スズカデヴィアス(競走馬)

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スズカデヴィアス
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スズカデヴィアス
写真一覧
抹消  黒鹿毛 2011年5月8日生
調教師橋田満(栗東)
馬主永井 啓弍
生産者辻 牧場
生産地浦河町
戦績51戦[7-3-3-38]
総賞金25,489万円
収得賞金6,975万円
英字表記Suzuka Devious
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
スズカローラン
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ローマンスズカ2
兄弟 レイホーロマンススズカロング
市場価格
前走 2021/06/06 障害3歳以上オープン
次走予定

スズカデヴィアスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/06/06 中京 1 障害3歳以上オープン 芝3330 125617.17** 牡10 60.0 北沢伸也橋田満B 518
(+4)
-- ----グランソード
21/05/08 新潟 1 障害4歳以上オープン 芝2890 141110.6512** 牡10 60.0 北沢伸也橋田満B 514
(+16)
3.11.8 2.313.3⑩⑩⑤⑤サーブルオール
20/12/26 中山 10 中山大障害 G1 芝4100 1681687.21011** 牡9 63.0 北沢伸也橋田満B 498
(0)
4.44.5 3.813.9⑨⑩⑫⑪メイショウダッサイ
20/12/05 中山 8 イルミネJS OP 芝3570 11794.025** 牡9 60.0 北沢伸也橋田満B 498
(0)
4.05.1 1.513.7⑥⑤④④エンシュラウド
20/11/01 福島 4 障害3歳以上未勝利 芝2750 9893.731** 牡9 60.0 北沢伸也橋田満B 498
(--)
3.02.1 -0.013.2④⑤アーネストホープ
20/03/21 オー 7 モーニントC (L) 芝2400 12--------11** 牡9 56.5 J.アレン橋田満 --0000 ------アクタウ
20/03/07 オー 8 オーストラC G1 芝2000 14--------9** 牡9 59.0 D.イェン橋田満 --0000 ------フィフティースターズ
20/02/22 オー 9 ピーターYS G2 芝1800 9--------7** 牡9 59.0 M.ディー橋田満 --0000 ------ミスシスカ
19/11/23 オー 8 バララットC (L) 芝2000 16--------10** 牡8 59.0 M.ディー橋田満 --0000 ------カワイア
19/11/09 オー 8 マッキノンS G1 芝2000 16--------7** 牡8 59.0 M.ディー橋田満 --0000 ------マジックワンド
19/10/12 オー 7 コーフィーS G1 芝2000 10--------8** 牡8 59.0 M.ディー橋田満 --0000 ------ケープオブグッドホープ
19/07/14 函館 11 函館記念 G3 芝2000 1661218.91116** 牡8 57.5 勝浦正樹橋田満 516
(+4)
2.01.9 2.336.2⑮⑮⑫⑬マイスタイル
19/06/30 函館 11 巴賞 OP 芝1800 161151.9131** 牡8 59.0 勝浦正樹橋田満 512
(-10)
1.47.4 -0.035.2⑮⑮⑭⑬ナイトオブナイツ
19/04/29 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 162444.31211** 牡8 57.0 藤岡康太橋田満 522
(+2)
1.59.5 0.933.9⑧⑨メールドグラース
19/03/10 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 1344275.9138** 牡8 56.0 藤岡康太橋田満 520
(+14)
2.01.4 1.334.7⑪⑬⑪⑬ダノンプレミアム
18/10/07 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 1371098.2118** 牡7 56.0 三浦皇成橋田満 506
(-6)
1.45.2 0.733.4⑩⑪⑪アエロリット
18/08/19 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1671324.91012** 牡7 57.0 三浦皇成橋田満 512
(0)
2.02.4 1.337.9⑫⑫⑨⑧サングレーザー
18/07/15 函館 11 函館記念 G3 芝2000 15357.935** 牡7 57.0 三浦皇成橋田満 512
(0)
2.00.1 0.334.3⑪⑬⑬⑬エアアンセム
18/05/06 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 16118.251** 牡7 56.5 三浦皇成橋田満 512
(-2)
2.00.0 -0.132.8⑧⑥ステイインシアトル
18/02/18 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 16119.043** 牡7 56.5 吉田隼人橋田満 514
(0)
1.46.7 0.634.3⑫⑫⑩⑬トリオンフ

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京都記念は京都芝2200mで施行される別定戦のG2。

京都競馬場の改修工事中、直近3年は阪神芝2200mが使用され、京都開催は4年ぶりになる。今年は例年どおり落ち着いた頭数に加え、G2にしては少し寂しいメンバー構成。
当記事の趣旨的には最内枠を引いたバビット、対照的に大外枠に収まったアフリカンゴールドに注目したいところ。阪神開催を除く、過去10年のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【1-1-0-5】。内訳は2014年デスペラード6番人気1着、2015年スズカデヴィアス4番人気2着。
2014年の1000m63秒7は、対象期間中最も遅く、デスペラードは展開利を活かしての逃げ切り。この年、馬券内の馬は4角4番手以内。
2015年も1000m通過61秒2と緩い流れ、番手のラブリーデイとハナのスズカデヴィアスのワンツー。ペースと位置取りが連動している。
そのほかの年も、初めのコーナーを通過後、坂の上りへ向けてラップが落ちる年が多く、息の入った先行馬の好走率が高い。

▼脚質成績
逃げ 14.3% 28.6% 28.6%
先行 21.4% 35.7% 53.6%
中団 0%  10.5% 21.1%
後方 0%  0%  0%

※数字は左から勝率・連対率・複勝率

前半1000mを見ると対象期間の7年中63秒台4回、61秒台2回、60秒台1回。
1000m通過60秒2と最も速い2017年は、逃げたヤマカツライデンと番手のガリバルディが、3番手以下を7、8馬身離している。結果、逃げ・番手の2頭は沈み、3~5番手にいた3頭がそのまま流れ込んだ。
今年の逃げ候補2頭が、そこまで離して逃げられるかは微妙ながら、レースの型として頭に置いておきたい。

京都芝2200mのスタートは、内回りコースの4コーナー付近。
1コーナーまでは397m、それなりに距離があり、先行争いの2ハロン目に速いラップが踏まれる。コーナーを通過すると、3コーナーの坂までは淡々とした流れ。
下り坂でラップが加速、その勢いのまま直線へ進入し、404mでの追い比べ。ペースアップは残り800mからなので、長く脚を使う形になる。

逃げ馬に注目すると、冒頭で触れたバビットアフリカンゴールドがいる。
バビットは直近9戦馬券外、近走はスタートの出も微妙だが、前走ダート初挑戦の東海Sは、重馬場とはいえテン1ハロン12秒2。
アフリカンゴールドも、競走中止の昨年・天皇賞・春を含め、12戦連続着外。掲示板に載ったレースが2度あるものの、どちらも単騎でスローペースだった。テンの速い馬ではなく、同型がいるのはマイナス。
バビットが洛陽Sに回り、アフリカンゴールドの単騎逃げなら怖さがあった。また、近走のバビットはスタート・二の脚がもうひとつのレースもあるため、枠が逆ならアフリカンゴールド楽逃げの目もあっただろう。ただ、最内を引いたならさすがに主張するとみたい。
この2頭が競っても、ほかの馬はそれほど意識せず、マイペースで走りそう。競り合えば止まりそうな2頭なので、その後につけられる実力馬で順当に決まりそう。

ベラジオオペラ日本ダービーは最内枠から控え、1000m60秒4と緩めながら、逃げ馬が番手以下を離す苦しい展開。それでも、上がり3ハロン最速の脚を使い、勝ち馬とタイム差ナシの強い競馬。
日本ダービー以来の前走チャレンジCは、プラス20キロでの出走。好位で流れに乗り、持続ラップに対応し、古馬初対決を制した。2着馬はこのクラスの安定勢力ボッケリーニで、今回の対戦比較上でも力上位ととれる。
外回りに替わればさらに差し脚を伸ばしやすく、前々で運ぶこともできる。重賞連勝を期待したい。

馬券は◎の単勝。プラダリアとの馬連。

(文・垣本大樹)

18年新潟大賞典を制したスズカデヴィアスが登録抹消 2021年6月17日(木) 04:43

 6日の中京1R(障害OP)で左第1指関節脱臼を発症して競走を中止した後、予後不良となったスズカデヴィアス(栗・橋田、牡10)が6日付で。2018年のGIII新潟大賞典など通算51戦7勝(うち海外6戦0勝)。19年秋~20年春にかけてオートスラリアに長期遠征した。総獲得賞金2億5985万円(うち海外496万円)。

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【血統アナリシス】新潟大賞典2021 直近3年でKingmambo系が2勝、2着1回、3着1回と好相性を示す 2021年5月8日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は新潟大賞典・血統予想をお届けします!


昨年はローエングリン産駒の10番人気トーセンスーリヤが、はじめての重賞挑戦ながら2着に1.1/2馬身差を付ける快勝。2018年スズカデヴィアス(父キングカメハメハ)、2019年メールドグラース(父ルーラーシップ)とKingmamboの直系が2連覇を果たしていたが、もう少し血統を掘り下げればSadler's Wells=Fairy King全兄弟、その叔父にあたるNureyevの血脈を持つ馬が好相性を示しているとも言えるだろう。トーセンスーリヤにおいても、自身はSadler’s Wellsの直系、2代母の父ステートリードンがNureyevの直仔となる。

なお、2013年と2016年に勝利し、新潟巧者としても知られたパッションダンスは、母の父ジェイドロバリーがSadler’s WellsやFairy Kingの従弟、Nureyevの甥にあたる血統で、Kingmamboとは相似な配合。昨年も2着にKingmambo系の7番人気アトミックフォース(父ワークフォース)が入線していたことを踏まえても、まずはKingmamboを意識できる血統に注目してみたい。


ボッケリーニは、父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。15年JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されたラブリーデイの全弟で、アリゼオプレミアムボックススマートギアが出たシヤダイチヤツターに遡る牝系。デビュー戦を除けば5着以下に敗れていない堅実さが光り、近走のレースぶりからは5歳時に最盛期を迎えていた全兄ラブリーデイを彷彿とさせるものがある。なお、キングカメハメハ産駒は安定感にこそ欠けるが、過去に2勝を挙げている実績は評価に値するものだろう。

ムイトオブリガードは、父ルーラーシップ×母ピサノグラフ(母の父サンデーサイレンス)。出走するメンバーのなかでは2頭しかいないKingmamboの血を引く馬のうちの1頭で、父ルーラーシップは2019年の勝ち馬メールドグラースを出している。本馬は全6勝のうち4勝、特別戦はすべて左回りのコースで勝利しているため、初出走となる新潟競馬場にも良いイメージを描きやすい。長期休養明け2戦目となった前走日経賞は及第点以上の内容なので、得意とする左回りの中距離戦であれば、まだまだ重賞でも侮れない存在となりそうだ。

サトノエルドールは、父ディープインパクト×母ミゼリコルデ(母の父ファスリエフ)。近親に05年ジャパンカップを当時のレコードタイムで勝利したアルカセットがいる血統。母の父ファスリエフは父Nureyev×母の父Mr. Prospectorなので、Kingmamboやジェイドロバリーと配合が似ており、本馬は同じディープインパクト産駒として新潟大賞典を2勝したパッションダンスの件からも興味深い血統と言えるだろう。昨年の勝ち馬と同じ美浦Sからの臨戦でもあり、19年出雲崎特別で当該コースの勝利実績があることも強みとなりそうだ。

【血統予想からの注目馬】
ボッケリーニ ⑤ムイトオブリガード ⑨サトノエルドール

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【血統アナリシス】金鯱賞2021 種牡馬傾向はキングカメハメハ、ディープインパクト、ハーツクライの三つ巴 2021年3月8日(月) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は金鯱賞2021・血統予想をお届けします!


昨年はロードカナロア産駒の1番人気サートゥルナーリアが単勝1.3倍の断然人気に応える危なげのない走りで快勝。ロードカナロアの父キングカメハメハの産駒も16・17年とヤマカツエースが2連覇を達成するほか、13年2着ラブリーデイ、17年3着スズカデヴィアス、19年3着エアウィンザー、20年3着ダイワキャグニーと毎年のように上位を賑わせている。

一方、勝利数ではキングカメハメハディープインパクトハーツクライの3頭が2勝ずつで並ぶ三つ巴状態。昨年も2着に8番人気サトノソルタス(父ディープインパクト)、3着には6番人気ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)が入線しており、これらの系統であれば低評価に甘んじている伏兵にも気を配る必要がありそうだ。

ブラヴァスは、父キングカメハメハ×母ヴィルシーナ(母の父ディープインパクト)。本馬は好相性を示すキングカメハメハの直仔で、母ヴィルシーナは13・14年とヴィクトリアマイルを2連覇するほか、牝馬クラシックでは3戦すべてで2着に好走してきた。本馬の馬場やコースを問わず相手なりに走れるセンスの良さは母系譲りと言えそうで、近親マーティンボロが同コースで施行された14年中日新聞杯を10番人気で勝利している実績も評価に値するものだろう。

サトノフラッグは、父ディープインパクト×母バラダセール(母の父Not for Sale)。サトノレイナスの全兄で、母バラダセールは11年にセレクシオン大賞-亜G1、ポジャデポトランカス大賞-亜G1を制したアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。本馬は東京芝2000mの2歳コースレコードホルダーでありながら、道悪や長距離も苦にしないタフさがあり、アルゼンチンの牝系らしい多様性が垣間見えている。同オーナーの所有するディープインパクト産駒が幅を利かせるレース傾向も興味深い。

デアリングタクトは、父エピファネイア×母デアリングバード(母の父キングカメハメハ)。本馬は父Roberto系×母の父キングカメハメハ系なので、16・17年と2連覇したヤマカツエースの父系と母系を入れ替えたような血統構成となる。また、父系祖父シンボリクリスエスは直仔のミトラが15年金鯱賞の勝ち馬として名を連ねているため、エピファネイアは今後の動向にも注目すべき種牡馬と言えるだろう。なお、同コースで施行された20年ローズSでは同産駒のムジカが14番人気2着と大駆けしていた。


【血統予想からの注目馬】
ブラヴァス サトノフラッグ デアリングタクト

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【今日のキラ星】スズカロマンス 2021年1月9日() 04:48

 【中京4R】同じ橋田厩舎に在籍した母はダートの短距離で3勝。いとこには新潟大賞典を制したスズカデヴィアスがいる。先月23日の段階で栗東坂路4ハロン52秒1-12秒8と上々の時計をマークしており、仕上がりはバッチリだ。「力強さがあるのでダートのこの条件は合いそう。初戦から動けると思います」と村井助手は好感触を伝える。

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【中山大障害】レース展望 2020年12月21日(月) 18:35

 土曜の中山競馬はホープフルSだけでなく中山大障害(26日、J・GI、芝4100メートル)も見逃せない。J・GIを7連勝中のオジュウチョウサン京都ジャンプSで3着に敗退し、その後左前脚を捻挫が判明したため回避したが、馬券的には妙味が十分ありそうなメンバー構成となった。

 京都ジャンプSオジュウチョウサンを破ったのがタガノエスプレッソ(栗東・五十嵐忠男厩舎、牡8歳)。デイリー杯2歳Sを勝った実績があり、京都JSの前の阪神ジャンプSで平地、障害両カテゴリーでの重賞制覇を飾っている。初めてとなる大障害コースをどうこなすがポイントになるが、勢いと平地の脚力は魅力だ。

 京都JS2着のブライトクォーツ(栗東・荒川義之厩舎、牡6歳)は昨年の中山大障害で2着に入り、今春の中山グランドジャンプでも3着と上位に入っている。大障害コースでの好走実績は大きなアドバンテージなる。

 同じく大障害コースに慣れているのが昨年の3着馬で今春の中山GJ2着のメイショウダッサイ(栗東・飯田祐史厩舎、牡7歳)だ。前走の東京ハイジャンプで昨年の小倉サマージャンプに次ぐ重賞2勝目を飾り、勢いもある。

 シンキングダンサー(美浦・武市康男厩舎、セン7歳)はあとひと息のレースが目立つが、昨春の中山GJ2着などJ・GIでは5度掲示板に載る走りを見せており、今回も上位を狙える。

 スズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡9歳)は平地時代の一昨年、新潟大賞典を制覇した実績がある。昨年10月から長期間、オーストラリアに遠征し、帰国初戦となった11月1日の障害未勝利戦を勝ち上がっている。続くイルミネーションジャンプSは5着に終わったが、障害では未知の部分があり、侮れない存在だ。



中山大障害の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 農林水産省賞典 函館記念 2019年07月14日(日) 函館芝2000m


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRA、かつG1・G2のレース”において11着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [4-6-5-25](複勝率37.5%)
×なし [2-0-1-52](複勝率5.5%)

 年明け以降の戦績に注目したい一戦。2013年以降の3着以内馬18頭中15頭は、同年にJRAのG1・G2で11着以内となった経験がある馬でした。2018年は3連単57万1480円の大波乱決着となりましたが、単勝オッズ11.5倍(7番人気)ながらも2着となったサクラアンプルールは前走の日経賞で3着に、単勝オッズ65.1倍(13番人気)の低評価を覆し3着となったエテルナミノルは3走前の阪神牝馬ステークスで8着に健闘していた馬。格の高いレースを使ってきたことで地味な着順が続いている実績馬を見逃さないようにしましょう。

主な「○」該当馬→スズカデヴィアスステイフーリッシュメートルダール
主な「×」該当馬→エアスピネルドレッドノータスナイトオブナイツ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ2000m以上、かつ2勝クラス以上、かつ出走頭数が13頭以上のレース”において優勝経験がある」馬は2013年以降[6-5-5-40](複勝率28.6%)
主な該当馬→スズカデヴィアスメートルダール

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2019年7月5日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】小回りの差し決着は穴馬券の宝庫/週末の重賞展望
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宝塚記念を終え、本格的に夏のローカル競馬がスタートした先週だったが、梅雨時らしく各場とも雨に翻弄される週末となった。

ラジオNIKKEI賞はレース時こそ小雨ではあったが、雨に叩かれタフな馬場となり、早めにマクったブレイキングドーンが勝利。待望の重賞初制覇を飾った。田辺騎手らしい上手く溜めを利かせた好騎乗が光ったが、昨年の勝ち馬メイショウテッコンや2着フィエールマンのように、今後大きな飛躍が期待できるか…といえばやや疑問の残る内容&メンバーでもあった。今年に関しては、秋につながるというよりはあくまでもローカルハンデ重賞のひとつとして捉えた方が良さそうだ。

一方、中京のCBC賞は激しい雨の降る中でのレースとなった。勝ったレッドアンシェルは2年前の夏のデビュー戦が、同様に大雨の中でのレースだったが、その際もスイスイと伸びて楽勝。陣営曰く「水かきがついている」とのことだが、道悪が追い風になるタイプなのは間違いない。これでスプリント路線に転じて2連勝。正直なところ相手関係を考えると素直に新星誕生とまでは言えないが、春の高松宮記念は大波乱となり、またこの路線の主役になり得るダノンスマッシュは函館スプリントSに出走できないトラブルがあるなど混迷を極めている状況。スプリンターズS路線に割って入ってくる可能性はありそうだ。やや特殊な馬場での競馬だったので、次走に注目したい。


~小回り戦の差し決着は大万馬券になりやすい

さて、各場とも先週は雨の影響を大いに受けたことは前述した通りだが、その中でも特に大波乱となったのが土日の函館のメインレースだ。

土曜日のメイン・TVh杯は14番人気、単勝114.4倍のパラダイスガーデンが外から差し切りを決め、3連単は73万馬券。日曜日のメイン・巴賞は最内枠から直線外に持ち出し追い込んだ13番人気のスズカデヴィアスが勝利、こちらは2~3着にも伏兵が突っ込み、3連単は140万超の大波乱となった。

両レースの共通点はいずれも、

1、立ち回り勝負になると思われる小回り戦で
2、差し馬が上位を独占したこと

である。

スローペースが常態化した現代競馬ではしきりに前有利が叫ばれる(というか、私自身もその主張をかなり前からしている)のだが、だからこそ、逆のパターンにハマると大きな馬券になる。

もちろん、小回りにおける差し馬の上位独占など正直なところ例外というか事故のようなものなのだが、馬券を買う上では案外買いやすい面もある。どう買いやすいかというと、すなわち”決め打ち”である。

逃げ馬が内枠を連れて来る…とは私が10年前にラッキーゲートという馬券術の中で唱えた法則だが、逆に、差し馬は外枠を連れて来る、あるいは当然ながら差し馬は差し馬を連れて来る、というのもまた競馬の普遍的な法則である。

手前みそにはなるが、私の競馬ノートの配信において日曜の巴賞では◎カデナを本命にして3連複ながらも14万馬券を的中することができた。この際の考え方が、まさに差し馬は外枠&差し馬を連れて来るというものだ。



マクリ差しを得意とするカデナが本命、カデナは差し追い込み脚質だからこそ2番人気の先行馬マイスタイルは軽視、3番人気の先行馬サトノフェイバーは切り捨て、相手には4番人気の外枠の差し馬ナイトオブナイツや、(結果惨敗ではあったが)15番人気の追い込み馬マイネルサージュといった面々を2列目に抜擢した。

結果的にはやはり末脚に魅力がある13番人気のスズカデヴィアスを最後の押さえに加えていたことで的中することができたが、それも本命馬の資質に沿って相手を選んだことが功を奏したわけである。

この話をなぜ今するのか? それは決して自慢したいわけではなく(全くその気がないわけでもないが)、先週各地で降り続いた雨を受けてのことだ。

先週、福島&中京は開幕週、函館もまだ3週目の段階で雨に見舞われた。このことは、今後の芝レースに大いに影響を与えるはずで、先週の函館の土日メイン同様に、

「小回りだけど差しが届く」

というシーンがこの開催ではいつも以上に見られるはずだ。小回りではなく普段もそこそこ差しが届く中京はともかく、今夏の福島&函館に関しては、同様のパターンでの波乱劇にまだまだ期待してみたい。いわゆる本来のセオリーから行けば逆張りではあるのだが、逆張りの中に大きなチャンスが眠っているかもしれない。決め打ちよろしく、思い切って振り回してみるのも悪くないだろう。


~逃げ先行馬が揃った七夕賞

最後に今週末の重賞について少し触れておこう。

中京のメインはダートのプロキオンS。ご存じの方も多いかもしれないが、夏の中京ダートは基本的にイン有利、先行有利になることが多く、先週で言えば土曜日は顕著に内有利の傾向が出ていた。週末の天候や馬場次第ではあるが、枠順も重要な一戦になる。基本的には内有利、差し馬であってもサンライズノヴァのような大外を回すタイプよりは、キングズガードのように馬群を突けるタイプの方が条件としては合うだろう。

一方、当コラムの今週のテーマの趣旨に合うのは福島の七夕賞だろう。先週末雨に降られた影響が残れば、小回りでの差し競馬となる可能性がある。

さらに、ココには現役屈指の逃げ馬マルターズアポジーが出走して来る上に、ブラックスピネルロードヴァンドールウインテンダネスタニノフランケルなど、重賞で逃げて好走した実績のある馬がこれでもかというほど揃っているのだ。

ではどの馬を買えば良いか…と問われると現時点でまだ狙いは定まっていないのだが、平坦で強烈な脚を使えるクリノヤマトノオー、上がり掛かる2000mなら出番がありそうなエンジニアあたりの一発に期待している。


七夕賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2018年10月3日(水) 18:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2018毎日王冠&京都大賞典編
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こんにちは、公認プロ予想家のくりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に、各馬コメントをしていきたいと思います。


10月7日(日) 東京11R 第69回毎日王冠(G2、3歳以上、芝1800m)

サウンズオブアース(C)
前走時は中間の調教内容が良かったものの、最終追い切りの動きが物足りず評価を下げてしまったが4着に好走。結果的に1週前、最終追い切りと併せ馬で先着していたので状態は悪くはなかったのだと思う。この中間は2週前に併せ馬で遅れていて1週前も時計がかかる馬場とはいえこの馬としては物足りない時計で、前走と比べると状態面での不安は残る。

ケイアイノーテック(E)
新馬戦こそ勝っているが本質的に使われて良くなる馬。休み明けでも調教で時計の出る馬だが、この中間はこの馬としてはかなり物足りない時計で、この調教内容だと最終追い切りで時計が出ても割引は必要。

アエロリット(C)
関東圏でのレースや滞在競馬では好走する馬で、今回は東京でのレースなので調整はしやすい。ただ、基本的に馬なりの追い切りが中心の馬。1週前に強く追われた新馬戦、フェアリーSヴィクトリアマイルの3戦は太め残りの心配があった時で、今回も1週前の追い切りで強めに追ってきている点が気掛かり。陣営としてはやや余裕のある馬体だということを意識しているのではないかと思う。

キセキ(E)
菊花賞以来凡走が続いているが、好走していた時にはCWで3F37秒台や1F11秒台の時計を出していて、近走は平均的な時計ばかり。この中間も目を引くような良い時計は出ておらず、変わり身が見込める気配はない。

ステファノス(C)
この中間は乗り込み量も多く、内容的にも時計的にも特に悪い感じはない。近走は道悪では勝ち馬から離されているが、馬場が良い時はそれほど大きくは負けていないので、乗り方ひとつで差は詰まる可能性がありそう。

ステルヴィオ(B)
皐月賞、ダービーと、道悪にスローペースと特殊なレースになった上に、この馬には距離も長かったのではないかと思う。今回はレースが流れそうな点が魅力。状態面に関してもこの中間は乗り込み量も多く速い時計が出ていて、良い状態で出走できるのではないかと思う。

スズカデヴィアス(E)
前走時もそうだったが、この中間も調教で時計の出る馬としてはかなり物足りない時計。栗東に戻っても調教面で変わってきている感じがなく、今回も状態面での不安は残る。

カツジ(A)
休み明けだが、この中間はかなりしっかり乗り込まれて時計も優秀。もともと時計の出る馬で、CWを中心にこれまでと同じように速い時計が出ていて、2週前追い切りでは併せて先着と仕上がりも良さそう。

サトノアーサー(A)
この中間は3週前、2週前、1週前とCWを長めから追われ好時計と、仕上りは良さそう。ここ2戦は今回と同じコースでのレースを経験して好走しており、相手が強くなっても好走が期待できそう。

サンマルティン(D)
もともとトレセンで乗り込んで出走する馬ではないが、この相手でこの調教内容だと厳しいだろう。

ダイワキャグニー(C)
昨年も出走していて、逃げたソウルスターリンングに絡んでいって4着。この中間は乗り込んではいるものの併せ馬での追い切りが少なく、時計もかかり気味で物足りない調教内容。

レアリスタ(D)
休み明けの前走時は併せ馬でも2週連続先着していて、状態面は良さそうだったがレースでは凡走。この中間は前走時との比較で物足りない内容、時計で、変わり身は感じられない。

アクションスター(F)
休み明けで乗り込んではいるものの調教での時計も物足りず、変わり身は見られない。距離短縮も特にこの馬に向いている感じはなく厳しい。


10月8日(祝月) 京都11R 第53回京都大賞典(G2、3歳以上、芝・外2400m)

シュヴァルグラン(A)
昨年と同様にこのレースから始動。もともとそれほど調教で時計の出る馬ではないが、この中間は乗り込み量も豊富で併せ馬では2週前、1週前と先着を果たした。遅れていない点は良い材料。

サトノダイヤモンド(B)
今年に入ってからこの馬としてはかなり物足りない結果が続いているが、前走の宝塚記念時の追い切りではほぼこれまでの調教内容に戻っていた。あとはキッカケさえ掴めればというところで、だいぶ戻ってきているのではないかと思う。この中間も2週前、1週前と併せ馬で一杯に追われて先着していて、内容的には気になるところはない。最終追い切りを馬なりで楽に先着できるくらいの内容になってくれば、良い頃の走りがまた見られそう。

スマートレイアー(B)
昨年は武豊騎手の好騎乗もあり1着。この中間も1週前に一杯に追われて先着していて、調教駆けタイプという点を差し引いても状態面は良さそう。あとは、昨年以上の好騎乗がないと能力的に勝ち負けまでは厳しいであろう相手関係が課題。

アルバート(C)
ここ3戦は関西圏での競馬で、調教では良い時計が出ていたものの結果はついてこなかった。今回も関西圏での競馬で、調教では先着しているものの、ここを叩いて関東圏の長距離戦で狙ったほうが良さそう。

ウインテンダネス(D)
2連勝中も休み明けの実績がなく、関西馬でありながら京都、阪神、小倉では3着にもきたことがない。9連対中7連対が左回りで、右回りは福島での2勝のみと条件的にも厳しそう。状態面に関しても、好走時は直前馬なりの時が多く、使われてある程度馬ができている時のほうが走るのかもしれない。

パフォーマプロミス(B)
前走時は追い切りの動きは悪くなかったが、結果的に伸びきれず9着。この中間も2週前、1週前と併せ馬で好時計が出ており、乗り込み量も多めと、休みを挟んだが引き続き仕上がりは良さそう。

レッドジェノヴァ(B)
長距離戦で実績を残してきている上がり馬。調教面に関しては、特に速い時計が出るタイプではなく目立つところはないのだが、この中間も約1ヶ月間しっかりと乗り込まれていてる。順調に調整されているといった感じ。

モンドインテロ(D)
この中間は牧場で乗り込まれていた模様で、時計は1週前の南Wでの併せ馬1本のみとなっている。京都芝2400mでの好走実績はあるが、下級条件2戦と重賞3着で、その時にはもっと乗り込んでいた。さすがにもう少し乗り込みたい感じで、しかも相手が強くなる今回は厳しそう。

ケントオー(D)
マイルで好走していた馬だが、ここ1年は中距離路線を使われ成績はイマイチ。今回は芝2400mと初めての距離だが、調教内容に関して特にガラリ一変といった感じがないことからも変わり身はなさそう。

ブレスジャーニー(C)
1週前追い切りはCWを長めから好時計が出ていて悪くない内容。もともとそれほど乗り込んで出走する馬ではないが、やれば速い時計が出るタイプでもあり、もう1本長めから時計を出すくらいの余裕は欲しい。

プラチナムバレット(D)
競走中止後の一戦で、1週前の時計はあまり出ていない。併せ馬での遅れも気になる。

【地方馬1頭】
サンエイゴールド(D)
盛岡の芝では実績を残している馬だが、JRAでは実績がなく今回は前走からの間隔も詰まる。その上、京都への長距離輸送もあり、これまで以上に厳しい状況でのレースとなるので、プラス材料はほとんど見当たらない。



◇今回は毎日王冠京都大賞典編でした。
先週は台風の影響で、日曜日の阪神開催が最終的に火曜日に開催されるということで関係者の方々は慌ただしく大変な週だったと思います。特に、当初は翌日にスライドして行われる予定だった代替開催の再中止が発表された月曜は、競走馬を競馬場に輸送できないとの理由での中止で、いろいろと考えさせられるところがありました。普段当たり前のように競馬場で馬が走っていること、それはトレセンから馬を無事に送り届けてくれている方々がいるからこそできることなんだなあと、改めて実感を覚えた次第です。
話は前後しますが、そんな競走馬の輸送に携わっている方に先日たまたまお話を伺う機会があったので、今回はそこで聞いてきた話を少々。その方とは、栗東トレセンの近くにある乗馬苑で毎年行われている『馬に親しむ日』というイベントでお会いしました。馬運者ドライバーによる案内役を馬運車展示コーナーで務められていたその方は、関東と関西では馬運車の会社が違って形態も全く違うこと、どこの競馬場に行くためにはどこの道を通って行くのかといったことに始まり、競走馬輸送に関わるかなり踏み込んだ内容まで教えてくださいました。その1つ、馬ごとの輸送条件については、各厩舎に馬運車運営会社の営業マンが各馬を輸送する時の条件などを収集に伺い、それがデータとして保管されていて、この厩舎のこの馬はこういった条件で輸送するようになどの細かい情報が蓄積されているとのこと。ただ馬を乗せて競馬場に運んでいるのではなく、1頭1頭が最良の状態で競馬場に到着できるように、レースで結果を出せるようにと、こちらが思う以上に気を遣って輸送していることが伝わってきた瞬間でした。あとは、今の競走馬は基本的に何度か競馬を使えば馬がレースだと分かり、馬も輸送に慣れてくるといったことなんかもお聞きしつつ、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。
他にも予想の際に役立ちそうな情報もいくつか聞くこともでき、輸送に関して今まではブラックボックスだった部分だけにクリアになってなんだかスッキリした気分になりました。何から何まで丁寧に教えていただき、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
そして、今度高速道路や競馬場の近くで馬運車を見かけたら少し違った目線で、無事に競馬場、トレセンに送り届けてくださいと手を振りたいと思っています。皆さんもぜひ、競馬界を陰で支えてくれているこうした人たちの活躍にも目を向けていただき、馬には変わらずの大声の声援を、馬運車には心のエールを送っていただけたらと思います。
今週末も3日間開催が控えている中、次の台風が週末に日本に接近しそうな感じもあります。自然が相手なのでどうしようもないのは分かっていても、いろいろな苦労を知った後だけに何とかならないものかと考えてしまいます。とにかく馬も、それに関わる人も、みな安全に順調にレースを迎えられるよう、そして開催の無事を祈るばかりです。

それでは次回、菊花賞編(予定)でお会いしましょう。

毎日王冠京都大賞典出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2018年8月19日() 13:00 競馬プロ予想MAX
「プロ予想MAX四天王の決断!」/札幌記念 G2(霧プロ)
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本日は夏競馬を代表する大一番、札幌記念が行われます。3頭のG1馬や前年覇者など豪華メンバーがそろったこの注目の一戦を予想してくれるのは、ウマニティ公認プロ予想家の霧プロです。本年は約2200レース予想し、回収率104%という驚愕の数字を残している実力者が下した結論に注目しましょう。

本命は「本格化の気配を感じるハーツクライ産駒」の④マイスタイル「先行馬の多い今回は絶好位で運べそうで、走りがスムーズな右回りならば最後の伸びも違う。このメンバーでも堂々の押し切りが期待できる」と力強く推奨してくれました。対抗は「コーナーの緩い札幌ならば前走よりはスムーズに走れそう」な⑬スズカデヴィアス。単穴は「間隔はあいたが、調教の動きは絶好で、洋芝も合いそうな血統背景」の⑭ミッキースワロー。以下、⑤、⑨まで押さえ、馬券は単勝④、馬連・3連複流し④→⑤⑨⑬⑭、馬単マルチ④→⑤⑬⑭で勝負します。本レース以外の霧プロの予想は、ウマニティのプロ予想MAXでご確認ください。

(ウマニティ編集長・岡田大)


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プロ予想MAX四天王の決断!」とは・・・ウマニティが日曜のサンケイスポーツ競馬面にてお届けする連載コラムで、プロ予想MAX最強プロ予想家陣の中でも売上ランキング(前月の月間予想売上)で頂点に君臨する四天王の中から毎週1名の予想家が登場し、重賞予想を掲載しています。
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2018年8月15日(水) 17:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2018札幌記念編
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こんにちは、公認プロ予想家のくりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に、各馬コメントをしていきたいと思います。


8月19日(日) 札幌11R 第54回 札幌記念(G2、3歳以上、芝2000m)

アイトーン 54(前走474kg +2)<B>
坂路中心で1週前にコースで併せ馬を行い、直前は坂路で終いを伸ばすというのがこの馬の普段の調教パターン。今回は札幌でのレースということもあり、前走後に函館入りをし、この中間は札幌のダートで乗り込まれている。毎回、国分恭騎手を背に調教されていて、1週前には併せ馬で一杯に追われて先着と調整は順調。

アストラエンブレム 57(前走464kg +4)<A>
無理のないローテーションで使われてきている馬で、近走は調教で目立つ時計が出ていなかった。今回、札幌芝での1週前追い切りでは、普段の坂路とは違うものの久し振りに速い時計が出ていて雰囲気は良さそう。昨年もこの時期は新潟記念で2着に好走していて、今年は北の大地で好コンディションを披露してくれそうだ。

クロコスミア 55(前走海外出走)<C>
ドバイ遠征後初のレースとなるが、札幌で入念に乗り込まれ昨年、一昨年の札幌での追い切りと同じくらいの時計が出ている。かなり良いという感じはないが、いつも通り1週前に強めの追い切りができていて順調に来ている印象。

ゴーフォザサミット 54(前走496kg ±0)<D>
ダービー以来の出走となり、この中間は札幌芝コースを中心に乗り込まれている。ただ、青葉賞(◎)時のような勢いはみられず、疲れが取れていない、もしくはこれから使われて良くなる途上のどちらかといった感が漂う。

サウンズオブアース 57(前走498kg -14)<B>
昨年は休み明けで馬なりばかりの追い切りだったが、今年は目黒記念を使われて2週前、1週前と併せ馬で一杯(先着)に追われている。内容的にも昨年よりも良い感じ。

サクラアンプルール 57(前走478kg -8)<A>
前走は厳しい条件でトップハンデ、調教の動きもそれほど目立たなかったので軽視したが、昨年以上の走りで能力の高さを見せてくれた。乗り込み量が昨年と比べてかなり多かったので、体がしっかりできていたのかもしれない。この中間は、昨年よりも1本時計が少ないが、1週前に一杯に追われているので反動はなさそう。昨年以上の出来で出走できそう。

サングレーザー 57(前走486kg +4)<F>
札幌は2戦2勝の実績も2000m戦はホープフルS以来となる。変則的な追い切りを行うこの厩舎だが、一番肝になる1週前の日曜に速い時計を出せていない点はかなりのマイナス材料となりそう。

スズカデヴィアス 57(前走512kg ±0)<D>
この中間は函館Wで乗り込まれ、2週前、1週前と強めに追われているが前走時と同じで調教駆けするこの馬としては物足りない時計。今のところ大きな変り身は見られない。

スティッフェリオ 57(前走442kg -8)<B>
休み明けから函館、札幌で3戦して条件戦とはいえ1、2、1着と好成績。前走時は、クイーンS出走のトーセンビクトリーの内に併せて先着と良い動きを見せており、疲れよりは勢いのほうがありそうな印象。

ナイトオブナイツ 57(前走458kg +10)<B>
前走時は間隔が詰まっていて、最終追い切り1本のみで調整が難しかった感じ。好走時は1週前の日曜日にそこそこの時計を出す馬。この中間は1週前には速い時計を出していないものの、土曜日に速い時計を出しており前走時よりは良いハズ。

ネオリアリズム 57(前走海外出走)<E>
ドバイ以来の出走で乗り込まれてはいるが、1週前追い切りでは直線で追われてから首が上り気味で、相手も走らなすぎだった中での先着。時計的にもこのクラスの馬にしては平凡で物足りない内容。

マイスタイル 57(前走460kg -4)<D>
函館で2連勝中。前走が連闘でこの中間は間隔が空いているが乗り込み量が多い訳ではなく、1週前追い切りの時計も平凡。2連勝中の勢いとは裏腹に、この中間は調教面での物足りなさが残る。

マカヒキ 57(前走500kg -4)<B>
デビューからゆったりしたローテーションで使われていた馬だが、昨年秋は毎日王冠からジャパンカップまで厳しいローテーションで使われているように馬がだいぶしっかりしてきたように思う。今回はそれ以来の休み明けになるが、入念に乗り込まれていて骨折明けを感じさせない調教内容。最終追い切りでどんな動きを見せるかに注目したい。

モズカッチャン 55(前走海外出走)<C>
ドバイ以来の休み明け。函館で乗り込まれ2週前、1週前には強めに追われてと調整は順調。ただ、左回りのほうが良く休み明けは走らない馬で、最終追い切りの動きがかなり良くないと好走は厳しいかもしれない。

マルターズアポジー 57(前走532kg +4)<D>
8勝中のうち3勝が2000m戦で距離は特に気にしなくて良いだろう。ただ、先週まで美浦で調整されてその後札幌まで移動してのレース、というのは想像以上に不利にはなると思う。

ミッキースワロー 57(前走476kg -10)<B>
中山での成績が良く、関西でのレースでは実績がないように長距離輸送がマイナスになる馬。今回は函館で調整されて札幌でのレースと条件的には力を出せるハズ。1週前には函館Wコースで単走馬なりで好時計が出ており、仕上りも良さそう。



◇今回は札幌記念編でした。
競馬場、ウインズでは開催場に限らず毎週いろいろなイベントが開催されていて、人気俳優がゲストで来場することもあれば、先着で記念品をもらえることもあったりしてそれを目当てに競馬場に足を運ぶ人もいるのではないかと思います。そんな数あるイベントの中でも、個人的に好きなのが先月の中京開催の最終日にも行われた芝コースの開放です。何といっても、そう簡単に実際に馬が走るコースに入れることはほとんどありませんし、イメージしていた以上に芝丈が長かったり凸凹していたりと新たな発見があったりすることもあって非常に勉強になります。うまく活用すれば競馬の予想に役立つこと間違いなし!?、の競馬場イベントにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

  

ちなみに今週は、第2回となる『WINS day』ということで、全国のウインズ、エクセル、パークウインズでいろんなイベントが開催されます。全国規模で行われる年に1度のイベントなので、こちらもお近くの方はぜひ!

それでは次回、新潟2歳S編(予定)でお会いしましょう。


札幌記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。

※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2018年8月12日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2018年08月12日号】特選重賞データ分析編(111)~2018年札幌記念~
閲覧 2,254ビュー コメント 0 ナイス 3



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 札幌記念 2018年08月19日(日) 札幌芝2000m


<ピックアップデータ>

【前走のレースが“函館記念”以外だった馬の、前走の着順別成績(2014年以降)】
○3着以内 [2-3-1-11](複勝率35.3%)
×4着以下 [0-0-2-22](複勝率8.3%)

 基本的に前走好走馬が強いレース。前走が“函館記念”だった馬を除くと、前走で4着以下に敗れていた馬は苦戦しています。一方、前走のレースが“函館記念”だった馬のうち、前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以内だった馬は2014年以降[1-1-1-3](複勝率50.0%)、6位以下だった馬は2014年以降[1-0-0-10](複勝率9.1%)。“函館記念”組を比較する際は、末脚に注目したいところです。

主な「○」該当馬→アストラエンブレムサクラアンプルールスズカデヴィアス
主な「×」該当馬→ネオリアリズムマカヒキミッキースワロー


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ1800m以下、かつ重賞のレース”において3着以内となった経験がある」馬は2014年以降[4-3-3-20](複勝率33.3%)
主な該当馬→サクラアンプルールネオリアリズム

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スズカデヴィアスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 708ビュー コメント 1 ナイス 5

安田記念は 事前予想と同じ

グランアレグリア
カテドラル
ダノンキングリー

の3頭。 明日の予想評価結果をみて どの馬を軸にしようか決めようかと思います



私が ウマニティPOGでとれなかった

レディナビゲーター(全姉にアドマイヤミヤビ)

ティーガーデン(姉にソングライン)

ですが、もしかして 新馬戦では勝てないのでしょうか、人気するようなら 消してみるという手もあるのかも




東京①

13ボレロ,9ララパピヨンドメル,8アラメア

東京②

1ショベルヘッド,10エコロファルコン,3メリオダス

東京③

16ウインラザンツ,1マイブリュージュ,10グランディス

東京④

10ジジ,5カーディナル,11シングマイハート

東京⑤

7リアグラシア,4クレイドル,3サウンドビバーチェ

東京⑥

13バーマン,9ボルタドマール,15マニカルニカ

東京⑦

14リンガスウォリアー,6キャルベイ,13ゴールドミーティア

東京⑧

17バルトリ,5アオイカツマ,16エレボアブランシュ

東京⑨

5キタノインパクト,9クロワドフェール,10ディアセオリー

東京⑪

5グランアレグリア,11ダノンキングリー,14カテドラル

東京⑫

3ヘライア,13クレデンザ,11スピードオブラブ

中京①

2マイサンシャイン,12テイエムコンドル,6スズカデヴィアス

中京②

6バンビーナミノル,8グッドインパクト,5デシレー

中京③

5ナムラハカ,3フランコイメル,10クロスオブドリーム

中京④

15テイエムグレイト,7サトノスバル,11ムエックス

中京⑤

2ブレスレスリー,9コウユーキレカ,5ケルンコンサート

中京⑥

12メイショウミカワ,2サマートゥリスト,3ヴィトーリア

中京⑦

8シゲルヒカルダイヤ,4タイセイドレッサー,5レプンカムイ

中京⑧

6テリオスルイ,1アドマイヤベネラ,5ヤマニンデンファレ

中京⑩

5ホッコーハナミチ,4ユアヒストリー,9モダスオペランディ

中京⑪

13エヒト,9レザネフォール,4シルヴェリオ

中京⑫

12スカリーワグ,10オーマイオーマイ,8ウーゴ

 ビター ティー 2021年2月12日(金) 14:26
年明けの緒戦(始動戦)の馬か? 否か? それが問題の京都記念
閲覧 328ビュー コメント 0 ナイス 10

今週は、G1級の有力馬たちが年明けの緒戦(始動戦)にすることが多いと言われるG2「京都記念」です。

 果たして、今年の勝馬はすでに年明け1戦を挟んだ馬なのか。緒戦として京都記念を選んだ馬なのか・検討してみたいと思います。

 まず、このレースに今年出走を予定している馬たちをこの視点で分類してみましょう。

1.ハッピーグリン   前走 天皇賞(春)     G1 13着 今年初戦
2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC      G2  4着 今年2戦目
3.ベストアプローチ  前走 AJCC      G2 12着 今年2戦目
4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念      G1 10着 今年初戦
5.ダンスディライト  前走 オリオンS  3勝クラス  1着 今年初戦
6.レイエンダ     ポルックスS       OP 13着 今年2戦目
7.ワグネリアン    前走 宝塚記念      G1 13着 今年初戦
8.モズベッロ     前走 AJCC      G2  5着 今年2戦目
9.ダンビュライト   前走 京都大賞典     G2  7着 今年初戦
10.ジナンボー     前走 天皇賞(秋)      G1  7着 今年初戦
11.サトノルークス   前走 アルゼンチン共和国杯G2 13着 今年初戦
 
      今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 5頭


過去10年間は、それぞれの組の頭数とレース結果・上位入賞(1~3着)はどうだったのか

2020年 今年初戦組 6頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 クロノジェネシス  今年初戦 前走 エリザベス女王杯G1 5着
    2着 カレンブーケドール 今年初戦 前走 ジャパンカップ G1 4着
    3着 ステイフーリッシュ 今年2戦目前走 AJCC    G2 2着

2019年 今年初戦組 4頭 VS 今年2戦目組 10頭
    1着 ダンビュライト   今年2戦目前走 AJCC    G2 6着
    2着 ステイフーリッシュ 今年2戦目前走 中山金杯    G3 2着
    3着 マカヒキ      今年初戦 前走 有馬記念    G1 10着

2018年 今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 3頭
    1着 クリンチャー    今年初戦 前走 菊花賞     G1 2着
    2着 アルアイン     今年初戦 前走 菊花賞     G1 7着
    3着 レイデオロ     今年初戦 前走 ジャパンカップ G1 2着

2017年 今年初戦組 3頭 VS 今年2戦目組 7頭
    1着 サトノクラウン   今年初戦 前走 香港ヴァース  G1 1着
    2着 スマートレイアー  今年初戦 前走 香港ヴァース  G1 5着
    3着 マカヒキ      今年初戦 前走 凱旋門賞    G1 14着

2016年 今年初戦組 9頭 VS 今年2戦目組 6頭
    1着 サトノクラウン    今年初戦 前走 天皇賞(秋)  G1 17着
    2着 タッチングスピーチ  今年初戦 前走 エリザベス女王杯G13着
    3着 アドマイヤデウス   今年初戦 前走 有馬記念   G1 7着

2015年 今年初戦組 4頭 VS 今年2戦目組 7頭
    1着 ラブリーデイ     今年2戦目前走 中山金杯   G3 1着
    2着 スズカデヴィアス   今年2戦目前走 AJCC   G2 6着 
    3着 キズナ        今年初戦 前走 天皇賞(春)  G1 4着

2014年 今年初戦組 8頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 デスペラード     今年初戦 前走 有馬記念   G1 7着
    2着 トーセンラー     今年初戦 前走 マイルCS  G1 1着
    3着 アンコイルド     今年初戦 前走 ジャパンカップG1 8着

2013年 今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 トーセンラー     今年初戦 前走 新潟記念   G3 7着
    2着 ベールドインパクト  今年初戦 前走 ディセンバーSG3 1着
    3着 ショウナンマイティ  今年初戦 前走 宝塚記念   G1 3着

2012年 今年初戦組 5頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 トレイルブレイザー  今年初戦 前走 香港ヴァース G1 6着
    2着 ダークシャドウ    今年初戦 前走 天皇賞(秋)  G1 2着
    3着 ヒルノダムール    今年初戦 前走 有馬記念   G1 6着

2011年 今年初戦組 9頭 VS 今年2戦目組 3頭
    1着 トゥザグローリー   今年初戦 前走 有馬記念   G1 3着
    2着 メイショウベルーガ  今年初戦 前走 有馬記念   G1 12着
    3着 ヒルノダムール    今年2戦目前走 日経新春杯  G2 2着

10年間 今年初戦組 62頭 VS 今年2戦目組 52頭
       8-8-8-38        2-2-2-46

 やはり、その年の緒戦に選んだ出走馬の方が圧倒的に実績を挙げていることが分かります。更に、レースのグレード別で分類すると・・・

1着馬の前走 G1 7頭、G2 1頭、G3 2頭
2着馬の前走 G1 7頭、G2 1頭、G3 2頭
3着馬の前走 G1 8頭、G2 2頭、G3 0頭

 数少ない「今年2戦目組で上位に優勝した馬」に限れば


1着馬の前走 G1 0頭、G2 1頭、G3 1頭
2着馬の前走 G1 0頭、G2 1頭、G3 1頭
3着馬の前走 G1 0頭、G2 2頭、G3 0頭

 やはり、このレースを今年の始動戦に選んだ馬から本命候補を選びたいですね。もちろん、前走G1に限るので次の4頭が候補として残ります。

1.ハッピーグリン   前走 天皇賞(春)     G1 13着 今年初戦
4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念      G1 10着 今年初戦
7.ワグネリアン    前走 宝塚記念      G1 13着 今年初戦
10.ジナンボー     前走 天皇賞(秋)      G1  7着 今年初戦


 この4頭から2頭を本命候補に選ぶことになります。場合によってはこの中の3頭を上位候補に選んで「重い印」を打つことも「あり」です。

 その理由が分かりますか?過去10年間のレース結果を示したところで、なんとなく気付いた(感じた)方もいたのではないかと思います。

それは、次の2つの共通点が不思議なことに10年間続いていて、レースの結果が3つのパターンに限られているということです。

 1.連対馬が2頭とも同じ参戦過程である
   A.1着が今年初戦なら、2着も今年初戦で、しかも、ほとんどがG1から直行で出走している。

   B.1着が今年2戦目なら、2着も今年2戦目で、しかも、前走がG2かG3から出走している。

 2.出走馬の「今年初戦」と「今年2戦目」の頭数を比較して、多い参戦過程で1・2フィニッシュ

   A.「今年初戦」の出走が多い年は、1・2着が「今年初戦」の馬で決まる。
     7年で7回全て1・2着独占(その内5回は1~3着独占)

   B.「今年2戦目」出走が多い年は、1・2着が「今年2戦目」の馬で決まる。
     3年で2回、1・2着独占(2017年は「今年初戦」組が1~3着独占)

   ※ 10年間で1回だけ例外的な結果(3頭しか出走していない「今年初戦」組で上位独占)


【レース結果のパターン】A.「今年初戦」馬  B.「今年2戦目」馬
① 1着A、 2着A、 3着A
② 1着A、 2着A、 3着B
③ 1着B、 2着B、 3着A

 1着と2着が異なる参戦過程になったことは、この10年間に1度もありません。また、「今年2戦目」が3着まで独占したこともありませんでした。

 3着の前走は、G1かG2のみで、G3は1度も3着になったことがありません。


 いかがでしょう、10年間のデータからは、このような結論になるわけですが・・・

 これまでもデータからの2択で、Aは90%の確率で、Bが10%の確率なので、「Aを選択する」と日記に書いたときに、その選択が外れたことが何度もありました。

 あるパターンに気付くと、そのパターンから外れる結果になることがよくあります。ということもあり、データの範囲内で予想すると「今年2戦目」組は3着候補だけに限定して1頭に絞ることになるのですが・・・

 いわゆる「逆張り」を考えておくことも必要かもしれません。

 では、「今年2年目」組から対抗候補を選ぶとすれば、何を根拠にするべきか。前走G2かG3は必要条件になると思います。このことを踏まえて候補を選考するならば、『AJCCの予想に関わる日記』で書いた

「AJCCの連対馬としてG1でタイトル争いに加わるのは、※印のついた懸念のあるデータの馬を思い切ってヒモまで評価を落としてみると・・・」

 にこだわりたいと思います。ここで書いた『懸念』というのは「AJCCは本当の目標ではなく体調を整えるための叩き台として出走すると考えられるので、今回は本命候補にはできないのでは・・・」という懸念です。

 では、以前の日記で※印を付けた馬とAJCCでの結果を示してみます。

8.ラストドラフト    AJCC3着※ アルゼンチン共和国杯2着 → 結果 3着
10.モズベッロ      日経新春杯1着※ 宝塚記念3着      → 結果 5着
12.ステイフーリッシュ  AJCC2着※              → 結果 4着

 ヒモ候補まで評価を下げたことは大正解でした。この3頭から次の2頭が参戦してきます。


  2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC      G2  4着 今年2戦目
  8.モズベッロ     前走 AJCC      G2  5着 今年2戦目

 どちらも最終目標はG1タイトルの獲得なのでしょうが、この春のG1を本気度100%で狙っているか否かによって京都記念G2の仕上げ具合が変わると思われます。


ステイフーリッシュは、京都記念3着から昨年春に大阪杯G1に挑戦し9着に敗れています。
                                1.0秒差

モッズベッロは、昨年春に天皇賞(春)7着、宝塚記念3着、有馬記念15着とG1に3度挑戦しています。
                  0.9秒差    1.8秒差    3.2秒差


 ステイフーリッシュは、3年前の4歳時に京都新聞杯1着で2勝目を挙げG2タイトルを手にしていますが、その後2年7カ月間未勝利の善戦マンなので、今回は100%の仕上げで久々のG2勝ちを狙っているように思われます。おそらく3着の可能性の方が高いと考えられますが、▲または△に評価したいと思います。

 モッズベッロは、宝塚記念3着の実績はあるものの、G1における1着馬との着差は小さくはありません。G2ならば勝ち負けの能力(昨年日経新春杯G2 1着、日経賞、G2 2着)を持っています。現実的には、こちらもG2勝ちを狙っているように思われます。G1獲りを二の次に考え、メイチの仕上げで出走してくるなら勝ち負けを争うことになるでしょうが、G1獲りに未練を残しているならおそらく3着の可能性の方が高いと考えられ▲または△に評価になると思います。、


 これまでの10年間同様、1・2着が同じ参戦過程の2頭で決まるのか、異なる参戦過程の2頭で決まるのかをよく考えて印を打ってみたいと思います。


◎ 4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念      G1 10着 今年初戦
○10.ジナンボー     前走 天皇賞(秋)      G1  7着 今年初戦
▲ 2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC      G2  4着 今年2戦目
△ 8.モズベッロ     前走 AJCC      G2  5着 今年2戦目
△ 7.ワグネリアン    前走 宝塚記念      G1 13着 今年初戦
△ 1.ハッピーグリン   前走 天皇賞(春)     G1 13着 今年初戦


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 ワキヤ 2021年1月5日(火) 06:59
2021年度の競馬が始まります
閲覧 224ビュー コメント 0 ナイス 6

新年あけましておめでとうございます。

令和3年になり本日から競馬が始まる。
昨年は牡馬、牝馬無敗の3冠馬が誕生しました。

今年はどんな馬が、どんなドラマがあるのでしょうか?
非常に楽しみであります。

今年の個人での注目はレイパパレかな?
昨年3冠馬となったデアリングタクトとの対決はどこ?

という話になると思いますが同馬は金鯱賞から
大阪杯というローテーションらしいです。
コントレイルも同じ様なローテーションみたいですが。

それならば直接対決する前にレイパパレには是非とも
ドバイターフ制してもらってG1馬同士で対決して欲しいというのはワガママかな?

実際レイパパレは2000を超えるとちょっと微妙。
前走でも最後は苦しそうだった事を考えると
マイル前後かな?というイメージ。

上半期の目標レースはヴィクトリアマイルかな?とは思いますが是非とも頑張って欲しいです。

本日は東西メインは金杯
中山金杯はスンナリ印は打てました。
◎ヴァンケドミンゴ
鞍上の康太は同馬に4戦して0.0.0.4と相性最悪。
しかし自己条件でのものでその時は行き脚がつかず
最後方からの競馬をしていた。
今は新馬の時みたいに前で競馬が出来る。
3走前の七夕賞で良でもタフな福島競馬で
尚且つ不良馬場。勝ち馬から0.3秒差の3着
勝ち馬は昨年末の有馬記念で5着だった
クレッシェンドラヴ。
レベルを考えてもここでは格は上だと思います。
内を見ながら好位置に付けれるし、馬群を捌く
手間の無い7枠なのでここは1着勝負。

西の金杯である京都金杯は本当に難しい。
というかJRAのハンデキャッパーってドS?
サトノアーサー前走56キロで9着で今回57.5

ケイアイノーテック前走マイルチャンピオン13着
           57キロ据え置き。
というかそもそもG1勝ったの3歳の時やし据え置きは
かわいそう。

スマートオーディン前走スワンS14着56キロ
 (引退レース)1キロプラスで今回57キロ。
ずっと負けてるのにしかも引退レースで斤量重くして
JRAは何考えてるの?
どっからどう見てもハンデ戦ではなく別定戦みたいな
レースになってる。

1頭も強い馬がいない。
ずっと考えて斤量、実績、時計を加味して
◎を付けた。(調教内容は普通でしたけど)
レースレベルはキャピタル組が上と思ってます。
穴はラセットかな?

今日のレースで注目してるのは万葉ステークスの
◎レイホーロマンス
理由 1 エンジンの掛かりが遅いが最後の脚は
     確実でこの馬は51キロ前後の斤量で激走

   2 父ハービンジャーは限界が2200くらいだが
     母スズカローランから産まれた他の兄妹に
     長距離を主戦場として現在は障害レースに
     転向。昨年末中山大障害にも出走した
     スズカデヴィアスがいる。
     年齢を重ねるにつれて走りが安定してきた。

昨日からアニメでウマ娘のシーズン2が始まりました。
サイレンススズカは何かアメリカ遠征。
本来の競馬では天皇賞で故障して安楽死処置になってます。ですがアニメでは走ってます。
何が言いたいの?って言われるんですが、
そこは敢えて言わないで下さい。

まぁでもこの馬は団野騎手が2回乗って掲示板から
外れた事無いので手が合うのでしょう。

菊花賞組が相性良いって言うけど、今年は
中京の新設レースやから混戦と思ってます。

話は長くなりましたが今日一日負けないように
頑張ります。

   

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2020年12月26日 中山大障害 G1 11着
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