モリアーナ(競走馬)

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モリアーナ
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モリアーナ
写真一覧
現役 牝4 鹿毛 2020年3月2日生
調教師武藤善則(美浦)
馬主高橋 文男
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[3-0-2-6]
総賞金12,830万円
収得賞金3,600万円
英字表記Moryana
血統 エピファネイア
血統 ][ 産駒 ]
シンボリクリスエス
シーザリオ
ガルデルスリール
血統 ][ 産駒 ]
ダイワメジャー
バシマー
兄弟 ヒストリアノワールカズラポニアン
市場価格3,300万円(2020セレクトセール)
前走 2024/05/12 ヴィクトリアマイル G1
次走 2024/07/28 クイーンステークス G3

モリアーナの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/07/28 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 -- 1481411.9----** 牝4 57.0 武藤雅武藤善則 -- --------
24/05/12 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1571319.367** 牝4 56.0 横山典弘武藤善則 488
(+6)
1.32.3 0.533.9⑬⑬テンハッピーローズ
24/04/06 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 11669.033** 牝4 56.0 横山典弘武藤善則 482
(0)
1.33.3 0.332.9⑨⑨マスクトディーヴァ
24/01/21 中山 11 AJCC G2 芝2200 12337.544** 牝4 54.0 横山典弘武藤善則 482
(+4)
2.16.8 0.236.9⑪⑫⑫⑧チャックネイト
23/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 184829.075** 牝3 55.0 横山典弘武藤善則 478
(+4)
2.01.7 0.633.9⑭⑨⑬⑬リバティアイランド
23/09/09 中山 11 紫苑S G2 芝2000 17126.641** 牝3 54.0 横山典弘武藤善則 474
(+4)
1.58.0 -0.134.3⑯⑮⑮⑭ヒップホップソウル
23/05/07 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18128.056** 牝3 55.0 横山典弘武藤善則 470
(+2)
1.34.3 0.535.1⑫⑪シャンパンカラー
23/04/08 中山 11 NZT G2 芝1600 167148.034** 牝3 54.0 武藤雅武藤善則 468
(-6)
1.34.0 0.335.6⑥⑨④エエヤン
23/02/11 東京 11 クイーンC G3 芝1600 16234.733** 牝3 54.0 武藤雅武藤善則 474
(-2)
1.33.1 0.034.0⑫⑪ハーパー
22/12/11 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 18356.4212** 牝2 54.0 武藤雅武藤善則 476
(+14)
1.34.8 1.737.3⑥⑦リバティアイランド
22/08/13 札幌 9 コスモス賞 OP 芝1800 9892.311** 牝2 54.0 武藤雅武藤善則 462
(+2)
1.50.0 -0.336.1ドゥアイズ
22/06/05 東京 5 2歳新馬 芝1600 12556.441** 牝2 54.0 武藤雅武藤善則 460
(--)
1.36.9 -0.533.0エンジェリックアイ

モリアーナの関連ニュース


今週日曜、札幌競馬場のメイン競走はG3クイーンステークス。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

109 モリアーナ
108 ドゥアイズ
107 ウンブライルスタニングローズ
106 ボンドガール
105 イフェイオンウインピクシス
104 モズゴールドバレルキタウイングコガネノソラ
103 コンクシェル
101 エリカヴィータ
96  ラリュエル

(以下格付なし)

例年、クイーンステークスにおける勝ち馬レーティングは105~107程度。昨年のウインピクシス(2着)が105なので、比較は105以上の7頭を中心に行ってみた。

第2のモノサシは、芝1800mの勝利経験。クイーンステークス過去5年、3着以内馬15頭の成績を見てみると、芝の1800mで勝ち鞍がなかったと馬はわずかに3頭。80%の12頭に芝の1800mのレースの勝利経験があった。レーティング上位7頭の、芝1800mのこれまでの成績は以下の通りだ(カッコ【 】内の数字は左から1着、2着、3着、着外)。

モリアーナ…【1.0.0.0】 ドゥアイズ…【1.2.0.0】 ウンブライル…【未経験】 スタニングローズ…【1.0.0.1】 ボンドガール…【未経験】 イフェイオン…【未経験】 ウインピクシス…【4.1.1.3】

勝利経験のあるモリアーナドゥアイズウインピクシススタニングローズにプラス評価を与えたい。

第3のモノサシは、G1成績。札幌記念(札幌競馬場・芝2000m)の好走馬の多くがG1でも好走するように、札幌競馬場というのは時計こそ出ないがタフな競馬場だ。ここで好走する馬はG1でも活躍するケースが多いので、これまでのレース結果からそこを探れないか考えた。上位7頭のこれまでのG1成績は以下の通りだ。

モリアーナ…4走。阪神JFは2番人気12着、NHKマイルCは5番人気6着、秋華賞は7番人気5着、ヴィクトリアマイルは6番人気7着。
ドゥアイズ…5走。阪神JFは10番人気3着、桜花賞は4番人気5着、オークスは6番人気9着、秋華賞は10番人気10着、ヴィクトリアマイルは11番人気4着。
ウンブライル…3走。阪神JFは3番人気15着、NHKマイルCは8番人気2着、ヴィクトリアマイルは3番人気6着。
スタニングローズ…6走。オークスは10番人気2着、秋華賞は3番人気1着、エリザベス女王杯は2番人気14着、ヴィクトリアマイルは7番人気12着、大阪杯は6番人気8着、ヴィクトリアマイルは5番人気9着。
ボンドガール…1走。NHKマイルCで3番人気17着。
イフェイオン…2走。桜花賞は8番人気11着、NHKマイルCは13番人気5着。
ウインピクシス…未出走。

クイーンステークスで57kgを背負った馬は過去2頭しかいないが、2頭はいずれも掲示板以下。今回57kgでの出走となるスタニングローズモリアーナはモノサシ比較においていずれも力上位だがプラス評価はせず、ドゥアイズウンブライルと、51~52kgはいかにも軽いボンドガールイフェイオンの3歳馬2頭を、この比較から拾い上げたい。

諸々の比較から、本命◎はドゥアイズ。レーティング2位で55kgは狙い頃で、ここはかなり大きく期待をかけてみたいところだ。○はウンブライル。▲にイフェイオン、△にボンドガールを指名し、馬券は4頭のBOXで馬連、馬単、ワイドに3連複と広めに買いたい。

【モノサシ比較による注目馬】 
ドゥアイズ ○ウンブライル ▲イフェイオン △ボンドガール

モノサシの正誤判定は7/28(日)だ。

【クイーンS2024】ズバリ!調教診断(最終版) 筆頭はドゥアイズ!小差でイフェイオンが続く! 2024年7月26日(金) 12:00


日曜日に行われるクイーンSの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ボンドガール【C】
札幌ダ単走(24日)。美浦Wでの1週前追い切りと同様、直線での手前替えがひと息。そのせいか、促しに対する反応が渋く、この馬にしてはゴール前の動きも地味。コーナーから直線序盤にかけての走りは良かったのだが……。本番でジョッキーがうまくコントロールできれば、という条件付きの狙いとなろう。

ウンブライル【B】
函館W併走(24日)。いつもの3頭併せとは異なり、相手が1頭だけとあって、そのぶん気を遣わず走れている印象。少しズブい面を見せたあたりに、まだ良化の余地を感じる一方、体勢有利のかたちできちんと収めた点は評価してしかるべき。万全には至らないまでも、着実に下地は整ってきている。

イフェイオン【A】
札幌芝単走(24日)。手前替えの際に少しヨレたが、この馬とすれば比較的大人しくこなしたほう。ひと頃より直線での順手前が長続きしているのも良い傾向。バネ感のあるフットワークが目を引き、促しに対する反応も素早い。状態の良さがうかがえる内容だった。

ラリュエル【C】
札幌ダ単走(24日)。口向きの悪さを見せるなど、安定感のないコーナリング。直線に入ってからも、推進力が前に向いていないような感じの完歩が目立つ。ゴール標識前後ではそれなりに脚を伸ばしたとはいえ、もっと上の走りがある馬。その点を鑑みると、高評価はしづらい。

モズゴールドバレル【C】
札幌芝併走(25日)。先導馬に取り付くまでの走りは悪くなかった。だが、並んでからの反応が渋く、併走馬の鞍上がまだか?と催促するような場面も。最終的に頭ひとつ抜け出したとはいえ、手応えは3歳1勝クラスのパートナーのほうが優勢。なにかしら物足りなさを覚える内容だった。

コンクシェル【B】
函館W併走(24日)。無駄の少ないコーナリング。身のこなしに硬さもない。パートナーが前に出ようとするも、それを許さない勝負根性を見せ、最後はきちんと体勢有利のかたちに持ち込んだ。もう少し首の動きに安定感がほしいが、大きく割り引くほどではない。順調な仕上がりといえる。

アルジーヌ【B】
函館W単走(24日)。気負わず穏やかに走れているし、身のこなしに硬さもない。最後まで脚どりもしっかりしている。この動きを確認する限り、前走の反動や疲れ、輸送のダメージはうかがえず、自身のパフォーマンスはきちんと示している印象。状態キープと判断したい。

ウインピクシス【B】
札幌ダ単走(24日)。ダートでの調教が影響しているのか、いつもと比べて前さばきに硬さを感じるコーナリング。それでも直線で手前を替えたあとは、この馬らしい後肢に力感のある走りに。鞍上の仕掛けに対する反応や、ゴール前の動きも悪くなかった。まずまずの仕上がりではないか。

スタニングローズ【B】
函館W単走(24日)。ピッチ気味の走りではあるが、脚どりはしっかりしており、体の軸も安定。ひと頃に比べると後肢の力感が増し、そのぶん前後のバランスも良くなった。あと少し動きにキレがあれば、といったところだが、雰囲気は決して悪くない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

キタウイング【B】
函館ダ単走(24日)。脚さばきに硬さを感じるコーナリング。ただ、直線途中で蹄鉄がすっ飛んでいたことを踏まえると、コーナーの段階でズレ始めていたのかも。実際、蹄鉄が外れてからは、体を上手に使って活気のある走りに。ゴール前の反応も悪くなかった。この馬なりに整えてきた印象を持つ。

エリカヴィータ【C】
函館W併走(24日)。コーナーでの動きは悪くなかったのだが、直線に入ってからの走りがひと息。頭の位置が高く、フォームも乱れ気味。推進力を上に逃すような完歩が目立つのも気になるところ。実戦も稽古もムラのあるタイプとはいえ、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。

コガネノソラ【B】
函館芝単走(24日)。なにを気にしているのかは不明だが、両耳を小刻みにくるくると動かして落ち着きのない様子。ただ、フォームは安定しており、手前替えもスムーズ。脚どりもしっかりしている。体調自体は良さそうなので、あとは実戦に行っての集中力次第。それが焦点となる。

ドゥアイズ【A】
札幌ダ単走(24日)。鞍上と息を合わせて、直線部分での折り合いはスムーズ。ダート調教を感じさせない軽やかな脚さばき、それでいて力感もある。この馬とすれば手前変換時に体のブレが少ない点も好印象。このまま順調なら良い仕上がりになりそう。高く評価したい1頭だ。

モリアーナ【B】
札幌ダ単走(24日)。体を上手に使って走れているし、着地の安定感と力強さも目を引く。惜しむらくは、本番で騎乗予定のジョッキーがまたがっていたにもかかわらず、手前替えがひと息だったこと。そのあたりがスムーズであれば、優にA判定の内容だった。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。筆頭は、⑬ドゥアイズとしたい。手前変換後の重心低めかつ体幹がしっかりしたフォーム、安定感のある脚さばきが印象的。この馬とすれば手前変換時の軸ブレも少なく、仕上がりは良さそう。あとは当日、パドックからゲート入りまでの移行をすんなりできれば。

小差の次点に、③イフェイオン。手前変換後のバネ感のあるフットワークは目を引くものがあった。直線で手前をころころ替える癖を出すことなく、順手前が長続きしている点も好感度大。いい雰囲気で本番に臨めそうだ。

<注目馬>
ドゥアイズ ③イフェイオン

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【クイーンS】厩舎の話 2024年7月26日(金) 04:50

アルジーヌ・松岡助手「少し気の勝ったところはあるが、いい状態をキープ。小回り1800メートルは得意な条件」

イフェイオン・杉山佳師「西村淳騎手の意見もあってここへ。稽古では芝をうまくとらえていた。洋芝は合いそう」

ウインピクシス・横山和騎手「順調にこられている。気の入りやすい面は感じるが、調教では落ち着いていた」

ウンブライル・木村師「体調面に関しては改善の兆しがある。自分のストライドで走れるようにバランスを修正していきたい」

エリカヴィータ・吉田助手「変わりなく来ています。舞台は気にしていませんし、集中して走ってくれれば」

キタウイング・中島助手「体調も精神状態も安定。GⅠを使ってどっしりした。輸送をうまくクリアできれば」

コガネノソラ・丹内騎手「ちょうどいい時計で、思った通りの追い切りができました。洋芝は合いそうです」

コンクシェル・押田助手「イレ込むことなく落ち着いている。舞台は問題ないし、気分良く走ってくれれば」

スタニングローズ・土屋助手「環境に適応して、カイバも食べている。ゲートを決めて、いいところで運べれば」

ドゥアイズ・鮫島駿騎手「結果を出さないといけないレース。流れに乗りやすい馬ではないので、1コーナーまでがポイント」

ボンドガール・平塚助手「稽古で掛かり気味だったが、今週は折り合いがついた。イレ込みも少ないですね」

モリアーナ・武藤騎手「ほぼ完成している馬なので、いつもと変わらない感じで十分。舞台適性もあります」

ラリュエル・佐々木騎手「テンションが高いが、競馬に行けば大丈夫そう。流れに乗って先行できれば」

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【クイーンS2024】ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック) ドゥアイズ 仕上がり良好!イフェイオンも本馬場で上々の動きを披露! 2024年7月25日(木) 12:00

日曜日に行われるクイーンSの登録馬の水曜追い切りについて、1頭ずつシンプルに考察していきます(追い切り映像が確認できた馬に限る)。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

アルジーヌ【B】
函館W単走。気負わず穏やかに走れているし、身のこなしに硬さもない。最後まで脚どりもしっかりしている。この動きを確認する限り、前走の反動や疲れ、輸送のダメージはうかがえず、自身のパフォーマンスはきちんと示している印象。状態キープと判断したい。

イフェイオン【A】
札幌芝単走。手前替えの際に少しヨレたが、この馬とすれば比較的大人しくこなしたほう。ひと頃より直線での順手前が長続きしているのも良い傾向。バネ感のあるフットワークが目を引き、促しに対する反応も素早い。状態の良さがうかがえる内容だった。

ウインピクシス【B】
札幌ダ単走。ダートでの調教が影響しているのか、いつもと比べて前さばきに硬さを感じるコーナリング。それでも直線で手前を替えたあとは、この馬らしい後肢に力感のある走りに。鞍上の仕掛けに対する反応や、ゴール前の動きも悪くなかった。まずまずの仕上がりではないか。

ウンブライル【B】
函館W併走。いつもの3頭併せとは異なり、相手が1頭だけとあって、そのぶん気を遣わず走れている印象。少しズブい面を見せたあたりに、まだ良化の余地を感じる一方、体勢有利のかたちできちんと収めた点は評価してしかるべき。万全には至らないまでも、着実に下地は整ってきている。

エリカヴィータ【C】
函館W併走。コーナーでの動きは悪くなかったのだが、直線に入ってからの走りがひと息。頭の位置が高く、フォームも乱れ気味。推進力を上に逃すような完歩が目立つのも気になるところ。実戦も稽古もムラのあるタイプとはいえ、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。

キタウイング【B】
函館ダ単走。脚さばきに硬さを感じるコーナリング。ただ、直線途中で蹄鉄がすっ飛んでいたことを踏まえると、コーナーの段階でズレ始めていたのかも。実際、蹄鉄が外れてからは、体を上手に使って活気のある走りに。ゴール前の反応も悪くなかった。この馬なりに整えてきた印象を持つ。

コガネノソラ【B】
函館芝単走。なにを気にしているのかは不明だが、両耳を小刻みにくるくると動かして落ち着きのない様子。ただ、フォームは安定しており、手前替えもスムーズ。脚どりもしっかりしている。体調自体は良さそうなので、あとは実戦に行っての集中力次第。それが焦点となる。

コンクシェル【B】
函館W併走。無駄の少ないコーナリング。身のこなしに硬さもない。パートナーが前に出ようとするも、それを許さない勝負根性を見せ、最後はきちんと体勢有利のかたちに持ち込んだ。もう少し首の動きに安定感がほしいが、大きく割り引くほどではない。順調な仕上がりといえる。

スタニングローズ【B】
函館W単走。ピッチ気味の走りではあるが、脚どりはしっかりしており、体の軸も安定。ひと頃に比べると後肢の力感が増し、そのぶん前後のバランスも良くなった。あと少し動きにキレがあれば、といったところだが、雰囲気は決して悪くない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

ドゥアイズ【A】
札幌ダ単走。鞍上と息を合わせて、直線部分での折り合いはスムーズ。ダート調教を感じさせない軽やかな脚さばき、それでいて力感もある。この馬とすれば手前変換時に体のブレが少ない点も好印象。このまま順調なら良い仕上がりになりそう。高く評価したい1頭だ。

ボンドガール【C】
札幌ダ単走。美浦Wでの1週前追い切りと同様、直線での手前替えがひと息。そのせいか、促しに対する反応が渋く、この馬にしてはゴール前の動きも地味。コーナーから直線序盤にかけての走りは良かったのだが……。本番でジョッキーがうまくコントロールできれば、という条件付きの狙いとなろう。

モリアーナ【B】
札幌ダ単走。体を上手に使って走れているし、着地の安定感と力強さも目を引く。惜しむらくは、本番で騎乗予定のジョッキーがまたがっていたにもかかわらず、手前替えがひと息だったこと。そのあたりがスムーズであれば、優にA判定の内容だった。

ラリュエル【C】
札幌ダ単走。口向きの悪さを見せるなど、安定感のないコーナリング。直線に入ってからも、推進力が前に向いていないような感じの完歩が目立つ。ゴール標識前後ではそれなりに脚を伸ばしたとはいえ、もっと上の走りがある馬。その点を鑑みると、高評価はしづらい。


【調教予想からの注目馬】
イフェイオン ドゥアイズ

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【クイーンS ズバッと!言いたい放題】ドゥアイズ得意舞台で実力発揮だ 斤量が軽い3歳馬にも注目 2024年7月25日(木) 09:31

しの 札幌では牝馬の戦いです。

大王 ヴィクトリアマイルで0秒3差4着のドゥアイズは、この舞台で【1・2・0・0】。2カ月半ぶりの実戦も1週前の動きから力は出せそうだ。

東京サンスポ・内海 「競馬場に輸送して競馬モードになっている」と笠原助手。鮫島駿騎手も「前走時より前進気勢が強いので、うまく持っていきたい」と言っていました。

しの 斤量が軽いイフェイオンボンドガールコガネノソラの3歳馬にも注目。同世代同士とはいえ、全馬GⅠに駒を進めた実力馬です。

水谷 ワシはそれらの新鮮さに押されて、実績の割に人気が落ちそうなモリアーナを狙うで。

しの 今週と来週は暑熱対策で新潟は2部制です。7Rがメインなので皆さまお間違えなく!

水谷 自分が一番間違えそうなだけやろ。

しの もうすでに何回も間違えてます…。

(夕刊フジ)

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【クイーンS】厩舎の話 2024年7月25日(木) 09:30

アルジーヌ・松岡助手「先週に栗東でやったので、しまい仕掛けて動きを確認。雰囲気はいい」

イフェイオン・杉山佳調教師「1コーナーがきついこの舞台は合いそう。秋に向けて1800メートルの走りも見てみたい」

ウインピクシス・横山和騎手「すごく落ち着いた雰囲気で調教できた。初めて乗ったが、順調にきていると思う」

ウンブライル・木村調教師「体調面には改善の兆し。自分のストライドで走れるようにバランスを修正していきたい」

エリカヴィータ・吉田助手「先週しっかりやっているのでサラッと。併せて集中して走れた」

キタウイング・中島助手「ダートで半マイルからサッと。体調と精神面は安定している」

コガネノソラ・丹内騎手「先週に結構やったし、輸送もあるので馬なり。ちょうどいい時計で思ったとおりの内容」

コンクシェル・押田助手「もう栗東でできているので気分任せでやった。速くなりすぎず、ちょうど良かった」

スタニングローズ・北村友騎手「少しピッチで走る感じはしたが、小回りにも対応してくれそう。メンタルがいい」

ドゥアイズ・鮫島駿騎手「1週前は前進気勢の強さがあったが、だいぶ良くなった。結果を出さないとダメだと思う」

ボンドガール・平塚助手「前2週が掛かり気味だったので気分良く走らせた。この時計でこれだけ折り合えれば十分」

モズゴールドバレル・藤岡調教師「動きはいい。欧州血統で合うと思って連れてきた。距離などがいいほうに出れば」

モリアーナ・武藤騎手「先週ダートで追って背腰に疲れが出たが、その後の感じは問題なく、耐えられるようになった」

ラリュエル・佐々木騎手「テンションが高いが、競馬では大丈夫そう。馬場もいいし、流れに乗って先行できれば」

(夕刊フジ)

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G2 アメリカジョッキークラブカップ 2024年01月21日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【前走のコースが国内だった馬の、前走の4コーナー通過順別成績(2018年以降)】
×2番手以内 [2-0-1-18](3着内率14.3%)
○3~10番手 [3-6-5-26](3着内率35.0%)
×11番手以下 [0-0-0-17](3着内率0.0%)

 脚質が明暗を分けそう。2018年以降の3着以内馬18頭中14頭は、前走のコースが国内、かつ前走の4コーナー通過順が3~10番手でした。極端な競馬をした直後の馬は、評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→カラテチャックネイトボッケリーニロードデルレイ
主な「×」該当馬→バトルボーンモリアーナ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRAの、出走頭数が12頭以上の、重賞のレース”において1着となった経験がある」馬は2018年以降[4-5-6-27](3着内率35.7%)
主な該当馬→カラテボッケリーニモリアーナ

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2023年10月9日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月09日号】特選重賞データ分析編(379)~2023年秋華賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


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<次週の特選重賞>

G1 秋華賞 2023年10月15日(日) 京都芝2000m内


<ピックアップデータ>

【馬番別成績(2017年以降)】
×1~6番 [1-0-2-31](3着内率8.8%)
○7~14番 [5-6-4-33](3着内率31.3%)
×15~18番 [0-0-0-20](3着内率0.0%)

 阪神芝2000m内で施行された2021~2022年を含め、内外極端な枠に入った馬は不振。ちなみに、馬番が1~6番・15~18番、かつ“同年の、JRAの、重賞のレース”において“着順が1着、かつ4コーナー通過順が4番手以下”となった経験のない馬は2017年以降[0-0-0-44](3着内率0.0%)でした。実績上位の差し馬以外は、枠順を確認したうえで最終的な評価を下すべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が4着以内」だった馬は2017年以降[6-6-5-51](3着内率25.0%)
主な該当馬→ヒップホップソウルマラキナイアモリアーナ

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2023年5月5日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今後に向けても覚えておきたい騎手の長距離適性/NHKマイルC展望
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先週の天皇賞(春)ジャスティンパレスが差し切り勝ち。断然人気のタイトルホルダーほかライバル勢が失速する中、唯一安定した走りで楽々と突き抜けた。鞍上のルメール騎手はこれで同馬とのコンビで4戦4勝、相性の良さを示した。

また、ルメール騎手が長距離戦を得意にしていることは随分知られることとなったが、今回の天皇賞(春)を勝ったことにより同レースは3度目の制覇、さらに3000m以上の重賞も通算9勝目。「デムルメ」ともいわれ、何かと比較されることが多いデムーロ騎手は3000m以上の重賞ではイマイチ奮わず通算2勝。改めて「長丁場のルメール」を証明する結果でもあった。

2着のディープボンドは、これで3年連続の銀メダル。阪神でも京都でも、毎年キッチリ結果を出すのは立派。近走は外枠続きで運がなかったが、今回久々に真ん中より内の枠を引けたことで持ち味を存分に生かすことができた。

3着シルヴァーソニックは、お馴染みのレーン騎手。外から流れに乗るのは同騎手の十八番で、本来は不利とされる外枠でもレーン騎手の場合はむしろ有利になるくらいだ。出入りのある流れをゆったり眺め、ラストまで余力を残すことに成功した。是非ジョッキーカメラでその視点を観ていたいと感じる騎乗だった。

「騎手の距離適性」

というと一見オカルトのように感じるかもしれないが、実はかなり傾向がある。長丁場は燃費の良い走りを求められるので、当たりがキツイジョッキーは基本的に不得手で、逆に短距離になると多少リズムを崩してでも勝ちに行く走りを求められるので、リズムを重視するジョッキーは差し遅れリスクが高くなる。

現役騎手のなかでは、川田騎手は長丁場のレースでは信頼度が落ちる。一方、今回は名前がなかった田辺騎手は、屈指の「長距離ジョッキー」。今回は残念ながら乗り替わりになってしまったが、アスクビクターモアの素質開花には田辺騎手が大いに貢献しただろうし、ほかにもブレークアップの唯一の重賞勝ちであるアルゼンチン共和国杯は田辺騎手が騎乗していた。また、ヒュミドールが2着に激走したダイヤモンドSも田辺騎手騎乗だった。

今週末はNHKマイルC。東京1600mのG1の中では特にスピードも求められるレースだけに、先週とはまた異なる騎手の適性を問われる一戦になりそうだ。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後はNHKマイルCの注目馬で締めたい。

モリアーナ横山典弘騎手)

注目はモリアーナ&横山典騎手。

今回初コンビとなるが、近走は武藤雅騎手があまり上手く乗れていなかった印象が強く、その中でも重賞で大崩れしていないのは地力の高さの証といえるだろう。とりわけ東京芝1600mでは新馬勝ち、そしてクイーンC3着といずれも好走、得意舞台といえそうだ。そのクイーンCで先着を許したハーパードゥアイズ桜花賞で4、5着と健闘。今年の比較的手薄なメンバー構成ならば、十分にチャンスがありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月4日(木) 08:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『新プロの注目馬大公開SP!』 NHKマイルC2023
閲覧 1,828ビュー コメント 0 ナイス 3



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



5月7日(日)東京11R 第28回NHKマイルC(3歳G1・芝1600m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ニュージーランドT出走馬>(中3週)

エエヤン(1着、482kg(-10kg))<D><優先出走馬>
前走大きく馬体が減っていてこの中間も軽めの調整が続き、上積みがある感じの調整過程ではない。

ウンブライル(2着、472kg(-6kg))<B><優先出走馬>
この中間も追い切りでは好時計が出ていて1週前追い切りでも3頭併せの外を手応え良く伸びていた。引き続き出来は良さそう。

シャンパンカラー(3着、504kg(+2kg))<C><優先出走馬>
休み明け2戦目で1週前追い切りでは好時計が出ているが、走りが硬く伸び脚平凡で、発汗も目立っていた。

モリアーナ(4着、468kg(-6kg))<A>
阪神JF以外滞在の札幌と関東圏でのレースでは大崩れのない馬。この中間1週前追い切りでも抑えたまま楽に先着していて出来良好に見える。

ミシシッピテソーロ(5着、412kg(-6kg))<C>
速い時計は出ているが、もともと小柄な馬が使われるごと馬体重が減ってきている現状。前走時、この中間と強めに追われていない。馬体を維持するのが精一杯といったところだろう。

ドルチェモア(7着、482kg(+8kg))<C>
前走のパドックでは、馬体は増えていたが緩い感じもなく毛艶も良く見せ、出来自体はそれほど悪くはなかった印象。ただ、1週前追い切りの動きを見ると引っ張たままの併走相手にあっさり遅れていて、どこかスッキリしない感じあり。




<前走:アーリントンC出走馬>(中2週)

オオバンブルマイ(1着、426kg(-2kg))<C><優先出走馬>
休み明けの前走時は、乗り込み量も多く好時計も出ていて叩き台というよりはしっかり仕上げてきている感じだった。小柄な馬で坂路での動きを見ても非力な印象、パドックでも硬さありと、まだまだ馬体がしっかりしていない。それで好走しているので、今回は余力が残っているか心配。

セッション(2着、510kg(-2kg))<A><優先出走馬>
前走でも◎にした馬だが、大きな馬で使われつつ良くなっているところで、この中間も先週金曜日に速い時計をマークし、さらに上積み期待の様相。

ショーモン(3着、504kg(-8kg))<C><優先出走馬>
これまで1週前は長めから速い時計を出していた馬だが、この中間は間隔も詰まっているので軽めの調整。関東への輸送もあり調整に余裕があまりない。

トーホウガレオン(4着、506kg(+6kg))<C>【抽選対象馬1/3】
休み明けの前走時CW、坂路と好時計が出ていて、大きな馬でも太めを感じさせないパドックで仕上がりは良かった。ただこの中間、1週前が軽めの調整で今度は関東への輸送もあるので疲れが抜け切れていないようだと厳しい。

ナヴォーナ(7着、488kg(+12kg))<B>【抽選対象馬1/3】
休み明けの前走時は、馬体も増えていてパドックではまだ余裕がある馬体だった。間隔が詰まるこの中間だが、先週金曜日には坂路で追われて終い好時計マークと、叩き2戦目での上積みが窺える。

ユリーシャ(11着、448kg(+2kg))<C>
休み明けの前走は、追い切りでは好時計が出ていて出来は良さそうに感じていたが、パドックでは毛艶が冴えず覇気もなかった。この中間も軽めの調整で、あの前走時の出来だと変わり身に期待するのはどうか。




<前走:ファルコンS出走馬>(中6週)

タマモブラックタイ(1着、524kg(+2kg))<C>
短距離戦を使われている時は坂路で調整されていた馬だが、前走からの距離延長でこの中間はCWでの調整に。1週前追い切りでは好時計が出ているが、重さを感じる走りで動きは今ひとつ。

カルロヴェローチェ(2着、498kg(-10kg))<C>
2週前、1週前と3頭併せで連続遅れ。大きな馬で重め残りがあるのか速い時計を出さない日曜にも坂路で速い時計を出してきていて、どこまで絞れてきているかも含め最終追い切りでの動きに要注目。




<前走:その他のレース出走馬>

シングザットソング桜花賞:7着、432kg(-4kg)中3週)<D>
好走時は坂路で終い好時計の出る馬だが、この中間は平凡な時計。小柄な馬で使い詰めもあり、お釣りはそれほどなさそう。

ダノンタッチダウン皐月賞:18着、540kg(+4kg)中2週)<B>
これまでは1週前にコースで長めから強めに追われていたが、今回は中2週での出走で1週前は坂路で強めに追われて好時計。かなり大きな馬で、休み明けを一度叩かれての上積みが窺える。

オールパルフェ(スプリングS:7着、488kg(+4kg)中6週)<A>
休み明け2戦目で乗り込み量も豊富。2週前、1週前と強めに追われ好時計が出ており、動きを見てもバネのある走りで上積みあり。

クルゼイロドスル(ジュニアC:1着、474kg(+6kg)4ヶ月)<C>
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りでは終い離されそうになりながらもしぶとく食い下がり、勝負根性を見せた。ただ休み明けの影響かモタモタしたところがあり、一度使われてからのほうが良さそう。

フロムダスク(サウジダービー:9着(前走海外)中9週)<C>
もともと坂路で速い時計の出る馬だが、今回の1週前追い切りでは終い甘くなって伸び脚も平凡という内容。

サトノヴィレ(フローラルウォークS:5着、496kg(-4kg)中6週)<D>【抽選対象馬1/3】
今回も中6週で、中間の乗り込み量は豊富も平凡な時計が多く上積みは薄い。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、セッションオールパルフェモリアーナの3頭をあげておきます。



◇今回は、NHKマイルC編でした。
今週も、NHKマイルC過去5年の連対馬について、追い切り内容を調べてみました。
最終追い切り「馬なり」だった馬が6頭、「強め」の馬が4頭となっているのですが、「強め」だった4頭の内3頭は直線だけ強めという内容で本当に目一杯に追われていた馬は1頭のみでした。「馬なり」勢は6頭中4頭が1週前に強めに追われていて、2頭が馬なりと全体的にみて追い切り内容に偏りは感じられませんでした。
桜花賞皐月賞と違ってNHKマイルCはステップレースが中3週、中2週と間隔が詰まっているため、中間の状態よりも直前の内容を重視したほうが良いのかもしれませんが、間隔を空けて使ってくる馬に関しては1週前に強めに追われて直前は馬なりという馬が多く、間隔が詰まっている馬は1週前はまだ回復待ちで最終追いで調整という馬が多くなっている傾向は認められます。逆に言うと、間隔が詰まっていても1週前に強めに追われて直前馬なりで調整できている馬は、かなり上積みが期待できると判断しても良いのかもしれません。







そして、今回のコラムでは今年プロデビューした新人プロ(中央、地方)の方々に、1週前の段階でのNHKマイルCの注目馬、見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。


~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~
※出走表が確定していないのでイメージしにくいのですがNHKマイルCの注目馬を挙げてみます。
 
セッション:着内も着外も好内容続きで期待大
オールパルフェ:前走売れ過ぎに感じたが今回は手が出しやすい。マイルに戻るのもよさそう
トーホウガレオンアーリントンC上位3頭とあまり差がなさそうだが明らかに売れない気がする

ダノンタッチダウン皐月賞であれだけ崩れた馬がマイルに戻るという理由である程度売れるとすると手が出にくい


~~~【Curry1996プロ】~~~
【アピールポイント】
予想は自分なりに展開、調教、厩舎コメントなどを総合的にオーソドックスに予想を立ています。自分でも理由は分からないのですが昔から芝の短距離レースが良く当たる傾向にあります。

【NHKマイルCの注目馬】
ドルチェモア:前走は少し負け過ぎの気もしますが、休養明け、騎手乗り替りから見限るのは早計かと思います。
ダノンタッチダウン:1600m朝日杯FS2着の実力馬で皐月賞2000mは現時点では長く、距離短縮で再考と考えています。


~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~
<NHKマイルCの見解>
メンバー見渡すと大混戦で、何があっても驚けないと思っています。
(記憶違いがあったら申し訳ないのですが、)マイネルホウオウケイアイノーテックジョーカプチーノカレンブラックヒル......と、G1未勝利の騎手(柴田大知J、藤岡兄弟J、秋山Jなど)も来た一筋縄ではいかないレースでもあります。
その中で注目しているのは、モリアーナ
マイルの適性があるように思え、新馬戦(府中1600m)では上がり33.0で1着。
その後2走前クイーンC(府中1600m)で3着も一番強い競馬をしていました。
次走NZT4着で人気が下がるなら絶好の狙い目に。鞍上もG1なら信頼おけるノリさんに強化。後は私が重視するのは馬場なので、当日までこちらでいくかはまだ不透明なところを残しつつ......という感じです。現段階では、人気が何故か上がってこないようなので(それも見越して)注目馬とさせてもらいます。

<新人プロとしての抱負>
昨今都合の良い言葉で指数など理由づけに使われますが、指数などあてにしません。
指数が高い=人気馬ゆえ、馬場や天候、枠、騎手、アドバンテージなど、アナログ的な要素を重視して予想しております。100%とは言いませんが、大半は実際に馬券購入していますから自分が破産するような丁か半かホームランか三振か、累計赤字数千万みたいな予想はしていません(そもそもプロとして恥ずかしくてできません)。死に物狂いでやっているへんこな親父です。皆さん、よろしくお願い致します。


~~~【パンチ定食プロ】~~~
<NHKマイルCの注目馬>
カルロヴェローチェ:前走直線で相当な不利があったにもかかわらず、勝ち馬とハナ差で勝ちに等しい内容だったと思います。前が開いた瞬間の加速力と勝負根性は魅力的です。東京の広い直線はプラス。前々走は1600mで勝利しており、距離延長もプラス。
クルゼイロドスル:前走のジュニアCは逃げて強い勝ち方で、馬体の成長も見られた。デビュー2戦目は差しで勝利していて、どんな競馬にも対応できそう。直線で内によれていたので、東京左回りのほうがよさそうなのとマイルで鞍上M.デムーロ騎手なら、期待大。


~~~【雅夢。プロ】~~~
NHKマイルカップの私の注目馬です。
ダノンタッチダウン:今年の出走メンバーを見渡してもどの馬にも勝つチャンスがあるように思える難解な一戦。その中から私の注目馬は馬券圏内率の一番高いと思えるダノンタッチダウンです。前走の皐月賞では大差の最下位入着となりましたが、もとよりこの馬には2000mの距離は長いと考えていましたし、久しぶりのレースの影響か返し馬の段階で結構入れ込んでいました。レースでもあれだけ前々で進めては結果も頷けます。結果的に終いも流すだけの競馬となり馬の疲労もないとのことですし、今回はしっかりと中団で脚を溜めて長い直線を一気に駆け抜けてくれるでしょう。昨年の同レースの勝ち馬ダノンスコーピオンの師弟コンビ、川田騎手と安田隆行厩舎での連覇を楽しみにしています。
ウンブライル
シングザットソング


~~~【automnenoceプロ】~~~
NHKマイルCはPOGで選んでいて期待している馬がいるのでそこからいこうと思っています。
カルロヴェローチェ
この馬の新馬戦は例年ハイレベルの宝塚記念デー。2017年からこの日の「阪神新馬戦」はPOG期間中重賞で馬券になっている馬が出ています。
2017年
ダノンプレミアム1着→サウジRC1着(G3)報知杯弥生賞1着(G2)朝日杯FS1着(G1)
2018年
ブレイキングドーン1着→報知弥生賞3着(G2)
アドマイヤジャスタ2着→ホープフルS2着(G1)
2019年
レッドベルジュール1着→デイリー2S1着(G2)
2020年
ダノンザキッド1着→東スポ2歳S1着(G3)ディープ記念1着(G2)ホープフル1着(G1)、ワンダフルタウン2着→京都2歳S1着(G3)青葉賞1着(G2)
2021年
レッドベルアーム1着→シンザン記念3着(G3)
キラーアビリティ5着→ホープフル1着(G1)
2022年
カルロヴェローチェ1着→ファルコンS2着(G3)
ドゥラエレーデ5着→UAダービー2着(G2)ホープフルS1着(G1)
デルマソトガケ6着→サウジダービー3着(G3)UAダービー1着(G2)全日本2歳優駿(Jpn1)1着

前置きが長くなりましたが、カルロヴェローチェの新馬組は近年最多となる重賞好走馬3頭輩出(5/4現在)の一戦です。2着馬チャンスザローゼスも重賞こそ勝ち切れていませんが、次走の未勝利戦、アイビーSと連勝中。3着馬ゴッドファーザーは、次走の未勝利戦で2着馬と10馬身差での圧勝。4,8,10着馬も未勝利を勝ち抜けており、12頭中8頭が未勝利以上を突破しているハイレベル組です。
その中でも期待値が一番高いカルロヴェローチェですが、2走目の野路菊Sは負け方からみてもソエの影響があったと思うので度外視で、白梅賞では初の逃げで逃げ切り勝ち、前走のファルコンSはハナ差2着も距離延長なら勝っていたとみている内容。現時点、追い切りからは不安な感じもしていますが、ハイレベル新馬勝ち馬の距離延長ローテに期待したいと思っています。


~~~【皿屋敷プロ】~~~
中央G1は記念参加レベルですが、どうぞよろしくお願いします!私の本命はカルロヴェローチェモリアーナです。特に根拠はありませんが、見たい組み合わせなので。笑

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2023年4月6日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 桜花賞2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月9日(日) 阪神11R 第83回桜花賞(3歳G1・牝・芝1600m)



【登録頭数:26頭】(フルゲート:18頭)


<前走:チューリップ賞出走馬>(中4週)

モズメイメイ(1着、456kg(±0kg))<B><優先出走馬>
この中間も乗り込み豊富で、2週前、1週前には坂路で好時計を出している。動きを見ても、かなり行きたがるくらい気合が乗っていて出来は引き続き良さそう。

コナコースト(2着、458kg(-4kg))<D><優先出走馬>
2走前、前走、この中間と、追い切りの内容が物足りなくなっていて、調子が上がってこない感じ。

ペリファーニア(3着、496kg(±0kg))<A><優先出走馬>
南Wと坂路で好時計が出る馬だが、前走時のパドックではまだ締まりそうな馬体だった。この中間も、1週前に南Wを併せ馬で追い切られ好時計をマーク。さらに、前走時と同じように日曜坂路でもかなり速い時計を出していて順調な仕上がり。

ルミノメテオール(4着、446kg(+4kg))<D><除外対象馬>
前走時までは坂路で好時計が出ていたが、この中間は本数の割に平凡な時計が多い。

ダルエスサラーム(6着、438kg(±0kg))<B><除外対象馬>
坂路で速いタイムが出る馬で、この中間も坂路で好時計マークと状態は良さそう。どちらかというとスピードが勝った感じ。

キタウイング(7着、432kg(±0kg))<B>
前走時も栗東に滞在しての調整だったが、控えめな内容が多かった。この中間も引き続き栗東で馬なりでの調整だが、前走時よりも走りがしっかりしてきていて上積みは感じられる。

ドゥーラ(15着、476kg(+6kg))<B>
前走時の追い切りでは終いの伸び脚に物足りなさを覚えたが、この中間は1週前追い切りで見せた力強さから、良化してきている印象。




<前走:フィリーズレビュー出走馬>(中3週)

シングザットソング(1着、436kg(-4kg))<C><優先出走馬>
小柄な馬で、前走時パドックでは好馬体もこれ以上馬体は減らせないくらいギリギリだった。中3週で迎えるこの中間、追えばいくらでも速い時計の出る馬が控えめな内容となっていて、上積みまでは厳しいのかもしれない。

ムーンプローブ(2着、464kg(-6kg))<C><優先出走馬>
前走は1400m戦で前に行けなかったが直線はしっかり伸びた。この中間も1週前には坂路で好時計も、抑えすぎて時計ほどの良い伸び脚は見られず。

ジューンオレンジ(3着、446kg(-4kg))<B><優先出走馬>
使い詰めからの中3週で疲れがどうかというところはあるが、坂路で好タイムを計時し、併せ馬でも見劣ることなくしっかりした走り。

ブトンドール(6着、494kg(+12kg))<D>
この中間も距離を意識してか1週前追い切りはCWでの内容。走りに硬さがあり首も上がり気味で物足りない動き。

リバーラ(12着、434kg(+4kg))<‐>※出走回避




<前走:阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬>(4ヵ月)

リバティアイランド(1着、462kg(-4kg))<A>
この中間も坂路、CWと好時計。やや首が詰まる走りになるが伸びていないわけではないので、前走時に近い好仕上りで出走できそう。

シンリョクカ(2着、440kg(±0kg))<C>
この中間も前走時と同じような調整内容。状態は悪くなさそうだが、動きを見てもまだ非力さが残る印象で、大きく変わった感じはなし。

ラヴェル(11着、448kg(-4kg))<B>
この中間は2週前から1週前までに3本強めに追われていて、1週前の映像からも力強い動きで休み明けでも出来自体は良さそう。ただ、右回りよりも左回りのほうがコーナーリングから直線に向いての加速がスムーズな感があり、ここも枠とゲートを出ての位置取り次第か。スムーズでないと前走のような競馬になるリスクは残る。




<前走:クイーンC出走馬>(中7週)

ハーパー(1着、466kg(-12kg))<B>
この中間も入念な乗り込みで出来は良さそう。1週前の動きを見ると仕掛けられてからの反応こそ鈍いが、終いの伸び脚は上々。

ドゥアイズ(2着、446kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で迎える。前走時のパドックでは、毛艶良く、気合、伸び万全で状態は良かった。この中間も先週、今週と追い切りの時計を詰めてきていて、更なる上積みに期待が持てる。

モリアーナ(3着、474kg(-2kg))<C>
叩き3戦目となるが、前走から少し間隔が空いていて坂路で良いタイムが出ていない。

ミシシッピテソーロ(15着、418kg(-6kg))<D><除外対象馬>
この中間、2週前、1週前と追い切られているがこの馬としては平凡な時計で......。




<前走:その他のレース出走馬>

トーセンローリエ(アネモネS:1着、426kg(-2kg) 中3週)<D><優先出走馬>
3連勝した前3走時の追い切りでは、中間坂路でかなり良い時計を1回はマークしていた。ただ、この中間は中3週で1週前までは軽めの調整。最終追いでビッシリ追ってきて好時計を出せるところまで回復できるかどうかだが。

コンクシェル(アネモネS:2着、452kg(-10kg) 中3週)<C><優先出走馬>
前走時点で10キロ減と、これ以上絞りたくない感じも1週前には強めに追われて好時計を計時と、出来は引き続き良さそう。あとはパドックでテンションが高くなるところがあり、さらに輸送もあるとこれまで以上に力みが強くなる可能性あり。

ミスヨコハマ(アネモネS:10着、464kg(+2kg) 中3週)<C><除外対象馬>
休み明け2戦目でこの中間も乗り込み豊富。併せ馬でも先着と、上積みが期待できそうな感触はあるが。

エミュー(フラワーC:1着、414kg(-2kg) 中2週)<D>
小柄な馬で使い詰め。この中間は、中2週で1週前に強めに追えず、さらに輸送もあるので状態面を気にする以上に馬体を減らさないことに神経を使わなくてはならず......。好状態にもっていくことはかなり大変になりそう。

ライトクオンタムシンザン記念:1着、428kg(+2kg) 3ヶ月)<A>
ルメール騎手は、馬の気持ちに逆らわず気分よく行かせての勝利。武豊騎手は、ディープ産駒の爆発力を活かす乗り方で直線大外一気の差し切り勝ちと、どちらも強い内容で能力の高さを見せてくれた。小柄な馬ということもあり、間隔を空けて臨む今回、2週前、1週前とCWを長めから追われて上々の時計を披露。動きを見ても、前進気勢が強く気持ちも乗ってきているので良好な仕上がりと言えるだろう。

メイクアスナッチ(フェアリーS:2着、436kg(+6kg) 3ヶ月)<D><除外対象馬>
休み休み使われてきた馬で、今回も3ヶ月ぶり。1週前追い切りではモタモタした走りで、仕上り途上という印象を受けた。

ユリーシャ(エルフィンS:1着、446kg(-8kg) 中8週)<C><除外対象馬>
坂路で好時計の出る馬だが、この中間は1週前にCWで長めからと調整パターンを変えてきた。もともとトレセンで多く追い切られるタイプではないが、今回は間隔が空きなおかつ絞りにくい寒い時期で本数も少ないということで、太めが残っているため変えてきたのかもしれない。動きを見ても終い伸びきれずという感じ。


                                                                                                                          

※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ライトクオンタムリバティアイランドペリファーニアの3頭をあげておきます。



◇今回は、桜花賞編でした。
桜花賞過去5年の連対馬(霧で1週前、最終追い切りと計測不能だったアーモンドアイを除く)の追い切り内容について調べてみると、最終追い切りが馬なりだった馬が6頭で残り3頭も一杯まではいかずG前仕掛けや直線強めと終い気合を入れる程度で3頭とも輸送の負担が少ない関西馬でした。1週前追い切りに関しては、馬なりでの追い切りの馬が少し多く、長距離輸送のある関東馬(栗東滞在馬は除く)は、1週前の時点で仕上がっていないと勝ち負けすることは厳しいでしょう。逆に、関西馬は1週前が馬なりでの追い切りでも、そこで少しでも重い感じがあれば最終追い切りでは強めに......といった過程の馬でも勝ち負けを演じられる傾向にあるようです。これらの調教データから、関東馬は1週前時点での仕上がり、関西馬は最終追い切り後の状態で判断することをおススメします。

桜花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年12月9日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】穴本命→「なんとなく相手に人気馬」は大勝利を逃す諸悪の根源/阪神JF展望
閲覧 1,876ビュー コメント 0 ナイス 6


先週のチャンピオンズカップジュンライトボルトが勝利。石川裕紀人騎手は今年に入ってから、特にダートでの活躍が目立っており、今回の騎乗ぶりも良い意味で驚きはなかった。大一番で物怖じしない騎乗も想定通り。

もっとも、先週当コラムでジュンライトボルトを注目馬として推奨したものの、最終的な本命は◎ハピにした。ハピの横山典騎手は先週4勝の固め打ちで2900勝のメモリアル勝利も達成。ついでにG1制覇…となれば最高だったが、3着。それでも、これまでとは異なる先行策からのソツのない立ち回りはさすがといえるものだった。

「継続騎乗で馬を手の内に入れていく」

という横山典騎手スタイルが、キレイにハマった一戦だった。

予想を改めて振り返ると、◎ハピ、○ノットゥルノ、▲ジュンライトボルトとして、断然人気のテーオーケインズを4番手まで落とせたのもポイントだった。

当然有力馬の一頭とみたテーオーケインズだったが、あまり考えずに対抗にしてしまうことだけは避けようと考えていた。断然人気馬がいるレースにおいては、本命を別の穴馬にした場合ついつい、

「相手はとりあえず人気の○○(先週で言えばテーオーケインズ)でいいか」

というある種の思考停止に陥ってしまいがちだが、それは大きな落とし穴にハマることになる。というのも、「穴本命+人気馬の2頭軸」にしてしまうと、結局それでは実質的に人気馬を本命にして相手を少し捻ったというありきたりな結論と変わらないことになってしまうためだ。

もちろん無理に評価を下げることはない。ただ、本命馬を考えるのと同じくらい頭を使って対抗以下の序列も考えることで、断然人気馬が飛んだ場合の大きな配当を手にするチャンスが広がるというもの。先週のチャンピオンズCも、3→4→6番人気の決着ながら、3連複万馬券、3連単は8万馬券。

そして、こういった考え方は、目の前のレースでどの馬を買うか…という予想力とは異なるものでもある。より複雑化し、また研究が進むスピードが速くなったことにより、現代競馬の予想方法は陳腐化しやすい。一方で”予想力以外のチカラ”は競馬の構造が変化(例えば券種が増えるなど)しない限り不変なので、その力を身に着ける方が収支を改善する上では重要かつ効率的になってくる。

予想力以外…とは何かということであるが、例えば買い方、さらに言えばレース選択であったり、オッズの見方であったり…である。

というわけで、この流れで少し宣伝になるが、今回の新刊では以上で述べた予想力以外のチカラを「馬券力」と定義した。詳細を知りたい方はぜひ新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』を読んでいただきたい。

急速にインフレが進むこの時代に、二千円でお釣りが来て、それでいて何か一つでも得ることができて、1%でも収支が上がれば元はすぐに取れるはずだ。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は阪神ジュベナイルフィリーズ。注目馬はコチラ。

モリアーナ武藤雅騎手)

今回の注目はモリアーナ武藤雅騎手のコンビ。
モリアーナは2戦2勝の無敗馬。しかも内容が濃く、デビュー戦の東京芝1600mでは上がり33秒0で突き抜け、2戦目の札幌芝1800mでは逆に上がり36秒1で2番手からしぶとく伸びてきた。地力はあるので、注目されていない段階となる今回が狙いどころだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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モリアーナの口コミ


口コミ一覧
閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 9

クイーンステークスで帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

 1番ボンドガール(武豊騎手)ノーザンF天栄
 
 2番ウンブライル(C.ルメール騎手)ノーザンF天栄

 3番イフェイオン(西村敦也騎手)山元トレセン

 4番ラリュエル(佐々木大輔騎手)社台ファーム

 5番モズゴールドバレル(高杉吏麒騎手)吉澤ステーブルWEST

 6番コンクシェル(横山武史騎手)大山ヒルズ

 8番ウインピクシス(横山和生騎手)コスモヴューファーム

 9番スタニングローズ(北村友一騎手)ノーザンFしがらき

10番キタウイング(黛弘人騎手)ミルファーム千葉

11番エリカヴィータ(池添謙一騎手)ノーザンF天栄

12番コガネノソラ(丹内祐次騎手)ビッグレッドファーム明和

13番ドゥアイズ(鮫島克駿騎手)ノーザンFしがらき

14番モリアーナ(武藤雅騎手)ノーザンF空港

以上になります。

 YASUの小心馬券 2024年7月26日(金) 11:19
【最終予想】クイーンS 2024 YASUの小心馬券
閲覧 69ビュー コメント 1 ナイス 7

【展望】

常に好勝負を繰り返してきた三頭の4歳馬、ドゥアイズ、ウンブライル、モリアーナの地力が上位とも思えるが、現在はマイルがベストといえるドゥアイズには距離延長微妙、瞬発戦での末脚が魅力のウンブライルはタフな持続戦になりそうな展開不安、直線短い札幌で後方脚質が気になるモリアーナと地力上位と思える馬には死角もあり、人気ほどの信頼感はおけないと判断。

ここは斤量に恵まれる三歳馬から入る手も。



【危険視して妙味】

危:スタニングローズ 牝5 57 北村友 

当日オッズの変動は気になるが、現状④人気想定なら期待値は低いとジャッジした。

秋華賞勝利もあるGⅠ馬で、右回りの1800M戦はプラス条件といえるが、近走の戦績からピークオフの懸念ももっている、血統論者ではないが、バラ一族は一度戦績落とすと復活は難しいものがある、西村騎手からの鞍上変更も気になるところであり、今回は危険視したい。



【最終予想】

◎イフェイオン 牝3 52 西村淳

札幌も距離の1800Mも初めてとなるが、前走のNHKマイル、ボンドガールほどではないが、本馬も直線カットされる不利、それでも最後まで差し込んで来た内容をみると好評価が必要、ハイペースの持続戦にも対応できそうで、鞍上西村淳騎手が、スタニングローズやアルジーヌよりこちらを選択したとなれば、期待もできる、斤量差を活かして古馬撃破も満更夢ではなさそうだ、

人気もあまりしてこなさそうだけに、ここは本命で攻めたい。



〇コガネノソラ 牝3 51 丹内

スイートピーSの内容素晴らしく、オークスでも重い印をつけた馬だが、距離が長すぎた印象、古馬との能力比較は微妙も、1800Mに戻って、斤量51キロ、札幌は初めても、ゴールドシップ産駒ならプラスになりそうで相手筆頭に推す。



△ドゥアイズ 牝4 55 鮫島駿

重賞未勝利ながら、昨年のクラシックを賑わし、近走も善戦を続け、タフな流れとなったヴィクトリアM0.3差④着は評価したい、持続戦での末脚に良いところがあり、コンクシェルの作る流れを考えると展開は向きそう、札幌コースも3戦3連対と得意な舞台で本命視も考えたが、現状の彼女はマイルがベストで1800Mの距離が微妙に思える分評価を割り引いた。



△ウンブライル 牝4 55 ルメール

三歳時にはNHKマイル②着、今年に入っても阪神牝馬S②着と

地力の高さは評価しているが、初めての1800と札幌コース、

元来スローからの瞬発戦が良いタイプ、流れが厳しくなったヴィクトリアマイルでは伸びきれずの⑥着だったことを考えると、

適性外の舞台とも言え、重い印はつけにくい・・・。



×ボンドガール 牝3 51 武豊

前走NHKマイルの大敗は直線での不利が大きくやむなし、新馬戦でチェルヴィニアに勝利し、重賞を連続②着していて素材の高さを感じているが、強豪古馬との現状での能力比較は未知数、それでいての③人気想定が期待値的には微妙と言わざるをえない、

折り合い面に危うさを持っている馬でもあり、1800Mへの距離延長も不安の方が大きく、紐までとした。



×モリアーナ 牝4 57 武藤

紫苑Sでみせた豪脚が未だ忘れられなく、末脚は常に注意しなければいけない馬だが、札幌コースの勝利実績はあるも、2歳時で先行策であげたもの、現状の後方一気の戦法でどこまで差し込めるかだけ、想定⑤人気での現状なら馬券に入れて置くべき実力馬。(人気では買いにくいが・・)



×アルジーヌ 牝4 55 藤岡祐

昇級戦でGⅢ戦としては強力メンバーが揃っただけに能力通用の判断が難しいが、決してペースが緩んだわけではない流れを自力で捲って快勝した博多Sの内容は強い、1800M戦も3-1-0-0で、

前傾ラップにも実績があり魅力を感じる。

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 マシンガンhiro 2024年7月26日(金) 09:56
クイーンS追い切りメモ
閲覧 37ビュー コメント 0 ナイス 2

モリアーナ 87
武藤(札幌ダ) 67.9-52.3-38.7-12.3 馬なり
外めを単走で。頭を前に突き出してキビキビ感あるピッチ走法。活気があるように騙される動きだが、実際馬のやる気が伝わってきたし、いかにもキレそうな感じ。休み明けでも仕上がりは良いと思う。今週は脚抜き良い馬場だったみたいだが、ダートでも軽い馬場なら結構イケんじゃね?

キタウイング 85+
助手(函館ダ) 54.3-40.5-12.3 馬なり
外めを単走で。輸送も考慮してのものだろうが軽めに終始、そのため直線の動きは数字以上に素軽さが印象的で、伸び始めてからは重心の下がって大きなフットワークで駆けていた。デキはずっと悪くないと思うんだが、何しろ末一手なのでよほど展開がハマらないと。

ドゥアイズ 85+
鮫島克(札幌ダ) 68.9-52.3-38.9-12.6 馬なり
外めを単走馬なりで。全般にキビキビとした動きで軽快さはあるし、ジワっとした気合乗りで折り合いがついてたのも好感持てる。ひと息入っての再出発だが、春後半の重賞健闘の状態を維持しているものと見たい。

イフェイオン 85+
川又(札幌芝) 66.7-51.5-36.8-11.6 馬なり
単走で流す。直線入り口で鞍上が手前を替えさせようとするが替わらず、結局右手前のままゴールまで走っていたが、動きそのものはキビキビと軽快で最後は頭の位置も下がりスピード感を維持したままゴールできた。目立つ動きとは言えないが休み明けにしては仕上がっていそう。

ウインピクシス 85+
横山和(札幌ダ) 82.6-66.4-51.3-38.0-12.4 末強め
単走だが行きっぷりよく、最後も強めに追われた。脚がよく動いて力強さを感じさせるフットワークだったし、強めに追われたこともあるが直線のスピード感も十分。直線向いてすぐスムーズに手前を替えて加速したが、ゴール寸前で再度手前を替えていたように余力残しではなかったと思える点がちょっと気にはなる。

アルジーヌ 85
助手(函館W) 71.3-55.0-40.4-12.9 馬なり
単走で、終い一瞬だけ促されるがほぼ馬なりの内容。先週栗東CWで実質追い切りを済ませているようなので軽めでも十分だが、動きに伸びやかさがあればさらに良かったと思う。珍しいぐらいここまでローカル1800mに偏った良績なので、洋芝さえ合えばここでも侮れない気が。

コンクシェル 85
助手(函館W) 68.8-52.8-38.2-12.7 馬なり
3歳C1ジョーメッドウィンの外に併せる。併入だが手応えでは雲泥の差、こちらは余力十分だった。コーナーを逆手前で回ったり、走り全般に集中力が足りないような印象があるが、たぶん気のせい。栗東で順調に併せ馬を3本消化しての北海道入り、あとは栗東→函館→札幌の輸送をクリアすれば、自身の力は出せるのでは?

ボンドガール 85
助手(札幌ダ) 70.1-53.9-39.1-12.1 末強め
外めを単走で。キビキビした走りで行きっぷりも上々だが、仕掛けてからもそうギアが変わった感じは無く、ワンペースでスピードを持続と言った感じ。及第点だがもう少し最後グッと伸びてくれればという印象も残る。

ウンブライル 85
助手(函館W) 68.6-53.1-39.0-12.7 末仕掛け
C3レッドラグラスの内に併せる。少し追いかける形で直線へ向いたが、手応えからして馬なりのまま並びかけてゴールするのかと思いきや、意外とモタモタして直線半ばから軽く仕掛けての併入。伸び始めてからはしっかりスピードに乗ったので、単にエンジンのかかりが遅かったもので出来云々とは関係なさそう。そう言う面があるなら小回り1800mがどうか。

ラリュエル 85
佐々木(札幌ダ) 86.5-69.4-53.8-39.5-12.4 馬なり
馬場の中ほどを単走で。気性の激しさを抱える馬で、今回も頭を下げて行く気満々なところを見せていたが、鞍上との折り合いはしっかりついてガンガン暴走するようなことは無かった。それでもやはり多少力み気味のためか直線の伸びは見た目の動きからするともうひとつの印象は残るが、十分合格点はつけられる内容ではある。

モズゴールドバレル 85
高杉(札幌芝) 68.6-52.9-36.9-11.5 強め
3歳C1ロードトレイルを追走し直線外に併せる。ちょっと相手を追いかける位置で直線を向き、残り1Fから先に相手が仕掛けてからこちらも追い出してゴールで交わすといった内容。まずまずの伸びだが若干反応がモタモタし、頭の位置が下がってスピードに乗るのに時間を要した印象もある。力強さももうひとつ。

コガネノソラ 85
丹内(函館芝) 52.9-38.4-11.9 馬なり
芝コースの調教としてはかなり内めを通ってたので時計はマズマズのものが出たが、馬なりでもごく軽めの内容。先週併せ馬で追っているので今週は微調整なのだろう。活気ある動きとは見えなかったが、逆に落ち着いているとも言えるのでこれはこれで良しとしよう。

スタニングローズ 85-
北村友(函館W) 71.7-55.1-40.6-12.4 馬なり
外ラチ沿いを単走で。最後まで馬なりだったが、正直言って直線は馬なりのままでももう少し伸びて欲しかったし、鞍上のアクションもそんな印象を受けた。過去の馬体なんて全く記憶になく体型なのかもしれないが、まだ体に余裕があるようにも見える。ビシッと仕上げるところではないんだろうが、まだ本調子には無い印象強い。

エリカヴィータ 84
助手(函館W) 69.1-53.3-38.8-12.7 馬なり
OPサトノエルドールの外に併せる。フットワークの軽快さは伝わってくるが、終始頭の高い走りでスピードに乗り切れない印象。あまり良くなったという感じはしない。

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コメント一覧
1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年1月19日(金) 17:29:08
AJCC2024
秋華賞⑤着、紫苑S勝利の実績はメンバーでも上位のもの、
NHKマイルに参戦と春はマイル路線を歩むも、ここ2戦の内容から2000M超の方が良さそうだ。
後方一手の脚質と鞍上から期待値低い人気馬とも言え、今回危険視するなら彼女

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2024年5月12日ヴィクトリアマイル G17着
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2024年5月12日 ヴィクトリアマイル G1 7着
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