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かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、格付けがJpnⅠだけあって、G1ウイナーが多く参戦する。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が同年のフェブラリーSの優勝馬だからである。
フェブラリーSとこのレースを連覇したのは、前記のエスポワールシチーと2014年のコパノリッキーのみだから、当然と言えば当然である。2019年のインティのように、同年のフェブラリーSを逃げ、先行して優勝した馬はここでも2着、3着を拾ってくることも少なくないが、2018年のノンコノユメや2020年のモズアスコットのように、同年のフェブラリーSを差して優勝した馬はことごとく人気を裏切っている。
また、休養明けの実績馬が出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。昨年2番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。
そこで過去10年の連対馬20頭を見ていくと、同年のフェブラリーS以降のレースに出走しているという共通項があった。また優勝馬の10頭中、8頭は過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があり、その他の2頭は、当時4歳の2013年ホッコータルマエと2020年のワイドファラオである。遡れば、2009年の優勝馬エスポワールシチーも当時が4歳。過去1年以内にGⅠ勝ちの実績がない4歳馬以外の馬は、このレースを優勝していないのである。
このレースで勝ち負けできる馬を狙うのであれば、同年のフェブラリーS以降のレースに出走していること、過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があることを条件で狙いたい。4歳馬ならばG1勝ちの実績がなくても問題ないが、前走で同年のフェブラリーSに出走しているか、同年のマーチSかアンタレスSを優勝している馬を狙いたい。前記の4歳馬はその条件を満たしている。
さらにこのレースは、2019年にフェブラリーSの1着馬インティと2着馬ゴールドドリームがこのレースでは着順が入れ替わる形でワン、ツーを決めたように、何だかんだ同年のフェブラリーSの上位馬が活躍している。しかし、前記したノンコノユメやモズアスコットのような馬もいるので、闇雲には狙えない。
そこでフェブラリーSの着順よりも、レースの運びにアプローチすると、4コーナー5番手以内でレースを運んだ馬の活躍が目立っていた。その成績は過去10年で【4・2・0・3】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー(同馬は、2010年も前記条件で優勝)、2014年と2017年のコパノリッキー、2020年のワイドファラオ。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチー、2019年のインティだ。
逆に通用しなかったのは、2016年と2019年のモーニン(8着、7着)、2020年のアルクトス(4着)。2019年のモーニン、2020年のアルクトスは、古馬でありながら過去1年以内にGⅠ勝ちのなかった馬。成長途上の4歳馬ならばともかく、古馬の場合は低迷している可能性が狙い下げ極めて高いので、狙い下げたいもの。
一方、2016年のモーニンは前走でフェブラリーSを優勝していたが、それがGⅠ初制覇だった。フェブラリーSで死力を尽くし、このレースでは余力がなかったのだろう。このようなパターンはかしわ記念に限らずままあるが、一度目のフェブラリーSを優勝した2014年のコパノリッキーや2019年のインティのように、ここも連対を死守する場合もあるので、これは例外としない。
ただし、4歳馬ならば過去1年以内にGⅢ以上勝ち、古馬であれば過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があることが条件で中心視したいもの。前記の連対馬はそれを満たしている。
それ以外にも前年の東京大賞典の連対馬も有力。暮れの大一番、東京大賞典よりも相手が手薄になることが多いからだ。ただし、2018年のサウンドトゥルーのように、前走から2.5Fの距離短縮馬というのは通用していないので、前走でマイル戦を使われていることが条件で狙ってみたい。それられの過去10年のこのレースでの成績は、【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2011年のフリオーソ、2012年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2013年のワンダーアキュートである。
最後にこのレースでの穴馬はというと、前走で3コーナー先頭だった馬だ。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で、前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。同馬は過去1年以内にGⅠで連対実績があった。
フリオーソのように過去1年以内にGⅠで連対実績があれば理想的だが、前走で地元の重賞を勝利していた馬やそれまでにダートグレード勝ちの実績がある4歳馬も、前走で3コーナー先頭が条件で穴メーカーとなっている。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・同年のフェブラリーSで4コーナー5番手以内の競馬をしていた馬。
(過去1年以内に4歳馬はGⅢ以上勝ち、古馬はGⅠ勝ちの実績があることが条件)
・前走でマイル戦に出走している、前年の東京大賞典の連対馬。
●穴馬候補
・前走のダートグレードで3コーナー先頭のレースをして凡退した馬。
(過去1年以内にGⅠ連対実績があるか、4歳馬ならダートグレード勝ちの実績があることが条件)
・地元の重賞を前走3コーナー先頭から押し切って勝利した馬。
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◎アムールショコラ
◎には新馬戦で10馬身差の独走Vを決めその次走の雷鳥特別で1番人気に支持された(2)アムールショコラを推します。
雷鳥特別は3戦3勝で東京ダービートライアルを制したトーセンクロードや後の東京2歳優駿牝馬の2着馬サブルドールなど素質馬が集った一戦。サブルドールが積極的にペースを引き上げて先行馬に厳しい流れに持ち込んだために、
2番手でレースを運んだ同馬は5着に失速しました。
これは新馬戦で圧勝した疲れもあったでしょう。
アムールショコラはその後に立て直され復帰初戦の前々走ムスカリ特別は2番手から楽々と抜け出して完勝。
このレースのTRの前走・ブルーバードCでは3着に敗れたものの内枠から積極的に出したら次々と競られて思うように息が入れられない展開になったもの。
それでありながら勝ち馬オークハンプトンと0.3秒差なら胸を張れるものです。
今回もまた内枠ですが、何が何でも逃げるジョーロノが出走しているので、楽に2列目で折り合ってレースがしやすいはず。また、前走ではオークハンプトンに対して斤量が1㎏重かったのに対して、今回は軽くなるのも好ましいでしょう。
○オークハンプトン
○は前走のブルーバードCの覇者(1)オークハンプトン。
前走では、オークハンプトンが競りかけてきたトーセンブライアンを振り落として、
ペースが緩んだところで行きたがりアムールショコラに並びかけ結果早仕掛けの形での勝利でした。
オークハンプトンを見ながら動いて2着だったギャダルよりも内容も着順もいいので同馬を対抗としました。
▲ニヨドスマイル
▲は前々走のオープン椿賞ではクラウンCの覇者ジョエルと0.1秒差(2着)の(13)ニヨドスマイル。
前々走は前に行きたい馬が多くそれらがペースを引き上げたことで展開に恵まれたもの。
前走のクラウンCはジョーロノの単騎逃げでそこまでペースが上がらない上にスタート後に挟まれて後方2番手からの競馬になったのが敗因。
致命的な位置になったので鞍上も無理をさせていませんでした。
今回もジョーロノの逃げが濃厚ですが、前走時よりも先行馬が手強いのでペースが上がる可能性もあるでしょう。前々走のようにペースが上がれば、同馬の末脚が怖いです。
【レース結果】
無残也…
https://nar.umanity.jp/professional/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2021050419020211