バスラットレオン(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2018年3月25日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主広尾レース 株式会社
生産者三嶋牧場
生産地浦河町
戦績29戦[5-0-5-19]
総賞金11,799万円
収得賞金12,860万円
英字表記Bathrat Leon
血統 キズナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャットクイル
バスラットアマル
血統 ][ 産駒 ]
New Approach
ザミリア
兄弟 レターマイハートドゥマーヴェリック
市場価格
前走 2024/11/04 JBCスプリント G1
次走予定

バスラットレオンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/11/04 佐賀 10 JBCスプリ G1 ダ1400 12--------8** 牡6 57.0 古川奈穂矢作芳人 495
(--)
1.28.1 1.3----タガノビューティー
24/10/19 東京 11 富士S G2 芝1600 171157.41217** 牡6 57.0 吉田豊矢作芳人 494
(-2)
1.33.3 1.235.0ジュンブロッサム
24/07/07 小倉 11 プロキオンS G3 ダ1700 164746.0916** 牡6 58.0 坂井瑠星矢作芳人 496
(-6)
1.46.2 3.541.2ヤマニンウルス
24/06/19 浦和 11 さきたま杯 G1 ダ1400 12--------7** 牡6 57.0 内田博幸矢作芳人 502
(--)
1.28.8 2.1----レモンポップ
24/02/24 サウ 6 1351TS G2 芝1351 14--------10** 牡6 57.0 坂井瑠星矢作芳人 --1.18.8 1.0----アナフ
23/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 16714177.81415** 牡5 58.0 鮫島克駿矢作芳人 498
(+9)
1.34.6 2.136.4ナミュール
23/11/03 大井 10 JBCスプリ G1 ダ1200 15--------7** 牡5 57.0 J.モレイ矢作芳人 489
(--)
1.13.8 1.8----イグナイター
23/09/10 韓国 7 コリアスプリ G3 ダ1200 15--------3** 牡5 57.0 坂井瑠星矢作芳人 482
(--)
1.11.1 1.1----リメイク
23/05/31 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 10--------3** 牡5 57.0 坂井瑠星矢作芳人 489
(--)
1.25.6 0.3----イグナイター
23/03/25 アラ 2 ゴドルフィン G2 ダ1600 14--------4** 牡5 57.0 坂井瑠星矢作芳人 --0000 ------アイソレート
23/02/25 サウ 4 1351TS G3 芝1351 11--------1** 牡5 57.0 坂井瑠星矢作芳人 --1.17.4 -0.1----カサクリード
22/12/24 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 18475.844** 牡4 57.0 川田将雅矢作芳人 498
(+8)
1.20.4 0.235.5ダイアトニック
22/11/12 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 164821.973** 牡4 58.0 坂井瑠星矢作芳人 490
(--)
1.35.7 0.135.6ギルデッドミラー
22/08/14 フラ 4 ジャック・ル G1 芝1600 9--------7** 牡4 59.5 坂井瑠星矢作芳人 --1.35.4 1.4----インスパイラル
22/07/27 イギ 4 サセックスS G1 芝1600 7--------4** 牡4 61.5 坂井瑠星矢作芳人 --0000 ------バーイード
22/03/26 アラ 2 ゴドルフィン G2 ダ1600 16--------1** 牡4 57.0 坂井瑠星矢作芳人 --1.36.0 ------デザートウィズダム
22/01/05 中京 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 16129.959** 牡4 55.0 坂井瑠星矢作芳人 492
(+8)
1.33.4 0.535.6ザダル
21/11/13 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 164821.71013** 牡3 57.0 菅原明良矢作芳人 484
(-2)
1.36.7 1.738.1ソリストサンダー
21/10/23 東京 11 富士S G2 芝1600 172414.7712** 牡3 55.0 坂井瑠星矢作芳人 486
(+4)
1.34.4 1.235.4④④ソングライン
21/09/12 中山 11 京成杯AH G3 芝1600 166116.2215** 牡3 54.0 藤岡佑介矢作芳人 482
(-2)
1.33.3 1.334.8⑭⑫⑪カテドラル

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バスラットレオンの関連ニュース

ニュージーランドTは中山芝1600mで施行の3歳限定G2。

2歳マイル王者のアドマイヤズームが、チャーチルダウンズCではなく、ここから始動する。意図がよくわからなかったが、友道調教師はNHKマイルCを前に輸送を経験させる、という趣旨のコメントを出していた。

朝日杯FS勝ち馬のニュージーランドT参戦と言えば、23年1番人気7着ドルチェモアを思い出すが、今年はどうだろうか。

過去10年逃げた馬の成績は[3-1-1-6]と好調。3着以内馬5頭は以下のとおり。

24年 9番人気3着ユキノロイヤル
22年 3番人気1着ジャングロ
21年 2番人気1着バスラットレオン
19年 4番人気1着ワイドファラオ
17年 8番人気2着メイソンジュニア

勝ち切るなら人気サイド、圏内なら人気薄という並び。ユキノロイヤルワイドファラオ、メイソンジュニアは1枠か2枠、ジャングロは11頭立ての6枠6番、バスラットレオンも3枠6番と全馬逃げやすい枠を引いている。

中山芝1600mは初めのコーナーまで短く、内からすんなり先手を取れそうな馬は狙い目かもしれない。

ペースを見ると、人気薄2頭が粘った17年と24年に加え、19年も緩やかな流れ。21年と22年は平均くらい。

逃げ馬が馬券外に敗れた5年も見ると、前傾ラップ4回、前後半フラット1回と流れている。18年3番人気7着カシアス、20年4番人気13着カリオストロ、23年1番人気7着ドルチェモアと人気サイドの逃げも含まれ、ペースと位置取りが概ね連動している。

逃げ馬以下、先行[4-2-4-30]・中団[3-5-4-49]・後方[0-2-1-36]と、直線の短い中山らしく後ろすぎると厳しく、ある程度流れる想定だとしても、後方一気は難しいか。

出走馬14頭のうち、前走逃げた馬はルナルーチェット(中山芝1600m・未勝利1着)とストレイトトーカー(中山芝1600m・1勝クラス1着)で、今回は前者3枠4番に対し、後者は8枠14番。

ルナルーチェットは前走最内枠からテン1ハロン12.7秒と速くない。ただ、キャリア初の逃げで7馬身差圧勝なので、スタートが決まれば先手主張もありそう。

近3走に範囲を広げると、ベイビーキッス(小倉芝1200m・未勝利1着)、ルージュラナキラ(東京芝1400m・新馬戦1着)、ジェットマグナム(京都芝1800m・きさらぎ賞9着)、アタラシイカドデニ(中山芝1600m・1勝クラス2着)も逃げた経験をもつ。

ルナルーチェットの内に入ったベイビーキッスは、逃げたスプリント戦のテン1ハロンが11.8秒。前走の1勝クラス1着も同じく小倉芝1200mで、テン11.8秒を7枠14番から2番手につけている。

2ハロン延長の今回は、スピードの違いでハナという可能性もあり、そこそこ流れそう。

イミグラントソング。キャリア4戦中、中山マイルを2回走り、内を突いて窮屈だった新馬戦4着とレコード決着から0.1秒差のひいらぎ賞2着。前に苦しい流れのなか、後方から差し脚を伸ばした。前走1勝クラス1番人気3着はスローに泣かされ、1勝馬でも展開が向けばやれそう。馬券は◎の複勝。

バスラットレオンがトルコで種牡馬入り 2024年11月24日() 04:37

2021年のGⅡニュージーランドTなど国内外で重賞を3勝したバスラットレオン(牡6、父キズナ)が、トルコで種牡馬入りすることが23日、明らかになった。所有する広尾サラブレッド倶楽部がホームページで発表した。6日付で登録抹消されていたが、トルコジョッキークラブへの無償譲渡が決まった。

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【武蔵野S2024】逃げ馬の作る展開から推理 東京ダートマイル巧者勢揃いでも、単騎逃げを想定してあの馬から 2024年11月8日(金) 17:00

武蔵野Sは東京ダート1600mで施行のG3。

ユニコーンS(東京)に好走歴をもつペリエールペイシャエスサヴァに加え、タマモロックも舞台巧者で、そこにエニフSを完勝のエンペラーワケアもいる。

このメンバーのなかでいい勝ち方をした馬は、同じコースのG1、来年のフェブラリーSでも期待をもてそう。過去10年のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[1-0-1-8]。馬券に絡んだ2頭は、2016年8番人気1着タガノトネール、2022年7番人気3着バスラットレオン

タガノトネールの年は重馬場、勝ち時計1分33秒8は芝並の時計で、2着のゴールドドリームを振り切ったのはすごいが、ちょっと特殊な条件だった。

バスラットレオンの年は、半マイル48秒0は最も緩い流れ。勝ったギルデッドミラーは上がり最速34秒8と素晴らしい脚を使っている。

東京ダートマイルは、2コーナーのポケットからスタートすると、3コーナーまで640mとかなり長く、はじめの2ハロンは下りになるうえ、武蔵野Sは毎年頭数が揃うので、それほど楽なペースにはならない。

そのうえホームストレッチも長いとなれば、控えた馬のアベレージが高くなる。反対にそのなかで粘った先行勢がいたら、今後注目かもしれない。

▼脚質別成績
逃げ 10.0%  10.0% 20.0%
先行 2.9%  14.3% 25.7%
中団 6.1%  12.1% 13.6%
後方 8.5%  12.8% 21.3%
※数字は左から勝率・連対率・複勝率

中団[4-4-1-57]、後方[4-2-4-4]で、3着以内30頭中19頭を占める。上がり最速馬は[6-1-3-2]で複勝率83.3%。末脚自慢を狙うのがベターと言えそう。

少し気になるのは、逃げ馬がメイショウテンスイくらいしかいないこと。前走は佐賀の交流重賞で大敗したが、2走前のジュライSを逃げ切っている。7戦ぶりの1700mで、32戦ぶりに吉田豊騎手とタッグを組み、33戦ぶりに勝利を挙げた。

1400mを中心に使われ、逃げたり逃げられなかったりで、距離延長でスムーズにハナを叩けた。今回のメンバーでは能力的に厳しい気もするが、単騎逃げでペースを落とす率はある。もしかすると、ドルチェモアが絡んでくるかもしれないが……。

対象期間中、前半4ハロンが最も遅い2022年は1着4角7番手、2着3角3番手、3着4角1番手。次に遅い2017年は、唯一の前半4ハロン47秒台で、4角3番手以内の馬が馬券内を独占し、3連単178万馬券の大波乱が起こった。

4角2桁位置の馬が馬券に絡んでいないのはこの2年しかなく、いくら末脚優位の東京ダートマイルとはいえ、多頭数のスローで馬群が伸びれば後ろすぎて届かない。その可能性をふまえると、有力馬のなかでも前に位置を取りつつ、脚を使える馬が良さそう。

ペリエール。新馬、オキザリス賞を連勝した勢いを思えば、近2走オアシスS2着、グリーンチャンネルC3着は頭打ちの気もするが、どちらも苦しい外枠だった。昨年の武蔵野Sは最内枠から1番人気9着で、これは案外な負け方だった。ただ、砂被りがダメな感じはなく、ユニコーンS勝ちは内枠。石川騎手なら積極的に運びそうだし、今回3枠4番ならもう一度期待してみたい。馬券は◎の単複。

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国内外で重賞3勝 バスラットレオンが登録抹消、種牡馬に 2024年11月7日(木) 13:59

2021年のGⅡニュージーランドTなど国内外の重賞を3勝したバスラットレオン(栗東・矢作芳人、牡6)が、6日付で競走馬登録を抹消された。今後は種牡馬になる予定だが繋養先は未定。通算29戦5勝(うち地方4戦0勝、海外7戦2勝)で重賞勝ちは他にサウジアラビアGⅢ1351ターフスプリント、UAEGⅡゴドルフィンマイル。獲得賞金3億4670万6400円(うち地方800万円、海外2億2071万6400円)。4日のJBCスプリント8着が最後のレースとなった。

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【香港国際競走】GⅠ4競走に予備登録を行ったJRA所属馬を発表 2024年10月23日(水) 18:23

JRAは23日、香港国際競走(12月8日、香港のシャティン競馬場、GⅠ)に予備登録を行ったJRA所属馬を発表した。

香港C(芝2000メートル)=アルナシーム(2)、エルトンバローズ(1)、キラーアビリティ(1)、グランディア(2)、コスモキュランダ(1)、コンクシェルゴンバデカーブース(2)、サトノグランツ(2)、ジェイパームス(2)、ジオグリフ(2)、シンエンペラー(2)、スタニングローズ(1)、ステレンボッシュ(1)、タスティエーラ(1)、ダノンベルーガ(1)、ドゥレッツァ(1)、ノースブリッジ(1)、フォーエバーヤング(1)、ブレイディヴェーグ(1)、プログノーシス(1)、ホウオウビスケッツホールネス(2)、ラヴェル(1)、リバティアイランドリフレーミング(1)

香港マイル(芝1600メートル)=アグリ(1)、アルナシーム(1)、ウインカーネリアン(2)、ウインマーベルエルトンバローズ(2)、オオバンブルマイ(1)、オフトレイルキングエルメス(1)、ゴンバデカーブース(1)、サクラトゥジュールサンライズロナウドジェイパームス(1)、ジオグリフ(1)、ジャンタルマンタルシュバルツカイザー(2)、セリフォスソウルラッシュダノンマッキンリー(2)、ナミュールバスラットレオン(1)、ラヴェル(2)

香港スプリント(芝1200メートル)=アグリ(2)、ウインカーネリアン(1)、オオバンブルマイ(2)、キングエルメス(2)、サトノレーヴジャスパークローネシュバルツカイザー(1)、ダノンマッキンリー(1)、チェイスザドリームトウシンマカオバスラットレオン(2)、ピューロマジック、ルガル

香港ヴァーズ(芝2400メートル)=キラーアビリティ(2)、グランディア(1)、コスモキュランダ(2)、サトノグランツ(1)、ジャスティンパレスシュヴァリエローズシュトルーヴェショウナンバシットシンエンペラー(1)、スタニングローズ(2)、ステレンボッシュ(2)、タスティエーラ(2)、ダノンベルーガ(2)、テンカハルドゥレッツァ(2)、ノースブリッジ(2)、ビザンチンドリームフォーエバーヤング(2)、プラダリアブレイディヴェーグ(2)、プログノーシス(2)、ホールネス(1)、マイネルウィルトスマイネルメモリーラヴェル(3)、リフレーミング(2)

※カッコ内は重複登録した馬のレース希望順

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【富士S】レースを終えて…関係者談話 2024年10月20日() 04:40

◆団野騎手(ソウルラッシュ2着)「4コーナーから踏んでいく感じが、勝ったときと比べると鈍さを感じた。休み明けの分かも。それでも力は見せてくれた」

◆北村宏騎手(ロジリオン3着)「最後までよく食い下がってくれている。理想は前に馬を置いて運びたかった」

◆藤岡騎手(セリフォス4着)「道中行きたがったし、3コーナーに入ってからがあごを出す走りになって脚がたまっていなかった」

◆松岡騎手(バルサムノート5着)「引っ掛かってうまく乗れなかった。マイルだと折り合いが鍵になる」

◆津村騎手(コムストックロード6着同着)「この相手にここまで走れたし、マイルでも対応できると思う。力を感じた」

◆橋口師(アルナシーム6着同着)「左回りはこの馬にとって不利な条件と思っていたが、よく頑張ってくれた」

◆横山武騎手(クルゼイロドスル8着)「力むくらいかと思っていたけど、3、4コーナーではフワフワしていてイメージと違った」

◆横山和騎手(レッドモンレーヴ9着)「もともと難しい馬と思っているけど、きょうはさらに難しさが出た感じ」

◆松山騎手(ゴンバデカーブース10着)「ゲートにへばりついてうまく出られなかった。最後は脚を使ってくれているが…」

◆池添騎手(メイショウシンタケ11着)「思ったより位置は取れたけど、切れ味勝負では厳しい感じ」

◆鮫島駿騎手(ジェイパームス12着)「悪いタイミングで不利を受けてしまった」

◆田辺騎手(エアロロノア13着)「ひと叩きしてからですね」

◆木幡巧騎手(ミシシッピテソーロ14着)「強い相手と戦ったのがいい経験になると思う」

◆柴田善騎手(タイムトゥヘヴン15着)「左回りだと少し顔が左を向いてしまって、直線で外へ出すのに手間取った」

◆ルメール騎手(パラレルヴィジョン16着)「手前を替えてから全然加速していかなかった。左回りは良くないと思う」

吉田豊騎手(バスラットレオン17着)「もっとガツンと行く印象だったが、意外にフワフワとしていた」

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バスラットレオンの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 マイルチャンピオンシップ 2023年11月19日(日) 京都芝1600m外


<ピックアップデータ>

【生産者別成績(2015年以降)】
○Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム [7-7-8-56](3着内率28.2%)
×Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム以外 [1-1-0-59](3着内率3.3%)

 近年はいわゆる“社台グループ”の馬が優勢。生産者がNorthern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファームでなかった馬はほとんど上位に食い込めていません。今年もこの条件に引っ掛かっている馬は思い切って評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ジャスティンカフェセリフォスダノンザキッド
主な「×」該当馬→エルトンバローズソウルラッシュバスラットレオン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2015年以降[8-8-8-63](3着内率27.6%)
主な該当馬→エルトンバローズセリフォスソウルラッシュ

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2023年3月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】トップ厩舎なのに穴激走も多い矢作厩舎/弥生賞ディープインパクト記念展望
閲覧 1,794ビュー コメント 0 ナイス 3

先週の中山記念は最終的にシュネルマイスターに本命を打ったものの、直線勢いよく伸びて来たところで進路が塞がってしまい4着。少々悔しい結果となった。もちろん内を突く以上詰まるリスクがあるのは当然なので、こればかりは仕方ない。

勝ったヒシイグアスは4コーナーで上手く脚を溜めた松山騎手の好プレーが光った。これで2年ぶり2度目の中山記念制覇。リピーターが強いレースらしい結末だった。今後という意味では2着のラーグルフにも注目。いかにも距離不足を感じさせるレースぶりだったが、それでもラストは力強く伸びて勝ち馬に迫った。モーリス産駒らしく、古馬になっての本格化を予感させる好内容だった。

さて、遠くサウジアラビアでは日本馬が今年も大活躍。バスラットレオンシルヴァーソニックパンサラッサの3頭が勝利した。

3頭のうち2頭は矢作厩舎の管理馬。矢作厩舎といえば既に世界的に名を知られるトップ厩舎だが、それでいて穴馬券の供給が多いのも特徴。パンサラッサの快挙から約半日後の阪急杯では、ホウオウアマゾンが6番人気で3着と好走。昨年のマイラーズカップで2着好走ののち4走連続で2ケタ着順が続いていたが、その間マイルや1400m、そしてダートを挟み、約10カ月ぶりの馬券圏内好走となった。

矢作厩舎は昨年JRAでの出走回数が523回。これは全厩舎の中でトップ。ちなみに2位は清水久厩舎で504回、3位は391回で斎藤誠厩舎。

・2022年厩舎別出走回数トップ3

矢作厩舎  523回
清水久厩舎 504回
斎藤誠厩舎 391回

なお、昨年の全国リーディングも1位が矢作厩舎、2位が清水久厩舎、関東リーディングが斎藤誠厩舎。まさに出走回数通りとなっている。

数多くのレースを使える…というのはそれだけ勝つチャンス、さらには稼ぐチャンスが増えるということでもあり、厩舎力に直結するのかもしれない。そして数多くのレースを使うからこそ、凡走も多いが、凡走が多いからこそ穴での好走が増える。1戦必勝型厩舎は人気になりやすく、穴での激走は少ない。

阪急杯では中内田厩舎のグレナディアガーズが単勝1.7倍。中内田厩舎は昨年の出走回数が245回。2022年の全48勝のうち45勝が1~3番人気でのもの。レース数を絞るため人気になりやすく、5番人気以下では2勝。矢作厩舎は2022年の59勝のうち1~3番人気で39勝、5番人気以下で15勝。清水久厩舎は52勝のうち1~3番人気で31勝、5番人気以下で15勝。

以下のように並べてみると顕著な差が出ている。

・2022年人気別勝利数

矢作厩舎  59勝 1~3番人気 39勝 5番人気以下 15勝
清水久厩舎 52勝 1~3番人気 31勝 5番人気以下 15勝
中内田厩舎 48勝 1~3番人気 45勝 5番人気以下 2勝

ホウオウアマゾンを例にしたが、同じレースに出ていたミッキーブリランテも、本当によく名前を見かけ、毎年のように穴をあけている。穴馬券を獲るためには、戦績や騎手も大事だが、厩舎も大事だと痛感する。

~今週末の注目馬~

というわけで、今週末からいよいよクラシックトライアル戦線がスタート。ココでは弥生賞ディープインパクト記念を取り上げることにする。現時点での注目馬はコチラ。

タスティエーラ松山弘平騎手)

ハイレベルだった共同通信杯組のタスティエーラに注目したい。共同通信杯は4着と競り負けたが、いかにも距離が延びた方が良さそうな内容だった。父サトノクラウン自身も古馬になって宝塚記念香港ヴァーズを制したスタミナ型。本馬もレース内容&血統面から距離延長はプラスになる。先週の中山記念で好騎乗を見せた松山騎手には、今週末も期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年1月4日(火) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】さらなる飛躍に期待したい2人の騎手/京都金杯の穴馬
閲覧 1,583ビュー コメント 0 ナイス 2



あけましておめでとうございます。本年も騎手や馬場など、競馬予想とその周囲にまつわる事象を幅広く見つめ、わかりやすくお伝えしていければと考えております。よろしくお願いいたします。

年末最後の大一番・ホープフルSキラーアビリティが勝利。最後の3日間は油断騎乗もあった横山武史騎手だが、その後は有馬記念ホープフルSを連勝、ラストレースとなる立志Sも制し通算300勝のオマケもついた。

2着ジャスティンパレスはセンスの良さが際立っている。そして最終的に本命にした3着ラーグルフは丸田騎手が絶妙なコース取りで持ってきた印象。ただ全体のレベルはあまり高くなく、皐月賞にかろうじて繋がる可能性はあるが、サートゥルナーリアコントレイルタイトルホルダーのような大物はいなかったように思う。まだまだ他の路線から有力馬が出てきそうだ。

~2022年、さらなる飛躍に期待できる騎手

さて、今回は一年のスタートということで2022年、飛躍を期待できる騎手を簡単な特徴とともに挙げてみたい。

昨年ブレイクしたのはなんとしても横山武史騎手。本コラムでもブレイク前から再三にわたり取り上げて来たので全く驚きはないが、今年も引き続き注目。とりわけ芝中距離以上でのコース取りの上手さや戦略性の高さは一枚抜きんでた存在になりつつある。

他の騎手の中で今年注目したいのは…

鮫島克駿騎手

まずは鮫島駿騎手。昨年は69勝を挙げステップアップしたが、今年はさらなるキャリアハイの更新に期待できそうだ。もともと当たりの柔らかさとセンスは感じる騎手だったが、加えて最近は臨機応変な戦略、馬場読み力も上がっている。たびたび見せる新潟直線コースでの絶妙なコース取りも見所があった。エアスピネルではフェブラリーS2着と健闘したし、サンレイポケットとのコンビでは馬券圏内には及ばずも天皇賞(秋)ジャパンカップでともに4着と見せ場を作った。今年は年間100勝に近づき、G1での活躍も期待したい。特に開催後半の荒れ馬場では馬場読み力が生きる。

団野大成騎手

昨年はショウリュウイクゾディアンドルでの重賞制覇など上級条件での活躍も目立つようになってきた。勝ち星だけ見れば62勝から54勝と減らしているが、海外遠征で不在の期間があったことや減量特典がなくなったことなどを考えれば上々の成績で、ラブリイユアアイズとのコンビではG1でも穴をあけた。先行、差しともに自在な戦略を取れるのが強みで、今のところ人気もそこそこ程度。もともとセンスのある騎手で向上心も高いので、今年もまだまだ買い優勢だろう。思い切りが良いので、特に乗り替わりでの一発に注意したい。昨年の重賞2勝もともに初騎乗だった。

~京都金杯の注目馬

最後はいつも通り今週末の注目馬で締めたい。今回は京都金杯からこの馬を。

バスラットレオン坂井瑠星騎手)

NHKマイルCでも3番人気の支持を集めた実力馬だが、そこで落馬して以降はリズムが崩れたのか凡走続き。ただ展開不向きやダートなど敗因はハッキリしており、流れさえ向けばいつでも巻き返せる実力馬。今回も先行勢が揃ったのは気掛かりだが、急坂向きのパワータイプで中京コースに替わるのはプラス。当舞台では昨年冬にシンザン記念3着の実績もあり、立ち回りひとつで好走可能とみる。明け4歳はレベルが高いと言われているが、実際は牝馬やダートはレベルが低く、もっともレベルが高いのは短距離路線。かつてはその路線の主役級だった本馬の秘める実力は侮れない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年12月28日(火) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年12月28日号】特選重賞データ分析編(286)~2022年スポーツニッポン賞京都金杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 スポーツニッポン賞 京都金杯 2022年01月05日(水) 中京芝1600m


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2018年以降)】
×4歳 [1-0-1-15](3着内率11.8%)
○5~6歳 [3-4-3-24](3着内率29.4%)
×7歳以上 [0-0-0-13](3着内率0.0%)

 7歳以上の高齢馬は割り引きが必要。ちなみに、馬齢が4歳、かつNHKマイルカップにおいて6着以内となった経験がない馬も2018年以降[0-0-0-13](3着内率0.0%)と上位に食い込めていません。今年もまずは5~6歳勢に注目すべきでしょう。

主な「○」該当馬→アンドラステグランデマーレシュリ
主な「×」該当馬→エントシャイデンステルヴィオバスラットレオン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が1着、もしくは前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2018年以降[4-2-3-18](3着内率33.3%)
主な該当馬→アンドラステエントシャイデンステルヴィオ

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2021年6月3日(木) 11:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第2回ワールド上位者レビュー~
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 先週5月30日(日)のダービーデイをもって「ウマニティPOG 2020」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は前シーズンの最終結果や優勝争いの様子を振り返ってみましょう。
 ちなみに、現3歳世代の本賞金ランキングを確認してみると、現時点におけるトップは日本ダービーを制したシャフリヤール(25450万円)、2位は皐月賞馬のエフフォーリア(24510万円)、3位はG1を2勝したソダシ(23700万円)となっています。ディープインパクト産駒で全兄にアルアインがいるシャフリヤールはともかく、エピファネイア産駒のエフフォーリアクロフネ産駒のソダシは、指名の難度が高かったかもしれません。実際、私が参加した一般的なルールのPOGでも、エフフォーリアソダシを誰も指名していない団体がありました。前評判の高い馬が期待を裏切りがちだったこともあって、優勝ラインが例年よりだいぶ低かった団体は少なくないはず。G1級だけでなく、堅実にポイントを積み上げていくための駒が揃っていたかどうかも問われたシーズンと言えそうです。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億7298万円でした。
 スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できません。そんなルールの下で他ワールドのチャンピオンを上回ったというのはとんでもない快挙。ウマニティユーザーの中ではもっとも的確に現3歳世代の勢力図を見抜いていたということですし、日本全国の競馬ファンまで対象を広げても、間違いなく五指には入るでしょう。
 特に素晴らしいのは、エフフォーリアをデビュー前に指名されている点。8月7日の第10回入札まで仮想オーナー募集枠が残っていたように、決して前評判の高い馬ではありませんでしたが、このタイミングで未出走の実力馬をピックアップできたという事実は、たけぼう54さんの指名候補リストがいかに充実したものであったかを示す何よりの証拠と言えます。一般的なドラフト制のPOGでも、終盤はどうしても入札に対する熱意が薄れてきてしまうもの。最後の最後まで最高のラインナップを目指していく姿勢はぜひ見習いたいものです。
 たけぼう54さんは獲得した馬20頭のうち17頭が(獲得後に)勝ち上がりを果たしており、そのうち11頭がオープンクラスのレースで3着以内に好走を果たしました。前出のエフフォーリアだけでなく、バスラットレオンピクシーナイトも重賞を制覇。ちなみに、ディープインパクト産駒は一頭たりとも指名していません。ご存知の通り、ディープインパクトは現2歳世代が実質的なラストクロップ。来シーズン以降の指針にすべく、その指名戦略をじっくり観察しておきましょう。
 スペシャルワールドの2位はddb1c93afaさん。ククナステラヴェローチェタイトルホルダーモントライゼらが重賞戦線でポイントを積み重ねた結果、シュネルマイスターを指名していたムーンシュタイナーさん、シャフリヤールを指名していた上海こうぞうさん、ソダシを指名していた横断歩道さんといった、G1ウイナーの仮想オーナーに先着を果たしました。ddb1c93afaさんは16種牡馬の産駒を獲得していて、いま見ても非常に興味深い、バラエティに富んだラインナップ。ピンクカメハメハがサウジダービーを制すなど、活躍の場も様々です。こういった指名スタイルは私がずっと目指してきたところですし、大変勉強になります。

 G1ワールドを制したのは蒼井光太郎さん。オークス終了時点で2位につけていた四白流星タイテエムさんの指名馬シャフリヤール日本ダービーを勝ったものの、約2億5千万円あったポイント差を埋めるには至らず、逃げ切り勝ちとなりました。
 蒼井光太郎さんはエフフォーリアソダシの指名に成功。ソダシを6月5日の第1回入札で獲得している点はもちろん、百日草特別を勝った直後の第24回入札でエフフォーリアを獲得している点も見逃せません。デビュー戦や初勝利前後くらいのタイミングならともかく、オープン入りを果たしてからの入札は、落札価格の上昇やそれ以前の獲得賞金が加算されないことを考えると相応にリスキー。確かな相馬眼に加え、リスクテイクが非常に的確だったのも勝因のひとつと言えるでしょう。

 G2ワールドはシャフリヤールを指名していた仮想オーナーによる優勝争いとなり、亀虎馬さんがサビさんをわずかに抑え優勝を果たしています。亀虎馬さんはアカイトリノムスメシャフリヤールダノンザキッドレッドジェネシスレッドベルオーブと計5頭の重賞ウイナーを指名していたほか、サトノレイナスヨーホーレイクの獲得にも成功。なお、このうちダノンザキッドを除く6頭はすべてディープインパクト産駒です。入札がヒートアップしがちな中で的確に“当たり”のディープインパクト直仔を揃えたわけですから、こちらもお見事というほかありません。

 G3ワールドの優勝争いもシャフリヤールが明暗を分ける展開。オークス終了時点で4位だったアルテのおどうさん、同じく7位だったブライアンさんはそれぞれシャフリヤールを指名していたものの、シャフリヤールの筆頭オーナーだったブライアンさんには1.5倍の3億円が加算されたため、逆転勝利となりました。ちなみに、ブライアンさんもアルテのおどうさんも第1回の入札でシャフリヤールを獲得していたのですが、落札価格の高かったブライアンさんが筆頭オーナーの座を確保しています。今後もこのボーナスポイントが最終結果に影響してくる場面は多々あるはず。可能な限り狙っていきましょう。

 オープンワールドは大接戦。エフフォーリアを指名していたたち777さんが、シャフリヤールの勝利によって浮上したふくにーなさんを1483万円差で下し、優勝を果たしました。たち777さんはエフフォーリアシュネルマイスターを初勝利後に、ソダシを札幌2歳ステークスの後に獲得。追加指名が可能な「ウマニティPOG」のルールにおける、お手本のような立ち回りです。

 今年も各ワールドの上位プレイヤーはいずれ劣らぬ精鋭揃い。指名馬リストにはこのゲームを勝ち抜くためのノウハウが詰まっています。ぜひ参考にしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2021年5月26日(水) 13:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 東京優駿(日本ダービー)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月30日(日)東京11R 第88回東京優駿日本ダービー) (3歳G1・芝2400m)

【フルゲート18頭】


<優先出走馬>

アドマイヤハダル 動きB 時計A 中5週 新馬472㎏→前走482㎏
この中間も3週前、2週前と坂路で好時計が出ていて、1週前はジョッキー騎乗でCWを長めから追い切られて先着。全体的に追い切りの時計は優秀。

エフフォーリア 動きB 時計C 中5週 新馬516㎏→前走504㎏
ここ2戦は2週前もトレセンで時計を出していたが、今回は日曜日からと1本追い切り本数が少ない。動きに関しても、前2走の1週前追い切りでは押さえきれないくらいの手応えで直線に向いてきていたが、今回の1週前追い切りではそれが見受けられず。ややおとなしい印象で迫力がもう少しほしいところだった。

ステラヴェローチェ 動きA 時計A 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
この中間もかなり乗り込み量豊富で、2週前、1週前の追い切りの動きを見ると楽な手応えで余裕の先着。パワーがあり、出来もかなり良さそう。

タイトルホルダー 動きA 時計B 中5週 新馬472㎏→前走462㎏
弥生賞、皐月賞と王道のローテーションで好成績を残しているが、地味な存在。それでもこの中間も順調に調整されていて、1週前追い切りの動きも素軽さがあり上積みが感じられた。

バジオウ 動きD 時計C 中2週 新馬456㎏→前走464㎏
前走から中2週となるが、軽めで木曜、日曜と時計を出していて疲れはなさそう。ただ、1週前追い切りは、首が高く重心の高い走りで物足りい動きだった。

ヨーホーレイク 動きD 時計C 中5週 新馬492㎏→前走504㎏
この中間もCW中心の調整で乗り込みは豊富。1週前追い切りは、併走相手に先着しているものの、外の2頭は持ったままで追われてはおらず、明らかに手応えで見劣った。レースでも追い切りでもワンパンチ足りない印象が残る。

ワンダフルタウン 動きA 時計A 中3週 新馬444㎏→前走466㎏
新馬戦がダノンザキッドの2着で重賞2勝馬。前走が長期休養明けで、追い切りの内容、動きからも重さが残る出来だったと思うが、しぶとく勝ち切るところは能力の高さゆえ。前走を使われ、1週前の坂路での動きもさらに良くなっていて、今回は上積みが感じられる。


<賞金上位馬>

ダノンザキッド※骨折のため出走回避。

サトノレイナス 動きA 時計A 中6週 新馬472㎏→前走474㎏
2歳時の調教は全体的に控えめな内容だったが、3歳を迎え前走時からかなり速い時計をマークするようになってきてギアを上げてきた感じ。1週前追い切りでは力強い動きで迫力も感じさせていて、牡馬相手でも引けを取らない。

ヴィクティファルス 動きD 時計B 中5週 新馬484㎏→前走478㎏
この中間も2週前、1週前と速い時計は出ているが、1週前追い切りの動きを見ると併走相手に動きで見劣り終いも伸びきれていない。

バスラットレオン 動き映像なし 時計D 中2週 新馬462㎏→前走482㎏
前走(◎)はスタート後に躓いて落馬競走中止。前走まともに走っていたら結果はどうであれ、ここには出走していなかったかもしれない。それでいて展開を大きく左右することになる馬なので、レースを面白くしてくれる興味深い存在ではある。ただ、いくら前走ほとんど走っていないとはいえ、もう一度仕上げ直さなくてはならないのでプラスということはなさそう。

レッドジェネシス 動きC 時計B 中2週 新馬476㎏→前走488㎏
京都新聞杯から中2週となるが、その前走時に休み明けでしっかり乗り込まれていて、この中間も1週前、日曜とこれまでと同じように追い切られているので疲れはなさそう。1週前追い切り映像からは、やや重の芝コースで多少脚を取られるところがあったので、良馬場のほうが向いているように感じた。

ラーゴム 動きB 時計B 中5週 新馬506㎏→前走516㎏
きさらぎ賞皐月賞と無理のないローテーションでこの中間も乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ると、まだ重たさは残るが終いしっかりと伸びることが出来ていた。あと1週あることを考慮すると、デキ自体は良さそう。

グラティアス 動きB 時計C 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
休み明けの皐月賞を一度使われての叩き2戦目だが、この中間追い切り時計がガラッと良くなった印象はない。それでも、ジョッキーが跨って行われた1週前追い切りは折り合いがしっかりつき、終いもキッチリと先着。やや迫力は欠くものの仕上がり好感。

シャフリヤール 動きB 時計A 中8週 新馬450㎏→前走448㎏
この中間は間隔も空いているので乗り込み豊富。今回の1週前追い切りでは強めに追われて先着。まだ走りに硬さがある感じでそのあたりが良くなってくれば、一層強くなるだろう。

タイムトゥヘヴン 動きD 時計E 中2週 新馬480㎏→前走478㎏
NHKマイルCからの中2週で、この中間は軽めの調整。ここ2戦の調教内容を見るに、前走が目標でここはおまけの参戦か。それほど余力は感じられない。

ディープモンスター 動きD 時計C 中5週 新馬458㎏→前走444㎏
2歳時は併せ馬で遅れることはなかったが、前走時の1週前追い切りで遅れてこの中間も1週前追い切りで遅れた。動きに関しても、ゆったりした入りで併走相手の手応えも決して良いものではないなかで追い比べで先着を果たせていないくらいなので、これでは状態が良いとはコメントできない。

グレートマジシャン 動きA 時計B 中8週 新馬478㎏→前走474㎏
この中間、1週前追い切りでは押さえきれないくらいの気合い乗りで、かなりの迫力を感じさせている。ただ、それ以上に気難しい面が出ていたという印象。今回は乗り替わりとなり、残り1週でどれだけジョッキーとコンタクトが取れるようになるかが鍵。素質はかなり高いはず。


☆このコラムからの推奨馬はサトノレイナスステラヴェローチェワンダフルタウングレートマジシャンタイトルホルダーの5頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
昨年の無観客でのダービーから早いもので1年が過ぎ、今年もダービーウイークがやってきました。過去のダービー馬の名前を眺めていると、その時の記憶が蘇る馬がとても多いことに気付かされます。それだけ他のレースとは違う何かがあるのだと思います。特に新馬戦の予想をするようになってからと、POGに参加するようになってからというもの、スタートからゴールという流れが出来上がり、1年ごとに整理されて記憶しているように思います。
そしてこの1年は、コロナの影響で短期免許で来日する外国人ジョッキーがいなかったこともあり、ルメール騎手に人気馬が集中していた印象のシーズン。そのルメール騎手が、牝馬のサトノレイナスで今年はダービーに出走するということは、それだけの能力があると判断しても良いのではないかと思っています。ちなみに、今年のダービーに登録している18頭の新馬戦での騎乗ジョッキーは、福永騎手が4頭、ルメール騎手、戸崎騎手がともに3頭です。そして新馬戦から乗り替わることなく、同じ騎手でダービーに出走する予定の馬は、エフフォーリア(横山武)、サトノレイナス(ルメール)、ワンダフルタウン(和田竜)の3頭だけ。出走を予定していた馬が故障したり、体調が整わなかったりして急遽違う馬で参戦ということもありますが、そもそもどれだけ順調かつ無事にここを迎えられているかを示す指標ともいえる部分でしょう。『ダービーは運がある馬が勝つ』と言われますが、このあたりも明暗を分ける一つの要素になってくるのかもしれません。
今年も馬主、調教師、生産者、騎手、そして競馬ファンの夢を乗せて17頭の馬が走ります。競馬場には限られた人数の人しか入れませんが、テレビやラジオなどで日本中から夢の舞台を楽しんでいただきたいと思います。

日本ダービー出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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バスラットレオンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 107ビュー コメント 0 ナイス 8

◎シャマル

◯マックス

▲イグナイター

△タガノビューティー

△バスラットレオン

△チカッパ

で勝負(*^^*)

 競馬が大好き(複勝男 2024年11月4日(月) 01:33
JBCスプリント
閲覧 105ビュー コメント 0 ナイス 2

11月4日 月曜日 佐賀競馬場 右回り

JBCスプリント

ダート1400M JpnⅠ 3歳以上

出走馬の個人的な評価

チカッパ
(小回りに対応出来れば距離も問題ないし力もつけている段階かなと、まぁ他の中央馬とは経験値の差があるのがどうかだけかな。)

タガノビューティー
(力は最上位かなと思うし距離も問題はないと思う。ただこの馬にとって小回りは合わないんでね。どう進めるか?まぁ外差しになりそうだけど。)

イグナイター
(叩き2走目で変わり身あれば小回りは合っているし距離もベストに近いと思う。大外枠でどう進めるかだけかなと。)

シャマル 
(力はあるので今年JPN1勝ったのでこの馬も有力馬と思う。叩き2走目で上積み期待できると思うし小回りも問題ないので。)

パワーブローキング 
(遠征は問題ないのであとは力差をどう埋めれるか?ロスにない競馬が出来る枠なので。)

マックス
(東京盃で力は互角の所はあると示せて今回遠征で上手くいけばチャンスはあるはず。この相手に距離延長がどうか?)

ヘリオス
(今年は成績落ちてきているのでどうなるか?小回りも問題ないし距離もベストになるが、枠がもう少し外なら良かったんですが。)

アラジンバローズ
(南部杯は5着でそれなりに健闘。今回距離短縮はプラスと思うし、佐賀も経験済みなので。1発はあるはず。)

テイエムフェロー
(まぁ相手が強くなっているので地元では強いんですが、サマーチャンピオンも1.1秒差なんでね。)

トゥールリー
(相手が強すぎるので、どこまで出来るかになるが。)

バスラットレオン
(最近成績良くないんで、衰えているんでしょうか。実績は高い馬なので。)

ホウオウスクラム
(一気の相手強化ですからどこまで出来るか?まぁきついですね。)

現時点予想

◎ チカッパ
○ イグナイター
▲ シャマル
△ タガノビューティー
△ アラジンバローズ
穴 マックス

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 藤沢雄二 2024年11月3日() 20:26
佐賀のエリアプロとしてJBCスプリントを展望する
閲覧 185ビュー コメント 2 ナイス 8

続いては1400mで行われるJBCスプリントです。

佐賀の1400mといえばサマーチャンピオンが思い浮かぶわけで
そのサマーチャンピオンは過去に地方勢が4勝しています。
ただ、その4勝はハンデ戦でもあるゆえに55kg以下の斤量の馬ばかり。
さて定量の今回はどうなるでしょう?



①トゥールリー
佐賀生え抜きの3歳馬。
2~3歳時に6連勝を記録したものの、
佐賀皐月賞と栄城賞ではブルーバードC4着のウルトラノホシの後塵を拝している辺り、全国区では荷が重そう。

②パワーブローキング
JRAオープンから今年5月に船橋へ移籍。
3勝クラス突破までは比較的順調も、オープンでは苦戦続きで移籍後の成績からも交流重賞では…というのが正直なところ。
ただ今回はデビュー以来初の1400m起用+鞍上・吉原で変わり身を見せる余地はありそうです。
馬券対象3枠と考えれば、その3番目を考えてもいいかもしれません。


③テイエムフェロー
今年2月にJRA2勝クラスから転入して6勝をマーク。
しかし勢いに乗って挑戦したサマーチャンピオンは5着ということで、さらに相手強化の今回は……。


④シャマル
昨年は順調さを欠いたものの、今年は黒船賞の連覇を果たして以降は復調。
かしわ記念も制してGI級に登り詰めました。
さきたま杯、東京盃と3着続きでも、このメンバーであれば上位グループを担う存在です。
一昨年のサマーチャンピオンを制しているように舞台に不安はなく、やや人気落ちのここは逆に怖い存在かと。

⑤マックス
大井A2下→アフター5スター賞→東京盃と
3戦連続大井1200mで相手が強くなりながらも2着を確保。
良くも悪くも相手なりには走るタイプで、上手く立ち回れればここでも馬券圏内突入の可能性はありそうです。
戦歴からコーナー4回の競馬に不安はないですね。

⑥ヘリオス
今年はかきつばた記念の2着はあるものの、近走の成績を見ると8歳という年齢を感じさせる内容。
東京盃は休み明けというエクスキューズはあるものの一変まではどうでしょう?

⑦アラジンバローズ
今年のサマーチャンピオンの覇者で、続く南部杯も5着に健闘。
サマーチャンピオンでコース実績はあるものの、評価できるのは南部杯の5着の方じゃないかと。
分母は少ないものの、下原騎手の今年の佐賀での成績は【4-2-0-1】なので3連系の馬券なら一考の余地はありそうです。

⑧タガノビューティー
脚質的に展開とコース形態に左右されるのが悩ましい同馬。
コースが向くかと思われた南部杯で末脚不発に終わったのを見ると、
小回りの佐賀では間に合わない感じはします。

⑨バスラットレオン
ここが引退レースで、鞍上に古川奈穂騎手を迎えた辺りに「思い出代打」感がありますね(苦笑)
近走の内容から往時の力は望むのは酷な感じです。

⑩ホウオウスクラム
今年のサマーチャンピオンの4着馬も52kgで恵まれた感は否めません。
続く名古屋のゴールド争覇が57kgで4着なので、やはり定量戦では劣勢になるのでは。

⑪チカッパ
重賞連勝中の3歳馬。
一番、勢いがありますね。
レディスクラシックの3歳馬と違って「古馬相手に重賞で勝っている」点は非常に大きなポイントだと思います。

JBCスプリントの開催地がどこであっても東京盃が前哨戦として機能しているのを考えると
ここでも中心視される1頭だとは思います。
距離は大丈夫でも、3走前の園田1400mで2着だったのを思うと、一周競馬への不安が払拭されているわけではないので、付け入る隙があればそこになるのでしょうけど。

ちなみに……
私はいわゆる「名前買い」というのは好きではないのですが
このチカッパの馬名の由来は
「ものすごく、とても」を意味する博多弁(JRAのHPより)
とのことなので、九州開催のJBCにはピッタリという話もw

⑫イグナイター
2走前のさきたま杯でレモンポップの0.4秒差の2着を考えると
前走の東京盃の6着は案外な内容。
受けて立つ、という立場がよくなかったのかもしれません。

幸か不幸か人気落ちの今回は巻き返しがあっていいですね。


JRA勢が5頭出走しているものの、1議席は地方馬に回ってきそうな感じです。

JBCスプリントの予想は↓
https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=c218baf74d&race_id=2024110432140310&r

最低でも1勝1敗の状態でクラシックは迎えたいですね。

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コメント一覧
11:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月28日() 08:53:31
10:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年9月5日() 08:33:09
ラボ水、
相手③ジオルティ、⑤スライリー。
押さえ ⑫ヴィゴーレ、⑦コスモアシュラ、⑥バスラットレオン、⑪ウイングリュック
9:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年9月5日() 01:21:23
サクラ、対抗○、好位、適正

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2024年10月19日富士ステークス G217着
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2024年7月7日 プロキオンステークス G3 16着
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