テイエムサウスダン(競走馬)

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テイエムサウスダン
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テイエムサウスダン
写真一覧
抹消  鹿毛 2017年1月21日生
調教師蛯名正義(美浦)
馬主竹園 正繼
生産者グランド牧場
生産地新ひだか町
戦績28戦[9-3-2-14]
総賞金15,309万円
収得賞金13,510万円
英字表記T M South Dan
血統 サウスヴィグラス
血統 ][ 産駒 ]
End Sweep
Darkest Star
ムービングアウト
血統 ][ 産駒 ]
Langfuhr
ルネッサンスファウンド
兄弟 オマツリマンボヴィグラスムーヴ
市場価格1,728万円(2018北海道サマーセール)
前走 2023/11/23 浦和記念 G2
次走予定

テイエムサウスダンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/11/23 浦和 11 浦和記念 G2 ダ2000 12--------8** 牡6 56.0 柴山雄一蛯名正義 542
(--)
2.11.0 4.4----ディクテオン
23/09/20 浦和 11 オーバルスプ G3 ダ1400 10--------8** 牡6 56.0 内田博幸蛯名正義 539
(--)
1.27.4 1.7----ドライスタウト
23/05/31 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 10--------9** 牡6 56.0 岩田康誠蛯名正義 537
(--)
1.28.1 2.8----イグナイター
23/05/02 名古 11 かきつばた記 G3 ダ1500 12--------9** 牡6 61.0 岩田康誠蛯名正義 547
(--)
1.35.5 4.4----ウィルソンテソーロ
23/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1651029.5814** 牡6 58.0 C.ルメー蛯名正義 544
(-6)
1.38.1 2.538.5⑧⑧レモンポップ
23/01/29 東京 11 根岸S G3 ダ1400 16487.9314** 牡6 57.0 C.ルメー蛯名正義 550
(-6)
1.24.9 2.438.0レモンポップ
22/11/03 盛岡 11 JBCスプリ G1 ダ1200 14--------7** 牡5 57.0 岩田康誠蛯名正義 556
(--)
1.10.1 1.0----ダンシングプリンス
22/10/05 大井 11 東京盃 G2 ダ1200 8--------2** 牡5 56.0 岩田康誠蛯名正義 555
(--)
1.10.8 0.2----レッドルゼル
22/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 14--------3** 牡5 57.0 岩田康誠飯田雄三 541
(--)
1.39.9 1.0----ショウナンナデシコ
22/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 168158.952** 牡5 57.0 岩田康誠飯田雄三 546
(-8)
1.34.2 0.435.0カフェファラオ
22/01/30 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1661111.561** 牡5 57.0 岩田康誠飯田雄三 554
(+10)
1.23.1 -0.235.8⑧⑦ヘリオス
21/12/22 園田 7 兵庫GT G3 ダ1400 11--------1** 牡4 58.0 岩田康誠飯田雄三 544
(--)
1.27.0 -0.2----ラプタス
21/11/13 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 162417.999** 牡4 57.0 岩田康誠飯田雄三 544
(+8)
1.35.9 0.937.2⑤⑤ソリストサンダー
21/09/23 浦和 11 オーバルスプ G3 ダ1400 12--------1** 牡4 55.0 岩田康誠飯田雄三 536
(--)
1.24.6 -0.4----ティーズダンク
21/05/03 名古 11 かきつばた記 G3 ダ1400 12--------2** 牡4 57.5 福永祐一飯田雄三 539
(--)
1.25.8 0.6----ラプタス
21/03/16 高知 3 黒船賞 G3 ダ1400 12--------1** 牡4 56.0 岩田康誠飯田雄三 543
(--)
1.27.6 -1.6----スリーグランド
21/01/31 東京 11 根岸S G3 ダ1400 1661210.2413** 牡4 55.0 石橋脩飯田雄三 546
(+2)
1.23.4 1.136.8④④レッドルゼル
21/01/11 中京 11 すばるS (L) ダ1400 16477.951** 牡4 56.0 浜中俊飯田雄三 544
(-2)
1.23.4 -0.336.5④④アヴァンティスト
20/11/22 東京 11 霜月S OP ダ1400 162344.1133** 牡3 55.0 丸山元気飯田雄三 546
(+26)
1.23.2 0.436.7ヘリオス
20/06/13 阪神 11 天保山S OP ダ1400 168157.8414** 牡3 53.0 M.デムー飯田雄三 520
(+2)
1.24.7 2.438.5⑤⑦サヴィ

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テイエムサウスダンの関連ニュース

フェブラリーSは東京ダート1600mで施行されるG1。

昨年は3連単153万馬券の大荒れで、勝ち馬ペプチドナイルは今年も参戦する。伏兵扱いから一転、人気の一角として連覇なるか。

過去10年、逃げた馬の成績は[1-1-0-8]。馬券内に粘った馬は19年1番人気1着インティと22年5番人気2着テイエムサウスダン

インティの前半3ハロン35秒8は対象期間中最も遅く、前々での決着。テイエムサウスダンの年は道悪で、前有利の傾向が強かった。全体の脚質成績は後方勢が健闘している。

▼脚質別成績
逃げ 10.0% 20.0% 20.0%
先行 14.6% 17.1% 22.0%
中団  3.5%  14.0% 21.1%
後方  2.0%  6.0% 14.0%
※数字は左から勝率・連対率・複勝率

10年スパンで集計を取ると、大概前有利に出る脚質別成績で、中団[2-6-4-45]、後方[1-2-4-43]とよく走っている。上がり最速馬は[2-4-3-1]で複勝率90.0%。

東京ダートマイルは2コーナー奥の芝スタート、かつ3コーナーまで640mと長く、ペースアップしやすい。突っ込んだ流れになると、最後の長い直線で先行馬が失速し、控えた馬が浮上する。

昨年はフェブラリーSの傾向を踏襲するように、前半4ハロン45秒6と芝並のハイラップが踏まれた。スプリントから臨戦のドンフランキーが、外枠から主張したのも大きかった。

こうなると、やはり前の組は苦しく、2着馬ガイアフォースが初角8番手、以下3~7着馬は初角2桁位置を通過していた。

そんななか、勝ち馬ペプチドナイルだけ、道中4番手を追走し、2着に1馬身1/4差をつけた。11番人気だったが、恵まれたわけでもなく、むしろ強い競馬ととれる。

これ以上に速い年はあるのかと思い、過去を遡ってみると、前半4ハロン45秒6より速い年が2回あった。

45秒3の00年は1着ウイングアローが初角16番手で、最後方にいた。2、3着馬も初角2桁位置を追走している。同じく45秒3の06年は1着カネヒキリが初角10番手、先行していた2着以下に3馬身差をつけた。

この事例をふまえると、ペプチドナイルの先行抜け出しは、ちょっと異例に映る。

今年はドンフランキーと反対に、サンデーファンデーミトノオーウィリアムバローズなど、中距離を主戦場にする逃げ馬が多いものの、挙げた3頭には重賞に逃げ切り勝ちがあり、ハナに行けるなら行きたいはずで、そこそこ流れるとみたい。

人気馬とオッズを見ると、エンペラーワケアコスタノヴァ、距離短縮で参戦するミッキーファイトサンライズジパングなど、ダートマイルの一線級と初対決の馬に人気が分散され、ペプチドナイルはそこそこつきそう。

ペプチドナイル。G1勝ち後3戦に勝ち鞍はないが、かしわ記念3着は道悪、マイルチャンピオンシップ2着は0秒1差の勝ち馬がレモンポップ、前走はチャンピオンズCでも5着と頑張った。力落ちは感じられず、得意のタフな馬場とペースで。馬券は◎の単複。

【根岸S2025】血統アナリシス Storm Catとフォーティナイナーの血筋が有力、Kingmambo直系にも勢いあり 2025年2月1日() 12:00

2022年にはテイエムサウスダンが勝ち、2002~2003年に2連覇を果たしたサウスヴィグラスとの父仔制覇を達成。2010年グロリアスノア、2017年カフジテイク(以上、父プリサイスエンド)、2004年シャドウスケイプ(父フォーティナイナー)、2018年ノンコノユメ(父トワイニング)など、過去の勝ち馬にはサウスヴィグラスと同じフォーティナイナーの直系が多い。

ほか、Storm Catの血を引く馬も毎年上位争いを繰り広げており、勝ち馬では2015年エアハリファ、2016年モーニン、2020年モズアスコット、2021年レッドルゼル、2023年レモンポップ、2024年エンペラーワケアなどが該当する。

コスタノヴァは、父ロードカナロア×母カラフルブラッサム(母の父ハーツクライ)。同産駒は21年レッドルゼル、24年エンペラーワケアと直近4年で2勝の活躍をみせており、Kingmamboの直系が目下2連覇中であることからも注目の血筋といえるだろう。なお、本馬は父系に持つStorm Catを、2代母の父サンダーガルチ(母の父Storm Bird)を介して強調した配合も評価しやすい。欅Sのパフォーマンスも申し分なく、得意の東京で改めて。

サンライズフレイムは、父ドレフォン×母マストバイアイテム(母の父アフリート)。父はStorm Cat直系の種牡馬で、16年BCスプリントなどを制した快速タイプ。本馬は昨年の3着馬となるが、Storm CatにDeputy Minister、フジキセキなどを併せ持つ配合は、21年1着レッドルゼルを想起させる。デビューから10戦して馬券圏外のない堅実派であり、ドライスタウトの半弟という血統背景を鑑みれば、さらなる飛躍を遂げても不思議ないだろう。

スズカコテキタイは、父ディスクリートキャット×母コテキタイ(母の父サウスヴィグラス)。母の父は旧コースながら02~03年に連覇した所縁があり、種牡馬としても22年1着テイエムサウスダンを出した。一方、本馬は「父Storm Cat系×母の父フォーティナイナー系」となる組み合わせも興味深く、配合からは16年の勝ち馬モーニンを引き合いに出しやすい。父も母の父も根岸Sと相性のいい血筋なので、一考の余地はじゅうぶんにある。


【血統予想からの注目馬】
コスタノヴァ ⑤サンライズフレイム ⑯スズカコテキタイ


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【高知・黒船賞2024】山崎エリカのダートグレード攻略 穴馬候補は前年兵庫ゴールドT入着の地方馬 2024年3月25日(月) 11:45

 黒船賞は高知で行われる唯一のダートグレード競走。昨年までは年明け最初のスプリント戦だったが、今年よりかきつばた記念が2月下旬に移行し、かきつばた記念→黒船賞の順で行われる。昨年までのかきつばた記念は同年の黒船賞を0.2秒差以上で優勝した2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイターがここでも連対していることから、今後はかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝したかきつばた記念の勝ち馬が出走してきた場合には要注意だ。

 また、黒船賞は前年のJBCスプリント以来の短距離の別定戦ということもあり、かつては前年のJBCスプリントの連対馬がよく出走し、それらが活躍していた。近年はそれらが高額賞金のサウジアラビアのリヤドダートスプリントやドバイのドバイゴールデンシャヒーンに向かう傾向。

 しかし、前年のJBCスプリントの連対馬が出走してくれば当然有力。斤量58kg以下の馬に限れば、過去10年の成績は【1・2・0・0】と連対率100%となっている。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。遡れば2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 また、近年はJBCスプリントの連対馬が出走しないことにより、新興勢力がよく出走してきている。その中でも同年のダ1400mのJRAオープン特別やリステッド競走を勝利した馬が最有力で、過去10年の成績は【2・2・0・0】。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2021年のスリーグランドだ。

 さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2014年のセイクリムズン、2023年のシャマル。2着の該当馬は、2018年のキングズガード、2023年のヘリオス。3着の該当馬馬はモジアナフレイバー。遡れば2013年に前記に該当していたダイショウジェットがこのレースで2着に善戦している。

 他では同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【0・1・1・0】。2着の該当馬は2022年のヘリオス、3着の該当馬は2016年のタールタン。遡れば2012年の2着馬トウショウカズン、2013年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 その他、前年のカペラS3着以内馬かつ、前走でダ1200m~1400mに出走している馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2015年のダノンレジェンド、2着の該当馬は2020年のテーオージーニアス、3着の該当馬は2018年のブルドックボスだ。

 カペラSで3着以内でも2022年に前走でダ1600mのフェブラリーSに出走していた二シケンモノノフは1番人気で5着、2019年に前走で芝1200m戦に出走していたサイタスリーレッドは2番人気で7着と、むしろ人気を裏切る傾向があるのでご注意を!!

 最後に穴馬候補を紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬だ。2018年に9番人気で1着のエイシンヴァラー、2022年に3番人気で1着、2023年に2番人気で3着のイグナイター、2015年に5番人気で3着のタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。また、前記3頭とも園田所属馬という共通項があった。

 2018年のエイシンヴァラーは、第1回(1998年)のリバーセキトバ以来の地方馬の優勝だったが、近年は地方馬が底上げしており、該当馬が出走していた場合には、積極的に相手候補に加えたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかきつばた記念を0.2秒差以上で優勝した馬。
 ・今回が斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・同年のダ1400mのJRAオープン特別、リステッド競走を勝利した馬。
 ・前年のイルCS南部杯の3着以内馬。
 ・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内の馬。
 ・前走でダ1200m~1400mに出走している、前年のカペラSで3着以内馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走でダ1200m~1400m以外に出走していた、前年のカペラS3着以内馬。

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【山崎エリカのダートグレード攻略】~かきつばた記念2024~ 2024年2月28日(水) 13:00

 かきつばた記念はゴールデンウィーク恒例のダートグレード競走として行われていたが、ダート競走の体系整備に伴い、時期を2月下旬に移して行われる。また第1回の1999年から2016年までは別定戦で施行されていたが、2017年に負担重量がハンデキャップから別定に変更され、2021年には競馬場の移設により、距離も1400mから1500mに変更されている。こうした実施条件の変更も考慮の上で、過去10年を振り返り、攻略していく。

 まず2017年に別定戦になるまでは、2009年のスマートファルコン、2011年のミリオンディスク、2010年のスーニ、2012年のセイクリムズンなど、前年のJBCスプリントの連対馬が出走することが多く、それらがここでも連対していた。しかし、近年はハンデを背負わされることを嫌って、それらが出走する機会がめっきりと減っている。

 また過去1年以内にダートグレードで2勝以上していた馬がここに出走してくる機会も減ったが、出走してくれば有力である。それらの過去10年の成績は【0・1・2・0】。2着の該当馬は2014年のノーザンリバー、3着の該当馬は2015年のメイショウコロンボと2016年のレーザーバレットである。また2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 さらに2021年に距離が1500mに変更されてから、直線距離が長くなった影響もあり、かつてほど逃げ切りが決まっていない。それでも前目でレースを進める馬はシンプルに強く、前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープンやリステッド競走で3角2番手以内だった馬は活躍している。

 それらの過去10年の成績は【3・1・2・0】。1着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2020年のラプタス、2021年のブリッツファング。2着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、2022年のラプタス、2023年のヘリオスである。

 またこのレースは2017度より中央の出走枠がひと枠増え、5頭出走できるようになった。これにより中央の新興勢力が出走してくる機会がとても増え、近2走以内に中央の3勝クラスかオープン、リステッド競走で勝利実績がある馬が活躍している。

 それらの過去10年の成績は【5・2・2・1】。1着の該当馬は、2015年のコーリンベリー、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2021年のラプタス、2023年のウィルソンテソーロ。2着の該当馬は、2016年のブルドッグボス、2019年のヤマニンアンプリメ。3着の該当馬は、2017年のショコラブラン、2021年のベルダーイメル

 唯一の4着以下馬は、2017年のドリームキラリ(6着)で、同馬は前走の名古屋大賞典で3.6秒差の6着に敗れていた。一方、3着以内だった全ての馬は、前走で着差1.0秒差以内だった。このことから近2走以内に中央の3勝クラスかオープン、リステッド競走で勝利実績かつ、前走着差1.0秒差以内なら、かなり有力と言える。

 その他、同距離の同年の黒船賞を優勝した馬も活躍しており、過去10年の成績は【3・0・0・1】。1着の該当馬は、2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイター。遡れば2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当している。

 唯一の4着以下馬は、2017年の園田の所属馬エイシンヴァラーだが、7番人気で4着と人気以上の走りを見せている。ただし、今年は黒船賞よりもかきつばた記念のほうが先に行われるようになったことから、前回の1400mのダートグレード競走である兵庫ゴールドトロフィーの優勝馬を有力視したい。

 あとはトライアルレースである東海桜花賞の優勝馬も活躍。前走の東海桜花賞を0.9秒差以上で勝利した馬に限れば、過去10年の成績は【1・0・2・0】である。1着の該当馬は2017年のトウケイタイガー、3着の該当馬は2013年のサイモンロードと2020年のドリームドルチェである。ハンデ戦になった2017年早々、ハンデ52kgのトウケイタイガーが逃げ切ったように、中央馬と比べて軽ハンデで出走できる前記該当馬の一発は警戒したい。

 最後に穴パターン馬を紹介しよう。2014年に6番人気で優勝したタガノジンガロのように、前走で中距離戦に出走していた馬だ。同馬はデビューから1700m以上の中距離戦を使われていたが、4走前に初めての1400m戦(準オープン)で3着に好走したことがきっかけで、ここに矛先を向けた馬だった。また2017年に4番人気で2着と好走したタムロミラクルも、前走のアンタレスS(1800m)で8着からの巻き返しである。

 ただし、前記2頭は中距離のダートグレードで4着以内の実績があった馬。短距離路線は中距離路線よりもレベルが低いために浮上したようなもの。ダートグレードでも上位レベルの実績がないと、過大評価は禁物だろう。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内にダートグレードで2勝以上した馬。
 ・前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープン・リステッド競走に出走し、3角2番手以内だった馬。
 ・近2走以内に中央の3勝クラスかオープン、リステッド競走で勝利実績がある馬(前走で着差1.0秒差以内が条件)。
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーを優勝した馬。
 ・前走の東海桜花賞に出走し、0.9秒差以上で勝利した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦に出走していた馬。
  (中距離のダートグレードで4着以内の実績があることが条件)

(山崎エリカ)

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】フェブラリーS2024 5年に1度ペースが緩む?ドンフランキーと池添騎手に注目! 2024年2月17日() 17:00

フェブラリーSは東京ダート1600mで施行されるG1。

昨年の勝ち馬レモンポップなど、超一線級は賞金の高いサウジアラビアへ遠征。根岸Sを勝ったエンペラーワケアは休養に入り、東海S2着のオメガギネスも一時は除外かと思われた。
チャンスありと見てか、短距離・中距離を走っていた馬に加え、芝や地方からの参戦も複数あり、彩り豊かな組み合わせに。週明けから目移りが止まらないものの、どれだけ頭を悩ませても勝つのは1頭。過去データ10年のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【1-1-0-8】。内訳は2019年1番人気1着インティ、2022年5番人気2着テイエムサウスダン

インティの年は前半3ハロン35秒8と最も遅く、このペースだと控えた馬はかなり苦しい。2着・3着の馬は道中6番手あたり、前々での決着。
テイエムサウスダンの年は前半3ハロン34秒5も、重発表の高速馬場を考えると極端に速いわけではなく、初角4番手以内の着内独占。インティはペース、テイエムサウスダンは馬場の恩恵を受けている。

各年の前半3ハロンをみたい。

2023年 12.3 - 10.9 - 11.4(良)
2022年 12.2 - 11.0 - 11.3(重)
2021年 12.5 - 10.8 - 11.4(良)
2020年 12.5 - 10.9 - 11.2(良)
2019年 12.4 - 11.5 - 11.9(良)

2018年 12.2 - 10.7 - 11.2(良)
2017年 12.1 - 10.5 - 11.4(良)
2016年 12.2 - 10.8 - 11.1(重)
2015年 12.3 - 10.6 - 11.4(良)
2014年 12.4 - 11.3 - 11.8(良)

概ね前半3ハロン34秒台中盤までに収まり、35秒台に乗った年は前述の2019年と2014年しかない。2014年は1着・初角2番手(16番人気)、2着・初角5番手(2番人気)、3着馬は4角11番手から上がり最速で追い込んだが、1番人気だった。当然、前につけた馬が利を得ている。
5年に一度は緩むから今年も……、などとオカルトめいたことを言いたいわけではなく、むしろ5年に一度程度しか緩まないのだから、流れやすいレイアウトだと判断できる。

東京ダート1600mのスタートは、2コーナーの奥。150mほど芝を走り、ダートへ進入する。芝とダートとの境目は斜線のため、外枠の馬は若干芝を長く走れる。
3コーナーまでは640mとかなり長い。また、前半2ハロンは下りなので、前述した各年3ハロンのとおり、2ハロン目は10秒台が刻まれやすい。続く3ハロン目を見ると、前残りの2014年と2019年だけ極端に遅く、隊列決定がスムーズだったと見てとれる。
コーナー手前に上りがあり、下りながらのコーナリングは息を入れづらく、スタミナも必要。最後の直線は501mと、末脚を十分に活かせるため、上がり最速馬は複勝率90.9%と健闘している。

逃げ候補筆頭は、ドンフランキー。前走の東京盃のテン1ハロンは11秒9。今回と同じく、芝スタートのプロキオンS(中京ダート1400m)でも、テン1ハロン12秒0を踏み、ハナに立っている。これは対象期間中のフェブラリーSよりも速い。今回は2ハロン延長が鍵となり、鞍上の池添騎手も共同会見でこう言う。
「東京コースに関しては問題ないと思うのですが、マイルの距離になるので前半の進め方が大事になってくると思います」
なるべく自身に苦しいペースにしたくない、と読みとってよさそう。問題ははたしてそれが叶うのかというところ。ドゥラエレーデオメガギネスはそれほど無理はしないはず。奇策があるなら、イグナイターペプチドナイルガイアフォースあたりか。特にイグナイターは最内に加え、西村騎手なら積極的にきそうだ。
私はドンフランキーが出脚の違いで早々とハナに立ち、案外ペースが上がらず逃げ粘るシーンを度々夢想したが、ペプチドナイルイグナイターもわりと速い。う~ん、現実を見るべきなのか……。

キングズソード。どの差し馬を買うかと考えると、能力とオッズに最も乖離を感じる。言い換えればおいしく映る。2走前JBCクラシックを4馬身差で圧勝しており、前走東京大賞典は展開不向きかつ、最内枠。今回は外目の枠を引き、初マイルも気性的によさそう。岩田望来騎手の中央G1初勝利にも期待し、馬券は◎の単勝。

(文・垣本大樹)

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【東スポ杯2歳S】シャンパンマークがデビュー連勝を狙う 津曲助手は「メンバーは強くなりますが楽しみ」 2023年11月14日(火) 07:13

半兄にNHKマイルC勝ち馬シャンパンカラーを持つシャンパンマークは、新馬戦を2馬身差で快勝。危なげない立ち回りから、上がり3ハロン33秒1の切れ味で突き抜けた。8日には、美浦Wコースで重賞5勝馬テイエムサウスダンと併せ、一歩も引けを取らない走りで大物ぶりをアピール。津曲助手は「使った上積みが期待できそう。メンバーは強くなりますが、楽しみです」と自信を持って送り出す。

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テイエムサウスダンの関連コラム

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 兵庫ゴールドトロフィーは、ダートグレードでは数少ないハンデ戦。中央馬と地方馬のハンデ差が大きく、中央のトップハンデ馬は、2011年のスーニや2016年のドリームバレンチノのように、ハンデ59.5㎏を背負わされることもある。対して地方勢のハンデは軽く、同年のダートグレードで連対実績がなければ、51~54kgの軽ハンデで出走することが大半だ。

 このためこのレースは、地方勢が穴を開けることが多く、過去10年で地方馬の1着こそないが、2着5回、3着5回と好成績。2013年には6番人気のエプソムアーロンが2着と好走し、馬連1万1380円、3連単15万7590円の高配当決着になったこともある。

 それ以外でも2014年に4番人気のジョーメテオが2着、7番人気のサクラシャイニーが3着、2019年も8番人気のイルティモーネが2着、9番人気のサクラレグナムが3着と好走している。これらが人気薄で好走した地方馬の共通項は、【1】ハンデが51~53㎏だったこと、【2】近2走のどちらかで圧勝か、近2走とも連対していること。

 エプソムアーロンは前走で1.5秒差、サクラシャイニーは前々走で2.8秒差の圧勝。ジョーメテオ、イルティモーネ、サクラレグナムは近2走とも連対していた。つまり、ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対している馬が穴馬候補となる。

 逆に中央馬は前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリントの出走馬が着順に関係なく有力となっている。過去10年のこのレースでの成績は、【3・3・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2015年のレーザーバレット、2020年のサクセスエナジー、2022年のラプタス。2着の該当馬は、2015年と2016年のドリームバレンチノ、2020年のベストマッチョ。遡れば2012年の2着馬ダイショウジェットや2011年にハンデ59.5Kgを背負ってこのレースを優勝したスーニも、前記に該当している。

 さらに近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬も、過去10年のこのレースでの成績は【1・3・2・0】と有力。1着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2018年のサクセスエナジー、2021年のラプタス、2022年のシャマル。3着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。このタイプは2016年以降の出走が目立つが、遡れば2011年の優勝馬スーニもこれに該当していた。

 また前走で中央のダートグレードに出走していた、前々走でダ1400m以下の中央の古馬オープン、リステッドで勝利か、ダートグレードで連対していた馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】と勝率100%となる。1着の該当馬は、2017年のグレイスフルリープ、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2022年のシャマル。遡れば2012年の勝ち馬ティアップワイルド、2011年の2着馬セイクリムズンも前記に該当している。

 その他、それまでの実績次第でハンデを背負わされることになるので滅多に出走してこないが、前走のカペラSで連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・0・1・0】で、複勝率100%となっている。1着の該当馬は2016年のニシケンモノノフ、3着の該当馬は2016年のノボバカラだ。

 あとは園田はタフなダートで時計が掛かるため、ややテンの遅い揉まれ弱い馬が出走してくることが多々。このため余力に疑問のある前走のJBCスプリントで3着以内だった馬を除く、近2走でダートグレードか中央の古馬オープン、リステッドに出走し、4角先頭だった馬も活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・2・3・0】。

 1着の該当馬は、2014年のメイショウコロンボ、2020年のサクセスエナジー、2022年のラプタス。2着の該当馬は、2021年のラプタス。3着の該当馬は、2015年のポアゾンブラック、2016年のノボバカラ、2020年のラプタス。昨年のラプタスは4番人気で逃げ切り勝ちしているように、このタイプは人気よりも好走することが多いので、要注意だ。

 最後に一応紹介しておくと、同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬も出走してくれば有力。それらの成績は過去10年で【1・0・0・0】で、該当馬は2019年のデュープロセスのみだが、2010年にはラブミーチャンが3着、2009年にラヴェリータが3着、2008年にはスマートファルコンが1着と好走している。ダートグレードで連対実績のある3歳馬がこのレースに出走してくることは稀だが、格の高いレースを連対している3歳馬は当てになる。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリント出走馬。
 ・近5走以内に同年のダートグレードで2勝以上の馬。
 ・前走のカペラSで連対した馬。
 ・前々走で中央のオープン、リステッドで勝利かダートグレードで連対していた、前走中央のダートグレード出走馬。
 ・近2走でダートグレードか中央の古馬オープン、リステッドに出走し、4角先頭だった馬(前走でJBCスプリントに出走し、3着以内だった馬を除く)
 ・同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬。

 ●穴馬候補
 ・ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対の地方馬。


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2023年11月21日(火) 10:30 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~兵庫ジュニアグランプリ2023~
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 全日本2歳優駿の前哨戦となる兵庫ジュニアグランプリ。2歳最初のJpn・エーデルワイス賞は、過去10年で地方馬が7勝2着6回3着8回と断然優勢。JBC2歳優駿も地方馬が3勝2着8回3着6回と悪くない(2013年~2023年終了現在)。しかし、3度目の兵庫ジュニアグランプリとなると、昨年までの過去10年で地方馬が1着2回2着1回3着1回と一気に劣勢となる。

 門別は牝馬の番組が充実しており、それらが手強い傾向があるのも確かだが、中央競馬では秋になるとダートの1勝クラスが行われるようになり、中央勢もある程度のキャリアを積むことができるからだ。キャリアを豊富に積んで大きな上積みが見込めない地方馬と、キャリアの浅い時点で2勝した中央馬の対戦図式になれば、後者に軍配が挙がることが大半。競走馬はデビュー5戦目くらいまで、レースに慣れることで一戦ごとに大きな上昇を見せるからだ。

 実際に過去10年の中央の優勝馬を見ても、全て2勝馬が優勝している。2着馬も中央馬の場合は2勝馬で、1勝馬で2着だったのは、2017年のアスターソードと2020年のレディバグのみ。ただし、2017年は中央のダート2勝馬がこのレースの優勝馬ハヤブサマカオーの1頭しか出走していなかった年だった。

 遡れば2011年に前走2勝クラスで2着のゴーイングパワー(2番人気)が勝利しているが、同馬は当時が初ダート。このように初ダート馬がダート適性が高かった場合には、1勝馬でも勝つ場合がある。しかし、ダートのみを使われて1勝もしていない馬は、当てにならない面がある。

 また前走ダートの1勝クラスで2着だった馬もこのレースでは不振で、過去10年では3着が精一杯という状況下。このタイプはそれなりに人気になるが、点数を絞りたければ消してしまうのもひとつの手段かもしれない。

 本命候補にはやっぱり、前走1勝クラスの勝ち馬がお薦め。その中でも最有力なのは、プラタナス賞、オキザリス賞、なでしこ賞など、前走ダ1400m~1600m特別戦を勝利している馬だ。その成績はプラタナス賞の過去10年、オキザリス賞が東京ダ1400m戦として2013年度に復活して以降、なでしこ賞が京都ダ1400m戦として2014年度に復活して以降、【5・3・1・1】となっている。

 1着の該当馬は、2015年のサウンドスカイ、2017年のハヤブサマカオー、2018年のデルマルーヴル、2019年のテイエムサウスダン、2021年のセキフウ。2着の該当馬は、2016年のハングリーベン、2018年のオルトグラフ、2019年のメイショウテンスイ。3着の該当馬は、2020年のゼンノアンジュだ。唯一の4着以下は昨年、競走中止したトレドだ。これは例外として考えたい。

 またダ1600mのプラタナス賞の勝ち馬は、全日本2歳優駿に向かうことが多く、ここへの出走機会が少ないが、遡れば2007年のディアヤマトが優勝、2009年のナリタスプリングが3着と好走している。

 さらに昨年5番人気で2着となったスペシャルエックスのように、デビューから距離1600m以下では連対を外したことがなく、前走で地方馬限定の重賞を逃げて連対している馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は、【1・1・1・0】となっている。1着の該当馬は、2016年のローズジュレップ、2着の該当馬は2022年のスペシャルエックス、3着の該当馬はプライルードだ。

 最後に穴馬候補を紹介しよう。このレースは前走1勝クラスを勝利した馬が敗れることによって、高配当が発生している。特に2014年は、キャプテンシップの凡走によって、馬複3万2290円、3連単60万3300円の大波乱となった。前走1勝クラスの勝ち馬が信頼に足りないようであれば、いっそ波乱に賭けてみるのも悪くない。

 中央の2勝馬が凡走した場合にはいくらでも荒れようがあるが、そういう場合には地方馬がよく穴を開けているのがポイント。キャプテンシップが凡走した2014年のワン、ツーを決めたのも浦和のジャジャウマナラシ(7番人気)と門別のオヤコダ(6番人気)だった。

 また、芝のレースで2勝、同時が初ダートだったアズールムーンが凡走した2016年も、勝ったのは門別のローズジュレップ(6番人気)だ。これらの共通項は、地方のオープン以上のレースで連対実績があることと、前走で3角2番手以内の勝ちに行くレースをしていること。そういう地方馬の一発には注意しよう。



 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走、プラタナス賞、オキザリス賞、なでしこ賞のどれかを勝利した馬。
 ・前走、地方馬限定重賞で逃げて連対した馬(1600m以下戦では、全て2着以内が共通項)。
 
 ●穴馬候補
 ・地方のオープン以上で連対実績がある馬(前走で3角2番手以内が条件)。

 ●危険馬
 ・前走で中央の未勝利戦に出走か1勝クラスで2着以下だった馬(今回が初ダートの馬を除く)。

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2023年11月2日(木) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCスプリント2023~
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 JBCスプリントは、ダートスプリント路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で第22回目を迎えるが、第6回目の川崎開催時にはまさかの『JBCマイル』として行われ、競馬関係者やファンからブーイングを食らったことがあった。それ以降は距離1000m~1400mのスプリント戦で施行されている。

 主なメンバーは、前哨戦の東京盃組やマイルチャンピオンシップ南部杯組。近年は芝のスプリンターズSからの参戦も目立つ。また1400m開催時には、JBCクラシックへの出走が叶わなかった同年の白山大賞典の優勝馬が出走したこともあった。

 本来は前走で同距離か今回と1F前後の距離を使われている馬のほうが有利なはずだが、2.5Fの距離短縮でも白山大賞典の優勝馬が連対してしまうのが、スプリント路線の現状である。2008年にスマートファルコンが、2009年にアドマイヤスバルがともに2着と好走している。近年はダートグレードが充実しているので、中距離馬が出走してくることはそうないが、前走でスプリント戦に出走している馬よりも、マイル~中距離に出走している馬のほうが上という傾向は覚えておきたい。

 つまり、このレースは同年の東京盃に出走していた馬よりも、マイルCS南部杯に出走していた馬が有力。特に優勝馬が有力で、それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。2013年にエスポワールシチーが1着、2017年にコパノリッキーが2着、2015年にベストウォーリアが3着と、JBCスプリントが1200mで施行された年でも活躍している。

 さらに同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2015年のベストウォーリア

 また同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内の馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は2016年のベストウォーリア、2022年のテイエムサウスダン、3着の該当馬も2015年のベストウォーリアである。とにかく前走で南部杯に出走していた馬の活躍が目立つので、該当馬が出走していればそれらを本命候補としたい。

 一方、昨年のJBCスプリントで1番人気に支持されたレッドルゼルが4着に敗れたように、同年の東京盃で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・2・4・10】と、凡走率が高く、あまり信頼が置けない。特に前半3Fが前半3Fが34秒1より速い年で、3角6番手以下で連対した馬は、百発百中で人気を裏切っている。該当馬は、2014年の1番人気馬ノーザンリバー→5着、2016年の5番人気馬ドリームバレンチノ→10着、2021年の3番人気馬リュウノユキナ→5着である。東京盃でいわゆる展開に恵まれて連対した馬は、消してこそ馬券妙味だろう。

 その他、有力なのは同年のクラスターCの勝ち馬で、JBCスプリントが1200m以下で行われた年に限れば、過去10年のこのレースでの成績は【0・2・1・0】。2着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、2020年のマテラスカイ、3着の該当馬は、2017年のブルドックボス。今年はJBCスプリントが大井の1200mで行われるので、1200mのみをピックアップしたが、JBCスプリントが1400mで行われた年も、1400mのダートグレードで連対実績があるクラスターCの勝ち馬は活躍している。

 あとは前々走でダートグレードか南関東のアフター5スター賞を優勝した馬で、前走東京盃を逃げた馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年のサトノタイガー、2018年のマテラスカイだ。遡れば2010年の優勝馬サマーウインドも前記に該当している。

 最後に穴馬を紹介すると、前々走で大井のアフター5スター賞で連対した、前走の東京盃敗退馬だ。このレースは過去10年で地方馬が3度連対しているが、2014年に6番人気で2着と好走したサトノタイガーと2020年に優勝したサブノジュニアが前記に該当している。また遡れば2010年に6番人気で2着と好走したナイキマドリードも前記に該当していることから、南関東のスプリント路線馬は人気以上に手強いと言えるだろう。

 その他、マイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下に敗れた馬が穴を開けている。過去10年では2021年の南部杯で7着に敗れたサンライズノヴァが5番人気で2着に好走、2022年も南部杯で2着だったヘリオスが4番人気で3着と善戦している。遡れば2012年の南部杯で5着に敗れたスーニも4番人気で3着だった。南部杯の敗退馬は、この後、中央の武蔵野Sを使ってチャンピオンズCを目指すことが多く、滅多に出走してこないが、意外と好走しているので要警戒だ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯で優勝した馬。
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬。
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内馬。
 ・同年のクラスターCの優勝馬(JBCスプリントが1200mで行われる年のみ)
 ・前々走でダートグレードかアフター5スター賞を勝利かつ、前走の東京盃で逃げた馬。
 ・前走の白山大賞典で優勝した馬。


 ●穴馬候補
 ・前々走でアフター5スター賞で連対した、前走東京盃の敗退馬。
 ・前走のマイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下だった馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走の東京盃が前半3F34秒1以内のハイペースだった年に、3角6番手以降から連対した馬。

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2023年10月3日(火) 10:45 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~東京盃2023~
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東京盃は11月の大一番、JBCスプリントの前哨戦。このレースはダ1200mでは唯一の「JpnII」だけあって、スプリント路線のダートグレードの上位馬はもちろんのこと、マイル路線馬やアフター5スター賞の上位馬、さらにはJRAの芝からの路線変更馬など、様々な路線馬が集う。2013年~2021年の8年連続で、東京盃で5着以内の馬がJBCスプリントを優勝しているだけに、とにかく目が離せない一戦だ。

 まず本命候補を紹介すると、最有力は大井1200m実績があって、近走も好調な馬だ。同年の東京スプリントで連対かつ、同年のダートグレード5着以内の馬の過去10年の成績は【4・1・2・0】。1着の該当馬は、2014年のノーザンリバー、2015年のダノンレジェンド、2016年コーリンベリー、2019年のキタサンミカヅキ、2020年ジャスティン。2着の該当馬は、2021年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、2014年のセイクリムズン、2018年のグレイスフルリープだ。

 また過去1年以内にダートグレード勝ちの実績がある、前走テレ玉杯オーバルスプリントの出走馬が活躍している。それらはテレ玉杯オーバルスプリントの成績に関係なく活躍しており、過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のタイセイレジェンド、2021年のサクセスエナジー。2着の該当馬は、2018年のネロ、2019年のブルドッグボス。3着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー

 タイセイレジェンドテレ玉杯オーバルスプリントで2着で1番人気に支持されていたが、2021年のサクセスエナジーテレ玉杯オーバルスプリントで7着に敗れ、7番人気で巻き返しVを決めている。またネロは5着→2着(6番人気)、ブルドッグボスは6着→2着(7番人気)、2019年のサクセスエナジーは5着→2着(4番人気)。前走テレ玉杯オーバルスプリント出走馬の信頼性はあるが、同レースで連対を外すと4番人気以下になるというのが面白い。

 さらに同年のフェブラリーSで5着以内だった馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・2・0】。1着の該当馬は、2014年のノーザンリバー、2019年のコパノキッキング。2着の該当馬は、2022年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、2017年ニシケンモノノフ、2021年のレッドルゼルだ。これらも出走してくれば、人気にはなるが有力である。また前記の馬たちの共通項を見ていくと、全ての該当馬に過去1年以内に1400m以下のダートグレードで優勝実績があった。

 他では、近3走以内にJRAのオープンやリステッドを勝利した実績がある、今回3番人気以内の馬も活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・0・2・0】。1着の該当馬は、2020年のジャスティン。3着の該当馬は、2013年のアドマイヤサガス、2015年のコーリンベリー、2022年のオーロラテソーロ。このタイプは、昨年のスマートダンディのように、けっこう出走しているが、3番人気以内か、それ以外かが分岐点になっている。

 また、穴馬候補は同年のアフター5スター賞の連対馬である。アフター5スター賞を優勝して、このレースでアドバルーンを打ち上げた馬と言えば、キタサンミカヅキ(7番人気・1着)だが、それ以外でも2016年の3着馬プラチナグロース(7番人気)や2018年の2着馬キタサンミカズキ(2017年・4番人気)も前記に該当している。

 遡れば2008年に7番人気で2着のディープサマーも、2009年に4番人気で2着のヤサカファインもアフター5スター賞の連対馬だった。東京盃で穴を開ける地方馬は、ほぼテレ玉杯オーバルスプリントの出走馬かアフター5スター賞の連対馬なので、注意をしておきたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年の東京スプリントで連対かつ、前走のダートグレード5着以内の馬。
 ・過去1年以内にダ―トグレード勝ちの実績がある、前走テレ玉杯オーバルスプリント出走馬。
 ・同年のフェブラリーSで5着以内の馬。
 ・近3走以内にJRAのオープンやリステッドを勝利した実績のある馬(今回3番人気以内が条件)。
  

 ●穴馬候補
 ・前走のアフター5スター賞で連対していた馬。

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2023年5月3日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かしわ記念2023~
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 かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、JpnⅠだけのことはあって、同年のフェブラリーSを始め、GⅠ好走馬が多数出走してくる。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないのか? その1番人気の大半が一昨年のカフェファラオのように、前走でフェブラリーSなど、G1、JpnⅠを大目標とし、そこで結果を出した馬が大半だからだ。

 過去10年でフェブラリーSとこのレースを連覇したのは2014年のコパノリッキーのみ。一方で2016年のモーニン、2018年のノンコノユメ、2020年のモズアスコット、2021年のカフェファラオは、フェブラリーSを制した後のこのレースで馬群に沈んでいる。このことからもフェブラリーSを大目標にして、そこで好走した馬を狙うのは危険だ。

 また、休養明けのGⅠ、JpnⅠウイナーが出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。2021年に1番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。

 では、何が有力か? 同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内にダ1600m以上の古馬・牡馬混合GⅠ、JpnⅠで連対実績があった馬である。ただし、前記したように休養明けの馬は苦戦の傾向。過去10年の3着以内馬30頭中29頭がフェブラリーS以降のレースに出走していたことから、それらは狙い下げたいもの。

 ①同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬・牡馬混合のGⅠ、JpnⅠで連対実績、②同年のフェブラリーS以降のレースに出走していることが条件で、過去10年の成績は【6・1・2・0】である。1着の該当馬は、2015年のワンダーアキュート、2016年と2017年のコパノリッキー、2018年と2019年のゴールドドリーム、2021年のカジノフォンテン。2着の該当馬は、2015年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2020年のサンライズノヴァだ。

 さらに同年のフェブラリーSの1着馬は危険だと前記したが、2~3着馬は意外とここでも安定した成績を収めている。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・3・3・2】。1着の該当馬は、2018年と2019年のゴールドドリーム。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチ―、2015年のベストウォーリア、2020年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のインカンテーション、2020年のサンライズノヴァ、2022年のテイエムサウスダン。4着以下だったのは、2016年のノンコノユメ、2017年のベストウォーリアだが、ともに4着である。フェブラリーSの勝ち馬よりは狙えるようだ。

 最後に穴パターンを紹介すると、前走で3角先頭だった馬が穴を開けている。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。

 フリオーソは過去1年以内にJpnⅠで連対実績があったが、ワイドファラオのように2桁着順大敗からでも巻き返しているので、それらは警戒したい。また前記出走馬は前走でダートグレードか南関東の重賞に出走しているという共通項があったので、それらを条件としたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬・牡馬混合のGⅠ、JpnⅠで連対実績がある馬(同年のフェブラリーS以降のレースに出走していることが条件)。
 ・前年のチャンピオンズCで5着以内かつ、前年のダ1600mのGⅠ、jpnⅠで3着以内の実績がある馬。
 ・同年のフェブラリーSで2着、3着だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走でダートグレードか南関東の重賞に出走し、3角先頭だった馬。

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2023年5月1日(月) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かきつばた記念2023~
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 弥富トレーニングセンターを改修した新しい名古屋競馬場で行われる2度目のかきつばた記念。弥富トレーニングセンターは旧・名古屋競馬場と同じコース形状だったが、1周距離が1100mから1180mに延長された影響で1400mの距離設定がなく、昨年より100m長い1500mで行われるようになった。4角にスパイラルカーブも設けられたが、このレースで逃げ、先行馬が活躍している傾向は大きく変わらない。

 実際に前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープン、リステッドで3角2番手以内でレースを進めた馬が、このレースでは活躍している。それらの過去10年の成績は【3・1・1・0】と複勝率100%である。1着の該当馬は、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2020年のラプタス、2021年のブリッツファング。2着の該当馬は、2021年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、ラプタスである。

 また、かきつばた記念は第1回の1999年から2016年までは別定戦で施行されていたが、2017年よりハンデキャップ戦に生まれ変わった。ハンデ戦になるまでは、2009年のスマートファルコン、2011年のミリオンディスク、2010年のスーニ、2012年のセイクリムズンなど、前年のJBCスプリントの連対馬が出走することが多く、それらがここでも連対を積み重ねたが、近年はハンデを背負わされることを嫌って、それらが出走する機会が減っている。

 さらに過去1年以内にダートグレードで2勝以上していた馬がここに出走してくる機会も減ったが、出走してくれば有力。過去10年の成績は【0・1・2・0】となっている。2着の該当馬は、2014年のノーザンリバー。3着の該当馬は、2015年のメイショウコロンボ、2016年のレーザーバレットである。また2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当していた。

 また、このレースは2017度よりJRAの出走枠がひと枠増え、5頭出走できるようになった。これにより中央の新興勢力が出走してくる機会が増え、近2走以内に中央の3勝クラスかオープン・リステッド勝ちの実績がある馬が活躍している。しかし、2017年に前々走で中央のオープン勝ちのあったドリームキラリが、前走で名古屋大賞典に出走し、3.6秒差の6着に敗れ、このレースでも7着にだったことから、前走で大敗していないことを条件としたい。

 近2走以内に中央の3勝クラスかオープン・リステッド勝ちの実績かつ、前走で着差3.5秒差以内の馬に限れば、過去10年の成績は【4・2・2・0】である。1着の該当馬は、2015年のコーリンベリー、2016年のノボバカラ、2019年のゴールドクイーン、2021年のラプタス。2着の該当馬は、2016年のブルドッグボス、2019年のヤマニンアンプリメ。3着の該当馬は、2017年のショコラブラン、2021年のベルダーイメルだ。

 他に同距離の同年の黒船賞の優勝馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【3・0・0・1】。1着の該当馬は、2020年のラプタス、2021年のテイエムサウスダン、2022年のイグナイター。遡れば2012年の優勝馬セイクリムズンも前記に該当している。唯一の4着以下馬は、2017年の園田の所属馬エイシンヴァラーだが、7番人気で4着と人気以上の走りを見せている。今後はより黒船賞の優勝馬が出走してくると推測されるだけに注意したい。

 あとはトライアルレースである東海桜花賞の優勝馬も活躍。前走の東海桜花賞を0.9秒差以上で勝利した馬に限れば、過去10年で【1・0・2・0】である。1着の該当馬は2017年のトウケイタイガー、3着の該当馬は2013年のサイモンロードと2020年のドリームドルチェである。ハンデ戦になった2017年早々、ハンデ52kgのトウケイタイガーが逃げ切ったように、中央馬と比べて軽ハンデで出走できる前記該当馬の一発は警戒したい。

 最後に穴パターン馬を紹介しよう。2014年に6番人気で優勝したタガノジンガロのように、前走で中距離戦に出走していた馬だ。同馬はデビューから1700m以上の中距離戦を使われていたが、初めての1400m戦(準オープン)で3着に好走したことがきっかけで、ここに矛先を向けた馬だった。また2017年に4番人気で2着と好走したタムロミラクルも、前走のアンタレスS(1800m)で8着からの巻き返しである。

 ただし、前記2頭は中距離のダートグレードで4着以内の実績があった馬。短距離路線は中距離路線よりもレベルが低いために浮上したようなもの。ダートグレードでも上位レベルの実績がないと、過大評価は禁物だろう。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走で1400m以下のダートグレードや中央のオープン、リステッドに出走し、3角2番手以内だった馬。
 ・過去1年以内にダートグレードで2勝以上した馬。
 ・近2走以内にJRAの3勝クラスかオープン・リステッド勝ちの実績がある馬(前走で着差3.5秒差以内が条件)。
 ・同年の黒船賞を優勝したJRA所属馬。
 ・前走の東海桜花賞に出走し、0.9秒差以上で勝利した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で中距離戦に出走していた馬。
  (中距離のダートグレードで4着以内の実績があることが条件)

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テイエムサウスダンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 59ビュー コメント 0 ナイス 1

★根岸S

近10年のデータから

A……ZI値3位以内が9/10年連対、5位以内が毎年連対
⇒○1位9コスタノヴァ、2位12サトノルフィアン、3位10タガノビューティー
4位7エイシンスポッター、5位1クロジシジョー

B……3着以内馬は、前2走で、aG1で3着以内3/30,bG2,3で3着以内11/30
cOPなら全馬前走3着以内で4着以下無し10/30(2走前なら3着以内9/30か2人以内2/30)
d2、3勝級連勝1/30(前2走条件戦出走なら2人気以内で勝ち)、e重賞で3人気以内2/30
f例外の3頭は、16年グレープブランデー(13年フェブラリー1、14年武蔵野3)
18年ノンコノユメ(15年ユニコーン1,武蔵野1,16年フェブラリー2)
21年ワンダーリーデル(19年武蔵野1)
※東京マイル重賞1着実績
⇒○a10番
  b1番、2ドンフランキー、14スレイマン
  c4アームズレイン、5サンライズフレイム、8フリームファクシ、9番、11アルファマム、12番
13ロードフォンス
  dなし
  e(7エイシンスポッター)
  fなし
  ×3,11,12,15,16番 

C……軸は前2走でOP以上連対あり10/10年、15/20頭
⇒○1,2,4,5,6,8,9,10,11,13番

D……4人気以内が連対10/10年、6人気以内がワンツー9/10年
⇒1人8番、2人9番、3人13番、4人5番、5人2番、6人4番

E……優勝馬の前走と、その単勝人気および着順(過去10年)
年度 優勝馬         前走      前走の単勝人気 前走の着順
2015年 エアハリファ   武蔵野S(G3)  1番人気  2着
2016年 モーニン   武蔵野S(G3)  1番人気  3着
2017年 カフジテイク   チャンピオンズC(G1)11番人気  4着
2018年 ノンコノユメ   チャンピオンズC(G1)6番人気  9着
2019年 コパノキッキング  カペラS(G3)  1番人気  1着
2020年 モズアスコット   マイルCS(G1)  7番人気  14着
2021年 レッドルゼル   カペラS(G3)  1番人気  2着
2022年 テイエムサウスダン 兵庫ゴールドT(Jpn3)1番人気  1着
2023年 レモンポップ   武蔵野S(G3)  1番人気  2着
2024年 エンペラーワケア  御影S(3勝クラス)  1番人気  1着
※前走G2以下の7頭は1人気で3着以内
⇒◎8番、13番

F……近10年勝ち馬の連勝、連続連対実績=2連勝以上、5戦連続特注
   2014年 ゴールスキー    3連勝(芝)○
   2015年 エアハリファ    2連勝(5戦連続連対)◎
   2016年 モーニン      4連勝○
   2017年 カフジテイク    2連勝▲
   2018年 ノンコノユメ    4連勝(6戦連続連対)◎
   2019年 コパノキッキング  3連勝○
   2020年 モズアスコット   4連勝(芝)○
   2021年 レッドルゼル    2連勝(6戦連続連対)◎
   2022年 テイエムサウスダン 3連勝○
   2023年 レモンポップ    4連勝(9戦連続連対)◎
   2024年 エンペラーワケア 2連勝 (5戦連続連対) ◎  
※全馬連勝実績有り、9/10頭に○3連勝以上か◎5連続連対あり 
⇒◎9番、14番、16スズカコテキタイ
 ○1番、5番、8番、
 ▲2番、3番、4番、7番、10番、11番、12番、13番、15番、

G……前走OP組(0/5/6/53)4着以下は消し
⇒×3,15番

H……年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 7番人気以下
   4歳 3-2-2-11/18 16.7% 27.8% 38.9% 0-0-0-65
   5歳 4-2-2-25/33 12.1% 18.2% 24.2%
   6歳 3-3-3-31/40 7.5% 15.0% 22.5%
   7歳 0-1-0-32/33 0.0% 3.0% 3.0%
   8歳 0-2-3-18/23 0.0% 8.7% 21.7% 0-1-3-18※6人気が2着1頭
   9歳以上 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-10
⇒4才○なし
   ×なし
 8才▲3,10番

I……外国産馬(5/3/0/15)当日1人(3/1/0/0)
⇒なし

J……間隔  着別度数 勝率 連対率 複勝率
   連闘  0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%
   中1週  0-0-0-12/12 0.0% 0.0% 0.0%
   中2週  0-0-2-14/16 0.0% 0.0% 12.5%▲2頭は前走すばるS3着以内
   中3週  0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
   中4~8週 6-6-6-61/79 7.6% 15.2% 22.8%
   中9~24週 4-4-2-29/39 10.3% 20.5% 25.6%
   半年以上  0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%
⇒▲8番,12サトノルフィアン

K……馬体重470K未満(1/0/0/11)勝った18年ノンコノユメは重馬場レコード決着のスピード勝負
パワー優先の良馬場だと大型馬が優位
⇒×1,11番

L……6人気以下で連対した5頭のうち4頭は関西牡馬(残り1頭は項目Jの関東馬ノンコノユメ)
前走OP勝ち3頭と21年ワンダーリーデル(前走武蔵野S4着も19年武蔵野S1あり)
⇒▲1,3,4,6,7,10,11,12,14番

M……10番人気以下で3着以内に来た3頭は…8才馬で東京マイル重賞連対あり
2021年2着ワンダーリーデル (牡8)
2016年3着グレープブランデー(牡8)
2015年3着アドマイヤロイヤル(牡8)
⇒○10番
 ×3番

N……前走カペラS勝ち馬(1/1/0/0)※19年コパノキッキングは千四連対ありで前走カペラS2着の
21年レッドルゼルも千四OP勝ち有り、武蔵野S4着以内(3/2/0/4)
⇒▲1番(千四未勝利勝ち)

O……前走ダート千二~千六の4~6才馬で1人気(5/1/0/0/)
⇒◎8番


項目BとFから圏内は、2,4,5,8,9,13,14番で、昨年緩い流れで遅い時計のレースを
好走したリピーターの4,5番よりも、東京4戦4勝の9番を中心視
相手筆頭も13番で、次いで2,8,14番
ハナを切る2番に先行勢の3,4,6番あたりがどう絡むかでペースが変わってくるが、
スタート次第だが中団より前目で行ける9番が最適な位置取りを横山武が御して直線外から差し切るはず

馬連9→13,五百円 9→2,4,5,8,14各三百円 
三連複9=13-2,4,5,8,14各二百円 9=(2,4,5,8、14)BOX各二百円
三連単9⇔13→(2,4,5,8,14)フォーメーション各百円10点
9→(2,4,5,8,13,14)2,3着BOX各百円25点
複勝勝負は、問題なければ当然9番へ
≫≫9-13-11
馬連1470円、複勝190円
2番がハナを切ろうとするも5,12番が競ってテンが早くなり3F33.9とHペース
直線向いて9番がドンドン伸びて圧勝、13番もその後ろから差すも差は詰まらず
後方から11番が伸びてくるが届かず
データ的には9-13大本線大正解だったが、項目B,Kで11番を消して残念ミ凹○コテン
1人気8番はいくつか買いデータありながらやはりローテのJで着外に
上り切れる馬に女子ながら追えるレイチェルなら押さえておくべきだったか
稍重馬場でも不凍剤のせいで粘着質で追い込み効く馬塲になったのも奏功だった
馬連本線で三連系取りこぼしたのは痛い(ー'`ー;)



 また紐抜け 2024年6月2日() 18:12
石川ちゃん、テイエムサウスダンをマークしすぎ
閲覧 103ビュー コメント 0 ナイス 2

今のテイエムサウスダンは、エビショーというヘボ調教師が萎ませたからたいした大した馬じゃないからマークする必要なんかないのに。
外から少々強引にでも早めに仕掛けりゃ2着はあったでしょ…。
下手に馬体合わせるから、相手も闘争心に火がついて2着に粘られちゃったよ…。
金山は控えすぎ。行こうとしたら3と5に挟まれたのはあったけど…。
ヤリの川島は狂ったように先行へ。あのさあ、いつもそんな競馬してくんない?

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 また紐抜け 2024年3月10日() 18:26
テイエムサウスダン
閲覧 145ビュー コメント 0 ナイス 4

先行した馬で唯一粘って掲示板に残ったんだから復活の目途は立ったんじゃないかな?
調整してサマーCC辺りで掲示板に載ってくれれば…

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2023年2月19日フェブラリーS G114着
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2023年2月19日 フェブラリーS G1 14着
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