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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 牡7 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 534(+20) | 2.15.7 | 9.5 | 5 | 34.2 | ⑤⑤⑥④ | |||
2 | 3 | 3 | 牡5 | 57.0 | 松山弘平 | 栗 矢作芳人 | 500(+4) | 2.15.8 | 3/4 | 30.6 | 6 | 34.4 | ③③③⑤ | ||
3 | 7 | 10 | 牡5 | 57.0 | 北村友一 | 栗 上村洋行 | 476(-4) | 2.15.9 | クビ | 33.4 | 7 | 34.7 | ③④③③ | ||
4 | 2 | 2 | 牡8 | 57.0 | 高杉吏麒 | 栗 浜田多実 | 476(+10) | 2.16.0 | 1/2 | 54.3 | 8 | 34.9 | ①①①① | ||
5 | 4 | 4 | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 | 美 手塚貴久 | 472(-4) | 2.16.1 | 1/2 | 4.7 | 2 | 34.1 | ⑩⑨⑩⑨ | ||
6 | 7 | 9 | 牡6 | 58.0 | 池添謙一 | 栗 池添学 | 474(+4) | 2.16.2 | 3/4 | 6.2 | 3 | 34.6 | ⑤⑤⑥⑦ | ||
7 | 6 | 8 | 牡8 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 森秀行 | 466(-4) | 2.16.4 | 1 | 83.7 | 9 | 34.6 | ⑦⑦⑧⑦ | ||
8 | 8 | 11 | 牡6 | 57.0 | 幸英明 | 栗 橋口慎介 | 488(-2) | B | 2.16.5 | 1/2 | 8.4 | 4 | 35.4 | ②②②② | |
9 | 5 | 6 | 牝4 | 55.0 | C.ルメー | 美 木村哲也 | 500(+6) | 2.16.7 | 1 1/4 | 1.8 | 1 | 35.3 | ⑦⑦③⑤ | ||
10 | 8 | 12 | 牡5 | 57.0 | 田口貫太 | 栗 本田優 | 464(+2) | 2.16.7 | ハナ | 210.2 | 11 | 34.8 | ⑦⑨⑧⑨ | ||
11 | 5 | 5 | セ8 | 57.0 | 古川吉洋 | 美 加藤和宏 | 442(+2) | 2.17.3 | 3 1/2 | 356.8 | 12 | 35.1 | ⑪⑪⑪⑪ | ||
12 | 6 | 7 | 牡6 | 57.0 | 西村淳也 | 栗 岡田稲男 | 508(+8) | 2.17.6 | 2 | 198.1 | 10 | 35.4 | ⑪⑫⑪⑪ |
ラップタイム | 12.6 - 11.6 - 12.8 - 13.0 - 12.9 - 13.1 - 13.3 - 11.8 - 11.4 - 11.3 - 11.9 |
---|---|
前半 | 12.6 - 24.2 - 37.0 - 50.0 - 62.9 |
後半 | 59.7 - 46.4 - 34.6 - 23.2 - 11.9 |
■払戻金
単勝 | 1 | 950円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 1 | 350円 | 5番人気 |
3 | 610円 | 6番人気 | |
10 | 750円 | 7番人気 | |
枠連 | 1-3 | 8,400円 | 20番人気 |
馬連 | 1-3 | 8,740円 | 20番人気 |
ワイド | 1-3 | 2,040円 | 22番人気 |
---|---|---|---|
1-10 | 2,140円 | 23番人気 | |
3-10 | 3,650円 | 28番人気 | |
馬単 | 1-3 | 18,250円 | 35番人気 |
3連複 | 1-3-10 | 30,700円 | 64番人気 |
3連単 | 1-3-10 | 188,230円 | 326番人気 |
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土曜日の京都芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の京都競馬場は好天に恵まれ、芝コースは終日良馬場(JRA発表)での開催となった。外回りの芝1600mで行われた、11R・洛陽S(4歳以上OPクラス)の決着タイムは1分33秒8。稍重(JRA発表)で施行された、2020年の洛陽Sの勝ち時計1分34秒2と大差ないレベル。今週からBコース開催となったが、力を要するコンディションに変わりはない。
土曜日の結果を振り返ると、3着以内ゼロの1枠を除けば枠順の偏りが小さいイメージ。脚質に関しては、芝競走4鞍中2鞍が少頭数のため、判断しかねる部分が大きいのが正直なところ。とはいえ、脚質や枠順がどうのこうのではなく、コースの適性差や現在の馬場に対する巧拙の差、進路取りの妙が結果にあらわれていた印象だ。
日曜日開催中の天気は、晴れ基調となる見通し(16日7時の時点)だが、少量とはいえ明け方まで降った雨が気にかかる。天気の回復にともない、京都記念は良、悪くても稍重(JRA基準)での施行が想定されるが、ただでさえ状態がさほど良くない京都芝コース。前日よりも緩めの馬場になるだろう。もし、再び雨が少しでも降るようならなおさらだ。
いずれにしても、劇的な馬場良化は見込みづらい。それどころか、速い上がりが出にくいコンディションに拍車がかかる可能性すらある。とすれば、頼りになりそうなのは、きれいな馬場の高速決着に強いタイプではなく、時計を要するパワー優先の馬場をこなせるタイプだろう。
線引きには難しいものがあるが、ここはタフな重い芝(JRA基準の重~不良)で好走歴(3着以内)がある馬に注目。さらに、京都記念が3~4角での立ち回りや追走力が肝となる京都芝2200mで行われることを考慮し、当該コースのレースにおいて好走経験(3着以内)を持つ馬を重視したい。
今回の京都記念の出走メンバーで、要点(芝の道悪での好走歴+京都芝2200mの好走経験)を満たしているのは、④ソールオリエンス、⑨プラダリア。従って当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×若駒マイスター「柿谷陽介」が京都記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(若駒マイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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日曜日に行われる京都記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ヨーホーレイク【B】
栗東CW単走(12日)。前肢の出が気持ち硬く映るが、フォームのブレは少なく、後肢の踏み込みもしっかりしている。1週前に比べると、動きの素軽さもアップしてきた。もう少し反応に鋭さがあれば、といったところだが、ゴール後も手を緩めることなく負荷をかけており、このひと追いで仕上げは進みそう。それなりに帳尻を合わせてきたように思える。
②バビット【B】
栗東坂路単走(12日)。ストレスをためない程度の軽めの調整。直線序盤こそ少しブレ気味のフォームだったが、スピードに乗るにつれ徐々に安定。活気があるし、脚元の回転も鋭い。集中力が高く、鞍上の軽い促しにもきちんと反応していた。昨年3着時の状態を上回るまでには至らないかもしれないが、大きく劣ることもない。悪くない仕上がり。
③リビアングラス【B】
栗東坂路単走(12日)。中1週の間隔を考慮してか、無理なく疲れを残さないこと、そして体をきちんと動かすことに注力したような内容。意図したとおり比較的リラックスして進み、リズム良く安定感のある脚さばきで駆け抜けた。劇的に上向いた印象こそないが、走り自体に悪い意味での違和感もない。
④ソールオリエンス【B】
美浦W単走(12日)。セーブ気味の内容。折り合いを欠いている様子はなく、やや鈍さを感じた1週前と比べれば反応も良くなっている。いつもより負荷をしっかりかけた攻め本数が少なめの点は気がかりだが、手前変換後の低重心のフォーム、なめらかな体の使い方を見るに、デキが悪いという印象はない。
⑤フォワードアゲン【C】
美浦W単走(12日)。刻んだ時計こそ悪くないものの、ひと頃より動きに硬さを感じるし、鞍上の仕掛けに対する反応も渋い。もともとマイペースの側面が強い馬とはいえ、バネのきいた脚さばきと反応のシャープさが両立した良い頃の気配を思うと、どうしても物足りなさを覚えてしまう。評価は上げづらい。
⑥チェルヴィニア【B】
美浦W併走(12日)。僚馬2頭の間のタイトなスペースでも、集中を切らすことなく自身のリズムをキープ。競る意欲が強く、それでいて折り合いはしっかりとついている。フォームも安定しており、動きに無駄が少ない。あと少しフットワークに弾力性があれば言うことなしだが、大きく減点するほどではないレベル。実戦に向けての下地は整ったように思える。
⑦メイショウユズルハ【C】
栗東CW併走(12日)。姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。それ自体をマイナスにとらえる必要はない。ただ、ゴールに近づくにつれて、より首の高さが目立つようになっていたのは気がかり。脚元の動きは悪くないのだが……。いずれにせよ、この走法だと芝の決め手比べでは厳しいかも。理想は他馬のキレが削がれる馬場コンディションだろう。
⑧エヒト【B】
栗東坂路単走(13日)。やや斜めに構えたフォームは相変わらず。それでも前走の当該週と比べれば、ササる面はマシになっている。鞍上が進行方向を補正しながらの登坂ではあるが、脚取り自体はしっかりしており、顔が前方に向いたラストの動きも悪くなかった。それなりに整えてきた印象を受ける。
⑨プラダリア【A】
栗東坂路単走(12日)。外ラチ沿いをブレの少ないフォームでスムーズに登坂。脚さばきは力強く、身のこなしに硬さもない。直線中盤過ぎあたりで手前を替えたあとも違和感なく、低めの重心を保っていた。ラストで気を抜く癖を出すことなく、鞍上の促しに応じて脚勢を維持していたのもいい傾向。状態は良く映る。高く評価したい。
⑩マコトヴェリーキー【B】
栗東CW併走(12日)。僚馬に後れをとったが、先着を目的とした調整ではないため、深刻に考える必要はないだろう。四肢のさばき自体は素軽く、それでいて力感もある。鞍上の促しに対する反応も悪くなかった。ゴール後も鞍上が気合をつけており、字面の時計以上の負荷はかかっている。順調と判断したい。
⑪セイウンハーデス【B】
栗東坂路併走(13日)。少し体に余裕があるようにも映るが、いいリズムでスムーズに登坂。脚運びがなめらかだし、体幹のブレも少ない。中間の追い切りが坂路オンリーで、過去4回の重賞4着以内入線時の調整過程とは異なるため、見極めに難しい面はあるが、前走より動きの質が劣るという印象はない。ぞんざいには扱えない存在だ。
⑫ブレイヴロッカー【C】
栗東CW併走(12日)。僚馬2頭の先導役を務めつつ、直線では折り合いに重きを置いた調整。それはいいとしても、口向きの難しさを見せるなど、集中力を欠き気味の走り。首と四肢の連動があまり良くなく、仕掛けに対する反応も薄め。ゴール前の伸びも平凡だった。実戦型という点を考慮しても、評価しにくい部分が多いように思える。強調はできない。
◆エヒト・清水亮助手「前走後、時計はこの1本だけですが、問題なく仕上がっています」
◆セイウンハーデス・橋口師「やれば動く馬。休み明けの前回より動きはいいし、気持ちの面でも成長しています」
◆ソールオリエンス・手塚久師「舞台は合う。マークする馬がいて競馬もしやすい。改めて」
◆チェルヴィニア・太田助手「馬体は510キロ前後。結構、成長分があります。京都の外回りも問題ないでしょう」
◆プラダリア・池添師「海外遠征を経験して精神的にたくましくなっている感じ。寒い時期の方がよさそうです」
◆ヨーホーレイク・友道師「長くいい脚を使える。GⅠでも通用する力はあると思っている」
◆リビアングラス・矢作師「相手は強いけど、先につながれば。まだ良くなりそうな馬」
2015年以降(2021~2023年は阪神で施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から7歳までの4世代間で収まっている。まずは、7歳以下の馬を優先したいところだ。
(減点対象馬)
②バビット ⑤フォワードアゲン ⑧エヒト
2015年以降(過去10年)の所属別成績は、栗東【8.9.9.64】、美浦【2.1.1.22】。前者が優勢ではあるものの、決定的な差はない。なお、後者の3着以内延べ4頭は、いずれもG1で3着以内の好走歴を持つ5歳以下の馬だった。関東馬を狙う際は、馬齢や過去の実績をしっかり確認しておきたい。
(減点対象馬)
⑤フォワードアゲン
2015年以降の1~3着馬延べ30頭は、いずれも前走でグレード競走に出走していた。非グレード競走からの参戦馬は、分が悪い傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
③リビアングラス ⑤フォワードアゲン ⑦メイショウユズルハ ⑫ブレイヴロッカー
前走の着順については、G1・G2であれば問わないが、G1・G2以外の場合は5着が最低ライン。2015年以降、前走6着以下敗退から臨んだ非G1・G2組は、もれなく複勝圏を逃している。
(減点対象馬)
②バビット ⑤フォワードアゲン ⑩マコトヴェリーキー ⑫ブレイヴロッカー
2015年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、27頭に2200m以上のレースで3着以内の好走歴、残る3頭には2000m以上のG1でタイム差0秒5以内の入線経験があった。相応の実績がない馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
⑤フォワードアゲン ⑦メイショウユズルハ ⑪セイウンハーデス
2015年以降の3着以内馬延べ30頭は、いずれもG1またはG2のハイグレード競走において、4着以内かタイム差0秒5以内の善戦・好走経験があった。G2格以上のレースで苦戦している馬や、G3より下のクラスを主戦場としてきた馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
⑤フォワードアゲン ⑦メイショウユズルハ ⑩マコトヴェリーキー ⑫ブレイヴロッカー
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年長馬との対戦経験の少ない明け4歳低指数馬の好走もたまに見られるが、基本的にU指数も人気も上位の馬が強いレースで、堅い傾向にある。直近5年で馬券に絡んだ15頭中13頭が「5位以内かつ6番人気以内」に該当。12番人気のアフリカンゴールド(6位)が勝った2022年以外、大波乱決着は起こっていない。毎年10頭前後の少頭数に落ち着くレースゆえに、無理に穴を狙うのはご法度と言えよう。
2023年は注目馬として取り上げた3頭が上位を独占し、2024年は2頭がワンツーを決めた。今年も12頭立てと手ごろな頭数に落ち着いたので、例年通りの方針で臨みたい。
今年は、これまでの実績、京都適性、距離適性、鞍上、想定人気などを加味すると、U指数上位4頭が抜けていると判断できる。
2023年の皐月賞馬で、同舞台の宝塚記念で2着に入った実績もあるU指数1位タイ④ソールオリエンス(100.2)。2000~2200mが得意で京都芝は2戦2勝の1位タイ①ヨーホーレイク(100.2)。ディフェンディングチャンピオンの3位⑨プラダリア(99.8)。昨年の二冠牝馬でジャパンCでも4着に好走した4位⑥チェルヴィニア(99.3)。馬券はこの4頭のみで組み立てるか、あるいは3連勝馬券のフォーメーションの1~2列目に固定するアプローチを推奨したい。
現行条件となった1995年以降、種牡馬として最多タイの勝利数を記録するのが3勝のトニービン。2005年ナリタセンチュリーの勝利を最後に直仔の出走例こそないが、近年も2015年ラブリーデイ、2019年ダンビュライト、2023年ドウデュースなど、同血脈を保持する馬たちの金星を挙げるシーンが目立つ。
総じて欧州血脈の持久力が活きやすい傾向にあり、とくにNijinskyの血脈が幅をきかせている。その最たる例は「母の父Caerleon」であり、該当馬は【3.1.2.7】勝率23.1%・複勝率46.2%、2004年シルクフェイマス、2008年アドマイヤオーラ、2010年ブエナビスタが勝利をつかんだ。
ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。同じ「父×母の父」の組み合わせには、17年3着&19年3着のマカヒキがおり、母の父を「フレンチデピュティ系」とすれば、23年3着&24年1着のプラダリアも挙げられる。本馬においては2代母の父がCaerleonであることも特筆に値し、自身も京都競馬場では2戦2勝、近親を含めた芝成績でも一族は京都競馬場での勝率が頭ひとつ抜けている。
プラダリアは、父ディープインパクト×母シャッセロール(母の父クロフネ)。本馬は昨年の勝ち馬であり、阪神で開催された23年の京都記念でも3着とじゅうぶんな実績を持つ。上記、ヨーホーレイクと揃えて評価したい血統構成だが、本馬においても父系も母系も京都巧者が多い血筋であることを評価しやすい。また、牝系の観点では寒い季節に激走が目立ち、直近では東京新聞杯にて最低人気で3着となったメイショウチタンが挙げられる。
エヒトは、父ルーラーシップ×母ヒーラ(母の父ディープインパクト)。同産駒には19年の勝ち馬で、21年も3着に好走したダンビュライトが挙げられる。なお、父は15年の勝ち馬ラブリーデイと共通点が多く、キングカメハメハ直仔であるほか、トニービン、ノーザンテースト、ガーサントと社台グループ所縁の血脈が母系に並ぶ。本馬はつねに人気以上に健闘するタイプだが、22年京都記念で勝ち馬から0秒4差の実績を一考してみたい。
かつて年に2回開催されていた歴史ある古馬重賞。ハンデ戦から別定戦に改められた1994年以降は実績上位馬が参戦しやすくなり、同年の第87回は前年の菊花賞馬ビワハヤヒデが出走。2着のルーブルアクトに7馬身差をつける圧勝劇を演じた。第93回(2000年)のテイエムオペラオー、第100回(2007年)のアドマイヤムーン、第103回(2010年)のブエナビスタ、第108回(2015年)のラブリーデイ、第113回(2020年)のクロノジェネシス、第114回(2021年)のラヴズオンリーユー、第116回(2023年)のドウデュースなど、G1を複数回勝利する強豪が威厳を誇示するケースも多い。