで先行できれば」
◆ジョウショーホープ・高岡助手「競馬が上手なところがセールスポイント。輸送も問題ない」
◆シルトホルン・新開師「競馬ぶりに幅が出てきたし、中山も合う」
◆シーウィザード・柴田善騎手「まだ背腰に弱さが残るけど、しっかりしてくれば楽しみ」
◆セブンマジシャン・小川陽助手「前走後に休ませたことで、メンタル面での力強さを感じる」
◆ドンデンガエシ・尾関師「使ったぶんの上積みはありそう。時計のかかる芝も合う」
◆トーセンアウローラ・尾形師「能力は高いけど、落ち着いてレースに臨めるかが鍵」
◆パクスオトマニカ・田辺騎手「まだ体は成長途上の部分はあるけど、控える競馬でも対応できそうな感じ」
◆べラジオオペラ・上村師「楽に先行できるので、コーナー4つも心配していない」
◆ホウオウビスケッツ・奥村武師「使うごとに良くなっている。スピードと持続力がある」
◆メタルスピード・斎藤誠師「モタれる面がなくなった。距離は1800メートルまでなら大丈夫」
2013年以降(過去10年)の1~3着馬30頭のキャリアをみると、2~7戦の範囲で収まっている。ただし、キャリア6~7戦の2着連対圏入りは前走G1勝ち馬のみ。G1ウイナー不在の今年は、キャリア2~5戦の馬を有力視するべきだろう。
(減点対象馬)
①グラニット ②メタルスピード ③アヴェッリーノ ⑥ジョウショーホープ ⑦ドンデンガエシ ⑧シルトホルン
2013年以降の2着以内馬20頭の前走着順を確認すると、いずれも4着以内。前走5着以下敗退馬は、連対(2着以内)候補として推奨しづらい。
(減点対象馬)
①グラニット ⑦ドンデンガエシ ⑪オールパルフェ ⑫シーウィザード
2013年以降の1~2着馬20頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G1、G3、1勝クラス(旧500万下)の3パターン。G2組やオープン特別組、前走で初勝利を挙げたばかりの馬は劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
③アヴェッリーノ ⑤ウィステリアリヴァ ⑦ドンデンガエシ ⑬トーセンアウローラ
前走の単勝人気順位に関しては、美浦所属馬なら7番人気以内、栗東所属馬であれば9番人気以内がマスト。2013年以降の1~3着全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
⑤ウィステリアリヴァ ⑦ドンデンガエシ
2013年以降の1~2着馬20頭のうち、19頭がサンデーサイレンスの血を保持していた。例外の1頭は外国産馬。外国産馬不在の今回、サンデーサイレンス非内包馬は評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑥ジョウショーホープ ⑯ハウゼ
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2021年2着のアサマノイタズラ(11位、7番人気)のような伏兵の激走もなくはないが、U指数的には波乱の少ないレースで、指数上位馬に狙いを絞ればおのずと的中確率を上げることができる。アサマノイタズラを除くと、直近5年で3着以内となった14頭はすべて8位以内。時に2019年1着のエメラルファイト(4位、10番人気)、2022年1着のビーアストニッシド(1位、5番人気)のようなオイシイ狙い目が引っ掛かることもあるので、好配当ゲットにも期待できる。毎年3位以内の1頭以上が馬券になっており、上位勢の安定感は計り知れない。まさにU指数で攻略するのにおあつらえ向きの一戦である。
信頼度が高そうなのは、ホープフルSコンマ4秒差6着、京成杯3着という重賞実績が光る2位⑮セブンマジシャン(89.9)。重賞以外は負け知らずで、新馬戦で今回と同じ中山芝1800mを勝っているアドバンテージもある。完全に軸向きの1頭だ。
G2デイリー杯2歳Sを勝っている4位⑪オールパルフェ(89.5)にも、高い評価を与えることができる。初距離をこなせれば、ここも上位に進出してくるだろう。
そのほか、2戦2勝とまったく底を見せていない2頭、1位⑩ホウオウビスケッツ(90.0)、10位タイ④ベラジオオペラ(85.5)にも注目する。
近年は「父または母がKingmamboの直系」となる馬が上位争いを繰り広げるシーンが目立ち、昨年は11番人気のエンギダルマ(父ルーラーシップ)が4着、7番人気のディオ(父リオンディーズ)が5着と善戦。なお、昨年の勝ち馬ビーアストニッシドにおいても2代母の父がキングカメハメハであることは気に留めておきたい。
ほか、03年スプリングSの勝ち馬であるネオユニヴァースの血を引く馬も好相性を示しており、直系では09年1着アンライバルド、17年2着アウトライアーズ、21年2着アサマノイタズラ、母の父としては22年1着ビーアストニッシドが挙げられる。
ベラジオオペラは、父ロードカナロア×母エアルーティーン(母の父ハービンジャー)。父はキングカメハメハ、Kingmamboへと遡る父系で、同産駒には18年1着ステルヴィオ、19年2着ファンタジストが挙げられる。また、本馬においては22年3着サトノヘリオスの甥、3代母エアデジャヴーが中山芝1800mで施行された98年クイーンSの勝ち馬であることも強調しやすい。立ち回りの巧さが光る一族なので、はじめての中山も杞憂だろう。
パクスオトマニカは、父ヴィクトワールピサ×母ディープラヴ(母の父ディープインパクト)。同産駒は17年2着アウトライアーズ、21年2着アサマノイタズラと過去に出走した2頭が揃って好走しており、後者においては7番人気という低評価だった。同じ母の父となる馬も、昨年はアライバルがハナ差2着の惜敗、エンギダルマが11番人気4着と健闘。本馬自身、若竹賞を快勝しているコース実績があるだけに、一考の価値は充分にありそうだ。
セブンマジシャンは、父ジャスタウェイ×母ハピネスダンサー(母の父メイショウサムソン)。2代母クロノロジストは06年スプリングSで2着の実績を持つフサイチリシャールのいとこにあたるが、同馬を負かして勝利したのが母の父に配されたメイショウサムソンという興味深い配合。「ハーツクライ系×Sadler's Wells系」となる本馬の血統構成も21年1着ヴィクティファルスを想起させるものなので、新馬勝ちしたコースで改めて期待したい。
編集部(以下、編) 土曜日に続き、日曜日も2つの重賞が行われます。
新良(以下、新) 豪華な一方、重賞の予想は力が入るので負担は大きいですよね(苦笑)。
編 そのぶん、やりがいがあるということで!
新 はい。先週のように重賞がポンポン当たると心が満たされますので、ここも気合いを入れていきたいです。
編 よろしくお願いします。阪神大賞典とスプリングS、候補は2つありますが、どちらで勝負しましょう?
新 スプリングSのほうを取り上げます。人気的に面白い狙い目がありますので。
編 それは楽しみです。ズバリ、結論をお願いします!
新 幸英明騎手から西村淳也騎手に乗り替わる⑨アイスグリーンに注目しました。
編 堅実なベテランと、そつなく乗れる若手。リーディング順位的にも近いので、戦力的には同じくらいの印象があります。まずは西村淳騎手の推奨根拠をお聞きしたいです。
新 なにより、西村淳騎手は近況好調ですよね。まだ今年は2カ月半しか経過していませんが、リーディング順位は昨年の14位から今年は9位と、上昇させています。
編 ゴール前の上位争いでも、名前を呼ばれるシーンが増えてきた気がします。
新 今年は小倉リーディングを獲得し、とくにローカルでの存在感が際立っていますよね。頼れる若手というイメージが多くのファンに定着したのではないでしょうか。
編 確かに、ローカルでの勢いはすさまじいものがありますね。
新 それだけでなく、ダイヤモンドSで重賞勝ちを達成するなど、競馬場を問わず活躍しています。騎手としてワンランク上のレベルになったことは間違いないでしょう。個人的には、今年いちばん注目している騎手です。
編 ひと皮むければ、さらに上に行きそうな感じがします。
新 先週までに挙げた18勝のうち、1番人気では2勝のみ。馬の力に頼るだけでなく、自身の腕で勝利をつかみ取っている印象ですしね。
編 中山芝1800mという舞台はいかがでしょう?
新 騎乗機会が少ないため目立った成績は残していませんが、まったくダメということはありません。実はこのコースでは、スプリングSで上位人気が予想されるセブンマジシャンの新馬戦出走時にコンビを組んでいて、キッチリ勝利に導いているんですよ。だから心配する必要はないと思います。
編 それは心強いです。続いて、馬の評価をお聞かせください。
新 新馬戦はのちに重賞勝ち馬となるファントムシーフの5着に敗れましたが、2戦目の未勝利をしっかり勝ち上がりました。そして、新潟2歳S5着のあと、間隔をあけて1勝クラスのあすなろ賞を勝利。まだ掲示板を外していませんし、ポテンシャルは高いと思います。
編 能力的には十分に足りると?
新 私はそうみています。あと、展開が向きそうですよね。グラニット、オールパルフェ、ホウオウビスケッツといった、是が非でも逃げたい馬が揃って、ハイペースは必至。前には厳しい流れになりそうです。でも、だからといってコース形態的に後方一気は難しいので、攻略するには3コーナーから動いていく必要があります。
編 アイスグリーンならそういう競馬ができるということですね。
新 その通りです。この馬は道中後方に控えて、まくり気味に動いていけるタイプ。内すぎず、外すぎず、いい枠を引けましたので、理想的なポジションから勝負どころで上がっていってくれると思います。
編 西村淳騎手もこの馬の長所をしっかり押さえているでしょうし、積極的なプレーに期待したいですね。
新 今週は土日ともに中山で騎乗しますので、相当気合いが入っているはず。できれば、アタマまで突き抜けてもらいましょう!
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