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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 11 | 牝5 | 55.0 | 川又賢治 | 栗 吉村圭司 | 480(+4) | 1.08.2 | 27.4 | 9 | 34.0 | ⑦⑦ | |||
2 | 7 | 14 | 牝5 | 53.0 | 団野大成 | 栗 今野貞一 | 472(-2) | 1.08.5 | 1 1/2 | 30.5 | 10 | 34.6 | ⑤⑤ | ||
3 | 5 | 9 | 牡8 | 59.0 | 三浦皇成 | 美 鹿戸雄一 | 522(0) | B | 1.08.6 | 1/2 | 8.5 | 4 | 35.0 | ③③ | |
4 | 7 | 13 | 牝4 | 54.0 | 戸崎圭太 | 美 田島俊明 | 478(0) | 1.08.6 | クビ | 4.1 | 2 | 34.3 | ⑨⑨ | ||
5 | 2 | 3 | 牡6 | 57.0 | 酒井学 | 栗 石橋守 | 452(-2) | 1.08.6 | アタマ | 10.5 | 5 | 34.5 | ⑦⑦ | ||
6 | 8 | 17 | セ6 | 57.0 | 高杉吏麒 | 栗 須貝尚介 | 502(-2) | 1.08.7 | アタマ | 121.4 | 14 | 33.9 | ⑭⑭ | ||
7 | 6 | 12 | 牝7 | 54.0 | 北村友一 | 美 和田正一 | 480(-8) | 1.08.7 | クビ | 200.4 | 16 | 33.6 | ⑮⑮ | ||
8 | 2 | 4 | 牝5 | 52.0 | 幸英明 | 栗 中竹和也 | 490(-2) | 1.08.7 | ハナ | 26.5 | 8 | 34.4 | ⑪⑨ | ||
9 | 1 | 2 | 牝4 | 56.5 | 坂井瑠星 | 栗 安田翔伍 | 454(0) | 1.08.8 | クビ | 3.6 | 1 | 35.7 | ①① | ||
10 | 8 | 15 | 牡6 | 55.0 | A.ルメー | 美 尾関知人 | 500(+10) | 1.09.0 | 1 1/4 | 62.0 | 11 | 34.4 | ⑫⑫ | ||
11 | 5 | 10 | 牡6 | 57.0 | 中井裕二 | 栗 森秀行 | 482(+4) | 1.09.2 | 1 1/4 | 129.1 | 15 | 34.6 | ⑫⑫ | ||
12 | 3 | 6 | セ5 | 56.0 | 吉村誠之 | 美 堀宣行 | 538(-6) | 初B | 1.09.2 | ハナ | 95.1 | 13 | 34.8 | ⑨⑨ | |
13 | 4 | 7 | 牡5 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 池添学 | 502(+10) | 1.09.5 | 1 3/4 | 13.6 | 6 | 35.7 | ⑤⑤ | ||
14 | 1 | 1 | 牡4 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 梅田智之 | 480(+2) | 1.09.9 | 2 1/2 | 4.3 | 3 | 36.3 | ③③ | ||
15 | 3 | 5 | 牝4 | 53.0 | 石川裕紀 | 美 斎藤誠 | 492(+12) | 1.10.0 | クビ | 19.4 | 7 | 35.0 | ⑮⑮ | ||
16 | 4 | 8 | 牝6 | 53.0 | 田口貫太 | 栗 小栗実 | 534(+2) | B | 1.10.4 | 2 | 78.8 | 12 | 37.0 | ②② | |
除外 | 8 | 16 | 牡4 | 57.5 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 502(0) | -- | -- | -- |
ラップタイム | 11.8 - 10.6 - 10.7 - 11.1 - 11.8 - 12.2 |
---|---|
前半 | 11.8 - 22.4 - 33.1 - 44.2 - 56.0 |
後半 | 56.4 - 45.8 - 35.1 - 24.0 - 12.2 |
■払戻金
単勝 | 11 | 2,740円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 11 | 690円 | 9番人気 |
14 | 820円 | 10番人気 | |
9 | 310円 | 4番人気 | |
枠連 | 6-7 | 4,550円 | 18番人気 |
馬連 | 11-14 | 23,090円 | 49番人気 |
ワイド | 11-14 | 6,270円 | 49番人気 |
---|---|---|---|
9-11 | 2,340円 | 29番人気 | |
9-14 | 2,840円 | 34番人気 | |
馬単 | 11-14 | 47,190円 | 103番人気 |
3連複 | 9-11-14 | 40,080円 | 116番人気 |
3連単 | 11-14-9 | 325,810円 | 819番人気 |
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土曜日の京都芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
京都競馬場の芝コースは、Aコース開催の開幕週。最近はまとまった降雨がなく、雨量計における観測降水量ゼロが連日続く状況。土曜日の開催中も降雨はなく、終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日朝のJRA測定のクッション値は10.8。前年12月開催時と同様、高い数値を維持している。
芝競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、4、1、5、6番手。前年の11~12月開催時に仮柵設置で保護されていた部分(内ラチから5~6頭分くらい)を通る馬の活躍が目を引いた。差しが届かないわけではないが、単純に保護部分より外を回った待機勢は劣勢を強いられている。
日曜日の開催中は、雲の多い天気になる見通し(2日7時の時点)。朝方までに降った雨に加え、当日開催中も雨が残るようなら、馬場が重いぶんロスを抑えて運ぶ馬の優位性が増すはず。雨の影響が少なく馬場の乾燥が進めば、それはそれで前日と似たような傾向に落ち着く可能性が高い。
ゆえに引き続き、道中のロスを抑えて立ち回る馬が優位という捉え方が正解のように思える。差し馬を狙うとすれば、内め追走から馬群をうまくさばけそうなタイプとなろう。枠順ベースで選ぶなら、やはり真ん中より内(1~4枠あたり)が適当ではないか。
絞り込みの線引きには難しいものがあるが、ここはシルクロードSが京都芝内回りで行われることを考慮し、当該コースにて好走(3着以内)歴のある馬を重視。そのなかでも、馬場の良し悪しを両方見込んで、JRA芝の良馬場とJRA芝の良馬場以外(JRA基準の馬場状態)の双方のレースにおいて、好走経験がある馬にスポットをあてたい。
今回のシルクロードSの出走メンバーで、要点(1~4枠+過去実績)をクリアしているのは、②ピューロマジック、③メイショウソラフネ、⑦クファシル。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
◆ウインカーネリアン・鹿戸師「動きは先週より良くなった。59キロを背負うが、開幕週の馬場でスピードを生かしたい」
◆エイシンフェンサー・吉村師「力をつけていて京都芝1200メートルも合う。前々で流れに乗りたい」
◆カピリナ・田島師「少しずつ成長して力をつけている。メンバーは強くなるが、輸送や馬場状態は問わない」
◆クファシル・池添師「骨折休養明けから結果が出ている。馬体の張りもいいです」
◆グランテスト・今野師「壁を作って脚をためるのが理想。ひと脚を使えれば」
◆ジャングロ・清水亮助手「芝でも走っていたし、器用なタイプ。スタートを決めたい」
◆シロン・田口騎手「すごく乗りやすいけど、気の難しさがある。リズムよく運びたい」
◆スリーアイランド・中竹師「流れに乗れるようになって成績が安定。チャレンジャーの気持ちで臨みたい」
◆ソンシ・中内田師「順調に成長してくれている。賞金を加算して、次の大きな舞台へと思っている馬です」
◆ダノンタッチダウン・堀師「体調が整わず、立て直している間に去勢した。気の悪さは改善している」
◆ピューロマジック・安田師「状態は良いので、力通りならそれに見合う走りはできそうです」
◆プルパレイ・須貝師「前走も気の悪さが出て、力を出し切れていない。なので、ダメージはそれほどありません」
◆ペアポルックス・梅田師「いつも差のない競馬をしてくれている。ゲートさえ出てくれれば」
◆マイヨアポア・和田郎師「調教を積んで立て直したので、力を出せる仕上がりです」
◆メイショウソラフネ・石橋師「上積みはどうかも、状態は維持。開幕週は問題ない。仕切り直しの一戦です」
◆レッドアヴァンティ・尾関師「今回は力関係が鍵。平坦コースの方が結果が出ているし、時計もかかった方がいい」
2015年以降(2021~2023年は中京で施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を見ると、4歳から9歳まで幅広い。ただし、8~9歳の最高着順は3着どまりで、4歳の2着連対圏入りは前走5着以内からの臨戦馬のみ。また、7歳の連対(2着以内)は、当該コースの重賞で2着以内の好走歴を有していた馬に限定される。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
②ピューロマジック ⑨ウインカーネリアン ⑫マイヨアポア
2015年以降(過去10年)の3着以内馬30頭のハンデを確認すると、53キロから58キロまでの範囲。58キロ超は【0.0.0.3】、53キロ未満は【0.0.0.6】と苦戦を強いられている。
(減点対象馬)
④スリーアイランド ⑨ウインカーネリアン
2015年以降の1~2着馬延べ20頭の前走を距離別で分けると、芝1200m、芝1400mの2パターンだけ。前走のレース内容を比較する際は、当時の使用距離も確認しておきたい。
(減点対象馬)
⑥ダノンタッチダウン ⑩ジャングロ ⑫マイヨアポア
前走の着順については、G1であれば12着以内、G1以外のグレード競走なら7着以内、OP特別は5着以内、条件クラスの場合は1着が理想。2015年以降、これ以外のステップで臨んだ馬は、もれなく3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
③メイショウソラフネ ⑥ダノンタッチダウン ⑩ジャングロ ⑰プルパレイ
前走の単勝人気に関しては、重賞なら8番人気以内、OP特別は5番人気以内、条件クラスであれば2番人気以内がひとつの目安。2015年以降の1~2着延べ20頭全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
②ピューロマジック ⑤セントメモリーズ ⑥ダノンタッチダウン ⑧シロン ⑩ジャングロ ⑪エイシンフェンサー ⑭グランテスト ⑮レッドアヴァンティ ⑰プルパレイ
2015年以降の1~2着馬延べ20頭は、いずれもOPクラスのレースに出走したことがあった。ここがOPクラス初挑戦となる馬は、過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
④スリーアイランド ⑬カピリナ ⑮レッドアヴァンティ
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同日に行われる根岸Sとは対照的に、このシルクロードSはU指数ですんなり攻略することが難しい。直近5年中3回で二桁順位の馬が3着以内に激走。2020年に至っては二桁順位の馬がワンツースリーを決めている。ハンデ戦というレース条件と、例年多頭数になることが、このような状況をつくり上げていることは想像に難くない。U指数一本で1~3着を当てることは、相当ハードルが高いと認識したほうがいいだろう。
しかし、まったくお手上げというわけではない。U指数的に大波乱となった2020年を除いた直近5年中4回は、3位以内の馬が1頭以上2着以内に入って意地を見せているからだ(2021年は3位→1位でワンツー、2024年は2位→3位でワンツー)。やはり、波乱含みではあっても、上位勢はしっかり買い目に加えておく必要がある。
まずは過去の傾向に則り、U指数3位以内の馬に注目したい。昨年の高松宮記念で4着、前走の京阪杯で2着と、二度の1200m戦で距離適性を示している1位⑨ウインカーネリアン(99.8)。上がり馬ながら連勝中、鞍上は先週重賞勝ちと人馬コンビが勢いに乗っており、ハンデ54㎏も魅力の2位⑬カピリナ(98.4)。自分のペースでスムーズに逃げたときに残り目のありそうな3位②ピューロマジック(97.6)。馬券はこの3頭が中心となる。
最後に、デビュー以来すべてのレースで川田騎手が騎乗している期待馬の4位⑯ソンシ(97.5)を押さえておけば万全だ。
種牡馬として最多勝利数を記録するのはフジキセキで、2006年タマモホットプレイ、2008年ファイングレイン、2010年アルティマトゥーレ、2014年ストレイトガールの4頭が勝ち馬として名を連ねる。系統別で見れば、Seeking the Gold系やフォーティナイナー系が好相性を示しており、前者では1999年の勝ち馬マイネルラヴが、種牡馬としても、母の父としても好走馬を出し、後者では2018年に産駒が1~3着を独占したアドマイヤムーンが異彩を放つ。
一方、苦戦傾向にあるのがサクラバクシンオー産駒を中心としたサクラユタカオー系で、2009年14着スプリングソング、2016年5着ビッグアーサーなど、1番人気に推された上位人気馬も馬券圏外に敗れている。
ペアポルックスは、父キンシャサノキセキ×母ミラクルアスク(母の父ディープインパクト)。父はフジキセキ直仔の種牡馬。同産駒は本競走でまだ結果を残せていないものの、フジキセキが幅をきかせていたことを考えても、その直系の動向には気を配るべきだろう。なお、本馬自身は京都で【0.2.1.0】、いずれもリステッド以上ながら4着以下がない。父系も母系も息の長い活躍を続ける血筋なので、先々まで重賞戦線を賑わす存在になりそうだ。
ソンシは、父Night of Thunder×母Afdhaad(母の父Nayef)。父はDubawi~Dubai Millennium~Seeking the Goldと遡る血筋。前述のとおり、おもにマイネルラヴを中心に存在感を示すSeeking the Goldの血脈だが、古くは98年シーキングザパールも直仔として勝利しており、22年には本馬と同じDubawi直系孫世代のホープフルサインが13番人気で4着と健闘している。欧州色の強いタフな血統構成なので、週末の雨予報も歓迎だろう。
エイシンフェンサーは、父ファインニードル×母エーシンパナギア(母の父エイシンサンディ)。父は現役時に春秋スプリントG1制覇など芝1200mで9勝を記録。また、18年シルクロードSの勝ち馬でもあるため、本馬は父仔制覇のかかった一戦となる。その18年は、4番人気、5番人気、15番人気でアドマイヤムーン産駒が上位を独占する波乱の結果。本馬はフォーティナイナーを強調した配合も興味深く、血筋からも大駆けに注意したい。