ヒシイグアス(競走馬)

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ヒシイグアス
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ヒシイグアス
写真一覧
現役 牡7 青鹿毛 2016年1月22日生
調教師堀宣行(美浦)
馬主阿部 雅英
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績16戦[7-5-0-4]
総賞金37,139万円
収得賞金19,530万円
英字表記Hishi Iguazu
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ラリズ
血統 ][ 産駒 ]
Bernstein
La Marlene
兄弟 スミレミッキーシーガル
市場価格1億476万円(2016セレクトセール)
前走 2023/02/26 中山記念 G2
次走予定 2023/04/02 大阪杯 G1

ヒシイグアスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/02/26 中山 11 中山記念 G2 芝1800 147119.251** 牡7 57.0 松山弘平堀宣行 504
(+14)
1.47.1 -0.134.6⑩⑨⑧⑧ラーグルフ
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 185109.552** 牡6 58.0 D.レーン堀宣行 490
(-4)
2.10.0 0.335.9⑥⑥⑥⑤タイトルホルダー
22/04/03 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 1651027.454** 牡6 57.0 池添謙一堀宣行 494
(+9)
1.58.7 0.335.3⑦⑦⑦⑥ポタジェ
21/12/12 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------2** 牡5 57.0 J.モレイ堀宣行 485
(--)
2.00.6 0.0----ラヴズオンリーユー
21/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1681540.475** 牡5 58.0 松山弘平堀宣行 492
(+2)
1.58.7 0.833.7⑦⑧⑧エフフォーリア
21/02/28 中山 11 中山記念 G2 芝1800 14582.511** 牡5 56.0 松山弘平堀宣行 490
(-6)
1.44.9 -0.034.2④④④④ケイデンスコール
21/01/05 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 17593.111** 牡5 54.0 松山弘平堀宣行 496
(+2)
2.00.9 -0.034.5⑤⑧⑤⑥ココロノトウダイ
20/11/29 東京 11 ウェルカムS 3勝クラス 芝2000 166128.951** 牡4 55.0 松山弘平堀宣行 494
(+6)
2.00.7 -0.233.5④⑤ショウナンハレルヤ
20/04/26 東京 9 石和特別 2勝クラス 芝1800 108101.911** 牡4 57.0 D.レーン堀宣行 488
(-4)
1.48.0 -0.134.1アップライトスピン
20/02/29 中山 10 富里特別 2勝クラス 芝1800 12672.012** 牡4 56.0 F.ミナリ堀宣行 492
(-6)
1.48.4 0.334.7④④④④ハーメティキスト
20/01/18 中山 12 4歳以上2勝クラス 芝1800 10553.212** 牡4 56.0 F.ミナリ堀宣行 498
(+10)
1.51.6 0.035.6ダイワダグラス
19/06/30 福島 11 ラジNIK賞 G3 芝1800 16595.619** 牡3 54.0 M.デムー堀宣行 488
(+6)
1.51.0 1.236.7⑥⑧⑫⑯ブレイキングドーン
19/03/17 中山 11 スプリングS G2 芝1800 16486.035** 牡3 56.0 F.ミナリ堀宣行 482
(-16)
1.48.0 0.235.8エメラルファイト
19/01/19 中山 9 若竹賞 500万下 芝1800 8441.911** 牡3 56.0 F.ミナリ堀宣行 498
(+8)
1.50.4 -0.034.7フォークテイル
18/12/15 中山 7 2歳未勝利 芝2000 185101.511** 牡2 55.0 C.ルメー堀宣行 490
(-6)
2.01.5 -0.536.9ホウオウビクトリー
18/11/25 東京 4 2歳新馬 芝1800 11675.232** 牡2 55.0 R.ムーア堀宣行 496
(--)
1.49.6 0.033.2ラストドラフト

ヒシイグアスの関連ニュース


週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り!今回は大阪杯に出走予定の14頭を診断します。

ヴェルトライゼンデ
昨年のJC3着馬。前走の日経新春杯は、1000m通過62秒1のスローを、内枠を活かし5番手につけ、上がり2位の脚で差し切った。着差はクビ差も、59キロを背負った始動戦と考えれば上々。新馬戦以来の川田騎手とのコンビにも期待。

キラーアビリティ
前々走、中日新聞杯の勝利はホープフルS以来。前有利の流れを4角13番手から差し切った。前走の京都記念は3番人気5着も、行きっぷりの悪い近走で唯一、先行できた。同様の形で、強敵に相手にどこまでやれるか。

ジェラルディーナ
3走前のオールカマーは内枠、2走前のエリザベス女王杯は外枠がマッチしたとはいえ着差をつけ快勝。前走の有馬記念は出遅れながら3着と、混合G1でも力を示した。能力に疑う余地はなく、スタートが決まれば好勝負必至。

ジャックドール
昨年2番人気の支持を受けた大阪杯は、主導権を握り、1000m通過58秒8。キャリア最も速いペースを刻み5着。一年経過し、控える競馬を覚えた。天皇賞秋を4着と健闘も、直線は短い方がいい。G1を取るならこの舞台という感じはあり、仕上次第で戴冠のチャンスも。

スターズオンアース
昨年の二冠牝馬。伏兵扱いだった桜花賞、3番人気の支持を受けたオークスを連勝。スタートで後手を踏んだ秋華賞は、4角14番手からの猛追虚しく3着まで。キャリア前半の先行策から一転、脚を溜める形で化けた馬だけに、直線は長い方がいい。

ヒシイグアス
宝塚記念以来、約8カ月ぶりの実戦となった前走の中山記念を快勝。昨年の大阪杯は4番人気5着も、調子が悪いなかでの参戦。ハイレベルなG1でも善戦を続けているように能力は足りる。内回りも問題なく、状態万全で挑める今回はタイトルがほしい。

ヒンドゥタイムズ
昨年の小倉記念10番人気2着、前走小倉大賞典2番人気1着、遡れば今回と同じ舞台のチャレンジC3着など、右回りかつ、小回りのレースに良績を残す。ただ、今回はさすがに相手が厳しい。

ダノンザキッド
昨年はマイルCS2着、香港C2着と、G1でも相手なりに走った。前走中山記念は2番人気11着に終わったが、一昨年も凡走しており、どうも中山は走らない。2000mは香港Cでこなしているが、差し脚を伸ばしての好走。大箱がベター。

ノースブリッジ
昨年は重馬場のエプソムCで重賞初制覇。前走のAJCCは、逃げ馬2頭が競り合わず緩めの流れとなるなか、内枠から好位で運ぶベストの競馬。キレる脚はないため、内回りは良さそうなものの、この相手関係で地力勝負の流れになれば分が悪い。

ポタジェ
昨年の大阪杯覇者。1000m通過は58秒8、速めの流れを好位の一角につけ、直線もしぶとく脚を伸ばした。フロックと呼ぶべき内容ではないものの、その後はパッとしない。この条件はベストなだけに格好をつけたい。

マテンロウレオ
昨秋、アンドロメダS、中日新聞杯は流れを味方に好走。今年初戦の中山金杯は、スタートで後手を踏みながら2着馬とはタイム差ナシの5着。前走の京都記念は、直線追い出しをワンテンポ遅らせる好騎乗が光り強敵相手に2着。ベテランの手綱捌きに注目。

マリアエレーナ
昨年の小倉記念を5馬身差快勝し、現役トップクラスが集った天皇賞秋では、不利がありながら牝馬最先着の7着。今年初戦は愛知杯を選択し、不得意な重馬場でも3着を確保。前走の金鯱賞は8着も、包まれて力を出せずに終わった。人気落ちするようなら狙い時か。

モズベッロ
一昨年、レイパパレが勝った大阪杯では、コントレイルグランアレグリアを抑えて2着。ただ、当日は不良に近い重馬場。それ以降は、G2以上の良馬場を6戦走り、最高着順8着とふるわない。このメンバーに混じると力は劣るので、よほど馬場が味方しなければ......。

ラーグルフ
今年初戦の中山金杯は、内枠の利点を上手く活かしての勝利。一枚相手が上がった前走は外枠に収まり、直線でも外を回る形で2着と充実ぶりが光る。初の古馬G1でも、噛み合えば面白い。


(文・垣本大樹)

【大阪杯】参考レース分析 NEW!2023年3月27日(月) 04:43

中山記念

前半はスローで流れ、残り800メートルから徐々にペースアップ。持久力と決め手が要求される流れとなった。1着ヒシイグアス宝塚記念2着以来、8カ月ぶりで14キロ増。中団馬群の中で脚をためると、タイミング良く外に持ち出して鋭く差し切った。勝ちタイム1分47秒1は開幕週の良馬場としては目立つものではないが、本番へ上積みが期待できる状態でこの走りなら文句なし。

2着ラーグルフも後方に待機して、勝ち馬の外からよく差を詰めた。充実ぶりを示しており、GⅠでも楽しみが持てる内容。

10着モズベッロは1年2カ月ぶりの実戦で結果は度外視。叩いた上積みは大きいはずだ。11着ダノンザキッドは中山だと不可解な大敗が多い。相性のいい阪神なら見直しも。

京都記念

ユニコーンライオンが逃げて、前半1000メートル通過が59秒5とよどみないラップ。2着マテンロウレオは最内枠を生かして5番手でインぴったりを追走し、直線で外にスペースがあくと即座に加速した。最後は勝ったドウデュースの決め手に屈して3馬身半差と決定的な差をつけられたものの、上がり3ハロン34秒5は2位。勝ち馬が別格だったことを考えれば悲観する内容ではなく、GⅠでもそこまで見劣りはしないとみる。距離は200メートル短縮されるが、同じ阪神の内回りが舞台だけに不安はない。

5着キラーアビリティは、エフフォーリアを目標に普段よりも前の位置から運んだが、直線でもう一段階ギアを上げ切れなかった。脚がたまらなかった印象で、本来の末脚勝負に徹すれば巻き返しは可能だろう。

金鯱賞

1000メートル通過が60秒9のスローで流れたことや馬場の差が多少あったとはいえ、Vタイム1分59秒8はジャックドールがレースレコードで制した前年の1分57秒2と比べると低調。1400メートルまで1ハロン12秒台のラップが並び、ラストの決め手勝負で底力を問われる展開にもならなかった。

ただし、スローゆえにゴチャついて消化不良に終わった馬もいる。最も大きな影響を受けたのが8着のマリアエレーナだった。直線では最後まで進路を見いだせず、全く追えないままゴール。それでいて勝ち馬と0秒7差なら、巻き返しがあっても驚けない。3着アラタ大阪杯は登録時点で除外対象)は好位が取れたものの、最後は切れ負けだった。GⅠではパンチ不足の印象だ。6着ポタジェは休み明けで59キロを背負っていたこともあるが、昨年に比べると物足りない内容だった。

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【大阪杯】1週前 関係者談話 NEW!2023年3月27日(月) 04:42

ヴェルトライゼンデ・池江師「1週前しっかりやったので、当週やれば整いそうです。前走は力を付けているなと思いました。59キロを背負っていたのでね。阪神は初めてですが、駄目ではないでしょう」

キラーアビリティ・斉藤崇師「状態はいいと思います。久々のGⅠですが、力差はそこまで感じていません。うまく末脚を生かすことができれば」

ジェラルディーナ・斉藤崇師「1週前は全体的にしっかり動かしてもらいました。これでさらに良くなってくると思います。あとは当週の追い切りで仕上がるでしょう。いい状態でレースに臨めます」

ジャックドール・藤岡師「時計は十分だが、少し太いから動き切れていない。どれだけ絞れてくるか」

スターズオンアース・高柳瑞師「秋華賞(3着)もいい状態だったが、仕上げていく過程は今回もいい形できている」

ダノンザキッド・横山和騎手「今回は僕とダノンザキッドコンタクトの確認ですね。今週はある程度仕上げるつもりで動かしました。いい追い切りができたと思います」

ノースブリッジ・岩田康騎手「時計は出ているけどまだ太い。状態は6分くらい。初の阪神で輸送もあるので、どういうレースになるか」

ヒシイグアス・堀師「昨年(4着)はトモ(後肢)のバランスの悪さに苦労して、一昨年の秋から迷走した中での臨戦だった。相変わらず右トモのケアは必要だが、昨年とは全然違って整っているし、活気があるので乗り手の印象もいい」

ヒンドゥタイムズ・池添騎手「ラスト1ハロンを動かして反応は良かった。コントロールも利いていました。メンバーはそろいますが、楽しみです」

ポタジェ・大江助手「調教は動かないですが、時計も出ていていい内容でした。前走は斤量が重いなかで、外めを回りながらも直線半ばまで踏ん張ってくれました。舞台はいいですからね」

マテンロウレオ・昆師「前走はよく頑張ってくれたと思う。ここまではローテーション的にも予定通り。以前は乗り難しい面があったが、落ち着きが出ている」

ラーグルフ・宗像師「1週前追い切りの動きはそれなりに良かった。モーリス産駒は年を取るごとにだんだん良くなってきますからね」

ワンダフルタウン・和田竜騎手「状態が上がってきて、〝らしさ〟が出てきましたね。動きは良かった。いい雰囲気になっています。それなりに自信を持っていけます」




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【大阪杯】1週前追い スターズオンアースが僚馬2頭を置き去り 2023年3月24日(金) 04:48

《美浦》昨年の2冠牝馬で、秋華賞3着以来となるスターズオンアース(高柳瑞、牝3)は杉原騎手(レースはルメール騎手)を背にWコース6ハロン81秒0―11秒1を馬なりでマーク。3頭併せの最後方から内に潜って、僚馬2頭を置き去りにした。「指示通りの内容。反応も良く、動きも良かった」と高柳瑞調教師。

中山記念を制したヒシイグアス(堀、牡7)はWコース3頭併せで最先着。馬なりで6ハロン82秒5─11秒2をマークした。「2週前に速いラップでしっかり追った後、疲れがなかったので1週前もしっかりやれた。緩さが取れて手前の替え方もスムーズ。しまいも手応えがあった」と堀調教師。

《栗東》有馬記念3着以来となるジェラルディーナ(斉藤崇、牝5)は、団野騎手(実戦は岩田望騎手)を背にCWコースで単走。ゴール前で仕掛けられてシャープに伸び、6ハロン81秒6─11秒8を計時した。鞍上は「先々週から軽めにやっているので、いつもより長めからしっかりとやりました。道中の雰囲気は良かったです。本番に向けてちょうどいいと思います」とうなずいた。

中山記念11着ダノンザキッド(安田隆、牡5)は、美浦から駆け付けた横山和騎手を背にCWコースで併せ馬。パワフルな脚取りでラスト1ハロン11秒5(6ハロン83秒4)をマークし、ミッキーゴージャス(3歳1勝)に大差先着した。新コンビの鞍上は「今回は僕とダノンザキッドコンタクトの確認ですね。今週はある程度仕上げるつもりで動かしました。いい追い切りができたと思います」と好感触を伝えた。

連覇を目指すポタジェ(友道、牡6)は、CWコース単走で一杯に追われて6ハロン80秒2─11秒9。確かな伸びを見せた。大江助手は「前の馬を意識して直線抜け出す感じでやりました。4コーナーで合図を取ったときの反応が良かったです。調教は動かないですが、時計も出ていていい内容でした」と納得の表情を浮かべた。

ワンダフルタウン(高橋忠、牡5)はCWコースで併せ馬。ダイナミックなフォームで6ハロン81秒4─12秒4を計時し、馬なりでタイセイシェダル(3勝)に1馬身半先着した。和田竜騎手は「状態が上がってきて、らしさが出てきましたね。動きは良かった。いい雰囲気になっています」と好気配をアピールした。

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【大阪杯】特別登録馬 2023年3月19日() 17:30

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【4歳以上次走報】ヒシイグアスは引き続き松山騎手で大阪杯へ 2023年3月9日(木) 20:48

中山記念を快勝したヒシイグアス(美・堀、牡7)は、引き続き松山騎手とのコンビで大阪杯(4月2日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)に向かう。

東海S勝ちのプロミストウォリア(栗・野中、牡6)は、アンタレスS(4月16日、阪神、GⅢ、ダ1800メートル)へ。

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 大阪杯 2023年04月02日(日) 阪神芝2000m内


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2017年以降)】
○5歳以下 [6-5-6-42](3着内率28.8%)
×6歳以上 [0-1-0-25](3着内率3.8%)

 馬齢に注目したい一戦。G1として施行されるようになった2017年以降の3着以内馬18頭中17頭は、馬齢が5歳以下でした。6歳以上の高齢馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジェラルディーナダノンザキッドノースブリッジ
主な「×」該当馬→ヒシイグアスヒンドゥタイムズポタジェ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が2着以内」だった馬は2017年以降[4-2-6-23](3着内率34.3%)
主な該当馬→ノースブリッジヒシイグアスヒンドゥタイムズ

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2023年3月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】トップ厩舎なのに穴激走も多い矢作厩舎/弥生賞ディープインパクト記念展望
閲覧 1,275ビュー コメント 0 ナイス 3

先週の中山記念は最終的にシュネルマイスターに本命を打ったものの、直線勢いよく伸びて来たところで進路が塞がってしまい4着。少々悔しい結果となった。もちろん内を突く以上詰まるリスクがあるのは当然なので、こればかりは仕方ない。

勝ったヒシイグアスは4コーナーで上手く脚を溜めた松山騎手の好プレーが光った。これで2年ぶり2度目の中山記念制覇。リピーターが強いレースらしい結末だった。今後という意味では2着のラーグルフにも注目。いかにも距離不足を感じさせるレースぶりだったが、それでもラストは力強く伸びて勝ち馬に迫った。モーリス産駒らしく、古馬になっての本格化を予感させる好内容だった。

さて、遠くサウジアラビアでは日本馬が今年も大活躍。バスラットレオンシルヴァーソニックパンサラッサの3頭が勝利した。

3頭のうち2頭は矢作厩舎の管理馬。矢作厩舎といえば既に世界的に名を知られるトップ厩舎だが、それでいて穴馬券の供給が多いのも特徴。パンサラッサの快挙から約半日後の阪急杯では、ホウオウアマゾンが6番人気で3着と好走。昨年のマイラーズカップで2着好走ののち4走連続で2ケタ着順が続いていたが、その間マイルや1400m、そしてダートを挟み、約10カ月ぶりの馬券圏内好走となった。

矢作厩舎は昨年JRAでの出走回数が523回。これは全厩舎の中でトップ。ちなみに2位は清水久厩舎で504回、3位は391回で斎藤誠厩舎。

・2022年厩舎別出走回数トップ3

矢作厩舎  523回
清水久厩舎 504回
斎藤誠厩舎 391回

なお、昨年の全国リーディングも1位が矢作厩舎、2位が清水久厩舎、関東リーディングが斎藤誠厩舎。まさに出走回数通りとなっている。

数多くのレースを使える…というのはそれだけ勝つチャンス、さらには稼ぐチャンスが増えるということでもあり、厩舎力に直結するのかもしれない。そして数多くのレースを使うからこそ、凡走も多いが、凡走が多いからこそ穴での好走が増える。1戦必勝型厩舎は人気になりやすく、穴での激走は少ない。

阪急杯では中内田厩舎のグレナディアガーズが単勝1.7倍。中内田厩舎は昨年の出走回数が245回。2022年の全48勝のうち45勝が1~3番人気でのもの。レース数を絞るため人気になりやすく、5番人気以下では2勝。矢作厩舎は2022年の59勝のうち1~3番人気で39勝、5番人気以下で15勝。清水久厩舎は52勝のうち1~3番人気で31勝、5番人気以下で15勝。

以下のように並べてみると顕著な差が出ている。

・2022年人気別勝利数

矢作厩舎  59勝 1~3番人気 39勝 5番人気以下 15勝
清水久厩舎 52勝 1~3番人気 31勝 5番人気以下 15勝
中内田厩舎 48勝 1~3番人気 45勝 5番人気以下 2勝

ホウオウアマゾンを例にしたが、同じレースに出ていたミッキーブリランテも、本当によく名前を見かけ、毎年のように穴をあけている。穴馬券を獲るためには、戦績や騎手も大事だが、厩舎も大事だと痛感する。

~今週末の注目馬~

というわけで、今週末からいよいよクラシックトライアル戦線がスタート。ココでは弥生賞ディープインパクト記念を取り上げることにする。現時点での注目馬はコチラ。

タスティエーラ松山弘平騎手)

ハイレベルだった共同通信杯組のタスティエーラに注目したい。共同通信杯は4着と競り負けたが、いかにも距離が延びた方が良さそうな内容だった。父サトノクラウン自身も古馬になって宝塚記念香港ヴァーズを制したスタミナ型。本馬もレース内容&血統面から距離延長はプラスになる。先週の中山記念で好騎乗を見せた松山騎手には、今週末も期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月21日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック有馬記念2022+17名のプロ予想家の有馬記念見解
閲覧 2,366ビュー コメント 0 ナイス 21



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月25日(日) 中山11R 第67回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:16頭)


<前走:凱旋門賞出走馬>(3ヶ月)

タイトルホルダー(11着、※宝塚記念出走時476kg)<B>
乗り込み量は豊富で、南Wを長めから好時計もマークしてきているこの中間だが、もともと速い時計が出る馬でいつも通り。とはいえ、1週前までに強めにビシッと追われていない点は気になる。

ディープボンド(18着、※宝塚記念出走時502kg)<B>
今年も昨年同様、凱旋門賞からの出走となるが、3週連続強めに追われ時計も優秀。ただ1週前追い切り映像を見ると、昨年のほうが気合い乗りが良かった。当時と比べると、今年は動きに重さがある。




<前走:菊花賞出走馬>(中8週)

ボルドグフーシュ(2着、496kg(±0kg))<A>
菊花賞から中8週でこの中間も乗り込み豊富。頭が高い走りで、見た目にはズブそうな走りに見せるがエンジンがかかると力強いこの馬。この中間、1週前追い切りではここ2戦同様にCWでの併せ馬を敢行してきている。ただ今回は伸び脚が柔らかく首が前に出る感じの走りに変わっており、前2走よりも断然良い。

ジャスティンパレス(3着、452kg(±0kg))<B>
菊花賞から中8週で余裕のあるローテーションも、乗り込み本数は少なめ。それでも1週前追い切りでは長く良い脚を使って上々の伸びを披露している。




<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中7週)

イクイノックス(1着、488kg(+4kg))<A>
この中間も坂路・南Wで乗り込まれ、1週前はルメール騎手が騎乗して併せ馬を行った。やや重さの残る動きだったが、その辺りは日曜日に坂路で一杯に追われているのでカバーできているハズ。

ポタジェ(13着、468kg(+2kg))<C>
前走から間隔も空いて乗り込み量も豊富。1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が良かったが、併走した格下馬に差し返されてしまった。良化してきているものの、まだまだ戻り切れていない感じ。




<前走:エリザベス女王杯出走馬>(中5週)

ジェラルディーナ(1着、470kg(+6kg))<B>
4戦連続馬体重が増えていて、走りに力強さが感じられるようになっている。1週前追い切りでは終い前に首が伸び、好状態キープを伝える内容だった。

アカイイト(4着、524kg(-4kg))<B>
この中間は、2週前、1週前と強めに追われており、状態が良い証拠だろう。ただ、1週前追い切りでは終い甘くなるところがあり、最終追い切りでどこまで変われるか。

イズジョーノキセキ(10着、470kg(+4kg))<B>
前走時も追い切りの動きは良かったが、この中間も2週前の坂路、1週前のCWと時計優秀。

ウインマイティー(16着、494kg(+8kg))<C>
この中間もDPコースで乗り込まれ時計は優秀だったが、このくらいの時計は前走時も出ていた。




<前走:ジャパンカップ出走馬>(中3週)

ヴェラアズール(1着、518kg(±0kg))<B>
1週前追い切りでは引き続き好時計をアピールしてきたが、前走時に見せた押さえきれないといった感じの手応えまではない。

ボッケリーニ(17着、458kg(-14kg))<B>
ここ2戦は1週前追い切りで遅れていたが、今回は一杯に追われて先着。1週間内容の良化は感じ取れたので、あとは前走大幅減の馬体がこれ以上減らなければ。




<前走:その他のレース出走馬>

ブレークアップアルゼンチン共和国杯:1着、500kg(+2kg)中6週)<B>
前走時は坂路での調整に変えていたが、この中間は本来の南Wでの調教に戻してきた。1週前追い切りでは、重心の低い走りを披露していて状態は良好に映る。

ラストドラフトアルゼンチン共和国杯:5着、468kg(±0kg)中6週)<A>
前走時も追い切りの動きがかなり良かったが、この中間も1週前追い切りで手応え良く大外を回って好時計をマークしてきた。上積みが期待出来そう。

エフフォーリア宝塚記念:6着、520kg(-2kg)6ヵ月)<C>
大きな馬の休み明けで、この中間は水、日以外も時計を出してきていることからも、まだ絞り切れていないところがあるのだろう。1週前追い切りは、終い先着も終始手応えに余裕がなく、残りの時間でどこまで変われるかとの印象はぬぐえず。

アリストテレス京都大賞典:11着、478kg(-10kg)中10週)<E>
京都大賞典から中10週あるが乗り込み量は多くない。2週前、1週前と終いの時計が甘く、変わり身は感じられず。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ボルドグフーシュイクイノックスラストドラフトの3頭をあげておきます。


◇今回は、有馬記念編でした。
有馬記念過去10年における、連対馬の調教内容について調べてみると、最終追い切りを強め、一杯で追われていた馬は15頭、馬なりでの調整だった馬が5頭。1週前追い切りでは、強め、一杯が10頭、馬なりでの調整は10頭という結果となっており、これまでこのコラムで紹介してきた他のレースと比べると明らか傾向が違うことが分かります。
特に勝ち馬の最終追い切りに関しては、強めに追ってきている馬が過去10年で8勝しているという状況で、これまで紹介してきたレースとは真逆の結果となっている点には驚きです。
有馬記念は寒い時期に行われるレースなので、馬体を絞り難いということがありそうですし、前走が秋の第一目標で、そこからもう1度仕上げ直しての有馬記念という馬が多いこともあると思います。メンバーも強くなり中途半端な仕上げでは勝ち負けできないため、勝負仕上げで臨んでくる陣営が多く、それらが実際に好走しているのではないでしょうか。
ちなみに、過去10年で前走海外レース出走から臨み有馬記念で連対した馬は、2013年1着のオルフェーヴル凱旋門賞)、2019年1着のリスグラシューコックスプレート)、昨年2着のディープボンド凱旋門賞)の3頭ですが、いずれも1週前、最終追い切りと強めに追われていました。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


そして、今回のコラムでは『有馬記念特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家17名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ジェラルディーナ
エリザベス女王杯は、外枠有利な日になり外枠に入ってその恩恵を受けて勝っただけだと思っていた。ところが2着だったウインマリリンが香港で勝ったことにより、どう評価していいかわからなくなってしまった。
そう言った意味でどこまでやれるか、注目している馬です。(◎は全く別の馬に打つ予定)

~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

イクイノックス
天皇賞は難しい競馬になったが、勝ち切ったところに成長がうかがえた。消耗度と順調度など加味しても、今回は中心視。


~~~~~【Umavishプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

馬券圏内に飛び込んでくれる穴馬を探すコンセプトで……。
近年の混合レースは斤量有利な牝馬、今年は特に好調な3歳世代に注目です。
3歳馬からジャスティンパレス。春のクラシックは輸送続きで馬体維持に苦労していた印象ですが、夏を越して精神面で成長してきたようで、秋2戦は好内容の走り。非根幹距離の重賞勝ちもあり、有馬記念ディープインパクト産駒は母系ノーザンダンサー系が大方を占めており、期待しています。

もう一頭、3歳馬からボルドグフーシュ菊花賞は、もう一完歩で勝利かという内容。比較的相性が良いロベルト系。追い込み脚質はどうかですが、そこはラスト有馬の福永騎手がエスコートしてくれるかと。

牝馬では人気を落としているアカイイトを。昨年は勝ったエリ女がピークのようでしたが、今年は前走から調子が上って来ているとの陣営コメント。こちらも非根幹距離は走るキズナ産駒でロベルト持ち。捲る競馬を期待してます。

有馬記念はリピーターレースでもあるので、ディープボンドも気になります。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ジャスティンパレス
菊花賞は勝負どころで詰まってブレーキの不利が痛かった。神戸新聞杯以降の内容が良く、マーカンド騎手への乗り替わりも魅力的。

ポタジェ
上がりかかったほうがよさそうで、天皇賞(秋)は適性外か? 人気がないのであれば抑えておきたい。

ディープボンド
去年の2着馬。渋い脚を使うので川田騎手は相当合いそう。宝塚記念は高速馬場で合わなかったが、大崩れしなかった。


~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

有馬記念の注目馬>
タイトルホルダーディープボンド

現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、タイトルホルダーエフフォーリアディープボンドが高評価となった。中でもディープボンドは、天皇賞、宝塚記念タイトルホルダーに敗れていることから、過小評価になりやすいと想定される。
1番人気になると目されるイクイノックスは、回収率の予測では低評価。馬の能力で言えばトップかもしれないが、過剰評価になると予測する。
以上から、確実性ならタイトルホルダー、回収率がもっとも期待できるのはディープボンドとなった。(最終的な回収率予測は、ファクターが出揃うレース前日深夜となります。)


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

注目馬は、イクイノックスです(人気になるでしょうが)。
秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも◎打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうこの馬(←古い感覚なのかもしれませんが(笑))。 天皇賞(秋)は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので……。
キタサンブラック産駒だけに、ブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離の面で気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も問題なかったように忙しい距離のほうがむしろ良くないのではないのではないでしょうか。
母父キングヘイローというのも(現役時代は、福永騎手が若い頃御せなくてずいぶん叩かれたりもありましたね(引退は寂しいですが、いい調教師になると思います))、世界的名血だけあり母父でいい成績を残しています。能力を伝え、母母父トニービンでこの距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬ではあるものの、4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

<山口吉野式スピード指数(近5走)>
101 タイトルホルダー(芝22)
97 エフフォーリア(芝25)
96 イクイノックス(芝20)
95 ヴェラアズール(芝24)、ディープボンド(芝22・芝25)
94 ジャスティンパレス(芝30)
93 ポタジェ(芝20)
92 ジェラルディーナ(芝22)、ボッケリーニ(芝24)
91 ボルドグフーシュ(芝30)
90 ラストドラフト(芝25)
89 アリストテレス(芝24)、ウインマイティー(芝20)
88 アカイイト(芝16・芝20)、イズジョーノキセキ(芝18)
85 ブレークアップ(芝25)

<前走回顧コメント>
アカイイト エリザベス女王杯 4着
1馬身出遅れ。殿から外に出してそれなりに伸びた。距離延長が良かったし、不器用なので内荒れ馬場の外枠という状況もマッチした。距離短縮ローテで時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

アリストテレス 京都大賞典 11着
押してやや掛かって好位。4角で被されて馬群を突いて伸びず。久々で完調ではなかった。揉まれ弱く掛かりやすいので注文が多い馬。時計が速過ぎない馬場の少頭数でハイペースが理想。

イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
スローペース後ろ寄り外から鋭く伸びた。2番手以降は緩い流れになったので距離短縮ローテの2000mにも対応できたし、馬場を考慮するとかなり遅い時計の決着になったのも良かった。大トビで広いコースが合うが、距離は2400mのほうが良さそう。

イズジョーノキセキ エリザベス女王杯 10着
スタンド前で狭くなって後退の不利。後ろ寄り馬群から伸びず。荒れた内を通る。良馬場のほうが良さそう。

ウインマイティー エリザベス女王杯 16着
ハイペース先行外で失速。荒れた内を通る。直線右にモタレ気味。距離短縮ローテで速い流れを追走する形になったのが響いた。

エフフォーリア 宝塚記念 6着
1馬身出遅れ。押して中団インから3角で馬群に入れて伸びきれず。直線右にモタレ気味。向こう正面でヒシイグアスの後ろにいたので、そのまま内を通ればもっとやれた。距離延長ローテは良かったが、もっと緩い流れやタフ馬場のほうが合う。ブリンカーの効果はあまりなさそうだし、少し衰えもありそう。

ジェラルディーナ エリザベス女王杯 1着
後ろ寄り外からよく伸びた。内荒れ馬場になったのが良かったし、大外枠でも壁を作って折り合えた。忙しい状況が合わない馬なので、距離短縮ローテや小回りの多頭数でごちゃつく形になるとマイナス。

ジャスティンパレス 菊花賞 3着
ハイペース中団馬群。4角で前が下がってきて後退の不利があったがよく伸びた。外枠でも馬群に入れて折り合えたし、スタミナ面で3000mをこなせたのは収穫。スタートや折り合いに進境を見せて安定感が増している。

タイトルホルダー 宝塚記念 1着(前々走)
押してハイペース単独2番手でロスなく運んでよく伸びた。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。直線が長いコースで上がりが速い状況になると良くないが、自分で競馬を作れるので崩れにくい。

ディープボンド 宝塚記念 4着(前々走)
押してハイペース先行で踏ん張る。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。スタミナ勝負や急坂が合う。もっとタフ馬場が理想。上がりが速い状況になるとマイナス。

ブレークアップ アルゼンチン共和国杯 1着
前と離れたスローペースインの3番手でロスなく運び、直線前の馬を避けるロスがあったが伸びた。不利を受けた馬が多く、展開も向いたので過信禁物。

ボッケリーニ ジャパンカップ 17着
好位4頭分外でかなりロスがあり失速。外枠が響いた。もっとタフ馬場や内枠のほうが合う。

ボルドグフーシュ 菊花賞 2着
1馬身出遅れ。ハイペース後方から馬群を徐々に進出し、4角で強引に外に出してロスがありながらもよく伸びた。出遅れやすく前に行けないので、少頭数や直線が長いコースのほうが安全だが、長距離やハイペースが良かった。距離短縮ローテで緩い流れになるとマイナス。

ポタジェ 天皇賞(秋) 13着
スローペース後ろ寄りインから馬群を突いてあまり伸びず。東京で上がりが速い状況は合わない。もっとタフ馬場で上がりが掛かる状況向き。

ラストドラフト アルゼンチン共和国杯 5着
スローペース後ろ寄りインから4角で外に出し、直線寄られる不利があったが伸びた。叩いて良化し、距離延長も良かったが展開不向き。

ヴェラアズール ジャパンカップ 1着
1馬身出遅れ。中団馬群で直線仕掛けが遅れたがよく伸びた。内枠が良かったし、壁を作って折り合えたのは収穫。スタートが課題。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~

中山2500mで求められる適性を考えるとタイトルホルダーが一番勝利に近いように感じますが、この馬とジェラルディーナは激走の反動がどうか?
イクイノックスは外せないが脚質、人気を考えると積極的にはなれない。
注目馬はブレークアップ
人気なく妙味十分、血統面でもサンプルが少ないようだが、中山2500mは125%の圏内率のようだし、何より本格化を感じる走りを見せている。一角崩しがあっても驚けないと思われる。鞍上も戸崎騎手なら期待出来る。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ボルドグフーシュ
菊花賞で勝ち負けに持ち込めば、有馬記念で波乱を演出するのはこの馬だとの思いもあり▲単穴指定しましたが、引退を控える福永騎手への乗り替わり、勝ち負けしたことで注目度が急上昇しオッズ妙味が想定外に低くなりそう。不安要素を含めて再検討の結果、有馬記念では押さえ程度もしくは消しで、勝負は春の盾まで持ち越しとしたい。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

タイトルホルダー
馬券圏内という観点から、まず外せない1頭ではないでしょうか。
実績はもちろん、脚質も崩れにくい先行策を得意とする馬。距離も他の馬にマイナスこそあれど、この馬にとってはプラスに働きそう。激走後の疲れや騎手の信頼性に疑問を持たれていますが、現役屈指の馬とみてます。当然内目の枠を引きたいところ。


~~~~~【ユーマキングオープロ(地方競馬プロ)】~~~~~

非根幹距離で相対的に指数を上げている馬に注目してみました。

イズジョーノキセキ
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ボッケリーニ
ボルドグフーシュ
ポタジェ  以上の6頭です。

枠順が決まって、この中から買えそうな馬がいれば軸にする予定です。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ディープボンド
昨年の有馬記念は、内をロスなく立ち回って直線もスムーズに抜け出す完璧な競馬ではあったが、差してきた4着以内の馬はどれもハイレベルだったし、素直に強かったと言える内容。
今回は有力馬に東京向きの馬が多く、昨年の覇者エフフォーリアも今のところ状態面は怪しい。前評判は今年も人気がなさそうなので注目しておきたい。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

イクイノックス
一歩抜けている 連ははずさないだろう。
☆面白いのはジャスティンパレス
Mデムーロ騎手は、スタートが抑え気味で2戦続けて惨敗したが、鮫島克騎手の積極的競馬で復活。マーカント騎手に乗り替わり、一発の可能性あり。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

上位人気馬がそれぞれの秋GⅠに照準を合わせて結果を残してきた中で、春の不振からここ一本に照準を合わせてきたエフフォーリアで大勝負します。
サラブレッドにとって、どこに調子を合わせるか? は昨今の競馬では重要。天皇賞、JC、凱旋門と一度調子をピークに仕上げた人気馬より余力満点。また、同一コース同一距離の勝利経験がある馬のアドバンテージは非常に大きく、昨年の有馬記念タイトルホルダー以下を破った中山2500mなら負けないとみています。
但し、その昔のマヤノトップガンの+16kgなどのような大幅馬体増なら小勝負とします。相手は当日発送直前まで吟味します。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

ブレークアップ
貴重なブランドフォード系の父ノヴェリストは今のところ種牡馬失敗だが、このブレークアップに頑張ってもらって評価を上げてほしい! 先行力と器用さを兼ね備えた馬なので舞台はあっていると思う。連勝の勢いのままにここでも健闘を。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

はじめに12月19日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。枠順確定前、最終追い切り前です。
有馬記念を予想するポイントとしては、ローテーション的に余力がどれだけ残っているか、3歳世代をどう評価するかの2点は重要だと考えております。
昔のようなトライアルから秋の天皇賞→JC→有馬記念のような馬は皆無になりましたが、海外挑戦する馬が増えたぶんローテーションは多彩になっています。
春の実績組のタイトルホルダーディープボンドはともに凱旋門賞から直行、意外と馬券になっているローテーションです。
最終追い切りを見てからになりますが、特に展開が有利に働きそうなタイトルホルダーは有力馬の一角の評価を与えたいです。

3歳勢、菊花賞からもしくは秋の天皇賞から直行の3歳馬はローテーションにも余裕があります。
そして、特に3歳勢はあと1週間経てば4歳になる有馬記念で古馬に対して2キロ貰い、これは大きなアドバンテージです。
昨年の覇者エフフォーリアと同じダービー2着→秋の天皇賞1着のイクイノックスは現時点での本命候補です。
ジャスティンパレスボルドグフーシュも伏兵として外せないと見ます。

他ではようやくG1制覇をし勢いに乗るジェラルディーナ、母と比較するのは酷だが母ジェンティルドンナがこの有馬記念を制しているのもポイントとして挙げておきます。
あとは、長期休養明けのエフフォーリアとJCを制したヴェラアズール
エフフォーリアに関しては春の競馬は見どころなしに終わりましたが、一気の復活はどうか? ヴェラアズールはムーア騎手からの乗り替わりと中山コース、そして中3週の競馬。この2頭は最終追い切りまで見てみたいです。

もちろん他の馬も最終追い切り、枠順まで確認して最終予想となりますが、
最大注目 イクイノックス
要注目 タイトルホルダー(強気に乗れば)
伏兵注目 ボルドグフーシュ(一発強襲)、ジェラルディーナ(イン突き出来る枠で)

現時点ではイクイノックスと心中する気でいます(笑)
券種は考えますが、単勝・複勝・馬連の軸・三連単マルチの軸、三連複の軸かな?
※現時点ですw


~~~~~【プロ】~~~~~

能力、展開面からタイトルホルダー優位と見る声が多いのは明らか。とはいえ、それだけでは面白味に欠けるので、ここではそれ以外の注目馬を挙げています。

ディープボンド
年初の時点では昨年よりも能力が一枚落ちているように思われたが、適性外と思えた高速決着の宝塚記念での好走を逆に評価したい。
馬場傾向や距離に関しては今回のほうが明らかに向いているし、追い切りの動きもいい意味で昨年と大きく変わらない印象。
相当に追わせるタイプなので、川田騎手との相性も良さそうに映る。

エフフォーリア
一度躓くと上向きづらい血統で、今年の戦績で手を出すのは勇気が要るのは確かだが、昨年と今年のパフォーマンス差があまりにも大きいだけに、単純に能力落ちで片付けて良いのか半信半疑なのが正直なところ。
少なくとも調教におけるフォームは春の時点よりも良くなっているように映るし、状態上向きにも関わらず人気下降となるなら、美味しい存在と見ることも出来るかもしれない。

ボルドグフーシュ
今年の菊花賞はかなりのハイレベル決着と見ており、同3着のジャスティンパレスも注目はしているが、1週前追い切りの時点での印象はこちらが上。
脚質やレースの運び方から中山に向くイメージは薄いものの、上向き出すと止まらず、且つ年末の中山の馬場に合いそうな父系でもあるため、どのようなレースを見せるのか楽しみな存在。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※

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2022年11月25日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本+欧州のいいとこ取り?『ハイブリッド型』レーン騎手/ジャパンカップ展望
閲覧 1,395ビュー コメント 0 ナイス 4

マイルチャンピオンシップは、レーン騎手騎乗のセリフォスが大外一気の差し切り勝ち。今回が初騎乗だったが、慌てず騒がずじっくりを脚を溜めたことが、ラストの末脚爆発につながった印象だ。

2着には馬群を捌いて伸びてきた昨年3着のダノンザキッド、3着にはソダシがしぶとく伸びてきた。期待した◎ソウルラッシュは外から伸びたものの、最後の最後でソダシに競り負けて4着。勝ち馬の鋭い決め手が際立った一戦だった。

それにしてもセリフォス騎乗、レーン騎手の勢いが止まらない。これで、春から数えて4戦連続G1好走。それもすべて人気薄なのだから恐れ入る。

安田記念 サリオス 8番人気3着
宝塚記念 ヒシイグアス 5番人気2着
エリザベス女王杯 ウインマリリン 5番人気2着
マイルCS セリフォス 6番人気1着

この他にオークスでもスタニングローズに騎乗し10番人気2着と好走しており、

「G1は黙ってレーンを買え」

という状況になっている。レーン騎手の素晴らしさは、いわゆる短期免許の外国人騎手、特に欧州の騎手から連想される「剛腕」だけではない点だろう。かつてリスグラシューメールドグラースノームコアを勝たせたような腕っぷしの強さはもちろん感じさせるが、前述したオークスではスタニングローズに騎乗しやや長いと思われる2400mを持たせたほか、エリザベス女王杯ではウインマリリンで脚を溜めて好走、今回のマイルCSでもセリフォスで後方待機を選択し直線末脚を爆発させた。

いわば、「日本人騎手の柔らかさ」と「欧州騎手の力強さ」を兼備した『ハイブリッド型』こそがレーン騎手の真骨頂なのかもしれない。しかも意外なことに、今回の来日ではまだ1番人気馬への騎乗ゼロと、そこまでいい馬ばかりに乗っているわけではない。今週末のジャパンカップにもおそらく伏兵になるだろうヴェルトライゼンデに騎乗予定だが、今の勢いならば侮れない存在になるかもしれない。

ジャパンカップ展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はジャパンカップ。注目馬はコチラ。

オネスト(ルメール騎手)

注目はオネスト&ルメール騎手。

今年は外国馬に出番があるとみて、オネストに注目したい。前走の凱旋門賞では全く見せ場なく敗れたが、欧州馬としては決め手のあるタイプで、タフな馬場の2400mはまったく合わなかった。適性外の一戦とみて良いだろう。むしろ再評価すべきは2走前の愛チャンピオンS。このレースは凱旋門賞でも注目を集めた勝ち馬ルクセンブルク以下ハイレベルなメンバーが揃っていた一戦で、3着は本番・凱旋門賞で2着したヴァデニ、4着は日本でもおなじみのミシュリフだった。

本馬の父・フランケルは、すでに日本でも複数のG1ホースを輩出しており適性は証明済み。鞍上には東京2400mを知り尽くした『日本人騎手』のルメール騎手が騎乗できるのも大きなプラス材料だろう。久々に外国馬の快走が見られそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年7月1日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】充実期に一気に力をつけるドゥラメンテ産駒/ラジオNIKKEI賞展望
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先週の宝塚記念は◎ヒシイグアスで初志貫徹。道中の位置取り、コース取りともにほぼ完璧で、4コーナーでは勝ったかと思ったが前に一頭強い馬がいた。その勝ったタイトルホルダーは、距離短縮も2番手からの競馬もまったく問題なく完勝だった。

ドゥラメンテ産駒はこれで今年の春G14勝目。スターズオンアース桜花賞オークスの2冠を制覇し、タイトルホルダー天皇賞(春)宝塚記念を制覇。そのほかの産駒を見ても、アリーヴォは条件クラスから連勝で重賞初制覇し大阪杯でも3着、バーデンヴァイラーは初ダートから6戦5勝と破竹の勢いで重賞に挑んだ。

ドゥラメンテ共同通信杯2着から皐月賞日本ダービーの2冠を達成した馬で、父同様に充実期に一気に力をつける印象がある。つくづく早逝が惜しまれるが、馬券を買う上では一気に力をつけて行くタイミングを逃さないようにしたい。

なお、先週の阪神芝は宝塚記念もそうだったように外枠不利が顕著。特に15番枠より外の馬は22頭が出走して1頭も馬券に絡めなかった。宝塚記念で言えば15番枠のディープボンドの4着は大健闘。次走はどこを使ってきても初戦から狙ってみたい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】シルバーエース(土曜阪神9レース・鷹取特別/3着)

今回はかなりメンバーが揃った強敵相手に加えて展開も厳しく想定外に絡まれる形になったが、それでもバッタリ止まらないのは地力の証。絡んで来た同型馬は早々に失速し14着に沈んでおり、本馬の3着はむしろ良く粘ったといえる。自分の形ならとにかくしぶといので、現級なら引き続き軸で信頼していい。

~ラジオNIKKEI賞展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末からはいよいよ本格的に夏のローカル開催がスタート。ココではラジオNIKKEI賞の注目馬を取り上げたい。

クロスマジェスティ三浦皇成騎手)

注目はクロスマジェスティ三浦皇成騎手。前走の桜花賞はイン有利の立ち回り勝負でチグハグな競馬になってしまい惨敗。相手も強かったのでノーカウントでOKだろう。父ディーマジェスティの産駒は小回り巧者が多く、皐月賞を制した父同様に中山やローカルコースでの活躍が目立つ。そういう意味で福島1800mへのコース替わりはプラス。コーナーも上手なので、上手く好位で流れに乗れればチャンスがありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年6月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬に適性があるように騎手にも適性がある/宝塚記念展望
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先週のマーメイドSは◎ウインマイティーが勝利。好位インに上手く入れて、直線抜け出し、久々の快走だった。当初は本コラムにも記した通りマリアエレーナが本命予定だったが、今回は枠順と馬場状態を見て変更。和田騎手ならば積極策からインを突いてくれる…と期待してのものだった。

我々ファンはいつも勝手な願望を騎手に押し付けてしまうもので、実際のところその期待通りに乗ってくれることなどほぼない。それが悪いわけではなく、あんなに大きな生き物が群れを成して走るのが競馬なのだから思い通りにいかないのが当たり前。そんな中でウインマイティー=和田騎手は本当に年に数回あるかないかレベルの、こちらの描いていた理想通りの騎乗だった。

2着のマリアエレーナ坂井瑠星騎手もソツなく先行してしぶとく脚を伸ばした。決して派手なタイプではないが、常に馬の力を引き出してくれるという点において、若手の中では一枚抜きん出た存在になりつつある。3着のソフトフルート=川田騎手は阪神芝二千での信頼度が高いジョッキー。これは覚えておくと今後も何度も使えるはず。幸いにして京都改修工事の完了はまだ先。阪神芝二千の大舞台も数多く行われるので、その際は川田騎手のことを思い出したい。

繰り返しになるが、騎手を馬券に生かす上で大事なのは上手いか下手かではなく特徴を知るという意識。馬にも適性があるように騎手にも適性があるということは、常に心得ておきたい。

なお、先週の阪神芝では和田騎手が4勝。馬場のインが良く、さらに急坂コースなので、インにこだわる上にガッツがある和田騎手に現在の馬場は合っている。ディープボンドとのコンビでもきっとラチにこだわる騎乗をしてくれるはずだ。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】メイショウフウジン(日曜阪神10レース・オークランドRCT/1着)

今回は何が何でも行く姿勢を見せての逃げ切りで、これで逃げれば馬券圏内パーフェクト。テンのスピードが課題だっただけに距離短縮の1800mで逃げられたこと自体が収穫で、今回の内容ならばオープンでも通用しそう。血統的にも伸びしろがありそうなので、引き続き1800m以上を使ってくれば好勝負になる。

宝塚記念展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末はいよいよ春のグランプリ・宝塚記念が行われる。例年にも増して好メンバーが揃ったが、その中で注目したいのは…

ヒシイグアス(レーン騎手)

注目はヒシイグアス&ダミアン・レーン騎手。前走の大阪杯は外を回すロスがありながらも最後までしぶとく脚を使えていた。香港遠征の予定が中止になった影響もあり陣営も多少急仕上げを認めていたが、その中での好走はG1でも好勝負できる能力を証明したといえそう。ズブさのあるタイプなので距離延長は歓迎。何より今回は追えるレーン騎手が乗れるのは大きなプラス材料。過去に騎乗経験があり、その時も直線力強く抜け出して勝利。距離延長&鞍上強化で、前走からさらに前進があるとみて狙いたい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ヒシイグアスの口コミ


口コミ一覧

【人気の傾向】🎯大阪杯

 極駒 2023年3月26日() 18:52

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大阪杯
【指数】
1位🤔ヒシイグアス   100.4
2位   ジャックドール   100.2
3位   ジェラルディーナ   99.8
4位   プログノーシス   99.8
5位   ヴェルトライゼンデ   99.8
【コラム】は🤔不安感?


【人気の傾向】
過去20年、1番人気の勝率、連対率、複勝率はいずれも好水準で単勝&複勝回収率も優秀だ。2007年以降で検証しても【6.3.4.3】となかなかの安定感を示しており2~4番人気の数値も悪くない。その一方1~3番人気の上位独占はゼロ。単勝オッズ3倍未満の支持を集めた馬たちが3着以下に敗れた、2021年や2022年のように波乱決着となることもある。高配当を求めるのであれば人気サイドと5番人気以下の伏兵陣を上手に絡めて馬券を組み立てたい
~~~~~~~~~~~
最近の🎯結果は
837人気🎯穴目決着
461人気🎯基準決着
241人気🎯本命決着
924人気🎯基準決着
162人気🎯基準決着
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基準予想【軸2頭→紐1頭】
穴目予想【軸1頭→紐2頭】
軸1234→紐56789人気

 ken1 2023年3月12日() 21:17
金鯱賞はZI値で軸を絞りきる
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★金鯱賞 ※~16年は12月施行、17年~3月開催

★★A……ZI値3位以内が連対6/6年、
⇒○1位12プログノーシス、2位10フェーングロッテン、3位4ディープモンスター

B……3着以内馬は、前2走でaG1で3着以内5/18,
bG2、3で3着以内3/18,cOP勝ち3/18,d前々走3勝級勝ち2/18,
eOP以上1人気2/18,
残り3頭は、リピーターの18年サトノノブレス(15,16年3着)と
サトノダイヤモンド(皐月3、有馬1)21年ギベオン(中日新聞杯1,NHKマイル2)
※二千重賞3着以内とG1連対
⇒○aなし
★★b1アラタ、2マリアエレーナ、6ルビーカサブランカ、10番
  c4ディープモンスター、
  d11ヤマニンサルバム
 ★e12プログノーシス
  ※9ポタジェ(21年3、大阪杯1)

★※C……近3走以内で勝ち有り(5/4/5/16)なし(1/2/1/39)
⇒○2番、4番、7番、11,12番

★D……年明け以降の出走回数:0回(4/5/3/23)1回(2/0/3/27)2回(0/1/0/5)
⇒○9、12番
 △11番

★★E……前走1人気(2/0/2/4)2人気(1/0/1/8)3人気(1/1/1/2)4人気(0/0/0/6)
5人気(0/1/0/5)6~9人気(2/0/1/19)10人気以下(0/1/0/8)
⇒3人気以内○2,4,10,11,12番

※F……勝ち馬の前走はG1で連対か0.3差以内、あるいは白富士S0.4差以内
⇒○11番

★★★G……前走0.9差以内(6/6/8/29)1.0差以上(1/3/1/35)
⇒○1,2,3,4,7,10,11,12番

H……4歳 (4-2-1-11)22.2% 33.3% 38.9%
   5歳 (1-3-3-16) 4.3% 17.4% 30.4%
   6歳 (1-0-2-15) 5.6% 5.6% 16.7%
   7歳上(0-1-0-13) 0.0% 7.1% 7.1%※2着はリピーター
★⇒4才○10、11番
★5才▲2,4,5,7,12番
★6才 1,6,9番
 7才×3,8番

I……馬体重500K以上(6/2/5/16)500K未満(0/4/1/39)
⇒○前走該当無し
 ▲11番(前々走500K)490k台=3,11番

★J……逃げた馬(2/2/1/1)
⇒近走逃げ○10番、11番
 番手▲2番

今年はG1出走組が9番のみと寂しいメンバー
ならば距離コース適性の高さや好調さ、そして毎年の様に逃げ馬台頭の展開が重要
コース適性で言えば4戦4勝の11ヤマニンサルバムは前走白富士Sでサリエラの0.2差3着
サリエラは愛知杯勝ち馬アートハウスにローズSで0.1差
白富士S2着ドーブネは次走中山記念で宝塚2着のヒシイグアスに0.2差、中山金杯2着
ラーグルフに0.1差とハイレベルのレース

その中山金杯3着が10番で、ここは外枠でも好発からハナを切って行けば粘り込める
展開
愛知杯でアートハウスより1.5k重い56.5kのトップハンデで0.5差3着した
2番が、内から番手マークで行けば55Kなら伸びしろ有り
1番も中山金杯では57kで56Kの10番にクビ差で、ここは同斤57kなら逆転の目
もあり
1人気12番は川田に手戻りで乗れば4戦4勝だが追い込み脚質でどこまで
差し届くか

馬連10→2,11各五百円
三連複(2,10,11)2頭軸=(1,12)ー4,6各三百円13点
1頭軸で各百円15点
三連単(2,10,11)→(2,10,11)→(1,2,4,6,10,11,12)
フォーメーション各百円30点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り、敢えて買うならお勧め出来無いが10番単勝少々
≫≫12-10-1
10番が逃げて直線粘り込むところを鋭い末脚爆発で外から12番が差しきる
1番は好位の内々ロス無く進めてなだれ込む
11番は番手進むも直線伸びず、2番は想定より後ろになって中団で揉まれる
データ的には、メンバーが団子状態で絞りづらかったが、それでも直坂コース古馬OP連対
実績は最低限必須だったかと
となれば11番など切れていたし、牝馬はG1級で無いなら牡馬混合OP以上実績が不可欠
ではあったそれにしても少頭数ならやはり逃げ馬と末切れる馬が優位

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 Haya 2023年3月9日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2023.03.09. 
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おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

今週は、暖いですね!?

気象庁の発表によると、愛知県(名古屋市)の”桜開花予想”が「3月19日(日曜)」らしいです。平年(3月22日)より3日早いのですが、自然の移り変わりだけは止められない!!


【2023週間スケジュール】

一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  

宜しくお願い致します。

【重賞レース予想 第3期途中経過】
第03期(02月26日~03月19日)12戦(中山記念~阪神大賞典)

週末競馬は、当てる事ができたのか!?

4日(土)オーシャンS(G3)では11番キミワクイーンを推奨!
ワイド(11-7,9,15) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

4日(土)オーシャンS(G3)で推奨馬キミワクイーン(4人気)は、スタート良く6番手辺り追走から、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、3~4角辺りから追い出しも最後の伸びを欠き馬群へと沈み込み12着惨敗…残念。

レースは、中団から進出したヴェントヴォーチェ(2人気)が、直線で抜け出し、追い込んだディヴィナシオン(15人気)に2馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にエイシンスポッター(5人気)が入り、大波乱決着?? 当然ながら馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? では何故ヴェントヴォーチェが勝てたのか!? 今開催の中山芝は人気薄含めて差しがよく届く?? 先週も先行有利の中山記念は今年、4角8番手辺りからヒシイグアスとラーグルフのワンツーと珍しい差し決着。翻ってオーシャンSも、外差し勢が上位を占めた。結論からすれば、馬場状態(トラックバイアス=馬場の偏りというのは走る位置による有利不利の事を指す)にあった。皐月賞まで続く中山競馬のキーポイントかも??

4日(土)チューリップ賞(G2)では8番ドゥーラを推奨!
馬連(8-2,11,13) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・

4日(土)チューリップ賞(G2)で推奨馬ドゥーラ(1人気)は、スタート後ダッシュできず中団後方追走、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、コースを内側から抜け出せず伸びを欠き馬群へと沈み込み15着惨敗…残念。

レースは、先手を取ったモズメイメイ(7人気)が、そのまま逃げ切り、追い込んだコナコースト(6人気)にハナ差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にペリファーニア(2人気)が入り、波乱決着?? 当然ながら馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? では何故、重賞勝ち馬キタウイング、ドゥーラ両頭共に馬券に絡めなかったのか?? レース展開が、ほぼスローペースの団子状態で、ゴチャついた競馬になり、”位置取り”が要因か?? まず、1番人気ドゥーラは15着大敗。前走より流れが遅く置かれなかったが、終始馬群のなかで競馬し、最後の直線も外に出せず、馬群のインスペースを突くも馬体をぶつけられ、万事休す。もう1頭のキタウイングは7着。栗東入厩で調整されたこともあり、馬体重は増減なし。前走と同じくインを狙う競馬で進路を奪い合っての差し競馬。で、その進路の奪い合いがキタウイングとドゥーラだった。結論を言えば、次走(桜花賞)期待できるのは7着キタウイング(後半上がり3F推定33秒5 2位)。15着ドゥーラの復活は、遠のいたかも??

5日(日)弥生賞(G2)では2番ワンダイレクトを推奨!
枠連(2-4,7)/3連複(2-4,7,8-1,3,6,10) 
結果は、3連複が的中!(3連複800円)

5日(日)弥生賞(G2)で推奨馬ワンダイレクト(2人気)は、若干スタート悪く後方から促されて5番手辺り追走、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、ゴール手前で伸びを欠き何とか3着確保…残念。

レースは、好位でレースを進めたタスティエーラ(3人気)が、直線で先頭に立って押し切り、内を突いたトップナイフ(1人気)に1馬身差をつけ優勝。馬券は、押さえの3連複が的中もトリガミ…畜生!?

反省点として、軸馬選択の失敗!? もう一つは馬券種の選択!? つまりは前日の負けを取り戻そうと、焦った結果。では何故、ワンダイレクト(3着)が勝てなかったのか?? 距離こそ違うが土曜・オーシャンS同様に、馬場状態(トラックバイアス=馬場の偏りというのは走る位置による有利不利の事を指す)。ルメール騎手は距離がギリギリだとジャッジしていたが、1、2着馬とは位置取りと通ったコースの差であり、むしろ決め手では上回っていただけに、この経験値を活かしてもう少し積極的な競馬をすれば次走(皐月賞)に期待できる。

【短 評】
週末、3戦3敗…惨敗みたいな感じ。先週も同様に、ヤル気が無くなる状況?? 普段から、的中率は低く、回収率も微妙な感じ。馬券が当たらないのは、メンタル面に響く?? ただ、自分で分析する中で解ったことは、例年とは違う? 現在の馬場状態(トラックバイアス)。馬券の予想で重視している過去のデータ・血統に加えて、馬場状態(トラックバイアス)も必須か!! 今週末は中山・阪神に中京競馬も始まる。先ずは3重賞(中山牝馬S、フィリーズレビュー、金鯱賞)でリスタート(restart)です。


【先週重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(オーシャンS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
2番ナランフレグが該当=結果9着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(チューリップ賞)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
17番ペリファーニアが該当=結果3着的中!(複勝250円)

(弥生賞)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数2位"
6番タスティエーラが該当=結果1着的中!(複勝130円)


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(中山牝馬S)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数3位”

*無条件
過去10年内(0-3-1-6/10)
勝率0%/連対率30%/複勝率40%/単勝回収値0/複勝回収値98
近5年内 (0-2-0-3/5)
勝率0%/連対率40%/複勝率40%/単勝回収値0/複勝回収値100

人気上位馬がやや不安定な成績、近年は波乱傾向が強いレース!?
昨年(6着)外れているだけに、今年は期待大!?


(フィリーズレビュー)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数5位”

*無条件
過去10年内(1-1-2-6/10)
勝率10%/連対率20%/複勝率40%/単勝回収値139/複勝回収値137
近5年内 (1-0-1-3/5)
勝率20%/連対率20%/複勝率40%/単勝回収値278/複勝回収値140

人気上位馬が不安定な、波乱含み傾向が強いレース!?
昨年(4着)外れているだけに、今年こそは期待大!?


(金鯱賞)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(3-2-3-2/10)
勝率30%/連対率50%/複勝率80%/単勝回収値49/複勝回収値105
近5年内 (3-1-1-0/5)
勝率60%/連対率80%/複勝率100%/単勝回収値98/複勝回収値118

人気上位馬は安定した成績も、意外な伏兵馬に注意!?
5年連続馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


詳細は、noteまで訪問して下さい。
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2023年2月26日中山記念 G21着
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2023年2月26日 中山記念 G2 1着
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