ブエナビスタ(競走馬)

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抹消  黒鹿毛 2006年3月14日生
調教師松田博資(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績23戦[9-8-3-3]
総賞金138,643万円
収得賞金50,760万円
英字表記Buena Vista
血統 スペシャルウィーク
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
キャンペンガール
ビワハイジ
血統 ][ 産駒 ]
Caerleon
アグサン
兄弟 アドマイヤオーラトーセンレーヴ
前走 2011/12/25 有馬記念 G1
次走予定

ブエナビスタの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
11/12/25 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 14113.227** 牝5 55.0 岩田康誠松田博資 470
(+6)
2.36.5 0.534.1オルフェーヴル
11/11/27 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 16123.421** 牝5 55.0 岩田康誠松田博資 464
(+2)
2.24.2 -0.033.9⑥⑥⑨⑥トーセンジョーダン
11/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18352.814** 牝5 56.0 岩田康誠松田博資 462
(-10)
1.56.4 0.334.7⑦⑨⑨トーセンジョーダン
11/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 16482.812** 牝5 56.0 岩田康誠松田博資 472
(+12)
2.10.3 0.234.5⑪⑪⑫⑪アーネストリー
11/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 177131.512** 牝5 55.0 岩田康誠松田博資 460
(--)
1.31.9 0.034.0⑬⑬アパパネ
11/03/26 アラ 8 ドバイWC G1 ダ2000 14--------8** 牝5 55.0 R.ムーア松田博資 --0000 ------ヴィクトワールピサ
10/12/26 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 16471.712** 牝4 55.0 C.スミヨ松田博資 464
(+2)
2.32.6 0.033.8⑪⑪⑨⑧ヴィクトワールピサ
10/11/28 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 188161.912** 牝4 55.0 C.スミヨ松田博資 462
(+6)
2.24.9 -0.333.5⑫⑭⑫⑩ローズキングダム
10/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18122.211** 牝4 56.0 C.スミヨ松田博資 456
(-4)
1.58.2 -0.334.1⑨⑧⑧ペルーサ
10/06/27 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 18482.412** 牝4 56.0 横山典弘松田博資 460
(+12)
2.13.1 0.136.3⑤④ナカヤマフェスタ
10/05/16 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 186111.511** 牝4 55.0 横山典弘松田博資 448
(--)
1.32.4 -0.033.5⑬⑫ヒカルアマランサス
10/03/27 アラ 7 ドバイシーマ G1 芝2410 16--------2** 牝4 55.0 O.ペリエ松田博資 --0000 ------DAR RE MI
10/02/20 京都 11 京都記念 G2 芝2200 138131.511** 牝4 55.0 横山典弘松田博資 458
(+12)
2.14.4 -0.133.4ジャガーメイル
09/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 16123.412** 牝3 53.0 横山典弘松田博資 446
(-8)
2.30.1 0.135.8⑥⑥④ドリームジャーニー
09/11/15 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 188161.613** 牝3 54.0 安藤勝己松田博資 454
(+4)
2.13.9 0.332.9⑮⑮⑨クィーンスプマンテ
09/10/18 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 18231.813** 牝3 55.0 安藤勝己松田博資 450
(-4)
1.58.2 0.034.3⑩⑩⑨⑩レッドディザイア
09/08/23 札幌 9 札幌記念 G2 芝2000 166111.512** 牝3 52.0 安藤勝己松田博資 454
(+8)
2.00.7 0.035.1⑩⑫⑫⑧ヤマニンキングリー
09/05/24 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18471.411** 牝3 55.0 安藤勝己松田博資 446
(-8)
2.26.1 -0.033.6⑮⑯⑮⑭レッドディザイア
09/04/12 阪神 10 桜花賞 G1 芝1600 18591.211** 牝3 55.0 安藤勝己松田博資 454
(+4)
1.34.0 -0.133.3⑯⑯レッドディザイア
09/03/07 阪神 11 チューリップ G3 芝1600 13451.111** 牝3 54.0 安藤勝己松田博資 450
(0)
1.36.5 -0.234.7⑫⑦サクラミモザ

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ブエナビスタの関連ニュース

 年に一度の古馬牝馬最強マイラー決定戦、ヴィクトリアマイル(GI、芝1600メートル)が16日、東京競馬場で行われる。“牝馬の宝庫”として知られ、今回4歳馬マジックキャッスルを送り込む国枝栄調教師(66)=美浦=を直撃。昨年のアーモンドアイに続く厩舎V2に向けた期待度など、その胸中を探った。(取材構成・柴田章利)

 ◇

 --昨年アーモンドアイで制したヴィクトリアマイルに、マジックキャッスルを送り込む。ここ2戦も愛知杯1着、阪神牝馬S2着と重賞で安定した走りを見せている

 「昨年からいい雰囲気はあったけど、今年に入って体が増えて充実してきた。前走は(勝ったデゼルの)川田騎手にうまく押し込められてしまったけど、ちゃんと競馬はできていた」

 --昨年は秋華賞デアリングタクトの2着に入るなど牝馬3冠路線を歩んだが、今年はマイル路線が中心になりそう

 「桜花賞(12着)はドボドボの道悪(重馬場)で駄目だったけど、オークス(5着)は頑張って走っていたし、秋華賞でも最後はしっかり伸びていた。長いところでもうまく立ち回れていたけど、体形はマイル向きだからね」

 --このレースはディープインパクト産駒が過去10年で7連対。ただし今回はマジックを含めて10頭登録している

 「結局ディープ産駒ばっかりだな。この馬も流れが速ければ速いほど、しまいは伸びてくるし、ディープらしい追い込みが決まれば、というタイプじゃないかな」

 --東京は過去2戦して2、5着

 「阪神から東京に替わるのはプラス。メンバー的に流れが速くなるのなら、しまいの脚を生かすのにはいいからね。阪神の前走で馬体は減った(マイナス14キロ)けど、暖かくなってきたこともあるし、今回は(輸送距離の短い)東京だから。追い切りの動き(5日に美浦Wコース5ハロン66秒3)も良かったし、調整は順調そのもの」

 --ヴィクトリアマイルは過去に2勝。11年には3冠牝馬アパパネでGI6勝の名牝ブエナビスタ(2着)を負かした

 「あのときはマサヨシ(蛯名正義騎手=現技術調教師)のファインプレーだった。ブエナビスタを負かすという彼の気持ちが(クビ差勝ちの)好騎乗につながったと思う。アパパネにとってもブエナを負かしたことが勲章になった」

 --昨年はアーモンドアイが4馬身差V

 「予定していたドバイが駄目(=ドバイターフ連覇を目指して遠征したが、コロナ禍で開催中止)で、休み明けのレース。それでも負けられないという立場だったが、結果は圧勝。今考えてもあの馬は別格だったね」

 --勝てば国枝厩舎にとっては、JRA・GI20勝の節目、このレース最多タイの3勝目となる

 「グランアレグリアはやっぱり強いからね。でも競馬は何があるか分からないし、マジックも3歳時に比べれば、体に芯が入ってしっかりしてきた。末脚は確実だし、とにかく無事に出走させたい」



ヴィクトリアMの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載



国枝栄(くにえだ・さかえ) 1955(昭和30)年4月14日生まれ、66歳。岐阜県出身。調教助手を経て、90年2月に茨城・美浦トレセンで厩舎を開業。98年GIIIダービー卿CTで重賞初勝利(ブラックホーク)、99年スプリンターズSブラックホーク)でGI初勝利を挙げた。2010年にはアパパネで牝馬3冠を達成。同じく3冠牝馬のアーモンドアイでは日本馬最多の芝GI9勝の偉業を成し遂げた。11日現在、JRA通算8083戦950勝(うち重賞56勝)。

★牝馬の国枝…勝てばJRA・GI20勝目となる国枝調教師。そのうち9冠馬アーモンドアイアパパネピンクカメオの牝馬3頭で14勝を挙げ、“牝馬の国枝”とも言われる。この異名についてトレーナーは「牡馬だって勝ちたいに決まっている」と苦笑するが、グレード制導入の1984年以降、牝馬でGI14勝は、ブエナビスタなどを管理した松田博資元調教師と並ぶ歴代トップの記録。マジックキャッスルに続き、オークス(23日、東京、GI、芝2400メートル)はアカイトリノムスメ日本ダービー(30日、東京、GI、芝2400メートル)には桜花賞2着のサトノレイナスがスタンバイ。牝馬でさらなる偉業達成が期待される。

★展開向く…今年のヴィクトリアマイルは、スマイルカナイベリスレシステンシアなど強力な先行馬がそろった。ハイペース必至なメンバー構成で、先行勢が苦しくなれば切れる末脚が持ち味のマジックキャッスルにとっては好都合だ。今週の東京競馬場(府中市)の天気は、13日(木)に雨予報が出ているが、その後は晴れ、週末は曇りまでで馬場は先週同様に良馬場で行われる見込み。ハイペースの高速決着だったNHKマイルCを勝ったシュネルマイスターと同様、後方で脚を温存したマジックキャッスルの切れ味が生かせる舞台になる。強敵グランアレグリアは近走では正攻法の競馬が多く、好位から先行勢を早めに捕えにいくなら、それを目標にしてゴール前強襲が可能だ。

【×××0年の有馬記念】2010年~ヴィクトワールピサ 2020年12月27日() 04:53

 2010年は芦毛の怪物オグリキャップが25歳でこの世を去り、また、アパパネが史上3頭目の牝馬3冠(桜花賞オークス秋華賞)制覇を成し遂げるなど、競馬界の話題も多かった。

 この年の有馬記念1番人気&ファン投票1位はブエナビスタ。前走のジャパンCは1位入線したものの、直線で内に斜行したため2着に降着。前年の有馬記念も2着で、ダブルの雪辱を期しての参戦となった。

 レースはトーセンジョーダンがハナを奪い、マイペースで逃げる。ブエナビスタが後方で脚をためている間に一気に勝負に出たのが、2番人気の3歳馬ヴィクトワールピサだった。2周目の3コーナーで逃げ馬に並びかけると、直線で早めにスパート。外から猛追してきたブエナビスタにわずか2センチ差で勝利を収めた。これで弥生賞、皐月賞に続いて中山芝3戦全勝とコース巧者ぶりを発揮。M・デムーロ騎手の好騎乗も光った。

 当連載から、すでに気付いた読者もいると思うが、70年以降、下一桁がゼロの年の有馬記念はなんと、ファン投票1位の馬が(2)(2)〔1〕〔1〕(2)着と連対を外していない。今年の1位は(9)クロノジェネシス。馬連の軸はこの馬で決まりだ。



有馬記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載★「有馬記念2020」特集ページはこちら

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【注目この新馬】ブエナベントゥーラ 2020年6月5日(金) 04:53

 今週からいよいよ東京、阪神で2歳新馬戦がスタートする。開幕週の注目は、新種牡馬モーリス産駒の3頭。中でも土曜東京5R(芝1600メートル)のブエナベントゥーラは、母がGI6勝を挙げたブエナビスタという良血馬で、陣営の期待も大きい。また、日曜阪神5R(芝1400メートル)には、同じく新種牡馬でドゥラメンテ産駒のアスコルターレがスタンバイしている。

 ◇ 

 注目の良血馬がいきなり登場する。6日の東京新馬開幕戦に出走するブエナベントゥーラだ。

 父は2015年の年度代表馬で新種牡馬モーリス。現役時代は15年安田記念マイルCS香港マイル、16年チャンピオンズマイル天皇賞・秋、香港Cと国内外でGI6勝し、主に芝のマイルから2000メートルで活躍した。17年に種牡馬入りし、初年度から176頭が誕生。18年のセレクトセール当歳せりでは1億7000万円(税抜き)で取引された産駒もいるほど、関係者の注目度も高い。

 また、母は10年の年度代表馬で父と同じGI6勝のブエナビスタ。父母合わせてGI12勝というエリート配合だ。

 4月上旬に入厩し、順調に調整。ここ2週はレーン騎手が追い切りに騎乗して感触を確かめ、今週はWコースで5ハロン69秒8-12秒6をマーク。オープン馬のサトノティターンと併入し、上々の反応を見せた。「(4月15日に)ゲート試験を合格後も在厩して、東京を目標にしてきました。カッとなる気性など2歳馬らしい課題はありますが、そういう面を矯正しつつ調整しています」と森助手は順調ぶりを伝える。

 母は東京でGI4勝、父も東京でGI2勝と、血統的に舞台適性は抜群といえる。父モーリスも管理していた堀厩舎だけに、産駒への期待も高く「成長途上の感じはありますが、走ることに真面目。お父さんとはタイプが違う感じですが、ためれば切れそうですよ」と森助手は楽しみな様子。馬名の通り、初戦から『素晴らしい幸運』をもたらしてくれそうだ。

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【ヴィクトリア】レースの注目点 2020年5月12日(火) 13:08

★JRA・GI5勝のアーモンドアイが登録 有馬記念9着からの巻き返しなるか



 現役トップのJRA・GI5勝を誇るアーモンドアイ(5歳、美浦・国枝栄厩舎)が、ヴィクトリアマイルに登録している。同馬は2018年に桜花賞オークス秋華賞ジャパンCと4つのGIを制し、同年のJRA賞年度代表馬を受賞。昨年は、JRA・GI5勝目となった天皇賞・秋のほか、海外GIのドバイターフを制している。同馬は今回、昨年の有馬記念9着以来約5か月ぶりの出走となるが、有馬記念から巻き返しを見せ、またひとつGIタイトルを積み上げることができるかどうか。Vなら、グレード制が導入された1984年以降10頭目のJRA・GI6勝馬となる。



アーモンドアイVならJRA総獲得賞金が10億円を突破 牝馬4頭目の大台到達なるか



 アーモンドアイ(5歳、美浦・国枝栄厩舎)は5月12日現在、JRAでの総獲得賞金が9億211万1000円で、1着賞金1億500万円のヴィクトリアマイルを勝てばJRA獲得賞金が10億円を突破する。JRA獲得賞金が10億円を超えた牝馬はブエナビスタジェンティルドンナウオッカの3頭だけだが、アーモンドアイは牝馬4頭目となる10億円の大台に到達することができるかどうか。また、アーモンドアイは昨年3月にドバイターフを勝っており、JRA+海外の総獲得賞金は歴代9位の12億9781万1900円。同馬はヴィクトリアマイルを勝てば、総獲得賞金が14億円を突破し、歴代7位に浮上する。



 なお、アーモンドアイを管理する国枝栄調教師は現役トップの牝馬限定JRA・GI8勝を挙げており、同馬に騎乗予定のC.ルメール騎手は、現在JRAで実施されている6つの牝馬限定GIすべてを制している。



ヴィクトリアマイル連覇狙うノームコア 今年は横山典弘騎手とのコンビで参戦



 前年の覇者ノームコア(5歳、美浦・萩原清厩舎)が、史上3頭目のヴィクトリアマイル連覇を狙う。同馬は昨年のヴィクトリアマイル優勝後に左第1指骨剥離骨折が判明し、休養を余儀なくされたが、復帰初戦の富士Sを制し、香港マイルでは4着に入った。同馬は初のスプリント戦挑戦となった前走の高松宮記念では15着に敗れているが、巻き返しを見せ、ヴィクトリアマイル連覇を遂げることができるかどうか。



 ノームコアは昨年、D.レーン騎手とのコンビで勝利を挙げたが、今年は歴代トップタイのヴィクトリアマイル2勝を挙げている横山典弘騎手とのコンビで出走する予定。



★昨年のオークスラヴズオンリーユー 6戦目でJRA“古馬GI”制覇なるか



 昨年のオークスラヴズオンリーユー(4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が、GI2勝目を目指す。同馬は、デビューから4連勝でオークスを制し、レース史上最少タイのキャリアで“樫の女王”輝いた。ラヴズオンリーユーは前走のエリザベス女王杯で3着に敗れ、デビュー5戦目にして初黒星を喫したが、ヴィクトリアマイルで2つ目のGIタイトルを手にすることができるかどうか。Vなら、同馬を管理する矢作芳人調教師、同馬に騎乗予定のM.デムーロ騎手はいずれもヴィクトリアマイル初制覇となる。なお、デビュー6戦目でJRA“古馬GI”を勝てば、ファインモーションリアルインパクトフィエールマンクリソベリルに続きグレード制が導入された1984年以降で5頭自となる。



★大挙9頭登録のディープインパクト産駒 歴代最多タイのヴィクトリアマイル4勝目なるか



 今年のヴィクトリアマイルには19頭の登録があるが、約半数にあたる9頭がディープインパクト産駒。同産駒はGI馬のラヴズオンリーユー(4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、ダノンファンタジー(4歳、栗東・中内田充正厩舎)、昨年2着のプリモシーン(5歳、美浦・木村哲也厩舎)などが登録しているが、2018年ジュールポレール以来2年ぶり4回目のヴィクトリアマイル制覇を遂げることができるかどうか。なお、ヴィクトリアマイル4勝目となれば、フジキセキ産駒と並び同レース最多勝となる。



 また、GI初挑戦となるメジェールスー(5歳、栗東・藤原英昭厩舎)は父口ードカナロア、母エイジアンウインズという血統。母のエイジアンウインズはGI初挑戦となった2008年のヴィクトリアマイルで勝利を挙げたが、メジェールスーは母子二代で同レースを制すことができるかどうか。



松山弘平騎手とのコンビで4戦4勝! 今年に入って重賞3連勝のサウンドキアラ



 サウンドキアラ(5歳、栗東・安達昭夫厩舎)は、重賞初挑戦となった昨年のヴィクトリアマイルでは7着だったが、今年に入り松山弘平騎手とのコンビで京都金杯→京都牝馬S阪神牝馬Sと重賞を3連勝している。サウンドキアラと松山騎手のコンビはこれまで4戦4勝という成績を残しているが、GIの舞台でも相性の良さを発揮することができるかどうか。Vなら、サウンドキアラを管理する安達昭夫調教師は2010年のフェブラリーS以来、10年ぶりのJRA・GI制覇となる。



 また、サウンドキアラを所有する増田雄一氏には、JRA・GI初制覇がかかる。同馬主のJRA・GI挑戦は今回が7回目となるが、1993年の所有馬初出走から28年目で初のビッグタイトル獲得となるかどうか。なお、増田雄一氏の所有馬ではサウンドスカイが“統ーダートGI”の2015年全日本2歳優駿(川崎)を制している。



★“マイル重賞”で通算3勝をマーク 昨年2着の雪辱狙うプリモシーン



 プリモシーン(5歳、美浦・木村哲也厩舎)は、通算15戦のうち、2018年の秋華賞(7着)、昨年の府中牝馬S(15着)以外の13戦で芝1600メートル戦に出走しており、2018年のフェアリーS関屋記念、今年の東京新聞杯の重賞3勝を挙げている。同馬は昨年のヴィクトリアマイルでは勝ち馬ノームコアからクビ差の2着という惜敗だったが、昨年の雪辱を果たすことができるかどうか。Vなら、牝馬の“マイル重賞”4勝はトウメイ、ノースフライトウオッカ(5勝)、ブエナビスタ以来、史上5頭目となる。



 昨年のヴィクトリアマイルは、関東馬のノームコアプリモシーンが1・2着となり、2007年以来、12年ぶり2回目のワンツーフィニッシュを決めた。今年のヴィクトリアマイルには、プリモシーンの他にGI馬のアーモンドアイ(5歳、美浦・国枝栄厩舎)、ノームコア(5歳、美浦・萩原清厩舎)など計7頭の関東馬が登録しているが、2年連続のワンツーフィニッシュを決めることができるかどうか。



福永祐一騎手&池添謙一騎手 牝馬限定JRA・GI完全制覇なるか



 ビーチサンバ(4歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗予定の福永祐一騎手、シャドウディーヴァ(4歳、美浦・斎藤誠厩舎)に騎乗予定の池添謙一騎手は、ヴィクトリアマイルを勝てば、武豊騎手、蛯名正義騎手、C.ルメール騎手以来4人目の牝馬限定JRAGI完全制覇となる。ヴィクトリアマイルでは福永騎手が2着、池添騎手は3着が最高成績だが、同レース初制覇を遂げることができるかどうか。ビーチサンバは通算10戦1勝という成績だが、新馬戦1着の後は重賞に出走を続け、アルテミスSクイーンCローズSと2着が3回ある。また、シャドウディーヴァは通算13戦2勝という成績だが、東京競馬場では7戦1勝、2着4回、3着1回と安定した成績を残している。



★シゲルピンクタイヤ&コントラチェック 前走16着からの巻き返しなるか



 シゲルピンクダイヤ(4歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)は、1勝馬ながら桜花賞2着、秋華賞3着とGIで好走した実績がある。同馬は前走の阪神牝馬Sでは最下位の16着に敗れたが、GIの舞台で巻き返すことができるかどうか。同馬には和田竜二騎手が騎乗する予定。なお、桜花賞2着馬はヴィクトリアマイルで4勝、2着3回(勝率.267、連対率.467)という成績を残している。また、コントラチェック(4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は、通算9戦4勝という成績だが、4勝すべてを逃げ切り勝ちで挙げている。同馬は前走の中山牝馬Sでは4番手からレースを進め、最下位の16着に敗れている。コントラチェックは今回、初コンビとなる武豊騎手が騎乗する予定だが、どのような戦法で挑むだろうか。なお、ヴィクトリアマイルでは2014年にヴィルシーナが逃げ切り勝ちを決めている。



★JRA・GI初制覇を目指す高橋亮調教師 阪神牝馬S2着のスカーレットカラーを登録



 スカーレットカラー(5歳、栗東・高橋亮厩舎)を管理する高橋亮調教師には、JRA・GI初制覇がかかる。同調教師は騎手時代JRA通算305勝(うち重賞7勝)を挙げたが、GIには惜しくも手が届かず、3度の2着が最高成績。高橋亮調教師は今回が管理馬13回目のJRA・GI挑戦となるが、騎手・調教師通じて初のビッグタイトルを手にすることができるだろうか。



 スカーレットカラーは昨年のマーメイドS3着以降、牝馬限定重賞ではクイーンS2着、府中牝馬S1着、エリザベス女王杯7着、阪神牝馬S2着という成績を残している。阪神牝馬S2着馬は同年のヴィクトリアマイルで1勝、2着2回、3着3回で、3着以内率.429という高い数字を残しているが、スカーレットカラーは4度目のGI挑戦で初勝利を挙げることができるかどうか。同馬には石橋脩騎手が騎乗する予定。



★15年にGI史上最高払戻金を記録 “古馬牝馬GI”は1番人気馬が13連敗中



 ヴィクトリアマイルは2006年に創設され、今年が15回目となるが、これまで1番人気馬の勝利は3回にとどまっている。また、フタ桁人気馬の好走も多く、2015年には12番人気のケイアイエレガントが2着、18番人気のミナレットが3着に入り、3連単の払戻金はJRA・GI史上最高の2070万5810円を記録した。今年のヴィクトリアマイルには、国内外でGI6勝を誇るアーモンドアイ(5歳、美浦・国枝栄厩舎)を筆頭に、4頭のGI馬を含む19頭が登録しているが、勝利を挙げるのはどの馬だろうか。なお、秋のエリザベス女王杯でも1番人気馬は苦戦しており、JRA“古馬牝馬限定GI”では2013年ヴィクトリアマイルでのヴィルシーナの勝利を最後に、1番人気馬が13連敗中。

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【ヴィクトリア】アーモンドアイ不安あり、リピーターならノームコア 2020年5月11日(月) 12:13

 過去10年で1番人気馬が2勝(10年ブエナビスタ、13年ヴィルシーナ)しかしていない大荒れGIで、15年にはGI最高配当の3連単2070万馬券(!)が出ている。

 断然人気が予想されるアーモンドアイにとっては嫌なデータ。ドバイターフ連覇を狙って現地入りしたが、コロナ禍で中止となり、レースを走らずに帰国したことも気にかかる。

 また、もうひとつの傾向として、ブエナビスタが10年V&11年2着、ホエールキャプチャが12年V&13年2着、ヴィルシーナが13&14年V、ストレイトガールが15&16年V、ジュールポレールが17年3着&18年Vと、リピーターが出現するレースでもある。

 その傾向からすれば昨年の覇者ノームコアと、2着だったプリモシーンに注目できる。特に前者は前走の高松宮記念で15着に大敗したが、初めての6Fが短すぎただけ。前出のストレイトガールは15年に高松宮記念13着から巻き返しており、同様のケースが発生しても不思議はない。(森田実・夕刊フジ)



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現役最強馬アーモンドアイ出陣!芝GI最多7勝へ国枝師激白「壁破りたい」 2020年5月11日(月) 05:01

 東京の5週連続GI開催の第2弾は上半期の古馬女王決定戦のヴィクトリアマイル。今年は現役最強馬アーモンドアイ(牝5歳)が断然の主役だ。ドバイターフ連覇を目指してUAEへ渡航したが、コロナ禍で中止。その影響、芝GI歴代最多タイ7勝目への手応えなどを、管理する国枝栄調教師(65)=美浦=に聞いた。(取材・構成=板津雄志)

 ◇

 --連覇がかかったドバイターフは結局中止

 「状態はいいと聞いていたし、楽しみにしていたが、想定した中で最悪のケースになった」

 --往復輸送だけに終わった馬への影響は

 「レースを走っていないし、特にダメージはなかった。(輸入)検疫や着地検査中も、問題なく調整できていたから」

 --帰国初戦の候補に6月7日の安田記念も挙がっていた

 「それだけ回復が早かったということ。帰厩時の体つきや雰囲気も問題なかった」

 --6日の1週前追い切りは三浦騎手が乗ってWコースで5ハロン65秒1。3頭併せの内で最先着

 「移動制限のルールでルメールが美浦には来られないから、ルメールと(三浦)皇成の間で話をつけていたみたい。競馬が近いことを知らせる意味で、ジョッキーに乗ってもらってスイッチを入れたかった。動きも良かったね。体重も追い切り後で490キロ。480キロくらいで出走できそう」

 --5歳になっての成長は

 「父ロードカナロアも、母フサイチパンドラも古馬になって走った。アーモンドも、もっとと思ってしまうのは欲目かな。まだ計り知れない力がある、というわくわく感がある」

 --このレースは2011年にアパパネでV

 「あのときはブエナビスタがいたし、相手は1頭と決めていた。4コーナーで『来るなら来い』と動き、男馬のように力で押し切った。正義(蛯名騎手)の気迫勝ち。会心のレースだった」

 --当時とレース前の心境は違うか

 「アーモンドはそれぞれの勝ち方が想像の上を行く。出走するときは常に負けられない気持ち。いつも負けるイメージがない馬だから」

 --世界も注目

 「昨年のドバイ後には、ライアン(ムーア騎手)が『もしヨーク(英国の競馬場)で使うなら乗せてくれ』と言ってきたし、(海外の主催者も含め)オファーが多い馬。今の情勢で海外挑戦は難しいし、日本で注目に値するパフォーマンスをしてもらいたい」

 --有馬記念9着以来となる名誉挽回の一戦

 「有馬のときも状態は良かったけどね。東京のマイルは能力をストレートに発揮しやすい舞台。昨年の安田記念(スタート後の大きな不利があり3着)みたいなこともあるのが競馬の怖さでもあるけど、今度は大丈夫だろう」

 --勝てばGI7勝目

 「数字的に目指すところはそこになるし、7勝の壁を破りたい気持ちももちろんある」

 --外出を自粛しているファンも復帰を待っている

 「シンボリルドルフディープインパクトオルフェーヴルなどと同じで、いわゆる千両役者。アーモンドアイらしい走りを見せることで、少しでも元気を届けたい」

国枝栄(くにえだ・さかえ) 1955(昭和30)年4月14日生まれ、65歳。岐阜県出身。78年に美浦・山崎彰義厩舎で調教助手となり、89年に調教師免許を取得し、90年に開業。10日現在、JRA通算904勝で、現役では1493勝の藤沢和雄調教師に次ぐ2位。重賞はアパパネでの2010年牝馬3冠などGI16勝を含む51勝。

★2011年VTR…2011年のヴィクトリアマイルは女王対決で盛り上がった。前年にヴィクトリアマイルと天皇賞・秋を制して年度代表馬に選出されたブエナビスタと、1歳下で史上3頭目の3冠牝馬に輝いたアパパネが初対戦。ブエナビスタはドバイワールドCで8着と初めて大敗した直後だったが、単勝オッズは1.5倍の断然人気に支持され、アパパネは4.1倍の2番人気だった。レースは中団の後ろを進むアパパネの直後にブエナビスタがつけ、序盤から互いを意識し合う展開。4コーナーで先に仕掛けていったアパパネがブエナの猛追をクビ差でしのぎ、GI5勝目を飾った。タイム1分31秒9は当時のレースレコード。2頭の対決はこれが最初で最後となったが、歴史に残る名勝負だった。

★…芝GI最多勝は7勝で6頭がいる。アーモンドアイは2018年桜花賞オークス秋華賞ジャパンC、19年ドバイターフ、天皇賞・秋と6勝し、今回勝てば7頭目の快挙となる。シンボリルドルフが大記録を達成したのが1985年。その後は超える馬は出てきていないが、アーモンドアイにはその可能性が十分ありそうだ。ちなみに、地方の交流GIを含めるとコパノリッキーの11勝が日本最多となっている。

◇芝GI7勝馬◇シンボリルドルフ=1984年皐月賞、ダービー、菊花賞有馬記念85年天皇賞・春、ジャパンC、有馬記念テイエムオペラオー=1999年皐月賞、2000年天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンC有馬記念、01年天皇賞・春ディープインパクト=2005年皐月賞、ダービー、菊花賞、06年天皇賞・春、宝塚記念ジャパンC、有馬記念ウオッカ=2006年阪神JF、07年ダービー、08年安田記念、天皇賞・秋、09年ヴィクトリアマイル安田記念、ジャパンCジェンティルドンナ=2012年桜花賞オークス秋華賞ジャパンC、13年ジャパンC、14年ドバイシーマクラシック、有馬記念キタサンブラック=2015年菊花賞、16年天皇賞・春、ジャパンC、17年大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋、有馬記念

ヴィクトリアマイルの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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ブエナビスタの関連コラム

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前回の~スプリンターズS編~では、人気に応えて勝利したファインニードルへの「昨年は大敗も、今年は乗り慣れた騎手でもあり本来の力を出せる。降雨も見込まれるが前さばきが硬めで、道悪でも力を出せるタイプ」(サラマッポプロ)や、人気で沈んだナックビーナスへの「前走は単騎で楽に運べたのも良かった。再度モレイラ騎手騎乗で人気の今回は軽視したい」( 〃 )、「1週前追い切りではモタモタした感じでやっと先着とやや物足りない印象。残り1週でどこまで変わってくるか」(くりーくプロ)などの声を紹介した当コラム。今週も、人気馬の取捨判断に、的中へのヒント探しに、プロ予想家の週半ば見解をお役立て下さい。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、10/14(日)G1秋華賞
今回は、ウマニティ公認プロ予想家の河内一秀サラマッポ伊吹雅也くりーくの4人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て10/8(月)時点のものです。


●今回のプロ予想家陣
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近11年中9年で年間プラス達成!今年も9/23終了時点で年回収率102%とプラス継続中)。
伊吹雅也プロ・・・埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当する。2018年02月23日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2018-2019』(ガイドワークス)をリリースするなど著者としての活動も精力的に行っている。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。


●各馬へのコメント
アーモンドアイ
 河内一秀 初戦こそ内回りの1400mで差し届かず取りこぼす結果となったものの、2戦目以降は牡馬相手のシンザン記念も含めて圧勝続きだね。指数的には、桜花賞時点ではブエナビスタ級にとどまっていたんだけど、オークスに至ってはダイワスカーレット桜花賞に匹敵する圧倒的な数字を記録しているよ。ハイレベル世代の中でも頭ひとつ抜けた存在と言っていいだろうね。今回は唯一の敗戦を喫した内回りコースに変わるけど、オークスでは中団前目の位置から最速で上がる競馬を見せていて死角は見当たらない印象だよ。デビュー以来、馬体重が減り続けていた点もオークスではプラス体重に転じていたからね。今となってはそれも杞憂だろうね。
 サラマッポ 「ブエナビスタ級にとどまる」ってすごいですね(笑) ただ、やはり春の実績通り、ここでは力が抜けている印象ですね。仕掛けてからの反応も良く、直線の短い京都の内回りも問題ないと思いますしね。あえて不安点を挙げるなら、馬群で揉まれる競馬になった時でしょうか。唯一、馬群の中で競馬をしたデビュー戦がただ一度の敗戦。気性的な問題を抱えているという可能性もまだありますし、内枠であれば多少の不安が出てくるかもしれませんね。
 伊吹雅也 加えて、レースの傾向から見ても、不安要素がないわけではありません。調教師の所属が美浦だった馬、すなわち関東馬は2011年以降[0-1-1-48](複勝率4.0%)で、昨年も単勝1番人気の支持を集めたアエロリットが7着に敗れています。また、前走との間隔が中5週以上だった馬も、2012年以降は[0-0-0-18](複勝率0.0%)と好走例なし。以前に比べるとオークスクイーンSからの直行組が信頼できなくなりました。……もっとも、秋華賞は中長距離向きの差し馬を狙うのがセオリーで、今年は該当馬が非常に少ないんですよね。負けたら負けたで納得がいくけれども、このメンバー構成なら能力や適性の差でなんとかしてしまいそう――といったところでしょうか。
 くりーく 調教面では、休み明けとなるこの中間は時計になるところを5本乗られていて、これまでの休み明けとほぼ同じ乗り込み量です。一方でこの中間でハッキリと変わってきている点は、これまでほぼ南Wで速い時計を出してきた馬が、1週前追い切りを除き坂路中心の調教内容に変えてきているところ。ただこれは、帰厩した時期にチップの入れ替えがあり、非常に時計のかかる馬場になっていたことを考慮してのもので、馬に何かあったと言う訳ではなく理由もはっきりしていることから心配はなさそうです。実際、1週前追い切りの動きを見ると、オークスの時よりも良いくらいで、太め感はあるようですが動きはしっかりしていましたからね。出来に関して不安材料は見当たらず、良い状態で出走してきそうですね。


ラッキーライラック
 くりーく 放牧先で右トモの球節部に腫れが見られたため予定したローズSを回避しての出走となるラッキーライラック。一頓挫明けのこの中間の調整はというと、桜花賞時までの2週前に坂路、1週前にCWと、デビューから続けてきていた調整内容に戻して行われています。ただローテーションの狂いがあったにもかかわらず2週前の坂路での調教が比較的軽めだった点は気になるところです。脚元に不安がなければ、これまでのようにビシッと追ってきているはずですので。その他にも1週前に併せ馬で追う予定が併走相手の馬が前半から飛ばしすぎて単走になってしまったり、これまで主戦を務めてきた石橋脩騎手が落馬負傷のため乗れなかったりと、“流れが悪い”という点も気になります。
 サラマッポ この馬は走る気が旺盛で、オークスでも行きたがる素振りを見せていました。2000mへの距離短縮は歓迎といえますね。そしてどこからでも競馬ができるタイプなので、京都内回りコースも合う印象です。その舞台適性を生かして、どこまでアーモンドアイに迫れるか、だと思います。
 伊吹雅也 うーん……。私も能力の高い馬だとは思っているんですが、秋華賞向きとは思えないんですよね。アーモンドアイのところでも少し触れましたが、近年の秋華賞は中長距離向きの馬が優勢。“JRA、かつ2000m以上のレース”において優勝経験のない馬は2012年以降[0-3-2-61](複勝率7.6%)と勝ち切れていませんし、このうち“ローズステークス”において5着以内となった経験もなかった馬は[0-1-1-51](複勝率3.8%)とさらに苦戦しています。ちなみに、前走のレースが“オークス”だった馬は、第1回の1996年以降まで遡っても[2-0-1-25](複勝率10.7%)。連対を果たしたのは2001年1着のテイエムオーシャンと2006年1着のカワカミプリンセスだけでした。アーモンドアイとの勝負付けが済んでしまっている以上、距離適性にも不安があるこの馬を高く評価するわけにはいきません。

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2017年6月22日(木) 18:00 岡村信将
【ラップギア岡村信将のスペシャルG1展望】~2017宝塚記念~
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宝塚記念は脚の遅い馬が有利。

競馬は脚の速さを競う競技であり、奇異に感じることもあるかもしれないが、そういうレースは確かに存在する。その代表的な例が、“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”が35秒3の有馬記念。そして同35秒7の宝塚記念だ。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


宝塚記念(過去10年)1~3着馬の上がり3ハロンタイム
2007年 1着 アドマイヤムーン  36秒2
2007年 2着 メイショウサムソン 36秒6
2007年 3着 ポップロック    36秒5
2008年 1着 エイシンデピュティ 37秒3
2008年 2着 メイショウサムソン 36秒9
2008年 3着 インティライミ   37秒2
2009年 1着 ドリームジャーニー 34秒3
2009年 2着 サクラメガワンダー 35秒0
2009年 3着 ディープスカイ   34秒8
2010年 1着 ナカヤマフェスタ  35秒8
2010年 2着 ブエナビスタ    36秒3
2010年 3着 アーネストリー   36秒6
2011年 1着 アーネストリー   35秒1
2011年 2着 ブエナビスタ    34秒5
2011年 3着 エイシンフラッシュ 34秒7
2012年 1着 オルフェーヴル   34秒7
2012年 2着 ルーラーシップ   35秒4
2012年 3着 ショウナンマイティ 35秒0
2013年 1着 ゴールドシップ   35秒2
2013年 2着 ダノンバラード   36秒2
2013年 3着 ジェンティルドンナ 35秒9
2014年 1着 ゴールドシップ   35秒2
2014年 2着 カレンミロティック 35秒8
2014年 3着 ヴィルシーナ    36秒3
2015年 1着 ラブリーデイ    34秒8
2015年 2着 デニムアンドルビー 34秒0
2015年 3着 ショウナンパンドラ 34秒7
2016年 1着 マリアライト    36秒3
2016年 2着 ドゥラメンテ    36秒1
2016年 3着 キタサンブラック  36秒8


脚が遅いというのは必ずしも欠点ではない。たしかに上級クラスの馬は大抵速い脚を持つものなのだが、それがすべてだと言うのなら、その平均が35秒3であったゴールドシップの強さはどうだ。

“脚が遅い馬”は速い上がりには対応できないし、“脚の速い馬”は上がりのかかるタフな競馬には音を上げてしまう。だからこそ、二極化した現在の競馬において、適性考察が重要になってくるのだ。

ちなみに天皇賞(秋)やジャパンカップの“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”は34秒1。これらと宝塚記念は対極に位置するレースだと考えられる。ゴールドシップ宝塚記念を得意とし、東京コースを苦手としていた解はここに求めるべきだろう。

これは宝塚記念のレベルが低いという意味ではなく、そういった質のレースであると考えてほしい。上がり3ハロン33秒台で勝つような馬ではなく、35秒で勝てるような馬に有利なレースであるということ。つまりは“脚の遅い馬が有利”なレースであるということだ。



では今年、1番人気が確実となっているキタサンブラックはどうなのだろう。同馬の“1~3着時の”上がり3ハロンタイム平均”は現在のところ34秒8。これだけを見れば、キタサンブラックは34秒を切るようなタイムでビュッと上がってくる馬ではないことが分かる。逃げ・先行馬がある程度上がりがかかるのは当然のことではあるのだが。

しかし、さらにもう一段階、細分化してみると少し違ったモノも見えてくる。

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2017年4月6日(木) 17:31 岡村信将
【ラップギア岡村信将のスペシャルG1展望】~2017桜花賞~
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阪神ジュベナイルフィリーズからチューリップ賞、桜花賞と、すべて“阪神芝1600m”のコースで施行される、謎の牝馬クラシック路線。同コース施行であるがゆえに、それら3つのレースが密接な関係を持っていることは言うまでもないのだが、平均を出してみると、それぞれのレースが持つ特徴が少しずつ違うことも分かってくる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞と桜花賞、過去10年勝ち馬のタイムをざっと比較してみよう。勝ち馬の前半1000mタイムと、ラスト600mのタイムを一覧にしてみた。ちなみにこれは“レース先頭馬の通過タイム”ではなく、“勝ち馬の通過タイム”である。

■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年
2006年 58.9-34.2 ウオッカ      桜花賞2着
2007年 58.6-35.2 トールポピー    桜花賞8着
2008年 60.4-34.8 ブエナビスタ    桜花賞1着
2009年 60.6-34.3 アパパネ      桜花賞1着
2010年 61.8-33.9 レーヴディソール  桜花賞不出走
2011年 60.8-34.1 ジョワドヴィーヴル 桜花賞6着
2012年 58.3-35.9 ローブティサージュ 桜花賞5着
2013年 59.8-34.1 レッドリヴェール  桜花賞2着
2014年 60.4-34.0 ショウナンアデラ  桜花賞不出走
2015年 58.7-35.8 メジャーエンブレム 桜花賞4着
2016年 59.2-34.8 ソウルスターリング 

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.2-33.5 ウオッカ      桜花賞2着
2008年 61.3-34.5 エアパスカル    桜花賞9着
2009年 61.8-34.7 ブエナビスタ    桜花賞1着
2010年 61.4-34.7 ショウリュウムーン 桜花賞4着
2011年 60.9-33.6 レーヴディソール  桜花賞不出走
2012年 61.5-34.0 ハナズゴール    桜花賞不出走
2013年 60.2-34.7 クロフネサプライズ 桜花賞4着
2014年 60.6-33.7 ハープスター    桜花賞1着
2015年 61.8-35.9 ココロノアイ    桜花賞10着
2016年 59.8-33.0 シンハライト    桜花賞2着
2017年 59.4-33.8 ソウルスターリング 

■桜花賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.1-33.6 ダイワスカーレット 
2008年 59.9-34.5 レジネッタ     
2009年 60.7-33.3 ブエナビスタ    
2010年 59.2-34.1 アパパネ      
2011年 59.6-34.3 マルセリーナ    
2012年 60.3-34.3 ジェンティルドンナ 
2013年 59.5-35.5 アユサン      
2014年 60.4-32.9 ハープスター    
2015年 62.5-33.5 レッツゴードンキ  
2016年 60.4-33.0 ジュエラー     

実際のところ、この一覧を見ただけではピンと来ないと思われるのだが、それぞれの平均を出してみると、少しずつ傾向が出始める。


■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 59秒8   ラスト600m34.6

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 61秒0   ラスト600m34.2

桜花賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 60秒3   ラスト600m33.9


要するに、阪神ジュベナイルフィリーズはハイペースから上がりの掛かるレースであり、チューリップ賞はスローペースから上がりの早いレース。これは“多頭数G1”と“少頭数トライアル”というレースの性質がそのまま出ているのだと思われる。

そして問題の桜花賞は、とにかく上がりが速いのが特徴。チューリップ賞より遥かに速いペースから、それでいてチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求されるレース。「チューリップ賞の時計が速い年は桜花賞と連動する」と言われる理由は、ここではないかと思われる。


そう、桜花賞を勝つためには、それなりの時計的な裏付けが必要なのだ。具体的なラインとしては・・・

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2016年5月13日(金) 11:45 みんなの競馬コラム
【ヴィクトリアマイル】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレの金沢ユウダイです。
先週のNHKマイルカップでは、フレンチデピュティとノーザンテーストの血に注目し、1着~3着馬全てがどちらかの血を持っていました。また、12番人気3着のレインボーラインに至ってはどちらの血も持っていました。

今週先週と同じくマイル戦のヴィクトリアマイル
古馬牝馬戦線は中距離偏重の番組編成ということもあり、マイル戦でもペースは上がらず(昨年も2番手以下は緩い流れだった)、圧倒的な先行、内枠有利なレースが続いています。

過去5年の結果を簡単に並べてみると・・・

【2015年】
1着 ストレイトガール 5番手から差し切り(3枠5番)
2着 ケイアイエレガント 2番手から粘り込み
3着 ミナレット 逃げ粘り

【2014年】
1着 ヴィルシーナ 逃げ切り
2着 メイショウマンボ 内差し(2枠4番)
3着 ストレイトガール 内差し(1枠1番)

【2013年】
1着 ヴィルシーナ 2番手抜け出し
2着 ホエールキャプチャ 外差し(4枠8番)
3着 マイネイサベル 内差し(1枠1番)

【2012年】
1着 ホエールキャプチャ 3番手イン抜け出し(6枠12番)
2着 ドナウブルー 2番手抜け出し
3着 マルセリーナ 内差し(1枠1番)

【2011年】
1着 アパパネ 外差し (8枠16番)
2着 ブエナビスタ 外差し (7枠13番)
3着 レディアルバローザ 3番手抜け出し(2枠4番)

外目の枠から差しが決まったのは2011年のアパパネブエナビスタの時くらいで、それ以外の好相馬は2012年1着ホエールキャプチャを除けば(といっても横山典騎手がインの3番手を確保していた)、先行馬or内枠のみ。この時期の東京開催ですから当然といえば当然かもしれませんが、ヴィクトリアマイルは「先行・差しなら内枠有利」が特に顕著です。

このことを頭に入れながら、各馬について考察していきたいと思います。

人気を分け合うであろうディープ産駒、ミッキークイーンショウナンパンドラの比較でいえば、ショウナンパンドラの方に分があるのではないかと考えます。
ステイゴールドらでお馴染のゴールデンサッシュの牝系で、この距離は明らかに短いですが、ミッキークイーンより前目の位置を取れるという点が1つ。
そしてもう1 つは、この牝系は少し非力なところがある馬が多いのですが、昨年のオールカマーから馬体が明らかに変わり、「パワーが1番の武器」と思わせるほどになりました。非力さ、斬れが武器の血統ながら、真逆の「パワー」という要素が出て、血統から想像できる範囲を超えているというのは大物に共通することです。前走の大阪杯も、ペースと外目を追走していたことを考えれば相当のパフォーマンス。今の日本競馬は非常に粒が揃っていますが、一昔前なら名牝と言って良いほどの能力を持っていると思います。
ミッキークイーンもパンドラ同様にマイラーではないですから、マイル戦でパンドラが好走する流れであれば好走は可能です。だからこそ、パンドラが名牝と言って良いほどの能力を持っていると思っている中で、位置取りがパンドラより後ろになるわけですから、パンドラに先着することはないと考えています。

人気が予想されるもう1頭のディープ産駒スマートレイアーは、Lyphardのクロス。Lyphardのクロスを持っていたり、Lyphardが発現している馬は「粘り」が持ち味という馬になりやすいですから、ハーツクライ然り、スマートロビン然り、先週のパッションダンス然り「前受け」してこそ良さが活きます(スマートロビンパッションダンスはどちらもLyphardクロスのディープ産駒)。だから、米子Sで先行して勝利し、ここ2戦逃げて重賞を連勝したのは当然といえます。脚質からも無視はできません。

注目してみたいのはシャルールウインプリメーラ
シャルールは母が斬れを伝えるフランス血脈ですが、母のNever Bendと父の持つBuckpasserを通じてLa Troienneのクロス、そして母系にTom Foolも入るので「器用さのある中距離馬」といったとこころ。器用さがあるということは、瞬時に加速できるということとも似ていますから、緩い流れのマイル戦は好走しやすい条件といえます。
ウインプリメーラは苦手な重馬場で好走した京都牝馬Sでの走りが地力強化を感じさせました。ステイゴールド産駒でも軽い馬場と直線の長いコースが合うタイプ、期待できます。
器用さがあるタイプという意味では、レッツゴードンキカフェブリリアントも似ているといえるでしょう。外枠が残念ですが、レッツゴードンキ桜花賞同様にスローで逃げることができれば加速力(=トップスピードに乗る速さ)を活かして好走は可能でしょう。カフェブリリアントも巧く内のポケットに入ることができれば面白い1頭だと思います。

他の人気馬では、京都牝馬Sを制したクイーンズリングは、母がRiverman4×3、パワーを伴った斬れで、ローズSなどの先行力をみても1600-1800がベストで舞台も合いそうで有力です。
ダービー卿CTを制したマジックタイムは、段々と前受けできるようになった点など、ハーツクライ産駒らしい成長曲線を描いてきました。ハーツクライ×ブライアンズタイム×Sadler’s Wellsという字面以上に距離適性が短めに出たのは、スタミナと相似的なパワーの要素が発現されているからで、だからこそレッツゴードンキカフェブリリアントのようにパワーに因る加速力があり、条件戦で驚異的な上がりを使えたと考えられます。枠順と鞍上(ボウマン騎手)を考えると無視できません。

一方ルージュバックは、中距離馬は中距離馬でも、斬れるタイプの中距離馬ではありませんし、トップスピードに乗るのに時間がかかるタイプで内を突いたりできません。緩い流れが想定される今回のメンバーでは厳しそうです。

【まとめ】
ミッキークイーンはやはり位置取りの不安があるから、超一流の中距離馬ショウナンパンドラか、舞台はパンドラよりも合っているクイーンズリングの争いとみる。しかし外差しがなかなか効かないというレースの特徴を考えれば、シャルールウインプリメーラが面白いのではないか。同じ内枠でいえばLyphardのクロスらしく先行して良さが出たスマートレイアーウリウリのディープ産駒2頭も無視できないし、レッツゴードンキカフェブリリアントも乗り方次第では上位に食い込むチャンスがある。



【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年6月24日(水) 22:30 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第323話宝塚記念(謎解き編)
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第323話 「宝塚記念


10年 34.8-61.7-36.5 =2.13.0 △ 2▼2△6 平坦戦 稍重
11年 33.6-61.3-35.2 =2.10.1 ▼ 5△2△3 瞬発戦
12年 34.3-61.3-35.3 =2.10.9 ▼10±0△5 瞬発戦
13年 34.7-60.5-38.0 =2.13.2 △ 3±0▼1 平坦戦
14年 36.4-61.9-35.6 =2.13.9 ▼ 1△1△3 平坦戦

昨年はこのレースにしては前半かなりのスローペース。
近年は上りよりもテンの方が速い前傾ラップになりがちですが昨年は前半スローなので後傾ラップになりました。
それでいてラストの最大加速は▼1の平坦戦、スローになれば後半の動き出しが早めになるだけで脚を溜めての瞬発力勝負というレースにはなりにくいということでしょう。
勝ち馬の上りは例年35秒前後。
速い脚がなくて末脚の持続力が持ち味のゴールドシップは宝塚連覇中ですが適性的にはドンピシャって感じですね。
適性的には有馬記念宝塚記念に近いレースですがゴールドシップはこの両グランプリでは3-0-2-0と複勝率は100%ではあります。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ナカヤマフェスタ  【瞬4平1消0】
アーネストリー   【瞬4平6消0】
オルフェーヴル   【瞬6平4消0】
ゴールドシップ   【瞬5平5消0】
ゴールドシップ   【瞬6平6消0】
2着馬
ブエナビスタ    【瞬5平4消0】
ブエナビスタ    【瞬8平5消1】
ルーラーシップ   【瞬6平3消0】
ダノンバラード   【瞬3平4消0】
カレンミロティック 【瞬8平1消1】

近年は瞬発戦実績と平坦戦実績が同じぐらいの馬が多く連対しています。
コース適性は【瞬5平4消1】なので順当と言えば順当なのかも。
この辺りを踏まえて各馬を考察します。

ゴールドシップ
ライバルらしい馬もあまり見当たらず「3連覇の課題は枠順と自分自身」というのが今年のゴルシでしょう。
連覇中で適性的には文句なしですが相変わらず気性の難しい馬で前走の春天ではゲート入りをごねる始末。
案の定スタートで出遅れるも向正面で押し上げてポジションをリカバリーしての勝利。
出遅れは常に想定内と思っていた方がいい馬でしょう。
宝塚記念は連覇中ですが実はどちらも同じ様なレース内容。
阪神2200コースはスタートして1コーナーまで500m以上あるのでスタートで遅れるが1コーナーまでに4番手の位置まで押し上げて先行押し切りというレース振りでした。
今年も同じことすればいいのでは?とも思いますが過去2年はどちらも外枠というのがポイント。
今年内枠に入って出遅れたら結構危ないかも。

ラキシス
どうやら2~3番人気に押し出されそうな感じの昇り馬。
ラップギアは【瞬7平1消0】と瞬発力の馬なのでこの舞台では割り引きか?
なんですが平坦戦実績のその「1」が前走大阪杯勝利の1レース。
不良馬場でラスト▼1▼1△7の平坦戦、道中も緩みのない締まった流れで断然1番人気のキズナを突き放しての勝利は強いの一言。
牝馬なので斤量の差があるとはいえ末脚の持続力ではキズナよりも上だったのは確か。
前走の再現が出来れば05年のスイープトウショウ以来の牝馬勝利だ。

ヌーヴォレコルト
1番人気で挑んだ前走ヴィクトリアMは6着に敗退。
走破時計1.31.9秒はかなり速い時計で中距離馬のこの馬にとってはスピード負けだと思うので仕方ないところでしょう。
以外はほぼ3着以内で堅実な成績で内回りでも今年の中山記念を制している。
但しラップギアは【瞬7平0消1】と平坦戦実績がないのは気になるところ。
そもそもこの4歳世代は上に比べると若干低レベルに感じる。
実際今年に入っての重賞は4歳8勝、5歳15勝、6歳11勝、7歳5勝となっている。
この馬はそのうちの1勝を挙げているので問題ないのかもしれないが半信半疑といった印象。

ラブリーデイ
今年に入って重賞3勝で全て平坦戦で適性としても問題なし。
3000m超えは流石にスタミナ切れで敗戦も2200mなら圏内でしょう。
今年のメンバーなら確実に先行可能な状況なだけに力は出し切れる可能性は高いはず。
あとは力関係、GⅠで勝ち負け出来るレベルにあるかないか。

ワンアンドオンリー
昨年の冬はさっぱりのダービー馬でしたが前走のドバイでは3着で復活のきっかけとなるか。
但し、末脚の持続力はあるもののどちらかといえば内回りよりも外回りの方がベターだとは思います。
有馬の惨敗からすると期待よりは不安の方が大きい。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ラキシスラブリーデイヌーヴォレコルト
ゴールドシップは枠順次第。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年5月13日(水) 20:30 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第318話ヴィクトリアM(謎解き編)
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第318話 「ヴィクトリアM」


10年 33.8-23.7-34.9 =1.32.4 ▼4▼3△7 平坦戦
11年 33.5-22.4-36.0 =1.31.9 △3△4△4 消耗戦
12年 34.4-23.8-34.2 =1.32.4 ▼3▼3△3 平坦戦
13年 34.6-23.6-34.2 =1.32.4 ▼5▼2△4 瞬発戦
14年 34.7-23.3-34.3 =1.32.3 ▼4▼2△5 平坦戦

エイジアンウインズが勝利した08年辺りはスローの瞬発戦が多かったヴィクトリアMですが近年は流れが速くなってきました。
(流石に安田記念の激流とまでは行きませんけど)
ちなみに過去5年の平均ラップはこうなっています。
34.20-23.36-34.72 =1.32.28 ▼3▼1△5
安田記念の平均ラップは
34.06-23.08-35.52 =1.32.66 ▼2△3△7
となっています。
安田記念の方が走破時計が遅くなっているのは昨年の不良馬場開催が原因です。
昨年のラップを除くと
33.80-22.86-34.98 =1.31.62 ▼2△3△5
となります。
この数字を比べると安田記念ほどではないがソコソコ流れは速いというのが分かると思います。
とはいえ11年以外の年はラストの直線で連続加速が発生した流れになっています。
これは中盤で多少緩んでいる証です。
ある程度の速い流れにも対応出来る底力と瞬発力が問われるレースと言えるでしょう。

では過去5年の連対馬の重賞成績を見てみましょう(主な勝利重賞実績)

ブエナビスタ    【瞬5平3消0】桜花賞オークス京都記念
アパパネ      【瞬6平1消0】牝馬3冠
ホエールキャプチャ 【瞬6平1消0】クイーンCローズS
ヴィルシーナ    【瞬5平3消0】クイーンC、3歳牝馬クラシック全て2着
ヴィルシーナ    【瞬6平3消0】上記+ヴィクトリア
2着馬
ヒカルアマランサス 【瞬4平1消0】京都牝馬S
ブエナビスタ    【瞬8平5消0】上記+ヴィクトリアM、秋天
ドナウブルー    【瞬2平3消0】京都牝馬S
ホエールキャプチャ 【瞬6平2消0】上記+ヴィクトリア
メイショウマンボ  【瞬5平2消0】フィリーズR、オークス秋華賞、エリ女

全馬にマイル以上の重賞勝利実績がありました。
しかもその多くはGⅠレースです。
GⅢのみという馬はその年の京都牝馬Sの勝ち馬2頭のみとなっています。
12年2着のドナウブルー以外は瞬発戦>平坦戦という実績馬でやはり瞬発力は重要かなと思われます。
そしてある程度の底力を問われるので中距離重賞での実績はあった方がベターです。

データ的には
・4~5歳馬有利 5-5-4-62
・前走牝馬限定以外のGⅠ~Ⅱ出走馬有利 3-2-1-7
の2つが大きな偏りがあります。
阪神牝馬S中山牝馬S福島牝馬SヴィクトリアMのトライアルレース的な位置付けではありますが問われるレース質が異なるのでどちらかといえば前走負けて本番巻き返しというケースの方が目立ちます。

以上のことから今年の有力馬は
ショウナンパンドラディアデラマドレヌーヴォレコルト
の3頭になるでしょう。
あと私的にはレッドリヴェールメイショウマンボの復活はあるのか?
ですかね。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
メイショウマンボショウナンパンドラヌーヴォレコルト
復活を期待して。
でも厳しいかなぁ。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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ブエナビスタの口コミ


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 アーモンドアイから『現役最強牝馬』のバトンを引き継いだ(?)今シーズンのグランアレグリアに注目が集まる安田記念。

 前走のヴィクトリアMでは、ぶっちぎりの強さを見せつけ、予想に違わぬ圧倒的強さで牝馬G1のタイトルをつけ加え、G1通算5勝で安田記念を迎えます。

 ヴィクトリアMでの圧勝は、昨年のアーモンドアイの完勝を彷彿とさせるものでした。改めてアーモンドアイとグランアレグリアのヴィクトリアMでのレースぶりを比較してみます。

2020年アーモンドアイ 1分30秒6(上がり32秒9) 着差0.7秒(4馬身) 位置取り4,4
2021年グランアレグリア1分31秒0(上がり32秒6) 着差0.7秒(4馬身) 位置取り9,10

 どちらも鞍上はルメール。2着馬との着差はまったく同じ0.7秒差(4馬身差)で、他馬を圧倒しての楽勝。

 では、2頭が勝ったそれぞれのレースの流れは、どんなものだったのかというと、

レースラップ
2020年 前半3F 34秒2  後半4F45秒0 3F33秒9 後傾ラップ -0.3秒
2021年 前半3F 34秒3  後半4F45秒0 3F33秒4  後傾ラップ -0.9秒

アーモンドアイが勝った2020年のヴィクトリアMの方が、前半から流れが速く、淀みなく流れたレースになり、-0.3秒の後傾ラップの高速決着をアーモンドアイは1.0秒も速い末脚で差し切っての完勝でした。

 一方、2021年は、スタートからの前半3Fが前年とほぼ同じ34秒3で流れたものの、中間で一旦緩み(+0.7秒)、その分-0.9秒の後傾ラップのレースとなり、脚を溜められたグランアレグリアがレースの上がり3Fのレースラップを0.8秒上回る剛脚で抜け出したレース展開になったとみられます。

 レース後のダメージはどちらが大きいのか推測すると、おそらくアーモンドアイの方が負荷がかかったのではないかと思われます。

 ですから、中2週で迎えた昨年の安田記念では、グランアレグリアに2馬身1/2の完敗に終わったのかもしれません。いくら牝馬相手のG1とはいえ、それなりに仕上げなければ勝利できるだけの仕上がりに持って行けないはずです。

 ヴィクトリアMからわずか中2週では、レースでの疲労次第では安田記念で最高のパフォーマンスを発揮できなかったことが考えられます。

 もちろん、距離適正の如何によってアーモンドアイはグランアレグリアに敗れたかもしれないと思うのですが、決してベストの状態で安田記念を迎える臨戦過程とは言えないはずです。

 今年は、グランアレグリアが反対の立場で、アーモンドアイと同じヴィクトリアM1着から安田記念に出走してきます。果たしてその結果は・・・

 ヴィクトリアM出走前の日記にも書きましたが、このレースに出走した馬の次走G1レースは、決して期待が持てるような成績を挙げられないことを過去10年のデータが示しているのです。

 そのことを確認していただくため、過去の日記の内容を一部示しておきます。

【今年も牝馬が席巻するか? 中央芝G1戦線を上半期牝馬頂上決戦『ヴィクトリアM』の予想から考える!?】から(一部抜粋)

『10年間のデータを調べて意外に思われるのは、『ヴィクトリアM』に出走した牝馬で、その後に出走した直近のG1で1着になった事例が皆無だということです。

 牡・牝混合のG1のみならず、牝馬G1を含めても最高着順が2着止まりなのです。直近2戦目で1着になった事例はありますが、2歳マイルG1馬で三冠牝馬になった『アパパネ』でさえ、ヴィクトリアM1着になった直後の安田記念では6着に敗退しています。

 アパパネの2着になった『ブエナビスタ』も、直後の宝塚記念で2着に、また前年のヴィクトリアMでも1着後の宝塚記念で2着になり、歴史的名牝でさえ直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋1着。
翌年も直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンC1着となり、2戦目、3戦目では最高のパフォーマンスを発揮できるものの、このレース出走馬の1戦目に限っては惜敗・善戦・惨敗・下降・引退となるのが『ヴィクトリアM』という牝馬G1なのです。

 ヴィクトリアMで複勝圏内に入着した馬で、次走牡・牝混合G1でも複勝圏に入ったのは30頭中、下記の3頭(延べ4頭)だけです。いずれも名牝中の名牝ばかりで、惜敗です。
着順 馬 名     牝馬限定率   次走G1成績
1着アーモンドアイ 4/15(26.7%)  →安田記念2着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) →スプリンターズ2着
2着ブエナビスタ   7/12(58.3%) →宝塚記念2着

 次走が牝馬G1を加えても、わずか1頭で、やはり1着には届いていません。

3着クロコスミア  18/28(64.3%) →エリ女2着

 牡・牝混合G1にとって前走ヴィクトリアM出走は鬼門ともいうべきレースに思えてなりません。

      (  中 略  )

◎グランアレグリアが1番人気になることは、ほぼ間違いなく、レース実績では頭2つくらい抜けていると思います。ただし、何が何でも1着を狙ってメイチに仕上げてくるほどのレースとは思っていないでしょう。70~80%程度の仕上げでも勝てると考えたくなりますが、『牝馬限定』といってもG1はG1。

昨年アーモンドアイがどの程度の仕上げでこのレース(ヴィクトリアM)に臨んで1着になったか定かではありませんが、次走の安田記念ではグランアレグリアの2着に敗退するほどのダメージを受けていたとも考えられるので、グランアレグリアもヴィクトリアMで勝つにはそれ相応の力を発揮して勝ちに行かなければなりません。

 そして、もしヴィクトリアMで1着になり、安田記念で2連覇を達成すれば、ヴィクトリアM出走馬のジンクスを破ることで、アーモンドアイ越えの歴史的名牝になります。

 まあ、「獲らぬ狸の皮算用」ではありませんが、三冠牝馬でG19勝を挙げたアーモンドアイと肩を並べるだけの能力を発揮できるかどうかが評価(予想)の基準になるでしょう。

 ほぼメイチに仕上げさえすれば(ヴィクトリアMは)十中八九勝てるでしょうが、安田記念で敗れるリスクが増します。もし、アーモンドアイと同様に安田記念で2着以下になれば『歴史は繰り返される』。昨年アーモンドアイを敗ったグランアレグリアが立場を変えて、敗れる側になるということです。』


 以上が以前の日記で書かせていただいた私見ですが、要するに過去10年間のデータから読み取れるのは、

ヴィクトリアMで優秀な成績を挙げた好調で勢いのある馬でも、また、すでにG1タイトルを手に入れた実績十分で『名牝』の領域に入っている馬であっても『安田記念』を含めた次走のG1レースで1着に届いていないという厳然とした事実があります。

 これは、『安田記念』に出走するグランアレグリアにとっても無視できない厳しい現実を突きつけられたことになります。

 改めて、過去10年のヴィクトリアM上位入賞馬の次走(直近)G1成績を見て、グランアレグリアに対する評価の1視点にしたいと考えます。


【 ヴィクトリアM出走後(1~3着馬)の直近G1の成績 】
安田記念(9/30頭)
1着アーモンドアイ  →安田記念2着
3着ノームコア    →安田記念4着
2着リスグラシュー  →安田記念8着
2着ケイアイエレガント→安田記念5着
1着ヴィルシーナ   →安田記念8着
3着マイネイサベル  →安田記念4着
2着ドナウブルー   →安田記念10着
3着マルセリーナ   →安田記念6着
1着アパパネ     →安田記念10着

宝塚記念(5/30頭)
3着ショウナンパンドラ→宝塚記念3着
1着ヴィルシーナ   →宝塚記念3着
2着メイショウマンボ →宝塚記念11着
1着ホエールキャプチャ→宝塚記念14着
2着ブエナビスタ   →宝塚記念2着

マイルCS(3/30頭)
2着プリモシーン   →マイルCS11着
1着ジュールポレール →マイルCS6着
3着レッドアヴァンセ →マイルCS7着

香港マイル(1/30頭)
1着ノームコア    →香港マイル4着

高松宮記念(1/30頭)
2着サウンドキアラ  →高松記念6着

スプリンターズS(2/30頭)
3着ストレイトガール →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール →スプリンターズ2着

エリザベス女王杯(7/30頭)
3着クロコスミア   →エリ女2着
1着アドマイヤリード →エリ女14着
2着デンコウアンジュ →エリ女13着
3着ジュールポレール →エリ女16着
2着ミッキークイン  →エリ女3着
2着ホエールキャプチャ→エリ女6着
3着レディアルバローザ→エリ女17着

その他(2/30頭)
1着ストレイトガール →引退
3着ミナレット    →当該出走なし


 以上のデータだけを見ると、やはり、グランアレグリアにとって逆風が吹いていると言わざるを得ないのですが、『ヴィクトリアMと安田記念の関連』の視点はここまでにして、次に『安田記念』に関する直接的なデータから分析したいと思います。

 ここでは、『安田記念』のキーワードを「リピーター」の視点で見ていきます。グランアレグリアも2連覇がかかっていますから、『リピーター』の成績がどんな傾向にあるかが気になります。

 ところで、過去10年間だけでは『ヴィクトリアMと安田記念の関連』で述べたとおり、グランアレグリアにマイナスとなるデータしか示せそうにないと思われますので、もう少し遡ってみたいと思います。

 まず、過去10年でとそれ以前に区分して、1度でも複勝圏(3着まで)に入った馬についてリピータ-として成績がどう変化したのか調べてみます。

【過去10年 2020年~2011年】
・延べ26頭(実数17頭)  安田記念に2回以上出走した上位入賞馬
・1度しか出走しなかった(リピーターでなかった)上位入賞馬は4頭だけ
・リピーターとして複勝圏内に2回以上入った馬は8頭

2020年 2着アーモンドアイ ←ヴィクトリアM1着
2019年 3着アーモンドアイ ←ドバイターフ1着

2020年 3着インディチャンプ←マイラーズC1着
2019年 1着インディチャンプ←マイラーズC4着

2019年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM5着
2018年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM4着

2017年 2着ロゴタイプ   ←中山記念3着
2016年 1着ロゴタイプ   ←ダービー卿T2着

2016年 2着モーリス    ←香港Cマイル1着
2015年 1着モーリス    ←ダービー卿T1着

2014年 2着グランプリボス ←マイルCS9着
2013年 10着グランプリボス ←マイラーズC1着
2012年 2着グランプリボス ←京王杯SC7着

2014年 3着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ5着
2013年 2着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ2着

2012年 1着ストロングリターン←京王杯SC4着
2011年 2着ストロングリターン←京王杯SC1着

【2010年~2000年】
・延べ20頭(実数19頭) 安田記念に2回以上出走した上位入賞馬
・1度しか出走しなかった(リピーターでなかった)上位入賞馬は10頭
・リピーターとして複勝圏内に2回以上入った馬は、1頭だけ
2009年 1着ウオッカ     ←ヴィクトリアM1着
2008年 1着ウオッカ     ←ヴィクトリアM2着

 過去10年間では、ヴィクトリアMから参戦するグランアレグリアにとって連覇に黄色信号が灯るようなデータばかりでしたが、ウオッカの実績がグランアレグリア連覇の可能性に期待を持たせてくれそうです。

 安田記念の最も特異なところは、リピーターが多く、毎年複数のリピーターが出走することです。特に最近の10年間で目立つのは、前年に上位入賞した馬がリピーターとして再度上位入賞するケースが多くなってきていることです。以下に示したとおり、10年で7頭が該当しています。

2020年 2着アーモンドアイ ←ヴィクトリアM1着
2019年 3着アーモンドアイ ←ドバイターフ1着

2020年 3着インディチャンプ←マイラーズC1着
2019年 1着インディチャンプ←マイラーズC4着

2019年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM5着
2018年 2着アエロリット  ←ヴィクトリアM4着

2017年 2着ロゴタイプ   ←中山記念3着
2016年 1着ロゴタイプ   ←ダービー卿T2着

2016年 2着モーリス    ←香港Cマイル1着
2015年 1着モーリス    ←ダービー卿T1着

2014年 3着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ5着
2013年 2着ショウナンマイティ←大阪杯GⅡ2着

2012年 1着ストロングリターン←京王杯SC4着
2011年 2着ストロングリターン←京王杯SC1着

 これら7頭以外にリピーターとして上位入賞した馬が5頭もいます。

2017年 1着サトノアラジン ←京王杯SC9着
2016年 4着サトノアラジン ←京王杯SC1着

2016年 3着フィエロ    ←マイラーズC4着
2015年 4着フィエロ    ←マイラーズC3着
2014年 8着フィエロ    ←マイラーズC2着

2015年 3着クラレント   ←マイラーズC10着
2014年 10着クラレント   ←京王杯SC2着

2014年 2着グランプリボス⑩←マイルCS9着
2013年 10着グランプリボス ←マイラーズC1着
2012年 2着グランプリボス ←京王杯SC7着

2012年 3着コスモセンサー⑯←マイラーズC3着
2011年 16着コスモセンサー ←京王杯SC4着

(参考)
2011年 3着スマイルジャック ←マイラーズC6着
2010年 3着スマイルジャック ←マイラーズC5着
2009年 9着スマイルジャック ←京王杯SC7着


 最後に挙げたスマイルジャックは、過去10年間で複勝圏内に入った延べ30頭に対するリピーターが占める割合を示すため、参考として付け加えました。

リピーター:初参戦=21:9

 このようにリピーターの出走が多く、それだけにリピーターが上位に入賞することが多くなるのも当然ですが、2009年のウオッカの連覇まで遡らなければリピーターとして1着になった馬がいないということを忘れてはならないと思います。

 つまり、過去10年リピーターとして出走する馬の上位入賞率は70%と非常に高いのですが、2着か3着がほとんどで、リピーターとして1着になったのは、2017年のサトノアラジン(2016年 4着)と2012年のストロングリターン(2011年 2着)の2頭だけで、1着候補にするのは難しいということです。

 言い換えれば、1着候補は(出走時点で)初参戦の馬から選択するのが望ましいかもしれません。


 今年リピーターとして出走するのは次の5頭です。

2021年 ?着グランアレグリア←ヴィクトリアM1着
2020年 1着グランアレグリア←高松宮記念2着

2021年 ?着インディチャンプ←高松宮記念3着
2020年 3着インディチャンプ←マイラーズC1着
2019年 1着インディチャンプ←マイラーズC4着

2021年 ?着ケーアイノーテック←京都金杯15着
2020年 5着ケーアイノーテック←京王杯SC6着
2019年 7着ケーアイノーテック←マイラーズC6着

2021年 ?着ダノンキングリー←天皇賞(秋)12着
2020年 7着ダノンキングリー←大阪杯3着

2021年 ?着ダノンプレミアム←香港カップ4着
2020年 13着ダノンプレミアム←クイーンES3着
2019年 16着ダノンプレミアム←マイラーズC1着

 リピーターの中から2~3頭に印を打ち、その馬たちに勝つ可能性がある馬には重い印を打ちたいと思います。


※1.サリオス     ←大阪杯5着    (初参戦)
 2.ギベオン     ←マイラーズC7着 (初参戦)
※3.ダイワギャグニー ←マイラーズC4着 (初参戦)
 4.カラテ      ←東京新聞杯1着  (初参戦)
※5.グランアレグリア ←ヴィクトリアM1着(2020年1着)
※6.ダノンプレミアム ←香港カップ4着  (2020年13着、2019年16着)
※7.ラウダシオン   ←京王杯SC1着   (初参戦)
※8.インディチャンプ ←高松宮記念3着  (2020年3着、2019年1着)
 9.トーラスジェミニ ←ダービー卿T6着 (初参戦)
 10.カデナ      ←大阪杯6着     (初参戦)
※11.ダノンキングリー ←天皇賞(秋)12着  (2020年7着)
※12.ケーデンスコール ←マイラーズC4着 (初参戦)
※13.シュネルマイスター←NHKマイルC1着   (初参戦)
※14.カテドラル    ←ダービー卿T2着 (初参戦)

 データを踏まえて印を打てそうな馬は※印の10頭になるわけですが・・・ (-_- )?

やはり、中2週で参戦するデアリングタクトには全幅の信頼は・・・ということで


◎1.サリオス     ←大阪杯5着    (初参戦)
 2.ギベオン     ←マイラーズC7着 (初参戦)
×3.ダイワギャグニー ←マイラーズC4着 (初参戦)
 4.カラテ      ←東京新聞杯1着  (初参戦)
○5.グランアレグリア ←ヴィクトリアM1着(2020年1着)
△6.ダノンプレミアム ←香港カップ4着  (2020年13着、2019年16着)
△7.ラウダシオン   ←京王杯SC1着   (初参戦)
△8.インディチャンプ ←高松宮記念3着  (2020年3着、2019年1着)
 9.トーラスジェミニ ←ダービー卿T6着 (初参戦)
 10.カデナ      ←大阪杯6着    (初参戦)
×11.ダノンキングリー ←天皇賞(秋)12着  (2020年7着)
△12.ケーデンスコール ←マイラーズC4着 (初参戦)
▲13.シュネルマイスター←NHKマイルC1着   (初参戦)
×14.カテドラル    ←ダービー卿T2着 (初参戦)




データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 ビター ティー 2021年5月14日(金) 20:41
今年も牝馬が席巻するか? 中央芝G1戦線を上半期牝馬頂上...
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 ジャパンカップで有終の美を飾り、現役最強馬アーモンドアイがターフを去り、有馬記念でも牝馬がワンツーフィニッシュを決めた昨年の中央G1。

今年のG1戦線は、アーモンドアイに代わるヒロイン(たち?)が現れ、牡馬を凌ぐ成績を残せるのでしょうか。

上半期の牝馬(限定)頂上決戦から、今年のG1戦線の有力馬となり得る最強牝馬候補を見つけるべく、ヴィクトリアM優勝馬を予想したいと思います。


 さて、それでは最初に昨年を振り返り、ヴィクトリアMの予想を組み立てるキーワードについて考えていきましょう。予想の土台となるデータの観点を何にするか、その選択によって買い目が変わります。上半期の牝馬(限定)頂上決戦レースを考えるためのキーワードは、昨年の牝馬優勢のG1流れから、今年の中央競馬G1の傾向を予想するために必要不可欠で最も重要なデータになるかもしれません。

そのことを、踏まえて分析・検討し、慎重に本命の軸馬を吟味したいと思います。


 では、昨年の中央芝G1にかかわるデータ(数字)を振り返ってみます。
【G1優勝馬の牝馬と牡馬の比率】
  G1実施期間  牝:牡
① 上半期   4:1
② 下半期   5:0
③ 年間通算  9:1  G1ウイナーとなった牡馬は「フィエールマン(引退)」だけでしたね。


【G1優勝馬とレースの牝馬出走状況】
G1レース    優勝馬        牝:牡 出走牝馬(牝/全体)→2021年のレース結果
高松宮記念   モズスーパーフレア  1:0 (8/18)       →ダノンスマッシュ0:1 (7/18)
大阪杯     ラッキーライラック  2:0 (2/12)        →レイパパレ   1:1 (2/13)
天皇賞(春)   フィエールマン    2:1 (1/14)        →ワールドプレミア1:2 (3/17)
安田記念    グランアレグリア   3:1 (3/14)
宝塚記念    クロノジェネシス   4:1 (2/18)

ここまでが上半期(経過順に数値を積み上げています)

スプリンターズSグランアレグリア   1:0 (7/16)
天皇賞(秋)   アーモンドアイ    2:0 (3/12)
マイルCS   グランアレグリア   3:0 (5/17)
ジャパンカップ アーモンドアイ    4:0 (3/13)
有馬記念    クロノジェネシス   5:0 (5/16)
ここまでが下半期

年間で通算すると      9:1

このように、昨年はJRA芝平地の牡・牝馬混合G1において「9頭:1頭」の比率で、牝馬が牡馬を圧倒したことを改めて思い知らされます。これに牝馬限定G1の2レースを加えると牝馬の古馬G1ウイナーが11頭誕生し、驚異的な数字を叩き出していたことになります。

 なお、ダートG1はもちろん世代限定の2歳G1や3歳G1、及び牝馬G1はカウントしていません。

 昨年を上回る牝馬の活躍が今年あるとすれば、もはや牝馬が全勝するパーフェクトしかないので、それは無理な話ですが、今年すでに実施されたG1レースにおいても3戦して、レイパパレが大阪杯で1勝を挙げており、その他の2戦についても、高松宮記念でレシステンシアが2着、天皇賞(春)でカレンブーケドールが3着に入るなど、早くも牡馬・牝馬混合G1で牝馬が昨年と引けを取らない活躍をする様相を呈しています。

牝馬のG1勝利数が牡馬を圧倒する可能性があるか否か、ヴィクトリアMを機に探っておきたいと思います。


 まず、過去10年間のヴィクトリアMの上位入賞馬と牡馬・牝馬混合G1の関連を探りながらデータを分析したいと思います。


【ヴィクトリアM過去10年間の成績】
2020年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気

   牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)    →前走の成績 →出走経験数→次走G1の成績
1着アーモンドアイ4/15(26.7%) 牝馬3冠 ジャパンC他6勝 有馬記念1着 ⑫当該レース 安田記念2着
2着サウンドキアラ6/18(33.3%) 阪神牝他2勝 京都金杯1着  阪神牝馬1着 ⑲当該レース 高松記念6着
3着ノームコア  7/12(58.3%) ヴィクM他2勝 富士S1着  高松記念15着 ⑬当該レース 安田記念4着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-0-1-2 アーモンドアイ、ノームコア
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-1-0-8 サウンドキアラ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-4
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-1


2019年 1着 5人気 →2着 4人気 →3着 11人気

1着ノームコア  6/8(75.0%) 紫苑S1着         中山牝S7着 ⑨当該レース 香港マイル4着
2着プリモシーン 5/9(55.6%) フェアリー1着 関屋記念1着 ダビ-CT2着 ⑩当該レース マイルCS11着
3着クロコスミア 18/28(64.3%) 府中牝①エリ女②② 香港ヴァ⑩ 阪神牝5着 ㉙当該レース エリ女2着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   0-1-1-7 プリモシーンNHKマイル⑤、関屋記念①クロコスミア
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-0-7 ノームコア500万下1着
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-1
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2018年 1着 8人気 →2着 1人気 →3着 7人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ジュールポレール 8/13(61.5%) ヴィクM③      阪神牝5着 ⑭当該レース マイルCS6着
2着リスグラシュー  9/12(75.0%) 阪神牝3着 東京新聞① 阪神牝3着 ⑬当該レース 安田記念8着
3着レッドアヴァンセ 11/17(64.7%) 阪神牝2着       阪神牝2着 ⑱当該レース マイルCS7着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   0-0-0-5※4着アエロリット、※6着レッゴードンキ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-1-1-10ジュールポレール、リスグラシュー、レッドアヴァンセ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2017年 1着 6人気 →2着 11人気 →3着 7人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着アドマイヤリード 11/13(84.6%)阪神牝2着 東京新聞⑫ 阪神牝4着 ⑬当該レース エリ女14着
2着デンコウアンジュ 10/12(83.3%)エリ女⑫        福島牝4着 ⑬当該レース エリ女13着
3着ジュールポレール 5/9(55.6%) 阪神牝3着       阪神牝3着 ⑩当該レース エリ女16着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    0-0-0-6
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-1-7 アドマイヤリード、ジュールポレール
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-0 デンコウアンジュ
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-1


2016年 1着 7人気 →2着 1人気 →3着 2人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ストレイトガール 8/30(26.7%) ヴィク1勝 スプリンター① 阪神牝⑨ ㉑当該レース 引退
2着ミッキークイン  7/9(77.8%)  秋華賞1着 ジャパンC8着 阪神牝② ⑩当該レース エリ女3着
3着ショウナンパンドラ7/11(63.6%) 秋華賞1着 大阪杯9着  大阪杯9着 ⑫当該レース 宝塚記念3着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-1-7ストレイトガール、ミッキークイン、ショウナンパンドラ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-0-0-7
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-1
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2015年 1着 5人気 →2着 12人気 →3着 18人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) ヴィクト3着 スプリンター② 高松記念⑬ ⑯当該レース スプリンター②
2着ケイアイエレガント7/25(28.0%)京都牝1着  中山金杯13着 京都牝1着 ㉖当該レース 安田記念5着
3着ミナレット    7/32(21.9%)福島牝11着         福島牝11着 ㉝当該レース 当該出走なし

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    1-0-0-7ストレイトガール
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-1-1-8ケイアイエレガント、ミナレット
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2014年 1着 11人気 →2着 3人気 →3着 6人気

    牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ヴィルシーナ  9/17(52.9%)ヴィクト1着 ジャパンC⑦ 阪神牝⑪ ⑱当該レース 宝塚記念3着
2着メイショウマンボ8/11(72.7%) エリ女1着 大阪杯7着 大阪杯7着 ⑫当該レース 宝塚記念11着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) 当該出走なし 高松記念③ 高松記念③ ㉑当該レース スプリンターズ2着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-1-4ヴィルシーナ、メイショウマンボ、ストレイトガール
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)      0-0-0-9
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-2
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2013年 1着 1人気 →2着 12人気 →3着 5人気

  牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ヴィルシーナ    6/10(60.0%) エリ女2着 大阪杯6着 大阪杯6着 ⑪当該レース 安田記念8着
2着ホエールキャプチャ16/18(88.9%) ヴィクト1着 宝塚記念14着 阪神牝⑭ ⑰当該レース エリ女6着
3着マイネイサベル   10/13(76.9%) エリ女7着 関屋記念4着 福島牝2着 ⑭当該レース 安田記念4着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   1-1-0-11ヴィルシーナ、ホエールキャプチャ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     0-0-1-4マイネイサベル
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2012年 1着 4人気 →2着 7人気 →3着 3人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞)→前走の成績→出走経験数→次走G1の成績
1着ホエールキャプチャ11/12(91.7%) エリ女4着 当該出走なし 中山牝5着 ⑫当該レース 宝塚記念14着
2着ドナウブルー    8/10(80.0%) 京都牝1着 NZT6着   中山牝11着 ⑪当該レース 安田記念10着
3着マルセリーナ    6/10(60.0%) 秋華賞7着 マイルCS6着 阪神牝2着 ⑪当該レース 安田記念6着

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)    0-1-1-3ドナウブルー、マルセリーナ
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     1-0-0-12ホエールキャプチャ
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-0-0-0
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-0


2011年 1着 2人気 →2着 1人気 →3着 3人気

     牝馬限定率  牝馬重賞 (混合重賞) →前走の成績 →出走経験数 →次走G1成績
1着アパパネ      8/11(72.7%) エリ女3着 マイラーズ④ マイラーズ④ ⑫当該レース 安田記念10着
2着ブエナビスタ    7/12(58.3%) エリ女3着 ドバイシーマ2着     ⑬当該レース 宝塚記念2着
3着レディアルバローザ12/16(75.0%) 中山牝1着 当該出走なし 中山牝1着 ⑰当該レース エリ女17着


 以上10年間データをまとめてみると、

牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   6-6-5-57 
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     4-3-5-79
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3


 ヴィクトリアM出走後(1~3着馬)の直近G1の成績
安田記念(9/30頭)
1着アーモンドアイ  →安田記念2着
3着ノームコア    →安田記念4着
2着リスグラシュー  →安田記念8着
2着ケイアイエレガント→安田記念5着
1着ヴィルシーナ   →安田記念8着
3着マイネイサベル  →安田記念4着
2着ドナウブルー   →安田記念10着
3着マルセリーナ   →安田記念6着
1着アパパネ     →安田記念10着

宝塚記念(5/30頭)
3着ショウナンパンドラ→宝塚記念3着
1着ヴィルシーナ   →宝塚記念3着
2着メイショウマンボ →宝塚記念11着
1着ホエールキャプチャ→宝塚記念14着
2着ブエナビスタ   →宝塚記念2着

マイルCS(3/30頭)
2着プリモシーン   →マイルCS11着
1着ジュールポレール →マイルCS6着
3着レッドアヴァンセ →マイルCS7着

香港マイル(1/30頭)
1着ノームコア    →香港マイル4着

高松宮記念(1/30頭)
2着サウンドキアラ  →高松記念6着

スプリンターズS(2/30頭)
3着ストレイトガール →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール →スプリンターズ2着

エリザベス女王杯(7/30頭)
3着クロコスミア   →エリ女2着
1着アドマイヤリード →エリ女14着
2着デンコウアンジュ →エリ女13着
3着ジュールポレール →エリ女16着
2着ミッキークイン  →エリ女3着
2着ホエールキャプチャ→エリ女6着
3着レディアルバローザ→エリ女17着

その他(2/30頭)
1着ストレイトガール →引退
3着ミナレット    →当該出走なし


10年間のデータを調べて意外に思われるのは、『ヴィクトリアM』に出走した牝馬で、その後に出走した直近のG1で1着になった事例が皆無だということです。

 牡・牝混合のG1のみならず、牝馬G1を含めても最高着順が2着止まりなのです。直近2戦目で1着になった事例はありますが、2歳マイルG1馬で三冠牝馬になった『アパパネ』でさえ、ヴィクトリアM1着になった直後の安田記念では6着に敗退しています。

 アパパネの2着になった『ブエナビスタ』も、直後の宝塚記念で2着に、また前年のヴィクトリアMでも1着後の宝塚記念で2着になり、歴史的名牝でさえ直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋1着。
翌年も直近の牡・牝混合G1は宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンC1着となり、2戦目、3戦目では最高のパフォーマンスを発揮できるものの、このレース出走馬の1戦目に限っては惜敗・善戦・惨敗・下降・引退となるのが『ヴィクトリアM』という牝馬G1なのです。

 ヴィクトリアMで複勝圏内に入着した馬で、次走牡・牝混合G1でも複勝圏に入ったのは30頭中、下記の3頭(延べ4頭)だけです。いずれも名牝中の名牝ばかりで、惜敗です。

着順 馬 名     牝馬限定率   次走G1成績
1着アーモンドアイ 4/15(26.7%)  →安田記念2着
3着ストレイトガール5/20(25.0%) →スプリンターズ2着
1着ストレイトガール6/25 (24.0%) →スプリンターズ2着
2着ブエナビスタ   7/12(58.3%) →宝塚記念2着

 次走が牝馬G1を加えても、わずか1頭で、やはり1着には届いていません。

3着クロコスミア  18/28(64.3%) →エリ女2着

 牡・牝混合G1にとって前走ヴィクトリアM出走は鬼門ともいうべきレースに思えてなりません。

また、牝馬G1ではありますが牡馬と対決した経験が新馬・未出走までしかない場合の成績が芳しくありません。ましてや、牝馬限定戦しか経験していない場合、事例は少ないですが複勝圏内が皆無です。

牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 ※11番人気のデンコウアンジュ3着 10/12(83.3%)
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3

 さて、これまでのデータの分析から、たとえヴィクトリアMで1着になれるという信頼を持てる本命馬であったとしても、その後の牡・牝混合G1でも勝ち負けになる成績を収め続けられると認められるのは、歴史的名牝と肩を並べられるだけの高い能力の持ち主ということになります。


ですから今年、牝馬のG1勝利数が牡馬を圧倒する可能性があるか否かは、ヴィクトリアMで歴史的牝馬と認められるだけの素質馬が優勝して、次走をどのG1に選択するかが分かるまで持ち越すことになります。


 では、今年の出走馬の中から、10年間のデータを踏まえて予想をしたいと思います。

 最初に出走馬の牡馬との対戦経験について「牝馬限定率」、牝馬同士の対戦能力の比較について出走までの「牝馬重賞」の経験について最高グレードのレース成績、「牡・牝混合」の経験について最高グレードのレース成績を表示してみます。

【出走馬】
牝馬限定率  牝馬重賞     (混合重賞)  → 前走の成績  →出走経験数
1.マジックキャッスル 10/10(100%)オークスG1 5着 該当出走なし   阪神牝G3 1着 ⑪当該レース
2.シゲルピンクダイヤ13/16(81.3%) 秋華賞G13着  中日新聞G3 2着 福島牝 G37着 ⑰当該レース
3.クリスティ     5/12(41.7%) 阪神JFG1 8着  該当出走なし   六甲S(L)1着 ⑬当該レース
4.イベリス      5/19(26.3%) 京都牝G3 1着  阪神CG2 6着  阪神牝G2 6着 ⑳当該レース
5.デゼル       5/7(71.4%)オークスG1 11着  該当出走なし   阪神牝G2 1着  ⑧当該レース
6.グランアレグリア  1/11( 9.1%) 桜花賞G1 1着  安田記念G13勝 大阪杯 G1 5着 ⑫当該レース
7.マルターズディオサ 8/11(72.7%) 秋華賞G1 7着 阪神CG2 2着  高松記念G1 8着 ⑫当該レース
8.ランブリングアレー 10/15(66.7%) 愛知杯G3 2着 小倉記念G3 6着 中山牝G3 1着 ⑯当該レース
9.テルツェット    1/ 6(16.7%) 該当出走なし  ダービーCT1着 ダービーCT1着 ⑫当該レース
10.レッドベルディス  5/13(38.5%) 紫苑SG3 4着 該当出走なし   飛鳥S3勝ク1着 ⑭当該レース
11.ダノンファンタジー 11/15(73.3%)ヴィクトG15着 阪神C G2 1着  高松記念G112着 ⑯当該レース
12.サウンドキアラ   7/23(30.4%)ヴィクトG12着 高松記念G16着 高松記念G16着 ㉔当該レース
13.プールヴィル    9/18(50.0%) 桜花賞G1 6着 NHKマイルG1 12着 阪神牝G3 4着 ⑫当該レース
14.ディアンドル    3/16(18.8%) 愛知杯G3 10着 スプリンターG1 13着 福島牝G3 1着 ⑰当該レース
15.アフラシール    7/18(38.9%) 京都牝G3 13着 京成杯AHG3 12着 福島牝 G3 8着 ⑲当該レース
16.リアアメリア    9/10(90.0%) オークスG14着 該当出走なし    阪神牝G2 9着 ⑪当該レース
17.スマイルカナ    6/13(46.2%) 桜花賞G1 1着 京成杯AH G3 2着 ダービーCT14着 ⑭当該レース
18.レシステンシア   5/9(55.6%) 桜花賞G1 2着 マイルCS G1 8着 高松記念G1 2着 ⑩当該レース

【除外馬】
エーポス        4/6(66.7%) 桜花賞G1 9着 該当出走なし    阪神牝G3 5着 ⑦当該レース
シャドウディーヴァ  12/20(60.0%) 秋華賞G14着 東京新聞G3 2着  中山牝G3 5着 ⑫当該レース


 この中から有力馬を選択する観点は

1.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の経験があることが最低条件
2.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の1着馬は穴馬の可能性あり
3.1勝クラス以上の牡・牝混合条件戦の経験があれば、牝馬G3以上で掲示板外(6・7着)でも連下穴候補
4.牝馬混合G2・G1の経験があり、牝馬G3以上で掲示板外(6・7着)でも連下候補
5.牝馬混合G2・G1の経験があり、牡・牝混合か牝馬限定に限らず重賞ウイナーで初参戦なら有力候補
6.牝馬混合G2・G1の経験がある重賞ウイナーでも、過去1年間の成績が下降気味のリピーターは割引


牡・牝馬混合経験あり(G2・G1)   6-6-5-57 
牡・牝馬混合経験あり(G3まで)     4-3-5-79 サウンドキアラ(昨年2着のリピーター)
牡・牝馬混合経験あり(新馬・未勝利のみ) 0-1-0-9 
牡・牝馬混合経験なし          0-0-0-3



今年の出走馬で印を打てそうな馬は、下記の通り13頭になるわけですが・・・ (-_- )?

注1.マジックキャッスルオークス5着で前走が阪神牝G2 1着ですが10戦全て牝馬限定では危険?
×2.シゲルピンクダイヤ秋華賞3着で中日新聞G3 2着 福島牝 G37着
×3.クリスティ    阪神JF8着で、牡・牝混合重賞の経験はないものの六甲S(L)1着で初挑戦なら
△4.イベリス     牡・牝混合戦73.7% 京都牝S1着で、阪神CG2 6着。前走が阪神牝S6着
△5.デゼル      オークス11着、阪神牝 1着で資格十分ではあるが、牡・牝混合重賞経験無しは?
◎6.グランアレグリア 牝馬限定は桜花賞の1戦1着だけ。安田記念からG13連勝。大阪杯5着でも主軸
△7.マルターズディオサ秋華賞7着で牝馬重賞2勝。マイル戦3-2-0-0。直近が阪神C2着・高松記念8着なら
×8.ランブリングアレー牡・牝混合が小倉記念6着。牝馬重賞は、愛知杯2着→前走の中山牝1着の上昇ムード
▲9.テルツェット   牡・牝混合4戦4勝で前走ダービーCT1着までマイル戦4戦全勝中。無敗の上がり馬
10.レッドベルディス 紫苑S4着で牡・牝混合重賞の経験なし。飛鳥S3勝クラス1着から参戦で格下では?
11.ダノンファンタジー昨年5着のリピータ-。阪神C1着後、今年3戦目。前走高松記念12着で昨年以上?
△12.サウンドキアラ  昨年2着のリピータ-。その後は成績が伸び悩み。前走高松記念6着で危険な有力馬?
13.プールヴィル   桜花賞6着 NHKマイル12着 阪神牝G2 4着 マイルは7戦全敗であと一歩。
×14.ディアンドル   2・3歳時は短距離5勝2着2回でG1出走も惨敗。5歳で福島牝S1着と上昇ムード
15.アフラシール   京都牝S 13着と福島牝S8着ではG1で力不足。
16.リアアメリア  オークス4着はあるものの、4歳の今年3戦目で阪神牝S9着など不振。距離適性も?
△17.スマイルカナ  桜花賞3着 京成杯AH2着などマイル戦5-1-1-1と適性はありそう。前走は休み明けで
○18.レシステンシア 阪神JF1着、桜花賞2着などマイルCS8着以外は複勝率100% 高松記念2着


 
◎グランアレグリアが1番人気になることは、ほぼ間違いなく、レース実績では頭2つくらい抜けていると思います。ただし、何が何でも1着を狙ってメイチに仕上げてくるほどのレースとは思っていないでしょう。70~80%程度の仕上げでも勝てると考えたくなりますが、『牝馬限定』といってもG1はG1。

昨年アーモンドアイがどの程度の仕上げでこのレースに臨んで1着になったか定かではありませんが、次走の安田記念ではグランアレグリアの2着に敗退するほどのダメージを受けていたとも考えられるので、グランアレグリアもヴィクトリアMで勝つにはそれ相応の力を発揮して勝ちに行かなければなりません。

 そして、もしヴィクトリアMで1着になり、安田記念で2連覇を達成すれば、ヴィクトリアM出走馬のジンクスを破ることで、アーモンドアイ越えの歴史的名牝になります。

 まあ、「獲らぬ狸の皮算用」ではありませんが、三冠牝馬でG19勝を挙げたアーモンドアイと肩を並べるだけの能力を発揮できるかどうかが評価(予想)の基準になるでしょう。

 ほぼメイチに仕上げさえすれば十中八九勝てるでしょうが、安田記念で敗れるリスクが増します。もし、アーモンドアイと同様に安田記念で2着以下になれば『歴史は繰り返される』。昨年アーモンドアイを敗ったグランアレグリアが立場を変えて、敗れる側になるということです。


 牝馬限定レースに出走100%の『1.マジックキャッスル』については、過去10年間のデータから、複勝圏内に入った実績がないので、重い印を打ちにくいと感じます。データにとらわれ過ぎてはいけませんが、まったく軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 ビター ティー 2021年4月9日(金) 20:52
今年の桜花賞は、奇跡が起きるか? 想定外の結末になるのか?
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 今週は牝馬クラシック第1弾「桜花賞」が行われます。
昨年は無敗三冠牝馬が誕生し、また先週は、影(鹿毛)の無敗牝馬が6連勝でG1を制するなど、何かと牝馬が話題になりました。
昨年の『桜花賞』発送時には、まだ『三冠』が意識されることはなかっただろうと思います。しかし、デアリングタクトやレイパパレの活躍もあり、無敗のソダシが出走するということで、2年連続で『三冠牝馬(無敗三冠牝馬)』が誕生するか、に関心が向けられている今年のクラシック第1戦『桜花賞』です。

そこで、今回はソダシとデアリングタクト、レイパパレの徹底比較を行ってから、次に『阪神JF』との関係に焦点を当てながら出走馬に関する10年間のデータを分析して予想を進めたいと思います。

【ソダシとデアリングタクト、レイパパレの比較】
① 新馬戦の成績
ソダシ      函館1800m 1分50秒4(35.3) 先行 着差0.4 2着馬ギャランドウォリ 2歳新馬2歳4カ月
デアリングタクト 京都1600m 1分37秒7(34.8) 先行 着差0.3 2着馬ノーセキュリティ 2歳新馬2歳7カ月
レイパパレ    京都1600m 1分37秒5(35.6) 先行 着差0.3 2着馬ホワイトロッジ  3歳新馬2歳11カ月

② 新馬戦のレース展開(ラップタイム)
ソダシ      37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ    35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


③ 阪神JFの成績
ソダシ      1着     1分33秒1(34.2)  好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 不出走
レイパパレ    不出走

④ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)
ソダシ      阪神 G1  1分33秒1(34.2) 好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 京都 OP(L) 1分33秒6(34.0) 後方 着差0.7 2着馬ライティア
レイパパレ    阪神1勝クラス 1分33秒9(34.6) 後方 着差0.2 2着馬オーマイダーリン

⑤ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)レースの展開(ラップタイム)
ソダシ G1   34.9 → 34.4  -0.5秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ11.63秒(34.91)
    新馬戦  37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 34.7 → 35.1  +0.4秒(前傾ラップ)  1600m平均ラップ11.70秒(35.10)
    新馬戦  36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ1勝  35.1 → 35.1  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ11.73秒(35.21)
    新馬戦  35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


①~⑤の視点で比較してみましたが、ソダシはデアリングタクトとレイパパレに遜色がないように思います。

レースの格の違いがあって単純に比較できませんが、デアリングタクトはOPでの持ちタイムであり、レイパパレは1勝クラスでのもの、ソダシはG1ということもあり、むしろソダシの方が1600mでの持ちタイムが上回っているなど優れているように感じられます。また、3頭の中で唯一の2歳牝馬チャンピオンのタイトルを手に入れているのも事実です。

しかし、『阪神JF』が『桜花賞』で勝つための必要条件になっているわけでないことも、然りです。そもそも、2歳牝馬のタイトルを狙う馬たちはどんなタイプなのかを押さえておくことも大切なのかもしれません。

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 4戦目で『阪神JF』勝ちを収めたソダシはどのタイプなのでしょう。過去10年間のデータからソダシのタイプとその勝敗の行方を推測しながら予想したいと思います。


【過去10年間の上位入賞(1~3着)馬と『阪神JF』との関係について】

2020年
1着 デアリングタクト  新馬戦① 阪神JF不出走 エルフィンS 1着→ 当該レース ※桜花賞は3戦目
2着 レシステンシア   新馬戦① 阪神JF 1着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 スマイルカナ    新馬戦① 阪神JF不出走 チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は6戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 レシステンシア
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-2
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-1 スマイルカナ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 デアリングタクト
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 リアアメリア⑥→⑩

2019年
1着 グランアレグリア  新馬戦① 阪神JFなし 朝日FS   3着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シゲルピンクダイヤ 新馬戦③ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 クロノジェネシス  新馬戦① 阪神JF2着 クイーンC  1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1 
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 クロノジェネシス
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 シゲルピンクダイヤ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 グランアレグリア
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0



2018年
1着 アーモンドアイ   新馬戦② 阪神JFなし シンザン記念 1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 ラッキーライラック 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 リリーノーブル   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 ラッキーライラック
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 リリーノーブル
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-11 アーモンドアイ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2017年
1着 レーヌミノル    新馬戦① 阪神JF3着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 リスグラシュー   新馬戦② 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
3着 ソウルスターリング 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-1-0 ソウルスターリング
  〃  2着 →    〃    0-1-0-0 リスグラシュー
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(1-0-0-0)レーヌミノル
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-3
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-8
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2016年
1着 ジュエラー     新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シンハライト    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 アットザシーサイド 新馬戦① 阪神JF5着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは5戦目
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アットザシーサイド
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-2 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-1-0-2 ジュエラー、シンハライト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-6
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2015年
1着 レッゴードンキ  新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 クルミナル    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞11着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 コンテッサトゥーレ新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞6着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 レッツゴードンキ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-1-1 クルミナル、コンテッサトゥーレ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-9
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2014年
1着 ハープスター   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドリヴェール 新馬戦① 阪神JF1着 3連勝で直行   → 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 ヌーヴォレコルト 新馬戦④ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 ハープスター
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-2 ヌーヴォレコルト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-1 レッドリヴェール①→②、モズハツコイ⑧→⑭


2013年
1着 アユサン     新馬戦① 阪神JF7着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドオーヴァル 新馬戦② 阪神JFなし チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 プリンセスジャック新馬戦① 阪神JF6着 チューリップ賞8着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-1
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-0 アユサン、プリンセスジャック ※(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 レッドオーヴァル
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2012年
1着 ジェンティルドンナ 新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞4着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ヴィルシーナ    新馬戦① 阪神JFなし クイーンC  1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 アイムユアーズ   新馬戦③ 阪神JF2着 Fレビュー  1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アイムユアーズ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-4)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-0-0-0 ジェンティルドンナ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-1-0-6 ヴィルシーナ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2011年
1着 マルセリーナ    新馬戦① 阪神JFなし エルフィンS1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ホエールキャプチャ 新馬戦② 阪神JF2着 クイーンC 1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
3着 トレンドハンター  新馬戦② 阪神JFなし フラワーC 1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-1-0-0)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-1-10
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 マルモセーラ⑫→⑰

 以上、10年間の『桜花賞』について、『阪神JF』と関連付けながらデータをまとめてみると



阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-2-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃  2着 →    〃    2-1-2-1 ※チューリップ賞以外(0-1-1-1)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-4 ※チューリップ賞以外(1-0-0-4)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-3 ※チューリップ賞以外(0-0-1-7)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-9)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-14)
  〃 不出走 → チューリップ賞 2-4-3-13
  〃 不出走 →    〃 以外 4-1-1-84
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-3

【阪神JFから桜花賞に直行した馬の成績】
2020年 リアアメリア   6着→桜花賞10着 4戦目
2014年 レッドリヴェール 1着→桜花賞2着 4戦目
2014年 モズハツコイ   8着→桜花賞14着 8戦目
2011年 マルモセーラ   12着→桜花賞17着 5戦目

 【阪神JF経験の有無と前走別の成績】
パターン1 阪神JFからチューリップ賞
      3-3-4-14 1着レッツゴードンキ、ハープスター、アユサン
             2着レシステンシア、ラッキーライラック、リスグラシュー
             3着リリーノーブル、ソウルスターリング、プリンセスジャック、アイムユアーズ
パターン2 阪神JFからチューリップ賞以外のレース
      1-1-2-36 1着レーヌミノル、
             2着ホエールキャプチャ
             3着クロノジェネシス、アットザシーサイド
パターン3 阪神JFから桜花賞に直行
      0-1-0-3 1着(該当馬なし)
             2着レッドリヴェール
             3着(該当馬なし)
パターン4 阪神JF経験なしでチューリップ賞経由
      2-4-3-13 1着ジュエラー、ジェンティルドンナ
             2着シゲルピンクダイヤ、シンハライト、クルミナル、レッドオーヴァル
             3着スマイルカナ、コンテッサトゥーレ、ヌーヴォレコルト
パターン5 阪神JF経験なしでチューリップ賞以外のレース
      4-1-1-84 1着デアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイ、マルセリーナ
             2着ヴィルシーナ
             3着マルセリーナ

過去10年間のデータの範囲で分析すると、桜花賞で優勝する可能性が高くなる必要条件がいくつか見えてきます。

【阪神JFを経験したなら桜花賞に直行よりも、1戦使った方がベター】
①阪神JF後に1戦以上使った場合 4-4-6-50 勝率 6.3% 連対率12.5% 複勝率21.9%
②阪神JFから桜花賞直行の場合   0-1-0-3 勝率 0.0% 連対率25.0% 複勝率25.0%

直行した方が確率は高いように思われますが、前走をチューリップ賞に限れば、
③阪神JFからチューリップ賞経由   3-3-4-14 勝率12.5% 連対率25.0% 複勝率41.7% 

チューリップ賞以外のレースを使った場合は2戦以上の馬も含まれるので、確率が極端に低くなります。
④阪神JFから他のレースを経由   1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%

【阪神JFに出走していない場合もチューリップ賞を経由した方がベター】
⑤阪神JF以外からチューリップ賞経由2-4-3-13 勝率 9.1% 連対率28.6% 複勝率42.9%

チューリップ賞を経由した場合の③と⑤を合わせた確率でみると10年間で5勝となり、チューリップ賞を経由した出走馬を吟味することがキーポイントになると考えます

⑥チューリップ賞を経由した場合③+⑤5-7-7-27 勝率10.9% 連対率26.1% 複勝率41.3%

チューリップ賞経由の成績について視点を変えて(10年間の着順別の頭数で)みると
  1着 5頭(50%)   2着 7頭(70%)   3着 7頭(70%)


【阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合】
出走したレース数から潜在能力の大きさを推測し、有力馬を見分けることが2番目のキーポイントになると考えます。

⑦チューリップ賞を経由しない場合  5-3-3-120 勝率 3.9% 連対率 6.1% 複勝率 8.4%

勝利数の5を除き、かなり低い確率に感じられます。これを阪神JFの出走の有無で分けてみると
(1)阪神JFに出走経験あり     1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%
(2)阪神JFに出走経験なし     4-1-1-84 勝率 4.4% 連対率 5.6% 複勝率 6.7%
  
 これだけをみると、阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合は複勝率が1番低く感じます。ところが、勝利した4頭を挙げてみると

2020年 デアリングタクト ※桜花賞は3戦目
2019年 グランアレグリア ※桜花賞は4戦目
2018年 アーモンドアイ  ※桜花賞は4戦目
2011年 マルセリーナ   ※桜花賞は5戦目

 桜花賞までに出走したレース数が3戦または4戦と少ない馬に歴史的名牝が並んでいます。5戦目で優勝したマルセリーナはむしろ例外で、阪神JFとチューリップ賞のどちらにも出走していない、桜花賞が3戦目から4戦目の未来の歴史的名牝を見つけられれば・・・と思います。

 さて、これまでの分析からソダシの本命度を推測すると、4連勝で、桜花賞が5戦目になるということで、この観点から推測すると「歴史的名牝」になれるか微妙なレース経験数という見立てになります。

 『阪神JF』までに3戦していることも少々懸念されます。前述した阪神JF出走馬のタイプでは

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 「タイプその1」か「タイプその2」に当てはまるのではないかと思います。無敗であることから「タイプその4」の可能性も捨てきれないのですが、『阪神JF』から桜花賞に直行というのも、過去10年間のデータから複勝率25%で、2014年のレッドリヴェールが阪神JF1着から2着したのが最上位で、この記録を上回ることが果たしてできるのか。ちなみに、レッドリヴェールは3戦目での挑戦でした。

 次いで、2017年のソウルスターリングが4戦無敗で参戦し、3着でした。この時はチューリップ賞1着からの出走でした。5戦目というのはソダシと同じですね。

ソウルスターリング 新馬戦① アイビーS OP1着→阪神JF1着→チューリップ賞1着 4戦無敗で3着

 もし、ソダシが1着になれば『阪神JS』と『桜花賞』の両G1を制することになります。過去10年間で、この2つのレースを勝ち抜いた例はありませんでした。そこで、2010年~2000年まで遡ってみると

2010年アパパネ     新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞2着→桜花賞1着 3-1-1-0
2009年ブエナビスタ   新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 3-0-1-0
※2007年ウォッカ     新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞2着 4-1-0-0
2001年テイエムオーシャン新馬戦① 阪神3牝S1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 4-0-1-0

 以上3頭の例が見つかりました。この3頭に遜色のないウォッカも参考として示しました。この期間(10年間)の該当馬も歴史的名牝ばかりです。いずれもチューリップ賞を経由している点はソダシと異なります。

 また、2つのG1を制した無敗牝馬は1頭もいませんでした。ただし、ブエナビスタ以外はソダシと同じく桜花賞を5戦目で勝利して牝馬クラシックの一冠目を手に入れています。

 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。無敗馬の能力が高いことは分かっていますが、阪神JFからの直行には懸念があります。

 阪神JFからチューリップ賞を経由して参戦してくる馬で、おそらく1.2番人気になるであろうソダシとサトノレイナスに先着する可能性のある馬を本命候補にしたいと考えて予想を組み立てます。

 1.ストライプ
△2.ファインルージュ
 3.ブルーバード
○4.ソダシ
△5.アカイトリノムスメ
 6.ストゥーティ
 7.ククナ
◎8.メイケイエール
 9.エンスージアズム
△10.アールドヴィーヴル
 11.ジネストラ
×12.ヨカヨカ
△13.エリザベスタワー
 14.ミニーアイル
×15.シゲルピンクルビー
×16.ソングライン
 17.ホウオウイクセル
▲18.サトノレイナス


 ソダシが1着になるということは、以下のハードルを全て越えたことになります。
(1)白馬初のクラシック制覇
(2)史上初の阪神JFから直行で桜花賞制覇
(3)無敗のまま阪神JFと桜花賞の両G1レース制覇
(4)2年連続無敗で桜花賞馬の誕生(三冠牝馬誕生の可能性も)

 これだけ高い複数のハードルをクリアするのは至難の業。まさに奇跡が起きなければ達成できないと考えて印を打ってみました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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コメント一覧
15:
  スペシャル王   フォロワー:1人 2010年10月25日(月) 23:36:54
古馬三冠できる!
14:
     フォロワー:0人 2010年2月19日(金) 22:46:28
明日土曜日のブエナビスタ、京都記念1着でドバイに行ってほしいです。応援します。
13:
  アサクサキングス   フォロワー:0人 2009年11月10日(火) 15:13:37
牝馬3冠は達成できなかったけど、
エリザベス女王杯勝ってGI4勝目とる。

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