セイクリムズン(競走馬)

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写真一覧
抹消  青毛 2006年3月13日生
調教師服部利之(栗東)
馬主金田 成基
生産者清水スタッド
生産地様似町
戦績60戦[16-11-10-23]
総賞金26,299万円
収得賞金21,365万円
英字表記Sei Crimson
血統 エイシンサンディ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
エイシンウイザード
スダリーフ
血統 ][ 産駒 ]
サウスアトランテイツク
スダフラウ
兄弟 マイネルナポレオンセイントリーフ
市場価格
前走 2015/05/05 かしわ記念 G1
次走予定

セイクリムズンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 10--------7** 牡9 57.0 幸英明服部利之 518
(--)
1.39.5 2.1----ワンダーアキュート
15/03/17 高知 5 黒船賞 G3 ダ1400 12--------8** 牡9 58.0 戸崎圭太服部利之 511
(--)
1.29.0 1.7----ダノンレジェンド
14/11/03 盛岡 9 JBCスプリ G1 ダ1200 16--------4** 牡8 57.0 戸崎圭太服部利之 504
(--)
1.09.2 0.2----ドリームバレンチノ
14/10/01 大井 11 東京盃 G2 ダ1200 11--------3** 牡8 57.0 戸崎圭太服部利之 492
(--)
1.10.7 0.5----ノーザンリバー
14/06/12 門別 11 北海道SC G3 ダ1200 14--------5** 牡8 58.0 岩田康誠服部利之 524
(--)
1.11.9 0.9----アドマイヤサガス
14/05/28 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 12--------3** 牡8 57.0 岩田康誠服部利之 514
(--)
1.27.2 0.5----ノーザンリバー
14/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 8--------2** 牡8 57.0 戸崎圭太服部利之 514
(--)
1.39.6 0.4----コパノリッキー
14/04/02 大井 11 東京スプリン G3 ダ1200 16--------2** 牡8 57.0 岩田康誠服部利之 511
(--)
1.11.3 0.6----ノーザンリバー
14/03/18 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡8 58.0 岩田康誠服部利之 514
(--)
1.27.6 -0.4----ドリームバレンチノ
14/02/02 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1681643.7912** 牡8 57.0 北村宏司服部利之 514
(0)
1.24.1 0.736.3⑧⑧ゴールスキー
13/12/08 中山 11 カペラS G3 ダ1200 167137.234** 牡7 57.0 北村宏司服部利之 514
(-9)
1.11.0 0.336.0⑧⑨ノーザンリバー
13/11/04 金沢 9 JBCスプリ G1 ダ1400 12--------3** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之 523
(--)
1.27.5 0.4----エスポワールシチー
13/10/14 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 13--------3** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之 515
(--)
1.35.8 0.7----エスポワールシチー
13/07/07 中京 11 プロキオンS G3 ダ1400 16117.852** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之 514
(0)
1.21.9 0.035.7⑤⑥アドマイヤロイヤル
13/05/29 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 12--------2** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之 514
(--)
1.27.5 0.1----テスタマッタ
13/05/06 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 11--------5** 牡7 57.0 内田博幸服部利之 513
(--)
1.39.1 1.3----ホッコータルマエ
13/04/10 大井 11 東京スプリン G3 ダ1200 16--------2** 牡7 57.0 岩田康誠服部利之 516
(--)
1.11.8 0.1----ラブミーチャン
13/03/19 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡7 58.0 岩田康誠服部利之 518
(--)
1.27.3 -0.1----ダイショウジェット
13/02/17 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1623144.8164** 牡7 57.0 藤岡佑介服部利之 516
(+2)
1.35.4 0.335.8⑭⑬グレープブランデー
13/01/27 東京 11 根岸S G3 ダ1400 161248.7103** 牡7 58.0 岩田康誠服部利之 514
(-1)
1.23.7 0.035.4メイショウマシュウ

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 黒船賞は高知で行われる唯一のダートグレード競走。昨年までは年明け最初のスプリント戦だったが、今年よりかきつばた記念が2月下旬に移行し、かきつばた記念→黒船賞の順で行われる。昨年までのかきつばた記念は同年の黒船賞を0.2秒差以上で優勝した2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイターがここでも連対していることから、今後はかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝したかきつばた記念の勝ち馬が出走してきた場合には要注意だ。

 また、黒船賞は前年のJBCスプリント以来の短距離の別定戦ということもあり、かつては前年のJBCスプリントの連対馬がよく出走し、それらが活躍していた。近年はそれらが高額賞金のサウジアラビアのリヤドダートスプリントやドバイのドバイゴールデンシャヒーンに向かう傾向。

 しかし、前年のJBCスプリントの連対馬が出走してくれば当然有力。斤量58kg以下の馬に限れば、過去10年の成績は【1・2・0・0】と連対率100%となっている。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。遡れば2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 また、近年はJBCスプリントの連対馬が出走しないことにより、新興勢力がよく出走してきている。その中でも同年のダ1400mのJRAオープン特別やリステッド競走を勝利した馬が最有力で、過去10年の成績は【2・2・0・0】。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2021年のスリーグランドだ。

 さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2014年のセイクリムズン、2023年のシャマル。2着の該当馬は、2018年のキングズガード、2023年のヘリオス。3着の該当馬馬はモジアナフレイバー。遡れば2013年に前記に該当していたダイショウジェットがこのレースで2着に善戦している。

 他では同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【0・1・1・0】。2着の該当馬は2022年のヘリオス、3着の該当馬は2016年のタールタン。遡れば2012年の2着馬トウショウカズン、2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 その他、前年のカペラS3着以内馬かつ、前走でダ1200m~1400mに出走している馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2015年のダノンレジェンド、2着の該当馬は2020年のテーオージーニアス、3着の該当馬は2018年のブルドックボスだ。

 カペラSで3着以内でも2022年に前走でダ1600mのフェブラリーSに出走していた二シケンモノノフは1番人気で5着、2019年に前走で芝1200m戦に出走していたサイタスリーレッドは2番人気で7着と、むしろ人気を裏切る傾向があるのでご注意を!!

 最後に穴馬候補を紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬だ。2018年に9番人気で1着のエイシンヴァラー、2022年に3番人気で1着、2023年に2番人気で3着のイグナイター、2015年に5番人気で3着のタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。また、前記3頭とも園田所属馬という共通項があった。

 2018年のエイシンヴァラーは、第1回(1998年)のリバーセキトバ以来の地方馬の優勝だったが、近年は地方馬が底上げしており、該当馬が出走していた場合には、積極的に相手候補に加えたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝した馬。
 ・今回が斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・同年のダ1400mのJRAオープン特別、リステッド競走を勝利した馬。
 ・前年のイルCS南部杯の3着以内馬。
 ・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内の馬。
 ・前走でダ1200m~1400mに出走している、前年のカペラSで3着以内馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走でダ1200m~1400m以外に出走していた、前年のカペラS3着以内馬。

【山崎エリカのダートグレード攻略】~かきつばた記念2024~ 2024年2月28日(水) 13:00

 かきつばた記念はゴールデンウィーク恒例のダートグレード競走として行われていたが、ダート競走の体系整備に伴い、時期を2月下旬に移して行われる。また第1回の1999年から2016年までは別定戦で施行されていたが、2017年に負担重量がハンデキャップから別定に変更され、2021年には競馬場の移設により、距離も1400mから1500mに変更されている。こうした実施条件の変更も考慮の上で、過去10年を振り返り、攻略していく。

 まず2017年に別定戦になるまでは、2009年のスマートファルコン、2011年のミリオンディスク、2010年のスーニ、2012年のセイクリムズンなど、前年のJBCスプリントの連対馬が出走することが多く、それらがここでも連対していた。しかし、近年はハンデを背負わされることを嫌って、それらが出走する機会がめっきりと減っている。

 また過去1年以内にダートグレードで2勝以上していた馬がここに出走してくる機会も減ったが、出走してくれば有力である。それらの過去10年の成績は【0・1・2・0】。2着の該当馬は2014年のノーザンリバー、3着の該当馬は2015年のメイショウコロンボと2016年のレーザーバレットである。また2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 さらに2021年に距離が1500mに変更されてから、直線距離が長くなった影響もあり、かつてほど逃げ切りが決まっていない。それでも前目でレースを進める馬はシンプルに強く、前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープンやリステッド競走で3角2番手以内だった馬は活躍している。

 それらの過去10年の成績は【3・1・2・0】。1着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2020年のラプタス、2021年のブリッツファング。2着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、2022年のラプタス、2023年のヘリオスである。

 またこのレースは2017度より中央の出走枠がひと枠増え、5頭出走できるようになった。これにより中央の新興勢力が出走してくる機会がとても増え、近2走以内に中央の3勝クラスかオープン、リステッド競走で勝利実績がある馬が活躍している。

 それらの過去10年の成績は【5・2・2・1】。1着の該当馬は、2015年のコーリンベリー、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2021年のラプタス、2023年のウィルソンテソーロ。2着の該当馬は、2016年のブルドッグボス、2019年のヤマニンアンプリメ。3着の該当馬は、2017年のショコラブラン、2021年のベルダーイメル

 唯一の4着以下馬は、2017年のドリームキラリ(6着)で、同馬は前走の名古屋大賞典で3.6秒差の6着に敗れていた。一方、3着以内だった全ての馬は、前走で着差1.0秒差以内だった。このことから近2走以内に中央の3勝クラスかオープン、リステッド競走で勝利実績かつ、前走着差1.0秒差以内なら、かなり有力と言える。

 その他、同距離の同年の黒船賞を優勝した馬も活躍しており、過去10年の成績は【3・0・0・1】。1着の該当馬は、2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイター。遡れば2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当している。

 唯一の4着以下馬は、2017年の園田の所属馬エイシンヴァラーだが、7番人気で4着と人気以上の走りを見せている。ただし、今年は黒船賞よりもかきつばた記念のほうが先に行われるようになったことから、前回の1400mのダートグレード競走である兵庫ゴールドトロフィーの優勝馬を有力視したい。

 あとはトライアルレースである東海桜花賞の優勝馬も活躍。前走の東海桜花賞を0.9秒差以上で勝利した馬に限れば、過去10年の成績は【1・0・2・0】である。1着の該当馬は2017年のトウケイタイガー、3着の該当馬は2013年のサイモンロードと2020年のドリームドルチェである。ハンデ戦になった2017年早々、ハンデ52kgのトウケイタイガーが逃げ切ったように、中央馬と比べて軽ハンデで出走できる前記該当馬の一発は警戒したい。

 最後に穴パターン馬を紹介しよう。2014年に6番人気で優勝したタガノジンガロのように、前走で中距離戦に出走していた馬だ。同馬はデビューから1700m以上の中距離戦を使われていたが、4走前に初めての1400m戦(準オープン)で3着に好走したことがきっかけで、ここに矛先を向けた馬だった。また2017年に4番人気で2着と好走したタムロミラクルも、前走のアンタレスS(1800m)で8着からの巻き返しである。

 ただし、前記2頭は中距離のダートグレードで4着以内の実績があった馬。短距離路線は中距離路線よりもレベルが低いために浮上したようなもの。ダートグレードでも上位レベルの実績がないと、過大評価は禁物だろう。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内にダートグレードで2勝以上した馬。
 ・前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープン・リステッド競走に出走し、3角2番手以内だった馬。
 ・近2走以内に中央の3勝クラスかオープン、リステッド競走で勝利実績がある馬(前走で着差1.0秒差以内が条件)。
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーを優勝した馬。
 ・前走の東海桜花賞に出走し、0.9秒差以上で勝利した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦に出走していた馬。
  (中距離のダートグレードで4着以内の実績があることが条件)

(山崎エリカ)

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服部利之調教師が病気のため死去 ブルーコンコルドやセイクリムズンを管理 2023年7月30日() 09:01

JRAの服部利之調教師=栗東=が28日に病気のため死去していたことが29日、わかった。日本調教師会関西本部が発表した。65歳。葬儀は家族葬として執り行い、供花、香典は辞退する。

父・正利氏は中央競馬の元騎手、調教師で、トレーナーとして安田記念などを勝った快速馬ニホンピロウイナー、2冠馬キタノカチドキなど数多くの名馬を手がけた。84年に父の厩舎で厩務員となり、98年に調教師免許を取得。地方交流重賞で長く活躍し、南部杯3連覇などJpnⅠ7勝を挙げたブルーコンコルド黒船賞3連覇など短距離路線で活躍したセイクリムズンなどを手がけた。今年もジェミニキング阪神スプリングJを勝つなどしていた。

気さくな人柄で、取材にも快く応じることから報道陣にも愛された。近年はしばしば体調を崩すこともあったという。服部厩舎の所属馬は、29日付で全て栗東・大橋厩舎に転厩となった。

ブルーコンコルドの主戦を務めた幸英明騎手 「ブルーコンコルドセイクリムズンに乗せていただき、失敗したレースも多かった中で、降ろされてもおかしくなかったのですが、服部先生はずっと乗せ続けてくださいました。ときには厳しい面もありましたが、普段はすごく優しくて温厚な先生でした。GⅠも取らせていただき、本当に感謝しかありません」

■服部 利之(はっとり・としゆき) 1958(昭和33)年6月12日、京都府出身。父・正利氏の厩舎で84年に厩務員となり、調教助手へ。目野厩舎を経て98年に調教師免許を取得。99年3月に開業。JRA通算4501戦209勝。JRA重賞は2001年金鯱賞ミッキーダンス)など11勝。




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重賞9勝セイクリムズンが引退、種牡馬に2015年5月7日(木) 20:01

 2012年のさきたま杯(浦和・交流GII)など、重賞を9勝したセイクリムズン(牡9歳、栗東・服部利之厩舎、父エイシンサンディ、母スダリーフ)が、5月8日(金)付でJRAの競走馬登録を抹消する。今後は種牡馬となる予定だが、繋養先は未定。

 セイクリムズンの重賞勝利は、2010年カペラS(GIII)、2011年根岸S(GIII)、かきつばた記念(名古屋・交流GIII)、2012年黒船賞(高知・交流GIII)、東京スプリント(大井・交流GIII)、かきつばた記念(名古屋・交流GIII)、さきたま杯(浦和・交流GII)、2013年黒船賞(高知・交流GIII)、2014年黒船賞(高知・交流GIII)の計9勝。通算成績は60戦16勝、獲得賞金は5億7129万2000円(付加賞含む)。5月5日のかしわ記念(船橋・交流GI)7着が現役最後のレースになった。

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【かしわ記念】強さ本物!リッキーGI連勝!! 2014年5月6日(火) 05:03

 第26回かしわ記念(4歳上オープン、交流GI、定量、ダート1600メートル、8頭立て、1着賞金=6000万円)田辺裕信騎乗の2番人気コパノリッキーフェブラリーステークスに次いでGIを連勝し、風水の第一人者として知られるDr.コパこと小林祥晃オーナーの67歳の誕生日に花を添えた。タイム1分39秒2(良)。2馬身差2着に4番人気セイクリムズン。さらにハナ差で1番人気ワンダーアキュートが3着だった。

 強さは本物だ。16番人気だった前走のフェブラリーSでGI初制覇を飾ったコパノリッキーが、初の船橋でも上手なレースをして、かしわ記念を制した。

 スタートがひと息で、道中は5番手に位置し、残り600メートルあたりから外を回って進出。ゴール200メートル前で楽に抜け出し、2着セイクリムズンに2馬身差をつけて勝利を飾った。

 「3~4コーナーで強引に外を回していったが、まだ余裕があった。縁あってコパさん(小林祥晃氏)の馬に乗せてもらえ、きょう(5月5日)はコパさんの(67歳の)誕生日なので勝ててよかったです」と田辺騎手は満面の笑みを浮かべる。

 小林オーナーも「5月5日で〔5〕枠(この日のラッキーカラーの黄帽)もよかった。67歳の誕生日に最高のプレゼントをもらいました」とファンの歓声に応えていた。

 次の大目標は帝王賞(6月25日、大井、交流GI、ダ2000メートル)だが、その前にサンケイスポーツ賞さきたま杯(28日、浦和、交流GII、ダ1400メートル)に出走する可能性もある。ダート界の勢力図を塗り替えたコパノリッキーが中央と地方を股にかけ、まだまだ進化を続ける。 (片岡良典)

 ◆戸崎騎手(セイクリムズン2着) 「リズム良く走れれば、マイルも大丈夫。最後も差し返したし、根性がある」

 ◆武豊騎手(ワンダーアキュート3着) 「最後に甘くなった。外を回ったぶんかもしれないが、わからない。いいレースはできたが…」

コパノリッキー 父ゴールドアリュール、母コパノニキータ、母の父ティンバーカントリー。栗毛の牡4歳。栗東・村山明厩舎所属。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は小林祥晃氏。戦績10戦6勝(うち地方2戦2勝)。獲得賞金2億2031万2000円(うち地方8800万円)。重賞は2013年交流GII兵庫チャンピオンシップ、14年GIフェブラリーSに次ぐ3勝目。かしわ記念は村山明調教師、田辺裕信騎手ともに初優勝。

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【次走報】セイクリムズン、秋は南部杯から2013年7月10日(水) 05:00

 ★…プロキオンS2着セイクリムズン(栗・服部利、牡7)は、夏場を栗東の自厩舎で過ごし、秋は南部杯(10月14日、盛岡、交流GI、ダ1600メートル)からJBCスプリント(11月4日、金沢、交流GI、ダ1400メートル)というローテーション。

 ★…七夕賞除外のニシノメイゲツ(美・田村康、牡6)と同厩で七夕賞13着ケイアイドウソジン(牡7)は福島テレビオープン(21日、福島、OP、芝1800メートル)に向かう。ここにはドリームバスケット(美・池上昌、牡6)やスピリタス(栗・岡田稲、せん8)も参戦予定。

 ★…マリーンS8着サイレントメロディ(美・国枝栄、牡6)はエルムS(8月24日、函館、GIII、ダ1700メートル)へ。

 ★…ジュライSに登録のあるシセイオウジ(美・宗像義、牡6)はBSN賞(27日、新潟、OP、ダ1800メートル)参戦が濃厚。

 ★…脚部不安で2年7カ月ぶりにプロキオンS(16着)で復帰したグロリアスノア(美・小西一、牡7)は夏場は無理せず休養に充て、武蔵野S(11月10日、東京、GIII、ダ1600メートル)に進む。

 ★…京王杯スプリングC11着後、宮城県の山元トレセンへ放牧に出ているサンカルロ(美・大久保洋、牡7)は、26日に函館競馬場へ入厩する予定。キーンランドC(8月25日、函館、GIII、芝1200メートル)で始動し、スプリンターズS(9月29日、中山、GI、芝1200メートル)へ向かう。

 ★…7日の障害オープン戦(中京)をレコード勝ちしたハードダダンダン(栗・西橋豊、牡6)は、新潟ジャンプS(8月17日、新潟、J・GIII、芝3250メートル)に進む。

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 旭川競馬場の廃止により、2009年から門別に舞台を移し、2010年より門別のダ1200mで行われている北海道スプリントカップ。このレースは放牧地という土地柄で行われるため、このあとにリフレッシュ放牧予定の秋の大一番を目指す実績馬が、多く出走するのが特徴。このためJpnⅢながら、実力差が大きく、人気の実績馬同士で決着することが大半だ。

 実際に2010年以降は、8度も1~3人気で決着している。1~3人気でありながら、このレースで4着以下だったのは、2014年のセイクリムズン(5着)、2015年のアドマイヤサガス(4着)、2018年のニシケンモノノフ(4着)、2019年のシュウジ(5着)、タテヤマ(11着)、2020年のショーム(8着)の7頭。

 セイクリムズンニシケンモノノフは、斤量58~59㎏を背負わされていた馬。またアドマイヤサガスニシケンモノノフシュウジタテヤマショームは過去1年以内にダートグレードで連対実績がなかった。つまり、前年のこのレース以降のダートグレードで連対実績のある斤量57㎏以下の1~3人気馬ならば、かなり信頼ができることになる。

 特に前年の北海道スプリント以降の過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、斤量57㎏以下の1~3人気馬の2010年以降のこのレースでの成績は【9・5・6・0】。過去10年では【7・4・2・0】となっている。1着の該当馬は、2013年のセレスハント、2015年のシゲルカガ、2016年のダノンレジェンド、2017年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のマテラスカイ、2021年のヒロシゲゴールド。2着の該当馬は、2014年のスノードラゴン、2016年のノボバカラ、2018年のラブバレット、リュウノユキナ。3着の該当馬は、2013年のティアップワイルド、2015年のダノンレジェンドだ。

 その他、前年のカペラSの3着以内馬が活躍。過去10年のこのレースでの成績は、【2・1・2・0】と複勝率は100%だ。1着の該当馬は、2017年のニシケンモノノフ、2022年のダンシングプリンセス。2着の該当馬は、2022年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、2018年のスノードラゴンだ。前記の該当馬も合わせて信頼したい。

 また、2010年以降、4気以下で連対したのは2015年のポアゾンブラックと2019年、2020年のメイショウアイアンのみ。ポアゾンブラックは前走でダ1800m戦に出走していた馬。同馬はJRAのダ1400mのオープン特別勝ちやマイルCS南部杯2着の実績があったが、その後のレースでは出遅れたり、オーバーペースで逃げたり、斤量58㎏を背負わされたり、さらには不適距離を使われて能力を出し切れていなかった馬。短距離馬が前走で長距離戦を使って、再び短距離で巻き返すパターンは他の短距離戦でもしばしばある。このタイプは人気がないようであれば注意したい。

 メイショウアイアンは、門別所属馬。2019年度は2着、2020年は1着とともに8番人気、6番人気と人気薄で連対している。同馬はもともとJRA所属馬だったが、地方に移籍し、素質が開花した馬。これはJRAの降級制度が廃止になったことで、地方全体が底上げしていることによる現象と見ている。ただし、近走の成績不振からは巻き返せないので、門別のA1クラス以上で3着以内だった馬としたい。これはメイショウアイアンの前走成績である。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前年の北海道スプリントカップ以降の1年間で、ダートグレードの連対実績のある1~3人気馬。(斤量57㎏以下が条件)
 ・前年のカペラS3着以内馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦(ダ1700m~2000m)に出走していた馬。
 ・前走、門別のA1クラス以上で3着内の馬。


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2023年5月30日(火) 11:20 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~さきたま杯2023~
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 さきたま杯は古馬1400m戦では最高格付けで唯一のJpnII(JBCは除く)となる。このためかしわ記念の上位馬が出走がしてくることが多いが、稀にフェブラリーSの連対馬もこの距離を求めて出走してくることもある。

 このレースは当然、格上の同年のかしわ記念フェブラリーSの上位馬が有力。かしわ記念フェブラリーSの優勝馬がここへ出走してくることはまずないが、2~3着馬の過去10年のこのレースでの成績は【1・3・2・0】。複勝率100%となっている。1着の該当馬は、2016年のソルテ。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2017年のモーニン、2021年のエアスピネル。3着の該当馬は、2014年のセイクエイムズンと2017年のベストウォーリアだ。

 ただし、さきたま杯がJpnIIに格上げされた2011年に同年のかしわ記念の2着馬ラヴェリータが4着に敗れている。前記のエアスピネル以外の馬がそれまでにダートグレードで連対実績があったのに対し、ラヴェリータはなかったことから、「1400m以下のダートグレードで連対実績がある、かしわ記念フェブラリーSの3着以内馬を中心視したい。

 また前記の3着以内馬のソルテ、2016年のベストウォーリアモーニン、セイクエイムズンは、かしわ記念で3角3番手以内でレースをしていた馬で、実際に前走で1600mのダートグレードに出走し、3角3番手以内から4着以内だった馬はよく活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・2・2・1】だ。

 1着の該当馬は、2016年のソルテ、2017年のホワイトフーガ、2022年のサルサディオーネ。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2017年のモーニン。3着の該当馬は、2017年のベストウォーリア、2014年のセイクリムズン。唯一の4着以下は、2014年のゴールスキーで4着だったが、信頼に足る成績となっている。

 また同年のかしわ記念の4~5着馬もなかなか活躍しており、1400m以下のダートグレードで3着以内の実績がある馬に限れば、過去10年のこのレースでの成績は【1・0・5・1】。1着の該当馬は、2013年テスタマッタ。3着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2017年-2018年のベストウォーリア、2019年のキタサンミカヅキ、2021年のワイドファラオ。2014年のゴールスキーこそ4着に敗れているが、3連系の予想ならば視野に入れたい。

 その他に前年のJBCスプリント以来の別定戦となるために、好メンバーが集う傾向の同年の黒船賞の優勝馬も有力だ。過去10年のこのレースでの成績は【0・2・1・0】。2019年のサクセスエナジー2着以外に、2013年、2014年にセイクリムズンが2着、3着しているが、同馬は2012年の黒船賞の優勝馬であり、その年のさきたま杯も優勝している。

 また意外と思われるかもしれないが、前走で浦和1400mのオープン・プリムローズ賞の勝ち馬も活躍している。過去10年のこのレースでの成績は【0・2・1・1】。2着の該当馬は2017年のトキノエクセレント、2022年のティーズダンク。3着の該当馬は、2015年のリアライズリンクスである。トキノエクセレントは7番人気だった。

 唯一の4着以下は2018年のノブワイルドで7番人気だったが、同馬はプリムローズ賞が逃げ切り勝ちだった。逃げ馬は連続好走が難しいので、プリムローズ賞を逃げ切り勝ちした馬は例外としたい。実際に逃げ馬は連続好走が難しいことを示すように、前走で東京スプリントを逃げて3着以内だった馬は、【0・0・0・3】とここで苦戦している。

 該当馬は2016年のコーリンベリー(3人気・8着)、2018年のグレイスフルリープ(2人気・4着)、2020年のジャスティン(1人気・5着)、さらに遡って2012年のスターボードも(4人気・9着)に敗れている。よって、前走で東京スプリントを逃げて3着以内だった馬は危険な人気馬としたい。

 あとは前走で東京スプリントを逃げ切り勝ちした馬を除く、前年のJBCスプリントの連対馬も活躍しており、過去10年のこのレースでの成績は【0・0・4・0】。該当馬は2014年のセイクリムズン、2016年のベストウォーリア、2017年のドリームバレンチノ、2019年のキタサンミカヅキだが、2021年にはセイクリムズンが優勝している。

 さて、最後に穴パターンを紹介しよう。さきたま杯は過去10年で5人気以下の地方馬6頭が3着以内に好走しているが、そのうち3頭が前走で3角2番手以内でレースを進めていた。該当馬は2013年のナイキマドリード(7番人気・3着)、2020年のノブワイルド(6人気・3着である)、2022年のサルサディオーネ(5人気・1着)。また前記3頭は同年に南関東の重賞かダートグレードで連対していたのが共通項である。浦和コースは最後の直線が短く、差し、追い込み馬は不利。逃げ馬、マクリ馬が有利なので、早めに動ける地方馬は警戒したい。


 まとめるとこうなる!
 
 ●本命候補
 ・1400m以下のダートグレードで連対実績がある同年のかしわ記念フェブラリーSの3着以内馬。
 ・前走で1600mのダートグレードに出走し、3角3番手以内で4着以内の馬。
 ・同年の黒船賞の優勝馬。
 ・1400m以下のダートグレードで3着以内の実績がある、同年のかしわ記念の4~5着馬。
 ・前走のプリムローズ賞で勝利した馬(逃げ切り馬を除く)。
 ・前年のJBCスプリントの連対馬(前走の東京スプリントを逃げ切った馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・前走で3角2番手以内でレースを進めていた、同年の南関東重賞かダートグレードで連対実績のある馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走の東京スプリントを逃げて3着以内の馬。

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2023年5月1日(月) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かきつばた記念2023~
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 弥富トレーニングセンターを改修した新しい名古屋競馬場で行われる2度目のかきつばた記念。弥富トレーニングセンターは旧・名古屋競馬場と同じコース形状だったが、1周距離が1100mから1180mに延長された影響で1400mの距離設定がなく、昨年より100m長い1500mで行われるようになった。4角にスパイラルカーブも設けられたが、このレースで逃げ、先行馬が活躍している傾向は大きく変わらない。

 実際に前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープン、リステッドで3角2番手以内でレースを進めた馬が、このレースでは活躍している。それらの過去10年の成績は【3・1・1・0】と複勝率100%である。1着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2020年のラプタス、2021年のブリッツファング。2着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、ラプタスである。

 また、かきつばた記念は第1回の1999年から2016年までは別定戦で施行されていたが、2017年よりハンデキャップ戦に生まれ変わった。ハンデ戦になるまでは、2009年のスマートファルコン、2011年のミリオンディスク、2010年のスーニ、2012年のセイクリムズンなど、前年のJBCスプリントの連対馬が出走することが多く、それらがここでも連対を積み重ねたが、近年はハンデを背負わされることを嫌って、それらが出走する機会が減っている。

 さらに過去1年以内にダートグレードで2勝以上していた馬がここに出走してくる機会も減ったが、出走してくれば有力。過去10年の成績は【0・1・2・0】となっている。2着の該当馬は、2014年のノーザンリバー。3着の該当馬は、2015年のメイショウコロンボ、2016年のレーザーバレットである。また2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 また、このレースは2017度よりJRAの出走枠がひと枠増え、5頭出走できるようになった。これにより中央の新興勢力が出走してくる機会が増え、近2走以内に中央の3勝クラスかオープン・リステッド勝ちの実績がある馬が活躍している。しかし、2017年に前々走で中央のオープン勝ちのあったドリームキラリが、前走で名古屋大賞典に出走し、3.6秒差の6着に敗れ、このレースでも7着にだったことから、前走で大敗していないことを条件としたい。

 近2走以内に中央の3勝クラスかオープン・リステッド勝ちの実績かつ、前走で着差3.5秒差以内の馬に限れば、過去10年の成績は【4・2・2・0】である。1着の該当馬は、2015年のコーリンベリー、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2021年のラプタス。2着の該当馬は、2016年のブルドッグボス、2019年のヤマニンアンプリメ。3着の該当馬は、2017年のショコラブラン、2021年のベルダーイメルだ。

 他に同距離の同年の黒船賞の優勝馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【3・0・0・1】。1着の該当馬は、2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイター。遡れば2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当している。唯一の4着以下馬は、2017年の園田の所属馬エイシンヴァラーだが、7番人気で4着と人気以上の走りを見せている。今後はより黒船賞の優勝馬が出走してくると推測されるだけに注意したい。

 あとはトライアルレースである東海桜花賞の優勝馬も活躍。前走の東海桜花賞を0.9秒差以上で勝利した馬に限れば、過去10年で【1・0・2・0】である。1着の該当馬は2017年のトウケイタイガー、3着の該当馬は2013年のサイモンロードと2020年のドリームドルチェである。ハンデ戦になった2017年早々、ハンデ52kgのトウケイタイガーが逃げ切ったように、中央馬と比べて軽ハンデで出走できる前記該当馬の一発は警戒したい。

 最後に穴パターン馬を紹介しよう。2014年に6番人気で優勝したタガノジンガロのように、前走で中距離戦に出走していた馬だ。同馬はデビューから1700m以上の中距離戦を使われていたが、初めての1400m戦(準オープン)で3着に好走したことがきっかけで、ここに矛先を向けた馬だった。また2017年に4番人気で2着と好走したタムロミラクルも、前走のアンタレスS(1800m)で8着からの巻き返しである。

 ただし、前記2頭は中距離のダートグレードで4着以内の実績があった馬。短距離路線は中距離路線よりもレベルが低いために浮上したようなもの。ダートグレードでも上位レベルの実績がないと、過大評価は禁物だろう。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープン、リステッドに出走し、3角2番手以内だった馬。
 ・過去1年以内にダートグレードで2勝以上した馬。
 ・近2走以内にJRAの3勝クラスかオープン・リステッド勝ちの実績がある馬(前走で着差3.5秒差以内が条件)。
 ・同年の黒船賞を優勝したJRA所属馬。
 ・前走の東海桜花賞に出走し、0.9秒差以上で勝利した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦に出走していた馬。
  (中距離のダートグレードで4着以内の実績があることが条件)

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2023年4月18日(火) 13:40 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~東京スプリント2023~
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 大井1200mで行われる東京スプリントは、過去10年で地方馬は2勝を挙げ、2着3回、3着5回と健闘が目立っている。特に2017年以降はその勢いが顕著で、2019年のキタサンミカヅキ(船橋)の優勝を始め、5年連続で地方馬が3着以内に入っており、古馬のダートグレード競走の中では、もっとも地方馬が活躍している。スプリント路線は以前から地方馬が度々活躍を見せていたが、2019年度のJRA降級制度の廃止が、地方競馬の底上げに繋がったと言える。

 最初にこのレースの最有力馬から紹介すると、前年暮れのカペラSか同年の根岸Sのどちらかで3着以内の馬だ。ただし、2020年に根岸Sから直行したコパノキッキングが5着に敗れていることから、カペラS根岸Sから直行ではないことを条件としたい。それらの過去10年の成績は【2・4・0・0】。1着の該当馬は、2014年のノーザンリバー、2019年のキタサンミカヅキ。2着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2016年のグレープブランデー、2019年のコパノキッキング、2022年のリュウノユキナである。

 また同年のJRAの3勝クラスやオープン、リステッドを制した新興勢力も、カペラS根岸Sの上位馬に見劣りしない活躍を見せている。しかし、2016年にJRAのオープンを2連勝したブルドックボスが、2番人気を裏切り、4着に敗れていることから闇雲には狙えない。そこで「同年に3勝クラス以上で2勝以上」「一度は0.5秒差以上で勝利」という2つの条件を加えると、過去10年の成績は【2・0・1・0】となる。1着の該当馬は、2020年のジャスティン、2021年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、2019年のヒロシゲゴールドである。

 さらに前年のJBCスプリントで3着以内の実績で、前走の黒船賞でも1着と順調さを欠かなかった馬も有力。「前年のJBCスプリントで3着以内」と「前走の黒船賞で1着」の条件を満たしていた馬の過去10年の成績は【0・2・1・0】である。2着の該当馬は、2013年-2014年のセイクリムズン、3着の該当馬は2016年のダノンレジェンドだ。また2012年の優勝馬セイクリムズンも前記の条件を満たしている。

 その他、前年の東京盃で3着以内だった、いわゆる大井1200m巧者もなかなかの活躍を見せており、過去10年の成績は【1・1・3・1】。1着の該当馬は、2019年のキタサンミカヅキ。2着の該当馬は、2013年のセイクセイクリムズン、2022年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、2015年のノーザンリバー、2016年のダノンレジェンド。2020年のコパノキッキングこそ5着に敗れているが、基本的には信頼できる。

 あとは東京スプリントは時期的に軽い馬場で行われることが多く、逃げ、先行馬の活躍が目立っている。このためタフな馬場の高知・黒船賞で、スピードを見せていた馬が顕著に活躍。前走の黒船賞で3角2番手以内から1.1秒差以内に粘った馬の、過去10年の成績は【2・1・1・0】である。1着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、2018年のグレイスフルリープ。2着の該当馬は、2014年のセイクリムズン。3着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。また2012年の優勝馬セイクリムズンも前記の条件を満たしている。

 今度は地方所属の有力馬を紹介すると、前年の習志野きらっとスプリントの連対馬である。前年の習志野きらっとスプリントの優勝以降、勝ち星がなかった2015年のルックスザットキルこそ5着に敗れているが、前年の習志野きらっとスプリント以降、ダートグレード競走か南関東の重賞で勝利していた馬は活躍している。それらの過去10年の成績は【1・0・1・0】で、1着の該当馬は2013年のラブミーチャン、3着の該当馬は2021年のキャンドルグラスである。出走回数は少な目だが、人気以上の走りを見せてくるので覚えておきたい。


 最後に穴馬候補を紹介しよう。最大の穴は2014年のアルゴリズム(10番人気)や2022年にギシギシ(7番人気)が3着に入り、3連単の波乱の立役者となったように、ダートグレードで実績がない南関東所属馬である。また2020年は2着にサブノジュニア(5番人気)、3着にキャンドルグラス(7番人気)が食い込み、3連単8万5160円の高配当決着となったが、当時の2頭もダートグレードで実績がなかった。

 アルゴリズムは中央からの移籍初戦、ギシギシは条件馬の立場でダートグレードどころか、南関東の重賞にすら出走したことがなかったが、サブノジュニアやキャンドルグラス、遡って2012年に7番人気で3着に入ったスターボードは、前々走の南関東所属馬の1000m~1200mの重賞3着以内か、準重賞で2着以内馬という条件を満たしていた。

 このレースは2014年のジェネラルグラント(3番人気)や昨年のベストマッチョ(2番人気)のように、大井1400mのフジノウェーブ記念の連対馬が人気に支持されることが多い。しかし、それらは人気を裏切ることが多く、前走のフジノウェーブ記念で3着以下に敗れているか、前走で相手弱化の条件戦を使っている馬のほうが活躍を見せている。

 2020年のサブノジュニアは前走のフジノウェーブ記念4着、キャンドルグラスは前走のフジノウェーブ記念8着からの巻き返しだった。キャンドルグラスは前年のこのレースでは、前走のフジノウェーブ記念2着後で9着とドボンしているが、翌年はフジノウェーブ記念大敗から巻き返している。サブノジュニアは2019年の東京スプリントでも2着と好走しているが、この時も前走フジノウェーブ記念4着からの巻き返しである。

 つまり、前走のフジノウェーヴ記念で4着以下に敗れている前年の東京スプリント以降のダートグレードで3着以内の実績がある馬や前々走の1000m~1200mの南関東重賞で3着以内か、準重賞で2着以内の地方馬が穴馬ということになる。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前年のカペラSか同年の根岸Sのどちらかで3着以内の馬(前記レースからの直行馬を除く)。
 ・同年にJRAの3勝クラスかオープンで2勝以上した馬(一度は0.5秒差以上で勝利が条件)。
 ・前年のJBCスプリントで3着以内かつ、同年の黒船賞の優勝馬。
 ・前年の東京スプリントで連対かつ東京盃で3着以内の馬。
 ・前走の黒船賞で3角2番手以内から1.1秒差以内に粘った馬。
 ・前年の習志野きらっとスプリントの連対馬(前年の習志野きらっとスプリント以降、ダートグレード競走か南関東重賞で勝利していることが条件

 ●穴馬候補
 ・前々走の1000m~1200mの南関東重賞で3着以内か、準重賞で2着以内の馬。
 ・前年の東京スプリント以降でダートグレードで3着以内のある、前走フジノウェーブ記念4着以下馬。

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2023年3月13日(月) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~黒船賞2023~
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 黒船賞は高知競馬で唯一のダートグレード競走。このレースは前年のJBCスプリント以来の別定戦ということもあり、かつては前年のJBCスプリントの連対馬が度々出走していたが、近年それらは高額賞金が用意されているサウジアラビアのリヤドダートスプリントやドバイのドバイゴールデンシャヒーンに向かう傾向。このため新興勢力や地方馬が活躍する機会が増えた。

 同年のJRAオープン特別、リステッド競走を勝利した新興勢力の過去10年のこのレースでの成績は、【2・3・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2021年のスリーグランド。昨年は前記に該当しているピンシャンが直前で出走取消になってしまったが、このタイプはここで最有力と言える。

 また万が一、JBCスプリントの連対馬が出走してくれば当然有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・1】となっている。1着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。唯一、4着以下に敗れたのは、2012年のスーニで4着。同馬は2010年のこのレースの覇者だが、2012年は斤量59㎏を背負っていた。つまり、斤量59㎏未満の前年のJBCスプリントの連対馬ならば、軸馬として信頼できることになる。

 さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のマイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【1・1・1・0】。1着の該当馬は2013年のセイクリムズン、2着の該当馬は2018年のキングズガード、3着の該当馬馬はモジアナフレイバー。また2012年には前年のマイルCS南部杯で2着のダイショウジェットが、このレースでも2着に好走している。

 他では同年の根岸Sの3着以内馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・2・1・1】。1着の該当馬は、2013年のセイクリムズン。2着の該当馬は、2012年のトウショウカズン、2022年のヘリオス。3着の該当馬は、2016年のタールタン。唯一の4着以下は、2015年のワイルドバッハで5着。1~3着馬は根岸Sを3角6番手以内だったのに対して、ワイルドバッハは15番手だった。東京ダ1400mで行われる根岸SはJRA屈指の追い込みが決まるレース。「根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬」という条件で狙いたい。

 また、前年のカペラS3着以内馬かつ、前走でダ1200m~1400mに出走している馬も活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2015年のダノンレジェンド、2着の該当馬は2020年のテーオージーニアス、3着の該当馬は2018年のブルドックボスだ。カペラSで3着以内でも2022年に前走でダ1600mのフェブラリーSに出走していた二シケンモノノフは1番人気で5着、2019年に前走で芝1200m戦に出走していたサイタスリーレッドは2番人気で7着と、むしろ人気を裏切る傾向があるのでご注意を!!

 最後に穴パターンを紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーの5着以内馬だった地方馬だ。2018年に9番人気で優勝したエイシンヴァラーも、2022年に3番人気で優勝したイグナイターも、2015年に5番人気で3着したタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。また、前記3頭とも園田所属馬という共通項があった。2018年のエイシンヴァラーは、第1回(1998年)のリバーセキトバ以来の地方馬の優勝だったが、近年は地方馬が底上げしているだけに、該当馬が出走していれば、積極的に狙いたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のJRAオープン特別、リステッド競走を勝利している馬。
 ・斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・前年のマイルCS南部杯の3着以内馬。
 ・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬。
 ・前走でダ1200m~1400mに出走している、前年のカペラSで3着以内馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走でダ1200m~1400m以外に出走していた、前年のカペラS3着以内馬。

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2022年5月31日(火) 17:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~北海道スプリントカップ2022~
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 旭川競馬場の廃止により、2009年から門別に舞台を移し、2010年より門別のダ1200mで行われている北海道スプリントカップ。このレースは放牧地という土地柄で行われるため、このあとにリフレッシュ放牧予定の秋の大一番を目指す実績馬が、多く出走するのが特徴。このためJpnⅢながら、実力差が大きく、人気の実績馬同士で決着することが大半だ。

 実際に2010年以降は、7度も1~3番人気で決着している。1~3番人気でありながら、このレースで4着以下だったのは、2014年のセイクリムズン(2番人気・5着)、2015年のアドマイヤサガス(4着)、2018年のニシケンモノノフ(4着)、2019年のシュウジ(5着)、タテヤマ(11着)、2020年のショーム(8着)の7頭。

 セイクリムズンニシケンモノノフは、斤量58~59㎏を背負わされていた馬。また、アドマイヤサガスニシケンモノノフシュウジタテヤマショームは過去1年以内にダートグレードで連対実績がなかった。つまり、前年のこのレース以降のダートグレードで連対実績のある斤量57㎏以下の1~3番人気馬ならば、かなり信頼ができることになる。

 特に昨年の北海道スプリント以降の過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、斤量57㎏以下の1~3番人気馬の成績は、2010年度以降で【8・5・5・0】とかなり有力。

 1着の該当馬は、2010年のミリオンディスク、2013年のセレスハント、2015年のシゲルカガ、2016年のダノンレジェンド、2017年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のマテラスカイ、2021年のヒロシゲゴールド。2着の該当馬は、2011年のヤサカファイン、2014年のスノードラゴン、2016年のノボバカラ、2018年のラブバレット、リュウノユキナ。3着の該当馬は、2010年のラブミーチャン、2011年のミリオンディスク、2012年のトウショウカズン、2013年のティアップワイルド、2015年のダノンレジェンド

 また、2010年以降、4番人気以下で連対したのは2015年のポアゾンブラックと2019年、2020年のメイショウアイアンのみ。ポアゾンブラックは前走でダ1800m戦に出走していた馬。同馬はJRAのダ1400mのオープン特別勝ちやマイルCS南部杯2着の実績があったが、その後のレースでは出遅れたり、オーバーペースで逃げたり、斤量58㎏を背負わされたり、さらには不適距離を使われて能力を出し切れていなかった馬。短距離馬が前走で長距離戦を使って、再び短距離で巻き返すパターンは他の短距離戦でもしばしばある。このタイプは人気がないようであれば注意したい。

 メイショウアイアンは、門別所属馬。2019年度は2着、2020年は1着とともに8番人気、6番人気と人気薄で連対している。同馬はもともとJRA所属馬だったが、地方に移籍し、素質が開花した馬。これはJRAの降級制度が廃止になったことで、地方全体が底上げしていることによる現象と見ている。ただし、近走の成績不振からは巻き返せないので、門別のA1クラス以上で3着以内だった馬としたい。これはメイショウアイアンの前走成績である。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前年の北海道スプリントカップ以降の1年間で、ダートグレード連対実績のある1~3番人気馬。(斤量57㎏以下が条件)
 
 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦(ダ1700m~2000m)に出走していた馬。
 ・前走、門別のA1クラス以上で3着以内だった馬。
 

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セイクリムズンの口コミ


口コミ一覧
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 暦の上では既に春。中央G1のトップバッターとして『ダートのG1 フェブラリーS』が本日施行されます。
今年の初G1で的中させて年間収支プラスに期待を持てるよう、ワクワクできるレース予想をして、レース観戦中はドキドキする展開になることを祈りたいと思います。 結果は兎も角として・・・\(^O^)/

 まず、フェブラリーSの出走馬全体の約3分の1を占める前走根岸Sからの出走馬の取捨について。

 フェブラリーSは、2011年から2021年までの11年間で174頭が出走し、その内57頭(32.8%)が根岸Sを経由しています。

 最多出走数は、昨年(2021年)と2014年の7頭。最少は2011年と今年 (2022年)の3頭で、平均5.2頭。

前走根岸SのフェブラリーSでの成績は、
  4勝-2着2回-3着3回 (11年間で、複勝圏内に入ったのは7年)

 この割合で計算すると、3着以内に入る確率は63.6%と無視できないものです。7年の内2回は2着・3着と1着・2着と2頭が同時に入賞した年もあります。

 では、根岸Sでどんな成績を残した馬たちがフェブラリーSで3着以内に入っているかというと

   根岸S1着馬 3勝-2着1回-3着1回
   根岸S2着馬 1勝-2着1回-3着0回
   根岸S3着馬 0勝-2着0回-3着2回

 つまり、根岸Sで1着~3着に限り、フェブラリーSで成績を残すことができるのです。

他のG1レースで優秀な成績を挙げていたとしても『根岸S経由』の場合は、根岸S3着以内でなければフェブラリーSでの有力馬には推奨できないというのが11年間のデータから言えるのです。

 G1での出走経験がなく、G3やOPから根岸Sで3着以内の実績があれば、フェブラリーSでも有力であると言えるのです。


 今年の根岸S経由は次の3頭です。

15.テイエムサウスダン 武蔵野S 9着→兵庫GT 1着  →根岸S 1着→フェブラリーS
7.タイムフライヤー  スワンS 14着→霜月S(OP)9着 →根岸S 6着→フェブラリーS
13.ソリストサンダー  南部杯  3着→武蔵野S 1着  →根岸S 9着→フェブラリーS

 このデータからは、G1実績のある『ソリストサンダー』は危険な有力馬?であり、G3タイトルホルダーでしかない『テイエムサウスダン』こそ有力馬として推奨できることになります。

 特に、根岸S1着馬は、3勝-2着1回-3着1回-4着1回-5着1回-6着以下2回で
フェブラリーSに不出走だった2頭を除くと

    掲示板に載る確率 77.8%
    複勝圏に入る確率 55.6%


 つぎに、根岸S経由以外の出走馬について検討してみます。

 過去10年間(2012年~2021年)のデータから前走レース別に複勝圏に入ったのは

  前走 東海S (1~3着に限定) 5頭
  前走 チャンピオンS(着順不問) 8頭(JCダート含む)
  前走 川崎記念   (1・3・6着) 3頭
  前走 東京大賞典  (2・5・7着) 3頭
  前走 武蔵野S    5着   1頭
  前走 フェアウェルS 9着   1頭
 (前走 根岸S 1~3着限定   9頭 )

 以上の通りです。比較のため『前走 根岸S』も並べてみましたが、根岸S1着馬はやはり外せないことが分かります。

 出走馬によっては、同じような臨戦過程で出走してくる傾向がありますが、レース成績が前回と比べて下がっているとフェブラリーSでの成績も下がり、前回より成績が上がっていればフェブラリーSでの成績も上がる傾向が見られます。下に示した臨戦過程で有力馬の取捨選択をする必要があります。

3.インティ      南部杯G14着→チャンピオンS4着→フェブラリーS
        2021年 南部杯G19着→チャンピオンS3着→東海S12着→フェブラリーS6着
        2020年 みやこS 15着→チャンピオンS3着→東海S3着→フェブラリーS14着
        2019年 1000万下 1着→1600万下 1着  →東海S1着→フェブラリーS1着

4.アルクトス     さきたま杯 1着→南部杯G11着              →フェブラリーS
        2021年 エルムS6着  →南部杯1着→チャンピオンS9着→根岸S4着→フェブラリーS9着
        2020年 プロキオンS1着→南部杯G12着              →フェブラリーS9着

5.レッドルゼル    ドバイCS2着→東京盃  3着 →JBCスプリント1着→フェブラリーS
       2021年 室町S  1着→カペラS 2着 →根岸S 1着    →フェブラリーS4着

6.カフェファラオ   かしわ記念 5着→函館記念 9着→チャンピオンS11着→フェブラリーS
        2021年 ジャパンDD7着→シリウスS 1着→チャンピオンS6着→フェブラリーS1着

7.タイムフライヤー  スワンS 14着→霜月S(OP) 9着→根岸S 6着   →フェブラリーS
        2021年 武蔵野S 5着→チャンピオンS8着→根岸S 3着   →(不出走)→かしわ記念9着
        2020年 シリウスS6着→武蔵野S 2着  →チャンピオンS8着→フェブラリーS5着

8.サンライズノヴァ  JBCスプリント2着→チャンピオンS5着→東京大賞典8着→フェブラリーS
        2021年 南部杯G4着→武蔵野S1着→チャンピオンS12着→フェブラリーS11着
        2020年 プロキオンS4着→南部杯 1着 →武蔵野S5着 →フェブラリー
        2019年 武蔵野S1着→チャンピオンS6着→根岸S 8着 →フェブラリーS7着
        2018年 武蔵野S12着→師走S(OP)  2着→根岸S 2着 →フェブラリーS4着

12.ミューチャリー(地)  白山大賞典2着→JBCクラシック1着→東京大賞典4着→フェブラリーS
        2021年 JBCクラシック4着→東京大賞典5着→川崎記念5着→フェブラリーS9着
        2020年 セントライト記念12着→準重賞1着 →川崎記念4着→フェブラリーS11着

14.ケイティブレイブ  JBCクラシック5着→チャンピオンS13着→川崎記念11着→フェブラリーS
        2021年 かしわ記念2着   →帝王賞 6着→フェブラリーS 不出走(休養1年2カ月)
        2020年 浦和記念 1着   →東京大賞典8着→川崎記念6着→フェブラリーS2着
        2019年 チャンピオンS11着→東京大賞典3着→川崎記念2着→フェブラリーS不出走
        2018年 チャンピオンS4着 →東京大賞典3着→川崎記念1着→フェブラリーS11着
        2017年 浦和記念 1着   →名古屋GP2着→川崎記念5着→フェブラリーS6着

16.エアスピネル    南部杯G6着→武蔵野S2着→チャンピオンS9着→フェブラリーS
        2021年 エルムS7着→武蔵野S3着→チャンピオンS7着→フェブラリーS2着


前走別のフェブラリーSでの成績と上記の臨戦過程で予想(印)を最終的にしてみます。『アルクトス』については今回南部杯からの直行で出走するわけですが、そのような例がなかったので判断するのはちょっと難しいです。南部杯経由からフェブラリーSで実績を挙げているのは、間に1・2戦挟んで出走した場合だけなので・・・(-_- )?


 では、最終予想は次の通りです。

×1.テオレーマ(牝)   レディスプレリュード2着→JBCレディ1着→TCK女王盃1着→
  2.ダイワギャグニー  毎日王冠 4着→武蔵野S 8着→京都金杯 2着→
△3.インティ      南部杯G14着→チャンピオンS4着→
×4.アルクトス     さきたま杯 1着→南部杯G11着→
○5.レッドルゼル    ドバイCS2着→東京盃3着→JBCスプリント1着→
△6.カフェファラオ   かしわ記念 5着→函館記念 9着→チャンピオンS11着→
  7.タイムフライヤー  スワンS14着→霜月S(OP) 9着→根岸S 6着→
×8.サンライズノヴァ  JBCスプリント2着→チャンピオンS5着→東京大賞典8着→
 9.サンライズホープ  シリウスS1着→チャンピオンS15着→東海S 4着→
▲10.スワーヴアラミス  みやこS 7着→チャンピオンS8着→東海S 1着→
 11.ソダシ       札幌記念 1着→秋華賞10着→チャンピオンS12着→
×12.ミューチャリー(地)  白山大賞典2着→JBCクラシック1着→東京大賞典4着→
  13.ソリストサンダー  南部杯3着→武蔵野S1着→根岸S9着→
  14.ケイティブレイブ  JBCクラシック5着→チャンピオンS13着→川崎記念11着→
◎15.テイエムサウスダン 武蔵野S 9着→兵庫GT 1着→根岸S 1着→
▲16.エアスピネル    南部杯G6着→武蔵野S2着→チャンピオンS9着→


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。



【資料 1 フェブラリーS上位成績】
2021年
1着 カフェファラオ  ジャパンDD7着→シリウスS1着→チャンピオンS6着→フェブラリーS1着
2着 エアスピネル   エルムS7着  →武蔵野S 3着→チャンピオンS7着→フェブラリーS2着
3着 ワンダーリーデル 南部杯 5着  →武蔵野S 4着→根岸S 2着→フェブラリーS3着

2020年
1着 モズアスコット  スワンS2着  →マイルCS14着→根岸S 1着→フェブラリーS1着
2着 ケイティブレイブ 浦和記念1着  →東京大賞典8着→川崎記念6着→フェブラリーS2着
3着 サンライズノヴァ プロキオンS4着→南部杯 1着 →武蔵野S5着→フェブラリーS3着

2019年
1着 インティ     1000万下 1着→1600万下 1着→東海S 1着→フェブラリーS1着
2着 ゴールドドリーム 帝王賞1着→南部杯 2着→チャンピオンS2着→フェブラリーS2着
3着 ユラノト     武蔵野S4着→ギャラクシーS2着→根岸S2着→フェブラリーS3着

2018年
1着 ノンコノユメ   武蔵野S4着→チャンピオンS9着→根岸 1着→フェブラリーS1着
2着 ゴールドドリーム 帝王賞 7着→南部杯5着→チャンピオンS1着→フェブラリーS2着
3着 インカンテーション白山大賞典1着→武蔵野S1着→東京大賞典7着→フェブラリーS3着

2017年
1着 ゴールドドリーム ジャパンDD3着→武蔵野S2着→チャンピオンS12着→フェブラリーS1着
2着 ベストウォーリア 南部杯 2着→JBCスプリント2着 →根岸S 2着→フェブラリーS2着
3着 カフジテイク   武蔵野S3着→チャンピオンS4着 →根岸S 1着→フェブラリーS3着

2016年
1着 モーニン着    1600万下 1着→武蔵野S3着→根岸S 1着→フェブラリーS1着
2着 ノンコノユメ   ジャパンDD1着→武蔵野S1着→チャンピオンS2着→フェブラリーS2着
3着 アスカノロマン  みやこS4 着 →ベテルギュウス2着→東海S 1着→フェブラリーS3着

2015年
1着 コパノリッキー  チャンピオンS12着→東京大賞典2着→東海S 1着→フェブラリーS1着
2着 インカンテーションみやこS 1着→チャンピオンS10着→東海S 3着→フェブラリーS2着
3着 ベストウォーリア 南部杯1着→JBCクラシック5着→チャンピオンS11着→フェブラリーS3着

2014年
1着 コパノリッキー  兵庫CS 1着→霜月S 10着→フェアウェル 9着→フェブラリーS1着
2着 ホッコータルマエ JCダート3着→東京大賞典 1着→川崎記念 1着→フェブラリーS2着
3着 ベルシャザール  ブラジルC1着→武蔵野S 1着 →JCダート1着→フェブラリーS3着

2013年
1着 グレープブランデーみやこS 6着 →JCダート5着 →東海S 1着→フェブラリーS1着
2着 エスポワールシチー南部杯 1着→JCダート10着 →東京大賞典5着→フェブラリーS2着
3着 ワンダーアキュートJCダート2着→東京大賞典2着→川崎記念3着→フェブラリーS3着

2012年
1着 テスタマッタ   JCダート12着→東京大賞典3着→根岸S 3着→フェブラリーS1着
2着 シルクフォーチュン武蔵野S9着→ギャラクシーS3着→根岸S 1着→フェブラリーS2着
3着 ワンダーアキュートみやこS4着→JCダート2着→東京大賞典2着→フェブラリーS3着




【資料2 フェブラリーSにおける前走根岸Sからの出走馬の成績】
フェブラリーS1着:4頭
2020年
1着 モズアスコット  マイルCS14着→当該レース→フェブラリーS1着
2018年
1着 ノンコノユメ   チャンピオン9着→当該レース→フェブラリーS1着
2016年
1着 モーニン      武蔵野S  3着→当該レース→フェブラリーS1着
2012年
3着 テスタマッタ    東京大賞典 3着→当該レース→フェブラリーS1着

フェブラリーS2着:2頭
2017年
2着 ベストウォーリア JBCスプリント2着→当該レース→フェブラリーS2着
2012年
1着 シルクフォーチュン ギャラクシー3着→当該レース→フェブラリーS2着

フェブラリーS3着:3頭
2021年
2着 ワンダーリーデル 武蔵野S2着  →当該レース→フェブラリーS3着
2019年
2着 ユノライト    ギャラクシーS2着→当該レース→フェブラリーS3着
2017年
1着 カフジテイク   チャンピオン4着→当該レース→フェブラリーS3着

フェブラリーS4着:9頭
2021年
1着 レッドルゼル   カペラS2着  →当該レース→フェブラリーS4着
2020年
8着 ワンダーリーデル→フェブラリーS4着
2018年
2着 サンライズノヴァ 師走S   2着→当該レース→フェブラリーS4着
2017年
3着 エイシンバッケン ファイナルS2着→当該レース→フェブラリーS4着
2015年
10着 グレープブランデー →フェブラリーS4着
2014年
2着 ノーザンリバー  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS4着
2013年
 3着 セイクリムズン   兵庫GT5着  →当該レース→フェブラリーS4着
2012年
5着 ダノンカモン →4着
2011年
2着 ダノンカモン   大和S 1着→当該レース→フェブラリーS4着


フェブラリーS5着:2頭
2019年
1着 コパノキッキング カペラS1着   →当該レース→フェブラリーS5着
2014年
4着 ブライトライン  →5着


フェブラリーS6着以下:37頭
2021年
4着 アルクトス    →9着
 7着 ヤマニンアンプリメ→10着
 8着 ヘリオス     →16着
 11着 スマートダンディー→12着
 12着 サクセスエナジー →15着
2020年
 5着 ワイドファラオ→12着
 11着 ミッキーワイルド→16着
2019年
3着 クイーンズサターン師走S3着    →当該レース→フェブラリーS11着
 5着 ワンダーリーデル  →9着
6着 ノボバカラ     →12着
 8着 サンライズノヴァ  →7着
2018年
15着 メイショウウタゲ  →14着
 6着 キングズガード   →6着
2017年
4着 キングズガード   →11着
5着 ニシケンモノノフ →5着
 7着 ブライトライン  →10着
2016年
3着 グレープブランデー チャンピオン8着→当該レース→フェブラリーS11着
4着 タガノトネール →6着
 8着 マルカフリート   7・8着→不・14着
2015年
2着 ワイドバッハ    チャンピオン6着→当該レース→フェブラリーS6着
 3着 アドマイヤロイヤル 武蔵野S  14着→当該レース→フェブラリーS12着
 4着 キョウワダッフィー →13着
13着 サトノタイガー   →16着
 16着 シルクフォーチュン →15着
2014年
1着 ゴールスキー   武蔵野S4着→当該レース→フェブラリーS10着
 3着 シルクフォーチュンカペラS3着→当該レース→フェブラリーS15着
5着 アドマイヤロイヤル→14着
 8着 ドリームバレンチノ→9着
 9着 ダノンカモン   →7着
2013年
2着 ガンジス      ギャラクシー1着→当該レース→フェブラリーS10着
6着 テスタマッタ   →7着
 9着 ダノンカモン   →8着
 11着 タイセイレジェンド→14着
2012年
2着 トウショウカズン  大和S   1着→当該レース→フェブラリーS13着
 6着 セイクリムズン→15着
 14着 エーシントップ→16着
2011年
1着 セイクリムズン  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS14着
3着 ダイショウジェット師走S 9着→当該レース→フェブラリーS11着



【資料3 2022年出走登録馬】
アナザートゥルース みやこS3着→チャンピオンS3着→東京大賞典6着→フェブラリーS

アルクトス     さきたま杯 1着→南部杯G11着→フェブラリーS
      2021年 エルムS  6着→南部杯G11着→チャンピオンS9着→根岸S4着→フェブラリーS9着
      2020年 プロキオンS1着→南部杯G12着→フェブラリーS9着

インティ      南部杯G14着→チャンピオンS4着→フェブラリーS
      2021年 南部杯G19着→チャンピオンS3着→東海S12着→フェブラリーS6着
      2020年 みやこS 15着→チャンピオンS3着→東海S3着→フェブラリーS14着
      2019年 1000万下 1着→1600万下 1着→東海S1着→フェブラリーS1着

エアスピネル    南部杯G6着→武蔵野S2着→チャンピオンS9着→フェブラリーS
      2021年 エルムS7着→武蔵野S3着→チャンピオンS7着→フェブラリーS2着

カデナ       宝塚記念7着→毎日王冠10着→天皇賞(秋)16着→東海S5着→フェブラリーS

カフェファラオ   かしわ記念 5着→函館記念 9着→チャンピオンS11着→フェブラリーS
      2021年 ジャパンDD7着→シリウスS1着→チャンピオンS6着→フェブラリーS1着

クロパラントゥ   1勝クラス 1着→2勝クラス1着→3勝クラス1着→バレンタイン15着→フェブラリーS

ケイティブレイブ  JBCクラシック5着→チャンピオンS13着→川崎記念11着→フェブラリーS
      2021年 かしわ記念  2着→帝王賞 6着        →フェブラリーS 不出走(休養1年2カ月)
      2020年 浦和記念1着   →東京大賞典8着→川崎記念6着→フェブラリーS2着
      2019年 チャンピオンS11着→東京大賞典3着→川崎記念2着→フェブラリーS 不出走→ドバイW取消
      2018年 チャンピオンS4着 →東京大賞典3着→川崎記念1着→フェブラリーS11着
      2017年 浦和記念 1着   →名古屋GP2着→川崎記念5着→フェブラリーS6着

ゲンパチフォルツァ カペラS9着→すばるS(L)8着→バレンタイン8着→フェブラリーS

サンライズノヴァ  JBCスプリント2着→チャンピオンS5着→東京大賞典8着→フェブラリーS
      2021年 南部杯G4着→武蔵野S1着→チャンピオンS12着→フェブラリーS11着
      2020年 プロキオンS4着→南部杯G1着→武蔵野S5着→フェブラリーS3着
2019年 武蔵野S1着→チャンピオンS6着→根岸S 8着→フェブラリーS7着
2018年 武蔵野S12着→師走S(OP)  2着→根岸S 2着→フェブラリーS4着

サンライズホープ  シリウスS1着→チャンピオンS15着→東海S 4着→フェブラリーS

スワーヴアラミス  みやこS 7着→チャンピオンS8着→東海S 1着→フェブラリーS

ソダシ       札幌記念 1着→秋華賞10着→チャンピオンS12着→フェブラリーS

ソリストサンダー  南部杯3着→武蔵野S1着→根岸S9着→フェブラリーS
      2021年 福島民友(L)3着→武蔵野S2着→門司(OP)1着→フェブラリーS8着

タイムフライヤー  スワンS14着→霜月S(OP) 9着→根岸S 6着→フェブラリーS
      2021年 武蔵野S5着→チャンピオンS8着→根岸S 3着→フェブラリーS不出走 かしわ記念9着
      2020年 シリウスS6着→武蔵野S2着→チャンピオンS8着→フェブラリーS5着

タガノビューティー  武蔵野S 6着→ギャラクシーS3着→根岸S 3着→フェブラリーS

ダイワギャグニー   毎日王冠 4着→武蔵野S 8着→京都金杯 2着→フェブラリーS

テイエムサウスダン  武蔵野S 9着→兵庫GT 1着→根岸S 1着→フェブラリーS

テオレーマ(牝)    レディスプレリュード2着→JBCレディ1着→TCK女王盃1着→フェブラリーS

テーオーケインズ   帝王賞 1着→JBCクラシック4着→チャンピオンS1着→フェブラリーS

ブルベアイリーデ  シリウスS3着→武蔵野S4着→東海S3着→フェブラリーS

マルシュロレーヌ(牝) 帝王賞8着→ブリーダーGC1着→BCディスタフ1着→フェブラリーS

ミューチャリー (地) 帝王賞4着→白山大賞典2着→JBCクラシック1着→東京大賞典4着→フェブラリーS
      2021年 日本テレビ盃4着→JBCクラシック4着→東京大賞典5着→川崎記念5着→フェブラリーS9着
      2020年 セントライト記念12着→準重賞1着→川崎記念4着→フェブラリーS11着

レッドルゼル    ドバイCS2着→東京盃3着→JBCスプリント1着→フェブラリーS
      2021年 室町S 1着  →カペラS2着→根岸S 1着→フェブラリーS4着

 ビター ティー 2022年1月29日() 20:57
根岸Sは、真にフェブラリーSに結びつくG3なのか?! 今度...
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 予想の長期休養明けから今週の根岸Sで3戦目(今年3週目の予想)。そろそろ走り頃(本線で的中)の臨戦過程のはずですね!?

 フェブラリーSの前哨戦といわれる根岸S(1着馬に優先出走権)はどのくらいフェブラリーSと結びついているのかを過去のレースデータから分析してみたいと思います。

【次走フェブラリーS】
フェブラリーS1着:4頭
2020年
1着 モズアスコット  マイルCS14着→当該レース→フェブラリーS1着
2018年
1着 ノンコノユメ   チャンピオン9着→当該レース→フェブラリーS1着
2016年
1着 モーニン      武蔵野S  3着→当該レース→フェブラリーS1着
2012年
3着 テスタマッタ    東京大賞典 3着→当該レース→フェブラリーS1着

フェブラリーS2着:2頭
2017年
2着 ベストウォーリア JBCスプリント2着→当該レース→フェブラリーS2着
2012年
1着 シルクフォーチュン ギャラクシー3着→当該レース→フェブラリーS2着

フェブラリーS3着:3頭
2021年
2着 ワンダーリーデル 武蔵野S2着  →当該レース→フェブラリーS3着
2019年
2着 ユノライト    ギャラクシーS2着→当該レース→フェブラリーS3着
2017年
1着 カフジテイク   チャンピオン4着→当該レース→フェブラリーS3着

フェブラリーS4着:9頭
2021年
1着 レッドルゼル   カペラS2着  →当該レース→フェブラリーS4着
2020年
8着 ワンダーリーデル→4着
2018年
2着 サンライズノヴァ 師走S   2着→当該レース→フェブラリーS4着
2017年
3着 エイシンバッケン ファイナルS2着→当該レース→フェブラリーS4着
2015年
10着 グレープブランデー →4着
2014年
2着 ノーザンリバー  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS4着
2013年
3着 セイクリムズン   兵庫GT5着  →当該レース→フェブラリーS4着
2012年
5着 ダノンカモン →4着
2011年
2着 ダノンカモン   大和S 1着→当該レース→フェブラリーS4着


フェブラリーS5着:2頭
2019年
1着 コパノキッキング カペラS1着   →当該レース→フェブラリーS5着
2014年
4着 ブライトライン  →5着


フェブラリーS6着以下:37頭
2021年
 4着 アルクトス    →9着
 6着 ヤマニンアンプリメ→10着
 8着 ヘリオス     →16着
 11着 スマートダンディー→12着
 12着 サクセスエナジー →15着
2020年
 5着 ワイドファラオ→12着
 11着 ミッキーワイルド→16着
2019年
 3着 クイーンズサターン師走S3着    →当該レース→フェブラリーS11着
 5着 ワンダーリーデル  →9着
 6着 ノボバカラ     →12着
 8着 サンライズノヴァ  →7着
2018年
 15着 メイショウウタゲ  →14着
 6着 キングズガード   →6着
2017年
 4着 キングズガード   →11着
 5着 ニシケンモノノフ →5着
 7着 ブライトライン  →10着
2016年
 3着 グレープブランデー チャンピオン8着→当該レース→フェブラリーS11着
 4着 タガノトネール →6着
 8着 マルカフリート   7・8着→不・14着
2015年
 2着 ワイドバッハ    チャンピオン6着→当該レース→フェブラリーS6着
 3着 アドマイヤロイヤル 武蔵野S  14着→当該レース→フェブラリーS12着
 4着 キョウワダッフィー →13着
 13着 サトノタイガー   →16着
 16着 シルクフォーチュン →15着
2014年
 1着 ゴールスキー   武蔵野S4着→当該レース→フェブラリーS10着
 3着 シルクフォーチュンカペラS3着→当該レース→フェブラリーS15着
 5着 アドマイヤロイヤル→14着
 8着 ドリームバレンチノ→9着
 9着 ダノンカモン   →7着
2013年
 2着 ガンジス      ギャラクシー1着→当該レース→フェブラリーS10着
 6着 テスタマッタ   →7着
 9着 ダノンカモン   →8着
 11着 タイセイレジェンド→14着
2012年
 2着 トウショウカズン  大和S   1着→当該レース→フェブラリーS13着
 6着 セイクリムズン→15着
 14着 エーシントップ→16着
2011年
 1着 セイクリムズン  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS14着
 3着 ダイショウジェット師走S 9着→当該レース→フェブラリーS11着


 根岸Sの次走にフェブラリーSを選んだのは、2011年~2021年の11年間で延べ57頭。これは根岸S全出走馬の32.9%(57/173頭)にあたり、フェブラリーS出走を視野に出走してくるのは、それ以上の割合を占めていると考えられます。

 フェブラリーSに出走させる意欲で臨む陣営が多く、中には優先出走権をねらって出走してくる馬も多く、トライアルの要素も含んだレースとして、根岸SはフェブラリーSと結びつきが強いG3と言えます。

出走数(57頭)に対するフェブラリーSにおける成績は、

  4勝、2着2頭、3着3頭、4着9頭、5着2頭、6着以下37頭

上記のような内訳になっていますので

 勝率 7.0% 連対率10.5% 複勝率15.8% となります。

視点を変えて、11年間で 4勝、2着2頭、3着3頭 なら

 勝率36.4% 連対率27.3% 複勝率27.3% となります。


 今週のレースは根岸Sなので、フェブラリーSとの関連の分析はこの辺で止めておきますが、根岸Sに出走させる各陣営がフェブラリーSにも出走させようと考えていることを頭の片隅に置いておきたいものです。


 次に、根岸Sの出走馬の中で、リピーターをどのように扱うべきか、分析してみます。先週のAJCCではリピーターの3頭は予想通り1頭も馬券に絡むことができませんでしたので、根岸Sでもしっかり分析しておきましょう。


 過去11年間(2011年~2021年)にリピーターとして根岸Sで複勝圏内に入賞したのは次の延べ8頭です。

1着:1頭(再掲)
2011年
 1着 セイクリムズン57kg 霜月S 1着→カペラS  1着→フェブラリーS14着
 7着 セイクリムズン55kg 1600万下1着→ジャニュアリ3着→ポラリスS4着

                       根岸Sの成績→同年のフェブラリーS成績
 
                    リピーター:7・1着→不・14着

2着:2頭
2021年 (馬   名)     前々走     前 走      次 走
 2着 ワンダーリーデル56kg 南部杯  5着→武蔵野S  2着→フェブラリーS3着
 8着 ワンダーリーデル57kg 武蔵野S 1着→チャンピオン2着→フェブラリーS4着
 5着 ワンダーリーデル56kg AリーフS 3着→ジャニュアリ3着→フェブラリーS9着

                     根岸Sの成績→同年のフェブラリーS成績
                リピーター:5・8・2着→9・4・3着

2020年
2着 コパノキッキング58kg JBCスプリント2着→カペラS 1着→東京スプリント5着
1着 コパノキッキング56kg  AリーフS  1着→カペラS 1着→フェブラリーS5着

                      根岸Sの成績→同年のフェブラリーS成績
                   リピーター:1・2着→5着・不出走

3着:5頭
2018年
3着 カフジテイク57kg武蔵野S5着→チャンピオン7着→ながつきS5着
1着 カフジテイク56kg武蔵野S3着→チャンピオン4着→フェブラリーS3着
                   リピーター:1・3着

2016年
 3着 グレープブランデー58kg 武蔵野S5着→チャンピオン8着→フェブラリーS11着
 10着 グレープブランデー58kg 武蔵野S3着→チャンピオン9着→フェブラリーS4着
                  リピーター:10・3着→4・11着

2015年
 3着 アドマイヤロイヤル56kg 南部杯G1 3着→武蔵野S  14着→フェブラリーS12着
 5着 アドマイヤロイヤル57kg 南部杯G1 5着→武蔵野S  2着→フェブラリーS14着
                  リピーター:5・3 →14・12着

2014年
 3着 シルクフォーチュン56kg武蔵野S11着→カペラS3着→フェブラリーS15着
 不出走シルクフォーチュン  (武蔵野S11着→カペラS1着)→フェブラリーS5着
 1着 シルクフォーチュン57kg武蔵野S9着→ギャラクシー3着→フェブラリーS2着
                  リピーター:1・不・3着→2・5・15着

2013年
 3着 セイクリムズン58kgカペラS9着 →兵庫GT5着→フェブラリーS4着
 6着 セイクリムズン57kgカペラS5着 →兵庫GT2着→フェブラリーS15着
 1着 セイクリムズン57kg霜月S1着  →カペラS1着→フェブラリーS14着
 7着 セイクリムズン55kg1600万下1着 →ジャニュアリ3着→ポラリスS4着
                  リピーター:7・1・6・3着  →不・14・15・4着

 リピーターとして出走した延べ頭数が56頭で全体の32.4%(56/173)であり、リピーターが全体の約1/3を占めている出走数の割合からみれば、10頭前後が複勝圏内に入らなければなりません。
それよりは若干少ないものの8頭というのは比較的健闘しているといえます。

 また、11年間で8頭のリピーターがどのように入賞しているか、その分布をよくみると

  1着:1頭 2着:2頭 3着:5頭 合計:8頭 が複勝圏内に1頭ずつ8年にわたって入っています。

複数のリピーターが同時に複勝圏に入ったことがないことを覚えておいた方がいいかもしれません。

 特にリピーターは3着になる確率が11年間で5頭(45.4%)と飛び抜けているので、リピーターの中から3着候補を見つけることがキーポイントになるかもしれません。



【根岸Sにおけるリピーターの成績 2011年~2021年】

2021年 (馬   名)     前々走     前 走      次 走
 2着 ワンダーリーデル56kg 南部杯  5着→武蔵野S  2着→フェブラリーS3着
 8着 ワンダーリーデル57kg 武蔵野S 1着→チャンピオン2着→フェブラリーS4着
 5着 ワンダーリーデル56kg AリーフS3着→ジャニュアリ 3着→フェブラリーS9着
                    リピーター:5・8・2着→9・4・3着

【4着以下のリピーター】根岸S成績 → 同年のフェブラリーS成績
 5着 ブルベアイリーデ 9・5着
 6着 ヤマニンアンプリメ7・不・6着→ 不・不・10着

2020年
 2着 コパノキッキング58kg JBCスプリント2着→カペラS 1着→東京スプリント5着
 1着 コパノキッキング56kg  AリーフS  1着→カペラS 1着→フェブラリーS5着
                      リピーター:1・2着→5着・不出走
【4着以下のリピーター】根岸S成績 → 同年のフェブラリーS成績
 7着 ノボバカラ   16・10・6・7着→ 不・13・12着・不出走
 8着 ワンダーリーデル5・8着   →9・4着
 10着 カフジテイク  1・3・不・10着→3着・不・不・不


2019年
1~3着のリピーター該当馬なし

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 4着 モーニン    1・不・不・4着→1・12・不・4着
 6着 ノボバカラ   16・10・6着  →不・13・12着
 8着 サンライズノヴァ2・8着   →4・7着
 12着 ラブバレット  10・9・12着


2018年
3着 カフジテイク57kg武蔵野S5着→チャンピオン7着→ながつきS5着
1着 カフジテイク56kg武蔵野S3着→チャンピオン4着→フェブラリーS3着
                 リピーター:1・3着

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 6着 キングズガード 4・6着   →11・6着
 7着 モンドグラッセ 6・7着
 9着 ラブバレット  10・9着
 10着 ノボバカラ   16・10着   →不・13着


2017年
1~3着のリピーター該当馬なし

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
7着 ブライトライン  4・不・不・7着→5・不・不・10着
 9着 キョウエイアシュラ11・9着
 13着 グレープブランデー10・3・13着→4・11・不出走
 14着 タールタン    2・14着


2016年
 3着 グレープブランデー58kg 武蔵野S5着→チャンピオン8着→フェブラリーS11着
 10着 グレープブランデー58kg 武蔵野S3着→チャンピオン9着→フェブラリーS4着
                      リピーター:10・3着→4・11着

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 7着 レーザーバレット 6・7着
 8着 マルカフリート  7・8着
 9着 アドマイヤサガス 10・不・9着
 11着 キョウエイアシュラ9・11着
 12着 アドマイヤロイヤル5・3・12着 →14・12着・不出走
 13着 サトノタイガー  13・13着  →16着・不出走


2015年
 3着 アドマイヤロイヤル56kg 南部杯G1 3着→武蔵野S  14着→フェブラリーS12着
 5着 アドマイヤロイヤル57kg 南部杯G1 5着→武蔵野S  2着→フェブラリーS14着
                       リピーター:5・3 →14・12着

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 4着 ゴールスキー   1・4着  →10着・不出走
 11着 ジョーメテオ   6・11着
 16着 シルクフォーチュン3・不・16着 →2・15・15着


2014年
 3着 シルクフォーチュン56kg武蔵野S11着→カペラS3着→フェブラリーS15着
 不出走シルクフォーチュン  (武蔵野S11着→カペラS1着)→フェブラリーS5着
 1着 シルクフォーチュン57kg武蔵野S9着→ギャラクシー3着→フェブラリーS2着
                   リピーター:1・不・3着→2・5・15着

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 7着 テスタマッタ 3・6・7着   →1・7・不出走
 9着 ダノンカモン 5・9・9着   →4・8・7着
 12着 セイクリムズン2・1・6・3・12着→4・14・15・4着・不出走
 13着 セレスハント 14・不・10・不・13着
 15着 ティアップワイルド5・9・不・15着


2013年
 3着 セイクリムズン58kgカペラS9着 →兵庫GT5着→フェブラリーS4着
 6着 セイクリムズン57kgカペラS5着 →兵庫GT2着→フェブラリーS15着
 1着 セイクリムズン57kg霜月S1着  →カペラS1着→フェブラリーS14着
 7着 セイクリムズン55kg1600万下1着 →ジャニュアリ3着→ポラリスS4着
                 リピーター:7・1・6・3着→不・14・15・4着

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 6着 テスタマッタ   3・6着   →1・7着
 8着 ケイアイテンジン 13・不・不・8着→4着・不・不・不出走
 9着 ダノンカモン   5・9着   →4・8着
 11着 タイセイレジェンド4・11着  →不・14着
 12着 ダイショウジェット3・11・12着 →11・不・不出走
 13着 ヒラボクワイルド 12・13着  →11・不出走


2012年
1~3着のリピーター該当馬なし

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
 5着 ダノンカモン   2・5着 →4着・14着
 6着 セイクリムズン  2・1・6着→4・14・15着
 9着 ティアップワイルド5・9着
 10着 セレスハント   14・不・10着
 11着 ダイショウジェット3・11着 →11着・不出走
 12着 ヒラボクワイルド 12着   →11着


2011年
 1着 セイクリムズン57kg 霜月S 1着→カペラS  1着→フェブラリーS14着
 7着 セイクリムズン55kg 1600万下1着→ジャニュアリ3着→ポラリスS4着
                   リピーター:7・1着→不・14着

【4着以下のリピーター】根岸S成績  → 同年のフェブラリーS成績
6着 ワンダーポデリオ 5・6着
 9着 ビクトリーテツニー6・8・9着
 12着 ダイワディライト 12・12着
 15着 アグネスジェダイ 13・不・不・不・不・15着
 16着 スリーアベニュー 11・不・16着

 リピーターとして11年間で8回上位入賞を果たしていますが、下記に示したように、前回の出走と比較して斤量の増減は不問にしてもいいようです。

 ワンダーリーデル  57kg →56kg 斤量減で 8着→2着
 コパノキッキング  56kg →58kg 斤量増で 1着→2着
 カフジテイク    56kg →57kg 斤量増で 1着→3着
 グレープブランデー 58kg →58kg 同斤量で 10着→3着
 アドマイヤロイヤル 57kg →56kg 斤量減で 5着→3着
 シルクフォーチュン 57kg →56kg 斤量減で 1着→不出走→3着
 セイクリムズン   57kg →58kg 斤量増で 6着→3着
 セイクリムズン   55kg →57kg 斤量増で 7着→1着

 むしろ、臨戦過程(特に前走と前々走)に注目して能力や調子を見極め、前回と遜色ないか、伸びしろがあるかを取捨選択するかの判断材料にするべきだと思います。

 その際、忘れてはならないことがあります。リピーターの成績は、最近の2年間では連続2着ですが、11年前に唯一1着になったセイクリムズンを除き、3着が5回であり、リピーターは3着になる確率が高いということです。

 さらに、リピーターの年齢別の成績(傾向)も把握しておきたいものです。

【年齢別成績 全体・リピーター 2011年~2021年】
  4歳 2勝 2着2回(当然のことながらリピーターがいるわけありませんが、参考のため)
  5歳 4勝 2着4回(リピーター:1勝 2着1回 3着0回)
  6歳 4勝 2着2回(リピーター:0勝 2着0回 3着1回)
  7歳 1勝 2着1回(リピーター:0勝 2着0回 3着1回)
  8歳 0勝 2着2回(リピーター:0勝 2着1回 3着3回)


 今年のリピーターの出走馬は、次の4頭です。

年齢  馬   名    斤量   前々走       前 走         次 走
5歳  テイエムサウスダン57kg 武蔵野SG39着  兵庫GT G3 1着   
      2021:根岸S13着55kg 霜月S(OP) 3着   すばるS(L)1着    黒船賞G31着

6歳  ヘリオス     56kg グリーンCC(L)1着 霜月S(OP)1着   
     2021:根岸S8着56kg 室町S(OP)7着   霜月S(OP)1着     フェブラリーS 16着

7歳  タイムフライヤー  56kg スワンSG2 14着 霜月S(OP)9着     
2021年:根岸S3着57kg 武蔵野S 5着  チャンピオンG1 8着 かしわ記念G 9着

8歳  サクセスエナジー  58kg 東京盃1着      JBCスプリント7着    
    2021:根岸S12着  57kg JBCスプリント10着  兵庫GT 1着    フェブラリーS 15着


 この中から、2021年の出走当時と比べて能力が向上または維持しているか、近走の成績と臨戦過程を考慮して、昨年以上の成績を残せそうなリピーターを選んで印を打ちたいと思います。

 確率として、リピーターは3着候補として選びたいと思います。リピーターの上位入賞は実績から複数にはならないので1頭まで。根岸Sに初出走する馬たちと比較して同等以上と認められない場合は、連下以下の印も打たないのが予想の基本姿勢になります。


 では、今年の全出走馬を年齢別に並べてみます。

2022年
4歳
 出走馬なし

2022年 (馬  名)斤量   前々走       前 走      重賞成績(最格上レース)
5歳:4頭
 オーロラテソーロ 56kg 大阪スポーツ10着 りんくうS(OP)1着  ユニコーンS 12着
 スリーグランド  56kg 武蔵野SG35着  すばるS(L)3着    黒船賞G32着、
 タガノビューティー56kg 武蔵野SG36着  ギャラクシー(OP)3着 朝日杯FS4着
 テイエムサウスダン57kg 武蔵野SG39着  兵庫GT G3 1着   黒船賞G31着
   2021:根岸S13着55kg 霜月S(OP) 3着  すばるS(L)1着    昇竜S(OP)1着

6歳:4頭
 オメガレインボー 56kg 武蔵野SG33着  カペラSG33着    エルムSG32着
 ジャスティン   57kg クラスターCG34着セントウルG2(芝)16着 カペラSG31着
 トップウイナー  56kg 福島民友(L)13着  日経新春杯G2(芝)16着 プロキオンSG32着
 ヘリオス     56kg グリーンCC(L)1着 霜月S(OP)1着   
  2021:根岸S8着56kg 室町S(OP)7着   霜月S(OP)1着     フェブラリーS16着

7歳:5頭
 エアアルマス   57kg AリーフS(OP)9着 りんくうS(OP)3着   東海SG21着
 ジャスパープリンス56kg エニフS(L)1着   BCDマイル8着    国内重賞初挑戦
 ソリストサンダー 57kg 南部杯G1 3着   武蔵野S1着     かしわ記念G1 2着
 タイムフライヤー  56kg スワンSG2 14着  霜月S(OP)9着      エルムSG3 8着
  2021年:根岸S3着57kg 武蔵野S 5着   チャンピオンG1 8着   エルムSG3 1着
 モジアナフレイバー 56kg  JBCスプリント4着 ゴールドカップ(OP)2着  フェブラリーS6着

←東京大賞典3・9・9着
 レピアーウィット  57kg ポルックスS(OP)9着 師走S(L)6着     マーチSG33・1着

8歳:2頭
 サクセスエナジー  58kg 東京盃1着      JBCスプリント7着   フェブラリーS8・不・15着
  2021:根岸S12着  57kg JBCスプリント10着 兵庫GT 1着      霜月S(OP)1着
 リアンヴェリテ   56kg 武蔵野S12着 シリウスS15着 G3 10・4・15・13・7・5着

 同じ年齢同士の馬で比較して、リピーターの能力が初出走する馬たちと遜色ないかどうかを判断して印を打ちたいと思います。


5歳:4頭
  オーロラテソーロ 56kg 大阪スポーツ10着 りんくうS(OP)1着  ユニコーンS 12着
 △スリーグランド  56kg 武蔵野SG35着  すばるS(L)3着    黒船賞G32着、
 ×タガノビューティー56kg 武蔵野SG36着  ギャラクシー(OP)3着 朝日杯FS4着
 ×テイエムサウスダン57kg 武蔵野SG39着  兵庫GT G3 1着   黒船賞G31着 2021:根岸S13着
 

6歳:4頭
 ▲オメガレインボー 56kg 武蔵野SG33着  カペラSG33着    エルムSG32着
 △ジャスティン   57kg クラスターCG34着セントウルG2(芝)16着 カペラSG31着
  トップウイナー  56kg 福島民友(L)13着  日経新春杯G2(芝)16着 プロキオンSG32着
 ○ヘリオス     56kg グリーンCC(L)1着 霜月S(OP)1着   2021:根岸S8着

7歳:5頭
  エアアルマス   57kg AリーフS(OP)9着 りんくうS(OP)3着   東海SG21着
  ジャスパープリンス56kg エニフS(L)1着   BCDマイル8着     国内重賞初挑戦
 ◎ソリストサンダー 57kg 南部杯G1 3着   武蔵野S1着       かしわ記念G1 2着
  タイムフライヤー  56kg スワンSG2 14着  霜月S(OP)9着   エルムSG3 8着 2021年:根岸S3着
 ×モジアナフレイバー 56kg  JBCスプリント4着 ゴールドカップ(OP)2着 フェブラリーS6着
  レピアーウィット  57kg ポルックスS(OP)9着 師走S(L)6着    マーチSG33・1着

8歳:2頭
 △サクセスエナジー  58kg 東京盃1着   JBCスプリント7着 フェブラリーS8・不・15着 2021:根岸S12着
  リアンヴェリテ   56kg 武蔵野S12着 シリウスS15着 G3 10・4・15・13・7・5着

 年齢別に比較するとリピーター4頭中3頭に○△×の印がついてしまいました。ここから1頭だけに絞るとすると6歳のヘリオスを残すことになります。その理由は、レースの格にとらわれず、近走で連勝した馬が上位に入着することが根岸Sでは散見されるからです。

 改めて予想をまとめると、

 1. オーロラテソーロ 56kg 大阪スポーツ10着 りんくうS(OP)1着  ユニコーンS 12着
 2. レピアーウィット  57kg ポルックスS(OP)9着 師走S(L)6着  マーチSG33・1着
 3.×モジアナフレイバー 56kg  JBCスプリント4着 ゴールドカップ(OP)2着  フェブラリーS6着
 4.△スリーグランド  56kg 武蔵野SG35着  すばるS(L)3着    黒船賞G32着、
 5.▲オメガレインボー 56kg 武蔵野SG33着  カペラSG33着    エルムSG32着
 6.△ジャスティン   57kg クラスターCG34着セントウルG2(芝)16着 カペラSG31着
 7.○ヘリオス     56kg グリーンCC(L)1着 霜月S(OP)1着   2021:根岸S8着
 8.×タガノビューティー56kg 武蔵野SG36着  ギャラクシー(OP)3着 朝日杯FS4着
 9.◎ソリストサンダー 57kg 南部杯G1 3着   武蔵野S1着       かしわ記念G1 2着
 10. リアンヴェリテ   56kg 武蔵野S12着 シリウスS15着 G3 10・4・15・13・7・5着
 11.×テイエムサウスダン57kg 武蔵野SG39着 兵庫GT G3 1着 黒船賞G31着 2021:根岸S13着
 12. タイムフライヤー  56kg スワンSG2 14着  霜月S(OP)9着 エルムSG3 8着 2021年:根岸S3着
 13.△サクセスエナジー  58kg 東京盃1着  JBCスプリント7着 フェブラリーS8・不・15着 2021:根岸S12着
 14. トップウイナー  56kg 福島民友(L)13着  日経新春杯G2(芝)16着 プロキオンSG32着
 15.ジャスパープリンス56kg エニフS(L)1着   BCDマイル8着     国内重賞初挑戦
 16.エアアルマス   57kg AリーフS(OP)9着 りんくうS(OP)3着   東海SG21着
 

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。




※ 参考資料

【根岸Sの成績 2011年~2021年】

2021年:16頭
1着 レッドルゼル   カペラS2着  →当該レース→フェブラリーS4着
2着 ワンダーリーデル 武蔵野S2着  →当該レース→フェブラリーS3着
リピーター:5・8・2着→9・4・3着
 3着 タイムフライヤー チャンピオン8着→当該レース→かしわ記念9着

 他のリピーター
 5着 ブルベアイリーデ 9・5着
 6着 ヤマニンアンプリメ7・不・6着→不・不・10着

 他の次走フェブラリーS
 4着 アルクトス    →9着
 6着 ヤマニンアンプリメ→10着
 8着 ヘリオス     →16着
 11着 スマートダンディー→12着
 12着 サクセスエナジー →15着

2020年:16頭
1着 モズアスコット  マイルCS14着→当該レース→フェブラリーS1着
2着 コパノキッキング カペラS 1着→当該レース→東京S5着
リピーター:1・2着  →5着・不出走
 3着 スマートアヴァロンすばるS  3着→当該レース→プロキオンS11着

 他のリピーター
 7着 ノボバカラ   16・10・6・7着→ 不・13・12着・不出走
 8着 ワンダーリーデル5・8着   →9・4着
10着 カフジテイク  1・3・不・10着→3着・不・不・不

 他の次走フェブラリーS
 5着 ワイドファラオ→12着
8着 ワンダーリーデル→4着
 11着 ミッキーワイルド→16着

2019年:16頭
1着 コパノキッキング カペラS1着   →当該レース→フェブラリーS5着
2着 ユノライト    ギャラクシーS2着→当該レース→フェブラリーS3着
 3着 クイーンズサターン師走S3着    →当該レース→フェブラリーS11着

 他のリピーター
 4着 モーニン    1・不・不・4着→1・12・不・4着
6着 ノボバカラ   16・10・6着 → 不・13・12着
8着 サンライズノヴァ2・8着  →4・7着
 12着 ラブバレット  10・9・12着

 他の次走フェブラリーS
 5着 ワンダーリーデル  →9着
6着 ノボバカラ     →12着
 8着 サンライズノヴァ  →7着

2018年:13頭
1着 ノンコノユメ   チャンピオン9着→当該レース→フェブラリーS1着
2着 サンライズノヴァ 師走S   2着→当該レース→フェブラリーS4着
3着 カフジテイク   チャンピオン7着→当該レース→ながつきS5着
リピーター:1・3着

 他のリピーター
 6着 キングズガード 4・6着→11・6着
 7着 モンドグラッセ 6・7着
 9着 ラブバレット  10・9着
 10着 ノボバカラ   16・10着→ 不・13着

 他の次走フェブラリーS
 15着 メイショウウタゲ  →14着
 6着 キングズガード   →6着

2017年:16頭
1着 カフジテイク   チャンピオン4着→当該レース→フェブラリーS3着
2着 ベストウォーリア JBCスプリント2着→当該レース→フェブラリーS2着
 3着 エイシンバッケン ファイナルS  2着→当該レース→フェブラリーS4着

 他のリピーター
 7着 ブライトライン   4・不・不・7着→5・不・不・10着
 9着 キョウエイアシュラ 11・9着
 13着 グレープブランデー 10・3・13着→4・11・不出走
 14着 タールタン     2・14着

 他の次走フェブラリーS
 4着 キングズガード   →11着
5着 ニシケンモノノフ →5着
 7着 ブライトライン  →10着
 13着 グレープブランデー→10・3・13着→→4・11・不出走

2016年:16頭
1着 モーニン      武蔵野S  3着→当該レース→フェブラリーS1着
2着 タールタン     ファイナルS1着→当該レース→黒船賞3着
 3着 グレープブランデー チャンピオン8着→当該レース→フェブラリーS11着
リピーター:10・3着→→4・11着
 他のリピーター
 7着 レーザーバレット  6・7着
 8着 マルカフリート   7・8着
 9着 アドマイヤサガス  10・不・9着
11着 キョウエイアシュラ 9・11着
 12着 アドマイヤロイヤル 5・3・12着 →14・12着・不出走
 13着 サトノタイガー   13・13着   →16着・不出走

 他の次走フェブラリーS
 4着 タガノトネール →6着
 8着 マルカフリート   7・8着→不・14着
 12着 アドマイヤロイヤル 5・3・12着 →14・12着・不出走
13着 サトノタイガー   13・13着   →16着・不出走

2015年:16頭
1着 エアハリファ    武蔵野S  2着→当該レース→プロキオンS 14着
2着 ワイドバッハ    チャンピオン6着→当該レース→フェブラリーS6着
 3着 アドマイヤロイヤル 武蔵野S  14着→当該レース→フェブラリーS12着
                リピーター:5・3 →14・12着
 他のリピーター
 4着 ゴールスキー    1・4着   →10着・不出走
 11着 ジョーメテオ    6・11着
 16着 シルクフォーチュン 3・不・16着   →2・15・15着

 他の次走フェブラリーS
 4着 キョウワダッフィー →13着
 10着 グレープブランデー →4着
13着 サトノタイガー   →16着
 16着 シルクフォーチュン →15着

2014年:16頭
1着 ゴールスキー   武蔵野S4着→当該レース→フェブラリーS10着
2着 ノーザンリバー  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS4着
 3着 シルクフォーチュンカペラS3着→当該レース→フェブラリーS15着
              リピーター:1・不・3着→2・5・15着

 他のリピーター
 7着 テスタマッタ    3・6・7着   →1・7・不出走
 9着 ダノンカモン    5・9・9着   →4・8・7着
 12着 セイクリムズン   2・1・6・3・12着 →4・14・15・4着・不出走
13着 セレスハント    14・不・10・不・13着
 15着 ティアップワイルド 5・9・不・15着

 他の次走フェブラリーS
 4着 ブライトライン  →5着
 5着 アドマイヤロイヤル→14着
 8着 ドリームバレンチノ→9着
 9着 ダノンカモン   →7着

2013年:16頭
1着 メイショウマシュウ ギャラクシー3着→当該レース→(休養10カ月)武蔵野S12着
2着 ガンジス      ギャラクシー1着→当該レース→フェブラリーS10着
 3着 セイクリムズン   兵庫GT5着  →当該レース→フェブラリーS4着
                 リピーター:7・1・6・3着  →不・14・15・4着
 他のリピーター
 6着 テスタマッタ    3・6着   →1・7着
8着 ケイアイテンジン  13・不・不・8着→4着・不・不・不出走
 9着 ダノンカモン    5・9着   →4・8着
 11着 タイセイレジェンド 4・11着  →不・14着
 12着 ダイショウジェット 3・11・12着 →11・不・不出走
 13着 ヒラボクワイルド  12・13着  →11・不出走
 他の次走フェブラリーS
 6着 テスタマッタ   →7着
 9着 ダノンカモン   →8着
 11着 タイセイレジェンド→14着
 

2012年:16頭
1着 シルクフォーチュン ギャラクシー3着→当該レース→フェブラリーS2着
2着 トウショウカズン  大和S   1着→当該レース→フェブラリーS13着
 3着 テスタマッタ    東京大賞典 3着→当該レース→フェブラリーS1着

 他のリピーター
 5着 ダノンカモン  2・5着 →4着・14着
6着 セイクリムズン 2・1・6着 →4・14・15着
9着 ティアップワイルド 5・9着
10着 セレスハント    14・不・10着
11着 ダイショウジェット 3・11着 →11着・不出走
12着 ヒラボクワイルド  12着  →11着

 他の次走フェブラリーS
 5着 ダノンカモン →4着
 6着 セイクリムズン→15着
 14着 エーシントップ→16着

2011年:16頭
1着 セイクリムズン  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS14着
             リピーター:2・1着 →4・14着
2着 ダノンカモン   大和S 1着→当該レース→フェブラリーS4着
 3着 ダイショウジェット師走S 9着→当該レース→フェブラリーS11着

 他のリピーター
 6着 ワンダーポデリオ  5・6着
 9着 ビクトリーテツニー 6・8・9着
 12着 ダイワディライト  12・12着
 15着 アグネスジェダイ  13・不・不・不・不・15着
 16着 スリーアベニュー  11・不・16着

 他の次走フェブラリーS
  該当馬なし

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 ビター ティー 2021年2月20日() 08:27
G1フェブラリーSは、前哨戦G3『根岸ステークス』からの出...
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 いよいよ中央初のG1が開催されます。

根岸ステークス組はかなり本気でG1出走を狙う初のG1挑戦組とG1経験のある再挑戦組、そしてG1連覇を狙う馬たちがぶつかり合う場であり、目標となるのはフェブラリーS G1であることが明白な馬たちの戦いの場である・・・と書かせていただきました。

ですから、前走『根岸ステークス』から出走してくる馬たちの上位入賞の可能性を検討しつつ予想を進めたいと思います。

 過去10年間の根岸ステークスの上位入賞馬のフェブラリーSの成績(または次走の成績)を列挙してみます。

根岸ステークス→次走の下に示した「各グレードでの成績」は、フェブラリーSに出走した時までの成績です。

2020年
1着 モズアスコット   →フェブラリーS1着
 G3 1着・2着、G2 2着2回・4着・6着・7着、G1 1着・6着・7着・13着・14着
2着 コパノキッキング  →東京スプリント5着
 G3 1着2回・2着2回・3着、G2 1着・2着、G1 2着・5着
3着 スマートアヴァロン →プロキオンS11着
 OP3着、G33着

2019年
1着 コパノキッキング  →フェブラリーS5着
 G3 1着2回
2着 ユノライト     →フェブラリーS3着→引退
 G3 2着・4着・5着
3着 クインズサターン  →フェブラリーS11着
 G3 2着2回・3着3回・9着・10着、G2 着、G1 着

2018年
1着 ノンコノユメ    →フェブラリーS1着
 G3 1着3回、G2 着、G1 1着・2着2回・4着2回・6着・7着
2着 サンライズノヴァ  →フェブラリーS4着
 G3 1着・2着・12着、G2 着、G1 6着
3着 カフジテイク    →休養
 G3 2着・3着2回・5着・7着、G2 5着、G1 3着・4着・7着

2017年
1着 カフジテイク    →フェブラリーS3着
 G3 1着・3着・7着、G1 4着
2着 ベストウォーリア  →フェブラリーS2着
 G3 1着2回・2着・3着2回・7着、G2 2着2回、G1 1着2回・2着3回・3着3回・4着・5着2回・13着
3着 エーシンバッケン  →フェブラリーS4着
 OP2着、G3 3着

2016年
1着 モーニン      →フェブラリーS1着
 G3 1着・3着 
2着 タールタン     →黒船賞3着
 OP1着、G3 2着・5着
3着 グレープブランデー →フェブラリーS 4着
 G3 2着3回・3着3回・4着・5着2回・6着・8着・10着、G2 1着・5着・8着、G1 1着2回・4着・5着・8着・9着・11着

2015年
1着 エアハリファ    →プロキオンS14着→引退
 G3 1着・2着・6着、G2 着、G1 着
2着 ワイドバッハ    →フェブラリーS6着
 G3 1着・2着・5着・7着・13着、G2 着、G1 6着
3着 アドマイヤロイヤル →フェブラリーS 12着
 G3 1着・2着2回・3着2回・4着・8着・15着、G2 着、G1 3着・5着

2014年
1着 ゴールスキー    →着フェブラリーS 10着
 G3 1着・3着・4着・5着3回・9着・11着、G2 5着・15着、G1 3着
2着 ノーザンリバー   →フェブラリーS 4着
 G3 1着2回・2着・3着、G1 15着・17着
3着 シルクフォーチュン →フェブラリーS 15着
 G3 1着2回・3着・4着・5着2回・7着・9着・11着、G2 5着、G1 2着・3着・5着・6着・9着・13着
 
2013年
1着 メイショウマシュウ →不出走
 1600下 1着、OP 3着、G3 1着
2着 ガンジス      →フェブラリーS10着
 G3 2着2回
3着 セイクリムズン   →フェブラリーS4着
 G3 1着6回・2着・3着5着、G2 1着・3着・4着、G1 2着2回・14着

2012年
1着 シルクフォーチュン →フェブラリーS2着
 G3 1着2回・4着・7着・9着、G1 3着
2着 トウショウカズン  →フェブラリーS 13着
 OP1着、G3 2着 
3着 テスタマッタ    →フェブラリーS1着
 G3 1着・3着・7着・11着、G2 3着、4着2回、G1 1着・2着・3着2回・6着2回・12着

2011年
1着 セイクリムズン   →フェブラリーS14着
 G3 1着2回
2着 ダノンカモン    →フェブラリーS4着
 OP 1着、G3 2着
3着 ダイショウジェット →フェブラリーS11着
 G3 3着

10年間の上位入賞馬30頭の内、フェブラリーSで複勝圏内に来た馬は8頭(26.7%)です。

ただし、G3勝ちがある場合は18頭中7頭(38.8%)に若干跳ね上がります。

【前走根岸ステークスのフェブラリーS成績】

1着 4頭(G3勝ちも4頭) 根岸S1着から3頭、3着から1頭

2着 2頭(G3勝ちも2頭) 根岸S1着から1頭、2着から1頭

3着 2頭(G3勝ちは1頭) 根岸S1着から1頭、2着から1頭


 根岸ステークスからの複勝圏8頭は、前走レース別の上位入賞(1~3着)頭数で最多です。勝馬4頭も最多であることを忘れてはなりません。

【前走レース別上位入賞数】
 根岸ステークス  1着4頭、2着2頭、3着2頭、合計8頭
 チャンピオンズC  1着2頭、2着3頭、3着2頭、合計7頭
 東京大賞典    1着0頭、2着2頭、3着3頭、合計5頭
 東海ステークス  1着3頭、2着1頭、3着1頭、合計5頭
 川崎記念     1着0頭、2着2頭、3着1頭、合計3頭
 武蔵野ステークス 1着0頭、2着0頭、3着1頭、合計1頭
 フェアウエルOP  1着0頭、2着0頭、3着1頭、合計1頭

 ただし、根岸ステークスで4着以下の馬が複勝圏に入るのは、まずあり得ないようです。ですから、アルクトスは危険な人気馬と考えます。根岸ステークス組に印を打つとすれば・・・

 ×6.アルクトス
 △7.ワンダーリーデル
 ◎16. レッドルゼル

 こんな感じになります。

 東海ステークス組からは、データ上、1着のオーヴェルニュのみに印を打つことになります。

 チャンピオンズC組は、着順の如何によらず4頭全てに印を打たなければなりません。

 最後に、川崎記念からのミューチャリーは大穴として残すか、切ることになります。

 最終的には

◎16 レッドルゼル 
○9 サンライズノヴァ
▲3 カフェファラオ
△7.ワンダーリーデル
△1.エアアルマス
△10.エアスピネル
×6.アルクトス

 ヒモ穴に
注2.インティ
注15.ミューチャリー

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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2014年2月2日根岸ステークス G312着
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2014年2月2日 根岸ステークス G3 12着
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