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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 岩田康誠 | 栗 飯田雄三 | 472(+2) | 1.48.4 | 7.0 | 5 | 35.3 | ①①①① | |||
2 | 8 | 12 | 牡3 | 56.0 | C.ルメー | 美 栗田徹 | 490(-8) | 1.48.4 | ハナ | 5.0 | 2 | 35.1 | ②②②② | ||
3 | 3 | 3 | 牡3 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 474(-4) | 1.48.6 | 1 1/4 | 12.0 | 6 | 34.8 | ⑧⑦⑦⑥ | ||
4 | 2 | 2 | 牡3 | 56.0 | 丸山元気 | 美 手塚貴久 | 506(0) | 1.48.7 | 1 | 36.7 | 11 | 35.2 | ④④④④ | ||
5 | 5 | 7 | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭太 | 栗 辻野泰之 | 478(-8) | 1.48.7 | ハナ | 18.3 | 7 | 35.1 | ⑥⑥④④ | ||
6 | 5 | 6 | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 栗 武幸四郎 | 472(-8) | 1.49.0 | 1 1/2 | 19.2 | 8 | 34.8 | ⑫⑫⑫⑪ | ||
7 | 7 | 10 | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 | 栗 橋口慎介 | 426(0) | 1.49.2 | 1 1/4 | 5.6 | 4 | 35.3 | ⑥⑦⑦⑥ | ||
8 | 4 | 5 | 牡3 | 56.0 | 大野拓弥 | 美 中舘英二 | 482(-10) | B | 1.49.2 | クビ | 174.0 | 12 | 35.2 | ⑩⑨⑨⑨ | |
9 | 8 | 13 | 牡3 | 56.0 | M.デムー | 美 土田稔 | 452(-4) | 1.49.3 | アタマ | 26.3 | 9 | 35.0 | ⑪⑪⑫⑪ | ||
10 | 6 | 9 | 牡3 | 56.0 | 横山武史 | 栗 西村真幸 | 478(-4) | 1.49.3 | ハナ | 5.4 | 3 | 35.2 | ⑧⑨⑪⑪ | ||
11 | 6 | 8 | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 | 美 金成貴史 | 504(-6) | 1.49.5 | 1 1/4 | 4.0 | 1 | 35.5 | ⑬⑬⑨⑨ | ||
12 | 4 | 4 | 牡3 | 56.0 | 三浦皇成 | 美 高木登 | 518(+4) | 1.49.6 | 3/4 | 26.8 | 10 | 36.2 | ③③②③ | ||
13 | 7 | 11 | 牡3 | 56.0 | 田中勝春 | 美 小桧山悟 | 478(-2) | 1.50.9 | 8 | 195.9 | 13 | 37.3 | ④④④⑥ |
ラップタイム | 12.9 - 11.6 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.3 - 12.0 |
---|---|
前半 | 12.9 - 24.5 - 36.7 - 48.8 - 60.8 |
後半 | 59.6 - 47.6 - 35.3 - 23.3 - 12.0 |
■払戻金
単勝 | 1 | 700円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 1 | 230円 | 5番人気 |
12 | 190円 | 2番人気 | |
3 | 370円 | 6番人気 | |
枠連 | 1-8 | 1,500円 | 8番人気 |
馬連 | 1-12 | 1,820円 | 8番人気 |
ワイド | 1-12 | 770円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
1-3 | 1,500円 | 16番人気 | |
3-12 | 1,430円 | 14番人気 | |
馬単 | 1-12 | 3,690円 | 16番人気 |
3連複 | 1-3-12 | 7,370円 | 25番人気 |
3連単 | 1-12-3 | 40,790円 | 135番人気 |
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前週の中山芝のレース結果、近年のスプリングSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
前週は中間、週末ともに天気に恵まれ、土曜日と日曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)での施行。土曜日は1週前の日曜日より若干速い時計が出るコンディション。しかし、翌日の日曜日は前日よりも少し時計を要していた。
レース結果を振り返ると、枠順における不利が少ない印象。脚質面の大きな偏りもない。その一方で、隊列の中~外めからスムーズに進出した馬、あるいは内から中~外めへ上手にスイッチした馬の好走が増えつつある。そのことは頭に入れておいたほうがいい。
日曜日開催中の予報は晴れベース。良馬場(JRA発表)まで回復して時計が速くなれば、内・先行の優位性が増す可能性はある。とはいえ、内ラチ沿いの傷みが進んでいることや、金曜日から土曜日にかけての雨量(トータル62.5ミリ)を考慮すると、内枠完全優位の状況にまで転じるとは思えない。
ただでさえ、完成途上の繊細な馬が集う3歳限定重賞のスプリングS。ストレスの少ない位置からスムーズに進出する馬が有利という捉え方がベター。ゆえに真ん中より外めの枠が優位に働くことも考えられる。従って、5~8枠に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統的には、過去5年のスプリングSの連対馬を父系別でおおまかに分けると、サンデーサイレンス系が7頭で、非サンデーサイレンス系は3頭。前者は中山G1で好走歴(3着以内)を持つ種牡馬の産駒が並び、後者はいずれも父が国内のマイルG1勝ち馬だった。今年も該当する馬は相応の評価をすべきだろう。
また、前走が芝の1600~2200mで4着以内だった馬が幅を利かせているのも特徴的。過去5年の1~2着馬は、いずれもこの条件をクリアしている。血統面と合わせて押さえておきたいポイントだ。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑦ディオ、⑨ソリタリオ、⑩アルナシーム。よって当欄では、この3頭を狙いどころとして推奨する。
◆アサヒ・金成師「ゲート練習などやれることは全てやった」
◆アライバル・栗田師「状態は前走以上。自分の力を出し切れれば」
◆エンギダルマ・手塚師「調子は上向き。1ハロン短くなるのもいい」
◆オウケンボルト・土田師「競馬に幅が出てきた。力もつけている」
◆グランドライン・高木師「精神的にどっしりしてきたのはいい」
◆サトノヘリオス・友道師「体がひと回り大きくなった」
◆サノラキ・中舘師「調教の動きから芝でも走れそう」
◆ソリタリオ・山田泰助手「筋肉の付き方が変わってほれぼれします」
◆ディオ・辻野師「コーナー4つで距離が延びてもいいんじゃないか」
◆トーセンヴァンノ・北田助手「稽古は軽めで十分。距離はいい」
◆ドーブネ・武幸師「コーナー4つの方がペースが流れるからいい」
◆ビーアストニッシド・飯田雄師「テンションを上げないように調整」
2012年以降の所属別成績は、美浦【7.4.9.60】、栗東【3.6.1.40】。連対率の面では大きな開きがない。その一方で、後者の馬券絡みは前走2着以内、もしくは前走で単勝3番人気以内の支持を集めていた馬に限られる。関西馬を狙う場合は前走の人気と着順に注意したいところだ。
(減点対象馬)
①ビーアストニッシド ⑥ドーブネ
2012年以降の1~3着馬30頭のキャリアをみると、2~7戦の範囲で収まっている。ただし、キャリア6~7戦の2着連対圏入りは前走G1勝ち馬だけ。G1ウイナー不在の今年は、キャリア2~5戦の馬を重視するべきだろう。
(減点対象馬)
④グランドライン ⑪トーセンヴァンノ
2012年以降の3着以内馬30頭の前走着順を確認すると、いずれも4着以内。前走5着以下敗退からの巻き返しは相当難しい。
(減点対象馬)
③サトノヘリオス ④グランドライン ⑥ドーブネ ⑧アサヒ ⑪トーセンヴァンノ
2012年以降の2着以内馬20頭の前走をクラスで分けると、G1、G3、1勝クラス(旧500万下)の3通り。G2組やオープン特別組、前走で初勝利を挙げたばかりの馬は劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
②エンギダルマ ⑤サノラキ ⑦ディオ ⑪トーセンヴァンノ
前走の単勝人気については、美浦所属馬なら7番人気以内、栗東所属馬であれば9番人気以内がマスト。2012年以降の3着以内全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
④グランドライン ⑪トーセンヴァンノ
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2021年2着のアサマノイタズラ(11位、7番人気)のような伏兵の激走もなくはないが、U指数的には波乱の少ないレースで、指数上位馬に狙いを絞ればおのずと的中確率を上げることができる。アサマノイタズラを除くと、過去5年間で3着以内となった15頭はすべて8位以内。時に2019年1着のエメラルファイト(4位、10番人気)のようなオイシイ穴馬が引っ掛かることもあるので、好配当ゲットにも期待できる。毎年3位以内の1頭以上が馬券になっており、上位勢の安定感は計り知れない。まさにU指数で攻略するのにおあつらえ向きの一戦である。
アタマ鉄板は言えないものの、1位の①ビーアストニッシド(91.1)は3連勝馬券の軸として信頼できそう。派手さはない反面、重賞で2着、4着、3着と崩れていない点はおおいに評価できる。逃げればしぶといので、なんとかハナを奪いたいところだ。
2位の⑫アライバル(90.0)も相当なポテンシャルを感じさせる1頭。デビュー以来、全戦でルメール騎手が騎乗していることからも、陣営の評価が高いことは間違いない。ここは権利取りに向けて全力で臨んでくるとみる。
以下、朝日杯FSで見せ場をつくった3位の⑩アルナシーム(89.4)と、出遅れなかったときの競馬ぶりが際立っている4位の⑧アサヒ(89.1)を押さえておきたい。
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雨が降るなか重馬場として行われた昨年はハーツクライ産駒の3番人気ヴィクティファルスがアタマ差の接戦を制して重賞初制覇。同馬は母の父が欧州を代表する大種牡馬Galileoとなるが、2着アサマノイタズラも2代母の父がオペラハウスということで、母系にSadler's Wellsの血脈を持つ2頭の競り合いでもあった。今年も道悪で行われるようならば気を配るべき血脈といえるだろう。
ほか、昨年も3着には母の父キングカメハメハのボーデンが入線していたが、20年1着ガロアクリーク、20年3着サクセッション、19年2着ファンタジスト、18年1着ステルヴィオ、と父または母がKingmamboの直系である馬が4年連続で3着以内に好走している。
ソリタリオは、父モーリス×母サブトゥエンティ(母の父キングカメハメハ)。近親にフサイチリシャールがいる血統で、2代母ライラプスは05年クイーンカップの勝ち馬。今回は初めての右回り、初めての1800mと未知の部分こそあるものの、堅実なレースぶりからもこなせる下地は十分にありそうだ。なお、近親フサイチリシャールは06年スプリングSで2着に好走している。近年の傾向からは母がKingmamboの直系であることも評価しやすい。
ビーアストニッシドは、父アメリカンペイトリオット×母マオリオ(母の父ネオユニヴァース)。母の父は03年スプリングSの勝ち馬で、本馬は2代母の父にキングカメハメハの血を引いている。父の産駒はJRAで挙げた14勝のうち8勝が逃げ切り勝ちで、しぶとさを身上とするタイプが多いことも特徴のひとつ。本馬においてもハナを主張したときの粘り腰は瞠目に値するものだろう。今回も1枠1番を引いたとあれば、自分の競馬に徹するのみ。
オウケンボルトは、父フェノーメノ×母オウケンサクラブ(母の父オウケンブルースリ)。父はステイゴールドの直仔となるが、同種牡馬の系統は昨年こそ出走例がなかったものの、直近5年で「1-2-1-1-1-1」と上位を賑わせている。本馬においては2年連続で勝ち負けとなる馬を送り出している水仙賞からの臨戦も興味深く、2代母オウケンサクラが中山芝1800mで施行された10年フラワーカップを制していることも気に留めておきたい。
編集部(以下、編) 3日間開催の中日を迎えました。この日曜日は、阪神で阪神大賞典が、中山でスプリングSが行われます。
新良(以下、新) いずれもG1に直結する重要なレースですね。
編 両レースともに13頭立てと手ごろな頭数に落ち着きましたが、どちらをメインに狙っていきましょうか?
新 スプリングSのほうを取り上げたいです。
編 なるほど。阪神大賞典よりも魅力的な乗り替わりがあるわけですね。
新 はい。私は吉田隼人騎手から武豊騎手に乗り替わる⑥ドーブネに注目しています。
編 新馬戦を勝ったときの鞍上が武豊騎手ですので、手戻りのかたちになりますね。
新 一度この馬に跨って結果を出しているというのは、大きな強調材料になるでしょう。
編 でも、そのあとは2戦続けて吉田隼騎手が騎乗しています。今回の乗り替わりの意図をどのようにとらえればいいでしょう? 吉田隼騎手は阪神大賞典のマカオンドールに騎乗しますが、そちらを選んだということなのでしょうか?
新 いえ、ドーブネの乗り替わりは、もともと決まっていたんだと思います。マカオンドールは松山弘平騎手のお手馬ですので、先週の落馬負傷を受けて、空いていた吉田隼騎手にたまたま声が掛かったとみるべきでしょう。
編 つまり、陣営が戦略的にドーブネの鞍上を武豊騎手にスイッチしたと?
新 それが真相だと思います。だから、悲観的にとらえる必要はありません。むしろ、本気で勝ちにきているからこそ武豊騎手を配してきたとみるべきです。
編 なるほど。考えてみれば、前走の朝日杯FSでは武豊騎手にはドウデュースがいたわけですし、優先順位的に乗れなかっただけかもしれませんしね。
新 その可能性が高いでしょう。本来の主戦に手綱が戻ってきたということであれば、おのずと期待度は増しますよね。
編 中山芝1800mという舞台に関してはいかがですか?
新 まず、鞍上についてはなんら不安なしです。2019年以降は12.5%という優秀な勝率を残し、単勝回収率はこのメンバー中ただ1人の100%超えを記録しています。
編 3年前のこのレースでも、ファンタジストで2着に入っていますし、得意にしているんですね。
新 かつてほど名前で売れなくなったこともあって、妙味が生まれるようになりました。このコースでは、間違いなく買いのジョッキーです。
編 馬についてはどうでしょう?
新 ずっとマイル以下を使われてきましたので距離を不安視する方もいるかもしれませんが、私は距離はこなせるし、中山も合うと判断しています。能力的にも、このメンバーなら上位でしょう。
編 そう言い切れる根拠をお願いします。
新 前走は距離ではなく、単にレベルの高い一戦だったことが敗因でしょう。切れる脚を持っていないこの馬には流れも向きませんでした。それで7着なら、健闘したと評価すべきです。血統的にも千八は守備範囲内ですしね。
編 確かに、朝日杯FSの結果だけを見てすべてを判断するのは危険な気がします。
新 新馬戦ではコーナー3つのコースを器用に立ち回っていましたので、コーナー4つの中山の千八も問題ないと思います。脚質的にはむしろプラスに働くかもしれません。マークが緩む今回は、楽に先行策をとれるのではないかと。
編 混戦ムードですので、チャンスは十分にありそうですね。
新 権利を取るために、確実に3着以内に入れるような競馬をしてくるはずです。しっかり押さえておきましょう。
同じ中山競馬場ではあるものの、本番より200m短い距離で行われる皐月賞トライアル。古くはコダマ、シンザン、ハイセイコー、キタノカチドキ、テンポイント、ミホシンザンといった競馬史に残る名馬が勝ち馬として名を連ねている。1990年以降の勝ち馬では、第41回(1992年)のミホノブルボン、第52回(2003年)のネオユニヴァース、第55回(2006年)のメイショウサムソンが二冠馬に、第43回(1994年)のナリタブライアン、第60回(2011年)のオルフェーヴルが三冠馬に輝いた。また、第64回(2015年)のキタサンブラックは、のちに2016年、2017年と2年連続で年度代表馬に選出される躍進を遂げている。
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