ニシノデイジー(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
ニシノデイジー
写真一覧
現役 牡8 鹿毛 2016年4月18日生
調教師高木登(美浦)
馬主西山 茂行
生産者谷川牧場
生産地浦河町
戦績29戦[5-3-3-18]
総賞金24,984万円
収得賞金3,600万円
英字表記Nishino Daisy
血統 ハービンジャー
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Penang Pearl
ニシノヒナギク
血統 ][ 産駒 ]
アグネスタキオン
ニシノミライ
兄弟 ニシノリースニシノキッカセキ
市場価格
前走 2024/03/09 阪神スプリングJ G2
次走予定

ニシノデイジーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/09 阪神 8 阪神スプリJ G2 芝3900 106610.334** 牡8 62.0 五十嵐雄高木登 506
(+2)
4.26.4 2.513.7マイネルグロン
23/12/23 中山 10 中山大障害 G1 芝4100 12796.632** 牡7 63.0 五十嵐雄高木登 504
(-6)
4.39.6 1.713.6マイネルグロン
23/10/15 東京 9 東京ハイJ G2 芝3110 12335.6311** 牡7 62.0 五十嵐雄高木登 510
(+6)
3.37.0 5.014.0⑪⑩⑧⑦マイネルグロン
23/04/15 中山 11 中山GJ G1 芝4250 10331.819** 牡7 63.0 石神深一高木登 504
(+4)
5.00.2 6.114.1イロゴトシ
23/03/11 阪神 8 阪神スプリJ G2 芝3900 12222.213** 牡7 62.0 石神深一高木登 500
(-4)
4.23.0 1.413.5ジェミニキング
22/12/24 中山 10 中山大障害 G1 芝4100 117915.451** 牡6 63.0 五十嵐雄高木登 504
(+2)
4.45.9 -0.513.9ゼノヴァース
22/11/19 東京 8 秋陽ジャンプ OP 芝3110 14692.612** 牡6 59.0 五十嵐雄高木登 502
(+6)
3.27.4 0.113.3コウユーヌレエフ
22/06/19 東京 1 障害3歳以上未勝利 芝3000 11441.711** 牡6 60.0 五十嵐雄高木登 496
(+2)
3.23.1 -0.513.5ファルヴォーレ
22/05/28 新潟 1 障害4歳以上未勝利 芝2890 14467.453** 牡6 60.0 五十嵐雄高木登 494
(+2)
3.12.0 0.513.3ビーマイオーシャン
22/01/29 東京 11 白富士S (L) 芝2000 14813236.31312** 牡6 57.0 丸山元気高木登 492
(-2)
1.58.6 1.234.7⑬⑫⑫ジャックドール
21/12/28 阪神 11 ベテルギウス (L) ダ1800 164787.11612** 牡5 57.0 松若風馬高木登 494
(0)
1.53.5 1.837.7⑨⑨⑩⑫アイオライト
21/11/21 東京 11 霜月S OP ダ1400 163666.31411** 牡5 54.0 内田博幸高木登 494
(+8)
1.24.7 1.036.0⑭⑪ヘリオス
21/06/13 東京 11 エプソムC G3 芝1800 1861192.91618** 牡5 56.0 江田照男高木登B 486
(0)
1.47.0 1.936.6ザダル
21/05/09 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 1471264.41212** 牡5 55.0 勝浦正樹高木登 486
(-8)
2.01.4 2.138.8⑦⑦サンレイポケット
21/02/07 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 164868.71313** 牡5 56.0 勝浦正樹高木登 494
(+4)
1.33.5 1.134.9⑥⑦カラテ
20/07/19 函館 11 函館記念 G3 芝2000 1671310.3613** 牡4 56.0 勝浦正樹高木登 490
(+2)
2.01.4 1.737.8⑨⑩⑩⑬アドマイヤジャスタ
20/05/31 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 1881819.2918** 牡4 56.0 田辺裕信高木登 488
(-8)
2.31.9 2.337.9キングオブコージ
20/03/15 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 123320.646** 牡4 56.0 田辺裕信高木登 496
(+2)
2.02.3 0.733.6⑨⑧⑧⑧サートゥルナーリア
20/01/26 中山 11 AJCC G2 芝2200 12798.266** 牡4 55.0 田辺裕信高木登 494
(+2)
2.16.1 1.137.2⑦⑦⑤ブラストワンピース
19/10/20 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18126.029** 牡3 57.0 C.ルメー高木登 492
(+4)
3.06.7 0.736.2⑫⑫⑬⑫ワールドプレミア

⇒もっと見る


ニシノデイジーの関連ニュース

石神深一(41)=美・フリー=騎乗で単勝1・2倍と断然の1番人気に支持されたマイネルグロンが王者の走りで7馬身差圧勝。5連勝で重賞3勝目を挙げた。鞍上は「中山大障害より我慢もきいて、少しずつ競馬を覚えてきています。前走が圧巻のパフォーマンスだったので、その通り走れれば負けないだろうと思っていました」とうなずいた。次走は、中山グランドJ(4月13日、中山、J・GⅠ、芝4250メートル)を予定している。

マイネルグロン 父ゴールドシップ、母マイネヌーヴェル、母の父ブライアンズタイム。青鹿毛の牡6歳。美浦・青木孝文厩舎所属。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬。馬主は㈱サラブレッドクラブ・ラフィアン。戦績22戦6勝(うち障害11戦6勝)。獲得賞金2億942万1000円(うち障害1億9858万1000円)。重賞は2023年JGⅡ東京ハイジャンプ、23年JGI中山大障害に次いで3勝目。阪神スプリングジャンプ石神深一騎手が17&19&20年オジュウチョウサンに次いで4勝目、青木孝文調教師は初勝利。馬名は「冠名+気高い、雄大な(仏)」。

◆草野騎手(エコロデュエル2着)「勝ち馬は強かったですけど、前回より差は詰めています。次は逆転できるように頑張ります」

◆西谷騎手(ロックユー3着)「遅い流れでも我慢できていましたし、我慢するいい練習にもなりました。ゴーサインを出してからの反応も良かったです。今日できた我慢が次に生きてくれば」

◆五十嵐騎手(ニシノデイジー4着)「勝負どころでは他馬の押し上げについて行けない感じこそありましたが内容は悪くなかったと思いますし、とにかくリラックスしてレースできたことに好感が持てました」

【阪神スプリングJの注目点】今年最初の障害重賞!マイネルグロン筆頭に好メンバー集結 2024年3月5日(火) 17:17

★昨年の中山大障害1~3着馬が登録 連覇がかかるジェミニキングも出走予定

今年の阪神スプリングJには、昨年の中山大障害を制したマイネルグロン(牡6歳、美浦・青木孝文厩舎)、2着のニシノデイジー(牡8歳、美浦・高太登厩舎)、3着のエコロデュエル(牡5歳、美浦・岩戸孝樹厩舎)が登録している。昨年の阪神スプリングJでは、前年の中山大障害1~4着馬が出走したもののいずれも3着以下に敗れ、10番人気のジェミニキングが勝ったが、今年の阪神スプリングJはどのような結果になるだろうか。なお、マイネルグロンには石神深一騎手、ニシノデイジーには五十嵐雄祐騎手、エコロデュエルには草野太郎騎手が騎乗する予定だ。また、昨年の覇者ジェミニキング(セン8歳、栗東・庄野靖志厩舎)は今年も阪神スプリングJに出走を予定しており、昨年同様小野寺祐太騎手が騎乗する予定だ。

[もっと見る]

【阪神スプリングジャンプ】特別登録馬 2024年3月3日() 17:30

[もっと見る]

【4歳以上次走報】ウシュバテソーロはドバイワールドCが春の大目標 2024年1月2日(火) 17:43

東京大賞典を連覇したウシュバテソーロ(美・高木、牡7)は、ドバイワールドC(3月30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)が大目標。「(本番前に)1度使いたいと思っているが、理想的なレースがなくて今は考慮中」と高木調教師。

★BCクラシック2着デルマソトガケ(栗・音無、牡4)は、引き続きルメール騎手でサウジC(2月24日、キングアブドゥルアジーズ、GⅠ、ダ1800メートル)を予定。天皇賞・秋11着ジャックドール(栗・藤岡、牡6)もサウジCに登録する。

★BCフィリー&メアスプリント9着メイケイエール(栗・武英、牝6)は、京都牝馬S(2月17日、京都、GⅢ、芝1400メートル)から高松宮記念(3月24日、中京、GⅠ、芝1200メートル)に向かう。

東京大賞典5着キングズソード(栗・寺島、牡5)は、フェブラリーS(2月18日、東京、GⅠ、ダ1600メートル)へ。

ジャパンC13着インプレス(栗・佐々木、牡5)は、角田河騎手とのコンビで日経新春杯(14日、京都、GⅡ、芝2400メートル)へ。

★グレイトフルS1着ニシノレヴナント(美・上原博、騸4)は、ダイヤモンドS(2月17日、東京、GⅢ、芝3400メートル)を視野に。

JBCレディスクラシック7着レディバグ(栗・北出、牝6)は、黒船賞(3月26日、高知、JpnⅢ、ダ1400メートル)へ向かう。

★ベテルギウスS3着ミッキーヌチバナ(栗・高橋亮、牡6)は、東海S(21日、京都、GⅡ、ダ1800メートル)を視野に入れる。シリウスS12着キリンジ(栗・佐々木、牡4)も和田竜騎手とコンビで同レースへ。

★ディセンバーS5着フライライクバード(栗・友道、騸7)は、白富士S(27日、東京、L、芝2000メートル)へ。

★阪神C12着アサヒ(美・金成、牡5)は、ニューイヤーS(13日、中山、L、芝1600メートル)へ。

★りんくうS15着ハコダテブショウ(美・相沢、牡6)は、ジャニュアリーS(14日、中山、OP、ダ1200メートル)へ。

中山大障害2着ニシノデイジー(美・高木、牡8)、8着ネビーイーム(栗・佐々木、牡6)は、阪神スプリングJ(3月9日、阪神、J・GⅡ、芝3900メートル)を視野に入れる。

★イルミネーションJS2着アサクサゲンキ(栗・音無、騸9)は、牛若丸JS(27日、小倉、OP、芝3390メートル)へ。

[もっと見る]

【中山大障害】レースを終えて…関係者談話 2023年12月24日() 05:55

◆五十嵐騎手(ニシノデイジー2着)「ゲートをタイミング良く出られて、いいポジションで競馬ができました。途中からハナにいく形でもやめる面はなかったし、力は出せたと思います」

◆草野騎手(エコロデュエル3着)「初コース、初距離でしたが、よく頑張ってくれました。きょうの競馬がいい経験になると思います」

◆大江原騎手(ビレッジイーグル4着)「周りに馬がいたので、いい感じにハミを取ってフワフワすることもなかった。途中から前に馬を置いて2番手から進んで力は出せました。まだ良くなるので来年が楽しみです」

◆西谷騎手(ジューンベロシティ5着)「赤レンガ(大生け垣)とその次の障害で脚をぶつけてしびれたようで、仕掛けてすぐに反応できなかった。それでも直線はまた伸びてくれました」

[もっと見る]

【中山大障害】マイネルグロンが10馬身差つけ圧勝 4連勝でJ・GⅠ初制覇 2023年12月24日() 04:40

石神深一(41)=美・フリー=騎乗で1番人気のマイネルグロンが最終障害前に先頭に立ち、そのまま後続との差を広げて10馬身差で圧勝。4連勝で障害界の新王者に輝いた。連覇を狙った3番人気のニシノデイジーが2着。出走12頭全てが完走した。

障害界に新王者が誕生だ。J・GⅠ初挑戦のマイネルグロンが4連勝でV。当レース5勝目の石神騎手が充実の表情で切り出した。

「乗る前から自信がありました。強い結果でしたね。まだ5歳ですし、これからの障害界のスターになれる素材だと思います」

歴代最多J・GⅠ9勝を誇るオジュウチョウサンの主戦を務めた名手も太鼓判を押す勝ちっぷり。大障害コースを危なげなくクリアし、最後は昨年の勝ち馬ニシノデイジーに10馬身差のワンサイドゲームを演じてみせた。

初のビッグタイトル獲得となった青木調教師は、助手時代の師匠である小桧山調教師と検量室前で抱き合い、思わず感涙。「ものすごい時計と勝ち方でした。厩舎としてこれまでやってきたことが間違いじゃなかったなと。感無量です」と目を赤くした。来年は中山グランドジャンプが大目標。障害界のニュースターが、さらなる高みへ跳んでいく。(綿越亮介)

マイネルグロン 父ゴールドシップ、母マイネヌーヴェル、母の父ブライアンズタイム。青鹿毛の牡5歳。美浦・青木孝文厩舎所属。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬。馬主は㈱サラブレッドクラブ・ラフィアン。戦績21戦5勝(うち障害10戦5勝)。獲得賞金1億6807万1000円(うち障害1億5723万1000円)。重賞は2023年J・GⅡ東京ハイジャンプに次いで2勝目。中山大障害石神深一騎手が16&17&21年オジュウチョウサン、18年ニホンピロバロンに次いで5勝目。青木孝文調教師は初勝利。馬名は「冠名+気高い、雄大な(仏)」。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ニシノデイジーの関連コラム

閲覧 1,490ビュー コメント 0 ナイス 3

先週末は東西でクラシックのトライアルレースが行われた。

その中でも注目を集めたのは西のチューリップ賞。昨年暮れの阪神JF上位4頭がすべて出走してきて、本番に向けても重要な一戦となった。

その中で断然の人気を集めたのは3戦3勝のレシステンシア。今回もスマイルカナが控えたためにスンナリ逃げることができたが、直線に入って突き放した前走と比べると伸び脚はイマイチ。最後は外から伸びて来たマルターズディオサ、内を突いてきたクラヴァシュドールに交わされて3着に敗れる波乱の結果となった。前走と比べると比較的ゆったりとした逃げを打った分後続に脚を使わせることができなかったのかもしれないが、それでも本番へ向けて少々不安の残る内容だった。

一方で勝ったマルターズディオサは前走に続いての好走。阪神JFでは離された2着だったが、今回は好位からしぶとく伸びて接戦を制した。前走が6番人気、今回も4番人気とあまり人気にならないタイプだがレースぶりは安定しており、順調ならば本番でも侮れない存在になりそうだ。

いずれにしても、本番さながらのメンバー構成で、チューリップ賞組は敗戦馬も含めて桜花賞まで忘れないでおきたい。レベルの低い別路線で好走した馬を狙うくらいなら、チューリップ賞で敗れた馬の方が穴馬としての魅力を感じる。


~週末の重賞展望、サートゥルナーリアに死角なし

さて、今週末は重賞が4レース、さらには阪神スプリングジャンプオジュウチョウサンvsシングンマイケルの注目対決もあるので早速展望へ。

注目はやはり金鯱賞サートゥルナーリア。有力各馬が海外遠征を選択する中で国内から始動することになったが、課題とされる左回りが果たしてどうなのか、改めて問われる一戦となる。

もっとも、結論から言えば何の問題もないだろう。ダービーと天皇賞(秋)は左右の周りの問題よりも気性面の課題が露呈したのが原因で、それでも最後差して来たダービーの内容を見ても決して左右の周りでどうこうというレベルではない。主戦のルメール騎手が改めて乗れるのも大きなプラスで、さらに言えば無観客競馬もこの馬にとっては追い風になりそうだ。というわけで、今回は普通に走れば結果はついてくるだろう。

むしろ相手が難解になるが、現時点では田辺騎手が2度目の手綱を取るニシノデイジー、前走は外を回しながらもそこそこ伸びていたサトノガーネットあたりに期待したい。

一方、阪神ではフィリーズレビューが行われる。正直なところ前述のチューリップ賞と比べるとかなりメンバーレベルは落ちる印象なので本番へ向けてという意味では微妙なところ。

ただ、馬券的な意味を抜きにすればアヌラーダプラには注目したい。能力だけなら間違いなくナンバーワン。フェアリーSでは掛かる気性がモロに出てしまったので距離短縮で見直しが可能だろう。

もっとも馬券的な意味では三浦騎手を重賞で本命にするのは少々怖い面もある。というのも昨年はついに年間100勝を達成した同騎手だが、重賞では全くといって良いほど結果を出せておらず、1~5番人気での重賞成績が(1-1-0-14)と散々だった。連対したのはともに5番人気馬騎乗時だったので、4番人気以内では一度も馬券に絡めていないことになる。

さすがにこれを偶然として片づけることはできず、それならば池添騎手が騎乗するヤマカツマーメイドの方が良いかもしれない。スケールは断然アヌラーダプラの方が上だが、レース巧者という点ではヤマカツに分がある。多頭数の競馬でもあるし、センスの良さを生かせれば逆転まであるかもしれない。


※重賞の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


登録済みの方はこちらからログイン

2020年1月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬場読みのポイント~今週末は天候悪化の可能性大~
閲覧 1,471ビュー コメント 0 ナイス 4

先週は東で京成杯が、西では日経新春杯が行われた。

京成杯は新馬戦を圧勝した牝馬スカイグルーヴに注目が集まったが、そのスカイグルーヴを差し切ったのは同じ1戦1勝のクリスタルブラック。道中は後方待機策となったが、直線鋭く伸びて差し切り勝ち。スローペースになったことでキャリアよりも決め手が生きた形だが、現状はまだ粗削りな面があり派手なパフォーマンスの一方で課題も多そうだ。このあとは皐月賞へ直行となるようだが、キャリアの浅さや多頭数競馬をどう克服するか。恐らく目標はダービーとなるだろうし、現時点では危険な人気馬になる予感がする。

一方、日経新春杯はまだ条件馬の身ながら強気に参戦してきたモズベッロが、直線鮮やかに抜け出して勝利。最後は後続に2馬身半差をつける完勝だった。今回はG2としてはかなり手薄な相手関係や内枠、またハンデに恵まれた面もあり大一番で戦うには課題も多いだろうが、明け4歳ということでさらなる成長に期待したい。


~決め打ちがハマった開幕週の愛知杯

さて、たまには馬券の話を。先週の当コラムで、「開幕週は特に馬場傾向の読みが重要となる」というお話をしたが、その開幕週となった小倉競馬の初日に行われた愛知杯は、馬場読みと展開読みが見事にハマってくれた。

当日の小倉競馬場では昼前から雨が降り始めたが、前半の競馬を見ても極端ではないにせよインの馬場状態が良く、ひと雨程度で極端に変化する状況ではなかった。そこで狙ったのは愛知杯の◎アルメリアブルーム。6番枠と内寄りの絶好枠で、上手く脚を溜められるという判断だった。

レースでは◎アルメリアブルームが上手くインで溜めて伸びて来た。穴で2列目に組み込んでいた5番枠デンコウアンジュ、さらに押さえで入れていた3番枠の11番人気レイホーロマンスが突っ込んで来てくれたおかげで、3連複は9万馬券。年明けから小さな的中こそあれどもイマイチ爆発しない状況が続いていたが、ようやく2020年最初のホームランとなった。



小回りのローカル競馬で多頭数ともなれば、ちょっとしたことで能力が無意味になるようなバイアスが生じる。今回の愛知杯はまさにそういった結果で、馬群を捌ける差し馬が上位を独占した。

ちなみに馬場を読む上での目安になるのは、ひとつは同じ芝レースの結果や伸びどころを見ること。これは当然として、もう一つは芝の塊がどれだけ飛び散っているかが目安になる。冬の小倉初日でいえば、一昨年の最初の芝レースと今年の最初の芝レースを見比べると、今年の方が特に4コーナーでの芝の塊の飛び散る量が多いように見て取れた。そう考えると同じイン有利でも一昨年は超イン有利、今年はややイン有利くらいだったのは納得の結果だ。先週、そして今週の雨の影響があれば2週目以降の小倉芝はむしろタフな差し馬場になる可能性がある。

いずれにしても、特にローカル競馬において馬場を読むことの重要性が伝われば幸いである。

~今の馬場なら田辺スタイルがハマりそうなニシノデイジー

さて、今週末は東西でG1へと続くG2レースが行われる。

東海ステークスは昨年の覇者でフェブラリーSも制したインティが連覇を目指して出走してくる。もっともその他にもなかなかのメンバーが揃った印象だ。一応能力上位はインティだろうが、今開催の京都ダートは週によってかなり傾向が異なっており、今週末のダートの傾向をまずは見たい。具体的には2週目の3日間開催の1~2日は極端に外が良く、先週末に関しては京都らしく先行インも残る馬場になっていた。今週末はどのような馬場になるか? 現状雨予報も出ており、いつも以上に馬場には注意を払いたい。

一方東のAJCCは、凱旋門賞以来となるブラストワンピース、この路線の常連といえるミッキースワローステイフーリッシュなどが出走する。こちらの注目はニシノデイジー。今回は田辺騎手が初騎乗となるが、本馬に関していえば結果こそ出ていないが中山は合うはずで、週末の雨予報で馬場が悪化すればいわゆる”田辺流”の追い出しを待つスタイルがハマるのではないか。出して行くような指示が出ていると良くないが、田辺スタイルで自由に乗ることができるようなら、近走のうっ憤を晴らす走りを見ることができそうだ。

いずれにしても今週末はかなり天気が悪くなりそうなので、小倉も含めて3場の天気&馬場状態について、いつも以上に気に掛けておきたい。


※重賞の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2020年1月19日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2020年01月19日号】特選重賞データ分析編(186)~2020年アメリカジョッキークラブカップ~
閲覧 2,962ビュー コメント 0 ナイス 3



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アメリカジョッキークラブカップ 2020年01月26日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2015年以降)】
○6着以内 [5-5-3-30](3着内率30.2%)
×7着以下 [0-0-2-27](3着内率6.9%)

 前走好走馬を重視したい一戦。2015年以降の連対馬延べ10頭は、いずれも前走の着順が6着以内でした。たとえ実績上位でも、大敗直後の馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→サトノクロニクルミッキースワローラストドラフト
主な「×」該当馬→ステイフーリッシュニシノデイジーブラストワンピース


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の条件が“G1のレース”以外、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以内」だった馬は2015年以降[3-3-3-18](3着内率33.3%)
主な該当馬→サトノクロニクルステイフーリッシュ

[もっと見る]

2019年10月23日(水) 15:30 覆面ドクター・英
天皇賞(秋)・2019
閲覧 3,750ビュー コメント 0 ナイス 12

菊花賞ヴェロックスが勝ち切れないのは折り込み済みでしたが、やはり武豊騎手の通るところが京都ならではの内から最後の直線で少しずつ外に出すという勝ちパターンで、非常に巧かったです。一時期、騎乗馬の質が落ちて成績も下がっていましたが、やっぱり巧いですね。

ニシノデイジーがルメール騎手でも厳しいであろうことも、穴人気のホウオウもヒシも評価を下げ、「来ない比較的人気馬」たちの読みは当たっているのですが……。コーフィールドCも3着抜けで的中ならず、WIN5も4つ目まで当たっていて最後5つ目でハズレと、単勝は比較的好調な週末だったんですが波に乗り切れませんでした。切り替えて今週こそはドカンと当てたいです。

天皇賞(秋)菊花賞とは打って変わって非常に豪華メンバーとなり、今の日本競馬のオールスター戦のようなメンバーとなりました。アーモンドアイを筆頭にG1馬がゴロゴロいて、楽しみです。私が競馬を始めた30年くらい前も、マイラー(というかスプリンターまで)もステイヤーも、秋の天皇賞を使ってきて、そこからマイルCSやJCに行って、年末はスプリンターズSだったり有馬記念だったりというローテーションが多く見られました。当時は秋天にぶっつけというローテもほぼ無く、毎日王冠なり京都大賞典を前哨戦に使ってきていたので、秋4戦目となる有馬記念の頃には搾りかすのようにもう余力無し、という馬もちらほら。そういう意味で、各馬ベストコンディションで迎える秋天が一番面白かったのですが、四半世紀以上経ってまたその秋天が一番面白い時代に回帰、となってきたのかもしれませんね。

それでは恒例の全頭診断へ。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ安田記念は、このコラムでも触れたように向かない条件を使われてしまっての敗戦(安田記念は、切れ味よりマッチョで重い斤量を序盤ハイペースで前に行っても粘り切れるノーザンダンサー系が好走するレース)で気にしなくて良さそう。ぶっつけ本番となったが、2000mあれば比較的ゆったりと追走し、ズキューンと末脚伸ばす形に持ち込めるのでは。

2番人気想定 サートゥルナーリア菊花賞に行っても能力でやれたんじゃないかと思うが、ここに出てきた。前走は強い勝ち方で夏を越して更に強さが増してきた印象。来年はこの馬の時代となるのでは、と予感させる神戸新聞杯での強さだったが、正直そう強くないこの世代代表で、3歳でここでいきなり通用するかと言えば微妙か。3歳だけに56kgなのは大きいが。

3番人気想定 ダノンプレミアム:不利もあったが、レース前からゴトゴトしていて脚元不安もあっての最下位と思われる前走の安田記念。マイラー色が強くここは距離も適性より長く、前哨戦も使わずで、消す予定。脚元が無事ならマイルCSならやれると思うが。

4番人気想定 ワグネリアン:最近多い「ダービー馬だが、その後イマイチ」というタイプ。ただ、適距離のここは一番向く条件で、JCや有馬記念より、ここに全力投球の仕上げなのでは。

5番人気想定 アエロリット:ほぼほぼ東京でしか走らない馬で、今年も安田記念毎日王冠で2着と頑張っている。ただ2000m実績も無く、それなりに人気になるだろうから消して妙味の馬では。

6番人気想定 アルアイン:今年の大阪杯を制した皐月賞馬。昨秋の天皇賞でも4着には来ており、そう切れるタイプではないが常に人気にそれほどならずともそれなりに好走するタイプで、ヒモには是非入れたいタイプ。

7番人気想定 スワーヴリチャード:東京2000mという条件は得意の左回りで、距離もこのくらいあれば適合条件だろう。ただ、以前のような荒々しさが無くなり、大人しくなってきたのは大人になったというより老化現象で、ちょっとずつ衰えていそうでヒモ程度の評価が妥当か。

8番人気想定 ユーキャンスマイル:同じ左回り2000mの新潟記念を好時計で勝ってきた。ダイヤモンドS勝ち馬でもありステイヤーかと思われたが、中距離でも厳しい流れになれば出番ありそう。本格化の兆しあるピークの4歳秋で楽しみな一頭。

9番人気想定 ウインブライト:中山では非常にいい走りをするのだが東京は向かない。香港で頑張ったのがピークでゆっくりと下り坂では。

10番人気以下想定
カデナ:弥生賞勝ち馬だがしばらく低迷して、今年はG3なら好勝負できるところまで復調してきた。ただここで激走する感じでもない。

スティッフェリオ:前走はオールカマーで逃げ切り勝ちをおさめたが、東京2000m適性は高くないタイプと思われる。

マカヒキ:ダービー馬ながら4歳以降はひどく負けるわけでもないが、勝ち切れない状況が続いている。一昨年5着、昨年7着と東京2000mの適性はそれなりにあるのだろうが、衰えも少しずつみられ始めていそう。

ゴーフォザサミット:昨年の青葉賞以降勝てていない。瞬発力勝負以外のもう少し長ところでの活躍に期待の馬で、ステイヤーズSあたりが狙いか。

ドレッドノータス京都大賞典を11番人気ながら制し、自厩舎矢作厩舎の馬での坂井騎手による感動の勝利だったが、スタミナ寄りで瞬発力はあまり無く、秋の天皇賞向きではない。

ランフォザローゼス青葉賞勝ちがあるように東京だとわりといい走りを見せるのだが、ここでは実績が示す通りちょっと力がまだ足りない。

スカーレットカラー:府中牝馬Sを追い込んで勝って間隔が詰まっての参戦となる。本格化してきているがローテーションはきつい。

ケイアイノーテック毎日王冠では先行して失速したが、NHKマイルCを追い込んで勝っており、人気は落としているがうまくタメがきけばやれても良い。ただ頭打ち傾向のディープインパクト産駒の激走というのは、あまり見かけない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイサートゥルナーリア

ヒモに:ワグネリアンアルアインユーキャンスマイル

[もっと見る]

2019年10月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】悪天候競馬の処方箋/菊花賞は相手探しに妙味アリ
閲覧 2,435ビュー コメント 0 ナイス 5

台風19号の影響を大いに受けた先週末の競馬。秋華賞が行われた京都競馬場も、開催こそ予定通り行われたものの雨の影響は避けられず、秋華賞と同じコースで行われた土曜3Rの芝2000m戦を勝ったパンサラッサの上がりは最速ながらなんと40秒3! この数字を見たときには日曜の秋華賞はどれほどタフな馬場になるのかと思ったものだが…。

日曜日は好天に恵まれた上に風も強かったせいか一気に馬場は回復、通常よりも少し時計が掛かる程度の馬場状態となった。レースは福永騎手のビーチサンバが意表を突く逃げの手に出て、コントラチェックが2番手。道中も緩むことはなく、持久力を問われる流れになった。直線、馬群を捌いて抜け出して来たのはオークス以来の久々だったクロノジェネシス。道中はスムーズに馬群の中で折り合うと、2着カレンブーケドールを2馬身突き放す完勝だった。桜花賞オークスはともに3着に敗れた雪辱を果たすとともに、北村友→津村→和田という、デムルメが参戦するG1にしては珍しい日本人騎手の上位独占となった。

クロノジェネシスカレンブーケドールは順調ならばともにエリザベス女王杯に参戦する可能性が高い。今回の2馬身差は一見すると決定的にも見えるかもしれないが、クロノジェネシスはピリピリしたところがあり、叩いての上積みがどこまであるかは微妙なところ。距離延長もどちらかといえばカレンブーケドールの方に分がありそうで、この2頭の勝負付けはまだ済んではいないだろう。無敗のオークスラヴズオンリーユー、そして月曜日に行われた府中牝馬S組も含めて、エリザベス女王杯での激突が楽しみになってきた。


~大雨で発生した極端な馬場傾向

さて、毎週競馬をやっていると年に数回、先週土曜の京都のように、大雨や雪など悪天候の影響を受けることがある。このような、いわば「特殊な状況下」での競馬は、しばしば極端な傾向が生まれる。そして、その傾向を掴むことができれば大きなチャンスが訪れる。

先週の土曜の京都もやはり極端な傾向が出ていた。ザックリまとめると、

芝=タフな馬場で外有利
ダート=逃げ&イン圧倒的有利

実際にデータを見ても、

芝1~4枠(0-2-4-18)
芝5~8枠(5-3-1-25)

ご覧の通り明らかに外が有利。ダートに目を転じても…

ダート逃げ(4-2-0-1)
ダート先行(3-4-5-15)
ダート差し・追込(0-1-2-52)

ご覧の通り、明らかに偏りが出ていた。

このような傾向は基本的に出始めがもっとも狙いどころである。なぜなら、レースを重ねるごとに騎手も、そして我々ファンも気づき始め、対応するようになるからだ。

騎手は馬場の内が悪いとみれば外に出すようになるし、ファンはやはりバイアスに応じて買うようになるから、オッズ的な旨味は薄くなっていく。逆に言えばいち早く気付くことができれば、そこには確実に儲けのチャンスが生まれるわけだ。悪天候となるとあまり馬券を買う気が起きないことも多いかもしれないが、特殊な状況下は特殊な傾向が生まれるので、むしろチャンスなのである。

あくまでも予報段階ではあるが、今週末も雨の予報が出ている。場合によっては先週同様に極端なバイアスが発生する可能性がある。悪天候の日はリアルタイムで馬場をチェックしていると、思わぬチャンスが訪れるかもしれない。


菊花賞神戸新聞杯敗戦組に注目!

今週末は牡馬クラシック最終戦、菊花賞が行われる。

今年はダービー馬ロジャーバローズ不在に加え、皐月賞馬にして神戸新聞杯を圧勝したサートゥルナーリア天皇賞(秋)路線、さらにセントライト記念を勝利したリオンリオンも回避となってしまった。クラシックとしてはかなり寂しい顔ぶれになってしまった印象だが、やはり主役はヴェロックスか。

ヴェロックスは2歳夏に小倉の新馬戦を圧勝すると、クラシックでも皐月賞で2着、ダービー3着と安定したレースぶりを見せている。折り合いもスムーズで距離への不安もなさそうなので、サートゥルナーリア以下、強敵が不在のココは是が非でもモノにしたいところだろう。

むしろ馬券的な興味はヴェロックス以外の馬たちの取捨だろう。人気を集めそうな武豊騎手のワールドプレミアやルメール騎手に乗り替わるニシノデイジーはもちろん怖いが、未知なる3000mが舞台となれば、伏兵台頭の余地もある。

その中で注目は神戸新聞杯敗戦馬とみている。セントライト記念よりも上位勢のメンバーレベルは高く、ココで負けて人気落ちとなる組が面白そうだ。

穴候補筆頭として考えているのはレッドジェニアル神戸新聞杯では3番手につける積極策を選択。折り合いもついており、何より本番へ向けて出していく競馬をできたのは収穫。京都外回りでは既に重賞勝ちの実績があり、本番でも侮れない存在になりそうだ。

同じく神戸新聞杯組で、5着に敗れたユニコーンライオンも侮れない。春はクラシックに出走することすらできなかったが、夏の北海道で連勝し頭角を現してきた。大型馬でジリっぽく、いかにも京都外回りが合いそうなタイプ。淀の長丁場ではたびたび好騎乗を見せてくれる岩田騎手の騎乗も心強く、タフな馬場も苦にしない強みがある。

仮にヴェロックス1強ムードでも、相手次第では波乱の可能性あり。それが今年の菊花賞だ。

菊花賞の最終結論は、『TAROの競馬』にて無料公開の予定です。是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2019年10月17日(木) 16:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019菊花賞
閲覧 2,722ビュー コメント 0 ナイス 10



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月20日(日)第80回 菊花賞(3歳G1・牡牝・芝3000m)


【登録頭数:22頭】(フルゲート:18頭)

ヴェロックス(A)中3週
休み明けの前走時は、1週前追い切りでは首が上がり気味で重たさもあったが、この中間は2週前→1週前と強めに追われて疲れもなさそう。1週前追い切りには素軽さがあり、前走を一度使われての上積みが期待できそう。

ザダル(C)中4週
なかなか使い込めない馬で、今回は中4週で長距離輸送とこの馬には厳しい条件になる。1週前追い切りの動きを見ると、全体的に重心が高く走りに勢いがない。

サトノルークス(A)中4週
前走のセントライト記念の時も調教の動きが良かったが、この中間も引き続き乗り込み量が多く、1週前追い切りの動きを見ても脚捌きが機敏で、引き続き好調をキープできている感じ。

ワールドプレミア(C)中3週
休み明けを一度使われ、この中間の追い切りは単走での内容で併せ馬は行っていない。1週前追い切りの動きを見ると、特に動きが軽くなったなどはなく、見た目には重たい動きに映った。状態面は上積みも調子落ちもなさそうで、走りからは長距離が向いているようにも見える。

ニシノデイジー(C)中4週
休み明けの前走時は力強い走りで久しぶりに良い動きに見えたが、レースでは前残りの展開を後方から行って、勝負どころからも大外を回すコース取りで、あの内容では勝つのはどんな馬でも厳しかったと思う。今回は初めての長距離輸送が控えていることを考慮してか、1週前に3頭併せで一杯に追われて何とか先着の内容。左回りでの追い切りで動きがぎこちなく見えたので、最終追い切りは右回りで見てみたいが。

メイショウテンゲン(E)中4週
1週前追い切りはCWでの併せ馬だったが、持ったままの併走相手に何とか併入できた感じで、動きを見ても首が上がって全体的に重心が高く、前に伸びる感じがない走りだった

レッドジェニアル(A)中3週
前走時は1週前、最終追い切りと動きが良く、休み明けでも仕上がりが良さそうだったが、レースでは上位3頭とは力の差を感じた。ただ今回の1週前追い切りも、終いグッと伸びていて、出来自体は引き続き良さそう。

ナイママ(E)中4週
休み明けを使われての叩き2戦目になるが、1週前追い切りの動きを見ると重苦しさと硬さがある。春後半のような良い動きと比べると物足りない。

ヴァンケドミンゴ(D)中4週
この中間も坂路での調整。もともと首が高い走りをする馬だが、1週前追い切りの動きも終い首が上がるように見せていて、前に伸びる感じが物足りない。

カウディーリョ(B)中9週
8月の札幌でのレース以来だが、休み明けでも調教で良い時計が出ている時は勝ち鞍もあり、この中間も南Wで良い時計が出ていて仕上がりは良いほうだと思う。

カリボール(B)中1週
秋2戦2着、1着ときてデビューから5戦してまだ連対を外していない堅実な成績。前走のパドックを見てもまだ絞れそうな馬体に見えて、使い減りしない感じの馬で、あとは中1週になるのでカリカリしなければ。

シフルマン(D)中3週
休み明けの神戸新聞杯は最終追い切りの動きが物足りず評価を下げた。一度叩かれた今回だが、1週前追い切りの動きを見るとまだ重苦しさを覗かせていて春の良い出来に戻ってきていない感じがする。

ヒシゲッコウ(D)3ヶ月
4戦3勝でスミヨン騎手が騎乗する予定で穴人気になりそうな馬。3ヶ月の休み明けで乗り込み量は豊富だが、時計は前走時のように好タイムは出ていない。1週前追い切りの動きを見てもOP馬相手とはいえモタモタした走りで、プリンシパルS時の遅れのほうが走りは良かった。

ホウオウサーベル(A)中8週
6月、8月と長めの距離のレースを、ゆったりとしたローテーションで使われて2連勝中。この中間も中8週と余裕があり、乗り込み量も豊富で1週前に併せ馬で強めに追われて先着と、仕上がりも良さそう。これまですべて左回りのレースを使われてきているが、右回りでの追い切りの動きをみても特に気になるところはない。内枠にでも入れば淀の長距離が得意な鞍上なので怖い存在になりそう。

ユニコーンライオン(B)中3週
前走時の追い切りでは時計は出ていたものの硬さのある走りで少し物足りなかったが、今回の1週前追い切りでは硬い感じもだいぶなくなり、終いの伸び脚が良くなった感じ。

タガノディアマンテ(B)中4週
休み明けの前走時は調教駆けする馬としては物足りない動きに見えた。この中間は乗り込み量も豊富で、1週前追い切りでは硬さが取れて伸び脚、反応とも良くなった印象。

ディバインフォース(B)中8週
夏場に函館、札幌と使われて間隔を空けての参戦。この中間はトレセンでの乗り込み量は少ないが、1週前追い切りの動きを見ると併せ馬でしぶとさを見せている。勝負根性のありそうな走りを披露していて、重さもなく状態は良さそう。

メロディーレーン(F)中2週
小柄な牝馬ということが話題になっているが、この中間強めの追い切りができていない。もともと調教で速い時計が出る馬でもないので、3歳牡馬トップクラスが相手となるとかなり厳しくなる。


◇今回は菊花賞編でした。
先日の凱旋門賞では日本馬3頭が期待の応えることができず残念な結果となってしまいました。馬場の違いはこちらが思っている以上に大きいのか、今の日本の馬場が向いている馬ではフランスに行ってすぐに対応するのは厳しいのかもしれません。それでもディアドラ凱旋門賞に出走してもらいたかった)のように、ヨーロッパに長期滞在して結果を出している馬もいますし、エルコンドルパサーもフランスに滞在して凱旋門賞で勝ち負けを演じたことを考えると、今後は長期滞在がポイントになってくるのかもしれません。今年挑戦したキセキは、かなりの不良馬場の菊花賞を勝っている馬なので長期滞在して馬をヨーロッパ仕様に変えていけば、大きく変わる可能性があったように個人的には思っています。ただ、そのあたりは馬主さんが費用を出さないとならないことなのでなかなか大変だと思います。ディアドラのオーナーさんや武豊騎手で凱旋門賞を勝ちたいとサポートしているキーファーズの松島オーナーのような方たちもいるので、まだまだ諦めないで夢を追い続けてもらいたいものです。
今週は菊花賞が行われますが、近年は3歳馬でも天皇賞(秋)ジャパンカップに向かってしまう馬も多く、適性重視の論調が強まっているように感じます。使い分けによる部分もありますが、この菊花賞や、古馬では天皇賞(春)の回避がその典型例で、これら長距離戦には見向きもしないという陣営も多く見られます。挑戦しなければ勝つことはできませんし、向いていない条件を勝つためには試行錯誤していかなくてはなりません。そういった意味では、今の日本の競馬に足りないのは挑戦する気持ちではないかと個人的には思います。日本でも海外でもいろんなことに挑戦して競馬ファンを刺激するようなレースをたくさん見せてもらいたいものです。

それでは次回、天皇賞(秋)編(予定)でお会いしましょう。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ニシノデイジーの口コミ


口コミ一覧
閲覧 67ビュー コメント 0 ナイス 3

中山10R アクアマリンステークス 4歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎ 6 ミッキーハーモニー…4着
○ 8 スピードオブライト…2着
× 4 ☆オードゥメール…10着
×10 ☆ショウナンラスボス…6着
[結果:ハズレ×]

中山11R ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GⅢ 4歳以上オープン(国際)牝(特指)
◎11 コスタボニータ…5着
○ 1 タガノパッション…6着
▲ 8 ヒップホップソウル…16着
×14 ☆ククナ…2着
×15 ☆フィールシンパシー…4着
[結果:アタリ△ 複勝 14 260円]

阪神8R 阪神スプリングジャンプ J・GⅡ 障害4歳以上オープン(混合)
◎ 4 マイネルグロン…1着
○ 8 ロックユー…3着
▲ 6 ☆ニシノデイジー…4着
[結果:ハズレ×]

阪神10R 難波ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 7 グランヴィノス…2着
○ 2 セブンマジシャン…3着
▲ 5 アイスグリーン…4着
[結果:ハズレ×]

阪神11R コーラルステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎14 ★メイショウミツヤス…10着
○16 テーオーステルス…7着
▲ 3 レオノーレ…2着
△ 7 パラシュラーマ…3着
× 2 エルバリオ…4着
[結果:ハズレ×]

中京 5R 3歳未勝利[指定]
◎ 6 ★ダノンアルム…9着
○ 3 ケイケイ…1着
▲ 2 ブリックワーク…2着
△15 レッドエヴァンス…4着
×10 エポペア…5着
[結果:アタリ△ ワイド 2-3 530円]

中京11R 中京スポーツ杯 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 7 ドラゴンゴクウ…7着
○ 1 ラックスアットゼア…3着
▲ 2 イグザルト…5着
△ 3 レーヴリアン…9着
[結果:ハズレ×]

[今日の結果:7戦0勝5敗2分]
アキまへんな。

 しんちゃん52 2024年3月9日() 11:21
阪神スプリングジャンプ&鎌ヶ谷特別&アクアマリンステーク...
閲覧 136ビュー コメント 0 ナイス 27

おはよ~♪

3月9日ですね!

週末サンキュー(^^♪

メンタンピンで39。

子供が生まれて取るのは産休。

そしてあなたは算盤三級。

阪神8R 阪神スプリングジャンプ

◎①ジェミニキング
〇④マイネルグロン
▲⑧ロックユー
△⑥ニシノデイジー
△⑩エコロデュエル
△➂マッスルビーチ 

枠連①ー➂・④・⑥と馬連①ー⑧・⑩への5点。
馬単①ー➂・④・⑥・⑧・⑩への5点。
三連複①・④ー➂・⑥・⑧・⑩への4点。
三連単①ー④ー➂・⑥・⑧・⑩への4点。
三連単①ー➂・⑥・⑧・⑩ー④への4点。

今日の開幕は踏み切ってジャンプぅ~♪の障害重賞から。3900Mと長距離なんでスタミナが必要。
長欠明けを2回叩いてここ目標に出来を上げてきたジェミニキングから。平地でも好走したしね。
昨年の勝ち馬だしGI馬のマイネルグロンに完勝した実績の持ち主。ここは頭から狙ってみよう。

中山9R 鎌ヶ谷特別

◎①ファイブレター
△②シグナルファイアー
△④グランサバナ
△⑤バックトゥザライト
△⑦ジルバーン
△⑨ソムリエ

馬連①ー②・④・⑤・⑦・⑨への5点。

前走は捲る競馬で見せ場有り。この枠だと捲るのはきついかも知れんが脚抜きの良い馬場でもう一押し。
クラス実績の無い馬が多い面子なら連対圏突入も可能かな?

中山10R アクアマリンステークス

◎⑦ハーモニーマゼラン
△⑥ミッキーハーモニー
△⑧スピードオブライト
△⑩ショウナンラスボス
△⑭ユキノファラオ
△⑯ドーバーホーク

馬連⑦ー⑥・⑧・⑩・⑭・⑯への5点。

前走は単純にダートが合わなかったと言う事で。芝千二に替われば巻き返しも。中山も合うしね。
道悪実績も有りこのクラスでも何回も馬券内に入っているしね。

中京11R 中京スポーツ杯

◎⑤アルムブラーヴ
△①ラックスアットゼア
△②イグザルト
△④ダノンミカエル
△⑧スマートアンバー
△⑩ラヴケリー

馬連⑤ー①・②・④・⑧・⑩への5点。

大敗後でも平気で巻き返して来るのがこの馬。特にこの中京は得意の舞台だからね。
大幅な距離短縮だけど昔は千二で走ってたからね。穴で一考、どんだけぇ~♪

阪神11R コーラルステークス

◎⑭メイショウミツヤス
△➂レオノーレ
△⑧アイオライト
△⑨サクセスローレル
△⑫オーロラテソーロ
△⑯テーオーステルス

馬連⑭ー➂・⑧・⑨・⑫・⑯への5点。

オープン昇級後の2戦で連続5着と掲示板確保。差の無い競馬が出来てるね。これならオープンでもね。
千四でも勝鞍あるしここで人気のテーオーステルスに勝ってる実績あるしね。なのに人気は雲泥の差。

中山11R 中山牝馬ステークス

◎➂クリノプレミアム
〇⑪コスタボニータ
▲⑧ヒップホップソウル
△⑩アレグロモデラート
△⑯ラヴェル
△⑦コンクシェル

馬連➂ー⑦・⑧・⑩・⑪・⑯への5点。
馬単➂ー⑦・⑧・⑩・⑪・⑯への5点。
三連複➂・⑪ー⑦・⑧・⑩・⑯への4点。

ここ2戦、牡馬相手でまあまあの競馬が出来てるね。一昨年の勝ち馬だし中山は一番走れる舞台。
ガラリ一変もあるかもね。松岡さんへの手替わりも好材料。道悪で時計の掛かるのも良い感じ♪

今日はここまでよぉ~。

[もっと見る]

 DEEB 2024年3月9日() 09:11
恥ずかしい馬予想2024.03.09
閲覧 104ビュー コメント 0 ナイス 4

趣味が競馬です。へたくそです。当たりません…。
恥ずかしい予想を…記録用に書きます。
今日も競馬を楽しみましょう。

中山10R アクアマリンステークス 4歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎ 6 ミッキーハーモニー
○ 8 スピードオブライト
× 4 ☆オードゥメール
×10 ☆ショウナンラスボス

中山11R ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GⅢ 4歳以上オープン(国際)牝(特指)
◎11 コスタボニータ
○ 1 タガノパッション
▲ 8 ヒップホップソウル
×14 ☆ククナ
×15 ☆フィールシンパシー

阪神8R 阪神スプリングジャンプ J・GⅡ 障害4歳以上オープン(混合)
◎ 4 マイネルグロン
○ 8 ロックユー
▲ 6 ☆ニシノデイジー

阪神10R 難波ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 7 グランヴィノス
○ 2 セブンマジシャン
▲ 5 アイスグリーン

阪神11R コーラルステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎14 ★メイショウミツヤス
○16 テーオーステルス
▲ 3 レオノーレ
△ 7 パラシュラーマ
× 2 エルバリオ

中京 5R 3歳未勝利[指定]
◎ 6 ★ダノンアルム
○ 3 ケイケイ
▲ 2 ブリックワーク
△15 レッドエヴァンス
×10 エポペア

中京11R 中京スポーツ杯 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 7 ドラゴンゴクウ
○ 1 ラックスアットゼア
▲ 2 イグザルト
△ 3 レーヴリアン

今日は、休みです。
予定は、無いです。
このまま、引きこもるか。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ニシノデイジーの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
6:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年10月15日() 14:27:23
石神にも届かないただの助手が何をとち狂ってレースに出てるんだボケナス五十嵐。助手が鞍上の真似しても役立たずは直らない。
5:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年4月15日() 15:56:50
オジュウチョウサンで石神は終わっているのにまた乗せたのは何故でしょうね。不思議。
4:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年7月19日() 13:13:34
ラゴン ○相手

⇒もっと見る

ニシノデイジーの写真

ニシノデイジーの厩舎情報 VIP

2024年3月9日阪神スプリングJ G24着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

ニシノデイジーの取材メモ VIP

2024年3月9日 阪神スプリングJ G2 4着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。