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【ズバリ!調教診断(最終版)】日経新春杯2024 サヴォーナ、ブローザホーン、シンリョクカの3頭を上位評価!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】日経新春杯2024 サヴォーナ、ブローザホーン、シンリョクカの3頭を上位評価!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は日経新春杯・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる日経新春杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

リレーションシップ【C】
栗東CW併走(11日)。コーナリング、手前替えともにスムーズ。手前変換後の脚さばきも良かった。ところが、ヒンドゥタイムズを待つために鞍上が抑え込んでしまい、しばらくすると馬が手前を戻して減速。最後は置かれる形になってしまった。いかにも相手を重視した内容。それを思うと評価は上げにくい。


ナイママ【F】
美浦坂路単走(11日・映像なし)。2走前・福島記念の中間における動きは決して悪くなかったが、結果は12着大敗。その当時と比較して、字面的に大きく変わった面はうかがえない。当該週の映像を確認できないため判定はFとするが、G2で互角以上に渡り合える態勢にあるかといえば疑問符が付く。

インプレス【C】
栗東CW併走(11日)。最後まで低めの重心を保ち、集中して粘り強く走れていたことは評価できる。ただ、ラストの反応と伸びにやや鋭さを欠くあたりは、大敗を喫した近2走の最終追い切り時と同様。前回よりも相手関係が軽くなるぶん、着順を上げてくる可能性はあるだろうが、勝ち負けまではどうか。

リビアングラス【C】
栗東CW併走(11日)。混雑するなかでの追い切り。多数の馬が行き交う状況とあってか、走りに集中できていない様子。いつもと比べて、首や脚さばきが若干硬く、仕掛けに対する反応と伸びも物足りない。やや気の毒な面があるにせよ、高評価するには躊躇してしまう内容だった。

レッドバリエンテ【B】
栗東P併走(11日)。派手なパフォーマンスではないが、この馬なりに体を使って集中力を感じる走り。きちんと折り合いをつけて、整ったフォームで駆けることができている。当該週の追い切りをポリトラックに切り替えたことは気になるが、前回より動きの質が劣るという印象はない。軽くは扱えないだろう。

ディアスティマ【C】
栗東坂路単走(10日)。併せ馬だと力が入りすぎてしまうタイプゆえ、単走でサッと流す程度の調整。それはいいとしても、頭の位置が安定しておらず、タメを作ったわりにラストの反応と伸びも渋い。もともと稽古で活発に動くタイプではないことを考慮しても、なにか物足りなさを覚えてしまう内容だった。

ハーツコンチェルト【C】
美浦W併走(10日)。アーバンシックを外から先導していたが、ズルい面が出てきたのか、直線に入ると相手にあっさりリードを許す。そこから鞍上が懸命に追って、なんとか同入に持ち込んだが……。良くも悪くも真剣に走っていない。本番でジョッキーが上手にエスコートできれば、という条件付きの狙いとなろう。

ブローザホーン【A】
美浦W単走(10日)。手前を替えなかったが、この馬にはよくあること。実戦でも引っ張るタイプなので、気にする必要はない。ひと頃より背中の安定感が増しており、そのぶん余裕をもって走れている印象。フットワークのバランスが良くなっているし、ラチを頼る癖も出ていない。好調だろう。高く評価したい。

カレンルシェルブル【C】
栗東CW併走(10日)。京成杯に出走予定のダノンデサイルの先導役を務め、直線入り口から併走状態に。最後は同入の形となったが、勢いは相手のほうが上。リズムと折り合いを意識した調整とはいえ、昨年のいい頃に比べると、迫力が足りないような気も。評価は上げづらい。


ハーツイストワール【B】
美浦W併走(10日)。1週前は若干後肢が甘く、体重移動がスムーズではなかったが、今回はその面が随分と改善されている。フォームのブレが少なく、フットワークのバランスもいい。前回と比べれば促しに対する反応も良くなっている。このひと追いでさらに上向くようなら、怖い存在になりそうだ。

ヒンドゥタイムズ【B】
栗東CW併走(11日)。直線で手前を替えなかったが、最近はいつもこんな感じなので、癖のようなものとみるべき。脚さばきは力強く、四肢の可動も滑らか。鞍上の促しにもきちんと対応していた。前走時のデキを超えるまでには至らないかもしれないが、劣ることもない。おおむね態勢は整ったと判断してよさそうだ。

シンリョクカ【A】
美浦W併走(10日)。不器用な手前替えは相変わらずだが、この馬とすればコーナリングがスムーズだったし、ひと頃に比べるとフットワークのバランスも良くなっている。手前変換後は低い重心を保ち、ゴール前の走りにも迫力があった。稽古の雰囲気だけをとれば、昨秋以降ではいちばんかもしれない。

サヴォーナ【A】
栗東坂路単走(11日)。手前替えの際に少しヨレたが、いつものこと。深刻にとらえる必要はない。手前替えを除けば、すいすいとテンポ良く登坂。それでいて、脚元の動きには力感がある。鞍上の振りムチにも、しっかり反応していた。かなりの線まで仕上げてきた印象を持つ。

サトノグランツ【B】
栗東P併走(10日)。デビュー前の新馬を相手に疲れを残さない程度の内容。走りやすいトラックのわりに、ズブい面を見せていたのは気になるが、直線半ばあたりで軽く促されるとスッと反応。余力を残したまま同入に持ち込んだ。ゴール前の伸びも悪くなく、実戦に向けての下地は整ったように思える。


【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。筆頭は、⑬サヴォーナとする。菊花賞以来の実戦となるが、中間の動きは昨秋の好走時と遜色ない。仕上がりに不足はなく、あとは年長馬との力関係がどうかだけ。

本来の走りを取り戻してきている、⑧ブローザホーンを差のない次位評価。上昇ムードが漂う、⑫シンリョクカにも相応の警戒が必要だろう。

<注目馬>
サヴォーナ ⑧ブローザホーン ⑫シンリョクカ


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