カゼノコ(競走馬)

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カゼノコ
カゼノコ
写真一覧
抹消  鹿毛 2011年4月6日生
調教師野中賢二(栗東)
馬主橳嶋 孝司
生産者田中 裕之
生産地新ひだか町
戦績40戦[4-5-5-26]
総賞金10,130万円
収得賞金3,300万円
英字表記Kazenoko
血統 アグネスデジタル
血統 ][ 産駒 ]
Crafty Prospector
Chancey Squaw
タフネススター
血統 ][ 産駒 ]
ラグビーボール
ユキノサクラ
兄弟 ビリオネアシップーコウライ
市場価格
前走 2019/09/15 ラジオ日本賞 OP
次走予定

カゼノコの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/09/15 中山 11 ラジオ日本賞 OP ダ1800 115513.764** 牡8 57.0 津村明秀野中賢二B 464
(+12)
1.53.3 0.337.4⑪⑪⑨⑧ローズプリンスダム
19/07/07 函館 11 マリーンS OP ダ1700 145743.4103** 牡8 57.0 荻野極野中賢二B 452
(-6)
1.44.2 0.936.3⑬⑭⑭⑩リアンヴェリテ
19/06/22 函館 11 大沼S (L) ダ1700 146923.589** 牡8 57.0 荻野極野中賢二B 458
(-2)
1.43.8 1.837.3⑪⑫⑨⑩リアンヴェリテ
19/03/03 中山 10 総武S OP ダ1800 147118.842** 牡8 57.0 津村明秀野中賢二B 460
(-2)
1.52.2 0.037.2⑭⑬⑪⑩マイネルオフィール
19/02/02 京都 11 アルデバラン OP ダ1900 1581414.765** 牡8 57.0 川田将雅野中賢二B 462
(0)
1.57.9 0.336.5⑬⑬⑬⑫アングライフェン
19/01/20 中京 11 東海S G2 ダ1800 13813129.2107** 牡8 57.0 小崎綾也野中賢二B 462
(-4)
1.51.8 2.036.4⑬⑬⑬⑬インティ
18/12/28 阪神 11 ベテルギウス OP ダ1800 165918.4106** 牡7 57.0 小崎綾也野中賢二B 466
(+6)
1.52.8 0.337.0⑯⑭⑮⑬ロードアルペジオ
18/11/18 福島 11 福島民友C OP ダ1700 153551.2125** 牡7 57.0 小崎綾也野中賢二B 460
(+2)
1.45.7 0.637.0⑮⑮⑮⑬ヒラボクラターシュ
18/10/21 東京 11 ブラジルC OP ダ2100 1681644.21313** 牡7 57.0 横山典弘野中賢二 458
(-2)
2.12.4 2.037.6⑯⑯⑯⑯ラインルーフ
18/07/15 中京 11 名鉄杯 OP ダ1800 1661215.8710** 牡7 57.0 福永祐一野中賢二 460
(+6)
1.52.0 2.937.3⑬⑬⑭⑬ラインルーフ
17/09/17 中山 11 ラジオ日本賞 OP ダ1800 1671414.662** 牡6 57.0 石橋脩野中賢二 454
(0)
1.51.1 0.136.2⑮⑮⑭⑭センチュリオン
17/07/16 中京 11 名鉄杯 OP ダ1800 1671410.545** 牡6 57.0 太宰啓介野中賢二 454
(-4)
1.52.2 0.336.5⑮⑭⑭⑭オウケンワールド
17/06/10 東京 11 アハルテケS OP ダ1600 1661214.3611** 牡6 57.5 横山典弘野中賢二 458
(+2)
1.37.4 0.835.9⑯⑯メイショウウタゲ
17/04/22 東京 11 オアシスS OP ダ1600 164724.984** 牡6 57.0 横山典弘野中賢二 456
(-8)
1.35.9 0.635.7⑯⑯アルタイル
17/02/12 東京 10 バレンタイン OP ダ1400 166127.0413** 牡6 57.0 武豊野中賢二 464
(+4)
1.25.2 1.236.0⑯⑯ブラゾンドゥリス
17/01/22 中京 11 東海S G2 ダ1800 1681570.3115** 牡6 57.0 太宰啓介野中賢二 460
(+1)
1.53.4 0.235.9⑯⑯⑯⑯グレンツェント
16/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------7** 牡5 57.0 川田将雅野中賢二 459
(--)
2.07.9 2.1----アポロケンタッキー
16/11/06 京都 11 みやこS G3 ダ1800 162412.3610** 牡5 58.0 北村友一野中賢二 458
(0)
1.51.2 1.136.4⑮⑮⑮⑬アポロケンタッキー
16/10/01 阪神 11 シリウスS G3 ダ2000 116720.265** 牡5 58.0 北村友一野中賢二 458
(+2)
2.02.6 0.936.2⑩⑩⑪⑪マスクゾロ
16/01/27 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 13--------5** 牡5 57.0 秋山真一野中賢二 456
(--)
2.15.9 1.8----ホッコータルマエ

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カゼノコの関連ニュース

 【福島5R】トウリュウは、祖母がカブトヤマ記念を勝ったタフネススター。母タフネスデジタルの全弟には、交流GIジャパンダートダービーカゼノコがいる。坂路とCWコースを併用して乗り込まれ、スタンバイOK。カゼノコも管理していた野中調教師は、「乗り込みは十分だし、前向きさもある。自分のリズムで運べれば」と押し切りを狙っている。(夕刊フジ)

カゼノコが抹消 2019年11月22日(金) 05:00

 2014年の交流GIジャパンダートダービーを制したカゼノコ(栗・野中、牡8)が20日付で。通算40戦4勝(うち地方6戦1勝)で、獲得賞金は1億7433万5000円(同7303万円)。9月15日のラジオ日本賞4着が最後のレースとなった。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。

カゼノコの競走成績はこちら

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【ズバリ!調教診断】みやこS2019 二刀流の3歳馬が好気配!フェブラリーSの覇者も秋初戦から勝ち負けを意識できる状態! 2019年11月2日() 17:00

日曜日に行われる、みやこSの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


ヴェンジェンス
前回から中2週と間隔は詰まるものの、31日に栗東坂路で終い2F24秒9-12秒3の好ラップを余力残しでマーク。疲れは感じられない。京都ダートで勝ち星こそないが、太秦Sで2着を確保したように充実一途。混戦に乗じて上位争いに加わってくる可能性はある。

アドマイヤビクター
この中間は栗東CW主体に熱心な調整。24日にはG1ウイナーのシュヴァルグランの胸を借りて、6F78秒台半ばの好タイムを記録した。前走で3勝クラスを勝ち上がった勢いに加えて抽選突破の運もある。首位争いに顔を覗かせてもおかしくはない。

キングズガード
30日に栗東CWで終いをしっかり攻めて、5F65秒台半ばの好時計をマーク。キレのある走りを見せた。前走のシリウスSでは0秒3秒差の5着と健闘したように、中距離の流れに慣れてきた印象を受ける。もとより重賞勝ちのある実力馬。連下候補として一考の余地がありそうだ。

アングライフェン
30日に栗東坂路で4F52秒5-ラスト1F12秒3のバランスのとれたラップを計時。7歳の秋を迎えるが、集中を切らさず真っすぐ登坂する姿は前回からの上積みを感じさせる。相手なりにしぶとく立ち回るレース巧者。今回も上位を狙えそうだ。

スマハマ
1週前、今週と栗東坂路で4F51秒台後半を刻んだものの、ともに終い1Fは13秒近辺と上がりを要している。フットワークも少し流れ気味で本調子とは言い難い。上位人気の一角ではあるが、全幅の信頼を置くには物足りなく映る。

ラビットラン
JBCレディスクラシックが補欠のため、ここに矛先を向けてきた。30日に栗東坂路で2歳未勝利馬相手に先着。シャープな走りをみるに、この馬なりに状態は良さそうだが、なにしろ久しぶりの牡馬相手の中央ダート戦。3歳時は条件戦で苦戦していただけに、成長力でカバーできるかどうかがポイントになりそうだ。

メイショウスミトモ
中1週ということもあって、最終追い切りはポリトラックで状態の維持に努めた。それなりのタイムを刻んだ一方で、秒単位の敗戦が続く現状を覆すほどのデキにあるとは思えない。激変を期待するのは酷ではないだろうか。

ワイドファラオ
30日に栗東CWで馬場の外めを通って6F83秒台前半の時計をマーク。芝でも重賞を勝っているだけあって、回転の速いキビキビとしたフットワークは見映えがする。成績から軽いダートが合うタイプ。初の京都ダートになるがフィットする可能性は高い。勝ち負け争いに加わるシーンを想定しておきたい。

アナザートゥルース
30日に美浦Wで行われた最終追い切りは濃霧の影響で動きを確認できなかったが、23日のW追いでは最後までしっかりと攻める負荷をかけた調教を消化。軽快な身のこなしを見せていたように、約5カ月半の休養明けを感じさせない気配を醸し出していた。軽んじて扱えない1頭だ。

リアンヴェリテ
栗東坂路で実施した最終追いは、ラチ沿いを駆け上がって終い2Fを24秒8-12秒6で収めた。ただ、この馬の場合は攻めの強弱もさることながら、実戦で自分のかたちに持ち込めるかどうかが重要。自身のデキは保っているので、リズム良く運ぶことができればチャンスが訪れるかもしれない。

テーオーエナジー
10月中旬に帰栗後は坂路で調教を重ねてきた。30日には確かな脚取りで4F52秒1の時計をマーク。力を出せる状態にはあるが、同型が揃ったメンバー構成でもあり展開的には微妙な線。気配の良さを活かせるかどうかは鞍上のエスコート次第になりそうだ。

ロードアルペジオ
30日に栗東坂路で4F52秒7を計時。1週前追いよりも2秒近く時計を詰めており、秋2戦を消化した一応の効果はうかがえる。しかし、終い2Fは26秒1-13秒2と平凡。完調手前の感は否めない。近2走は勝ち馬から2秒以上離される大敗と精彩を欠いている。変わり身を望めるシチュエーションとは思えない。

ノーヴァレンダ
この中間はトラックで丹念に調整を積み、30日にCWで行われた併せ馬では、秋華賞馬のクロノジェネシスを相手に回し、最後まで辛抱強く食らいついていた。白山大賞典3着からの上積みを十分に感じる内容であり、侮れない存在だ。

ウェスタールンド
骨折休養を経て約6カ月半ぶりの実戦。調教駆けするタイプではないので時計が地味な点は気にしなくてもいいが、栗東坂路で行われた今週の追い切りで、鞍上のアクションを嫌がる素振りを見せていたのは気になる材料。春先は真面目に走っていただけに、休み明けの影響を考慮しておいたほうがいいだろう。

メイショウウタゲ
先週、今週と栗東坂路でみっちり攻めたにもかかわらず、ともに終い1Fは13秒台。まだまだ完調には遠い。休養前も低調な結果に終わっているように、年齢的な衰えが進行している同馬にとって、約8カ月半のブランクを克服するのは容易ではない。ここは静観が妥当だろう。

インティ
30日に栗東坂路で終いを伸ばす調整を施し、4F52秒3-ラスト1F12秒4をマーク。併走相手のカゼノコをあっさりと振り切った。約4カ月の休養明けとなるが、パワフルに駆け上がってくる姿は貫禄たっぷり。良好な状態で秋初戦を迎えることができそうだ。G1ホースらしい好レースを期待したい。



ウマニティ重賞攻略チーム

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【みやこS】インティ、春秋ダートGI制覇へ上昇! 2019年10月31日(木) 05:11

 みやこSの追い切りが30日、東西トレセンで行われた。栗東ではフェブラリーS勝ち馬インティが坂路4ハロン52秒3をマークし、併せ馬で1馬身先着。次走のチャンピオンズC(12月1日、中京、GI、ダ1800メートル)で見据える春秋ダート王へ、きっちり走れる態勢は整った。

 春秋ダートGI制覇への始動戦に向け、納得の最終リハーサルだ。フェブラリーSの覇者インティが、力強い脚取りで登坂。4ハロン52秒3-12秒4でカゼノコ(OP)に1馬身先着を果たした。

 「カゼノコの後ろで我慢できていた。12月に向けて、このレースを叩く上で、予定通りの調整ができている」と野中調教師は納得の表情を浮かべた。CWコースをキャンターで半周して体を温めると、坂路で僚馬を追いかける形でスタート。ゴール前で仕掛けられると一気にかわし、好調ぶりをアピールした。

 「馬の横に居るのが課題」と指揮官は説明。23日の1週前追い切りはCWコースでの併せ馬で我慢させ、当週は「馬の後ろからパスしていく形。意味ある内容でした」。師の狙い通りの上昇カーブを描いている。

 以前はCWコース入りする際に嫌がる面を見せていたが、今では「坂路の待機所でも我慢できていた。馬に落ち着きが出てきたし、春に比べて馬のバランスも改善してきた」と、心身ともに目に見えて成長している。

 前走の帝王賞は粘りを欠いて6着。指揮官は「他馬に来られて楽にハナに行けなかったし、力んでいた」と敗因を分析する。秋は米国遠征プランもあったが、帝王賞の負け方もあってチャンピオンズCに目標をチェンジ。前哨戦に選んだのが、このみやこSだ。

 今回、鍵になるのは初めて背負う斤量59キロ。それでもトレーナーは「心配していない。浦和(JBC)も考えていたが、次のためにこちらがいいと思った。内容のある競馬をして欲しい」と力を込めた。4カ月ぶりの実戦で、再び地力を証明。春秋ダート王戴冠への一歩を、力強く踏み出す。(渡部陽之助)

みやこSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【みやこS】インティ楽々2馬身先着 2019年10月30日(水) 10:11

 フェブラリーSインティは1番人気の前走・帝王賞でハナを叩かれ、あっけなく6着。2000メートルも微妙に長かったが、今回は実績のある京都9Fに戻る。得意の時計勝負に持ち込み、GI馬の貫禄を見せたい。

 栗東坂路で一杯に追われたカゼノコを相手に、強めに追われて楽に2馬身先着した。先週のCWコースも出色の動きだったし、6月以来でも仕上がりは申し分ない。

 「休養して落ち着きが出て、心身ともにひと回り成長。春よりもバランスがいい。59キロは厳しいし手強い面々だが、チャンピオンズCに向け内容のあるレースをしてほしい」と野中調教師。復権のためには叩き台とはいえ負けてはいられない。(夕刊フジ)



みやこSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【メインレース・データ分析(特別編)】ラジオ日本賞 順調に使われている馬を評価すべき一戦!今春以降の成績も要チェック! 2019年9月15日() 11:00

ラジオ日本賞の過去のレース結果をもとに、ファクターごとの傾向に注目し、好走パターンに合致する馬をピックアップしました。予想の際にお役立てください。

※2013年以降の結果をもとに検証

【全般】
6歳以下の牡馬が主力を形成

フェニックスマーク
クロスケ
リテラルフォース
マイネルバサラ
ローズプリンスダム
ハイランドピーク
ミライヘノツバサ
スウィングビート

前走新潟ダ1800m組の好走例が多い

ローズプリンスダム

前走で同年7月以降のJRAの重賞あるいはオープン特別に出走していた馬の上位占有率が高い

マイネルバサラ
カゼノコ
ローズプリンスダム
ブラックバゴ
リーゼントロック
ハイランドピーク
ミライヘノツバサ

同年4月以降に5着以内(地方交流と海外は除く)に入った経験のある馬の好走例が多い

クロスケ
リテラルフォース
カゼノコ
ローズプリンスダム
ハイランドピーク
ミライヘノツバサ
スウィングビート

【人気】
人気サイド(1~4番人気)がマズマズの信頼度
※10時30分現在の1~4番人気

フェニックスマーク
ローズプリンスダム
ハイランドピーク
スウィングビート

【脚質】
先行優勢

フェニックスマーク
リテラルフォース
ローズプリンスダム
ハイランドピーク
スウィングビート

※近走の内容を参考に先行策をとりそうな馬を想定

【枠順】
3、5~7枠の出現度が高め

リテラルフォース
カゼノコ
ローズプリンスダム
ブラックバゴ
リーゼントロック
ハイランドピーク

【血統】
母父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬が毎年のように上位進出

カゼノコ

父サンデーサイレンス系と父キングマンボ系が堅実

クロスケ
リーゼントロック
ミライヘノツバサ


【4項目以上該当馬】
ローズプリンスダム(7項目)
ハイランドピーク(6項目)
リテラルフォース(4項目)
カゼノコ(4項目)
ミライヘノツバサ(4項目)
スウィングビート(4項目)



ウマニティ重賞攻略チーム

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カゼノコの関連コラム

閲覧 2,827ビュー コメント 0 ナイス 13

 3歳馬のダートチャンピオンを決めるジャパンダートダービー。このレースは、南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門。東京ダービーと同距離コースの大井ダ2000mで行われることや、中央馬は8月のレパードSを目標にしていることが多いため、意外と南関東馬が通用しています。

 過去10年で南関東馬が優勝したのは、2010年のマグニフィカ、2017年のヒガシウィルウィン。2着したのは2014年のハッピースプリントのみですが、中央馬が圧倒的な中距離のダートグレードの傾向を考えると、がんばれていると言えるでしょう。2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めたこともありました。これらの共通項は、マグニフィカを除いては前走の東京ダービーで2着以内ということ。また、マグ二フィカは東京ダービーの3着馬でした。

 しかし、マグニフィカが優勝した2010年は、東京ダービーの優勝馬マカニビスティーが主催元のルールに違反して出走が叶わず、さらに東京ダービーの2着馬ガナールは枠順決定後に疾病で発走除外。2010年は東京ダービーの1,2着馬が不在の状況だっただけに、基本的に南関東馬は、東京ダービー2着以内ならこのレースでチャンスがあると考えていいでしょう。

 逆に中央馬は、どのような馬が有力かというと、当たり前と言われてしまいそうですが、デビューからこれまでのダート戦で連対を外したことがない馬です。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、例年そのタイプが何頭か出走しています。例えばダートで2戦2勝だったとしても、G1のこの舞台でオープン勝ちの実績さえもない馬を本命にするのはさすがに危険でしょう。

 しかし、「デビューからダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れます。前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【4・0・0・2】。1着の該当馬は、2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、昨年のルヴァンスレーヴ、遡ればサクセスブロッケン(2008年)、フレンドシップ(2006年)もこのパターンで優勝しています。

 また、4着以下に敗れた馬は、2016年のストロングバローズ(7着)と昨年のドンフォルティス(6着)の2頭ですが、この2頭には2歳時にダ1400m以下の短い距離で活躍していた共通項がありました。つまり、本来は短距離馬でありながら、能力の高さでダ1800mのオープンで結果を出した可能性が高いということ。つまり、1500m以上のダートで連対率100%、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件ならばかなり信用できるということ。

 さらにダ1800mのオープンを一度は含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬も有力で、過去10年の成績は【5・1・0・2】。1着の該当馬は、2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2014年のカゼノコ、2016年のキョウエイギア。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガーです。

 4着以下に敗れたのは、2010年のトーセンアレス(5着)と2017年のリゾネーター(4着)ですが、トーセンアレスは皐月賞日本ダービーに出走してズルズルの競馬をした後の一戦。また、リゾネーターは、休養明けでオープンの伏竜Sを勝利した後の一戦で、二走ボケを起こしたもの。要するに休養明けでオープン勝利後か、芝のクラシックを使われた馬でなければ信頼できることになります。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・1500m以上のダートで連対率100%、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件ならばかなり信用できるということ。
 ・一度は中央のダ1800mのオープンを含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬。
  (休養明けの前走でオープンやグレードレースを優勝した馬や、前走で芝のクラシックに出走していた馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーで2着以内だった馬。

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2019年1月29日(火) 15:40 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~川崎記念2019~
閲覧 2,737ビュー コメント 0 ナイス 11

 ダートのG1では、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドCの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することがほとんど。

 また、ドバイワールドCを本気で目指す馬ほど、前年の東京大賞典からドバイワールドCへ直行する傾向があり、その場合はメンバーが一気に手薄。新興勢力にもチャンスが巡ってきます。一昨年のこのレースで準オープンを勝ったばかりのオールブラッシュが優勝したのは、前年の東京大賞典の連対馬の不在がもたらしたものでしょう。前年の東京大賞典の連対馬、アポロケンタッキーアウォーディーともにドバイワールドCへ直行でした。

 しかし、前年の東京大賞典の上位馬がドバイワールドCを目指さずに、ここへ出走してきた場合は当然有力。前年の東京大賞典で連対した馬の川崎記念での成績は、過去10年で【8・2・0・1】。唯一の4着以下は昨年のサウンドトゥルー(5着)ですが、同馬は前々走のチャンピオンズCで11着に凡退していました。

 競走馬は近2走の成績で今回も走るところがあるので、前々走で2桁着順に敗れているような馬は信頼しないほうがいいでしょう。2009年のヴァーミリアンがJCダート・8着、東京大賞典・2着から、このレースで1着と巻き返していることから、前々走のチャレンジCで8着以内というのが、前走・東京大賞典で連対した馬を狙うにあたっての目安になりそうです。

 さらに前年の東京大賞典の3着馬の成績も、過去10年で【1・2・2・0】と上々の成績が収められています。前年の東京大賞典の3着馬でありながら、このレースで連対したのは、2013年のワンダーアキュート、2017年サウンドトゥルー、2018年のケイティブレイブですが、2013年と2018年は東京大賞典の優勝馬が不在、2017年は東京大賞典の連対馬が不在でした。

 つまり、川崎記念は、基本的には実績重視。実際に過去10年の川崎記念の連対馬20頭中17頭がそれまでのG1で連対実績のある馬でした。実績馬の出走が少ないからこそ、実績がより重要になってくるのでしょう。新興勢力よりも、2009年-2010年の2着馬フリオーソ、2015年の2着馬カゼノコ、2018年の2着馬アポロケンタッキーのように、G1馬が前走チャンピオンズCや東京大賞典で4着以下から巻き返すケースのほうが目立っています。東京大賞典の連対馬が不在の年ほど、このタイプを積極的に狙いましょう。

 また、G1以外の路線で川崎記念での活躍が目立つのは、前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ。もう少し遡れば、2008年の優勝馬フィールドルージュ、2007年の優勝馬ヴァーミリアンや3着馬のドンクールもそう。名古屋グランプリの優勝馬は、当然、ここでも人気になりますが、2着、3着馬となるとそれほど人気がありません。

 前記のドンクールはそれまでにG1で連対実績がなく、一年前の名古屋大賞典以降は勝ち星がなかったために、このレースでは6番人気でした。しかし、この年は、東京大賞典の連対馬が不在だったために3着入線することができました。

 さらに大穴一発を狙うのであれば、コーナーがきつい川崎らしく、内枠の先行馬の一発でしょう。2012年の川崎記念では5番人気のランフォルセが、1番枠から距離損のない立ち回りで2着入線しています。同馬は前走で距離が短い南部杯を使われて6着だったことや休養明けで馬体重20㎏増が人気の盲点となった嫌いはありますが、レースをロスなく運べたのも大きかったでしょう。過去10年の川崎記念で2017年次ぐ2番目に荒れたのが2012年でした。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前走の東京大賞典の連対馬。
  (前々走のチャンピオンズCで8着以内が条件)
 ・前走の東京大賞典も3連複の軸馬ならば有力。
  (東京大賞典の連対馬が不在ならば、連対も可能)

 ●穴馬候補
 ・前走の名古屋グランプリで2着、3着だった馬。
  優勝馬の活躍も目立つもののG1で連対実績のない2着、3着馬ならば高配当が見込める。

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2018年7月10日(火) 13:20 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2018~
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 3歳馬のダートチャンピオンを決めるジャパンダートダービー。このレースは、南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門です。東京ダービーと同距離コースで行われることや、中央馬は8月のレパードSを目標にしていることも多いため、意外と南関東馬の活躍が目立っているのが特徴。

 過去10年で南関東馬が優勝したのは、昨年のヒガシウィルウィンと2010年マグニフィカ。2014年にはハッピースプリントが2着したのみですが、中央馬が圧倒的なダートグレードの傾向を考えると、十分がんばれていると言えるでしょう。2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めたこともありました。これらの共通項は、マグニフィカを除いては前走の東京ダービーで2着以内ということ。マグ二フィカは東京ダービーの3着馬でした。

 しかし、マグニフィカが優勝した2010年は、東京ダービーの優勝馬マカニビスティーが主催元のルールにひっかかり出走叶わず、さらに東京ダービーの2着馬ガナールは枠順決定後に疾病で発走除外。2010年は東京ダービーの1,2着馬でしたから、基本的に南関東馬は、「東京ダービー2着以内なら、チャンスがある」と考えたほうが良さそうです。

 逆に中央馬は、どのような馬が有力かというと、当たり前だと言われてしまいそうですが、デビューからこれまでのダート戦で連対を外したことがない馬です。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、例年そのタイプが何頭か出走しています。例えばダートで2戦2勝だったとしても、G1のこの舞台でオープン勝ちの実績さえもない馬を本命にするのはさすがに危険でしょう。

 しかし、「デビューからダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ち」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れます。前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【4・0・0・1】。1着の該当馬は2013年クリソライト、2012年ハタノヴァンクール、2011年グレープブランデー、2008年サクセスブロッケン。遡れば2006年のフレンドシップもこのパターンで優勝しています。

 唯一の4着以下馬は、昨年のストロングバローズでこのレースでは7着に凡退しました。前記した勝ち馬との大きな違いは、前走ユニコーンSに出走して連対したこと。重賞レースを大目標とし、そこで好走すれば当然、疲れが出るもの。確かに2015年のノンコノユメのように、ユニコーンSの勝ち馬でありながら、このレースで強い勝ち方をする場合もあります。

 しかし、その半面で昨年のサンライズノヴァ、2016年のゴールドドリーム、2013年ベストウォーリア、2012年のストローハット、2010年のバーディバーディは、ユニコーンSの優勝馬でありながら、このレースでは大きく人気を裏切りました。サンライズノヴァは7着、ゴールドドリームは3着、ベストウォーリアは5着、ストローハットは7着、バーディバーディは6着です。

 これまでダ1600m路線を中心に使われている馬は、おおむねユニコーンSが目標。ダ1800m路線を中心に使われている馬は、おおむねジャパンダートダービーが目標。ノンコノユメのように両方勝つには、その世代において断然の実力馬である必要性があります。ユニコーンSの勝ち馬は毎年人気になりますが、意外と人気に応えることができず、それらがぶっ飛ぶことで、波乱の結果になっている年もあります。

 実はこのレースのもっとも手堅い狙い方は、中央のダ1800m路線を中心に使われて来た馬を本命馬にすること。特にダ1800mのオープンを含むダ1800m以上で3勝以上をあげた馬のこのレースでの成績は、過去10年で過去10年で【5・1・0・2】。1着の該当馬は、2016年のキョウエイギア、2014年のカゼノコ、2013年のクリソライト、2012年のハタノヴァンクール、2011年のグレープブランデー。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガーです。

 4着以下に敗れたのは、昨年のリゾネーターと2010年のトーセンアレスですが、リゾネーターは、休養明けでオープンの伏流Sを勝利した後の一戦で、二走ボケを起こしたもの。また、トーセンアレスは皐月賞日本ダービーに出走してズルズルの競馬をした後の一戦でした。要するに休養明けでオープン勝利後か、芝のクラシックを使われた馬でなければ信頼できることになります。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・デビューからダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちを含む馬。
  (前走ユニコーンS出走馬を除く)
 ・一度は中央のダ1800mのオープンを含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬。
  (休養明けの前走でオープンやグレードレースを優勝した馬や、前走で芝のクラシックに出走していた馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーで2着以内だった馬。

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2018年1月30日(火) 13:45 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~川崎記念2018~
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 ダートのG1では、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドCの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することがほとんど。

 また、ドバイワールドCを本気で目指す馬ほど、昨年のアウォーディーアポロケンタッキーのように、前年の東京大賞典からドバイワールドCへ直行する傾向があり、その場合はメンバーが一気に手薄となり、新興勢力にもチャンスが巡ってきます。

 しかし、前年の東京大賞典の上位馬がドバイワールドCを目指さずに、ここへ出走してきた場合は当然有力。前年の東京大賞典で連対した馬の川崎記念での成績は、過去10年で【8・2・0・0】。さらに前年の東京大賞典の3着馬の成績も、過去10年で【0・2・2・0】と上々の成績が収められています。前年の東京大賞典の3着馬でありながら、このレースで連対したのは、2013年のワンダーアキュートと昨年のサウンドトゥルーですが、2013年は東京大賞典の勝ち馬が不在、昨年は東京大賞典の連対馬が不在でした。

 つまり、川崎記念は、基本的には実績重視。実際に過去10年の川崎記念の連対馬20頭中16頭がそれまでのG1で連対実績のある馬でした。実績馬の出走が少ないからこそ、実績がより重要になってくるのでしょう。新興勢力よりも、2009年-2010年の2着馬フリオーソ、2015年の2着馬カゼノコのように、G1ウイナーが前走チャンピオンズCや東京大賞典で4着以下から巻き返すケースのほうが目立っています。東京大賞典の連対馬が不在の年ほど、このタイプを積極的に狙いましょう。

 また、G1以外の路線で川崎記念での活躍が目立つのは、前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬。対象馬は2008年の勝ち馬フィールドルージュ、2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ。もう少し遡れば、2007年の勝ち馬ヴァーミリアン、2007年の3着馬ドンクールなど。名古屋グランプリの勝ち馬は当然、ここでも人気になりますが、2着、3着馬となるとそれほど人気がありません。

 前記のドンクールはそれまでにG1で連対実績がなく、一年前の名古屋大賞典以降は勝ち星がなかったために、このレースでは6番人気でした。しかし、この年は、東京大賞典の連対馬が不在だったために3着に入線することができました。

 さらに大穴一発を狙うのであれば、コーナーがきつい川崎らしく、内枠の先行馬の一発でしょう。2012年の川崎記念では5番人気のランフォルセが、1番枠から距離損のない立ち回りで2着入線しています。前走で距離が短い南部杯を使われて6着だったことや休養明けで馬体重20㎏増が人気の盲点となった嫌いはありますが、あっさりと巻き返したのは、レースをロスなく運べたのも大きかったでしょう。過去10年の川崎記念で昨年に次ぐ2番目に荒れたのが2012年でした。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前走の東京大賞典の連対馬。
 3着馬も3連複の軸馬ならば有力。

 ●穴馬候補
 ・前走の名古屋グランプリで2着、3着だった馬。
 勝ち馬の活躍も目立つもののG1で連対実績のない2着、3着馬ならば高配当が見込める。

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2017年7月11日(火) 11:36 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2017~
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 3歳馬のダートチャンピオンを決めるジャパンダートダービー。南関東の馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、クラシックの最終戦となります。また、このレースは東京ダービーと同舞台で行われることや、JRA勢よりも地方勢のほうがレース経験が豊富なため、南関東馬の活躍がなかなか目立っています。

 過去10年で南関東馬が勝利したのは、2007年フリオーソ、2010年マグニフィカ。2着入線馬は、2007年アンパサンド、2014年ハッピースプリント。この4頭の共通項は、マグニフィカを除いては前走の東京ダービーで2着以内ということ。

 しかし、マグニフィカが勝利した2010年は、JRA勢が手薄の上に、東京ダービーの1,2着馬が不出走という背景がありました。東京ダービーの勝ち馬マカニビスティーは、主催元のルールにひっかっかり出走叶わず。2着馬ガナールは枠順決定後に疾病で競走除外になったのです。マグニフィカは東京ダービーの3着馬。逃げるとしぶとい馬ではありましたが、東京ダービーの上位2頭が開けた穴を埋める形で勝利した感もあります。

 他に東京ダービーの3着馬は、2008年のこのレースでコラボスフィーダが7番人気で3着入線したこともありましたが、その年もレベルが低い年。南関東馬を狙うに当たっての一応の基準は、「前走の東京ダービー2着以内」と考えたほうがいいでしょう。

 逆にJRA勢は、どのような馬が有力かというと、当たり前だと言われてしまいそうですが、デビューからこれまでのダート戦で連対を外したことがない馬です。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、そのタイプが何頭か出走しています。当然ダートで2戦2勝だったとしても、G1のこの舞台でオープン勝ちの実績さえもない馬を本命にするのはさすがに危険でしょう。

 しかし、「デビューからダート戦の連対率100%で、一度はJRAのダ1800mのオープン勝ち」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れます。前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【4・0・0・1】。1着の該当馬は2008年サクセスブロッケン、2011年グレープブランデー、2012年ハタノヴァンクール、2013年クリソライト。遡れば2006年のフレンドシップもこのパターンで勝利しています。

 唯一の4着以下馬は、昨年のストロングバローズでこのレースでは7着に凡退しました。前記した勝ち馬との大きな違いは、前走ユニコーンSに出走していたこと。重賞レースを大目標とし、そこで好走すれば当然、疲れが出るもの。確かに一昨年のノンコノユメのように、ユニコーンSの勝ち馬でありながら、このレースで強い勝ち方をする場合もあります。

 しかし、その半面で2010年のバーディバーディ、2012年のストローハット、2013年ベストウォーリア、昨年のゴールドドリームは、ユニコーンSの勝ち馬でありながら、このレースで人気を大きく裏切りました。バーディバーディは6着、ストローハットは7着、ベストウォーリアは5着。昨年のゴールドドリームはよくがんばりましたが、それでも勝ち馬から離された3着が精一杯でした。

 これまでダ1600m路線を中心に使われている馬は、おおむねユニコーンSが目標。ダ1800m路線を中心に使われている馬は、おおむねジャパンダートダービーが目標。『ニ頭を追う者は、一頭も得ず』であるように、両レース狙いはストロングバローズのよう両方勝てないことが多いもの。ノンコノユメのように両方勝つには、その世代において断然の実力馬である必要性があります。

 ユニコーンSの勝ち馬はお決まりのように過剰人気になるので、JRAのダ1800m勝ちの実績のないタイプは、いっそぶった切って穴狙いするのもひとつの手段でしょう。いや、どちらかというと、ユニコーンSの勝ち馬を本命にすることのほうが、実はギャンブル的な打ち回しだったりするのです。

 実は一番手堅い方法は、JRAのダ1800m路線を中心に使われて来た馬を狙うこと。特に一度はダ1800mのオープンを含むダ1800m以上で3勝以上を挙げた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【5・1・0・1】。1着の該当馬は、2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2014年のカゼノコ、2016年のキョウエイギア。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガー

 唯一の4着以下は、2010年のトーセンアレスですが、7頭中5頭もこのレースを勝利しているとなると、けっこう信頼できるのでは? それにこのタイプは昨年のキョウエイギアのように、これまでに4着以下に敗れたことが何度かあると、人気薄になることがあります。ユニコーンSの勝ち馬の回収率の悪さを考えれば、こちらのタイプを狙ったほうがお得でしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・デビューからダート戦での連対率100%で、一度はJRAのダ1800mのオープン勝ちを含む馬。(前走ユニコーンS出走馬を除く)
 ・一度はダ1800mのオープンを含む、ダ1800m以上で3勝以上を挙げた馬。

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーで2着以内だった馬。

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2017年2月15日(水) 04:19 覆面ドクター・英
フェブラリーS
閲覧 3,040ビュー コメント 0 ナイス 5

有馬記念が終わって早くもまたGⅠのフェブラリーSがやってきました。20年以上前に西田式スピード指数からはじまり故・石川ワタルさんの指数などを参考にしてオリジナル指数作りなどしてきた指数派の人にとっては(私もそうですが)芝よりダートが得意でマイル以下の淀みのない流れの方が力関係の見極めが得意ではないかと思います。9年前にグアムで買ったフェブラリーSの馬券がガツンと当たって、海外挙式の家族の旅費まかなえて、「クイズ100人に聞きました」みたいだと思ったのがついこの間のようです(若い人にはさっぱりわからない話でしょうが)。今日は地方で大幅プラス(特に大井で勝つのは嬉しいです。投入額が他の地方競馬より少し多いですから)で気分よく昨秋のコラムのように書いてみます。

全馬診断

1番人気想定 カフジテイク 某わりと大手サイトで見てびっくりしました。鋭い末脚もっていて、好きな馬だし何度か穴で馬券とらせてもらっていますが、前走も本命打ちましたが、GⅠで本命というキャラではないのでは。好勝負できるところまできているし、言われるほど1400向きでマイルだめとも思わないが・・。

2番人気想定 ゴールドドリーム これまたびっくり・・。まだ荷が重いのではチャンピオンズCも負け過ぎでまだ力つけてくるのは先で若すぎるのでは。消しの予定。

3番人気想定 ベストウォーリア 力があるのは確かだが2着続きなように、じれったい典型。3連単でマルチを買わないので本命打つ度、迷惑千万、いい加減にしてくれ、というタイプだが7歳だと、そろそろ舐められそうでこのくらいの人気なら妙味あり。

4番人気想定 モーニン ベストウォーリア と同じ馬場さんの有力マル外だがこちらの方が若いが器が小さく昨年よく勝てたなあという現況でヒモまででは。この人気なら消しも有りか。

5番人気想定 ノンコノユメ  去勢して体調あがるまで半年くらいはかかるので正直フェブラリーS間に合わないのではと、ここのところ消していたが、そろそろ上昇してくる頃ではあり、このくらい人気落としてくれればヒモには加えたい。

6番人気想定 サウンドトゥルー 騎乗停止で大野騎手が乗れないケチがついただけでなく力的にもちょっと下がってきている感じありヒモまで。

7番人気想定 コパノリッキー  16番人気で勝ったのが3年前ですが力落ちてきており買わない予定。

8番人気想定 アスカノロマン  チャンピオンズCでは人気薄で3着と激走したが勝ち切る力は無さそうでヒモまで。

9番人気想定 エイシンバッケン イマイチ伸び悩みでヒモに入れるかどうか程度。

10番人気想定 キングズガード  この馬ももう少しやれるかと思ったが一線級に入るとまだ少し落ちる。ヒモに入れるかどうか程度。

11 ホワイトフーガ ピーク過ぎつつある感あり。特に買えない。
12 ケイティブレイブ 気分よく逃げられるかの馬で流れ向かない。
13 デニムアンドルビー ディープ産駒のダート挑戦買えず。
14 レッツゴードンキ 芝マイルやダートで好走しているがここ通用する力無し。
15 ニシケンモノノフ  1400ベストに見せかけて通用することあり穴で買いたいタイプ。
16 サウンドスカイ 長期休養明けに大きくはなればビリだけに買えない。
17 インカンテーション 調子崩して休養も多く買えない。
18 ブラゾンドゥリス  力つけてきているがさすがに連闘でつかってこないのでは。
19 モルトベーネ ここのところの充実ぶりすごいがローテきつすぎ使わないのでは。
20 ソルティコメント オープンに上がってからは壁に当たっている。
21 スーサンジョイ 快進撃とまりオープン入着級に落ち着いてしまった。
22 チャーリーブレイヴ 休養明け2戦がふたけた着順では・・。
23 ブライトライン 丈夫で走り続けているが好勝負もう無理。
24 メイショウウタゲ オープン上がってからは入着級までに。
25 カゼノコ 相手弱いところ狙って距離短縮前走は出遅れて終了。スランプ期間。
26 ピオネロ 昨秋のシリウスSではアポロケンタッキーに先着しているように力あるが賞金足りないのでは。
というわけで10番人気以下ではニシケンモノノフピオネロが出られればというくらい。

最終結論は今週もう少し考えてから。本命を惜敗王ベストウォーリアにするかどうかも悩ましいところ。

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カゼノコの口コミ


口コミ一覧

恥ずかしい馬予想2019.09.15[結果]

 DEEB 2019年9月15日() 19:59

閲覧 229ビュー コメント 0 ナイス 5

中山 8R 3歳以上1勝クラス牝[指定]
◎ 4 レディグレイ…8着
○13 サリーバランセ…6着
×11 ☆ベルペスカ…9着
[結果:ハズレ×]

中山11R ラジオ日本賞 3歳以上オープン(国際)(特指)
◎11 スウィングビート…4着
○ 5 カゼノコ…3着
▲ 9 ハイランドピーク…5着
△ 8 ☆リーゼントロック…9着
× 6 ローズプリンスダム…1着
[結果:ハズレ×]

中山12R 3歳以上2勝クラス牝[指定]
◎ 4 サニーストーム…11着
○16 アロハブリーズ…4着
× 1 ☆ミスズマンボ…2着
[結果:ハズレ×]

阪神 4R 障害3歳以上未勝利(混合)
◎ 4 ★セイウンフォーカス…2着
○ 3 メメニシコリ…3着
▲ 5 ヒロノタイリク…1着
△ 6 シゲルサファイア…6着
× 2 ダイチョウセブン…5着
[結果:アタリ△ 複勝 4 130円、馬連 4-5 420円、ワイド 3-5 150円]

阪神 7R 3歳以上1勝クラス(混合)[指定]
◎ 5 モズエロイコ…2着
○ 8 シュッドヴァデル…7着
▲ 9 ウインプラウド…1着
△ 4 ☆ミラクルユニバンス…5着
× 6 メイショウゴテツ…10着
[結果:アタリ○ 馬連 5-9 1,420円]

阪神11R 関西テレビ放送賞ローズステークス GⅡ 3歳オープン(国際)牝(指定)
◎10 ★シゲルピンクダイヤ…4着
○12 スイープセレリタス…6着
▲ 8 ウィクトーリア…3着
△ 4 ダノンファンタジー …1着
× 6 シャドウディーヴァ…9着
×11 ☆ビーチサンバ…2着
[結果:アタリ○ 複勝 11 280円、ワイド 4-11 560円・8-11 900円]

今日は、妻さんと映画「記憶にございません!」を観に行ってきます。
その他は、競馬します。

[今日の結果:6戦2勝3敗1分]
久しぶりにプラスで終われました。
映画は、面白かったです。

 グリーンセンスセラ 2019年9月15日() 11:02
🐎無料情報 当たりはずれあり。 自己責任で。2019年9月15日... 
閲覧 209ビュー コメント 0 ナイス 7

━━━━ 9月15日(日) ━━━━


中山11R
ラジオ日本賞

◎ 3番 リテラルフォース
○ 11番 スウィングビート
▲ 5番 カゼノコ
△ 9番 ハイランドピーク
△ 1番 フェニックスマーク
△ 6番 ローズプリンスダム
△ 7番 ブラックバゴ

三連複軸1頭流し

軸:3
相手:1, 5, 6, 7, 9, 11


大ハズレ~ 軸は⑥ ❷がないので三連複、三連単とも大ハズレ~ ドボン。


---------------------------------------


阪神11R
ローズS(G2)

◎ 8番 ウィクトーリア
○ 11番 ビーチサンバ
▲ 10番 シゲルピンクダイヤ
△ 4番 ダノンファンタジー
△ 1番 メイショウショウブ
△ 3番 ビックピクチャー
△ 6番 シャドウディーヴァ

三連複軸1頭流し

軸:8
相手:1, 3, 4, 6, 10, 11

軸は見当違いでハズレ ④だよ
三連複🎯  三連単は大ハズレ  但し、BOX馬券なら🎯



3連複
4-8-11 2,250円 5番人気

3連単
4-11-8 10,700円 29番人気

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 DEEB 2019年9月15日() 09:20
恥ずかしい馬予想2019.09.15
閲覧 236ビュー コメント 0 ナイス 4

趣味が競馬です。へたくそです。当たりません…。
恥ずかしい予想を…記録用に書きます。
今日も競馬を楽しみましょう。

中山 8R 3歳以上1勝クラス牝[指定]
◎ 4 レディグレイ
○13 サリーバランセ
×11 ☆ベルペスカ

中山11R ラジオ日本賞 3歳以上オープン(国際)(特指)
◎11 スウィングビート
○ 5 カゼノコ
▲ 9 ハイランドピーク
△ 8 ☆リーゼントロック
× 6 ローズプリンスダム

中山12R 3歳以上2勝クラス牝[指定]
◎ 4 サニーストーム
○16 アロハブリーズ
× 1 ☆ミスズマンボ

阪神 4R 障害3歳以上未勝利(混合)
◎ 4 ★セイウンフォーカス
○ 3 メメニシコリ
▲ 5 ヒロノタイリク
△ 6 シゲルサファイア
× 2 ダイチョウセブン

阪神 7R 3歳以上1勝クラス(混合)[指定]
◎ 5 モズエロイコ
○ 8 シュッドヴァデル
▲ 9 ウインプラウド
△ 4 ☆ミラクルユニバンス
× 6 メイショウゴテツ

阪神11R 関西テレビ放送賞ローズステークス GⅡ 3歳オープン(国際)牝(指定)
◎10 ★シゲルピンクダイヤ
○12 スイープセレリタス
▲ 8 ウィクトーリア
△ 4 ダノンファンタジー
× 6 シャドウディーヴァ
×11 ☆ビーチサンバ

今日は、妻さんと映画「記憶にございません!」を観に行ってきます。
その他は、競馬します。

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2019年9月15日ラジオ日本賞4着
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2019年9月15日 ラジオ日本賞 4着
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