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これまで幾度となく大穴を本命にし、的中を重ねてきたレースV職人・豚ミンCプロが週末重賞の爆穴候補を推奨する当連載! 今週の菊花賞にもぜひご注目ください。それでは早速、豚ミンCプロから届いた先週の振り返りと今週の見解を確認しましょう。 【秋華賞の振り返り】 終わってみれば期待したとおりリバティアイランドの完勝でした。オークスであの差というのもあり、アクシデント等なければ負ける姿は考えづらく、プレッシャーを感じながらも川田Jは自信をもって乗ったのではないかと思います。レースでも3角までには進路を確保。自分から動いていき強い競馬でした。次はどこを使うのでしょうかね? そのリバティアイランドに最後すごい脚で迫ったのがローズSの勝ち馬マスクトディーヴァでした。正直、勝負所がもうちょっとうまく行けばなぁというのが最初の感想です。4着馬ドゥーラのポジションであれば、4角で勝ち馬の後ろから上がって行けたので、もっと勝ち馬を苦しめたのではないかと思っています。それでもあの脚で2着に来たように力はしっかり見せてくれました。忘れな草賞も4角で内から寄られる不利があって無理をしなかっただけで、私のなかでは実質まだリバティアイランドにちょっと負けた馬という評価。今後の活躍に期待したいです! そしてこのコラム上、触れなければならないのが、シンガリ負けだったコンクシェル。スタートしてまず、「なにやってんの?」って言ってしまいましたよ(笑)。なにがなんでも逃げるという気持ちはなかったので、すぐ控えてしまいましたよね……。しかも1角の入りであの形であれば99%馬券圏外確定。せめて道中捲るとか見せ場くらい作ろうとしてほしかったです。ただ、よくよく考えてみると積極的に行ったのはコナコースト。同厩舎なんですよね。最初から邪魔しないように打ち合わせでもしていたのかもしれません……。鮫島駿Jがある程度行くのは想像付いていたので、その奥まで読めなかったのは甘かったかなと思います。 あともう1頭注目馬のシンリョクカ。「そっちに使うんかい!」っていう。どういう経緯で府中牝馬Sを使ったのかは知りませんが、リバティアイランドがいるところにわざわざ行く必要はないとでも思ったのでしょうか? その考えで府中牝馬Sを使ったのであればちょっと舐めすぎかと。たしかにレースでも外を回った分もありますが、2着馬もほぼ似たような競馬なので敗因はそれだけではないはず。意外とそういう逃げの気持ちは馬に伝わったりするので、今回の負けは陣営の姿勢も原因と私は思っています。 ここでちょっと話は変わりますが、そう言えばリバティアイランドが放牧に出ている時にプラス40~50㎏? 馬体重の話が話題になっていましたよね。10日競馬でもない限りトレセンに行ったら絞れるのを見越してちょっと体を太めに作るのは休養では当たり前です。まさか全部身になってレース当日プラス40㎏くらいで出てくるなんて思っていた人はいませんよね(^_^;) そもそも筋肉ムキムキすぎるのは走りづらいはずです。たしかあの藤沢先生も昔そんな感じのことを言っていたような。筋肉の量を競う大会に出るわけではないので、人間同様その体にあった筋肉でなければ速く走れませんよね。 【菊花賞の見解】 久しぶりの京都での菊花賞ですし、とりあえず過去2年は忘れて考えたいと思います(あ、去年はボルドグフーシュ、一昨年はタイトルホルダー本命なので馬券的に忘れたいというわけではないです)。個人的にもう何十年も前からこの菊花賞というレース、予想の仕方は変わっていません。ポイントは二つ。まず一つは、とにかくエンジンの掛かりが遅い馬を買いたいと思っています。単純に勝負所の下り坂を利用してスピードに乗れる馬がいつもより力を発揮してくれるという見立てです。なのでトライアル負け組、特に脚を余した感のある馬は要注意かと思います。ただ、その考えで行くとかなり悩ましいのがサトノグランツ。明らかに菊花賞向きの走りだったのに勝ってしまったんですよね……。ちょっと直線でも捌きづらく上手いこといい感じで負けてくれたら本命でもいいかも、なんて眺めていましたが、川田Jがアレなもので(^_^;) この馬に関して、無視はできませんがオッズと相談になってきそうです。もう一つは、内をうまく立ち回ることができる馬。基本どの条件でもこれは同じですが、この距離なのでロスなく乗ることができる馬はやはり有利かと思います。正直こちらは枠が出てからでないとなんとも言えないので、木曜日から考えることになりそうです。 他、実績のある馬から考えるとソールオリエンス。前走は普通に強い競馬ですが、以前の内容からはちょっと京都は不安なところも。今なら大丈夫かと思いますが、狙い馬にしているわけでもないですし無理には買わないかなあという感じ。あとダービー馬のタスティエーラは、どこか買いづらい馬ですよね。実は地味に強いのでしょうが、「皐月賞で強い競馬をしたのはこの馬」とけっこう見かけたはずなのに、なぜかダービーでは4番人気。今回も思ったより付くようであれば押さえておいて損はないのかもしれませんね。 これらに続く馬も伏兵多数といったところなので、馬券的には非常に面白い1戦になりそうです。 以上、先週の振り返りとレース見解でした。秋華賞の4コーナーは痺れましたねぇ。「お嬢さん、お強い」といったところでしょうか。シンリョクカの話はとても興味深いですね。 さて、菊花賞は馬券的に面白いレースとのこと。それでは、豚ミンCプロの菊花賞の注目馬を発表します! ※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。 ■注目馬①マイネルラウレア 新馬戦を見て、「はい、菊花賞本命」と思った馬です。エンジンの掛かりが遅く京都新聞杯を見ても長く脚を使うのは分かっているので、見解のところで書いたとおり菊花賞という舞台はピッタリだと思います。あとはもうちょっと強気に乗ってみてもという思いです。誰が乗るか分かりませんが、とりあえずコンクシェルみたいなことにならないよう願っています(笑)。 ■注目馬②ショウナンバシット 神戸新聞杯で注目馬に挙げた馬です。前走は道中ロスなく乗ってきたのですが、全力で追うと前に突っかかってしまう感じの直線となり、鞍上も最後は止めてしまった格好。あの感じなら、今回また内枠に入って今度は直線捌ければ見せ場くらいあってもよさそうなので、人気がなければ馬券には入れたいと思っています。この馬に関してはとにかく内枠希望ですね。 ■注目馬③ウインオーディン セントライト記念で注目馬に挙げた馬です。セントライト記念の振り返りでも書きましたが、前走はけっこうひどい立ち回りに。ソールオリエンスより外を回って上位に来るとか無理でしょ!? と思って見ていました。それでも諦めずにしっかり最後まで伸びていたんですよね。あの感じならもしかしたら菊花賞に向くタイプの可能性もあるので、一縷の望みを掛けて買ってみてもいいかもしれません。また同じ乗り方はしないでね、というのは言わずもがなですが^^; 以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。もしかすると、3頭とも2桁人気で買えるなんて可能性もありそうです。これは熱いですね! 上位馬に死角もありそうで、推奨馬を軸に、夢を見るのもアリですかね? それでは、また来週お会いしましょう! (文・垣本大樹) ーーーーー【豚ミンC・的中ハイライト】ーーーーー 【プロ出馬表ハイライト】 ■14(土)新潟7R 3歳以上1勝クラス ◎シュホ(14人気79.6倍⇒1着) 前走不利:立ち回り「◎は道中いい感じだったが勝負所でスムーズに上がって行けなかったのが響いた。そこがスムーズでも上位まで厳しかった感もあるが、まずはスムーズに競馬してどこまでか」 豚ミンCプロのプロ出馬表「有利不利プロファイル」は豚ミンCプロのレースコメント、ひと言コメントに加え、すべての馬の過去走を含めた有利不利メモが閲覧できます。またプロ予想MAXではオッズの関係で非公開となっているレースもプロ出馬表で特別公開されています!「レースVTRを見たいけどチェックする時間がない」「レースVTRをどう見たらいいか分からない」そんなあなたに打ってつけの出馬表です! 【プロ予想MAXハイライト】 ■14(土)東京12R 3歳以上2勝クラス 5番人気◎リッキーマジックの単勝8.0倍を1700円で、11600円の払い戻し! 回収率680%! ■15(日)東京12R 鷹巣山特別 3番人気○ニシノライコウと12番人気▲スタニングスターのワイド52.8倍を200円、馬連155.5倍を100円で、23610円の払い戻し! 回収率1044%! 自分で予想する時間がない!という方には豚ミンCプロの最終結論が1レースごとに購入できるプロ予想MAXがおすすめです!毎年当たり前のように年間プラスを達成する豚ミンCプロの予想精度をご体感ください!(出馬表確定前は前週ページに遷移します。) 【豚ミンCプロフィール】 ウマニティ公認プロ予想家。毎年当たり前のように年間プラスを達成する圧巻の予想精度を誇る。レースリプレイを見直し、各馬の基本能力を見抜く。そのうえで、条件が合い、妙味のある馬を狙い撃つ。具体的には、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで、特に騎手に関してはかなり重点をおいている。