2024年8月21日(水)ヨーク競馬場 芝2050m

レース結果 ~インターナショナルS 2024~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 12 5    シティオブトロイ 牡3 57.5 R.ムーア A.オブライエン 2.2 1
2 11 7    カランダガン セ3 57.5 S.パスキエ F.グラファール 8.4 3
3 13 13    ゴーストライター 牡3 57.5 R.キングスコート C.コックス 31.4 9
4 9 4    ブルーストッキング 牝4 59.5 R.ライアン R.ベケット 5.5 2
5 3 6    ドゥレッツァ 牡4 61.0 C.ルメール 尾関知人 8.7 5
6 7 10    ロイヤルライム 牡4 61.0 C.リー K.バーク 161.4 12
7 2 12    ドックランズ 牡4 61.0 H.ターナー H.ユースタス 81.1 11
8 6 8    マルジューム 牡5 61.0 T.マーカンド W.ハガス 37.5 10
9 5 1    イスラー 牡5 61.0 W.ビュイック J&T.ゴスデン 29.6 8
10 10 2    アンビエンテフレンドリー 牡3 57.5 R.ハヴリン J.ファンショー 8.6 4
11 8 9    ザラケム 牡4 61.0 M.ギュイヨン J.レニエ 9.9 6
12 1 11    アルフレイラ 牡5 61.0 J.クローリー O.バロウズ 17.8 7
13 4 3    ハンスアンデルセン 牡4 61.0 W.ローダン A.オブライエン 195.6 13

■払戻金

単勝12 220円
複勝12 130円
11 250円
13 520円
馬連11-12 1,030円
ワイド11-12 450円
12-13 1,020円
11-13 3,010円
馬単12-11 1,300円
3連複11-12-13 6,430円
3連単12-11-13 16,640円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~インターナショナルS 2024~

21日に英国のヨーク競馬場で行われたインターナショナルS(GⅠ、芝2050メートル)は、英ダービー馬シティオブトロイ(愛=A・オブライエン、牡3)が逃げ切って1番人気に応え、昨年の菊花賞ドゥレッツァ(美浦・尾関、牡4)は5着に敗れた。ドゥレッツァは骨折明けで、斤量も初めての61キロと厳しい条件。それでも好位につけて直線の半ばまで健闘し、本場・英国の舞台で力の一端を見せた。

GⅠ4勝目となったシティオブトロイは、馬主のクールモアグループが『われわれのフランケル』と将来の種牡馬としても期待をかけている馬。勝ちタイム2分4秒32は2009年にシーザスターズがマークした記録を0秒97更新するコースレコードで、次走はBCクラシック(11月2日、米デルマー、GⅠ、ダート2000メートル)が有力となっている。

ヨークは英国の競馬場では珍しくほぼ平坦で、よく言われるように日本馬に向くコース。今年のようにクールモアのエース格が毎年のように出走し、近年の勝ち馬にフランケルやバーイードといった歴史的名馬がいるようにハイレベルで、それだけに勝てば価値が高い。ジャパンCの褒賞金対象レースとなっていることも魅力。来年以降の日本馬の再挑戦を楽しみに待ちたい。(在仏競馬記者)




インターナショナルS5着のドゥレッツァが帰国08月28日(水) 14:09

21日の英GⅠ・インターナショナルS(ヨーク、芝2050メートル)で5着だったドゥレッツァ(美・尾関、牡4)が27日午後6時28分、成田国際空港に帰国。同8時15分に輸入検疫先となる千葉県白井市のJRA競馬学校に入厩した。

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インターナショナルS優勝シティオブトロイはBCクラシック直行へ…日本勢の強力なライバルに08月23日(金) 16:06

21日のインターナショナルSでGⅠ4勝目を挙げたシティオブトロイ(愛=A・オブライエン、牡3)は、米GⅠ・BCクラシック(11月2日、デルマー、ダ2000メートル)に直行する公算が大きくなった。

英紙「ザ・ガーディアン」電子版が22日に報じたもので、オブライエン調教師は同馬を英国のサウスウェル競馬場かウルヴァーハンプトン競馬場のオールウェザーコースで調教し、BCクラシックへ直行させる考えを示した。同レースにはフォーエバーヤング(栗・矢作、牡3)、ウシュバテソーロ(美・高木、牡7)、デルマソトガケ(栗・音無、牡4)といった日本馬が出走を予定しているが、強力なライバルになりそうだ。欧米の有力ブックメーカーは現在、シティオブトロイをBCクラシックの1番人気としている。

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【インターナショナルS】ドゥレッツァは伸びを欠き5着…優勝はシティオブトロイ08月22日(木) 00:47

【ヨーク(イギリス)21日】「第53回インターナショナルS」(GⅠ、芝・左2050メートル、13頭立て)がヨーク競馬場で行われ、日本から参戦したC・ルメール騎乗のドゥレッツァ(美・尾関、牡4)は中団追走から直線入り口で位置を押し上げたものの、最後の伸びを欠いて突き放され、1秒76差の5着に終わった。

優勝したのはR・ムーア騎乗の英ダービー馬シティオブトロイ(愛=A・オブライエン、牡3、父ジャスティファイ)で、好スタートから逃げ切ってGⅠ3連勝を飾った。勝ちタイム2分4秒32は、2009年のこのレースでシーザスターズがマークした2分5秒29を大きく上回るコースレコード。1馬身差の2着がカランダガン(仏=F・グラファール、セン3)で、さらに3馬身半差の3着にゴーストライター(英=C・コックス、牡3)が入り、3歳勢が上位を独占した。

◆R・ムーア騎手(1着 シティオブトロイ)「(前に行く形は)ある程度想定していた。先頭に立って気持ちよさそうに走っていた。直線を向いてもいい手応えだったし、カランダガンが来てからもう一度加速してくれた」

◆C・ルメール騎手(5着 ドゥレッツァ)「いつも通りスタートはちょっと遅くて3、4番手からだんだん上がっていきました。ずっと冷静で息も入っていたし、フットワークも良かった。直線に入ってからも動きは良かったけど、ラスト400、300メートルで速いペースを維持することができませんでした。休み明けで少しフィットネスが足りませんでした。こういうレースを勝つには120%のコンディションが必要ですね。いい競馬で5着でしたが、休み明けでちょっと大変でした」

尾関知人調教師(同)「本命のシティオブトロイが前に行くというのは想像していませんでした。ドゥレッツァの方が前に行くイメージで打ち合わせをしていたので…。強い馬がレコードで押し切って支配されましたが、直線で食らいついて勝ちに行こうという形を見せてくれました。壁に跳ね返されたところはありましたが、まだまだやれるところはあると思わせてくれる走りでした。また大きいレースを目指したいと思います」

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【インターナショナルS】ドゥレッツァの6番ゲートに尾関師好感触08月21日(水) 04:56

ドゥレッツァはレース前日、ヨーク競馬場の芝コースで軽めのキャンターを行った。(6)番となったゲート番に尾関調教師は「頭数が13頭とそろったので、外枠だと少し難しいコース形態ですが、真ん中内めの枠になったということで条件としては良かったと思います」と好感触だった。

★馬場は良見込み

21日のヨーク競馬場は曇りの予報で、馬場状態は「Good To Firm」と、適度にクッションが利く良馬場の見込み。21日は4日間開催の初日。前回開催から4週間近くあいているので絶好の馬場状態が予想される。ほぼ平坦なコースでもあり、ドゥレッツァは十分対応できそうだ。




★インターナショナルSとは

イギリスのヨーク競馬場で行われる芝2050メートルのGⅠ競走。1972年にタバコブランドがスポンサーに付き、第1回の「ベンソン&ヘッジズゴールドカップ」が行われた。86年にスポンサーが変わり、レース名が現在の「インターナショナルS」に改められた。優勝馬にはジャイアンツコーズウェイ(2000年)、フランケル(12年)など名馬が名を連ねる。日本調教馬は過去に2頭が出走し、2005年ゼンノロブロイが2着、19年シュヴァルグランが8着だった。




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【インターナショナルS】出走馬と枠順が確定 ドゥレッツァは13頭立ての6番ゲート08月19日(月) 20:13

英GⅠインターナショナルS(21日、ヨーク、芝2050メートル)の出走馬と枠順が19日、確定した。レース史上最多の13頭立てで、日本から挑戦するドゥレッツァ(美・尾関、牡4)は6番ゲート(馬番3)に決まった。英ダービーなどGⅠ3勝を挙げているシティオブトロイ(愛=A・オブライエン、牡3)は、隣の5番ゲート(馬番12)からスタートする。インターナショナルSの馬券はJRAインターネット投票(即PATのみ)で発売される。

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【インターナショナルS】〝日本代表〟ドゥレッツァが参戦!尾関知人調教師一問一答08月19日(月) 17:18

21日(日本時間同日夜)に行われる英GⅠインターナショナルS(ヨーク、芝2050メートル)に、昨年の菊花賞ドゥレッツァ(牡4)が挑戦する。なぜ夏場の海外GⅠを選択したのか、そして、英ダービー馬シティオブトロイなど強敵を相手にしての勝算は―。管理する尾関知人調教師(52)=美=を直撃した。(取材構成・綿越亮介)




--インターナショナルS参戦の経緯は

天皇賞・春の前から、日本のGⅡに行くよりは(海外でも)GⅠの選択肢があれば、とオーナーサイドから話はありました。時期的に雨が降りづらくて馬場も安定している点と、勝てば秋の目標であるジャパンCで褒賞金(最大200万米ドル)が出ることもあって、こちらを選択しました」

--2日に出国し、ドイツ・フランクフルトを経由して、4日にイギリス・ニューマーケットに到着した

「長旅でしたが、フランクフルトでは馬のラウンジがあって、馬房でゆっくりできました。ニューマーケットに着いてからも体温やカイ食いに問題はなく、無事にきています」

--前走の天皇賞・春は2番人気ながら15着

「急に暑くなったのも影響したのか、思わぬ大敗でした。前半から力んでしまった部分もあって、残念な結果になってしまいましたね。レース後には右第1指骨を剥離(はくり)骨折していることが判明しましたけど、本当に程度の軽いもので、歩様に出るものでもなかったです。馬は出国する1カ月くらい前からどんどん良くなっていますよ」

--舞台となるヨーク競馬場の特徴は

「左回りで、ヨーロッパの競馬場にしては起伏も激しくないし、日本のコースに近い感じですね」

--英ダービー馬のシティオブトロイなど相手は強力

「思っていた以上に強敵がそろいましたね。でも、頭数は落ち着きますし、この馬の自在性をうまく生かし切れれば」

--厩舎は海外遠征の経験が豊富。グローリーヴェイズ香港ヴァーズ2勝と実績もある

「いろいろな場所に行ってノウハウはついてきていますね。一番大事なのは馬の体調を整えること。輸送の影響をどれだけリカバーできるかです。そこがうまくいけば、現地で思うように調整できますからね」

--昨年はスルーセブンシーズ凱旋門賞に挑戦して4着。レース後のインタビューでは涙を流していた

「やっぱり海外の大きいレースとなると、携わっている方の思いも強いのでね。凱旋門賞には日本馬が数多く挑戦して手が届かないなか、あれだけ頑張って走ってくれたので込み上げるものがありました」

--パリ五輪では総合馬術団体で〝初老ジャパン〟が銅メダルを獲得。ドゥレッツァも日本を背負って戦う

「オリンピックを競馬に例えるなら、世界中から強豪が集うドバイや香港がイメージとして当てはまるかな。でも、今回は完全にアウェー。挑戦者として競馬の本場に乗り込む気持ちです」

--日本馬は2005年ゼンノロブロイ(2着)、19年シュヴァルグラン(8着)に次ぐ3頭目の挑戦。意気込みを

「これまで管理してきた馬の中でもなかなかこんなレベルはいないし、こういう馬と出合えて競馬発祥の地に行けるのはうれしいこと。海外の大レースで勝つのは簡単な話ではないですけど、それをはねのけてくれるだけのポテンシャルは感じています」

■尾関 知人(おぜき・ともひと) 1971(昭和46)年12月17日生まれ、52歳。千葉県出身。1999年に美浦・藤沢和雄厩舎で厩務員となり、同厩舎での調教厩務員、藤原辰雄厩舎での調教厩務員、和田正道厩舎、大久保洋吉厩舎での調教助手を経て2008年に調教師免許を取得、翌年に開業した。16年スプリンターズS(レッドファルクス)でGⅠ初制覇。現在は日本調教師会副会長、関東本部長を務める。JRA通算4108戦358勝(19日現在)。重賞は15勝(うちGⅠ3勝)。

★インターナショナルS

イギリスのヨーク競馬場で行われる芝2050メートルのGⅠ競走。1972年にタバコブランドがスポンサーに付き、第1回の「ベンソン&ヘッジズゴールドC」が行われた。86年にスポンサーが変わり、レース名が現在の「インターナショナルS」に改められた。優勝馬にはジャイアンツコーズウェイ(2000年)、フランケル(12年)など名馬が名を連ねる。










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過去10年の結果 ~インターナショナルS 2024~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2023/08/23 モスターダフ 牡5 イギリス 2.06.40 L.デットーリ J&T.ゴスデン
2022/08/17 バーイード 牡4 イギリス 2.09.30 J.クロウリー W.ハガス
2021/08/18 ミシュリフ 牡4 イギリス 2.05.92 D.イーガン J&T.ゴスデン
2020/08/18 ガイヤース 牡5 イギリス 2.07.38 W.ビュイック C.アップルビー
2019/08/21 ジャパン 牡3 アイルランド 2.07.77 R.ムーア A.オブライエン
2018/08/22 ロアリングライオン 牡3 イギリス 2.07.70 O.マーフィー J.ゴスデン
2017/08/23 ユリシーズ 牡4 イギリス 2.12.11 J.クローリー M.スタウト
2016/08/17 ポストポンド 牡5 イギリス 2.06.58 A.アッゼニ R.ヴァリアン
2018/08/19 アラビアンクイーン 牝3 イギリス 2.07.35 S.デソウサ D.エルスワース
2014/08/20 オーストラリア 牡3 アイルランド 2.07.35 J.オブライエン A.オブライエン

歴史・概要 ~インターナショナルS 2024~

インターナショナルSはイギリスのヨーク競馬場で行われる3歳以上の芝10ハロン56ヤード(約2050m)の競走。1972年にベンソン&ヘッジズゴールドカップとして設立された。
日本調教馬では、2005年にゼンノロブロイが初参戦(2着)後、2019年シュヴァルグラン(8着)と2頭が挑戦しているが優勝はまだない。

挑戦した日本馬 ~インターナショナルS 2024~

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2005年ゼンノロブロイ牡5武豊藤沢和雄2着
2019年シュヴァルグラン牡7O.マーフィー友道康夫8着