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【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2020~

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【山崎エリカのダートグレード攻略】~ジャパンダートダービー2020~ | コラム | ウマニティ

 3歳ダートチャンピオン決定戦のジャパンダートダービー。このレースは南関東馬にとっては羽田盃、東京ダービーから続く、3歳クラシックの最終関門。東京ダービーと同距離コースの大井2000mが舞台となることや中央の実績馬の中には8月のレパードステークスを目標としている馬も少なくないため、意外と南関東馬が通用しています。

 実際に過去10年で南関東馬が優勝したのは、2010年のマグニフィカ、2017年のヒガシウィルウィン。2着馬したのは2014年のハッピースプリント。中央馬が圧倒的な中距離のダートグレード路線を考えると、けっこうがんばれています。2007年には中央の強豪を抑えて、南関東のフリオーソ、アンパサンドがワン、ツーを決めたこともありました。前記の馬たちの共通項は、マグニフィカ以外は、前走の東京ダービーで2着以内ということ。また、マグ二フィカは東京ダービーの3着馬でした。

 しかし、マグニフィカが優勝した2010年は、東京ダービーの優勝馬マカニビスティーが主催元のルールに違反して出走が叶わず、さらに東京ダービーの2着馬ガナールは枠順決定後に疾病で発走除外となったもの。東京ダービーの1、2着馬が不出走でした。他にこのレースで3着と好走した2015年のラッキープリンスや昨年のミューチャリーも、前走の東京ダービーで2着以内だったことを考えると、基本的に南関東馬は、東京ダービー2着以内を基準に考えたほうがいいでしょう。

 逆に中央馬で有力なのは、当たり前と言われそうですが、ダートでは無敗の馬。その中でも中央のダ1800mのオープンか、ダートグレード勝ちの実績があることを条件に加えると、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%でした。1着の該当馬は、2012年のハタノヴァンクールと昨年のクリソべリルです。2着の該当馬は、2015年のハッピースプリントでした。

 他ではデビューからダートの連対率が100%の馬も有力。しかし、地方馬よりもキャリアが浅い中央馬は、例年そのタイプが何頭か出走しています。例えばダートで2戦2勝だったとしても、G1のこの舞台でオープン勝ちの実績がない馬を本命にするのはさすがに危険です。

 しかし、「ダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちの実績のある馬」という条件を加えると、対象馬はかなり絞れます。前記の該当馬の過去10年のこのレースでの成績は【4・0・0・2】。優勝馬は2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2018年のルヴァンスレーヴ。遡れば2008年の優勝馬サクセスブロッケン、2006年の優勝馬フレンドシップもそのタイプです。

 4着以下に敗れた馬は、2016年のストロングバローズ(7着)と2017年のドンフォルティス(6着)の2頭ですが、勝ち馬の4頭が前走も今走も1番人気に支持されていたのに対し、ストロングバローズとドンフォルティスは前走、今走ともに1番人気ではありませんでした。前走も今走も1番人気に支持されるような馬であれば、本命候補でしょう。

 さらにダ1800mのオープンを一度は含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬も有力で、過去10年の成績は【5・1・0・2】。1着の該当馬は、2011年のグレープブランデー、2012年のハタノヴァンクール、2013年のクリソライト、2014年のカゼノコ、2016年のキョウエイギア。2着の該当馬は、2015年のクロスクリーガーです。

 4着以下に敗れたのは、2010年のトーセンアレス(5着)と2017年のリゾネーター(4着)ですが、トーセンアレスは芝のクラシックを目標とし、皐月賞日本ダービーに出走していた馬。またリゾネーターは、休養明けで前走のダ1800mのオープンが初制覇だった馬です。ようするに、芝のクラシック2戦を使われた馬や休養明けでダ1800mのオープンを制した馬以外であれば、信用できるということです。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・ダートでは無敗の馬。
  (中央のダ1800mのオープンか、ダートグレード勝ちの実績があることが条件)
 ・ダートの連対率100%で、一度は中央のダ1800mのオープン勝ちの実績のある馬。
  (前走、今走ともに1番人気に支持されていることが条件)
 ・一度は中央のダ1800mのオープンを含む、ダ1800m以上で3勝以上をあげた馬。
  (休養明けの前走でオープンやグレードレースを優勝した馬や、前走で芝のクラシックに出走していた馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・東京ダービーの連対馬。

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