ダノンザキッド(競走馬)

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ダノンザキッド
ダノンザキッド
写真一覧
現役 牡3 鹿毛 2018年1月29日生
調教師安田隆行(栗東)
馬主株式会社 ダノックス
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 5戦[3-0-1-1]
総賞金12,554万円
収得賞金5,500万円
英字表記Danon the Kid
血統 ジャスタウェイ
血統 ][ 産駒 ]
ハーツクライ
シビル
エピックラヴ
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Leopard Hunt
兄弟 ミッキーブリランテオールザワールド
前走 2021/04/18 皐月賞 G1
次走予定

ダノンザキッドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/04/18 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 16483.3115** 牡3 57.0 川田将雅安田隆行 504
(-8)
2.03.1 2.539.3④⑤エフフォーリア
21/03/07 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 10221.313** 牡3 56.0 川田将雅安田隆行 512
(-4)
2.02.3 0.334.2⑤⑤⑤④タイトルホルダー
20/12/26 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 156102.111** 牡2 55.0 川田将雅安田隆行 516
(-4)
2.02.8 -0.236.4オーソクレース
20/11/23 東京 11 東スポ2歳S G3 芝1800 10331.711** 牡2 55.0 川田将雅安田隆行 520
(+24)
1.47.5 -0.233.5タイトルホルダー
20/06/28 阪神 5 2歳新馬 芝1800 147124.721** 牡2 54.0 北村友一安田隆行 496
(--)
1.48.3 -0.534.7⑤④ワンダフルタウン

ダノンザキッドの関連ニュース

 セレクトセール1歳競りが12日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開かれ、1歳競り史上最多の28頭が1億円を超えるなど大盛況となった。ディープインパクトの最後の産駒に注目が集まったが、“ポスト・ディープ”の争いも激化。ロードカナロア産駒は「ファシネストシティの2020」(牡)がこの日の最高額タイの3億円(価格は税抜き)で落札され、エピファエイア産駒、シルバーステート産駒にも2億円ホースが誕生した。

 ポスト・ディープインパクトをめぐる種牡馬の戦いは、ロードカナロアが一歩リードした格好だ。すでにGI9勝馬アーモンドアイを筆頭に、サートゥルナーリアダノンスマッシュなどを送り出し、実績豊富な名種牡馬の産駒は、初日の1歳競りで4頭の“1億超え”を記録した。

 中でも、上場番号100番の「ファイネストシティ2020」(牡)の競りは、この日最もヒートアップした。母がGI・BCフィリー&メアスプリント勝ち馬という良血馬に、競り鑑定人の掛け声が止まらない。5000万円のスタートから少しずつ金額が上がり続け、約3分間の大熱戦は、この日の最高額タイとなる3億円の超大台で決着。歴代のディープ産駒の高額馬にも匹敵する価格で、藤田晋氏が落札した。

 国内でなじみのある良血もそろって高値で取引された。昨年のホープフルS優勝馬ダノンザキッドの半弟にあたる「エピックラヴの2020」は兄と同じ冠名ダノンの(株)ダノックスが2億4000万円で落札。母が2016年エリザベス女王杯覇者で、有馬記念2着の実績もある「クイーンズリングの2020」(牡)は金子真人ホールディングス(株)が2億2000万円、3年前の菊花賞2着馬エタリオウの半妹の「ホットチャチャの2020」は長谷川祐司氏が1億6000万円で競り落とした。

 ロードカナロア産駒はこの日、上場された15頭のうち13頭が落札され、その総額は13億6200万円。新たな種牡馬のエース候補として、目が肥えたバイヤーらの注目を集めていた。

【セレクトセール2021】(株)ダノックス「エピックラヴの2020」を2億4000万円で落札 2021年7月12日(月) 11:48

 国内最大のサラブレッド市場、セレクトセールの初日(1歳馬セッション)が12日、北海道苫小牧市にあるノーザンホースパークで行われ、(株)ダノックスが昨年のホープフルSを制したダノンザキッドの半弟「エピックラヴの2020」(牡、父ロードカナロア)を2億4000万円(税抜き)で落札した。



 

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【ユニコーンS&マーメイドS】GI馬を多数輩出してきたダートの出世レースと荒れる牝馬限定ハンデ重賞の注目点はこちら! 2021年6月15日(火) 17:37

★6年連続で優勝馬がその後“統一ダートGI”を制覇 ダート路線の“出世レース”/ユニコーンS



 20日の東京では3歳のダート重賞・ユニコーンSが実施される。同レースは、2015年のノンコノユメから昨年の力フェファラオまで、目下6年連続で優勝馬が後に“統一ダートGI”を制しており、ダート路線を占ううえで注目の重賞となっている。今年のユニコーンSには、ヒヤシンスS勝ち馬ラペルーズ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)、昇竜S勝ち馬カレンロマチェンコ(牡、栗東・高柳大輔厩舎)、端午S勝ち馬ルーチェドーロ(牡、美浦・高橋裕厩舎)、青竜S勝ち馬ゲンパチフォルツァ(牡、美浦・堀井雅広厩舎)、2月にサウジダービーを制し、今回は3月のUAEダービー10着以来の帰国初戦となるピンクカメハメハ(牡、栗東・森秀行厩舎)などが出走を予定しているが、ダート路線の“出世レース”を制すのはどの馬だろうか。



★3頭の重賞勝ち馬を含む6頭が登録 関東馬初の制覇なるか/マーメイドS



 マーメイドSは今年で26回目を迎える重賞だが、関東馬の勝利は1度もない。今年は、昨年のシンザン記念勝ち馬サンクテュエール(4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)、2019年の紫苑S勝ち馬パッシングスルー(5歳、美浦・黒岩陽一厩舎)、2019年のフェアリーS勝ち馬フィリアプーラ(5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)を含む6頭の関東馬が登録しているが、関東馬初のマーメイドS制覇を遂げることができるかどうか。なお、サンクテュエールパッシングスルーフィリアプーラマーメイドSで歴代最多タイの2勝を挙げている(有)キャロットファームの所有馬で、いずれも4月の福鳥牝馬S以来の出走となる。ちなみに、同レースではサンクテュエールが3着、フィリアプーラが4着、パッシングスルーが10着だった。



★3回阪神競馬が19日に開幕 サマーマイルシリーズは米子Sからスタート!



 6月19日に3回阪神競馬が開幕する。今年の3回阪神競馬は例年より短い2週間の開催となるが、開幕日の19日にはサマーマイルシリーズ第1戦の米子S、第2日の20日にはマーメイドS、最終日の27日には上半期を締めくくる宝塚記念が実施される。なお、宝塚記念当日に実施される芝1800メートルの新馬戦は2017年から4年連続で勝ち馬がその後重賞を制しており、こちらも注目を集めそう。ちなみに昨年の同レース勝ち馬ダノンザキッドは同年のJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞し、2着のワンダフルタウンはその後重賞2勝を挙げている。



 サマーマイルシリーズの開幕を告げる米子Sには、昨年の同レースの2着馬ラセット(牡6歳、栗東・庄野靖志厩舎)、昨年の中京記念の勝ち馬メイケイダイハード(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎)など17頭が登録している。果たして、シリーズ初戦を制すのはどの馬だろうか。



ユニコーンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★マーメイドSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

ユニコーンS】レース展望【マーメイドS】レース展望

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【鳴尾記念】GI馬の復活なるか!?宝塚記念の前哨戦と今週末の注目点はこちら! 2021年6月2日(水) 12:14

ブラストワンピースペルシアンナイトの2頭のGI馬が登録/鳴尾記念



 2018年の有馬記念勝ち馬ブラストワンピース(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎)、2017年のマイルCS勝ち馬ペルシアンナイト(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)が、鳴尾記念に登録している。鳴尾記念が6月に実施されるGIIIの芝2000メートル戦という現在の実施条件になった2012年以降、2頭のGI馬が出走すれば初めてのこととなる。また、有馬記念勝ち馬の鳴尾記念出走は1976年のイシノアラシ(4着)以来45年ぶりとなる。ブラストワンピースは昨年のAJCC以来約1年4カ月ぶり、ペルシアンナイトは2017年のマイルCS以来約3年半ぶりの勝利がかかるが、GI馬の実力を示すことができるかどうか。なお、ブラストワンピースには岩田康誠騎手、ペルシアンナイトには幸英明騎手が騎乗予定。



 また、ペルシアンナイトを管理する池江泰寿調教師は鳴尾記念で2015~18年に4連覇、2012年にも勝利を挙げており、同レース歴代最多の5勝を挙げている。池江調教師は2006年から15年連続でJRA重賞勝利を挙げているが、今年初のJRA重賞制覇を遂げて、連続年JRA重賞勝利記録を「16年」に伸ばすことができるかどうか。なお、池江調教師は鳴尾記念クラージュゲリエ(牡5歳)も登録している。



キタサンブラック、ドレフォンなど今年、産駒デビューの新種牡馬は28頭



 2019年に国内で初年度産駒が誕生した、いわゆる、今年の新種牡馬は28頭。その顔ぶれを見てみると、内国産馬はGI7勝馬のキタサンブラック、2013年・14年・16年の3世代の皐月賞馬であるロゴタイプイスラボニータディーマジェスティ、歴代最多の“統一ダートGI”11勝を挙げたコパノリッキーなどがいる。また、輸入種牡馬はアメリカでGI・3勝を挙げたドレフォンなどがいる。なお、初年度産駒の血統登録頭数が100頭を超えた種牡馬はコパノリッキー(138頭)、ドレフォン(127頭)、ザファクター(117頭)、シルバーステート(116頭)、イスラボニータ(114頭)、ビッグアーサー(110頭)、アメリカンペイトリオット(108頭)の7頭となっている。



★今週から2歳新馬戦がスタート!昨年6月にはユーバーレーベンなどがデビュー



 6月5日に開幕する3回東京と4回中京から、2歳新馬戦がスタートする。昨年の6月にデビューした馬を見てみると、今年のオークスユーバーレーベンホープフルSを制しJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞したダノンザキッド、重賞2勝を挙げ、ダービーにも出走したワンダフルタウンなどがデビューしているが、今年も6月デビュー馬から“後のGI馬”が誕生するだろうか。なお、今年最初の新馬戦は5日の中京5R(12時15分発走)となる。



鳴尾記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【鳴尾記念】レース展望



★【安田記念】GI6勝目か?3歳馬Vか?多数の実績馬が集結した春のマイル王決定戦の注目点はこれだ!★【安田記念】レース展望

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【乗り替わり勝負度チェック!】日本ダービー2021 乗り替わりが勝てないジンクスを破るのはこのコンビ! 2021年5月29日() 12:00



当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2017年以降の結果をもとに集計


編集部(以下、編) さぁ、ついに日本ダービーの日がやってまいりました。

新良(以下、新) はい。静かに興奮しております。

編 ただし、このコーナーにとっては……。

新 そうなんです。もしかしたら、一年でいちばん難しいレースかもしれません(苦笑)。

編 ですよね(苦笑)。ダービーといえば、乗り替わりの鬼門レースとして有名。なんと、1985年のシリウスシンボリ以降は勝利がなく、テン乗りとなると前回の勝利が1954年のゴールデンウエーブにまで遡ります。

新 ほんと、見事に勝てないですよね。

編 とはいえ、データやジンクスが絶対というわけではありません。

新 仰る通り、こういう記録はどこかで破られるものですし、乗り替わりでも2着、3着には普通に来ているわけですからね。今年は魅力的な乗り替わりが多いので、馬券に絡む馬をなんとか指名できるように頑張ります。

編 よろしくお願いします。では、新良さんの結論をお聞かせください。

新 私が期待を寄せているのは、川田将雅騎手から福永祐一騎手に乗り替わる⑩シャフリヤールです。

編 こちらはテン乗りではなく、手戻りのかたちになりますね。

新 はい。川田騎手には、結果的に骨折リタイアしてしまいましたが、ダノンザキッドというお手馬がいましたので、このコンビでダービーに臨むことは早々に決定していました。テン乗りではないですし、急きょの乗り替わりというわけでもない。不安要素は極めて少ないと考えていいでしょう。

編 近年のダービーは福永騎手の存在感が目立ちますしね。

新 そうですね。ご存知のように、2018年をワグネリアン、2020年をコントレイルで制しています。乗り手に不足なしと評価していいのではないでしょうか。

編 例のジンクス以外、心配する点はなさそうですね。

新 ノーザンファームからも藤原英昭厩舎からも信頼されているジョッキーですし、アタマしか狙っていないと思います。

編 毎日杯からのローテ、そして一気の距離延長についてはどう判断されますか?

新 出ようと思えば皐月賞にも出られたのに、目もくれずにダービー一本でいくことを陣営は早々に表明しましたよね。それだけ本気度は高いでしょうから、万全の仕上げで臨んでくるはずです。引っかかるタイプではないですし、陣営のコメントからはむしろ距離延長歓迎という雰囲気が感じられます。状態、距離ともに不安なしでしょう。

編 なるほど。とにかくディープインパクト産駒が強いレースですし、期待は膨らむ一方ですね。

新 皐月賞馬のエフフォーリアは確かに強いですし、この馬は共同通信杯で一度負けていますが、キャリアの浅さを考えれば仕方のない敗戦ととらえることもできます。相当なポテンシャルを感じさせる馬ですので、逆転があっても不思議ではないでしょう。

編 わかりました。シャフリヤールの走りだけでなく、ジンクスが破られるかどうかにも注目したいですね。今週は競馬の祭典、日本ダービーを存分に楽しみましょう!


★その他の注目乗り替わり★
東京10R ⑦シンボ藤井勘一郎武豊
中京10R ⑰シヴァージ福永祐一藤岡康太
東京12R ⑫ダンスディライト福永祐一横山典弘


【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』(ベストセラーズ)、『ジョッキー未来予測2019』(秀和システム)。
最新情報は『“新良式”データ馬券ブログ』で公開中。

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【日本ダービー】2018年生まれの3歳馬7398頭の頂点に立つのは!?競馬の祭典の注目点はこちら! 2021年5月25日(火) 12:10

★3歳馬7398頭の頂点に立つのはどの馬? 第88回日本ダービーに18頭が登録



 5月30日、東京競馬場では3歳馬の頂上決戦「第88回日本ダービー」が実施される。2018年に生産されたサラブレッドは7398頭(持込馬、輸入された外国産馬を含む)だが、そのうち一生に一度の大舞台に立つことができるのは、わずか18頭。今年のダービーには、18頭の登録があり、重賞ウイナーは11頭を数える(※特別登録を行ったダノンザキッドは出走を回避)。昨年のダービーでは、出走馬中最多の重賞3勝をマークしていた皐月賞コントレイルが勝ち、無敗での皐月賞&ダービー制覇となったが、今年のダービーを制し3歳馬7398頭の頂点に立つのはどの馬だろうか。注目のスタートは午後3時40分。



★4戦4勝の皐月賞エフフォーリア 史上8頭目の無敗での“2冠”制覇なるか



 皐月賞エフフォーリア(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)は、今年の3歳世代7398頭のうち、唯一“3冠馬”になる資格を有している。同馬は、昨年8月23日の新馬戦(札幌)でのデビューから4連勝で、無敗の皐月賞馬となった。皐月賞&ダービー制覇となれば史上25頭目、無敗での“2冠”制覇となれば、昨年のコントレイルに続く2年連続8頭目となるが、デビューからの連勝を伸ばして3歳馬の頂点に立つことができるかどうか。なお、札幌デビュー馬がダービーを勝てば、2002年のタニノギムレット以来、19年ぶり10頭目となる。



★ダービー親子制覇を目指す横山武史騎手 父・横山典弘騎手はレッドジェネシスに騎乗予定



 4戦4勝の皐月賞エフフォーリア(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)には、デビュー以来すべてのレースで横山武史騎手が騎乗している。同馬は新馬戦以来1戦ごとに2着馬との着差を広げており、皐月賞では2着馬に3馬身差をつける快勝で、騎手、馬ともに初のGIタイトルを手にした。横山武史騎手の父・横山典弘騎手はダービー2勝を挙げており、史上4組目のダービー親子制覇がかかるが、親子2代で“ダービージョッキー”の称号を得ることができるかどうか。なお、父の横山典弘騎手は、今年のダービーでレッドジェネシス(牡、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する予定。また、横山武史騎手のレース当日の年齢は22歳5カ月9日で、Vなら、ダービー史上4位の年少優勝となる。



エピファネイア産駒のエフフォーリア ダービー2着だった父・祖父の無念を晴らせるか



 皐月賞エフフォーリア(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)は父エピファネイア、母ケイティーズハートという血統。エピファネイアは2013年の菊花賞馬だが、皐月賞とダービーはいずれも勝ち馬から半馬身差の2着に敗れた。エフフォーリアは3冠レースの第一関門・皐月賞で父の雪辱を果たし勝利を挙げたが、ダービーでも父の雪辱を果たすことができるかどうか。なお、父の父シンボリクリスエス、母の父ハーツクライもダービーで2着に敗れており、エフフォーリアには父、祖父が果たせなかったダービー制覇がかかる。



 また、エフフォーリアがダービーを勝てば、エピファネイア産駒は2世代目にして早くもクラシック完全制覇に王手がかかる。ちなみに、今年のダービーにはハーツクライ(2004年2着)産駒のグラティアス(牡、美浦・加藤征弘厩舎)、ヴィクティファルス(牡、栗東・池添学厩舎)、ルーラーシップ(2010年5着)産駒のバジオウ(牡、美浦・田中博康厩舎)、ワンダフルタウン(牡、栗東・高橋義忠厩舎)が出走を予定しており、父の雪辱を果たすごとができるか注目される。



★キャリア5戦目にして初の牡馬との対戦 牝馬4頭目のダービー制覇を目指すサトノレイナス



 サトノレイナス(牝、美浦・国枝栄厩舎)が、牝馬としては4頭目のダービー制覇を目指す。同馬は阪神JF桜花賞ではいずれもソダシと接戦を繰り広げた末、2着に敗れているが、通算4戦2勝、2着2回で連対率100%という安定した成績を残している。サトノレイナスは今回がキャリア5戦目にして初めて牡馬との対戦となるが、2007年のウオッカ以来となる牝馬によるダービー制覇を遂げることができるかどうか。



 また、サトノレイナスの馬主・(株)サトミホースカンパニーにはダービー初制覇がかかる。同馬主はこれまでに8頭の所有馬をダービーに出走させており(※馬主名「里見治氏」も含む)、2015年のサトノラーゼン、2016年のサトノダイヤモンドで2年連続2着になっているが、9頭目の挑戦で悲願のダービー初勝利を挙げることができるかどうか。



★親子3代ダービー制覇の偉業に挑戦 タイトルホルダー&バスラットレオン



 近年のダービーではダービー馬の産駒が多く優勝しており、2015年ドゥラメンテから昨年のコントレイルまで6年連続で親子2代のダービー馬が誕生している。今年のダービーには、 2005年のダービー馬ディープインパクトの産駒が6頭、2011年のダービー馬オルフェーヴルの産駒が1頭、2013年のダービー馬キズナの産駒が1頭、2016年のダービー馬ドゥラメンテの産駒が1頭登録しているが、今年もダービー馬の産駒がダービーを制すだろうか。



 このうち、ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダー(牡、美浦・栗田徹厩舎)、キズナ産駒のバスラットレオン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)には親子3代ダービー制覇がかかる。タイトルホルダーは前走の皐月賞で2着に好走、バスラットレオンは前走のNHKマイルCで競走中止となっており巻き返しを狙うが、日本ダービー史上初となる親子3代ダービー制覇の偉業を達成することができるかどうか。ちなみに、240回を超える歴史を誇る英ダービーでは、直近例で「祖父Galileo(2001年)→父NewApproach(2008年)→子Masar(2018年)」が親子3代制覇を遂げている。



ディープインパクト産駒は6頭が登録 歴代単独トップのタービー7勝目なるか



 歴代最多タイのダービー6勝を記録しているディープインパクト産駒は、重賞勝ち馬のシャフリヤール(牡、栗東・藤原英昭厩舎)、レッドジェネシス(牡、栗東・友道康夫厩舎)、牝馬4頭目のダービー制覇を目指すサトノレイナス(牝、美浦・国枝栄厩舎)を含む6頭が登録している。同産駒は2018年ワグネリアン、 2019年ロジャーバローズ、2020年コントレイルと3年連続でダービーを制しており、今年もダービーを勝てば、史上初のダービー7勝&ダービー4連覇となる。なお、“ディープ”産駒が6頭出走すれば、2016年以来5年ぶりとなるが、その2016年は1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティと同産駒が上位を独占している。



★ダービー連覇を狙う福永祐一騎手 毎日杯を制したシャフリヤールに騎乗予定



 昨年のダービージョッキー福永祐一騎手が、史上3人目のダービー連覇を狙う。同騎手は昨年のダービーをコントレイルとのコンビで制し、自身2度目のダービー制覇を果たした。福永騎手は、今年のダービーでは毎日杯勝ち馬シャフリヤール(牡、栗東・藤原英昭厩舎)に騎乗予定だが、今年もダービーを制すことができるかどうか。Vなら、歴代最多勝の武豊騎手(5勝)に次ぐ単独2位のダービー3勝目となる。なお、シャフリヤールは父ディープインパクト、母ドバイマジェスティという血統で、2017年の皐月賞アルアインの弟にあたる。兄のアルアインはダービーでは5着に敗れているが、シャフリヤールは兄の果たせなかったダービー制覇を遂げることができるかどうか。



★ダービー歴代最多勝の武豊騎手 皐月賞7着のディープモンスターに騎乗予定



 歴代最多のダービー5勝を誇る武豊騎手は、皐月賞7着のディープモンスター(牡、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗する予定。同騎手はダービーの騎乗回数も歴代最多で、今回が通算32回目のダービー騎乗となるが、2013年のキズナ以来、8年ぶり6回目のダービー制覇を遂げることができるかどうか。なお、ディープモンスターを管理する池江泰寿調教師は、2011年から10年連続でダービーに管理馬を出走させており、現役調教師で最多タイの出走回数(21回)を記録している。



★今年初戦の青葉賞を制しての参戦 “青葉賞組”初の勝利目指すワンダフルタウン



 ワンダフルタウン(牡、栗東・高橋義忠厩舎)は、2歳時に京都2歳Sを制したが、その後約5力月の休養があり皐月賞には出走しなかった。同馬は今年初戦となった青葉賞を制して重賞連勝を飾ったが、ダービーを制して3歳馬の頂点に立つことができるかどうか。なお、青葉賞はダービーと同じ東京・芝2400メートルで実施されるトライアル競走だが、同レースに出走してダービーを勝った例は1度もなく、ワンダフルタウンには“青葉賞組”初のダービー制覇がかかる。なお、同馬には和田竜二騎手が騎乗する予定。



★40歳以下の若手調教師に注目 宮田敬介調教師はJRA・GI初挑戦



 今年のダービー登録馬の調教師を見ると、ヴィクティファルス池添学調教師(栗東:40歳)、グレートマジシャン宮田敬介調教師(美浦:40歳)、ラーゴム斉藤崇史調教師(栗東:38歳)、バジオウ田中博康調教師(美浦:35歳)と40歳以下の若手調教師が多く見られる。グレード制が導入された1984年以降のダービー優勝調教師で最も年齢が若かったのは2011年の池江泰寿調教師(42歳4力月17日)で、上記4人が今年のダービーを勝てば、グレード制が導入された1984年以降で最年少優勝となる。なお、バジオウが勝てば、プリンシパルS勝ち馬として初のダービー制覇となり、田中博康調教師(レース当日の年齢:35歳5力月26日)はグレード制導入以前も含めた歴代の年少優勝記録で5位になる。



 また、田中博康調教師、宮田敬介調教師はJRA重賞未勝利で、田中博康調教師は3着、宮田敬介調教師は2着がJRA重賞での最高成績。田中博康調教師はJRA・GI2回目の挑戦、宮田敬介調教師は今回がJRA・GI初挑戦となるが、重賞初勝利をダービーというビッグタイトルで飾ることができるかどうか。



オークスを制したM.デムーロ騎手 ダービーではアドマイヤハダルに騎乗予定



 23日に実施されたオークスは、ユーバーレーベンが制し、同馬に騎乗したM.デムーロ騎手は現在継続中の記録で最長の10年連続JRA・GI制覇を飾った。同騎手は2週連続GI制覇がかかる今週のダービーでは、皐月賞4着のアドマイヤハダル(牡、栗東・大久保龍志厩舎)に騎乗する予定となっている。同一年のオークス&ダービーを勝てば、2017年のC.ルメール騎手以来4年ぶり6人目となるが、デムーロ騎手はダービーも制すことができるかどうか。



 また、アドマイヤハダルを管理する大久保龍志調教師には、調教師として3組目のダービ一親子制覇がかかる。同調教師の父・大久保正陽元調教師はナリタブライアンで1994年のダービーを制しているが、大久保龍志調教師は父に続いてダービーのタイトルを手にするごとができるかどうか。



★ダービー初挑戦の吉田隼人騎手 皐月賞3着のステラヴェローチェに騎乗予定



 皐月賞3着馬ステラヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗予定の吉田隼人騎手は、今回がダービー初挑戦となる。同騎手はデビュー18年目となる今年、桜花賞ソダシ)でクラシック初制覇、5月8日にはJRA通算1000勝を達成しているが、初のダービーでどのような騎乗を見せてくれるだろうか。



 ステラヴェローチェは父バゴ、母オーマイベイビーという血統で、ノーザンファームの生産馬。バゴはJRAが購入し2005年に輸入された種牡馬で、産駒のダービー出走は今回が初めて。ノーザンファームが生産したバゴ産駒はJRAで出走した4頭中3頭がオープン馬になっており、中でもクロノジェネシスはJRA・GI3勝の活躍を見せているが、ステラヴェローチェもGIタイトルを手にすることができるかどうか。



★ダービー5勝目を狙う金子真人ホールディングス(株) 皐月賞5着のヨーホーレイクが出走予定



 皐月賞5着馬ヨーホーレイク(牡、栗東・友道康夫厩舎)の馬主・金子真人ホールディングス(株)は、歴代最多のダービー4勝を挙げている(馬主名「金子真人氏」含む)。ヨーホーレイクは父ディープインパクト、母クロウキャニオンという血統で、父母も同馬主の所有馬だったが、所縁の血統をもつヨーホーレイクで5度目のダービー制覇を遂げることができるかどうか。同馬には“テン乗り”となる川田将雅騎手が騎乗予定。



 なお、金子真人ホールディングス(株)に次ぐダービー3勝を挙げている(有)サンデーレーシングは、今年のダービーに毎日杯勝ち馬のシャフリヤール(牡、栗東・藤原英昭厩舎)、同2着のグレートマジシャン(牡、美浦・宮田敬介厩舎)と2頭の所有馬が出走する予定。



日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【日本ダービー】レース展望

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ダノンザキッドの関連コラム

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 先週5月30日(日)のダービーデイをもって「ウマニティPOG 2020」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は前シーズンの最終結果や優勝争いの様子を振り返ってみましょう。
 ちなみに、現3歳世代の本賞金ランキングを確認してみると、現時点におけるトップは日本ダービーを制したシャフリヤール(25450万円)、2位は皐月賞馬のエフフォーリア(24510万円)、3位はG1を2勝したソダシ(23700万円)となっています。ディープインパクト産駒で全兄にアルアインがいるシャフリヤールはともかく、エピファネイア産駒のエフフォーリアクロフネ産駒のソダシは、指名の難度が高かったかもしれません。実際、私が参加した一般的なルールのPOGでも、エフフォーリアソダシを誰も指名していない団体がありました。前評判の高い馬が期待を裏切りがちだったこともあって、優勝ラインが例年よりだいぶ低かった団体は少なくないはず。G1級だけでなく、堅実にポイントを積み上げていくための駒が揃っていたかどうかも問われたシーズンと言えそうです。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億7298万円でした。
 スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できません。そんなルールの下で他ワールドのチャンピオンを上回ったというのはとんでもない快挙。ウマニティユーザーの中ではもっとも的確に現3歳世代の勢力図を見抜いていたということですし、日本全国の競馬ファンまで対象を広げても、間違いなく五指には入るでしょう。
 特に素晴らしいのは、エフフォーリアをデビュー前に指名されている点。8月7日の第10回入札まで仮想オーナー募集枠が残っていたように、決して前評判の高い馬ではありませんでしたが、このタイミングで未出走の実力馬をピックアップできたという事実は、たけぼう54さんの指名候補リストがいかに充実したものであったかを示す何よりの証拠と言えます。一般的なドラフト制のPOGでも、終盤はどうしても入札に対する熱意が薄れてきてしまうもの。最後の最後まで最高のラインナップを目指していく姿勢はぜひ見習いたいものです。
 たけぼう54さんは獲得した馬20頭のうち17頭が(獲得後に)勝ち上がりを果たしており、そのうち11頭がオープンクラスのレースで3着以内に好走を果たしました。前出のエフフォーリアだけでなく、バスラットレオンピクシーナイトも重賞を制覇。ちなみに、ディープインパクト産駒は一頭たりとも指名していません。ご存知の通り、ディープインパクトは現2歳世代が実質的なラストクロップ。来シーズン以降の指針にすべく、その指名戦略をじっくり観察しておきましょう。
 スペシャルワールドの2位はddb1c93afaさん。ククナステラヴェローチェタイトルホルダーモントライゼらが重賞戦線でポイントを積み重ねた結果、シュネルマイスターを指名していたムーンシュタイナーさん、シャフリヤールを指名していた上海こうぞうさん、ソダシを指名していた横断歩道さんといった、G1ウイナーの仮想オーナーに先着を果たしました。ddb1c93afaさんは16種牡馬の産駒を獲得していて、いま見ても非常に興味深い、バラエティに富んだラインナップ。ピンクカメハメハがサウジダービーを制すなど、活躍の場も様々です。こういった指名スタイルは私がずっと目指してきたところですし、大変勉強になります。

 G1ワールドを制したのは蒼井光太郎さん。オークス終了時点で2位につけていた四白流星タイテエムさんの指名馬シャフリヤール日本ダービーを勝ったものの、約2億5千万円あったポイント差を埋めるには至らず、逃げ切り勝ちとなりました。
 蒼井光太郎さんはエフフォーリアソダシの指名に成功。ソダシを6月5日の第1回入札で獲得している点はもちろん、百日草特別を勝った直後の第24回入札でエフフォーリアを獲得している点も見逃せません。デビュー戦や初勝利前後くらいのタイミングならともかく、オープン入りを果たしてからの入札は、落札価格の上昇やそれ以前の獲得賞金が加算されないことを考えると相応にリスキー。確かな相馬眼に加え、リスクテイクが非常に的確だったのも勝因のひとつと言えるでしょう。

 G2ワールドはシャフリヤールを指名していた仮想オーナーによる優勝争いとなり、亀虎馬さんがサビさんをわずかに抑え優勝を果たしています。亀虎馬さんはアカイトリノムスメシャフリヤールダノンザキッドレッドジェネシスレッドベルオーブと計5頭の重賞ウイナーを指名していたほか、サトノレイナスヨーホーレイクの獲得にも成功。なお、このうちダノンザキッドを除く6頭はすべてディープインパクト産駒です。入札がヒートアップしがちな中で的確に“当たり”のディープインパクト直仔を揃えたわけですから、こちらもお見事というほかありません。

 G3ワールドの優勝争いもシャフリヤールが明暗を分ける展開。オークス終了時点で4位だったアルテのおどうさん、同じく7位だったブライアンさんはそれぞれシャフリヤールを指名していたものの、シャフリヤールの筆頭オーナーだったブライアンさんには1.5倍の3億円が加算されたため、逆転勝利となりました。ちなみに、ブライアンさんもアルテのおどうさんも第1回の入札でシャフリヤールを獲得していたのですが、落札価格の高かったブライアンさんが筆頭オーナーの座を確保しています。今後もこのボーナスポイントが最終結果に影響してくる場面は多々あるはず。可能な限り狙っていきましょう。

 オープンワールドは大接戦。エフフォーリアを指名していたたち777さんが、シャフリヤールの勝利によって浮上したふくにーなさんを1483万円差で下し、優勝を果たしました。たち777さんはエフフォーリアシュネルマイスターを初勝利後に、ソダシを札幌2歳ステークスの後に獲得。追加指名が可能な「ウマニティPOG」のルールにおける、お手本のような立ち回りです。

 今年も各ワールドの上位プレイヤーはいずれ劣らぬ精鋭揃い。指名馬リストにはこのゲームを勝ち抜くためのノウハウが詰まっています。ぜひ参考にしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2021年5月26日(水) 13:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 東京優駿(日本ダービー)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月30日(日)東京11R 第88回東京優駿日本ダービー) (3歳G1・芝2400m)

【フルゲート18頭】


<優先出走馬>

アドマイヤハダル 動きB 時計A 中5週 新馬472㎏→前走482㎏
この中間も3週前、2週前と坂路で好時計が出ていて、1週前はジョッキー騎乗でCWを長めから追い切られて先着。全体的に追い切りの時計は優秀。

エフフォーリア 動きB 時計C 中5週 新馬516㎏→前走504㎏
ここ2戦は2週前もトレセンで時計を出していたが、今回は日曜日からと1本追い切り本数が少ない。動きに関しても、前2走の1週前追い切りでは押さえきれないくらいの手応えで直線に向いてきていたが、今回の1週前追い切りではそれが見受けられず。ややおとなしい印象で迫力がもう少しほしいところだった。

ステラヴェローチェ 動きA 時計A 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
この中間もかなり乗り込み量豊富で、2週前、1週前の追い切りの動きを見ると楽な手応えで余裕の先着。パワーがあり、出来もかなり良さそう。

タイトルホルダー 動きA 時計B 中5週 新馬472㎏→前走462㎏
弥生賞、皐月賞と王道のローテーションで好成績を残しているが、地味な存在。それでもこの中間も順調に調整されていて、1週前追い切りの動きも素軽さがあり上積みが感じられた。

バジオウ 動きD 時計C 中2週 新馬456㎏→前走464㎏
前走から中2週となるが、軽めで木曜、日曜と時計を出していて疲れはなさそう。ただ、1週前追い切りは、首が高く重心の高い走りで物足りい動きだった。

ヨーホーレイク 動きD 時計C 中5週 新馬492㎏→前走504㎏
この中間もCW中心の調整で乗り込みは豊富。1週前追い切りは、併走相手に先着しているものの、外の2頭は持ったままで追われてはおらず、明らかに手応えで見劣った。レースでも追い切りでもワンパンチ足りない印象が残る。

ワンダフルタウン 動きA 時計A 中3週 新馬444㎏→前走466㎏
新馬戦がダノンザキッドの2着で重賞2勝馬。前走が長期休養明けで、追い切りの内容、動きからも重さが残る出来だったと思うが、しぶとく勝ち切るところは能力の高さゆえ。前走を使われ、1週前の坂路での動きもさらに良くなっていて、今回は上積みが感じられる。


<賞金上位馬>

ダノンザキッド※骨折のため出走回避。

サトノレイナス 動きA 時計A 中6週 新馬472㎏→前走474㎏
2歳時の調教は全体的に控えめな内容だったが、3歳を迎え前走時からかなり速い時計をマークするようになってきてギアを上げてきた感じ。1週前追い切りでは力強い動きで迫力も感じさせていて、牡馬相手でも引けを取らない。

ヴィクティファルス 動きD 時計B 中5週 新馬484㎏→前走478㎏
この中間も2週前、1週前と速い時計は出ているが、1週前追い切りの動きを見ると併走相手に動きで見劣り終いも伸びきれていない。

バスラットレオン 動き映像なし 時計D 中2週 新馬462㎏→前走482㎏
前走(◎)はスタート後に躓いて落馬競走中止。前走まともに走っていたら結果はどうであれ、ここには出走していなかったかもしれない。それでいて展開を大きく左右することになる馬なので、レースを面白くしてくれる興味深い存在ではある。ただ、いくら前走ほとんど走っていないとはいえ、もう一度仕上げ直さなくてはならないのでプラスということはなさそう。

レッドジェネシス 動きC 時計B 中2週 新馬476㎏→前走488㎏
京都新聞杯から中2週となるが、その前走時に休み明けでしっかり乗り込まれていて、この中間も1週前、日曜とこれまでと同じように追い切られているので疲れはなさそう。1週前追い切り映像からは、やや重の芝コースで多少脚を取られるところがあったので、良馬場のほうが向いているように感じた。

ラーゴム 動きB 時計B 中5週 新馬506㎏→前走516㎏
きさらぎ賞皐月賞と無理のないローテーションでこの中間も乗り込み量は豊富。1週前の動きを見ると、まだ重たさは残るが終いしっかりと伸びることが出来ていた。あと1週あることを考慮すると、デキ自体は良さそう。

グラティアス 動きB 時計C 中5週 新馬488㎏→前走500㎏
休み明けの皐月賞を一度使われての叩き2戦目だが、この中間追い切り時計がガラッと良くなった印象はない。それでも、ジョッキーが跨って行われた1週前追い切りは折り合いがしっかりつき、終いもキッチリと先着。やや迫力は欠くものの仕上がり好感。

シャフリヤール 動きB 時計A 中8週 新馬450㎏→前走448㎏
この中間は間隔も空いているので乗り込み豊富。今回の1週前追い切りでは強めに追われて先着。まだ走りに硬さがある感じでそのあたりが良くなってくれば、一層強くなるだろう。

タイムトゥヘヴン 動きD 時計E 中2週 新馬480㎏→前走478㎏
NHKマイルCからの中2週で、この中間は軽めの調整。ここ2戦の調教内容を見るに、前走が目標でここはおまけの参戦か。それほど余力は感じられない。

ディープモンスター 動きD 時計C 中5週 新馬458㎏→前走444㎏
2歳時は併せ馬で遅れることはなかったが、前走時の1週前追い切りで遅れてこの中間も1週前追い切りで遅れた。動きに関しても、ゆったりした入りで併走相手の手応えも決して良いものではないなかで追い比べで先着を果たせていないくらいなので、これでは状態が良いとはコメントできない。

グレートマジシャン 動きA 時計B 中8週 新馬478㎏→前走474㎏
この中間、1週前追い切りでは押さえきれないくらいの気合い乗りで、かなりの迫力を感じさせている。ただ、それ以上に気難しい面が出ていたという印象。今回は乗り替わりとなり、残り1週でどれだけジョッキーとコンタクトが取れるようになるかが鍵。素質はかなり高いはず。


☆このコラムからの推奨馬はサトノレイナスステラヴェローチェワンダフルタウングレートマジシャンタイトルホルダーの5頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
昨年の無観客でのダービーから早いもので1年が過ぎ、今年もダービーウイークがやってきました。過去のダービー馬の名前を眺めていると、その時の記憶が蘇る馬がとても多いことに気付かされます。それだけ他のレースとは違う何かがあるのだと思います。特に新馬戦の予想をするようになってからと、POGに参加するようになってからというもの、スタートからゴールという流れが出来上がり、1年ごとに整理されて記憶しているように思います。
そしてこの1年は、コロナの影響で短期免許で来日する外国人ジョッキーがいなかったこともあり、ルメール騎手に人気馬が集中していた印象のシーズン。そのルメール騎手が、牝馬のサトノレイナスで今年はダービーに出走するということは、それだけの能力があると判断しても良いのではないかと思っています。ちなみに、今年のダービーに登録している18頭の新馬戦での騎乗ジョッキーは、福永騎手が4頭、ルメール騎手、戸崎騎手がともに3頭です。そして新馬戦から乗り替わることなく、同じ騎手でダービーに出走する予定の馬は、エフフォーリア(横山武)、サトノレイナス(ルメール)、ワンダフルタウン(和田竜)の3頭だけ。出走を予定していた馬が故障したり、体調が整わなかったりして急遽違う馬で参戦ということもありますが、そもそもどれだけ順調かつ無事にここを迎えられているかを示す指標ともいえる部分でしょう。『ダービーは運がある馬が勝つ』と言われますが、このあたりも明暗を分ける一つの要素になってくるのかもしれません。
今年も馬主、調教師、生産者、騎手、そして競馬ファンの夢を乗せて17頭の馬が走ります。競馬場には限られた人数の人しか入れませんが、テレビやラジオなどで日本中から夢の舞台を楽しんでいただきたいと思います。

日本ダービー出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年4月23日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】無敗の3冠すら見据えられる完勝/マイラーズカップ展望
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混戦の皐月賞は終わってみればワンサイドゲームだった。勝ったのはエフフォーリア。1コーナーまでにサッとインの好位を取ると、直線は馬群の内を選択し、あとは抜け出すだけ。3馬身差の完勝で、今年も無敗の2冠馬誕生を予感させた。

「多頭数のレースを経験していないこと」

を不安要素とした当方の見立てはまったく外れており、むしろその能力の高さをまざまざと見せつけられた。順調なら2冠はもちろん、その先、2年連続無敗の3冠すら見えて来る素晴らしい内容だった。逆に期待した◎ダノンザキッドは良いところなく失速。ピリピリした面が出て来ており距離が延びて良いかは微妙。ダービーに向けてはかなり厳しくなった。

横山武史騎手の素晴らしさ

それにしても、クラシック挑戦で即答えを出した横山武史騎手は素晴らしい。同騎手の良さはかねてから再三書いて来たが、今回も1コーナーまでの位置の取り方が良い。

昨年『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』を書いたときにも指摘したのだが、現在のような派手な活躍をする前から、随所に試行錯誤や工夫が見られ、ブレイクの予感をさせていた。

例えば2019年の函館記念アーバンキッドで参戦したこのレースでは外枠からインに突っ込み、ロスのない競馬。9着に敗れたとはいえ、工夫もなく回って来る騎手も多い中で光るものが見られたし、レース全体の構造を考えられる騎手という印象を残した。2020年の中山金杯でもマイネルハニーで参戦し、13番人気で5着と健闘。騎手の意図次第で工夫の余地がある小回りでの一連の騎乗は伸びしろを感じさせるものだった。

当時書籍の中では、

「現状は平場が中心ですが、例えばローカル2000m重賞や中距離のハンデ戦などで一撃がありそうな予感がします。これから数年でさらに名前が売れそうな予感がするので、ネームヴァリューのない今のうちに、手の内に入れておきたいジョッキーの一人です」

と書いたのだが、数年どころかたった1年あまりで、それもローカル2000m重賞どころか、クラシックの2000mを勝ってしまったのだから、こちらの予想をはるかに上回るスピードで成長している。

馬券的にはもはや妙味が薄れている横山武史騎手だが、伸びて来る騎手は必ずその前から光るものを見せているので、第2の横山武史を探すつもりで若手騎手の騎乗を常に見ておきたい。今年はルーキー騎手たちの活躍も目立つので、近いうちに若手の中で伸びそうな騎手をピックアップしてどこかでご紹介しようと思っている。

~マイラーズカップの注目馬

さて、今週はマイラーズカップが行われる。近年は京都開幕週だったが、今年は久々に阪神に戻って来る。ココでは注目馬を2頭挙げておきたい。

エアロロノア

まずは上がり馬のエアロロノア。3連勝という戦績からも人気になりそうだが、内容も優秀。前走はクラス上位のノルカソルカが完全にマイペースで逃げ切る大勢だったが、その流れを外から地力で差し切ったのだから評価できる。着差は僅かでも完勝と言える内容で、折り合いなどを考えればクラスが上がるのも問題ない。今年は比較的手薄な印象もあるメンバーなので、いきなりの重賞挑戦でも通用しそうだ。

ラセット

伏兵で怖いのはラセット。とにかく溜めれば強烈な決め手を使う馬で、道中ヘタに脚を使わないことがポイント。陣営もその特徴は既に把握しているようで、今回は手の合う秋山騎手に再度依頼してきた。同騎手とのコンビではこれまで(0-3-0-1)。たった一度の馬券圏外は完全な先行イン有利競馬だった昨秋中山の京成杯AHでのもので、得意の阪神1600mなら心配はない。荒れて来た馬場も追い風で、再び末脚がハマる可能性もありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年4月16日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】例え距離が延びても器用なソダシは有利/大混戦の皐月賞
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桜花賞阪神ジュベナイルフィリーズからの直行2頭のワンツーフィニッシュ。休み明けの馬が好走するシーンもすっかり見慣れたものになったが、改めて時代の変化を実感させられる一戦となった。

ソダシは好位から安定した立ち回りで抜け出し。追い込んできたサトノレイナスの勢いが良かったため、距離が延びたら逆転…と思いたいが、案外この差は大きい気もする。苦しい競馬で差を詰めて来たサトノレイナスは当然オークスでも有力。だが、逆にソダシが一見恵まれる競馬ができるのはそれだけレースセンスが良く前で流れに乗れるからでもあり、器用さという点で一日の長がある。距離延長大歓迎というタイプではないが、折り合いにも不安がなく、順調ならこちらもオークスでは有力だろう。

負けた組の中では、馬体の維持がカギにはなりそうだが距離延長歓迎の5着アールドヴィーヴル。穴っぽいところでは9着に敗れたが、距離が延びて良さそうなホウオウイクセルには改めて期待したい。

~低調なトライアル戦線の中で唯一水準級なのは…

それにしてもクラシックの出走馬を見ていると、本当に直行組が増えた。このことによって、予想する上では少々悩みが増える。比較が難しくなるだめだ。桜花賞で馬券のキモになったのは3着のファインルージュ。こちらはフェアリーSからの直行ローテだったが、同レースはあまりクラシックに繋がるイメージがなく、その印象もあり8番人気という評価にとどまっていた。先週は主流路線のチューリップ賞のレベルが高くないことを当コラムで指摘したが、今週末の皐月賞においても、トライアルのレベルを考えるのは重要になりそうだ。

今年の各レースのメンバーレベルを振り返ると、まず低レベル戦だったのは京成杯グラティアスが無敗で制したこのレースは、実質的に少しレベルの高い1勝クラス程度のメンバー構成だった。2着タイムトゥヘヴンはその後マイル重賞で好走したが、全体としては低調だった。

スプリングSも未勝利勝ち直後のボーデンが人気を集めたように、全体のレベルは高くなかった。勝ったヴィクティファルスは距離が延びて良さそうだし、2着アサマノイタズラは引き続き人気もなさそうだが、メンバーレベルを考えると積極的に買いたいとまでは言いづらい。

数々の名馬を輩出してきた弥生賞も、今年は低レベル戦。ダノンザキッドの出走こそあったが、その他はマイル路線から距離を延ばしてきたシュネルマイスターがいたくらいで、1勝クラスの馬も多数含まれる10頭立てのレース。近年はかつてほど地位が高くなくなっているが、今年もその傾向通り。タイトルホルダーが逃げ切ったレース内容も単調なもので、差し損ねた感のあるダノンザキッドは見直しが可能だろうが、それでも大きくプッシュできるかというと微妙なところだ。

ラーゴムが制したきさらぎ賞も同様で、レース内容自体も少頭数で単調なもの。好位から押し切ったラーゴムは今の荒れ馬場への適性は高そうだが、果たしていきなりのG1でどうだろうか。

その中で唯一水準のメンバーレベルにあり、当方配信の競馬ノートでも水準を意味する【C】ランクを付けたのが共同通信杯。勝ったエフフォーリアは直行となるが、2着ヴィクティファルス、3着シャフリヤールがその後重賞を制したのも納得といえば納得。

無敗でこのレースを制したエフフォーリアは、そういう意味では有力ということになるが…。そのエフフォーリアにしても気掛かりな点がひとつ。それは多頭数のレースを経験していないことだ。今は重賞が増えた上に直行組も増えたので、そもそも多頭数になる2歳戦は少なくそのこと自体は馬のせいではないのだが、揉まれた経験のなさというのはタフな馬場で行われる多頭数の皐月賞では少し不安になる。

皐月賞の注目馬

というわけで、考えれば考えるほどあまり買いたい馬がいない皐月賞なのだが…。

個人的な期待は、ダノンザキッド

弥生賞のレベルが高くないと言いつつ推奨するのか! という感じだが、その弥生賞はタイトルホルダーの楽逃げで単なる立ち回り戦。ホープフルSに続いてズブさを見せたダノンザキッドは差し遅れて敗れてしまったが、今回は開催終盤のタフな馬場。前走のようにただの立ち回り戦になる可能性は低く、改めて期待したい。ある程度出して行ってくれる川田騎手も、先行馬が少ないメンバー構成においてはプラス材料だろう。

もっともそうは言っても、あまり積極的に買いたいという感じでもないし、勝ち切るかと問われれば微妙な気がするのも正直なところで、安定感はあるが2~3着の可能性の方が高いような気も…。混戦模様の一戦なので、買い方も工夫して狙ってみたい。

最後にもう一つ気になるのは週末の天気。またしても中山競馬場は雨予報が出ており、今の馬場に雨が降るとタフな馬場になる可能性が高そう。内枠の先行馬は不利になり、隊列次第では中枠の差し馬、外枠の好位差し馬あたりが有利になりそうだ。枠順を眺め、気象予報を気にしつつ結論を出すことになりそうだ。

皐月賞の最終本命は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年4月15日(木) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 皐月賞2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月18日(日) 中山11R 第81回皐月賞(3歳G1・芝2000m)


<優先出走馬>

アサマノイタズラ(B)中3週
追い切りでもパドックでもまだ余裕がある印象で、ほとんど差のないレースぶりで2着してみせた前走。この中間も嶋田騎手が1週前追い切りに騎乗しての調整。動きに関しては力強さがあり、上積みが感じられる。

アドマイヤハダル(A)中3週
ここ3戦すべて◎にしているくらい、毎回のように調教内容が良い馬。この中間も2週前が坂路、1週前がCWを長めから併せて先着。動きに関してはやや重さも垣間見えるが、しっかりと先着していてこの時点でもだいぶ仕上がっている感じ。

ヴィクティファルス(A)中3週
この中間は、これまでの3戦同様に1週前にはCWを長めから。好時計が出ており、動きを見ても力強さがあり出来は引き続き良さそう。

シュヴァリエローズ(A)中3週
1週前追い切りでは3頭併せの外に併せて先着。追われてから迫力のある走りで抜群の伸び脚を見せていて、好調そのもののデキ。

タイトルホルダー(B)中5週
休み明けの前走時も太め感はなくスッキリした感じで仕上りは良かった。この中間も乗り込み量豊富で、1週前追い切りで見せた伸び脚は前走並みに好印象。

ダノンザキッド(B)中5週
休み明けの前走を使われ、この中間の動きからは行きたがる面が収まり気味で落ち着きが窺える。ただ、悪く言えばおとなし過ぎといった感じで、迫力という点では物足りなく映った。


<以下、賞金上位順>

ステラヴェローチェ(C)中8週
この中間、吉田隼騎手が毎週のように追い切りに騎乗しての入念な乗り込み。ただ、先週のソダシのような好内容とまでは行かず、坂路での動きを見るとまだ終いの伸び脚が良い時のそれには及んでいない印象。

ラーゴム(D)中9週
追い切りの動きが物足りず評価を下げてしまった前走。この中間の追い切りの動きを見ても力強さはなく、多少動きは良化するもまだまだ物足りなさが残る。

エフフォーリア(B)中8週
前走時は最終追い切りでグーンと良くなっていたこの馬。この中間は、トレセンでの乗り込み量が少なく、ギリギリまで牧場で調整されていた感じ。2週前、1週前はまだ凄みを感じるほどの動きではないが、スッと楽に先着しており出来は悪くなさそう。今回も前走時のように最終追い切りで迫力が感じられれば、前走以上の走りにも期待がもてる。

グラティアス(B)3ヶ月
前走時も3ヶ月ぶりで今回も3ヶ月ぶりのレースとなるが、1週前追い切りではデムーロ騎手を背に楽に先着しており、重め感もなく仕上がり良好。最終追い切りもあるので、さらに良くなりそうな感じもある。

レッドベルオーブ(B)4ヶ月
休み明けだが、トレセンでも1ヶ月以上乗り込まれて調整されている。映像がないので動きに関しては何とも言えないが、これまでと同じコースでも外めを回っての好時計なので悪くない仕上がりに映る。

ディープモンスター(B)中6週
この中間もこれまで同様に1週前はCWを長めから併せ馬で追い切られている。調教内容で特に気になるところはなく、調子落ちはなさそう。

ヨーホーレイク(B)中9週
この中間も乗り込み量は豊富。1週前追い切りは、追い出されての反応が鈍く、抜け出して先着するまでに時間がかかっていた。

ワールドリバイバル(D)中3週
この中間は中3週で2週前は軽めの調整で1週前はこれまで通りCWを長めから併せ馬で追い切られて先着。動きを見ると大きな馬の割に硬さがある感じで、伸び脚は物足りない。

イルーシヴパンサー(E)中3週
前走時当コラムで推奨した1頭で、人気薄で4着に健闘。ただこの中間は、1週前追い切りができていない時点で上積みはなさそう。

ルーパステソーロ(E)中2週
かなり大きな馬で、使い込まれているがここ2戦とも追い切りでは目立つ時計が出ていない。中2週のこの中間も、坂路での時計は物足りず能力的にも状態的にも物足りなさが残る。


このコラムからの推奨馬はヴィクティファルスシュヴァリエローズアドマイヤハダルの3頭をあげておきます。



◇今回は皐月賞編でした。
今週の14日(水)には門別で早くも2歳戦がスタートしました。地方競馬の2歳戦において、他地区出走時にも、毎年仕上がりの早さで好成績を残している門別所属馬たちですが、近年はJRA馬相手ではなかなか活躍することができていません(血統の良い馬や素質の高そうな馬たちは、最初からJRAに所属してしまうので仕方がないところだとは思いますが)。そして、近頃ではJRA所属馬も、6月の1600m戦や1800m戦で十分強い勝ち方ができるほどしっかり仕上がっているので、レースがないだけで育成自体は昔に比べると、だいぶ早い時期から行われるようになっているのだと感じています。
地方競馬は、2歳戦が早く始まる割に短距離戦がほとんどなので、早い時期からもう少し長めのレースを増やしてみたらどうかと思います。それと、今後はJRAのクラシックを目指すという意味で、地方競馬においても芝向きの馬が活躍できるようなレース体系(盛岡の芝コースをさらに活用する等)を地方競馬全体で作っていく試みなんかもありかもしれません。そういった路線を目指す馬は調教内容もこれまでと変わってくると思いますし、今の育成技術の向上や外厩施設を使うなどすれば早い時期に長めの距離でも戦える馬も出てくるのではないでしょうか。近年売り上げが伸びている地方競馬なので、地方競馬所属馬専用トレセンを作るくらい強い馬作りに資金を回しても良いかもしれませんね。
日本の馬は海外でも勝ち負けできるくらい強くなりましたが、今の日本の競馬に足りないのが地方競馬所属馬のレベルアップ。先に挙げたような背景から、今のままでは、地方所属馬とJRA所属馬の力の差はさらに広がっていってしまいそうです。1頭でも2頭でも、JRA所属馬に対抗できる馬がクラシックに出走してくるだけで競馬は盛り上がります。そんな馬の出現を期待しながら、今年も2歳戦を楽しみたいと思っています。

皐月賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年4月11日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年04月11日号】特選重賞データ分析編(249)~2021年皐月賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 皐月賞 2021年04月18日(日) 中山芝2000m内


<ピックアップデータ>

【前走の着順ならびに前走の1位入線馬とのタイム差別成績(2015年以降)】
○着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.0秒 [5-5-5-36](3着内率29.4%)
×着順が2着以下、かつ1位入線馬とのタイム差が0.1秒以上 [1-1-1-49](3着内率5.8%)

 直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.1秒以上だった馬は安定感を欠いていました。前哨戦を勝ち切っているか、勝ちに等しい競馬だった馬を重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→アドマイヤハダルタイトルホルダーラーゴム
主な「×」該当馬→ステラヴェローチェダノンザキッドレッドベルオーブ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の出走頭数が12頭以上」だった馬は2015年以降[4-4-3-28](3着内率28.2%)
主な該当馬→ステラヴェローチェレッドベルオーブ

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ダノンザキッドの口コミ


口コミ一覧

POG21/22シーズン②

 b5cfa953ce 2021年6月5日() 11:56

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前回に続いて筆頭仮想オーナーに指名出来た馬を紹介。

テンダンス 牡2歳 中竹和也 (栗東) 前田葉子
兄弟に京王杯スプリングC(G2)を1着など6勝を挙げたスズカコーズウェイ、報知杯弥生賞(G2)、ラジオN杯京都2歳S(G3)、小倉大賞典(G3)を1着、小倉記念(G3)を2着、新潟記念(G3)を3着がいるジャスタウェイ産駒。

ヴェロックス、ダノンザキッド、アドマイヤジャスタなどの活躍馬がいるジャスタウェイだが、活躍馬の多くが2歳から3歳春をピークに成長が止まり古馬になると活躍しにくいイメージがあるがPOG期間ならむしろ問題ない!!!

目指せ!ジャスタウェイ産駒のホープフルS連覇!

 とらきち社長 2021年5月29日() 23:06
日本ダービーについて(東京優駿について)
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◎1.エフフォーリア
○8.ヨーホーレイク
▲16.サトノレイナス
△2,5,6,7,9,10,12,13,14,15,17

今年のダービー、本命はエフフォーリアです。僕は人気馬がいれば抗いたくなるタイプなのですがさすがに抗えませんでした。皐月賞はインのラチ沿いを通った馬が上位を独占。この馬も例に漏れずラチ沿いを通り、逃げたワールドリバイバルが脱落したタイミングで強気に早め先頭、そのまま押し切りました。この馬の最大の魅力は雄大な馬体からトップスピードに入る速さとそれを維持できる強さ。見た目の速さには欠けますが「一瞬の脚」みたいなのがないだけでトップスピードの速さは世代一番でしょう。共同通信杯や百日草特別、前走の皐月賞も確かに展開に恵まれたもののレースの上がり3Fを見てもらえれば一目瞭然なように全くレースの質が違うのでどんな舞台でも同じ脚が使えるというのも強み。ダービーを勝つ上で重要なポイントになる乗り替わりも回避したので後は横山武史騎手がプレッシャーやダービー独特の緊張感に打ち勝てばダービーの栄冠はすぐそこです。枠番の1枠1番はまさに絶好枠なのは確かですが前付けできずに外から被されると跳びが大きい馬なので仇になる可能性も。横山武史騎手は先週のオークスで桜花賞では最高方からのレースだったククナを先行させました。簡単にはポジションを落とさないジョッキーでマークもインへの意識もオークスとは段違いになってくるとは思いますが22歳の若武者の度胸を信じて。
対抗はヨーホーレイク。
一時は本命も考えた馬でしたが、乗り替わりで割り引きました。想定では武豊騎手を無理に取りに行かず岩田望来騎手で継続だったのでそのままなら本命だったかもしれません。重賞未勝利ジョッキーですがオーナーは金子真人さんでトレーナーは友道調教師。マカヒキ、ワグネリアンと近年では一番ダービーの勝ち方を知っているコンビですからね。継続騎乗の判断をしたのなら乗ってみようと思いました。しかし、先週ダノンザキッドの回避で手が空いた川田騎手への乗り替わり。乗り替わりが勝てないダービーですが2,3着を取りに行くなら確実ですよね。皐月賞では岩田騎手が最低限のミッションである「5着までのダービー優先出走権獲得」を達成。ここまで全て上がり最速ですが速い上がりが求められるレースでは走っておらず皐月賞のときのやや外に膨れたコーナーリングを見ても東京替わりはプラス。人気馬が比較的外枠に振られているなかでポジションの取りやすいド真ん中の枠もベスト。
三番手はサトノレイナス。
枠以外の要素は完璧。
厩舎力、騎手力、牝馬にしては馬格もありますし、勝ってはいないものの間隔を空けたローテに舞台も合っていると思います。
ディープインパクト産駒で乗り替わりでもない、ダービーを勝つ要素は揃っている。
人気のしすぎ感は否めませんが、14年ぶりの牝馬制覇があってもおかしくないと思います。
相手は絞ろうとしたのですが◎○の軸2頭3連複でも十分に回収率があるので広く印をつけました。上がりが足りないと思った3頭は切ったので裏目に出なければ良いのですが。

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 ビター ティー 2021年5月28日(金) 20:30
2年連続で無敗の2冠馬が誕生するか? オークスではジンク...
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 先週のオークスは、過去10年のデータが示していた2つのジンクスを覆し、ユーバーレーベンが一冠を奪取しました。

【ジンクス その1】
阪神JF出走 → 桜花賞不出走 0-0-0-9 ※このパターンはまったく通用しない。

 このパターンで出走した2頭の内、阪神JF2着で桜花賞に出走しなかったユーバーレーベンが1着になりました。

【ジンクス その2】
フローラSから出走した馬は2着止まり。フローラS1~3着馬のオークス成績 0-5-2-23

 これまでフローラSの上位入賞馬は、オークスで2着5回、3着2回。この他にフローラS5着のビッシュがオークス3着になっただけでした。ユーバーレーベンはフローラSの3着で出走し、ついにこの路線から初優勝を飾りました。

 この流れから、牡馬のトライアルレース青葉賞経由で出走する馬の快挙を期待できるかもしれません。そこで、キーワードの1つめは『青葉賞』とします。


 とりあえず、青葉賞の上位入賞馬のダービーの成績について関連を見てみます。

【青葉賞とダービーの成績】
過去10年の複勝圏内の30頭でダービーに出走したのは19頭。不出走は11頭です。

不出走馬の内訳は
 青葉賞1着 2頭  2着 0頭  3着 9頭

出走馬の成績 0-2-2-16
2011年ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着→⑦ダービー2着
2012年フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着 500万下1着 弥生賞6着→青葉賞1着→⑥ダービー2着
2017年アドミラブル   新馬戦⑨ 未勝利① アザレア賞1着          青葉賞1着→⑤ダービー3着
2013年アポロソニック  新馬戦⑦ 未勝利① 京成杯13着    山吹賞1着→青葉賞2着→⑦ダービー3着

 上記のように牝馬のトライアルレース(フローラS)に比べ、かなり悲観的な実績しかありません。ダービーに通用するとすれば、青葉賞の前走でも1着になっているか、2歳G1・3歳G2で善戦してきた実績が必要で、青葉賞から出走してくる馬にとって、ダービーはかなり『狭き門』になっているようです。

【今年の青葉賞のレースレベル】
 過去10年に比べて今年の青葉賞のレベルはどうだったのでしょう。

① レースタイム

 過去10年と比べて6番目のタイムです。上がりは34秒台後半で下から3番目です。タイム的にも上がりのペースも平凡で、例年並み以下で見るべきところがありません。しかも、『U指数93.2』は過去最低の評価です。


2分23秒0(34.6) 2020年 晴れ(良) U指数94.7
2分23秒6(35.2) 2017年 晴れ(良) U指数101.6→ダービー3着 アドミラブル
2分24秒2(35.8) 2016年 晴れ(良) U指数97.6
2分24秒4(34.4) 2018年 晴れ(良) U指数97.8
2分25秒0(34.2) 2019年 小雨(稍重)U指数95.4
2分25秒2(34.8) 2021年 小雨(良) U指数93.2←今年のレースタイムとU指数
2分25秒7(34.9) 2012年 晴れ(良) U指数99.1→ダービー2着 フェノーメノ
2分26秒2(34.7) 2013年 晴れ(良) U指数95.6→ダービー3着 アポロソニック
2分26秒5(34.8) 2014年 晴れ(良) U指数94.5
2分26秒9(34.3) 2015年 晴れ(良) U指数93.5
2分28秒8(34.4) 2011年 晴れ(良) U指数94.2→ダービー2着 ウインバリアシオン

② 全出走馬の新馬戦レベル

 全頭数に対する新馬戦1着馬の頭数の割合が27.9%で、過去10年の平均35.5%を下回り、出走馬の質のベースが低かったことが認められます。

新馬戦 1着 5頭(27.9%) 2着 4頭(22.2%) 3着以下 9頭(50.0%) 不出走0頭 総数18頭
新馬戦 1着 60頭(35.5%) 2着 33頭(19.5%) 3着以下 76頭(45.0%) 不出走3頭 総数169頭

③仕上がりの早さ・成長の高さの目安1(デビュー2戦目)

 新馬戦勝ちの次の2戦目にどんなグレードのレースを選択し、その成績の如何によって厩舎の期待の大きさや能力の一端が垣間見られると思います。

過去10年と比べると今年は、1着馬と3着馬が新馬戦2着だったため、2戦目は未勝利勝ちと未勝利3着で、2戦目のレベルは低いと言わざるを得なく、青葉賞2着馬だけが重賞で掲示板(サウジアラビアRC5着)をようやく確保していたという状態です。

 これは、2016年と2015年の上位3頭すべてが未勝利戦だった2回(年)に次ぐ低レベルの成績です。レース全体(出走馬全体)のレベルは決して大きな期待を持てるレベルではありませんが、未勝利勝ちで2頭がダービーで3着になっています。

今回、青葉賞からは1着になったワンダフルタウンが出走してきますが、2歳時に重賞(京都2歳S)と青葉賞を2連勝で臨んでくる以上、3着以上の可能性は残っていると思われます。


④ 仕上がりの早さ・成長の高さの目安2(ホープフルS出走馬の参戦)

 この項目は、唯1頭青葉賞から参戦してくるワンダフルタウンがホープフルSに出走していませんので、割愛します。

 とはいいながら、ホープフルSに出走経験があってダービーに出走してくる皐月賞2着・5着・15着の3頭と比較してみると、2歳の時点で、これら3頭のホープフルSのレースタイムよりも1秒2から1秒7も速いタイムで、ワンダフルタウンが芝2000m重賞のタイトルを獲得しているのは事実です。

 さらに付け加えるなら、皐月賞で無敗の1冠馬になったエフフォーリアが2歳時に共同通信杯1着で記録したタイムを、未勝利戦ではありますが、1秒1も速い1分46秒5の2歳レコードでワンダフルタウンは勝ち上がっています。

これら2つの事実を踏まえ、青葉賞のレースレベルに対する評価の判断を加えて、ダービーの予想する必要があると思います。


 さて、トライアルレースについての分析は、そろそろ終わりにして、ダービーのデータを分析していきたいと思います。

【過去10年間のダービーについて】

1.『ダービー』過去10年間の成績

2020年 1着 1人気 →2着 2人気 →3着 10人気
着順 馬 名     新馬成績 2走目成績  ホープフルS出走 皐月賞出走 前走成績 レース経験数     
1着コントレイル    新馬戦① 東スポ2歳① ホープフルS1着→皐月賞1着→(直行) →⑤当該レース
2着サリオス      新馬戦① サウジRC① 朝日杯FS1着 →皐月賞2着→(直行) →⑤当該レース
3着ヴェルトライゼンデ 新馬戦① 萩S(L)①  ホープフルS2着→皐月賞8着→(直行) →⑥当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 3頭  3着以下5頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-0-8 サリオス
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-0-4

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 1-0-1-2 コントレイル、ヴェルトライゼンデ
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-1


2019年 1着 12人気 →2着 3人気 →3着 2人気
1着ロジャーバローズ 新馬戦① 紫菊賞② ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯2着→⑥当該レース
2着ダノンキングリー 新馬戦① ひいらぎ賞① ホープフルS不出走→皐月賞3着→(直行)→⑤当該レース
3着ヴェロックス   新馬戦① 野路菊S②  ホープフルS不出走→皐月賞2着→(直行)→⑦当該レース

新馬戦 1着 8頭  2着 6頭  3着以下3頭 不出走1頭

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-1-6 ダノンキングリー、ヴェロックス
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 1-0-0-6 ロジャーバローズ

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-3
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


2018年 1着 5人気 →2着 4人気 →3着 16人気
1着ワグネリアン    新馬戦① 野路菊S① ホープフルS不出走→皐月賞7着→(直行)→⑥当該レース
2着エポカドーロ    新馬戦③ 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑥当該レース
3着コズミックフォース 新馬戦③ 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→プリンシパル1着→⑥当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 2頭  3着以下6頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-1-0-5 ワグネリアン、エポカドーロ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-6 コズミックフォース

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-3
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-1


2017年 1着 2人気 →2着 3人気 →3着 1人気
1着レイデオロ     新馬戦① 葉牡丹① ホープフル1着→皐月賞5着→(直行)→⑤当該レース
2着スワーヴリチャード 新馬戦② 未勝利① ホープフル不出走→皐月賞6着→(直行)→⑥当該レース
3着アドミラブル    新馬戦⑨ 未勝利①アザレア1着ホープフルS不出走→皐月賞不出走 青葉賞1着→⑤当該レース

新馬戦 1着 9頭  2着 2頭  3着以下6頭 不出走1頭

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-0-9 スワーヴリチャード
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-6 アドミラブル

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 1-0-0-0 レイデオロ
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


2016年 1着 3人気 →2着 2人気 →3着 1人気
1着マカヒキ      新馬戦① 若駒S① ホープフルS不出走→皐月賞2着→(直行)→⑤当該レース
2着サトノダイヤモンド 新馬戦① 500万下①ホープフルS不出走→皐月賞3着→(直行)→⑤当該レース
3着ディーマジェスティ 新馬戦② 未勝利②① ホープフルS取消→皐月賞1着→(直行)→⑦当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 6頭  3着以下2頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-1-1-5 マカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-0-9

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-0
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-1


2015年 1着 1人気 →2着 5人気 →3着 3人気
1着ドゥラメンテ  新馬戦② 未勝利① ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑥当該レース
2着サトノラーゼン 新馬戦③ 未勝利②②③①ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑩当該レース
3着サトノクラウン 新馬戦① 東スポ①   ホープフルS不出走→皐月賞6着→(直行)→⑤当該レース

新馬戦 1着 7頭  2着 3頭  3着以下8頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-0-1-6 ドゥラメンテ、サトノクラウン
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-1-0-6 サトノラーゼン

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-1
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-2


2014年 1着 3人気 →2着 1人気 →3着 12人気
1着ワンアンドオンリー 新馬戦⑫ 未勝利②① ホープフルS不出走→皐月賞4着→(直行)→⑨当該レース
2着イスラボニータ   新馬戦① 新潟2歳② ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑦当該レース
3着マイネルフロスト  新馬戦① コスモス① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞6着→⑧当該レース

新馬戦 1着 6頭  2着 3頭  3着以下8頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-1-0-5 ワンアンドオンリー、イスラボニータ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-8 マイネルフロスト

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-1
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0
     ※取消ウインフルブルーム


2013年 1着 1人気 →2着 3人気 →3着 8人気
1着キズナ     新馬戦① 500万下① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑦当該レース
2着エピファネイア 新馬戦① 京都2歳S① ホープフルS不出走→皐月賞2着→(直行)→⑥当該レース
3着アポロソニック 新馬戦⑦ 未勝利① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→山吹賞1着→青葉賞2着→⑦当該レース

新馬戦 1着 13頭  2着 2頭  3着以下3頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 0-1-0-7 エピファネイア
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 1-0-1-7 キズナ、アポロソニック

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-1
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


2012年 1着 3人気 →2着 5人気 →3着 7人気

1着ディープブリランテ 新馬戦① 東スポ2歳① ホープフルS不出走→皐月賞3着→(直行)→⑥当該レース
2着フェノーメノ    新馬戦① ホープフルS⑦→皐月賞不出走→青葉賞1着→⑥当該レース
3着トーセンホマレボシ 新馬戦② 未勝利②① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑦当該レース

新馬戦 1着 12頭  2着 2頭  3着以下4頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-0-0-8 ディープブリランテ
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-0-1-7 トーセンホマレボシ

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-0-0
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-1-0-0 フェノーメノ


2011年 1着 1人気 →2着 10人気 →3着 8人気
1着オルフェーヴル   新馬戦① 芙蓉S② ホープフルS不出走→皐月賞1着→(直行)→⑦当該レース
2着ウインバリアシオン 新馬戦① 野路菊① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着→⑦当該レース
3着ベルシャザール   新馬戦① 萩S①  ホープフルS1着 →皐月賞11着→⑦当該レース

新馬戦 1着 10頭  2着 6頭  3着以下2頭 

    ホープフルS不出走→皐月賞 出走 1-0-0-7 オルフェーヴル
    ホープフルS不出走→皐月賞不出走 0-1-0-6 ウインバリアシオン

    ホープフルS 出走→皐月賞 出走 0-0-1-2 ベルシャザール
    ホープフルS 出走→皐月賞不出走 0-0-0-0


10年間の成績データをまとめると

【新馬戦とダービーの成績について】
新馬戦 1着95頭   2着35頭   3着以下47頭 不出走2頭 出走総数179頭 (取消1頭)
8-7-5-75  1-1-2-31  1-2-3-41  
勝率  8.4%(8/95)  2.9%(1/35) 2.1%(1/47)
連対率 15.8%(15/95)  5.7%(2/35)  6.4%(3/47)
複勝率 21.1%(20/95)  11.4%(4/35) 12.8%(6/47)


 2つ目のキーワードは『新馬戦1着馬』。

3歳世代の最強を決めるレースだけあって、出走馬は早くからその能力を発揮しています。その一端が新馬戦勝ちの出走の割合が高いことから窺われます。

 10年間でダービーに出走したのは、出走を取り消したウインフルブルームを除く179頭。このうち、新馬戦勝ちしていたのは全出走馬の53.1%(95頭)を占めています。

 この中から10年間で8頭(回)がダービー馬の称号を手に入れています。今年出走を予定している馬の新馬戦成績と比較してみると

過去10年    新馬1着 95頭(53.1%)  2着 35頭(19.6%)  3着以下 47頭(23.6%) 
今年(最終登録時) 新馬1着 14頭(77.8%)  2着 2頭(11.1%)  3着以下 2頭(11.1%)

今年は最終登録時点で、新馬1着が過去最多の14頭が出走を予定していました。その内の1頭、ダノンザキッドが骨折で回避してしまいましたが、これまでの最多出走と同じで13頭が出走します。

13頭が新馬戦1着だった2013年は、新馬1着だったキズナが優勝しています。ちなみに、この年は『1着 1人気 →2着 3人気 →3着 8人気 』と比較的平穏な結果で、3着は青葉賞2着のアポロソニックでした。


 では、新馬戦1着馬の多寡によってダービーの結果にどのような傾向があるか、まとめてみます。

1. 新馬勝ちの3頭でダービー1~3着を独占した3回は   新馬1着の参戦数は10頭・8頭・10頭
2. 新馬戦1着馬がダービー8勝で、2着以下になった2回は 新馬1着の参戦数は6頭・7頭
3. 新馬1着の参戦が多い年には『青葉賞』が絡む傾向?   多い年は青葉賞から参戦馬の複勝圏入りが目立つ。

   2013年 新馬戦1着13頭 3着アポロソニック    ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞2着
   2012年 新馬戦1着12頭 2着フェノーメノ    ホープフルS7着 →皐月賞不出走→青葉賞1着
   2011年 新馬戦1着10頭 2着ウインバリアシオン ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着
   2020年 新馬戦1着10頭 ( 青葉賞経由の上位入賞無し )
   2018年 新馬戦1着10頭 ( 青葉賞経由の上位入賞無し ) 
   2016年 新馬戦1着10頭 ( 青葉賞経由の上位入賞無し ) 

※青葉賞からダービーに出走した馬の過去10年間の成績は 0-2-2-16 。同じトライアルレースのフローラSよりもG1では不振です。僅か4回しか青葉賞絡みの複勝圏内入りがないにもかかわらず、その内3回が新馬戦1着馬の参戦数が多い順に、1番目から3番目の年に、青葉賞を経由した馬が複勝入りを達成しているのです。

今年は、新馬戦1着馬が最多数タイの出走になりますので、これまで述べてきた傾向から、ダービーの複勝圏内に新馬戦1着の馬が2頭以上入ってくる可能性と、青葉賞経由の馬が複勝圏内に入ってくる可能性が高いと思われます。

 牝馬クラシックでは、あれほど勝てなかったフローラSからの出走馬がオークス馬に輝きました。牡馬クラシックも、これにシンクロして、青葉賞から出走するワンダフルタウンに栄冠のチャンスが回ってきそうな予感がします。

 ただし、新馬戦1着の参戦が1番少なかった年にも、わずか1回だけではありますが、青葉賞から複勝圏内に入っていることは、例外?としてお伝えしておきます。

   2014年 新馬戦1着 6頭 3着マイネルフロスト  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞6着


 新馬戦1着馬の出走頭数とダービーの成績の傾向をまとめると、新馬戦1着馬の10年間平均出走頭数は9.5頭です。この平均に近い頭数では、1着から3着まで『新馬戦1着馬』が独占する可能性が高まります。(過去に3回あり)

 新馬戦1着馬の出走頭数が多くなると、3頭で独占することはなくなりますが、新馬戦1着馬がダービー馬になる可能性が高まります。

 逆に、新馬戦1着馬の出走頭数が平均を下回ると、新馬戦1着以外の馬がダービー馬の栄冠に輝く可能性が高まっています。データ(実績)がその傾向を示していることを意識して予想することも必要です。


 とは言いながら、今年の新馬戦1着馬は出走馬の76.4%(13頭)と大多数を占めているので、その中から有力馬を選択するための視点を明確にしたいものです。


 そこで、先週のオークスと同様に、2歳時の中距離G1と3歳G1の出走の有無によるダービーの成績をパターン別に分析して、有力馬選択のベースにしたいと考えます。

 3つ目のキーワードは『ホープフルS・皐月賞の出走の有無』

【ホープフルS・皐月賞の出走有無別成績】     
ホープフルS出走馬 2-1-2- 18  
勝率  8.7%(2/23頭)  20.0% (2/10年)
連対率 13.0%(3/23頭)  30.0% (3/10年) 
複勝率 21.7%( 5/23頭)  40.0% (4/10年) 

ホープフルS不出走 8-9-8-131
勝率  5.1%(8/156頭)  80.0% (8/10年)
連対率 11.9%(17/156頭) 100.0% (10/10年) 
複勝率 16.0%(25/156頭) 100.0% (10/10年) 

 ホープフルSはこの10年間でレースの格がOP(1年)→G2(5年)→G1(4年)と、目まぐるしく変化しています。しかし、距離適性を優先して意識的にダービーを目指していることに変わりはないので、敢えて区分することなく10年間を一体的に見ています。

 ホープフルS出走馬と不出走馬の出走数の割合は、10年間で 23:156 と、出走馬の方が12.8%で圧倒的に少ないので不出走馬の8勝に対して、2勝と分が悪いような印象を持ちます。

 しかし、それぞれの出走数に対する勝率で比較すると、ホープフルS出走馬8.7%に対して不出走馬5.1%となり、ホープフルS出走馬の方が優秀です。

 同様に、連対率と複勝率でも、ホープフルS出走馬の方が確実に上回っていることは間違いありません。

 ホープフルS経由からの出走は平均2.3頭で、2-1-2- 18 の成績を挙げていることは能力が高いことの成せる業と言えるのではないでしょうか。

 これまでは、ホープフルS出走馬がダービーの複勝圏内に1頭ずつしか入らなかったのですが、昨年は過去最高の5頭が参戦して1着と3着になり、複勝圏内に初めて複数頭が入ったことを覚えておきたいと思います。


 では、次に皐月賞出走の有無によるダービーの成績はどうなっているか見ていきます。


皐月賞 出走馬 8-7-5-79   
勝率  8.1%(8/99頭) 80.0% (8/10年)
連対率 15.2%(15/99頭)100.0% (10/10年) 
複勝率 20.2%(20/99頭)100.0% (10/10年) 

皐月賞 不出走 2-3-5-70
勝率  2.5%(2/80頭) 20.0% (2/10年)
連対率 6.3%(5/80頭) 50.0% (5/10年) 
複勝率 12.5%(10/80頭) 80.0% (8/10年)

皐月賞出走馬と不出走馬の出走数の割合は、10年間で 99:80 と、僅かに出走馬の方が多いだけですが、8勝するなど不出走馬を圧倒しています。やはり、3歳クラシックの第1弾に出走するだけあって、その能力は相当高いものであることを示しています。

 ところが、皐月賞出走馬だけでダ-ビーの上位を独占したのは、わずか2回(年)だけなのです。さすがに皐月賞の出走馬が全く複勝圏内に入らなかった年はありませんが、1頭のみの年も2回ありました。


 ホープフルSと皐月賞を個別に比較すると上記のような結果になっています。


 ホープフルS出走馬と皐月賞の出走を関連付けた4つのパターンに順位付けをすると

【ダービー上位入賞の着度数による順位】
1位 ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走 6-7-3-66
2位 ホープフルS不出走 → 皐月賞不出走 2-2-5-65 
3位 ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走 2-0-2-13
4位 ホープフルS 出走 → 皐月賞不出走 0-1-0-5

 これを、各パターンの出走頭数に対する勝率で順位付けし直すと

【パターン別勝率による順位】
1位 ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走 勝率11.8%(2/17頭) 連対率11.8%(2/17頭) 複勝率23.5%(4/17頭)
2位 ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走 勝率 7.3%(6/82頭) 連対率15.9%(13/82頭) 複勝率19.5%(16/82頭)
3位 ホープフルS不出走 → 皐月賞不出走 勝率 2.7%(2/74頭) 連対率 5.4%(4/74頭) 複勝率12.2%(9/74頭)
4位 ホープフルS 出走 → 皐月賞不出走 勝率 0.0%(0/ 6頭) 連対率16.7%(1/6頭) 複勝率16.7%(1/6頭)

 皐月賞に出走した馬の中で、ホープフルSにも出走した馬を中心に予想をしたいと思います。

 予想するに当たって、次の9点を再度確認しておきたいです。

① 新馬戦1着の出走数が過去最多13頭タイ(最終登録時は14頭)
② 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、新馬戦1着馬が1着になる確率が高くなる。
③ 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、青葉賞経由の馬が複勝圏に入る確率が高くなる。
④ 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、新馬戦1着馬だけで1着から3着まで独占する確率は低くなる。
⑤ 新馬戦1着の出走数が平均より多い年は、皐月賞経由馬だけで1着から3着まで独占する確率は低くなる。
⑥ 着度数1位のパターンは、『ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走』で、6勝2着7回3着3回。
⑦ パターン別の勝率1位は、『ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走』で、勝率11.8%(2/17頭)
⑧ パターン別の連対率1位は『ホープフルS不出走 → 皐月賞 出走』で、連対率15.9%(13/82頭)
⑨ パターン別の複勝率1位は『ホープフルS 出走 → 皐月賞 出走』で、複勝率23.5%(4/17頭)


 以上を踏まえて印を打てそうな馬は※印の10頭になるわけですが・・・ (-_- )?

※1.エフフォーリア   新馬① 百日草①  ホープフルS不出走→皐月賞1着→( 直行 )→⑤当該レース
 2.ヴィクティファルス 新馬① 共同通信② ホープフルS不出走→皐月賞9着→( 直行 )→⑤当該レース
 3.タイムトゥへヴン  新馬④ 未勝利④① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル6着→⑧当該レース
※4.レッドジェネシス  新馬③ 未勝利③④①ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑧当該レース
※5.ディープモンスター 新馬① エリカ賞② ホープフルS不出走→皐月賞7着 →( 直行 )→⑥当該レース
※6.バジオウ      新馬② 未勝利③① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→プリンシパル1着→⑦当該レース
※7.グラティアス    新馬① 京成杯①  ホープフルS不出走→皐月賞6着→( 直行 )→④当該レース
※8.ヨーホーレイク   新馬① 紫菊賞①  ホープフルS3着 →皐月賞5着 →( 直行 )→⑥当該レース
 9.ラーゴム      新馬① アイビー② ホープフルS不出走→皐月賞13着 →( 直行 )→⑥当該レース
?10.シャフリヤール   新馬① 共同通信③ ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯1着→④当該レース
※11.ステラヴェローチェ 新馬① サウジRC①ホープフルS不出走→皐月賞3着→( 直行 )→⑥当該レース
※12.ワンダフルタウン  新馬② 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着 →⑥当該レース
 13.グレートマジシャン 新馬① セントポーリア① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯2着→④当該レース
※14.タイトルホルダー  新馬① 東スポ2歳② ホープフルS4着→皐月賞2着→( 直行 )→⑥当該レース
 15.アドマイヤハダル  新馬① アイビー④ ホープフルS不出走→皐月賞4着→( 直行 )→⑥当該レース
※16.サトノレイナス   新馬① サフラン① 阪神JF2着    →桜花賞2着→( 直行 )→⑤当該レース
 17.バスラットレオン  新馬① 札幌2歳S③ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル中止→⑨当該レース

 除外ダノンザキッド   新馬① 東スポ2歳① ホープフルS1着→皐月賞15着→( 直行 )→⑥当該レース

 
今年の出走馬で印を打てそうな馬は、※印の10頭になるわけですが・・・ (-_- )?



 やはり、青葉賞経由の『12.ワンダフルタウン』は、過去10年間のデータからは着度数では第2位の「 ホープフルS不出走 → 皐月賞不出走 2-2-5-65」パターンですが、牝馬のフローラSと同様に、そろそろ『青葉賞からはダービー2着止まり』のジンクスが破れるような気がして、ある程度重い印を打ちたいと思っています。

 特に『12.ワンダフルタウン』は、2歳未勝利ではありますが、芝1800mを2歳レコード勝ちしています。

 このタイムをダービー出走馬で上回っているのは、毎日杯で1着になった『10.シャフリヤール』の1分43秒9と同タイム2着になった『13.グレートマジシャン』の2頭だけです。

 こちらもレコード勝ちですが、3歳レコードであることと、ワンダフルタウンは出走時期が8カ月も早い7月に叩き出していたという事実です。

 本命視されている推定1番人気の『1.エフフォーリア』も芝1800mの共同通信杯で1着になっていますが、そのタイムは1分47秒6で、その6ヵ月半前に1秒1も速いタイムで勝っているのは並の馬では不可能です。

 また、芝2000mの新潟2歳Sでも、ホープフルSのレースタイムより1秒2速いタイムで勝っていることも冒頭で述べたとおりです。

 これは、同レースで3着になった『8.ヨーホーレイク』より1秒5、4着になった『14.タイトルホルダー』とは1秒7も速いタイムで『12.ワンダフルタウン』が勝ち上がったということです。

 この時2着だった『9.ラーゴム』には、0.1秒差の3/4馬身先着しています。ラーゴムが次走で、きさらぎ賞1着になっていますので、この勝利も価値が高いと思っています。

 ワンダフルタウンは2歳の夏競馬から力を示していますが、青葉賞でも重賞2連勝でダービーに臨みますので、決して早熟ではありません。現時点でも成長をし続けていると思いますので、データ分析で述べてきたことにこだわって、『12.ワンダフルタウン』に重い印を打ちたいと思います。



○1.エフフォーリア   新馬① 百日草①  ホープフルS不出走→皐月賞1着→( 直行 )→⑤当該レース
 2.ヴィクティファルス 新馬① 共同通信② ホープフルS不出走→皐月賞9着→( 直行 )→⑤当該レース
 3.タイムトゥへヴン  新馬④ 未勝利④① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル6着→⑧当該レース
△4.レッドジェネシス  新馬③ 未勝利③④①ホープフルS不出走→皐月賞不出走→京都新聞杯1着→⑧当該レース
△5.ディープモンスター 新馬① エリカ賞② ホープフルS不出走→皐月賞7着 →( 直行 )→⑥当該レース
×6.バジオウ      新馬② 未勝利③① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→プリンシパル1着→⑦当該レース
×7.グラティアス    新馬① 京成杯①  ホープフルS不出走→皐月賞6着→( 直行 )→④当該レース
△8.ヨーホーレイク   新馬① 紫菊賞①  ホープフルS3着 →皐月賞5着 →( 直行 )→⑥当該レース
注9.ラーゴム      新馬① アイビー② ホープフルS不出走→皐月賞13着 →( 直行 )→⑥当該レース
?10.シャフリヤール   新馬① 共同通信③ ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯1着→④当該レース
△11.ステラヴェローチェ 新馬① サウジRC①ホープフルS不出走→皐月賞3着→( 直行 )→⑥当該レース
◎12.ワンダフルタウン  新馬② 未勝利①  ホープフルS不出走→皐月賞不出走→青葉賞1着 →⑥当該レース
 13.グレートマジシャン 新馬① セントポーリア① ホープフルS不出走→皐月賞不出走→毎日杯2着→④当該レース
△14.タイトルホルダー  新馬① 東スポ2歳② ホープフルS4着→皐月賞2着→( 直行 )→⑥当該レース
 15.アドマイヤハダル  新馬① アイビー④ ホープフルS不出走→皐月賞4着→( 直行 )→⑥当該レース
▲16.サトノレイナス   新馬① サフラン① 阪神JF2着    →桜花賞2着→( 直行 )→⑤当該レース
 17.バスラットレオン  新馬① 札幌2歳S③ホープフルS不出走→皐月賞不出走→NHKマイル中止→⑨当該レース


 2年連続ダービーで無敗の2冠馬の誕生を期待する気持ちもありますが、牝馬と同様に以下に示すジンクスを破って『12.ワンダフルタウン』には金的を射止めて欲しいと願います。

ジンクス1 新馬戦1着馬の出走数が多い年は、新馬戦1着馬がダービーでも1着になる。
※ワンダフルタウンは新馬戦2着

ジンクス2 青葉賞から参戦する馬は2着止まり。

データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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コメント一覧
8:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:56人 2021年4月16日(金) 22:56:50
ダノンスマッシュが
ダノックス(オービック野田順弘会長)の
悲願の古馬G1優勝
(長かったなあ…)

ただ
G1-2連勝とはいえ
香港スプリント(香港はスプリント王国なので価値は高いが
→高松宮記念(G2から繰り上げG1)
というのが…

ダノックスと同じく
古馬G1優勝出来なかった
サトノ(セガサミーHD 里見治会長)

サトノダイヤモンドのクラシック三冠菊花賞ぶっちぎり圧勝!
さらに
(八大G1競走)有馬記念も優勝!

同時期に
サトノクラウン
香港ヴァーズ優勝
宝塚記念優勝

と比べると
インパクトが薄い。

ダノックスに流れは来てる

だが…

もう一つ
流れは来てる

桜花賞は2年連続で無敗馬が優勝
皐月賞にも有力な無敗馬がいる
7:
  HELPRO   フォロワー:0人 2021年3月7日() 16:01:58
やはりダノンと川田ではクラシックは無理らしい!
中山コースでは未熟な関西鞍上起用はミスしか生まない!
エセ鞍上らしさ溢れるすがすがしい程のド下手騎乗には参ったしかない!
6:
  HELPRO   フォロワー:0人 2020年12月26日() 15:46:12
あら、川田が2週連続G1勝ちしちゃったよ!
盆と正月が一緒に来たようなモノ!
どうせ長く乗れば乗るほどメッキは剥げるので今の結果をせいぜい楽しんで下さい。

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2021年4月18日皐月賞 G115着
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2021年4月18日 皐月賞 G1 15着
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