美浦所属リーディングジョッキー上位3名の3月2日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
3月2日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ニッシンゲッポ
5R 3歳未勝利(芝2,200m) フェルヴァーラ
6R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) トルショー
7R 3歳1勝クラス(芝1,600m) オンザムーブ
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ジャミラヌール
9R 富里特別(芝1,800m) パンジャ
10R アクアマリンS(芝1,200m) ジューンブレア
11R 中山記念・G2(芝1,800m) パラレルヴィジョン
10RのアクアマリンSはジューンブレアに騎乗。デビュー勝ちを果たした後は重賞で苦しい走りが続いたが、芝の自己条件に戻ると1、4、1と安定した成績を残している。これまでのレースぶりからスピードがあることは分かっているだけに、3勝クラスでも上位争いが出来ても良いのではないだろうか。11Rの中山記念ではパラレルヴィジョンに騎乗する。昨年のダービー卿CT制覇以降、大きな着順が並んでいたが前走の中山金杯で勝ち馬から0秒4差の6着と久々に上位争いに食い込んだ。今回は初重賞制覇に導いた戸崎圭太騎手とのコンビ復活で前進を狙いたい。
【丹内祐次騎手】
3月2日(日)小倉競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,700m) コスモシェルベット
2R 3歳未勝利(芝1,200m) カシノメンコチャン
5R 3歳未勝利(芝1,800m) ムーンナイトローズ
6R 4歳上1勝クラス(芝2,000m) コスモエクスプレス
7R 4歳上1勝クラス(芝1,200m) エクセルゴールド
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,700m) シルバーニース
9R あざみ賞(芝1,200m) ヒラボクカレラ
10R 別府特別(芝1,800m) マイネルブリックス
11R 関門橋S(芝2,000m) ガジュノリ
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,700m) ガラスノブルース
10Rの別府特別はマイネルブリックスに騎乗。近走でもコンビを組んでおり、これまでに【1-0-2-1】の成績をあげている。2勝クラスでも目途がたってきているだけに今回でクラス卒業を目指したい。11Rの関門橋Sではガジュノリに騎乗する。昇級初戦の前走は迎春Sでいきなり0秒3差の4着と好走し、3勝クラスでも勝負が出来ることを証明してくれている。今回はデビュー以来、最も重い56キロの斤量を背負うことがポイントとなりそうだが、小倉開催で絶好調の丹内祐次騎手を背に上位争いに食い込みたい。
【横山和生騎手】
3月2日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ポートタウランガ
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) アイオリア
5R 3歳未勝利(芝2,200m) ダノンアンチュラス
6R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) サムシャイン
9R 富里特別(芝1,800m) オルノア
11R 中山記念・G2(芝1,800m) グラティアス
6Rの3歳1勝クラスはサムシャインに騎乗。デビュー以降、惜しい競馬が続いていたが前走で圧倒的な人気に応え念願の初勝利をあげた。その時の勝ちタイムは、同日に行われた同条件の4歳上1勝クラスよりも0秒2速いものだった。そのことを物差しにすると、同等のパフォーマンスが発揮できれば昇級初戦でも十分に戦えて良いのではないだろうか。5Rの3歳未勝利ではダノンアンチュラスに騎乗する。2023年のセレクトセールで税込み2億7,500万円の超高額で取引をされた本馬。半兄のシュトルーヴェは現役で重賞を2勝しており、アンティシペイトはオープンクラスで活躍した。兄達の活躍に続くためにもまずは初勝利を目指したい。