ルヴァンスレーヴ(競走馬)

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ルヴァンスレーヴ
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写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2015年1月26日生
調教師萩原清(美浦)
馬主株式会社 G1レーシング
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績 8戦[7-1-0-0]
総賞金16,344万円
収得賞金13,900万円
英字表記Le Vent Se Leve
血統 シンボリクリスエス
血統 ][ 産駒 ]
Kris S.
Tee Kay
マエストラーレ
血統 ][ 産駒 ]
ネオユニヴァース
オータムブリーズ
兄弟 ネイヴァルベース
前走 2018/12/02 チャンピオンズカップ G1
次走予定

ルヴァンスレーヴの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/12/02 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 15221.911** 牡3 56.0 M.デムー萩原清490(+2)1.50.1 -0.435.6ウェスタールンド
18/10/08 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 14--------1** 牡3 55.0 M.デムー萩原清488(--)1.35.3 -0.2----ゴールドドリーム
18/07/11 大井 11 ジャパンDD G1 ダ2000 14--------1** 牡3 56.0 M.デムー萩原清490(--)2.05.8 -0.3----オメガパフューム
18/06/17 東京 11 ユニコーンS G3 ダ1600 167142.311** 牡3 56.0 M.デムー萩原清488(-8)1.35.0 -0.635.2⑧④グレートタイム
18/04/01 中山 10 伏竜S OP ダ1800 9771.612** 牡3 57.0 内田博幸萩原清496(+10)1.54.9 0.236.6④④ドンフォルティス
17/12/13 川崎 11 全日本2歳優 G1 ダ1600 13--------1** 牡2 55.0 M.デムー萩原清486(--)1.41.6 -0.2----ドンフォルティス
17/10/14 東京 9 プラタナス賞 500万下 ダ1600 11661.411** 牡2 55.0 M.デムー萩原清486(0)1.36.2 -0.435.4ソリストサンダー
17/08/13 新潟 6 2歳新馬 ダ1800 15593.411** 牡2 54.0 M.デムー萩原清486(--)1.54.8 -1.138.5⑦⑨ビッグスモーキー

ルヴァンスレーヴの関連ニュース

【MCS南部杯】レース展望

2019年10月12日() 12:56

ゴールドドリームが“3度目の正直”で初制覇を狙う



 3連休の最終日となる14日(祝・月)に盛岡競馬場で、第32回マイルチャンピオンシップ南部杯(交流GI、3歳以上オープン、定量、ダート・左1600メートル)が行われる。GI5勝のゴールドドリームが参戦するなど、豪華メンバーが集結する注目の一戦を展望していきたい。



 実力馬7頭が参戦するJRA勢の中でも、17年フェブラリーS、チャンピオンズC、18年帝王賞、18、19年かしわ記念と、中央・地方で計5つのGIタイトルを獲得しているゴールドドリーム(栗東・平田修厩舎、牡6歳)が、1番人気の支持を集めることになりそう。



 今回はかしわ記念以来、約5カ月ぶりの実戦復帰となるが、栗東坂路で4ハロン55秒1-12秒3をマークした最終追い切りに騎乗したルメール騎手は「コンディションはいい。ビッグチャンス」と語っており、状態面の不安はなさそう。過去2年は5、2着に敗れているが、“3度目の正直”で制覇となるか注目したい。



★“上がり馬”アルクトスが勢いに乗って初GIの舞台へ



 実績面では他のJRA勢と比べると劣るものの、ここにきてオアシスS(オープン特別)、欅S(オープン特別)、プロキオンS(GIII)とオープンクラスのレースを3連勝しているアルクトス(美浦・栗田徹厩舎、牡4歳)が、勢いに乗って初GIの舞台に挑む。



 初重賞制覇を果たした7月のプロキオンS以来となるが、9月上旬から時計を出し始め、1カ月以上に渡って入念に調整されている。美浦ポリトラックで5ハロン67秒1をマークした10日の最終追い切りは“採点7”となっているように、状態面の問題はないと見ていい。



 東京・中山・福島・新潟・中京の5場でしか走ったことがなく、輸送面の不安や初となる地方の馬場への適性など課題がない訳ではないものの、目下の勢いは目を見張るものがあるだけに、見せ場を作ってくれる可能性がありそう。



 2歳秋のデビュー以来、連を外したことが4回だけあるが、ダート1800m戦が3回と芝のレースが1回。ダート1400~1700mでは【7.1.0.0】とほぼパーフェクトの成績を残している。主戦の田辺裕信騎手にとっても、コパノリッキーとのコンビで連覇(16、17年)を果たしている縁起の良いレースだが、果たして。



★2つ目のGIタイトルを狙うミツバは久々のマイル戦がカギ



 今年の初戦となった川崎記念(交流GI)で、ケイティブレイブオールブラッシュアポロケンタッキーと名立たるGIホースたちを一蹴して初GI制覇を果たしたミツバ(栗東・加用正厩舎、牡7歳)が、2つ目のGIタイトルを狙って登場する。



 ダイオライト記念(交流GII)、帝王賞(交流GI)と連敗しているものの、いずれも4着と見せ場を作っているだけに、リズムの崩れはないと見て良さそう。休みなく走って実績を積み重ねてきただけに3カ月半の休養明けは気になるが、2週続けて和田竜二騎手が追い切りに騎乗するなど意欲的に調整を行ってきただけに、自分の力を出し切ってくれるのではないか。



 盛岡競馬場はマーキュリーC(交流GIII)連覇を決めているように相性の良いコースと言えるが、最も気になるのは2015年5月以来となる1600mの距離。昨夏のエルムS(3着)で1700mに対応しているだけに大きなマイナス要素にはならないと見ているが、ペースの違いに戸惑うことがないかという不安は若干残る。

★2年半ぶりのGI制覇を目指すオールブラッシュ



 2017年の川崎記念(交流GI)を制しているオールブラッシュ(栗東・村山明厩舎、牡7歳)は、藤井勘一郎騎手を新コンビに迎え約2年半ぶりとなる2つ目のGIタイトルを目指して参戦する。



 2歳時に未勝利戦で1400mを勝利しているものの、2勝目以降はすべて1800m以上の距離。一見すると距離不足のようにも映るが、昨年のこのレースで5着に善戦しており、2走前のかしわ記念(交流GI)でも4着とまずまずの成績を残している。



 近走、中距離戦で道中の折り合いに苦労するシーンが見られることもあるだけに、この距離がプラスに出る可能性が十分にありそう。新パートナーが新たな面を引き出すことにも期待したいところだ。



ロンドンタウンは御神本騎手と新コンビで国内GI初Vを狙う



 2017、18年にコリアカップ(韓国GI)を連覇しており、日本でも佐賀記念(交流GIII)、エルムS(GIII)を制しているロンドンタウン(栗東・牧田和弥厩舎、牡6歳)は、大井競馬の御神本訓史騎手を起用して国内GI初制覇を狙う。



 一昨年のこのレースで、逃げて2着に好走した実績があるノボバカラ(栗東・森秀行厩舎、牡7歳)は、3着に善戦した北海道スプリントカップ(交流GIII)以来3戦ぶりにホッカイドウ競馬の阿部龍騎手とコンビを組む。



 重賞2勝目となった昨年の武蔵野S(GIII)を最後に勝利から遠ざかっているサンライズノヴァ(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は、金沢競馬の名手・吉原寛人騎手と初コンビを結成した。地方競馬の名手を起用したJRA勢3頭が、どのような走りを見せてくれるか楽しみだ。



★地方勢の大将格は大井競馬から参戦するモジアナフレイバー



 ハイレベルなJRA勢7頭に対する地方所属馬は、地元の岩手4頭、笠松2頭、北海道・大井・愛知が各1頭のラインナップ。中でも大将格の存在となりそうなのは、大井競馬から参戦するモジアナフレイバー(大井・福永敏厩舎、牡4歳)だ。



 交流GI初挑戦となった昨年末の東京大賞典では大きな見せ場を作ることができず、勝ったオメガパフュームから2秒2差の9着に大敗しているが、地元の大井記念を圧勝して迎えた前走の帝王賞ではオメガパフュームと1秒1差の5着と内容に前進が見られた。



 地元勢の中では、岩手三冠がかかった不来方賞こそ3着に敗れてしまったものの、東北優駿、ダイヤモンドカップの二冠を達成したパンプキンズ(岩手・伊藤和忍厩舎、牡3歳)が一番手となるが、盛岡よりも水沢競馬場に良績が集まっているのは気になるところ。



 岩手競馬ではどのレースに出走しても上位の存在となるロジストーム(岩手・千葉幸喜厩舎、牡6歳)も注目の存在だが、昨年のこのレースでは勝ったルヴァンスレーヴに3秒1離された9着に惨敗しているだけに、楽な戦いにはならないだろう。

【岩手競馬重賞みどころ】第32回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ) 2019年10月11日(金) 18:43

マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)
盛岡競馬場・ダート1600m
10月14日(祝・月)17:30発走

南部杯の創設は1988年。第1回から第7回まで水沢1600mを舞台に、北日本地区限定で実施されていましたが、1995年(第8回)からJRA、全国の地方競馬にも門戸を開放。翌1996年から舞台が盛岡に移り、名実ともにダート1600m最強馬決定戦の一つに位置付けられました。第11回はメイセイオペラが、第15回はトーホウエンペラーが地元の期待に応えて優勝。またライブリマウントホクトベガブルーコンコルドエスポワールシチーコパノリッキールヴァンスレーヴなどダート史に残る強豪が歴代勝ち馬に名前を連ねています。

【注目馬情報】
ゴールドドリーム(JRA)
昨年はかしわ記念帝王賞を連勝して盛岡入り。1番人気に支持されましたが、3歳馬ルヴァンスレーヴに完敗2着。以降、東京大賞典フェブラリーSと3戦連続で2着に敗れましたが、かしわ記念連覇で首位を奪回。現役最多のG/JpnⅠ5勝をマークしました。一昨年5着、昨年2着の雪辱を果たすべく、勇躍登場します。

アルクトス(JRA)
ルヴァンスレーヴオメガパフュームと同期4歳馬。実戦を使われながら着実に成長。3連勝を飾り、GⅢ・プロキオンSを優勝しました。ダートマイルは5戦4勝とベスト条件。一気に主役へ躍り出るか。

サンライズノヴァ(JRA)
3歳時にGⅢ・ユニコーンステークス制し、昨年はGⅢ・武蔵野ステークスを優勝。目にも鮮やかな最後方一気を決めました。展開に左右される面はありますが、ハイペースなら一気突き抜けるシーンまで。

ロンドンタウン(JRA)
一昨年のJpnⅢ・佐賀記念を皮切りにGⅢ・エルムステークスを優勝。また国際競走・コリアカップ(韓国)2連覇を決めています。4か月休養明けの日本テレビ盃2着を叩いて気配アップは確実です。

ミツバ(JRA)
奥手・カネヒキリ産駒の典型で本格化は4歳秋。翌年、マーキュリーカップで重賞ウイナーの仲間入りを果たし2連覇も達成。今年は川崎記念で悲願のJpnⅠを獲得しました。久々のマイルはコース適性で克服。

オールブラッシュ(JRA)
5歳時(2017年)、川崎記念を優勝。以降は一貫してダート交流を走り続け、浦和記念で重賞2勝目をあげました。昨年の南部杯は5着でしたが、かしわ記念で見せ場を作って4着。自在脚質が最大の武器です。

ノボバカラ(JRA)
4歳時かきつばた記念、プロキオンステークスカペラステークスと重賞3勝。一躍注目を集めましたが、以降は勝ち星から見放されていました。しかし今年、栗東ステークス1着でついに復活。一昨年南部杯2着が不気味。

★モジアナフレイバー(大井)
デビュー戦から4連勝をマークして羽田盃4着、東京ダービー4着。また昨年は重賞・勝島王冠を制し、今年は大井記念を優勝。帝王賞でも5着を確保しました。初遠征で好走なら、今後も目が離せない存在となるのは確実。

★パンプキンズ(水沢)
敗戦を糧に着実に地力アップ。昨年、寒菊賞で初重賞を手にし、今年は東北優駿(岩手ダービー)、ダイヤモンドカップの岩手二冠を獲得しました。強い馬と戦って馬は強くなっていく―の陣営方針で南部杯へ挑戦します。

文:松尾康司

(岩手競馬プレスリリースより)

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【プロキオンS】重賞初V!アルクトス輝く 2019年7月8日(月) 05:09

 プロキオンSが7日、中京競馬場で15頭によって争われ、2番人気のアルクトスが、好位追走から抜け出して重賞初勝利を飾った。栗田徹調教師(41)=美浦=にとっても開業9年目でのJRA重賞初勝利だ。2着は3番人気のミッキーワイルド、1番人気のマテラスカイは5着だった。

 蒸し暑い中京での消耗戦を制し、ダート界をけん引する4歳世代からまたも新星が台頭した。快速の強豪勢を蹴散らしたアルクトスが、3連勝で重賞初制覇。前週のラジオNIKKEI賞に続く重賞連勝を飾った田辺騎手は充実の汗をぬぐった。

 「1400メートルは少し忙しくて追走は楽じゃなかったのですが、いい形で脚をためて直線も頑張ってくれました。ペースが速くて最後は脚いろが鈍ってましたが、よくしのいでくれましたね」

 前が止まらない馬場傾向を意識し、スタートから促していった。向こう正面で内に入れると、前半3ハロン33秒3の速い流れ中で好位のインをキープ。直線はなかなか進路が開かず、強引にこじ開ける形になったが、ミッキーワイルドとの叩き合いを制して初タイトルを奪取した。栗田調教師にとってもうれしいJRA重賞初勝利だ。

 今春にオアシスS、欅Sを連勝して本格化。9戦連続で手綱を取る主戦は「もともと期待していてやっと実が入っていた。(スタート前に)隣の馬が飛び出したときもつられずに冷静にいてくれて、成長を感じました」と充実ぶりに目を細める。

 今後はエルムS(8月11日、札幌、GIII、ダ1700メートル)などが視野に入る。ダートGI馬ルヴァンスレーヴオメガパフュームと同世代。ギリシャ語で北斗七星の意を持つアルクトスの輝きは、これからさらに増していく。 (川端亮平)

★7日中京11R「プロキオンS」の着順&払戻金はこちら

アルクトス 父アドマイヤオーラ、母ホシニイノリヲ、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牡4歳。美浦・栗田徹厩舎所属。北海道新冠町・須崎牧場の生産馬。馬主は山口功一郎氏。戦績12戦7勝。獲得賞金1億3524万3000円。重賞は初勝利。プロキオンS栗田徹調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。馬名は「北斗七星」(ギリシャ語)。

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【帝王賞】レース展望 2019年6月25日(火) 13:43

 26日(水)に、大井競馬場で上半期の締め括りとなる交流GI・第42回帝王賞(交流GI、4歳以上オープン、定量、ダート・右2000メートル)が行われる。昨年の覇者であるゴールドドリームや、GI4勝のルヴァンスレーヴは残念ながら回避となってしまったものの、現在のダート界の主役といえるメンバーが顔を揃えている注目の一戦を展望していきたい。



インティが再びダート界の頂点に立つか!



 デビュー2戦目の未勝利勝ちから、一気の7連勝でフェブラリーS(GI)制覇を果たしたインティ(栗東・野中賢二厩舎、牡5歳)。前走のかしわ記念(交流GI)でゴールドドリームに敗れ連勝はストップしたものの、最大のライバルが回避となっただけに、再びダート界の頂点に立つ可能性は高そうだ。



 ここまでのキャリアは9戦。1600~1800mの距離で実績を積み重ねてきており、2000mは未知の領域となるが、管理する野中師は「地方ではむしろ2000mぐらいあった方がゆったり運べるのでは。追い切りの動きもパワフルだったし、状態はいい。ここは改めて」と語り、悲観する様子はない。



 鞍上は、引き続き主戦を務める武豊騎手。歴代最多の帝王賞5勝を誇る武豊騎手に導かれ、絶妙なペース配分で先行することは確実な状況だけに、楽々と逃げ切るシーンも想像できる。令和初の“帝王”に最も近いのは、この馬かもしれない。



★着実にレベルアップを遂げているチュウワウィザード



 昨年2月のデビューから11戦して【7.2.2.0】とオール3着以内の成績をキープしながら、名古屋グランプリ(交流GII)、ダイオライト記念(交流GII)、平安S(GIII)と3つの重賞タイトルを獲得しているように着実にレベルアップを遂げてきたチュウワウィザード(栗東・大久保龍志厩舎、牡4歳)が、満を持してGIの舞台に挑む。



 初の大舞台となるが、大久保師は「初めて大井を走るけど、いろいろな競馬場を経験しているので気にならない。距離が延びるのもプラスでしょう。前走と変わったところはないけど、前走の状態で出走できればと思っていたので、それが何よりだと思う」と語り、気負う様子は見られない。



 注目されるインティとは3走前の東海Sで直接対決しており、2馬身差で敗れているものの、後続は大きく引き離し最後まで食い下がっている。その後は重賞2連勝を果たしており、地方遠征の経験値、中距離戦での実績はインティ以上のものをもっているだけに、2度目の対決でリベンジを果たす可能性がありそうだ。

★得意の舞台で2つ目のタイトル狙うオメガパフューム



 今回と同じ大井2000mで行われた昨年末の東京大賞典(GI)で初GIタイトルを獲得しているオメガパフューム(栗東・安田翔伍厩舎、牡4歳)が、南関東の短期免許を取得したダミアン・レーン騎手と初コンビを結成。2つ目のGI制覇を目指して登場する。



 東京大賞典では、昨年・一昨年の帝王賞覇者であるゴールドドリームケイティブレイブといった古馬の最上級を退けて初栄冠を飾った。崩れたのはすべて左回りで、右回りに限れば【5.2.1.0】と安定した成績を残しており、大井競馬場でもジャパンダートダービー(交流GI)2着、東京大賞典1着と結果を出している。



 前走の平安S(GIII)は3着に終わり、右回りでは初めて連を外したが、管理する安田翔師は「前走は59キロを背負いながらしまいはしっかり脚を使ってくれたし、いいコンディションでレースができました。その後は調整もしやすかったですし、1回使っての上積みも感じますね。引き続きいいコンディションで臨めます」と前を向いている。



★43戦目でGI初V!遅咲きの大器ミツバが父の雪辱を晴らすか



 今年の初戦となった川崎記念(交流GI)で初GI制覇。明け7歳、通算43戦目にして、ついにビッグタイトルを手にした遅咲きの大器ミツバ(栗東・加用正厩舎、牡7歳)が、若い世代に真っ向勝負を挑む。



 “GIホース”となり堂々の主役として挑んだ前走のダイオライト記念(交流GII)は、勝ったチュウワウィザードに1秒2離された4着と案外な結果に終わっているが、上半期を締めくくる大一番でどこまで巻き返してくるか。



 管理する加用師は「前走はスムーズだったら違った結果になっていたはず。その後は時間をかけて調整し、追い切りの動きもいい。相手は強くなるが、いい状態で出られるし、スムーズな競馬を期待したい」と語る。ロスなく自分の力を出し切れるかどうかが、上位進出のカギとなりそう。



 帝王賞といえば、父のカネヒキリは2度挑みいずれも2着惜敗。アジュディミツオー、フリオーソと南関東を代表する英雄の後塵を拝した因縁のレースだけに、父の無念を晴らすことができるかという点でも注目したいところだ。



★復活の兆しを見せつつあるアポロケンタッキー



 2016年の東京大賞典(GI)覇者で、17年日本テレビ盃(交流GII)以来となる久々の勝利を目指しているアポロケンタッキー(栗東・山内研二厩舎、牡7歳)が、ここにきて復活の兆しを見せている。



 昨年の秋は、初戦となった日本テレビ盃こそ2着にまとめたものの、その後は13→4→14→10着と結果が出ず。それでも、年明け初戦となった川崎記念(交流GI)で4着に善戦すると、続くダイオライト記念(交流GII)で2着、3歳時以来のマイル戦となったかしわ記念(交流GI)3着と、2戦続けて馬券に絡む走りを披露した。



 担当の富岡助手も「体はできているし、さらに中身が充実してきた感じがする。前走では1600mにも対応してくれたけど、距離が延びるのは好材料だと思う」と手応えを感じている様子。南関東を知り尽くす戸崎圭太騎手に導かれ、2年半ぶりに栄冠を手にするシーンが訪れるかもしれない。

★滑り込みで出走が叶ったオールブラッシュ



 2017年の川崎記念(交流GI)、18年浦和記念(交流GII)と重賞2勝の実績がありながら、実績馬、上がり馬が続々と出走を表明したことで、登録馬発表時点では補欠に甘んじていたオールブラッシュ(栗東・村山明厩舎、牡7歳)だが、回避馬が出たことで無事にゲートインを果たすこととなった。



 出否未定の状況で調整の狂いが懸念されるが、新谷助手は「出走が確定する前から帝王賞を目標にやって、変わりなくきています。気が勝った馬で7歳でも衰えは感じません。大井ではいい結果が出ていませんが、強さともろさが同居したタイプなので、流れ次第でこれまでと違う結果が出ても」と予定通りにきていることを強調する。



 帝王賞は3年連続の参戦で、過去2年は6、9着と結果が出ていない。6着に敗れたJBCクラシック(17年)も含めると、大井2000mは3戦すべてで掲示板を外していることになる。それでも、今年に入ってからの3戦は3、3、4着と、この馬としては安定した成績が続いているだけに、これまでと違った結果を出せるか注目したい。



★新天地でもうひと花咲かせたいノンコノユメ



 2015年ジャパンダートダービー(交流GI)、18年フェブラリーS(GI)を制すなど、JRA所属時に中央・地方で重賞5勝の実績を積み重ねたノンコノユメ(大井・荒山勝徳厩舎、セン7歳)が、新天地となる大井競馬に移籍して初戦を迎える。



 今回はドバイ遠征からの帰国初戦にして転入戦となるが、新たに管理することとなった荒山師は「調教試験の時計も遅いし、カイバ食いも今ひとつで、思うような調教ができていない。強気には…」と慎重な姿勢。力は認めても押さえまでか。



 新天地で活躍しているといえば、JRA所属時は重賞1勝(17年エルムS・GIII)に止まったものの、船橋競馬に移籍すると一気に重賞4連勝を果たし、昨年の帝王賞でも4着に善戦しているリッカルド(船橋・佐藤裕太厩舎、セン8歳)も注目の一頭。近走は冴えない成績が続くが、5カ月半ぶりをひと叩きされた今回は、ガラッと変わってくる可能性もあるのではないか。



 南関東に移籍して初戦となった金盃こそ快勝しているものの、その後は苦戦が続いているサウンドトゥルー(船橋・佐藤裕太厩舎、セン9歳)は、森泰斗騎手との初コンビ結成で巻き返しを狙う。JRA所属時の実績(GI3勝含む重賞4勝)はこのメンバーに入っても威張れるもの。帝王賞も過去3年3、4、3着と善戦が続いているだけに、全盛期の走りを見せることができればアッと言わせるシーンもあるかもしれない。



 JRAで活躍したといえば、佐賀競馬に移籍したグレイトパール(佐賀・川田孝好厩舎、牡6歳)も記憶に新しいところだが、近走の走りを見る限りここでは厳しい印象。前走の佐賀スプリングCで、移籍後初の重賞Vを果たしているが、その勢いを持ってしても入着級といったところか。

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【帝王賞】武豊インティは7枠11番 枠順確定 2019年6月23日() 12:10

 6月26日に大井競馬場で行われる春のダート王者決定戦「第42回帝王賞」(交流GI、大井11R、4歳以上オープン、定量、ダート2000メートル、1着賞金6000万円)の枠順が23日に確定した。



 今年2月に行われたJRAダートGIフェブラリーSを制した武豊騎乗のインティは7枠11番、交流GIIのダイオライト記念を含め重賞3勝を挙げているチュウワウィザードは1枠1番、今年の川崎記念を勝っているミツバは6枠10番、昨年末に行われた東京大賞典を制したオメガパフュームはD・レーン騎手騎乗で4枠5番、大井生え抜き馬で前走の大井記念を圧巻の勝利で飾ったモジアナフレイバーは3枠3番、門別で無敵の快進撃を続けるスーパーステションは6枠9番に入った。



 そのほか、JRA・GIフェブラリーS勝ちの実績があり、ここが大井移籍初戦となるノンコノユメは8枠14番、中央競馬在籍時にGI3勝を挙げている船橋所属のサウンドトゥルーは4枠6番、GI勝ち馬で、近走に復調気配を感じさせるアポロケンタッキーは2枠2番、平安S圧勝などJRA重賞2勝馬で佐賀所属のグレイトパールは3枠4番に決定。



 昨年のJRA最優秀ダート馬ルヴァンスレーヴと連覇がかかっていたゴールドドリームの回避は残念だが、上半期のダート王を決めるにふさわしいメンバーがそろった帝王賞は26日、大井競馬場(11R)で、午後8時05分にスタートが切られる。



(左から枠 馬番 馬名 斤量 騎手 所属)1- 1 チュウワウィザード 57.0 川田将雅  JRA2- 2 アポロケンタッキー 57.0 戸崎圭太  JRA3- 3 モジアナフレイバー 57.0 繁田健一  大 井3- 4 グレイトパール   57.0 鮫島克也  佐 賀4- 5 オメガパフューム  57.0 D.レーン JRA4- 6 サウンドトゥルー  57.0 森泰斗   船 橋5- 7 オールブラッシュ  57.0 田辺裕信  JRA5- 8 リッカルド     57.0 矢野貴之  船 橋6- 9 スーパーステション 57.0 阿部龍   門 別6-10 ミツバ       57.0 和田竜二  JRA7-11 インティ      57.0 武豊    JRA7-12 サブノクロヒョウ  57.0 藤本現暉  大 井8-13 シュテルングランツ 57.0 川島正太郎 浦 和8-14 ノンコノユメ    57.0 真島大輔  大 井

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ルヴァンスレーヴが帝王賞を回避 2019年6月17日(月) 20:59

 昨年の最優秀ダートホース、ルヴァンスレーヴ(美・萩原、牡4)が、今年の始動戦に予定していた交流GI・帝王賞(26日、大井、ダ2000メートル)を回避することが17日、所有するG1サラブレッドクラブのホームページで発表された。16日に左前脚の球節に熱感と触診反応が判明。大事には至っていないが、協議を重ねた末に出走を断念した。トレセン内で再検査を施したうえで放牧に出る予定で、次走は未定となっている。

 昨秋のチャンピオンズCでGI4勝目(交流GI含む)を挙げたあと、左前脚の球節の炎症や繋じん帯の粗造が見つかり、時間をかけて立て直してきたが…。ファン待望の復帰戦を前に、またも脚部不安で涙をのむこととなった。



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先週末は長く続いた夏競馬の最終週、土日で3つの重賞が行われた。

新潟記念は2番人気のユーキャンスマイルが接戦を制して重賞2勝目。各路線から上がり馬も多数参戦したが、天皇賞(春)以来の出走で57キロを背負った同馬が底力で退けた形だ。馬群を上手く突いて直線外に出した岩田騎手の好騎乗も光った。

2着には3勝クラスを勝ち上がって重賞初挑戦となったジナンボーが入り、金子オーナーの所有馬のワンツーとなった。なお、両馬は父母もともに現役時代は金子オーナーの持ち馬で、まさに「リアルダビスタ馬主」を地で行く決着でもあった。

小倉と札幌で行われた2歳ステークスの中では、やはり印象深いのは札幌だろうか。勝ったブラックホール、2着サトノゴールドともに新種牡馬のゴールドシップ産駒。8年前、父はグランデッツァに及ばず敗れた同レースだったが、初年度産駒が早速一発で答えを出した形だ。まだ産駒の全貌は見えないが、まずは順調な第2のキャリアのスタートといえそうだ。


~大不振…から復調気配あるデムーロ

さて、いよいよ今週末から秋競馬のスタートとなるが、個人的に気になるジョッキーが一人いる。ミルコ・デムーロ騎手だ。

何を今さらと言われてしまいそうだが、長らく不振を極めていた。デムーロがどれだけ不振だったかというのは、単純に今年に入ってからの単勝回収率=51%というのを見ても明らかだ。感覚的にもとにかく人気馬を飛ばしていた印象が強い。デムルメ…といえば昨今の騎手界のシンボルでもあるが、現状は明らかに成績、馬質も含めルメール騎手に押され気味である。

とりわけ7月のデムーロは僅か3勝と不振を極めた。特に2~4番人気馬に27回騎乗して未勝利という散々な時期で、レース内容を見ても明らかに精彩を欠いていた印象が強く、ダイメイプリンセスはデムーロから乗り替わった途端に北九州記念を制した。

今年は特に人気薄での活躍がまったく見られず、5番人気以下での勝利は2月のバレンタインS(サングラス)以来一度もない。当然デムーロ人気の中での5番人気以下ということはその程度の馬だともいえるが、それでも昨年と比べてみるとよくわかる。

2018年 デムーロ&5番人気以下(2-2-3-23)30戦
2019年 デムーロ&5番人気以下(1-5-6-58)70戦

ご覧の通り、成績もさることながら、そもそも5番人気以下に騎乗する回数が増えている。これが何を示すかというと、

1、かつてほどデムーロは人気しなくなっている(さすがに不振に気づかれている)
2、乗り馬の質が下がっている

主に以上の2点であろう。乗り馬の質の低下はデムーロの不振によるものか、あるいはエージェントの交代によるものか、はたまた両方なのか、という話になるが、ファンもさすがにデムーロの調子の悪さを察しているということだろう。

だが、デムーロはもともと「気分屋」の面がある。昔からどちらかといえば常に安定しているルメールと比べると好不調の波が激しい。昨年の秋、ルメールが立て続けにG1を制し我が世の春を謳歌していたが、ルヴァンスレーヴでのチャンピオンズC制覇から流れが一変。アドマイヤマーズ(朝日杯FS)、サートゥルナーリア(ホープフルS)、オメガパフューム東京大賞典)で、G1級レースを立て続けに制したのは記憶に新しい。

いわば、デムーロは”バイオリズムジョッキー”なのだ。戦略としては、調子が良い時に乗っかっていくのが良いし、今年もなんだかんだG1を2勝しているように大舞台にはめっぽう強い。今年はこれまで不振を極め、移籍後は必ず2ケタに乗せて来ていた重賞勝利数もわずかに3つ。だが、デムーロ株はそろそろ底をついてきた印象がある。

先々週は久々に(人気馬ばかりではあるが)4勝の固め打ち。ゴールデンレシオではデムーロらしい出遅れからじわじわ押し上げての差し切り、サトノダムゼルでは道中リズムよく運んでスムーズに抜け出していた。そして、先週末は土日メインでアガラスジナンボーといずれも伏兵馬を連対圏まで持ってきており、デムーロの持ち味である馬と一体になったリズムの良い道中の運びが見られるようになって来ている。

今週からは2場開催が続き、良い意味でローカルよりも目立たなくなり人気的には妙味も出て来るだろう。中山&阪神という得意の急坂コースでの開催が続くだけに、そろそろ復調のゾーンに入って来ても良いはずだ。

ちなみに今週末の京成杯AHではロードクエストに騎乗する。恐らく4~5番人気程度に収まるこの馬をどこまで持ってこられるだろうか。タイミング的にはそろそろ底打ちから反騰へと変化するころとみているだけに、上手く上昇のタイミングに乗っていきたい。


~直行ローテが増えた影響で手薄になりつつあるセントウルS

さて、秋競馬の開幕を飾るのは京成杯AH、そしてセントウルSだ。ココではスプリンターズSへ向けて重要な前哨戦となるセントウルSを考えてみたい。

人気は強行軍での参戦ながらサマースプリント制覇がかかりルメールが騎乗するタワーオブロンドン、そして高松宮記念を勝利し堂々スプリント王者として参戦するミスターメロディの2頭だろう。

だが、前者はスプリント戦未勝利、後者は久々と、人気でも十分に付け入るスキがありそうだ。何より今年はダノンスマッシュキーンランドCからの直行を選んだほか、モズスーパーフレアも間隔を詰めると良くないという反省から北九州記念をステップに選んだ。近年はあらゆる局面で直行ローテが主流になっており、本番まで中2週となるこの舞台に必ずしも主力が集結していない。だからこそ波乱の余地があるというものだろう。

そこで現時点での注目は、ダイメイプリンセス北九州記念では鮮やかに外からの差し切りを決めたが、決して平坦巧者というわけではなく、急坂コースもこなせる馬だ。実際昨年のスプリンターズSでも4着と健闘しており、何より前述のような近年のトライアル事情から今年の北九州記念は例年以上にメンバーが揃っていた。

そういう意味ではアンヴァルにも再度注目。ズブさが増しているのは気掛かりではあるが、毎度キッチリ末脚を使えるだけに、あとは流れ一つだろう。

大穴ならペイシャフェリシタも侮れない。近走はようやく行きっぷりが戻り復調気配がみられ、メンバーが揃ったキーンランドCでもそこそこ見せ場を作っていた。

いずれにしても、セントウルSはG1の前哨戦とはいえ、例年夏競馬の延長戦ともいえる舞台。一発狙うならば、夏場にレースを使っている組の中から選びたい。


※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。


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2019年7月9日(火) 17:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2019~
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 3歳馬のダートチャンピオンを決めるジャパンダートダービー。このレースは、南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門。東京ダービーと同距離コースの大井ダ2000mで行われることや、中央馬は8月のレパードSを目標にしていることが多いため、意外と南関東馬が通用しています。

 過去10年で南関東馬が優勝したのは、2010年のマグニフィカ、2017年のヒガシウィルウィン。2着したのは2014年のハッピースプリントのみですが、中央馬が圧倒的な中距離のダートグレードの傾向を考えると、がんばれていると言えるでしょう。2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めたこともありました。これらの共通項は、マグニフィカを除いては前走の東京ダービーで2着以内ということ。また、マグ二フィカは東京ダービーの3着馬でした。

 しかし、マグニフィカが優勝した2010年は、東京ダービーの優勝馬マカニビスティーが主催元のルールに違反して出走が叶わず、さらに東京ダービーの2着馬ガナールは枠順決定後に疾病で発走除外。2010年は東京ダービーの1,2着馬が不在の状況だっただけに、基本的に南関東馬は、東京ダービー2着以内ならこのレースでチャンスがあると考えていいでしょう。

 逆に中央馬は、どのような馬が有力かというと、当たり前と言われてしまいそうですが、デビューからこれまでのダート戦で連対を外したことがない馬です。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、例年そのタイプが何頭か出走しています。例えばダートで2戦2勝だったとしても、G1のこの舞台でオープン勝ちの実績さえもない馬を本命にするのはさすがに危険でしょう。

 しかし、「デビューからダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れます。前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【4・0・0・2】。1着の該当馬は、2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、昨年のルヴァンスレーヴ、遡ればサクセスブロッケン(2008年)、フレンドシップ(2006年)もこのパターンで優勝しています。

 また、4着以下に敗れた馬は、2016年のストロングバローズ(7着)と昨年のドンフォルティス(6着)の2頭ですが、この2頭には2歳時にダ1400m以下の短い距離で活躍していた共通項がありました。つまり、本来は短距離馬でありながら、能力の高さでダ1800mのオープンで結果を出した可能性が高いということ。つまり、1500m以上のダートで連対率100%、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件ならばかなり信用できるということ。

 さらにダ1800mのオープンを一度は含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬も有力で、過去10年の成績は【5・1・0・2】。1着の該当馬は、2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2014年のカゼノコ、2016年のキョウエイギア。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガーです。

 4着以下に敗れたのは、2010年のトーセンアレス(5着)と2017年のリゾネーター(4着)ですが、トーセンアレスは皐月賞日本ダービーに出走してズルズルの競馬をした後の一戦。また、リゾネーターは、休養明けでオープンの伏竜Sを勝利した後の一戦で、二走ボケを起こしたもの。要するに休養明けでオープン勝利後か、芝のクラシックを使われた馬でなければ信頼できることになります。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・1500m以上のダートで連対率100%、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件ならばかなり信用できるということ。
 ・一度は中央のダ1800mのオープンを含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬。
  (休養明けの前走でオープンやグレードレースを優勝した馬や、前走で芝のクラシックに出走していた馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーで2着以内だった馬。

山崎エリカさんのダートグレード競走最新予想はこちらからご覧いただけます!!

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2019年6月21日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ハイペース=差し有利とは限らない? 展開と隊列を考える/宝塚記念の展望
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先週のユニコーンSは、ヘニーヒューズ産駒のワイドファラオが逃げ切り勝ち。初ダートに加えて最内枠と条件は厳しいかと思われたが、スンナリ先手を取り砂を被らず運べたことが第一の勝因だろう。もちろん、それに応えるだけの適性と能力があったのも間違いなく、出世レースを制したことで今後に希望が広がった。

もっとも、ベストウォーリアノンコノユメゴールドドリームルヴァンスレーヴといった過去の面々と比較すると現状はまだ団栗の背比べ状態という印象を拭えない。あと一歩で5連勝を逃した2着デュープロセス、直線伸びなかった1番人気のデアフルーグを含めて、今後の成長待ちというところだろうか。

この世代のダートにはクリソベリルという逸材がいる。さらには米国クラシックで健闘を見せたマスターフェンサーもいるので、最近は芝以上に盛り上がりを見せるダート路線に、さらなる厚みを加えてほしい。

一方、函館スプリントSは、156頭という大量の出走取り消しが発生した影響がモロに出て低調なレースになってしまった。勝ったカイザーメランジェは鞍上の好判断での逃げ切り勝ちとなったが、レース自体のレベルは高くない。初のスプリント挑戦となったタワーオブロンドンは直線伸び切れず、人気が予想されたものの出走できずに終わったダノンスマッシュも含め、ただでさえ主役不在のスプリント路線がより一層混迷の色を濃くする結末となった。


~展開を考える上で重要な”隊列”という考え方

さて、重賞がともに逃げ切り勝ちとなった先週だったが、その中でもユニコーンSは展開と隊列を考える上でとても興味深いレースだった。というのも逃げ切ったワイドファラオだが、5F通過は58秒4と数字だけ見れば決して楽な逃げではなかった。しかしながら、レースはワイドファラオが逃げ切り、2着に好位のデュープロセス、3着には3番手に控えた6番人気の伏兵ダンツキャッスル、4着にも2番手につけたヴァニラアイスが粘り、結果だけを見れば明らかに逃げ先行馬が有利だった。

ここで大事なのが、”隊列”という考え方である。競馬における展開とは、実質的なペース以上にこの隊列がかなりの部分を占めている。ざっくり言えば、逃げ先行馬が内枠に入り、スッと先手を取ればいくらペースが上がっても実質的には前が楽になり、逆に逃げ先行馬が外から前の馬を交わす形で先手を取りに行くと、ペースは緩やかであっても、マクリや差しが決まりやすくなる。

ユニコーンSと逆のパターンでいえばマーメイドSが好例だろう。今年のマーメイドSの5F通過は59秒8。馬場を考えても決して速いものではないが、結果的にはほぼ最後方の馬と外枠の馬たちで決着した。これは逃げた馬、先手を取った馬がほぼ中~外枠だったため、隊列が決まるまでに時間を要し、出入りが激しくなったことでマクリや差しが台頭しやすい流れになったためだ。

展開を考える上では、当然ペースや逃げ先行馬の頭数を考えることも重要だが、それ以上に逃げ先行馬がどの枠に入り、どういう隊列になるかを考えることが重要になる。逃げ先行馬が揃ったとしても、それらが内枠に集まれば案外隊列はすぐに決まり、逃げ先行、イン有利の流れになりがちで、逆もまた然りである。

この展開と隊列の考え方は基本的にトラック競馬であればどこの国にでも応用可能だ。騎手や調教師といったファクターは国が変わればまた一から学ぶ必要があるが、展開や隊列といった考え方は、競馬である限り(というより競馬以外でも)基本は同じ。そういう意味では”労力対効果”の高い考え方なので、ぜひ上記のレースを参考に頭に叩き込んで、予想に役立ててほしい。


~春のグランプリ宝塚記念展望

さて、今週末はいよいよ春G1を締めくくる宝塚記念である。

もっとも、今年に関して言えば本来出走してきてもおかしくない上位勢が軒並み出てこなかったことが一つのポイントとなる。パッと思いつくだけでも…

アーモンドアイ
ブラストワンピース
フィエールマン
ワグネリアン

これらの馬たちは早々に回避を表明、札幌記念や秋のG1に備えることが発表されている。上位の層が薄くなればなるほど能力差は縮まり、天気や馬場、騎手の判断といったちょっとしたことによって大きく着順が変わる結果となる。

前述した隊列の考え方で行くと、今回は逃げる可能性が高いキセキが最内枠に入り、同じく先行策を打つであろうアルアインも4番枠に入った。開催後半の馬場状態がどうなるかだがスンナリ前が粘る展開になれば、これらの馬たちはセットで考えられる。

逆に、開催後半特有のタフな馬場になりスタミナを問われる展開になれば8枠に入ったスワーヴリチャードリスグラシューといった面々の差しが怖くなる。マカヒキも、どちらかといえばタフな流れを希望するタイプだろうし、長丁場を経験してきたエタリオウも同様だろう。

・隊列がスンナリ決まる先行有利の流れ(2018ミッキーロケット・パターン)
キセキ アルアイン スティッフェリオ ノーブルマーズ

・タフな差しが決まる流れ(2006年マリアライト・パターン)
スワーヴリチャード リスグラシュー エタリオウ マカヒキ ショウナンバッハ

大まかにグループ分けすると以上のような感じになるだろうか。人気想定のレイデオロは基本的にどんな流れにも対応できるタイプなので、レイデオロから買う場合の相手は、上記の分類でどちらになるかを参考にすれば良いし、レイデオロ以外から買う場合は、やはり軸馬と同じグループに属する馬たちを相手候補として重視すると良いかもしれない。

どちらのパターンになるか…。土曜日の馬場状態や騎手のコメントなどを参考に、もう少し頭を悩ませたいと思う。

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○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』 (KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年6月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】華やかな新馬の影で注目したい2歳未勝利戦/今週末の重賞展望
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先週の東西重賞は真逆の展開に。

超スローで前残りになったのがエプソムC。直前に降り出した雨の影響が心配されたが、5F通過63秒9というスーパースローペースになり、2番手につけたレイエンダが抜け出し勝利、逃げたサラキアが2着に入った。良い馬に乗ってばかり…と時に揶揄されることも少なくないルメール騎手だが、スローと見込んだらサッと2番手を取るあたり、やはり確かな技術と判断力があることを改めて証明した。

それにしても、5番人気というのは案外馬券を獲った人にとっては美味しかったのかもしれない。意外とまだ人気の盲点はあるということだ。

一方でマーメイドSは直線外が伸びる展開になり、大外一気のサラス+8枠2頭という、外差し競馬の教科書のような結末になった。内が荒れて来ている馬場状態に加えて各馬が早めに仕掛けたこと、さらに絶妙なハンデが生み出した波乱劇だった。

牝馬路線は通常スローペースが多いだけに、タフな流れのスタミナ戦になると通常の牝馬重賞で出ている結果や序列がまったくアテにならない。マーメイドSはハンデ戦でもあり、そういった類の荒れ方になりやすいので、来年以降も頭に入れておきたい。


~予想力を鍛えるのに最適な”2歳未勝利”

さて、春のG1は残すところ来週の宝塚記念のみとなったが、一方でこれから熱を帯びていくのが2歳戦線だろう。昨年は開幕週のサートゥルナーリアグランアレグリアダノンファンタジーといった後のG1馬がデビューしたように、近年はクラシック級の有力馬が6月にデビューするケースが増えている。今年も開幕週にサリオスリアアメリアと、今後に期待が膨らむ内容での勝ち上がり馬が出現した。

当然このようなクラシック戦線を賑わす良血馬には注目だが、もう一つ、個人的に注目したいのが今週から始まる「2歳未勝利戦」だ。新馬戦と比較するとかなり地味なイメージがある2歳未勝利だが、予想力を鍛えるにはなかなか面白い。というのも、基本的にこの時期はほぼ全頭がキャリア1戦の馬たちの戦いになるので、いわゆる前走で使っているレースも限られてくる。参考レースとなるのも限られた数戦で、その中での各馬の前走内容や変わり身の有無などを考えるわけだ。

当然人気の面では前走2着や3着の馬が有利になるが、案外、前走着外の中から変わり身を見せてくる存在もいる。例えば毎年、世代最初の未勝利となる阪神芝1400mの2歳未勝利戦では、過去3年のうち2度タートルボウル産駒が初戦の惨敗から巻き返し穴をあけている。

新馬戦は短距離でもスローペースになりやすいので、単純に前に行って2着に粘っただけ…といったタイプでも、前走2着という字面だけで人気になるが、そういったレースで逆に力を発揮できなかった馬が未勝利で巻き返しケースは多々ある。メインレースのように多くの人がレース映像をチェックしているわけではなく、また基本的に朝イチで行われるので、さほど練られていない人気が形成されがちでもある。

2歳戦、まして注目を集める新馬戦でもなく未勝利戦などは、あまり予想にも熱が入らないかもしれない。だが、たった数レースで全馬の参考レースをチェックできるという意味では予想における時間対効果は高く、キャリアが浅いからこその思わぬ穴馬を見つけることができるかもしれない。馬券のチャンスは大衆が目を向けないところにこそ眠っているものだ。


~出世レース・ユニコーンSの注目馬

さて、今週末は3歳限定のダート重賞・ユニコーンSと、サマースプリントシリーズの開幕戦・函館スプリントSが行われる。

函館スプリントSに関していえば、やはりダノンスマッシュが最有力とみる。高松宮記念ではラストで伸びあぐねて人気を裏切ったものの、得意の平坦に変わればこのメンバーなら最上位級だろう。小回りゆえに不利などで力を発揮できないケースはあるかもしれないが、基本的にはスタートも上手くて不発の少ないタイプだ。

一方、先々に向けても注目なのがユニコーンSだ。3歳世代にとっては初のJRAダート重賞となるため世代の中心を担う顔ぶれが揃う一戦で、近年の勝ち馬を見ても、ルヴァンスレーヴゴールドドリームノンコノユメベストウォーリアなど後々まで活躍する大物を多数輩出している。

今年もクリソベリルこそいないが、世代のトップクラスが集結した印象だ。その中で注目馬を一頭挙げるならデアフルーグだろう。前走は最内枠に泣き2着に敗れたものの、窮屈なレースでもキッチリ最低限の結果を出したのは評価できる。新馬戦の勝ちっぷりという点では世代でもトップクラスで、大型馬の割には器用さもある馬。ココも引き続き軸としての信頼度は高いとみる。

※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


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大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
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2019年2月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】裏開催小倉は異端ジョッキー丸田に注目/フェブラリーS展望
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先週は少頭数の重賞が3レース行われたが、メンバーが薄かった京都記念よりも、注目は3歳戦。共同通信杯ダノンキングリーが無敗での重賞初制覇、クイーンCは人気のクロノジェネシスが中団からキッチリ差し切り、桜花賞戦線へ名乗りを上げた。

ダノンキングリーに関しては距離延長が課題にはなりそうだが、NHKマイルCまで見据えればG1戦線に有力馬誕生として良さそうだ。クロノジェネシスも気性面に課題を抱えるものの、まずは順当に今季初戦を飾り、またゆったりとしたローテで本番に臨める点は大きなアドバンテージになりそうだ。

昨年はシンザン記念からの直行ローテで桜花賞を制したアーモンドアイの他にも、フィエールマンブラストワンピースなど、主にノーザンファーム勢の異例ローテでのG1参戦がたびたび見られるようになっており、クロノジェネシスのクイーンCからの直行ももはや割引にはならないだろう。

現状3歳は牡馬牝馬ともに混戦模様だが、ココから主役級の注目馬が出てきてくれることを期待したい。


~先週も穴連発! 丸田騎手の狙いどころ

さて、東西の重賞レースの陰に隠れる形にはなっているが、先週から小倉競馬も開幕した。そして早速、6番人気、10番人気の穴馬で2勝を挙げるなど、6番人気以下の伏兵馬を合計4度も馬券圏内に持ってきたのが丸田恭介騎手だ。

丸田騎手は筆者も以前から注目している穴ジョッキーで、特に、ローカル小回りでの腕達者ぶりには目を見張るものがある。昨年も数少ない騎乗機会の中から、11番人気メドウラークでの七夕賞制覇や、小倉大賞典で15番人気ながら2着と好走したクインズミラーグロなど、印象的な穴馬を持ってきている。

同騎手は(実態がどうかはともかくとして)何かと内枠有利、先行有利が叫ばれる現代競馬において、”外枠”や”差し馬”を頻繁に持ってくるところに大きな特徴がある。先週穴をあけたアウトライアーズも道中はほぼ最後方、そしてトーセンアルバータは7枠15番だった。

その理由を書き出すと一度のコラムでは紙幅が足りなくなってしまうので割愛するが、道中の溜めを作るのが上手い丸田騎手らしい傾向と言えるだろう。まして、騎手の仕掛けどころや位置取りひとつで大きく着順が変わるのがローカル競馬。昨年大穴を出した小倉大賞典に乗り馬がいないのは極めて残念だが、それでも今週の土日はともに小倉で、合計14鞍に騎乗予定がある。これだけ騎乗数があれば、どこかで一発穴を持ってきてくれるのではないか?

一応ザックリとした狙いどころを書くならば、ダートよりは芝の方がより良く、そして内枠よりは外枠で怖い、というのが特徴だろうか。特に芝の中距離以上は特注なので、芝1800mや2000m、2600mなどで丸田騎手を見かけたら、とりあえず押さえには加えておくべきだろう。

もう何度目になるかわからないが、

「上手い騎手よりわかる騎手」

というのが、騎手で穴を獲るための基本でもある。丸田騎手のみならず、ローカル競馬には穴ジョッキーのヒントが多く隠されている。得意騎手を見つけて、今後の馬券にどんどん生かしていきたい。


フェブラリーSの伏兵馬&注目の藤田騎手コパノキッキングの可能性は?

さて、今週はいよいよ今年最初のJRAG1・フェブラリーSが行われる。連勝中のインティ、そして昨年の覇者ゴールドドリームなど、ルヴァンスレーヴの不在は残念だが、ダートの強豪がそこそこ揃い楽しみな一戦になりそうだ。

基本的におかしな伏兵が突如激走することはめったにないレース。例えば、かつて単勝万馬券を出したコパノリッキーなども、その後の活躍を考えれば度重なる不利などで気づかれていなかっただけで強い馬だったのは間違いない。

そういう意味で、今年伏兵で注目したいのはサンライズソアだ。昨年はJBCクラシック~チャンピオンズCでいずれも3着とあと一歩及ばなかったが、使われつつ力を付けてきているのは間違いない。

今回はデムーロ、ルメール、モレイラといった面々が乗ってきた本馬に田辺騎手が騎乗するため、騎手のネームヴァリューも含めて人気面では少し落ちそうだ。だが、田辺騎手は先行馬の脚を残すのは実に上手なジョッキーだ。インティサクセスエナジーらの先行馬が引っ張る流れを上手く好位で追走できれば、実績上位の馬たちにひと泡吹かすシーンが見られるかもしれない。

なお、注目の藤田菜七子騎手騎乗のコパノキッキングは、馬と騎手の相性自体はなかなか良さそうなイメージだ。過去にもビックリシタナモートロピカルスパートといったダートの差し追い込み系で結果を出しているように、当たりの柔らかい藤田騎手にとって、コパノキッキングは良きパートナーだ。

あとはマイルがどうかというところなので、思い切って溜めてどこまで伸びて来られるかという勝負だろう。馬の末脚を信じて直線の決め手に賭けられるかどうか、そして、先週の東京ダートのように外が伸びる馬場になるかがポイントになりそうだ。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年2月13日(水) 22:00 覆面ドクター・英
フェブラリーS2019
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3日間開催は難しかったですね。月曜の地方で勝ててまだ良かったのですが......。そして、今週は早くも2019年最初のG1。昔はG1ではなかったし、ダート馬の地位がかなり低かったのですが、現在は、有馬記念後の待ち遠しい一戦となりつつあるフェブラリーS。それでは、当コラムとしても“今年初戦”いってみましょう。


<全頭診断>
1番人気想定 インティ:デビュー戦のみとりこぼしたものの7戦6勝でここまで6連勝中。しかも7,4,4,10,5,2馬身と大きな差をつけてきた。地味な種牡馬ケイムホームの最初で最後の大物では。逃げなくてもやれるし、スピードがあり前に行ってしまう面からも初となるマイルも問題なさそう。当然最有力で、再度輝きを増す武豊騎手も、今年もG1勝ちと初戦からいきたいところではないか。

2番人気想定 ゴールドドリーム:一昨年末のチャンピオンズC勝ち、フェブラリーS2着(ノンコノユメの強襲に負け)、かしわ記念に帝王賞勝ちと王者だったが、今秋はマイルチャンピオンSで3歳馬(現4歳))ルヴァンスレーヴに負け、東京大賞典でも3歳馬(現4歳)オメガパフュームにまで負け、世代交代が既に済んだ感もあり。上位に来れても頭まではもう無いか。一昨年のチャンピオンズCで海外旅行プレゼントしてくれた恩義ある馬だが、深追いは禁物かもしれない。

3番人気想定 オメガパフュームルヴァンスレーヴがいるため世代ナンバー2的な位置づけできているが、昨秋にシリウスSを3歳の身で勝ち、JBCクラシックでケィティブレイブの2着後に東京大賞典も勝ち、トップレベルにいるのは確か。だがスウェプトオーヴァーボード×ゴールドアリュールという血統の字面以上にズブい感じもあり(母母父リアルシャダイの影響か)、東京マイルはちょっと忙しそう。強いのは分かりきっているが人気になるだけに評価を下げる予定。

4番人気想定 コパノキッキング:9戦7勝で、4連勝中で、さらにはに藤田菜騎手の初G1騎乗と話題性たっぷりなのだが......。確かに馬は強いし、藤田菜騎手は私自身もよく買っているように腕も確かだが、短距離志向の強い馬。正直、東京マイル向きでない割に、根岸S勝ちで人気になりすぎそうで、消して妙味か。

5番人気想定 サンライズノヴァ:1番人気で前哨戦の根岸Sを8着と惨敗。この日のWIN5で、せっかく4つ目まで当たっていたところ、5つ目でこの馬に裏切られ取り損ねた私にとっては、イラっときた馬だが、2年ぶりの540kg台だったように本番を見据えて余裕残しだったのかもしれない。マイルも守備範囲で本番での巻き返しは十分ありえる。

6番人気想定 サンライズソア:4歳時は同馬主のサンライズノヴァより評価が高かったくらいだが、ここ3走3着といまひとつな状況。ただ2000m前後を多く使われているようにスタミナ不安は無く、東京マイルは案外いいかもしれない。

7番人気想定 ノンコノユメ:得意の東京マイルで昨年の勝ち馬だけにやれても良いが、どうも勢いが感じられず、妙味はあまり無い。

8番人気想定 ユラノト:母コイウタは前川清さんの持ち馬で、芝東京マイルで強かったし、父キングカメハメハも東京マイルから2400mまで強かった。芝G1馬同士の配合であるこの馬も、マイル以上でも実績あるようにここはぴったりの舞台では。

9番人気想定 モーニン:3年前のこのレースの勝ち馬だが、やはり1400mまでが良い様子。相手が弱いコリアスプリントで昨秋勝ってはきたとはいえ、ここでの強調材料はない。

10番人気以下想定
クインズサターン:オープンに上がってからは重賞で2着3着あわせて7回と馬主孝行だが、G1向きではない。

アンジュデジール:JBCレディスクラシックは6番人気ながらうまく運んで勝ったが、力自体がここではちょっと落ちる。

レッツゴードンキ:芝でもダートでも長く頑張ってきた馬だが、どんどんスプリンター寄りになってきていて、今さら東京マイルというのは向かないのでは。昨年は直線で一旦やったかと思わせる感じもあったので、一発狙ってみる手もあるが......。

ナムラミラクル:連闘では使わないのではないかと思われるが、乗り替わらないと出てきても買わないつもり。力はあるのだが、2/10の藤懸騎手の騎乗には落胆させられたので。外から抜かされかかってるのに仕掛けを遅らせるとか、昭和の騎乗でがっかり(杉浦騎手(現調教師)がせこく勝っても上のクラスで通用しないという信念で、確かにそうとも言えるが......)。

サクセスエナジー:マイルより1400m向きではあるが、デビュー時より30kg近く馬体を増やして本格化してきており、人気が無いならヒモに加えたい。

ワンダーリーデル:実績が1400mまででオープンの壁にも当たっており、特に買いたい感じはしない。

ノボバカラ:前残りの根岸Sで6着とまだ元気なところを示したが、2年2ヶ月勝っていない馬を大一番で特に買おうとは思わない。

メイショウウタゲ:オープン特別は3勝しているが、中央の重賞では通用しておらず(南部杯3着はあるが)、ここも要らない。

ヴェンジェンス:1200~1400mばかり使っており東京マイル向きではない。


<まとめ>

最有力:インティ

ヒモに:ゴールドドリームサンライズノヴァサンライズソアユラノト

穴で:サクセスエナジー

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ルヴァンスレーヴの口コミ


口コミ一覧
閲覧 46ビュー コメント 0 ナイス 7

今日は、交流重賞のマイルチャンピオンシップ南部杯が行われます。



私が注目している馬は、

ゴールドドリーム

です。


ここは実績的に仕方ないですね。
今回、ルヴァンスレーヴやインティ、3歳勢(特にクリソベリル)もいないので
ちょっと抜けた存在ですね。
マイル戦での安定した成績とチャンピオンズカップに向けてここは取りこぼせないですね。



 地方馬の注目馬は 


モジアナフレイバー

 

にしました。

地方の中距離戦を使ってきました。
安定した結果を残していますが、交流重賞のJpnⅠでは少し苦しいかもしれませんね。
問題は、マイル戦のペースに合うかどうかですね。
あとは消耗戦になった場合に中距離戦で走ってきた経験が生きるかもしれませんね。
スピード勝負は避けたいところです。

 ちびざる 2019年10月9日(水) 00:28
【雑感】凱旋門賞の結果を受けて・・・
閲覧 158ビュー コメント 0 ナイス 21

先週の日曜のメインから毎日王冠を回顧。
勝ったのは、ダノンキングリーでした。
スタートで後手を踏み後方からの競馬。
それでも鞍上の戸崎騎手は慌てることなく、じっくりと周りを見ながらの競馬でした。
直線を向いてもまだ後方でしたが、追い出されるとこれまで溜めていた力を爆発させるべく
前との差を一気に縮め、アエロリットとインディチャンプを捕らえると
突き放しました。着差は1馬身1/4差の完勝でした。
レコードに迫るタイムで勝ちでしたが、勝利ジョッキーインタビューでも
戸崎騎手は反省の弁を述べていましたね。
天皇賞秋の事を考えると今日の騎乗はどうかなと感じました。
天皇賞秋であのレースをすると勝てないと思います。
アーモンドアイ、サートゥルナーリア相手に出遅れて勝てるとは想像し難いですね。
それとパドックでの馬体の作りがギリギリの作りにも見えました。
プラス体重での出走かと思いましたが、プラスマイナス0でした。
本番に向けて少しでも体を増やして出走してほしいですね。
それでも東京二千はベストに近い条件なので良い状態で出走してほしいですね。


さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は、凱旋門賞の結果を受けて。
先週の日曜日に凱旋門賞が行われました。
果敢に挑戦した日本馬の結果は
・キセキ;7着
・ブラストワンピース:11着
・フィエールマン:12着
でした。
キセキはスタートで後手を踏み本来の先行力が生かせませんでした。
ブラストワンピース、フィエールマンに至っては、
よそ行きの競馬(凱旋門賞用の)をしていた感じでしたね。
普段より2・3列前で競馬をしては最後の失速も致し方ないと思います。
(おそらく馬場を考慮しての位置取りだったとは思います)
結果は結果としてお疲れ様でした、と言いたいですね。
まずは無事に帰国してゆっくり休んで英気を養って元気な姿で、次走出走してほしいですね。
凱旋門賞に関するネットのコメントで
”どうせ負けるならダート馬を連れていったらどうだ”というのを見かけました。
欧州の力のいる芝(今回はかなり水分を含んだ芝でしたが)のことでの発言だとは思います。
そのコメントを見て以前、私が日記で、ルヴァンスレーヴについて
欧州の芝のレースで見てみたいと書いたのを思い出しました。
ただ距離は二千前後ででしたが・・・。
個人的には、シンボリクリスエス産駒なら可能性はなくもないと思います。
ダートで活躍する産駒もいますし、芝でもエピファネイアが芝のGⅠを勝っています。
エピファネイアが勝ったジャパンカップは強い内容でしたし。
もしかしたら洋芝適性があったかもしれませんね。
それでも今の日本の馬場の高速化とよりスピードと瞬発力に特化した
配合の産駒が主流の日本競馬では凱旋門賞を勝つのは厳しいかもしれませんね。


最後に、秋華賞について。現時点での私の注目馬は、コントラチェックですね。
(台風の影響で馬場の悪化具合にもよりますが・・・。)
前走のオークスは逃げず、番手の競馬で失速してしまいました。
持ち味が生かせない感じでした。乗り替わったレーン騎手が逃げが得意でなかったのかもしれませんね。
今回は、ルメール騎手(騎乗予定)に戻るのはプラスだと思います。
フラワーカップのようにマイペースで逃げることができれば
スピードを持続できると思います。
京都内回りコースなのもプラスだと思います。
あとは当日の馬体とパドックでの落ち着き具合だと思います。

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 ボズー 2019年6月26日(水) 17:09
時計で見る帝王賞
閲覧 146ビュー コメント 1 ナイス 10

事前の登録メンバーがかなりの好メンバーで話題を集めた帝王賞!

ルヴァンスレーヴとゴールドドリームは回避してしまいましたが、かなりの豪華メンバー!

ルヴァンスレーヴとゴールドドリームがおらんかったらインティ堅いやろー。って方はお話合わないと思いますので、他の記事をご覧くださいねー。

まずインティ
いちいち好時計で走ってますから、説明不要なのですが
注目すべきはかしわ記念のテンが37.7秒という部分。

地方のダートは中央のより3Fで1秒、上がりに関しては2秒くらいかかるのが普通で、ダートスタートの他のコースを見るとやはりテンは37-37.5くらいかかると想定するのが普通です。

さらに船橋で、上がりが38秒かかってますが、かしわ記念よりは帝王賞の方が上りのかかるレースです。

府中ダートはかなり高速ですので、そこから順調なレースを運べたとして上りは3秒はかかることを想定。

つまりインティはテンを37.5-25.0-25.0-38.5
2.06.0くらいで走ってくるのではないでしょうか。

当然、早く突かれる、他に逃げられて捕まえに行く、などした場合より早く潰れるリスクもあります。

個人的な評価としては向いていません。

で、比較対象としてゴールドドリーム
この馬は毎度好走するのでわかりやすいのですが、まぁ2.05.0は切るタイムくらいで走って来てたと思います。
馬場差や、ペースも考慮してですが。

その時に明確にゴールドドリームを差せる馬、と想定した場合に実際差した馬がいるわけですから

軸馬としての信頼度で言えばオメガパフュームが相応しいと思います。

オメガパフュームが出走してたらのゴールドドリームを差せる。
その想定で勝ち馬のタイムを2.04.9

馬券圏内をインティの2.06.0と想定してお話を続けて参ります。


チュウワウィザード
平安ステークスや、距離の長かったダイオライト記念、名古屋グランプリ、またその馬場を加味して上りは37.8前後と想定

テンは38.5秒くらいでいける馬でこの馬の特性としては長く良い脚を使える点
また川田騎手のスタイルから、インティマークが予想されますので
向こう正面でインティを射程圏に置き、4角で並びかけるような競馬をすると思います。

インティとの叩き合い、また地方ダートへの適性と言う点で、こちらの方に分がありますので、インティよりは前に行けるのではないでしょうか。

アポロケンタッキー
まぁつかみどころのない馬です笑
基本的にテンは38.9秒くらいの馬なのですが、このコースを走る時はいつもガシガシ36.5くらいで追っていきます。
この馬の好走パターンとしてはテンが緩いレースからの上がり比べで、大井だと大体38.0くらいで上がってくるのですが、今回はテンも流れますし追っかけるとバテる。置いてかれると届かない。
今回は厳しそうですね。

モジアナブレイバー
前走は相当に強い内容なのですが、渋っての時計なので‥

ただ、テンは37秒前半で行けますから好位置につけれますし、ヒガシウィルウインなんかと比較しても強い勝ち方してる馬なので、上りは38.2-3秒で走れるとしたら馬券圏内に絡んで来ても驚きはありません。

オールブラッシュ
んー、テンも上がりも全然足りないと見てますが、結構テンに追って行ける馬で、前に行かないとチャンスもありませんから、インティにとっては厄介な存在ですね。
ただ、得意なコース、距離なはずの船橋で置いて行かれてしまった点はマイナスです。

スーパーステション
門別最強の快速ホース
この馬テンがとにかく速いですから、逃げるのはインティよりこちらと読んでいます。
インティが諦めて控えるのか強気に行くのか?それがこのレースの大きなポイントの1つですね。
上りは速くないので、圏内まではどうでしょうね。

ミツバ
川崎記念でケイティブレイブを倒してますから、強いのは間違いないのですが、この馬渋った馬場で切れ味対決の方が良績目立ちますね。
時計速い馬場なら‥と言った印象です。

サウンドトゥルー
暮れの東京大賞典からのメンバーで言うならば今回2位ですし、タフなレースや上がり勝負のレースにはとにかく強い馬。
前走はテンから促していく姿勢も見せましたし、鞍上も森騎手。
この人気なら買った方が良いと思いますが。
昨秋くらい走るならチュウワウィザードに迫るくらいは出来て不思議でありません。

ってことで
◎オメガパフューム
○チュウワウィザード
▲サウンドトゥルー
△モジアナブレイバー
△ミツバ
△インティ

人気3頭で決まるとトリガミしそうなので、その辺も加味した馬券の買い方勝負みたいなレースかもしれませんねぇ。

では、良い帝王賞を!

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