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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 10 | 牡3 | 57.0 | 西村淳也 | 栗 杉山晴紀 | 492(0) | 1.47.0 | 2.7 | 1 | 35.1 | ⑥⑥ | |||
2 | 2 | 2 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | 栗 西村真幸 | 472(-2) | 1.47.5 | 3 | 6.8 | 3 | 35.9 | ③② | ||
3 | 7 | 7 | 牡3 | 57.0 | 吉村誠之 | 栗 奥村豊 | 498(0) | 1.47.5 | クビ | 6.9 | 4 | 35.6 | ⑥⑥ | ||
4 | 6 | 6 | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 友道康夫 | 458(-4) | 1.48.0 | 3 | 3.2 | 2 | 36.3 | ⑤④ | ||
5 | 7 | 8 | 牡3 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 上村洋行 | 500(-2) | 1.48.0 | クビ | 44.6 | 9 | 35.8 | ⑨⑨ | ||
6 | 5 | 5 | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 吉岡辰弥 | 488(+4) | 1.48.4 | 2 | 11.3 | 5 | 35.9 | ⑩⑩ | ||
7 | 3 | 3 | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 武英智 | 468(+2) | 1.48.5 | 3/4 | 76.8 | 10 | 36.8 | ③④ | ||
8 | 4 | 4 | 牡3 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 杉山佳明 | 468(0) | 1.49.0 | 3 | 11.9 | 6 | 37.2 | ⑥⑥ | ||
9 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 丹内祐次 | 栗 安達昭夫 | 488(0) | 1.49.1 | 1/2 | 22.1 | 7 | 37.8 | ①① | ||
10 | 8 | 9 | 牝3 | 55.0 | 団野大成 | 栗 河内洋 | 442(-4) | 1.49.1 | クビ | 32.8 | 8 | 37.6 | ②② |
ラップタイム | 12.4 - 10.6 - 11.4 - 11.7 - 12.6 - 12.6 - 12.5 - 11.6 - 11.6 |
---|---|
前半 | 12.4 - 23.0 - 34.4 - 46.1 - 58.7 |
後半 | 60.9 - 48.3 - 35.7 - 23.2 - 11.6 |
■払戻金
単勝 | 10 | 270円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 120円 | 1番人気 |
2 | 200円 | 4番人気 | |
7 | 180円 | 3番人気 | |
枠連 | 2-8 | 920円 | 3番人気 |
馬連 | 2-10 | 940円 | 3番人気 |
ワイド | 2-10 | 380円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
7-10 | 340円 | 2番人気 | |
2-7 | 710円 | 10番人気 | |
馬単 | 10-2 | 1,550円 | 4番人気 |
3連複 | 2-7-10 | 1,990円 | 5番人気 |
3連単 | 10-2-7 | 6,300円 | 12番人気 |
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前週の京都芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の京都競馬は、積雪のため中止となった。コースのほぼ全面に雪が積もり、早朝の時点で芝コースには7センチの積雪、その後もしばらく雪がちらついている状況だったが、午後から徐々に天気が回復。競馬場スタッフの方々の尽力もあって、日曜日の京都競馬は開催される運びとなった。
前週に施行された芝外回り競走6鞍の結果を振り返ると、勝ち馬の最終4角通過順は、4、5、6、1、2、6番手。開幕週ということもあって外差し傾向こそ見られないが、極端な内伸びバイアスも発生していない。シンプルにコースおよび馬場適性に優れた馬が、幅をきかせていたようだ。
その一方、上がりの要求度も高く、勝ち馬はいずれも上がり3Fタイム3位以内でフィニッシュ。3着以内馬18頭のうち、17頭が上がり3Fタイム4位以内をマークしている。そのあたりを鑑みれば、前有利と決め付けるのは早計。メンバー上位の上がりを出せる馬が有利という捉え方が、もっとも適切だろう。
日曜日開催中の天気はやや不安定(9日7時の時点)。雪や雨が降る可能性もあるが、予報どおりであれば量はそれほどでもなさそう。それゆえメインのきさらぎ賞に関しては前週の傾向にならって、末脚のしっかりしたタイプを優先したほうがベターのように思える。
絞り込みには悩ましいが、ここはきさらぎ賞が京都芝外回りで行われることを考慮し、当地外回りでの経験値を重視。そのなかでも、直近の京都芝外回り出走機会時に、出走メンバー上位(3位以内)の上がり3Fタイムをマークしている馬に注目したい。
今回のきさらぎ賞の出走メンバーで、要点(京都芝外回り実績)をクリアしているのは、⑥ショウヘイ、⑦ランスオブカオス。従って当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
◆ウォーターガーベラ・河内師「前走もしぶとかった。相手は強いが、いい競馬を期待」
◆エリカアンディーヴ・吉岡師「いい意味でピリッとした。オンオフの切り替えが上手です」
◆サトノシャイニング・杉山晴師「最初のコーナーでどれだけ折り合えるか。右回りでスムーズに運べれば」
◆ジェットマグナム・安達師「上積みはある。いろいろな競馬ができるし、外回りコースも大丈夫でしょう」
◆ショウヘイ・大江助手「伸びしろはまだまだたくさんある。きれいな馬場が理想ですね」
◆スリーキングス・上村師「前走は物足りなかった。このメンバーでどれだけやれるか」
◆ヒルノハンブルク・武英師「走り方はダート馬っぽくない。母系も芝向きですが、やってみないことには」
◆ミニトランザット・杉山佳師「立ち上げから変わらずに来られた。頭数も落ち着くのでポジショニングが鍵」
◆ランスオブカオス・奥村豊師「疲れは取れた。落ち着きがあるので1ハロン延長も問題ない」
◆リンクスティップ・西村師「前走は強かった。力は見せてくれるのでは」
2015年以降(2021~2023年は中京芝2000mで施行)の1~2着馬20頭のうち19頭は、通算出走数が4戦以内。例外は前走がきさらぎ賞と同じ競馬場、かつ重賞3着のキャリア5戦馬のみ。前走が重賞で4着以下敗退または非重賞戦に出走していたキャリア5戦以上の馬、および前走がきさらぎ賞と異なる開催地だったキャリア5戦以上の馬は、疑ってかかったほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑨ウォーターガーベラ
2015年以降(過去10年)の上位好走馬の前走クラス(レース格)を確認すると、G1から新馬までさまざま。その一方、新馬組の連対(2着以内)は、前走がタイム差0秒1以上の快勝馬のみ。未勝利組の最高着順は3着どまりとなっている。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
②リンクスティップ ⑥ショウヘイ
2015年以降の1~2着馬20頭の前走を距離別で分けると、芝1600m、芝1800m、芝2000mの3組に絞られる。なお、1800m組の2着連対圏入りは、特別・重賞からの参戦馬のみ。その点には注意したい。
(減点対象馬)
③ヒルノハンブルク ⑤エリカアンディーヴ ⑥ショウヘイ
前走の着順については、G1なら9着以内、G2は4着以内、G1・G2以外の場合は3着以内が理想。2015年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
③ヒルノハンブルク ⑧スリーキングス
前走の単勝人気に関しては、重賞の場合は不問。重賞以外の特別なら5番人気以内、平場であれば2番人気以内がひとつの目安。2015年以降、この条件を満たしていなかった非重賞組は、もれなく2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
③ヒルノハンブルク ⑤エリカアンディーヴ
2015年以降の1~2着馬20頭は、いずれも中3週以上の間隔をあけて臨んでいた。中2週以内の臨戦馬は、分が悪いと考えるべきだろう。
(減点対象馬)
③ヒルノハンブルク ④ミニトランザット
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毎年の出走頭数は10頭前後と少頭数になりやすい一方、順当決着が少ないのがこのきさらぎ賞の特徴。2024年はU指数8位以下が上位3着を占める結果になった。ただ、U指数上位が総崩れというケースはかなり珍しく、高指数馬がしっかり力を示してくれる年も多い。基本的にU指数上位を中心に馬券を組み立てればOK。そんなスタンスで臨めばいいだろう。
今年は新馬戦を制したあと、2戦目に重賞に挑戦して3着以内に好走した2頭が、抜けた評価を受ける格好になった。堂々トップは、前走の東京スポーツ杯2歳Sで、その後ホープフルも制して2歳チャンピオンに輝くクロワデュノールの4分の3馬身差2着に好走した⑩サトノシャイニング(91.5)。2位は、前走の京成杯で僅差の3着に入った④ミニトランザット(91.1)。3位以下との指数差は2.6以上離れているので、馬券の中心はこの2頭と結論付けたい。
そして、上位2頭からはやや指数が開いたものの、こちらも新馬勝ちのあとG1朝日杯フューチュリティSで3着に健闘した3位⑦ランスオブカオス(88.5)も高く評価できる。
最後に1頭、昨年2着のウォーターリヒトを兄に持つ5位⑨ウォーターガーベラ(85.8)を押さえておけば万全だろう。
一線を画しているのがディープインパクトで、2011年トーセンラー、2012年ワールドエース、2014年トーセンスターダム、2016年サトノダイヤモンド、2019年ダノンチェイサーと5頭の勝ち馬を出すほか、2012年と2016年の2回は産駒が1~3着を独占する結果となっている。中京芝2000mで施行された2021~2023年も同系統の馬が少なからず1頭以上は3着以内に好走しており、今後は2022年3着メイショウゲキリン(父キズナ)のような孫世代の動向に注目だろう。
その一方で、不振傾向にあるのがMr. Prospectorの直系で、現行の京都芝1800m開催では勝利をつかめていない。ただし、2022年ダンテスヴュー(父キングカメハメハ)はハナ差の2着、2023年フリームファクシ(父ルーラーシップ)は断然人気に応えて勝利と、中京芝2000mで施行された年に限れば、勝ちあるいはそれに等しい内容で好走していた。
ジェットマグナムは、父ヘンリーバローズ×母ビビットオレンジ(母の父ルーラーシップ)。父はディープインパクトの直仔で、シルバーステートの全弟にあたる血統。本馬はトニービンを意欲的に配された母系の血統構成が興味深く、同血脈特有の持久力と加速力に富む末脚は京都外回りに誂え向き。広いコースでの一変の余地はじゅうぶんにある。ちなみに、昨年の勝ち馬ビザンチンドリームも母の父がトニービン直仔のジャングルポケットだった。
サトノシャイニングは、父キズナ×母スウィーティーガール(母の父Star Dabbler)。昨年は種牡馬リーディングを獲得し、ディープインパクトの後継種牡馬として箔をつけたキズナだが、現3歳世代もすでに重賞4勝と勢いが目覚ましい。本馬はHaloを基調とした配合どおりの俊敏さがあり、立ち回りの巧さも母系由来だろう。なお、同父系かつ母がアルゼンチンのG1ウィナーという血統背景は、16年の勝ち馬サトノダイヤモンドを想起させる。
ミニトランザットは、父エピファネイア×母イチオクノホシ(母の父ゼンノロブロイ)。父の産駒には24年1着ビザンチンドリームがおり、父系祖父シンボリクリスエスも09年2着リクエストソング、20年1着コルテジアを出した実績を持つ。なお、その3頭はいずれも母の父がトニービン系種牡馬でもあった。本馬は2代母の父KendorがKalamounの直系なので、トニービンこそ持たないものの、同系統の血を引くことを気に留めておきたい。
関西圏におけるクラシックの登竜門となるレース。第56回(2016年)の覇者サトノダイヤモンドは、その後に皐月賞で3着、東京優駿(日本ダービー)で2着と好走し、最後の一冠である菊花賞を手中に収めた。1990年~2000年代に目を向けると、第30回(1990年)のハクタイセイ、第38回(1998年)のスペシャルウィーク、第39回(1999年)のナリタトップロード、第43回(2003年)のネオユニヴァース、第47回(2007年)のアサクサキングスらが、ここでの勝利を足掛かりにクラシックホースの座を勝ち取っている。第55回(2015年)は牝馬のルージュバックが圧勝。牝馬による勝利は、第4回(1964年)のフラミンゴ以来となる51年ぶりの快挙だった。