メソッド(競走馬)

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写真一覧
現役 牡3 黒鹿毛 2016年4月1日生
調教師高橋文雅(美浦)
馬主石瀬 浩三
生産者藤原牧場
生産地新ひだか町
戦績 2戦[0-0-0-2]
総賞金0万円
収得賞金0万円
英字表記Method
血統 バトルプラン
血統 ][ 産駒 ]
Empire Maker
Flanders
リボンストライプ
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
パワフルレデイ
兄弟 ラインスピリットエアセレソン
前走 2019/04/21 3歳未勝利
次走予定

メソッドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/04/21 福島 5 3歳未勝利 芝1200 16714241.11615** 牡3 55☆ 富田暁高橋文雅446(0)1.12.3 2.234.9⑯⑯アクティーボミノル
19/01/12 中山 4 3歳新馬 ダ1800 1635110.51416** 牡3 56.0 大庭和弥高橋文雅446(--)2.05.0 6.643.1⑮⑮⑯⑯ナガレボシトリキシ

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閲覧 1,530ビュー コメント 0 ナイス 6

先週の函館記念は完全なる逃げ先行イン有利の競馬。内枠有利のレースがどのような構造で出来上がるかという意味では、「教科書に載せたい」レベルのキレイな隊列だった。

結果、逃げたマイスタイルが文字通り自分の形に持ち込み逃げ切り勝ち。以前より再三お伝えしているように、展開を考える上で重要なのは字面のペースではなく、馬場であり、何より隊列である。函館記念は逃げのマイスタイルが内枠、先行勢も軒並み内枠に入ったことで鮮やかな逃げ切りが決まり、2着以下の上位勢もほぼ内枠先行勢が独占した。

先週の当コラムでは、

「巴賞敗戦組からドレッドノータスマイネルファンロンあたりが面白そう」

と書いたが、当方の最終結論は◎ドレッドノータス。残念ながらこちらは伸び切れず4着止まりと本線での的中を逃してしまった。

それにしても面白いのはオッズだ。自身の本命馬が3着だったら…などというちょっとした負け惜しみの遊びを日曜の夕方にしていたのだが、函館記念の3連複の最終オッズをご覧いただきたい。

マイスタイルマイネルファンロンステイフーリッシュ → 102.4倍
マイスタイルマイネルファンロンドレッドノータス → 99.7倍

なんと、ドレッドノータスが3着パターンの方が安いのである。ステイフーリッシュは単勝3番人気、ドレッドノータスは単勝7番人気なのだから、本来であれば当然ステイフーリッシュが3着のケースの方が安くなるはずなのだが、3連単にしてもやはりドレッドノータスの方が安かった。現代競馬のファンは、「この馬が来たらこの馬が来る」といった組み合わせを考えて馬券を買っているということなのだ。いやはや、恐ろしい時代が来たもので…。

これでサマー2000シリーズは2戦が終了したが、七夕賞は典型的な外差し競馬、函館記念は典型的な内枠先行競馬と実に対照的な決着となった。このことは今後の馬券に生かす意味でも頭に入れておきたい。「競馬は記憶のギャンブル」でもあるのだ。


~福島の芝傾向をよく見ていた松岡騎手

明確な傾向が出たという意味では、先週の福島芝も見逃せない。Bコース替わりでどのような変化があるかと考えて土曜は見ていたのだが、1レースを見たときにすぐにピンと来た。

「引き続き内が良くない」

前週の馬場の状況、また週半ばから後半までの天候など、様々な要素が絡み合いBコース替わりでも内が悪い馬場が生み出された。

土曜午前段階で割とスンナリ馬場は読めたので、筆者の配信・TAROの競馬ノートにおいても先週は福島芝を中心に配信した。結果的に日曜はさらに外有利が加速し、馬券的には非常に買いやすい状況だった。

そして極端な傾向が出ると、如実に表れるのが騎手の意識の差である。例えば戸崎騎手などは、タフな馬場でものめらせない技術やフィジカルの強さ、またどんな状況でもポジティブにレースに挑めるメンタルの安定がある一方で、馬場を深く考えるタイプではない。少々遠回しに表現するが、”ヘッドワーク”で馬を持ってくるタイプではないことは先週の競馬をよく見ていてもわかる。

一方で、実によく傾向を見て考えて乗っているように思えたのが松岡騎手だ。先週日曜の3レース、2歳未勝利戦は結果だけ見れば1倍台の断然人気馬・ウイングレイテストを普通に勝たせただけだが、内が厳しい馬場状態を読んで、不利な枠からの巧みな立ち回りが目立った。

そして、返す刀で5レースの2歳新馬戦。ココでも松岡騎手はやはり内枠に入ってしまったマイネルテナシャスを上手く外に促してゴール前の伸びに繋げ、10番人気の低評価を覆す勝利を飾った。

このレースは筆者も◎コスモビートイットから買おうと決めていて相手は外を中心に遊び程度に…と考えたのだが、内枠の中で唯一拾ったのがマイネルテナシャスだった。それはアンライバルド産駒が今の馬場に合っているだろうという経験から来る考えがベースにはあったが、何より松岡騎手が馬場をよく見ていることを感じ取れたことが大きかった。



やはり、競馬は馬場である。そんなことを強く感じた週末だった。


中京記念が行われる中京芝は例年以上に内が良い

さて、今週末は中京で中京記念、そして函館では世代最初の重賞・函館2歳ステークスが行われる。馬場的に特に注目なのは中京記念だろう。

中京記念が行われる中京の芝コースは最終週となるが、かつてのような差し馬場にはなりづらくなっている点に注意。実際、3週目の先週はむしろ内が良く伸びていて、特に日曜日はインが断然有利だった。かつては外差しが断然有利のレースだったが、近年は一昨年のウインガニオンのように好位・内枠勢の活躍も目立つようになっている。今週末は雨予報も出ているので、最終週の馬場の傾向はいつも以上に確認しておきたい。

以上の状況から馬場次第とはいえ、現時点では3歳のクリノガウディーに期待している。NHKマイルC当日は外が伸びる馬場で、最後は失速したとはいえ馬場や枠順を考えれば着順ほど悪くない内容だった。いずれにしても、今年は信頼できる人気馬は皆無。かなり波乱含みの一戦とみている。下手に守りに入るよりは、バットを長く持って思い切って攻めてみたい。

※重賞の最終結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開しますので、是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。


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2019年7月12日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】仮柵移動の土曜は手控える勇気を/屈指の波乱重賞・函館記念展望
閲覧 936ビュー コメント 0 ナイス 4

先週の七夕賞は菊沢騎手が騎乗したミッキースワローが、外から豪快に突き抜け久々の重賞2勝目。ジョッキーにとっては初の重賞制覇となった。

マルターズアポジーが先導し、後続も差なく続く流れは字面以上に厳しく、2着にも外枠のクレッシェンドラヴが突っ込んで来るなど、ローカルの荒れ馬場らしく最後は外からの差しが決まった一戦だった。今後に向けてという意味では、むしろ先行失速勢、内枠勢の巻き返しに注意しておきたい。

一方、中京のプロキオンSアルクトスがインを捌いて3連勝で重賞初制覇。3頭出走していた4歳馬のうち2頭のワンツー決着で、交流重賞の1400m路線を使ってきた組は総崩れ、2着ミッキーワイルド、3着ヴェンジェンスとともに、前走中央競馬で勝利してきた馬たちの上位独占となった。

最近の交流重賞1400m路線は過去の名前で出ている馬が持ち回りをしているような状況で、だからこそそのレベルには怪しい部分も多い。その点では今後の参考になる一戦だったかもしれない。


~明確な傾向が出るダートの狙いどころ

さて、今週末も引き続き函館・福島・中京の継続開催となるが、3場いずれも芝のコース設定がA→Bコースへと変わる。いわゆる仮柵移動の週末となる。

再三当コラムでも芝の状態の話、馬場の伸びどころの話をしているが、それだけ現代競馬の予想において馬場状態は重要で、だからこそ今週末に関しては少し様子を見ることも大事かもしれない。特に土曜日はBコース替わり初日で、どのような傾向が出るのかやや不透明な部分もある。仮柵移動によってインが復活するのか、あるいはさほどでもなく引き続きタフな馬場が継続するのか、各場とも空模様が怪しい面もあり、馬場読みの難易度は高そうだ。

中央競馬は毎週末続いていくもので、まして3場開催ならば週末だけで72レースが行われる。どのレースを買うか、そして買わないかは我々の判断にゆだねられており、主催者の思惑に乗じてアレもコレもと手を出しているようでは、回収率という観点では長期的にみて間違いなくマイナスだろう。時には手控えるという判断も重要で、今週の、特に土曜の芝のレースに関してはそういう判断(無茶しない)もアリかなと考えている。

だが、週末は手控えよう…ではあまりに面白くないので、そんな週末に個人的に注目しているのはダートである。特に先週末は函館と福島のダートで外が伸びる傾向が出ていた。

例えば、わかりやすいのは函館ダート1000m戦で、先週末は4レース施行されたが、そのうち8枠が2勝、7枠が1勝、6枠が1勝と完全に外有利傾向。連複圏内まで広げてみても、やはり明確に外有利に傾向が出ており、1~3枠は以下の通り壊滅的状況だ。

・先週末の函館ダート1000m1~3枠の成績
(0-1-0-11)

もちろんこれは事前に察知できたことで、筆者の会員限定配信である競馬ノートにおいても、事前予想の段階で、

「開催通じて外の方がやや優勢の気配がある函館ダート1000m」
「今の函館ダート1000mは外寄りからの先行の方が有利」

と述べた通りである。ちなみに先週に限らず今年の函館ダート1000m戦で調べてみても、14レースのうち1~5枠は75頭出走して3勝、一方6~8枠は73頭出走して11勝と、明らかに外の方が有利である。これは連対圏、複勝圏まで広げても同様で、こういう傾向を他のコースや、あるいは開催場単位でいち早く掴むのが勝利に近づく重要なポイントになる。

ダートに関しては天気や馬場によって猫の目のように変わる面もあり、芝のように開催進捗とともに徐々に外が伸びる…という感じではないため”見極め”は重要になるが、芝が難解な週末だからこそ、ダートに目を転じてみるのも面白いかもしれない。あくまでも個人の経験則ではあるが、函館の傾向は今週末もそこまで変わらないとみているので、興味のある方は狙ってみても面白いだろう。


~今週は1レース入魂! 屈指の波乱重賞函館記念

さて、今週末は夏の名物・函館記念の開催となる。

函館記念の特徴といえば、なんといっても波乱度の高さだろう。1番人気の勝利どころか馬券圏内自体が近年はほとんどなく、2010年にジャミールが2着して以降は8連敗中で、3着にすら入れていない状況が続いている。

3連単の配当に目を転じても過去4年連続で10万超、3連複ですら8年連続で万馬券となっているように、まともに買うのがアホらしくなるような波乱続きだ。ローカルの多頭数のハンデ重賞…というだけでいかにも荒れそうだが、そのイメージ通り穴を狙って良い一戦だ。他に重賞もない週末なので、今週は一穴主義でガシガシ攻めていきたい。

まだ馬場状態が不透明な段階だが、現時点で有力とみているのはレッドローゼスだ。前走の福島民報杯は完勝といえる内容で、ようやく力をつけて本格化しつつある。前走で下したクレッシェンドラヴカデナはいずれも次走で好走しており、そういう点でレベル面の裏付けがあるのも心強い。

函館記念らしく穴っぽいところなら、巴賞敗戦組からドレッドノータスマイネルファンロンあたりが面白そうだ。

ドレッドノータスは前走久々に好内容で、今回はベストとなるコーナー4回の2000m戦。当該条件で6勝中5勝を挙げている、いわばコーナー4つの2000m巧者だ。

マイネルファンロンは久々の巴賞では何もできずに終わったが、やや距離不足も感じる内容だっただけに叩いての上積みがあれば面白そうだ。スンナリ先行できれば、今回は一変があるとみる。

いずれにしても、前述通り波乱続きの一戦。人気で決まったらごめんなさい、という気持ちで、思い切りバットを長く持って振り回してみても面白いかもしれない。


函館記念の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年7月5日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】小回りの差し決着は穴馬券の宝庫/週末の重賞展望
閲覧 1,151ビュー コメント 0 ナイス 6

宝塚記念を終え、本格的に夏のローカル競馬がスタートした先週だったが、梅雨時らしく各場とも雨に翻弄される週末となった。

ラジオNIKKEI賞はレース時こそ小雨ではあったが、雨に叩かれタフな馬場となり、早めにマクったブレイキングドーンが勝利。待望の重賞初制覇を飾った。田辺騎手らしい上手く溜めを利かせた好騎乗が光ったが、昨年の勝ち馬メイショウテッコンや2着フィエールマンのように、今後大きな飛躍が期待できるか…といえばやや疑問の残る内容&メンバーでもあった。今年に関しては、秋につながるというよりはあくまでもローカルハンデ重賞のひとつとして捉えた方が良さそうだ。

一方、中京のCBC賞は激しい雨の降る中でのレースとなった。勝ったレッドアンシェルは2年前の夏のデビュー戦が、同様に大雨の中でのレースだったが、その際もスイスイと伸びて楽勝。陣営曰く「水かきがついている」とのことだが、道悪が追い風になるタイプなのは間違いない。これでスプリント路線に転じて2連勝。正直なところ相手関係を考えると素直に新星誕生とまでは言えないが、春の高松宮記念は大波乱となり、またこの路線の主役になり得るダノンスマッシュは函館スプリントSに出走できないトラブルがあるなど混迷を極めている状況。スプリンターズS路線に割って入ってくる可能性はありそうだ。やや特殊な馬場での競馬だったので、次走に注目したい。


~小回り戦の差し決着は大万馬券になりやすい

さて、各場とも先週は雨の影響を大いに受けたことは前述した通りだが、その中でも特に大波乱となったのが土日の函館のメインレースだ。

土曜日のメイン・TVh杯は14番人気、単勝114.4倍のパラダイスガーデンが外から差し切りを決め、3連単は73万馬券。日曜日のメイン・巴賞は最内枠から直線外に持ち出し追い込んだ13番人気のスズカデヴィアスが勝利、こちらは2~3着にも伏兵が突っ込み、3連単は140万超の大波乱となった。

両レースの共通点はいずれも、

1、立ち回り勝負になると思われる小回り戦で
2、差し馬が上位を独占したこと

である。

スローペースが常態化した現代競馬ではしきりに前有利が叫ばれる(というか、私自身もその主張をかなり前からしている)のだが、だからこそ、逆のパターンにハマると大きな馬券になる。

もちろん、小回りにおける差し馬の上位独占など正直なところ例外というか事故のようなものなのだが、馬券を買う上では案外買いやすい面もある。どう買いやすいかというと、すなわち”決め打ち”である。

逃げ馬が内枠を連れて来る…とは私が10年前にラッキーゲートという馬券術の中で唱えた法則だが、逆に、差し馬は外枠を連れて来る、あるいは当然ながら差し馬は差し馬を連れて来る、というのもまた競馬の普遍的な法則である。

手前みそにはなるが、私の競馬ノートの配信において日曜の巴賞では◎カデナを本命にして3連複ながらも14万馬券を的中することができた。この際の考え方が、まさに差し馬は外枠&差し馬を連れて来るというものだ。



マクリ差しを得意とするカデナが本命、カデナは差し追い込み脚質だからこそ2番人気の先行馬マイスタイルは軽視、3番人気の先行馬サトノフェイバーは切り捨て、相手には4番人気の外枠の差し馬ナイトオブナイツや、(結果惨敗ではあったが)15番人気の追い込み馬マイネルサージュといった面々を2列目に抜擢した。

結果的にはやはり末脚に魅力がある13番人気のスズカデヴィアスを最後の押さえに加えていたことで的中することができたが、それも本命馬の資質に沿って相手を選んだことが功を奏したわけである。

この話をなぜ今するのか? それは決して自慢したいわけではなく(全くその気がないわけでもないが)、先週各地で降り続いた雨を受けてのことだ。

先週、福島&中京は開幕週、函館もまだ3週目の段階で雨に見舞われた。このことは、今後の芝レースに大いに影響を与えるはずで、先週の函館の土日メイン同様に、

「小回りだけど差しが届く」

というシーンがこの開催ではいつも以上に見られるはずだ。小回りではなく普段もそこそこ差しが届く中京はともかく、今夏の福島&函館に関しては、同様のパターンでの波乱劇にまだまだ期待してみたい。いわゆる本来のセオリーから行けば逆張りではあるのだが、逆張りの中に大きなチャンスが眠っているかもしれない。決め打ちよろしく、思い切って振り回してみるのも悪くないだろう。


~逃げ先行馬が揃った七夕賞

最後に今週末の重賞について少し触れておこう。

中京のメインはダートのプロキオンS。ご存じの方も多いかもしれないが、夏の中京ダートは基本的にイン有利、先行有利になることが多く、先週で言えば土曜日は顕著に内有利の傾向が出ていた。週末の天候や馬場次第ではあるが、枠順も重要な一戦になる。基本的には内有利、差し馬であってもサンライズノヴァのような大外を回すタイプよりは、キングズガードのように馬群を突けるタイプの方が条件としては合うだろう。

一方、当コラムの今週のテーマの趣旨に合うのは福島の七夕賞だろう。先週末雨に降られた影響が残れば、小回りでの差し競馬となる可能性がある。

さらに、ココには現役屈指の逃げ馬マルターズアポジーが出走して来る上に、ブラックスピネルロードヴァンドールウインテンダネスタニノフランケルなど、重賞で逃げて好走した実績のある馬がこれでもかというほど揃っているのだ。

ではどの馬を買えば良いか…と問われると現時点でまだ狙いは定まっていないのだが、平坦で強烈な脚を使えるクリノヤマトノオー、上がり掛かる2000mなら出番がありそうなエンジニアあたりの一発に期待している。


七夕賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
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2019年6月28日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】2歳戦の振り返りと夏競馬での狙いどころ/週末の重賞展望
閲覧 737ビュー コメント 0 ナイス 3

春のグランプリ宝塚記念は、紅一点リスグラシューの圧勝で幕を閉じた。先週の当コラムにおいて、

「開催後半特有のタフな馬場になりスタミナを問われる展開になれば8枠に入ったスワーヴリチャードリスグラシューといった面々の差しが怖くなる」

と書いた通り、◎スワーヴリチャード、○リスグラシューという最終結論としたが、馬場はタフながらもリスグラシューは想定より前での競馬となった。好スタートを切ったあとの咄嗟の判断はさすがレーン騎手といえるだろう。もっとも、タフな馬場で外がやや有利だったからこそ外枠勢が先行しやすかった面もある。宝塚記念は一見すると先行有利の単純な前残りだが、実際のところは馬場状態の影響を大きく受けており、単純な先行有利というよりは、やや外有利の先行有利という決着だった。そういう観点からみると最内枠から馬場の悪いところを押し上げて逃げ、それでいて2着に粘ったキセキは評価できる。

秋はそれぞれ国内、海外と路線が分かれそうだが、今後に楽しみが広がる一戦だった。


~ほぼ半分のレースを勝利! 勢いを加速するノーザンファーム生産の2歳勢

さて、今週末からは3場ともローカル開催となり、それに伴い2歳戦線も本格化する。2歳新馬戦のスタートから1ヵ月が経ったが、ここまでの傾向をざっくり振り返り今後の傾向と対策を練りたい。

まず目立つのは、もはや見慣れた光景となってしまったがノーザンファーム勢の大攻勢である。先週までのひと開催で27レースの2歳新馬・未勝利戦が行われたが、そのうちなんと13レースでノーザンファーム生産馬が勝利している。好走率も凄まじいものがあり、延べ38頭が出走し13勝、2着4回、3着8回…3着内率はなんと67.6%、つまり3頭出走すれば2頭以上が馬券に絡んでいることになる。

当然人気になることも多いのだが、それでもベタ買いでの回収率は単勝184%、複勝121%という驚異的な成績だ。以上をまとめると、

「今年の2歳戦線においてノーザンファーム生産馬は3回に2回以上馬券に絡み、さらに単複を黙って買い続ければ儲かる」

という恐るべき状況となっているのだ。

さらに恐ろしいのはノーザンファーム生産馬の中でもシルクレーシングの所属馬だ。ここまでなんと6頭出走して6戦全勝、パーフェクトなのだ。当然人気馬が多いのだが、6頭の中には10番人気でダートの新馬戦を制したヴィンカマヨールもいるので、単勝回収率は800%超という恐ろしいことになっている。

もちろんこれは出来過ぎだろうが、日本競馬を席巻するノーザン帝国の勢いは留まることを知らないどころか、さらに加速している…ということは頭に入れておきたい。


~注目の新種牡馬はリアルインパクト

もうひとつ、個人的に気になるのが種牡馬の動向だ。2歳戦の種牡馬成績を見ると、ディープインパクト産駒が3頭出走し3戦全勝とキッチリ結果を出している。ただこれはある意味見慣れた光景で、むしろそれ以外に目立つのが新種牡馬、キズナリアルインパクト産駒たちの活躍である。

キズナ産駒はここまで12頭が出走し2勝、6頭が馬券に絡む活躍を見せている。全体に素軽いスピードのある産駒が多く、仕上がり早で新馬向きの印象を受ける。走りも軽いのでこれから夏のローカル平坦コースでさらなる活躍が見込めるのではないか。2歳新馬&未勝利でのキズナ産駒は要注意だろう。もっともスケールという点では多少小粒な印象もあるので、勝ち上がりは増えても2勝目に関しては苦労する産駒が増えるかもしれない。

一方、同じく2勝ながらもキズナ産駒以上に面白いなと感じさせるのがリアルインパクト産駒だ。これまでラウダシオントライフォーリアルという2頭の勝ち馬を輩出しているが、産駒は総じてセンスが良く、走りに力強さもある。血統的にも、また走りからも距離に限界はあるだろうが、夏の2歳重賞や、秋の京王杯2歳S、ファンタジーSといった特にマイル以下のレースでの活躍が見込めそうだ。恐らくG1というよりはトライアルに強いスピードタイプで、場合によってはダートもこなせそう。研究されると妙味もなくなってくるので、今のうちから是非馬券を仕込んでおきたい。なお、産駒の中で特に狙いをつけるとすれば、やはりノーザンファームや社台ファームの生産馬ということになる。

なお、これからしばらくはローカルでの開催が続く。基本的に溜めて末脚を生かす形が得意なノーザンファーム勢は中京や新潟外回りといった条件で狙い、小回りやダートではマイネルやミルファームといった勢力の巻き返しに期待してみるのも面白いかもしれない。


~馬場を見てから考えたい今週末の重賞

さて、今週末は福島でラジオNIKKEI賞、中京でCBC賞が行われる。正直なところどちらも天候がまだ読めない面もあり、加えて開幕週で馬場状態も不透明だ。したがって現時点で下手なことは書けないが、馬券的に面白そうなのはフルゲートとなったラジオNIKKEI賞だろうか。

人気を集めそうなヒシイグアスは、デムーロ騎乗のハーツクライ産駒で小回りへの適性は微妙な気もするだけに、波乱の期待も高まる一戦だ。基本的には内枠勢、立ち回り型が優勢な一戦だけに、迷ったら内重視の狙いを立ててみたい。現時点では小回り1800mに替わるインテンスライト、福島コースに実績のあるダディーズマインドあたりは、人気がなければ面白そうかなと思うが、頭を悩ます週末になりそうだ。

※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年6月21日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ハイペース=差し有利とは限らない? 展開と隊列を考える/宝塚記念の展望
閲覧 1,428ビュー コメント 0 ナイス 8

先週のユニコーンSは、ヘニーヒューズ産駒のワイドファラオが逃げ切り勝ち。初ダートに加えて最内枠と条件は厳しいかと思われたが、スンナリ先手を取り砂を被らず運べたことが第一の勝因だろう。もちろん、それに応えるだけの適性と能力があったのも間違いなく、出世レースを制したことで今後に希望が広がった。

もっとも、ベストウォーリアノンコノユメゴールドドリームルヴァンスレーヴといった過去の面々と比較すると現状はまだ団栗の背比べ状態という印象を拭えない。あと一歩で5連勝を逃した2着デュープロセス、直線伸びなかった1番人気のデアフルーグを含めて、今後の成長待ちというところだろうか。

この世代のダートにはクリソベリルという逸材がいる。さらには米国クラシックで健闘を見せたマスターフェンサーもいるので、最近は芝以上に盛り上がりを見せるダート路線に、さらなる厚みを加えてほしい。

一方、函館スプリントSは、156頭という大量の出走取り消しが発生した影響がモロに出て低調なレースになってしまった。勝ったカイザーメランジェは鞍上の好判断での逃げ切り勝ちとなったが、レース自体のレベルは高くない。初のスプリント挑戦となったタワーオブロンドンは直線伸び切れず、人気が予想されたものの出走できずに終わったダノンスマッシュも含め、ただでさえ主役不在のスプリント路線がより一層混迷の色を濃くする結末となった。


~展開を考える上で重要な”隊列”という考え方

さて、重賞がともに逃げ切り勝ちとなった先週だったが、その中でもユニコーンSは展開と隊列を考える上でとても興味深いレースだった。というのも逃げ切ったワイドファラオだが、5F通過は58秒4と数字だけ見れば決して楽な逃げではなかった。しかしながら、レースはワイドファラオが逃げ切り、2着に好位のデュープロセス、3着には3番手に控えた6番人気の伏兵ダンツキャッスル、4着にも2番手につけたヴァニラアイスが粘り、結果だけを見れば明らかに逃げ先行馬が有利だった。

ここで大事なのが、”隊列”という考え方である。競馬における展開とは、実質的なペース以上にこの隊列がかなりの部分を占めている。ざっくり言えば、逃げ先行馬が内枠に入り、スッと先手を取ればいくらペースが上がっても実質的には前が楽になり、逆に逃げ先行馬が外から前の馬を交わす形で先手を取りに行くと、ペースは緩やかであっても、マクリや差しが決まりやすくなる。

ユニコーンSと逆のパターンでいえばマーメイドSが好例だろう。今年のマーメイドSの5F通過は59秒8。馬場を考えても決して速いものではないが、結果的にはほぼ最後方の馬と外枠の馬たちで決着した。これは逃げた馬、先手を取った馬がほぼ中~外枠だったため、隊列が決まるまでに時間を要し、出入りが激しくなったことでマクリや差しが台頭しやすい流れになったためだ。

展開を考える上では、当然ペースや逃げ先行馬の頭数を考えることも重要だが、それ以上に逃げ先行馬がどの枠に入り、どういう隊列になるかを考えることが重要になる。逃げ先行馬が揃ったとしても、それらが内枠に集まれば案外隊列はすぐに決まり、逃げ先行、イン有利の流れになりがちで、逆もまた然りである。

この展開と隊列の考え方は基本的にトラック競馬であればどこの国にでも応用可能だ。騎手や調教師といったファクターは国が変わればまた一から学ぶ必要があるが、展開や隊列といった考え方は、競馬である限り(というより競馬以外でも)基本は同じ。そういう意味では”労力対効果”の高い考え方なので、ぜひ上記のレースを参考に頭に叩き込んで、予想に役立ててほしい。


~春のグランプリ宝塚記念展望

さて、今週末はいよいよ春G1を締めくくる宝塚記念である。

もっとも、今年に関して言えば本来出走してきてもおかしくない上位勢が軒並み出てこなかったことが一つのポイントとなる。パッと思いつくだけでも…

アーモンドアイ
ブラストワンピース
フィエールマン
ワグネリアン

これらの馬たちは早々に回避を表明、札幌記念や秋のG1に備えることが発表されている。上位の層が薄くなればなるほど能力差は縮まり、天気や馬場、騎手の判断といったちょっとしたことによって大きく着順が変わる結果となる。

前述した隊列の考え方で行くと、今回は逃げる可能性が高いキセキが最内枠に入り、同じく先行策を打つであろうアルアインも4番枠に入った。開催後半の馬場状態がどうなるかだがスンナリ前が粘る展開になれば、これらの馬たちはセットで考えられる。

逆に、開催後半特有のタフな馬場になりスタミナを問われる展開になれば8枠に入ったスワーヴリチャードリスグラシューといった面々の差しが怖くなる。マカヒキも、どちらかといえばタフな流れを希望するタイプだろうし、長丁場を経験してきたエタリオウも同様だろう。

・隊列がスンナリ決まる先行有利の流れ(2018ミッキーロケット・パターン)
キセキ アルアイン スティッフェリオ ノーブルマーズ

・タフな差しが決まる流れ(2006年マリアライト・パターン)
スワーヴリチャード リスグラシュー エタリオウ マカヒキ ショウナンバッハ

大まかにグループ分けすると以上のような感じになるだろうか。人気想定のレイデオロは基本的にどんな流れにも対応できるタイプなので、レイデオロから買う場合の相手は、上記の分類でどちらになるかを参考にすれば良いし、レイデオロ以外から買う場合は、やはり軸馬と同じグループに属する馬たちを相手候補として重視すると良いかもしれない。

どちらのパターンになるか…。土曜日の馬場状態や騎手のコメントなどを参考に、もう少し頭を悩ませたいと思う。

※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』 (KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年6月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】華やかな新馬の影で注目したい2歳未勝利戦/今週末の重賞展望
閲覧 731ビュー コメント 0 ナイス 4

先週の東西重賞は真逆の展開に。

超スローで前残りになったのがエプソムC。直前に降り出した雨の影響が心配されたが、5F通過63秒9というスーパースローペースになり、2番手につけたレイエンダが抜け出し勝利、逃げたサラキアが2着に入った。良い馬に乗ってばかり…と時に揶揄されることも少なくないルメール騎手だが、スローと見込んだらサッと2番手を取るあたり、やはり確かな技術と判断力があることを改めて証明した。

それにしても、5番人気というのは案外馬券を獲った人にとっては美味しかったのかもしれない。意外とまだ人気の盲点はあるということだ。

一方でマーメイドSは直線外が伸びる展開になり、大外一気のサラス+8枠2頭という、外差し競馬の教科書のような結末になった。内が荒れて来ている馬場状態に加えて各馬が早めに仕掛けたこと、さらに絶妙なハンデが生み出した波乱劇だった。

牝馬路線は通常スローペースが多いだけに、タフな流れのスタミナ戦になると通常の牝馬重賞で出ている結果や序列がまったくアテにならない。マーメイドSはハンデ戦でもあり、そういった類の荒れ方になりやすいので、来年以降も頭に入れておきたい。


~予想力を鍛えるのに最適な”2歳未勝利”

さて、春のG1は残すところ来週の宝塚記念のみとなったが、一方でこれから熱を帯びていくのが2歳戦線だろう。昨年は開幕週のサートゥルナーリアグランアレグリアダノンファンタジーといった後のG1馬がデビューしたように、近年はクラシック級の有力馬が6月にデビューするケースが増えている。今年も開幕週にサリオスリアアメリアと、今後に期待が膨らむ内容での勝ち上がり馬が出現した。

当然このようなクラシック戦線を賑わす良血馬には注目だが、もう一つ、個人的に注目したいのが今週から始まる「2歳未勝利戦」だ。新馬戦と比較するとかなり地味なイメージがある2歳未勝利だが、予想力を鍛えるにはなかなか面白い。というのも、基本的にこの時期はほぼ全頭がキャリア1戦の馬たちの戦いになるので、いわゆる前走で使っているレースも限られてくる。参考レースとなるのも限られた数戦で、その中での各馬の前走内容や変わり身の有無などを考えるわけだ。

当然人気の面では前走2着や3着の馬が有利になるが、案外、前走着外の中から変わり身を見せてくる存在もいる。例えば毎年、世代最初の未勝利となる阪神芝1400mの2歳未勝利戦では、過去3年のうち2度タートルボウル産駒が初戦の惨敗から巻き返し穴をあけている。

新馬戦は短距離でもスローペースになりやすいので、単純に前に行って2着に粘っただけ…といったタイプでも、前走2着という字面だけで人気になるが、そういったレースで逆に力を発揮できなかった馬が未勝利で巻き返しケースは多々ある。メインレースのように多くの人がレース映像をチェックしているわけではなく、また基本的に朝イチで行われるので、さほど練られていない人気が形成されがちでもある。

2歳戦、まして注目を集める新馬戦でもなく未勝利戦などは、あまり予想にも熱が入らないかもしれない。だが、たった数レースで全馬の参考レースをチェックできるという意味では予想における時間対効果は高く、キャリアが浅いからこその思わぬ穴馬を見つけることができるかもしれない。馬券のチャンスは大衆が目を向けないところにこそ眠っているものだ。


~出世レース・ユニコーンSの注目馬

さて、今週末は3歳限定のダート重賞・ユニコーンSと、サマースプリントシリーズの開幕戦・函館スプリントSが行われる。

函館スプリントSに関していえば、やはりダノンスマッシュが最有力とみる。高松宮記念ではラストで伸びあぐねて人気を裏切ったものの、得意の平坦に変わればこのメンバーなら最上位級だろう。小回りゆえに不利などで力を発揮できないケースはあるかもしれないが、基本的にはスタートも上手くて不発の少ないタイプだ。

一方、先々に向けても注目なのがユニコーンSだ。3歳世代にとっては初のJRAダート重賞となるため世代の中心を担う顔ぶれが揃う一戦で、近年の勝ち馬を見ても、ルヴァンスレーヴゴールドドリームノンコノユメベストウォーリアなど後々まで活躍する大物を多数輩出している。

今年もクリソベリルこそいないが、世代のトップクラスが集結した印象だ。その中で注目馬を一頭挙げるならデアフルーグだろう。前走は最内枠に泣き2着に敗れたものの、窮屈なレースでもキッチリ最低限の結果を出したのは評価できる。新馬戦の勝ちっぷりという点では世代でもトップクラスで、大型馬の割には器用さもある馬。ココも引き続き軸としての信頼度は高いとみる。

※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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時計で見る宝塚記念

 ボズー 2019年6月22日() 20:59

閲覧 469ビュー コメント 2 ナイス 15

はいさーい!いよいよ明日!
あなたの夢私の夢が走ります!
オールスタードリームレース宝塚記念!

私の夢は…(゚Д゚ ≡ ゚Д゚)ドコー??

メイショウテッコンでした…orz

さて、まずは昨日のおさらいから

前半5Fの位置取りで
60秒タツゴウゲキ
キセキ スワーヴ
60秒5 アルアイン
スティッフィリオ ノーブルマーズ クリンチャー
61秒 レイデオロ
リスグラシュー
62秒
マカヒキ エタリオウ
ショウナンバッハ

大体6馬身で1秒差ですので、先頭から最後方まで12-15馬身といった想定でございます。

そして阪神内回り平均時計と合わせながらやろうと思ったのですが…

昨年の春。今年の春。馬場が違いスギィっ!!!

ということで…ここから使用いたしまするは、当社独自のメソッド!
各馬の対戦成績から極端なレースを省き、
大体後半をどのくらいのスピードで走ってくるかを想定。
その上で、どの馬が差して来れるのか。ここをチェックいたします!!

え?成長分??知らねーよ。そんなのはドンシンク、フィールってやつよ。

この数値は後半5Fのみの数字を実計測したものです。

エタリオウに関しては該当馬との対戦少なくブラストワンピースに近い数字を示していたため、参考馬としてブラストワンピースを採用いたしました。

参考レース
19大阪杯基準馬キセキ
アルアイン-0.2
スティッフィリオ+0.3
マカヒキ-1.4

19金鯱賞基準馬アルアイン
リスグラシュー-1.0

有馬記念基準馬キセキ
レイデオロ-2.5
ブラストワンピース-2.4
マカヒキ-1.6

18オールカマー基準馬アルアイン
レイデオロ-1.2


有馬記念はキセキが速く、消耗戦の様相でしたので参考外かもしれませんね。

有力馬の時計を見た印象でキャラクターを語るならば

レイデオロ…急加速はできない。そこそこ速い脚でずっとバテない。ロングスパート勝負なら最強レベル。

キセキ…急加速はできない。息の長い脚で他馬を潰せる、テンから出して行ける(ここでもいきなりは速くない)点が強み。

リスグラシュー…キレッキレやぞ!トップスピードだけならメンバー最速。スタートは不安。

アルアイン…そこそこの好位置から、そこそこのスピードで運べ、1Fも使えないくらいの一瞬の脚で抜け出し、最後はヌルヌルとゴールする小回りの申し子。

エタリオウ…なかなかのトップスピードと持続力で切れ味勝負にも対応可能。ただし、日経賞や春天を見るに5-6Fが限界。
スタートは目を覆いたくなるほど遅い。

スワーヴリチャード…マイルでも通用する切れ味と追走スピード、そこそこの持続力、そして最悪のコーナリングを併せ持つクレイジーホース。左前脚の繋ぎが短いから右回り下手なんだと思うの。

クリンチャー…爺さんやい…ズブいってなんだい…ほら、あの馬を見てみんさいや!クリンチャーって言うんじゃけどのぉ。
辞書に掲載したいレベルのズブさもバテない止まらないタイプ。
地方ダートとか結構向いてると思うの。


他は足りないと思うので割愛します。

まぁこんなキャラクターなんですが、シンプルに先ほどの時計を前半に当てはめたところ…!!!

なんと…!!!

まさかの…!!!!

レイデオロ
-0.1アルアイン リスグラシュー
-0.2 キセキ
-0.3 スワーヴリチャード
-0.6 マカヒキ
-0.8 エタリオウ

となりましたー。

スワーヴは去年の大阪杯のレースをすればワンチャンですが、あそこで抑えると飲み込まれると思うんですよねー。

マカヒキは道中の追走スピードはそこそこなので、キセキに迫るくらいまではありそうですが、頭まではどうでっしゃろ。

リスグラシューはモレイラでも出遅れてたからもっと遅れると届きませんなぁ。

エタリオウはどこで脚使うんやろか。何するかわからない怖さはありますね。



まぁ何がきてもおかしくないレースなので、あれですが軸として信頼しやすいのはレイデオロとアルアインと断言しておきます!!

そしてやたらと今開催の阪神内回りは
サンデー×ナスルーラの先行馬が馬券に絡んでいるということもお伝えしておきます!!

現場からは以上です!!!

私の1000万費やした特別なメソッドをお求めの方はフォロー、いいね!、フレンド申請、コメントしてね💕(大嘘)

皆さま良い週末をー。

 グリーンセンスセラ 2019年3月2日() 17:57
話題🐎:藤田菜七子の馬券がオイシイ理由。 
閲覧 89ビュー コメント 0 ナイス 4

GⅠ好走の藤田菜七子の馬券は“今”がオイシイこれだけの理由─日刊SPA! 2019年03月01日 15時45分 https://nikkan-spa.jp/1555288

 2月17日に開催された第36回GⅠフェブラリーステークス(東京競馬場・1600メートル)では、藤田菜七子騎手(21)が話題をさらった。中央競馬所属の女性騎手としては初のGⅠ出場であり、デビュー4年目での快挙達成である。藤田騎手がコンビを組んだコパノキッキングは7枠から発進し、ハイレベルな顔ぶれとの競り合いをかわすように最後方で我慢。ラストの直線で駆け上がって5着につけた。
 かくして初めてのGⅠで手応えを掴んだ藤田騎手には、今年3月1日からさらに追い風が吹く。新導入の「女性騎手減量規定」が適用され、従来の斤量1kg減に加えて2kg減。つまり今週末に藤田騎手が騎乗予定のレース(3月2日&3日・小倉競馬場)では、斤量3kg減で走ることになる。愛らしい容姿にも注目が集まる藤田騎手の勝負の行方をどう読むべきか。人気競馬予想家のTARO氏&ナツ氏に語ってもらった。
◆短距離・斤量減一週目は買い!
――先週のフェブラリーステークスでは、コパノキッキングは4番人気に推されていましたから、藤田騎手の応援馬券を買った人は多かったはず。5着に入って掲示板に載ってきたので、GⅠデビュー戦としては快挙じゃないでしょうか。
TARO:コパノキッキングにはうまく乗れていましたね。
――予想家としては、色モノ扱いされがちな藤田騎手は、買い目になるんでしょうか?
ナツ:たぶんTAROさんと同意見な気がするんですけど、「1000メートル直線」なら藤田騎手は上手いですから、買いになると思います。
TARO:ずっと言われてる特徴ですけど、藤田騎手はスタートが上手なんで、短距離だとよく上位に来ますよね。本当にうまくなってきてる。ただ、買えるか買えないかって言ったら、現状はやっぱり馬券が売れてオッズが低くなっちゃうので、ちゃんとレースを選ぶ必要はあると思います。
ナツ:藤田騎手はやっぱり短距離ですよね。逆に、中長距離とか駆け引きが必要なレースっていうのは避けたくなりますね。ローカルの外枠だったら、断然に買いたいと思いますけど。それに、3月から斤量の減量ですよね。あれは本当に注目ですよ。
TARO:3月から女性騎手減量規定が適用されるので、これまでは斤量マイナス1kgでしたが、マイナス3kgになります。この2キロの差はかなり大きいですよ。しかも、3月頭の小倉のレースは短距離だし。斤量減は短距離で生きるので、買える要素になります
ナツ:2kgって激アツですよね。だけど減量1週目はまだそんなに他の騎手から注目されない気がするので、その隙に1週目は藤田騎手を買いまくろうと思います(笑)。おそらく1週目に藤田騎手が結果を出しまくって、その次の週から他の騎手にマークされる展開になるんじゃないかと。
◆小さなスピードタイプの馬への騎乗で菜七子は活きる!
――やっぱり、競り負けしちゃいますかね?
TARO:技術的なことをいえば、藤田騎手は十分に水準点はありますよ。やっぱりこれだけいろんな機会をもらっているから上手くなってきているし、負けん気が強いっていうのが見ててわかります。出走するレース場を選べばぜんぜん買えると思います。馬群を捌いたり、でかい馬を動かすってことは得意じゃないけど、ちっちゃい馬をスピードに乗せたり、神経質な馬を抑えて持ってくるっていうのはすごく上手です。
ナツ:たしかにたしかに。コパノキッキングの馬主のドクターコパさんもすっごい推してましたよね。
TARO:「コパノキッキングは武豊か藤田菜七子が合う」って、馬との相性を分析されてて、仰る通りだなと。折り合いをつけたり、ためて末脚を生かしたり、女性特有の柔らかさみたいなものが感じられますよね。でかい馬をガシガシ動かして持ってくるタイプではないので、使い方次第っていう感じがします。
――たしかに、乗るものが変わる競馬特有の事情を考えると、合う馬・合わない馬っていうのは絶対出てきますよね。
TARO:シンプルに、でかい馬に乗るレースは避けるべきです。データ上でも、藤田騎手は大きい馬はダメっていう傾向が出てるので。オルフェーブル血統のマルエンブレムっていう馬体300kg台の馬がいるんですけど、藤田騎手はすごく上手く乗ります。馬券を買う側にとっては、傾向にムラがあってたまにうまく乗っちゃう騎手よりも、「こういう馬はダメ、こういう馬はイイ」っていうのがわかったほうが買いやすい。そういった意味で、藤田騎手はわかりやすくて良いと思います。
◆菜七子が得意なコースは雨のダート・1000m直線・平坦・外枠!
ナツ:話は変わるんですが、藤田騎手のデータを調べてみたら、1~4枠の数字が極端に悪いんですね。1枠の回収率が単勝38%、複勝24%、2枠が単勝20%、複勝21%。対して、6枠が単勝82%、複勝44%。枠順によってめちゃくちゃ極端な数字が出てる。
TARO:逃げ切れるなら内でもいいんですけど、外が上手いんですよね。とくにダート・外枠。さらに言うと、良馬場の成績が悪いんですよ。
ナツ:ああ、そうなんですか? まぁ、雨の芝は重くなるけど、雨のダートは逆に軽くなりますもんね。
TARO:ダートの良馬場は重たいので、必死に動かさないとダメなんです。雨が降ってダートの馬場が軽くなると成績が明らかに上がってて、そこらへんもわかりやすいなぁと思います。それと同じで、腕っ節が必要な坂のあるコースより、平坦なコースのほうがスピードを生かしやすいから得意。内田博幸っていう騎手がいるんですけど、まさに対極です。元体操選手で、腕っ節も体幹もめっちゃ強くて、でかい馬を持ってくるのが上手くて、騎乗依頼もでかい馬ばかり来るんですよ。でも、スタートで馬が全然進んでいかないっていう(笑)。
――雨のダート、外枠、1000m直線、コースは平坦が藤田騎手の狙い所だと。
ナツ:まだありますよ。このデータもすごくないですか。藤田騎手の過去3年の逃げ・先行・差し・追い込みの成績なんですけど、逃げの回収率が単勝240%、複勝135%。追い込みの回収率が単勝3%、複勝12%っていう。
TARO:あ~、本当ですね。ただ、若手騎手はみんな逃げ・先行の成績が良い傾向があるから、藤田騎手に限ったことではないですよ。若手騎手はまず弱い馬に乗ることが多いので、追走しきれなくて後方にとどまってしまうことが多いんです。
ナツ:もう1個ビックリしたのが、これは人気なんで当たり前かもしれないけど、単勝回収率と複勝回収率が騎手のなかでも極端に低いっすね。こんな低いジョッキーいるんだ!? っていうくらい。単勝買うくらいなら、馬単買ったほうがマシですよね。
――実力以上にオッズで評価されているとしたら、藤田騎手を外したほうがオイシイ馬券を獲れるっていう考え方もできますか?
TARO:現状は穴馬騎乗のほうが多いですけど、たまにローカルで人気馬に乗っていることもあるので、もしそれがでかい馬だったり、内枠だったりするなら、買いなのか疑ってみるのはアリ。逆に、前向きな選び方でいえば、スピードが生きる条件っていうイメージは大事だと思います。もし重賞で最初に勝つとしたら、夏場の2歳ステークスあたりかなぁと。
ナツ:出た! 俺の得意な夏のレース!(笑) いやしかし、騎手をピンポイントで見てると面白いですね。もうちょっと勝ってくるとデータが蓄積されて傾向も見えてきますよね。
TARO:今年50勝もあり得るんじゃないですか。やっぱり若手騎手の場合は成長の幅があるので、デビューした年と直近1年とでは、傾向ががらりと変わっていることはザラにあるので。発展途上の藤田騎手に注目ですね。
【TARO】
競馬予想ブログとしては屈指の人気を誇る『TAROの競馬』を主宰する気鋭の競馬予想家。最新の著書に『万馬券の教科書』(ガイドワークス)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(扶桑社)が発売中。
【ナツ】
弱冠20代ながら競馬歴24年という生粋の競馬育ちで、一撃回収の美学が持ち味。『予想家ナツの競馬予想ブログ』を主宰し、横浜で競馬ファンのためのバー『K-Sta』を経営している。Twitter:@natukeiba YouTube:競馬予想家ナツ
構成/野中ツトム、松嶋千春(清談社)

📷© FUSOSHA Publishing Inc. 提供 第36回フェブラリーSでJRA史上初となる女性騎手騎乗を果たした藤田菜七子騎手。相棒のコパノキッキングと臨んだレースは惜しくも5着となったが、その騎乗センスには注目が集まる。写真/産経新聞社

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 グリーンセンスセラ 2019年1月3日(木) 12:29
正月早々 野暮な話 プロに聞く万馬券を見抜く方法。 
閲覧 158ビュー コメント 0 ナイス 10

万馬券が出るレースを見抜く方法を人気予想家に聞いてみた─日刊SPA!2019年01月03日(木)https://nikkan-spa.jp/1539964

万馬券を取りたい……。競馬ファンなら誰もが夢見ることだろう。では、どうしたら万馬券を手にすることができるのか? この全ての競馬ファンの夢を叶えるため、競馬ファンから熱い支持を得るプロ競馬予想家・TARO氏とナツ氏が予想の極意に迫る。

――まず、お2人は20年以上の競馬歴の中で自分流の予想のロジックを確立なさっていると思いますが、馬券を買うときはどういった点に注目しているんでしょうか?

TARO:拙著『万馬券の教科書』(ガイドワークス刊)でも、「『荒れるかも』と見抜くのも立派な予想」と書いているとおり、僕は荒れそうなレース、つまり人気馬が来ないレースを狙って買っています。極論ですけど、もし100万馬券が出るレースを見抜く能力があったら、18頭全頭のボックスを4896通り買えばいいんですから。それこそ競馬で家が建ちますよ。走る馬を探すのが予想だと捉えている人は多いと思いますが、僕は、それ以外の部分の予想こそが大事だと思う。

――穴党・TAROさんの競馬思想の根幹部分ですね。

TARO:競馬をやってると、「今回に限ってはこの馬は大丈夫だろう」なんてふと思うことがありますよね。でもギャンブルは僕らの予想を裏切ってくる。馬Aが馬Bに勝って、馬Bが馬Cに勝ったから、馬Aは絶対に馬Cに勝てるかっていったら、まったくそんなことはない。去年11月のジャパンカップでレコード勝ちした三冠牝馬のアーモンドアイだって、今後どこかで飛ぶことは大いに有り得る。例えば宝塚記念(阪神競馬場)の2200メートルにもし出走する場合、タフな馬場だったとしたら危ないと思いますよ。’17年に単勝1.4倍の圧倒的1番人気から9着に終わったキタサンブラックがいい例です。

──あのレースでは3連単の配当が7万円超でした。この対談をチェックしている読者諸氏も、荒れるレースを見抜く目がぜひともほしいはず。続いて、ナツさんの馬券術のポイントを伺いたいと思います。

ナツ:僕はすべての新馬戦を見て、ダートや芝、馬体などを含めてチェックして、いいレースをした馬はその先ずっと追うようにしてます。新馬戦には、その馬のポテンシャルが如実に表れると思うからです。実際、昨年12月の朝日杯ではグリノガウディーが激走(9番人気で2着)しましたけど、僕にとっては意外じゃなかった。前走の東スポ杯では12番人気の7着でしたが、それでもあの馬は新馬戦での走りがハイレベルだったことを僕は知っていましたから、そういうつながりで朝日杯の予想ができたわけです。

TARO:あと、レースの構造も覚えておくべきですね。たとえばナツさんが得意な2歳戦でいうと、冬場はダート戦が多くて、芝のレースは午前中にひとつだけなんてこともあります。そうすると、芝の未勝利戦にすごく良い馬が集まったりする。そのレースを4、5着で走って、休みに入り、それが5月ぐらいに復帰すると、久々のレースだから人気がないわけです。でもそれは前走からのレース間隔や着順だけにみんな目が行ってしまっていて、そのレースがハイレベルな戦いだったことを忘れてしまっているだけなんですよ。

ナツ:馬の能力を正しく評価するには、レースのレベルも加味しないとダメ。前走2着ってだけで強いとみなすのは負け組ですよ。レベルの高いレースで勝てる馬じゃないと意味ないですから。

――冬のハイレベルなレースで気になる馬に目を付けておいて、春以降のレースでどうなるかまで先を見越しているんですね。さて、競馬ファンの興味はこれから年明けの金杯に移るわけですが、その前にお2人は先日の有馬記念(中山競馬場)はどう予想してましたか?

TARO:出走馬を見ると、レイデオロ以外に信用できる馬はいない状況でしたし、レイデオロに何かあれば一発で荒れるレースとみていました。しかもレイデオロに騎乗するルメールは、さすがにそろそろ運の流れが離れてくる頃合いだと思ってたんですよ。中山の2500は、格下によるジャイアントキリングもありますしね。だいぶ古いですが、’96年の有馬記念で14番人気から3着したマイネルブリッジの例もありますし。でも、結果的には迷った末に全く外してしまいました。

ナツ:ほぼ消していいオジュウチョウサン人気のおかげで、オッズ的には美味しくなったんですけどね。スタミナレースになったらキセキが引っ張るだろうし、リッジマンも最後まで残っちゃうかもしれない。万が一ですけど、マカヒキの3着もあると思ってました。

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内が有利な年明けの京都に異変有り!?


⒉🏇 内が有利な年明けの京都に異変有り!?

――では、気を取り直して、2019年の勝負は、どの辺りに注目ですか?

ナツ:僕が1番話したいのが、京都金杯(京都競馬場)ですね。馬場にエアレーションシャッタリング処理をするようになった結果、これまで内枠有利と言われていた京都金杯が、そうじゃなくなったっていう。

TARO:え、やっぱ今後はそうなるんですかね? 2018年の京都金杯で外枠の馬が来た(9-13-7)のは、秋の京都が大雨続きで、馬場が荒れてたから差しが届いたのかと思ってたんですけど。

――エアレーションシャッタリング処理というのは芝のメンテナンスですか?

TARO:芝をかき回して掘り起こすことです。主催者側は、やわらかい馬場を作ろうとしてるんだと思います。

ナツ:香港のようなめちゃくちゃかたい馬場じゃなくて、どっちかっていうとヨーロッパ寄りの馬場にしたいんでしょうね。これを実施しているかどうかで、レース展開は大きく違います。昨年12月の阪神競馬場のレースは1週目も2週目も前が止まらない展開が多かったんですが、あそこはエアレーションシャッタリング処理をしていません。一方、中山競馬場はエアレーション処理のみ実施していて、差しが結構決まっていました。

TARO:だからこそ年明けの京都は、かつてと違ってあれですか、ナツさん的には差しが決まるという見解ですか。

ナツ:そうです。みんな開幕週の傾向を知ってますから、人気は内に行くでしょう。でも、2018年のレース結果を見ると、エアレーションシャッタリング処理の影響で、開幕週は差しが決まり、2週目3週目のレースでは内っていうふうに、逆行してるんです。絶対今までだったらあり得ないじゃないですか。最終週の内側なんか、馬場がボロボロになってるはずなのに。

TARO:掘り起こされた馬場って、馬がたくさん走るうちに固められて、走りやすくなるんですよね。だから終盤のレースになると内が伸びたりしますよね。

ナツ:おそらく去年と同じ馬場調整のはずなんで、2019年の京都金杯は、外差し馬場。差し馬が来る可能性があるんじゃないかと思ってます。あとは、ひと昔前って、枠順って誰も知らなかったじゃないですか。

TARO:確かに、単純にその馬の能力だけで評価されてるところはありましたね。

ナツ:今はもうこれだけ情報が溢れちゃってるんで、その人たちの逆を行くっていう。たとえば、枠順だけで嫌われている馬。

TARO:有馬記念で3着のシュヴァルグランが典型的な例ですが、内枠有利のイメージが付いているレースで、意外と8枠の馬が来たりね。すごい穴になりますよね。

ナツ:そういったところを踏まえて予想はしたいですね、ハイ。

次のページ 🏇冬場のデブ馬は激走する!?

冬場のデブ馬は激走する!?

――ちなみに1月2月っていうのは、気候的な部分による馬場への影響も含めて、レースが荒れやすい時期だったりするんですか?

ナツ:やっぱり、冬は寒いですから、いままで実績を積んできた馬であっても、太め残りがかなり多くなってくるんです。しかも季節柄タフな馬場になる。そうなると馬格があって丈夫な馬にとっては、周りの馬の状態が悪いぶん、うまく上位に入りやすいわけです。そういうケースが結構あります。

TARO:基本、冬って有力馬はあまり使わないので、戦力が拮抗しますね。一番わかりやすく言うと、デブが走るんすよ。もともと馬格が大きい馬っていうのもひとつの狙い目なんですけど、それ以上に、プラス20キロ、30キロの馬を蹴っちゃだめです。

ナツ:そういう馬、来ますよねー!

TARO:なぜなら、冬は馬体重が増えて当たり前。何ヶ月ぶりのレースでプラス30キロなんて馬は人気ガタ落ちですけど、実際には普通に走れますからね。というか冬の馬はみんな太めなんで。

ナツ:間違いないですね!

 万馬券を取るために必要な最低限の3つのポイントをまとめるとこのようになる。
・荒れるレースを選ぶこと
・レースの構造を知ること
・狙い馬を2歳レースで見つける

 2019年一発目の京都金杯は、今までの馬場傾向の復習をして臨むのが吉のようだ。冬に走る馬のように、財布も肥やしたいものである。

【ナツ氏】
「ナツの競馬予想ブログ」主宰。「とにかく一撃で回収する」をモットーに点数を絞って、ドカン!と張って一撃回収を目指す競馬予想家。夢は一撃で1レース1億回収すること。Youtubeのチャンネル「競馬予想家ナツ」では、ナツ氏のリアルな馬券術を見ることができる。

【TARO氏】
競馬予想ブログとしては屈指の人気を誇る『TAROの競馬』を主宰する気鋭の競馬予想家。最新の著書に『万馬券の教科書—新時代のサバイバル穴予想術—』(ガイドワークス)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(扶桑社)が発売中。

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