アルクトス(競走馬)

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アルクトス
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写真一覧
抹消  鹿毛 2015年5月2日生
調教師栗田徹(美浦)
馬主山口 功一郎
生産者須崎牧場
生産地新冠町
戦績24戦[10-2-0-12]
総賞金14,094万円
収得賞金14,430万円
英字表記Arctos
血統 アドマイヤオーラ
血統 ][ 産駒 ]
アグネスタキオン
ビワハイジ
ホシニイノリヲ
血統 ][ 産駒 ]
シンボリクリスエス
コンキスタドレス
兄弟 キタノカイキョウヒノクニノオンナ
市場価格2,052万円(2016北海道セレクションセール)
前走 2022/10/10 MCS南部杯 G1
次走予定

アルクトスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/10/10 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------14** 牡7 57.0 田辺裕信栗田徹 541
(--)
1.37.4 2.8----カフェファラオ
22/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16247.037** 牡7 57.0 田辺裕信栗田徹 548
(+4)
1.34.7 0.935.1⑤⑤カフェファラオ
21/10/11 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------1** 牡6 57.0 田辺裕信栗田徹 544
(--)
1.35.3 -0.4----ヒロシゲゴールド
21/06/03 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 12--------1** 牡6 58.0 田辺裕信栗田徹 545
(--)
1.24.9 -0.1----エアスピネル
21/02/21 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16364.729** 牡6 57.0 田辺裕信栗田徹 540
(-4)
1.35.6 1.236.6⑤④カフェファラオ
21/01/31 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1671410.864** 牡6 59.0 田辺裕信栗田徹 544
(0)
1.22.5 0.235.8⑥④レッドルゼル
20/12/06 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 165951.599** 牡5 57.0 田辺裕信栗田徹 544
(+2)
1.50.3 1.037.4④⑦⑤④チュウワウィザード
20/10/12 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------1** 牡5 57.0 田辺裕信栗田徹 542
(--)
1.32.7 -0.1----モズアスコット
20/08/09 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 1471112.566** 牡5 56.0 田辺裕信栗田徹 546
(-12)
1.44.1 0.736.3⑨⑨⑨⑧タイムフライヤー
20/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 7--------4** 牡5 57.0 田辺裕信栗田徹 558
(--)
1.39.4 0.8----ワイドファラオ
20/02/23 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16129.049** 牡5 57.0 田辺裕信栗田徹 548
(+8)
1.37.0 1.838.3モズアスコット
19/10/14 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------2** 牡4 57.0 田辺裕信栗田徹 540
(--)
1.34.5 0.3----サンライズノヴァ
19/07/07 中京 11 プロキオンS G3 ダ1400 156106.521** 牡4 56.0 田辺裕信栗田徹 548
(+2)
1.21.2 -0.136.5④④ミッキーワイルド
19/05/25 東京 11 欅ステークス OP ダ1400 16112.511** 牡4 57.0 田辺裕信栗田徹 546
(0)
1.23.4 -0.035.5ドリームキラリ
19/04/20 東京 11 オアシスS (L) ダ1600 167136.341** 牡4 56.0 田辺裕信栗田徹 546
(-4)
1.36.7 -0.236.3⑤④ドリームキラリ
19/01/06 中山 11 ポルックスS OP ダ1800 13336.026** 牡4 55.0 田辺裕信栗田徹 550
(+10)
1.54.0 0.737.4テーオーエナジー
18/11/18 東京 10 錦秋S 1600万下 ダ1600 8331.911** 牡3 56.0 田辺裕信栗田徹 540
(+4)
1.38.1 -0.135.5レッドオルバース
18/08/05 新潟 11 レパードS G3 ダ1800 15227.345** 牡3 56.0 田辺裕信栗田徹 536
(+4)
1.52.8 0.838.4グリム
18/06/30 福島 10 猪苗代特別 1000万下 ダ1700 15224.321** 牡3 54.0 田辺裕信栗田徹 532
(-2)
1.45.7 -0.236.5イダペガサス
18/06/10 東京 12 3歳以上500万下 ダ1600 16243.321** 牡3 54.0 田辺裕信栗田徹 534
(-2)
1.36.6 -0.636.2ゴールドブラッド

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アルクトスの関連ニュース

2020、21年にJpnⅠマイルCS南部杯を連覇したアルクトス(美・栗田、牡7)が引退することが決まった。栗田調教師が12日に明らかにした。3連覇ならず14着に終わった10日の南部杯が最後のレースになった。通算成績は24戦10勝で、獲得総賞金は2億9964万3000円。今後は14日に退厩し、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。

「開業間もない厩舎を支えてくれて感謝の一語です。大型でもスピードのあるダート馬でしたし、その血を残してくれれば。大事な仕事が待っているので頑張ってほしい」とトレーナーは愛馬にエールを送った。

南部杯2勝のアルクトスが引退、種牡馬入り 2022年10月12日(水) 04:53

10日に行われた南部杯で14着に敗れ、レース3連覇はかなわなかったアルクトス(美浦・栗田徹厩舎、牡7歳)が現役を引退し、種牡馬となることがわかった。オーナーの山口功一郎氏がSNSを通じて明らかにした。今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。山口氏は「私にとって初の重賞制覇からJpnⅠ制覇まで成し遂げてくれて本当に感謝しています」とつづった。

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【3歳以上次走報】アルクトスは3連覇が懸かる南部杯で復帰 2022年8月26日(金) 04:45

フェブラリーS7着後、体調が整わずにドバイへの遠征を取りやめたアルクトス(美・栗田、牡7)は、3連覇の懸かる南部杯(10月10日、盛岡、JpnⅠ、ダ1600メートル)で復帰する。

★デビュー2連勝のパラレルヴィジョン(美・国枝、牡3)は、神戸新聞杯(9月25日、中京、GⅡ、芝2200メートル)を視野に入れる。

オークス11着ライラック(美・相沢、牝3)は、紫苑S(9月10日、中山、GⅢ、芝2000メートル)で戸崎騎手と新コンビを組む。

★NST賞を除外されたチェーンオブラブ(美・小笠、牝5)は、エニフS(9月10日、中京、L、ダ1400メートル)へ。

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アルクトスがドバイ遠征取りやめ 栗田師「体調が整わない」 2022年3月10日(木) 17:40

ドバイのゴドルフィンマイル(26日、メイダン、GⅡ、ダート1600メートル)に出走を予定していたアルクトス(美浦・栗田徹厩舎、牡7歳)が遠征を取りやめた。「遠征に向けて調整してきましたが、体調が整わないため、遠征を見送ることにしました。今後については未定です」と栗田調教師はコメントした。

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【ドバイ国際諸競走】シュネル、ユーバー、グローリー豪華競演3頭併せ 2022年3月10日(木) 04:39

26日のドバイ国際競走(メイダン)に遠征する日本馬が9日、東西トレセンで追い切られた。

《美浦》Wコースでは、ターフ(GⅠ、芝1800メートル)のシュネルマイスター(手塚、牡4)、シーマクラシック(GⅠ、芝2410メートル)のユーバーレーベン(手塚、牝4)とグローリーヴェイズ(尾関、牡7)の豪華3頭併せ。ゴール前で仕掛けられた内シュネルが6ハロン84秒2─11秒2、一杯に追われた中グローリーが同85秒2─11秒2、強めに追われた外ユーバーが同86秒4─11秒2をマークし、横並びでフィニッシュした。

シュネルに騎乗した嶋田騎手は「併せにいってグッとハミを取ったし、先週びっしりやったぶん、動きも反応も良くなった。息もいい」、ユーバーに騎乗した石川騎手は「久々に乗ったけど、素軽いしパワーもある。すごくいい動き」とともに好感触。グローリーの尾関調教師は「今週は併せ馬をやりかったし、手塚先生に快諾していただけた。全体時計は予定より少し遅めでしたが、ゴールを過ぎてからも少し伸ばしたので問題ない。併せ馬ができたことで気持ちの面で上がってくれると思います」と話した。なお、シュネルマイスターの鞍上はルメール騎手に、グローリーヴェイズの鞍上はC・スミヨン騎手に決まった。

ゴドルフィンマイル(GⅡ、ダ1600メートル)に挑むアルクトス(栗田、牡7)は馬なりでPコース5ハロン70秒9─12秒0。栗田調教師は「予定通りですね。フェブラリーS(7着)の後もここまでダメージもなくきている」と順調さを強調した。

UAEダービー(GⅡ、ダ1900メートル)に挑戦するコンバスチョン(伊藤圭、牡3)を含め、関東馬5頭は15日に成田から出国する予定。

また、サウジアラビアのネオムターフC1着から直接ドバイ入りし、シーマクラシックに挑むオーソリティ(木村、牡5)は引き続きルメール騎手とコンビを組む。

《栗東》ゴドルフィンマイルに出走するソリストサンダー(高柳大、牡7)は、坂路で4ハロン54秒9―12秒2。僚馬でUAEダービー(GⅡ、ダ1900メートル)に挑むレイワホマレ(牡3)は同55秒0―12秒2。高柳大調教師は「2頭とも持ったままでいい動き。順調です。週末にも追い切る予定です」と話した。なお、レイワホマレの鞍上はルメール騎手に決まった。

その他、シーマクラシックのステラヴェローチェ(須貝、牡4)、ゴールドカップ(GⅡ、芝3200メートル)のヴェローチェオロ(須貝、牡4)の鞍上がM・デムーロ騎手、ターフのヴァンドギャルド(藤原、牡6)は昨年に続きM・バルザローナ騎手。UAEダービーのセキフウ(武幸、牡3)、アルクオーツスプリント(GⅠ、芝1200メートル)のラウダシオン(斉藤崇、牡5)はC・デムーロ騎手に決まった。

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シュネル、グローリー、ユーバーがドバイ遠征に向けて豪華3頭併せ 2022年3月9日(水) 12:00

ドバイ国際諸競走(26日、メイダン)に出走する関東馬が美浦トレセンで追い切られた。

早朝4時すぎ、Wコースではターフ(GⅠ、芝1800メートル)のシュネルマイスター手塚貴久厩舎、牡4歳)、シーマクラシックのユーバーレーベン手塚貴久厩舎、牝4歳)とグローリーヴェイズ(尾関知人厩舎、牡7歳)が白熱の3頭併せを敢行した。直線でビッシリ追われたグローリーが真ん中から頭ひとつ抜け出たところを、ワンテンポ遅れて仕掛けた内シュネルと外ユーバーがゴールで追いついて併入フィニッシュ。タイムはシュネルが6ハロン84秒2─11秒2(G前仕掛け)、グローリーが同85秒2─11秒2(一杯に追う)、ユーバーが同86秒4─11秒2(強め)だった。

シュネルとユーバーを管理する手塚調教師は「シュネルマイスターは成長を感じるし、状態もいい。きょうも3頭で一番手応えが良かったね。ユーバーレーベンも雰囲気がいい。前走くらいから稽古で時計が出るようになったとはいえ、ラスト1ハロン11秒2はなかなか出せないから」と2頭の動きに満足げな表情。

グローリーヴェイズの尾関調教師は「今週は併せ馬をしたかったし、手塚先生のところもそれなりにやりたい感じだったので快諾していただけました。全体時計は予定より少し遅めでしたが、ゴールを過ぎてからも少し伸ばしたので問題ないです。冬場なので暖かいときと比べると良化度はゆっくりですが、きょう併せ馬ができたことで気持ちの面で上がってくれると思います」と現時点での雰囲気を伝えた。

この3頭にアルクトスコンバスチョンを含めた5頭は15日の成田発で出発する予定だ。

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アルクトスの関連コラム

閲覧 1,261ビュー コメント 0 ナイス 4

 マイルチャンピオンシップ南部杯は、JBCスプリントJBCクラシックの前哨戦。さすがGⅠだけあって、昨年のこのレースやフェブラリーS、かしわ記念の上位馬が出走してくる。主な対戦図式は休養明けの実績馬vs上がり馬で、実績馬の活躍が目立つ一方で、2017年にノボバカラ、2021年にヒロシゲゴールドがともに7番人気で2着と好走し、高配当を演出している。人気の実績馬が勝って、人気薄馬が2着に来るというのが、このレースの総体的なイメージである。

 まず、最有力は同年のかしわ記念の連対馬かつ、前走でも連対と順調さを欠かなかった馬で、過去10年のこのレースでの成績は【4・2・1・0】と複勝率100%。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー、2015年のベストウォーリア 、2016年、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2019年のゴールドドリームだ。近2年はこのタイプが出走していなかったために、波乱の結果となっている。

 また、同年のフェブラリーSとかしわ記念で連対していた馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2013年のエスポワールシチー(同馬は2010年も前記に該当で1着)、2着の該当馬は2018年のゴールドドリーム、3着の該当馬は2019年のゴールドドリームだ。このレースはかしわ記念からの直行で取りこぼす実績馬が多いが、GⅠを連続連対できるような実力かつ安定感がある馬は、休養明けでも信頼できる。

 さらに前走でダ1400m組の活躍が目立ち、同年のプロキオンS(昨年と今年は1700m)で連対か、さきたま杯を優勝した馬が活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・1・3・3】。1着の該当馬は、2014年、2015年のベストウォーリア、2020年のアルクトス。2着の該当馬は、2019年のアルクトス、3着の該当馬は、2012年のアドマイヤロイヤル、2013年のセイクリムズン、2017年のキングズガード。4着以下は、2013年のアドマイヤロイヤル(5着)と2017年のカフジテイク(4着)、2020年のサンライズノヴァ(4着)。

 2013年のアドマイヤロイヤル、2017年のカフジテイク、2021年サンライズノヴァプロキオンSで3角12番手以下と、差して好走した馬。3角11番手以内というのを条件に加えると、その成績は【3・1・3・0】とデーダ上は完璧なものとなる。つまり、前走で展開に恵まれて好走した馬が、逃げ、先行馬が有利なレースになりやすい盛岡ダ1600mの変わって苦戦していることの証明である。今年はプロキオンSがダ1700mで行われていることから、その他の1400m路線馬が出走してくることが予想される。その場合はなるべく前の位置でレースをしている馬を狙いたい。

 最後に穴馬候補を紹介しよう。前走1200mのグレードレースを使われていたスピードタイプが、ここで1~2番手に行くことで穴を開けている。そう、冒頭で紹介した2017年のノボバカラと2021年のヒロシゲゴールドがこれに該当する。ノボバカラは前走で芝のキーンランドCにヒロシゲゴールドクラスターCに出走し、敗退していたために人気薄。ともに7番人気での2着だった。

 このレースは2010年に日本テレビ盃に出走して8着だったグランシュヴァリエが11番人気で3着と好走し、3連単131万越えの大波乱になったことがあったが、近年は前走で短い距離を使われている馬が穴メーカーとなっている。

 しかし、2012年に前走の日本テレビ盃で9着だったダイショウジェットが6番人気で2着、2021年は前走のエルムSで10着だったソリストサンダーが2着に好走していることから、前走でダ1700m以上のGⅡ、GⅢを使われて敗退している馬の一発にも注意したい。中距離で結果を出せていないことが、短距離馬である要素を残しているからだ。ただし、2頭とも1600m以下のダートグレードで連対実績があったことから、それを条件で狙いたい。



 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対している馬。
 ・同年のフェブラリーSとかしわ記念で連対していた馬。
 ・前走で同年のダ1400mのプロキオンS(昨年と今年は1700m)で連対か、さきたま杯で優勝していた馬。
  (プロキオンS組は3角11番手以内が条件)

 ●穴馬候補
 ・前走で1200mのグレードレースに出走していた馬。
 ・前走で距離1700m以上のダートグレードに出走していた馬。
  (連対圏内を狙うのであれば、同年のダ1600m以下で連対実績があることが条件)


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2022年2月16日(水) 19:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック フェブラリーS2022 
閲覧 1,847ビュー コメント 0 ナイス 8



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



2月20日(日) 東京11R 第39回フェブラリーS(4歳以上G1・ダート1600m)

【登録頭数:24頭】(フルゲートト:16頭)


<優先出走馬>

スワーヴアラミス(前走492kg(+6kg)、中3週)<D>
前走Vも昨春から使い詰めで、マイル戦も今回が初めて。この中間、2週前1週前とCWを長めから追われているが、1週前の動きを見ると終い脚が上がり気味で、前走時のような勢いがない。

テイエムサウスダン(前走554kg(+10kg)、中2週)<B>
大型馬で前走時(+10kg)のパドックでは腹周りに余裕がある感じだった。この中間は1週前の金曜日に坂路で追われて終い好時計も、切れすぎるところがありマイル実績もなく距離の面で不安は残る。


<賞金上位馬>

テーオーケインズ ※出走回避予定

ソダシ(前走470kg(-4kg)、中10週)<B>
乗り込み豊富も、追い切りでは好時計の出る馬が、1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が遅い印象の動き。物足りなさが残る。

ケイティブレイブ(前走537kg(+11kg)、中2週)<D>
川崎記念から間隔が詰まっており、日曜日に坂路で追われたが併走遅れで時計も平凡。

マルシュロレーヌ ※出走回避予定

アルクトス(前走544kg(-1kg)、4ヵ月半)<C>
休み明け。この中間は、1週前追い切り(南W)では直線でステッキが何度も入りと、反応が良くない。暖かい時期のようには馬体が絞れてきていないのかもしれない。

ミューチャリー(前走466kg(+6kg)、中7週)<C>
この中間は速い時計で3本追い切られている。1週前追い切りでは先着をはたしてきたが、この馬にとしては時計が遅い。

レッドルゼル(前走488kg(+2kg)、3ヶ月半)<A>
今年は休み明けでの参戦となるが、鉄砲駆けするタイプで問題はない。坂路で好時計の出る馬で、1週前追い切りでは重心が低い走りで抜群の伸び脚を披露。出来はかなり良さそうで、昨年以上の走りも期待できそう。

カフェファラオ(前走520kg(-4kg)、中10週)<B>
追い切りの時計は、自動計測になっているので昨年よりもかなり速い今回。その動きからも、昨年の勝ち馬が前走を一度使われて良化してきたという印象を受ける。

エアスピネル(前走486kg(+4kg)、中10週)<B>
乗り込み豊富で坂路で好時計。1週前追い切りでも、デムーロ騎手が騎乗して上々の動きをアピールしている。

サンライズノヴァ(前走527kg(-7kg)、中7週)<A>
この中間は2週前、1週前と併せ馬で先着。動きを見ても終いグッとひと伸びしてみせており、昨年よりは出来は良さそう。

テオレーマ(前走472kg(-4kg)、中3週)<A>
ここ3戦レースを使われるごとに体重が減っている点は気がかりだが、それでも中3週と間隔が詰まっている中で1週前追い切りでは終いしっかり伸びて併せて先着を決めてきた。引き続き調子は良さそう。

ソリストサンダー(前走488kg(+4kg)、中2週)<B>
前走時のパドックでは腹周りに余裕を感じさせていたので、前走を一度使われて馬体が締まってくれば上積みを期待できそう。

インティ(前走516kg(-10kg)、中10週)<B>
この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りは武豊騎手が騎乗して気分良さそうに馬なりでの調整となったが、やや硬さはあるものの前走時よりも動きは良い。

ダイワキャグニー(前走500kg(+8kg)、中6週)<C>
この中間、1週前追い切りでは南Bコースで追われ好時計で先着。ただ、内めを回ってのもので時計はそれほど目立つ部類でもない。


<除外対象馬>

サンライズホープ(前走552kg(-2kg)、中3週)<B>
前走時は追い切り内容好感で◎にしたが、ゴール前でのもうひと伸びが足りなかった。大型馬でこの中間も追い切りで好時計が出ているあたりからは上積みが見込めそうだが、距離短縮がポイントになりそう。長めの距離の方が良い印象はぬぐえない。

タイムフライヤー(前走480kg(+4kg)、中2週)<C>
休み明けの前走時は、追い切りでは良い動きを見せていたがレースでは物足りない内容。この中間は軽めの調整となっていて、上積みはありそうだが大きな変わり身まではどうか。

アナザートゥルース(前走479kg(-3kg)、中7週)<C>
この中間の追い切り時計を見ると、いつもよりも時計がかかっていてやや物足りない感じあり。

タガノビューティー(前走518kg(-4kg)、中2週)<C>
この中間は間隔が詰まっていて軽めの調整。そもそも大柄な馬が強めに追われていない点はマイナス材料。

ブルベアイリーデ(前走488kg(+6kg)、中3週)<C>
1週前追い切りでは、走りやすそうな馬場も時計平凡。

カデナ(前走494kg(+16kg)、中3週)<B>
1週前追い切りでは時計は平凡も重心が低い走りで力強さがあり、前走からの上積みがありそう。

クロパラントゥ(前走522kg(-2kg)、連闘)<E>
乗り込み豊富でしっかり乗りこまれ臨んだ先週大敗。

ゲンパチフォルツァ(前走522kg(+8kg)、連闘)<E>
先週出走も見せ場なし。


※今回のこのコラムからの推奨馬は、レッドルゼルテオレーマサンライズノヴァの3頭をあげておきます。


<東京ダート1600mVR動画>



◇今回は、フェブラリーS編でした。
今年最初のJRAでのG1レースが行われます。トップクラスの馬たちがサウジカップやドバイワールドカップに向かうため、やや寂しいメンバー構成となってしまいました。この時期にこの距離となると、チャンピオンズ_Cのように豪華メンバーになることはなかなか難しそうですが、南部杯、武蔵野S、東海Sあたりのステップレースを中心にこの路線の底上げ、充実を図っていけばダートのマイル路線の頂点としてもう少し盛り上がり方も違ってくるのかもしれません。

フェブラリーステークス出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年2月13日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年02月13日号】特選重賞データ分析編(293)~2022年フェブラリーステークス
閲覧 2,026ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 フェブラリーステークス 2022年02月20日(日) 東京ダ1600m


<ピックアップデータ>

【“東京ダ1600m・中京ダ1800m、かつ重賞のレース”において4着以内となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [5-6-6-43](3着内率28.3%)
×なし [1-0-0-33](3着内率2.9%)

 コース適性が最大のポイント。JRAのビッグレースが施行される東京ダ1600mや中京ダ1800mの重賞で好走したことのない馬は、ほとんど上位に食い込めていません。右回りのレースや1マイル未満のレースを主戦場としてきた馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→インティスワーヴアラミスソリストサンダー
主な「×」該当馬→アルクトスソダシテオレーマ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が2着以内」だった馬は2016年以降[4-4-4-18](3着内率40.0%)
主な該当馬→アルクトススワーヴアラミステオレーマ

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2021年10月10日() 21:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マイルチャンピオンシップ南部杯2021~
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 イルチャンピオンシップ南部杯は、あのメイセイオペラを送り出した岩手最大のレース。JBCスプリントJBCクラシックの前哨戦だが、さすがマイルのG1レースだけあって、同年のフェブラリーS上位馬やかしわ記念の上位馬が集う。対戦図式は、休養明けの実績馬vs上がり馬。しかし、上がり馬はほとんど通用していないというのが実情だ。

 上がり馬よりも実績馬のこのレースは、イルチャンピオンシップ南部杯と同じマイルG1である、同年のかしわ記念の連対馬が活躍している。その成績は過去10年で【4・2・2・2】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー(同馬は2009年も1着、2010年は2着)、2015年のベストウォーリア 、2016年、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2019年のゴールドドリームだ。

 4着以下は2018年のオールブラッシュ(5着)とワイドファラオ(7着)の2頭。しかし、前記の連対馬6頭が前走でも連対しているのに対して、オールブラッシュとワイドファラオは前走で連対を外しているという共通項があった。そこで同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対という条件を加えると、過去10年の成績は【4・2・0・0】と複勝率100%まで信頼度が高まった。

 さらに同年のプロキオンSの連対馬も有力で、その成績は過去10年で【2・2・4・3】と立派なもの。1着の該当馬は、2014年、2015年のベストウォーリア 。2着の該当馬は、2011年のダノンカモン、2019年のアルクトス。3着の該当馬は、2011年のシルクフォーチュン、2012年のアドマイヤロイヤル、2013年のセイクリムズン、2017年のキングズガード。4着以下は、2013年のアドマイヤロイヤル(5着)と2017年のカフジテイク(4着)、2020年のサンライズノヴァ(4着)。

 2013年のアドマイヤロイヤル、2017年のカフジテイクは、2021年サンライズノヴァプロキオンSで3角12番手以下と、差して好走した馬。つまり、展開に恵まれての連対だっただけに、3角11番手以内というのを条件に加えると、その成績は【2・1・3・0】とデーダ上は完璧。また、このデータに漏れたびは2011年の2着馬ダノンカモンと同年の3着馬シルクフォーチュンだが、この2頭はプロキオンS後にもう一戦していた。プロキオンS連対後に、もう一戦している馬も信頼できるだろう。

 このようにこのレースは近走マイル以下の距離を使われている馬の活躍が目立つが、穴馬は前走で中距離のダートグレードに出走していた馬だ。昨年6番人気でこのレースを優勝したアルクトスは、前走でエルムSに出走し、6着だった馬。遡って、2010年に4番人気で優勝したオーロマイスターも前走でエルムSに出走し、2着だった馬。

 さらにこの年は、前走で日本テレビ盃に出走して8着だったグランシュヴァリエが11番人気で3着と好走したことで、3連単131万越えの大波乱になっている。他にも2012年に前走の日本テレビ盃で9着だったダイショウジェットが6番人気で2着と好走しており、前走で距離1700m以上に出走していた馬が、ここで穴メーカーになっていると言える。

 さらに穴パターンを挙げると、何と言っても過去10年で唯一の馬複で万馬券決着の立役者となった2017年の2着馬ノボバカラでしょう。ノボバカラはダートグレードで3勝の実績があったものの、古馬になってからはスプリント路線を主体に使われ、さらに近走の芝のレースで大敗していたために7番人気と人気薄だった。しかし、芝のスピード競馬に慣れていることで、このレースでは単騎の逃げて2着に粘っている。

 他にもエスポワールシチーが過去に2度の逃げ切り勝ちを決め、2014年のポアゾンブラックや2015年タガノトネールも逃げて2着に粘っている。エスポワールシチーはそもそも実績馬だが、ポアゾンブラック、タガノトネールはそれほど人気のない伏兵馬。ノボバカラを含めて、それらの伏兵馬には前走で1400m戦以下を使われている共通項があった。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対している馬。
 ・同年のプロキオンSの連対馬。
  (プロキオンSで3角11番手以内かプロキオンSからもう一戦していることが条件)

 ●穴馬候補
 ・前走で距離1700m以上のダートグレードに出走していた馬。
  (連対圏内を狙うのであれば、同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・今回で逃げる可能性が高い馬。
  (前走で1400m以下に出走していた馬が人気の盲点になりがち)

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2021年5月4日(火) 11:55 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かしわ記念2021~
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 かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、格付けがJpnⅠだけあって、G1ウイナーが多く参戦する。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が同年のフェブラリーSの優勝馬だからである。

 フェブラリーSとこのレースを連覇したのは、前記のエスポワールシチーと2014年のコパノリッキーのみだから、当然と言えば当然である。2019年のインティのように、同年のフェブラリーSを逃げ、先行して優勝した馬はここでも2着、3着を拾ってくることも少なくないが、2018年のノンコノユメや2020年のモズアスコットのように、同年のフェブラリーSを差して優勝した馬はことごとく人気を裏切っている。

 また、休養明けの実績馬が出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。昨年2番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。

 そこで過去10年の連対馬20頭を見ていくと、同年のフェブラリーS以降のレースに出走しているという共通項があった。また優勝馬の10頭中、8頭は過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があり、その他の2頭は、当時4歳の2013年ホッコータルマエと2020年のワイドファラオである。遡れば、2009年の優勝馬エスポワールシチーも当時が4歳。過去1年以内にGⅠ勝ちの実績がない4歳馬以外の馬は、このレースを優勝していないのである。

 このレースで勝ち負けできる馬を狙うのであれば、同年のフェブラリーS以降のレースに出走していること、過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があることを条件で狙いたい。4歳馬ならばG1勝ちの実績がなくても問題ないが、前走で同年のフェブラリーSに出走しているか、同年のマーチSアンタレスSを優勝している馬を狙いたい。前記の4歳馬はその条件を満たしている。

 さらにこのレースは、2019年にフェブラリーSの1着馬インティと2着馬ゴールドドリームがこのレースでは着順が入れ替わる形でワン、ツーを決めたように、何だかんだ同年のフェブラリーSの上位馬が活躍している。しかし、前記したノンコノユメモズアスコットのような馬もいるので、闇雲には狙えない。

 そこでフェブラリーSの着順よりも、レースの運びにアプローチすると、4コーナー5番手以内でレースを運んだ馬の活躍が目立っていた。その成績は過去10年で【4・2・0・3】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー(同馬は、2010年も前記条件で優勝)、2014年と2017年のコパノリッキー、2020年のワイドファラオ。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチー、2019年のインティだ。

 逆に通用しなかったのは、2016年と2019年のモーニン(8着、7着)、2020年のアルクトス(4着)。2019年のモーニン、2020年のアルクトスは、古馬でありながら過去1年以内にGⅠ勝ちのなかった馬。成長途上の4歳馬ならばともかく、古馬の場合は低迷している可能性が狙い下げ極めて高いので、狙い下げたいもの。

 一方、2016年のモーニンは前走でフェブラリーSを優勝していたが、それがGⅠ初制覇だった。フェブラリーSで死力を尽くし、このレースでは余力がなかったのだろう。このようなパターンはかしわ記念に限らずままあるが、一度目のフェブラリーSを優勝した2014年のコパノリッキーや2019年のインティのように、ここも連対を死守する場合もあるので、これは例外としない。

 ただし、4歳馬ならば過去1年以内にGⅢ以上勝ち、古馬であれば過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があることが条件で中心視したいもの。前記の連対馬はそれを満たしている。

 それ以外にも前年の東京大賞典の連対馬も有力。暮れの大一番、東京大賞典よりも相手が手薄になることが多いからだ。ただし、2018年のサウンドトゥルーのように、前走から2.5Fの距離短縮馬というのは通用していないので、前走でマイル戦を使われていることが条件で狙ってみたい。それられの過去10年のこのレースでの成績は、【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2011年のフリオーソ、2012年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2013年のワンダーアキュートである。

 最後にこのレースでの穴馬はというと、前走で3コーナー先頭だった馬だ。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で、前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。同馬は過去1年以内にGⅠで連対実績があった。

 フリオーソのように過去1年以内にGⅠで連対実績があれば理想的だが、前走で地元の重賞を勝利していた馬やそれまでにダートグレード勝ちの実績がある4歳馬も、前走で3コーナー先頭が条件で穴メーカーとなっている。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSで4コーナー5番手以内の競馬をしていた馬。
  (過去1年以内に4歳馬はGⅢ以上勝ち、古馬はGⅠ勝ちの実績があることが条件)
 ・前走でマイル戦に出走している、前年の東京大賞典の連対馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のダートグレードで3コーナー先頭のレースをして凡退した馬。
  (過去1年以内にGⅠ連対実績があるか、4歳馬ならダートグレード勝ちの実績があることが条件)
 ・地元の重賞を前走3コーナー先頭から押し切って勝利した馬。


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2021年2月18日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック フェブラリーS2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


2月21日(日) 東京11R 第38回フェブラリーステークス(4歳以上G1・ダート1600m)


【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)


<優先出走馬>

オーヴェルニュ(A)中3週
前2走馬体を増やしながらの今回中3週。1週前に坂路でしっかり追い切られ、動きも前走以上に良く連勝中の勢いを感じる好内容だった。

レッドルゼル(C)中2週
これまでの調教内容を見るとスプリンター色が強い感じがする馬の初となる1600m参戦。調整面からは、これまで1週前追い切りでは強めに追われることがほとんどだったが、今回は中2週で関東への輸送ということもあって、上積みを期待するほどの余裕は感じられない。


<賞金上位馬>

サンライズノヴァ(C)中10週
3年連続出走してきて、4着(3人気)、7着(6人気)、3着(3人気)。後方から行く馬で展開がハマれば勝ち切れる力はあるが、その逆も多く同じ東京のこの条件でもムラがある成績。状態に関しては、大型馬の休み明けで1週前追い切りの動きを見るとやや重たい感じ。終いの伸び脚が物足りない印象を受けた。

インティ(E)中3週
2年前にこのレースを制してから勝ち星がなく、たまに好走することはあっても展開が向いた時ぐらいで2年前の連勝してきていた時の勢いはない。調教に関しても、調子の良かった頃は坂路でビシビシと強めに追われていたが、近走はCW馬なり調整主流と控えめな内容が多く、自力で勝ち切るだけのムードは感じられない。

サクセスエナジー(D)中2週
2年前にこのレースに出走したことはあるが、主にスプリント路線を使われてきている馬。前走結果から、この距離で急に好走するという印象は沸きづらい。1週前追い切りも、首が上がり気味で伸び脚もイマイチ。

アルクトス(A)中2週
かなり大きな馬で、前走根岸Sではしっかり乗り込まれていたものの、調教内容、レース内容といかにもフェブラリーSに向けての叩き台といった感じだった。その前走のパドックでは思いのほか締まった馬体で、今回の1週前追い切りでは軽めの調整ながら気合乗り良くしっかりと前肢を前に運んでの軽快な走りを披露。一度使われての上積みが窺え、状態はかなり良さそう。

ワイドファラオ(D)3ヶ月半
みやこSからの休み明け。乗り込み量は豊富でこれまでと同じような時計は出ている。ただ、1週前の動きを見ると良い時のような全身を使った走りができておらず、力強さがない。

ヤマニンアンプリメ(D)中2週
前走時の調教では乗り込み量は多かったものの、物足りない内容だった。中2周のこの中間も、1週前軽めの調整で動きも平凡と、特に良くなった感じはない。

カフェファラオ(C)中10週
チャンピオンズカップから間隔は空いたが、乗り込み量は豊富。ただ併せ馬で遅れていて、1週前追い切りの動きを見ても昨年のユニコーンS時のような迫力はみられない。

エアスピネル(B)中10週
もともと間隔を空けて使うことが多かった馬なので、今回の中10週も特に問題はない。この中間も乗り込み量は豊富で、坂路でも速い時計は出ていて仕上りは良さそう。

ソリストサンダー(A)中4週
前走も馬体増での快勝で勢いのある馬で、この中間もしっかり乗り込まれている。1週前には強めに追われて好時計をマークしてきており、最終追い切りで坂路・馬なり・好時計でくることができれば理想的。

エアアルマス(C)中10週
チャンピオンズカップでも◎にした馬で、この中間も2週前に坂路、1週前にCWで好時計。ただし、強めに追われていない点と左回りでの成績が悪いところが気になる。

スマートダンディー(C)中2週
1400m戦を中心に使われてきた馬で1600mは何度か走っているが勝ち鞍はない。1週前にCWを長めから強めに追われていて、調子自体は悪くなさそうだが。

[地]ミューチャリー(C)中3週
南関東では上位の馬で、調教でも好時計が出る馬。ただかなり良い状態で出走しても中央のトップクラスとはなかなか差が詰まってこない。厳しい流れになるこの距離も、極端な競馬でハマらないと上位争いはまではどうか。

ワンダーリーデル(B)中2週
休み明けの前走は、馬体も増えていたが乗り込み量は豊富で坂路で好時計もでていた。流れが向いたとはいえ直線の伸び脚は良く、今回は前走を使われての上積みも期待できそう。

ヘリオス(C)中2週
芝でもダートでもこの距離を使われていない馬で、ペースに戸惑いそう。出来に関しても1週前は軽めの調整で物足りない動き。


<除外対象馬>

[地]ワークアンドラブ(C)中7週
この中間も追い切りでは2週連続好時計が出ていて出来自体は悪くなさそうだが、ここは相手が強い。

ハイランドピーク(D)中5週
この中間は南Wで時計を出しているが、内めを回ってのもので時計的に物足りない。

デュードヴァン(D)中3週
前走◎で狙い、展開がハマった感じも最後のもうひと伸びといったところで止まってしまっての惜しい4着。この中間は、速い時計を出しておらず上積みはなさそう。

タガノビューティー(C)連闘
この条件は向いているがもうワンパンチ足りないところがあり、先週も状態が良さそうだったが勝ち切れなかっただけに・・・。

タイサイ(D)中1週
前走から中1週でこの中間は速い時計なし。前走時も特に好時計が出ていた訳でもなく、変わり身は感じられず。

サザンヴィグラス(B)中5週
この中間も1週前に好時計が出ていて状態は良好。2歳時門別の頃から能力を感じさせる馬なので、JRAでも経験を積んで行けばまだまだ良くなっていきそう。

ロードグラディオ(D)連闘
オープンではまだ力が足りない感じで、重賞で好走するようになってこないとここでは厳しい。


※このコラムからの推奨馬はアルクトスオーヴェルニュソリストサンダーの3頭をあげておきます。


◇今回はフェブラリーS編でした。
昨年から世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの影響が、競馬の世界にもかなり出ています。その中の一つ、短期免許で来日する外国人ジョッキーがみられなくなった点は大きいように思います。D.レーン騎手が帰国して以降、来日する外国人騎手はゼロ。いつもと何かが違うと感じていた点は、無観客とともにこのあたりがあったからかもしれません。ただ、見方を変えると日本人ジョッキーにはチャンス到来のシーンでもあり、特に若い騎手たちは経験を積んで行けばどんどん成長していく時期だと思うので、思い切った騎乗でぜひこのチャンスを活かしてもらいたいものです。

それでは次回、弥生賞編でお会いしましょう。


フェブラリーS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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アルクトスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 199ビュー コメント 0 ナイス 6

盛岡12R マイルチャンピオンシップ南部杯

5枠9番 アルクトス

今回のコースを、約2年前に
レコード勝ちしている、同馬であるが、
寄る年の波には勝てそうになく、
直前追い切りにも、往年の頃の
勢いはなかった。

良くて2着。

 ユウキ先生 2022年10月10日(月) 17:14
☆マイルチャンピオンシップ南部杯☆
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残念ながら中央競馬の3重賞は外れてしまいましたが今日は盛岡競馬でマイルチャンピオンシップ南部杯がこのあと行われます(^^)

JRA勢を中心に(^o^)

◎アルクトス

○ソリストサンダー

▲カフェファラオ

で狙います〜

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 YASUの小心馬券 2022年10月10日(月) 16:15
YASUの小心馬券 【最終予想】 南部杯 2022
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【最終予想】

◎ソリストサンダー 牡7 吉田隼

戸崎騎手が乗りに来ないの嫌な感じも、フェブラリーSでは中央GⅠでは少し足らず、GⅠ馬になるなら、今回が最大のチャンスとみます。

堅実な戦績やワンターンマイルの適性、想定⑥人気という期待値の高さから軸馬に推したい。

○アルクトス 牡7 田辺

三年連続で連対と盛岡巧者は衆知の事実、持てる能力さえ出せれば文句のない本命馬だとは思うも、今年は順調さを欠いての休み明け、

調教を見る限り問題はなさそうだが、一枚評価を下げた。

▲タイムフライヤー 牡7 森泰斗

地方転厩後は今一つも、フェブラリーSを2度⑤着しているように、ワンターンのマイル戦は大好物、雨馬場も得意と盛岡コースに適性ありとみています、人気を考えると今回最大の穴馬として期待。

△エアスピネル 牡9 富田

9歳馬で流石に全盛期の走りを期待するのは酷であるが、ワンターンマイルの雨馬場なら連対圏までは充分期待できそう。



【見解】

盛岡名物の南部杯、一昨年は1分32秒台の決着とダートとは思えない時計がでる競馬場でもある、今年も雨模様でSPの絶対値が劣る馬の出番はなさそうだ。

SPというファクターは大前提であるが、今年の予想の肝としたのは、

フェブラリーS連覇と東京マイルでは絶対の能力を見せるカフェファラオと南部杯三年連続連対中の盛岡巧者アルクトスの二強の取捨。

先ず、カフェファラオは東京巧者ということで、盛岡のワンターンコース、雨模様という馬場とプラスになる材料は多いが、地方競馬との相性、ピンかバーの戦績、そして揉まれ込みそうな2枠と能力あっても、軸馬にすべきではないと判断。

アルクトスの方は、絶対的なコース巧者、雨馬場のSP能力と、本来なら取捨などに悩む存在ではないが、今年は順調さを欠いたローテが大きな問題、調教を見る限りは大丈夫な気もしているが本命とするのはどうか・・・、2頭の実力人気馬に懸念材料があるのならば波乱を視野に入れた予想を今年はしよう。

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年2月20日() 15:55:32
田辺を買った己がバカ。エセ鞍上がまともな競馬で勝てる訳がない。田辺裕信は鞍上を名乗る資格なし。三浦を一緒にとっとと辞めちまえ関東低レベル鞍上モドキ。
1:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月8日() 22:47:42
アンカツ、13 1 2 10 11.12.5

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2022年2月20日フェブラリーS G17着
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2022年2月20日 フェブラリーS G1 7着
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