セイクリムズン(競走馬)

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抹消  青毛 2006年3月13日生
調教師服部利之(栗東)
馬主金田 成基
生産者清水スタッド
生産地様似町
戦績60戦[16-11-10-23]
総賞金26,299万円
収得賞金21,365万円
英字表記Sei Crimson
血統 エイシンサンディ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
エイシンウイザード
スダリーフ
血統 ][ 産駒 ]
サウスアトランテイツク
スダフラウ
兄弟 マイネルナポレオンセイントリーフ
前走 2015/05/05 かしわ記念 G1
次走予定

セイクリムズンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 10--------7** 牡9 57.0 幸英明服部利之518(--)1.39.5 2.1----ワンダーアキュート
15/03/17 高知 5 黒船賞 G3 ダ1400 12--------8** 牡9 58.0 戸崎圭太服部利之511(--)1.29.0 1.7----ダノンレジェンド
14/11/03 盛岡 9 JBCスプリ G1 ダ1200 16--------4** 牡8 57.0 戸崎圭太服部利之504(--)1.09.2 0.2----ドリームバレンチノ
14/10/01 大井 11 東京盃 G2 ダ1200 11--------3** 牡8 57.0 戸崎圭太服部利之492(--)1.10.7 0.5----ノーザンリバー
14/06/12 門別 11 北海道SC G3 ダ1200 14--------5** 牡8 58.0 岩田康誠服部利之524(--)1.11.9 0.9----アドマイヤサガス
14/05/28 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 12--------3** 牡8 57.0 岩田康誠服部利之514(--)1.27.2 0.5----ノーザンリバー
14/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 8--------2** 牡8 57.0 戸崎圭太服部利之514(--)1.39.6 0.4----コパノリッキー
14/04/02 大井 11 東京スプリン G3 ダ1200 16--------2** 牡8 57.0 岩田康誠服部利之511(--)1.11.3 0.6----ノーザンリバー
14/03/18 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡8 58.0 岩田康誠服部利之514(--)1.27.6 -0.4----ドリームバレンチノ
14/02/02 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1681643.7912** 牡8 57.0 北村宏司服部利之514(0)1.24.1 0.736.3⑧⑧ゴールスキー
13/12/08 中山 11 カペラS G3 ダ1200 167137.234** 牡7 57.0 北村宏司服部利之514(-9)1.11.0 0.336.0⑧⑨ノーザンリバー
13/11/04 金沢 9 JBCスプリ G1 ダ1400 12--------3** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之523(--)1.27.5 0.4----エスポワールシチー
13/10/14 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 13--------3** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之515(--)1.35.8 0.7----エスポワールシチー
13/07/07 中京 11 プロキオンS G3 ダ1400 16117.852** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之514(0)1.21.9 0.035.7⑤⑥アドマイヤロイヤル
13/05/29 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 12--------2** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之514(--)1.27.5 0.1----テスタマッタ
13/05/06 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 11--------5** 牡7 57.0 内田博幸服部利之513(--)1.39.1 1.3----ホッコータルマエ
13/04/10 大井 11 東京スプリン G3 ダ1200 16--------2** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之516(--)1.11.8 0.1----ラブミーチャン
13/03/19 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡7 58.0 岩田康誠服部利之518(--)1.27.3 -0.1----ダイショウジェット
13/02/17 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1623144.8164** 牡7 57.0 藤岡佑介服部利之516(+2)1.35.4 0.335.8⑭⑬グレープブランデー
13/01/27 東京 11 根岸S G3 ダ1400 161248.7103** 牡7 58.0 岩田康誠服部利之514(-1)1.23.7 0.035.4メイショウマシュウ

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セイクリムズンの関連ニュース

 2012年のさきたま杯(浦和・交流GII)など、重賞を9勝したセイクリムズン(牡9歳、栗東・服部利之厩舎、父エイシンサンディ、母スダリーフ)が、5月8日(金)付でJRAの競走馬登録を抹消する。今後は種牡馬となる予定だが、繋養先は未定。

 セイクリムズンの重賞勝利は、2010年カペラS(GIII)、2011年根岸S(GIII)、かきつばた記念(名古屋・交流GIII)、2012年黒船賞(高知・交流GIII)、東京スプリント(大井・交流GIII)、かきつばた記念(名古屋・交流GIII)、さきたま杯(浦和・交流GII)、2013年黒船賞(高知・交流GIII)、2014年黒船賞(高知・交流GIII)の計9勝。通算成績は60戦16勝、獲得賞金は5億7129万2000円(付加賞含む)。5月5日のかしわ記念(船橋・交流GI)7着が現役最後のレースになった。

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【かしわ記念】強さ本物!リッキーGI連勝!! 2014年5月6日(火) 05:03

 第26回かしわ記念(4歳上オープン、交流GI、定量、ダート1600メートル、8頭立て、1着賞金=6000万円)田辺裕信騎乗の2番人気コパノリッキーフェブラリーステークスに次いでGIを連勝し、風水の第一人者として知られるDr.コパこと小林祥晃オーナーの67歳の誕生日に花を添えた。タイム1分39秒2(良)。2馬身差2着に4番人気セイクリムズン。さらにハナ差で1番人気ワンダーアキュートが3着だった。

 強さは本物だ。16番人気だった前走のフェブラリーSでGI初制覇を飾ったコパノリッキーが、初の船橋でも上手なレースをして、かしわ記念を制した。

 スタートがひと息で、道中は5番手に位置し、残り600メートルあたりから外を回って進出。ゴール200メートル前で楽に抜け出し、2着セイクリムズンに2馬身差をつけて勝利を飾った。

 「3~4コーナーで強引に外を回していったが、まだ余裕があった。縁あってコパさん(小林祥晃氏)の馬に乗せてもらえ、きょう(5月5日)はコパさんの(67歳の)誕生日なので勝ててよかったです」と田辺騎手は満面の笑みを浮かべる。

 小林オーナーも「5月5日で〔5〕枠(この日のラッキーカラーの黄帽)もよかった。67歳の誕生日に最高のプレゼントをもらいました」とファンの歓声に応えていた。

 次の大目標は帝王賞(6月25日、大井、交流GI、ダ2000メートル)だが、その前にサンケイスポーツ賞さきたま杯(28日、浦和、交流GII、ダ1400メートル)に出走する可能性もある。ダート界の勢力図を塗り替えたコパノリッキーが中央と地方を股にかけ、まだまだ進化を続ける。 (片岡良典)

 ◆戸崎騎手(セイクリムズン2着) 「リズム良く走れれば、マイルも大丈夫。最後も差し返したし、根性がある」

 ◆武豊騎手(ワンダーアキュート3着) 「最後に甘くなった。外を回ったぶんかもしれないが、わからない。いいレースはできたが…」

コパノリッキー 父ゴールドアリュール、母コパノニキータ、母の父ティンバーカントリー。栗毛の牡4歳。栗東・村山明厩舎所属。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は小林祥晃氏。戦績10戦6勝(うち地方2戦2勝)。獲得賞金2億2031万2000円(うち地方8800万円)。重賞は2013年交流GII兵庫チャンピオンシップ、14年GIフェブラリーSに次ぐ3勝目。かしわ記念は村山明調教師、田辺裕信騎手ともに初優勝。

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【次走報】セイクリムズン、秋は南部杯から2013年7月10日(水) 05:00

 ★…プロキオンS2着セイクリムズン(栗・服部利、牡7)は、夏場を栗東の自厩舎で過ごし、秋は南部杯(10月14日、盛岡、交流GI、ダ1600メートル)からJBCスプリント(11月4日、金沢、交流GI、ダ1400メートル)というローテーション。

 ★…七夕賞除外のニシノメイゲツ(美・田村康、牡6)と同厩で七夕賞13着ケイアイドウソジン(牡7)は福島テレビオープン(21日、福島、OP、芝1800メートル)に向かう。ここにはドリームバスケット(美・池上昌、牡6)やスピリタス(栗・岡田稲、せん8)も参戦予定。

 ★…マリーンS8着サイレントメロディ(美・国枝栄、牡6)はエルムS(8月24日、函館、GIII、ダ1700メートル)へ。

 ★…ジュライSに登録のあるシセイオウジ(美・宗像義、牡6)はBSN賞(27日、新潟、OP、ダ1800メートル)参戦が濃厚。

 ★…脚部不安で2年7カ月ぶりにプロキオンS(16着)で復帰したグロリアスノア(美・小西一、牡7)は夏場は無理せず休養に充て、武蔵野S(11月10日、東京、GIII、ダ1600メートル)に進む。

 ★…京王杯スプリングC11着後、宮城県の山元トレセンへ放牧に出ているサンカルロ(美・大久保洋、牡7)は、26日に函館競馬場へ入厩する予定。キーンランドC(8月25日、函館、GIII、芝1200メートル)で始動し、スプリンターズS(9月29日、中山、GI、芝1200メートル)へ向かう。

 ★…7日の障害オープン戦(中京)をレコード勝ちしたハードダダンダン(栗・西橋豊、牡6)は、新潟ジャンプS(8月17日、新潟、J・GIII、芝3250メートル)に進む。

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【プロキオンS】2年3カ月ぶり!四位騎手重賞V 2013年7月8日(月) 05:05

 7日の中京11Rで行われた第18回プロキオンステークス(3歳上オープン、GIII、ダート1400メートル、16頭立て、1着賞金=3500万円)は四位洋文騎乗の2番人気、アドマイヤロイヤルが直線で抜け出して重賞初制覇。タイム1分21秒9(良)は、従来の記録を0秒6更新するコースレコード。四位騎手は2011年マーチS以来のJRA重賞68勝目。2着は5番人気のセイクリムズン、3着は1番人気のダノンカモンが入った。

 真夏の太陽が容赦なく照りつける。最高気温37度。痛いくらいの暑さのなかで行われた尾張の大混戦を制したのは、昨年2着のアドマイヤロイヤルだった。クビ、ハナ差の接戦を制して、念願の重賞初勝利だ。

 「砂をかぶるとよくない馬。内めの枠(〔3〕枠(5)番)だったので、そこだけが懸念材料だった。前が飛ばして(間隔が)離れていたので、砂をかぶらない位置で行けたのもよかったですね」

 四位洋文騎手の笑顔に、大粒の汗が光った。

 道中は離れた中団のインを追走。直線を向いて外に持ち出すと、自慢の末脚をフル回転させた。最後は外のダノンカモン、内のセイクリムズンとの激しい叩き合い。鞍上の左ムチに反応して、クビ差抜け出してゴールした。

 「早く抜け出すと、自分から止めてしまうからね。ギリギリまで我慢しました。外からダノンが来てくれて、それもちょうどよかった」と、鞍上は納得の表情をみせた。

 橋田調教師も「精神的に成長している。乗り役が手の内に入れてくれているし、内から外へと出して、うまく乗ってくれたね」と名手の手綱さばきをたたえた。今年のフェブラリーSは賞金不足で除外されたが、きっちりと賞金加算。「これで大きな舞台に出られるね」と師も目を細める。

 函館から駆けつけた四位騎手は、2011年マーチSテスタマッタ)以来、2年3カ月ぶりのJRA重賞V。「前回、今回とすべてうまくいった。勝つときはこんなもんだね。これをきっかけに、もっと上の舞台で戦ってくれれば」。3戦2勝2着1回と息はぴったり。次走は未定だが、強豪ひしめくダート重賞戦線での活躍を期待していた。 (渡部陽之助)

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【プロキオンS】セイクリムズン強烈イン差し2着2013年7月8日(月) 05:04

 重賞8勝の地力を見せた。セイクリムズンが5番人気の評価に反発する強烈なイン差しを披露。ゴール前では力強く伸びて、クビ差2着まで迫った。

 「(突き抜けたのは)ゴールを過ぎてからやったなぁ…。意外なほど人気は低かったが、勝つつもりやった。2着は悔しいけど、内を割ってグイグイ伸びて、力のあるところは見せてくれた」。函館から参戦した岩田康誠騎手は相棒をたたえていた。

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【プロキオンS】ロイヤルがレコードで重賞初V 2013年7月7日() 15:54

 7日の中京11Rで行われた第18回プロキオンステークス(3歳上オープン、GIII、ダート1400メートル、16頭立て、1着賞金=3500万円)は、四位洋文騎手騎乗の2番人気アドマイヤロイヤル(牡6歳、栗東・橋田満厩舎)がゴール前で抜け出し重賞初制覇。勝ちタイムの1分21秒9(良)はコースレコード。

 3頭の大接戦から、頭ひとつ抜け出した先に、待望の重賞タイトルが待っていた。函館から駆けつけた四位騎手を背に、アドマイヤロイヤルが重賞初制覇。レコードタイムという鮮やかなオプション付きのタイトルとなった。

 レースは前年の覇者トシキャンディが大外から先行策。エアウルフが2番手につけ、好位にセイクリムズンガンジスアドマイヤサガスマルカフリートなどが追走する。離れた中団のインを進んだアドマイヤロイヤルも手応えがいい。勝負どころを迎えると、エアウルフが早めに並びかけて先頭に躍り出る。その後ろから末脚勝負にかけた馬が一斉に襲いかかり、最後は3頭による争い。内セイクリムズン、中アドマイヤロイヤル、外ダノンカモンの接戦は、ゴール前で真ん中のアドマイヤロイヤルが力強く伸びてクビ差、先着を果たした。大接戦の2着争いはわずかに内の5番人気セイクリムズンに軍配が上がり、1番人気のダノンカモンはハナ差の3着。

 アドマイヤロイヤルは、父キングカメハメハ、母マストビーラヴド、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産で、近藤利一氏の所有馬。通算成績は29戦7勝。重賞初勝利。橋田満調教師、四位洋文騎手ともにプロキオンS初勝利。

 四位騎手は「前と離れて砂をかぶらない位置で行けたし、早く抜け出すとやめてしまうけれど、外からダノンカモンが来て伸びてくれた。(重賞で)惜しいところまで来ていたので、勝つことができてよかった。これをきっかけに、上の舞台でも頑張ってほしい」とコンビ3戦目で勝ち取った待望の重賞初Vに手応えをつかんでいた。

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セイクリムズンの関連コラム

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 旭川競馬場の廃止により、2009年から門別に舞台を移し、2010年より門別のダ1200mで行われている北海道スプリントカップ。このレースは放牧地という土地柄で行われることもあり、秋の大一番を目指して、この後にリフレッシュ放牧予定の実績馬が多く集います。ハイレベルな決着になることが多いため、人気の実績馬同士で決着することがほどんどです。

 実際に2009年以降の過去9年で、7度も1~3番人気で決着しています。1~3番人気でありながら、このレースで4着以下だったのは、2014年のセイクリムズン(2番人気)と2015年のアドマイヤサガス(3番人気)のみ。セイクリムズンは、斤量58㎏を背負わされていた馬。アドマイヤサガスは、前年の北海道スプリントを優勝して以来、1度もダートグレードで連対実績がなかった馬です。つまり、前年のこのレース以降のダートグレードで連対実績のある斤量57㎏以下の1~3番人気馬ならば、かなり信頼できることになります。

 しかし、その反面、単勝オッズ1.0倍台の1番人気馬の多くが、人気を下回る着順なのも事実。2011年のミリオンディスク、2012年のトウショウカズン、そして2015年のダノンレジェンドは、この舞台で断然の1番人気に支持されましたが3着。他にも2013年のマルカバッケンや2014年のスノードラゴンも2着に敗れています。

 これはここが目標のレースというよりは、「放牧に出す前に、せっかくだから使っておこう」というスタンスで使ってくることが多いからでしょう。目下3連勝のダノンレジェンドが連勝ストップしたのもこのレースです。基本的に人気馬は信頼できますが、断然の1番人気馬ならば、あえて馬単や3連単の2着、3着付けというのもありかもしれません。

 さらにこのレースの傾向として、同年の黒船賞で3コーナー先頭だった馬が有力。黒船賞は例年ハイペースになりますが、逃げ、3コーナー先頭のレースをしていた馬というのは、【2・1・0・0】と、着順に関係なく巻き返しています。該当馬は2014年のセイクリムズン(2着)、2016年のダノンレジェンド(1着)、昨年のニシケンモノノフも黒船賞逃げバテ5着からの巻き返しVでした。厳しい流れの黒船賞で早め先頭に立った馬は、警戒したほうがいいでしょう。

 また、穴パターンは、前走で中距離を使われて凡退した馬です。このパターンの該当馬は2009年以降、昨年5番人気で2着に好走したポアゾンブラックのみですが、他のスプリント戦でも度々穴を開けています。ポアゾンブラックは前年のマイルCS南部杯で逃げて2着の実績馬でしたが、その後のレースでは出負けしたり、オーバーペースで逃げたり、斤量58㎏を背負わされたり、さらには不適距離を使われて能力を出し切れずにいた馬。しかし、JRAで3勝を挙げた最適距離のこの舞台で巻き返しました。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 前年の北海道スプリント以降の重賞で連対実績のある1~3番人気馬。(斤量57㎏以下が条件)
 
 ●穴馬候補
 近走中距離戦などの不適距離を使われている馬。

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2018年5月29日(火) 17:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~さきたま杯2018~
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 浦和競馬の春シーズンを締めくくる、さきたま杯。このレースは2011年度にG2に昇格して以来、秋に行われる浦和記念と並ぶ、浦和二大レースのひとつとして定着しました。主なメンバー構成は、東京スプリントやかきつばた記念の上位馬、さらにG2昇格後は、G1・かしわ記念の上位馬の出走が目立ちます。

 その中でも最有力は、前走1200m~1400mの東京スプリントやかきつばた記念よりも、1600mのかしわ記念の上位馬。かしわ記念は帝王賞の前哨戦ですので、同年の優勝馬がここへ出走してきたことはありません。しかし、近年は、かしわ記念の2着、3着馬がここへ出走してくることが多く、このレースでの2011年度以降の成績は【1・2・1・1】と優秀。特に近年は、2014年のセイクリムズン・3着、2016年のソルテ・1着、ベストウォーリア・2着、2017年のモーニン・2着と活躍を見せています。

 唯一、4着以下に負けたのが2011年のラヴェリータ。同馬は、このレースで1番人気を裏切る形となりましたが、序盤で置かれているレースぶりから、明らかに距離不足と判断。ラヴェリータはここへ出走してきたかしわ記念3着以内の中央馬で、唯一、1400m以下のダートグレードで連対実績がなかった馬でした。1400m以下のダートグレードで連対実績のあるかしわ記念の3着以内の中央馬ならば、信頼できるでしょう。

 また、当然ながら、前年のJBCスプリントの連対馬も有力で、過去10年の成績は、【2・2・3・1】。2009年のスマートファルコン・1着、2009年バンブーエール・2着、2010年スーニ・2着、2012年セイクリムズン・1着、2013年のセイクリムズン・2着、2016年ベストウォーリア・3着と活躍を見せています。

 唯一の4着以下は、2016年のコーリンベリーで8着。同馬はもともとすんなりハナへ行けないと脆いところがあり、このレースは外枠でソルテにハナを譲る形となったために凡退しました。能力を出し切れる条件が限定されているタイプなので、度外視して考えても良さそうです。

 さらに穴馬を探るために、5番人気以下で連対した馬たちを見ていくと、2011年のジーエスライカー(6番人気)、2012年のナイキマドリード(5番人気)、2014年のトキノエクセレント(7番人気)と全て地方馬ということ以外に、このレースでの位置取りが4コーナー先頭という共通項がありました。

 確かに2014年のトキノエクセレントは、先行争いが激化し、前が4コーナー手前で失速したことによって取れたポジションですが、4コーナーでどの馬が先頭に立つのか、2番手、3番手はどの馬を推測するのがこのレースの最重要ポイントとなりそうです。それさえわかれば、このレースは当たったも同然か!? ちなみにこのレースで4コーナー先頭だった馬は、過去10年で8頭も連対しています。


 まとめるとこうなります!
 
 ●本命候補
 ・前走のかしわ記念で3着以内だった馬。
 (中央馬はダ1400m戦以下のダートグレードで連対実績があることが条件)。
 ・前年のJBCスプリントの連対馬。

 ●穴馬候補
 ・逃げ馬という概念にとらわれず、4コーナー先頭が狙える馬。
  地方馬だと、より穴になる傾向あり!

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2018年4月27日(金) 11:20 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かきつばた記念2018~
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 ゴールデンウィークに集中して行われるダートグレード第1弾は、昨年より装いを新たに、ハンデ戦に生まれ変わったかきつばた記念。昨年のこのレースは、ハンデ戦になったことで、JRAのトップクラスは不在。優勝したのは、ハンデ52キロを利して逃げ切った園田のトウケイタイガーでした。

 このレースは、一昨年にJRAの出走枠が1枠増えて5頭となりました。しかし、昨年のJRAからの参戦馬は、東京スプリントの凡退馬と、新興勢力ばかり。今後もそのような傾向が予想されますが、大きく変わらないのは、名古屋は地方競馬でも随一の小回りコースであり、逃げ馬が圧倒的に有利であることでしょう。

 実際に過去10年の逃げ馬の成績は、【5・0・2・3】ととても優秀。逃げて4着以下に敗れた3頭は、2016年・タガノトネール(4着)、2014年・サイモンロード(7着)、2012年・ジーエスライカー(6着)。大敗したサイモンロード、ジーエスライカーは、前走で凡退している地方馬でした。中央馬や昨年のトウケイタイガーや2011年のラブミーチャン(3着)のように、前走圧勝の地方馬や前走ダートグレードで3着以内の地方馬ならば、馬券圏内突入のチャンスがあります。

 また、前年のJBCスプリントで3着以内だった馬の活躍も顕著で、このレースでの過去10年の成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2012年・セイクリムズン、2009年・スマートファルコン。2着の該当馬は、2011年・ミリオンディスク、2010年スーニ。3着の該当馬は、2009年・リミットレスビッド。この先、JBCスプリントの優勝馬はトップハンデを嫌って出走してくることは滅多になさそうですが、2着馬、3着馬ならば出走してくることはけっこうあるはず。その場合は、信頼してもいいでしょう。

 他では今回と同距離の同年の黒船賞の優勝馬の活躍も目立ちます。過去10年の同年の黒船賞の活躍は【1・2・0・0】。1着の該当馬は2012年・セイクリムズン、2着の該当馬は2010年・スーニ、2009年・トーセンブライト。遡れば2007年にも黒船賞の優勝馬リミットレスビッドがこのレースで3着と好走しています。該当馬の全てが黒船賞からの直行か、前走の東京スプリントで連対という条件を満たしていましたが、トップクラスが不在であれば、東京スプリントで多少、負けていたとしても巻き返して来る可能性が高いでしょう。

 逆に穴パターンは、2014年に6番人気で優勝したタガノジンガロのように中距離路線を使われていた馬。昨年4番人気で2着入線したタムロミラクルも、前走アンタレスS(1800m)・8着からの巻き返しでした。ただし、前記2頭は、中距離のダートグレードで4着以内の実績があった馬。レベルの高い中距離路線からメンバー弱化による必然の浮上パターンです。今後も要警戒でしょう。

 他では、前走の東海桜花賞の勝ち馬の一発も要注意。昨年の覇者トウケイタイガーも、2013年に5番人気で3着入線したサイモンロードも、前走の東海桜花賞で2着馬に1.3秒以上差をつけて圧勝した馬でした。

 また、内枠が断然有利で、過去10年の優勝馬10頭中9頭が馬番5番以内。内訳は馬番1番1勝、2番2勝、3番3勝、4番2勝、5番1勝。前記した逃げ馬有利の話に戻りますが、このレースを逃げ切った5頭とも馬番4番以内でした。遡れば2007年にこのレースを逃げて2着のサチノスイーティーも馬番2番。今回で逃げると予想される内枠の馬には注意しましょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCスプリントで3着以内だった馬。
 ・同年の黒船賞の優勝馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦に出走していた馬。
  (中距離のダートグレードで4着以内の実績があることが条件)
 ・前走の東海桜花賞で圧勝した馬。
  (2着馬に1.3秒差以上差をつけていることが目安)

 ●要注意
 ・逃げ馬。特に馬番5番以内の逃げ馬は要注意。

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2018年4月17日(火) 15:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~東京スプリント2018~
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 今年のトゥインクルナイター開幕後の最初のダートグレードとなる東京スプリント。このレースはダートグレードとしては歴史が浅く、今回が10回目。かつて4月に行われていたJRAのプロキオンS(阪神ダ1400m)が夏場へ移行し、スプリント路線馬は3月の黒船賞から5月のかきつばた記念まで出走するレースがないという状況が考慮され、「東京シティ盃」から名を改めてこの時期に施行されました。

 つまり、4月に行われる短距離のグレードレースはここしかないため、前年のG1・JBCスプリントの上位馬をはじめとするトップクラスのスプリンターが集います。このレースでは、2011年に前年のJBCスプリントの優勝馬スーニが11着に凡退したこともありました。しかし、それは東日本大震災の影響により、本来、始動戦の役割を果たしている黒船賞が中止になるなど、まともなローテーションで出走できなかったことが一番の敗因でしょう。

 基本的に前年のJBCスプリントの上位馬が優勢の結果となっています。特に前年のJBCスプリント・3着以内と、前走の黒船賞・1着という条件を満たしていれば、【2・2・1・0】とかなり信頼ができます。該当馬は、2010年のスーニー、2012年セイクリムズン・1着、2013年セイクリムズン・2着、2014年セイクリムズン・2着、2016年ダノンレジェンド・3着です。

 また、前走のフェブラリーSで4コーナー5番手以内と、スピードを見せられていた馬も、過去9年で【2・0・0・1】と優勢。唯一、3着以下だった馬は2015年のグレープブランデーですが、同馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績がなかった馬。一方、1着の該当馬は、2014年のノーザンリバーと2016年のコーリンベリーで、この2頭には、過去1年以内にダートグレード勝ちの実績がありました。

 特にコーリンベリーは、前年のJBCスプリントの優勝馬でしたが、フェブラリーSでは、15着に大敗したために、このレースでは3番人気止まり。どちらかというと、フェブラリーSでは着順よりもスピードを見せられているかどうかのほうが重要なのです。後方からそれなりの着順を拾っても、2009年のビクトリーテツニ―のように中途半端な着順で終わることが多いのでご注意を!

 逆にこのレースで穴を開けるのは、中距離路線組です。2011年に8番人気で優勝したセレスハントは、前々走の佐賀記念で3着入線するなど、近走で中距離路線を使われていた馬でした。また、2016年に4番人気で2着入線したグレープブランデーも、前年のこのレース2着後に、再び中距離路線に転向し、そこで結果が出せずに、再びスプリント路線に戻り、前々走の根岸Sで3着と好走していた馬です。

 さらにこのレースのポイントは、2013年に笠松のラブミーチャンが優勝したり、2010年、2012年に大井のフジノウェーブが2着入線したりと、地方勢の活躍がとても目立っていること。確かにこの2頭は、G2の東京盃勝ちの実績馬。そのレベルであれば、近走の勢いひとつで巻き返しが可能。しかし、注目すべきは、2011年コアレスピューマ(12番人気)、2012年スターボード(7番人気)、2014年アルゴリズム(10番人気)がこのレースで3着入線し、3連単の波乱の立役者となったことです。

 そこでコアレスピューマ、スターボード、アルゴリズムの3頭を分析すると、アルゴリズムは中央のオープンで上位の実績がありながら、長らく障害レースを使われ、そこで結果を出せないまま地方へ移籍した馬。つまり、障害を5戦して未勝利に終わったことが人気の盲点となった馬です。

 他、コアレスピューマ、スターボードは前々走の南関東限定重賞や準重賞で3着以内、前走条件戦勝利という共通項がありました。南関東のスプリント路線馬は、中央馬とそこまで大きな能力差はなく、南関東限定重賞の実績と近走の勢いさえあれば通用することも少なくありません。近走、南関東限定の重賞で好走し、前走条件戦を叩き台に使っている馬の一発には注意しましょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCスプリントで3着以内かつ、前走の黒船賞で1着の馬。
 ・前走のフェブラリーSで4コーナー5番手以内だった馬。
  (過去1年以内にダートグレード勝ちの実績があることが条件)

 ●穴馬候補
 ・中距離路線組。
 (中距離のダートグレードで3着以内の実績があることが条件)
 ・前々走の南関東限定重賞で3着以内、準重賞で2着以内の実績馬。
 (前走条件戦に出走して、勝利していることが条件)

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2018年3月19日(月) 16:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~黒船賞2018~
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 黒船賞は高知競馬唯一のダートグレード競走。2008年には経営逼迫で休止したこともありましたが、そこから見事に盛り返して今では盛大に開催されています。また、地方で行われる短距離のダートグレードでは、前年のJBCスプリント以来の別定戦で行われることもあって、実績馬が「待ってました!」とばかりにここに出走してくることも多いです。

 その実績馬の中でも、最有力は前年のJBCスプリントの連対馬。過去10年のこのレースでの成績は【5・2・0・1】。1着の該当馬は、2006年・ブルーコンコルド、2010年・スーニ、2012-2013年・セイクリムズン、2016年・ダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014-2015年・ドリームバレンチノ。唯一、4着以下に敗れたのは、2012年のスーニ(4着)ですが、同馬は斤量59㎏を背負っていました。つまり、斤量59㎏未満の前年のJBCスプリントの優勝馬ならば、本命馬として信頼できることになります。

 次いで有力なのは、前走でフェブラリーSに出走していた馬たち。そもそもフェブラリーSに出走している時点で実績馬ということもあり、過去10年のこのレースでの成績は【6・5・2・3】。しかし、前走フェブラリーS出走馬は、好着順の馬よりも大敗馬のほうがよく巻き返しているのがポイント。このレースで4着以下に敗れた3頭中2頭は、2015年のワイルドバッハと2017年のニシケンモノノフですが、ともにフェブラリーSで5着、6着と善戦していました。

 一方、3着以内だった馬13頭中11頭が前走のフェブラリーSで8~15着だった馬たち。確かに2006年のブルーコンコルドや2013年のセイクリムズンなどのこのレースの優勝馬はフェブラリーSでも4着と好走していますが、それらは前年のJBCスプリントの連対馬。つまり、もともと実績があった馬たちであり、実績不足のフェブラリーS上位馬は狙いづらいということになります。これはG1で激走したダメージが大きいからでしょう。

 しかし、前走のフェブラリーSを含めて、近3走とも5着以下に負けている馬も巻き返してこれないのも事実。このレースで4着以下に敗れた残る1頭は、近3走のダートグレード競走で10着、5着、10着と惨敗しているメイショウバトラーでした。同馬は前年のプロキオンSから連勝を重ねて前年のJBCマイルでも2着に善戦したこともあって、黒船賞では1番人気に支持されましたが、人気に応えることができませんでした。

 さらにこのレースでの穴パターンはというと、当然、地方馬です。それではどのような地方馬が有力なのかというと、過去1年以内のダートグレード競走で3着以内の実績があった馬です。過去10年で3着以内に好走した地方馬4頭中、3頭が前記のパターンでした。該当馬は、2006年の2着馬ロッキーアピール(6番人気)、2007年の3着馬キングスゾーン(6番人気)、2015年の3着馬タガノジンガロ(5番人気)です。

 しかし、過去10年でもっとも人気薄、9番人気で3着入線し、3連単の払い戻し10万越えのアドバルーンを打ち上げた地方馬が1頭います。2009年のフサイチバルドルです。さて、フサイチバルドルはどのような馬だったかというと、JRA所属時代は長らく芝のレースを使われて結果を出せず、高知に移籍と同時に再びダートを使われ、前走A1クラスの特別戦で圧勝していました。このパターンは他のダートグレードでもしばしば穴を開けているので要注意でしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・前走のフェブラリーSで8着以下だった馬。
  (近3走とも5着以下の馬を除く)
 
 ●穴馬候補
 ・過去1年以内のダートグレード競走で3着以内の実績がある地方馬。
 ・長らく中央の芝のレースを使われていた馬が、地方移籍と同時にダート戦を使われて上昇した馬。(前走で0.9秒差以上、圧勝していることが条件)

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2017年5月30日(火) 12:46 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~さきたま杯2017~
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 さきたま杯はダートグレード導入後の1997年に創設され、長らく地方馬の2着はあっても、なかなか勝てない歴史が続いていました。2004年に川崎のロッキーアピールがこのレースを勝利してはいますが、同馬はJRAからの移籍馬。ピンとこない人も多いはず。

 しかし、2011年にナイキマドリード(船橋)、昨年はソルテ(大井)とここへ来て地方の生え抜き組が勝利。確かにめでたいのですが…裏を返せば、アジュディミツオーやフリオーソのような馬がいなくなったということ。かしわ記念から帝王賞ではなく、かしわ記念からここを目指す馬が多くなっている現状は、手放しでは喜べません。

 それでも地方馬がダートグレードで活躍したほうが、一瞬でも楽しいはず。果たして、今年は地方馬が勝ち負けになるのか? まず初めに、このレースの対戦図式から説明すると、主にかしわ記念で凡退した馬、東京スプリント、かきつばた記念の上位馬の対決になります。

 かしわ記念はG1レースですので、そこで上位の馬ならば、当然、ここも有力に感じるかもしれません。しかし、前走のかしわ記念で3着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・1・1・1】と、意外と結果を残せていません。2011年にかしわ記念の2着馬ラヴェリータが断然1番人気に支持されて、このレースで5着に凡退したこともありました。

 この理由としてはかしわ記念は、一応、G1レースですが、帝王賞の前哨戦の位置付けであり、レベルがそれほど高くないこと。また、上位馬の中には、かしわ記念を大目標にした後の一戦でおつりがない状態で出走してきている馬もいるでしょう。さらにかしわ記念組は、前走1600mから今回1400mになるために、スピード負けして好位を取れなくなってしまうのも理由のひとつとしてあります。

 つまり、かしわ記念を逃げて上位の馬ならば、1400mのここでもスピード負けすることがないので、上位争いは可能ということ。昨年の勝ち馬ソルテ、2014年の3着馬セイクリムズンは前走のかしわ記念を逃げて連対した馬でした。

 一方、東京スプリントで3着以内だった馬のこの舞台での成績はというと、東京スプリントが創設された2009年以降【3・2・1・3】と、意外と活躍を見せています。先行力が必要とされる小回りの浦和1400mが舞台なので、マイル路線組と同じくらいの力関係ならば、スプリント適性があったほうがいいのでしょう。

 前記の3着以内だった該当馬の6頭は、2010年スーニ・2着、2012年セイクリムズン・1着、2013年セイクリムズン・2着、2014年ノーザンリバー・1着、セイクリムズン・3着、2015年ノーザンリバー・1着。そのうち5頭が前走でかしわ記念やかきつばた記念に出走していた馬でした。つまり、東京スプリントからの直行馬よりも、一走挟んでいるほうがより信頼できることになります。

 また、当然ながら格上の馬の活躍も目立ちます。ここに最も多く出走してくる前年のJBCスプリント組ですが、同レース連対馬のこの舞台での成績は【2・2・0・1】。これまでに前年のJBCスプリントの連対馬は、このレースで2009年スマートファルコン・1着、2009年バンブーエール・2着、2010年スーニ・2着、2012年セイクリムズン・1着、2013年のセイクリムズン・2着と活躍を見せています。

 唯一の着外は、昨年のコーリンベリーで8着。同馬はもともとすんなりハナへ行けないと脆いところがあり、昨年のこのレースは外枠でソルテにハナを譲る形となったために凡退しました。能力を出し切れる条件が、とても狭い馬なので、これは度外視して考えてもいいでしょう。

 さらに2007年のJBCマイルの2着馬メイショウバトラー、2015年のJBCレディスクラシックの2着馬トロワボヌールもこの舞台で1着、2着と結果を出しています。過去1年以内のG1連対馬が4頭も揃った昨年のホワイトフーガは、昨年のこのレースがノド鳴り発症の休養明け緒戦ということもあり、前年のJBCレディスクラシックの3着馬でありながら、このレースでは5着に敗れました。しかし、前年のマイルCS南部杯の勝ち馬ベストウォーリアが、昨年のこのレースでは2着に入線しています。

 つまり、格上の馬であれば距離が短くなるのは、それほど大きな影響がないということ。前走かしわ記念組こそ意外と通用していないものの、スプリントよりもレベルが高いマイル戦、さらにレベルが高い中距離戦で連対クラスの馬であれば、短距離のこのレースでも十分通用する可能性があるということです。

 さらに穴馬を探るため、過去10年で7番人気で連対した2007年のキングスゾーンと2014年のトキノエクセレントを分析すると、両馬ともに地方所属馬であるということ意外に、もう1つの共通項がありました。その共通項は、このレースで4コーナー先頭だったことです。確かにキングスゾーンは前年の浦和記念で2着、トキノエクセレントは前走浦和のプリムローズ賞(オープン)勝ちという実績がありました。

 しかし、4コーナー先頭の馬というのは過去10年で8頭も連対しています。確かに2014年は、逃げ、先行馬揃いで先行争いが激化し、トキノエクセレントは逃げ馬が4コーナー手前で失速したことで取れたポジションですが、4コーナーでどの馬が先頭に立つのか、2番手、3番手はどの馬を推測するのがこのレースの最重要ポイントとなりそうです。それさえわかれば、このレースは当たったも同然か!?


 
 まとめるとこうなります!
 
 ●本命候補
 ・前走かしわ記念組を除く、過去1年以内のG1で、連対実績のある馬。(今回が休養明けの場合や、逃げなければ能力を出し切れないなどという、訳ありの馬を除く)
 ・前走のかしわ記念で逃げて3着以内だった馬。
 
 ●穴馬候補
 ・逃げ馬という概念にとらわれず、4コーナー先頭が狙える馬。地方馬だとより穴になる傾向あり!

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霜月Sを考える③(2010~2012)

 藤沢雄二 2016年11月20日() 12:53

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続いて2010~2012年の3回分です。

2010年(ハンデ・16頭)
1.②セイクリムズン 牡4 57 幸 3人気 先 栗・服部
2.⑥ケイアイテンジン 牡4 56 柴田善 4人気 逃 栗・白井
3.①タマモクリエイト 牡5 53 大庭 7人気 差 栗・小原
《消えてくださった人気馬》
4.⑤ナムラタイタン 牡4 57.5 熊沢 1人気 差 栗・大橋
11.⑦サンカルロ 牡4 57 吉田豊 2人気 追 美・大久保洋
【ハロンラップ】
12.4-11.0-11.3-12.0-11.9-12.0-12.5=1.23.1(良)
【メモ】
3番人気のセイクリムズンが快勝。春に栗東Sでオープン勝ちの後、秋2戦で3着→3着の後にここ。
2着のケイアイテンジンもここが秋3走目。セイクリムズンよりはムラのある成績だったけど、この馬も既にオープン勝ちあり。
問題は3着のタマモクリエイトを拾えるかで、前走は東京2100mのブラジルCを13番人気で0.2秒差4着。わりと長めの距離を使われていたから穴で3着なら…という手はあったのかも。
4着のナムラタイタンは前走のプロキオンS3着以来の4ヶ月半ぶりの一戦。デビューから破竹の6連勝を飾って、そのプロキオンSで初黒星もオープン特別なら…ってことか。
11着のサンカルロはここが初ダート。2走前にスプリンターズSで3着だったのに、富士Sで8着の後にここだからブレていたのかもね。

2011年(ハンデ・16頭)
1.③ケイアイテンジン 牡5 56 後藤 6人気 逃 栗・白井
2.⑭ナニワトモアレ 牡5 55 御神本 4人気 差 栗・鮫島
3.⑩バーディバーディ 牡4 58 坂井 5人気 先 栗・池江寿
《消えてくださった人気馬》
7.⑪ウィキマジック 牡3 55 F.ベリー 1人気 差 栗・領家
8.⑦インペリアルマーチ 牡4 56 嶋田 3人気 先 栗・音無
13.⑫ブライトアイザック 牡5 57 江田照 2人気 差 美・菅原
【ハロンラップ】
12.3-10.8-11.5-11.6-11.6-11.9-13.0=1.22.7(重)
【メモ】
勝ったケイアイテンジンは前年2着だからリピーターですね。秋4走目とソコソコ使われていたのもよかったか。
2着のナニワトモアレは前走も同じ舞台のペルセウスS2着だったのだが追い込み脚質が割引材料だったか。
3着のバーディバーディは前年のユニコーンSの勝ち馬で、東京大賞典・フェブラリーS・帝王賞で3着と実績上位ながらも58kgが嫌われたんだな。
なんでウィキマジックが単勝1.9倍だったんだっけ?と思ったら、前走の大阪スポーツ杯でインペリアルマーチを負かしていたのね。で、F.ベリーを確保。そりゃ人気だわ。ただ、昇級戦だったのよね。
3番人気8着がそのインペリアルマーチ。春のアハルテケSで単勝1.6倍を裏切っているので人気サイドなら切りで正解。しかし鞍上が嶋田って、この時に当日の落馬負傷の乗り替わりがあったんだっけ?
13着に大敗したブライトアイザックは東京1400で人気のない時に走ったイメージがある。春に同じ舞台のアハルテケSを勝って、5ヶ月半ぶりのペルセウスSで3着の後がここだった。


2012年(ハンデ・15頭)
1.⑯エーシンウェズン 牡5 55 戸崎 2人気 先 栗・服野中
2.⑧グリッターウイング 牡5 55 武幸 9人気 差 栗・友道
3.⑦サクラシャイニー 牡5 55 松田 13人気 差 栗・羽月
《消えてくださった人気馬》
4.⑬マルカベンチャー 牡6 56 幸 1人気 差 栗・松永昌
6.⑤エイシンハンプトン 牡5 55 木幡広 3人気 差 美・宗像
【ハロンラップ】
12.4-11.1-11.7-12.2-12.2-11.5-11.5=1.22.6(重)
【メモ】
勝ったのは外国産馬のエーシンウェズン。春の東京のオアシスS6着以来、7ヶ月の休み明けでこれといったオープン実績がないのに勝っちゃうのだから、危なっかしい人気馬ほど買えということか?
2着のグリッターウイングはずっと1800前後の距離を使われていて、ここは2100mのブラジルC5着からの激走。
3着のサクラシャイニーは叩き3走目での激変。春にも叩き3走目の天保山Sで複穴を開けていた。
マルカベンチャーが1番人気だったのはなんで?と思ったら、前走の室町Sでも1番人気で2着だったんだな。ただ2年以上勝っていない6歳馬だったから過信しちゃいけなかったのだろう。それにここはミルコ→幸だったし。
シセイオウジが3番人気だったのは、昇級戦のペルセウスS4着でオープンにもメドが立ったということか。ただ追い込み脚質の馬は人気サイドでは買いにくいね。

 山崎エリカ 2016年6月1日(水) 02:23
さきたま杯の予想
閲覧 221ビュー コメント 0 ナイス 10

豪華メンバー構成
勝つのはどの路線馬か?
____________

さきたま杯は、主にかしわ記念で凡退した馬、東京スプリントやかきつばた記念の上位馬が集うレースです。かしわ記念はG1ですので、一見、かしわ記念の上位馬が出走してくれば最有力のように感じるかもしれません。しかし、昨年のかしわ記念の2着馬セイクリムズン(2番人気)がこの舞台で3着だったように、大崩れしないまでも人気よりも着順がやや下回る傾向があります。確かにセイクリムズンのかしわ記念は、展開に恵まれての2着ではありましたが、かしわ記念はG1でありながら帝王賞の前哨戦的な位置付けで、それほどレベルが高くないことは頭の片隅に置いたほうがいいでしょう。

一方、東京スプリントで3着以内だった馬のこの舞台での成績はというと、東京スプリントが創設された2009年以降、【3・1・1・2】と、意外と活躍を見せています。先行力が必要とされる小回りの浦和1400mが舞台なので、マイル路線組と同じくらいの力関係ならば短距離適性があったほうがいいのでしょう。連対馬の4頭は、2012年セイクリムズン・1着、2013年セイクリムズン・2着、2014年ノーザンリバー・1着、2015年ノーザンリバー・1着で、内3頭が前走でかしわ記念かかきつばた記念に出走していた馬でした。東京スプリントからの直行馬よりも、一走挟んでいるほうが好ましい傾向にあるようです。

また、当然ながら格上の馬の活躍も目立ちます。


続きはこちら→http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7270

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 ken1 2015年4月4日() 18:45
昨年の雪辱を果たせたが、やっぱ単勝、三連単取りたかったな...
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★阪神11R コーラルS

昨年の予想では、過去データで一番近似のエーシンビートロン(6人気3着)を
マークしていながら、OP実績にこだわりすぎて三連系の軸から外してしまう痛恨
をやらかしてしまいましたが、連対馬の人気は3人気以内と6.9人気は不変で
三連系の人気も、5回は1~3人気と5~11人気の組み合わせです

過去5年の勝ち馬は、根岸S勝ちも前走フェブラリーSが2人気14着惨敗だった
11年セイクリムズン以外は、前走千四ダート戦、準OP勝ちかOP重賞で0.2差
4着以内で、いずれも四角2~4番手の先行馬でした
4頭は当該コース勝ち(3頭は準OP)有りで、1頭はOP0.3差有りです
例外の昨年のエアハリファも前走千八OP0.3差で、マイルOP勝ち有り、阪神千八
準OP勝ちあり、2走前に函館千七百OPで四角2番手で2着もありました

該当は、1ローブデソワ、4グレイスフルリープ、8ニシケンモノノフ、
16エアウルフで、セイクリムズンに似た14コーリンベリーです
そして今年も9歳を迎えてもOPで接戦している7エーシンビートロンは58Kでも
過去リピーターの多いレースなので要注意でしょう


4,11ポアゾンブラック、14番と逃げるか出して行きたい馬が多く、先行激化
が予想されますが、足抜きの良い重馬場で前もなかなか止まらないでしょう
結果的に12年の様にハナへ行かなかったインオラリオが3,4番手から抜け出して
勝った様になりそうで、ハナ争いをした2頭も2,3着と粘っています

1番は休み明けと最内枠があだになりそうで、16番も前走芝スタートで行き脚が
つかなかった様で大外からスムーズに流れに乗れてもダッシュづかず離されて
直線追い込むもわずか届かずの可能性もあり買い被れないです

毎年4,5歳馬が連対してるならやはりこの世代からで、ハナを切らなくても
好走している8番が優位でしょう

馬連8→14,4,16,1各五百円 
三連複8=(4,14)ー1,7,16各二百円7点
三連単8→(4,14)→1,4,7,14,16フォーメーション各百円8点
複勝勝負は強気にはなれず、8番の単勝千円、複勝三千円とかの比率で押さえてみたい

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