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シュヴァルグランはイギリス遠征初戦の“キングジョージ”で6着。典型的な叩き良化タイプだけに4カ月ぶりでは厳しかったが、ひと叩きされた今回は真価発揮が期待される。レース前日の20日にニューマーケットからヨークに移動し、「1回使った上積みはある。ちょうど真ん中のいい枠((5)番)だと思います」と友道調教師。16日の追い切りに跨がったマーフィー騎手も「満足のいく動き。(ナッソーSのディアドラに続き)また日本馬でGIを勝ちたい」と気合十分だ。
クリスタルオーシャンは3連勝後に挑んだ“キングジョージ”で2着。エネイブルとクビ差なら大威張りで、ワールドベストレースホースランキングNo.1のレーティング“127”を誇る。パワー優先のアスコットで結果を出してきただけにヨークの軽い馬場攻略がカギになるが、この相手では譲れないところだろう。
オブライエン厩舎は3歳の有望株2頭出し。セントジェームズパレスS勝ちのサーカスマキシマス、パリ大賞を制したジャパンを送り込んできた。斤量56・5キロを味方に台頭するシーンも十分だ。
ゴスデン師&デットーリ騎手の“エネイブル・コンビ”で挑むキングオブコメディ、今回と同舞台のヨークSを圧勝してきたエラーカムも上位進出を狙う。(夕刊フジ)
★シュヴァルグランの競走成績はこちら
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