グリム(競走馬)

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グリム
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写真一覧
抹消  芦毛 2015年4月28日生
調教師野中賢二(栗東)
馬主株式会社 カナヤマホールディングス
生産者服部 牧場
生産地新ひだか町
戦績17戦[8-2-2-5]
総賞金8,695万円
収得賞金9,510万円
英字表記Grimm
血統 ゼンノロブロイ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ローミンレイチェル
ブランシュネージュ
血統 ][ 産駒 ]
サクラバクシンオー
フックライン
兄弟 ヴァイサーリッターノーティインパクト
市場価格
前走 2021/04/18 アンタレスステークス G3
次走予定

グリムの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/04/18 阪神 11 アンタレスS G3 ダ1800 163512.3512** 牡6 56.0 浜中俊野中賢二 508
(-6)
1.51.1 2.139.2⑤⑤⑤④テーオーケインズ
21/03/16 高知 3 黒船賞 G3 ダ1400 12--------4** 牡6 57.0 武豊野中賢二 514
(--)
1.29.7 2.1----テイエムサウスダン
19/10/01 金沢 11 白山大賞典 G3 ダ2100 9--------1** 牡4 56.0 浜中俊野中賢二 500
(--)
2.15.9 -0.1----デルマルーヴル
19/08/11 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 147122.117** 牡4 57.0 武豊野中賢二 506
(-4)
1.43.0 1.137.3⑤⑤⑦⑦モズアトラクション
19/07/15 盛岡 10 マーキュリC G3 ダ2000 14--------1** 牡4 56.0 武豊野中賢二 510
(--)
2.03.2 -0.3----ノーブルサターン
19/04/14 阪神 11 アンタレスS G3 ダ1800 16243.622** 牡4 57.0 浜中俊野中賢二 506
(-9)
1.50.9 0.137.6⑥⑥アナザートゥルース
19/03/14 名古 11 名古屋大賞典 G3 ダ1900 12--------1** 牡4 55.0 武豊野中賢二 515
(--)
2.02.1 -0.2----ヒラボクラターシュ
18/12/24 名古 11 名古屋GP G2 ダ2500 9--------3** 牡3 54.0 武豊野中賢二 512
(--)
2.41.2 0.5----チュウワウィザード
18/11/23 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 11--------2** 牡3 54.0 内田博幸野中賢二 502
(--)
2.06.3 0.9----オールブラッシュ
18/10/02 金沢 11 白山大賞典 G3 ダ2100 11--------1** 牡3 53.0 内田博幸野中賢二 505
(--)
2.11.4 -1.1----センチュリオン
18/08/05 新潟 11 レパードS G3 ダ1800 154610.751** 牡3 56.0 内田博幸野中賢二 502
(+4)
1.52.0 -0.037.8ヒラボクラターシュ
18/06/17 東京 11 ユニコーンS G3 ダ1600 16474.029** 牡3 56.0 川田将雅野中賢二 498
(+2)
1.36.2 1.236.4⑤④ルヴァンスレーヴ
18/05/13 東京 10 青竜S OP ダ1600 1281216.851** 牡3 56.0 川田将雅野中賢二 496
(0)
1.36.9 -0.036.1④④スマハマ
18/02/24 阪神 5 3歳500万下 ダ1400 103312.341** 牡3 56.0 幸英明野中賢二 496
(+4)
1.24.5 -0.235.9コパノキッキング
18/01/27 中京 10 はこべら賞 500万下 ダ1400 166114.737** 牡3 56.0 藤岡康太野中賢二 492
(+2)
1.27.6 1.640.3④④バーンフライ
18/01/06 京都 3 3歳未勝利 ダ1400 16596.231** 牡3 56.0 幸英明野中賢二 490
(0)
1.26.0 -0.338.2ノーウェイ
17/12/09 阪神 5 2歳新馬 芝1200 156106.633** 牡2 55.0 幸英明野中賢二 490
(--)
1.10.5 0.235.3ベルガド

グリムの関連ニュース

2018年のGⅢレパードSなど重賞5勝のグリム(栗・野中、牡7)が13日付でJRAの登録を抹消する。今後は地方競馬に移籍する予定だが、移籍先は未定。通算17戦8勝(うち地方で7戦4勝、重賞4勝)。総獲得賞金1億9082万1000円(うち地方1億387万円)。

【乗り替わり勝負度チェック!】ユニコーンS 当該コースで乗りに乗る鞍上が新たに得た相棒を上位に導く! 2021年6月19日() 12:00



当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2017年以降の結果をもとに集計


編集部(以下、編) 日曜日は、東京でダート戦線の出世レースとしておなじみのユニコーンSが、阪神で波乱必至の牝馬限定ハンデ重賞のマーメイドSが行われます。

新良(以下、新) 今年は両レースとも大混戦で、攻略するのが難しいそうですね。

編 珍しく弱気じゃないですか。こういう状況を乗り切ってこそ新良さんだと思います。

新 おっしゃる通りですね。ここも自分を信じて、守りに入らずに予想していきます。

編 よろしくお願いします。東西の重賞、どちらを狙っていきますか?

新 ユニコーンSのほうを取り上げます。

編 早速、注目の乗り替わりを教えてください。

新 北村友一騎手から三浦皇成騎手に乗り替わる⑦ケイアイロベージです。

編 北村友騎手はケガで長期離脱を余儀なくされていますので、やむを得ない乗り替わりになるわけですね。

新 はい。ですので、陣営の意図のようなものは、あまり考えなくていいと思います。

編 そして、空いた鞍上を三浦騎手がカバーすることになったわけですが、どのあたりが評価のポイントになりますか?

新 三浦騎手は関東圏のダートでは安定していて、東京ダ1600mでも、2017~2019年が12.3%、2020年以降が9.9%と、まずまずの勝率を記録しています。

編 先週の日曜日も、東京ダ1600mのレースで4番人気1着、6番人気2着と、しっかり結果を残していますね。

新 そうですね。このコースに対して良いイメージを持っているはずですし、北村友騎手よりも好成績を残している舞台ですので、引き続き期待できるでしょう。この乗り替わりは、プラスに評価できます。

編 馬は初の関東遠征、初のマイルとなりますが、そのあたりはどうみていますか?

新 輸送については、やってみなければわからない面がありますが、コースや距離については心配しなくてもいいと思いますよ。

編 その根拠を教えてください。

新 ダート種牡馬界の王者に君臨していたゴールドアリュールが2017年にこの世を去り、リーディングサイアーはヘニーヒューズに代わりました。産駒はマイルが得意ですし、昨年のこのレースの勝ち馬ワイドファラオもヘニーヒューズ産駒。というように、血統面の後押しは完璧です。

編 なるほど~。

新 脚質的にも、道中でしっかり脚を溜め、直線で伸びてくるタイプですので、このコースは間違いなく合うのではないでしょうか。

編 説得力があります。

新 野中厩舎はインティグリムロードレガリスといったように、ダートで出世する馬が目立ちます。ケイアイロベージも初戦こそ落としましたが、2戦目は2着に7馬身、前走も3馬身差の完勝。1戦ずつ大事に使う厩舎ですし、前走からしっかり間隔を取ってきた点も好感が持てます。

編 この馬もチャンス十分というわけですね。

新 はい。今回は人気にならないはずなので、まさに狙い時といえるでしょう。一発に期待したいですね。


★その他の注目乗り替わり★
札幌9R ⑩ジャンカズマ横山典弘武豊
札幌10R ⑥ウエストンバート武藤雅横山武史
阪神11R ⑨イズジョーノキセキ岩田康誠西村淳也


【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』(ベストセラーズ)、『ジョッキー未来予測2019』(秀和システム)。
最新情報は『“新良式”データ馬券ブログ』で公開中

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【有名人の予想に乗ろう!】アンタレスS2021 この先のハイグレード戦を見据える砂巧者が仁川で激突!あの人の◎は!? 2021年4月18日() 06:30


※当欄ではアンタレスSについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【杉本清】
◎④テーオーケインズ
○⑦アナザートゥルース
▲③レピアーウィット
☆⑧ヒストリーメイカー
△⑤グリム
△⑥モズアトラクション
△⑨ダノンスプレンダー
△⑮ケンシンコウ

【安田和博(デンジャラス)】
◎⑦アナザートゥルース

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑯ナムラカメタロー

【原奈津子】
◎⑦アナザートゥルース
○⑧ヒストリーメイカー
▲⑯ナムラカメタロー
△③レピアーウィット

【天童なこ】
◎⑨ダノンスプレンダー
○⑧ヒストリーメイカー
▲④テーオーケインズ
△②アルドーレ
△③レピアーウィット
△⑤グリム
△⑥モズアトラクション
△⑦アナザートゥルース
△⑪メイショウカズサ

【目黒貴子】
◎⑥モズアトラクション



ウマニティ重賞攻略チーム

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【アンタレスS】厩舎の話 2021年4月16日(金) 04:52

 ◆アナザートゥルース・高木師「右回りでも阪神コースは相性がいい。前走は厳しい競馬だったわりに頑張っている」

 ◆アルドーレ・昆師「前走は勝ち負けできるポジションだったが、案外な結果に。叩き2走目、何とかしてほしい」

 ◆グリム・浜中騎手「動きは悪くなく、1度使って上積みはある。条件は合っていそう」

 ◆ケイアイパープル・新谷助手「前走は積極的な競馬で甘くなったが内容は悪くなかった。状態は上向き。前進を期待」

 ◆ケンシンコウ・小西師「久々になるが、稽古の動きは良かった。気性面の成長がうかがえる」

 ◆ダノンスプレンダー・安田隆師「状態はいいが、オープンクラスで渡り合うにはもう少し経験が必要かもしれない」

 ◆テーオーケインズ・高取助手「久々の前走を使って中身も伴ってきている。相手は強くなるが、阪神はいい」

 ◆ナムラカメタロー・石川騎手「前走は6着だったが、勝ちにいく競馬をしましたからね。状態は変わりなくいい」

 ◆ヒストリーメイカー・新谷師「前走もいい走りができたし、引き続き走れる態勢。輸送距離が短いのもいい」

 ◆ミヤジコクオウ・中川助手「前走は道悪と58キロが響いた。2走前の阪神(仁川S4着)の内容は悪くなかったし、いい走りをしてほしい」

 ◆メイショウカズサ・安達師「前走はゲートが悪く、砂をかぶって力を出せずじまい。スッと前にいきたいが…」

 ◆モズアトラクション・松下師「長期休養明けを使っての上積みはある。前残りの馬場になると苦しい」

 ◆レピアーウィット・堀師「調教の反応が良くなって息遣いもいい。当日の気配が鍵」

 ◆レーヌブランシュ・橋口師「いい状態に仕上がった。勝っているこの条件は合っている」

 ◆ロードゴラッソ・藤岡師「末脚を生かす競馬をしたいが、勝負どころでもたもたするので雨が降るのは心配」

 ◆ロードブレス奥村豊師「58キロを背負うが、馬格があるので心配していない。馬場の巧拙(の差)もないと思う」

アンタレスSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【アンタレスS】追って一言 2021年4月15日(木) 04:49

 ◆アナザートゥルース・高木師「厳しい競馬になった前走のダメージはない。阪神はコース形態が合う」

 ◆アルドーレ・昆師「前走は案外な結果に。今回は叩き2走目、何とかしてほしい」

 ◆グリム・浜中騎手「前半をゆったりと入って、最後の反応はしっかり。動きは悪くなく、1度使って上積みはある」

 ◆ケンシンコウ・小西師「久々になるが、早めに帰厩して乗り込んできた。動きも良かった」

 ◆ダノンスプレンダー・安田隆師「状態はいいが、オープンクラスで渡り合うにはもう少し経験が必要かもしれない」

 ◆テーオーケインズ・高取助手「この馬なりに動けていた。久々の前走を使って中身も伴ってきている」

 ◆ナムラカメタロー・石川騎手「単走でしたが感触は良かった。前走と変わりなく来ています」

 ◆ネオブレイブ・小西師「休み明けを1度使って順調」

 ◆ミヤジコクオウ・中川助手「馬場が悪いなかでもリズム良く走れていた」

 ◆メイショウカズサ・安達師「喉の具合は悪くない。休養前のようにスッと前にいきたい」

 ◆モズアトラクション・松下師「いつも通り、いい動き。長欠明けを使っての上積みはある」

 ◆レピアーウィット・堀師「調教の反応が良くなって、前走同様に息遣いもいい。当日の気配が鍵」

 ◆ロードゴラッソ・藤岡師「思った通りの追い切り。末脚を生かしたいが、勝負どころでもたもたするので雨は心配」

 ◆ロードブレス奥村豊師「変わりなく順調で、動きは良かった。馬場の巧拙もないと思う」

アンタレスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【アンタレスS】レース展望 2021年4月12日(月) 17:33

 阪神では日曜メインにアンタレスS(18日、GIII、ダ1800メートル)が組まれている。近9年は同舞台で、同時期に行われ、1番人気は4勝、2着1回と及第点。ただ、6番人気以下が5回連対しておりイメージ的には“中波乱”といったところだ。

 東西のダート巧者が出走を予定しているが、主力になるのは同距離の中山で行われたマーチS組。勝ち馬のレピアーウィット(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)は、中間も順調で引き続き主役候補とみてもいい。前走は6番人気での勝利だったが、3番手追走から直線でスッと抜け出す力強い内容。好走と凡走を繰り返すタイプとはいえ、前走の内容を素直に評価したい。あとは直前輸送、初の阪神をどう克服するかが鍵になる。

 マーチS2着ヒストリーメイカー(栗東・新谷功一厩舎、牡7歳)は、安定した走りがセールスポイント。昨年末のGI東京大賞典では4着、今年初戦のマーチSが2着と、使いつつ着実に力をつけている。自在の攻めで重賞初勝利を目指す。

 マーチS3着メモリーコウ(栗東・松永幹夫厩舎、牝6歳)も、安定した走りをする。12日現在、除外対象(繰り上がり順2位)だが、出走できるようならマークしたい。

 別路線組ではテーオーケインズ(栗東・高柳大輔厩舎、牡4歳)が面白そう。本格化した昨秋以降は1、1、2、6、1着。掲示板を外したGI東京大賞典(6着)も走りは悪くなく、年明け初戦の前走、名古屋城Sは好位を追走して4コーナー先頭から押し切る強い走りだった。今回は斤量が1キロ軽くなって56キロ。重賞初制覇のチャンスがきた。

 アナザートゥルース(美浦・高木登厩舎、セン7歳)は一昨年の覇者で昨年も2着に好走。GII、GIIIでは堅実なので今年も好勝負が見込める。

 2018年のレパードSなど重賞5勝のグリム(栗東・野中賢二厩舎、牡6歳)は一昨年のこのレースで2着。前走は久々のうえ、この馬には短い1400メートルの黒船賞でも4着と上位に入っており、叩き2戦目の今回は侮れない。

 穴を狙うならナムラカメタロー(美浦・稲垣幸雄厩舎、牡5歳)だ。昨年の後半は成績が上がらなかったが、冬場の放牧で立て直しに成功。復帰後は総武Sを勝ち、マーチSでも6着。積極策が功を奏せば大駆けもありそうだ。

 昨秋の日本テレビ盃優勝馬ロードブレス(栗東・奥村豊厩舎、牡5歳)、昨夏のレパードS勝ち馬ケンシンコウ(美浦・小西一男厩舎、牡4歳)、長期休養明けの仁川Sで3着と好走したモズアトラクション(栗東・松下武士厩舎、セン7歳)なども上位を狙える。



アンタレスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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グリムの関連コラム

閲覧 1,356ビュー コメント 0 ナイス 4

 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートレースで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016年、2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、ほぼ中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。

 最長距離のレースだけに、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力で、それらの過去10年の成績は【5・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2018年のグリムだ。2019年のデルマルーヴルのように、近走は善戦止まりでも、長距離戦のここで優勝するパターンも少なくない。

 さらに同年10月以降にレースを使われていることが条件で、近2走ともダ2000m以上の中央のオープン特別及び、リステッド競走か、ダートグレードで3着以内だった馬も有力で、それらの過去10年の成績は【3・2・1・3】。1着の該当馬は、2012年のエイシンモアオバー、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリム

 4着以下は、2013年のランフォルセ(4着)、エーシンモアオバー(5着)。2015年のソリタリーキング(4着)だが、近2走のどちらかで0.8秒差以上も負けているという共通項があった。近2走のどちらかで0.8秒差負けていないことが条件で、前記の馬を狙いたい。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走して来る。GⅡの浦和記念組が有力だが、それ以上に表路線の脱落組の活躍が目立つ。表路線の脱落組というのは、前走チャンピオンズカップで凡退して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちだ。

 同年のチャンピオンズカップ(旧ジャパンCダート)に出走していた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2011年のニホンピロアワーズ、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。唯一の4着以下は、2018年のセンチュリオン(4着)。

 しかし、センチュリオンチャンピオンズカップで1.6秒差(12着)と大敗していた馬。あまりに負け過ぎていると巻き返せないが、そうでなければ連下として信頼できる。また、前記の該当馬には、ダ2000m以上のグレードレースで連対実績があったのもポイントだ。

 次いで有力なのは、同年の浦和記念で連対した馬。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、基本的には信頼できる。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。それらの成績は、過去10年で【2・1・0・0】だ。該当馬は、全てエーシンモアオバーだが、浦和記念は例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 さらに2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立つのは、前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。前走がダートグレードでない場合は人気にならないので、穴馬候補としてお勧めしたい。

 また、勝ち切るまでは難しいにせよ、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、13年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。東海菊花賞は地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦。地方馬は東海菊花賞組しか通用していないので、人気がないようであれば、ヒモ穴に加えても損はない。

 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年10月以降にレースを使われていることが条件で、近2走ともダ2000m以上の中央のオープン特別及びリステッド競走か、ダートグレードで3着以内だった馬。
 ・ダ2000m以上のグレードレースで連対実績がある、同年のチャンピオンズカップに出走馬。
  (チャンピオンズCで1.6秒以上、負けていないことが条件)
 ・同年の浦和記念の連対馬
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げられる馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。


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2021年9月21日(火) 00:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~白山大賞典2021年~
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 本州日本海側および北陸地方唯一の競馬場、金沢で行われる白山大賞典。このレースは、ブリーダーズゴールドカップが牡馬混合のGⅡで行われていた頃は、同レースの3着以内馬が活躍していた。2008年-2013年までの5年間を見ても【2・2・4・0】という成績。2009年のアドマイヤスバル、2011年のシビルウォーなどの優勝馬を始め、2008年にヤマトマリオン、2013年にハタノヴァンクールが2着に好走するなどとにかく活躍が目立ち、その次走のJBC本番で穴を開けたこともあった。

 しかし、ブリーダーズゴールドカップが牝馬限定GⅢになってからは、以前ほど実績馬が集わなくなり、交流重賞に新規参戦の新興勢力が活躍している。近3走でJRAの距離1700m以上のダートグレードで連対していた馬の過去10年の成績は、【6・2・0・0】と連対率100%もある。

 1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2013年のエーシンモアオバー、2016年のケイティブレイブ、2017年のインカンテーション、2018年-2019年のグリム。2着の該当馬は、2018年のセンチュリオン、2019年のデルマルーヴルだ。出走してくれば信頼できる。

 また、前記のレースにはレパードSも含まれているが、同じ3歳重賞のジャパンダートダービー2着馬(1着馬は未出走)も活躍しており、過去10年の成績は【1・0・1・0】だ。1着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2010年のコスモファントムで、3歳馬は斤量52Kgで出走できる優位性がある。

 さらに近年の白山大賞典は、JBC本番よりもこの先の浦和記念名古屋グランプリへと繋がることが多く、過去10年の傾向としては、前年の名古屋グランプリで3着以内馬が活躍している。過去10年の成績は【2・3・2・0】。このうち3度はエーシンモアオバーの活躍によるものだが、それ以外でも2011年のシビルウォーが1着、2016年のアムールブリエが2着、2017年-2018年のカツゲキキトキトは2着、3着と活躍している。

 他では前走で大井の東京記念を3コーナー先頭だった馬も、過去10年で【0・2・0・0】と活躍。2014年のサミットストーン、2017年のカツゲキキトキトが連対している。他地区の地方馬が出走してくることはそう多くもないが、該当馬が出走していれば有力ということになる。

 さて、今度は穴馬を紹介。ダートグレードでの穴馬といえば地方馬だが、このレースで連対した地方馬は、地元のトップクラスが集う同年の百万石賞(ダ2300m)か東京記念(ダ2400m)で連対しているという共通項があった。2013年のナムラダイキチ、2014年のサミットストーン、2017年-2018年のカツゲキキトキト、さらに遡って2010年のジャングルスマイル、2006年のビッグドンが前記に該当する。

 ナムラダイキチ、ジャングルスマイル、ビッグドンは金沢のトップクラスが集う百万石賞の連対馬。サミットストーンやカツゲキキトキトは地方のトップクラスが集う東京記念の連対馬だ。ナムラダイキチのように何度も大差勝ちで連勝を重ねていたり、サミットストーンのようにダートグレードでの実績があると、このレースでも上位人気に支持される。

 しかし、前記条件を満たしながらも、勝ち方が地味だったり、ダートグレードの実績がないと人気になりにくい。カツゲキキトキトの過去2年ともに5番人気。ジャングルスマイルは5番人気、ビッグドンは7番人気だ。ただし、百万石賞は2016年より、距離2100mに変更。金沢は長距離番組が多いことが魅力だったが、それが少なくなったことで、ステイヤーが育たなくなってきているのも事実。近年、金沢勢の活躍が見られないのは、その影響もありそうだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・近3走でJRAの1700m以上のダートグレードで連対していた馬。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・前年の名古屋グランプリで3着以内馬。
 ・前走東京記念に出走し、3コーナー先頭だった馬。


 ●穴馬候補
 ・距離2300m~2400mの同年の地方馬限定の古馬重賞の連対馬。
  (現在は、東京記念が該当)

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2021年3月10日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋大賞典2021~
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 名古屋大賞典の前後(今年は後)にJRAではハンデ戦のマーチSが行われるが、実績馬はハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることも少なくない。2011年度の佐賀記念の覇者エスポワールシチーも、前年のGⅠで5勝を挙げた実績馬だったが、その年はここから始動して、再びGⅠ戦線に挑んだこともあった。

 このように主な対戦図式は、休養明けの実績馬vs佐賀記念の上位馬となる。佐賀記念の上位馬のこのレースでの成績も悪くはないが、相手がG1馬となるとさすがに分が悪い。2017年の川崎記念の優勝馬オールブラッシュこそ、このレースで人気を背負って馬群に沈んだが、その年はドバイワールドカップを目指す馬が多く、川崎記念のレベルがあまりに低かった年。また、川崎記念は直後にフェブラリーSが控えていることもあって、他のG1と比べるとメンバーが手薄になる傾向がある。

 このことから川崎記念の3着以内馬に関しては過信禁物だが、その他の牡馬混合の古馬GⅠで3着以内の実績があれば、ここで通用している。実際に過去1年以内に、川崎記念以外の牡馬混合の古馬G1で3着以内だった馬のこのレースでの過去10年の成績は、【2・3・0・0】。1着の該当馬は、2011年のエスポワールシチー、2014年のダノンカモン。2着の該当馬は、2014年のソリタリーキング、2018年のミツバ。さらに遡れば、2009年にはスマートファルコンが1着、メイショウトウコンが3着に好走。2010年のアドマイヤズバルも2着に好走している。

 他では前年のジャパンダートダービーレパードSの連対馬の成績もとても優秀。前年のジャパンダートダービー連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【2・0・0・1】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2018年のサンライズソアレパードS連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【3・1・0・1】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム。2着の該当馬は、2015年のアジアエクスプレス

 前年のジャパンダートダービーレパードSでともに連対しながらもこのレースで4着以下だったのは、2012年のボレアス(4着)で、同馬は前走・前走の名古屋グランプリで3.7秒差の6着と大敗していた。このレースで連対したジャパンダートダービーレパードSの連対馬は、前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで善戦(0.5秒差・6着)の条件を満たしていた。競走馬の4歳時は成長期だが、勢いを失っている馬は狙い下げたほうがいいだろう。

 また、前走の佐賀記念で連対していた馬も、このレースでの過去10年の成績は、【2・1・2・1】と、相手次第にはなるが悪くない。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2019年のヒラボクラターシュ。2009年にはスマートファルコンが優勝しており、1着馬となると4歳馬なのがポイント。2着の該当馬は、2014年のソリタリーキング、3着の該当馬は、2020年のナムラカメタロー

 唯一の着外は、2014年ランフォルセ(4着)だが、この年は前年のJBCクラシックの3着馬ソリタリーキングなど、強豪が出走していた。前記した牡馬混合の古馬G1で3着以内の実績がある馬や勢いある4歳馬が不在ならば、佐賀記念の連対馬の信頼度が増すだろう。

 最後に穴パターン。このレースは過去10年で1番人気が6勝8連対と、あまり荒れない傾向だが、近走成績の悪い休養明けの馬が何度か穴を開けている。ダイシンオレンジが2012年、2013年と4番人気以下で2度馬券に絡んでいるが、同馬は佐賀記念が休養明けで、前走では1.0秒以上大敗していた。このように休養させたことで復活することもあるもの。ただし、このパターンは調教施設が充実しているJRA所属馬に限っての傾向なのでご注意を!!


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内に、川崎記念を除く牡馬混合の古馬GⅠで3着以内の実績がある馬。
 ・前年のジャパンダートダービーか、レパードSで連対していた馬。(前走で秒単位で負けている馬を除く)
 ・上記の該当馬が不在の場合は、前走の佐賀記念で連対していた馬も有力。

 ●穴馬候補
 ・前走で1.0秒以上大敗の休養明けのJRA所属馬。

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2020年12月9日(水) 13:56 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2020~
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 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートレースで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016年、2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、ほぼ中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。

 最長距離のレースだけに、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力。過去10年の成績は【4・2・1・0】で、1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は、2018年のグリム。昨年のデルマルーヴルのように、近走は善戦止まりでも、長距離戦のここで優勝するパターンも少なくない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走して来る。GⅡの浦和記念組が有力だが、それ以上に表路線の脱落組の活躍が目立つ。表路線の脱落組というのは、前走チャンピオンズカップで凡退して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちだ。

 同年のチャンピオンズカップ(旧ジャパンCダート)に出走していた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・4・1・1】。1着の該当馬は、2011年のニホンピロアワーズ、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2010年のマカニビスティー、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。唯一の4着以下は、2018年のセンチュリオン(4着)。遡れば2009年もチャンピオンズカップマコトスパルビエロワンダースピードが、ワン、ツーを決めている。

 しかし、センチュリオンチャンピオンズカップで1.6秒差(12着)と大敗していた馬。あまりに負け過ぎていると巻き返せないが、そうでなければ連下として信頼できる。また、マカニビスティー以外の馬には、ダ2000m以上のグレードレースで連対実績があったのもポイント。ちなみにマカニビスティーは同年の東京ダービー馬だったが、競馬法の問題で同年のジャパンCに出走できずに未経験だった。前走チャンピオンズカップ凡退馬は、2000m以上のダートグレードで連対実績があれば、より信頼できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年の浦和記念で連対した馬。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は、2014年のランフォルセで4着だった。特に、近年は同年の浦和記念の連対馬の活躍が目立つレースけに、それらも信用に足るだろう。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。その成績は、過去10年で【2・1・0・0】だ。該当馬は、全てエーシンモアオバーだが、浦和記念は例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 さらに2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立つのは、前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。前走がダートグレードでない場合は人気にならないので、穴馬候補としてお勧めしたい。

 また、勝ち切るまでは難しいにせよ、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、11年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。東海菊花賞は地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦。地方馬は東海菊花賞組しか通用していないので、人気がないようであれば、ヒモ穴に加えても損はない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年のチャンピオンズカップに出走していた馬。
  ※前走着差1.6秒差以内が条件で2000m以上のダートグレード勝ちの実績があれば理想
 ・同年の浦和記念の連対馬
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げられる馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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2020年9月28日(月) 11:08 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~白山大賞典2020年~
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 本州日本海側および北陸地方唯一の競馬場、金沢で行われる白山大賞典。このレースは、ブリーダーズゴールドカップが牡馬混合のG2で行われていた頃、、同年の同レースの3着以内馬が活躍していました。2008年-2013年までの5年間を見ても【2・2・4・0】という成績。2009年のアドマイヤスバル、2011年シビルウォーなどの優勝馬を始め、2008年にヤマトマリオン、2013年にハタノヴァンクールが2着入線するなど、とにかく活躍が目立ち、その次走のJBCクラシックでは穴を開けることもあったほど。

 しかし、ブリーダーズゴールドカップが牝馬限定G3になってからは、レベル低下が顕著。このレースの賞金が安くなったこともあいまって、JBCに繋がるというよりは、この先の浦和記念名古屋グランプリへと繋がるレースとなりました。このレースが2100mということもあり、長距離志向が強く、過去1年以内にダ2000m以上のダートグレード勝ちのある馬が活躍しています。

 その中でも最有力は前年の名古屋グランプリで3着以内馬で、過去10年の成績は【2・3・2・ 0】。このうち3度はエーシンモアオバーの活躍によるものですが、それ以外でも、2011年のシビルウォー・1着、2016年のアムールブリエ・2着、2017年-2018年のカツゲキキトキトは2着、3着と活躍しています。

 また、このレースは別定戦だけあって3歳馬に斤量の優位性があり、ジャパンダートダービーレパードSの連対馬も活躍。ジャパンダートダービーの優勝馬はJBCクラシックを目指し、JBC指定競走の日本テレビ盃に出走することが多いですが、ジャパンダートダービーの2着馬やレパードSの連対馬は、しばしばここに出走してきます。

 同年のジャパンダートダービー2着馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・0・1・0】。1着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2010年のコスモファントムです。また、レパードSの連対馬の成績は、過去10年で【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2016年のケイティブレイブと2019年のグリム。2着の該当馬はデルマルーヴルです。

 さらにこのレースは前からの押し切りが決まることが多く、前走で逃げていた馬が活躍。その中でも、前走のダートグレードに出走し、3コーナー先頭だった馬は【3・2・2・1】。1着の該当馬は、2018年のグリム、2016年のケイティブレイブ、2013-2014年のエーシンモアオバー。2着の該当馬は、2015年のエーシンモアオバー、2016年のアムールブリエ。3着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2014年のグラッツィアです。唯一の4着は、2016年のモンドクラッセですが、この年は前記のケイティブレイブ、アムールブリエが出走しており、悲運だったと言えるでしょう。
 
 また、前走・大井2400mの東京記念を3コーナー先頭だった馬も【0・2・0・0】と活躍。2014年のサミットストーン、2017年のカツゲキキトキトが連対しています。該当馬が出走していれば、有力でしょう。

 さて、今度は穴馬を紹介。ダートグレードでの穴馬といえば地方馬ですが、このレースで連対した2010年のジャングルスマイル、2013年のナムラダイキチ、2014年のサミットストーン、2017年-2018年のカツゲキキトキト、さらに遡って2006年のビッグドンは共通項があります。その共通項は、地元トップクラスが集う同年の百万石賞(ダ2300m)か東京記念(ダ2400m)で連対していること。

 ジャングルスマイル、ナムラダイキチ、ビッグドンは金沢のトップクラスが集う百万石賞の連対馬。サミットストーンやカツゲキキトキトは地方のトップクラスが集う東京記念の連対馬です。ナムラダイキチのように何度も大差勝ちで連勝を重ねていたり、サミットストーンのようにダートグレードでの実績があると、このレースでも上位人気に支持されます。

 しかし、前記条件を満たしながらも、勝ち方が地味だったり、ダートグレードの実績がないとほとんど人気がありません。ジャングルスマイルは5番人気、ビッグドンは7番人気、カツゲキキトキトの過去2年ともに5番人気でした。ただし…百万石賞は2016年より、距離2100mに変更。金沢は長距離番組が多いことが魅力でしたが、少なくなったことでステイヤーが育たなくなってきているのも確か。近年、金沢勢の活躍が見られないのは、その影響もありそうです。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年の名古屋グランプリで3着以内馬。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・同年のレパードSの連対馬。
 ・前走ダートグレードの出走し、3コーナー先頭だった馬。
 ・前走東京記念に出走し、3コーナー先頭だった馬。


 ●穴馬候補
 ・距離2300m~2400mの同年の地方馬限定の古馬重賞の連対馬
  (現在は、東京記念が該当)


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2020年7月20日(月) 14:48 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2020~
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 海の日の前後に恒例となった、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。このレースは、実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多いです。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースもけっこうあります。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬です。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・0】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオーです。

 また、前走で平安Sに出走していた馬は、2015年の2着馬ソリタリーキングのように、2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、どの馬にも過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば、本命視できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。遡れば2007年のこのレースで9馬身差の圧勝を飾ったシャーベットトーンも、2009年の勝ち馬マコトスパルビエロもプリリアントSの連対馬でした。

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が不在ならば信頼度が上がります。

 また、昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同条件(東京ダ2100m)のスレイプニルSが創設されました。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるでしょう。実際に昨年はこのブリリアントSの勝ち馬テルペリオンが3着を死守しました。

 逆によく穴を開けるのは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、ダートのG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある3ヵ月以上の休養明けの馬です。2011年・メイショウタメトモ(2着)、2012年・グランドシチー(2着)、2013年・シビルウォー(2着)、2019年・グリム(1着)がそれに該当。遡れば2008年の優勝馬サカラ―トも前記に該当していました。

 特に3着馬は休養明けのダートグレードの連対馬が多く、5番人気以下では2016年のマイネルバイカ、2015年トウショウフリーク、遡れば2009年のサカラ―トも前記に該当。過去にG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある馬は、配当次第で積極的に狙いましょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば理想)
 ・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内の馬。
  (G1馬不在の年限定)
  
 
 ●穴馬候補
 ・ダートのG1、G2で連対かG3勝ちのある、3ヵ月以上の休養明けの馬。

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グリムの口コミ


口コミ一覧

恥ずかしい馬予想2021.04.18[結果]

 DEEB 2021年4月18日() 18:48

閲覧 320ビュー コメント 0 ナイス 10

中山10R 京葉ステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 6 アポロビビ…5着
○ 8 ダンシングプリンス…1着
▲15 ルッジェーロ…8着
△ 1 レシプロケイト…4着
× 4 ジョーマンデリン…15着
[結果:ハズレ×]

中山11R 皐月賞 GⅠ 3歳オープン(国際)牡・牝(指定)
◎ 9 エフフォーリア…1着
○ 8 ダノンザキッド…15着
▲ 1 ☆アドマイヤハダル…4着
△15 グラティアス…6着
× 9 ラーゴム…13着
☆ 4 イルーシヴパンサー…10着
[結果:ハズレ×]

阪神 5R 3歳1勝クラス牝
◎ 5 トップザビル…10着
○ 8 ナオミゴゼン…14着
×14 ☆ベルヴォーグ…1着
[結果:アタリ○ 複勝 14 810円]

阪神 8R 4歳以上1勝クラス(混合)
◎ 6 ★プレイリードリーム…1着
○ 7 ペプチドヒミコ…3着
▲ 4 メイショウサンガ…2着
[結果:アタリ○ 単勝 6 470円、複勝 6 130円、馬連 4-6 1,080円、ワイド 4-7 170円]

阪神10R 心斎橋ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 9 トオヤリトセイト…5着
○ 6 レッドクレオス…8着
×13 ☆タガノスカイハイ…9着
[結果:ハズレ×]

阪神11R アンタレスステークス GⅢ 4歳以上オープン(国際)(指定)
◎ 4 テーオーケインズ…1着
○ 8 ヒストリーメイカー…2着
▲ 7 アナザートゥルース…16着
△14 ロードブレス…3着
× 5 グリム…12着
☆10 ミヤジコクオウ…7着
☆15 ケンシンコウ…9着
[結果:アタリ○ 馬連 4-8 680円、3連複 4-8-14 3,430円]

阪神12R 4歳以上2勝クラス
◎15 スズカカナロア…3着
○ 3 ダンケシェーン…2着
× 4 ☆ドゥリトル…12着
× 8 ☆タイガーサイレンス…1着
[結果:アタリ○ 複勝 8 200円、ワイド 3-8 600円・3-15 360円]

新潟11R 福島民報杯 (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 9 ウインイクシード…11着
○ 8 ロードマイウェイ…9着
▲13 トーセンスーリヤ…8着
△14 ヴァンケドミンゴ…13着
× 4 プレシャスブルー…2着
[結果:ハズレ×]

新潟12R 角田浜特別 4歳以上2勝クラス(混合)
◎12 ★ビートマジック…11着
○15 コパシーナ…8着
▲ 8 エターナルダイヤ…12着
△ 4 シンシティ…1着
×10 グランマリアージュ…13着
[結果:ハズレ×]

[今日の結果:9戦4勝5敗0分]
ホドホドの結果でした。

 しんちゃん53 2021年4月18日() 10:46
アンタレスステークス
閲覧 234ビュー コメント 0 ナイス 10

こんちゃ!

ここも漸く買い目が決まりましたよ。

奇しくも皐月賞と同じになりましたよぉ~。

何が?

阪神11R アンタレスステークス

◎⑭ロードブレス
△②アルドーレ
△④テーオーケインズ
△⑤グリム
△⑦アナザートゥルース
△⑧ヒストリーメイカー

馬連⑭ー②・④・⑤・⑦・⑧への5点。

本命の馬番が皐月賞と同じでしたぁ~。唯一の58kgだけど馬格あるから問題無いかな?
交流重賞だけど好走続けてるしね。ダノンファラオとハナ差の競馬ならここでも十分通用するね。

後1~2レース買いますかね?

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 DEEB 2021年4月18日() 07:42
恥ずかしい馬予想2021.04.18
閲覧 664ビュー コメント 0 ナイス 3

趣味が競馬です。へたくそです。当たりません…。
恥ずかしい予想を…記録用に書きます。
今日も競馬を楽しみましょう。

中山10R 京葉ステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 6 アポロビビ
○ 8 ダンシングプリンス
▲15 ルッジェーロ
△ 1 レシプロケイト
× 4 ジョーマンデリン

中山11R 皐月賞 GⅠ 3歳オープン(国際)牡・牝(指定)
◎ 9 エフフォーリア
○ 8 ダノンザキッド
▲ 1 ☆アドマイヤハダル
△15 グラティアス
× 9 ラーゴム
☆ 4 イルーシヴパンサー

阪神 5R 3歳1勝クラス牝
◎ 5 トップザビル
○ 8 ナオミゴゼン
×14 ☆ベルヴォーグ

阪神 8R 4歳以上1勝クラス(混合)
◎ 6 ★プレイリードリーム
○ 7 ペプチドヒミコ
▲ 4 メイショウサンガ

阪神10R 心斎橋ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 9 トオヤリトセイト
○ 6 レッドクレオス
×13 ☆タガノスカイハイ

阪神11R アンタレスステークス GⅢ 4歳以上オープン(国際)(指定)
◎ 4 テーオーケインズ
○ 8 ヒストリーメイカー
▲ 7 アナザートゥルース
△14 ロードブレス
× 5 グリム
☆10 ミヤジコクオウ
☆15 ケンシンコウ

阪神12R 4歳以上2勝クラス
◎15 スズカカナロア
○ 3 ダンケシェーン
× 4 ☆ドゥリトル
× 8 ☆タイガーサイレンス

新潟11R 福島民報杯 (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 9 ウインイクシード
○ 8 ロードマイウェイ
▲13 トーセンスーリヤ
△14 ヴァンケドミンゴ
× 4 プレシャスブルー

新潟12R 角田浜特別 4歳以上2勝クラス(混合)
◎12 ★ビートマジック
○15 コパシーナ
▲ 8 エターナルダイヤ
△ 4 シンシティ
×10 グランマリアージュ

今日は、雨は降らなさそうですね。
昨日行かなかった、散髪に行くかどうしようか、迷走します。

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2021年4月18日アンタレスステークス G312着
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2019年8月11日 エルムステークス G3 7着
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