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2024年12月14日(土) | ターコイズS G3 |
---|---|
2024年12月15日(日) | 朝日杯フューチュリティS G1 |
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 8 | 牡5 | 57.0 | 菅原明良 | 美 中野栄治 | 426(+12) | 2.23.7 | 4.1 | 1 | 35.8 | ⑧⑧⑧⑥ | |||
2 | 8 | 13 | 牡4 | 56.0 | 池添謙一 | 栗 中竹和也 | 534(-2) | 2.23.8 | 1 | 5.9 | 4 | 36.3 | ④③④④ | ||
3 | 8 | 14 | 牡4 | 57.5 | 川田将雅 | 栗 友道康夫 | 506(+10) | 2.24.0 | 1 1/4 | 5.9 | 3 | 36.5 | ⑤⑤⑤② | ||
4 | 5 | 7 | 牡4 | 55.0 | 松山弘平 | 美 武井亮 | 504(+6) | 2.24.3 | 1 1/2 | 4.3 | 2 | 36.7 | ⑥⑥⑤② | ||
5 | 6 | 9 | 牡6 | 57.0 | 武豊 | 栗 安田翔伍 | 506(-8) | 初B | 2.24.6 | 2 | 43.0 | 11 | 36.6 | ⑩⑩⑩⑨ | |
6 | 4 | 5 | 牡5 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 中内田充 | 480(+2) | 2.24.7 | クビ | 6.9 | 5 | 37.0 | ⑧⑧⑧⑦ | ||
7 | 2 | 2 | 牡8 | 53.0 | 和田竜二 | 美 武藤善則 | 490(+2) | 2.25.1 | 2 1/2 | 315.2 | 13 | 37.3 | ⑥⑥⑤⑨ | ||
8 | 3 | 4 | 牡4 | 54.0 | 田口貫太 | 栗 矢作芳人 | 488(0) | 2.25.1 | クビ | 9.1 | 6 | 37.5 | ②②②⑦ | ||
9 | 6 | 10 | 牡8 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 国枝栄 | 486(+8) | 2.25.3 | 1 1/4 | 29.8 | 10 | 37.0 | ⑭⑭⑬⑬ | ||
10 | 7 | 12 | 牝4 | 53.0 | 木幡初也 | 美 竹内正洋 | 464(+4) | 2.25.3 | クビ | 17.9 | 7 | 37.7 | ③③②④ | ||
11 | 3 | 3 | 牡5 | 56.0 | 角田大河 | 栗 佐々木晶 | 526(-4) | 2.25.4 | クビ | 173.1 | 12 | 37.2 | ⑫⑫⑫⑫ | ||
12 | 7 | 11 | セ8 | 58.0 | A.ルメー | 栗 斉藤崇史 | 472(0) | 2.25.4 | クビ | 29.2 | 9 | 37.3 | ⑩⑩⑪⑨ | ||
13 | 1 | 1 | 牡7 | 54.0 | 高田潤 | 栗 斉藤崇史 | 518(+14) | 2.26.2 | 5 | 397.4 | 14 | 37.7 | ⑬⑬⑬⑭ | ||
14 | 4 | 6 | 牡7 | 57.5 | 北村友一 | 栗 高野友和 | 500(+12) | B | 2.27.6 | 9 | 28.5 | 8 | 40.3 | ①①①① |
ラップタイム | 12.7 - 10.4 - 10.6 - 11.9 - 12.7 - 12.3 - 12.2 - 12.6 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 12.3 |
---|---|
前半 | 12.7 - 23.1 - 33.7 - 45.6 - 58.3 |
後半 | 60.9 - 48.3 - 36.4 - 24.3 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 8 | 410円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 180円 | 2番人気 |
13 | 180円 | 3番人気 | |
14 | 200円 | 5番人気 | |
枠連 | 5-8 | 330円 | 1番人気 |
馬連 | 8-13 | 1,580円 | 5番人気 |
ワイド | 8-13 | 600円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
8-14 | 840円 | 11番人気 | |
13-14 | 580円 | 4番人気 | |
馬単 | 8-13 | 2,890円 | 8番人気 |
3連複 | 8-13-14 | 3,040円 | 4番人気 |
3連単 | 8-13-14 | 13,230円 | 11番人気 |
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土曜日の京都芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の京都競馬場は、雨がパラつく時間帯があったものの、なんとか持ちこたえて、芝コースは終日良馬場(JRA発表)での開催。芝外回りで行われた、10R・紅梅S(1400m)の決着タイムは1分23秒4、最終R・1勝クラス(1600m)が同1分35秒1。正月開催から5日間のインターバルを経たものの、時計を要する傾向は変わっていない。
土曜日の結果を振り返ると、枠順の偏りが小さく、脚質的にも前後の差はそれほどないイメージ。特に外回りのレースは、枠順や脚質うんぬんというよりも、コースの適性差や、力を要する馬場に対する巧拙の差が結果に反映されていた印象だ。
日曜日開催中の天気は、晴れ基調となる見通し(14日7時の時点)。外回りに関しては、3~4コーナー内側の傷みが進んでいるため、差しがききやすくなる可能性はある。ただ、外めからの追走だと緩い馬場の影響でスタミナロスの心配も。かといって、内に大きな利があるわけでもなく、なんとも悩ましい。
いずれにしても、劇的な馬場良化は見込みづらく、緩めの上がりを要するコンディションという点に変わりはなさそうだ。となれば、頼りになりそうなのは、芝の道悪や洋芝といった、力を要するレースでの経験値だろう。
線引きするに難しいものがあるが、ここは芝の道悪(JRA基準の稍重~不良)、もしくは洋芝のレースで好走歴(3着以内)がある馬に注目。さらに、日経新春杯が外回りで行われることを考慮し、京都芝外回りのレースにおいて好走経験(3着以内)を持つ馬を重視したい。
今回の日経新春杯の出走メンバーで、要点(芝の道悪か洋芝での好走歴+京都芝外回りの好走経験)を満たしているのは、④リビアングラス、⑥ディアスティマ、⑧ブローザホーン。従って当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×万券ハンター「ヒノくん」が日経新春杯を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) ヒノくん(万券ハンター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる日経新春杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①リレーションシップ【C】
栗東CW併走(11日)。コーナリング、手前替えともにスムーズ。手前変換後の脚さばきも良かった。ところが、ヒンドゥタイムズを待つために鞍上が抑え込んでしまい、しばらくすると馬が手前を戻して減速。最後は置かれる形になってしまった。いかにも相手を重視した内容。それを思うと評価は上げにくい。
②ナイママ【F】
美浦坂路単走(11日・映像なし)。2走前・福島記念の中間における動きは決して悪くなかったが、結果は12着大敗。その当時と比較して、字面的に大きく変わった面はうかがえない。当該週の映像を確認できないため判定はFとするが、G2で互角以上に渡り合える態勢にあるかといえば疑問符が付く。
③インプレス【C】
栗東CW併走(11日)。最後まで低めの重心を保ち、集中して粘り強く走れていたことは評価できる。ただ、ラストの反応と伸びにやや鋭さを欠くあたりは、大敗を喫した近2走の最終追い切り時と同様。前回よりも相手関係が軽くなるぶん、着順を上げてくる可能性はあるだろうが、勝ち負けまではどうか。
④リビアングラス【C】
栗東CW併走(11日)。混雑するなかでの追い切り。多数の馬が行き交う状況とあってか、走りに集中できていない様子。いつもと比べて、首や脚さばきが若干硬く、仕掛けに対する反応と伸びも物足りない。やや気の毒な面があるにせよ、高評価するには躊躇してしまう内容だった。
⑤レッドバリエンテ【B】
栗東P併走(11日)。派手なパフォーマンスではないが、この馬なりに体を使って集中力を感じる走り。きちんと折り合いをつけて、整ったフォームで駆けることができている。当該週の追い切りをポリトラックに切り替えたことは気になるが、前回より動きの質が劣るという印象はない。軽くは扱えないだろう。
⑥ディアスティマ【C】
栗東坂路単走(10日)。併せ馬だと力が入りすぎてしまうタイプゆえ、単走でサッと流す程度の調整。それはいいとしても、頭の位置が安定しておらず、タメを作ったわりにラストの反応と伸びも渋い。もともと稽古で活発に動くタイプではないことを考慮しても、なにか物足りなさを覚えてしまう内容だった。
⑦ハーツコンチェルト【C】
美浦W併走(10日)。アーバンシックを外から先導していたが、ズルい面が出てきたのか、直線に入ると相手にあっさりリードを許す。そこから鞍上が懸命に追って、なんとか同入に持ち込んだが……。良くも悪くも真剣に走っていない。本番でジョッキーが上手にエスコートできれば、という条件付きの狙いとなろう。
⑧ブローザホーン【A】
美浦W単走(10日)。手前を替えなかったが、この馬にはよくあること。実戦でも引っ張るタイプなので、気にする必要はない。ひと頃より背中の安定感が増しており、そのぶん余裕をもって走れている印象。フットワークのバランスが良くなっているし、ラチを頼る癖も出ていない。好調だろう。高く評価したい。
⑨カレンルシェルブル【C】
栗東CW併走(10日)。京成杯に出走予定のダノンデサイルの先導役を務め、直線入り口から併走状態に。最後は同入の形となったが、勢いは相手のほうが上。リズムと折り合いを意識した調整とはいえ、昨年のいい頃に比べると、迫力が足りないような気も。評価は上げづらい。
⑩ハーツイストワール【B】
美浦W併走(10日)。1週前は若干後肢が甘く、体重移動がスムーズではなかったが、今回はその面が随分と改善されている。フォームのブレが少なく、フットワークのバランスもいい。前回と比べれば促しに対する反応も良くなっている。このひと追いでさらに上向くようなら、怖い存在になりそうだ。
⑪ヒンドゥタイムズ【B】
栗東CW併走(11日)。直線で手前を替えなかったが、最近はいつもこんな感じなので、癖のようなものとみるべき。脚さばきは力強く、四肢の可動も滑らか。鞍上の促しにもきちんと対応していた。前走時のデキを超えるまでには至らないかもしれないが、劣ることもない。おおむね態勢は整ったと判断してよさそうだ。
⑫シンリョクカ【A】
美浦W併走(10日)。不器用な手前替えは相変わらずだが、この馬とすればコーナリングがスムーズだったし、ひと頃に比べるとフットワークのバランスも良くなっている。手前変換後は低い重心を保ち、ゴール前の走りにも迫力があった。稽古の雰囲気だけをとれば、昨秋以降ではいちばんかもしれない。
⑬サヴォーナ【A】
栗東坂路単走(11日)。手前替えの際に少しヨレたが、いつものこと。深刻にとらえる必要はない。手前替えを除けば、すいすいとテンポ良く登坂。それでいて、脚元の動きには力感がある。鞍上の振りムチにも、しっかり反応していた。かなりの線まで仕上げてきた印象を持つ。
⑭サトノグランツ【B】
栗東P併走(10日)。デビュー前の新馬を相手に疲れを残さない程度の内容。走りやすいトラックのわりに、ズブい面を見せていたのは気になるが、直線半ばあたりで軽く促されるとスッと反応。余力を残したまま同入に持ち込んだ。ゴール前の伸びも悪くなく、実戦に向けての下地は整ったように思える。
◆インプレス・佐々木助手「追うごとに状態は良くなっています。後肢に力が付いてきてバランスのいいフォームに変わりました」
◆カレンルシェルブル・安田翔師「バランスよく走れる馬なので京都コースは問題ない。ハンデも予想通りです」
◆サトノグランツ・友道師「もっさりしているところはあるけど、休み明けでも動けるタイプ。条件は合うと思う」
◆シンリョクカ・竹内師「前走は勝負どころの反応が鈍かったが、最後は脚を使っている。距離はこれくらいが一番いいし、ハンデも手頃」
◆ディアスティマ・高野師「前走はスタートから進んでいかなかった。状態は問題ないし、時計がかかる今の京都はいい」
◆ナイママ・佐野助手「体調の波がないですね。前走はダート適性がなかったことに尽きます」
◆ハーツイストワール・国枝師「前走は休み明けを考えたら上々。使って良くなったし、上積みはある」
◆ハーツコンチェルト・武井師「調教で自分から行こうとしないのがどうかも、体調はとてもいい」
◆ブローザホーン・中野助手「馬体に柔らかみがあって状態はとてもいい。時計のかかる馬場もプラス」
◆リビアングラス・矢作師「テンは遅くなったけど、乗っている助手は感触が良かったと言っていた。力を出し切れれば」
◆リレーションシップ・斉藤崇師「1200メートルを使ってきた馬で折り合いなどに課題はあるが、次につながる競馬ができれば」
2014年以降(2021~2023年は中京芝2200mで施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から6歳の範囲となっている。7歳以上は【0.0.0.45】と精彩を欠いており、該当馬は過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
①リレーションシップ ②ナイママ ⑥ディアスティマ ⑩ハーツイストワール ⑪ヒンドゥタイムズ
2014年以降(過去10年)の性別成績は、牡馬【10.8.9.100】、牝馬【0.2.1.9】。前者が全勝しているものの、連対率は後者が若干上回っており、さほど意識しなくてもよさそう。その一方で、せん馬は【0.0.0.9】と大苦戦。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的にせん馬は強調しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
⑪ヒンドゥタイムズ
2014年以降の所属別成績は、栗東【9.10.7.93】、美浦【1.0.3.25】。前者がリードしている。なお、後者の1勝は前走G1 5着からの参戦馬によるもの。G1以外から臨む関東馬や、前走6着以下敗退の関東馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②ナイママ ⑦ハーツコンチェルト ⑧ブローザホーン ⑩ハーツイストワール ⑫シンリョクカ
前走の着順については、G1・G2なら不問だが、それ以外の場合は8着以内がひとつの基準。2014年以降、この条件をクリアしていなかった非G1・G2組はいずれも、2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
①リレーションシップ ②ナイママ ⑨カレンルシェルブル
前走の単勝人気に関しては、G1であれば12番人気以内、G2なら11番人気以内、G3は5番人気以内、非重賞の場合は4番人気以内が一応の目安。2014年以降の2着以内全馬が、この条件を満たしていた。
(減点対象馬)
①リレーションシップ ②ナイママ ③インプレス ⑨カレンルシェルブル
トップには、⑬サヴォーナを推す。2014年以降、4歳馬は【7.3.1.19】と他世代を圧倒。そのなかでも、G1 1桁着順からの臨戦馬は【5.1.1.4】の好成績を収めている。要注目の1頭だ。
同じく4歳馬に該当する、④リビアングラス、⑭サトノグランツも軽くは扱えない存在。残る1頭、⑤レッドバリエンテにも気を配っておきたい。
<注目馬>
⑬サヴォーナ ④リビアングラス ⑭サトノグランツ ⑤レッドバリエンテ
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このレースの直近5年のU指数の結果を振り返ると、上位勢が順当に好走することもあれば、二桁順位が馬券圏内に入ってくることもあり、一見するとつかみどころがない。しかし、人気を絡めて検証していくことにより、攻略の糸口が見えてくる。2着連対を果たした10頭中7頭が5番人気以内、1着に絞ると5頭中4頭が3番人気以内、というように、人気のある馬が比較的順当に上位に来ているのである。2020年1着のモズベッロ(10位、2番人気)のようなタイプに警戒しつつ、馬券に絡む上位勢をしっかりカバーしていきたい。
中心視したいのは、U指数1位の⑦ハーツコンチェルト(98.1)。高い指数の出にくい、年長馬と未対戦の明け4歳馬ということを考えると、この指数はかなり高く評価できる。さらに、ハンデ55キロも恵まれた感がある。昨年の秋2戦は不完全燃焼に終わっただけに、ダービー3着馬の実力をフルに発揮してもらいたいものだ。
これに続くのが、2位タイで並ぶ2頭。マイペースでレースを運べれば一発の魅力を秘めている⑥ディアスティマ(97.7)と、今回と同じ舞台の前走の京都大賞典の内容が上々だった⑪ヒンドゥタイムズ(97.7)には、ともに警戒が必要だ。
最後に1頭、ハンデは見込まれたものの、重賞2勝の実績は軽く扱えない4位タイ⑭サトノグランツ(97.3)を押さえておく。
近年の勝ち馬を種牡馬の大まかな系統でみると、キングカメハメハ系、ディープインパクト系、ステイゴールド系の3系統に集約される。とくにキングカメハメハは、種牡馬として2011~2012年、2016~2017年と2連覇を2回達成した実績を持つ。ディープインパクトは、3頭の直仔が勝利するほか、後継ディープブリランテも2020年の勝ち馬モズベッロを出した。2001年の勝ち馬でもあるステイゴールドは、2018年パフォーマプロミスの勝利によって父仔制覇を飾り、別場所での施行ながら2021年ショウリュウイクゾ、2023年ヴェルトライゼンデと直系の孫世代も勝ち馬として名を連ねている。
ほか、アドマイヤベガとアドマイヤドンの兄弟は、前者が2006年アドマイヤフジ、後者が2015年アドマイヤデウスと勝ち馬を出したことで、種牡馬としてそろって功績を残すことになった。
サトノグランツは、父サトノダイヤモンド×母チェリーコレクト(母の父Oratorio)。父は好相性を示すディープインパクトの直仔で、16年菊花賞を制するなど【4.0.1.0】の京都巧者だった。今回はトップハンデを背負うことになるが、本馬は全4勝が外回りコースとなるため、仕切り直しの一戦として京都芝2400mは理想的な舞台。Nijinsky特有の惰性的なストライドが活きるレースであることを考えると、母系の血統構成なども強調しやすい。
ディアスティマは、父ディーインパクト×母スウィートリーズン(母の父ストリートセンス)。同産駒は京都開催かつ「母の父がMr. Prospector系種牡馬」に限ると【1.2.0.4】連対率42.9%と上々の成績。また、06年2着スウィフトカレントや16年2着シュヴァルグランを引き合いに出せば、母がMachiavellianの直系であることも評価に値する。前走は本来の前進気勢がない消化不良の一戦だったので、今回は持ち前の持久力を存分に活かしたい。
ハーツコンチェルトは、父ハーツクライ×母ナスノシベリウス(母の父Unbridled's Song)。13年カポーティスターが唯一の優勝例ではあるが、同産駒は京都開催時に出走した延べ8頭中7頭が掲示板に好走しており、これには15年4着コウエイオトメ(11番人気)、20年5着プリンスオブペスカ(10番人気)と2桁人気馬も含まれる。また、06年アドマイヤフジや15年アドマイヤデウスと同じ位置にトニービンを配されている血統構成も興味深い。